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 可愛いの魔法 (〆)/2074


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自分のトピックを作る
181: 永瀬ひな季 [×]
2023-05-01 13:54:06



そりゃもちろんっ。…あ、ご丁寧にどうも。というか見苦しいところなんてなかったので、お気になさらず、です。
( えへんと胸を張った意味ではなく、現役高校生だから至極当然といった意味合いでもちろんと告げながら教科書をテーブルに下ろす。仕事終わりと聞き、メイクしてきたのかな、いいなあと心の内で小さな羨望を秘めていれば労いの言葉を掛けるタイミングを逃し、差し出されたハンカチを軽い会釈と共に受け取って。けれど彼の言う〝お見苦しいところ〟とは、きょとんと双眸を瞬かせ。代わり(?)に浮かぶほろ酔い姿に、余韻に浸るように緩んでしまう頬を両手で押さえながら )
あ、でも…あの時の逆巻さん。猫ちゃんみたいで可愛かったです…。




182: 逆巻 傑 [×]
2023-05-01 18:46:54



…ねこ。
( 気を悪くした様子のない相手に安堵したのも束の間、思いもよらぬ比喩表現が飛び出せばまるで初めて聞く単語かのように反復し。記憶ははっきりとしているつもりだけれど、覚えのない醜態を晒した可能性を思うと話を掘り下げることも躊躇われて。しかしいつまでも成人男性と愛玩動物が結び付かずにいては、何となしに少し崩れたフラペチーノを眺めつつ、一人静かに思考の迷宮へと落ちて行って )




183: 永瀬ひな季 [×]
2023-05-01 22:01:27



そう、猫ちゃん!…って、あれ…逆巻さん?
( まさに無意識の罪。なんの悪気もない曇りなきまなこを、にっこりと細めながらもう一度はっきり告げる。…しかしどこか一点を見つめたままぴくりともしない相手の様子に、なにか変なことを言ったっけ、と口元に揃えた指先を添えながら少し焦りを見せ。とりあえず話題を変えた方がよさそうだと判断しては視線を辺りに彷徨わせると、手元の教材で課題に行き詰まっていたことを思い出し。気を引くために「あっ!」と少しだけ大袈裟に声を張りつつ身を乗り出すように問い掛けて )
そういえば逆巻さん、数学って得意だったりしませんか?




184: 逆巻 傑 [×]
2023-05-01 23:37:31



( どれだけ考えても一向に進展のない思索に嫌気の差してきた頃、不意に張り上げられた声に微かに肩を揺らすと眼前の少女へと注意を戻す。此方を真っ直ぐに見据える瞳は何らかの期待を孕ませているようで、しかし混濁した思考の海から這い上がったばかりの頭は返答の後の展開を予測することも忘れ、学生時代の成績を指標にして率直に答えることしか出来ずに )
数学?…はぁ、まぁ、得意な方ではありましたけど。




185: 永瀬ひな季 [×]
2023-05-02 07:46:44



本当ですかっ?
( 視線が戻ってくるとどことなく安堵し、そして得意と聞けば胸の前で両手をぱちんと合わせて救世主を発見したかのような明るい表情を浮かべる。同じ寮に住むメンバーに勉強を聞くのも手ではあるけれど、見事なまでにみんな文系だから分かるかどうか。そのまま合わせた両手を顔の前まで上げたなら、少し顎を引き眉尻を垂らした縋るような表情で懇願を口にして )
あの実は、ちょっと分からないところがあって……もしよかったら教えていただけると、それはもう助かるんですけど…お願いできますか…?




186: 逆巻 傑 [×]
2023-05-02 08:55:56



( 目を落とした先には風景の一部としてしか認識していなかった教科書。それが教授を請われてやっと一冊のテキストとして映っては、睨み合うようにじっと表紙に視線を留め。比較的得意だったと言えど七、八年前の話。その頃の記憶を正確に保持しているかと問われればとても気軽には頷けず。かと言って一縷の望みを見出したかのような表情の彼女を放り出すのも気が引けて、過度に期待を持たせないよう予防線を張りつつ、教科書を受け取るべく手を出して )
…覚えてるかは分かりませんけど、…見るだけ見てみます。




187: 永瀬ひな季 [×]
2023-05-02 10:38:51



ありがとうございますっ…お願いします!えっとね、ここなんですけど…、
( 一拍の沈黙の間があればやっぱりだめかななんて不安そうにしていたものの、とりあえず見てくれるとのことに黒目がちな瞳にいくつかの光が差したように輝けば安堵した笑みを浮かべ。早速、行き詰まっていた問題文のあるページまで教科書を開き直せば、その箇所を指差しながら手渡す。公式を覚えていないと解けない応用問題のようで、勉強はあまり得意ではない自分にとっては数式達は異世界の呪文のよう。ページを遡ればポイントとなる公式は散りばめられているけれど、そのパズルが組み合わせられないでいて )




188: 逆巻 傑 [×]
2023-05-02 14:22:08



…ああ、こんなのやったな…。
( 人差し指で示された先の問題文に目を通すと、開かれたページで説明されている項目をちらりと見遣る。見覚えのある単元名に懐かしむような呟きを零せば、雑誌でも捲るかのような手付きでぱらぱらと周辺の内容に目を走らせて。数分掛けて熟読した後には大雑把にではあるものの当時の記憶も蘇り、八割方の自信と共に渡された時の状態のまま教科書を彼女の方へと向け。そして何の前置きもなく説明に入ると、テーブルの上にやや身を乗り出して )
──この問題ですけど、まずどの公式を使うかは分かりますか?




189: 永瀬ひな季 [×]
2023-05-02 16:16:30



( 相手が教科書の内容を黙読する間、ストローから飲み物を吸いながらその様子を眺め。覚えてるかどうか、と言っていたけどそういえば何歳くらいなんだろう。伏し目気味になった涼しげな目元をじっと見つめながら、どんな高校時代だったのかなあとか少し興味を沸かせていれば早々に教科書が戻ってきて我に返る。ぴっと背筋を伸ばし飲み物を置くと、向けられた教科書を眺め直して視線を教科書の上に散らし公式を拾おうとしてみるけれど、相変わらず分からない。次第に瞳の中をぐるぐる渦巻き模様が占めては絞り出すような声で伝えつつ、違うだろう公式を指差して )
えっ、えっと。…、わかんないです…。でもこれじゃないのはわかります…さっき上手くいかなかったから…。




190: 逆巻 傑 [×]
2023-05-02 17:06:36



…うん。今回使うのはこっちすね。
( 弱々しい声で自信なさげに公式を指差して見せる彼女に相当の苦手意識を感じ取れば、冷静に別の公式を示す指先とは裏腹に、淡々と抑揚のない語調は心なしか和らいで。それから使う公式の答えだけ教えても仕方ないだろうと問題文の中からキーワードとなる文言を幾つかなぞって取り上げては、教科書の印字に目線を置いたままさりげないフォローで締め括って )
こういうのは問題文にこの文言が出てきたらこの公式ってパターンで覚えることが多いんで、習いたてだと難しいかもしれないすね。




191: 永瀬ひな季 [×]
2023-05-02 18:26:01



うん、難しい…。でも…、
( 正しい道へ誘導する指先を視線で追い、辿り着いた公式をすぐにノートに写した問題文の近くに赤いペンで書き写す。フォローを真正面から受け取って神妙な顔つきで頷けば、言葉を一旦止めると正しい公式と問題文の文言を四角で囲んで赤い糸の如く結び付け。それからデフォルメされた猫の顔を傍に書き込めば満足げな笑みを浮かべて )
これでもう、この公式は覚えた!絶対忘れませんっ。




192: 逆巻 傑 [×]
2023-05-02 19:14:14



( 相手がノートに赤色ペンを滑らせ出したのを見れば、前傾姿勢になっていた上体を起こして背凭れへと預け。マスクを外してテーブルに置く代わりに適度に温くなったカフェラテを持ち上げ、窓の外に視線を向けつつゆっくりと一口。そうしている間に彼女の書き込みも終わったようで、元気を取り戻したように聞こえる声色にふとノートに目を遣ると、そこに描かれた愛らしいイラストに複雑げな渋面を作って )
それは良か──って、また猫…。




193: 永瀬ひな季 [×]
2023-05-02 20:14:34



えへへ、よく描けてるでしょ、ちょっとしたイラストなら得意なんですよ!…それじゃああとは、この公式で解いてみるだけ───
( どことなく相手に似た顔のようにも見える猫の絵のことを指摘されては、無邪気に八重歯を覗かせた笑みを浮かべてみせる。使う公式を理解し、赤ペンからシャーペンに持ち替えたところでふいに聞き覚えのある声が頭上から聞こえて。「あら、まだ帰ってなかったんですね。勉強してて偉──…っん、」声につられて見上げればマネージャーの牧さんの姿。ぱあっと表情咲かせていれば、ノートを覗き込んだらしく口元を押さえながら何やら堪えている様子で、ちらりと彼女は彼を見つめて物言いたげ。そんな様子に双眸をぱちぱちと瞬かせて )
マネージャー!うん、勉強を教えてもらってて…っえ、なになに?




194: 逆巻 傑 [×]
2023-05-02 20:46:59



…こんにちは。
( 向けられた純一無雑な笑顔に他意は無いのだろうと折り合いをつけていたところへ、件のイラストを見咎めたのが少女のマネージャー。対面に座る高校生の時と同様に簡素な挨拶だけを口に出しつつ軽い会釈をすると、彼女が何も言わぬまま見つめてくるものだから暫し見つめ合う形となって。何なのかと自身が尋ねるより先に彼女の担当アイドルが発言を促せば、口を閉ざしたまま大人しく次の言葉を待つことにして )




195: 永瀬ひな季 [×]
2023-05-02 21:43:13



( きょとんとしたまま見上げていると、牧さんが口元に手を添え軽い咳払いをしてから「こんにちは…っふふ、ごめんなさい。ちょっと似てたから」と屈託のない綺麗な笑みを相手へ向ける。実を言うとその通り、教えてくれた相手に似せて描いた猫の絵。ずばり指摘されてしまえばなんだか恥ずかしくなり、頬をほんのり赤く染めつつ手のひらでノートの文字達を隠しながら弁解し、先程まで猫みたいなんて言ってきた口から賛同を求める声を掛け )
…そ、そんなことないです!…よね?




196: 逆巻 傑 [×]
2023-05-02 22:17:35



( マネージャーの口から飛び出した言葉に対し、より敏感に反応したのは少女の方で。自身が意味を理解出来ずに相も変わらずただその端麗な面立ちを見つめている間に、向かいの彼女は慌てたように得意のイラストごと書き込みを隠してしまう。そこで漸くマネージャーの言意を汲み取ると、同意を求める問い掛けに少女の方を振り返ってから、また上方にある笑みへと顔を向け。きっぱりと言い放った応答は描いた本人への同意と言うより、便乗して重ねた否定といった色合いが強く滲んでいて )
似てないです。




197: 永瀬ひな季 [×]
2023-05-02 22:40:40



で、ですよね~…。
( きっぱり言い放たれてはほっとしたような、ちょっと残念なような。そう?と不思議そうに小首を傾げた牧さんが続けて口を開き「もう帰るなら寮まで送っていくけど…」と交通費が浮くありがたい提案をしてくれるけれど、ノートからそっと手を退ければまだ課題は途中。相手もじきに帰る予定でいるのなら牧さんの提案に乗り寮で続きを頑張ってみようかと思いつつ、少し迷ったように相手をちらっと見て )
えっと…、

----

( / こんばんは。短めにお勉強会を済ませるつもりが、だらだらと長くなってしまっていて申し訳ございません…!そろそろ回収しようかと思うのですが、よろしいでしょうか? )




198: 逆巻 傑 [×]
2023-05-02 23:05:36



( 猫のイラストから話題が次に移れば、自身とは無関係な提案に口を挟むわけもなく、我関せずの態度でカフェラテに口をつけ。しかし視線を感じてちらりと目だけを動かし少女の方を窺うと、何やら彼女も此方を気にしているようで。ハンカチを返却する用が済んだ今、引き留める理由も無ければ行動を指図する立場にも無く、気遣いは無用だと中身の半量程度になった紙のカップを揺らしながら )
…俺のことはお気になさらず。これ飲んだら帰るんで。

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(/ こんばんは。回収のタイミング、異論ありません。此方こそあまり話を展開させられず申し訳ありませんでした…が、ひな季ちゃんと沢山お話できて楽しかったです! )




199: 永瀬ひな季 [×]
2023-05-02 23:41:35



そっか…、あの、お仕事終わりでお疲れなのにありがとうございました。…ハンカチも!帰ったら続き頑張ってみますねっ。
( お仕事以外の時間が終わるのは少し寂しいような気もするけれど仕方ない。マネージャーをあまり待たせるわけにもいかず早々に席を立ちぺこっと頭を下げれば、勉強道具を鞄に片付けながらテーブルの上に置きっぱなしにしていたハンカチもきちんと仕舞い込んで、きゅっと眉尻を上げて帰宅後の意欲を見せ。「水瀬がお世話になったようでありがとうございました、ではまた近々よろしくお願いします。」との牧さんの言葉を片手間に聞きながらテーブルの上を片付け終えると鞄を肩に掛け、背凭れに掛けていた制服の上着を腕に掛けるともう相手に一度頭を下げてから、ほとんど溶けたフラペチーノを手にマネージャーと共にその場を後に )

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( / こちらこそ提案しておきながら上手く広げられず…!それでも楽しかったとの温かいお言葉に救われます。回収させていただきましたので、本編のお返事は任意で大丈夫です!
今回もありがとうございました*「ねこ…」と思考のブラックホールが開いた逆巻さんにひっそり笑わせていただいておりました() )




200: 逆巻 傑 [×]
2023-05-03 00:20:14



( 立ち上がって双方に向けて会釈すると、遠ざかる足音を背に椅子へと座り直し、先程まで少女が居た対面の席をぼんやりと眺めながら飲み口を唇に当て。それからふと思い立ったようにスマホを取り出しては、猫の画像やら生態やらを検索して流し見し始め。暫くして窓から差し込む陽光の色が変じたことに気が付けば、思いの外長い時間居座ってしまったことに少々驚きつつ、紙のカップをダストボックスへと突っ込んでは自身も帰路に就いて )

----

(/ 今回もありがとうございました!広げられなかっただなんてとんでもないです。猫いじり(?)と共に逆巻猫を描いていただけて背後は満足感でいっぱいです。逆巻は以降もずっと猫を引き摺り続けることになるでしょうが、笑っていただけたのなら僥倖かなと() )




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