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癒えぬ古傷。/文豪ストレイドッグス 夢也/668


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161: サン・テグジュペリ。 [×]
2022-12-10 07:35:08

もしもの話よ、もしもの。….嘘でしょう…?
(さり気無く貴方の手から野草を抜き取りその辺にぽい。大丈夫、の言葉に元気付けられたのか少し萎れた様子が元気に戻った。その時不意に国木田の携帯から聞こえた言葉。まさか探偵社にも追手が回ったのだろうか。顔面蒼白になってはもしや中原が手配したのか?いや、其れは無い筈、と思考を巡らすも人命を優先しようと探偵社へと走った。 )

162: 太宰治 [×]
2022-12-10 09:01:21

ああっ手厳しいね、そんなところも素敵だけど
(投げられる雑草に別れを告げて、国木田の方に意識を向ける。「国木田さん、今…爆弾魔が盾籠っていて…!」その言葉に国木田と中島は同時に太宰を見る。太宰は相手に見えないようにピースしてみせる。2人は悟った、これは入社試験だと。「爆弾魔だと、今から行くから待っていろ」とスマホを切る。この流れ見た事あるなぁ、なんて思いながら「どうするんですか」と演技を打つ中島。太宰は「姉さん、今から探偵社の仕事だけど、見学するかい?」と楽しそうに提案して)

163: サン・テグジュペリ。 [×]
2022-12-10 11:03:28

え、爆弾魔?!…け、見学…させて貰う、わ…
(爆弾魔なんて久し振りだ。まだ、看護師になる前。構成員だった時はそんな任務にも行かされた経験が有る。死傷者が出る前になんとかしなくては、と考えつつも提案に頷いて。)

164: 太宰治 [×]
2022-12-10 23:08:06

(相手から離れた所で中島が聞く。「太宰さん、今回の爆弾魔の役って誰なんですか」「与謝野女医」「は?」「だから与謝野女医」「ええー…やってくれたんですか…?」「後で国木田くんの体解剖していいですよって言ったら了承してくれたよ」最低だこの人、という言葉を飲み込んで国木田と相手を見る中島。勝手に報酬にされた国木田は相手と共に谷崎と合流している。「谷崎、状況は」「はい、今事務室に盾籠っていて」といつもの部屋の扉を指さす。谷崎が相手に気づいて「この方は?」と知っているのき聞く)

165: サン・テグジュペリ。 [×]
2022-12-10 23:18:44

(こそこそ何を…作戦でも話しているのだろうか。二人の様子を見ながらも頭の中で爆弾の処理の仕方を反芻。自身のことを聞かれては頭の中で別の事を考えていた所為か「太宰君の嫁です。…あっ、違う。違います、っ!サン・テグジュペリといいます、」と口が滑ってしまい慌てて訂正。周りの反応を気にしないようにしつつ扉の奥に聞こえた声は女性。女性の爆弾魔か、と頷いて)

166: 太宰治 [×]
2022-12-11 09:59:23

いやぁごめんね、谷崎君。紹介が遅れたよ、彼女は私の奥さん
(相手の言葉を聞いて嬉しそうに肩を抱いて言う。「美人さんだろう?見るのはタダだけど、もしも触れたら」と続ける太宰の頭を叩いた国木田が「突入は可能か?」と入社試験のテンプレートを言う。谷崎はこの人が例の、と太宰に軽く苦笑いして「…お願いしてもいいですか」と国木田を見て)

167: サン・テグジュペリ。 [×]
2022-12-11 11:18:51

まだ違います。……独歩君。私も中迄着いて行ってもいいかしら?
(即座に否定しては貴方の腕の中から抜けて。彼らの言動に何となく違和感が、_まるで台本が有るかのような違和感があるも今ここでマフィアの勘を使ったところでどうにもならないと気にしないことにし、国木田を見上げつつ)

168: 太宰治 [×]
2022-12-11 15:04:22

まだってことはいずれを考えてくれてるんだね
(にやけきった顔で相手のあとを着いていく。「ああ、くれぐれも怪我はするな」と相手に忠告して扉を開ける。中島の入社試験と同じ机に与謝野が足を組んで座っている。俯いていて表情は見えない。「そこを離れろ」の国木田の言葉に「断る」とだけ返して、与謝野は隣の箱に手をかけて)

169: サン・テグジュペリ。 [×]
2022-12-11 15:12:20

…私に、やらせてくれない?
(貴方の言葉はスルー。目の前に見えた女性に視線を遣りつつ国木田に問い掛けた。答えを待たずに女性の前へ歩み寄っては「こんにちは。今日もいい天気ね?…所で、貴女とってもお肌が綺麗ね。どんなお手入れをしているの?」と屈託の無い笑顔で他愛もない会話を投げ掛けてみた。隣の爆弾に視線を遣りつつ)

170: 太宰治 [×]
2022-12-11 15:17:15

姉さん、彼女はきっと錯乱している。…気をつけて
(かなり与謝野に失礼なことを耳打ちする。国木田にとっては渡りに船で返事をせず下がる。与謝野は顔を上げずに「いい天気?そんなどうでもいい挨拶して何になるんだい」と暗い声で。綺麗な肌と言われてからかうように笑う。「そんなに爆弾と心中したいのかい?物好きな人だ」と言って笑う。箱を手に持ち頬を寄せて「社長を出しな」とようやく顔を上げて言う。)

171: サン・テグジュペリ。 [×]
2022-12-11 15:24:13

社長?此処の社長って誰なのかしら。
(ふくざわ、とかなんとか。首を傾げながらにこやかに浮かばれた笑顔は崩さずに。ここは触発させて爆弾を炸裂させてしまった方が後々楽だろうか。「あら、貴女ってばとっても美人ね!」顔を上げた与謝野に驚いたように告げた。一歩、一歩と歩み寄っては爆弾に手を触れた。)

172: 太宰治 [×]
2022-12-11 15:36:32

…とりあえず形だけでも私達、じゃんけんする?
(完全に全てが相手のペースでやることをなくした太宰は国木田に提案をする。「彼女は一体何者なんだ」と聞く国木田に「少し度胸のあって誰にでも優しい私だけの看護師さ」と相手を見て言う。与謝野は「社長の名前も知らないのかい?アンタは見たことない顔だけど、探偵社の人間じゃないだろう」と聞く。「美人、顔を褒められたって嬉しくないよ」と嘲笑しながら相手を見る。爆弾に触れられて「離さないと爆破するよ」と一応忠告する)

173: サン・テグジュペリ。 [×]
2022-12-11 15:43:57

良いわよ?
(たかが爆弾。彼女が目を話した隙に解除なんてとても容易い事。貴方へ向き直っては口パクで「彼女の気を逸らして」と声を出さずに告げて。「私、まだ社員じゃないのよ~」と呑気にへらへらと言いながら)

174: 太宰治 [×]
2022-12-11 18:24:18

気を逸らしてと彼女は言ってるけど
(影で国木田と相談して。「これは入社試験だ、あまり手助けしたら意味が無い」とあの二人の動向を観察しながら太宰に言う。太宰はそうだよねぇ、とつまんなそうにみる。「そんなにお望みなら」と与謝野が偽爆弾の起爆スイッチを押す。来ましたと言わんばかりに太宰が迫真の演技で「姉さん!!」と叫ぶ)

175: サン・テグジュペリ。 [×]
2022-12-11 18:29:14

…うふふ、久々に腕が鳴るわぁ。
(やっと来たかと起爆スイッチを押されても物怖じ一つせずカウントダウンを始めた爆弾のコードを見て瞬時に切るべきコードを判断。自身のスカートを捲りレッグホルスターからナイフを取り出す。赤色のコードに刃を当てがっては迷いも無くそのコードを切った。ナイフをホルスターにしまいスカートを直しつつカウントダウンが止まった爆弾を見て自慢気。マフィアにて構成員として現場に出された際爆弾処理をやらされていた賜物だと微笑んでは不意にその爆弾を持ち上げて「…軽い…?」と呟き。)

176: 太宰治 [×]
2022-12-12 05:05:55

(作戦変更とばかりに、太宰が大きな紙に「与謝野女医、申し訳ありませんがそこの窓から飛び降りて脱走してください」と書いて見せる。与謝野は声にこそ出さないが「はぁ?」と顔に書いて太宰を見る。「相手が爆弾に気を取られてるうちに、ほら」と急かして与謝野が舌打ちをして、窓から飛び降りる。満足そうにする太宰の頭を引っ掴んで「どういうつもりだ」と詰め寄る。太宰は「臨機応変に対応できないとダメでしょ?だからだよ」なんて理にかなってるのか分からない事を言い)

177: サン・テグジュペリ。 [×]
2022-12-12 07:10:18

___ッ?!え?!ち、一寸_?!
(何故この爆弾はこんなにも軽いんだ、と首を傾げているうちに何故か女性は窓から飛び降りてしまった。嗚呼、どうしよう。この高さから飛び降りてもきっと死ぬ事は無いだろう。だが。ここで共に飛び降りるのはリスクが高過ぎる。急いで階段を駆け下りては彼女の着地点であろう所で彼女を受け止めようと)

178: 太宰治 [×]
2022-12-12 08:05:06

本当に言ってしまったね、彼女ら
(最近の女性は強い、と感心しながら与謝野が飛び降りた窓から外を眺める。相手が到着する前に与謝野は地面に軽く着地してそのまま走り去る。「言ってしまったね、じゃない!大丈夫なのかこれで」と国木田も下を眺めて。慌てて入ってきた中島と谷崎が声を揃えて大丈夫ですか!?と)

179: サン・テグジュペリ。 [×]
2022-12-12 08:13:49

も~~ッ、逃げる事ないじゃない!
(此のヨコハマの立地は誰よりも理解しているつもりだ。彼女が逃げた先に回り込んでは行手を阻む様に彼女の前に立っては刹那、彼女の手首を掴み此方に引き寄せ背負い投げては掴んだ手を背中に回させて押さえ込み)

180: 太宰治 [×]
2022-12-12 18:12:27

さてと、私達も後を追ってみようか
(流石に事務員だけで留守にする訳には行かず、国木田が残ることになり、3人で探偵社を出る。その道中、谷崎が「あの、太宰さんとサンさんってどういった関係なんですか」とおずおずと聞く。「彼女だよ、本当の」と疑いの目で見る谷崎に言う。その頃、与謝野は投げられたにも変わらず受身をとり、すぐに立ち上がる。「ここまでとは聞いてなかったよ、太宰」と相手の後ろにいる大宰を睨み)

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