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 可愛いの魔法 (〆)/2779


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自分のトピックを作る
2181: 逆巻 傑 [×]
2024-06-09 11:02:53



でか……。
( 暗い夜の海に浮かぶ明々とした巨大な客船に、ぽろりと零れたのはそんな単純かつ俗っぽい一言。華やかな業界のパーティーなのだから豪奢なのは来る前から分かっていたものの、実際目の当たりにすると会場の規模感と排他的な佇まいについ圧倒されて。加えて今日はクライアントの連れ人という立場であり、自身の振る舞いがそのまま彼女の評判にも直結するとなれば、ただでさえ慣れない社交場に身構える気持ちもひとしお。しかし当の本人は憂慮なんて一つもないような顔でクルーズ船に目を輝かせていて、本当に参加してみたかっただけなのかと憧れを語る姿が脳裏に蘇ると同時、微かに強張っていた表情も幾らか解れ。肩の力の抜けた笑みを隣へと向け、滅多にない機会を〝楽しむ〟かと心持ちを切り替えては、受付らしいスタッフに招待券を見せていよいよ中へと歩みを進め )
…、水瀬さん見てると落ち着くすね。




2182: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-09 20:45:11



( / お世話になっております。ただいまお返事作成中なのですが、参考までに今宵のイヤーカフとマスク着用の有無をご教示いただけますと幸いです…! )




2183: 逆巻 傑 [×]
2024-06-09 21:34:32



(/ こちらこそお世話になっております。はわ…描写内に入れようとして忘れておりました、マスクもイヤーカフも今夜は装備しておりません…!※蹴り可 )




2184: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-09 22:03:14



……ち、ちなみに。きゅんってときめいたりとかは…?
( 業界のパーティーだからといって自ら売り込みに来たわけでもなければ、宛らテーマパークにでも来たような気分で煌めく辺りを見回しては船の外観をぱしゃりと一枚写真に収める。sns用と、玲ちゃんへ楽しんできた報告を兼ねたそれに加えて、彼の姿も撮りたい欲がありつつもタイミングが掴めなければ惜しみつつバッグの中にスマホを仕舞い込むと、さりげなく放たれた言葉に見えない尻尾が嬉しそうに揺らぐだろうか。受付を超え会場へと歩みを進める中、覗き込むように前屈みになりながら立てた手のひらを口元へ寄せ、内緒話をするようにこそっと問い掛けた時のこと。慌てて部屋を出た後は夜道を移動していたために気が付かなかったけれど、船内の照明にきらきらと反射するピアスに、すい、と視線を何気なく移した時、なんだか物足りなさを感じ双眸をぱちりと瞬かせたなら、あることに気が付くと同時にぽつりと残念そうな、悲しんだような音が零れ落ちて )
──…、あ。今日ないんだ…。




2185: 逆巻 傑 [×]
2024-06-10 13:54:34



欲しがるな…。しないすよ。
( 船内は入り口から会場までの道中すら絢爛で、まるで一流ホテルのような暖色の電灯に照らされた広い絨毯敷きの通路を並んで歩き。外観を目にしただけでも高揚していた少女は内部に足を踏み入れてそれが更に増大したのか、先の発言を拾ってあわよくばを期待する瞳と問いが向けられるも、ちらりと隣を一瞥するといつもの如く流れるように撥ねつけて。憧れの船上パーティー直前だというのにあまりにも普段と変わらないやりとりに、今日はマスクに覆われず露わになった口元が僅かばかり綻んだ折、ふと近傍で対照的に沈んだ声が落ちては、ゆっくりと歩みを止めて振り返り。特に彼女のことを意識して外してきたわけではないため、それが贈り物のイヤーカフのことを指しているとは思い当たらずに、掬い上げるような目線を相手に投げ掛けて )
…?何か忘れ物すか。

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(!)アプローチ案
「ときめいたり…」の会話に関して、「ちなみにちなみに、わたしはたくさんしてます」等といった具合に好意カウンターをどこかで盛り込んでいただければ、切れ味の鈍った逆巻をお見せできるかと思います。( ※却下も蹴りも可です◎ )




2186: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-10 20:30:26



しないの…!?ちなみにちなみにっ、わたしはたくさんしてます!今日の逆巻さん一段とかっこよくてっ…どんなテイストも似合いますね!
( 流れるような否定に小さく衝撃マークを浮かべるも、わたしはしてる!と自分の顔を、華奢なシルバーリングが光る人差し指で差し示しながらアピールへと切り替えたなら、絢爛な通路を背景に歩く彼を映した瞳はきらきらぴかぴか輝いて。ふにゃ、と柔らかな笑みを溢しつつ今日の姿を褒めればぐっと拳を握ってみせ。ピンときていない様子で投げ掛けられた視線と言葉にこくんと小さく頷いては、〝男は揺れるものに弱いから!〟との玲ちゃんの助言のもと、揺れるイヤリングを着けた自身の耳を指差しながら〝あれ〟と称したのはもちろんホワイトデーに贈ったイヤーカフのことで、微かに眉尻を垂らしつつ窺い )
──…ただ、忘れ物してるのは逆巻さんの方ですっ、……なんて。プレゼントしたあれは今日には不釣り合いでしたか?

----

( / ご提案ありがとうございます…!お誘いの時に入れようと思っていたアピールを、めちゃくちゃうっかり入れ忘れていたので助かります!* )




2187: 逆巻 傑 [×]
2024-06-11 12:47:29



……、…そうすか。
( 真っ直ぐな好意の表現に少し視線をずらし、目を合わせないまま素っ気ない応答を返す。以前なら軽く受け流していたそれに対し、今になって当惑の色が滲むのは、想いを伝えられる度に遊園地での一幕が蘇って彼女の本気を再認識させられるからで。誘いや問い掛けにはひたすらノーを唱えていれば良いけれど、一方的に渡されるだけの気持ちにはどう反応して良いやら分からず、持て余して返事に窮しているのが己の現状。ただ今回は相手がそのまま会話を続けてくれるから話の接穂を探す手間もなく、改めて向き直り控えめに笑むと「ペア参加で半端な格好できないでしょ」と遠回しながら賛辞を素直に受け取って。少女から濁して示された対象に漸く思い至り、先の言葉を証明するように自らの考えを述べた後、ポケットから件のアクセサリーを取り出したなら、これまた彼女のことを意識して持ってきたわけではないため気軽に手のひらを開いて見せ )
ああ…、イヤーカフはカジュアル寄りになりそうだったんで──…今日は控えです。…つけるかどうかは、パーティーの雰囲気見てからすね。

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(/ こちらこそ、完璧な形で応えてくださりありがとうございます…!またイヤーカフを持っていない方が都合が良ければ変更しますので、ご遠慮なく仰ってくださいませ* このままで大丈夫なようなら、こちら蹴り可です◎ )




2188: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-11 19:57:07



そうです!
( いつもなら、はいはいとか言って薄く笑って流すことが多かったけれど、今日は少し違って見えては真っ直ぐに瞳を向ける。1ミリでも想いが届いてくれてるなら嬉しいのだけど。元気ににっこり微笑みながら肯定を重ねては、美容職なだけあって細かな箇所まで配慮されているのだなと改めて感心するものの、やっぱり二人で過ごす時間の中では着けていてほしいもの。てっきり家へ置いてきたものかと思っていたから、控えとしてでも肌身離してないことは同じで。持ってくれていることが分かり自然と表情が和らげば「なんだ、…えへへ、持って来てくれてたんですね。さすが逆巻さん、お洒落には抜け目ない。でも無くさないでくださいね」と柔らかく笑みを浮かべつつも、ぴっと人差し指を立てつつ人混みで無くしてしまわないよう注意を促すと。絢爛な通路からやがて豪華なシャンデリアがぶら下がる大会場が見えてきては、ざわざわと賑わう声も耳に届き始める。身にまとう衣服や装飾品だけでなく、オーラでさえもきらきらと煌めく人々があちこちに伺えては、ほう…と見惚れるも若輩者感が溢れ出ぬよう自分もこの雰囲気に溶け込まなければと、しゃんと背筋を伸ばすけれど浮いてしまわないだろうか。可愛いも綺麗も、彼から言葉をもらっていなければ少し不安に駆られ、会場に入る一歩手前ぴたりと足を止めては、普段は服の裾を引くけれど折角のお洒落着だろう服を引くには気が引けると、肘辺りに手のひらを掛けては、くいと引きつつ小声で窺って )
──…、わたし、変じゃないですか?




2189: 逆巻 傑 [×]
2024-06-12 13:34:31



無くすわけ。
( 彼女の顔ばせに明るさが戻ると、ふっと不敵な息を洩らし、何の根拠も対策もないながらアクセサリーへの愛着だけで自信ありげに注意喚起へと応え。宣言した通りに丁重な扱いでまたイヤーカフをポケットに収め、会場への歩みを進めたなら、辿り着いたそこに集うのは一方的に見知った華やかな面々と業界のお歴々。彼らの洗練された出立ちとちらほらと向けられる視線にさすがに萎縮してしまったのか、己の腕に触れた少女は不安げな声で此方に意見を求めて。片側に寄せた髪に両側で揺れるイヤリング、人差し指の指輪、黒基調で纏めた装い、細いヒールのエナメルパンプス。普段と異なる自分に初めは自信が持てないのは誰だって──グループでセンターを張るアイドルだって同じだろう。触れられていない方の腕を相手へと伸ばし、髪を軽くセット時の状態に整えながら答えた一言は、多少の贔屓目は認めるものの紛れもなく本心。けれど続けて口に出そうとした〝可愛い〟は少しばかり上達した誤魔化しによって濁され、やはり不発に終わって。無論代わりに伝えた言葉もただの急場凌ぎではなく客観的事実とはいえ、自身もパーティーでの作法などろくに知らない若輩者。「素人意見ですが」と最後に付言しては、とにかくまずは飲み物を手にしようと促した後、カウンターかウェイターを探し始めて )
全然。か──…いじょうの雰囲気とも合ってるし、向こうに混ざってても違和感ないすよ。




2190: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-12 15:58:50



( 彼に似合いそうだと思ったからと、突発的に雑貨屋さんで買ったけして高くはないアクセサリーだけれど、その価値以上に丁重な扱いを受けていては自分もそれの一部みたいになんだか嬉しくなる。ほこほことした気持ちは会場手前で一度萎縮したものの、不安げに尋ねた言葉を優しくもどこか頼もしい〝全然〟で跳ね除けられては、〝可愛い〟には及ばないけれど単純にも自信は付くもので。「逆巻さんがそう言ってくれるなら、それがわたしにとっての正解です」八重歯が覗くくらいいくらか解れた笑みを浮かべ。絢爛な通路を歩いていた際、遠く前方でひと組の男女が腕を組みながら会場へ入るのを見ていたからか、見様見真似に肘の内側に指先をそっと掛けたまま会場内へ入れば。二人が見つけるより早くウェイターが自分たちを見つけては、グラスを乗せたトレイを片手に、すいと近付き『どうぞ』と促す。綺麗な色の飲み物だな、くらいにしか考えずパーティーへの疎さから差し出されるまま、彼の腕から手を離してはグラスの底から緻密な泡を立ち上らせる麦わら色へと手を伸ばそうか )
あ、ありがとうございます──……




2191: 逆巻 傑 [×]
2024-06-12 21:21:21



…あ、アルコール入ってないのありますか。彼女の分も。
( ほっと和らいだ表情と無垢の信頼、そしてこんな大物揃いの場でも一途に此方へ関心を寄せる相手に、単なるヘアメイクとしての喜びを超えた何かが微かに心を擽った直後。ウェイターが寄り添うようにして入場してきた新たな招待客を目聡く見つけて傍へ寄り、スマートな所作でトレイからグラスを差し出しては、その中身を見て取ってすぐに交換を頼み。というのも今日は連れ人に合わせて酒は口にしないと前々から決めていたためで、もし隣でアルコールに馴染みのない高校生がグラスを受け取ってしまっていたなら、「…それ、たぶんお酒」と今度は自身が注意を促すはずで。各種フルーツジュースやシャンメリー他ノンアルコールドリンク、お茶や水の用意もあるらしいと聞けば選定は彼女に一任し、改めてグラスを受け取った後には同じ飲み物が両者の手に一つずつ。忙しく、けれど品を失わぬまま去ってゆく黒いベストを見送る中、眼差しは前方から動かさずにぽつりと少女へ話し掛け )
…やっぱり高校生には見えなかったみたいすね。




2192: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-13 01:58:28



…えっ。
( フルート型のグラスの脚に指を掛けた時、すぐさま交換を頼んだ彼にきょとんと双眸を瞬かせる。次いで注意を促されると、小さく驚いた声を上げつつ手元のドリンクと彼とを交互に見遣った後、「すみません…」と肩を竦めながらそっとトレイに戻し。フルーツジュースにはカットフルーツが添えられていて華やかで可愛いけれど、外側だけでも大人ぶりたくてシャンメリーを選び手に取ると。隣りあう距離で聞こえる程度に話掛けられては「大人っぽく見える魔法、逆巻さんに掛けてもらったからですね」小首を傾げながら嬉しそうに双眸を緩ませ。チェックで可愛らしさを残しつつ大人っぽく黒で纏めたコーデも、ヘアメイクも大成功なようで既に満足げ。後は振る舞いさえもう少し大人びていれば多分言うことなしなのだろうけれど。『─…間もなく出港致します、クルーズをどうぞお楽しみください』とのアナウンスが聞こえてくると、間もなくして出港を知らせる長い汽笛が三度響き渡り。船窓から見える景色がゆったり動き出したなら、いよいよパーティー本番かのように会場内の賑わいが増せば自然と気分も高まりつつ、グラスを合わせようかと小さく掲げて )
…あ、動きだしましたね!わたしたちも乾杯しましょうか。




2193: 逆巻 傑 [×]
2024-06-13 13:52:06



…お役に立てたようで何よりだけど、飲み物受け取る時には今みたいなこともあるんで。
( 大人に見られて嬉しそうにしているところが何よりの子どもの証明だな、と隣を窺いながら心中で零せば、装いに反して危うさの健在らしい少女につい口を衝くのは小言じみたお節介。パーティー気分を損なわぬよう「気を付けてください」と簡素な一言で締めた頃、出港のアナウンスと汽笛が会場に響くと、皆一様にやや上方へと視線を向けて耳を澄まし、それから弾けるようにわっと熱気が高まって。例に漏れず黙って各所から聞こえてくる音に注意を向けていた自身も、夜の海へ進み出した瞬間には何か感動のようなものを覚え、窓の外の景色を暫し眺めては相手の声を拾って振り返る顔も普段より心なしか輝いて見えるだろうか。掲げたグラスの縁同士を優しくぶつけ、まずは印ばかりシャンメリーに口をつけたなら、ふと気が付いたように立ち上る細かな泡に目を留めて呟き )
──…俺、シャンメリーって初めて飲んだかも。

----

(!)展開案
「気を付けて」に肯定、+「大人(逆巻)が持ってるとシャンパンに見える」→「ちょっと飲んでみる?」って逆巻のグラスを差し出される流れで、ひな季ちゃんがきっぱり断れなくて、「気を付けられてないじゃん」ってやつ、いかがでしょうか…!( ※追加のご提案やご質問がない場合は、採用にしろ却下にしろここへのお返事はなしで大丈夫です◎ )




2194: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-14 02:32:03



( 逆巻さんがいなかったら、うっかり口を付けてしまっていたかもしれないお酒。ひとつ学びを得ては「べ、勉強になります…!」と強く頷きながら〝パーティーでは当然ソフトドリンクの提供だとは思わないこと!〟と心の中に書き留める。アナウンスの中には、クルーズ中、デッキに出ると夜風に当たりながらライトアップされた橋梁やビル街から成る夜景を楽しめるとも言っていて、窓から覗く景色から向き直った彼の表情がいくらか輝いて見えれば、クルーズ自体、あるいは非日常感に彼も気分が高まるのかと少し知った気になると、あとで一緒にデッキに行けたらなあと密かに期待を孕ませ。軽くグラスを触れ合わせたなら、慣れ親しんだ味に口を付けていると、ふと溢れる呟きに双眸をぱちりと瞬いては今より幼い子どもの頃の思い出を持ち出して。先程手にした麦わら色とほとんど変わらないように見えるグラスの中身を目線の高さまで持ち上げると、自身の手元と彼の手元を交互に見つめては見え方に違いがあるような気がするけれど、側から見れば自分も同じようにシャンパンを持っているように見えるのかな。そもそもシャンパンって味も同じように甘いのだろうか、なんて興味を抱き )
えっ、初めてなんですか!わたしは子どもの頃、クリスマスとかお誕生日とかもっぱらシャンメリーで。──…、大人が持ってたらシャンパンに見えますね。

----

( / 仕事が終わって帰宅後に寝落ちしており、お返事遅くなりすみません…!展開案ありがとうございました、早速そのように進めさせていただいております◎
そのあとはビュッフェの流れでよかったでしょうか? )




2195: 逆巻 傑 [×]
2024-06-14 13:16:44



へぇ…、じゃあいつものって感じすか。
( 子ども用だけあって甘いな、と初めての味を舌で吟味した後、好奇心に駆られてテイスティングでもするかの如くシャンメリーをもう一口。新鮮さを覚える自身とは異なり、この甘さに馴染みのあるらしい相手は特段の気色を滲ませることもなくグラスを傾けていて、なるほどそれならシャンパンを抵抗なく受け取った先の様子も頷けると独り得心し。そして反対に泡の立つ麦わら色が大人の手にあると実際にはアルコールが入っていないことを知っていても酒に見えてしまうと聞けば、目線を交わらせるなりやや悪戯げに唇の端を持ち上げ、いたいけな少女を唆す悪い大人よろしく自分のグラスを差し出す振りをして )
…──ちょっと飲んでみる?

----

(/ いえいえ、こちらこそ最近なかなかテンポの良いお返事ができずに申し訳ございません…!この頃本格的に暑くなり始め、疲れやすい季節になって参りましたので、どうぞ心身の健康を第一にお過ごしください*
この後は会場にひな季ちゃんのお知り合いがいれば挨拶に向かい、もしご希望があれば逆巻の知り合いもモブ程度に登場させようかと思っております。「あの逆巻さんがパーティーに…?…彼女?」って聞かれて即否定するから逆に怪しまれたり、ひな季ちゃんには言わないのに他の人には気軽に「可愛い」って言っちゃったり…。採用可否や調整についてはご相談させていただけますと幸いです。その後は仰る通りビュッフェに移る流れで考えております◎ )




2196: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-14 22:12:47



そうです!
( 定番の味かとの問い掛けに笑みを湛えながらこくりと頷いていると、彼はどんな味に親しみを覚え、なにと過ごしてきたのだろうかと細かく湧き立つ泡のようにふつりと沸いた興味。二人でお花見に行った時に思いがけず立ち寄ることとなった彼の実家に、確かに弾けるシャンメリーのイメージは無かったなあなんて思っていれば。ふいに交わる視線にどきりと微かに双眸を開いては、思わぬ誘いにきょとんとその瞳を瞬くと〝あれ、中身おんなじだよね…?〟と、中身は変わらないはずなのに彼を信じるあまり半信半疑まで気持ちが揺らぐと、彼の誘惑にはどうも勝てないのか気が付けばそうっと手を伸ばし始めていて )

----

( / いえいえ、お忙しい中いつもお相手くださりありがとうございます…!もしも返しづらいなどありましたら、修正しますしいつでもご指摘くださいね。その際は方向性を言い添えていただけると助かります*
またお心遣いもありがとうございます、背後様におかれましてもどうかご自愛くださいませ…!

展開につきまして、ひな季がお世話になってる誰かしらに挨拶に行くか、知らないお偉いさんに声を掛けられるでも良いかなあとも思っていたのですが、逆巻さんのお知り合いの展開が個人的に美味しかったので、そちらでお願いできればと思います。彼女発言に逆巻さんが否定後、「わたしはいつでも歓迎です」みたいな発言をしてみたいです…!
その後の流れについても承知致しました◎
こちらのお返事お好きにご割愛くださいませ! )




2197: 逆巻 傑 [×]
2024-06-15 14:17:25



( 誘われるまま差し出されたグラスへと手を伸ばす相手の様は、冗談めかした振りでもなく本当に純粋無垢な少女のようで。渡してしまえばそのまま口をつけてしまいそうな雰囲気に、それは中身がアルコールでなくとも些か以上に問題だろうと慌てて手を引っ込めるも、事故とはいえ番組打ち上げの際に既に起こった出来事とは知る由もなく。そしてあれだけ神妙に頷きながら注意力や警戒心の面で成長の見られない高校生へまたお小言を一つ洩らすと、今日はできるだけ彼女の傍を離れないようにしようと心に決めて )
…ちょ、…何も学んでないじゃないすか…。

----

(/ こちらこそ、いつも細やかなお心遣いをありがとうございます。単に私生活でのタスクが増えて時間が取れていないだけなので、返しづらい等はまったく…!背後様も何か気になる点や修正依頼があればご遠慮なく仰ってくださいね*

挨拶回りは逆巻の知り合いということで、承知致しました。存在感の薄い若手カメレオン俳優さんか、コミュ強の男性アイドルさんか、新進気鋭の映画監督さんか…いずれも男性で考えておりますが、女性の方がよろしければ変更可です◎ いつでも歓迎してくれるひな季ちゃん、楽しみにしております…!※蹴り可 )




2198: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-15 20:01:06



!──…っだ、だって逆巻さんが飲んでみるって聞くから!
( 甘い蜜に誘われる蝶のように自然と手を伸ばした矢先、グラスが引っ込めば双眸をぱちくり。それからお小言を受けては、伸ばした手のひらを引っ込めてぎゅっと握りつつ、かあぁと頬を染めながら抗議の声を上げ。続けて「なんか、大丈夫そうって思うじゃないですか」と全信頼を置いた一言を、困り眉でぽそりと呟くと手元のグラスをくいと傾けてシャンメリーを半分ほど流し込んで。やんやと言い合う様子はすぐ傍にいた人の気を引いたのだろうか、こちらへ向いた足先がそのまま向かってくるのに気が付いて )

----

( / 恐縮です…!それならよかったです、こちらも気になる点など特にはございませんので、引き続きリアル優先でご無理のないようお相手いただけますと幸いです*

お知り合いの設定、男性のままで問題ありません◎ ひな季以外の人と絡んでいる逆巻さんを見るのも好きなので、どんなキャラクターでもお好きに動かしてくださいませ。こちらも楽しみにしております! / 蹴り推奨です◎ )




2199: 逆巻 傑 [×]
2024-06-15 23:10:44



…雛鳥…。…じゃあ、俺以外には油断しないでください。
( 少女から寄せられる全幅の信頼はさながら親鳥に向けられる刷り込みのようなそれで、思わず連想した姿をぽつりと零せば〝気を付ける〟条件を少し変更することに。とはいえ社交の場に赴いて他の誰ともコミュニケーションを取らないというのも本末転倒。彼女の知人やお近づきになりたい相手がいればそろそろ挨拶に行くべきかと人の多い方をちらりと窺った折、声が掛かったのは意外なことに自身の方で。「…──逆巻さん?」中音域のぼんやりとした声音に振り返ると、そこに立つのはおおよそ芸能人に具わっているオーラや華というものがほとんど感じられない〝普通〟を体現したような20代ほどの男性。主に舞台で活躍する俳優で、何度か担当したクライアントでもある彼は、顔を確認するなり自分から声を掛けておいて驚いたように口元に手を当てて。「えっ、まじで逆巻さんだ。えー……、何事すか?」実際何の事情もなければ即座に断っていた誘いであり、尤もな彼の疑問には軽い挨拶の後に「色々あって」と濁して答える。それをどう受け取ったのか、訝しげな眼差しは隣のチュールワンピースへとスライドして移り、そこでもまた軽い挨拶を交わしてから此方に戻しては「……あっ、彼女?」と閃いたかのように詮索してきて。そこでなまじ一方の矢印は発生しているだけについ食い気味に否定した「違います」は、恐らく半分以上冗談だった問い掛けの内容に真実味を持たせてしまったらしく、「…即答は…、逆に怪しいす…」とまさに藪蛇といった微妙な反応を返されることとなり )




2200: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-16 09:52:23



えっ。
( 〝雛鳥〟と呟いた心情はわからないけれど、続けて紡がれた言葉は彼公認の特別扱いの許可を得たような、それも漫画で見たことのある、彼氏が彼女の手綱を繋いでおきたい時の言葉のようで。その言い換えは自身にとって効果覿面、羞恥からときめきの桃色へと頬の色をぽっと染めては、「はいっ!」と喜色を滲ませた声音で返答し。二人へと近付く人物の足先から顔へと徐々に視線を移しつつ、声を掛けられるのかと思い背筋をぴっと伸ばしたなら、やがて立ち止まったのは自分の方ではなく逆巻さんの手前。どうやら知り合いらしい彼らの語らいを見守っていれば、ちらりとこちらへ視線が移ったのをきっかけに「こんばんは」とにこやかな微笑みを添え挨拶を交わすと。彼女か、との問いにすぐさま否定を返す逆巻さんの傍らで、〝そう見えるんだ…!〟と嬉しそうに一瞬瞳を煌めかせ。それから二人のやりとりに、口元に指先を添えながらくすくすと小さく笑い否定をこちらからも認めては、にこやかなままさらりと続けて言葉を紡ぐと、逆巻さんを覗き込むように瞳を合わせれば〝ね〟と悪戯げな笑みを浮かべ )
ふふ、嘘じゃないですよ。……わたしはいつでも歓迎ですけど。ねっ。




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