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 可愛いの魔法 (〆)/3058


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自分のトピックを作る
2941: 逆巻 傑 [×]
2025-04-06 21:02:18



…え、フラペチーノ、と…?
( ついさっき機嫌よく写真をファイルに収めたばかりだというのに、店を出てすぐにまた次の一枚を求められ、更に自身は撮影係なのに対しフラペチーノは被写体側に引き入れられれば、意図が読めずに当惑の声を洩らし。苦手だの気が進まないだのと誘われるたび渋り続けてきたものの、いざ輪から外されるとなると一抹の寂しさを覚えつつ、分からないながらに頼みに従って水瀬ひなカラーのドリンクを手渡す。反対に此方はカメラを受け取ろうと物々交換の要領で手を出しかけた折、そこではたとsns用の写真か、と腹落ちする理由を見つけては、大荷物の彼女にはスマホを取り出す動作ひとつも難儀だろうと「や、後で送るんで」とだけ伝えて少し離れた位置へ。ポーズが定まったのを確認してから自身のスマホを構え、「…ん、それじゃあ撮るすよ。こっち向いて──…」の声掛けと共にシャッター音が鳴る。静止画となった眼前の光景を携え、出来映えを見せるべく画面を向けて相手の元へと戻る背は、これがアップされた後には自分たちの休息地だったこのカフェにもファンが押し寄せるのだろうか、と何処か惜しむ気持ちを連れ )
…、sns用の写真すか?




2942: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-07 04:08:29



( 当惑の声に変なことを言っただろうかと、きょとんと双眸を瞬かせていれば、彼の飲み物である自身の担当カラーのフラペチーノを渡される。そのまま彼が距離を取るものだから、数拍の間、頭上にはてなマークを浮かばせた直後それは小さな衝撃マークに変化し、〝もしかして、わたし丸ごと撮ろうとしてくれてる…!?〟はっとした顔で察して。理解した途端じわりとおもしろさが込み上げつつ、花束は腕に抱え、八重歯覗かせ笑う顔のそばで飲み物を添えポーズを撮ったならシャッターが下り。向けられた画面で出来映えの確認をしては、こくりと頷きながら彼の分の飲み物を返し、ついでに一旦カメラも預けて空いた手で自身のスマホを取り出すと。写真フォルダにある、友人と撮った写真──飲み物をくっつけて撮った手元だけのものを参考画像として、今度はこちらから彼へ画面を向けて見せると、改めてじわじわと込み上げるおもしろさに耐え切れず、肩揺らしながらくすくすと笑ってしまって。お店のガラス越しでは、直接お節介を焼くわけではないものの、二人の背をこっそりと見送ろうかと覗いていたお姉さんが事の顛末を見聞きし、ぶふ、と静かに(?)吹き出しているだろうか )
──…はい。なので、別に、…あ、ちょっとカメラも持っててください。……こういう手元の写真だけでよかったんですけど……、っ…ふふ、ありがとうございますっ。




2943: 逆巻 傑 [×]
2025-04-07 04:12:09



(/ 夜分か早朝か微妙な時間に失礼します…!以前お伝えしていた共有物が、未完ですがお見せできる状態になりましたので、共有させていただきます。
基本的な内容は参照用と変わらないのですが、可愛いの魔法データベースとして『追加/編集/並び替え(*を掴んでドラッグ&ドロップ)』ができるようになっております。削除は誤タップが怖いので外しております…!
そして「Gallery - ギャラリー」というページがあるのですが、ぜひここに背後様に描いていただいた画像を置かせていただきたく…!承諾くださるようなら、ページの+ボタンから画像を追加していただくか、再三のお願いになってしまって大変お手数なのですが、再度アップローダー経由で私にご共有いただけないでしょうか…?お恥ずかしながらそのまま保存できると知らなくて、スクショと動画で保存してしまって…。直接追加していただく場合は、このページは並び替えをオフにしているので上から表示したい順に追加していただくことと、gif / png / jpeg しか追加できないことにご留意ください…!

http://ss848407.stars.ne.jp/






2944: 逆巻 傑 [×]
2025-04-07 07:58:48



( 何か不思議だな、と違和感は感じながらも、商用snsについては門外漢ゆえ彼女が撮りたいと言うのならそういうものなのだろうと特に疑問もなくアイドルの顔を収めた、のだけれど。どうやら受け取り方に行き違いがあったらしく、確認まで終えたところで依頼の真意が明かされると、何故笑われているのか分からずにきょとんとしたまま提示された想定の画像を覗き込み、ややあって理解したのか居心地悪そうに視線逸らして。そういえば撮影機器を断った際にぽかんとしていたり、何か言いたげにしていたような気がする、と今にして思い出されるものの、意図について深く考えていなかったためにそこで留まれる由もなく。一瞥でさっと身を隠したもう一人の存在には意識的に気付かなかった振りをして、撮り直しを要求こそされなかったとはいえ出来映えに満足はしていないであろう少女へ、テイク2を申し出る。それが通れば今度こそスマホとドリンクを片手ずつに持って花束とフラペチーノの写真が撮られるだろうし、必要ないと言われれば多少食い下がった後にそのままビルを出て行って )
……、撮り直します。




2945: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-07 10:27:19



( / 時間被ってるの全く気が付いてなかったです、おはようございます…!
起きて二重にびっくり…とっっても素敵なHPの作成ありがとうございます~!!四季を思わせるような可愛い背景に、タイトルのとこにメイク道具が置いてあってこまかくてすごい……さすが背後様すぎる……!!メイクブラシも気付きました、あれをペンライト代わりに振るのか…() すごく可愛いし、ぐっと見やすくなったしとっても使いやすそうで大感激しております。こういうHP、あったら便利だろうなあとかねてより思っていたのですが、情報分野に疎くて手を付けられず…ほんとにさすが背後様!(拍手)
ギャラリーページにつきましても、かしこまりました◎ 素敵なHPに入れさせていただけてとっても嬉しいですが、ちょっと照れちゃいますね…へへ…(?)
画像の追加順、後に追加したものが一番下にくる形で合っていますか…?
あと簡単にpfやイベントの追記も修正も、編集可能になっててとっても大助かりなのですが、悪意ある人に悪戯されないかがとっても心配で;だ、大丈夫でしょうか…。

嬉しさのあまり一旦こっちのお返事のみで失礼致します…! )




2946: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-07 11:59:57



んふふ、別にこのままでも──…、
( 撮り直しの申し出に、これはこれで経緯を知る自身としては味があっておもしろいので、堪えれない笑みを零しながらこの一枚で充分だと伝えようとするけれど。日常を切り取った一枚くらいの感覚で、最初は写真撮影をお願いしていたものの、改めて考えると、好きな人とこの参考画像のような写真を撮るのってなんだかちょっと、カップルっぽいような。言葉途中できゅぴんと思い至れば前言撤回し、「いや、やっぱりこっちのバージョンも欲しいので、追加で撮ってください…!」と要求し。当初想定された画角でもう一度撮ってもらうと、満足げにほこほことした表情でお礼を伝えては、その日の夜にでもsnsに〝高校卒業したよ~!いっぱいの祝福!〟の文面とともに、黒板に描かれたお祝いのメッセージの写真と、桜と、それから飲み物をふたつ抱えたピンでの写真の方を載せるだろうか。二人分ある飲み物については、ひなちゃんだしそれくらい飲みそう、くらいにしか思わられないはずで、カップル風写真は彼と自身の間にしか共有されないことだろう。るん、と軽い足取りで外に出ては、飲み歩きしながらカフェでのお兄さんの一言を蒸し返して )
傑さんたまに飲んでるんですね、アフォガード風のやつ!チョコチップ入りで!




2947: 逆巻 傑 [×]
2025-04-07 18:16:28



( 勢いよく翻った『こっちのバージョン〝も〟』という言葉は気を遣われたわけではなく、撮り直しを終えた直後、成功例だけを渡そうとして制され、本当に2枚ともの画像データを相手へ送信することとなって。まさかsnsに最初に撮ったピン写真の方が載せられるとは思いもよらず、投稿を見た夜には再び疑問符が頭上に量産され、それから自分でも少し笑ってしまうだろうか。ビルを出て次に行きたい場所を少女に聞こうかどうかと迷いつつ、けれども何となく歩きだしてしまったのであてのない逍遥に流されるうち、ふいに持ち上がるのはカフェで突如暴かれた定番注文の話題。あの場では触れずに通したものの、一対一で堂々と振られては無視もできず、観念したかのように真相を紡いで。住宅地の方に近づいてきたためか漫ろ歩きも人通りの少ない道に差し掛かり、ついと辺りを見回すとそばに小さな公園があるのを見つけ、思わず足を止める。奥の方に一本だけ植えられた桜の木が妙に目を惹いたからだとか、少し落ち着いてフラペチーノを飲みたかったからだとか、理由は幾つかあれど、最大の要因はこのまま進み続ければじきに寮へ着いてしまうのではないかという憂慮で )
…甘いもの欲しい時に丁度良いんすよ。水瀬さんの顔思い出すと、5割増しくらい美味くなって。

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(/ あの時間差は私も気が付かない自信があります、おはようございます!
HP気に入っていただけて良かったです~…!背後様のように1からは作れないので、背景もロゴも有り物の素材を組み合わせただけですが、ペンライト用メイクブラシ(?)も見つけていただけて嬉しいです* ロゴはメイクドレッサーイメージで、背景はかすみ草(のはず)とクリスマスに買ってたイヤリングの雪の結晶を置いてみました…。ギャラリーページのために作ったと言っても過言ではないので、ご許可をいただけたことと、他ページも需要があったことに、ほっとしています…。画像の追加順については仰る通り、順次下に追加されていく仕様です!
荒らされる懸念については、以下の点から特に対策していませんが、ログインページを作ってアクセスを制限することも可能です。そこまで大変な作業でもないので、あった方が安心であれば作りますね◎
( 検索されても出てこないようになっているため、ここでのやりとりを見た人しかアクセスできない / 参照用、お互いの端末、本スレッド内の記述など、どこかしらに元となるデータは残ってる / 余計なデータが差し込まれた際は私の操作で削除ができる / 最悪全消しされても交流自体に支障はない ) ※適宜蹴り可 )




2948: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-07 21:57:02



っ…、いっぱい美味しくなってる…。
( 密かにリピートされていたことに、嬉しそうにフラペチーノを味わいながら耳を傾けていると続く言葉に、んぐ、とちょっとだけ咽せそうになる。こういうのは言葉として大体、〝3割増し〟を使われるのが定石な気がするから、それが5増しだなんて嬉しいような、恥ずかしいような。ぽわぽわと頬を淡く染めながら、どんな顔を思い浮かべるんだろうとか気にしていると、ゆったり進めていた足がふと止まった彼を半歩先で振り返り。何かに気を取られているらしい彼の視線の先を追いかければ、小さな公園を彼に続いて見つけ。公園内にある鉄製のフレームは少しだけ錆びつきがあるもののポップに赤や黄のペンキで塗られたブランコや、簡素な滑り台たちは初めて訪れる公園ながら、なんだか懐かしさを感じるもので。恥じらってむずむず擽ったい心を同心で誤魔化すように、飲み物を持った手の人差し指をちょうど人気のない公園へ向けながら寄り道を誘い )
公園…──あっ、ブランコだ、懐かしい~!休憩がてら乗りませんか、ブランコ!

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( / メイクドレッサーをイメージなんですね!背景を聞いて改めてほんとにとってもお洒落で可愛くて、ますます気に入りました…!素敵なHPを作成してくださってほんッとうにありがとうございます、需要しかありません、ビッグラブ…。このページの背景も、脳内ではHP仕様に自動変換されちゃうくらい気に入っています*
画像追加順も了解致しました、後ほど画像上げておきますね!ちなみに更新されたかどうかの通知などは、背後様に届くのでしょうか?
ではもし第三者による悪戯が発生した時は、改めてログインページのお願いをするかもしれません。その時はお手数ですがよろしくお願い致します…!ちなみにイベント案最下部にあるタイトルのみのやつは、試しに私がぽちっとプラスボタンを押してしまっただけです。削除していただいて大丈夫です() / こちらも適宜蹴り・ご割愛ください◎ )




2949: 逆巻 傑 [×]
2025-04-08 21:20:00



…、こんな低かったっけ。
( 此方の視線を辿って脇の公園を振り返った相手の興味をひときわ引いたのは、数少ない遊具の内の、二つ並びのブランコ。足を止められれば内容は何でも良かったので、願ってもない提案に遊びに誘われた子どものように「うん」と素直な返事をして、車止めの横を抜けてゆく。遠い方の一台に回り込み、立ったまま鎖の片側を軽く揺らしてみては、昔と比べて随分と低くなった座板に感傷的な呟きを洩らし、腰を下ろして。乗るという話ではあったものの、ベンチ代わりくらいにしか考えていなかったため遊具として楽しもうという意思はなく、ストローに口を付けつつ暫しぼんやりと景色を眺めた後、眼差しは隣の少女へ。もし彼女がブランコを漕ごうという素振りを見せたなら、そちらへ手を伸ばし。スクールバッグと花束を何処かに置くか掛けるかしていた場合はフラペチーノのみを、そうでない場合は邪魔になりそうな持ち物の全てを「貸して」と引き受けようか )

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(/ えぇえ…そんなに褒めていただけるなんて、ビッグラブにビッグラブです…作って良かった…。そして画像追加もありがとうございます!何度見てもにこにこしちゃいますね…。とりあえず最初の一枚にだけハッシュタグでガヤ入れておりますが、後ほど他のものにも入れさせていただく予定です* また通知は特に届きませんので、必要な追加報告などは引き続き本スレでお願い致します…!
承知致しました、その時はお任せください◎ 私もしっかりチェックしておきますね。イベ案に追加された新規項目にもしっかり気付いておりました…が、自分で押したのかもしれないなあと思っておりました()真相が分かってすっきりしつつ、せっかくなので後ほどイベ案をひとつ共有させていただきますね…!※蹴り可 )




2950: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-09 02:01:33



( 寄り道をすることで一緒にいられる時間も増えるから、やった、と嬉々とした声を溢しつつブランコへと向かう。ブランコを支える鉄製の根本の砂の上にスクールバッグを、その上に花束をそっと置いて片手にフラペチーノは持ったままで、「成長の証ですね!…わたしは、あんまり変わってないかなあ…」呟きを拾い、最後にブランコに乗った数年前の記憶を辿りながら自身も吊るされた鎖に手を伸ばすと、中学生の頃からあまり大きな成長は得られていない様子を語り。立ちながら座面に片足を掛けたところで、片手が塞がっている状態ではそれ以上地面から足を離すこともできず数秒、〝あ、これじゃ漕げない…〟と気が付き、ほんの少ししゅんとしながら足を下ろそうかとしては。横から伸びてきた手と申し出に、見られてたかと八重歯覗かせはにかんでは「えへへ。…ちょっと飲んでもいいですよ?」なんて冗談ぽく言いつつフラペチーノを彼に預け。自由になった両手で両側の鎖を握り座面の上に立ち、膝を軽く曲げ体を後ろに引くと、静かな軋みとともにブランコが前後に動きだしたなら、久しぶりの感覚に小さく声を上げつつもすぐにころころと笑って、膝上のスカートの裾もブランコに合わせてふわり揺れ出すだろうか )
ひゃあ、…あはは、久しぶりだからちょっと怖いかも!

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( / 最初にぐるぐるポメ季が出てくるの愛おしくて、私も笑っちゃいました…。ガヤも嬉しすぎます、ありがとうございます!通知や報告につきましても了解です。他のガヤもイベ案も楽しみにしておりますとだけ、お伝えさせてください* / 蹴り推奨です◎ )




2951: 逆巻 傑 [×]
2025-04-09 05:33:01



( 座板へ腰ではなく足を掛ける動作に〝立ち漕ぎ派か…〟と心中で洩らしつつ、自らのドリンクを反対の手に持ち変えると、相手のドリンクを受け取り。ついでに渡される軽口には「飲まないすよ」と淡白に返して、両側のチェーンを抱き込むように二種のフラペチーノを膝に置く。自身が足首だけを使って申し訳程度に揺れる傍ら、少女は全身を使って伸びやかにブランコを漕ぎ、弾ける声は蒼穹にまで届きそうで。一番高い位置に達する度にスカートは前に後ろにと広がるけれど、制服ほどの長さがあれば派手に翻ることもなく、横方向からは特別危うさは感じられず。けれども通りがかった小学生男児にとって、女子高校生を下方から見守る視線は格好の餌食であり、「パンツ見てる!!」と大声で叫ばれてはぎょっとして目を丸く。笑いながら嵐のように去ってゆくランドセルを呆然と見送って数秒、側からはそう見えるのかと顔を前方へと改め、動揺を落ち着かせるためストローに口をつける。運ばれてきた中身が先程までと違うことに勘付いたのはもう取り返しがつかなくなってからで、下ろした眼差しの先ではカップの中に淡い春色が小さく揺れ )




2952: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-09 12:47:07



えっ!?
( 極端に短いわけでもないスカート丈だし、全力で漕ぐつもりもなくて。横にいる彼からは中が見えることもないだろう、ふわりゆらりと揺れ上がるスカートの裾のことは全く気にしてなかったのに。下校時間らしくランドセルを背負った小学生男児の一言で、突沸したようにぼっと頬が熱くなる。横からなんて見えるはずがないとはわかっていながらも、そのまま漕ぎ続けられるわけもなく、ぎし、と体が固まり運動エネルギーを失くしたブランコの揺れが次第に小さくなると、完全に止まる前に地面に靴裏を着けて止まり、去り行く軽い足音が消え、鎖の軋む音と砂利の音が静かに響き。両方の足裏を地に着け数秒、けれど長いような沈黙の後に、前方を向いていた赤い顔をそっと彼へ窺うように向けては念の為の確認を。その頃には彼の唇からストローが離れカップは膝上に戻っているだろうか )
………み、見えてないですよね?




2953: 逆巻 傑 [×]
2025-04-09 19:24:55



…見えてないし、見ようともしてないです。
( カップを預かるために持ち替えたのがまずかったのだとか、味は爽やかな甘さで美味かったとか、フラペチーノを膝に戻し、暫し現実逃避の思料の後、取り敢えず少女がブランコから降りるまではもうどちらにも口をつけないようにしようと誓うも、その時は存外早くにやってきて。徐々に振り方を小さくする鎖がついに地面と垂直の位置で止まると、自分以上に男児の発言に動揺したらしい顔が恐る恐ると此方を向く。言わずもがな事実無根なので安心させるように肯き、加えて自己弁護も付け足しては、一つ目の心配事が解消してひっそりと息を吐き出し。しかし問題なのは事実無根ではない二つ目の方で、少女が鎖から手を離すなり自身に近寄ってくるなりしたなら、「ブランコ、もういいんすか?」と不完全燃焼を期待して問うて。というのも引き受けていたものを返す時には先程起こったことを話さなければならないだろう、という気の重さからの先延ばしで、少しでも時間を稼ぐために説得の言葉が口を衝く──けれど。「そっち見ないようにしとくし、フラペチーノももう飲ま、な──…」猶予を得るどころかその口で終止符を打ってしまって、事態はいよいよ引き返せない局面。ちらと目を上げ今度は此方が相手を窺い、短い逡巡の末に、正直に白状する他ないと春色のドリンクを持ち上げて )
……ちょっと飲んだ…す、…こっち。




2954: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-09 22:41:38



よ、よかったあ…。
( 彼の弁明を疑うこともなく受け入れると、ほっと胸を撫で下ろしながらもまだ心臓は少しどきどき早まったままで、頬の含羞もすぐには落ち着かず。一旦飲み物でも飲んで落ち着こうかと、鎖から手を離して預けていたフラペチーノを受け取ろうかとブランコを離れては、もういいのかと窺う質問に双眸をぱちりと一度瞬き。「立ち漕ぎはもう、しないでおきます…」へにょり眉尻垂らし笑いながら、飲み物に手を伸ばすことで彼が察して手渡してくれると思いきや──もう少しブランコに乗っていてもいいようなそんな一言。もう一度双眸を瞬かせ小首を僅かに傾げた後のこと、続いた言葉に伸ばした手を固めて。じわ、とまた頬に熱が灯るのを感じながら、小さく「へ」と一音。脳が情報処理をする間に、彼から改めての報告を受けては指先まで熱く熱が灯るようで。どきどきと早い心音を感じながらカップを受け取り、斜め向かいに膝を抱えるようにそっと腰を下ろししゃがむと、「……桜と白桃のフラペチーノ、美味しかったですか?」と小首を傾げては自ずと上目遣いで問い掛け。美味しかったとも、動揺で味が分からなかったような曖昧な返事を受け取とったとしても、淡く紅梅色に頬を染めながら無邪気に八重歯を覗かせつつ笑い掛け彼の意識を掴んで離さないように指摘したなら、ぱ、と立ち上がってブランコのもとへ身を翻して向かい。ささっと座面の砂を払って今度はちゃんと腰を下ろし座ってみせると、砂に足裏つけたままゆらゆらと控えめにブランコを揺らしつつ、ほとんど躊躇なくストローを咥えては、のんびり残る春色を味わうだろうか )
……えへへ、間接キスっ。 




2955: 逆巻 傑 [×]
2025-04-10 09:51:20



……、美味かった気がする…。
( 何か申し開きをするべきかと言葉を探すも、どれも言い訳がましくなるばかりで沈黙に甘んじた折。屈み込んで発せられた問いは予想外のもので、僅かに目を見張ると思案するように伏せてから、再び焦点を斜め向かいの瞳へ。弱みを覗かせたような無防備な声音の返答にはにかみ笑って、少女が甘酸っぱく声を弾ませる。それはあまりに明け透けな好意で、それが自分に向けられているのだと分かった時、どき、と微かながら確かに胸が鳴るのを聞いて。一瞬ののち、小さくなっていた影が春泥棒のごとく去り、何を語るでもなく、しかし落ち着かぬ様子で隣を気にしつつ、麗らかな日差しの下でフラペチーノを飲む時間が流れてゆく。相手の方は残りを味わうのに掛かりきりらしく、己もドリンクに集中しようかと意識を断ち切る寸前、視界に最初にも見た隅の桜がふっと映り込んでは、それまで引っ込み思案だったのが嘘のように自然と声がこぼれ。「…桜。神社の方はもっとすごいすよね、きっと」山の中にある神社では石段両脇の斜面に桜の木が植えられていて、以前二人で花見に赴いた地元の名所ほどではないとはいえ、遠目にも春の訪れを感じさせてくれる。ただ、今ふいにそのことが浮かんだだけで呟きに反応を求める色はなく、一呼吸ぶん置いて振り返れば、すっかり普段の調子を取り戻して )
もう他に行きたいところないすか。




2956: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-10 17:29:04



( 少しくらい意識して、わたしでどきどきしてくれたら嬉しいけれど、知る限りでは2回目の間接キスに自身までもどきどきと心音を高めていて、彼の唇が触れたストローを咥えては照れが広がりながら、華やかさとフルーティーな爽やかさのある春色を喉に通していくと。隣から溢れる声に、減っていくカップの中身から視線を、それから顔を上げて公園の隅に佇む一本の桜の気へ意識を向け。記憶を辿り思い出したのは、バスの車窓から見たことのある神社への道を荘厳に飾る桜の風景──間近で見られたなら、そこに立つ彼を見れたならきっと綺麗だろうなあ。一本の桜の向こうにまだ見ぬ景色を描きながら、願望がぼんやりと輪郭を持ってきて。そこへ彼からの投げかけがあると、ほのかに煌めかせた瞳を彼へと向けながら、今しがた浮上した神社の存在を候補として挙げつつ小首を傾げ窺い )
──…もうちょっとだけ付き合ってもらえるなら、神社にいきたいです。…いい、ですか?




2957: 逆巻 傑 [×]
2025-04-10 20:01:32



俺も──…行きたいです、神社。
( 元より抱いていたのが偶然重なったのか、それとも今話題に出て心惹かれたのかは定かでないが、次の目的地には自身の呟いた神社が指定され。行き先よりも、控えめな前の句につい〝まだ一緒にいたい〟と返しそうになるのを押し留め、賛同の意を示しては空になったカップを捨てるべく立ち上がる。反動で揺れるブランコを残して数歩進んだところで、ふと足を止めて彼女を見遣れば、遊具に座ってフラペチーノを飲む制服姿は何かのワンカットのように映り。見惚れるように暫し視線を注ぎ、そっと身を反転させて正面にあったパイプ一本の安全柵へ浅く腰掛けると、心に浮かんだ内容を率直に打ち明けて。けれども相手が飲み終えたら自分の分と一緒にゴミ箱まで捨てに行く、という意図は伝え損ねたまま、かろうじてそれと分かる程の仄かな微笑みを湛え、やや高い斜向かいの位置から再び無遠慮な眼差しを向け )
…さすが、絵になるすね。




2958: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-10 21:09:09



( 賛同を得た瞬間、瞳に星のような小さな煌めきを灯しては、まだ一緒にいられる!と嬉しそうに双眸をきゅっと細めながら柔らかく口角を上げ、「やったッ」と音符が乗るように小さく声を弾ませる。るんるんとご機嫌に残りのフラペチーノを飲む傍ら、先に飲み干したらしい彼が腰を上げれば空のカップを捨てにいくのだろうと、目線はそこまで追いかけることなく残り僅かな混ざり合った春の色に視線を落としては。ふいに掛けられた言葉に睫毛を持ち上げ、「そんなことないですよ、…──」ひら、と奥の桜の花弁が舞い、そういう彼こそ絵になるような構図で、彼に惚れている自身としては今すぐにこの瞳に映る光景を切り抜きたいほど。そう思ううちに制服のポケットに仕舞ったスマホに手を掛け取り出したなら、短縮機能のスワイプでカメラモードに移しては、スマホを取り出した際の横画面のまま眼前に映る光景をぱしゃりと写真に収めて。なかなかのベストショットが撮れたのではないだろうか。撮れた写真の確認もろくにしないけれど、きっと絶対にかっこよくて、綺麗で、今この瞬間も惚れ直してしまうくらい大好きで。翳したスマホを顔の前から避けると、ほわほわ頬を淡く染めながらふにゃりと柔らかく破顔し問い掛けて。自身の飲み物も底を付き空になったカップを捨てようとブランコから立ち上がると、ゴミ箱と直線上くらいにいる彼の元へ足を運び。彼の空のカップも掬い取りつつ通りざまに「惚れ直しちゃうくらい、かっこいいんですからね」なんて、こそっと耳打ちするように告げたならそのまま2つの空容器をゴミ箱へと捨てて )
…傑さんだって、すごく絵になってるの知ってます?

 

2959: 逆巻 傑 [×]
2025-04-10 22:27:07



…、今のは隠し撮りとは言えな──…
( 目を上げた少女が先程の自身と同様の反応を示し、あ、と思った瞬間にはスマホの撮影音が響いている。幸せそうな緩んだ笑顔にも絆されることなく、近づいて来た相手に以前交わした約束を持ち出して抗議しようと口を開くも、手の中からするりと空のカップが抜かれてはそちらに注意が逸れ、言葉も途切れ。極めつけに耳元へ甘い囁きが軽やかに運ばれれば、駆け抜けてゆく背を追って咄嗟に振り返り、見送るとともにいよいよ絶句してしまって。隠し通すと決めていながら翻弄されている自覚に、カップを持っていた手元へ俯き加減に落とされる溜め息は力なく、悩ましげに。少しの間そうしてぼんやりと地面を眺めていたのだけれど、幾らか平静を取り戻したのか、徐に顔を上げると無邪気な面影のいなくなった無人のブランコを写真に収め。…た、ところで。荷物を取りに彼女が戻って来ることに気が付き、案の定その現場を見られて当人がそこに座り直してくれたなら、改めて絵になる一枚がスマホに保存されるだろうか )

----

(/ 写真が欲しいばっかりになかなか移動しなくてすみません…!上記は全蹴りで神社到着までスキップしていただいても大丈夫です◎ ※蹴り可 )




2960: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-11 12:58:58



…被写体になりましょうか?
( フォルダに新しい一枚が追加されて満足げな自身の一方で、振り返ると項垂れたようにも見える彼の姿に、写真苦手なのに悪いことしちゃったかな…と荷物を取りに戻るがてら、そっと様子を窺うように彼のそばへ歩みを進めれば、無人のブランコをスマホに収めているのに気が付き双眸を瞬かせ。先の発言を思い返し、もしかしたら撮りたかったのかも、との見解に至れば自身を指差しながら小首を傾げ申し出て。そこに肯定が返ると、ポーズの指示があればそれに従って、ないようならポートレート風な自然体の姿と、スマホカメラに向かって無邪気な笑みを浮かべながら両手ピースする姿が彼のスマホに収められただろうか。それで彼の落ち込みが戻ったならいいけれど、と神社への道を歩きながらほんのり気にしていたものの、神社へ導くような立派な桜の木々たちが曲がり角を過ぎた先で見えると、いやでも惹かれるはずで。石段の前までやって来ると、清かな春風に揺られて桜の枝が、花弁が、ふたりを招き入れるようにさらさらとざわめいて。風が一陣吹く度、花弁がひらひらと舞い上がり、空中でくるりと旋回しながら地面へと落ちていく。まるで春の精霊が遊び戯れているかのようで、石段の上に静かに降り積もり、春の儚さと美しさをそっと物語る光景に、瞳を静かに煌めかせながらほうっと見惚れ )
…──わあ、…すごく、きれいですね。

----

( / いえいえ、こちらこそ察せずすみません…!神社到着まで進ませていただきました* / 蹴り推奨です◎ )




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