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 可愛いの魔法 (〆)/2066


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自分のトピックを作る
1461: 永瀬ひな季 [×]
2024-01-18 21:08:11



出てきた!──…じゃあ相馬くん、あとは作戦通りにお願いします…!
( 相馬くんと二人で固唾を飲み動向を見守っていた時、逆巻さんに動きが見られれば微かに瞠目する──というのも正直なところ、本当に捜索に動き出してくれるだろうかと一握りの心配は抱えていたから。その心配が打ち消された瞬間、嬉しさが沸き起こりながらも退出させる嘘を吐いたことには変わりなく、度重なる罪悪感に両手をぱちっと合わせては、逆巻さんごめんなさい…と念じるように謝罪を送り。〝ベージュのボアブルゾンに、黒いショートパンツと濃いグレーのタートルニットです〟とはぐれた場所含め服装について返信している相馬くんにも向き直り、彼にも改めて今回の呼び出し作戦を頼み込むと、よし、と握り締めた拳に気合を入れては逆巻さんと鉢合わせしないよう別ルートからターゲットである春名さんの元へと向かって。──そうして、今現在とても凍てついた空気が流れている。「ちょっと、お時間いいですか」と逆巻さんが座っていた椅子に手を掛け引いて、不安そうながらも神経張り詰めた表情で春名さんの向かいに腰掛けて。幸せ全開な投稿を書き込んでいる彼女とは思えぬ無表情さから一変、スマホから顔上げ自分の存在に気が付いた彼女は逆巻さんがいないからか、初対面の時とは違い怪訝そうに眉を顰めながらこちらの出方を窺うだろうか )

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( / 技量の問題でひとレスでは収まりそうになかったので、一旦区切らせていただきますね…!捜索描写、お好きなように練っていただけると助かります。春名さんらしい反応はこっち、などあればお好きに改変していただいて構いませんので◎ / 蹴り可 )




1462: 逆巻 傑 / 名塚 小春 [×]
2024-01-19 18:55:16



( やりとりをするうちに逸る気持ちが落ち着いてきたのか、それとも単に真面目な性格というだけか、先程と打って変わって細かに送られてきた情報を元に迷子の姿を脳内に描くと、時折顔を上げて通り過ぎる人々を確認しつつ捜索の計画を送り。『分かった。ありがとう』『手分けして探そう』『相馬くんは5Fから上を。俺は4Fから下を探します』対面より文面の方がスムーズにやりとりの進む彼のこと、わざわざ集合する必要もないだろうとそれだけで分担を決めてしまうも、了承の返事が来るまではその場に留まるはずで。もし相手から異論を唱えられることがなかったなら、本当に情報通りの服装なのか定かでない人影を探して、手始めにカフェのある四階をくまなく歩き出すだろうか )

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…意味わかんない。
( 睫毛を伏せて零した小さな呟きが、彼の居なくなったテーブルに虚しく響く。眼前に置かれてすぐは輝いてすら見えた映画の中のランチセットも、今やただの食事としか思えず、なかなか手を伸ばす気になれずにいて。これまでの下心の見え透いた男達とは何処か違う気がしていたのに、あの人も結局は可愛い子のところに行ってしまうんだ。私みたいなのがいくら取り繕ったって無駄なんだ。気弱そうな同級生を侍らせているアイドルなんて、絶対性悪に決まってる。あんな子に振り回されて可哀想に。「見る目ないなぁ」明確に優劣を突き付けられて傷付いた自負心が、負け惜しみのように見境なく毒を吐く。それでも収まらない疳の虫に、ぎゅっと唇を噛み締め、両手の拳に力をこめた──そんな折。前方に現れたのは彼曰く〝迷子になった〟という女子高生。しかしとても偶々見掛けた顔見知りに近付いてきた、という風には思えぬ様子に、ああ、ほら、やっぱり、と腹の底がすっと冷えてゆく感覚を覚え。向かいの椅子に座った相手へ形ばかり笑みを貼り付けたなら、言外に非難するようにちくりとひと刺しして )
…どうしたの?逆巻さん、あなたのこと探しに行っちゃったけど。

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(/ 直談判の場面を一人で回していただくのは流石に厳しいかと思いますので、春名さん視点を追加させていただきました!逆巻の方は「4Fはもう探したから…!」と遠ざけていただくでも、何かしら理由をつけて相馬くんと合流させるでも。相馬くんがひっそりと逆巻の動向を監視するロルやひな季ちゃんたちをはらはらと見守るロル、はたまた一人で暇潰しするロルを書いていただいても構いませんし、テンポ良く進めるためにまるっと蹴っていただいても大丈夫です。とにかくお好きなように扱ってくださいませ…!※蹴り可 )




1463: 永瀬ひな季 / 相馬 流星 [×]
2024-01-19 21:28:27



4階はまずい4階はまずい…!
( 永瀬さんが上手く春名さんと対面し内心ガッツポーズをしていたけれど、並行してやらなければならないミッションに直面する。普段であれば逆巻さんからの返信に沸き立つところではあるものの、今はひやっと背筋が凍りそうな想いで、ぶつぶつと口の中で呟きながら〝いあ〟〝いや映画館がある4階は捜索済みなので〟〝3階から下をお願いします〟とスマホに焦りに満ちた文字を打ちこんでいき。永瀬さんと鉢合わせしてしまっては非常にまずい、今はまだ。案内板が貼り付けられた柱から彼の動向をこっそり覗き込みながら上手く誘導しようと )

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そ、れは…その、知っています。友人にお願いして仕組んだことなので。……それは後で、ちゃんと逆巻さんに謝るつもりです。嘘とか苦手だし…。それでも苦手な嘘を吐いたのはどうしても、あなたとちゃんとお話がしたかったからなんです。
( ちくりと刺すような痛い言葉に、視線をふと下げ表情は翳っていききゅっと膝上に置いた拳を握り締める。彼には事情を説明したらきっとわかってくれるはず──仮にもし軽蔑されたとしても、利用される立場から彼が解放されるのなら構わない覚悟でこの場に来たのだ。バケットハットに手を掛け外すと、膝上に置きながら正面の彼女を真っ直ぐに見据えて理由を告げて。目の前の彼女は笑顔ながらもなんだか張り付けたような笑みで冷ややかに感じられては、ごくりと生唾を飲んで。それからすう、と小さく息を吸い込んだなら、意気込むあまりやや前傾気味になりつつ帽子握る手につい力を込めながらはっきりと純粋な気持ちを彼女に告げ )
単刀直入に言います…──逆巻さんのこと、いいね稼ぎに使わないでください。あの人は、そんな風に使っていい人じゃないんです…!

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( / わ~っ、春名さん視点を上げていただいてとても助かりました…!技量的に上手く纏められずとってもややこしい形にしかならなさそうだったのでありがたいです。お心遣い痛み入ります。
初めての試みでしたので好奇心からついそのまま続けてみましたが、ひな季たちがいる場への参入のタイミングが難しければもちろん蹴っていただいて構いませんので…!
それとついでにご連絡なのですが、1/31は終業後に予定があるため一日返信が難しいかもしれません…!ご承知おきのほどよろしくお願い致します。蹴り可です! )




1464: 逆巻 傑 / 名塚 小春 [×]
2024-01-20 12:38:24



( 落ち着いたような印象を受けたのは一度きりで、再び焦燥の滲む打ち間違いが送られてきては素直に内容を信じ込んで『了解』とのみ返す。来た方へと引き返すことなくそのまま3階を目指して下りのエスカレーターに乗ると、土曜日の昼の人出の中に目線を忙しく走らせながら早足程度にフロアを進み。3階には雑貨や衣料品店が多く並び、特に女性用のアパレルショップが半数以上を占めるけれど、構わず覗いて回っていれば広い婦人服売り場で40代程の世話好きそうな女性店員に「何かお探しですか?」と声を掛けられて。「あ、いや、人を…」と答えても気を悪くした風でもなく、試しに手のひらを宙に浮かせて大まかな身長を示しつつ探し人の特徴を伝えてみるも、相手は見掛けていないと首を横に振り。礼を述べて去り際、ふと振り返って「…泣いてる子も見てないすか?」と尋ねると、店員はぱちりと目を瞬かせ、それからすぐににこやかな笑みを浮かべて「見てないけど…、迷子センターならあちらですよ」と揃えた指先を通路の先へと向けて )

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( やはり迷子になったというのは彼女達の虚言だったらしい。それにまんまと釣られてしまう彼もどうかと思うけれど、痛いところを突かれて言い訳がましくごにょごにょと口を動かす相手の姿には何やら胸のすく思いがして。そのうち戻ってくると言っていたし、退席させられた話題の対象を今ここで呼び戻すより、向かいの少女が本性を現すまで煽って目を覚まさせた方が此方としても都合が良い。投稿の反響を確認していたスマホは敢えてテーブルに伏せ置いて、正義感に燃える瞳と正面から対峙する。切実な訴えを嘲笑うかのように笑みを深めると、とぼけているのだと容易に分かるとぼけ方をして )
…なんのこと?あたしは、ただあたしの好きな人と遊んで、楽しかったな~って思い出を載せてるだけだよ。

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(/ いえいえ、むしろ此方が先にお伝えしておくべきでしたね…!男子組の方も続けていただけて嬉しいです。相馬くん視点、直接的な絡みがないのでやや動かしづらいかとは思いますが、楽しみにしております…!
月末のご予定につきましても承知致しました。こちら蹴り可です◎ )




1465: 永瀬ひな季 / 相馬 流星 [×]
2024-01-20 21:15:15



( うっかり目を離した隙に、彼が知らぬ間に4階へと戻ってしまわないよう数メートル離れた後ろからスマホを片手に時折物陰に隠れつつ尾行を始めていき。培われたストーキング能力が発揮されているのか彼はこちらに気付く気配はなく、この調子で上手く誘導もできそうだと信じてやまなかったのは時間にしてほんの数分のことだろう。エスカレーターで降りた先の3階に足を付けたなら、広がる光景にごくりと息を呑んで。女性向けの売り場が多く立ち並べば心なしか良い匂いもするような。明らかに場違いだと自覚するにはそう時間も掛からなかったけれど、その中を厭わずに永瀬さんを探しに闊歩する逆巻さんは自身の目には勇敢に映ればきらきらとフィルターがかって。おろおろきょろりと周囲の雰囲気に当てられつつも、彼の背後を着いて回れば店員との会話の中に迷子センターとのワードが耳に届けば、それはまずいんじゃないかと心臓が焦りで早く鼓動して。もし彼がそちらに向かう素振りを見せたなら、手を伸ばしながら慌てて彼を引き止めに行くだろうか。 )

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すきな、ひと。……えっ、と。逆巻さんのこと、恋愛対象として好きってことですか……? 
( くすんだピンクのアイシャドウを薄く乗せ、細いアイラインと束感を持たせるためだけに薄く塗ったマスカラだけで仕上げた双眸をぱちりと瞬かせながら、彼女の言葉を反芻する。──というのも、snsで見る限りは他の男性とも同時期に会っているようだし、どうも逆巻さんのことが本気で好きなようには見えなくて。腕を組み考え込むように片手を顎に拳を添えては、少しの沈黙のあと疑るようにもう一度問い掛けてみて。もしそれで肯定の意が返ってきたならますます理解しがたいといったように、不思議で堪らなさそうに「…それなのに、他の男の人とも会うの…?」と言葉を続けるだろうか )




1466: 逆巻 傑 / 名塚 小春 [×]
2024-01-21 12:54:49



( 尋ね方のせいで探し人が幼い子供だと勘違いされたのだろう、相手が導く先を一度振り返れば確かにそこには迷子センターらしきカウンターがあって。しかし実際に探しているのは連絡手段を持った高校三年生であり、そこまで迷子に自覚的であればすぐにでもスマホを使用するに違いない。まぁあそこにはいないだろうな、とは思いつつ、親身になってくれた店員の厚意を無下にするのも憚られて一応示された方向に進むだけは進んでみる最中、ふと最初に取るべき行動を失念していたことに気が付くと少女宛に『気付いたら連絡ください。相馬くんが心配してます』とメッセージを飛ばす。そうして再び歩き出した自身を上階を探しているはずの協力者が引き止めたなら心底不思議そうな声を漏らし、そうでなければ迷子センターの前を通り過ぎざま、思わず親を待つ子供達をちらりと確認してしまうだろうか )
──…、相馬くん…?

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は…?…、誰があんな男…。
( 最初の勢いは何処へやら、単語の一つに引っ掛かって早くも脱線する相手にペースを乱されては、肩透かしを食ったように困惑した声を漏らす。と同時に置き去りにされた際の情景がフラッシュバックすると、憎々しげに恨み言が口から零れて。そのまま自分でも制御できない愛憎の念に駆られ、最早小賢しい誤魔化しも繕いも取り払えば、偏見と嫉妬心によって悪者に仕立て上げた彼女へと八つ当たりを始め )
…っていうかあなたも何なの?信者が減るのが嫌なの?いいでしょ別に、たくさんいるんだから一人くらい。




1467: 永瀬ひな季 / 相馬 流星 [×]
2024-01-21 20:04:42



ちょっと待っ──…たあぁ!
( 彼を引き止めようとした寸前、通路にはみ出していたキャスター付きの全身鏡の足に踏み出したつま先を引っ掛けてしまえば、ズベシャアと手を伸ばしながら滑るように転け。憧れの逆巻さんの前でなんたる失態。勢いで強かに打ち付けた腹と顔がヒリヒリジンジンと痛みつつも、むくりと手を付き起き上がっては四つん這いの格好で、はたと手に持っていたスマホがないことに気が付く。ハッ…と顔を上げたなら、逆巻さんの足元に自分のスマホが落ちているのを見つけるものの、転けた拍子に誤タップか何かしたのか運悪く今回の作戦が練られたメモ画面が映し出されており。それに気が付かず視線を泳がせながら立ち上がると、しどろもどろになりながら後頭部に手を当てつつ、スマホを拾い上げに歩み寄って )
いいい、いや、その…。迷子センターはちょっと…!

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( 彼女の仮面が剥がれた瞬間だった。驚いてぽかんと呆気に取られる中、仮面が剥がれた彼女の唇から紡がれていく…というよりは次々吐き捨てられる言葉たちに、カーッと怒りの感情が沸き立つと共に膝上に下ろした拳は固く握り、形のいい唇はむっと歪められ。こんなにも頭に血が上るなんてことあっただろうか。逆巻さんは別にわたしの信者でもないし、〝あんな男〟でもない。そもそも彼は春名さんのこと、友達だって言ってくれてたのに。「…ひどい、」とぽつりと溢れでた言葉をきっかけに堰を切る怒りに気を取られ、ヴヴ、とポケットの中で震えたスマホには気が付かぬまま、ぷんぷんと眉を吊り上げ怒りながらテーブルに手を付きやや前のめりに言葉を吐き出していき。自分に吐かれる言葉はどんなものだって構わないけれど、彼の気持ちが踏みにじられたように感じられて、自分でも驚くくらいとっても腹が立ち )
──…逆巻さんはあなたのこと友達って言ってたのに、酷い!わたしだって一緒に遊びに行ったりしたいのに!あんな男だなんて言わないで、逆巻さんに謝って。かっこいいだけじゃなくて笑うと綺麗で、たまに可愛くて、すっごく優しくて尊敬できる人なんだから!




1468: 逆巻 傑 / 名塚 小春 [×]
2024-01-22 01:25:56



……だ、大丈夫…?
( 何やら聞き覚えのある──ようなそこまで聞いたこともないような声に振り返ると同時、青年が綺麗なスライディングの姿勢で登場しては呆気に取られて数瞬静止し。漸く動き出したのは彼が体を起こし始めた頃で、足元へと滑ってきた物体をほとんど見もせずに拾うと、遠慮がちに声を掛けつつ持ち主の傍へと歩み寄る。しかしそれを渡そうと差し出したところで画面に映し出される計画に気付けば、思わずじっと文面に目を留め。時間にして2、3秒で大まかな内容を把握したなら、何事もなかったかのようにスマホを返却して負傷した相手を近くのベンチへと誘導し、自販機に向かう直前、静かな迫力と共に暗に説明を求めて )
…何か冷やすもの持ってくるから、そこに座って待ってて。…詳しく聞きたいこともあるし。

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( 呟くように零した言葉を皮切りに、すごい剣幕で捲し立ててくる少女に一度は怯むけれど、内容を聞けば聞くほど此方もふつふつと怒りが湧き上ってくるようで。自分だってそれなりに打ち解けて近付いたと思っていた。だというのにこんな扱いを受けて、加えてこの件を仕組んだ張本人から、まるで己の方が彼のことをよく知っているとでも言わんばかりの抗議だ。実際に会ったのはまだ4回程度だけれど、相互フォロー歴もそれなりに長い自身がたかがクライアントの一人に負けているだなんて信じたくなくて。対抗するように抱く思いを口に出して気が付いたのは、恋慕の情とまでは行かずとも、彼に惹かれていた事実。同様に前のめりになって言葉を連ねた後には、なのにどうして、と喉の絞まる感覚に苦しげに顔を歪め )
なっ──なにそれ…、そんなの…そんなの、あなたに言われなくたって知ってる…!一緒に居るとなんか自然と心地良いし、興味なさそうに見えるのに話した内容とか覚えててくれるし、メッセージだって結構マメに返してくれるし…!




1469: 永瀬ひな季 / 相馬 流星 [×]
2024-01-22 10:59:36



いやっ…その、はい。すみませんありが、…──。
( 全身鏡にさえ足を取られなければ、きっと見つかることなく存分に逆巻さんを追えていたはず。もっと足元に注意すること──今回の尾行の反省点として脳内に刻み込み冷静に悔やむものの、1対1で直接逆巻さんと対面しては彼を直視できず、自身を気遣うだけでなくスマホまで拾ってもらっては、視線を下へ泳がせながら声音は嬉しそうに。スマホを両手で受け取り落ち着きない謝罪と礼も並べると、誘導されたベンチに大人しく座りながらふとヒビ入ってないか確認しようと目を向けたスマホの画面、そこに映し出されたメモにぴしりと固まって。まさか。心情を口の中で呟きながらスマホを持ったままだらだらと冷や汗を流すと、とりあえずこのことを報告しなくてはとハッと気付き顔を上げた先に、冷やす物を片手に戻った逆巻さんと目が合うだろうか )
やばいやばいやばい…!はっ…永瀬さんに連絡しなきゃ…!

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( てっきり、そんなの知らないし興味ない!なんて言葉が並ぶかと思いきや、反撃するように連ねられた言葉たちは、彼女が彼のどんなところに惹かれているかを雄弁に語るもので。更にはやたらその内容に共感できてしまっては「…そうでしょ!?」とぷんぷんとしていた感情のまま上手く切り替えができずに勢い付いた同調を返すと、彼女の苦しげな表情を眼前にして覚える違和感に思考が止まれば、しばしの沈黙が二人の間に流れて。「……えっ?」わかってる…?となると前傾姿勢のまま神妙な面持ちで浮かぶ疑問。眉尻を垂らし困惑の表情を浮かべながら確認するように窺っては、彼女よりも先にどうして、となぜ認めないのか、なぜ利用するようなことをするのか疑問を含ませ )
逆巻さん、素敵な人ですよね…?どうして、…。




1470: 逆巻 傑 / 名塚 小春 [×]
2024-01-22 18:27:26



( 自販機で飲みきりサイズのお茶を購入してベンチに戻ると、誘導に大人しく従った彼は心中を態度どころか声にまで出していて。あまりの慌てぶりに少女に連絡するまで待った方が良いのだろうかと声を掛けずにいるも、青年が顔を上げれば時が止まったかと錯覚するほどしっかりと目が合い。何故か此方が少々気まずい思いをしつつ手に持っていたペットボトルを差し出しては、彼の隣に腰を下ろし、表示されたままの計画をちらりと横目で見る。読んだのはその中のほんの一部で、何らかの企みによって自身が今ここにいるということしか理解していなければ、独り言から得た情報を手掛かりに尋ね )
…それ、二人で考えたんすか?

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…どうして?
( 染み付いたマウント癖のせいか、舌戦の最中盛大に口を滑らせては、ヒートアップしていた先の時間が嘘のように場が静まり返り。戦うべき対象を見失ったかのように頓狂な声を上げた彼女が戸惑いを露わにしたなら、その要領を得ない問いを、何を問いたいのか分からないと聞き返すようにも、答えを口にすることを渋るようにも取れる語調で反復し。そしてやがて目を伏せぽつりと吐き出したのは、あまりに子供染みていて自分でも恥ずかしくなるような理由。──実らない想いなんて抱えていても無意味だ。そんなものは誰も羨ましがらないから。偽物の幸せに逃げ込んだ己には、幸せじゃない現実の何一つ受け入れることができなくて )
…だって、あのひと、あたしのこと好きじゃないじゃん。

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(/ 直談判の方が回収に向かうようでしたら、逆巻と相馬くんの方は説明を終えたところまで飛ばしていただいて大丈夫です◎ またひな季ちゃんの台詞も後の展開に繋がればお好きに変えていただいて構いませんので…!※蹴り可 )




1471: 永瀬ひな季 / 相馬 流星 [×]
2024-01-22 21:09:43



( 〝それ〟が指す言葉はすぐに理解した。隣に腰を下ろした憧れの人からそう尋ねられては永瀬さんへの連絡も忘れ、洗いざらい今回の計画の発端から全てを自首するように話し終えた頃には、貰ったペットボトルをヒリヒリ痛む頬に添えつつ、両足揃えるように縮こまりながらずーん…と反省の色を浮かべ。謝罪を口にしながら添えた言葉には、彼女が好きだから庇うとかそんな理由ではなくて、逆巻さんを想っての行動だったとの思いを説明外でも改めて告げるように )
──…す、すみませんでした…。で、でもあの、永瀬さんは怒らないであげてほしいです。

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……そ、それがどうかしたんですか…?
( 自嘲にも似た声音で吐き出された言葉に数回瞬いては、「へ」と短くぽかんとした言葉を漏らし。相手が好きじゃなかったら何だというのか、一緒に出掛けたり食事をしたりするくらいの関係なら嫌われてもいないだろうに。何か、相応のことが彼女の過去にあったのかもしれないけれど思わず口をついて出た疑問の言葉はひたすらに真っ直ぐな感情からくるもので。彼女と逆巻さんの仲を応援するつもりも彼女に逆巻さんを譲るつもりも毛頭ないけれど、自ら幸せの芽を摘むような彼女の言動にはなんだか黙っていられなくて )
嫌いって言われたわけじゃないなら、わたしなら伝える。ちゃんと好きって…一緒にいると楽しくて幸せって。

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( / お心遣いありがとうございます…!そろそろ4人が合流となる場面になるかなと思いますので、お好きなタイミングで相馬くんを引き連れてひな季たちに参入(描写も合流)していただけると助かります…!難しければ次のこちらのレスにて合流させます◎ / 蹴り可 )




1472: 逆巻 傑 [×]
2024-01-22 22:37:30



…まぁ、俺は別に…。
( 多少の徒労感こそあれ、計画の全貌を知れば自身が傷付くことのないよう立ち回ろうとしてくれたらしい内容に怒りが湧くことはなく。ただそれを現在進行形で最も影響を受けている彼女がどう受け取るかは予測もつかず、時刻と少女からのメッセージが返ってきていないことをスマホで確認しては、ベンチから徐に立ち上がる。店を出てから15分程、戻るには良い時間だろう。隣の青年の打撲の具合を尋ねた後、問題ないようであれば彼を引き立たせ、再現カフェへと舞い戻る。少し前まで自身の座っていた椅子には聞いた通り探し人が腰を下ろしていて、雑音の多い店内を微かに会話が聞き取れる程度の距離まで進むと、マスカラで伸ばした睫毛が下を向いているのが見え。「…れは、あなたがそうしても許される存在だからでしょう?」一体何の話をしているのかは皆目見当もつかないものの、続く「あなたはいいよね、可愛くて」のあまりにうらぶれた響きにボアブルゾンの背後でぴたりと足を止めたなら、自らの存在に気が付いた相手ははっと息を呑んで )




1473: 永瀬ひな季 [×]
2024-01-23 00:04:47



…──さかっ、逆巻さんっ…!
( そういう彼女自身は許されない存在で、自分は可愛いだけで得する存在とでも言うような口振りだった。二人で気兼ねなく出掛けられる春名さんが羨ましいけれど、彼女からするとわたしは嫉みの対象になるらしい。その気持ちは思いのほか強く、多分自分の口から何言っても届かないかもしれない──、ぐ、と口を噤み言葉を詰まらせていた時、彼女の背後に足を止める存在に気が付いて視線を上げたなら、さあっと血の気が引いていく。その更に後ろには手を顔前で合わせゴメンとジェスチャーしながら、汗を散らす相馬くんの姿。スマホ、確認し忘れてた。きっとバレたんだ。ガタッと椅子から立ち上がり通路にズレては、これまたがばっと頭を深々下げながら双眸を固く瞑り両手揃えて誠心誠意の謝罪をするけれど、早い彼の帰還に動揺しあたふたとした声色で )
あの、ごめんなさい…!これはそのっ、どうしても春名さんと話がしたくて…!相馬くんに協力してもらって、あの…。




1474: 逆巻 傑 [×]
2024-01-23 12:59:34



…、…ま、元気なら良いです。
( 普段と様子の異なる友人に次いで、少女が此方を認めては立ち上がって勢い良く頭を下げる。まさかそこまでの謝罪があるとは思っておらず、ちらほらと周囲の視線を集めていることにも居た堪れなくなれば、ぽんと後頭部に手のひらを乗せて率直な思いを告げて。そのまま横を通り過ぎてばつが悪そうにしているもう一人の女性の元まで歩み寄ると、まずは「すみません、色々…迷惑かけて」と置き去りにしたことを詫び。不機嫌故か気まずさ故か相手がそれに硬い声で「うん」とだけ応えたなら、前置きに身までを硬くするのを見て取って勿体ぶらずに用件を伝える。自己肯定感の低さを窺わせるような素材を殺すメイクの仕方は前々から勿体無いと思っていたけれど、頼まれてもいないのに口を出すのもお門違いかと今までは言及せずにいて。しかし先程の発言を耳にしてはお節介を焼かずにはいられない。最後に付け足した一言でその意図は伝わったようだったけれど、しかし彼女は「絶対嫌」と語気を荒げて思いのほか強い否定を示し。「…あ、いや、自分のすっぴんが好きじゃなくて…だから見られたくない、…です」自身が断られて余程哀しそうな顔をしていたのか、慌てたようなフォローが入るも、それに「そうすか?どのパーツも綺麗な形してると思いますけど」と返し、仕事柄ある程度はメイクの施されていない顔が想像できる旨を説明すると、相手はついに愕然としたまま石のように固まってしまって )
…前から言いたいことがあったんすけど──俺に、メイクさせてもらえませんか。とびきり可愛くするんで。




1475: 永瀬ひな季 [×]
2024-01-23 20:03:49



ありがとうございます…。
( ぽんと軽く撫で受けた後頭部の感触に、胸の支えがいくらか取れたようにほうっと息を吐き出して胸を撫で下ろし。蒼白から眉尻を垂らしながらも安堵の色に変わればお礼を伝えつつ顔を上げると、痴話喧嘩か何かとちらちらと見ていた周りの目は散っていき。逆巻さんに謝らせてしまっている…とまだ多少なり反省の色を引き摺っていれば、胸の前で片手を包むように両手を組みながらしおらしく二人の動向を見守っていると。逆巻さんのメイクの申し出にざわっと沸き立った相馬くんを隣に感じつつ、春名さんのパーツを褒める逆巻さんの言葉につられるように改めて彼女の顔を眺めてみて。こってりめの化粧で隠れているけれど、確かに彼女が卑下するほどではないのではと、逆巻さんに同調するようにこくこくと頷く。けれど説明を受けぴしりと固まってしまう春名さんの気持ちも、なんだかわかる。心寄り添うまま数歩、彼女の方へと歩み寄っては傍に膝折りしゃがみむと思い思いの言葉を紡いでいけば、逆巻さんの話になると次第に瞳を煌めかせ表情を綻ばせていき。眩しい光に当てられたように、ぐ、と双眸を細めた春名さんが『ああもう』とかぶりを振ったなら『女性のすっぴんを晒すんだから、絶対に可愛くしないと許さないから…!』とヤケになったように振り切った彼女が頬を仄かに赤らめながらついに折れて。そこに相馬くんが「ああ、あの俺っ逆巻さんがメイクしてる姿、見たいです!」と遂に抑えきれなかった願望を勢いよく吐き出して )
…春名さん。今日は楽しい時間の邪魔しちゃって、ほんとにごめんなさい。…逆巻さんがしてくれるメイクね、すごいんですよ。憂うつな気持ちも吹っ飛ばしてくれるくらい自信が湧いてくるの。きっと、もっと素敵な時間になりますよ。




1476: 逆巻 傑 [×]
2024-01-23 22:46:49



……、そっち…?
( 少女の一押しでメイクアップの許諾が下りると、ふっと目元を和らげ、手助けの礼を言うように隣へと目配せをする。そこへそわそわと落ち着かなげにしていた青年が思い切って声を上げては、施される側の変貌ぶりではなく施す側の仕事ぶりを見たいという奇特な要望に思わず素の声が漏れ。「…春名さんが良ければ」自身は特段不都合もないため気軽に了承するも、素顔を見られることを厭う彼女はどうかと遠慮がちに窺えば、そこには先程の告白が相当堪えたのか「もう好きにして…」と両手で顔を覆う姿があって。満場一致とは行かずともひとまず意見がまとまったなら、再度傍へと目を遣り、意思確認の済んでいない最後の一人へと短く問う。たとえその答えが応でも否でも、テーブルに並んだ女王の昼食が片付けられるまでの間、各々席に着いてオーダーした品を嗜む穏やかな時間が訪れるだろう )
…水瀬さんも来ます?




1477: 永瀬ひな季 [×]
2024-01-24 03:15:57



わ、わたしも見る…!
( 皮を被る必要もなくなったからか内面を曝け出すようになった彼女の姿が、なんだか可愛らしく瞳に映るとついまなじりを下げる。相馬くんの見学の許可が下り、続けて問われて視線を逆巻さんへと移すともちろん!と意欲満々に首を縦に振り頷いてみせ。文字だけのメニュー表に頭を悩ませたけれど、映画をよく知る逆巻さんや春名さんの協力のもと好みの料理に各々お腹を満たし、空の皿が下げられていけばふいに逆巻さんへおずおず窺うように問い掛けて。場所も、女性同士ならトイレのメイクルームで事足りるものの、そうでなければどこが良いだろうか。今回のお詫びにもならないかもしれないけれど、ひとまず普段から鞄の中に入れているメイク直し用のポーチを取り出しては、パウダーとマスカラ、一つ二役のリップチークが入った中身をお披露目しながら申し出て )
ごちそうさまでした──…そういえば逆巻さん、お休みじゃないですか。メイク道具とかは…?わたしが持ち歩いてるもので、使えそうなのあれば使ってください…!これくらいしか入ってないけど…。




1478: 逆巻 傑 [×]
2024-01-24 21:56:09



…ありがとう。けどこれから行くところにツールは一式揃ってるし、コスメも春名さん用に揃えるんで、心配いらないすよ。
( 食事は既に済ませていたためにホットドリンクのみを注文し、会話に混ざるのもそこそこにスマホを操作していた折。再現メニューを完食して意識が次に向いたらしい少女が健気にも自らのメイクポーチを開いて見せれば、きょとんと瞬いた後に柔らかく破顔して。たった今予約したレンタルスタジオの画面を開いてテーブルの上に出し、内装の写真と説明欄を軽くスライドさせると、不足のないメイクルームであることが卓を囲む全員に伝わるだろうか。化粧品類も先日のコスメストアで購入する旨を告げては、仕上がりを見て気に入ったものがあれば使用する本人に買い取ってもらうようその場で話をまとめ。それはそれとして「このリップチーク優秀すよね」などとポーチの中身についてまた暫し雑談に花を咲かせたなら、1stブルベ夏、2ndイエベ春の彼女のためのメイク道具を買い揃え、白と爽やかなパステルカラーを基調とした清潔感のあるレンタルスタジオへと連れ立って移動して )




1479: 永瀬ひな季 [×]
2024-01-24 23:26:37



( いつの間にか予約していたという、レンタルスタジオの写真や説明欄を映したスマホ画面をみんなで覗き込んでは「いつのまに…!さすが逆巻さんしごでき」『しごできですね…』と感心するように口々に呟いて。出番のなかったメイクポーチを鞄へとしまいつつ流れについて了承し、最後に辿り着いたレンタルスタジオ内へと一同足を踏み入れたなら、スタジオ自体にあまり馴染みのない二人はきょろきょろと周りを見回して。大きな鏡の周りには女優ライトが付いていたり、そのメイクスペースの横手にはソファやテーブルが備えられていたり。自由に使える小道具なんかも備えられていたりしては、使い勝手の良さそうなスタジオの雰囲気に少しわくわくする。逆巻さんと春名さんの邪魔にならないように相馬くんをソファへと誘導し座らせると、自身もその隣に腰を下ろして )
それじゃあ…わたしたち、ここで見てますね。




1480: 逆巻 傑 [×]
2024-01-25 15:27:44



じゃあこっちも準備するんで──…水瀬さん、これ相馬くんに貼ってあげてください。
( 以前は少女にはっきりと仲を否定されていたけれど、二人の間で交わされる会話や空気にはやはり幾らか打ち解けたような気配があって。購入品の詰まったビニール袋を彼らの目前の机に下ろすと、慣れた手付きでコスメを開封しつつ、ドラッグストアで入手した冷湿布をガラス面の天板に置く。そうして高校生達の声を背に、仕事でも使用することのある勝手知ったるスタジオで手際良く準備を整えては、今日のモデルである彼女の方もメイク落としとスキンケアが完了したようで。随分と大人しい印象になった相手の顔を改めてじっと観察したなら、誰にともなくひとつ頷いて、化粧下地を手に取り )




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