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相乗りで何処までも 【 〆 】/9295


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自分のトピックを作る
9241: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-29 17:43:01


へぇ、さすが人気なだけあって抜かりねぇな。…え、………
(パフェは見た目の豪華さはもちろんひとつずつの美味さもお墨付きでこれだけ人気が出るのも頷けるものだ、視界の端にいた店員が入口に掲げられていたトロピカルパフェの看板を片付けているのが見える、きっと自分達のパフェが最後だったのだろう。事務所をすぐ飛び出して正解だったと思いつつ先程の笑顔を思い出しながら味を問えば既にご機嫌な相手からはテンション高くその感想を伝えられる。シンプルなバニラアイスひとつとっても美味いらしい。相手に勧められて「おぅ」と返事をしてスプーンを動かそうとするがその前に相手が動いて目を瞬かせる、そしてごく自然にアイスが掬われこちらに差し出されるとまた固まってしまった。もうラブラブミッションとやらは終えたはずだがきっとそんなもの関係なくいつも通りの行動としてこちらにアイスを差し出しているのだろう。思わず目線を周囲に走らせる、先程のようなこちらへの注目は外れていてそれぞれのテーブルは自分達の食事に夢中のようだ、それに加え先程お互いにパフェを食べさせあって店員の後押しもあればある意味ハードルは下がっている。そんなことを刹那の間に考え結論を出すと差し出されたスプーンに顔を寄せ口に含む、バニラアイスは確かに一般的なものより濃厚で口いっぱいにバニラの味が広がればその美味さに口元は緩もののやはり恥ずかしさは抜けずに眉を下げてチグハグな表情をしながら「…確かに美味いな」と呟いて)


9242: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-29 19:43:02

…、……だろう? 建前は違うけど僕達だってデートなのだから存分に楽しまなくては。
(いつものように相手の元にスプーンを差し出したが相手の反応でここが周りに人がいる店内であることを思い出して一瞬固まる。だが今更引っ込める気にもなれなくてじっと相手を見つめながら行動を待つ。相手は辺りを確認するように視線を迷わせてものの近づいてきてスプーンの先を口に含んだのをみればぱっと表情を明るくする。バニラの味はお気に召したようで口元が緩みつつ羞恥で眉が下がったような素の表情が見えればこちらまで笑みが浮かんで得意げに声を掛ける。このパフェ自体も勿論高クオリティの味なのだろうがこうも気分が弾むのは相手と一緒に食べているからだろう。自らも顔を寄せて相手との距離を近付けると二人だけが聞こえる声量で自分達もデートであることを告げる。ご機嫌な表情のまま、また自分の席に戻ると相手に使ったスプーンでそのままシャーベット部分もすくってさらに食べ進めていき)

9243: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-29 20:19:43


っ、……言ったな……
(相手はこちらの反応を見てここが出先であるのを思い出したようでスプーンを持ったまま固まっている、しかし引っ込める気はないようでこちらも問題ないと踏み切ると再び相手から差し出されたものを食べた。途端に表情が明るくなるのだから心臓に悪い、じわりと熱くなった頬を冷たいアイスが冷やしていった。軽く息をはいて気持ちを整えていると相手が近づいてきて目を向けると二人だけに聞こえる声で立派なデートをしているのだと告げられてまた顔に熱が登りそうになった。相手はこちらを置いて元の位置に戻って上機嫌にしている、顔に赤みが出る前に大きめにパイナップルシャーベットをすくうと口の中に放り込んで無理矢理赤みを引っ込めた。そちらがその気ならこちらも同じ手を使うまでだ、今しがた口をつけたばかりのスプーンでオレンジと生クリームをたっぷり、さらにその上にハートのチョコが乗った部分を掬いとると相手の方に差し出して「ほらフィリップ、俺からの愛情だ」とわざと周囲の注目を集めるように少々大きめの声を出して)


9244: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-29 23:14:45

…え、…これはまた大きな愛情だね、……んっ、ん!
(建前はどうであれ自分達も他のカップルと同じデート中なのだと告げると相手がまた動揺したのが分かった。その反応に満足そうにしながら元の位置に戻るとパフェを食べる方に戻る。普段はそれぞれ注文して交換する事が多いからこうやって一つのものを分け合うのは割と珍しい。崩さないように気をつけながら食べ進めていると相手にしては珍しくスプーンに果物やクリームをすくいとってるのが見えた。そして辺りにも聞こえるような声と共にスプーンを差し出されると注目を集めるためのような行為に思わず固まってしまった。実際周辺のテーブルからちらちらと視線を向けられているのが分かる。この状態で口にするのは躊躇われるものの先程デートと宣言していれば意を決して近付き口を開いた。だが一口で一気に食べようとした分、たっぷりと乗っていた生クリームが口端から溢れた。慌てて指で拭うも反対側はまだクリームが残ったままで)

9245: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-30 07:51:37


……クリームついてるぞ
(このパフェを恋人同士のデートとして楽しむならばここはもう振り切った方がいい、少々大袈裟な声を出せばあのテーブルの二人がまたふざけているようだと周囲の目がこちらに注がれる。相手もこちらの意図が分かったようで一瞬体が固まった、先程同じことをしたのだから応じるのは当然のことだろう。少しして相手が近づきスプーンを口に含む、しかしクリームたっぷりのそれはひと口では収まらなかったようで口端から白のふわふわが溢れでているのを見れば意趣返しだとかそんなことは忘れて素で笑ってしまった。こちらの差し出した大きすぎるひと口に慌てる様子が可愛らしくて暫く眺めていたがひとしきり拭いた後にも口端にはまだクリームが残っていた。周囲の認識がまだ友達同士である以上ある程度のことをしても友達同士が恋人のフリをしてふざけていると思われるはず、大袈裟であればあるほどおふざけだと処理される。ガタリと音を立て椅子から腰を上げるとテーブル越しに相手の方に近づく、そのまま手を伸ばすとするりと撫でるように頬に手を添えて声をかけた。そのままわざと唇の真ん中に親指の腹を置き、そこを撫でるように横へとゆっくり動かしてクリームを丁寧に取れば、満足気な顔をしながら席へ戻って親指のクリームを口に含み)


9246: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-30 11:43:42

え、どこに…っ!?…、
(恥ずかしさの余り一口で全部食べてしまおうとしたが生クリームが口端から溢れてしまった。その姿を見て相手が笑ったのが見えれば一気に羞恥が襲ってきて慌ててその口元を拭った。粗方全部拭ったつもりだったがまだ残っていると聞けば焦って手当たり次第拭おうとするもその前にこちらに手が伸びてきて頬に触れられると思わぬ距離に体を固める。そのまま唇に触れられると友達という前提を崩すような行為に大きく目を見開いて相手を凝視する、やけにゆっくりと唇を撫でられている間全く動けなくてじわじわと顔が赤く染まっていく。相手が席に戻り唇から取ったクリームを口にしたのをきっかけに正気に戻るとまた一層顔を赤くして「っ、翔太郎!なにするんだい!」と大きな声を上げてしまう。だがその声でさらに注目を集めることになると弱ったように視線迷わせ)

9247: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-30 12:32:47


さっきの店員さんも仲良くって言ってただろ?
(慌てる相手を他所に緩慢な動きで頬に手を添えて唇に指をあてる、大袈裟すぎるほどカップルらしい動作だが二人きりでは当たり前の行為であることを周囲の客は知らないだろう。あくまでもおふざけとして唇を拭えば手を添えていた頬が一気に熱くなるのが分かる、さらに目に見えてそこが赤くなればいやでも口元はニヤついた。相手が何か言う前に離脱して拭い取ったクリームを食べているとやっと相手から文句が飛んできてその時間差にもまた口元を緩めながらすました顔で大の仲良しの友達としての行動だと主張しておいた。相手の焦りようとこちらの躱しように周囲の客もクスクスと小さく笑っている、作戦は成功しているらしい。周囲の注目を集めていることに相手は困った様子で先程と立場が逆転すればこちらも上機嫌になるというものだ。未だ真っ赤な相手を見ればさらに追い打ちをかけたくなるもので先程食べたパイナップルシャーベットをまた大きめに掬いとって「これで体冷やした方がいいんじゃねぇか?ほら、あーん」とまた堂々と相手にスプーンを差し出すと揶揄うように言って)


9248: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-30 15:59:48


っ…、君の方がこの状況を楽しんでいるじゃないか。…ん、
(まるで周りにアピールするように唇を拭われ、そのクリームも目の前で相手が食べられてしまうと顔に熱を持って赤くなってしまう。どう考えても仲良しの友達を超えた行動ではあるが先程自分がしたように仲良しを強調していて言い返せそうにない。周りからもくすくすと楽しそうに笑い声が聞こえているとますます視線を泳がせていた。そうして動揺しているこちらとは対照的に相手はやけにご機嫌でまた調子のいいことを言いながらシャーベットを乗せたスプーンを差し出してくる。じっと相手を見つめ少々愚痴っぽく文句をつけるとシャーベットと相手の顔を交互に見てから顔を寄せる。同じ轍を踏まないようにまずは半分ほど口に入れ、もう一口で全てを食べきった。さっぱりとした甘さのパイナップルに火照った身体が冷やされて僅かに口元を緩める、唇についた欠片も自分で舐め取ると「おかげさまでちょっと冷えたみたいだ」と感想を伝えつつちょうど棒状のチョコ菓子が視界に入るとスプーンを使わずそのまま手にしてから立ち上がり身を乗り出すような形で「お返しだ」と相手の口元に差し出して)


9249: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-30 18:52:30


せっかく評判のパフェなんだから楽しく食べた方がいいだろ?…なんだよこれでゲームでもするかと思ったぜ
(最初こそカップル限定スイーツという文字に腰が引けてラブラブミッションなるものに完全に困惑してしまっていたが周囲の目線の乗りこなし方を理解した今何も恐れるものはない。きっとあえてカップルっぽいことをすればするほど友達同士の戯れに見えるのだろう。未だ困惑している相手を見てさらに周囲の注目を集めるようなことを言いながらスプーンを差し出せば今度は二口でシャーベットを食べていてその表情が綻ぶ、動揺して目を泳がせる相手もいいものだがやはりこうやってストレートに喜んでいるのを見るのが何より幸せだ。それに今は何よりも正真正銘デートの時間、今を楽しむことが一番だ。シャーベットを無事に食べ終えた相手はパフェに刺さった棒状のお菓子を手にしてこちらへ身を乗り出す、そして口元に差し出されればまた冗談めかしたことを言ってひと口齧りついた。そのまま相手の手からお菓子を取ると今しがた自分が齧ったばかりの所を相手の方へ差し出し「お前も食うだろ?」と楽しげに言って)


9250: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-30 19:45:10

っ、あのゲームは君が甘えたがりになるみたいだからしても良いけどね。 ああ、もちろん。
(周囲の視線を妙に意識してしまって顔を赤くなってしまったが差し出されたシャーベットは素直に冷たくて美味しい。本来なら友達の範疇を逸脱した行為だが店内のお客さんは浮かれている人も多く自分達もカップルのノリをする仲良しの友人に見えている様だ。ならばそれに乗るのが一番だと頷き、シャーベットを味わっていた。それから次に目についた棒状のチョコ菓子を相手に差し出す。ゲームというワードで大雨で避難したホテルでやった光景を思い出して一瞬身を固める。だがやられっぱなしは悔しくてその時に酔いも合わせて可愛らしかった事を小さく笑いながら告げる。お菓子を取られて楽しげに差し出されると二つ返事で頷き顔を寄せる。そして同じくその先っぽに齧り付くがちらりと相手を見るとそのままあのゲームのように身を乗り出しながら勢い良く食べ進めていく。そのまま持ち手の指先に到達すると密かにぺろっと舐めてから「これも美味しいね」と素知らぬ顔で離れていき)


9251: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-30 20:24:50


な、おい!…そ、想像で勝手なこと言うな、よ…っ?!
(棒状のお菓子でカップルとなればいの一番に思い浮かぶのは定番のゲームで揶揄うようにその単語を出してやれば相手はまた一瞬固まっていて思わずニヤけてしまう。だが直後相手はかつて大雨でホテルに閉じ込められた時のことを引き合いに出して目を見開いた。ここで大胆にカップルらしいことが出来るのは自分達が友達という前提があるからこそだ、しかし過去にもそれらしいことをしていたとなれば前提は崩れいつもカップルらしいことをしている、つまり恋人同士だと言っていることになってしまう。周囲の客はそれぞれの恋人に夢中でこちらの話などまともに聞いてなどいないのだが自分達が本物のカップルだとバレてしまわないか気が気ではなくて焦ってしまった。なんとか誤魔化そうとギリギリ声がひっくり返らないようにしながらすました顔で口を開いたがその前に棒状のお菓子が一気に食べられ最後にはあの時を思い出させるように指先が舌で擽られるとぶわりと一気に顔を赤くさせた。その間に今度は相手が素知らぬ顔でこちらを離れていく。赤い顔を他人に見られないように顔を俯かせながら「これじゃパフェ食えねぇじゃねぇか…」と文句を言っていて)


9252: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-30 22:21:21

ふふ、さっきまでの僕とお揃いになったね、翔太郎。
(相手の話から実際に自分達でやった時の事を匂わせるような話を振ると分かりやすく相手は目を見開いた。慌てたようにあくまで想像の話だと言い張るが周りのカップル達は各々の恋人と過ごす時間に夢中でそもそも他人の話を聞いてないだろう。それに気づかないまま弁明をする相手を微笑ましく思いつつ差し出されたチョコ菓子を最後まで食べて少し悪戯をしてみるとより分かりやすく相手の顔が真っ赤に染まっていく。直ぐに離れてもその色は治まる気配はなくてまた立場が逆転したような様に楽しそうに【お揃い】だと称する。普段よりも浮かれている自覚はあるがカップル限定のパフェなんて物を食べているのだから仕方ないだろう。これ以上揶揄うと相手が動けなくなりそうで追撃は諦めるとセットでついてきたアイスコーヒーを飲んで口の甘さをリセットするとまたバニラアイスをすくって口に運ぶ。その甘味にまた口元を緩めつつ辺りを見れば同じく楽しそうに恋人と話している人達ばかりで「…皆幸せそうだね」と素直な感想を呟いて)


9253: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-31 07:49:20


うるせ。……俺達も周りからはあんなふうに見えてんのか
(これまでなんとか抑えてきた顔の赤みは一気に爆発してしまってなかなか熱が引きそうにない、それを楽しそうに【お揃い】だという相手に恥ずかしいのだがその笑顔を見れば嬉しくもあって、しかし有効な反撃は見当たらずに八つ当たりのような一言を口にしていた。こちらもアイスコーヒーを飲んで一旦口の中と気持ちを落ち着かせる、パフェにはアイスを初めとした溶けてしまうものも多くこのままのペースでは美味しく食べられる時期を逃してしまいそうだ。顔の赤みが引っ込んだ頃合にパフェの真ん中に鎮座しているプリンをすくい取って食べる、甘いクリームにあわせて控えめの甘さのそれを楽しんでいれば相手が周囲を見回しながら呟いていてこちらも他の客を観察してみる。ほとんどのテーブルには自分達と同じパフェが乗っていて各々が自分達の世界に浸っている。これも最初に行われるラブラブミッションとやらで雰囲気が盛り上がるせいだろう、自分達と同じくミッションでもないのにお互いにパフェを食べさせあったりしているのも見受けられてどのテーブルも幸せな空間が広がっていた。自分達も同じ幸せを堪能している自覚はあって特に考えもせずに呟くが、直後周りのカップルとは違う状況であるのを思い出すと「いや、あんなに幸せそうだって思われてちゃまずいな…」とあくまでも自分達は友達同士という前提があるのを自分に自覚させるようにまた呟いていて)


9254: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-31 11:32:15

……別に気にしなくても良いと思うけど。ここには好奇の目で見てくる人もいないし良い意味でお互いの事しか見えていないようだから僕達が多少幸せそうにしてても何も思わないはずだ。
(相手も顔を真っ赤にしていたがアイスコーヒーとプリンでクールダウンしたようでまたパフェを二人でつつき合う。様々な種類の甘味が乗ったパフェを味わうながら周りを見ればそれぞれ話が弾んだり食べさせ合ったりもしている。奥には先ほど甘酸っぱい会話をしていた二人組も楽しそうにパフェを食べていて店内は幸せそうな空気に包まれていた。自分達も同じ状況であると示すような呟きが聞こえてくれば胸の内が擽ったくなるも相手は自分に言い聞かせるように呟きを続ける。それをじっと見ればまたシャーベットをすくって口に運んでから自分の意見を伝える。相手はずっと周囲からの目を気にしているようだが現に今まで自分達を変な目で見て来た人たちはここにはいない。それぞれ自分達の世界に浸っていて周りが見えていないといった所だろう。ならば自分達が何をしていようとよほどのことで無ければ注目を集める可能性も低い。更にパフェスプーンでバニラアイスとハートのチョコの乗った部分をすくうと「それにここが風.都.の外ならばルールの適応外だろう?」と楽し気に告げながらそれを相手の口元に差し出して)

9255: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-31 12:23:53


………それもそうだな。…ん、美味い
(オシャレな雰囲気に加え周囲の客と同じく自分達も先程のラブラブミッションとやらで距離が近い行為をするハードルが下がっていて油断しすぎないようにと自戒を込めて呟く。しかし相手は揶揄うでもなく茶化すでもなく、冷静にこの状況を分析して目を瞬かせた。確かに自分達が騒げば周囲の注目はこちらに集まっていたがこうやって二人で会話している分には他の客は各々のパートナーに忙しく誰もこちらを見ていない。誰もが一緒にパフェを食べる大切な人との時間を堪能していた。更に相手からここがルールの適用外である風.都.の外であるのを告げられると一瞬動きを止めた後にストンと今まで気にしていたものが体から抜けていった。確かにここは風の街の外だ、それにせっかくこんな特別なパフェを食べているのならば周囲の客と同様に相手とこの時間を共有することに集中したい。それに二人だけの世界に浸って幸せな空気を出してもそこら中にそれが溢れているのだから悪目立ちすることもないだろう。納得するように頷きながら呟くと身を乗り出して躊躇することなくスプーンを口に含む、冷たくて濃厚なアイスの中にハートのチョコが混じっていて少々恥ずかしいながらも今度こそパフェをしっかりと味わうことが出来て自然と笑みを浮かべる。肩の力が抜ければテーブルの下で相手の方に足を伸ばして軽く触れさせあう、テーブルに挟まれてはいるがより相手を感じることができるようになれば上機嫌に口角はあがって「新しい層食ってみるか」と楽しげに言えばスプーンを少々奥へいれて爽やかなソーダ味のゼリー部分をすくい上げて相手の方へと差し出して)


9256: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-31 16:29:16

君と一緒に食べるからこその味だね。底はゼリーになってるのか、…ん、ちょっとしゅわしゅわしてて不思議な体験だ
(自分なりの今の状況を分析して変に取り繕う必要もないだろうと語れば相手の目が分かりやすく瞬いた。街の中では何かと気にしないといけない部分も多いがこの特別な場所なら少々浮かれてしまっても許されるはずだ。それに納得するように頷いた相手の口元に甘いバニラアイスを差し出すと今度は躊躇うことなく口に含まれたのを見て自然と笑みが浮かんだ。相手の顔にも柔らかな笑みが浮かんだかと思えばテーブルの下で足が何かが触れる気配がして一瞬視線をそちらに向ける。その正体が分かれば胸は温かい物に満たされて自らも挟み込むようにして足をくっつけると浮かれた言葉を口にしていた。そうしていると相手がパフェの器の底の方にスプーンを入れて綺麗な水色のゼリー部分を救いあげる、上とはまた違う層に感心していると当然のようにこちらにスプーンが差し出される。それにまたご機嫌になるのを感じながら顔を寄せ口に含んだ。味だけでなく軽く炭酸も閉じ込められているようで普通とは違う食感に少し驚いた後、その感想を相手に伝える。ふと良いことを思いついて自分もゼリーの層をすくい、さらにその上にパイナップルシャーベットが乗せるようにすると「沢山乗ってるからこういう組み合わせも出来るね」と話しながら相手の口元に差し出して)


9257: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-31 17:41:24


仲良しの…カップルじゃねぇと食えねぇからな。…ん、…すげぇ爽やかな組み合わせだ
(周囲の客が各々で夢中であることに相まってここが風.都.の外だと気づけばすっかり張っていた肩肘は緩まって心のままに相手との時間を過ごすことが出来る、こちらが差し出されたアイスを口にすれば相手の顔には笑みが浮かんでそれだけで幸せな心地に包ま
れた。浮かれた心のままにテーブルの下で足をくっつければこちらの足が相手に挟まれて口元はさらにニヤけてしまう、先程の続きで友達という言葉を出かけるがチラリと周囲を見て思い直せば正真正銘カップルとしてのデートだからこそだと口にしていた。こちらが差し出したソーダのゼリーは不思議な食感らしく、感想を聞いて気になっていれば相手はゼリーとシャーベットを組み合わせてこちらへと差し出してきて緩んだ口元のままスプーンを口に含んだ。相手の言った通り炭酸が入ったぷるぷるなのにシュワシュワなゼリーとさっぱりとした味のパイナップルシャーベットが良くあって味を噛み締めるように軽く目を閉じていた。その後はプリンにオレンジを乗せた全く違う組み合わせを試したり棒状のお菓子にクリームをたっぷりつけて食べたりとそれぞれの組み合わせを楽しんで、気がつけば半分以上は互いに食べさせあいながらパフェを食べ進めていって)


9258: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-31 19:22:49

…あれだけ大きかったのに案外食べられるものだね。
(すっかり気を抜いてパフェを食べていれば口元は緩むばかりで心も弾む。その中でハッキリと自分達のことをカップルと称する言葉が聞こえると目をきらきらさせ強く頷いていた。ますますデートだと意識することになれば浮かれて水色と黄色の組み合わせをした一口を差し出す。それを口にした相手から好意的な感想が聞こえてくれば無邪気な笑みを浮かべていた。そうしてお互いに新しい組み合わせを見つけては感想を呟き、お互いに食べさせあったりしていればあれだけ大きかったパフェもどんどん無くなっていき、残り一口分になってしまった。食べ切ってしまうのは惜しいものの残しておいたマンゴーと器の側面についた生クリームを綺麗にスプーンにすくい取ると「最後の一口は君に捧げよう」と笑みと共に少し気取った言い回しをしながらまた相手の口元に差し出して)

9259: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-31 20:18:29


二人なら余裕だったな。…なんだよ俺のマネか?なら遠慮なく、ん…
(こちらが周囲が浮かれているのをいい事にカップルだと口にしたり二人の色を宿した爽やかなひと口を食べる度にこちらをみる相手の顔に笑顔が灯って、その度に胸が温かくなる。冷たいパフェを食べながらいつの間にかどっぷり二人の世界に浸っていればあっという間にグラスの中身は減っていった。最初に画面で見た時は食べ切れるものなのだろうかと疑ったものだが美味しい上に爽やかな味が多く二人で難なく食べきれてしまった。相手がスプーンでグラスに残った最後のマンゴーとクリームをすくいあげれば少々気取った言い方と共にこちらへと差し出してくる、小さく笑って揶揄うようなことを言いつつお言葉に甘えて最後のひと口をいただいた。グラスに残っていたシロップ類をたっぷり纏いさらにクリームも乗っていれば「特別甘いな」と感想を言いながら口元は緩みきっている。グラスの中は完全に空になって「美味かったな」と余韻に浸りながら最後のアイスコーヒーも飲み干して)


9260: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-31 23:15:24

特別な一口だからね。ああ、評判につられてきて正解のお店だった。
(最後の一口を少々気取って差し出すと相手は小さく笑ってそれを口にする。相手の感想に様々な想いや味が乗った一口だったと無邪気に笑いつつ二人で完食した大きなパフェのグラスを見つめる。これだけ大きかったが爽やかな味に加えて中身も様々で飽きることなく食べ進めることが出来た。きっかけはテレビ番組だったがあの時飛び出して食べに来て良かったと胸を張って言えるスイーツだった。甘いものを満足行くまで食べることが出来てご機嫌のまま頷いているとタイミングを伺っていた店員が近付いてくる。その手には封筒があって『こちら先程お撮りした写真です。本日のお二人の笑顔、記念にお持ちくださいね』と言いながら手渡してくれた。カップルと同じ扱いなことに今更ながら少し羞恥を覚えるも店員が去っていったタイミングで封を切ってみると先程二人で並んで撮った写真とそれぞれにパフェを食べさせている所の写真が紙製の簡易フォトフレームに差し込まれていた。まだ吹っ切れてなかったときで恥ずかしそうにしてる顔だが見るからに幸せそうで「確かに良い記念になりそうだ」と微笑んで)


9261: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-01 07:56:29


…また他人に見せられねぇ写真が増えちまったな。家だけに置いとかねぇと
(爽やかで甘くて相手との時間に浸れるパフェはあっという間になくなってしまった、事務所を飛び出すようにして店に来たがその選択は大正解だったらしい。アイスコーヒーを飲みながら傍にある窓ガラス越しに海を眺めていると店員が近づいてきて相手に封筒を渡す、中身は最初に撮った写真のようで相手との時間にすっかりその存在を忘れていれば少々照れくさくも軽く身を乗り出して封を開ける相手の手元を見守る。中身を開けてみればこの店の雰囲気と同じ白色のフォトフレームに三枚の写真が収まっていた。写真の中の二人はまだ友達同士だと誤魔化すことに必死でなんとなくぎこちないのが初々しさを醸し出している、まるで入店前にみたカップルのようだ。思わず笑ってしまいながら感想を口にしつつチラリと相手の方をみればその顔は幸せの色に満ちていてこちらの顔にも同じ色が浮かんだ。ささやかな夏の一時だったがまた二人だけの思い出が増えて心を満たすとテーブルの下で軽く互いの足を擦り合わせながら「そろそろ行くか。ここらへん軽く走ってから帰ろうぜ」と声をかけて)


(/お世話になっております!そろそろ区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。まさに夏の一幕といったお話でしたがカップル限定パフェに振り回されてわちゃわちゃしたところから二人だけの時間に浸るところまで検索くんと探偵が穏やかな時間を過ごすやり取りができて夏休みを過ごすような感覚で楽しむ事ができました。今回もありがとうございます!
次のお話ですがいかがいたしましょう?このまま二人の時間をもう少し過ごすような方向ですと前にあげて下さった香水を作る話、いっそこのまま夏の海を楽しむ話、あと騒がしいお話ですとメモリの力でおばあちゃんから高校生に若返った子に満足するまで付き合わされる話、なんてのを考えていたのですが検索様はいかがでしょうか?)


9262: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-01 10:58:12

カップルらしくて良いじゃないか。ああ、帰るまでがタンデムデートだからね
(封を開けて中身を見れば何処となくぎこちない二人が映っていてお互いに笑い合う。今まで記念でツーショットを撮ることは何度もあれど第三者に二人でいる瞬間を切り取られることはあまりない。そういう意味では特にパフェを食べさせ合う写真は貴重だろう。また新たに二人の写真が増えたことに幸せな笑みを浮かべつつカップルらしいと称していた。テーブルの下で足をくっつけて擦り合わせるのを感じれば視線だけ下に向けて小さく笑い【デート】というワードを使って頷くと立ち上がった。会計を済ませて店の外に出ると涼やかだった店内に比べて夏の日差しが降り注いでいる。それにまた夏らしさを覚えながら沢山甘い物と幸せを味わってご機嫌のままバイクに乗り込むと「行こう、翔太郎!」と声を掛けてぎゅっと相手の体を抱きしめて)

(/こちらこそいつもお世話になっております。カップル限定に抵抗して友達同士だと主張する探偵君と甘い物に目が無い検索でわちゃわちゃとこの時期にピッタリな楽しい時間を過ごすことが出来ました。すっかり絆された探偵君が可愛らしく後半は遠慮なしに食べさせ合う二人が微笑ましくなりながら夏のひと時が過ごせたと思います、今回もありがとうございました。
悩む所ですが香水を作る話はいかがでしょうか。この前あった二人の時に使うものを作っても良いですしペアリング出来る奴を作る話でも楽しそうです。おばあちゃんが若返った子の話も騒がしくなりそうですし探偵君の育ての祖母に絡めてちょっぴりしんみりさせることも出来そうなので是非後々やらせてください!)

9263: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-01 12:28:49


……ペアリング?
(店が作り出した雰囲気にすっかり飲まれ幸せな時間を相手と二人で共有し、バイクの後ろに乗せた相手の体温と抱きつく心地を感じながら海沿いを軽く走るタンデムデートまでしてたっぷりとカップルの時間を過ごした日から一週間ほど、本日の風.都.も相変わらず茹だるような暑さで当然のように客足は鈍かった。午前中にネコ探しをしたもののいつもならなんて事のない依頼のはずなのに太陽光を浴びていつも以上に体力を奪われてしまって昼過ぎには事務所でバテていた。相手が入れてくれたアイスコーヒーを飲んで体を冷やしていると若.菜.姫,のラジオが聞こえてくる、天気の話や最近遠出した話などをぼんやりと聞いていたが『そこで香水の専門店をたまたま見つけたんです』と話題が広がっていく。なにやら自分でカスタマイズしながら香水を作れる場所があるらしい。そんな店もあるのかと聞いていれば『意中の人とペアリングの香水を作るのも良いですよね』なんて話題が続いて聞き慣れない単語に思わず同じ言葉を繰り返していて)

(/それでは香水を作るお話にいたしましょう!二人の時に付ける香水にするか迷ったのですがペアリングのを作る方がより二人の特別感が出るかなと思いましたのでそれっぽい流れにしておきました。おばあちゃんが若返る話は是非育ての祖母のお話も絡めて騒がしくもほっこりなお話にできれば!それではいつも通りいい感じに乗っちゃってください/何も無ければこちら蹴りで大丈夫です!)


9264: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-01 15:32:46

ペアリングは確かこの前の料理とワインみたいに相性の良い組み合わせの事だったと思うけど…
(カップル限定のパフェを楽しみ帰りも海沿いをバイクで走る夏らしいデートを満喫してから一週間ほど。相変わらず事務所の外は今年最高の気温を連日更新していて朝に猫探しに出掛けた相棒も昼過ぎにはバテて帰ってきていた。ガレージも冷房装置はあるもののあれだけ広い空間には効きが悪く最近は事務所の方で過ごしていた。いつもの時刻になり若.菜.姫のラジオの時間になると椅子をラジオの前に持って行きその声に耳を傾ける。相変わらず陽気に近状を語る彼女に心惹かれつつフリートークの一環で聞こえてきたのは香水専門店の話だ。感心したように聞いていれば【ペアリング】というワードが出てきてソファーに座っていた相手から同じ言葉が聞こえてきた。ペアリングという単語自体はこの前マダムと食事に行く際の下調べとしてワインと食事の知識を調べた時に見たことのあるものだ。二つ以上のものの相性を示す単語だと説明を挟んでいるとラジオの方でも似たような説明がされる。世界で一つだけかつ二人の香水が合わさった時の真紅とが売りのようで『普段は別々の香りを纏って一緒になった時に相性ピッタリの香りになるなんてロマンティックだと思いませんか』と彼女が興奮気味に感想を述べるのを聞けば「へぇ…確かに面白いアイデアだね」と興味を示して)


9265: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-01 18:04:04


相性のいい組み合わせ、か……バラバラなのが二人になるとひとつになるってわけか……
(香水は当然知っているがペアリングという言葉とは結びつかなくて思わず呟くと相手が補足を入れてくれる、そういえばマダムと食事をした際に彼女がそのキーワードを口にしていた。つまりは違う二つのものの調和を楽しむ、といったところだろうか。ひとりずつのオリジナルな香水というだけで特別な響きがするがさらに二人が隣に立った時にだけ二人の香りが混ざりあいひとつの香りになると言うのは何処と無く自分達を示す言葉と似通ったものを感じる。それに二人の香りが混ざりあう経験は覚えがあって、それは主に二人の家での事が多いことを思えばゆらりと目線を泳がせる。あの時のような相手と溶け合うような感覚、相手から自分達だけのお揃いの香りがする喜びを思い起こせば段々と香水への興味が湧いてきた。そのまま若.菜,姫のトークを聞いていれば『あ!ふ,う.と.く.ん.ラブさんによれば風.都.にも同じことが出来るお店があるみたいですよ!』とリスナーの手紙が読み上げられる。いくつか候補を思い出せば「あぁ、あの店か」とひとつ条件に合致する店舗を思い出して)


9266: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-01 19:12:28

今ので分かるんだ。結構身近でもやってるんだね……
(二つの香水で三つの香りを作り出してその調和を楽しむというコンセプトに素直な感心を寄せながらラジオの話に耳を傾ける。二つが重なった時にする香りはお互いが一緒にいる時にしか感じられない訳でオリジナルの香水が輪をかけて特別なものに感じられる。そして珍しく相手の方が興味を持ったように話を聞いていてその顔をちらりと覗いていると彼女がリスナーの手紙を読み上げる。大体の地区と店の名前でピンと来たのか直ぐに目星のついた相手に感心しつつ、店の存在を知ればますます現実味が帯びてくる。今もお揃いの香りを身につけているがオリジナルのペアリングはまた違った魅力がある。勿論その響きに興味そそられると「行ってみるかい?その店」と相手の意見を伺ってみて)

9267: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-01 21:30:13


香水売ってる店なのに椅子とカウンターがあるから不思議だと思っててな。香水が作れる店だったのか……、…
(今だってシャンプーとボディソープでお揃いの香りを纏ってはいるのだが二人揃った時に真価を発揮するというのは自分達との親和性も高いように思えてなんとも魅力的に感じる。ラジオで話題に上がっている店には覚えがあって相手に感心されれば少々得意げな顔をしつつも香水を取り扱っている店、とだけしか知らなかったのが現状だ。店のことを思い出していると相手から誘いがかけられて一瞬考えるように目を伏せる。香水と言っていの一番に思い出すのは相手が纏っていた桜の香りだ。女子高生二人から香水の名前と銘柄は聞いていたがその店に置いてあるものなのだろうか。そしてもう一つの思い出と言えばクローゼットに押し込んで封印した香水でおやっさんに雷を落とされた思い出と共にしまっている。再びラジオの前で椅子に座る相手の方をみる、香水によってより二人で一人を強めるのであれば吝かではなくて「そろそろ俺もハードボイルドな男として相応しい香水を付けなきゃならねぇし、行ってみるか」と肯定的な返事をして)


9268: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-01 23:10:11

単純に色々と香りを嗅いでみたいし、相談出来るなら悲惨なことにはならないだろう。 そうと決まれば今から行くよ、翔太郎!
(どうやら相手はその店を軽く見た程度だったようでその体験については知らなかったらしい。若.菜.姫のこの放送が無ければ自分も何かきっかけがない限りは知ることはなかっただろう。相手に誘いをかけてみると少し悩むように目が伏せられた後、視線が重なった時には好意的な返事がされてこちらもぱっと表情を明るくした。相手がハードボイルドな香水を身につけるならともかく専門店ならば今まで嗅いだことの無い香りを嗅ぐチャンスかもしれない。いつしか匂いで好奇心を爆発させた時と同じように目を煌めかせながら理由を並べていく。行くことが決まれば外が灼熱の気候だろうと待っていられず、ちょうど彼女のラジオの放送が終わると電源を切ってから【今から】だと宣言する。手短に支度を済ませると相手の準備が終わったのを見計らって手を引いて事務所を飛び出して)



9269: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-02 09:33:56


過去が悲惨だったみたいに言うなよ!…今から?!
(主におやっさんに雷を落とされてから香水に手を出すことを控えていたが相手との特別が増えるのは悪くない、というより嬉しい。こちらが好意的な返事をすれば相手には笑顔か浮かんで、それだけでも店に行く選択をして良かったと思えてしまう。相手の余計な一言にはしっかりとツッコミを入れていたが続いて今から行くのだと宣言すれば思わず驚いてしまう。だが事務所に客足の気配はなく先日パフェのために事務所から飛び出したのを思えばこれでいいのかもしれない、若.菜.姫のラジオで紹介された以上時間が経つにつれて混雑するはずだ。呆れ半分と期待半分の笑みでソファから立ち上がるといつもの帽子を頭に載せる、途端に相手に手を捕まれ外へと連れ出されると「おい!」と声を上げるもその声色は随分とご機嫌だった。頭の中にある地図を辿り店へと向かう、確かオシャレなセレクトショップか並ぶ一角にあったはずだ。通り丸ごと特別な店が並ぶ中で綺麗なガラス張りの店舗を見つけると「ここだな」と目的の店の前で立ち止まり)


9270: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-02 11:16:45


わあ…これ全部香水……!
(早速今からいくのだと告げると驚きの声が上がるも善は急げなこは先週のパフェで実証済だ。準備を整えて相手の手を引くと後ろから声が聞こえるもののその声は弾んでいてご機嫌のまま街に繰り出した。相手の案内でセレクトショップが立ち並ぶ通りに向かうと普段は縁がないようなディスプレイが並んでいて興味深くそれを見ていた。やがて目的の店に案内されると「行こう」と声をかけてガラスの扉を開けた。中に入ると落ち着くような不思議な香りが鼻腔をくすぐる。店内には沢山の瓶が綺麗に陳列してあって恐らく全て香水の類だろう。聞いた事のない香料の名前や光景に興奮気味に目を輝かせながらその瓶の一つ一つを見ていく。好奇心を全開にしていると店員の一人が相手に近付いてきて『なにかお探しですか?』と話しかけ)

9271: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-02 12:27:36


すげぇ量だな…お前瓶割るなよ
(相手と共に店内に入るとまず感じたのはリラックス出来る何かの香りで思わずゆっくりと呼吸してしまう、さすが香水専門店と言ったところか。店内は木材の棚が並ぶ落ち着いた雰囲気でズラリと並べられたガラスの瓶はそれだけで絵になってしまうほど綺麗だった。相手と同じくこちらも感嘆の声をもらしていると早速相手は好奇心をフルスロットルにさせてキラキラとした目で香水の瓶を見ていく、どれもガラス製であるのを考えると一応釘は指すものの非日常的な空間にソワソワしているのはこちらも同じだった。こちらも棚を眺めていれば店員が近づいてきて話しかけられる、若.菜.姫のラジオで紹介されていて直ぐさま来店したことに若干恥ずかしさを覚えつつも「ここでオリジナルの香水作れるって聞いて来たんです。その…こうペアリング出来るやつを考えてて…俺達この街で探偵やってて、こいつは相棒なんでそういう香水が欲しいなと思って!」と前回のパフェ同様カップルに見られないよう言い訳を挟みながらも要望を伝えれば店員さんはこちらの勢いに小さく笑って『もちろん作れますよ。それでは説明をさせていただきますのでこちらへどうぞ』とカウンターの方へ案内される。未だ香水に夢中な相手の腕を軽く引いた後カウンターの方へと移動して備え付けられたイスへと座り)


9272: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-03 01:30:58


……なるほど先にイメージを決めてから作り上げていく訳だね。
(中にずらっと並ぶガラス瓶に興味惹かれて順番にその名前と添えられた説明書きを見ていると相手が店員に話しかけられる。またもあくまで相棒との香水だと説明しているがその必死さのせいで不自然に見えているのは気のせいだろうか。だがそんな要望にも店員は小さく笑って案内がされると棚の香水を見ていた所を相手に腕を引かれ、右隣に並ぶ形で椅子に座った。二人が揃うと店員は香水を作る際の流れを説明がされる。最初に香水を使うシチュエーションや大まかな方向性を決め、その次にメインの香料決め、バランスを考えて調整してから調合・試香になるらしい。その順番に感心していると『本日はどんなイメージの香水をお作りになりますか?』と改めてコンセプトを聞かれる。あまり詳しいことは決めていなくて相手の方をちらりと見ては「普段使い出来るようにあんまりキツ過ぎなくて、でも僕たちらしさが出てる香りが良いかな。僕の奴は静かで少し甘い香り…だろうか。君は何かあるかい?」と少々悩みながら纏めると相手にも意見を伺ってみて)

9273: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-03 11:11:16


香水のイメージ、か……俺も普段使い用だな。あとはハードボイルドな男に似合う甘すぎないクールなのがいい。あーそれと、こいつが隣に並んだ時に違和感がないやつ
(カウンターに備えられた椅子に座りまずは香水作りの流れの説明を受ける、細かい事はさっぱりだが調整はこの店員がやってくれるらしい。となれば基本的にはこちらの要望を伝えるのが良さそうだ。チラリと相手の方をみればお互いに目があう、思い立ってすぐ店に来たのだから具体的な内容は固まっていない。相手に話を振られてこちらも香水のイメージを伝える、普段使いするならばハードボイルドさを補強するようなものが良さそうだ。二人のぼんやりとしたイメージに店員は小さく頷きながら話を聞いてくれて『なるほど。ではそのイメージを自分の中にしっかり持ったまま先ずはあちらの中から好きな香りを選んでいただけますか?』と先程眺めていた棚の方を案内される。ズラりと並んだ中からひとつを選ぶのは骨が折れそうだが『棚の右側がよりスイート、左側がよりフレッシュ、また上側がよりフローラル、下側がよりリラックスできる香りになっています』と案内を受ければ「とりあえずいろいろ試してみるか」と相手に声をかけ)


9274: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-03 12:48:38

そうだね、1個軸を決めたら他も自然と待っていきそうだ。 …これは好きだけどちょっと甘過ぎるかな、…こっちは……、
(こちらも大まかなイメージを伝えると相手もそれに続くかやはり見えない香りとなると抽象的な言い回しになってしまう。それでも並んだ時に違和感が無いという項目は最重視する所でもあって一緒に頷いていた。それから今度は棚の方に案内されて香りの種類の傾向を説明されるがやはりピンとこない。やはりこういうのは実際に嗅いでみるべきだろうと何となく目に付いたものを手に取って香りを確かめてみる。店員の『初めはトップノートと呼ばれる最初に印象を決める香りから選んだ方が良いですよ』というアドバイスを受け、普段から付けたくなるような好きな香りを探していく。バニラと呼ばれる香料はその名の通りバニラアイスのような香りで確かに好きではあるが身に付けるには少し甘過ぎる。段々と左と上に移動していくとさっぱりとした甘さと上品なフローラル系の香りのバランスの良いガラス瓶を見つけ手が止まる。ほんのりと苦味のような香りもあってそれが自分のしている事を思い出させるような凛とした印象を受ける。ピンと来たその瓶にはネロリと書いてあって香りを確かめたムエットを差し出すと「僕のやつ、これが良いと思ったんだけどどうだい?」と一番自分のことを知っているであろう相手にも意見伺ってみて)



9275: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-03 18:38:14


ネロリ、か……パッと華やかで明るい印象だし、さっきお前が言ってた少し甘いってのにも当てはまる。ちょっとビターな感じがするのもお前らしくていいんじゃねぇか?
(香水は香りの傾向にそって並べられているらしいがやはりピンとは来なくて眉間にシワを寄せたまま悩んでしまう。相手はいつも通りの好奇心で早速香りを試していてまずはそれについて行くことにした。相手が嗅いだものを自分も試していって場所ごとにどう香りが違うのかを確かめていく、そのうち相手はひとつの瓶の香りを嗅いで動きを止めた。ムエットを差し出されて意見を求められると鼻を近づけ香りを嗅いでみる。最初に鼻腔に到達したのは爽やかな柑橘系の香りで好奇心を爆発させた時のキラキラとした笑みを連想させた。一緒に香ってくる少し甘い香りも相手の無邪気さをイメージさせるがその中にビターな香りも混じっていれば歳に似合わないミステリアスな空気とも結びつく。相手が気に入った香りであるのが一番だがこちらからみた相手のイメージともその香りは良く合っていて小さく笑みを浮かべながら頷いた。相手の選択が終われば今度はこちらの番だ。まず甘さはハードボイルドに似合わないことを思えば選ぶべきは棚の左側だ、さらにフローラルな香りもおやっさんには似合わないことを思えば手は自然と下側へ伸びる。いくつか香りを確かめる、サイプレスとラベルされた瓶の香りは新緑や青葉を思わせる中に鋭いスパイスの香りまでして理想に近い。しかし他人を寄せ付けない雰囲気も纏っていて街の人と話す機会が多いことを思えば悩みどころで、ひとつ上の棚にあったエレミとラベリングされた瓶に手を伸ばした。ムエットに鼻を近づければ同じくウッディでスパイスの香りがあるが柑橘系の香りも少し混じって鋭さが緩和している、これくらいがちょうど良いだろうかと相手の方にムエットを差し出せば「俺のはこれでどうだ?」と感想を聞いてみることにして)


9276: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-03 21:12:57

ならばこれにしよう。…エレミ、初めて聞く名前だ。 …一瞬ピリッとシャープな感じがするけどその後に爽やかなレモンっぽい香りが続いて、嗅ぎ続けてたら落ち着く様な不思議な温かさがあるね。…ちょっと荒いけどその奥に君の優しさとか芯が燃えてる感じがあって、凄く翔太郎っぽいと思う。
(自分の直感に響いて良いかもしれないと思った香りを相手にも近付け嗅いで貰う。分析するように告げられた感想はおおよそこちらが感じたものと一致していて自分らしいと頷かれるとぱっと表情を明るくしてこの香りにすることに決めた。それぞれのノートでは複数の香料で構成される事も多いようで他に組み合わせる候補も考えている傍らで相手は下の方から瓶の香りを確かめていた。その内の一つをつけたムエットを差し出されるとラベリングされた名前を読み上げながら香りを吸い込んだ。ネロリともまた違う乾いたシトラス系の爽やかな香りと同時にスパイシーでシャープな匂いを感じる。その奥には静かなウッディさとほんのりと樹脂のような甘さがあって目を瞬かせる。てっきりあの憧れの香水のようにもっと濃くて尖っている香りを選んだかと思っていたが一見クールに見えて後からじんわりと心に残る香りはハードボイルドを気取りながらも優しく甘い所を隠しきれない今の相手らしい匂いだ。もう一度香りを確かめるように嗅いでから感想を述べてイメージに合っていると頷く。そうしていると話を聞いていた店員が決めた香料に合う組み合わせをピンクペッパーやユーカリなど何種類か選んでくれる。それを一つ一つ順番に嗅いでいき一番しっくり来たブラックカラントの瓶を持つと「トップノートはこれにしようかな」と決めて)


9277: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-04 07:54:47


…おぅ、…そうか……
(自分が一番しっくりと来た匂いを相手に確認してもらえば一瞬驚いた表情をした後にもう一度匂いを嗅いで感想を伝えられる。いつも何かを分析する時と同じように細かく香りとこちらの事を結びつけて解説されると相手がこれほど細かく自分を見てくれている嬉しさと並べられた褒め言葉への照れ、それを相手は無意識でやっているだろう恥ずかしさ等などが一気に襲い来て数秒固まってしまった。なんとか言葉を捻り出したあとに数度頷いて気持ちを誤魔化しておく、ひとまずこちらのことを一番よく知る相手からも自分らしいとお墨付きを貰えばこれで間違いないだろう。その後相手と同じくこちらも選んだ香りに近しいものやあうものを店員がいくつか選んでくれて、ウッディ系統の香りがいくつか候補にあがる。相手がトップノートを決めて考えあぐねていれば店員から『こちらで選んだ香りでしたらどの香りでもお相手様に合いますよ』とアドバイスをうけ、そのままエレミをトップノートに選んだ。その流れのまま一番長く香るミドルノートは同じくウッディでスパイシーなシダーウッドを選ぶ。あとはラストノートだけだが、相手の周囲にある香りの候補を一通りみたあと「…桜、とか使わねぇのか?いや強い香りのは俺が困るな」とボソリと問いかけ慌てて首を振っていて)


9278: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-04 11:42:54

…すみません、この組み合わせに桜の香りを加える事ってできますか?
(こちらが感想を伝えると相手は何故か固まってしまってぎこちなく頷きを繰り返している。キョトンとしながらも今度はこれに合う組み合わせを選んでいく段階でトップノートの次は一番長く香るとされるミドルノートを探す。候補の中から何個か嗅いでみて花の蜜のような甘さで何処か異国っぽい柔らかな香りがするジャスミンとフローラルで静かな上品さを感じるアイリスの間で迷っていると隣の相手が自分の前に並んだ瓶を見ながらぽつりと【桜】というワードを口にする。思い浮かぶのは一緒に桜の花見の時とその夜の香りと依頼人に張り合う時に付けていたとっておきの香水の香りだ。一瞬固まって、それが意図する意味に気付けばどうしようもなく心が掴まれて返事をする暇もないまま店員に今の組み合わせに入れることが出来るか尋ねる。今までの系統にはない香りのリクエストであったが店員はすぐに微笑んで『もちろん出来ますよ。他の香料よりも少なめに入れたりするとほんのり香ったりするので知っている人だけが気付く秘密の香りにも出来るんです』と告げられ、こちらの事情を知っているかのようなワードセンスに固まってしまった。すぐさま店員は瓶を取りに行きムエットで既に決まった組み合わせに桜を少し加えたものを作ってくれる。それを受け取って嗅いでみると軽やかで甘くも酸味と苦みを感じるようなベースの後に桜の柔らかく優しいフローラルノートを感じるようになって思わずもう一度香りを吸い込んだ。そのまま左隣を向くと「…どうだい?」と尋ねながら相手の鼻先にムエットを差し出して)


9279: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-04 12:34:27


あ、……っ……いいんじゃねぇか?
(香水というワードでいの一番に思い浮かぶのは桜だ。相手と色々な意味で深く結びついた香りだが問いかけておいて常時相手から桜が香るのは困ると提案を引っ込めようとする。近づく度に桜の香りが相手から香ってくればきっとまともでいられない、探偵業に支障が出るのは目に見えていた。しかしこちらの問いかけに答える前に相手は店員に桜の香りを足せないかと聞いていて、既に桜を足すのが決定事項になっていれば嬉しと同時に取り返しのつかないことになりそうで慌てて相手を止めようとした。だが店員はこちらの意図を組むように少なめに入れて桜を秘密の香りにすることを提案してくれる、その響きだけで顔が赤くなりそうだったが目の前にあった適当なムエットを手にして鼻に当てなんとか落ち着きを取り戻していた。その間に二人の要望通りに香水が調香されて相手がそれを試しに嗅いでいる、少し間をおいてもう一度嗅いでいるあたり気に入っているのかもしれない。そのまま相手はこちらの鼻先にムエットを差し出して恐る恐るそこの匂いを嗅いでみる。最初に鼻腔に届くのは甘酸っぱい香り、よく見る相手のイメージそのものだがずっと嗅いでいるとふわりと桜の香りが体に取り込まれて目を泳がせた。じっくりと香りを嗅いだ時にだけ現れる桜の匂い、それはまさに秘密の香りであって相手の隣に長くいれる自分にしか分からない香りとなれば優越感を満たすには十分だ。これ以上嗅いでいてはムエットから離れられなくなりそうで上体を軽く引いて頷く、相手に接触した時に離れられなくなりそうだと考えが過ぎっていた。軽く咳払いをして気持ちを持ち直すと「お前は俺にリクエストとかねぇのか?」と聞いてみて)


9280: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-04 15:04:02

じゃあこれも入れることにしよう。リクエスト…そういえばこの辺に、…これだ。あとからふわっと心が緩むようなバニラとかキャラメルみたいな甘さが感じられて、でも気取るようなスモーキーな香りもある。それに…ちょっと桜の葉のような香りもするからふとした瞬間に僕のことを思い出せるだろう?
(相手に刻み込んだ深い香りで自分のことを思い出しては欲しいが普段の探偵業や生活に支障があるのは困る。それを量で調整することにして現段階の香りを確かめ、相手にも嗅がせてみると時間差で相手は目を泳がせた。そして上体を引いて逃げるように離れる姿を見れば効果抜群なのは丸わかりで普段使いの香水に忍ばせる秘密の香りとしてはばっちりだろう。ある程度香水の構成が形になってきた所で今度は相手からリクエストを聞かれる。相手がいつも身に着ける香水に入れたいもの、とまで考えてさっき丁度自分用ではないが気になった香りがあったのを思い出してその辺の瓶を見ていく。何個か香りを確かめて目当てであった【トンカビーン】と書かれた瓶を持ってきてムエットにつけてみる。さっきまでの相手の系統とは違って二人きりの時に自分の好みに合わせて食べるようなバニラアイスやキャラメルのような甘い香りがする、だが甘いだけでなく取り繕おうとするスパイシーもあって渋々という体で付き合ってくれる相手に雰囲気が似ている。相手は多分知らないだろうが別次元の探偵の吸っていた煙草を連想させるようなスモーキーな香りも僅かに香って、普段甘やかしてくれる部分も含め自分だけの知っている恋人と探偵の部分が詰まったような香りだ。相手にもムエットを近づけながら相手っぽい部分を説明するがある地点で言葉を切ってから一歩踏み込む。バニラっぽい香りとは別に香る桜餅のような香り、間接的に記憶を思い出させることが出来るのに加えかつ香水をつけた自分と一緒にいればより強く桜の香りを意識するようになるだろう。悪戯に微笑むと相手らしさに加え自分の香水との繋がりをアピールするように相手だけに聞こえる声で小さく囁いて)


9281: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-04 17:58:32


……なんつーか、すげぇいろんな匂いがすんな……っ、!
(相手の香水に桜の香りが入ることになり嬉しいような今後また苦難が訪れそうな、相反した予感を抱えながら相手からの要望を聞いてみる。こちらの事を一番よく分かっているのは相手なのだ、このままでは似通った傾向に纏まってしまいそうなのもあって、それに相手がどんな香りを選ぶのかも気になって問いかけてみた。すると相手は一旦その場を離れてひとつの瓶を手にする、また聞きなれない名前のそれを纏ったムエットに鼻を近づけた。まず最初に感じたのは心地よい甘さでそれがバニラやキャラメルだと解説されると確かにと頷く。甘ったるすぎず優しく寄り添うような甘さだ。それを心が緩むと表現されるとそれがこちらに対するイメージなのだろうかと内心擽ったい思いをする、ただ甘いだけであればハードボイルドじゃないという文句も言っただろうがその中にスモーキーな香りがあればこれまでの香りともぶれていなくて相性が良さそうだ。様々な面があるトンカビーンという香りをさらに吸い込んだ矢先、先程嗅いだばかりの匂いを鼻腔が擽った、同時に相手がさらに一歩近づいて秘密を共有するように囁くとあの時の感覚がぶり返してしまいそうになる。慌ててムエットから離れて文句を言おうとするが下手に騒いでは店員に怪しまれてしまう、目で文句を訴えていれば『いい組み合わせですね。それぞれの香りも素敵ですがお二人が並んだ時に最初は方向性は違うけれど調和する香り、そこから時間が進むにつれて同じ香りになっていくなんて、深いところで結ばれた絆を感じられますよ』とお墨付きを貰い、そのワードチョイスにまた擽ったさと恥ずかしさを感じれば「……なら、これで」と短く言うことしかできなくて)


9282: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-04 19:05:33

ふふ、良い香水が出来そうだね。
(今まで相手の選んだ香りはどちらかと言えば第一印象だったり他の人に見せている顔だったがその奥のふっと緩んだ瞬間を表現したくて一つの香料を確かめて貰う。そしてなにより決め手になった要点を明かすと相手は分かりやすくムエットから離れて思わず笑みを零してしまった。自分の香水に入れることに決めたのは桜の花の香りで、トンカビーンはその葉のような柔らかい香りだが連想させるには十分なはずだ。店員からも共通項があることにお墨付きを貰い、深い所で結ばれた絆と言われると自分のチョイスを褒められたようで得意げな表情を浮かべる。相手からも短いながら採用する旨の声が聞こえてくるとついには笑い声が零れて出来上がりにますます胸が弾んだ。『ではこれを元にもう少し香りを足して完成させていきましょう』と店員の提案で残りも決めていく、悩んでいたミドルノートは桜を邪魔しないようにアイリスにしてベースは嗅いでいて心地良いホワイトムスクに透明感のある甘さの少量のアンブレットシードにすることにした。大体の香水の構成が決まった所で「君も決まったかい?」と問いかけて)


9283: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-04 20:58:37


あぁ、俺もこれで完成だな
(店員に単独でも二人合わさっても相性が良いことを告げられると相手は得意げな顔をしていて、その表情をみるだけで文句も簡単に引っ込んでしまう。こういうところがトンカビーンの甘さと結びついているのかもしれない。ここまで決まればあとは整えるだけのようで店員のアドバイスを受けながら香りを選んでいった。ベースにはセダーウッドとアンバーを選びウッディさで全体を整えることにする、これで基本の香りから飛び出た柑橘系やスパイシーさがよりハッとする香りになり甘さもより落ち着いたものへと包み込んでくれることだろう。桜の葉の香りは意識したときに香ってくるはずだ。相手の問いかけに頷き答えたところで『お疲れ様でした。では最後に今作った香水瓶に貼るラベルをお作りするんですが、何色がよろしいでしょう?』と問われる。その問いの答えだけは迷いなく直ぐに決めることができて、チラリと相手をみると「じゃあ俺は紫で」と答えて)


9284: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-04 23:39:54

僕は緑で。 __ これが僕達の香水…!
(相手の方を見ればこちらも香りを選び終えたようでいよいよ完成は近い。期待を乗せた表情をしているとラベルについて聞かれ、即座に答えた相手に続いてこちらも自分の色を答える。店員はにっこり笑い『それでは最後にお仕上げしてくるので少々お待ちしてください』と告げてから一旦裏へと去っていく。今頃自分達だけの香水が作られているのだと思えばワクワクして使った香料などを書き込んだオーダーシートを見返したりして落ち着きなく待っていた。それから少しすると店員がカウンターにトレイを持ってくる。そこにはそれぞれ紫色と緑色のラベルのついたオシャレな香水瓶が乗っていて中には香水が入っているのが見えた。ラベルには今日の日付と店名、使った香料が記載されていて世界に一つだけという特別感を強く感じる仕上がりで興奮気味に声を上げた。『せっかくですし今付けてみますか?』と進められると仕上がりがどうなったかという興味が上回りキラキラした顔で何度も頷いた。緑のラベルの方を手に取り数度空プッシュしてから手首に吹きかけると透明感のある甘酸っぱさが広がってより深く息を吸い込むと「良い香りだ……」と呟いて)

9285: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-05 07:55:59


あっという間に出来ちまったな。…、…ちょうど今のお前みたいな香りだ
(ラジオを聞いてすぐ飛び出してきて右も左も分からないまま始めた香水作りだったがいろいろと香りを試して相手と話すうちにあっという間に出来上がってしまった。二つのオシャレな香水瓶に緑と紫のラベルが並んでいれば特別感は増して自然と口角はあがる。右隣の相手も随分お気に召したようで目をキラキラと煌めかせていたが店員から勧められ早速香水を使うことになった。少し身を寄せて手首にかけられた匂いを嗅いでみるとトップノートに選んでいたブラックカラントの引き付けられるような甘酸っぱい香りがして、好奇心を輝かせている今の表情をそのまま表したような香りに揶揄いまじりに感想を口にする。こちらも数度プッシュしてから手首に自分の香水をつけてみる。最初に立ち上ってくるのは落ち着きのある森林の中にいるような香りで思わず深呼吸をした。相手からも先程の香水が香ってくるがリラックス出来る香りの中に胸を悪戯っぽく擽る甘酸っぱさが混じってきて「香水の相性もバッチリみてぇだな」と何処か嬉しそうに言って)


9286: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-05 11:39:15


ああ、系統は違うけど隣でちゃんと並び立っていて普段の僕達みたいな香りだ。
(手首から立ち上がるような甘酸っぱい香りを確かめていると相手も顔を寄せてその香りを嗅ぐ。今の自分の香りだと言われると表情が和らいで自分をイメージした香水なのだと強く認識するようになった。相手も自分の香水を手首に吹きかける、自分とはまた違うスパイスのような香りと森林のような落ち着くような香りが立ち上がって空中で自分のモノと混ざる。無邪気な甘酸っぱさ香りに鋭くも包み込む香りが並び立ってお互いを引き立て合う様子は普段の自分達とのあり方と一緒で弾んだ声で頷いた。満足そうに笑っていると店員が『徐々に香りも変わっていくので是非帰りながらこまめに嗅いでみてください』と助言をして出来上がった香水を箱に入れてくれる。更に高級そうな小さな紙袋に入れて貰うと特別な物を手に入れた事に気分を高揚させながら会計を済ませた。その間も時折手首の香りを嗅いだりしながら店を出ると「良い買い物をしたね」と上機嫌に告げて)

9287: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-05 12:31:24


あぁ。俺のハードボイルドさを引き立てる良い香りになったし、これから毎日付けねぇと
(二人の香水が同じ空間にあっても香りは喧嘩しておらず、むしろ互いに溶け合い調和してより心地良い香りになっている。自分達のように相性は抜群のようだ、それを嬉しそうに言葉にする相手に対しこちらはこれ以上何かを言うのは少々恥ずかしくて軽く笑みを浮かべて同意するに留めておいた。香水瓶を包んでもらう間も相手は頻繁に手首の香りを楽しんでいて相当気に入った様子に胸がふわりと浮かび上がるような気持ちになる、きっと相当緩まった顔をしていたに違いない。店員さんに礼を言って店を出れば二人だけになって満足気に頷き返事をする、相手との特別な香りを求めて店を訪れたがぼんやりとしていた理想は想像以上の形になって今二人を包み込んでいる。自分だけの香りは過去むちゃくちゃにつけたものと違って大人な雰囲気も帯びたハードボイルドなものになったが相手と交わればより落ち着くものになって自然と相手との距離を詰めてしまう。互いの腕があたったところで軽く笑うと「お前に近づきたくなっちまうな」と上機嫌に言って)


9288: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-05 15:33:52

無くなってもこのレシピを見せれば同じものを作ってくれるようだし、またその時の僕達に合わせて作り直すのも悪く無さそうだ。この特別なペアリングを感じられるのは僕達だけだからね
(店を出て二人だけになっても手に持った紙袋の重みが誇らしくてつい声も弾む。ふわりと風が吹いて立ち上がる香りは今度はミドルノートの静かなフローラルな香りと溶け合うような温かな甘さが混じるようになってまた先ほどとは違った印象を受ける。紙袋の中には香水瓶の入った箱とは別に一枚のカードが入っていてそれを出してみると今回の香水の構成などが書いてあった。次回これを持って行けば今回とまったく作成してくれるそうだ。これから定着するであろうこの香りが無くならないことに安心する一方またその時に合わせて新しく作るのもいいかもしれないと声を弾ませていた。そもそもあれだけ量があればいつ使いきれるかも分からないのだが。そうして話していると香りに惹かれるように自然と相手が距離を詰めてきて軽く腕同士が当たる。同じくくすっと笑ってペアリングの香りの特別感について強調しながら話しているともっと落ち着いてこの香りを楽しみたくなってしまう。ちらりと相手の顔を覗き込むと笑顔のまま「今日は帰ってこの香りを堪能するのはどうだい?」と提案して)


9289: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-05 18:20:05


あぁ、いつでも俺達だけの特別な香水が作れそうだ。…そうだな。事務所も閉めて来ちまったし、このまま帰ろうぜ
(特別な香水と共に相手と並んで歩けば右隣からは優しいフローラルな香りがしてくる、一方こちらからはよりウッディな香りが風に乗って香ってきて二人が並ぶことでよりリラックス出来る空間が出来上がっていた。相手が袋を探って一枚のカードを取り出す、どうやら今回使った香水のレシピたるものが書かれているらしい。自分達の特別な文字列に擽ったさを覚えつつカードを見つめる、これがあればまた同じ香水を作って貰えるらしく遠慮なく毎日これを使えそうだ。相手と毎日使っていればきっとまた買いにいくタイミングも同じだろう、その時にまた今回のように二人で話しながら香水を作るのも悪くなくて作ったばかりだというのに次に思いを馳せて弾んだ声で返事をしていた。要望通りの二人でひとつの香りに惹かれていれば帰宅する提案がされる、もう事務所も閉める時間でこの香りをもっと楽しみたい方へ気持ちが傾けばこちらを覗き込む相手の頭を軽くぽんぽんと撫でて帰宅することを選んだ。二人の特別な香りに包まれたまま帰路を歩いていけばやがて家へとたどり着く、玄関をくぐり「ただいま」と帰宅の挨拶をすれば二人の家に二人だけの香りが広がって「家との相性も良さそうだ」と冗談めかして言って)


9290: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-05 19:20:12

ただいま。 これから家で付けてから出掛けるようになるなら普段の部屋の空気にもこの香りが混ざるかもしれないね。
(体感ではサクサクと香水の構成が出来上がった気がしていたが実際にはもうそこそこ良い時間だ。それにもっと今出来たばかりのこの香水の世界に浸りたくて帰宅を提案すれば相手から肯定的な返事がされて、ぱあっと笑みを浮かべる。更に頭を撫でられるとその表情は緩んでまだ街中にも関わらずその手を引いて家へと帰った。玄関をくぐって相手に続いていつもの言葉を口にしながら中に入る。片付けもそこそこに早速紙袋から箱を出して中身を取り出して行く、毎朝香水をつけるようになったら当然この部屋の空気にもその香りは移るだろう。そうしたら帰宅して感じるこの空気もいつかは変わってほんのりと二人の香水の残りが感じられるようなものになるかもしれない。新しい変化の兆しにワクワクしながらそれぞれ箱から出してベッド脇のテーブルに並べる、二色の香水瓶が夕日の光を浴びてキラキラしているように見えてこれだけでも一種のインテリアのようだ。だがメインはそちらでなくてベッドに腰がけると「翔太郎」と名前を呼びながら左隣をとんとん叩いて)

9291: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-05 22:08:34


確かに…家丸ごと俺達の匂いに染まるわけか。……なんだよフィリップ
(新たに纏った二人の香りを楽しみたくて、さらに言えば二人揃って調和した時の香りをもっと知りたくて、帰宅の案に賛成すれば相手の顔はみるみる明るくなって顔が緩んでしまう。香水をつけた直後の甘酸っぱい香りを思い出しながら帰路を歩き玄関をくぐった。帽子を片付けている間に香水瓶が取り出されてベッド脇のテーブルに置かれる、夕日を受けてキラキラと輝く二つのそれは新しい自分達を示すものになった。毎朝香水をつけるなら当然この部屋でつけることになる訳でそのうちこの家は常に二つの香りが混ざりあって香る場所になる事だろう。そんな日を楽しみにしながら片付けを終えると相手から名前を呼ばれる、目線を向けるとベッドの隣へと誘われて小さく笑みを浮かべた。呼ばれるままに左隣へと座ると惚けたことを言いながら名前を呼ぶ、頭の言葉に意味はなくただ名前を呼びたかっただけだ。相手にピタリとくっつくように座る、外では出来なかった距離でいれば二つの香水のミドルノートが混ざりあって思わず目を瞑れば「…なんつーか、お前の隣がもっとリラックス出来る場所になったな」と感想を口にしながら香りに浸るようにゆっくりと深呼吸をして)


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