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2人だけの世界で 〆/19745


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16077: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-12-18 11:22:44

「何かあったらすぐ連絡してくれ」(天使の兄は、鞄を持ちつつ立ち上がれば、元悪魔の頭を軽くぽんと撫でて言うと、家を出て)

16078: ネイ・フレッチャー [×]
2024-12-18 11:52:04

「…」

(元悪魔は相手が家を出て行くと、まずは部下の様子を見ようと思い小窓を覗きに行き。一方、自分は青年にいい子にしないと部下に会えないと言い聞かせており)

16079: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-12-18 11:59:17

「大丈夫、レンは聞いてくれるはず…」(天使の兄は、人間界に着くと自身に言い聞かせるように呟いていて、家に着くと深呼吸を一度してからチャイムを鳴らして。一方、部下は眠ってはいるものの、抵抗していて、天使は何度も薬の飲み合わせなどを調べていて)

16080: ネイ・フレッチャー [×]
2024-12-18 12:04:34

にぃ兄、いらっしゃい

(自分はチャイムが鳴るとすぐ玄関に向かい扉を開けて、青年はその後を追うように着いてきて。一方、元悪魔は眠りながらも抵抗する部下の様子を見ては「…ルーカス様、必ず助けますから」と呟き)

16081: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-12-18 12:09:09

「…レン、調子はどうだ?どっか痛むとか辛いとかないか?」(天使の兄は、相手とその後を追うように来た青年を見ては、そう声をかけつつ、家の中に入り)

16082: ネイ・フレッチャー [×]
2024-12-18 12:11:02

「?平気だよ」

(青年は相手の質問に首を傾げつつ答えると、「でも、ルーがいなくて寂しい…」と眉を下げて)

16083: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-12-18 12:14:54

「そうか、ならよかった」(天使の兄は、青年の様子からひとまず妊娠はなさそうだと思い、息をついて、相手に「悪いがレンと2人で話したい、席を外してくれ」と頼んで)

16084: ネイ・フレッチャー [×]
2024-12-18 12:19:21

え…うん、わかった

(自分は何の話をするのだろうかと気になったが、素直にそう答えては買い物をするために外へ出て)

16085: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-12-18 12:27:03

「…レン、親父からお前の発情期について聞いたんだが、正直お前に言うか迷った…いや、今も伝えるべきなのか迷ってる。それでも、聞くか?」(天使の兄は、リビングに行き、ソファーに座ると、青年を隣に座らせ、真剣な表情で話し始めて)

16086: ネイ・フレッチャー [×]
2024-12-18 12:31:34

「…き、聞きたい」

(青年は相手の言葉を聞くと、自分に席を外してもらうほどのことなのかと不安になりながらもそう呟き。)

16087: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-12-18 12:34:37

「なら、話すぞ、落ち着いて聞いてくれ」(天使の兄は、自身や元悪魔でも耐えられない話なため、青年を落ち着かせるように手を握りつつ、理解できるようにと噛み砕いた言葉で説明して)

16088: ネイ・フレッチャー [×]
2024-12-18 13:18:48

「!な、なんで…」

(青年は相手の話を聞いては顔を真っ青にし、「だ、だって…神様、あの時俺のこと助けてくれた…」と呟いていて)

16089: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-12-18 13:25:40

「信じたくねぇのはわかるが、実際に親父は…アイツは、レンの能力目当てで助けてたんだ」(天使の兄は、青年を落ち着かせるように背中を撫でて、「本当の意味でお前を助けてやれなくて悪い」と謝り)

16090: ネイ・フレッチャー [×]
2024-12-18 14:05:47

「ち、違う…絶対ちがう!」

(青年は相手の手を振り解きながらもそう叫び、「神様は俺が発情期で苦しんでる時も、知らない奴に襲われそうになった時も助けてくれたもん!」と目に涙を溜め)

16091: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-12-18 14:18:50

「今すぐ全て信じろとは言わない。だけど、アイツはレンみたいに純粋じゃないんだ。少しアイツの行動を、疑って考えてみて欲しい」(天使の兄は、青年が拒絶するのも理解出来るため、それを否定せず、少しずつ信じてくれればと思い、そう伝えて、「お前が大事に思ってんのは知ってる、でも俺がわざわざお前を傷つける様な嘘をつくと思うか」と言い)

16092: ネイ・フレッチャー [×]
2024-12-18 14:30:05

「…」

(青年は違う、違うと呟きながらも呼吸を整えていて、「…じゃあ、なんであの時俺のこと助けたの…?」と泣きながら問いかけて)

16093: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-12-18 14:36:26

「あの時、ってのは…?」(天使の兄は、青年がどの時のことを指しているのかわからず、首を傾げて)

16094: ネイ・フレッチャー [×]
2024-12-18 16:50:53

「…俺が初めて発情期になったとき」

(青年は相手の質問に対し素直にそう答えると、「外に出てすぐだったんだけど…知らない奴に襲われそうになって、助けてくれたの」と眉を下げ)

16095: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-12-18 17:07:36

「…その時のお前は、今みたいに神様って崇めてたのか?」(天使の兄は、青年の言葉を聞き、青年を依存させるためにわざと発情期のタイミングで追い出したのではと思い、尋ねてみて)

16096: ネイ・フレッチャー [×]
2024-12-18 17:15:23

「覚えてない…」

(青年は涙を腕でゴシゴシと拭いながらもそう呟き、「それに、他にもいっぱい助けてくれたもん」と伝えて)

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