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 可愛いの魔法 (〆)/2011


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自分のトピックを作る
1581: 逆巻 傑 [×]
2024-02-15 12:09:56



──…読めました?
( 無事に先方からの許可も下り、迎えた依頼当日。早めに到着したメイク室には少女と自身の二人きりで、簡単な清掃と道具の配置を終えれば、打ち合わせ内容を纏めたメモを渡していた相手の傍へと柔く腕を突いて。斜め後ろの位置から覗き込んだ用紙には、要望のあった『変身』のテーマと共に、アイドル時代の面影を残しつつも今の彼女にフォーカスを当てたヘアメイクの構想が細かに書き込まれている。視線を一日限りのアシスタントの顔へと移しては、「もうすぐ時間だけど」と心の準備の如何を窺って )

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(/ お待たせいたしました、開始ロルを置かせていただいております。もしやりづらさを感じたり、やりたい交流のご提案等がございましたらいつでもお呼びつけくださいね。来週ご都合についても把握致しました◎ それでは後編もよろしくお願い致します…!※蹴り推奨 )




1582: 永瀬ひな季 [×]
2024-02-15 16:02:46



ひゃい…!
( 低めのポニーテールを膨らませた玉ねぎヘアに丸眼鏡を掛けたアシスタント風な出立ちで、渡された構想用紙を最初こそ瞳を煌かせながら目を通していたものの、時間が迫るにつれて多少なり緊張は高まってくるもので。つつかれ微かに肩を揺らしては、短文ながら噛み噛みな返事と、唇を波線状にした緊張の面持ちで背後を見上げ「つ、ついに生の玲ちゃんが…!どうしよう緊張してきちゃった…」と用紙を握る手を小さく震わせ。このままで役立たずのお荷物でしかなく、邪魔になる。それは絶対に避けたいと双眸をぎゅっと瞑っては、緊張を吹き飛ばしてもらおうと背を向けて )
──…逆巻さん。わたしに喝を入れてください!こう、背中にやるアレを…!




1583: 逆巻 傑 [×]
2024-02-15 19:05:20



…え?
( 相手の緊張具合は尋ねるまでもなく、此方を振り返った頼りなげな表情に一抹の不安が過った折。彼女も同じように不安を覚えたのか、唐突に背を向け頼まれるのは、スポーツ中継等で時折見る気合い入れの〝アレ〟。思わぬ体育会系の解決法につい頓馬な声を上げるも、アシスタントを受け持ってもらう以上ある程度は緊張を解いてもらわねばならないのも事実。数秒の沈思の後に「…じゃあ、行きますよ」と声を掛けたなら、次の瞬間少女の背に伝わるのは強い掌の衝撃──ではなく、人差し指の置かれる微かな感覚だろうか。そのままさらさらと指を滑らせて行き、喝の字の七画目まで書いたところで動きを止めると、一度筆を離す。文明発達の代償か、頭に浮かべた漢字の細部に今一つ自信が持てなければ、結局先の七画をなかったことにして小さな背に〝かつ〟と平仮名で書いて )




1584: 永瀬ひな季 [×]
2024-02-15 19:52:59



?さか──…っひゃ、…っ!
( 合図を受け小さくこくりと頷いては、次に来る衝撃を覚悟して──いたけれど、背中に伝わるのはちょんと置かれた指先。あれ、と強く瞑っていた双眸を開け振り向こうとした時、そのままするすると背中を滑りだす指先の感覚の擽ったさに、びくっと肩を揺らしながら声を漏らす。思ってたのと違う。何か書いているのだろうけれど、擽ったさで全く分からないでいては、ふるふると震え堪えている途中、滞りなく滑らせていた指先が離れ一瞬ほっとしたのも束の間、再び滑りゆく指先に「っ…ふ、ふふ」と笑い声漏れる口元に持っていた紙を寄せて堪え。漸く指先が離れたなら、ほっと安堵するけれど擽ったさや予想外の行動には突っ込まずにはいられなくて、振り返れば堪えていた笑みを解放するようにころころと笑いながら指摘すると、冗談混じりに小首を傾げたそこにはすっかり緊張の色はなく )
…──あははっ、くすぐったかった~!普通は背中をぱーんって叩くとこじゃないですかっ、もう、びっくりしたあ。…で、なんて書いたんですか?「好き」?




1585: 逆巻 傑 [×]
2024-02-15 21:41:43



…ちょっとやったことなくて。
( 背に〝かつ〟を入れる最中から感じていた笑いを堪える気配が、最後の画の終了と時間差で弾ける。見慣れた明るい笑みが振り返ったなら、状態が戻らぬよう内心の安堵を隠し、此方も普段通りの無気力さで答えて。そこへ戯れ付くような悪戯な問いが寄越されると、全て知った上で揶揄われているのだと解釈し、目線を横に逸らしながら「…まぁそんなところです」と白々しい嘘を吐く。そうして相手がクライアントである時と変わらぬ和やかな空気が部屋に流れ始める中、ついにノックの音が響けば注意はすぐに扉の方へ。「どうぞ」の返事に従って奥から現れたのは依頼人の浅倉玲その人で、「おはようございます。今日はよろしくお願いします」と婉麗に微笑んだ彼女に挨拶で応じては、そのまま側の少女のこともアイドルではなくアシスタントとして紹介し )
初めまして、今日担当させていただく逆巻です。…こっちはアシスタントのみな──…永瀬です。よろしくお願いします。




1586: 永瀬ひな季 [×]
2024-02-15 23:33:27



……、へっ?
( 冗談混じりに吐いた言葉をふんわりと肯定されれば、驚嘆と喜色に満ちた一音を、頬を一瞬で染めながら零す。けれど視線も、最後の一画の文字の丸みも合わなければ嘘だと気付くには時間は掛からず、小さく頬を膨らませ言及しようかとしていたところに扉のノック音が響いて共に注意はそちらへ。扉の向こうから現れた彼女とついに対面すると、緊張が解れたこともあり今はただ憧れでどきどきと胸が高鳴るのを感じて。〝アシスタントの永瀬〟で紹介を預かり、今はアイドルではなくただの女の子。『若~い、(専門)学生さん?よろしくお願いします』と向けられた笑みに、昔テレビで観て興奮したあの感情が思い出されるようにぶわっと高まり瞳を煌かせて「はい…!よろしくお願いします!」と深々と頭を下げ。可愛い、美人!それになんだかいい匂い…と憧れのアイドルに会えて胸がいっぱいになったところで顔を上げては、早速アシスタントとして案内した先の椅子を引いたり、ケープを用意したりと最初の雑用を着々とこなして )




1587: 逆巻 傑 [×]
2024-02-16 13:02:05



みな──永瀬さん、スキンケアの準備を。
( 傍の少女ほど分かりやすくは表出しないものの、この職に就く以前から何度も媒体越しに見ていた顔と視線が交わるのは新鮮な心地で。張り切った様子でてきぱきと準備を整えたアシスタントに次の指示を出すと、己は顧客の前へと進んで肌の状態をつぶさに観察する。目立った粗のない肌は若々しく滑らかで、10代と言われても違和感を覚えないのではなかろうか。化け物じみてすらいる美貌に改めて敬服する折、大人しくしていた相手が不意に身動ぎしたかと思えば、ほっそりとした食指がマスクで隠れた自身の鼻先へととまり。突然のことに目を丸くしてぴたりと動きを止めたなら、ややあって「…ふふっ」と悪戯な息遣いが前方から洩れ、口角の上がった唇から「打ち合わせの時から思ってたけど、逆巻さんって猫ちゃんみたいですよね」と楽しげな声が発せられて。「はぁ…」と困惑する此方に構わず「うちで飼ってるんですよ、猫」なんて嬉々として話を続けだす彼女に調子を狂わされてしまえば、立ち上がってワゴンの方へと戻る最中、通り過ぎさまに弱った小声で基礎化粧品の塗布と話し相手を依頼人のファンに託して )
…お願いします。普通に塗ってもらえればいいんで。




1588: 永瀬ひな季 [×]
2024-02-16 20:28:16



( 自身にとっては呼ばれ慣れた名前だけれど、彼からすると呼び慣れていない。そのため度々言い直す様子がなんだか新鮮で、によ、と小さく笑みが漏れる。指示には「はい!」と快活な返答をしつつコットンや化粧水を用意を進める最中、ふと立つ笑い声に手元から鏡の前の二人へと視線を移しては、戯れ合うような雰囲気の二人が目について。意味は違えど両方大好きの対象、どちらの立場においても羨ましいことこの上なく、熱視線を送っていると。魅力にでもあてられたのだろうか、弱々しく仕事の一部を託されては「えっ、わたしが!?」と瞠目しながら彼と彼女を交互に見つめて。そうだ、今日はアシスタントとして来たのだ。鏡越しの彼女とぱちりと視線が合い、嫋やかに微笑まれては心は骨抜きにされながらもぴしっと姿勢を正し「わかりました…!」と意気込むと、コットンと化粧水を手に彼女の傍へ向かい。一度深呼吸をしては「スキンケアのほう始めていきますね、失礼します」と一言添えてから、彼女のきめ細やかな肌に化粧水を浸したコットンをそっと押し当て、テスト通りに順調にこなしていく中で『学生さんなんだよね』「は、はい」『やっぱり若いと肌にハリがあっていいな~』「ええっ、玲ちゃ…じゃなくて浅倉さんのお肌、全然10代並みですよ…!?」『本当~?嬉しい、ご褒美あげたくなっちゃう』なんて、仄かな緊張を感じ取ったのか彼女は、朗らかに話しかけてきてくれる。玲ちゃんとお話してる、嬉しい…!とぱやぱやと声音にも周りのオーラにも花咲かせ。程なくしてスキンケアが終わると、逆巻さんの方はどうだろうかと気に掛けるような視線を向けつつ、一歩下がりながら確認を促して )
…──逆巻さん、スキンケア終わりました。チェックお願いできますか?




1589: 逆巻 傑 [×]
2024-02-16 22:47:22



…ん、ありがとうございます。
( 元は少女の私欲から始まった今回のアシスタントとしての同行だったが、実物の肌状態と完成図を照らし合わせる間に背後で華やいだ声が上がりだせば、彼女を連れてきて正解だったと心中で安堵の息を吐き。互いに人好きのする性格ゆえか両者はすぐに打ち解けたようで、呼ばれて戻った顧客の眼前で「逆巻さん、永瀬ちゃんいい子で可愛いからうちに連れて帰っていい?」と女性特有の褒め合いの空気感で問われるも、蚊帳の外の自身は「駄目です。困ります」と正直な胸裏を迷わず口にして。それからスキンケアの具合を確認して軽く頷いたなら、少し時間を置いていよいよ本番。依頼人の気紛れで集中が途切れることのないよう先に策を打っては、静かに、けれど明確に顔付きを変えて )
…──じゃあ、始めていきます。気になるところがあればいつでも教えてもらっていいすけど…、それ以外の話はアシスタントの方にお願いします。いい子で可愛いんで。




1590: 永瀬ひな季 [×]
2024-02-17 00:24:54



( 憧れの人にいい子で可愛い、連れて帰りたいなんて言われてしまえばつい舞い上がるもので、「えっ」と嬉しそうな声を溢しながら、見えない犬耳をぴんっと立てては瞳を煌めかせて。即却下を出されつつも、うふふと愉悦の笑みを浮かべる彼女への肌チェックが完了したなら、いよいよ彼女の変身が始まろうとする。出番を終えたスキンケア道具たちを片付けると、以降は逆巻さんの傍で邪魔にならないように細やかな雑用をこなすつもりでいたけれど、話相手としての仕事を任されては、いいの?と言わんばかりに煌めく表情で人差し指を自分へと差した直後のこと。彼女の言葉を借りたものだけれど〝いい子で可愛い〟を認めるような発言に「えっ!」と今度は単純にも頬は色付き、微かな動揺を見せ。一世を風靡しただけあって、才ともいえる勘の働きを持つ彼女はその変化を見逃すはずもなく、何か悟ったように瞳を光らせ『はあい』とにっこり笑みを深めて。そうして始まったメイク時間は、口元近辺のメイクはさすがにお喋りはできないため、自分は静かにお手伝いをしながら真剣な表情でメイクを施す彼に見惚れたり、彼女と時折話に花を咲かせ猫の写真を見せてもらえたりなんかして時は過ぎ。少し話しすぎたか、小ぶりのペットボトルの水の用意はしていたもののそれが空になると『すみません、お水もう一本いただいていいですか?』とアシスタントの自分にではなく、逆巻さんの方を向いてにこやかに要望を出し )
あ、それならわたしが──…




1591: 逆巻 傑 [×]
2024-02-17 17:12:07



( 少女は顧客の雑談相手と自身のアシスタントの双方を器用にこなし、そのおかげで彼女達の話し声をBGMにした此方の作業も順調に進んでゆく。化粧乗りも抜群の肌は薄い膜を重ねる毎に隙のなさを増し、色を乗せれば反対に最盛期の未成熟な表情が顔の上に蘇る。過去の面影を残しながら大人になった今の浅倉玲を魅せる──その表現は相当に繊細で、最早すぐ傍で繰り広げられている会話も耳に入らないほど目の前の仕事に没頭していれば、視界に透明な何かが映り込むと同時に芯のある声が鼓膜を打ち。海洋哺乳類が水面に出て息継ぎをするかの如くゆっくりと深い集中から浮上して瞼を上げると、掲げられているそれは空になった水のペットボトルで、追加を要求されているのだと遅れて理解する。すかさずサポート役が役目を買って出るも、一度集中が途切れればどちらも同じこと。真っ直ぐに注がれる意味ありげな眼差しが少々気掛かりではあれど、要望に応えるべく道具をワゴンに置いては大雑把な指示を出しつつ部屋を出て )
…や、大丈夫です。俺が行きます。…、永瀬さんはヘアセットの準備だけお願いします。




1592: 永瀬ひな季 [×]
2024-02-17 21:05:34



あ…、すみません、よろしくお願いします。
( 彼女から彼への要望にはもちろんアシスタントである自分が名乗り出るけれど、一心不乱にともいえる集中力で只管にメイクを施していた彼は集中力を断ち切られたからか、構わないといったように要望に応えて。指示にこくりと頷きつつ、部屋を出る彼に申し訳なさげに会釈して見送ると、ヘアセットのためにコテやヘアアイロンを取り出し電源を入れる最中、『ね、永瀬ちゃん』とふいに声が掛かる。「はい」と彼女へにこやかに視線を戻せば、本当に唐突に『永瀬ちゃん、彼のこと好きでしょう』と楽しげに双眸を緩ませながら詰め寄られ。穏やかな瞳ながら狙った獲物は逃がさないような力がある。第三者にバレてしまうなんて、どれほどわかりやすいのだろうか。頬をかあっと赤く染めあげながら動揺の色を見せては「待っ…えぇっ、わ、わかりますか?」『わかるよ、恋する乙女の顔してる』と楽しそうに三日月に瞳と口元を緩める彼女とは反対に、はわわ、と焦るように両頬を包むように手を添えて。ふむ、と解析するように横へ視線をずらしては『でもあれはなんていうか、ちょっと鈍いタイプね─…鷹を括ってるというか。でもめげちゃだめよ、私にはわかる。ひたすら押していきなさい!』と最後にはウィンクを決めてアドバイスする彼女に、きらきらと瞳を輝かせながら両手は拝むかのようにして「ひゃあ…っ玲ちゃんからのアドバイス、しっかり胸に刻みました…!あっ、玲ちゃんだなんてすみません…でも実はわたし、小さい頃からすごく憧れてて…っ!」なんて興奮気味に暴露する中、さして遠くない廊下の自動販売機から彼がそろそろ戻ってくる頃だろうか )




1593: 逆巻 傑 [×]
2024-02-17 22:43:18



お待たせしま──…
( 部屋を空けたのは時間にして1、2分なれど、その間にメイク室の様子は一変していて。熱心に憧れを語る少女と、それを莞爾として頷きながら聞く対象。彼女達の間でどういうやりとりが交わされたのかは想像に難くなく、またそのために自身が追い払われたのだと腹落ちしては、顧客へ掛けようとした声を途中で切り、空のペットボトルの横に同じサイズの水をそっと置く。メイク再開のため元の位置に戻ろうとする過程でたっぷりの光を取り込んだ黒目がちな瞳が此方を向いたなら、〝良かったね〟とでも言うように微かに目を細めて見せるだろうか )




1594: 永瀬ひな季 [×]
2024-02-18 20:34:27



( アイドルという立場でありながらマネージャーと恋に落ちた身だからこそ、職場恋愛をする自分には親しみを感じているのだろう、当時を思い出すかのように細められた双眸は温かく。傍に置かれたお水に気付いた彼女は『あ、ありがとうございます。…それじゃ、続きもよろしくお願いします』と逆巻さんと自分を目配せしてはにっこり返し。ぱ、と彼へと向けた瞳はなんとも言い表せぬ感動に煌めいていたのか、微かな笑みが返されるとそれに含まれた意は十分に伝わって、ぱあっと笑みを咲かせ。彼女に向き直ると自信満々に笑みを広げながら、アシスタントと話し相手の両方を再開して )
逆巻さんが素敵に仕上げてくれますから、任せてください!




1595: 逆巻 傑 [×]
2024-02-19 20:12:08



なんで水瀬さんが自信満々──、…ま、任せてください。
( すっかり話し相手役が板に付いてか、顧客から掛けられた信頼の言葉に対して自身が返すべき応答まで少女に引き取られては、つい普段の呼び名で口を挟み。しかしそれに気が付かないまま彼女の宣言を肯定すると、仕上げ用のブラシを取って再び集中の海へと潜って行って。それから数十分後、広がりを取り戻した視野に映るのはヘアセットまでを終えた依頼人の姿で、その完成度を鏡越しに確認すれば満足げに表情を和らげる。「…ん、可愛──」上々の出来にお決まりの句が零れる寸前、それよりも先に「かわいーっ!」とヘアメイクを施された張本人がはしゃいだ声を上げたなら、此方の二人を振り返って〝可愛いでしょ?〟とでも言わんばかりの笑みで首を傾げて見せる相手にやや呆気に取られた後、小さな笑みで応えて )
…ご期待に添えたようで何よりです。

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(/ お返事お待たせして申し訳ありません…!そろそろ〆の方向に持って行こうかと考えておりますが、もし何か入れ込みたいやりとり等ございましたらご遠慮なくお伝えください* 特になければ蹴り推奨です◎ )




1596: 永瀬ひな季 [×]
2024-02-20 02:46:34



ほんとに、すっごく可愛いですっ!玲ちゃんのお顔も逆巻さんの腕も天才すぎて…!
( 全行程が完了しケープを取り払っては、衣装とも絶妙にマッチした彼女の変身姿に見惚れ、瞳を煌めかせる。自分の瞳以上にきらきらと輝く彼女の笑みが向けられては、両手の指を絡め合わせながらこくこくと首を縦に賛同し、それから感動しきりの小さな拍手を二人へと送って。『宣材写真の更新する時も絶対逆巻さんがいいって、主人に伝えておかなくちゃ』と上機嫌に表情を綻ばせる彼女。昔と同じように今も旦那さんがマネージャーを勤めているのだろうと微笑ましく感じつつ、微力ながら今回関われたことの嬉しさもあり、満たされた空間と心に表情和らげていれば『─…そういえば、永瀬みなちゃんっていうのかなあ~って思ってたんだけど…名前がミナセちゃんっていうの?』と自分と逆巻さんを交互に見つめる視線と目が合い。彼からは馴染んだ呼ばれ方だったからか、どのタイミングでかそう呼ばれていたらしいことに気が付かなかった。一瞬きょとんと双眸を瞬かせたのち手のひらを左右に振り否定すると、えへへと頬を掻きはにかんだ笑みを浮かべながら明かして )
え?あ、いえ…!水瀬っていうのは…実は、芸名で。水瀬ひなって名前でアイドルしてるんです、玲ちゃんに憧れたのがきっかけで。

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( / いいえ、こちらこそ寝落ちなどでお待たせしてしまってて。すみません…!なのでどうかお気になさらず…!
〆の方向ですね◎ 前レスで無意識の芸名呼びをしてくださったので、今後の恋愛相談役になるのなら、それをきっかけに浅倉玲さんとsnsの相互フォローのやりとりをできたらなあと考えておりますが、いかがでしょうか? )




1597: 逆巻 傑 [×]
2024-02-20 13:32:15



…ご主人にもよろしくお伝えください。
( ごく自然に配偶者を話に出した元アイドルが語るのは、己が今この場に居る経緯。「今回の依頼も主人の勧めなの」浅倉玲を発掘し、そして完璧に磨き上げたと名高い彼の推薦と知れば、誇らしい思いが湧き上がると同時にさして有名でもないヘアメイクにまでアンテナを張る余念の無いプロデュース精神に頭が下がり。定型の挨拶に含みのある笑みで「聞いてた通りだった」と視線を寄越されるのにはどう伝わっているのかと少し身構えるも、それ以上の言及はなく彼女の関心はアシスタントの方へ。急転した話題に自身がきょとんとする間に察しの良い少女は意味を理解したらしく、簡潔ながら不足のない回答で質問者を納得させたなら「へぇ~、水瀬ひなちゃん…チェックしとこ」との台詞に合わせて近くのスマホへとsnsのフォロー通知が飛んだ音がして )

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(/ 背後様こそお気になさらず…!睡眠大事です◎
展開についても把握致しました。早速さくっと相互フォローの流れを作ってしまいましたが、もっと違う形が良ければ書き直しますので…!※蹴り可 )




1598: 永瀬ひな季 [×]
2024-02-20 20:44:24



えぇ~っ、ありがとうござ…──
( 両手の指を絡めながら歓喜し、チェックしてくれるだけでも幸甚といったところに、お尻のポケットに入れていたマナーモードにし忘れていた自分のスマホの通知音が鳴る。あわあわと慌てふためきながら「す、すみませんマナーモードにし忘れてたみたいで…!」と、遅れ馳せながらマナーモードへと変更しようとポケットからスマホを抜き取り操作しようとしては。画面に表示されたsnsの〝「浅倉玲」さんにフォローされました〟との通知に一瞬時が止まり。「へ、え?」画面と、彼女の艶麗な笑みを交互に見つめること数往復。徐に逆巻さんの腕をがしっと掴んでは、彼に通知画面を見せながら )
さっ逆巻さん!これ現実ですか…!?

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( / 温かいお言葉も相互フォローの流れも、ありがとうございます* ひな季側のロルは一応次にて〆予定です、よろしくお願い致します。 / 蹴り推奨 )




1599: 逆巻 傑 [×]
2024-02-20 21:58:30



( わたわたと落ち着きなくスマホを取り出した少女の動きが一瞬にして固まったのは、そこに届いた通知を目にしてからのこと。間違い探しでもするかのように憧れの人と画面との間で視線を行き来させ、何度も何度もその内容を確認した後、最終的に大きく見開いた瞳とシステムメッセージの表示された画面は此方に向けられて。あまりの慌てぶりに何事かと文字を追えば、相手の様子に合点が行くと共に自身もまた僅かに目を見張る。しかしすぐに優しい息を洩らしては、掴まれた腕を一瞥し、その感触を証拠として素直な肯定の言葉を投げ掛け )
…紛れもなく現実すね、これは。




1600: 永瀬ひな季 [×]
2024-02-21 02:25:39



──……い、生きててよかったあ~!
( これが現実であると確かに耳にしたなら、脱力するように彼の腕から手を離すと双眸は横線に、唇をはわわと波線状にして、喜びを噛み締めるようにスマホを両手で胸に抱き。彼女のアカウントはもちろん前々からフォロー済みだったけれど、今日まで数万人いるフォロワーのひとりにしか過ぎなかった自分が、まさか相互フォローになれるなんて。きらきらと嬉しさ滲ませながら彼女に向き直り「ありがとうございます…!」『いいえ~、こちらこそ!フォローしてくれてて嬉しい』と彼女が笑みに花咲かせていると、出番を知らせに来たらしいスタッフが扉をノックし声を掛ける。『あ、もう行かなきゃいけないみたい。二人に会えてよかったです、また一緒にお仕事しましょうね!』と席を立ち、またね~と大きめに手を振り部屋を出て行く彼女の背を「ぜひ!お仕事頑張ってください…!」とぺこぺこ頭を下げつつ、少し手を振り返してみたりなんかして見送って。扉が閉じられ一瞬、部屋内に訪れた静寂。くる、と彼の方へと向き直れば、今回の件の改めての謝意を頭を下げ伝え。私欲に満ちたアシスタント希望だったけれど、無事邪魔なくできただろうか。そろりと頭を上げながら窺い見て )
逆巻さん、ほんとうに、わたしを同行させてくれてありがとうございました…!夢みたいでした。けど…わたし、少しは役に立ててましたか…?

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( / 綺麗に纏めきれなかったので次こそ〆レスにしますね、ぐだぐだですみません…! ※蹴り推奨 )




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