TOP > 1対1のなりきりチャット

 可愛いの魔法 (〆)/2202


最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
1881: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-07 19:38:41



はいっ、大丈夫です!
( 窺った言葉に対して肯定が返ってくると、ぱあっと雰囲気やら表情やらを輝かせ、先日相談に乗ってもらった浅倉玲さんへの感謝の想いの念を飛ばす。こくこくと頷きながら白とベージュのギンガムチェック柄のレジャーシートを手渡し、彼がそれを桜の花弁と芝の広がる地面に広げたなら、コートシューズを脱いでレジャーシートに上がると早速お弁当を広げ出して。順に蓋をぱかっと開いていけば、梅ゆかりや鮭わかめの丸いミニおにぎりに、おかずには定番の卵焼きにハンバーグとアスパラベーコンなどなど、そこに花の形にくり抜いたにんじんを散らしお花見弁当に見立てたもの。苦手なおかずが無ければいいのだけど。温かいお茶を紙コップに注ぎ使い捨てのおしぼりと箸を添えて彼の傍に用意しては、仄かに緊張した面持ちで手のひらでどうぞとお弁当たちを指し示つつも、味の感想を聞くまではそわりと落ち着きなく視線を彷徨わせるだろうか )
…──お口に合えばいいんですけどっ…、ど、どうぞ。

----

( / お休みをいただきありがとうございました、大変お待たせ致しました…!寛大なご対応もありがとうございます。お陰様で大分、体力も気力も回復したように思います。私も全然未消化リストを纏められておりませんので、進捗具合はどうぞお気になさらず…!またよろしくお願い致します* / 蹴り可◎ )




1882: 逆巻 傑 [×]
2024-04-07 20:55:42



…すげぇ、本当に弁当だ。
( 受け取ったレジャーシートを芝の上に敷いたなら、靴も脱がずに端の方へ腰を下ろし、着々と進められるセッティングを見守るばかり。多忙な両親の元で育った自身にとって弁当とは遠足や運動会でのみ準備される特別なもので、蓋が開かれ彩り豊かなおにぎりとおかず達が披露されると、物珍しげに至極当然の事柄を口にして。まずおしぼりで両手を拭き、清潔になった手のひらを軽く合わせて「いただきます」と唱えた後、紙皿の上に梅ゆかりのおにぎりと各おかずを一つずつ乗せてゆく。その中から最初に手をつけたのはハンバーグで、小さめサイズのそれを半分に切って口に運べば、密かに此方を窺う少女へ何の捻りもない感想をぽろっと零すように伝え )
──…美味い。




1883: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-07 22:18:00



( 〝本当に弁当だ〟と眼前の情報そのままの感想につい、くすと小さく笑みが漏れる。遅れて自身もおしぼりで手を拭き、紙皿の上におにぎりやおかずを取り分けつつちらりと反応を窺うように彼を見遣っては。簡素だからこそよくわかる味の感想が溢れると、微かな瞠目とともに瞳を煌めかせていき「─…よ、よかったあ…!たくさん食べてくださいねっ」と周りに桜以外の花をぱぱっと咲かせ。さて自分もと、いただきます、と手を合わせてはハンバーグをひと口ぱくりと頬張るけれど、脂が冷えたそれは焼きたて特有のジューシーさが失われ少しぽそぽそとしていて首を捻らせ。確かにまあ普通に美味しくはあるけれど、本当はこんなものじゃない。お弁当用のハンバーグってもっとこう、何か工夫を要するものだったのか。えーん、と双眸を不等号にあせマークを頭上に浮かべながら必死の訴えをしては、しお…と背景の花は縮んでいき )
──…ん、んん~…?待ってください、本当はこんなものじゃないんです!こう、噛んだらじゅわっとしててもっと美味しいのに…、うう、できたて食べてほしかった…!




1884: 逆巻 傑 [×]
2024-04-08 00:54:13



ふぅん…?
( 食べ始めて漸く食欲が湧いてくると、彼女の勧めに全く遠慮することなく他の品目にも黙々と手をつけ。胸裏で先と同じ感想を何度か零しつつ咀嚼する最中、此方の反応を待ってから食事を始めた相手がハンバーグを口に入れるや微妙な面持ちを浮かべては、何やら釈明するように主張するのを不思議そうに見て。半分残しておいたもう一切れを再度味わってみるけれど特別首を捻る程の粗もなく、必死の弁に洩れるのは曖昧な相槌。しかしきっと張り切って作ってくれただけに落胆も大きいのか、徐々に萎れてゆく姿に思わず小さな笑みを溢せば、まず実現することはないと分かっているからこその正直な応答を )
…ふ、自信作なんすね。それは俺もできたて食ってみたかったな。




1885: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-08 07:38:57



はい…一番得意な料理なので…──
( しょも…と肩と視線を落としていたけれど、ふと溢れる笑い声に、視線を戻したならきゅんと胸は容易くときめき。彼の言葉や表情にころりと立ち直っては、瞳を煌めかせながら「ほ、本当に?ちょっと、今すぐ料理系のお仕事来たりしないかな…」なんて、できたてに近いものを彼に提供できそうな状況を期待する言葉を呟いて。しおれていた背後の花は再び潤いを取り戻し、能天気にぷかぷか浮かばせつつ食事を進め、やがてお弁当箱のと紙コップが空になったなら両手を合わせ「ごちそうさまでした」と唱え。思い思いに過ごしている花見客らの一人である子どもも食事を終えたのか、じっとしているのに飽きたのか、紙パックのジュースを片手にきゃっきゃと走り回る声が聞こえる。シート上のお弁当箱たちを片付け終えては、改めて春の微風に揺れる桜の木を見上げつつ、この後起きる悲劇も知らずにのほほんと双眸を細めて呟き )
ほんと、お花見日和ですね…。




1886: 逆巻 傑 [×]
2024-04-08 13:47:36



食わせたすぎでしょ。
( 此方の発言に一縷の望みを見出したのか、精彩を欠いていた相手の顔ばせは途端に明るさを取り戻し。普段の彼女なら『いつでも作りに行く』くらい言いそうなものだが、仕事を頼みの綱にするという絶妙に現実的なラインを攻めてくる辺りに本気を感じ取っては、柔らかく吹き出した後に小刻みに肩を揺らして。シェフ曰く〝本当はこんなものじゃない〟ハンバーグを美味しく完食し、その他の品々も全て胃の中に収めたなら、きっちりお茶まで飲み切って「ご馳走様でした」を紡ぎ。一頻り桜を眺めてから、目的意識のもと芝の上に落ちた花弁を拾ってバケットハットに入れる作業を開始して暫く。退屈に耐えかねて遂に動き回りだす子ども達が視界に映ると、高校生にしてみても地味であろう行楽を満喫する隣を窺って口を開いた折、幼い体躯が転倒した拍子に手に持つ紙パックの中身が少女めがけて飛び散って )
…、そういえば水瀬さんのご家族って──




1887: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-08 19:52:02



はい、なんです──…っひゃ、え、なに!?
( 心地良い春の陽気や、花綻ぶ柔らかさにつられ普段よりも多少なり気が解れているのか、笑う度に纏う柔らかな雰囲気にきゅんとときめく。せっせと帽子の中に桜の花弁を入れる様子もなんだか可愛くて微笑ましく思えば、そっとスマホを構えて密かに撮影を──とその瞬間、彼に話しかけられ背筋をしゃんと伸ばしたなら、どてっと背後で転ぶ音とともに何かが腰回りに掛かり冷たい。瞳をまんまるにしながら驚いて上半身を捻り振り返れば、地面に体を突っ伏した男児とぱちりと目が合う。転んだことの痛さに加えて人にジュースを掛けてしまったことへの反省か、双眸を潤ませ今にも泣き出しそうな表情へとみるみる変わっていけば、慌てて靴を履きつつ男児の傍へと駆け寄ると「ありゃ…転んじゃったの、怪我ない?泣かないんだあ、すごいねえ」と手を取り立たせながら、にへらと笑みを浮かべて。きゅ、と唇の真ん中を上げつつ泣くのを堪えた男児はぷるぷると首を左右に振ると『おねえちゃ、ふく…ごめんなさい』と反省を口にするも「洗えばいいだけだし大丈夫!怪我しないように気を付けて遊ぶんだよぉ、お姉ちゃんとの約束ね」とにこやかに笑みを返すと、ほ、どこか落ち着いたようにこくりと静かに頷く男児。そこへ『うちの子がすみません…!』と事態に気付いた親御さんらしき女性が駆け寄ってくるけれど、液体の正体は子どもが握った紙パックから察するにりんごジュースのようで染みにはならないだろうし、差し出されたクリーニング代も丁重に断りを入れては、手を振りながら親子を見送って )




1888: 逆巻 傑 [×]
2024-04-09 00:08:35



…大丈夫すか?…クリーニング代くらい受け取れば良かったのに。
( 相手を振り返った瞬間、向けられたカメラレンズが目に入ると少し怯んだように言葉を詰まらせるも、直後により驚くべき出来事が起これば注意はすぐさまそちらへ。少女が転んだ男児を引き立たせて宥める傍ら、彼と一緒に走り回っていたもう一人の男児が此方を不安げに窺っていれば、隣のお姉さんより明らかに優しくなさそうな連れに怯えているのであろう様子に当惑して適当な方向へと視線を外し。その場が丸く収まるまでそうして口を出さず控えめに成り行きを見守ったなら、一家が去ってゆくのを確認してから、戻ってくる影におしぼりを差し出しつつ声を掛ける。結局一人で損を被った彼女にそうは言い条、自分も同じ状況ならそうしたかもしれないと思い直すと深くは立ち入らず。こうなっては花見を続けるわけにもいかないだろうし、そうでなくともそろそろ下山しようかと考えていたところ。提案に対して異論がないようなら、レジャーシートを回収して山の麓まで行きと同じ道を戻り始めるだろうか )
…、そろそろ帰りましょうか。




1889: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-09 02:10:10



オレンジジュースとかトマトジュースとかだったら、受け取ってたかもです。
( 彼の元へと戻っては安否を尋ねる言葉にこくんと頷きつつ差し出されたおしぼりへのお礼を告げ受け取っては、ジュースを被った衣類の上からぽんぽんと軽く抑えてみるものの、飲み始めだったのか紙パックから噴出された量は思いのほか多いようでしっとりと濡れた衣服に苦笑を浮かべて。「はい、そうしましょうか…」としまらない花見の終え方ながらも賛同を示し、レジャーシートを回収しその場を元の状態に戻して麓までの道を辿り降りてきたなら、来た時にタクシーから降りた時に見たアスファルトが視線の先に伺え始めると、はっ…と何か察したように口を開き足を止めて。考えるのは、用があるという彼の実家に寄った後のこと。この濡れた衣服のままでは、タクシーはおろか電車などの公共機関に乗れないのではないか。最悪せめて乾くまで待ってから帰る…?なんて、今更ながら困ったように視線を伏せながら口元に柔く握った拳を添えつつ一人対策会議を脳内で広げて )
あっ…、……。帰る時どうしよう…。




1890: 逆巻 傑 [×]
2024-04-09 02:39:12



( 木々の間から車道沿いに出ようかというところで、足を止めた少女が呟いたのは自身も下山しながら考えていたこと。元々は麓で別れて一人で帰らせようと思っていたが、ジュースを浴びた場所が場所だけにタクシーには乗れないだろうし、バスで立っているにしても100%を優に超える乗車率では誰にも触れないなど不可能で。それなりに距離のある駅まで歩いて向かわせ、そこから更に電車内でも立たせておくというのも、赤の他人を宥恕した彼女に対してあまりの仕打ち。となれば次の行動は一つかと、相手より少し先で止まって振り返れば、濡れて色の変じた衣服を目線で示す。もしそれに肯定が返ったなら、高校時代の通学路を並んで歩くことになるはずで )
…、うちまで一緒に来る?少し歩くけど…それ、早めに洗った方がいいでしょ。




1891: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-09 12:30:13



えっ、いいんですか?助かります、お願いします…!
( 足を止め進まない自分へと振り返った彼に気付いて視線を上げると、示されたありがたい提案に、ぱあっと表情を生き返らせる。ぜひ!と素直に受け入れては両手をぱちんとの顔の前で合わせながら請うと、数歩空いたお互いの距離を少し駆け足で埋めて。道ゆく人や行き交う車の搭乗者に濡れた衣服を見られるのは少し恥ずかしいため、肩に掛けたトートバッグの袋部分を背後側に寄せつつ車道沿いを歩き出していれば、ふと思い出したように〝うち〟について考えて。要するに彼の実家になるわけだけれど、もしかしてご両親がいたりするのでは…とはらはらしだしては落ち着かず。なんと言って挨拶すべきだろうか。玲ちゃん助けて、なんて心の中で願うも結局は半歩先の彼に尋ねるほかなく、おずおずと眉尻を垂らしながら焦りの色浮かべつつ問い掛けて )
…──あのぅ…逆巻さんのご実家ってことは、ご両親がおうちにいらっしゃるのでは…?わたし、なんて挨拶したら…!




1892: 逆巻 傑 [×]
2024-04-09 18:39:48



…ああ、いないすよ。
( 衣服にジュースを染み込ませたまま帰らなくて良いと知って顔を晴らした少女は、己の実家へと向かう道中新たな問題へと行き当たったらしく、少し注意を逸らす間にまた眉を困らせていて。歩みを止めないまま此方を窺う面持ちをちらりと横目で見ては、眼差しを前方の白壁に緑屋根の小綺麗な一軒家に戻しつつ、彼女の心配へと簡素に答える。しかしあまりに簡素すぎて誤解を生んだかもしれないと思い至ったのは、その二階建ての家の前で立ち止まり、両開きの門扉をくぐって玄関前まで辿り着いた時で。鍵を回して玄関ドアを開け放ち、先に客人を中へと通すと共に「…両親とも仕事で、今日は誰もいないんで」と改めてより正確な表現に言い換えると、背後が閉じ切られるや否や「両方いってるすか」と衣服の被害状況を確認し。次なる行動を呟いてバケットハットを靴箱の上に置いたなら、答えに応じた着替えを探すべく相手を残して二階へと上がってゆく。物が少ない上にきちんと整頓された家内は生活感のない印象を与える中、桜入りの帽子の傍に佇む色褪せた千日紅のハーバリウムだけが、予定外の来客を迎えたその空間で異質さを放っていて )
まずは着替えか…。少し待ってて。




1893: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-09 20:23:45



お邪魔します…──
( 非常に簡素な答えが返れば「…へ、」と短く一音を発して、だらだらと冷や汗を垂らす。触れてはいけない話だったのかもしれない、と迂闊な問いを掛けたことへの後悔を抱きながら道中を過ごしたけれど、ぽつりと溢したような挨拶とともに一軒家の中へとおずおずと足を踏み入れたなら、その背後で今更ながら加えられた説明に「あ…、そういうことでしたか」と、失礼がなかったのならよかったと安堵の息吐きつつ胸を小さく撫で下ろし。しっとりと濡れた衣服は上下とも。衣服を隠すようにしていた鞄を伸ばした腕の先へと下ろせば、こくんと小さく頷き返すとどこかへ先ゆく彼の後ろ姿を見送っては、ぽつりと大人しく指示通りに彼が戻るのを待つけれど。何に使うのか桜の花びらを入れた帽子へと一度視線を移したなら、その隣に佇むハーバリウム、それから片づけられた玄関全体、壁──その奥にはどんな空間が広がり、かつてどんな風に過ごしたのだろうか。ゆるく視線を動かしながら、彼が過ごした生活空間をぼんやりと見遣るとしみじみと呟いて )
逆巻さんのおうち…。




1894: 逆巻 傑 [×]
2024-04-09 21:32:19



…水瀬さん。これでいい?
( 相手の姿が見えるより先に階段から声を掛け、階下に足をつけてから差し出すのはネイビーストライプのシャツワンピースと白のニットベスト。母親のクローゼットから今日の少女の服装に色味だけでも寄せて見繕ってきた組み合わせだが、服の持ち主より7、8cmほど小柄な体躯にはやや大きく感じられるだろうか。もし彼女が肯いてそれを受け取るようならそのまま洗面所へと案内し、そうでなくやはりサイズの心配があるようなら、いっそのこと己のビックシルエットパーカーでも貸し出そうかと )




1895: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-09 22:13:16



!はい、…──あの、これって…。
( 2階から聞こえる声にぴっと背筋と視線を正しては、洗濯の間のひとまずの着替えにと持ってきてくれた衣服を受け取り広げ、自身にそっと当てがってみる。大きさは特別問題ないようだけれど、女性物──察するに彼の母親のものだろうか。気を遣って同性の衣服を用意してくれたのだろうけれど、見ず知らずの自分が借りていいものかと少し難しそうな表情を浮かべて。衣服から彼へと視線を移しては「勝手に借りちゃっていいんでしょうか…」と不安げな面持ちで窺って )




1896: 逆巻 傑 [×]
2024-04-10 00:02:49



別にいいと思うけど。
( 衣服を合わせる際、彼女が僅かに眉を曇らせたのを見て取ると、気に入らなかったのかと推察するもその要因は別のところにあるらしく。遠慮がちな尋ねには碌に思案することもなくあっさりと答えるけれど、それで晴れるはずもない表情に、母親の服を纏う間ずっと落ち着かない思いをさせるのも気が引けて。「じゃあ──」シャツワンピースとベストは少女に持たせたまま、踵を返して再び二階へと向かえば、程なくして戻る手にはゼニスブルーのオーバーサイズパーカー。自身の私服を掲げて見せながら、決定権は変わらず相手に委ねて )
…気になるなら、俺のにする?




1897: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-10 01:51:38



逆巻さんのがいいです…!
( 憂慮の言葉を聞き一度は肯定した彼だったけれど、再び二階へと引っ込み持ってきた服は、〝俺の〟と称したゆるっと大きめのパーカー。知っている仲ならまだ借りやすいどころか、好きな人の私物を着ても構わないならぜひお願いしたい。服を借りるのは、雑誌の撮影ロケ以来だろうか。願ってもない機会がまた訪れると微かに瞳を煌めかせ、こくこくと頷きつつ交換を求め。手に持っていた彼の母親のワンピースたちとパーカーとを入れ替えてもらったなら、今度こそ洗面所へと案内してもらうだろうか )




1898: 逆巻 傑 [×]
2024-04-10 08:28:22



( 分かりやすく気色を変えた彼女に小さく頷いて母親の衣類を受け取り、代わりに自身のパーカーを手渡すと、着替え場所を提供するべく廊下を少し進んだところにある洗面所へと先導する。少女が着替えを済ませる間、二階のクローゼットに不要となったシャツワンピースとベストを元通りに仕舞っては、戻って扉を隔てた外側から中へと声を掛け。内側から肯定の返事が返ったなら、洗面所へと足を踏み入れ、洗濯表示に沿って洗剤やら洗濯機のモード設定やらを準備するはずで )
着れたすか。




1899: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-10 12:46:23



ありがとうございます。
( わあい、と小さな声で喜び溢しつつパーカーを受け取れば靴を脱ぎ揃えて玄関先から中へと上がると、あまり人の家をじろじろ見てはいけないと思いながらも、彼の実家に比べてやや物の多い自分の実家とは違う生活空間をちらちらと眺めつつ彼の後に着いて洗面所まで移動し。この状況で着替えるのは少し緊張が走るものの、扉の向こうで離れていく足音が聞こえてきたことで仄かに安堵すると漸く着替えだし、幸い下着までは浸透しなかったようで濡れた衣服から解放されるとそのままパーカーを上から被り。今となっては生活拠点ではないからか、纏ったパーカーからは洗剤の香りも彼の香りも薄れ切っている気がする。ぶかぶかと大きいけれど丈は太ももが一応隠れるくらいといったところで、晒した素足は少し恥ずかしいような気がして足元を見つめていると、彼から様子を窺うように外側から声が掛かり「─…あ、はい」と返答しつつ扉を開けて。彼に衣服を託せば洗濯準備を進める様子を見守りつつ問い掛けて )
お願いします、…洗濯、どれくらいで終わりそうですか?




1900: 逆巻 傑 [×]
2024-04-10 18:31:42



──……、…本当にそっちで良かったんすか…。
( 廊下と洗面所とを仕切る扉が開かれると、その奥に現れるのは己の私服を身に纏った少女。できるだけ大きめのパーカーを選んだつもりが、実際に着用した姿は思ったよりもひやりとする丈感で、つい桜の木の下でカメラレンズに気付いた時と同様の反応を取って視線を外す。装いそれ自体は街中でも見かける着こなしではあるけれど、彼女の場合は一枚きりだと知っているせいか妙な緊張が走り、脱いだ衣服を受け取りつつ弱った声で呟けばそっぽを向くようにドラム式洗濯機へと方向転換して。努めてそちらに注目しないよう洗濯機の操作に専心して精神を落ち着ける最中、所要時間に関する問いが投げられては、色移りを気にして二回に分けることを説明した後に大まかな目安を答え )
一枚ずつ洗うんで…、一時間半もあれば。




最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle