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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
681:
永瀬ひな季 [×]
2023-07-11 01:08:00
( 足当たり柔らかな絨毯の上を歩きながら〝暑…〟とマスクを少しだけ浮かせてみれば、フロアに満ちる映画館特有の甘いキャラメルの香りが入り込んでくる。つい気分は高まる中、相手から差し出されたチケットに目を遣ると、鑑賞予定のあからさまにホラーを匂わす映画タイトルが目に付いて。すっかりデート気分だったところに本来の目的を突き付けられては、うう、と表情に少し翳りを見せつつ「じゃあこっちで…。」と適当に一枚手に取って。それから気が付いた壁のポスター。映画の前情報は一切見ていなかったため、恐怖心を煽るそのポスターを目にしては先程のまでの暑さも一気に引っ込んで。普段の鑑賞会で商品パッケージを見ることもなかったからか少し油断していた。いつもなら映画館で必ずポップコーンを買っていくけれど、びっくりしてぶち撒けでもしたら大変だと思ってはひとまず飲み物だけ頼んで )
え、えっと。お任せで甘い飲み物…だけお願いします。
682:
逆巻 傑 [×]
2023-07-11 08:42:49
( ちらりと目を向けた横顔にはいつの間にやら弱気な表情。飲み物だけの要望に一度本当にそれで良いのかと確かめるようにじっと視線を合わせ、その後、チケットをポケットに仕舞うとふらりと売店へ足を運び。メニューをざっと通覧してはオレンジジュースとメロンソーダを一つずつ注文し、氷のカップに当たる音を鳴らしながら少女の元へと戻る。炭酸の有無でそれぞれ用意した甘い飲み物をいつかの彼女のように説明すると、言葉と共に目顔でも問い )
…お待たせしました。こっちがメロンソーダで、こっちがオレンジジュース。どっちにします?
683:
永瀬ひな季 [×]
2023-07-11 12:15:17
( テレビサイズのホラー映画で少し慣れたつもりでいたけれど、よくよく考えれば大画面でホラー映画を観るのは初めてのこと。途中で止めることも、他のお客さんに迷惑が掛かるから席を立つこともできないとなれば逃げ道はなく、ポスターを見つめながら敵と対峙したようにごくりと唾を飲み込んで。購入し戻ってきた相手の声に我に返れば、説明を聞きながら手元のドリンクを交互に見つめると「あ、ありがとうございます。じゃあ…オレンジジュースにします。」とそちらに手を伸ばして受け取り。開場を知らせるアナウンスが流れ出し、そちらに向かう入場者がちらほらと窺えてはいよいよだと一人緊張感に満たされていく。流れに乗らなければこのまま立ち止まってしまいそうに思えては、少し重たい足取りながらも入口へ向かって )
…い、行きましょう…。
684:
逆巻 傑 [×]
2023-07-11 20:18:20
( スクリーン開場のアナウンスが流れると、入館前にも聞いた台詞は伴う感情を丸切り変えていて。今の今まで白昼夢を見ていたのだと言われた方がまだ信じられる迫真の横顔に一周回って頼もしさすら覚えては、決戦に向かうかのような背中の後ろについてもぎり台を通過する。半券で座席を確認し、ドリンクホルダーにメロンソーダをセットしたなら準備は万端。久方振りの映画館で観る映画、しかも新作ともなれば徐々に心は浮き立って。頼まれているのは〝映画鑑賞に付き合う〟という一点のみ、自らも楽しむつもりで席に着くと、今日は早送りできない広告映像を期待と高揚を潜ませた双眼で眺め )
685:
永瀬ひな季 [×]
2023-07-11 21:13:12
( 重たい足取りで入場から着席まで済ませたなら、あとは上映が始まるのを待つのみとなると、スマホをサイレントへと切り替え膝上に置いたショルダーバッグに仕舞い込んで。不安げな面持ちで広告映像を眺めていると様々なジャンルが流れ、これ気になるかも、なんて一瞬気は紛れるけれど広告映像もやがて終わっては劇場内は薄暗くなっていき──それは始まりの合図。他の人もいる映画だしきゃっと騒ぐことも許されなければ、ショルダーバッグに軽く添えていた手に力が篭り、隣で高揚した彼とは対照的に表情には不安と恐怖心が募っていき )
686:
逆巻 傑 [×]
2023-07-11 23:16:10
( 事前に調べた限りでは制作陣にも出演者にも名の知れた人物がいないせいか特に話題になっているような動きは見られず、そのことは座席の埋まり具合からも窺い知ることができ。序盤の内容は夏休みに遠出のドライブへと出掛けた学生グループが道に迷い、見知らぬ田舎町に宿泊することになる、という王道過ぎるほど王道の展開で、特別な目新しさはないもののきちんと定番を押さえた基礎的な和製ホラーらしく。独特の重苦しい空気感と年季の入った内装が不気味さを煽ってきて、大画面と良質な音響整備であることを覗けば難易度自体はお誂え向きなのではないかと、スクリーンから目を離さずにメロンソーダを一口飲んではカップを握ったままドリンクホルダーへと戻し )
687:
永瀬ひな季 [×]
2023-07-12 00:49:02
…っ!
( 序盤の楽しげなドライブシーンの間はまだ落ち着いて観ていられて、飲み物に口を付ける余裕はあったけれど、徐々に不穏な空気立ち込め始めては暗い劇場内にぼんやり照らされる観客の影ですら恐怖心を煽られていく。主役達の年齢設定が自身に近いこともあり、より恐怖が身近に感じられる上にこの大画面と臨場感ある音響。身を守るように胸元に腕を寄せながら文字通り固唾を飲んで見守っていたけれど、じっとりとした不気味な演出の後のふいの脅かし要素にびくっと肩を揺らし、声にならない声を漏らして。…結構怖い。どうしよう、と情けなく眉尻を垂らしては、ちらりと隣を窺う。「──…さ。逆巻さん。」片手を口元に寄せながら声を顰め話し掛けると、濡れそぼった子犬のようにただただ助けを求めて )
手…っ、握ってていいですか…。
688:
逆巻 傑 [×]
2023-07-12 12:09:54
( 嫌な静寂が観客席を包む中、突如として物音が立てられると映画の主人公の他にもいくつか息を呑む気配が感じられ。隣の少女も例によってそこに含まれていれば、意識はスクリーンの向こう側から自身の座席へと舞い戻る。その折に恐怖心を紛らわすための求めを受けたなら、返事の代わりに抵抗なく手のひらを差し出すことで応じたのち、少し顔を寄せて耳元にそっとひとこと言い置いて )
…出たくなったら言ってください。
689:
永瀬ひな季 [×]
2023-07-12 14:16:27
はい…っありがとうございます。
( 差し出された手のひらと、気を遣う言葉を掛けられるとこくこくと小さく数度頷き返すけれど、新作映画となれば少なからず相手は映画を楽しみに来ているはずだし、あまりその邪魔はしたくない。暗い視界の中、差し出された手のひらには遠慮することなく手を伸ばし、軽く指先同士が触れ合うと躱すようにそのまま指先を沈めていけば、図らずもいわゆる恋人繋ぎになり。通常なら胸ときめくはずの展開だけれど、ホラーが目前にあるとなれば話は別。次なるホラー演出に備えて柔く握れば思いの外はやくそれが来ると、ぴくっと肩を竦めながら繋いだ手をぎゅっと握って )
690:
逆巻 傑 [×]
2023-07-12 20:21:23
( 上向きに差し出すたなごころに相手の一回り小さな手が重ねられると、細い手指はその隙間へと零れ落ちてゆき。てっきり交差させて握り合わせるものと思っていただけに映画中のどのシーンより驚くも、既にいっぱいいっぱいな様子の彼女に指摘するのも憚られては黙したまま。恐怖に耐えるように強く握りしめられれば、此方からは殆ど力を込めず、開きかけの花蕾のような形で古くからの伝承、仲間の行方不明、怪しげな儀式とテンポよく展開してゆく映画の行く末を見守って )
691:
永瀬ひな季 [×]
2023-07-12 23:21:41
( 物語が続けば、ホラー映画の演出の大なり小なりに比例するように繋いだ手を強めたり緩めたり。添えられた花蕾に必死に縋るように分かりやすく反応を見せ続けるけれど、花蕾のように儚く押し潰されることなく細く骨張った彼の手はそれに耐えうって。やがて物語は終焉。最たる主人公とごく僅かな仲間が町から脱出できたビターエンドとなり、エンドロールが流れ始めてはほっと体から力が抜ける。やっと終わった、と安堵していた矢先、最後の最後に〝次はお前だ〟と言わんばかりにこちらに向かって襲い掛かる描写。演出に掻き消されるくらいの声量で、ひぇ、と小さく悲鳴を上げながらぎゅう、と手のひら握って。間もなく上映終了となり劇場内は明るさを取り戻していき、観客はまばらに席を立ち始めるけれど、手は恐怖の余韻に固められたように動かせず )
…やっと終わったぁ…。
692:
逆巻 傑 [×]
2023-07-13 14:14:27
( 上映が終わると、粛々と退場したり、ひそひそと感想を囁き合ったり、すぐさまスマホを取り出したりと次にとる行動は十人十色。隣の座席の少女は放心したように動けなくなっているし、自分はといえばそんな彼女に手を掴まれているために立ち上がることすらままならず。清掃スタッフが入場してきたなら引っ張り上げてでも外に出さなければならないだろうが、未だ帰ってゆく観客の足音しか聞こえてこなければ相手のペースに合わせるつもりで暫し席に残り。握っては緩め、また握っては緩めする間に随分と深く絡まった指が自ら離れるまで、照明が点いてよく見えるようになったそこからそっと目を背けつつ、適当な会話で場を繋いで )
…お疲れ様です。最後まで見れたすね。
----
(/ 背後よりご連絡のみ失礼致します。仕事が立て込んでいて今日は帰宅が遅れそうで…、お返事ができるのも早くて22時頃になるかと思います。最近お返事の頻度もクオリティも低下気味で大変申し訳ありませんが、何卒ご容赦くださいますと幸いです…!/蹴り可 )
693:
永瀬ひな季 [×]
2023-07-13 16:56:09
( よわよわとした半泣きのような声色で言葉漏らすけれど、退場する人たちの何ともないようなけろりとした表情を見ては、改めて極度の怖がりであることを思い知らされる。小さな溜息を吐いていると労いの言葉を掛けられ、覇気なく眉尻を垂らしながら苦い笑みを浮かべつつ「お疲れ様です…。逆巻さんが手繋いでてくれたから、なんとか…」1時間近くは握っていただろう手は凝り固まったみたいに動かしづらい。それが恋人繋ぎなら尚更のこと。明るくなった視界で手元を見遣れば漸く状態に気付かされ、はっと手を離しては青ざめた表情に血色が戻る。一体いつからそうなっていたかも分からないほど余裕がなかったらしい。自分の手ですら凝り固まっていたほど、その負担を相手にもと思えばまた青ざめた表情に戻りつつ両手をあせあせと左右に振って )
あ、あれっ…!えっとすみません、手、疲れましたよね!?
----
( / 蹴り可とありましたが失礼します。お仕事ほんとうにお疲れ様です~…。頻度やクオリティの低下は全然気になりませんでしたが…!こちらこそ、この頃寝落ちしてしまう時があり、お返事にムラがありすみません…!
お返事の件了解致しました、が、どうかご無理なさらずに。私はいつでもお待ちしてますので、しっかり休息を取って、それからのお返事でも大丈夫ですので…!最近毎日暑いですし水分もしっかり取ってくださいね。お仕事応援しております。/蹴り可です* )
694:
逆巻 傑 [×]
2023-07-13 22:48:09
…や、俺はそこに手置いてただけなんで。
( 繋いでいたというよりは握られていたと表現する方が正しい隻手が解放されると、上映中ずっと力を入れ続けた相手とは違って疲れなどは感じないものの、さすが長時間触れ合っていただけあって未だ手元には感触が残っているようで。小さく咳払いしつつ問題のないことを伝えては、すっかり形を覚えてしまった自身の手のひらに関して、不可抗力だと誰に向けるでもなく言い訳し。観客達は既に出払って、シアター内に留まっているのは自分と彼女の二人きり。このままここでぎこちない姿を演じ続けるわけにもいかず、空になったカップを持って座席から立ち上がれば、目を合わせないまま退場を促して )
…帰りましょうか。
----
(/ 温情に溢れたお言葉、痛み入ります…。以前のようには返せない日が続くかもしれませんが、決して背後様とひな季ちゃんへの気持ちが薄れたわけではございませんので…!寝落ちしてしまうことがあるとのことで、背後様もどうぞご無理なさらず、お身体にはお気をつけてお過ごしくださいね。蹴り可とありましたが、お礼のみ失礼しました。/蹴り推奨 )
695:
永瀬ひな季 [×]
2023-07-13 23:34:43
大丈夫ならいいんですけど…、あ。そうですね。
( 問題ないとのことで左右に振る手を止めて下げては、それが気遣いからくるものなのか確認するように小首を傾げて様子を窺うけれど、なんだか視線合わないな、とおずおず。帰ることを促されてはそろそろ清掃員が入ってきてもおかしくはなく、同意するように頷いて。すっかり氷が溶けて薄まった飲み物の残りをなんとか飲み干せば、マスクを整え空のカップを手に立ち上がり。一緒に出口へと向かい、スタッフにお礼と共にカップを渡して劇場内を後にするけれど、恐怖の余韻が残るのかあまり離れがたいように思えば、半歩前を歩く相手の裾を引きたくなると普段よりも隣を歩く距離は近くて )
696:
逆巻 傑 [×]
2023-07-14 12:18:30
( 少し歩くと動揺も幾らか収まり、状況を冷静に俯瞰するだけの余裕も生まれ。無意識のうちに一人のときと変わらぬ速度で進んでしまっていては、ペースを落として歩みを相手に合わせ、昼過ぎに待ち合わせた地点まで来た道を戻る。当初はそのまま解散する運びを考えていたものの、どことなく不安げな顔で置いて行かれぬようにかぴたりと着いて来る彼女に、素っ気ない態度を取ってしまった自覚もあれば僅かばかり逡巡し。契約の継続という打算を抜きにしても不和を残したまま帰すのは具合が悪く、計画の通話中に話に出た食事代の件が脳裏を掠めると、大型ショッピングモールの最上階に位置する映画館ということもあり、飲食できる店などいくらでもあるだろうと予定になかった寄り道を提案して )
…まだ時間あるなら、どこか寄って行かないすか。
697:
永瀬ひな季 [×]
2023-07-14 13:57:01
え…、いいんですか?
( 当初の目的である映画鑑賞は果たされた。来た道を戻りながら裾を引こうかどうしようか、そろりと手指を伸ばしたり縮めたりしていればふいに声を掛けられ、さっと手を戻しては裾から相手の顔へと視線を上げる。思わぬ提案に双眸を瞬かせ、それからじわじわと嬉しさ込み上げてくるとその瞳にきらきらと光を宿し。一人にならずに助かると安堵の思いもあるけれど〝もう少し一緒にいられる、嬉しい〟との気持ちが強ければ、まなじりを和らげながら笑んで。何をするでもどこに行くでも喜んで着いていくつもりで、わくわくと期待に声を弾ませながら小首を傾げて )
…行く、行きます!時間ならいっぱいあるので!どこ行きますか?
698:
永瀬ひな季 [×]
2023-07-14 14:03:12
( / 大したことではないのですがなんだか違和感がすごいので「…行く、行きます!」→「…行く、行きたいです!」で脳内修正よろしくお願いします…! /蹴り可 )
699:
逆巻 傑 [×]
2023-07-14 19:22:57
…腹減ってます?
( どこか、と言ってみたはいいものの、たった今できた予定に明確なプランなどあるはずもなく。かと言って当てもなくふらふらと歩いて折角晴れた表情をまた曇らせるのも本意でなければ、さてどうしようかと近付くのは壁際に設置された各フロアの店舗一覧。職業病かコスメストアばかり見つけてしまうけれど、それらを無視して各階に散らばるカフェと二階のフードコート、一階のレストラン街を現在位置から順に指で辿っては、多様な店々に感心するように呟いて )
…へぇ…、犬カフェとか猫カフェもあるんすね。
----
(/ 脳内変換して拝読しました◎ ご報告まで! )
700:
永瀬ひな季 [×]
2023-07-14 21:27:05
んー、小腹くらい…ですね。
( 空腹具合を問われ、バッグにしまったスマホを取り出し時刻を確認すると映画が終わったばかりで今は大体16時頃。昼食から大きく時間が開いておらずお腹はそこまで空いてはいないけれど、相手の隣に並んで案内板を眺めていれば様々なテナントが入っているようで、スイーツ系のお店に目を惹かれては少しお腹が空いたような。そこに犬や猫のカフェがあると耳にしたなら、興味は一瞬でそちらに惹かれ「えっ、ほんとだ…!」と宝の地図を発見した子どものように双眸を煌めかせて。さて犬と猫どちらがいいだろうか、究極の選択かのように本気で悩んではその場所を指差しながら相手に行き先を託すことにするけれど、すっかり自分の中にはその二択しかないようで )
逆巻さん、わたしそこがいいっ!…でもどうしよう、それならどっちがいいかな…逆巻さんならどっちがいいですか?
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