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2人だけの世界で 〆/14761


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1001: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-18 19:05:06

…どーだ、雑魚に負ける気分は!

(その場にしゃがみこんでしまった彼の兄を見てはふふんと満足気にそう告げた。そして兄は自分の彼の兄の間に入ってくればその武器を取り上げて「あいつはネイのお気に入りなんだ。そう簡単に渡さねえよ。」と相手に告げる。自分は気絶してしまった彼の介抱をして。)

1002: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-18 19:21:23

「っ…あんな恥晒しなんかくれてやるよ!」(相手や兄の言葉に苛立ったようにそう言うと、兄に取られた武器を奪うと、そのままどこかへと飛び去ってしまい。実兄からの攻撃で、身体や翼の損傷が激しく、気絶したままで)

1003: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-18 19:57:21

アン…生きてる、よな

(一向に起きる様子のない彼を見ていてはもしかすると死んでしまったのではないかと考え、不安そうに兄の方を見つめた。兄は自分の頭を撫で「心配すんな、絶対治してやる」と言うと彼の身体を持ち上げ帰路についた。)

1004: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-18 20:54:42

…(僅かに体力は回復するものの、目を開けるのも億劫で、指先すら動かせない程に力が抜けた状態な為、兄にされるがままで)

1005: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-18 21:38:41

…兄貴、やっぱ俺あいつ探してくる

(もう少しで魔界への道に着く、といったところで決心したように前を歩く兄にそう告げた。どうしても彼の兄が許せない…せめて捕虜としてでも捕まえておきたかった。「そんなことさせられるはずねえだろ」と兄は若干苛立っているようだったが、どうしてもと頼み続ければ「…親父を呼んできてやる。それまで待ってろ」と言い魔界へと帰っていった。)

1006: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-18 22:01:40

…(深く眠った状態でも、二人の会話は耳に入っているらしく、引き止めようとするように自分の体を持ち上げている兄の服を力の入っていない手で掴み)

1007: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-18 22:07:03

「…んだよ、お前起きてんのか」

(微かにだが兄は彼に服を掴まれていることを感じるとそう呟いた。そして「もうすぐ家だ。救護が得意な使用人が何人かいる…そいつらに治してもらえ」と言いながらも家に着くと兄の部屋のベッドへと彼を下ろした。その間、自分はその場で待っていることもできず、一刻も早く彼の兄を見つけなければと思いまた街の方へと消えていき。)

1008: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-18 22:20:29

っ…(手を動かすのもやっとな為、口には一切出せていないが、何度も待って、行かないで、と繰り返し兄に訴え続けるも、声のない訴えに兄が気付くはずも無く、出ていってしまい。入れ違いに入って来た使用人に救護をされ、しばらくすれば目を覚まし、「行かなきゃ…俺も…」とぶつぶつと呟きながら、フラフラとした足取りで2人の元へ向かおうとしていて)

1009: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-18 22:27:24

「アンジェロ、何やってんだ」

(兄は父に連絡を済ませ、彼を見張っていようと部屋に戻ろうとしたところ丁度彼と廊下で鉢合わせては厳しめな口調でそう言った。そしてその体を持ち上げては「ネイのところには親父が行った。お前はここで寝てろ」と言うとまた寝室へと戻り。)

1010: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-18 22:37:50

誰も傷付いて欲しくねぇ…ネイも、お父さんも…お兄さんも…(今の自分では、兄に抵抗する事も出来ず、兄の言う通り寝ることしか出来ない事が歯痒く、ポロポロと泣きながら、自分以外の誰も傷付いて欲しくないのだと言い)

1011: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-18 22:45:16

「そんなことでいちいち泣くんじゃねえよ。お前はネイのこと信じてないのか?」

(突然泣き出した彼を見ては兄はぎょっとし、宥めるようにそう告げた。そして「この辺に昔の写真が入ってるアルバムがあるはずだ。体調良くなったら勝手に見ろ」と近くの椅子に座り。一方自分は彼の兄が行きそうな人通りの少ない場所をただひたすらに探し続けていて。)

1012: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-18 22:56:37

あの人、俺より強いから…(実兄より相手を信じているものの、小さい頃に何度か手合わせを本気でしたにも関わらず、どうしても勝てなかった為、相手や相手の父が傷付いてしまったらと思うと怖く感じていて。人通りの少ない所で回復をした後、再び悪魔を狩ろうと動いていた時に相手を見つけてしまい、「げっ…さっきのくそ雑魚悪魔…」と呟き)

1013: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-18 23:17:31

「…ネイは弱いが魔力だけは上級とそう変わらない。安心して寝とけ、今はお前の体調を良くすることが優先だ。」

(兄はそう言うと彼の頭をポンポンと撫で本を読み始めた。自分はというと彼の兄に出会えばすぐに「雑魚なのはアンタだろ!逃げたくせに!」とその言葉に噛み付いた。)

1014: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-18 23:36:02

っ…お父さんも?(兄が頭を撫でようとすれば、無意識に実兄と重ねてしまい、咄嗟に頭を庇うような仕草をしてしまい、それに気付けば、腕を下ろして、誤魔化すように相手だけでなく父も大丈夫なのか尋ねて。すぐに噛み付いてきた相手に、嘲笑いながら「周りに守られてるだけのバカを雑魚っつってんだよ、雑魚悪魔」と相手を侮辱し)

1015: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-18 23:55:54

「そりゃ、親父の方が強いに決まってるだろ。ネイの魔力は親父から来てんだから」

(彼が頭を庇うと不思議そうに首を傾げるも、彼らを信じて疑わないかのように兄はそう言えば「紅茶を入れてくる」と部屋を後にした。そして自分はさらに煽ってくる彼の兄に対し「俺は守られてなんかない!」と怒り、また魔力を流してやろうとキスができるくらいにまで距離を縮めた。)

1016: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-19 00:14:10

そっか、よかった…(兄の言葉に嬉しくなり、ふわっと笑いながらそう呟くと、兄が部屋を出たあとに、安心した事で眠ってしまい。まるで相手が距離を縮めるのを待っていたかのように、武器で相手の頬を切り付け、「あーあ、あれがいなくて残念だなぁ、大好きな人が痛めつけられて傷付いた顔が見れなくてさ」と言いながら、何度も相手を攻撃し)

1017: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-19 08:24:43

っ、この…!

(流石に1度仕掛けた攻撃は読まれているらしく、慌てて彼の兄から距離をとるも上手く立ち回ることが出来なかった。ただひたすらに身を守り続けながらもずっと逃げている訳にもいかず、近くに落ちている物を相手に投げたりなどをした。しかしなぜだか彼の女に殴られた時のような恐怖は感じず、ただそこにあるのは怒りのみだった。)

1018: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-19 10:29:29

「ほらほら、攻撃してみろよ!」(兄にとっては遊び感覚らしく、余裕そうにケラケラと笑いながら攻撃をし続けていて、「下級の雑魚が、大天使の俺に勝てるわけねぇけどな」と言い)

1019: ネイ・フレッチャー [×]
2022-11-19 15:40:17

…絶対に勝つ!

(そうは言うものの武器を持っておらず魔力1つで戦う自分の身は既にボロボロだった。父を待っておくべきだったと後悔するも今更どうにもならない。これが最後のチャンスになるだろうと踏み込んでは隙を見て相手の間合いに入り無理やりに口付けをした。)

1020: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2022-11-19 16:11:36

「んっ…!!」(警戒していなかった訳では無いが、相手に間合いに入られ、同じように口付けをされれば、それが逆鱗に触れたらしく、すぐに相手を突き飛ばし、馬乗りになって「俺に喧嘩売ったこと後悔すんだな」と言っては、相手にトドメを刺そうと武器を振りかざし)

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