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2人だけの世界で 〆/14651


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12428: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-07-09 23:54:21

『!ま、待って!俺、謝りに来たのっ…!』(天使は、逃げられると、慌ててそう声をかけつつ追いかけ、『俺がしちゃったことは、にぃ兄様に聞いた。だから、レンくんに触れないくらい離れるから、止まってよぉ…!』と少し泣きそうになりつつ言い)

12429: ネイ・フレッチャー [×]
2024-07-10 00:31:39

「っ、謝んなくていい!ついて来ないで!」

(青年は行先は決めずひたすらに走っていたが、なかなか振り切れない天使の彼に苛立ってはそう声を荒げ)

12430: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-07-10 00:47:34

『っ…』(天使は、青年の言葉にショックを受けては、足が止まり、その場で泣くことしか出来ず、『たすけてよぉ、にぃちゃん…』と呟いていて)

12431: ネイ・フレッチャー [×]
2024-07-10 01:22:10

「!…」

(青年は泣き出してしまった天使の彼を見ては罪悪感から一度足を止めるも、すぐにその場を去れば先程聞いた神のいる方向へと向かって)

12432: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-07-10 01:27:46

『じゅりあす兄ちゃん…りあん兄ちゃん…』(天使は、兄2人の名前を呼びつつ泣いていて、飛んで家へ戻り、天使の兄は、偶然にも青年を見つけると、「…おい猫、お前神の元に行ってどうする気だ?」と話しかけ)

12433: ネイ・フレッチャー [×]
2024-07-10 01:37:47

「な、なんでジルがいるの!」

(青年はあともう少しで辿り着けそうだと察しては急ぎ足になるも、相手の姿を見つけては肩を跳ねさせ驚いて「…絶対に言わないし」と目を逸らして)

12434: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-07-10 01:42:32

「…自分も同じように天使にしてもらう、なんて馬鹿げたことは言わねぇよな?」(天使の兄は、青年の前に立ちはだかりつつ、そう言って。天使は、家に着くと、相手の部屋に行き、『レンくんにおこられたぁ…』と泣きながら言い)

12435: ネイ・フレッチャー [×]
2024-07-10 08:44:49

「…ちがう」

(青年はぐっと拳を握りながらそう呟き、「神様に、兄さんの魔力を止めてもらうの。それから、皆から俺の記憶を消してもらって、俺の魂をあるべき場所に戻してもらう。」と語って。一方、自分は天使の彼が部屋に入ってくると慌てて外に追い出し、扉を閉めてから「せ、せっかく治ったんだから…!」と注意して)

12436: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-07-10 09:01:28

「…お前は出会った時から変わらず自分勝手な奴だよな」(天使の兄は、青年の言葉に、そう言っては、神には魔力を止められないこと、記憶を消された側が辛い思いをするだけであることを伝えて。天使は、相手の注意の言葉を、嫌われたと勘違いし、泣きながら『ごめ、なさぃ…』と小さく謝り)

12437: ネイ・フレッチャー [×]
2024-07-10 14:25:33

「…もういいの」

(青年は記憶が消された側が辛いとしても自身には関係ないと考えており、「俺、ルーと別れたから。だから一人ぼっちでいいの」と話し。一方、自分は天使の彼が泣き出してしまえば「!あ、謝んないで…!」と慌てて慰めて)

12438: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-07-10 14:39:34

「そうか、ならお前の中から俺たち全員の記憶を消してやる。独りなんだから問題ないだろ?」(天使の兄は青年の言葉を聞けば、青年に近寄りながらそう言っては、青年の頭に手を当てて、相手や自分、元悪魔など、関わりのある人物ら全員の姿を少しづつ記憶の奥底へと封じていき。一方、天使は『みんな、おれがきらいだから…にいちゃんも、だれもたすけてくれないんだっ!』と泣き叫んでいて)

12439: ネイ・フレッチャー [×]
2024-07-10 19:15:22

「!…う」

(青年は相手に記憶を封印されるとその痛みから呻き声をあげており、自分はどうしようかとも考えたが、一瞬だけならと部屋の外に出ると天使の彼を抱き締めてやり「…大好きだよ、嫌いじゃない」と声をかけて)

12440: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-07-10 19:25:17

「…諦めるか?」(天使の兄は、天使や部下に攻撃されたことの記憶だけを消しては、そう尋ねて。天使は、相手に抱きしめられては、少し泣きやみ、しゃくりあげながら、『っ、ほんと…?』と言い)

12441: ネイ・フレッチャー [×]
2024-07-10 19:42:49

「い、いらない…こんな記憶…」

(青年は苦しそうにしながらもどうにかそう声を絞り出し、自分は「うん、本当。みんなアンジェロのことが大好きなんだよ」と優しく頭を撫でてやり)

12442: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-07-10 20:08:36

「…そうか。お前がなんでそんな思い詰めてんのか知らねぇが、少なくとも俺はお前を必要だ」(天使の兄は、部下との記憶を全て封じつつ、自身にとって必要だと伝えて。天使は、頭を撫でられ、安心しては、『よかったぁ…』と言い)

12443: ネイ・フレッチャー [×]
2024-07-10 21:54:59

「っ…!」

(青年は記憶を封じられる痛みに耐えていたが、遂に気を失ってはその場に倒れ込み。一方、自分は天使の彼から離れようとするも、魔力が止まっていることに気がつけば首を傾げて)

12444: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-07-10 22:01:02

「…死なせない、絶対に」(天使の兄は、青年に支えるようにして抱き上げると、研究所へ行き、青年の血を全て書き換え初めて。天使は、気付いてないらしく、『ネイ、どしたの?』と尋ねていて)

12445: ネイ・フレッチャー [×]
2024-07-10 22:19:05

え、えっと…魔力が止まって…

(自分はなぜ魔力が止まったのか分からず、混乱したままそう話し「だ、だって、アンジェロもふわふわしないだろ?」と尋ねてみて)

12446: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-07-10 22:23:51

『!ほんとだ、ふわふわしないっ!』(天使は相手に言われ、ようやく気付き、嬉しさから相手に抱きついて、『よかった、ロイと、ルーくんにも教えてあげよ!』と言い。天使の兄は、終わるなり青年を抱き上げ、店主の元に向かい)

12447: ネイ・フレッチャー [×]
2024-07-10 23:10:19

う、うん!

(自分はこくりと頷いてはまずは部下のいる部屋へ向かうことにし。一方、店主は運ばれてきた青年を見ると、髪や尻尾が白くなっていたり背がまた少し縮んでいる姿に「!…そ、その姿、どうしたんだ…?」と目を見開き驚いていて)

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