自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
■：黒き少女　[×]
2022-07-10 15:33:59　

その昔──世界には異形の怪物が蔓延っていた。世界の国々は優れた武力を持った人々に魔術的な力を与える事に成功し、その人々を｢英雄｣と呼び、各々で怪物の殲滅を行った。これで世界の平和が保たれる、と思ったが、英雄達は救える人間に限りがあると確信し、優先順位を付け始めた。財力、学力、人格…英雄によって様々な基準で優先順位は決まった。効率を重視した形態で行われた怪物の撲滅は実に順調に進み、実に迅速に怪物を絶滅に追いやる事に成功した。

──しかし、どうだろう、その｢優先順位付け｣により、必要な犠牲と称してどれ程の命が見捨てられたことか、時には尊厳維持と称して英雄により直接奪われた命さえあった筈だ。世界人口は重大な減少をし、世界中の国家形態は崩れ去り、最早不毛の地と化した。数多の命を切り捨ててまで得た結果がこれだ、余りにも割に合わないのでは？そもそも英雄だって先の戦で一部を除き戦死しているとはいえ、世界中の国々に存在していたのだ。優先順位を付けるこのシステムに反発する勢力が出たっておかしくないじゃないか。

──必ず裏がある。

そう確信した一人の少女は、その｢裏｣を暴く為に動き始める

──自身の大切なものの全てを見殺しにした｢英雄｣共に報いを受けさせる為に。

>>1 世界観

>>2 募集

>>3 pfテンプレ

>>4 主のキャラ

>>5 ルール

暫くレス禁です。

1：黒き少女　[×]
2022-07-10 17:51:15

滅亡しかけの世界で英雄達への復讐、そして世界に隠されていた闇を暴く物語です。時代背景的には現代ですが、二つの都市を除きとてもではないが人類が生活出来ない状態です。

サリュ:世界でも二つしかない現存、機能している都市の一つ、富裕層が集まっており、かなり豊か、英雄達や魔術師の住居も此処にある。

ディカイオシュネー:もう一つの都市、機能はしているものの、かなり廃れている、スラム街のような状態、比較的貧しい者達が集まっている。

英雄陣営

英雄達:先の怪物掃討戦で生き残った者達、優先順位システムで世を乱した当事者、サリュでは讃えられ、デュカイオシュネーでは少々冷遇されている。

魔術師:英雄達に魔術的な力を与えた人物、怪物との戦は数十年余り続いていたが、戦が終わった今も全く見た目が変わっていない。

トゥール・ド・マジ:魔術師によって英雄達に与えられた魔術的な力の総称。

復讐者陣営

ミーソス:とある化学者が一人の英雄を殺害した後その遺体を解剖、解析したことでトゥール・ド・マジがどのように肉体に作用しているのか理解し、似通った能力を扱えるようにする機械を発明し、世界に五つ程散らばった。その化学者は行方知れずとなったが、英雄達に復讐心を抱いていた者達には大きな転機となり、この機械を得た者は積極的に力を得た。この機械で得た力をミソースと呼ぶ。

放浪者達:サリュとディカイオシュネー、どちらの都市にも住まう事の出来なかった者達、都市から金品や食料を奪って生活している、ディカイオシュネーの民以上に理不尽な境遇の為英雄に対する復讐心が強い者が多い。

英雄撲滅計画(人数制限有/途中参加OK/ダークファンタジー/ストーリー型/荒らしNG)/7