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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
57:
篠藤 成津 [×]
2022-10-29 23:33:46
視界、ちょっとは広くなったんじゃないか。
( 暫しの間視線だけの応酬が続くも、ヘアクリップの存在に寸分も気付く気配の無い相棒に朧気な問いを投げ。所詮は男。女児向けのそれが特別似合う訳もないが、あの半悪魔が可愛らしい髪飾りを身に付けてる差異に、自ら仕出かした事ながら怪態さを含んた不思議な所感になり。テーブル席の椅子へ背凭れては相棒の額を指差して )
58:
現月 [×]
2022-10-30 00:51:20
なった。スゲー。
( 常々視界の至る所を遮っていた前髪が無くなった事で随分と鮮明になる景色の中に相手の姿を認めると、ついまじまじと自分のそれとは違う人工の光に青く透ける黒髪や深みを帯びて色付く瞳を眺め。そこでふと目に留まったのは口元の黒子。“点がある”程度の認識で何の気なしに手を遣り人差し指で触れた時、入室を伝える掛け声と共にスライスされた肉ののった皿を手に唐突に人間が現れ。彼の双眸が至近距離にある男二人を捉え隠しきれない驚きが浮かび、狼狽えたように視線が左右へ振れたのも束の間、その手から皿を?っ攫うと素手で掴んだ肉を生のまま頬張り更に人間を唖然とさせ )
うおッ、肉だ!!肉!!うめェ!!
59:
篠藤 成津 [×]
2022-10-30 18:03:17
だろ。貸しといてやるから存分に食えよ。経費は“半悪魔と良好な関係を築く”為と言えば大体通る。
( 良好な反応に自信ありげに口角をやや持ち上げ、次いでに小賢しさを垣間見せ。直後肩を落としたのは自身より長く伸びた髪に充てがう物を不所持だという事で。店舗によっては安物の小さなヘアゴムを貸出している筈、流れるような白へ触れようと手を伸ばしかけるもぴたりと動きを制しする。まじまじとした視線を大人しく受け止め。長細く形の良い食指は恐らく黒子に触れたのだろう。スキンシップ未満な行為はまるであらゆる物に触れたがるような歳の離れた妹を彷彿とさせ、不意に撫で回したくなる欲求が顕著に溢れ。一声かかり我に帰れば、店員から生肉の乗った大皿を掻っ攫いそのまま口に運ぶ相棒の姿。説教は後にし、このカオス極まりない状況下から店員逃してやるべく、目を白黒させる彼に点火して貰い。段々と温かみを帯びる空間とは相反し生肉を咀嚼する相棒は言葉選ばず言えば異様。逃げ去るように幾つかの皿と二人分のコーラを置いて、何故か深く頭を下げ足早に退室する店員の背中を見送り。仕切りのある小皿にタレや塩、レモンを相棒の前にも置き、熱された網の上に肉を置いていき )
それ生肉だぞ、腹壊すだろ。…半悪魔の身体の構造は知らないが。ほら、ちゃんと焼いてやるからそっちを食え。
60:
現月 [×]
2022-10-30 20:47:37
壊さねェよ。なァまだ?もう焼けた?
( 経費やら何やら、相手の使う言葉は時々難しすぎて理解に至るまで消化できない。何となくニュアンスで察したのは幾らでも食べて良いという事、皿の上に残った肉も平らげてしまおうとするのを窘められると憮然として唇を尖らせ。人間が置いていった幾つもの皿の上に美味そうな肉が綺麗に並んでいるというのに、それに手を付ける事ができず待てをされている状態は幼い子供と同程度の自制心しかない己には耐え難い。今正に網の上で耳触りの良い音を立て始めたばかりの肉と相手を交互に見ながら頻りと問い掛け、その落ち着きのない姿は今にも網の上に手を出さんばかりであり )
61:
篠藤 成津 [×]
2022-10-30 22:00:04
はいはい、今直ぐ。…───これでいいか。もう食っていいぞ。この小さい皿の液体に漬けて食うと美味い、…と思う。
( さらり躱された返答に安堵を覚えど生肉は許し難い。落ち着きの無い隣人の催促を流し適当な相槌を打てば、同時に他の生肉並ぶ皿に手を付けぬよう目を配り。暫くして通常より多く網上に並べた肉を全て相棒の取り皿に移し。芳ばしい香りに今にも腹奥が鳴き声を上げそうだが一旦堪え、新たな皿から自身の分を含めた生肉を丁寧に置き始めては今に食すだろう相棒を横目で見遣れば一言付け足し )
62:
現月 [×]
2022-10-31 00:01:58
何なんだよコレ。
( 皿に盛られる肉から漂う香りは確かに生肉のそれとは違い、桁違いに食欲が刺激される。単純な思考と連動するように腹の虫が鳴き、焼き上がった肉すら素手で掴むと疑問を零しながらも言われるまま小皿のタレへ肉を突っ込み。あっと言う間にテーブルを汚すタレの飛沫と、口に運ぶまでに滴った肉汁やらがシャツを汚すのには当然意識を向ける事なく、口の中一杯に肉を頬張ればこれまで味わった事の無い美味に瞠目し。興奮を露わに声高に叫ぶと次から次へと小皿を経由して肉を口に放り込み、みるみるうちに自らの周辺が惨事となっていく様は正に食い散らかすという言葉そのものであり )
!!──うまッ!!何だコレ!!肉!?すげェ!!
63:
篠藤 成津 [×]
2022-10-31 01:00:18
生きてる内に沢山食っとけ。…それと少し落ち着いて食え。
( 相棒が続々と口内に肉を放る為か、並の速度とは程遠いペースで網上の肉が減っていく。過ぎたブラックジョークを零す間も生肉を乗せた皿は空。新たに皿を引き寄せ多めに焼きながら、自身の取り分も適当に食すが隣人の食事風景はどうも戴けない。相棒付近のテーブルはお世辞にも綺麗と言えず。コーラを数口含み口の中を刺激する炭酸を楽しみつつ嚥下しては、密かに若干の距離を取ろうと腰を浮かせ。今しがたの相手の発言に引っ掛かるものを見出し、何気ない素振りで尋ねて )
どう見ても肉だろ。監獄の中って相当杜撰な扱い受けたんだな。
64:
篠藤 成津 [×]
2022-10-31 11:30:07
ん、生きてる内に沢山食っとけ。
( 相棒が続々と口内に肉を放る為か、並の速度とは程遠いペースで網上の肉が減っていく。過ぎたブラックジョークを零す間も生肉を乗せた皿は空。新たに皿を引き寄せ多めに焼きながら、自身の取り分も適当に食すが隣人の食事風景はどうも戴けない。相棒付近のテーブルはお世辞にも綺麗と言えず、コーラを数口含み口の中を刺激する炭酸を楽しみつつ嚥下しては、密かに若干の距離を取ろうと腰を浮かせ。鮮明に思い出せる程の衝撃的な光景を払拭するように何処か得意気に語り )
すごいだろ。生肉より旨いと思うぞ。
( /現月くんの出生や過去に触れそうな失態を犯しておりましたが故、少々手直しさせて頂きました…!大変申し訳ありません。また後一往復辺りで悪魔を登場させたいと思うのですが、如何でしょうか? )
65:
現月 [×]
2022-10-31 11:56:58
ソレ言うならオマエが生きてる内に、だろ。俺の面倒見るヤツ居なくなったらどうせまたあっちに戻されンだろうし。…手ェキモい。あとこの美味ェヤツ無くなった。
( 口端から垂れる肉汁を親指で拭い、口内の肉を咀嚼しながら横目に相手を一瞥して訂正を入れ。人間の身体構造の脆さを理解しているというよりは、自分自身のタフさと未だ尽きる様子を見せない寿命についてを熟知している。何処か投げ遣りな口調で言葉を返す傍ら、ある程度噛み砕いた肉を強引に呑み込むと意識が会話に逸れた事で手がべたつく感触への不快感に気が付き、握ったり開いたりを繰り返しながら眉間に皺を寄せて訴え。得意げな言葉に対して素直に頷くと、今しがた視界に入りやっと認識した何やら黒い液体をしげしげと眺め。しかし物は試し、疑問に対し返答がある前にグラスを鷲掴みにすると勢いよく呷り )
肉じゃねェみてェだな。……ん、何だコレ。
( / わざわざありがとうございます!あれくらいサラッとしたものでしたら、サラッと返せるくらいの過去は練ってありますので全然大丈夫ですよ!そうですね、丁度良いタイミングかと思います。ご提案頂いた流れで進めてまいりましょう! )
66:
現月 [×]
2022-10-31 13:37:46
( / 一部会話に不明瞭な部分があったため再投稿失礼致します…! )
ソレ言うならオマエが生きてる内に、だろ。俺の面倒見るヤツ居なくなったらどうせまたあっちに戻されンだろうし。…手ェキモい。あとこの美味ェヤツ無くなった。
( 口端から垂れる肉汁を親指で拭い、口内の肉を咀嚼しながら横目に相手を一瞥して訂正を入れ。人間の身体構造の脆さを理解しているというよりは、自分自身のタフさと未だ尽きる様子を見せない寿命についてを熟知している。何処か投げ遣りな口調で言葉を返す傍ら、ある程度噛み砕いた肉を強引に呑み込むと意識が会話に逸れた事で手がべたつく感触への不快感に気が付き、握ったり開いたりを繰り返しながら眉間に皺を寄せて訴え。ついでに散々食い散らかした挙句、大半を零したせいで皿の中に注がれていた液体が無くなってしまった事を不満そうに言い添え。得意げな言葉に対して素直に頷くと、今しがた視界に入りやっと認識した何やら黒い液体をしげしげと眺め。しかし物は試し、疑問に対し返答がある前にグラスを鷲掴みにすると勢いよく呷り )
肉じゃねェみてェだな。……ん、何だコレ。
( / わざわざありがとうございます!あれくらいサラッとしたものでしたら、サラッと返せるくらいの過去は練ってありますので全然大丈夫ですよ!そうですね、丁度良いタイミングかと思います。ご提案頂いた流れで進めてまいりましょう! )
67:
篠藤 成津 [×]
2022-10-31 14:05:41
…否定できないな。ああでも、半分だから其処らの悪魔と違ってお前は知能が高いだろ。利口にしていれば新しい人間と組まされると思うが。これで一旦手を拭いて肉は待て。
( 的を射た返答に刹那目を瞠り、仕事上早々に浮かび上がった近い将来に苦い表情を浮かべ。別段深い意味は非ずとも、躊躇いなくさらりと口から零れた本心を拭う事は無く。要望に関しては背凭れと別れを告げ数少なくなりつつある新たな皿上から肉を焼すがら、薄いビニールに包まれたおしぼりを渡し。使い方を理解しているのか微少な懸念点がある為か、肉を焼きながらも時折伺い見て。途端隣人が無謀にも呷った炭酸飲料の刺激は強い筈、半悪魔の舌に馴染むか以前に耐え切れるのか気に懸かり )
コーラ。つい一緒に頼んだんだが、飲みづらいか?
( /なんと!それではまた、隙を見て現月くんに聞かせて頂きたい所存です。ご快諾してくださり感謝の限りで御座います!ではこの流れに沿ったまま戦闘まで進行致しましょう。なにかご不明点が御座いましたら、遠慮なくお声かけくださいませ! )
68:
現月 [×]
2022-10-31 16:10:10
!?──ッオイ、ンだよコレ!!何てモン飲ませンだ…!?
( 一体何を渡されてどう拭けと言うのか、淡々と紡がれる言葉を聞き流しながら数秒程はビニールに包まれたものを弄っていたが飽きてしまうと相手の方へ投げ出し。興味が移り変わり後先考えず口に含んだ液体は口内から喉の奥までを針が突いていくような刺激を残し、ビクッと肩を震わせるとまるで貶められたかのような悲壮を含んだ眼差しで相手を見据え。しかし口の中に残る甘みと妙な感覚は癖になる物があり、恐る恐る再びグラスに口を付け )
69:
篠藤 成津 [×]
2022-10-31 17:51:21
俺の好きな飲み物。お前の好みに合うか知らんが、物は試しだろ。
( 半ば予想通りに放られたおしぼりに気付き薄皮のようなビニールを剥がして再度相手の前に置いて。次いでに店員に呼びかけ新たな小皿を用意して貰えば届くまでの待ちすがら、高反発な反応を繰り広げる相棒を興味深げに観察し。元老院の者さえ恐れる人間も居るであろう半悪魔が、隣で炭酸飲料にビクついている。それだけで十二分に面白可笑しく感じ見守る眼差しには楽しげな色が浮かび。自身もグラスを傾けた直後地震のような揺れが断続的に店全体襲い、予感と経験による推測で未だ揺れる個室の中淡々と告げて )
腹拵えはお終いみたいだ。
70:
現月 [×]
2022-10-31 18:43:57
…趣味悪くねェか。
( 炭酸という物に触れるのが初めてであるため、これがどれほど多くの人類に受け入れられ嗜好されているのかを知らず、扱いは宛らゲテモノ。禍々しい見た目も相俟って苦い表情で呟きつつも先程からちまちまと飲み進めるペースが衰える事は無く、気付けば空になってしまったグラスを複雑な感情と共にテーブルに置き。ところで肉はまだかと網の上に目を遣ったのとほぼ同時に揺れる床、頭上に吊るされた照明も同様に激しく揺れ、個室の外から人間たちの狼狽える声が聞こえる。周囲に漂うただならぬ気配は対岸の火事とばかりに網の上へ直接手を伸ばし肉を摘まみ上げると、次から次へと口に放り込んでいき。溜め込んだ力を少なからず発散できる場であるから悪魔を狩る事に全く抵抗は無いが、今はとにかく目の前にある肉を口に入れたくて堪らない。横から平坦な声が聞こえて来ようとも網の上に肉が無くなれば、皿にのった生肉を掴み黙々と口に入れ )
71:
篠藤 成津 [×]
2022-10-31 20:29:18
…一旦退いてくれないか?
( 凡そ悪魔と距離が近いのは生憎自分達、職業柄見過ごす訳にもいかず、構わず食事を続ける相棒に焦れる心情隠す事無く言い放ち。答えを聞く前におしぼりで相手の両手口元を雑に拭い、廊下に面した席に座す猫背を力込め押し出そうと試みて。されど個室外から聞こえる狼狽え怯える客達と相反して安穏と食す相棒に深い溜め息を吐き、行儀は悪いが軽々と隣人を乗り越え廊下を駆けて。いつか散々と言い聞かされた“人死が出る前に一刻も早く悪魔を倒せ”の言葉が木霊するようで、急くままに店長を呼び掛けては無言で頷かれ安堵すれば奥の個室、未だ相棒が居るであろう場所を一瞥し、操縦の効かないのが半悪魔だと思い込ませ小さく唇を噛んではジャケットを翻し店を後にして )
店長、シェルターがあればお客さんと共に其方に避難を。無ければ女性と子供優先でなるべく遠くへ逃げてください。会計は───
72:
現月 [×]
2022-10-31 21:27:32
ム゛!!
( 目に付く肉は粗方口に詰め込みご満悦といったところ、何だか知らないが焦燥混じりの声に満腹一歩手前で動く気の起きない巨躯を気怠そうに背凭れに預け。しかし口を開く前に乱暴に口元を拭われ籠った声を上げると、悪魔の出現を知らせる揺れから一人忙しなくしている相棒を呆れたような顔で眺めて。傍で他人が自分のペースから外れ動き回っている現場に居合わせた時、その流れに呑み込まれる事なく寧ろやる気を無くすのが性分。店を出て駆けていく後ろ姿を見て溜息を零せば、ようやっと立ち上がった背から狭い屋内であるにも構わず巨大な両翼を生やし。一度はためかせれば突風が起き、風に煽られ飛び散った皿やグラスが割れる音と半狂乱の人間たちの喧しい叫び声が響く。向けられる怯えた視線すら鬱陶しく舌打ちを漏らすと、翼を振って勢いよく店を飛び出し直ぐに悪魔の元へ向かう相手の背を見つけ。風を切って滑空しながら背後から相手の脇の下に両手を遣ると、その体を持ち上げ上空に飛び上がり。見下ろせば被害の出ている地域は一目瞭然。仄かに鼻腔を突く血の匂いに体の内側で疼くものを感じ思わず楽し気な声で呟くと、相手の体をぶら下げ目的地へ向かって加速していき )
アレだなァ?デケェのが暴れてンじゃねェの。
73:
篠藤 成津 [×]
2022-10-31 22:26:05
アイツの背後に逃げ遅れた人達が居る!俺が避難誘導するから、その間──少しの間だけ悪魔の気を引いて欲しい。…出来るか?
( 悪魔から逃げ去る民間人と逆方向へ進もうと人並みを掻き分け前進するが、人波が阻み思ったように距離は縮まらず。暫くしてごった返した箇所を抜ければ不意に風を切る音の後、地面からふわりと浮く脚に瞠目するも僅かに首を捻り振り変えれば、嬉々とした調子の相棒。先刻の単独行動に最悪出奔の可能性すら頭の片隅にあったが故に酷く安堵感を抱き、されど状況的には予め存じていれど未だ不慣れな感覚が蝕む。祓魔の文化が浸透して幾十年経てど、異形の半悪魔が人間の傍らに居るのがさぞや物珍しいのか見上げる民間人の視線は気に留めず。支えられ滑空する相棒に状況説明すべく口を開き、相棒の力量を知った上での頼み事をして )
74:
現月 [×]
2022-10-31 23:24:21
はッ、くだらねェ事聞くな。気ィ引くも何も、あんなデケェだけの雑魚殺るくらいどうって事ねェ。
( 出来るか否か、そんな事を聞かれるとは寧ろ心外だとばかりに一笑に付すと、昂揚を隠そうともしない瞳を真っ直ぐに悪魔に向けたまま笑みを浮かべる口元から鋭い牙が覗く。ものの数分で爆心地の如き有様となった悪魔の居場所に到着すると、一先ず高度を落とし相手を地面に下ろし。そのまま地に足を付ける間も無く翼を振って再び上昇すると、未だ此方には気が付いていない様子で人間の姿を探す悪魔の眼前へ舞い降り )
75:
篠藤 成津 [×]
2022-11-01 00:20:32
愚問だったな、任せた。
( 頼もしく言い切る相手に初めてバディを組んだ頃合いが脳裏を過ぎる。統率が取れず中型悪魔一匹討伐するのに時間を経て、自分より幾分も血の気が多いであろう相棒を宥めるにも手を尽くした記憶が掠め。地に足が着けば、好戦的な色の灯ったグレーの瞳に多くは言うまいと、自分で課した仕事を達するべく逃げ遅れた人々の方へ駆け出し。漸く遭遇したのは未だ幼さの残る顔つきの学生達数人。恐らく中学生だろうか、肩を震わせコンクリート下で怯え屯っており。怪我人がいない事に安堵の溜め息を吐き、スマホを掲げ地図アプリで退路を確保した旨を伝え着いてくるように手招いて )
祓魔師だ、君達を救助に来た。この中に怪我人は居るか?…よし、此方の方面から逃げよう。途中まで行動を共にするから安心してくれ。
76:
現月 [×]
2022-11-01 01:37:55
キモイ見た目してンなァ。どっから手ェ付けろってンだよ。
( 対峙するのは視神経の様な幾本もの触手を纏った眼球その物と言った風体の悪魔。互いに上空に浮遊したまま向かい合い、真正面から受ける物理的に強烈な眼差しに自然と眉間に皺が寄り。核が目視できなければ弱点もよく分からず、大儀そうに呟いた瞬間此方に向かって勢いよく伸びてきた触手は先端の形状を槍のように変える。躊躇いなくそれを正面から受け入れ胴体を貫く数本の触手に口元を歪めて笑むと、一纏めに掴んだ粘性のあるそれを豪快に引きちぎり。痛みを感じるのか否か、微かに悪魔が動きを止めた隙を見逃さず思い切り振り被ると、掴んだ触手を起点として振り回し手頃な高層ビルへ向けて放り投げ。地面に大量のガラスの破片が降り注ぐのを傍観しながら腹を貫通したままの触手を抜き取ると、早くも再生を始める皮膚の感触がある。未だにそこから血が滴っているのも構わず地上へ下降すると、乗り捨てられた2トントラックが目に付きいとも簡単に持ち上げたそれを高層ビルの壁面にめり込んだまま動かない悪魔へ向けて投げ付け )
77:
篠藤 成津 [×]
2022-11-01 19:09:29
現月!…ここら担当の祓魔師があのビルにも避難指示を出していたらしい。人死が出なくて良かった。
( 歪な翼を広げた後姿に呼びかけながら駆け寄り漸く合流すれば、相棒の視線の先を追って悪魔の状態を仰ぎ見る。依然と崩落していく硝子張りのビルに双眸を凝らし、薄ら目を瞠り呆気に取られるも数秒、普段の調子で語る口調は終盤にかけて何処か重苦しく。途端固定されていた悪魔がぴくりと動いたと思えば、先端の形状を槍と化した触手がこちらへ向かい勢い良く伸ばされ。左腰に提げた日本刀を鞘から素早く抜き取り、相棒と自身へ届く間際切り捨てれば、じゅわりと溶けた触手が力無くその場に蕩け落ち。相棒の腹部の血痕を一瞥すれば、ジャケットを脱ぎ捨てカッターシャツを腕捲り尋ね )
しぶといな。…血、分けてやるから悪魔の頭上まで運んでくれないか。
78:
現月 [×]
2022-11-02 11:01:06
避難?…あァ、へェ。
( 悪魔にトラックがめり込むのを見届け追い打ちを掛けようと特攻の如く自らも突っ込んでいく直前、下方から名を呼ぶ声が聞こえると振り返って地面に降り立ち。語られる言葉に片眉を上げいまいちピンと来ていないような反応を示すも、理解に至ると興味の無さが匂い立つような気の無い相槌を打つ。そもそも悪魔が出現した時点で死者ゼロは不可能に近い。その上此方の目的は悪魔の討伐なのだから、一般人をいちいち気にかけていられない。そんな冷淡な思考は常にあり、わざわざ口に出すことが無くとも相棒に知れてはいるのだろう。面倒だ等と考え束の間悪魔から視線を逸らした時、いつの間にか反撃されていたのか目の前に閃く刀と落ちる触手の残骸に忌々し気に舌打ちをして足元で液状になりかけているそれを踏み潰し。そこへ横から声が聞こえれば晒される腕に目を遣りながら肩を竦めて返答するも、貰えるものは貰う主義。手首を掴み無遠慮に滑らかな皮膚へ牙を立てると、溢れ出す血を呑み込み )
ンなの血ィ貰わなくたって余裕だっての。
79:
篠藤 成津 [×]
2022-11-02 17:02:59
おい、それならもういいだろう。やるぞ。
( ベタついた粘液が纏う愛刀を一振りし、銀に煌めく刀身を眺めては不意に思うは地面に転がる触手の残骸。斬り捨てたばかりの触手はいつの間に泡になり、次第に液状化が始まっている。呪いが施された武具で応戦しなければ死なない程の力を有する悪魔がこの状態に陥っているのは、半悪魔の弱体化させる攻撃よるものなのだろうと結論に至り。自ずと曝け出した腕に、ぷつ、と皮膚を貫く常人より幾らか鋭さのある犬歯に一瞬眉を顰める。吸血によって心做しか身体が冷えゆく感覚に襲われど、良くも悪くも慣れ始めた行為を冷静に見守り。躊躇いなく溢れる血を呑む姿はまさに悪魔宛らだが、監獄に引き戻されんと強いて人間に従うさまは怪物と一括りにするのは何故か腑に落ちず。そろそろかと徐に視線を腕へ落とし、掴まれた手首をふらふらと揺らし )
80:
現月 [×]
2022-11-03 19:16:44
──ハイハイ、言われなくて……もッ!!
( 少量ずつ喉の奥を伝う血液特有の匂いが鼻から抜けていき、喉を鳴らす度に体中が熱を持つような感覚がある。じわじわと少しずつ修復が進んでいた腹の穴も気づけば塞がり、カッターシャツの前後が破れた痕だけが残っている。声が掛かると漸く牙を抜き、腕から離した口元に垂れる血を舌で舐め取りながら徐に相手の首根っこを掴み。運べと言われたような気がするが、こっちの方が早いだろう。そんな単純な考えから相手の首根っこを掴んだその手を大きく振り被り、自らの体を抑えつけるトラックを吹き飛ばした悪魔の頭上を目掛けて思い切り放り投げ )
81:
篠藤 成津 [×]
2022-11-04 00:07:20
は、ッおい現月!その投げ方やめろ───…って!
( 杜撰な面がある半悪魔といえ、まさか放り投げられるとは欠片も思っておらず気付けば悪魔の頭上。相棒と異なり空中を浮遊する力は当たり前に非ず、身体を捻り悪魔と対峙すれば重力に任せたまま刀を入れ込み。ブツ、と音を立て悪魔に入刀する形となれば、相棒に対する苛立ちも包容したまま力任せに悪魔を二つに切り分けて。相棒に弄ばれた悪魔も漸く状況を把握したらしく、幾本の触手が伸びるも其方に構っていられず切れた頬から血が顎へ伝い落ちる。相棒と対峙した際に随分弱体化したのか触手のコントロールが上手くいってない事を幸いに、攻撃を受けながら悪魔を斬り分ける事に成功し。バンッと言う音と共に目玉部分が破裂し液体となって地面に降り注ぐ間に、硝子が散乱する適当な階に転げ込み。脱力して頭を垂れては深い溜め息と共に普段より粗暴な口調で独白し )
…こちとらまだ簡単に**ねェんだよ。
82:
篠藤 成津 [×]
2022-11-04 00:10:49
( /申し訳ありません!**で伏せられてしまったのですが、正しくは「しねねェんだよ」です!どうか脳内補完でお読みくださいませ…! )
83:
現月 [×]
2022-11-04 19:53:20
おー…カッケェー。
( 生身の人間を放り投げておいて自分は地上から高みの見物、舞い上がった体をしなやかに反転させ悪魔と対峙する姿に呑気に呟き。人間にしてはかなり身体能力が高いな等と考えながら一部始終を眺め、片が付いたところで翼を広げて相手が転がり込んだ階に向かい。硝子張りのビルの壁は無残にも粉々になり、オフィスに散った破片を踏みながら相手の元へ行けば身体を折って顔を覗き込み。頬に垂れる血液を人差し指で掬いそれを舌で舐め取ると、にんまりと口角を上げ )
お疲れサン。サイコーだったぜ。
84:
篠藤 成津 [×]
2022-11-04 21:27:09
…それはどうも。
( 視界に影が落ちたと顔を上げ相棒の姿を視認し、不器用な返答とは裏腹に飾り気の無い賞賛へ仄かに眦を弛緩させ。頬を流れた血を救う指に別段反応を見せず、硝子片より煌めくような瞳を見据え。先刻の無茶な戦法の応酬で身体を揺らし立ち上がれば、身体から硝子片から零れ落ち、靴底で鳴る音を鼓膜に響かせる頃合いには普段通りの立ち居振る舞いで。相棒のすっかり腹部が空いたカッターシャツを見遣り )
それ。どうにかしなきゃならないな。…まだ体力はあるか?
85:
現月 [×]
2022-11-04 23:04:48
あァ?有り余ってる。アイツあっさり死ンじまったからなァ。物足りねェわ。
( どうにかしなければいけないらしい“それ”が何を示すのか、問いかけに何の意味が含まれているのかを察する事ができず、未だしゃがみ込んだまま相手を見上げて首を傾げ。図体のわりに身動きを封じるのも、弱体化させるのもあまりにも一瞬の出来事で、相手から血を与えられ力は漲っている感覚があるのに、それに反し放出する先が無い。消化不良で行き場を失った体内の熱がぐるぐると回っているような感覚がしており、唇を尖らせて憮然とし )
86:
篠藤 成津 [×]
2022-11-05 00:50:07
熱が潰えないのか。…パトロールの許可はおりていないし、手合わせにしても今の俺じゃ歯応えはないだろう。前任の人間とはどうしてた?
( 首を傾げる姿は正に近くて見えぬは睫。損傷した傷跡こそ無いがカッターシャツの腹部は空洞で。指し示すべく自身の腹部を擦り次いで相棒の腹に指をさす。そして未だしゃがみ込む相棒を不思議に思えばそちら振り返り腰を折り視線を交錯させ。言い分を聞くに血を与え過ぎたものか、上擦った焦れた声音にも聞こえるそれにどうしたものかと顎に手を添え眉間に皺を寄せ )
87:
現月 [×]
2022-11-06 22:35:03
( / お返事が滞っており申し訳御座いません…!週末の多忙によりゆっくりと文章を練る事ができず、納得いくようなお返事が書けないまま時間が経ってしまっておりまして…。もう少しお時間を頂いてもよろしいでしょうか?申し訳御座いません… )
88:
篠藤 成津 [×]
2022-11-06 23:01:51
( /先ずはご丁寧にご一報有難う御座います…!承知致しました!お時間の件はお気にならさず。元々置きレスでも構わない性分です故、ゆったりとお待ちしております。多忙との事、日々刻々と冷えが増すばかりですので併せて現月くん背後様のご体調など勝手に心配しております…。どうか無理せずご自愛くださいませ!また上記レス( >86 )の返答が難しい場合、練り直す事も可能ですので、お気軽にお声掛けくださいね。 )
89:
現月 [×]
2022-11-08 23:59:35
はァ?居ねェよ、そんなモン。聞かなかったのか?俺はオマエの言う事聞く代わりにスッゲー久々に地下から出たンだ。空の色も忘れてたっての。
( 示される通り腹の辺りに目を遣れば、なるほどシャツにはぽっかりと穴が開いている。それはそれで何か問題でも?とばかりに眉を上げたが、相手は己の訴えを汲んで何とかしようとでもしてくれているのか、視線を向けた先には気難しそうな顔で居り。問いかけに気怠そうな仕草で首を傾げながらガリガリと頭を掻くと肩を竦めて言葉を並べ、終わりに重い腰を上げゆらりと立ち上がり )
( / お優しいお言葉、痛み入ります…!最近少々喉風邪を患っておりますが、大分良くなって来たところです。成津くん背後様も、健やかに居られますよう祈っております!お時間を頂きありがとうございました。やっと時間ができましたのでお返事させていただきますね!お返しくださるレスについても返答しにくいと感じた事は御座いません。打てば鳴るような遣り取りをしてくださって、とっても楽しく日々の癒しになっております!今後も何卒よろしくお願い致します!此方は蹴って頂いて大丈夫です!)
90:
篠藤 成津 [×]
2022-11-09 23:05:22
そうか、…胃が痛いな。
( “初めての相棒”。響きこそ光栄なものだが、現時点で傍若無人の一言に尽きる半悪魔の手綱を握れるものかと終ぞ口から零れ出た一言は嫌味の無い唯の本心。相棒が腰を上げた機を見て自身も姿勢を正せば、処理班の一人だろう人物に脱ぎ捨てたジャケットを手渡され。羽織りながら短に礼を述べ歩み出せば、少々遅れてスマホがメッセージを受信したバイブ音が響き。画面を眺めては小さく溜め息を吐き、相棒を振り返り不穏な言葉を垂れ )
悪魔を倒したのに皮肉なもんだな。説教が待ってるようだぞ。
91:
現月 [×]
2022-11-09 23:39:21
( 胃が痛い、という言葉そのものが暗喩する物など知るはずもなく、脈絡無く痛みを訴える相手を一瞥しては表情にあからさまな疑問を浮かべ。しかし先んじて歩き出すその背を追いのんびりと歩を進め、床に点々と散る悪魔の残滓を故意に踏み潰しながら不満そうに下唇を突き出しており。そんな中告げられたのは何やらよろしくない響きを持った予告。何に関しての説教なのかが皆目見当もつかないために、いまいちピンと来て居なさそうな様子で問い)
はァ?説教?何でだよ。
92:
篠藤 成津 [×]
2022-11-10 19:04:43
許可無く半悪魔を使った。人間の安否確認より先に担当区域部隊と合流し悪魔を討伐すべきだった。…の、二点だ。
( 相棒が疑問も呈すのも無理はない、何せバディである自身の意志を尊重し死者を出さずして討伐を完遂出来たのだから。長ったらしい長文メッセージの内容を掻い摘んで滔々と読み上げれば、相棒の反応を窺うように顔を上げて。区域部隊の指示より先に手を出してしまったのが元老院連中は気に入らないのか、規律違反だと口を揃えて叱られる直近の未来を見透かして伏し目がちに肩を竦め )
93:
篠藤 成津 [×]
2022-11-12 09:55:14
( /誠に申し訳ありません。数回任務を熟しているのを踏まえず、頓珍漢な台詞や描写をしている事に今更気づきまして…。どうしても手直しがしたいので、少々お時間頂戴致してもよろしいでしょうか? )
94:
現月 [×]
2022-11-13 21:08:01
( / 此方こそお返事にお時間を要してしまい申し訳御座いません…!特に気になる部分はありませんでしたが、どうぞお気の済むようになさってくださいませ!お待ちしております! )
95:
篠藤 成津 [×]
2022-11-16 22:40:46
人間の安否確認より先に担当区域部隊と合流し悪魔を討伐すべきだった。…だと。
( 相棒が疑問も呈すのも無理はない、何せバディである自身の意志を尊重し死者を出さずして討伐を完遂出来たのだから。長ったらしいメッセージの内容を掻い摘んで滔々と読み上げる声音には、民間人の命など塵程もなく捉え指示を下す元老院に対する嫌悪感が無意識下に滲み出ており。暫しの沈黙の後、口火を切り発した言葉は薄ら寒い風に巻かれ )
なあ。どうせ叱られるなら、少し遠回りして帰らないか?
( /大変お待たせ致しました。多大なお時間を頂戴してしまい申し訳ありません!多忙な時期に体調を崩してしまい、泣きっ面に蜂状態でして…。2人の距離感を縮めてみようかと場面転換に挑んだのですが如何でしょうか? )
96:
現月 [×]
2022-11-16 23:14:46
…?聞いても分かンねェわ。
( 一応は理解しようと試みるも、一体何に対して怒られているのかが全く分からず、疑問符を浮かべながら首を傾げた時間は一秒にも満たない間。連絡を寄越してきている人間の発言力や彼らの言葉の拘束力等知る由も無い立場ではぽかんと口を開ける他無く、早々に理解を諦めて肩を竦め。互いの間に流れる沈黙のうちに相手のマイナスな感情を読み取りながらも、それがどういった理屈で起こる情動なのかすら分からずただ足元に転がる悪魔の肉片を踏み潰していたところ、唐突な提案に目を瞬かせては今しがた腹ごしらえをしてきたにも関わらず弾む声で問い )
遠回り?飯食って帰るか?
( / 成津くん背後様、お帰りなさいませ!お忙しいのかなと思いつつ、続きが楽しみでソワソワしながらお待ちしておりました…!体調を崩してらっしゃったんですね…今は回復されたのでしょうか?どうかお身体を大切に、無理をせずにお過ごしくださいませ…!場面転換ありがとうございます!此方も密かに成津くんを誘拐するつもりでしたので丁度良かったです!引き続きよろしくお願い致します!此方は蹴って頂いて構いません…!)
97:
篠藤 成津 [×]
2022-11-16 23:53:29
飯ならさっき食っただろ。
( “遠回り”のたった一言に弾む声は先刻の苛立ちを消し去るようにじわりと胸に広がり、小さく笑んで拍子抜けしてしまえば誤魔化すように咳払いを一つ。相棒の歪みない発言に訂正を入れ、須臾の間顎に片手添え悩むも視界に映る悪魔の体液を被った上に不自然に腹部が空いたカッターシャツに眉を顰め。突発的な案が不意に浮かび、それに便乗するがまま提案を述べ )
服、それだと流石に目立つよな。…俺もとやかく言えないが。一先ず適当なものを見繕わないか?
98:
現月 [×]
2022-11-17 00:31:14
服ゥ?
( 生憎見てくれにほんの少しも頓着が無く、目立とうが何が問題なのか理解ができず。詰まらなさそうに不満を込めて相手の提案を復唱しながらも、どちらにせよ目にする物が好奇心を大いに刺激する物である事は言うまでもない。僅かな興味もあればそれ以上の反論はせず、不思議そうにただ穴の開いたシャツを見下ろし )
99:
篠藤 成津 [×]
2022-11-17 02:03:00
この格好は目立つだろう。しかも悪魔の体液つき。
( 討伐の際に悪魔が撒き散らした体液は真白だった筈のカッターシャツを斑に染めており。加えて腹部に穴を拵えた相棒は街を歩くには目立つだろう。人払いした事もあり、廃墟と見紛う程に閑静な街並みを先程まで窓だったであろう枠組みから一瞥し。次いで相棒への視線を流して催促するように発話し )
ほら、行くぞ。
100:
現月 [×]
2022-11-18 13:28:05
ハイハイ、わァッたよ。
( 言葉では億劫そうな風を装いながらも満更でも無さそうで、頷きながら両翼を一度振るうようにはためかせると大きく広げ。徐に相手の腰に片腕を巻き付けたかと思えばその身体を軽々と小脇に抱え、地面を軽く蹴って浮遊すると穴の空いた壁面から夜空に舞い上がり。悪魔と自分自身が暴れ回った後の凄惨な様相を呈する街を見下ろしながら適当に滑空を始めると、片腕に抱える相手へ尋ね )
何処行く?
101:
篠藤 成津 [×]
2022-11-18 21:02:24
彼処。適当に着るだけなら丁度いいだろ。
( 小脇に抱えられ飛行する等誰が予想できたものか。夜の帳が落ち、頬を撫でる風は普段より幾分か冷たく感じる。未だ不慣れな浮遊感にそわつくも、借りてきた猫の如く大人しく腕の中に収まり。問いには眼下に差し掛かるファストファッションの店舗を指差し応じて )
102:
現月 [×]
2022-11-20 00:43:26
へー…。
( 元より見てくれに興味が無いばかりか現代の流行り廃り等知るわけも無く、地上に降り立てば相手を腕に抱えているのを忘れているのかぽかんと口を開けてその店の佇まいを眺め。何やらよく分からないが、面白うそうである事だけは感じる。早速そわそわと浮足立ち始めると、相手を小脇に抱えたまま店へと歩を進め )
103:
篠藤 成津 [×]
2022-11-21 19:51:19
( 頬が本格的にひんやりと冷気を纏った頃合い、ふわりと地上に降り立つ浮遊感に身動ぎ。到着したは良いものを店の前で静止する相手に疑問を抱き小言が口から零れ落ちる前に然も当たり前の如く抱えられ入店すれば、困惑が濃ゆく滲む声色での店員と視線がかち合う。ぎこちない会釈して数秒後、現状の姿を認知し耳殼を真っ赤に染め上げ抱える腕をばしばしと叩き抗議し )
おっまえ…!何考えて、っ──取り敢えず降ろせ!夕飯抜くぞ!
104:
現月 [×]
2022-11-25 21:47:06
はァ!?何でだよ!オマエが連れてけって言ったンだろ!
( 相手が何に対して激昂しているのか皆目見当も付かず、腕の中で一人騒ぎ始めるのを他人事のように見下ろしていたが、夕飯について言及されれば店内に響き渡る大音量でまるで的を得ていない異論を唱え。しかしながら夕飯を抜かれては堪ったものではない、異様な光景と絶叫により周囲から刺さるような視線を浴びる中相手の身体を抱えていた腕を離し )
( / また遅れてしまい申し訳御座いません…!年始にかけて返信ペースが安定しないかと思いますが、お待ち頂けますと幸いです… )
105:
篠藤 成津 [×]
2022-11-26 00:26:12
声がデカいんだ、お前は…!確かに連れてけとは言ったが、抱えられて入店なんて聞いた事がない。大体雑すぎるだろ、この前も───
( “夕飯抜き”が余程効果を発揮したのか、想定以上の反応を見せる相棒に注目が集まる。同時に抱えられた自身にも否応なしに視線が刺さり、居心地悪そうに眉を顰めれば視線で早く降ろすように訴え。漸く身体が解放された事により少々よろけながら体勢を立て直し。物珍しげに集まる視線を追い払うように先刻まで自身を担いでいた相手の手首をむんずと掴み、止まらぬ説教じみた文句を紡ぎながら半ば強制的にメンズコーナーへ脚先を向け )
( /まずはお忙しい中ご返事有難う御座います!返信ペースの件、確りと把握させて頂きました。即日反応は流石に気持ち悪いかなと躊躇したのですが、やはり心を掴まれる魅力的な描写や現月くんに耐え切れず…。当方はゆったりお待ちしておりますので、どうか無理はなさらずに引き続きよろしくお願い致します…!)
106:
現月 [×]
2022-12-01 10:22:55
あーあーうるッせェな、分かったって!静かにしてりゃ良いンだろ!
( 手首を掴まれ半ば引き摺られるようにして相手について行く道中も説教は止まらず、うんざりしたように天井を仰ぎながら恐ろしい勢いで次々と飛び出してくる苦言を遮り。無理矢理話題を戻すもののその声すら既に大きく粗暴なもので、それとなく周囲から向けられる視線は無視したまま顰め面で相手の後を歩き )
( / お優しいお言葉ありがとうございます…!気持ち悪いだなんてとんでもない、お返事はできておりませんが見には来ているので、いつもワクワクしながら成津くんのキレっぷりを拝見しております!今後も引き続きよろしくお願い致します…!こちらは蹴ってくださいませ! )
107:
篠藤 成津 [×]
2022-12-03 01:37:56
…せめて一度は安心させてくれよ。疲労でくたばるなんて真っ平御免だぞ。
( 先程と変わらぬ声量に刹那瞠目するも散々吐き散らした説教も徐々となりを潜めて。引き摺るように掴んでいた手首を解放してやれば、大袈裟な嘆息を交えて上記を零し。衣服に留まらず装飾品やらも豊富に取り揃えてあるらしきメンズ服の一角に差し掛かれば立ち止まり、後ろを振り返り目的地に辿り着いたことを知らせ )
着いた。好きに見て回れ、…と言いたい所だが、監視役を兼ねてる身では野放しにできないんだ。一緒に回る。
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