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六花が静かに踊るなら。〆/100


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自分のトピックを作る
41: アンジェリーナ [×]
2023-02-08 19:52:31


(リハビリルームにて、今日もこれまでと同じくリハビリに熱中する。一つ歩みを進めても、次に進むのに時間を置かなければろくに足も動かせない。時に倒れそうになっても平行棒を掴んで何とか耐え、その悔しさを活力に変えてまた一歩と少しずつ進んでいけば、体が膝からがくんと崩れ落ち、いつの間にか平行棒が無いところまで進もうとしていたことに気がついて。それを職員に止められるまで繰り返していれば、額には汗が滲み、息もどこか荒いところが出るように。 職員から「一度休憩しましょう」と伝えられ、リハビリを一旦中断して職員に車椅子を押されている途中、さて今日はどこへ行こうかと考えてみる。ふと昨日の青年が「退屈だから」と屋上に居たことを思い出せば、今日も同じような理由でそこに居るのではないかと思い、職員にそこまで連れて行くよう頼み。 屋上の前に着けば自分を連れてきてくれた職員と別れ、いざ扉を開ければ予想通りそこには昨日の青年が。昨日と変わらずいちご牛乳を飲んでいる相手に「今日も暇そうにしてるわね。」と話しかけて)

(/はい、大丈夫です!ひとまずは竜胆さんに話しかけるようにしてみましたが、これでも大丈夫でしょうか。
それは私も考えておりました。何せ病院と言うのも含めると、外出許可なども簡単には降りないでしょうし…竜胆さんはもう少しで退院するとのことですので、それを絡めて何かできたらと思うのですが…)



42: 竜胆翔悟 [×]
2023-02-08 20:34:32


うわびっくりした。

(屋上に設置されたベンチにどっかりと深く腰を下ろし、蒼く澄んだ空を仰ぎ見ながら先ほどのことを思い出す。平行棒に捕まりながら、必死にリハビリに勤しむ相手は文字通り鬼気迫る様子で、必ずスケートリンクに舞い戻るという執念がこちらにまでビリビリと伝わるようだった。しかし、その姿はどこか冷静でない気がして言い表せようのない危うさを感じており、胸の内のどこかがざわついていて。そうやって頭の中をもやもやとさせていると、近づいてきていた相手に気づかなかったのか、突然声が聞こえてくれば、相手の声に幾分なれていたお陰か昨日よりは落ち着きながら上記のように驚いて。プラチナブロンドの髪を風にたなびかせながら、暇そうだと話しかけてくる相手に「暇ですよ。本当なら学校にいる頃ですから。」と、相手の言っていることは間違いでないと話し。普段なら学校で友人たちと他愛もない会話をしている頃だろう。しかし、この病院ではバカ騒ぎできる友人もいないし、男子高校生にとっては娯楽が致命的に欠けており、早くもストレスを感じているのかため息をついて。そんな自分とは打って変わって、リハビリに精を出す先ほどの相手を思い出せば「リハビリ、すごく頑張ってましたね。」と、笑いかけながらリハビリ中の相手を覗き見していたことを自ら白状し。)

(/大丈夫ですよ!

そうですね…。一つ案があって、息子が先ほどのアンジェリーナ様を見かねて「すこしリハビリを頑張りすぎなのではないか」と心配するけどアンジー様がそれにカチンときて衝突して…という流れを考えておりまして。退院までに和解して、なんやかんやそれからもお見舞いに来る間柄の関係に持っていけたらなスムーズに話を展開できるかなとかんがえております。アンジー様の方からは何か案はありますか?)



43: アンジェリーナ [×]
2023-02-08 22:13:00


(相手の言う通り、普通の高校生であれば今頃は学校にいて、友人と流行りの何かの話で盛り上がっているのだろう。競技一筋であまり同年代の人間と話すことなく人生を歩んできた自分にはその感覚は分からないが、相手は普通の日常を楽しんでいた人間の一人、病院に閉じ込められている今がこれ以上ない程に退屈なのは容易に想像できる。 対して自分はというと、退屈どころか今も変わらず忙しない生活を送っている。一日中、職員に止められるまでリハビリルームにこもって汗だくになり、個室に帰ってもフィギュアスケートの最新情報を追って、リハビリに関する本を読む毎日。新しく情報が出るたび、完全復帰までに掛かる時間を考えて気を張りつめているとあれば、さすがに自分でも焦りを感じているのではないかと自覚してきており。 そんな時にリハビリの最中の様子を相手に話されれば「あら、覗き見なんて趣味が悪いわね。」と声色を変えずに茶化しながら「言ってくれれば少しだけ時間を取ったのに。」と続けて話し)

(/とてもいい案だと思います!私もそろそろ一度は衝突した方がいいのではないかと思っていましたので…!
私からの案は、何方かというと竜胆さんが退院した後の話になるのですが、竜胆さんが退院後アンジェリーナのお見舞いに来るようになってから、クラスメイトが近頃の竜胆さんの様子に不信感を抱いて…と言う所から噂が広まる、というような展開を入れてみたいと思っています。まだ後の話になると思いますが、そう言った流れはどうでしょう…?)



44: 竜胆翔悟 [×]
2023-02-08 22:34:14


頑張ってる人の邪魔は出来ませんよ。…けど。

(確かに相手の気づかぬうちに覗き見など趣味の悪い行為だろう。一つ声をかければよかったかもしれないと反省するも、あの時の真剣な彼女を邪魔してはいけないと思ったから黙って見守っていたのであって。一般人の自分などに時間をとったと言うファンサービス旺盛な相手に、そうやって声をかけなかった理由を説明するがその声は段々とトーンダウンしていき。相手の頑張っている姿は応援するべきなのだろう。しかし、あれはどう見ても頑張りすぎな気がして、いつか相手が擦り切れてしまいそうだと心配して。上記のようになにか言いかけようとするが、これ以上言ってはリハビリに精を出す相手に失礼だと思い「…やっぱりなんでもないです。」と含みのある笑い方をすれば話を途切らせて。)

(/ありがとうございます!一応ほんのりとその流れを作りましたが大丈夫でしょうか?

いいと思います!その噂というのはかなりおおごとになる感じですか?例えば、息子の友達の間で噂になり、息子が茶化される程度に収まるのか、それともゴシップ誌にまとめられ、報道されるほどの規模になるのか、どちらでしょうか?)



45: アンジェリーナ [×]
2023-02-09 00:00:29


……けど、何よ。説明してくれないと納得できないわ。

(初めは特に何の違和感もなく聞いていたが、後になればなるほど相手が言葉を濁していることに気づいて。いかに人と関わることの少ない自分と言えど、相手の声の調子がどんどんと下がっていっていること、あからさまに自分に気を遣っていることくらいは分かる。そのままの状態で話を続けるのは自分の性に合わない為、ベンチに座っている相手への距離を逃げられないようにぐっと詰めれば、表情は変えず、しかし険しい声で相手に説明するよう要求して。)

(/はい、このままの流れでお願いします…!敬語の指摘についてですが、この感じだと和解のタイミングで挟むのが一番自然だと思うので、一旦見送らせていただいてもよろしいでしょうか…!
ありがとうございます!私としましては、まだ茶化される程度の規模にとどめておいた方が良いかなと思っております。報道されるほどの大ごとになるのは、もう少し二人の関係性がはっきりしだしたタイミングの方がいいと思うので…!)



46: 竜胆翔悟 [×]
2023-02-09 07:05:10


(昨日知り合ったばかりの部外者が相手のやることに口を出すなどいらぬ世話だろう。これでよかったのだと、相手への思いやりを胸の内にしまいながら視線を相手ではなく空に戻せばまたいちご牛乳を一口呷って。これでこの話は一区切り…なんてむしのいい話があるわけなく、納得できないと車椅子を巧みに扱ってこちらが逃げられないように距離を詰めてくると成すすべなくベンチの隅に追いやられてしまい。相手の性格を考えれば先ほどの匂わせるような態度は完全に悪手だったと後悔しながら、相手の尋問から逃げるように「い、いや~…。」と目を泳がせたり、視線を逸らしてしらばっくれようとしてて。しかし、そんな方法で相手が逃がしてくれるはずもなく、とうとう観念したかのように一つ息をつけば「リハビリ…少し頑張りすぎというか、やりすぎなんじゃないかって…。」と、相手の体を心配していたことを話して。薬も過ぎれば毒になるといった言葉があるように何事も程々が大事で、たまには立ち止まって休息することも必要なのではないかと伝えて。)

(/諸々の件、了解いたしました!ではこのまま進めさせていただきますね!

わたしもそのように考えておりました。流石に表沙汰されるようなことは早すぎるかなと思いまして。)



47: アンジェリーナ [×]
2023-02-09 16:06:31


(自分が聞こうとしているのに、なおもしらばっくれようとする相手の態度に段々と苛立ってきて。じりじりと更に距離を詰めていきながら「早く。」と段々と冷ややかになってきた声で答えるよう求める。そうしてようやく観念した相手が話したことを聞けば、表情こそ変えないものの、目の中の光が段々と薄暗くなっていき。普通ならば相手の言葉は自分を思っての事だと気づくのだろうが、自分はそんなに出来た人間ではない。今の自分には相手の言葉は自分の行く先を塞ぐものとしか考えられず、先ほどの距離の詰め方とは反対にゆっくりと相手から距離を取って「…『やりすぎ』ですって?何故あなたにそんな事を言われなければならないの?」と、相手に背を向けて一切振り向く素振りも見せず、ポケットから取り出した携帯で職員に迎えにくるよう頼むメールを送る。先ほど感じた微かな苛立ちは確かな怒りへと姿を変えており)

(/はい、このままの流れでお願いします…!

やはりそうですよね…では、今回はちょっとした噂になる程度ということでよろしいでしょうか?)



48: 竜胆翔悟 [×]
2023-02-09 17:07:09


(詰め寄る相手から解放されるために言い放った本音は、やはり相手からしたら気に入らないようで。やましいこともなくなり、逸らす必要の無くなった視線を相手に向けると、そこには昨日、ここで機嫌を損ねた時とは比べ物にならないほど、凍てつくような瞳をする相手がおり、背筋がぞわりと鳥肌を立てて。心底不愉快だったのか、一刻も早くこの場を去ろうと背を向ける相手に、ここまで話したのだから説得し続けるべきだと相手に対抗するように意地を張れば急いで相手の前に立ちはだかり、「無理をして、また怪我したらどうするんですか!?またリンクの上を滑るんじゃないんですか!?」と、声を上げて。自分でも、なぜこのように声を荒げたのかわからない。けど、あの身を削るようなリハビリを続けていけば、すぐに限界が来てしまうことだけはわかる。それを少しでも相手にわかって欲しくて「ここにはプロの人たちがいる。アンジーさんを絶対にリンクに戻してくれる。だから、あんな無理はもうしないでください。」と、すこしでも看護師たちの話を聞くように嘆願して。)

(/了解しました!といっても、どう和解に持っていくかがまだ想像出来なくて…。この場は一旦別れるとして、また後で真正面から説得でいいですかね…?

了解しました!そんな感じでいいと思いますよ!)



49: アンジェリーナ [×]
2023-02-09 19:59:41


っ…また?馬鹿言わないで、私はもう一度滑るためにリハビリをしてるのよ!それで怪我なんて失敗はしないわっ!

(足早に立ち去ろうとした自分の前に立ち塞がり「無理をしてはいけない」と自分を止めようと声を荒げる相手に対してさらに沸々と怒りがこみ上げてきて、ハンドリムを握り締めて歯軋りをした後に声を大きくして反論する。自分は一度決めたことはやり通すと決めているし、今までも失敗などは全くと言って良いほどしていなかった。それなのに、自身にとってこの上なく耳障りな物言いで自分を諭そうとしてくる相手には怒りしか沸かず、看護師の話をよく聞いてくれという内容の話も「無理なんてしていないわ!私は……私は、自分の力であの場所に戻る。」と怒りで震える声で応じて。 看護師が来るまではまだ少し時間があるだろうが、今の状態で相手とこれ以上話すのも我慢ならない。一度深く呼吸をすれば「…もう、いいわ。これ以上話しても埒があかない。」と俯いて。珍しく慣れない大声を出した事もあり、息切れを起こしたのか肩を上下させていて)

(/それで良いと思います!一度冷静になって思い返してみれば…と言うところから和解する、という感じでしょうか、アンジェリーナの方はそのようにしたいと思っております。
ありがとうございます!それでは、その際はよろしくお願いします…!)



50: 竜胆翔悟 [×]
2023-02-09 20:44:08


(いくら相手を諭そうとしても頑なに自分自身の意志と覚悟を曲げようとしない相手に、地雷を踏み抜く覚悟で真正面から己の気持ちをぶつけたつもりだったがそれでも相手は折れてくれなくて。今この時、この場所のこの自分の気持ちも、相手を元の舞台を戻そうと協力する看護師の気持ちも蔑ろにして自力であの場所に戻ると言い張る相手にこれ以上はもうなにも言えなくなり。大声を出したことによって息切れする相手が迎えに来た看護師に連れていかれると、その背中を見送ることしかできなくて、無力な自分に腹が立ったのかその手が白くなるまで拳を握りしめて。ひとり残ったこの屋上で「なんでみんなの気持ちを勘定しないんだよ…。」と俯きながらそうひとりごちて。)

(/了解しました!では諸々そのように進めさせていただきますね!他に何もなければ本体は下がりますね。)



51: アンジェリーナ [×]
2023-02-09 22:11:35


……分かってるのよ、そんなこと。

(去り際に自分にしか聞こえないほどの大きさで呟き、その後は相手に話しかけることもなく。二人の間の冷えきった空気を感じ取ったのか、迎えに来た看護師も相手には会釈をするだけに留め。 そのまま屋上を後にすれば、看護師は自分に「リハビリルーム、行ってみましょうか?」と尋ねてくるが、今の自分では行ったところで集中できそうもない。俯いたまま「…そんな気分じゃない。このまま戻って休むわ。」と話せば、その後はこれといった会話もなく自室に戻り、自身をベッドに寝かせると看護師も静かに部屋を出ていく。 やることもなく、一人になっている時間というものは退屈なものだが、それよりも先程の相手との話が頭の中で繰り返されており、何をしようにも集中できない。腕を使って目を隠し、寝れもしないのに目を閉じてみる。段々と頭も冷えてきて、相手がただただ心配をしてくれていたと言うことにようやく気がつけば、今度は自分自身に苛立ってくる。話を聞かず、自分の意見ばかり押し通す先程の自分はなんとも子供っぽく、何より相手に対して失礼な態度を取ってしまっていた。大きくため息を吐けば、今の自分にできることはないかと思考を巡らせ)

(/はい、此方も一度背後の方は引っ込ませていただきますね…!)



52: 竜胆翔悟 [×]
2023-02-09 22:49:43


(相手が屋上を去ってから、自分も部屋に帰ろうとして。己の部屋への帰路の中でも、なんとかして相手の心に届くことはできなかったのかと頭の中で悶々としながら歩いており、結局その答えも出ないまま自室へと到着すればどさっと沈みこむようにベッドに倒れて。やることもなにもないまま、ベッドの上で一日を過ごしていても結局は相手のことを考えており、もし、このまま明日を迎えれば己は退院して、相手との関係もこれきりになるだろう。しかし、本当にそれでいいのだろうか。これからも相手はまた身を削るようなリハビリを続けていくのだろうかと悩んでいれば時刻はもう消灯時間の30分前。結局何も行動を起こせないままこんな時間になってしまっており、所詮この程度だったのだと、相手と自分ではすむ世界が違うのだったと諦めかけたその時、昨夜に相手から借りたフィギュアスケートの雑誌が目に入り。何か思ったわけでもなく、その雑誌をぱらぱらとめくるとある一つの写真が目に入れば何かを覚悟したようにベッドから出ていき。そうしてやってきたのは相手の自室。看護師たちの目を避けながらここまで来れば、ノックしてから「アンジーさん。いる?」と小さく声をかけて。)



53: アンジェリーナ [×]
2023-02-09 23:45:39


(何もする気力が起きないと言うのは数年ぶりのことで、結局それからは一日中ベッドから動けずにいて。普段の自分ならすぐにリハビリや勉強に打ち込むのだが、今日の出来事が忘れられず、寝る事もできずに目を閉じていた。時間が経つのは早いもので、いつの間にか消灯時間ももうすぐ。そんな時に突然ノックさる音が聞こえてくれば、声をかけてきたのは先程あのような別れ方をした青年であった。普段の自分であれば追い返すところだが、今回は自分も思う所がある。どうするかしばらく考えた後、仮にどのような話をすることになろうとも、もう一度相手としっかりと話すことにして。自分はベッドから動くことはできないので、扉の向こうの相手に向けて「どうぞ。」とだけ声をかければ、証明用のリモコンを手に取って灯りをつけて)



54: 竜胆翔悟 [×]
2023-02-10 19:36:16


(相手の個室のドアをノックしてから返答を待っている最中、追い返されたらどうしよう、もう寝ていたらどうしようと不安に駆られていると扉の向こうから声が聞こえてくればほっと胸を撫で下ろして。音が響かないように静かにドアを開け、戸締りに至るまで丁寧にやり、ドアが完全に閉まったことを確認すれば「こ、こんばんは…。」と、相手に向き直って挨拶をするが覚悟してきたとはいえ、やはり少しだけ気まずく感じているのか不器用に笑みを浮かべていて。しかし、こうやっていては進まないと己に喝を入れ、一つ深呼吸をしてから「アンジーさん、ごめんなさい。」と、相手のことを真剣に見つめながら謝罪の言葉を発して。)



55: アンジェリーナ [×]
2023-02-10 22:32:42


(音を可能な限り立てないように入室し、自身に挨拶をしてくる相手。昼頃にあのようなことがあれば挨拶がぎこちないのも当然であり、自然では無いにしろ、それでも自身に笑いかける相手に此方も何か応じようとするが、どのようにすればいいのか分からず暫く間を置いて、結局は無表情で挨拶を返し。 此方がどうしようかとまだ迷っていれば、自身に向かって謝罪をしてくる相手に思わず「なっ…」と口から動揺のあまりに言葉が漏れてしまい。一方的に会話を打ち切って去ったのは自分の方、悪いのも自分のほうだと分かりきっていると言うのに、真剣な表情で謝罪してくる相手が理解できないために「…なんで、あなたが謝るの?」と小さく疑問の言葉を口にすれば、相手の目を見ることができずに顔を手で隠して俯いてしまい、心の中で『自分はどうすればいい?』と自問しており。結局のところ答えは分からず、やや疲れの滲む表情で「悪いのは、あなたじゃないでしょう。」と此方も相手の顔を見つめて言葉を発して。)



56: 竜胆翔悟 [×]
2023-02-10 23:36:19


(二人の間に訪れる沈黙を破ったのは自分からの謝罪。それに不意を取られたかのように動揺する相手が、『何故?』と俯いて顔を手で覆いながらながらそう言ってくると、相手も相手なりに負い目を感じて反省していることがわかって、正直少しだけホッとして。こちらの視線に応えるように、相手も視線を返しながら言ってくると)

あれから少しだけ悩んで気付いたんです。昨日、アンジーさんとフィギュアについて話し合って、アンジーさんのこと理解してたつもりだったけど、本当につもりなだけだった。

(昨夜のことを引き合いに出しながら、自分なりに反省しなければならなかったことを話し始め。昨夜、相手の演技のビデオを見て、それについて話し合ったり彼女直々に解説してもらったりと、フィギュアについても彼女のことについても知ることが出来たと思っていたし、親しくなれたと思っていた。しかし、たった一日でその人のすべてを知ることなど不可能だしおこがましいにもほどがある。申し訳なさそうに話しながらそう言うと「でも、これを見て気付いた気がするんです。」と、相手から拝借したままだった雑誌を取り出せばぱらぱらとページをめくり始めて。)


57: 竜胆翔悟 [×]
2023-02-10 23:44:24


(そうして開いて見せたページは相手が初めて金メダルを取った時の見開きで、そこには満面の笑みを浮かべて金メダルを手にする彼女の写真が載っていて。「これを見て、思ったんです。アンジーさんは本当にフィギュアスケートが好きなんだなって。」と、こんなに花が咲くような笑みを浮かべることができるのはフィギュアを心の底から愛している証拠。初めは彼女のことをフィギュアスケートに憑りつかれた人だと思っていたがそれは相手のフィギュアスケートに対しての愛が少しだけ歪んでしまったのではないかと思って。「アンジーさんは絶対にまたリンクに立てます。今は苦しいかもしれないけど、そんな時はこの思い出が暖めてくれます。」と、笑顔で写る相手の写真を指しながらそう話せば「だから、笑ってください。その方が楽になれるしずっと素敵です。」と、この部屋に入ってきたときはぎこちない笑みを浮かべることしかできなかったが、今は心から笑うことができ、自然な笑みを浮かべながら励ますが「素敵」だのと口説くようなことを口走っていることには気づいて無くて。)

(/すいません。長くなったので小分けして返信させていただきました…!)



58: アンジェリーナ [×]
2023-02-11 11:13:03


(相手が開いたのは、昨日別れる際に自分の貸したフィギュアの特集雑誌。一体そこから何を見つけたと言うのか、それが今の自分に何をしてくれるというのか。依然として相手のしたいことがわからず、ただ眉を下げてその雑誌を眺める。何かと思えば、相手が開いたページは自身が金メダルを勝ち取った際に撮影された、満面の笑みで金メダルを持つ写真。これがどうしたのかと思えば、相手は自身に優しく言葉を掛けてくる。フィギュアスケートが好きだと言うのは当たり前だ、好きでも無いものを全力でやるような性格ではない。今更何を言うのかと思ったが、相手は自身に『またリンクに立てる』と言ってくれた。 最近はリンクに戻ると言う意志だけが積もっていき、戻りたいと思う本当の理由が分からなくなっていたのかもしれない。そこで初めて、入院してからの自分の変化に気がついて。)

……Идиот.

(フィギュアは好きだが、そこへ戻ろうとする執念が自分を亡霊のようにしてしまった。ファンのため、自分のためと言ったことを失念していた自分に失望して大きくため息を吐けば、ロシア語で「馬鹿」と自分に向かって小さくぼやき。顔を強く平手で打ち、もう一度大きくため息をつく。その顔には先ほどの憔悴は無く、また自信にあふれた表情を浮かべており。 相手が自然な笑みを浮かべて話してくる様子を見れば、彼が本当に自分のことを思って言ってくれていたのだと改めて感じる。ベッドの柵を倒し、そこから這い出て手すりへと向かえば、手すりを使って無理やり体を起こし、そのまま相手の方へゆっくりと近づいていき。相手の目の前まで近づいてくれば、先ほどの相手が自分に発した口説き文句のような言葉を頭の中で反芻し、思わず笑みをこぼしてしまい)



59: アンジェリーナ [×]
2023-02-11 11:37:38


…あなた、本当に優しい人ね。心配になるくらい。

(柔らかな笑顔を浮かべると、相手に向かってそう言い放つ。初めて会った時のような皮肉ではなく、今度は本心からそう話しており。 これまでは憎かった自身の体、たった数歩でも苦労する自分の体に、今はもう少し余裕を持って接することができる気がする。それもこれも、知らずのうちに忘れていたフィギュアに対する情熱を思い出させてくれた相手のおかげ。 ロシアでは、知り合ったばかりの人に感情は見せないのが普通であった。しかし、ここは日本であり、相手は自分に善意を持って接してくれた。慣れないことではあるが、もう少し感情を表に出しても良いのかもしれない。そう考えれば、相手に向かって自信に満ち溢れた笑顔を浮かべて「それじゃあ、これからは自分にもっと正直に話してみるわ。よく見ておきなさいよ、天然の人たらしさん。」と軽口をぶつけてみて)

(/いえ、此方も長くなってしまいましたので…!今回こそ読みづらくなってしまったかもしれません、そうなっていると申し訳ないです…!)



60: 竜胆翔悟 [×]
2023-02-11 18:20:17


(自分の中で思っていたことをすべてさらけ出すように相手へ励ましの言葉を送ると当の彼女は聞きなれない異国の言葉でぼやきながら己に喝を入れるように頬をきつけをして、急にやるものだからびくりと肩を揺らしながら驚いて。こちらの言葉が届いてくれたのだろうか。そう思いながら恐る恐る相手の様子をうかがっていると向けられた顔には自然な笑顔が浮かんでいて。どうやらそのようだと胸を撫で下ろせばベッドの上を這うようにしてこちらに近づいてくると、初めて会った時にぶつけられた皮肉の言葉をまた聞かされるが、これは皮肉ではなく心からの言葉ということが表情からわかり、こちらもつられて「ふふっ」と笑ってしまい。お互いに笑いあっているとふいにぶつけられた軽口に首をかしげるが、先ほどつい口走った「素敵」という言葉を思い出せば顔を赤らめて「いや、あれはそのっ、ちがくて…!」と決して下心があって励ましたわけではないことを弁明しようとするも言い訳の言葉が思いつくことなくあわあわとして。そんな二人の間に和やかな空気が流れるのもつかの間、気付けば消灯時刻はとうに過ぎており、巡回の看護師が近づいているのか部屋の外からコツコツと足音が近づき始め。)

(/いえ、アンジー様の壁を乗り越える表現にとても感動いたしました!読みづらいことなどはありません!

ひとつ相談なのですが、このあとすぐにハプニングを起こそうと思っているのですがよろしいでしょうか…?)



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