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海の子と人の子 〆/254


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自分のトピックを作る
41: 降谷 零/夏川 宵 [×]
2023-01-18 20:57:21


【降谷 零】


( 手際よく鶏肉、玉ねぎなどを炒めご飯とケチャップを混ぜ合わせると、別のフライパンに油を入れ溶いた卵をながし熱する。程よく半熟の段階で火を止め、先に盛り付けたチキンライスの上にそっと卵を乗せて。さらに上からケチャップをかけると、スプーンと一緒に相手の前へと置く。相手をそのままにして台所へ向かってしまったが、人魚であった彼女が移動できるかどうかということを全く確認していなかった。しかし何とか座れていたようで安心する。自分の分も盛り付けて持ってくると「簡単なものだけど、どうぞ」と、相手の口に合うだろうかと少し心配しながら様子を見て。)


【夏川 宵】


…そこにいるのは、だれ?

( ボイラー室へ続く階段を下りる。ハイヒールの音がやけに響いて、こんなことなら普通の靴の方が数倍動きやすいと靴への文句を心の中で呟き。最後の段まで下りきったところで、妙に感じる視線。ドレスのスリットから太腿あたりに忍ばせている拳銃を手にかけ、その物陰にいる人物へ声を掛ける。ここで黒の組織の連中と出会ってしまうのは少々厄介ではあるが、もしそうであれば隙をついて逃げる方法を探らねば、と頭の中は色々な想像をめぐらせて。)



(/こちら、なんでも役やりますので言ってくださいね。)




42: マリア/ 赤井 秀一 [×]
2023-01-18 21:17:43



【マリア】
ありがとうございます。
本当はお手伝い出来たら良かったのですが……。
とても美味しそう…いただきます。

(座って暫くすれば、いい匂いをさせながら料理を持ってきた彼が戻って来るのを確認し、何とか彼が戻って来る前に椅子に座れて、転倒する事も無くて良かったと内心手を煩わせなかった事にホッとして。そして運ばれてきた料理を見れば、湯気がホカホカと出ていて見てわかる位には暖かく美味しそうな料理。海では当然だが、火なんて燃えないし、こうして火で加工した食べ物なんて出てくる訳が無い。人間達は火を使って同じ食材でも味も見た目も異なる様々な料理を作ると聞いた事がある。初めて見る食べ物だが、こんなにもいい匂いがするのだから美味しいに違いないと確信をしながら手を合わせて挨拶をすると、スプーンを手に取り、そのままオムライスを掬って口へ運んで咀嚼する。初めはその熱さに驚いたが、酸味のあるご飯とそれを包む卵の甘味の絶妙なバランスに表情は柔らかくなり、美味しいと感想を呟けばそのままもぐもぐと食を進めて)


【赤井 秀一】

おっと、怪しい者では無い……と言ってもそれを立証するのは難しいか。
俺はここに仕掛けられた爆弾を解除しに来た者だ。君はここに何しに来た?

(こちらの場所が視線でバレたのだろうか。潜入から抜けた身とはいえ自分も衰えたか?と内心舌打ちをしたくもなる己の体たらくさだが、こちらを警戒して向けられた拳銃は間違いなく本物。これで構えがぎこちないものなら拳銃に慣れていない一般人となるのだが、構えに隙も無く何気なく立っているように見えて反撃が出来る体勢。組織の一員なら下っ端の可能性もゼロではないが、組織は大きいのもあって下っ端の連中はコード有りの一員に比べて銃や体術、洞察力や観察力が頭一つは落ちている者が多い。かと言って彼女がコード持ちの可能性も大いにあるが、バレてしまったものは仕方ない、少しとはいえ変装しておいて正解だったな。と考えを巡されながら両手を上げて物陰から姿を現すと簡潔にここにいる理由を話しながら彼女がどう答えるか、その答えに嘘などは無いかと視線を上から下まで観察し)


(/ ありがとうございます!
宵さんの場面でもいずれ出したいなと思っていますので、その時はお言葉に甘えるかもしれません。よろしくお願い致します!)



43: 降谷 零/夏川 宵 [×]
2023-01-18 23:36:19


【降谷 零】


口にあってよかった。
…さて、今後のことだが。先程も言ったように怪我が完治するまではこの家で自由にしてくれ。…とはいっても、まだ上手く歩けないよな。

( 相手が食べる様子を眺めていたが、美味しそうに食べてくれてほっとする。案外味覚も人間とそれほどまでに変わらないのかもしれない。こちらも同様にオムライスを食べた後に、今後のことについて話を切り出し。この家の中で自由に生活をしてくれて構わないとは言ったものの、様子を見ていると歩くことに慣れていない彼女を日中ひとりにするわけにもいかない。とはいえ仕事に連れていくわけにもいくまい。ここはまた風見に相談しようと心の中で。)


【夏川 宵】


…、同じく爆弾を解除しにきたんだけど。
安心して、こっちも怪しい者じゃないから。

( 相手の話を聞けば、どうやら目的は同じ。とはいえ、まだ信用に足る情報も何も無い為、組織の一員である可能性も拭い切れないが、何故か彼を知っている気がして。少し暗がりで見にくいが、長身でそれなりに鍛えられた体格。体術では絶対的に不利だし、彼も銃を持っていたら、と考えると想像するまでもない。こちらも怪しいものではない、と告げると一応戦う気はない、と銃を下ろして。)



(/了解しました!)




44: マリア/ 赤井 秀一 [×]
2023-01-19 13:01:43



【マリア】
火を使うと言うのは素晴らしいですね。
こんなに暖かくて美味しいものが食べられるのですから。
そうですね、歩くのはまだ上手く出来ません。
ですが、既にここまでして貰っているのですから外に出たいなんて我儘思っていませんし、何なら家で歩く練習でもしていようかと思っていますが…。

(もぐもぐと料理名は分からないが、彼が作ってくれたからかそれともこの料理が元から美味しいのか、どちらかは自分では分からないが美味しいものは美味しい。海では使うことの出来ない火と言うもの。こんなにも食べ物を暖かく美味しいものにするなんてと目元を和らげ。頬が落ちそうな程美味とはこの事だろうなと考えながら食べていれば、今後について彼から話される。パチリと瞬きを1つすれば、行儀悪くないように口の中にある食べ物を飲み込む。確かに外の世界はどれほど広いのか、何があるのかと気にならないかと言われたら嘘になるが、彼も彼の都合があるだろうし、何より自分は上手く歩けず、ここまでの事をして貰っている。外の世界は気になるが、彼の手を煩わせたくないのは間違いなく本心である。彼に迷惑をかける位なら家で過ごすのも苦ではない。これまでずっと1人で過ごしてきたのだ、それがたったの数時間程で一瞬かもしれないが誰かが帰ってくるのを待つ。と言うのも新鮮できっと楽しいと微笑み)

【赤井 秀一】

そうか。
なら、話は早いな。爆弾がありそうな場所は大抵探してみたが見つからなかった。
そこで爆発したら被害が大きく、そして発見しにくい場所をとここに来たら君が来た訳だが……まだここの目星を全て見た訳では無い。ここは2人で協力して探すのはどうだ?

(相手も自分と同じように爆弾を何とかしようと来た事が分かれば、組織の人間ならそんな事をしにここまで来ないだろうと推測する。そもそも爆破予告なんて組織の人間はしないし、そんな手段も目的が達成されるのが確実で無い限りはしない筈だが、全く使われない訳でも無い。少なくても彼女はこの爆弾との関与はなさそうだと推理するが、組織の者でもそうでなくても自分の生存という切り札は厄介でしかない。今、自分の生存を知っているのはあの坊やと工藤夫妻、上司のジェームズ、同じFBIのジョディとキャメル。キールに─自分を恨んでいる彼と限りなく少数にのみ知られている。公安から潜入している彼に関しては自分が生きているのは知っているが、自分を組織に明け渡す事で組織の中枢に潜り込もうとしているのはわかっているため、彼女にも念の為に自分が赤井だと告げるのは悪手だろう。ほんの少しだけの変装をしているが、声はそのままなんの変声もしていない。声で自分の正体がバレる可能性もあるが、ここは一旦協力しないかと提案を持ちかけ銃が下ろされたのを確認すればこちらもあげていた両手を下ろし彼女の方へと視線を向けて)



45: 降谷 零/夏川 宵 [×]
2023-01-21 13:53:25


【降谷 零】


歩けない内は一人でいるのはよくない。何があるかわからないし。…とりあえず明日はポアロのバイトの日だから、そこへは一緒に行こう。

( 相手はそう言うが、自分のいない所で一人。部屋の中で転倒して起き上がれなくなる、または怪我をするなど、万が一の事も考えられないことは無い。自分が公安や組織の方の仕事のときは、部下に身の回りの事を見てもらうとして、ポアロのバイトの日ならば店に一緒に行ってそこに居させてもらうことはできるなと、思考をめぐらせ。とにかく、明日はポアロに出勤予定なので、一緒に連れて行こうと提案する。衣服の方も朝一で風見が届けてくれるそうなので、丁度いいだろう。本当にできる部下だ。)


【夏川 宵】


…りょーかい。目的は同じみたいだし、とりあえず一緒に探しましょうか。…ちなみに、爆弾処理はしたことある?

( まだ完全に信用し切った訳でないが、何故かこの男なら大丈夫だと思える何かがあるのだろう、彼の提案に頷くとこのボイラー室の辺りを見渡し不審な点がないかを調べ始める。そういえば、爆弾を見つけたといってそこから対処ができなくては元も子も無い。一応警察学校時代に必要な知識は学んだし、亡き友人がその専門だったこともありある程度は理解しているつもりだが、相手はどうなのだろうと尋ねて。)



46: マリア/ 赤井 秀一 [×]
2023-01-21 14:09:23


【マリア】
良いのですか?
……本当に何から何までありがとうございます。
外で何か気をつける事とかはありますか?

(てっきり1人でこの部屋で過ごすとばかり思っていたが、明日服が届けられれば、バイトと言う仕事をするらしい。ポアロと言うのは恐らく場所だと思われるが、国を守る仕事をしていると言っていたような気がするし、そんな仕事に着いて行って良いのかと不安になるが、駄目なら一緒に行こうだなんてまず言わないだろうと考え直し。人間界と言うのは海よりも沢山の物に溢れている。人間界の常識が欠けている自分には縁のないものだと思っていたが外の世界を見れるのは本当に嬉しい。申し訳ない気持ちもあるが外を見れる、外の世界を知れると言う好奇心で僅かに表情が明るくなり、雰囲気は勿論言葉の端々に楽しみと言う気持ちが抑えきれず)

【赤井 秀一】

あぁ。
その辺は問題ない。あまりにも複雑でなければ解体出来る。そっちの方こそ解体作業をした事は?

(こちらも組織潜入の為にもだが、FBIの試験や研修を通じて解体のノウハウは学んだし実物も解体した事がある為、出来るか出来ないかなら出来る内に入るだろう。爆弾解体をした事があるのなら彼女は一般人には入らないと確定するが、自分の中の第六感と言うべきか、組織に1度でも入るとある程度、組織の人間かどうかの判別が勘で出来るようになってしまった。と言ってもそこまで精密なものでは無いし、隣の阿笠博士の家にいる小さなあの少女よりも精度も距離も無いし、何より組織にいた年数が本当に彼女が元恋人の妹であるあの少女なら、自分とでは桁も脅威に感じる敏感性も違いすぎる。自分は爆弾解体よりもスナイパーの技術に長けていると自覚している為、それなりに手を大切にしてはいるが、爆弾のせいでせっかく掴みかけた組織の尻尾を逃すのはあまりにも勿体ない。万が一は自分が思ってはいるし、目の前に立つ彼女から恐怖心なんかは感じないが、そちらに経験は?と念の為確認を取って)



47: 降谷 零/夏川 宵 [×]
2023-01-21 15:55:11


【降谷 零】


ポアロというのは喫茶店と呼ばれる場所で、飲み物を飲んだり軽食を食べる場所なんだ。

ポアロでは、僕は「安室透」という名前を使っている。だから外ではそちらで名前を呼んで欲しい。

( 先程彼女にポアロとは言ったが、どんな場所なのかきっと不安に思うに違いないと一応説明をして。何故そこで働いているのかまでは今は言う必要は無いが、そこでは自分が「安室透」と言う名前で働いていることを伝え、そう呼んで欲しいと頼めば。自分について知っているのは、公安のもの、探偵事務所の坊や、そして憎きあの男くらい。極力自分に関しての情報が外に出るのは避けたいところではある。オムライスを食べ終えると、もう夜も遅い時間だと時計を見て気付き、さすがに人間の姿になった彼女を床やソファーなんかに寝かせる訳には、と自分のもので申し訳ないがベッドを使ってほしいと言ってみるが。きっと彼女のことだから遠慮をするだろうななんて思いつつ。 )

…もう夜も遅いし寝よう。僕のベッドで申し訳ないが、使ってくれ。


【夏川 宵】


こっちも。
知り合いに専門家がいるもので。

( やはり爆弾処理の経験があるとなると、一般人ではない。しかし組織の人間ではないとするなら、こちら側の人間の可能もあるが、警察関係者であれば自分が知らないわけが無い。あるい組織の情報を探る他のチーム、─FBI。実際捜査上で鉢合わせた経験が今までないが、自分の同僚がいつも目の敵にしているな、なんて思い出し。目の前の彼がそうであるかはまだなんの証拠もなく不確定だが。とにかく、爆弾処理は、自分と相手で何とかなりそうだと確信すると再び辺りの物陰を探し始め。自分もここに来るまである部屋は全て調べてきたため、あるならばこの場所になるだろうと思っている。爆弾を仕掛けたというのが虚偽だという場合も勿論あるだろうが。)





48: マリア/ 赤井 秀一 [×]
2023-01-21 16:55:52


【マリア】

なるほど……。
とりあえず、ポアロと言う場所がどんな場所なのか分かりました。今日食べた食べ物も美味しかったですが、明日は明日で楽しみが増えて嬉しいです。
安室 透さん。………こちらは安室さんと呼んでも?
透さんだと似たような言葉の綴りが多いからか少し呼びにくくて…。

ベッド……寝るということは体を休める場所ですよね?
ただでさえお世話になっているのに体を休める場所まで取ってしまうのは申し訳ないので、あそこでも私は大丈夫ですよ?
むしろ私の方が体が小さいのであそこ位が丁度良さそうですし

(ポアロと言う場所がどんな場所なのか簡単な説明を受ければふむふむと頷いて話を聞いており、とりあえず食べ物や飲み物を人に提供する場所と理解すれば、ふとそうなると目の前の彼はそのポアロと言う場所の仕事と国を守ると言う2つの仕事をこなしているのか?と疑問に思ったが、国を守る方については早々説明が出来なさそうではあるので、聞くことは無いが、それでも仕事を2つしているなんて疲れる筈。それに今日は自分という存在はきっとイレギュラーだっただろう。それこそ信用の置ける施設や機関に預けて後は任せるとかでもきっと文句は言えないのに、優しい人だがそれ故に心と体を擦り減らす事は無いだろうか。と心配になって。
そして時間も時間だからと寝る場所はそことベッドに目を移すと、寝ると言うことは体を休める場所と言うのはすぐにわかったし、ベッドを見てみれば人一人が横になるのに丁度良さそうな大きさである。自分はお世話になる存在であってこの家の持ち主は間違いなく目の前の彼だ。そんな彼を差し置いて使うなんて出来ないと首を横に振ると、ソファーを指さしあそこでも自分くらいの身長なら丁度良いからとベッドは何が何でも彼にと内心フンスフンスと決意を固めて)


【赤井 秀一】

そうか。
なら、お互いにこの場所を重点的に探して目標を発見したら互いに連絡を入れる。
そして爆弾が1つなら解体を始めて連動していそうなら作業に入る前に爆弾の時間ともう1つが近くにないか確認。
これで問題無さそうなら始めた方が良さそうだが。

(解体した事があると聞けば、先日の銃だこと言いやはり一般人では無いと確信を抱く。だが解体した事があると言うことは少なくても国民を保護する立場の人間だろう。組織の者を含め人に害をなそうとする人物はたとえ爆弾を発見してもそのまま放置して自分だけその場から逃げる。その方が楽だし、組織所属なら怪しまれないしそもそも人を人とすら思っていない連中ばかりだからだ。自分達FBIには彼女は居ない。もしかしたらキールと同じ所属のCIAや母が所属しているSISの者の可能性もあるが、1番可能性として高いのは日本警察、公安部と言った所か。となると先日された挨拶の名前は偽名という事になりそうだが、今この場で自分も名前は名乗れないし、候補も思い付いていない。ならばこのまま名乗りは無しでさっさと爆弾を見つけて解体した方が都合が良い。幸い自分も彼女も解体作業をした事があるのだ、見つかりさえすれば後はトントン拍子に進むだろうと判断すれば上記を確認するように伝え)



49: 降谷 零/夏川 宵 [×]
2023-01-21 20:29:11


【降谷 零】


あぁ、好きに呼んでくれ。

いや、僕は仕事柄何処でも寝られるから。さすがに女性をソファで寝かせることはしたくない。マリアこそ、色々あって疲れているはずだし、ベッドで寝て欲しい。

( 話せるとはいえ不慣れなことを思うと呼び方は好きにしてもらえたら、と伝える。やはり想像通り、ベッドを使うことを躊躇うどころか、断られると苦笑して。自分のことを気遣ってくれるのは有難いが、本当に仕事柄どんな場所でも寝られる体だし、足がまだ不自由で、しかも怪我をしている彼女をソファーというわけにはいかないだろう。それに自分は女性をソファーに寝かせるようなことはしたくないと首を横に振ると、「明日以降のことはまた考えるから、今日はとりあえずそうしたい」と伝えると。こんなことなら客用にひとつ布団セットなんかがあればいいのか、なんて思うも、人を家に泊めるなんてことはあんまりしたことがない為そこは不慣れで。)


【夏川 宵】


うん。問題ない。
じゃあ、私はあっちの方探してくる。

( 相手の提案には頷くと、確かに同じような場所を探していても時間の無駄か、と立ち上がり。広いボイラー室の奥の方を指差すと、そちらに向かって歩みを進め。爆弾をさがしながらも、考えれば考えるほど、先程の人物が誰かと似ているような気がして妙に落ち着かない。考えても思い出せないものは仕方がないかと、探していた矢先、いかにも爆弾ですよと主張するものが物陰に隠されている。どうやら時限爆弾のようで時間はあと20分を示しており、近くを確認するもこれは単体のようだ。持ち歩いていたバックの中から、小道具箱を取り出すと爆弾の蓋を開け慎重に解体していく。まだ、爆弾が仕掛けられている可能性はなくはない。このまま相手には爆弾を探していてもらおうと、声をかけ。)

見つけた。あったけど、まだ他にも隠されている可能性があるから、引き続き爆弾を探してくれる?



50: マリア/ 赤井 秀一 [×]
2023-01-21 21:50:56



【マリア】

にしても2つも名前を使い分けるなんて凄いですね。
私だと何かの拍子にどちらかの名前を呼ばれたら反応してしまいますね。

………わかりました。
では、今日はベッドと言うのをお借りします。
借りておいてあれですが、明日はゆっくり寝られる体勢で休んで下さいね。

(好きに呼んでくれと言われれば、ならと頷いて。そして仕事が2つもあるであろう事と名前が2つある事は関係しているのだろうか?気にはなるがきっと話せるような内容では無いし、少なくても今日会ったばかりの自分には到底無理だろう。そもそも2つも名前があって国を守る仕事とご飯を食べる所での仕事があると伝えてくれただけでもかなり譲歩してくれているのだろうと何となく察すれば、訳は聞かずそのままふたつの名前を使い分ける事を褒め。
ベッドで寝る事を拒否したらその拒否を拒否られ、仕事柄どんな体勢でもと彼は言うが、疲れの取れ具合は違うのではないかと思う。自分達人魚だって眠る時は安全な場所で体を横たえるのだ。可能なら彼にこそベッドを使って欲しいが、きっと説き伏せるのは無理だと確信すれば、不満と心配が混ざった表情で今日だけならと了承し、とりあえず彼も疲れているだろうから早く寝る体勢を取らせようと机を支えに立ち上がって)

【赤井 秀一】

了解。
と言っても粗方探し終わったが、油断は禁物だからな。
………………他にはなはそうだな、解体は俺がしよう。君は何か目的が会ってきたならそちらの方に向かっても構わないが…。

(どうやら爆弾は彼女の方が早く見つけたらしい。男と女とでは解体した事がある者同士とはいえ、器用さではどっちが軍牌が上がるか分からないがそれでも彼女は自分が推測するに日本警察の関係者。特にここ米花に居ると言う事と公安刑事と言う点から見てもかなり優秀なのだろう。そして自分が考えている部署通りなら、金髪の彼とも接触する機会があるかもしれない。彼女の口が固いのなら問題ないのだが上司と部下、もしくは同期となった場合、自分の事を話されるかもしれない。自分の生存はとうに彼に知られているとは言え、彼女は沖矢昴とも家が隣ということで交流があるのだ。現時点でも何か不信に思われているかもしれない。その不信から調べられて沖矢昴=赤井秀一と結び付き、公安の彼に知られたら彼は持てる権力を組織に不審がられない程度に使って憎い自分を組織に明け渡そうと躍起になるかもしれない。そうならない為に、さり気なく彼女に目的は達成したのかと問いかけて)



51: 降谷 零/夏川 宵 [×]
2023-01-21 22:31:49


【降谷 零】


まぁ、職業柄こういうことには慣れてるからな。

…手。

( 2つの名前を使い分ける、たしかに普通から考えるとむずかしいことなのだろう。しかし職業柄、または自分の性格柄こういうことはむいている。と思っている。しかしながらこのことを凄いと単純に褒めてくれる彼女に少しだけ微笑みを返し。こんな些細なことを認めてもらえたのは何時ぶりだろうか、何だかくすぐったい。
何とか了承してベッドへ向かおうと立ち上がる相手を見て、そっと手を差し出し。ほんとうならこのまま抱え上げて、ベッドまで運ぶのも手だが、せっかく自分で歩こうとしている彼女の努力を無駄にはしたくない。)

【夏川 宵】


…んー、目的、ね。
今はいい。…そんなに難しいものじゃないから、もう終わるし。

( 爆弾処理をしていると近付いてきた声に耳だけを澄ませるが、内容はあまり頭に入らず上辺の返事を返す。あともう少しなので、彼の手を借りるまでもなく終わるだろう。慎重にかつ素早く、時限爆弾を止めるための配線を小道具の鋏で切る。それと同時に、時限爆弾の数字が動きを止めた。上手くいく自信はあったとはいえ、この作業だけは本当に嫌いだ。緊張の糸が切れると、大きく息を吐き。そしてようやく先程ここにきた目的について問われていたことを思い出し、やはりこちらの事を組織か何かかと疑っているのだろうかと思うと一つ息をついてから話し始め。)

…、協力ありがとう。貴方が誰かは分からないけど、助かった。




52: マリア/ 赤井 秀一 [×]
2023-01-21 22:57:14



【マリア】

慣れ……うーん、私は慣れる気がしません。
仕事も出来て、顔も良い。性格も優しい。これだけいい所が沢山あるのですから女性から告白されたり、視線を総なめなんて事多そうです。
…………こう言うのを確か、そう、私が刺されないように気を付けないといけないってやつですね。

手?
……………ありがとう、ございます。
なんだか擽ったい気持ちになります。

(人魚と人間とでは価値観や美醜が異なる可能性は大いにあるが、人魚の自分でも彼は異性として文句なし。むしろ女性側が色々苦労して付き合えるみたいな感じがすると言うか、その位彼は男性として魅力的に見える。人魚と人間では価値観が違うと言われたらそこまでだが、もし同じならば彼は女性なら相当モテていてもおかしくない。そんな彼の隣に自分がポンと出てきたのだ想いを寄せているかもしれない女性達からすれば面白くないだろう。刺されてもおかしくないと拳を握り。

立ち上がれば、スっと差し出された手と一言のみ伝えてきた彼の様子に目をぱちくりさせると支えになってくれるのかと少し驚きながらも歩き慣れていない現状からすると有難いことこの上ない。自分よりも一回りは大きい褐色肌の彼の手にソッと手を乗せれば、自分の手が小さく見えて思わず笑えてしまいどうにも擽ったいとほんの少しだけ照れたように顔を赤らめながらも微笑み繋がった手を見つめて)

【赤井 秀一】

そうか。
随分と手馴れた様子だったな。
……あぁ、今回は助けられた。俺は何も出来なかったがまた会うことがあれば力になろう。

(こちらの質問に対してどこか生返事のような口調と様子で回答が返って来れば、集中力を要する爆弾解体中だ。爆弾に集中してこうなってしまうのも仕方ないかと思い、少しだけ近くに寄りその手際を見つめる。危なげない慣れた手つきで解体している様子からして、解体作業になれているか、知り合いがそちらに特化しているかのどちらかだろう。それでも爆弾と言うのはトラップがあったりと切る側からしてみれば自分の判断ミスと少しの手の狂いで大人数の人が…と言う緊張の中作業をする事になる。大した女性だなと彼女の評価を自分の中で書き換えていればどうやら作業が終わったらしい。息を吐き出す彼女にお疲れ様と一声かけた後に、彼女から告げられた言葉にどうやら詮索はしないでくれるらしいと考えれば自分は爆弾を探しただけで結局見つけられず解体作業も彼女に任せてしまい、これと言って活躍はしていない。名前も名乗っていない、顔も素顔では無いと言うのにらしくも無い言葉を彼女に言うと長居は無用とばかりにその場を後にして)



53: 降谷 零/夏川 宵 [×]
2023-01-21 23:22:42


【降谷 零】


そうでもないさ。
というか、よくそんな言葉知ってるな。

( 相手が急にそんなことを言うものだから、目を丸くして。確かに女性から言い寄られることはあるものの、適当にかわしているし、彼女が恨まれて刺される、なんてそんなことにはさせないと思いつつも、よくそんな言葉を知っているなと笑って。そういう彼女こそ、やはりこうやって見れば人間と比べ圧倒的に美しい。人間と人魚では基準が同じかどうか分からないが、彼女の隣に立つ自分こそ、彼女の言葉を真似するのであれば刺されそうだ。
手と手が触れたとき、その相手の表情に思わずドキッとする自分がいて。そのままできるだけ平静を装いながら、相手をベッドまで誘導していくと、そっと相手が座るのを見届け。)

じゃあ、おやすみ。


【夏川 宵】


…うん。また。

( 相手の最後の言葉には少し目を丸くすると、頷き。いつまた会えるのか分からないが再会の挨拶をして。去っていく彼の後ろ姿を最後まで見届けると自分も立ち上がり。

その後無事パーティは何事もなく終了。組織のしっぽも掴むことは出来ないまま帰宅した訳だが、あれからやはりあの男のことばかりを考えてしまう。今日は仕事はオフ、1日することもない。元々、インドア派の自分が休みの日にすることといえば、本を読むか、必要なものの買い出しに出掛けるくらい。そういえば、あれから隣に住む沖矢昴については何も掴めていない。こんな悠長なことをしていては、怒られそうだ、なんて思いながら、この米花町については知らないこともあるため、散歩をしに行こうとラフな格好に着替えて、外へ。)




54: マリア/ 沖矢 昴 [×]
2023-01-22 09:44:58



【マリア】

昔、同じ人魚の中にこの国で生まれた人魚が居たんです。黒い髪が黒真珠のように綺麗な人魚だったのですが、彼女に人間の言葉という事でこの国の言葉を教えて貰ったんです。

ありがとうございます。
ベッドをお借りしてはしまいますが、ゆっくり体を休めて下さい。おやすみなさい。

(自分の言葉に確かに見た目からすると自分はこの国の生まれでは無いとすぐにわかるだろうし、何より彼は自分が人魚だと知っている。それ故にやけにこの国の言葉に詳しい事に疑問を持つのを当然だろう。その理由を簡単にだが説明をする。黒い髪が美しく、その目も黒髪同様に黒く白い肌とのコントラストが美しかった彼女を思い出す。人魚は長命なので余程の事が無ければ今でも生きているだろうが、彼女は今どうしているだろうかと少しだけ気になる。彼女のおかげでこうして人とコミュニケーションを取れているのだ、今度会えたらお礼が言いたいと内心考え。

そんな事を考えていれば、あっという間にベッドへと着く。部屋の中なのだから当然だが、その時間が短くて、触れ合っているこの手の温もりと大きさ。こうして触れ合っていると心がポカポカするような感覚になって少しだけ名残惜しい気もするが、それでは彼を困らせてしまう。お礼を言いながらソッと手を離れさせてベッドへと座ると、少しだけ眉を下げて上記を言う。疲れているのは彼の方なのだ、少しでも体を休めて欲しいと切に願って)


【沖矢 昴】

特に事件も無く、指示も特に無し。
こうもやる事が無いと………ついつい本屋に来てしまう。

(この前のパーティでは、爆弾解体と言うイレギュラーな事件はあったが結局組織の人間が何かやったような事は無く、末端の仕事があったのかもしれないがその現場を確認することも出来ず、組織の動きについては何も掴めなかった。だが、彼女について推測とは言え正体を何となく掴めたのは大きいかもしれない。彼女が潜入捜査をしている彼と交流があるかはまだ謎だが、その辺も追々分かるだろう。そして今日は珍しく完全OFFの日。大学の方も創立記念日とか言って休校なので、昼間にこうして本屋に居ても怪しまれないだろう。暇だと家にいる事もあるが、たまにこうして出掛けて本屋へと足を運ぶこともしばしば。本屋の中を歩き、ミステリー小説が置かれたコーナーで足を止めると、先日彼女が読んだと言っていた本でまだ自分が読めていない本を見つけると、これは…と手を伸ばして本を取り、あらすじなんかを読んで買おうかどうしようかと悩み、本を眺めて)



55: 降谷 零/松風 春 [×]
2023-01-22 10:08:10


【降谷 零】

へぇ、日本にも人魚がいるとは…。

あぁ、君も。ゆっくり休んで。
おやすみ。

( 彼女の話を聞くと、世界のいろいろな所で彼女たちは住んでいるのだろうと推測できる。まさか日本にも人魚がいたなんて、少し驚きながら、その人魚のおかげでこのように上手に言葉が話せていることに納得をして。
ベッドに辿り着くまでの間、その小さく綺麗な手をを見て海から誘拐されてきたことは本当に怖い体験以外の何ものでもなかっただろうと考える。そんな怖い思いをして、さらにはよく分からない男の家にいる現状にゆっくり休めるかは分からないが、少しでもリラックスしてくれたらと思う。未だにベッドを使うことを遠慮している様子の相手には、本当に気にしないでほしいと思いながら小さく笑って。「何かあれば声をかけてくれ」とだけ伝えると、寝る前のあいさつを済ませ自分は先程のリビングのソファーへと横に。)



【松風 春】

( 散歩をするといってもやはり辿り着いてしまうのは、自分の大好きな本屋。散歩途中に雨が少しパラついてきて、傘をもちあわせていなかったためこの本屋に立ち寄ることにした。幸い小降りだったため濡れることはそんなになかったが、雨がやむまでここで時間をつぶそうと中へ入る。ふと自分がよく読む書籍コーナーに1人の見知った男性の姿。そういえば、彼も推理小説がすきだと言っていた。そんなことを思い出しながら、ゆっくりと近付くと、名前を呼び声をかけて挨拶をしてみて。彼の手にする本を見ると、以前自分がオススメをした本があり。早速それを手に取って読もうとしてくれていることが何だか嬉しく思う。)

沖矢さん?ですよね。こんにちは。
その本…、前に私がオススメしたものですよね。




56: マリア/ 沖矢 昴 [×]
2023-01-22 11:09:25



【マリア】

(彼がリビングのソファーで横になったであろう時間を見計って自分もベッドに横になる。ベッドと言うのは初めて使うがよど良い弾力があるマットレスが体のラインに合わせて沈み、なるほどこれは寝るのに良いかもしれないと睡眠を摂る上で欠かせない道具だと納得する。そして体を仰向けに変えるとベッドのスプリング部分がギシリと音を立てる。その音で彼の睡眠を妨害してはいけないと思い、仰向けになるとそのまま体制を変えることはせず先程触れ合って居た手を持ち上げてまだほんの少しだけ温もりが残っている手を見つめる。彼の手は大きくて暖かくて、どこか安心感を与えてくれるようなそんな手だった。彼から見たら自分の手は小さくて冷たく感じられたかもしれない。彼の手は彼の心のようだなと感想を吐露すると、時間も時間だ寝てしまおうと目を閉じてしばらくすると規則正しい寝息を少し立てて眠りにつき)

【沖矢 昴】

ん?
こんにちは、松風さん。
えぇ、今日は大学も休みなのでせっかくだからと来てみたんですが、この前紹介された本があったので思わず手に取ってしまって…。
松風さんも今日はお仕事はお休みですか?

(声を掛けられれば、つい先日引っ越してきて、尚且つ自分から見ればだが昨日のパーティ会場でも聞いた、あの女性の声。帝丹小学校の図書の司書の仕事は今日は休みなのだろうか?そんな疑問を胸に抱きながら、本から視線を上げて声を掛けられた方へと顔を向ける。そうすれば自分が思い描いていた女性の姿。挨拶を返してそれとなく自分がここに居る理由を簡単に説明すると、彼女の紹介してくれた本が気になっていましてと優しげな笑みを浮かべて肯定し、まだまだ読みたい本はあるものの、せっかく彼女がおすすめしてくれた本なのだ。これは買おうと本棚に戻さずにそのまま手に持った状態で体を彼女へと向き直ると、今日は休みかと首を傾げ)



57: 降谷 零/松風 春 [×]
2023-01-22 15:27:30


【降谷 零】

( ソファーに横になると案外すんなりと眠りにつくことができた。途中で彼女から声がかかることもなく、朝を迎える。ふとスマホの着信で目が覚めると、風見から「衣服一通り揃えたものを部屋の前に置いておきました」との連絡。礼を伝えると、そっと体を起こし彼女がまだ寝ているのを確認して玄関へ。衣服の入った袋を部屋の中に持ち帰り、彼女が起きたら着てもらおうと思う。まだ起きるには早い時間ではあったが、目が完全に覚めてしまった。朝ごはんでも作ろうと台所へ行けば、ご飯を炊き、手馴れた様子で味噌汁を作る。ある食材で作ると完全に和食になってしまった。彼女の口に合うかと少し悩んだが、しかたない。暫くするとご飯が炊けるいいにおいが漂ってくる。そろそろ彼女を起こそう、と隣の部屋へと移動して。)

─おはよう。

【松風 春】

さっそく手に取っていただいて嬉しいです。
学校の方は、週に3日勤務でして。今日はお休みなんですよ。
( 相変らず本を読む姿も絵になるな、なんて思いながら、問われた質問には勤務形態の話をして。実際は週3日小学校勤務、残りは警視庁勤務となっているのだが、後者の方は現在組織について調べていることから今日のように休みの日も実際バラバラで。本を購入するという彼には、言われたら貸したのに、と思うも本が好きなら買って読みたいという気持ちも分からなくはない。ふと、もしこの後暇ならぜひ本についてもっと話したい、という気持ちと、これは沖矢昴に関して調べるチャンスかもしれない、とが入り交じり思わず提案をして。提案をしてから、なんだか不自然な誘い方だっただろうかと逆に恥ずかしくなってきて。暇だったら、と言葉を付け足し。)

あの、もしこのあと時間があったら。近くにブックカフェがあるんですけど、そこいきませんか?本についてもう少しお話したいな、なんて…。



58: マリア/ 沖矢 昴 [×]
2023-01-22 15:50:12



【マリア】

んんっ………おはようございます…。
……思ったよりも熟睡してしまって自分でも驚きました。

(ベッドですぅすぅと熟睡していたが、おはようと声を掛けられれば、その声に反応してぼんやりと目を覚ますとムクリと起き上がる。寝返りを打ったからか折られていた袖口は元に戻って手をすっぽり覆っており、髪の毛も少しだけ寝癖がついて毛先を中心にぴょんぴょんと跳ねている状態ではあるが、何とか意識を覚醒させる。声のした方を見るとそこには彼の姿があり、自分と違って完全に目が覚めている様子。自分と同じ位の時間に寝たと思うのだが、自分の方が長く熟睡してしまったと考えると袖を折り返して手を出す。
やや眠そうな目を瞬きさせる事で眠気を飛ばそうとし、瞬きする度に銀色のまつ毛から瑠璃色の深い青い瞳が朝日を浴びて煌めく。
いい匂いがする事から朝ごはんを作ってくれたのだろう。何も手伝えないがせめて起きていたかったと思いながら立ち上がる為にベッドの縁に座る体制を取ると壁を支えに立ち上がって)

【沖矢 昴】

せっかく紹介されたと言うのもありますが、元々気になっていた1冊なので。
あぁ、なるほど。では今日はお互いお休みですか。

良いですよ。
せっかく読書仲間が出来ましたし珈琲でも飲みながら語り合いましょうか。

(週3勤務と聞けば、なるほど、なら残りは警察の方の仕事だろうな。と何となくの推理を付ける。と言っても沖矢昴としての自分と彼女の関係は家が隣同士の読書仲間と言ったところ。彼女と事件に鉢合わせしたのは赤井秀一としての自分なので、パーティでの事を口が滑ってしまわないように気をつけなければ。と話題作りの一環でパーティで爆破予告がなんて事を言わないように心の中で呟いて意識付けし。紹介された本とは別にもうあと2冊程自分が気になっていた本も手に取ってお会計をしてきますねと言いかけた所で、まさかのカフェへと言うお誘い。彼女からしてみたら同じシャーロキアンで本の好みが似ている人が近くに出来たのが嬉しいのだろうか。沖矢昴としてなら、ここは乗らないと不自然だなと考えれば、勿論だと快諾すると本を買ってきますねと一言言ってお家計へ。本の会計が終わり紙袋に入れられた本を持って彼女の元へと戻れば、場所は分かりますか?と首を傾げ、もし不安ならナビを入れた方が良いかもと思いスマホを取り出して)



59: 降谷 零/松風 春 [×]
2023-01-22 16:18:40


【降谷 零】

よかった。
朝ごはん作ったんだが、食べられるか?

( 寝起きの彼女は昨日の美しい感じとはまた違い、どこか幼く可愛らしく見える。どうやら声がかかるまで熟睡していたのだろう、まだ眠そうなその表情に微笑むと、壁を使って立ち上がろうとする相手の元へ行き、昨夜同様に手を差し伸べる。朝ごはんを作ったことを述べれば、昨日夜夕食を食べた時間も少し遅かったし、寝起きとなるとあまり空腹を感じていないかもしれない、なんて思いながら一応食べられるかどうか尋ねて。そう話しているうちに食卓のイスまで誘導すると、座るところまで見届け、自分は朝食の用意をしに台所へ。ごはんと、味噌汁、目玉焼きの更にはほうれん草のお浸しを添えたシンプルなもの。ただここまで用意して、箸はむずかしいかもしれないと気付き相手に尋ねて。)

箸は、使ったことない?


【松風 春】

よかった…。
あ、場所でしたら分かります。近くなのですぐですよ。

( 誘ってから少し後悔をしていたところだが、快く誘いに乗ってくれると嬉しそうに笑い。相手が会計を済ませている間に、念の為スマホでブックカフェの場所を検索する。そして先程まで雨が降っていた空を眺めると、すっかり天気は元通り。よかったと安心すると、会計を終えた相手と合流をして、目的のブックカフェへと向かう。この本屋からは徒歩5分ほどの場所に位置しており、すぐにカフェに着いた。少しレトロな内装、本を読むことに集中できるように音楽もクラシックが流れている。何より普通のカフェと違うのは本がずらりと並ぶ棚がいくつもあり、ちょっとした本屋のような空間になっている。窓側の席に通されると、メニュー表を開いて。)

沖矢さん、何を飲まれますか?
私はブレンドコーヒーにしようかな。



60: マリア/ 沖矢 昴 [×]
2023-01-22 16:38:11



【マリア】

ここまで深く寝れたのは久しぶりな気がします。
はい、食べれますよ。

(海では鮫に人間と一見安全そうな場所だと思っていても危険が伴う場所が多い。身の安全を守る為に自分達人魚は人間が立ち入れない深い深海で岩なんかに体を預けたり、砂の上で眠る事が多い。だが深海だから完璧に安全という訳では無く鮫なんかの脅威は深海に行けば安全だが深海には深海ならではの生物がおり、群れを成している。
深海生物は深海で過ごすからこそ自分達よりも目ではなく他の器官が発達して獲物を感知するのでこちらが気づいた頃には手遅れ。なんて事も話で聞いた事がある。だからこそ自分達人魚の眠りは基本的に浅い。浅い筈なのだが、昨日会ったばかりの男の人の部屋でここまで熟睡してしまうとは少しはしたない気がしてならない。
ちょっと悶々としながらも朝ごはんは問題なく食べれる事、手を差し出してくれた事へのお礼を言ってリビングまで移動すると椅子に座る。昨日とはまた違った料理を見るとどんな味なのだろうかと少しだけワクワクしながら、彼から箸はと問われ)

箸……は聞いた事がありますが、流石に無理だと思います。
昨日のようなスプーンでしたか、それなら問題なく使えると思いますが…。

(完全に目は覚めたが、好きに跳ねている髪を見ると後で手櫛で整えようと思う。
そして箸というのは確か、見た目は2本の棒のようなカトラリーだと聞いた事はあるが、陸生活2日目と言うのもあるし、何より棒2本でご飯が食べられる光景が描けず無理だと首を横に振ると昨日使わせてくれたスプーンなら恐らくはと答え)


【沖矢 昴】

では、私もブレンドコーヒーを。
…まさか近くにこんなお店があるとは知りませんでした。
雰囲気も良さそうですし、珈琲の匂いが店に充満して落ち着けるお店ですね。
良いお店を紹介してくれてありがとうございます。

(彼女の隣を歩くように着いて歩けば、店の構えからしてレトロな雰囲気がある少し小さなブックカフェ。ポアロには何度か足を運んでいるが、そのポアロとはまた違った店で内装や店の匂い、音楽全てが読書に集中出来る良い環境作りになっている。それにブックカフェだから当然なのだが、来ている客層はバラバラだが、皆が落ち着いた様子で珈琲やケーキなんかを楽しみながら本を読んでいるので店の中はいい意味で静かだ。基本的には行ったことがある店や行く必要がある店に足を運ぶ事が多く、こういった店に足を運んだりと新規開拓はしない主義なのだが、ここは良いお店だと心からすんなり思うといつもよりもやや声を落として注文を決め、お礼を言い。
彼女の方は注文が決まっているらしいので手を少しだけあげて店員さんを呼ぶとブレンドコーヒーを2つ頼み、他にも何か頼むかと彼女に問いかけ)



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