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ROSARYー変わり果てた世界で戦い続ける者たちー/1276


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459: リナ・クロムハーツ [×]
2023-02-13 22:57:22

『ヒストリー』
ROSARY始動編
2023-01-07 >>95から
2023-02-10 >>414まで

G-23区アジト。
リナ・クロムハーツが統括管理を担当するROSARYの大規模拠点では、様々な柵に縛られながらも、構成員たちが確かな絆を育み、各々の幸せを守るために戦っていた。
諜報部の入手した情報によって、DOGMAがB区画に中毒性の高い薬品を流通させる計画を知ったリナ・クロムハーツはこれを事前に防ぎ、薬品の奪取に成功する。
アジトへの帰還途中、同僚のセリア・メイナードと遭遇した彼女は彼とともに隠れ家的バーで束の間の休息を取る。いつ何時にどうなるかも分からぬ自身の命、何かあればと弱音を吐くリナ・クロムハーツに、セリア・メイナードは彼らしい、飄々とした元気の分け与え方をして見せる。責任者として常に気を張るリナと、気の向くままに無責任とも取られかねないセリアと、真逆の二人の間には確かに仲間としての信頼があった。
その後、途中から任務に合流したマリンと共に帰路についていると、そこにアジトからリナを迎え出るように飛び出してきたフティーも合流する。
彼女たち2人は元DOGMA所属のサイボーグであり、そんな彼女たちとリナは実の妹たちのように絆を深めていた。感情面において相反する性格の2人と、リナの合わせて3人。出自も何もかもが違うのに、出来上がる温かい空気は何にも変え難く幸せだった。
道中、任務を終えてアジトの外で時間を持て余すイリーナ・クレイグも集団に招き入れ、大所帯でアジトへと帰還することに。4人はキッチンで軽食を作り語らうことにするが、そこでの話題はイリーナの乱れた食生活についてであった。ジャンクフードを好む彼女に何とか野菜を食べさせようと画策するリナ・クロムハーツの隣で、
フティーとイリーナ・クレイグは夜を共に更かす、野菜嫌いの友人関係を確立する。リナに怒られながらも、それは人間性の悪さではないと互いに理解し合い、もしこの先、相手が何か悪事に手を染めることがあったのなら全力で止めるという、将来これからもずっと友達の約束をして。
その頃、キッチンではマリンとリナが食材の管理を担当する。黙々と作業を進めていくマリンに、リナは感情と友情について持論を展開する。イリーナとフティーのように、側にいて信頼し合える、安心できる存在…「好き」という感情を見つけてみることから始めようとスープを作る2人の間には、きっと既に友情があったのだろう。世界が平和になったら、その時こそずっと一緒だと約束を交わし。これからも一緒に戦い抜く決意を新たにした。

それから数刻が経ち、アジトの前にはROSARYの構成員でありながら謎多き男、グリム・リーパーが姿を現していた。任務のためにG-23区アジトに常駐することになったという彼のもとには、かつて任務を共にしたイリーナとセリアが歩み寄っていて。
組織内でも様々な噂のついて回る彼。アジトを管理するリナ・クロムハーツにグリムの個人スペース確保を打診しにいくセリアは、強引にイリーナを連れ立っていた。
アジトの中では、自身のトラウマとも言える子供の姿形をしたサイボーグを討ち取れず、任務に失敗したマリンが落ち込んだ様子で通路を歩いており、そこに居合わせた2人は、それぞれの主観から意見を述べる。
任務を淡々と遂行するマリンに対して、息抜きの仕方を心得るセリアは、自分らしい歩幅でいつかトラウマを越えるための勇気を
イリーナは歴戦の経験からくる多角的な視点で、彼女の失敗は失敗でなく、ROSARYへの貢献であると伝える。
2人からこの言葉を引き出せたのもまた、マリンと、セリアと、イリーナの仲間としての関係によるもので。いつかマリンがトラウマを乗り越えられることを願いながら、終わり際、マリンの胸には温もりと飴玉、ジャンクフードが残るのであった。


温もりに満ちたROSARY G-23区アジト。その背後には、確かにDOGMAの影が忍びよっていた……
謎の人物、王誅の暗躍。
身分を偽り下層へと現れた誅は、製薬会社のルカ・フーニアと名乗りかつての同胞、マリンに近付く。
邂逅は波風を立てずに終幕するも、正体不明の影は依然、ROSARYについて回るのだった。


所は変わり、狙撃任務を終えたROSARY構成員レイ・ロバーツの元にマリンが迎えとして到着していた。
自身の空腹よりも愛銃の整備を優先する彼。彼の物に対する扱いは、マリンが物として扱われていたときのものと大きく違い。長年使い込んだ相棒に抱く愛着を知ったマリンは彼とともに笑顔の練習をして。感情と表情、マリンの中に少しずつ大事な何かが溜まっていく。

時を同じくして、雨の振り出した下層の建造物ではアジトへの帰投が出来なくなったフティーが途方に暮れる。たまたま近くに居たマリンとレイはレインコートを着て彼女との合流に成功すると、雨宿りをすることにする。
アジトの外、危険と隣合わせの場所でお互いがお互いを大事にしていることを再確認する。
フティーの温もりに触れて元気を得たレイはフティーと姉弟のような関係のもと、クッキーを味わい
マリンはフティーという、手を伸ばせば抱き締められる温もりの大切さを認識する。同時に襲いかかってきた失う恐怖は、仲間に安心させて貰えばいいのだと教わって。そして、それから全員、アジトへの帰投後にリナ・クロムハーツから説教を受けることになった…。



その後、展開された他アジトと合同の大規模工場攻略戦では、侵入したROSARY構成員がセキュリティシステムにより進行を妨害、分断されてしまう。先行していたリナ・クロムハーツも例外ではなく、単独で高性能な飛行能力を持つサイボーグとの戦闘を余儀なくされる。
苦戦しながらも撃破に成功したリナであったが、負わされた傷は深く、同じく工場内部を進行していたマリンが合流する頃には歩行行動に障害が出るほどであった。
それでも、仲間を守るために前線に立つことをやめないリナの決意に同調したマリンは、サポートに徹しつつ工場の制御室を目指すことに。
マリンの的確なサポートのお陰で制御室に辿り着くことが出来たリナであったが、1番重要な外部隔壁のロックにエラーが生じ絶望する。彼女の焦りを払拭したのは、以外にも外で待機しているはずのフティーであった。
リナとパンケーキを一緒に食べたときの平和な時間。これから戦線を離れようという提案を受け入れた時よりも、固い決意の元に放たれた熱光線は外部隔壁を破壊しROSARY構成員の退路確保に成功する。
作戦の成功を確信し、安心したリナだが1つだけ残った懸念を消すために工場の屋上へと単身向かうと、そこには謎の人物の姿があった。捕縛を試みるリナであったが体力の限界を迎え倒れ込んでしまう。そんなリナに謎の人物はある情報の入ったUSBを持たせ霞のように消えてしまい…。

間もなく、倒れ込んだリナを見つけたマリンはその命を救うために命令違反をするのだった。
DOGMAに物として扱われていた彼女が。命令のみを忠実に熟すように教え込まれていた彼女が。自分のしたいことのために、命令を無視する。
彼女の腕の中で、リナは幸せな夢を見て…。



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