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2人だけの世界で 〆/20237


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3544: ネイ・フレッチャー [×]
2023-08-05 14:41:51

「親父のことは気にしなくていい。それに…お前には関係のない話だ、いいから休ませろ」

(兄はそう言いながら彼に背を向けると、疲れからか翼や尻尾など全てを出したまま眠りについてしまった。)

3545: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2023-08-05 14:52:06

?…まぁいっか(父のことは気にしなくていいと言われ、なんでと聞こうとしたが、兄の様子から、本当に疲れているんだなと思い、とりあえず部屋を出ていき。自分の兄は適当な客室に入り、荷物を適当に置くとベッドに寝転がり)

3546: ネイ・フレッチャー [×]
2023-08-05 16:07:05

ん…しょっ、と

(自分は相手が料理をしている間暇になってしまい、どうにか足も動くようになったためベッドを降りてよろけながらも部屋を散策することにした。そして部屋だけでは飽き足りず、廊下にも出てみて)

3547: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2023-08-05 16:14:18

「よし、上出来だな」(自分が追放される少し前から一人暮らしをしているが、ようやく最近自炊をしたため、所々焦げているオムライスを見ては、自分の中ではまだ上手くいった方なため、満足そうに呟いて、2人分盛りつければそれをテーブルに運び、相手を呼ぼうと廊下へ出れば相手がおり、「お前、歩けんのか?ほら、掴まれ」と言い、相手の身体を支えて)

3548: ネイ・フレッチャー [×]
2023-08-05 16:37:15

わっ…ぁ、ありがとう

(相手に身体を支えてもらいリビングへ向かうと、用意されたオムライスの前の椅子に座った。そして所々焦げているオムライスを見ては、見た目よりもあの相手が自分のために料理をしてくれたことが嬉しくなり「わぁ…おいしそう!食べてもいい?」と尋ねて)

3549: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2023-08-05 16:46:41

「ああ、慣れるまではしんどいだろうし、ゆっくり食えよ」(相手を椅子に座らせた後、自分も椅子に座り、そう言ってはオムライスを食べ始め。悪魔の方は、相手の部屋だった場所へ向かい、そこに残っているベッドに寝転んでは、「どこ行ったんだよ、ネイ…」と呟いて)

3550: ネイ・フレッチャー [×]
2023-08-05 16:52:23

ん…うわっ

(自分はスプーンでオムライスを掬い食べようとするも、手が震えてしまい上手く食べられず眉を下げた。そして「…なあ、食べさせてよ」と少し申し訳なさそうな様子を見せつつ告げて)

3551: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2023-08-05 17:00:08

「!そんなに動けねぇのか…わかった」(自分の分を食べつつ、相手をチラッと見れば、手が震えていて食べられない様子が見え、兄自身も初めてのことなため、驚いた様子を見せて、相手の向かいに座っていたが、隣に移動してはあえて少し小さめに相手のオムライスを掬うと食べさせてあげつつ、相手が食べている間に自分も食べて)

3552: ネイ・フレッチャー [×]
2023-08-05 17:11:23

…えへへ、おいし

(相手にオムライスを食べさせてもらうと嬉しそうにそう言って、次々とオムライスを食べ進めた。そして食べ終わると、兄に連絡すると言っていたことを思い出し「ねえ、俺も兄貴と喋りたい…だめ?」と尋ね)

3553: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2023-08-05 17:23:16

「当たり前だろ、元々お前の姿見せてやるつもりだったからな」(食事も終わり、食器を片付けては、相手から言われた言葉に、当然だと返して、兄に天使になって生きていることを見せてやろうと思っていたため、それを伝えて、「お前の体調が完全に回復して、天界での暮らしとか仕事に慣れるまでは、お前を人間界に連れて行けないんだ。それまでは我慢してくれよ」と言い)

3554: ネイ・フレッチャー [×]
2023-08-05 17:29:12

う…わ、わかった…

(しばらく人間界に行けないと聞けば寂しそうな様子を見せるも、仕方がないことだと納得してはそう言って)

3555: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2023-08-05 17:37:43

「そういやお前、携帯直ったのか?」(相手が人間界に行きたいと思っていることは理解しているが、今回ばかりは相手への負担が大きいため、連れて行けず、申し訳なさそうに相手の頭を撫でつつ、ふと相手の携帯は直ったのか気になり、尋ねてみて)

3556: ネイ・フレッチャー [×]
2023-08-05 17:41:07

んーと…あれ、置いてきちゃったみたい

(相手に言われ自分の携帯を探そうと思うも、服の中に入っていないことに気がつけば置いてきてしまったのだと思いそう告げた。そして「早く電話しよ」と催促をして)

3557: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2023-08-05 17:45:08

「そうか、ならそれも頼まねぇとな」(相手が置いてきたと言うと、ないと不便だろうと思い、そう言っては、携帯を取りだして、先程登録した兄の番号を探し、見つければビデオ通話で通話を掛け)

3558: ネイ・フレッチャー [×]
2023-08-05 17:49:09

「んん…もしもし…?」

(兄は少しの間寝ていたが、相手からの電話に起こされると不機嫌そうにその電話に出た。そして自分はまだ話さない方がいいかと思い、カメラに映らない位置で相手の様子を見守り)

3559: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2023-08-05 17:57:55

「おー、相変わらず機嫌悪いな」(電話に出た兄を見ては、ケラケラと笑いながらそう言って、相手が起きたこと、相手の体調や暮らしの変化に慣れさせるまでは直接は会えないことを伝えて)

3560: ネイ・フレッチャー [×]
2023-08-05 18:11:29

「…ああ、わかってる」

(自分に無理をさせることはできないため、暫くは会えないのだということを了承しながらもベッドから起き上がっては椅子に座り)

3561: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2023-08-05 18:20:41

「あと、人間界に来れる上級のお前にお使いしてもらう」(兄が暫く会えないことを了承すれば、兄に相手の必要な荷物を持ってきて欲しいというお使いをして欲しいと伝えて、「あ、携帯忘れたみてぇだから、もし壊れてたら直して一緒に持ってきてくれよ。あの旅館前で引き取る。いつ用意出来る?」と言い)

3562: ネイ・フレッチャー [×]
2023-08-05 18:33:41

「携帯?ああ、あれか…」

(兄は相手から携帯の話を聞くと人間界から持ち帰ってきた荷物を見て、自身の携帯を探し出せば「…これなら明後日には届けられるが、どうだ?」と尋ねた)

3563: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2023-08-05 18:44:22

「こちらはお前の準備が出来次第で構わない。携帯の不良も大丈夫なら明後日落ち合おう」(兄の言葉に、そう言っては、相手の携帯の不良が直っているならば明後日で構わないと言い、相手の方をチラッと見れば、「天使になったお前の弟…ネイを見せてやる」と言うと相手に入ってこいと目で合図を送り)

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