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2人だけの世界で 〆/14795


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1101: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-21 08:27:22

「…ほら、これでいいだろ」

(兄は彼の元にサンドイッチを持ってきてはソファーに座り、大きくため息をついた。表情には出ていないが兄も相当参っているようで。)

1102: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-21 08:37:23

…ありがとう(サンドイッチを見ては、相手と初めて作ったななんて思い出して寂しくなるも、兄に心配掛けないようにと笑顔を浮かべながら頂きますと言って食べては、「美味い、さすがお兄さんだな」と自分の気持ちを誤魔化す為にわざと明るく言い)

1103: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-21 18:30:41

「…ネイの前じゃねえんだ、無理する必要ないだろ」

(兄はすぐに彼が無理をしていることに気がつくとそう言ってその頭を撫でた。そして彼が手に持つサンドイッチを奪うようにして口にすれば、「ん、うまい」と言い。)

1104: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-21 18:41:36

!…無理なんかしてねぇって!
つか、それ俺の食いかけだぞ…?(兄に見破られると、驚きはするも、無理はしてないと言い、食べていたサンドイッチを取られると、きょとんとしながら、食いかけでもいいのかと言い)

1105: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-21 18:45:59

はぁ?食いかけなんか気にしねえよ、家族なんだろ

(ぺろりと口元を舌で拭うとそう言ってはコーヒーを口にした。そして「嘘つくな、辛いの我慢してんだろ」と彼の思惑を見透かすようにその目をしっかり見て。)

1106: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-21 19:38:43

なんでわかんだよ…(今まで自分に無関心な家族に嘘をついてもバレたことがなく、兄に嘘をつくなと言われると、小さくそう呟いては、少し俯きながら「我慢して悪ぃかよ」と言い)

1107: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-21 20:01:35

「誰も悪いなんて言ってねえだろ」

(そう言って彼の頬を両手で挟むと、「いいか、俺はお前の兄貴だ。隠し事なんかする必要ねえ、言いたいことあったらすぐに言え。わかったな」と告げれば手を離しまた本を読み始めた。自分でさえもこんなに辛い思いをしているのに、彼が耐えきれるわけがないだろうと考えており。)

1108: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-21 20:14:32

!わ、わかった…(兄に自分の兄だから隠し事するなと言われると、小さく頷いて、兄が本を読み始めると、「なんの本?」と尋ねながら本を覗き込み)

1109: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-21 20:20:09

「…魔力について書いてある本だ」

(兄はなにかの手掛かりになるかと思い本を読み進めていたが、やはり記憶喪失の症状については乗っておらず落ち込んだようにため息をついた。本にさえ載っていないということは最早為す術がないのではないかと思い、焦りを表情に浮かべ。)

1110: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-21 20:35:41

俺は魔力の事も記憶喪失もわかんねぇけど、思い出せそうなことすりゃいいんじゃねぇの?(兄の焦った表情を見ては、相手が無理しない程度で思い出してもらえばいいと言って、「ネイの記憶が戻るように出来ることするって言ったの兄貴だろ、焦んのは出来ることがなくなってからだろ!」と自信満々に言い)

1111: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-21 20:40:21

「…そう、だよな…そう…」

(兄は頭では彼の言うことを理解していたが、やはり納得はできていないようだった。直せるのなら確実な方法を取りたいと考えている兄は、「少し風に当たってくる」と言うと部屋を出て行ってしまい。)

1112: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-21 20:53:36

ノート、役に立つといいな…(兄が出ていくと、ソファーに寝転がり、持ってきたノートをペラペラと捲りながら呟き、気付けば、風呂掃除のページを開いたまま、死んだように眠ってしまっていて)

1113: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-21 21:11:17

「…やっぱり、親父のことだからここだろうとは思った」

(兄は暫くベランダで夜風に当たっていたが、ふと思いついたように地下室へと足を運べばそこに閉じ込められている彼の兄を見てそう呟いた。恐らく父に翼を取られたのだろうと推測すると「お前、ネイに_俺の弟に何したんだ」と尋ね。)

1114: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-21 21:29:05

「…別に、なんでもいいだろ
お前、アイツに似てて気持ち悪ぃんだよ、さっさとどっか行け」(武器も何も持たない今何もしようがないとわかっているらしく、壁に背を預けて、生気のない表情で兄を見据えていて、以前と違い煽らず、立ち去れと言い)

1115: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-21 21:36:25

「なんでもよくねえから聞いてんだろ、くそ天使」

(兄はそう言いながらも相手を見ると「…お前の弟がお前のことを殺したがってた。この場所があいつに知られるのも時間の問題かもな」と告げた。)

1116: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-21 21:49:24

「どうせ翼取られたせいで天界も戻れねぇし、アレに殺されようがどうでもいい」(自分にやられるかもと言われても、父に翼を取られた兄にとっては、どうでもいいらしく、そう言っては、「あの雑魚が煽ってきたから攻撃してやって、魔力流されそうになったから突き飛ばして殺してやろうしただけだ、それがなんだよ」と兄を睨みながら言い)

1117: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-21 22:03:14

「…顔の傷もお前のせいかよ」

(兄にとって自分の顔に傷をつけたことは許されないことらしく、足で相手のもたれ掛かる壁を蹴っては「ネイに謝れ、全部」と相手を睨みつけた。そして謝ると言うまで兄から解放をしないつもりらしく、相手に魔力を流し始め。)

1118: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-21 22:18:42

「…知るか、あいつが煽ってきたのが悪ぃだろ」(兄に魔力を流されても気にすることなく、相手が悪いと言い張り、「このまま流されりゃ死ぬんだろ、それで殺せばいいだろ」と言い。目が覚めるも、兄がまだ居ないことに気付くと、部屋を出て、「お兄さん、どこ…」と不安げに呟きながら兄を探すように歩き回り)

1119: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-21 22:25:54

「…つまんねえな、お前。翼取られたくらいでそんな落ち込んでんのかよ」

(相手に反省の様子が見られないことを悟れば手を離し大きくため息をついた。そして「死にてえなら勝手に死んでろ。俺はもうこの部屋には来ねえ」と言うと部屋から出ようとし)

1120: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-21 23:21:21

「くそ悪魔のお前にはわかんねぇよ、翼の大切さが」(部屋を出ようとする兄の背中にぶつけるように言っては、小さく舌打ちをして。あまり知らないなりにも探したが、地下にいる兄を見つけられるはずもなく、不安から涙目になっていて、「お兄さん…どこ行ったの?」と言いながら、探し続け)

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