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 可愛いの魔法 (〆)/2011


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自分のトピックを作る
1801: 逆巻 傑 [×]
2024-03-21 02:22:49



…ん。
( さてどうやって景品を落とそうかと脳内でシミュレーションしつつ100円玉を投入する中、音に溢れたゲームセンター内でもよく通る声援が届けばそちらを振り返り。冗談を真に受ける点も然る事ながら、まるで運動部の後輩のような応援にやはり体育会系なのかと僅かに目元を緩めると、騒がしい店内では到底届かないであろう返答の後に筐体へと向き直って。まずはぬいぐるみを獲得口へと近付けることから、と三本爪のアームのうち二本だけを景品の下に滑り込ませて、ユニットが浮き上がる力で地道に此方側へと寄せてゆく。それがもう暫し続くことになるだろうと予測していた三回目の施行、密かに狙っていたタグに上手く爪が引っ掛かっては、目前で落としてしまったものの目当ての茶トラは獲得口に顎を乗せた状態で。次ぐ四回目の施行でサメの尾びれ辺りにアームを差し込み、ひっくり返す要領で持ち上げたなら、想定よりも遥かに少ない回数で取り出し口に不思議な生物が現れる。それを両手で抱えて彼女の方へと差し出せば、アイドルの応援の絶大さを実感するばかりで )
…はい。応援、届いたすね。




1802: 永瀬ひな季 [×]
2024-03-21 03:22:14



( いつもひたすら持ち上げようとしては落ちるばかりな自分とは違って、彼のプレイは戦略的なようで的確に獲得への糸口を手にしていく。上手い人のやり方だ…と真剣にその様子を見守り、獲得口に顎が乗っては「あと少し!」と小さく声援を送った矢先の四回目の挑戦のこと。ついに取り出し口へと落下しては「やったあ!」と両手をぱちんと合わせながら嬉々とした声を上げて。瞳を煌めかせつつ出迎えるように両手を伸ばし、サメを被った猫のぬいぐるみを受け取っては、嬉しそうに表情を緩ませながら優しく抱き締めるともふりと頬を埋めて。毛色が彼に似てるから、この子にした。今日の思い出の宝物にしようと最初から決めていては、抱き締めた手のひらで大切そうに撫で )
わあ~…っふかふか!かわいいっ!ありがとうございます逆巻さん、本当に取れちゃうのすごいです。大事にしますね…!




1803: 逆巻 傑 [×]
2024-03-21 04:26:42



ぜひ。
( 自分一人でやる分にはいくら失敗しても多少懐が痛む程度だけれど、誰かに約束した手前それではいくらなんでも格好がつかない。少女の満面の笑みを前に人知れず胸を撫で下ろすと、先程受け取った紙袋に目を落とし、当初の返礼は達したかと心の内だけで判定して。となればあとは帰るのみだが、振り返ってみれば雑貨屋もクレーンゲームも此方の希望に付き合わせているばかり。単純に最近のゲームセンターの様子が気になることもあって、出口とは反対方向へと歩み出しては、店内を回りつつ彼女が興味を示すものがあれば付き合うつもりで。設置されているのはお馴染みのゲーム機が大多数を占め、音楽ゲームやアーケードゲーム、メダルゲームがそれぞれのコーナーに整列している。ちらりと中の見えた迫り来るゾンビを倒すガンシューティングゲームを、これはやらないだろうなと通り過ぎざま冷静に却下したなら、その奥に見えてくるのは多数のプリクラ機で )
…こういうゲームで遊ぶことって水瀬さんあるんすか。

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(/ 背後より失礼します。プリクラ直行想定で描写を飛ばしておりますが、何かやりたいゲームがあれば全然途中で止めていただいて構いませんので…!※蹴り可 )




1804: 永瀬ひな季 [×]
2024-03-21 10:45:39



小学生の頃ならメダルゲームとか音ゲーとかしてましたよ、…あ、あの太鼓のやつ!高校生になってからは全然かもしれないです、懐かし~…。
( 嬉しそうに周りにお花浮かぶ雰囲気を漂わせながら、大事に両手に抱きかかえつつ彼の半歩後ろを歩き出す。今日だけでふたつも大事なものが増えたし、仕事外で一緒にいられることが嬉しくて既に気持ちは潤沢しているけれど、彼はまだ放課後に付き合ってくれるのか出口とは別方向を進んでいることに気付いて。久しぶりのゲームセンターだから気になるものがあるのかなあなんて思うほか、プリ機以外のコーナーをじっくり見るのは多分小学生以来で、自分も何が並んでいるのかと周囲に視線を動かしていき。懐かしいゲームが並び、ぬいぐるみを片腕に移しては、あれやこれと人差し指を向けるなか、ガンシューティング…それもゾンビ系のものとなれば当然苦手でしかなくそれとは目を合わせないようにして。その奥のプリ機のコーナーに少しばかり視線を留めては、一緒に撮りたい気持ちがないと言ったら嘘にはなるけれど、彼はきっと撮らないだろうなあなんて思いつつひと通りのゲームたちを眺め終えプリ機が並ぶ手前まで来たところで。多様なゲームが並ぶ筐体の間に知り合いの姿が見えることなんて気が付かずに、来た道を振り返ろうとしながら「逆巻さんは、クレーンゲーム以外だったらどんなのを…──」と彼にも尋ねるだろうか )

----

( / ご配慮ありがとうございます…!久しくゲームセンターに行ってないため機体の記憶が怪しく、プリクラ直行コースにさせていただております。また昨夜は夜遅くまでお返事をいただきありがとうございました* 嬉しいのですが、嬉しいのですがどうかお仕事に障りませんように…! / 蹴り可 )




1805: 逆巻 傑 [×]
2024-03-21 14:55:27



へぇ…、どっちもやったことないな。
( 相手の関心を惹いたゲームに付き合う心算だけはあるものの、自身がゲームセンターに馴染み深いかと言われればそんなことはなく、クレーンゲーム以外はプレイ経験なしに存在のみ認知しているものがほとんどで。勝敗に拘らない性格ゆえに対戦型やギャンブル性の高いゲームとは相性が悪いらしく、家庭用のゲームでも熱中するのはパズルやクラフトゲームに偏り、唯一触ったことのある格闘ゲームでも惨敗続き。もし少女が意外にも常連だったのなら相手にならず退屈させること請け合いだが、筐体を眺める様子や発言から印象通りと知ってはあまり聞かせる気のない声音で正直なところをぽつりと零して。彼女も特にプレイしたいほど気になるものは見当たらなかったようで、プリクラ機のそばを通れば店内を一周し終えるかと出口に向かって足を踏み出した折、くるりと軽快に振り返った黒髪の後ろに見覚えのある人影が横切るように現れると視線はそちらに奪われ。と同時、咄嗟の判断ですぐ隣にあったカーテンの中へとぬいぐるみを持たない方の腕を引いて身を隠したなら、手首を掴んだまま声を出さぬようにと口元に人差し指を立てて )

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(/ 私もゲームセンターには造詣が深くなく、逆巻もクソ雑魚プレイをかますだけだったような予感がするのでむしろ助かりました…()そしてこちらこそ、昨夜は遅くまでお付き合いくださりありがとうございました* 夜型すぎるあまり休日は昼夜逆転しがちなだけですのでお気遣いなく…、背後様こそどうぞご無理のない範囲でお相手くだされば幸いです…!嬉しいのですが!※蹴り可 )




1806: 永瀬ひな季 [×]
2024-03-21 16:46:25



へ、──…っ!?さか、…?
( 店内のがやがやとした音に彼の言葉は掻き消され、なんて言ったのか顔上げ聞き返そうとした時。ぐ、と強く手首を引かれたかと思うと、瞬く間にぬいぐるみを互いの間に挟むようにしながら、半密室のような箱のなか対面した状態になっていては、ぽぽぽと頬を染めつつ困惑したように見上げると。し、と声を出さぬよう指示する仕草に小首を傾げると、ゆっくり状況把握に瞳を周りに向けて。カーテンなどで仕切られた箱の中──どうやらプリ機の撮影ブースの内側のようで、〝コインを入れてね〟と繰り返す音声にやたらと明るい室内によって気付かされ。どうして、となおもきょとんとしているところに、きゃっきゃと雑談する聞き馴染みのある声が近くを通れば〝もしかして!〟と全てを察したように、はっと頭上にびっくりマークを浮かべ。周囲から彼へと視線を戻すと、踵を上げて背伸びし耳元に近寄るとひそやかな声音で確認を取り )
うちのメンバー、近くにいます…よね…?

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( / それならよかったです!ひな季もリズム感でいける音ゲーや、体を動かすバスケの玉入れ系以外は基本的に雑魚いので、適当に何か合間にゲームを挟んでいたら空気感がどうなっていたことか…。 そうなんですね!たまにいつ寝てるんだろうと思うことがありました()こちらも無理しないように気を付けておりますが、会話している方が回復する時もあり…結果早くに寝落ちすることがあるのですが、またやってんなと笑ってやってください…!長々と失礼致しました、蹴り推奨です◎ )




1807: 逆巻 傑 [×]
2024-03-21 19:25:54



一緒にいるところ見られたら色々まずいと思っ──…
( グリーンバックと入口の間、裏側には大きなプリントが施されているであろうカーテン横の壁に少女を閉じ込めるように囲っては、外の会話ばかりを気にして眼前の当惑顔を暫し知らずに。ふっと声とシャンプーの香りが近付いて初めて瞳の先を傍へと戻すと、説明するまでもなく何か確信を得たらしい彼女の問い掛けに神妙な面持ちで頷いて。決して自分達の間に後ろめたいことはないのだけれど、一緒にいる理由を問われれば遅かれ早かれこの可憐な身に宿った恋心を悟られることになるだろう。誰にも──生活を共にするメンバーにも打ち明けていないと信じ込んでいるその秘密を隠し通すべく、此方も声量を抑えて改めて相手に意図を告げ始めるも、その最中彼女までも撮影ブースに引き込む必要はなかったのではないかと考え至ってははたと言葉を止め。急激に冷静さを取り戻してゆく脳がやっと現状を把握し、「…あ、すみません」と掴みっぱなしだった手首を解放して半歩後退したなら、ふいに箱の外から「ここ人いる?」と最良の機種を求めて彷徨っているらしい女子高生達の声が飛び込んできて )




1808: 永瀬ひな季 [×]
2024-03-21 20:34:59



確かに、…──!
( メンバー達には今までにも何かと恋路の協力してもらっているけれど、仕事外の時にこうして一緒にいるところを見られたら、恋話好きな彼女たちのことだし現状について根掘り葉掘り聞かれるに決まっている。彼の憂慮とは裏腹に別の憂慮を抱えながら、同調するようにこくんと頷きながら踵を下ろし、掴みっぱなしの手首への謝罪に「いえ」と短く言葉を返すと。ふいに箱の外から聞こえてきた声の方向へと目を向け、カーテンの下に見える二、三人はいるであろう女子高生の足を視認しては、今カーテンを開けられれば近くにいるだろうメンバー達に見つかる可能性が頭を過って。今出るわけにもいかなければ、これしか浮かばない──手を掛けられ微かに揺れたカーテンは、中から聞こえるお金の装飾された投入音によってぴたりと止まると「人入ってるっぽい、じゃああっちの撮ろっか~」との声と共に引っ込んでいき。咄嗟に取り出した淡いライトブルーの財布を手に、ほっ…と小さく安堵の息を吐くも、お金の投入口からおずおずと顔を上げ彼に向き直っては、申し訳なさげに双眸をぎゅうと瞑りながらあたふたと咄嗟の行動の謝罪を )
……、す、すみません!こうするしかないと思って…!




1809: 逆巻 傑 [×]
2024-03-21 22:21:31



…、確かに。
( 女子高生達の足音が他のプリクラ機へと移って行ったなら、撮影ブースに残るのは沈黙に居た堪れず放たれた少女の謝罪と、画面選択を迫る機械音声。きっと彼女がそうしていなければ自分が同じ行動を取っただろうし、何より最初に諸共カーテンの中へと引き込んでしまった落ち度もあれば、甘んじて受け入れようと理解を示すも表情は否応なく憮然として。しかしお金を入れてしまったと分かるなり枠外に出るでもなく応じる辺りは生得の真面目さが滲んでいると言うべきか、それらしく相手の右側に並ぶと、指定されるポーズは取らないまでも隣に視線を遣ったり、ぬいぐるみの手を握ってみたり、偶々撮影のタイミングでカメラを見たり等、気を紛らわすために動く様子が逐一シャッターに収められるはずで。そうして電子音声が終了を知らせては、慣れない空間に戸惑い、借りてきた猫のように大人しく一回り小さい背丈を窺う様がリアルタイムで画面に映しだされるだろうか )
…次は…?




1810: 永瀬ひな季 [×]
2024-03-21 23:35:47



次はらくがきで、こっちに移動ですよっ。
( 一度投入されたお金は返却できず、最悪一人で撮ろうかとも考えるなか、誰かに言われるでもなく右側に並ぶ彼にぱちりと双眸を瞬かせては〝いいの…!?〟と瞳は次第に煌めいて。そうして始まったプリクラ撮影は指示通りのポーズのほか、頬にハートの片割れを模したポーズを添えたり、頬をぷくっとしてみたり、獲ってもらったぬいぐるみを二人の間に添え小首を傾げてみたり。視界の端と画面で確認できる、隣でこじんまりとたまに動く様子が可愛くて、最初こそ微かに緊張した面持ちだった表情は緩んだりくしゃっと笑ったりに変化し、アイドルというより一人の女の子として収まっていることだろう。撮影が終わり落書きコーナーへの誘導音声と画面が映し出されると、カーテンに指を差し入れ隙間からそっと箱の外を窺い、人気が途切れていることを確認してから二匹の猫を引き連れるように落書きコーナーへと移動したなら、再度カーテンで仕切られた中でペンを片手に一応簡単な説明を。落書きのカウントダウンが進むなか、ちらりと隣を窺い見るように小首を傾げ申し出るも、最後には笑みを浮かべながら委ね )
このペンで文字とかスタンプとからくがきを──…していくんですけど、……よかったら、わたしが勝手にいろいろ描いていきましょうか。でも逆巻さんも何か描きたいのがあったら、ぜひ!




1811: 逆巻 傑 [×]
2024-03-22 12:10:47



…お願いします。初めてで要領掴めないんで。
( さながら泥棒のように慎重に箱外の人通りを窺った少女に続いてブースを移動すると、液晶パネルの前に設置された柔らかな長椅子に並んで腰掛ける。相手がペンを手に取るから自身も真似て眼前のペンを取り上げるも、〝らくがき〟の説明によって双方が描き込む必要はないと知れば素直に提案を飲んで。写真嫌いの己にプリクラを撮った経験などあるはずもなく、そして恐らくこれが最初で最後の一回となるだろう。彼女が独特な加工の施された自分達に更なる要素を追加してゆく間、毛糸を転がして遊ぶようにペン先でタブを切り替えてスタンプやエフェクトの種類を通覧したなら、制限時間が終了して出力方法を画像にするかシールにするか選ぶ段になっても、一任する姿勢を崩さず隣にじっと眼差しを注いで )




1812: 永瀬ひな季 [×]
2024-03-22 14:20:44



任せてください!
( 初めてのプリクラ撮影相手が自分だと知れば、言葉に出さないものの瞳は嬉しさを噛み締めるように煌めきを放ち。落書きを一任されると気合いが入るというもの。自分の名前に準えて〝すぐ ひな〟〝初プリ〟〝だいすき〟〝とってもらった!〟〝にゃーん〟などひらがな多めの言葉たちをプリに合わせて書き込んでみたり、視線を逸らして写る彼には猫耳や尻尾を付け足してみたり。自由に落書きし終え満足げにペンを元の位置に戻すと、シールだと万が一落とした時を想定して手元のスマホに画像取得することを選び。無事取り込んだなら、LINEを立ち上げ彼にも当然送信して「今、画像送りました」と報告を。落書きコーナーから退出する際も周りを警戒しつつ、特に問題なければカーテンを開き箱の外へと漸く出ると、今しがた保存したばかりのプリ画像を足を止めながらじっ…と眺めて。プリクラは撮れて嬉しかったけれど、加工されて実物とは多少異なる二人を眺めては、後ろに続いて出てきただろう彼へと半身振り向いて確かめるように見上げ。「─…やっぱり、実物の方がかっこいい」呟きとともに笑みを溢した表情は、ぎゅっと抱きかかえたぬいぐるみで口元が隠れているものの今日一日の多幸感に満ちていて。出口方向へと体を戻して気が付く、店内上部に設置された小窓から覗く紅掛空は、楽しかった放課後デートも終わりに差し掛かっているの伝えるようで。じきに瞑色へと変化するだろう空の様子に彼へと窺うように声を掛け )
もう暗くなりそうだし、そろそろ帰ります?




1813: 逆巻 傑 [×]
2024-03-22 19:30:18



( 画像送信の報告を受けてメッセージアプリを開けば、『じゃあ、また明日』で閉じていた会話の下にやたらとファンシーな色合いの写真──もといプリクラのデータが現れる。少し見ない間に文字やら絵やらが好き勝手追加されたそれに、教科書の偉人に角や髭を生やすのと似たものを感じ取っては成る程確かに落書きだなと得心し。過度に加工されているせいかあまり自分自身という感覚もなく、また彼女が年相応にはしゃげているのなら、猫耳を描き込まれたとて怒る気にはなれなくて。重加工よりずっと強力なフィルターのかかった双眸が此方を振り返り、とろけるような甘い笑みを向けられると、発言した張本人にも同じ意味合いの感想を抱きつつ、はにかむように斜め下へと目を伏せる。次に瞼を持ち上げた時、そこに浮かぶのは心なし穏やかな表情で、「息抜きになったすか」と遠回しに己と過ごした放課後の意義を問うては、ゆったりと出口へ足を向け。少女を追い越して先に店外の舗道へと出たなら、空を見上げる顔に淡く夕暮れ色を広げて肯いた後、何の合図も示し合わせもないまま相手の寮の方向へと一歩踏み出して )
…ん、帰ろうか。




1814: 永瀬ひな季 [×]
2024-03-22 21:43:24



息抜きどころか、幸せいっぱいでしたよ!
( バスドロップの入った紙袋は腕に、同じ片腕にはサメを被った猫のぬいぐるみを抱き、反対の手にはプリクラの画像を表示したスマホを持ち、更には両手に抱ききれないほどの幸せで満たされていれば、眩しいほどの笑みを浮かべながら応えてみせて。結局幸せな気持ちを貰ってばかりのホワイトデーになった気がする。寮の方向へと少しばかり先に踏み出した彼に「はい!」と嬉しそうにたたっと小さく駆け寄っては、徐々に瞑色へと移り変わる空の下、二人肩を並べて他愛のない雑談を交わしながら帰路に着き。やがて角を曲がった先に寮がある道へと差し掛かれば、関係者の目もあるだろうから、彼の数歩前にぴょんと足を伸ばして向かい合うように踵を返しては「─…もう近くなので、ここで大丈夫ですよ。送ってくれてありがとうございました。…それで、」と静かに微笑みを湛えながら告げると。ごそごそ、と徐に鞄の中から取り出したのは、雑貨屋さんで渡した紙袋と同じ柄の包装紙に包まれた小さな贈り物。何度目か分からないお返しのお返しにおかしそうに小さく笑いながら、はい、と彼の前へと差し出して )
これは今日貰ったものの、お返しのお返しの、お返しの…──ふふふ、何度目ですかねっ。これは、送ってくれたお返しにということで、受け取ってくれませんか?




1815: 逆巻 傑 [×]
2024-03-23 17:02:02



…いや、だからそれじゃお返しの意味が──
( 相手の寮に向かう間にすっかり陽は落ち、辺りには宵闇が迫る。目的地のすぐ近くまで来たところで曲がり角の手前を通せんぼするように身を躍らせた少女に従って足を止めては、ここまでで良いという言葉に納得し、踵を返すために重心をやや後ろへと傾け。そこへハンドクリームと同じタイミングで買ったのか、はたまたもっと前から準備していたのか、雑貨屋のロゴの入った贈り物が差し出されると、喫驚を露わにしつつも高校前では言えなかった遠慮する旨を口にしかけ、そして一度止める。店の価格帯を見るに高価な物でもないだろうし、お返しとしては受け取れないものの、これは彼女が自身に渡すために選んでくれたもの。逡巡の末に切った続きから返答を紡ぎだせば、両手は未だ下ろしたまま反応を待って )
…ないし、送ったくらいで礼なんていらないから…これは、そういうの全部関係なしに水瀬さんが渡したいと思ってくれるなら、貰います。




1816: 永瀬ひな季 [×]
2024-03-23 20:58:29



!──…実はこれ、ハンドクリームを買った雑貨屋さんで一緒に買ってて。
( 否定から入る言葉に、こんな理由ではもしかして貰ってはくれないだろうかと、唇をきゅうと引き締め眉尻を垂らしながら、贈り物を少し自分側へと引きよせる。薄暗くなってきた道をぽつりぽつりと街灯が照らし始める中、続いた彼の言葉に微かに瞠目して瞳を揺らしては、ふ、と表情を和らげて。いつどのタイミングで、なんて言って渡そうかと悩んでいた、彼に似合いそうという理由だけで買った、なんでもない贈り物──ただそれだけなのに。手元の贈り物に視線を下げつつ、言葉を紡いでいけば「ラッピングしてもらってる時に見つけて、つい」と経緯を明かし。きっと渡すきっかけなんてなんでもよかった。改めて包装紙を彼へと差し出しながら、はにかんだような笑みを浮かべて )
渡すタイミングなんていつでもよかったはずなのにね、えへへ。…似合うと思ったから、あげますっ!




1817: 永瀬ひな季 [×]
2024-03-24 00:00:08



ハッピーアニバーサリー!( クラッカーぱーん! / ゴールドの紙吹雪 )
ついに…、ついに出逢って1年が経ちましたね!( 両頬を包むように手を添えながら、じーん… )毎日楽しくて、本当にあっという間の1年でした。無病息災とまではいきませんでしたが、病める時も健やかな時も、ともに支えていただいた気持ちです。たくさんの思い出と楽しい時間をありがとうございました…!( 数々の思い出を伏せた双眸の裏に思い描いては / 双眸を開けると柔らかくまなじり下げ )
日頃の感謝と、これからも二人でお祝いしていきたい気持ちと、それから大好きの気持ちを込めて──…これを受け取ってください!( シックな黒のボックスに白のリボンが結ばれ / 中にはころんとした形のペアグラス / グラスの底にはふんわりとしたヴェールのような色彩で赤のポピーが描かれたもの / 透明の飲み物を注ぐと浮かんで見える仕組みのそれを、一年記念日のプレゼントとして )




1818: 逆巻 傑 [×]
2024-03-24 01:17:45



…本当に1年、あっという間だったすね。( クラッカーぱーん! / ひらひらと舞い落ちる紙吹雪をぼんやりと見上げ / 一枚一枚に浮かぶ思い出を眺めながら )こちらこそ、色んな面で支えてもらって、ここまで駆け抜けて──全部ひな季さんとじゃなきゃできなかったことばかりで、言い尽くせないくらい感謝してます。……だ、大好き…です。( 相手の気持ちの伝え方を真似てみるも、口に出して実感するそのストレートさに遅れて込み上げる照れ / 頬が徐々に熱を持ち )…可愛い。…、じゃあ、早速乾杯しましょうか。( 高級感のある箱の中からグラスを取り出し、上からも下からも底を覗き / 見惚れるように一言ぽろり / 仕組みを察しては恒例のシャンメリーを運んできて )




1819: 永瀬ひな季 [×]
2024-03-24 11:43:12



──…えっいま、…えっ!?( 嬉しい言葉の数々が耳と心に溶け込んで、薄くはにかんだ笑みを浮かべる中 / 無防備に聞いていた耳に届いた言葉に双眸ぱち / 赤みを帯びていく彼の頬に、間違いじゃないと知っては / はわ、と受け取った側も頬を染めあげつつ「わっ…わたしも大好き、すごく好き」と改めて )──…それこそ言い尽くせないくらい、好きです。( ふにゃふにゃ嬉しさに緩んだ頬とまなじり )ですよねっ、よかったあ…!はい、…ふふ、最早わたしたちには欠かせないシャンメリーですね。( 自分も気に入ったグラスを彼にも認めてもらえると表情綻ばせ / 何度目かわからないシャンメリーの登場だけれど、変わらず嬉しそうに頬緩め )




1820: 逆巻 傑 [×]
2024-03-24 12:02:25



>1816

ありがとうございます。…何だろう、楽しみだな。
( 一度引っ込めかけられた贈り物が理由を変えて改めて差し出されると、今度は素直な礼と共にそれを両手で受け取る。屈託なく宣言された動機からして身に付けるものとは察しがつくも、きちんとジュエリーポーチに入っているだけに中身は窺えず、あまり長く引き留めるのも憚られればちらりと角度を変えて見るのみで。ピアスを探していると話したから似合いそうなものを選んでくれたのだろうかと当たりをつけつつ、受け取ったアクセサリーをハンドクリームと同じ紙袋に収めては、想定外に長引いた予定もいよいよ終わりを迎え。「じゃあ、また」と告げて今度こそ背を向けたなら、次に仕事で顔を合わせる際にはきっと耳元でシルバーのイヤーカフが輝いていることだろう )

----

(/ 昨夜はこっちのお返事前に力尽きておりましてすみません…ホワイトデーイベの方、〆させていただきました!感想やら相談やらは1年記念が終わってからまたお話させていただきますね。それでは一度失礼します…!※蹴り推奨 )




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