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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
111:
藍沢 琥珀 [×]
2023-03-23 00:09:48
【藍沢 琥珀】
( あの後は青い顔をした彼女を支えながら、何とか旅館の一室に辿り着いた。彼女をそっと座らせてあげると、部屋に備え付けてある湯のみに緑茶のティーパックを入れお湯を注ぎ。2人分のそれを部屋の中央にある台の上に置くと、彼女の隣にそっと腰を下ろして。「お茶飲もう。部屋に茶菓子もあったの見つけた。」と言うと、お茶と一緒に添えられていた和菓子を見せて、小さく微笑み。何とか彼女に安心してもらいたいと思うと、これくらいしかできず何とも歯痒い気持ちになるが、今はこうやってゆっくり過ごした方が彼女の為にもなるだろう。)
【藍沢 類】
いえ。…俺も琥珀も大丈夫です。
( 無事彼女たちを旅館の一室に入れてあげると、未だ少し心配そうに部屋の方を見つめて。彼の言葉には首を振り、自分の体のことは何にも気にしていなかったが今のところ痛い箇所などはなく。きっと妹の方もあの感じでは大丈夫だろうと思う。それにしても、彼の言い方からすると過去に何かあって男性に恐怖を抱いている、ということなのだろう。詳しくは聞かないが、とにかく後は自分の妹に任せようと、部屋に背を向けて彼の方を見る。)
俺らどうします?
夕食まで、まだ時間はありますけど…。
112:
西園寺 桜華 [×]
2023-03-23 09:27:03
【 西園寺 桜華 】
ありがとう、琥珀。
…でも、ぎゅって、…して。
( お茶と茶菓子を勧められて、少しずつ落ち着いてきた頭でそれをぽや、と見つめる。だが何かを喉に通す気になれなくて、ただでさえ白い頬は血の気がまだなく青白さを保ったままで。少しの沈黙の間、ぽそりとつぶやくような声で零れたのは小さなわがまま。お茶の香りよりも彼女の匂いに包まれたくて、それからなによりも男に掴まれた感触を一刻も早く消したくて。彼女の為にここまで可愛くしたのに、こんなことならばオシャレなんてしなければよかった。と心の中では小さな後悔が渦巻く。ツンと鼻の奥が痛くなる感覚があるも泣くのはまだ、彼女が見ている前ではきっともっと心配をかけてしまう。「 …ぜんぶ、琥珀で上書きしてほしいの。 」ぽろりと出た言葉は紛れもない本心。脳内にある男たちの下品な声も、匂いも、感覚も。全部彼女で塗り替えたい。彼女も怖い思いをしたのに自分だけこうしてわがままを言うなんて不公平かもしれないが、今の桜華にはそんな気すらもつかえずに。 )
【 西園寺 奏 】
そうだねぇ、…とりあえず俺たちは交番に行こうか。
実はナンパって犯罪になりえる行為でね、`軽犯罪法違反`だとか`迷惑防止条例違反`だとか…桜華の場合は腕をつかまれたから暴行罪も適応されるかな。二人の遊ぶお金くらいにはなるんじゃない?
( にこ、と変わらずに穏やかにほほ笑めば彼の口から出たのはまさかの場所で。唇に手を当てつつサラサラと出る単語は職業病だろうか、それとも`よくあること`なので単純に慣れているのか。彼の表情からその真意は読めないが、物騒な発言とは裏腹にふわりと妹と同じように花が綻ぶように笑えば(最も目は全く笑ってはいないのだが)、「 ま、示談にするか放っておくかは妹に任せるけど。とりあえずさっき動画も撮ってたし証拠は十分、そういう手続きしてたらそのうち夕食の時間になるかなって。…あ、それとも何かしたいことあるかい?お腹がすいてたら何か小腹に入れてからにしようか。 」と彼の肩をぽん、と叩いてお兄さんが奢ってあげると大人っぽく口角をあげ、彼のブルーブラックを覗き込むようにして微笑んで。 )
113:
藍沢 琥珀 [×]
2023-03-23 23:55:44
【藍沢 琥珀】
ん…。
( 彼女に今必要なのは、自分なのだということが分かれば、彼女の恐怖が消えるのなら、何だってしようと思う。そっと彼女を自分の腕の中に引き寄せれば優しく背中を撫でて。「…あたしのことしか考えられなくしてあげる」と彼女の耳元で低く囁くように言い、少しだけ身体を離すと先程男に掴まれていた彼女の腕をそっと取り、自分の口元へ。掴まれていたであろう場所に口付けを落とすとそのまま視線は彼女へと移し。「触られたのどこ?」と尋ねる。)
【藍沢 類】
さすが弁護士…、じゃあとりあえず交番行きましょ。
( 彼の表情からは似つかわしくない言葉がつらつらと出てくると、何となく聞いたことはあるその犯罪名に呆気に取られ。この人こそ敵に回したら怖いのかもしれない、なんて思う。確かに先程までは空腹だったが、先の事件でなくなっており。それならばと交番に行くなら早い方がいいだろうと思うとそうしようと頷いて。「ご飯は今はいいかな…、旅館の夜ご飯楽しみにしときます。」それにしても動画まで撮ってあったなんて、全く気づかなかった。)
114:
西園寺 桜華 [×]
2023-03-24 09:35:16
【 西園寺 桜華 】
っ、ん。
( ちゅ、と軽いリップ音を鳴らして唇を落とされた感触と、彼女のささやくような低い声に、思わず甘い声が漏れて体が跳ねてしまう。卑しい下世話な感情の渦巻く男の大きな手とは違う感覚に、まるで蕩けた蜂蜜のような瞳で彼女を見つめてははちみつ色の瞳からは音もなくはらはらと透明の雫がこぼれ、「 ぜんぶ、 」と小さな唇が動く。実際に触られていなくても、全身を舐め回すように見ていた男たちの視線が怖かった。普段からそういった視線を向けられること少なくないにしても、こうして実害が出てしまうとまた話が違ってしまう。すり、とまるで彼女の以外を感じたくないというように、猫が飼い主に自分の匂いをマーキングするように彼女に擦り寄れば、少しだけ震える小さな声で「 ごめんなさい、琥珀も…怖かったはずなのに 」と、あれだけの男たちに囲まれていたにも関わらず自分を第一に守ってくれた彼女へ告げて。 )
【 西園寺 奏 】
── ここまで付き合わせてしまってごめんね。ありがとう。助かったよ。
( 無事に交番での聴取を終え、マア確たる証拠があるのであとは警察が何とかしてくれるだろうとひと段落ついた頃。彼と肩を並べて交番から出てきては、まるで妹にするように彼の頭をぽん、と撫でてはふわりと柔らかく微笑んで。自分とさほど身長の変わらない彼とは目線が合わせやすく、日ごろあまり人の話を聞かない自分にしては珍しく彼のはっきりとした声は耳なじみが良いようで。「 それにしても類くん、とても強いんだね、足も速いし。力比べしたら俺よりも強いだろうなあ。 」とくすくす笑いながら先ほど男たちを簡単にのしていた彼を思い出して。新幹線内でテコンドーを教えてほしいなんて言っていたけど、そんなのが必要ないくらいだと笑えばそりゃあ女の子たちも放っておかないなと思う。あれだけ華麗にナンパから救い出されたら、どこの女の子も恋に落ちるというものだ。──ちなみに自分はどちらかというと、こういう時の後はおびえられることが多いのだが。奏はその理由を自分でも気づいていないようで。 )
115:
藍沢 琥珀 [×]
2023-03-24 18:29:10
【藍沢 琥珀】
…こわくないよ。あんな奴ら。
それよりも…桜華になにかあったらと思う方がこわかった…。
ごめんね、もっときちんと守ってあげられたらよかったのに。
( 口付けを落とした腕をそっと離すと、蜂蜜色の瞳から溢れてくる綺麗な雫にそっと唇を寄せて。彼女が全部と、言うのなら彼女の全てを自分の感触に上書きしようと、擦り寄る彼女をそっと抱き締める。その腕の中から聞こえてきたか細い声には、首を横に振って。男が何人でかかってこようが、ある意味闘い慣れた自分には差程怖さは感じなかった。何より怖かったのは、彼女を守れなかったらという事だけ。自分がもっとしっかりしていたら、もっと強かったら。こんなことになる前にあの男たちを追い払うことができたかもしれないのに。そんな後悔ばかりが頭の中をぐるぐると渦巻くのだ。彼女の首元に顔を埋めて、珍しく力ない声で謝罪をして。)
【藍沢 類】
いえ。
…まだまだですよ。俺なんて。
でも、こうやって誰かの助けになれたんだなって思うと、武道やっててよかったと思います。
( 交番にて事情聴取が終わるとほっと一息つく。交番から出た際に、彼から頭を撫でられふわりと微笑まれたことには少しだけ顔を赤くして。こんなふうに撫でられる経験がないので、どういう反応をしていいのか困るが、別に嫌な気分になっているわけではない。自分の武道に関して褒められれば、こんな風に誰かの役に立つのならばやっていて損はなかったと力なく笑う。体格もさほど変わらない彼だが、力比べをすれば、それは現役の自分が勝つだろう。しかし、威圧感という点では彼の方が勝っていたなあ、なんて先程のことを思い出して。「奏さんも、すごかったです。なんていうか、オーラありますよね。」と、尊敬の眼差しを向けて。)
116:
西園寺 桜華 [×]
2023-03-24 20:57:03
【 西園寺 桜華 】
琥珀……、
( 彼女の力ない声にぎゅ、と心臓を鷲掴みにされたかのような錯覚に陥る。違う。貴方は最初から私の事守ってくれていた。ぐるぐると脳内を巡るそんな想いは言葉にならず、桜華はただただ彼女の謝罪に謝らないでと首を横に振ることしかできず。彼女が言っているのはきっとただの結果論ではなくて、もっと別のところだから。それでも自分を守ってくれたこの愛しい人に、謝らせたくなんて無かった。桜華はそっと彼女の両頬に手を添えて瞳を絡ませては、そのまま彼女の唇に自分の其れを押し当てて。「 私、何も怪我してないわ。ただ怖かっただけ。それも今琥珀のおかげで無くなったわ。……だから、平気よ。私、貴方に守ってもらったもの。 」まだ涙に濡れたヘーゼル色の瞳で彼女を見つめては、そのままこつりと額をつけて。〝だから謝らないで〟その一言こそ口にしないものの、いつの間にか桜華の震えはなくなっていて。 )
【 西園寺 奏 】
……人を守る拳だ。かっこいいね。
( 彼の言葉に1度だけぱちりと驚いたように瞬きをした後に、まるで将来の夢を語る子供を見るような、自分には無い何かを眩しがるような、そんな顔で笑って。彼のように真っ直ぐな人を見ていると、日頃〝人間の醜い部分〟を見てばかりの自分の心も真っ白に洗われるような気持ちになる。周りの環境ってやっぱり大事なんだな、とぼんやりと考えていたものの彼の言葉と眼差しにキョトン、と瞳を丸くして。おーら、と彼の言葉を小さな声で復唱したと思えばぷは、と吹き出して。「 職業病だよ、法廷では呑まれた方が負けだからね 」と可笑しそうにくすくすと笑いながら彼が思っているほど良い物ではなく社会人特有の病気だと。 )
117:
藍沢 琥珀 [×]
2023-03-25 09:40:40
【藍沢 琥珀】
ん…。ありがと。
本当に桜華が無事でよかった…。
( 彼女の言葉と、口付けはまるで魔法の様。先程までの自分の気持ちをいとも簡単に回復させるのだから。額同士を合わせ彼女と視線を絡ませ合うと微笑む。しかし、やはり彼女を守る為にもっと強くならなければならないという気持ちは変わらない。己も彼女の頬に手をそっと添え、ゆっくりと唇を彼女の唇に重ね合わせる。頬に添えていない方の手を彼女の背中へと回すと、少しだけ自分の方に引き寄せ深く唇を重ね合わせる。角度を変えて何度も。彼女を求める欲望は、簡単には収まってくれぬもので、口付けに夢中になりながらゆっくりと彼女を押し倒して。畳というのは床と違って柔らかくていいとは思うが、念の為彼女の頭に置かれていた座布団を敷く。唇を離すと彼女の首元へ顔を埋めて。)
…止めるなら今だよ?桜華。
【藍沢 類】
…そ、そっか。
弁護士って大変な仕事ですもんね。
( 自分の発言にくすくすと笑う彼には、何かおかしなことを言ってしまっただろうかなんて思い頭をかく。確かに彼の言うように、弁護士というのはどんなときも毅然とたち振る舞わなければならないのだろう。自分が想像しているより遥かに大変な職業なのだと思うし、それ故にやはりこの人は凄い人だとも思う。さて、時間もそれなりに経ったのでこの後は旅館の方に戻るかどうするかを彼に尋ねると、先程言っていたように大人2人で夜に飲みに行くのもありだなと考えて提案をして。)
旅館戻りますか。
…奏さんがよければ、夜飲みに行きません?
118:
西園寺 桜華 [×]
2023-03-25 12:12:08
【 西園寺 桜華 】
ん、……ふっ…、。
( 角度を変えて何度も落とされる甘い唇に、どろりと脳の溶ける感覚がする。身体中を駆け巡る羞恥とそれから甘い暴力的な悦楽に身を委ねるように、彼女に引き寄せられるのもそのままに熱を帯びた体を彼女に預ける。時折唇から甘い吐息を漏らしながらふと閉じていた目を開ければ、彼女越しに天井がありいつの間に、と思う。そこまで自分は彼女とのキスに蕩けていたのか、なんて。自分のすっかり熱くなった首元に顔を埋めながら問い掛けられた言葉にぴくん、と体を跳ねさせたあと「 嫌(や)、……止めないで、 」と頬にも、それから耳にも、首筋にも。淡い朱を散らしながらぽそりと強請るように答えては座布団をきゅ、と手で握りながら潤んだ瞳を逸らして。 )
【 西園寺 奏 】
ふふ、俺も誘おうと思ってた。
( 彼からの問いかけに柔らかに垂れた瞳をそっと伏せては、ちょうど自分もおなじことを考えていたと笑って。折角こんな観光地に来たのだから、〝大人〟の楽しみも必要だろう。そういえばここら辺は日本酒が有名なんだっけ、の記憶の中の引き出しを漁っては「 類くん、お酒は何が好きなの? 」と折角ならば彼の好きなものを飲みたいなと微笑む。奏は煙草もお酒も人並みに嗜む(と自称しているが酒に関してはかなりのザルである)が、自分よりも肝臓が若いし彼のがたくさん飲むのかなあなんて首を捻りながら問いかけて。外に飲みに出かけるのもいいし、酒屋で地域酒を買って客室で飲むのもいい。どこが機嫌良さそうに形のいい唇をあげては、どうしようかなぁなんて考えて。 )
119:
藍沢 琥珀 [×]
2023-03-25 16:46:59
【藍沢 琥珀】
…好きだよ。桜華。
( 一つ一つの彼女の仕草や言葉が自分のツボにはまる。愛しくて愛しくて堪らない。いつもこうなると滅茶苦茶にしてしまいたい衝動と、優しくどろどろに溶かしてしまいたいなんて欲望が葛藤し、自分の心の中は冷静ではいられなくなる。勿論愛しい人を傷つけたくは無いし、やめてと言われればすぐに止めるくらいの理性は残っているわけだが、こんなふうに言われては抑えもきかないかもしれない。首元に何度も口付けを落としながら鎖骨の辺りまで下がると同時に、彼女の服へと手をかけていく。)
(/このあと、場面転換しようと思っているのですが、温泉に入る辺りにでもとばしますか??なにかしたいことがあれば何なりと!)
【藍沢 類】
あ、誘っておいてあれなんですけど、
そこまで酒は強くないんです、俺。
いつもは甘い酒ばっかですね。
( 誘った手前非常に言い出しづらいが、自分は差程酒に強くなく、恐らく付き合う程度には飲めるが酔ったあとはすぐに眠ってしまうのがいつものこと。大学の飲み会などで、友人に何度かお世話になったこともあるくらい。一方で彼は何だか強そうだと思えば、それならば尚のこと迷惑をかけないよう正直に始めから先に強くないことを申告しておかねばと話す。「酔っ払うとすぐ眠っちゃうみたいで。でもある程度は付き合えるので、ご心配なく!」と笑って。)
120:
西園寺 桜華 [×]
2023-03-25 18:54:27
【 西園寺 桜華 】
( / 一旦背後のみで失礼致します!
折角温泉に来たので脱衣所からでも温泉に入ってる状態からでも、どちらかでも再開出来たらいいかなあと思います…!
そのあとは2人で仲良く同じ布団で寝てたりしたら次の日の観光とかに繋げやすいかな、と!
背後様の方で何かご希望の展開がございましたらなんなりとお伝えください~!! )
【 西園寺 奏 】
そうなの?
ふふ、眠っちゃうんだね。なんだかかわいい。
( あまり酒に強くなくすぐに眠ってしまうんだと言う彼の言葉にふふ、と柔らかい笑みを浮かべて。飲めない人間にとって酒の席に誘うというのはさぞかしハードルの高かったことだろう、そわそわと胸の奥から湧いてくるむず痒い感触に少しだけ不思議な気持ちになりながらそれでも嬉しいことには変わりなく。「 じゃあ、遠慮なく御相手してもらおうかな。 」彼の月夜のようなブルーブラックの瞳を覗き込みながら穏やかに笑えば、いいかい?とふわりとした黒髪を揺らして首をかしげ。 )
121:
藍沢 琥珀 [×]
2023-03-25 23:41:56
(/了解です!お風呂入っているところからのスタートにしました!)
【藍沢 琥珀】
───
( あれから部屋で可愛い彼女を独り占めしていると、あっという間に夕食の時間が来てしまい、まだまだ足りないと思いつつも昼食もとっていなかったこともあり、空腹は空腹だったため、続きは夜にとお預けを喰らってしまった。とにかく彼女も少し落ち着いたようで一安心。兄も交えて4人で豪華な夕食を頂き、食後暫くゆっくりしているとそろそろ温泉にでも行こうという流れになり、準備を済ませて大浴場へ。
ここの旅館は女性の大浴場と男性の大浴場はそもそも階が違うので、安心して移動ができる。こんなところでも何かあるのは避けたい。大浴場につくと脱衣所へ。入りに来ている人も少なくこれならゆっくり楽しめそうだと、荷物と脱いだ物をロッカーに入れて鍵を手首にかける。こういうとき、自分が服を脱ぐまで本当に女なのかどうなのかと周囲から視線を浴びることがあるが、ほぼ人がいないためそんな視線もなく。
大きな浴場に入ると身体を洗い、源泉掛け流しのお風呂へゆっくりと浸かり。)
はあー、気持ちいい…。
【藍沢 類】
かわいいなんてもんじゃないですよ…。
じゃあせっかくなんでお店で飲みましょうか。
( 「かわいい」だなんて、男の自分には似つかわしくない言葉だと苦笑して。過去に酒を飲んで寝てしまったときには、次の日に友人から苦言を呈された。きっと自分を運ぶのが大変だったのだろう。むしろ「かわいい」で言うなら、彼の方の仕草や笑顔の方がそれに値するだろう。旅行に来たのだ、せっかくならばお店で飲むのがいい。そう思うと、嬉しそうにそう返事をして。こんなに誰かと飲むことに楽しみな気持ちになったことが過去にあっただろうか。夜が待ち遠しくて仕方ない。)
122:
西園寺 桜華 [×]
2023-03-26 00:44:52
( / ありがとうございます…!! )
【 西園寺 桜華 】
──── まあ。貸切みたい。
( すらりと締まるところは締まり豊かであるところは女性らしい柔らかな体をハンドタオルで最低限隠し、普段下ろしている髪をヘアクリップでまとめた状態で自分たち以外の人気がない大浴場をぐるりと見回せばぽつりと呟いて。体にぽつぽつと咲いた愛された証拠の赤い小花…もといキスマークはどうしようかと思っていたがこれならば気にする必要も無いだろう。掛け湯も済ませ彼女の入っている源泉かけ流しのお風呂へちゃぷ、と静かな水音を立てて入ってくればそのまま彼女の横へと落ち着いて。「 ぽかぽかだわ。気持ちいい。 」と白魚のような手でお湯をすくいあげてはにこにこふわふわと穏やかに微笑んで。 )
【 西園寺 奏 】
( あれから彼と旅館に戻り、それから妹たちと合流をすれば先程よりも随分顔色の良くなった妹が。やっぱりこういう時は恋人が1番の良薬なんだなあとふと思ってしまえば、妹の成長が嬉しい反面どこか寂しくもあり。さすが人気旅館ということもあり夕飯は豪華で味も十二分に素晴らしいものでこの後のお楽しみのために夕飯の際は烏龍茶で我慢をし。夕飯も済ませ、軽く食後の休みを挟んでも時刻はまだまだ夜遊びを始めるには十分な時間だ。旅館の夕飯はだいたい早いので。どうやら観光街ということもあり近くの酒場辺りは旅館の浴衣で出歩くことが許されているらしく浴衣に羽織りを着て「 ん、類くんそろそろ行こうか? 」と彼の方を振り返り。普段はスーツかハイネックが多いため首元が少しスースーするのが気になってしまったため髪こそ下ろしているが、先程のホスト感はなくなったもののどこか人妻感が出てしまったのは否めないが。 )
123:
藍沢 琥珀 [×]
2023-03-26 15:34:00
【藍沢 琥珀】
…これだけ大きいお風呂なら泳げそう。
( 隣に来た彼女を見ると、本当に息を飲むほど美しいと改めて思う。そんな彼女の肌に残る愛し合った痕跡を見つけると満足気に笑って。大きいお風呂に少し子どものようにはしゃぎたくなる気持ちを吐露すると、くすくす笑って顔にかかった前髪をかき上げる。「外に露天風呂もあるみたいだけど、行ってみる?」と大浴場から外に繋がる扉を見つけるとそう尋ねてみて。)
【藍沢 類】
はい!いきましょ!
( 豪華な夕食をお腹いっぱい食べた後、暫くして浴衣に着替え彼と共に街へ繰り出す準備を。自分の浴衣姿とは違い、大人の色気?なるものが溢れ出る彼を何となくまじまじと見てしまい。「浴衣似合いすぎません??」と正直な感想を相手に伝えて。これは街出たらすぐ逆ナンパ(もしかしたらナンパもありえるかも)にでもあいそうだと、内心思いながら。)
124:
西園寺 桜華 [×]
2023-03-26 17:59:19
【 西園寺 桜華 】
あら、琥珀ったら。
( 彼女の言葉に思わずくすくすと思わず笑ってしまえばプールでも行きたいのかしらなんてふと思って。市民プールなどの一般的なプールはあまり好ましくなく行けないがホテル等に隣接しているプールなら確かに彼女と行ってみたいななんて考えて。と、ふと彼女の方を向けば艶やかなブルーブラックの前髪をかきあげる彼女を見てあまりに女性泣かせなその姿にぱっと顔を赤くしては 「 そ、うね。お外に出ましょ。 」とその表情を見せないように静かに其の源泉かけ流しの風呂から出て。彼女の先程の行為がなんだか、〝さっき〟の時間を思い出してしまうようで、温泉のせいでは無い体の火照りを感じ。 )
【 西園寺 奏 】
ん?……ふふ、そう?
あんまり着方とかに詳しくないからすぐに着崩れちゃうんだけどね。
( パチリ、と彼の言葉に驚いたように1度瞬きをしたあとにすぐに少し照れたように頬を赤らめてはにかめば、こういう時でもないと浴衣になんて袖を通さないので着付けるのは苦手だと答え。いつも家族で旅行に行った時なんて朝になったらはだけているどころかほぼ着ていないレベルで崩れており妹や母が呆れていた記憶がある。打算などひとつもない彼の真っ直ぐな感想に照れてしまったのを誤魔化すように「 行こうか、 」 とひとつ咳払いをしたあとにふわりと笑って温泉街へと歩き出して。 )
125:
藍沢 琥珀 [×]
2023-03-26 20:41:19
【藍沢 琥珀】
…桜華、顔赤くない?
逆上せた?
( こんな風に彼女と大きなお風呂に入るのは初めて。恋人と堂々とお風呂へ入れることには、女性同士でよかったと思う反面、好きな人の身体へと視線が移ってしまうのを押さえつけるのは大変なのだが。彼女が自分より先に露天風呂の方へ移動してしまったので、自分も後を追い。ふと外に出た所で、彼女の肌が白いせいもあるが顔が赤いような気がして。彼女の横に並ぶと、顔を覗き込んで。 )
【藍沢 類】
はい!
( 少し照れたような相手の様子には、歳上なのだが可愛いなんて思うと小さく笑って。行こうという彼の横に並んで歩き。温泉街へ出ると、昼間に比べると少ないがちらほら観光客がいて。自分たちと同じように浴衣で歩いている人も多い。どこの店にしようかと悩むくらいにはそれなりに飲める店が軒を連ねていて。その中でも比較的入りやすそうな居酒屋を見つけると「こことか、どうですか??」と相手に尋ねて。)
126:
西園寺 桜華 [×]
2023-03-26 21:29:45
【 西園寺 桜華 】
……琥珀が、カッコよくて。ずるいの。
( 彼女からふと顔を覗き込まれれば、逆上せたと嘘をついて彼女に心配をかけさせるわけにもいかずにキュ、と握ったタオルに力を込めて。露天風呂に浸かれば中よりも外気温で涼しいはずなのに顔の赤さは引いてくれないまま、よわよわと吐露して。「 もっと自分がかっこいい自覚持って、……どきどきして壊れちゃう。 」とお湯の蒸気で濡れた睫毛をそっと伏せては首元や肩まで薄紅色に染めては小さな声でそう告げたあとふい、とそっぽを向いて。 )
【 西園寺 奏 】
うん。良さそう。
お店見つけるの上手だね。あんまりこう言うお店来ないからすごく助かるよ、ありがとう。
( 彼の指した店に目を向けると、大衆的でありつつも今風な。他の店よりも比較的入りそうな居酒屋で。普段知り合いの店やバーでしか飲まない自分にとってこういった居酒屋の判断基準に疎いためこうして見つけてくれるのがありがたく。暖簾をくぐりガラガラと音を立てながら戸を開ければ、外観からの期待通りの店内。「 こんばんは。2名入れますか? 」とカウンター内に居る大将らしき人物に声をかければそのままカウンター席へ案内され。店内は賑わっているものの、都会のチェーンの居酒屋などとは違い騒ぐ大学生や声の大きなサラリーマンなども居らず落ち着いた地元の居酒屋といった感じで。カウンターに飾られている日本酒の瓶のセンスも良く、ここなら確かに期待できそうだと思わず頬が緩んでしまい。 )
127:
藍沢 琥珀 [×]
2023-03-26 22:02:16
【藍沢 琥珀】
…!ははっ…、それは困ったなぁ。
( 温まった身体に少し寒い位の冷気が心地よい。自身も彼女に続くと露天風呂へとゆっくり浸かる。逆上せた訳ではないが、なぜそんなに顔が赤いのか、はたまた自分に迷惑をかけまいと無理をしているのか心配に思っていると、自分のことを「かっこいい」と言った彼女の言葉に思わず目を丸くして。白魚の肌が薄桃色に染まりながら、自身から顔を背けてしまった彼女に小さく笑う。好きな人にかっこいいと言って貰える為に日々努力をしているわけだが、それが報われていたようでただただ嬉しい。壊れてしまっては困るが、彼女がそんな風に自分を意識してくれると知ると少しだけ意地悪そうな笑みを浮かべ、そっぽを向いた彼女の耳元に唇を寄せて囁くように言う。大浴場は見た限り人はもう居らず、露天風呂も彼女と2人きり。身体を彼女の方へ少し密着させると、細い彼女の腰にそっと腕を回して。)
…そんなこと言ったら、あたしは桜華が可愛すぎて、とっくに壊れちゃってるけど?
【藍沢 類】
いえいえ!
なんだか、入りやすい店で良かったですね。
何飲みますか??
( 彼に感謝されると自分はただ通りかかった店を選択しただけだと笑って。カウンターに通されると、さっそくと飲み物のメニューに目を移す。思ったよりも酒の種類も料理の数も多くて、これは迷ってしまうなとメニューと睨めっこをし。彼もメニューを見ているため、その間に大将におすすめのおつまみを何品か用意して貰うことにして、ついでにオススメのお酒も聞き出す。こういうときに臆せず誰にでも明るく話せるのは、自分の長所だと言ってもよい。「この日本酒おすすめですって。あ、でもいきなり日本酒だと酔い回るかな。」 と彼に情報を伝えると、自分は一先ず1杯目は弱めのものでも選択しようかと考えて。)
128:
西園寺 桜華 [×]
2023-03-26 23:09:05
【 西園寺 桜華 】
ひゃ、……っ。
( 耳元で囁かれた彼女の意地悪い囁きに思わず甘い声をあげてはここが外で尚且ついつ人が来るか分からない状況ということもあり、ぱしゃりと水音を立てながら慌てて自身の口元を両手で抑える。するり、と自身の腰に回った彼女の腕と先程よりも密着度の増した暖かな体温になにだかいつにも増してどきどきと心臓が早鐘のように鳴り、彼女に聞こえてしまうとギュッと目を瞑り。温泉に浸かっていたせいかいつもよりも熱のある彼女の体温と、ぽたりと自分の肩に落ちた雫にまたびくりと肩を揺らしては「 ……だめ、 」とふるふると弱々しく首を振り漸くぽそりと一言を。一体何に対しての〝だめ〟なのか、人が来てしまうからダメなのか、壊れてはダメなのか、それともその色気をそんなに振りまいてはダメなのか、それを明言する余裕もないのかやっと開いた桜華のヘーゼルは羞恥で潤んでいて。 )
【 西園寺 奏 】
……ふふ、じゃあお言葉に甘えて俺は日本酒にしようかな。
( 自分がメニューに目を滑らせている間、いつの間にやら大将に適当なつまみだったりおすすめの日本酒だったりを聞き出していた彼に思わず関心してしまう。こうして人の心をいとも簡単にアイスブレイクしてその隙間に入り込めるというのは本当に才能であり、また自分にはない才能であるので思わず彼の優しい青みを帯びた瞳を見つめて甘えてしまう。せっかく彼が聞いてくれたのならそれが飲みたいな、と。「 類くんは確かに弱いお酒から始めた方がいいかもね、 」酒の種類に悩んでる彼を見てくすくすと笑みをこぼしてしまえば、マア万が一彼が寝てしまってもタクシーやらなんやら旅館に帰る手段はいくらでもあるから平気だろうと微笑ましげに悩む彼を見つめて。 )
129:
藍沢 琥珀 [×]
2023-03-28 21:26:55
【藍沢 琥珀】
…なーんてね。さすがに人が来そうな場所では何もしないよ。
( 彼女の「だめ」 の言葉と声を抑える仕草に背筋にぞくぞくとした何かが走るのを感じ、もっと意地悪したくなるものの、少しの理性に掴まって離れると、平気なふりをして笑ってみせる。さすがに他の人が来そうな場所で、彼女の嫌なことはできないし、それくらいの分別はつく。「残念だけど、部屋で、ね?」なんて言うと大分身体も温まり、もうそろそろ上がろうかと彼女にどうするか尋ねて。この後は彼女と部屋でゆっくりと二人だけの時間をすごすのもいいし、館内を散歩がてらまわってみるのもいいと思いながら自分もどうしようか考えて。)
桜華、そろそろあがろうか。
【藍沢 類】
おお。味の感想聞かせてくださいね。
( 早速日本酒を注文した相手には、さすがお酒に慣れているのだなと感心し、自分は一先ずレモンサワーを選択して。せっかく大将がすすめてくれているのだから、後で日本酒も少しくらいは飲みたいと思い、先に飲む相手に感想を教えてもらおうと頼み込み。出された枝豆などのちょっとしたおつまみのもりあわせをひとつ摘む。「奏さんは酔うとどあなるんですか?」なんて、酒は強いと知っていながらもどうなるのか気になり聞いてみて。)
130:
西園寺 桜華 [×]
2023-03-28 23:10:00
【 西園寺 桜華 】
っ、……ばか、えっち。
( そのまま此方の熱を上げるだけ上げて平気な顔でさらりと離れた彼女の言葉にかあっと頬を赤らめてはムキャ!と他人がいる前では決して見せない幼い怒りを露わにして。ぺち、と彼女の二の腕あたりを大して力の込めていない手で叩けばまだむす、と薔薇色の唇を少しだけ尖らせながら「 出るわ。……誰かさんのせいで逆上せちゃいそうだもの。 」と立ち上がれば艶やかな肌は当然のように水を弾きつつぽたぽたと雫を落とし。来る時は気にする余裕もなかった館内でも見て回ろうかしら、それともせっかく素敵なお部屋だしのんびりするのもいいわ、とぼんやり考えながらそのまま脱衣場へと歩き。 )
【 西園寺 奏 】
ふふ、もちろん。
なんなら一口飲んで気に入ったら頼めばいいよ。
( 彼の言葉に、なんだかお酒を覚えたての後輩みたいだなと思わず微笑ましく思ってしまえば折角強い人間が居るのだから少しずつ味わって1番美味しかったものを自分で頼めばいいと。はらり、と耳から落ちる髪を改めて耳にかけ直しつつ彼の言葉にん?と緩く首を傾げてはしばらく悩んだような仕草を見せた後に「 ん…そうだなあ、若い頃は酔うとよく脱いでたらしいよ。今ではそんなんになるまで外で飲まないけどね。 」と若かりし頃の思い出に困ったように笑いながら答えて。もっとも、今でも家で一人で飲む時などは気が付いたら上半身裸で寝ている時があるのだが。あまり外では良いものとは言えないし、あと教育に悪いと友人に怒られるので最近はセーブをしているようで。 )
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