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相乗りで何処までも 【 〆 】/9267


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9210: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-24 14:45:43

僕の恋人は随分なヤキモチ妬きのようだ。…ん、そうしようか
(痕を擽られるとやはり反応してしまってそれを楽しそうに笑う相手の気配を感じる。頭に回されていた腕が再度背中に回されて目を合わせた。薄暗くも甘い言葉を送り合っていれば相手が彼の名前を出してあからさまに対抗するものだから思わずくすくすと笑いながら相手の顔に手を伸ばすとその頬に添え揶揄うように軽く撫でていた。そうしてお互いの気持ちを確かめ合ってくっついていれば今日一日忙しくて気力も使い果たした体は緩やかな眠気に誘われる。まだ起きていようと目をぱちぱちして耐えていたが相手が傍に寄ってきて更に身体をくっつけたまま抱きしめられるとより一層眠気は強い物になっていく。そっと相手から口づけを受けると幸福が滲み出てこちらからもぎゅっと抱きしめながら頷いた。薄いブランケットを引っ張ってきて一緒に入りこむとこちらからも軽く唇に軽いキスを送る。昨日一人で寝た時よりずっと幸せな空間に「昨日はあまり眠れなかったから今日は良く眠れそうだ」と微笑みながらもゆっくりと瞼が閉じ始めて)

(/お世話になっております。そろそろ終わりも近そうですので先にお声がけさせて頂きました。幸せな余韻に浸るような甘い時間でしたがシリアスの反動で普段よりも糖度の高い会話が出来てリラックスできるような時間でした。本音の零れる探偵君も可愛らしく今回のお話の締めとして短いながらも充実した空間だったと思います、ありがとうございました!
次の話ですが今回がそこそこ長い話だったのでさくっと短めの賑やかなお話をするのも良いですし猛暑も続いておりますので夏っぽい話、創作メモリの騒動に巻き込まれる話なんかも良いかなと思っているのですが探偵様はいかがでしょうか)


9211: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-24 17:34:30


お互い様だろ?…あぁ、今日はあったけぇし、何より隣にお前がいるからな
(こちらが彼の名前を出せば相手は楽しそうに笑って揶揄いの言葉が告げられる、こちらにも覚えがあると反論するものの手が伸びてきて頬を撫でられると目を閉じて撫でられる感触に集中し軽くそこへ擦り寄っていた。散々欲望のままに動いた体はそろそろ眠気に勝てなくなってきて就寝を提案すれば相手からも肯定の返事が返ってきて、より強く抱き締められれば暖かな体温に包まれさらに眠気は加速する。ブランケットが二人を覆って短い口付けを受ければ口元は弧を描くと同時に一気に眠気がやってきた。昨日空っぽだった空間にはいつものように相手がいて、今はそれが何よりも嬉しい。眠そうに瞼が落ちていく相手に釣られてこちらも目を閉じる、軽く相手に擦り寄ってその存在を確かめながら同意の返事をしていれば遂に限界を迎えて「おやすみフィリップ」と口にして最後にぎゅっと相手を抱きしめて眠りに落ちていき)

(/お世話になっております。余韻を楽しむ時間でしたがよりゆったりと二人っきりの甘い時間を過ごすことができて、シリアスだった分最後まで検索くんといちゃいちゃしつつ過ごすことができてとても楽しかったです。こちらこそありがとうございました!
この後ですがこちらもサクッとしたお話がいいかなと思っておりまして、せっかくですし夏らしいお話をするのはいかがでしょうか?以前出していただいたカップル限定のものを食べに行くお話とくっつけて夏限定スイーツを食べに行く、なんてのもいいかなと思ったのですがいかがでしょう?)


9212: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-24 19:22:59

……翔太郎、翔太郎!見てくれ!
(幸せな心地を抱えて相手の温もりを感じながら眠りについた日から一週間程。あの地下の出来事が嘘だったかのようにいつも通りの日常に戻っていたがふらっと事務所に寄った刃.野.刑事によると今もあの宗教組織の捜査が進んでいるらしい。彼の話は出なかったがあの時相棒が叫んだ言葉が伝わっているならいつかこの事務所のドアを依頼人として叩く日が来るかもしれない。そんな事がありながらも最近は更に暑くなった影響で事務所を訪れる者はほとんど居ない。つまり暇な訳でソファーで何となく女子高生に勧められた番組をス.タ.ッ.グ,フ.ォ,ンで見ていた。この辺りの街の流行りの店や新店を特集する番組で風.都.では時折訪れるあのアイス屋が紹介されていた。キウイフルーツのジェラートは彩りが良く興味がそそられていたが次に紹介されたのは隣町の海沿いのお店だ。大きな窓から海が見えるような店内に番組のキャストが座り運ばれてきたのは今まで見た中でも特段大きくて豪華なパフェだ。たっぷりとマンゴーが乗っていて麦わら帽子を模したチョコ細工は何とも夏らしい見た目だ。それを見た途端ス.タ.ッ.グ,フ.ォ,ンを持って立ち上がりデスクにいる相手の元に名前を何度も呼びながら駆け寄る。作業しているのもお構い無しに割り込んでその画面を見せた。画面には豪華なパフェを食べる様子が写り「美味しそうだろう?」とキラキラした目を向けて)

(/それでは夏限定のスイーツを食べに行くお話にしましょう!いつもの如く検索の思いつきで隣町にでも行ってカップルとして夏らしい時間を過ごせたらと思います。それらしく始めておくので上手く乗って頂けると幸いです!何もなければこちら蹴りでお願いします。)

9213: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-24 21:51:08


なんだよまだ仕事中、……お、美味そうだな
(昨夜あれだけ寂しく感じたベッドでも相手がいれば他のものは何もいらなくて幸せな心地に包まれたまま眠りについた。その後ジンさんからあの神社に潜んでいた宗教団体について捜査が進んでいると聞いたが健人の名前がでなかったのは良いとして、彼の親友だという康介の名前も出ることはなかった。そう簡単に見つかる場所に彼の親友はいないらしい、あとは健人が自らの足で一歩を踏み出すのを待つだけだろう。そうやって日々を過ごしていたが本格的な夏が始まり風.都が丸ごと湯だったような暑さが続けば事務所の扉を叩く人の数も減ってしまっていた。暑さにへばった所長は『ギブアップ…』と言いながら帰っていき今は相手と二人だけ、何やら動画を見ている相手を遠目に見ながらデスクで報告書を作っていた。といっても依頼数が少なければ作るべき報告書も少ないわけで最後のひとつを書き終えてしまうとどうしたものかと息をつく。おやっさんお気に入りの小説でも読もうかと思った矢先、相手がこちらを呼びながらデスクへと駆け寄ってきた。異様なテンションに薄らこの先の展開を予想しつつ口だけは仕事中だと言い張って怪訝そうな顔をすると無理やり差し出された画面を見る、するとそこには夏らしい装飾がありながらも豪華なパフェが写っていて思わず素直な感想を口にしてしまった。しかしハードボイルドな男に甘いものは似合わない、軽く咳払いしてその場を誤魔化すと「これめちゃくちゃデカイな…二人じゃねぇと食べきれねぇだろ」となんてことの無い返事をしながら相手をチラリと見て)



9214: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-25 00:11:46

ああ、こんなに大きいの始めて見るよ。
(仕事中なのだと言い張る相手に構わずに近くに寄るとス.タ.ッ.グ.フ.ォ.ンの画面を見せる。夏らしい飾りつけとボリュームのパフェを見せれば相手が好意的な反応を示してますますテンションが上がる。ハードボイルドを気取って態度を繕う相手だったがこちらの興奮は止まらずに大きさについて同意していた。画面の中のリポーターも一人では食べきれない旨のコメントを残したあと『ここはなんとカップル限定のスイーツを出しているお店なんです!』と紹介を始める。どうやら最初から二人でシェアをする前提のボリュームで二人で楽しんで味わうのがコンセプトらしい。特にこのパフェは夏の間の期間限定スイーツであるのに加え数量限定でもあってカップルの間で大人気メニューとのことだ。映像にも幾つものカップルが楽しそうにパフェを食べている姿が写り、話を聞けば聞くほど好奇心が擽られ早速相手の方を期待を込めた目で見て「翔太郎、ここに食べに行こう!」と誘いをかけて)

9215: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-25 07:45:48


カッ、…!?いや待てフィリップ!こんなとこ行けるわけねぇだろ!この店行ってこれ食べるってことはカップルだって宣言するようなもんじゃねぇか!!
(相手の興奮具合から見るに次に相手が何を言い出すかは分かっていたが話を核心へ迫らせないように画面の内容に言及する、ひとりで食べるには明らかにキャパオーバーなボリュームのそれに感想を零していると画面の中ではリポーターがパフェを紹介し続けていてそちらをまた眺める。するとこの大きさの秘密が【カップル限定】であることが明かされると思わず絶句してしまった。店内の様子が映し出されれば何処も浮かれたカップルがひとつのパフェを二人でシェアしている。海沿いということもあり店内は地中海をモチーフにした白が基調のオシャレな空間でそんな中でどのカップルも二人だけの世界に入り込んでパフェを食べている。そして案の定相手はこれを食べに行きたいと言い出して即座に待ったをかけた。二人の関係は一応大っぴらにしないスタンスだがここにいけばそれはもう自分達がそういう関係だと宣言するのと同じだ。もはやあれを食べることでカップルだと周りにアピールしていると言ってもいい。そんなのハードボイルドではない、というよりそもそも恥ずかしすぎる。なんとか気を逸らそうと「一個前に紹介されてたキウイフルーツのジェラートも美味そうじゃねぇか?」と違う話題を振ってみて)


9216: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-25 11:32:00


別にカップルなのは事実なのだから問題ないだろう? …確かに魅力的だったけどパフェの方が豪華で食べてみたい!
(このパフェがカップル限定だと紹介されると相手は絶句した後に反対意見を叫ぶ。その言い分をとりあえずは聞くものの自分達の関係はやましい訳でもなく映った彼らのように食べることの何が問題か分からず首を傾げながら不思議そうに答える。ひとつ前に紹介されたジェラートの方の話題を振られるも一度この大きくて夏らしいフルーツたっぷりのパフェを見てしまったらどうしてもそちらを食べたくなってしまって首を左右に振ってからぐいっと相手の顔に近づいて更にオネダリを重ねた。画面の中でもカップル限定という画期的な条件に話題が進み『このパフェはカップル限定ですが仲良しであることを証明する当店の条件をクリアして頂ければご友人同士でも注文頂けます!』と説明があれば「ほら、君が気になるならこの友人ってことでも良いから食べに行こうよ、翔太郎。隣町だから人目もそんなに気にならないはずだ」と畳み掛けるように誘いをかけじーっと期待を込めた目で見つめ続け)


9217: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-25 12:39:19


だからそれをアピールするのが、っ……ったく、ハードボイルドに甘いもんは似合わねぇが、仕方ねぇ。アキコも帰っちまったしどうせなら今から行くか。ただし!友達ってことでいくからな!
(自分達は正真正銘のカップルではあるのだがそれをおおっぴらに言うのは恥ずかしい、一応相手は組織から隠れている身で深い関係性だとバレると互いにリスクになるという建前もある。だが相手にこちらの言い分は届いていないようで心底不思議そうに首を傾げている、更に反論しようとするがその前に相手は子供っぽく首を振ってこちらへグッと近づいてきた。その瞳にはキラキラと輝きを宿していて全く引く気配がない、そしてその輝きに見つめられていれば簡単に絆されてしまうことは自分自身でもよく分かっていた。極めつけのように友人同士でも仲良しを証明できれば注文可とアナウンスがされて逃げ場はなくなってしまった、証明の内容が気になるところだが相手はさらに勢いを増してこちらへと迫って見つめられてしまった。こうなってしまえばもうテコでも動かない、それにこんなに目を輝かせている恋人の願いを叶えないわけにはいかなかった。参ったとでも言いたげに軽く笑って遂にはパフェを食べに行くことにする、ただし友人として、だ。だが先程の映像を見るに海辺の店舗はロケーションも良さそうで「どうせならハ.ー,ド.ボ.イ,ル.ダ.ーでドライブがてら行くか」と乗り気な返事をして)


9218: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-25 14:06:08

今から!ふふ、それは良い考えだ。なら直ぐに準備してくる!
(相手は何やらぐだぐだ言っているが案外というか結構自分には甘い。キラキラした目を向けじっと見つめてれば観念したようにいつもの前置きと共に許可が下りればぱあっと顔を明るくした。更に今からとなれば一気にテンションも上がって声を弾ませればその後の言葉など一切耳に入らずに声を弾ませた。これからの予定ができたところで相手から案外乗り気な提案がされるとさらにその瞳は煌めいてすぐさま賛成の意志を示す。海沿いをドライブして美味しいパフェを食べるなんて最高のデートの過ごし方だろう。そうなれば善は急げで準備を宣言してすぐ荷物をガレージに取りに行った。それからすぐに準備を整えて戻ってくると「行くよ、翔太郎。早くしないと売り切れてしまうかもしれない」と急かすように告げハットを被った相手の手首を掴んで引っ張るような形で事務所を飛び出した。住所や行き方も先ほどの短い時間で調査済みでわくわくを隠し切れない様子でハ.ー,ド.ボ.イ,ル.ダ.ーの後部に跨って)

9219: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-25 18:43:19


ちょ、もうちょっと落ち着けって!
(こうなってしまえば相手を止めることなど出来やしない、それが相手に対して甘い事も含まれているのはそっと脇に置いておきパフェを食べてに行くのを承諾すればみるみるうちに相手の顔は明るくなってこちらの表情も緩まってしまう。この顔を見る度に我儘をきく選択をして良かったと思ってしまうのだからどうしようもない。途中からこちらの言葉も聞こえていないようで呆れと愛おしさの混じったため息を漏らすと相手がガレージへ行くのを見送ってこちらもデスクを片付けた。ついでに事務所も片付けてしまうとハットを被ってガレージへ続く扉の前で待つ、少しも経たないうちに相手が戻ってくると手を取られて勢いよく事務所を一緒に飛び出すと文句を言うがその声も弾んでしまっていた。ハ.ー.ド.ボ.イ.ル.ダ.ーに跨ると「案内は任せたぜフィリップ。飛ばすぜ!」とこちらも上機嫌にエンジンを吹かして発射させた。最初こそ見慣れた街を走っていたがだんだん街の端へと差し掛かりついには隣町へと入る。相手の案内に従いながら海の方向へとバイクを走らせて)


9220: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-25 21:45:02

わぁ…海だよ、翔太郎!!
(相手の手をとって事務所を飛び出ると後ろから文句が聞こえてくるがその声も弾んでいて口元のニヤケが止まらない。一緒に乗り込んだ相手の体に軽く抱きつくとハ.ー.ド.ボ.イ.ル.ダ.ーはエンジンをふかせ出発をした。見慣れた市街地から離れ街の端へと向かう、日差しはカンカンと照りつけているが吹き抜ける風は涼しくて普段あまり見ない景色を興味深く見ていた。隣町に入り検索した通りに道案内をしていると古い建物が並ぶ地区を抜け、一気に視界が開けた。そこには青い海が遠くまで広がっていて感嘆の声を上げる。運転に支障が無い程度に相手の肩を叩きテンション高く海の方を指さした。海沿いでは風は更に強くなって街中では決して味わえない風に目を輝かせていた。そうして海岸沿いを走っていれば少し先に目的の建物を見つけた。「翔太郎、あの建物だ」と伝えてはパフェへの期待を抱いてずっと変わらない海の景色を見つめていて)


9221: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-26 10:41:43


おぉ!、風.都と同じくらい良い潮風だな
(相手の案内に従いハ.ー.ド.ボ.イ.ル.ダ.ーを走らせる、旧市街とも言うべき古い町並みは微かに潮の匂いがしていたが、建物が途切れ一気に視界が広がり潮の匂いを纏った風を感じると同時に壮大な海が広がって感嘆の声をあげた。当然のように相手のテンションも一気にあがって肩を叩かれると少しだけ後ろを振り返って頷きながら答える、海岸線を走り抜ける間も夏の日差しに潮風が心地よくて夏にしか味わえない走り心地に上機嫌にバイクを走らせていた。相手の興奮度合いをこちらを掴む手から感じつつ進んでいればやがて海沿いに目的地が見えてくる、外観もオシャレなその建物に近づくと敷地内に入りバイクを停めた。相変わらず潮風は気持ちいいが店の前には二組ほど客が待っていて、そのどちらもがカップルらしいのをみれば「店の外からもう空気がハードボイルドじゃねぇな…」と思わず呟いていて)


9222: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-26 14:37:43

名前書いてくる! …外もオシャレだから待つのも苦じゃないね。
(海岸沿いの風を浴びながら広い海を見渡す。まさに夏という風景を眺めていると目的地が見えてきて更に期待が高まるとぎゅっと相手に抱き着いた。そうしてバイクを走らせて敷地内にたどり着いた。相手が呟きを零すのも気にせず入口に名簿を見つけると声を掛けてから『ヒダリ』と名前を記した。相手の元に戻ってくると辺りの装飾に目を向け素直な感想を口にする。白を基調としたオシャレな外装はそこから見える海とマッチしていて普段とは違う遠くに遊びに来たような気分になる。落ち着きなく建物やここから見える景色を見て回っていたが並んでいた一組が呼ばれたのを見れば待つ為に用意された椅子に座る。待っている間も期待は高まっていく一方で先程の1組と横にいるカップルを見てから「皆あのパフェ目当てなんだろうね」と楽しそうに告げて)

9223: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-26 15:56:21


まぁ、だろうな。売り切れてなきゃいいんだが…
(相手が強く抱きつくのを背中に感じて小さく笑みを浮かべつつバイクを停めて待機場所へと向かう。相手が名前を書いてきてくれるのを待っていたがオシャレな空間に最高のロケーションとなればいかにもデートスポットらしく気後れしてしまう。一方で相手はこの非日常的な空間にキョロキョロと辺りを見回していてそのいつも通りさには安心するところがあった。忙しない相手に軽く返事をしていれば前の一組が呼ばれて空いた席へと座る、相手の言う通りきっとみんなあのパフェを目当てに来ているのだろう。そんなカップルらしいことを自分達もしているのがなんとも落ち着かないまま返事をする、店の前にはあのパフェの宣伝をする看板が出ているが売り切れの案内がないのを見るにまだ残っているのだろうか。そんなことを考えながら暫し無言の時間が過ぎる、海風が吹いて木々を揺らす音が響いて葉の間から漏れた光が床でキラキラと煌めいた。すると隣に座っていたカップルのうち女性の方が『ほんと付き合って貰っちゃってごめんね!あのパフェどうしても食べたかったんだけど、カップル限定で、でも私彼氏いないし』と少々早口で話し始め、男の方も『いや俺甘いもの好きだし!逆に彼氏役が俺で申し訳ないっていうか』なんて話を始めて何となく動きを止める。会話の内容から察するにこの二人は付き合っていないがお互い好きと言い出せずにいる所謂付き合う前の一番楽しい時期を過ごしているようで、自分達の横からなんとも甘酸っぱい会話が流れてきていたのだ。初々しいやり取りにこの場の雰囲気は隣の二人の色に染まってしまって、こちらまでむず痒くなると耐えきれずにチラリと相手の方を見て)


9224: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-26 18:44:40

……、……何だか懐かしい空気だったね
(あれだけ大きなパフェで待ってる人もいるのなら確かに売り切れの可能性もある。自分たちの番が来てもまだ残っていることを祈りながら席に座ってその時を待っていた。何となく辺りを見ていると隣の男女一組から何処か緊張を感じられるような声が聞こえてきた。話からするに2人はカップルではなくあのパフェを食べる為に一緒に来たらしい、だがその雰囲気から単なる友人同士ではないことが流石の自分でも分かった。それからも『そんな事ないよ!一緒に食べるなら悠真君とが良いなって思ったから…』『え!?そうなんだ…他にも俺で良ければなんでも付き合うから!』と初々しい会話が続き、何となく隣で言葉を発するのが躊躇われてその話を聞いていた。この探り合うような一歩ずつ距離を詰めていく期間については覚えがある。甘酸っぱいやり取りが続く中、ふと隣に視線を向けると相手もこちらを向いていて目が合った。相手が彼らのやり取りから何を思ったのか何となく察すると口端を上げ、椅子に座り直すフリをして距離を詰めた。友達にしては近い、自分達があんな感じだった時の距離のまま少しだけくっついてご機嫌な顔で順番を待っていた。少しすると彼らの名前が呼ばれて初々しい様子で中に入っていった。自分達だけが残されるようになると相手の方を向いて懐かしむように感想を告げて)

9225: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-26 22:04:38


…、……懐かしい?俺達もあぁだったってことか?さすがにあそこまでバレバレじゃなかっただろ。あんなのほぼ好きだって言ってるようなもんだったし、俺はもっとスマートだっただろ?
(黙って座り順番を待つ間も隣からは初々しい会話は止まらなくて歯がゆいようなむず痒いような、なんとも言えないもどかしさを感じていた。互いにかなり好意的な言葉を言っているのにこれで付き合っていないらしい。相手の方をみればどうやら同じく隣の二人の会話を聞いていたようで何か言いたげな目をしている、大体考えていることは同じだろう。相手が椅子に座り直すフリをして少しだけ二人の距離を詰めると二人の服が微かに触れ合うくらいの距離になる、別になんてことのない距離のはずなのに隣の二人の空気に影響されていつも以上に気恥ずかしくなれば忙しなく目を動かして焦る気持ちを誤魔化していた。やがて二人は店内に呼ばれていき相手と二人になれば軽く息をついていつもの空気を取り戻す、すると相手はあの二人を懐かしいと称してピンと来ずに目を瞬かせた。確かに相手への想いを自覚して以来相手との距離について考えたり不意打ちに動揺したりといろいろあったがあそこまで露骨なことは無かっただろう。それに多少動揺することはあれどこちらはいつでもハードボイルドでスマートな探偵だったはずだ、わざわざキメ顔をしながら手をキザったらしくクルリと回して問いかけて)


9226: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-26 23:03:25

スマートか…。あの時は僕もそういう経験や知識が無くて気付けなかったけど、ハグをして顔を真っ赤にしたり、酔っ払って僕に抱きついてきたりしただろう? それに頬とか首筋にさりげなくキスされたこともあったし
(座り直すふりをして距離を詰めてみるとその視線を泳がせていて彼らにバレないように小さく笑みを浮かべた。そうしているうちに二人は店内に呼ばれ二人きりになったところであの空気を懐かしいと称すると相手は思い当たる節がないといったように目を瞬かせる。そしてツラツラと自分はそうでないことをアピールしながらキメ顔をするが口元を手でなぞり少し思い出すだけでも否定材料は幾つも出てくる。あの時は基本的なことが分からず恋の何かも分からなくて普通に受けいれていたが最初からかなり距離の近い事をしていた気がする。懐かしい記憶を振り返ってこの行動の一つ一つを例にあげてみる、今となればそれが親しい或いは気になっている人にしかしない行為なのは分かる。更に時折されていたキスの意味もその時の相手の想いが爆発した証拠なのだろう。彼らよりも行動に出ている分バレバレだったことに思わず揶揄うような笑みが浮かんで
で「そういえばあの時から全部僕が欲しいとかも言われていたね」と更に言葉を続けて

9227: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-27 08:42:21


な、……全部言うなよ!お前だって検証だっつって抱き着いてきたり髪触ったり匂いがどうのって…しかもお前の方は無自覚だったし、
(付き合う前の初々しさやもどかしさなんてなかったと主張してみるが相手からはあっという間に過去の出来事を掘り返されてその時の事を思い出すと固まってしまう。確かにきちんと想いを伝える前になんだかんだと相手に接触していて酔いに任せて口付けたこともあった。まだ恋だとか付き合うだとかそういう概念すら知らなかった相手ならいろいろと忘れていることもあるだろうかと踏んでいたがきっちり覚えていたらしい。酔いに任せて出てしまった本音まで詳細に覚えていれば静止の意味も込めてツッコんでいた。それにこちらにだって覚えがあって、しかもそれらは好意の意味を知る前に行われていたのだ。その方がよっぽど想いの表現としては大きいだろうと指摘するがそれはそれで相手が自分を理屈抜きに想ってくれていた証拠でもあるようで言っていてまた恥ずかしさは増してきた。顔が赤くなってしまいそうになるのを阻止するように大きく頭を振ると「ってかそもそも人前でしてねぇからセーフだろ!」と無理矢理な理屈を押し通そうとして)


9228: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-27 11:23:27

だって始めてだったのだから仕方ないだろう。…まあ、夏祭りの時は怪しかったけどそういう事にしておこうか。
(相手の過去の行為について述べてみれば相手の動きは固まり、さらに続けそうな言葉に静止込のツッコミが入った。その姿に楽しそうに笑っていたが今度は相手からこちらの行動をあげられるとその時の姿を思い返して若干口を尖らせながらポつりと呟いた。あの時は無自覚でその行為の意味もよく分かっていなかったが他の誰でもない相手だからこそ行っていた自覚はある。人前でしていないからセーフという理屈も想いを伝え合う前の夏祭りのことを思えばグレーゾーンな気がするがこれ以上追及すると自分も墓穴を掘ってしまいそうでセーフと言うことにしておいた。そうしている内に店員が中から出てきて『二名でお待ちのヒダリ様』と名前を呼ばれる。いよいよ自分たちの番になれば途端目を輝かせて「行こう、翔太郎!」と声を掛けながら立ち上がった。冷房の入った涼やかで統一感のあるオシャレな店内に入ると窓際の席に通される。水とメニュー表がテーブルに置かれるがお目当てはもう決まっていて「良かった、まだあるみたいだ」と『カップル限定 トロピカルパフェ』と書かれた豪華な写真を指さして)


9229: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-27 17:50:23


おぉ、めちゃくちゃいい席だな。…いいかフィリップ、あくまでも仲良しの友達ってことで頼むんだからな
(対抗するように相手の初々しいというか、無自覚な好意を並べると相手は口を尖らせている。初めてという意味ではこちらも同じだろうと思うが相手の状況を考えれば本来ならばこちらがコントロールしなければいけない状況ではあった。出来なかったからこその今の結果なのだが。夏祭りについては「お互い様だろ」と苦しい言い訳をしていたところで店内へと呼ばれて椅子から立ち上がる。案内されたのは窓際の最高の席で思わず感嘆の声を上げた、涼しいながら海をしっかり感じられるこの店一番の席だろう。だが問題はここからだ、目的のパフェがあって良かったのだが同時にカップル限定のこれを今から食べるという試練がやって来て相手が嬉々としてメニューの写真を指差すと念を押すようにここにいる間は友達なのだと繰り返した。この発言をしている時点で周りの人間からは自分達がカップルであることを察せてしまうのだが、その事には気が付かないまま気合いを入れるように軽く息をはく。二人の様子を見て注文が決まったと思われたのかひとりの店員がやっきて『お決まりですか?』と声をかけられた。一瞬怯みそうになるのをなんとか持ち直して「このパフェお願いします。友達同士でも頼めるんですよね?!」と若干早口で捲し立てるように言って)


9230: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-27 20:17:15

分かってるよ。 …大丈夫です、お願いします。
(店内でも上位のポジションであろう席に案内されると更にテンションがあがる。席に座って目的のパフェの在庫もあることを確認出来ると相手にそれを伝えるが相変わらず友達同士であることを強調するように言う。周りを見ればそれぞれが2人の世界に入り込んでいて他の人を見ている様子はないのだが相手には譲れない一線らしい。ひとまずそれで構わないと頷くと店員が注文を聞きに来てくれる。相手が早口でパフェの注文と言い訳のように友人同士であることをアピールすると店員はにこりと笑って『勿論頼んで頂けますが一応カップル限定ですので後から仲良しの証明をして貰います。それでも宜しいですか?』と問いかけられる。証明が気になるもののここに来て頼まない選択肢は無い。相手に代わって問題ないことを告げると店員は笑顔で去っていった。視線を相手に戻すと「頼めたのは良いけど証明ってなんだろうね」と純粋な疑問を口にして)



9231: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-28 07:52:48


それが一番怖ぇんだよな……
(ひとまず無事にカップル限定のパフェを友達として頼めてひと安心する、周りをちらりと見まわせばどのカップルもあのパフェを目の前に一際浮き足立った雰囲気を発していてソワソワと落ち着かない。最後に店員が言質を取るように言った証明とやらも気になるところだ。相手も同じ疑問を抱いているようで思わず愚痴っぽく呟いてしまう、きっとパフェを食べる前に何かしら儀式的なものが必要なのだろう。そう言っていた矢先にニコニコと笑顔の店員が籠のようなものを抱えてやってくる、そして『カップル限定トロピカルパフェをご注文頂きありがとうございます!このパフェを食べてお二人にはもっともっと仲を深めていただきたいので、いくつかラブラブミッションをご用意いたしました!』と楽しげに言われて字面の強さに思わず固まってしまう。こちらのリアクションを見たのか店員は『お二人はお友達とのことですがカップルに負けないくらいラブラブになってくださいね!』と矛盾したことを言われて頭がクラクラとしてきた。そして店員は籠から何やらステッキのようなものをいくつか取り出す。先端にはハートやら星やらLoveだとかKissだとか、何やらファンシーな飾り付けがついている。ズラリと並べられたそれらに圧倒されていると『この中から二つ好きなものを選んで持っていただいて、二人でくっついた写真を撮るのが最初のミッションです!』と宣言がされてまた固まってしまって)


9232: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-28 11:26:56

ラブラブミッション?…なるほど、カップルと同じぐらい親密な写真を撮るのが条件という訳か。なら僕は…、これにしよう。
(無事に注文は通ったものの妙に気になる言い回しについて二人で疑問を抱いていると先ほどの店員がカゴを持って戻ってくる。にこにことした笑顔で告げられた言葉は予想をしなかった言葉で思わず同じワードを口にしながら首を傾げた。こちらの反応も承知の上なのか更に楽しそうな口調でその趣旨を説明してカゴからステッキのような物を取り出してテーブルに並べる。そこには何とも可愛らしいハートや星、Kissなど恋愛色や浮かれたようなマーク、文字が書かれていて向かい側の相手がそれを見て固まっているのが見えた。だが何となく証明の趣旨は分かってきた、元々の条件であるカップルと同等ぐらいの関係性の二人が食べられるという希少性を売りにしているのだろう。一人で冷静に納得したように頷くとパフェを食べる為に直ぐそれに応じる意思を見せるとステッキに目を向ける。少し悩んでから吹き出しの中にハートマークが描かれているようなデザインのステッキを手に取ると相手の横にやってきて横に並ぶと「こんな感じかい?」と自分が喋っているように持ちながら問いかけて)


9233: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-28 12:35:45


仲良しの友達以上だろそれ……え、
(ようやく仲良しの証明方法が明かされ思わず固まってしまう、限定パフェを食べているカップルが軒並み浮かれた雰囲気になっているのはこのラブラブミッションとやらを一緒にやってひと盛り上がりしたからだろう。こちらが固まっている間に相手は冷静にことを分析しツッコむ前にノリノリでステッキを選び始める、やがて取り出したのはハートマークが着いた吹き出しで明確な言葉は描いていないもののやはりカップル向けの色は強い。隣にやってきて楽しげにステッキを見せる相手に今度こそツッコんだ。ステッキを2つ以上使わなければならないということはこちらもひとつは持たなければならないということだろう。こうなれば無難なものを、とステッキを選ぼうとした矢先『お兄さんは迷ってるみたいなのでくじ引きにしましょうか!』と店員が言い出して目の前にあるステッキが回収されてしまう。困惑している間に先端が籠に隠された状態でこちらに差し出され『好きな一本を選んでください!』と言われてしまった。無難な絵柄を選ぶのに失敗し直感で一本を手にして引き抜く、するとそのステッキの先には分厚めの赤い唇にKiss meとラグジュアリーな文字が添えられていてまた固まってしまった。店員は目論見通りこちらが絶対に選ばないようなものを引き当て上機嫌そうに『それ口元に持ってくるといいですよ!』とポーズまで指定されてしまう。そのまま撮影タイムになると店員は自分達の目の前にトロピカルパフェと店名が入ったポップな飾りを置く、そして『はい、じゃあくっついてくださーい』と当然のように言われカメラが構えられて)


9234: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-28 15:10:26

ふふ、なんとも情熱的なチョイスだね。ほら翔太郎も構えて
(ハートマークの吹き出しをチョイスして相手の横にやってくると相手からツッコミが入る。友達という前提ではあるが自分達もカップルであるのだからそこまで躊躇する理由もないだろう。相手の選択を見守っていると店員の機転でくじ引き方式で柄を選ぶことになった、その様子を見守っているとあの中でも普段の相手ならば絶対に選ばない類の柄を引き当てていて思わず笑ってしまう。揶揄うような言葉を投げかけていると注文していたパフェと店名の飾りが運ばれて来て撮影の準備がされる。このパフェを食べる為だと普段かそれ以上にくっついて仲良しの距離となると自分の横にステッキを持ってくる。相手にも同じようにするのを促しながらカメラを見つめると『はい、ポーズ!』の掛け声とともにシャッターが切られた。店員が撮影した写真を確認すると『いい感じです、撮った写真はお帰りの際にお渡ししますね』と笑顔で告げた。ステッキがカゴに回収されていきこれで終わりかと思ったが店員は帰ることなくガラトリーケースを置いてはそこにいて『ではパフェも運ばれてきた事ですし最後にお二人で仲良くあーんし合ってください!』と指示があれば流石の課題に「えっ」と固まり相手の方を見て)

9235: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-28 18:34:47


俺が選んだんじゃねぇよ!……え、……いや俺達友達で…
(ステッキの端に付けられた情熱的な真っ赤な唇に呆然としていると隣から笑い声が聞こえてくる、楽しそうに揶揄う相手にはツッコみを入れておいたがまんまと店員の策略にハマってしまったようだ。だが自分で選んだものではない、という免罪符があれば一応言い訳はきいて相手に促されるまま店員の指定通り自分の口元とステッキの唇を同じ高さにあわせた。そのままシャッターが切られればすぐにステッキを下ろす、どうやらラブラブミッションとやらは無事にクリア出来たようだ。パフェもやってきてこれで心置き無くパフェにありつけそうだと思った矢先に次のミッションが課されて相手と一緒に固まると同時に顔を合わせる。ミッションはいくつかあると言っていたがパフェを食べさせ合うなんて恋人以外許されないだろう。断ろうと再度友達であると伝えるが店員はニコニコの笑顔のまま『とっても仲良しの二人ならやりますよね?』とさも当然とばかりに言われてしまい「やらねぇだろ!」と思わずツッコんでしまった。カップルでもなかなかのハードルだがこれがパフェを食べる条件なのだろう、散々騒いだせいか周囲の目線は自分達に集まっていて【友達同士で来たのに恋人らしいことをさせられている】という意味で好奇の目を向けられている。まさか本物のカップルだとは思われていないはずだ。カメラまで構えられてしまえばもう逃げ場もなく、渋い顔のままスプーンを手に取るとせめてもと相手の好きなバニラアイス部分をひとすくいして無言で差し出し)


9236: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-28 19:16:41

…パフェの為にもやるしか無さそうだね。……ん、美味しい。
(まさかの課題に固まって相手と顔を見合せてしまうが店員は笑顔を崩さずに当然のことだと告げる。どうやらカップルであろうとなかろうと平等のミッションが課せられるらしい。相手が強く突っ込んだりして騒いだせいで心做しか周りからの注目を集めていてさっきまで自分達のことを気にしてない人からも視線を向けられている。普通に恋人として来るよりも目立ってしまっている気もするがこうなったらさっさとやり遂げてしまうしかないだろう。覚悟を決めたように呟いていると相手がパフェスプーンを持ってこちらにひとすくいしたバニラアイスを差し出してくる。ちらりと相手を見てからそのまま顔を寄せアイスを口にする。夏の日差しを受けていて若干火照っていた体にその冷たさと甘さが染み渡ってふにゃりと笑みを浮かべる。その味を満足そうに噛み締めるとこちらもマンゴーとクリームの乗った美味しい所をすくうと調子に乗って「あーん」と言いながらカメラの前でスプーンを差し出して)



9237: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-29 07:54:42


…、……お前な…ん、…
(周囲の客の注目が集まる中ここで引くことなど出来ず相手にアイスの乗ったスプーンを差し出す、相手も困惑していたようだが意を決してアイスを口に含んだ。すると固かった表情はそれこそアイスと一緒にトロけるようにふにゃりと和らぎ笑みが浮かんでその表情の変化に胸が強く鼓動を打った。さっきまで一緒に固まっていたのにその変化は心臓に悪い。思わず相手に見とれていたがその隙にシャッターがきられていた事には気が付かず、今度は相手からクリームとマンゴーを乗せてスプーンが差し出される。アイスで機嫌を良くしたのか言葉まで付け加えられるとまた動揺してしまって目を泳がせた。だがやはり店員と客が見ている中で下手に引くこともできず顔を寄せてスプーンの上のものを口に含む。ひんやりとしたマンゴーに甘いクリームは良くあっているがやはりソワソワと落ち着かなくて眉を下げながら目を泳がせ「美味いな…」というのが精一杯で)


9238: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-29 11:14:11


だろう?ひんやりと甘くて夏らしいパフェだ
(思わぬミッションに固まったもののその味は間違いなく美味しくてご機嫌のまま今度はこちらがスプーンを差し出す。相手は動揺したように目を泳がせるが覚悟を決めたのか顔が近づいてスプーンの先端を含む。その間も何処か落ち着かないように眉を下げていたものの好意的な感想が聞こえてくれば自分は差し出しただめにも関わらず自慢げな笑みを見せて絶賛していた。撮影を終えた店員は『カプルにも負けない仲良しっぷりをありがとうございます!それでは是非この後もお二人で仲良くパフェを味わってください』と告げるとカゴなどの道具を持って去っていく。“仲良く”を主張した言葉に少々照れ臭くなるも相手と言われるならば悪くは無くて口元を緩ませながら「じゃあ仲良く食べようか、翔太郎」と楽し気に笑いかけると早速自分で一口食べ始めて)


9239: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-29 12:26:58


なかなかの試練だったな……そうするか
(なんとか相手から差し出された分を食べると晴れてラブラブミッションとやらは達成出来たようで店員達はテーブルから去っていく、周囲からの注目もある程度薄れたようでほっとしていた。パフェを食べるための最難関を突破すればあとはパフェを楽しむだけだろう、幸いカップルではなく仲良しの友達という建前も保ったままだ。カップル達と同じことをさせられていたのはさておき、頷きながら答えるとこちらもスプーンを手に取ってパフェへと伸ばす。パフェが入ったグラスは通常よりも大きく、前に二人で作ったパフェと比べて違いは歴然だ。フルーツとアイスがいくつも飾り付けられ二人でもなかなかの食べ応えだろう。先程すくったのとは別のパイナップルシャーベットらしきものをすくい上げて口に運べばミッションで妙に上がってしまった体温も冷やされてようやく口元が緩んでいく。同時に先程の相手の表情を思い出せば「さっき食ったバニラアイス、そんなに美味かったのか?」と揶揄うように聞いてみて)


9240: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-29 15:03:45

…ん。 ああ、市販のよくあるやつとは違って濃厚な気がするよ。君も食べてみるかい?
(無事にミッションをクリアすれば漸くお目当てのパフェに有りつける。早速マンゴーとクリームの部分をすくって口にしてみれば二種類の甘味とマンゴーのみずみずしさが感じられて満足げに口端を上げた。相手の方を見てみればシャーベット部分っぽいところを口に運んでいてその美味しさに口元を緩めていればこちらまで嬉しくなってしまう。番組で紹介されるだけあってその見た目に劣らない素材の良さにテンションは上がっていきさらにもう一口、口に運んだところで先ほどのバニラアイスの感想を聞かれる。普段食べるようなバニラアイスも美味しいがここのアイスは手作りなのかそれともお高い物を使っているのか分からないがバニラビーンズが効いたような濃厚な味わいがするのだ。関心を寄せられるとその味を相手と共有したくなって自分のスプーンでバニラアイスの部分をすくうと周りに客が居るのも忘れいつものように相手の口元に差し出して)

9241: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-29 17:43:01


へぇ、さすが人気なだけあって抜かりねぇな。…え、………
(パフェは見た目の豪華さはもちろんひとつずつの美味さもお墨付きでこれだけ人気が出るのも頷けるものだ、視界の端にいた店員が入口に掲げられていたトロピカルパフェの看板を片付けているのが見える、きっと自分達のパフェが最後だったのだろう。事務所をすぐ飛び出して正解だったと思いつつ先程の笑顔を思い出しながら味を問えば既にご機嫌な相手からはテンション高くその感想を伝えられる。シンプルなバニラアイスひとつとっても美味いらしい。相手に勧められて「おぅ」と返事をしてスプーンを動かそうとするがその前に相手が動いて目を瞬かせる、そしてごく自然にアイスが掬われこちらに差し出されるとまた固まってしまった。もうラブラブミッションとやらは終えたはずだがきっとそんなもの関係なくいつも通りの行動としてこちらにアイスを差し出しているのだろう。思わず目線を周囲に走らせる、先程のようなこちらへの注目は外れていてそれぞれのテーブルは自分達の食事に夢中のようだ、それに加え先程お互いにパフェを食べさせあって店員の後押しもあればある意味ハードルは下がっている。そんなことを刹那の間に考え結論を出すと差し出されたスプーンに顔を寄せ口に含む、バニラアイスは確かに一般的なものより濃厚で口いっぱいにバニラの味が広がればその美味さに口元は緩もののやはり恥ずかしさは抜けずに眉を下げてチグハグな表情をしながら「…確かに美味いな」と呟いて)


9242: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-29 19:43:02

…、……だろう? 建前は違うけど僕達だってデートなのだから存分に楽しまなくては。
(いつものように相手の元にスプーンを差し出したが相手の反応でここが周りに人がいる店内であることを思い出して一瞬固まる。だが今更引っ込める気にもなれなくてじっと相手を見つめながら行動を待つ。相手は辺りを確認するように視線を迷わせてものの近づいてきてスプーンの先を口に含んだのをみればぱっと表情を明るくする。バニラの味はお気に召したようで口元が緩みつつ羞恥で眉が下がったような素の表情が見えればこちらまで笑みが浮かんで得意げに声を掛ける。このパフェ自体も勿論高クオリティの味なのだろうがこうも気分が弾むのは相手と一緒に食べているからだろう。自らも顔を寄せて相手との距離を近付けると二人だけが聞こえる声量で自分達もデートであることを告げる。ご機嫌な表情のまま、また自分の席に戻ると相手に使ったスプーンでそのままシャーベット部分もすくってさらに食べ進めていき)

9243: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-29 20:19:43


っ、……言ったな……
(相手はこちらの反応を見てここが出先であるのを思い出したようでスプーンを持ったまま固まっている、しかし引っ込める気はないようでこちらも問題ないと踏み切ると再び相手から差し出されたものを食べた。途端に表情が明るくなるのだから心臓に悪い、じわりと熱くなった頬を冷たいアイスが冷やしていった。軽く息をはいて気持ちを整えていると相手が近づいてきて目を向けると二人だけに聞こえる声で立派なデートをしているのだと告げられてまた顔に熱が登りそうになった。相手はこちらを置いて元の位置に戻って上機嫌にしている、顔に赤みが出る前に大きめにパイナップルシャーベットをすくうと口の中に放り込んで無理矢理赤みを引っ込めた。そちらがその気ならこちらも同じ手を使うまでだ、今しがた口をつけたばかりのスプーンでオレンジと生クリームをたっぷり、さらにその上にハートのチョコが乗った部分を掬いとると相手の方に差し出して「ほらフィリップ、俺からの愛情だ」とわざと周囲の注目を集めるように少々大きめの声を出して)


9244: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-29 23:14:45

…え、…これはまた大きな愛情だね、……んっ、ん!
(建前はどうであれ自分達も他のカップルと同じデート中なのだと告げると相手がまた動揺したのが分かった。その反応に満足そうにしながら元の位置に戻るとパフェを食べる方に戻る。普段はそれぞれ注文して交換する事が多いからこうやって一つのものを分け合うのは割と珍しい。崩さないように気をつけながら食べ進めていると相手にしては珍しくスプーンに果物やクリームをすくいとってるのが見えた。そして辺りにも聞こえるような声と共にスプーンを差し出されると注目を集めるためのような行為に思わず固まってしまった。実際周辺のテーブルからちらちらと視線を向けられているのが分かる。この状態で口にするのは躊躇われるものの先程デートと宣言していれば意を決して近付き口を開いた。だが一口で一気に食べようとした分、たっぷりと乗っていた生クリームが口端から溢れた。慌てて指で拭うも反対側はまだクリームが残ったままで)

9245: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-30 07:51:37


……クリームついてるぞ
(このパフェを恋人同士のデートとして楽しむならばここはもう振り切った方がいい、少々大袈裟な声を出せばあのテーブルの二人がまたふざけているようだと周囲の目がこちらに注がれる。相手もこちらの意図が分かったようで一瞬体が固まった、先程同じことをしたのだから応じるのは当然のことだろう。少しして相手が近づきスプーンを口に含む、しかしクリームたっぷりのそれはひと口では収まらなかったようで口端から白のふわふわが溢れでているのを見れば意趣返しだとかそんなことは忘れて素で笑ってしまった。こちらの差し出した大きすぎるひと口に慌てる様子が可愛らしくて暫く眺めていたがひとしきり拭いた後にも口端にはまだクリームが残っていた。周囲の認識がまだ友達同士である以上ある程度のことをしても友達同士が恋人のフリをしてふざけていると思われるはず、大袈裟であればあるほどおふざけだと処理される。ガタリと音を立て椅子から腰を上げるとテーブル越しに相手の方に近づく、そのまま手を伸ばすとするりと撫でるように頬に手を添えて声をかけた。そのままわざと唇の真ん中に親指の腹を置き、そこを撫でるように横へとゆっくり動かしてクリームを丁寧に取れば、満足気な顔をしながら席へ戻って親指のクリームを口に含み)


9246: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-30 11:43:42

え、どこに…っ!?…、
(恥ずかしさの余り一口で全部食べてしまおうとしたが生クリームが口端から溢れてしまった。その姿を見て相手が笑ったのが見えれば一気に羞恥が襲ってきて慌ててその口元を拭った。粗方全部拭ったつもりだったがまだ残っていると聞けば焦って手当たり次第拭おうとするもその前にこちらに手が伸びてきて頬に触れられると思わぬ距離に体を固める。そのまま唇に触れられると友達という前提を崩すような行為に大きく目を見開いて相手を凝視する、やけにゆっくりと唇を撫でられている間全く動けなくてじわじわと顔が赤く染まっていく。相手が席に戻り唇から取ったクリームを口にしたのをきっかけに正気に戻るとまた一層顔を赤くして「っ、翔太郎!なにするんだい!」と大きな声を上げてしまう。だがその声でさらに注目を集めることになると弱ったように視線迷わせ)

9247: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-30 12:32:47


さっきの店員さんも仲良くって言ってただろ?
(慌てる相手を他所に緩慢な動きで頬に手を添えて唇に指をあてる、大袈裟すぎるほどカップルらしい動作だが二人きりでは当たり前の行為であることを周囲の客は知らないだろう。あくまでもおふざけとして唇を拭えば手を添えていた頬が一気に熱くなるのが分かる、さらに目に見えてそこが赤くなればいやでも口元はニヤついた。相手が何か言う前に離脱して拭い取ったクリームを食べているとやっと相手から文句が飛んできてその時間差にもまた口元を緩めながらすました顔で大の仲良しの友達としての行動だと主張しておいた。相手の焦りようとこちらの躱しように周囲の客もクスクスと小さく笑っている、作戦は成功しているらしい。周囲の注目を集めていることに相手は困った様子で先程と立場が逆転すればこちらも上機嫌になるというものだ。未だ真っ赤な相手を見ればさらに追い打ちをかけたくなるもので先程食べたパイナップルシャーベットをまた大きめに掬いとって「これで体冷やした方がいいんじゃねぇか?ほら、あーん」とまた堂々と相手にスプーンを差し出すと揶揄うように言って)


9248: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-30 15:59:48


っ…、君の方がこの状況を楽しんでいるじゃないか。…ん、
(まるで周りにアピールするように唇を拭われ、そのクリームも目の前で相手が食べられてしまうと顔に熱を持って赤くなってしまう。どう考えても仲良しの友達を超えた行動ではあるが先程自分がしたように仲良しを強調していて言い返せそうにない。周りからもくすくすと楽しそうに笑い声が聞こえているとますます視線を泳がせていた。そうして動揺しているこちらとは対照的に相手はやけにご機嫌でまた調子のいいことを言いながらシャーベットを乗せたスプーンを差し出してくる。じっと相手を見つめ少々愚痴っぽく文句をつけるとシャーベットと相手の顔を交互に見てから顔を寄せる。同じ轍を踏まないようにまずは半分ほど口に入れ、もう一口で全てを食べきった。さっぱりとした甘さのパイナップルに火照った身体が冷やされて僅かに口元を緩める、唇についた欠片も自分で舐め取ると「おかげさまでちょっと冷えたみたいだ」と感想を伝えつつちょうど棒状のチョコ菓子が視界に入るとスプーンを使わずそのまま手にしてから立ち上がり身を乗り出すような形で「お返しだ」と相手の口元に差し出して)


9249: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-30 18:52:30


せっかく評判のパフェなんだから楽しく食べた方がいいだろ?…なんだよこれでゲームでもするかと思ったぜ
(最初こそカップル限定スイーツという文字に腰が引けてラブラブミッションなるものに完全に困惑してしまっていたが周囲の目線の乗りこなし方を理解した今何も恐れるものはない。きっとあえてカップルっぽいことをすればするほど友達同士の戯れに見えるのだろう。未だ困惑している相手を見てさらに周囲の注目を集めるようなことを言いながらスプーンを差し出せば今度は二口でシャーベットを食べていてその表情が綻ぶ、動揺して目を泳がせる相手もいいものだがやはりこうやってストレートに喜んでいるのを見るのが何より幸せだ。それに今は何よりも正真正銘デートの時間、今を楽しむことが一番だ。シャーベットを無事に食べ終えた相手はパフェに刺さった棒状のお菓子を手にしてこちらへ身を乗り出す、そして口元に差し出されればまた冗談めかしたことを言ってひと口齧りついた。そのまま相手の手からお菓子を取ると今しがた自分が齧ったばかりの所を相手の方へ差し出し「お前も食うだろ?」と楽しげに言って)


9250: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-30 19:45:10

っ、あのゲームは君が甘えたがりになるみたいだからしても良いけどね。 ああ、もちろん。
(周囲の視線を妙に意識してしまって顔を赤くなってしまったが差し出されたシャーベットは素直に冷たくて美味しい。本来なら友達の範疇を逸脱した行為だが店内のお客さんは浮かれている人も多く自分達もカップルのノリをする仲良しの友人に見えている様だ。ならばそれに乗るのが一番だと頷き、シャーベットを味わっていた。それから次に目についた棒状のチョコ菓子を相手に差し出す。ゲームというワードで大雨で避難したホテルでやった光景を思い出して一瞬身を固める。だがやられっぱなしは悔しくてその時に酔いも合わせて可愛らしかった事を小さく笑いながら告げる。お菓子を取られて楽しげに差し出されると二つ返事で頷き顔を寄せる。そして同じくその先っぽに齧り付くがちらりと相手を見るとそのままあのゲームのように身を乗り出しながら勢い良く食べ進めていく。そのまま持ち手の指先に到達すると密かにぺろっと舐めてから「これも美味しいね」と素知らぬ顔で離れていき)


9251: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-30 20:24:50


な、おい!…そ、想像で勝手なこと言うな、よ…っ?!
(棒状のお菓子でカップルとなればいの一番に思い浮かぶのは定番のゲームで揶揄うようにその単語を出してやれば相手はまた一瞬固まっていて思わずニヤけてしまう。だが直後相手はかつて大雨でホテルに閉じ込められた時のことを引き合いに出して目を見開いた。ここで大胆にカップルらしいことが出来るのは自分達が友達という前提があるからこそだ、しかし過去にもそれらしいことをしていたとなれば前提は崩れいつもカップルらしいことをしている、つまり恋人同士だと言っていることになってしまう。周囲の客はそれぞれの恋人に夢中でこちらの話などまともに聞いてなどいないのだが自分達が本物のカップルだとバレてしまわないか気が気ではなくて焦ってしまった。なんとか誤魔化そうとギリギリ声がひっくり返らないようにしながらすました顔で口を開いたがその前に棒状のお菓子が一気に食べられ最後にはあの時を思い出させるように指先が舌で擽られるとぶわりと一気に顔を赤くさせた。その間に今度は相手が素知らぬ顔でこちらを離れていく。赤い顔を他人に見られないように顔を俯かせながら「これじゃパフェ食えねぇじゃねぇか…」と文句を言っていて)


9252: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-30 22:21:21

ふふ、さっきまでの僕とお揃いになったね、翔太郎。
(相手の話から実際に自分達でやった時の事を匂わせるような話を振ると分かりやすく相手は目を見開いた。慌てたようにあくまで想像の話だと言い張るが周りのカップル達は各々の恋人と過ごす時間に夢中でそもそも他人の話を聞いてないだろう。それに気づかないまま弁明をする相手を微笑ましく思いつつ差し出されたチョコ菓子を最後まで食べて少し悪戯をしてみるとより分かりやすく相手の顔が真っ赤に染まっていく。直ぐに離れてもその色は治まる気配はなくてまた立場が逆転したような様に楽しそうに【お揃い】だと称する。普段よりも浮かれている自覚はあるがカップル限定のパフェなんて物を食べているのだから仕方ないだろう。これ以上揶揄うと相手が動けなくなりそうで追撃は諦めるとセットでついてきたアイスコーヒーを飲んで口の甘さをリセットするとまたバニラアイスをすくって口に運ぶ。その甘味にまた口元を緩めつつ辺りを見れば同じく楽しそうに恋人と話している人達ばかりで「…皆幸せそうだね」と素直な感想を呟いて)


9253: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-31 07:49:20


うるせ。……俺達も周りからはあんなふうに見えてんのか
(これまでなんとか抑えてきた顔の赤みは一気に爆発してしまってなかなか熱が引きそうにない、それを楽しそうに【お揃い】だという相手に恥ずかしいのだがその笑顔を見れば嬉しくもあって、しかし有効な反撃は見当たらずに八つ当たりのような一言を口にしていた。こちらもアイスコーヒーを飲んで一旦口の中と気持ちを落ち着かせる、パフェにはアイスを初めとした溶けてしまうものも多くこのままのペースでは美味しく食べられる時期を逃してしまいそうだ。顔の赤みが引っ込んだ頃合にパフェの真ん中に鎮座しているプリンをすくい取って食べる、甘いクリームにあわせて控えめの甘さのそれを楽しんでいれば相手が周囲を見回しながら呟いていてこちらも他の客を観察してみる。ほとんどのテーブルには自分達と同じパフェが乗っていて各々が自分達の世界に浸っている。これも最初に行われるラブラブミッションとやらで雰囲気が盛り上がるせいだろう、自分達と同じくミッションでもないのにお互いにパフェを食べさせあったりしているのも見受けられてどのテーブルも幸せな空間が広がっていた。自分達も同じ幸せを堪能している自覚はあって特に考えもせずに呟くが、直後周りのカップルとは違う状況であるのを思い出すと「いや、あんなに幸せそうだって思われてちゃまずいな…」とあくまでも自分達は友達同士という前提があるのを自分に自覚させるようにまた呟いていて)


9254: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-31 11:32:15

……別に気にしなくても良いと思うけど。ここには好奇の目で見てくる人もいないし良い意味でお互いの事しか見えていないようだから僕達が多少幸せそうにしてても何も思わないはずだ。
(相手も顔を真っ赤にしていたがアイスコーヒーとプリンでクールダウンしたようでまたパフェを二人でつつき合う。様々な種類の甘味が乗ったパフェを味わうながら周りを見ればそれぞれ話が弾んだり食べさせ合ったりもしている。奥には先ほど甘酸っぱい会話をしていた二人組も楽しそうにパフェを食べていて店内は幸せそうな空気に包まれていた。自分達も同じ状況であると示すような呟きが聞こえてくれば胸の内が擽ったくなるも相手は自分に言い聞かせるように呟きを続ける。それをじっと見ればまたシャーベットをすくって口に運んでから自分の意見を伝える。相手はずっと周囲からの目を気にしているようだが現に今まで自分達を変な目で見て来た人たちはここにはいない。それぞれ自分達の世界に浸っていて周りが見えていないといった所だろう。ならば自分達が何をしていようとよほどのことで無ければ注目を集める可能性も低い。更にパフェスプーンでバニラアイスとハートのチョコの乗った部分をすくうと「それにここが風.都.の外ならばルールの適応外だろう?」と楽し気に告げながらそれを相手の口元に差し出して)

9255: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-31 12:23:53


………それもそうだな。…ん、美味い
(オシャレな雰囲気に加え周囲の客と同じく自分達も先程のラブラブミッションとやらで距離が近い行為をするハードルが下がっていて油断しすぎないようにと自戒を込めて呟く。しかし相手は揶揄うでもなく茶化すでもなく、冷静にこの状況を分析して目を瞬かせた。確かに自分達が騒げば周囲の注目はこちらに集まっていたがこうやって二人で会話している分には他の客は各々のパートナーに忙しく誰もこちらを見ていない。誰もが一緒にパフェを食べる大切な人との時間を堪能していた。更に相手からここがルールの適用外である風.都.の外であるのを告げられると一瞬動きを止めた後にストンと今まで気にしていたものが体から抜けていった。確かにここは風の街の外だ、それにせっかくこんな特別なパフェを食べているのならば周囲の客と同様に相手とこの時間を共有することに集中したい。それに二人だけの世界に浸って幸せな空気を出してもそこら中にそれが溢れているのだから悪目立ちすることもないだろう。納得するように頷きながら呟くと身を乗り出して躊躇することなくスプーンを口に含む、冷たくて濃厚なアイスの中にハートのチョコが混じっていて少々恥ずかしいながらも今度こそパフェをしっかりと味わうことが出来て自然と笑みを浮かべる。肩の力が抜ければテーブルの下で相手の方に足を伸ばして軽く触れさせあう、テーブルに挟まれてはいるがより相手を感じることができるようになれば上機嫌に口角はあがって「新しい層食ってみるか」と楽しげに言えばスプーンを少々奥へいれて爽やかなソーダ味のゼリー部分をすくい上げて相手の方へと差し出して)


9256: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-31 16:29:16

君と一緒に食べるからこその味だね。底はゼリーになってるのか、…ん、ちょっとしゅわしゅわしてて不思議な体験だ
(自分なりの今の状況を分析して変に取り繕う必要もないだろうと語れば相手の目が分かりやすく瞬いた。街の中では何かと気にしないといけない部分も多いがこの特別な場所なら少々浮かれてしまっても許されるはずだ。それに納得するように頷いた相手の口元に甘いバニラアイスを差し出すと今度は躊躇うことなく口に含まれたのを見て自然と笑みが浮かんだ。相手の顔にも柔らかな笑みが浮かんだかと思えばテーブルの下で足が何かが触れる気配がして一瞬視線をそちらに向ける。その正体が分かれば胸は温かい物に満たされて自らも挟み込むようにして足をくっつけると浮かれた言葉を口にしていた。そうしていると相手がパフェの器の底の方にスプーンを入れて綺麗な水色のゼリー部分を救いあげる、上とはまた違う層に感心していると当然のようにこちらにスプーンが差し出される。それにまたご機嫌になるのを感じながら顔を寄せ口に含んだ。味だけでなく軽く炭酸も閉じ込められているようで普通とは違う食感に少し驚いた後、その感想を相手に伝える。ふと良いことを思いついて自分もゼリーの層をすくい、さらにその上にパイナップルシャーベットが乗せるようにすると「沢山乗ってるからこういう組み合わせも出来るね」と話しながら相手の口元に差し出して)


9257: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-31 17:41:24


仲良しの…カップルじゃねぇと食えねぇからな。…ん、…すげぇ爽やかな組み合わせだ
(周囲の客が各々で夢中であることに相まってここが風.都.の外だと気づけばすっかり張っていた肩肘は緩まって心のままに相手との時間を過ごすことが出来る、こちらが差し出されたアイスを口にすれば相手の顔には笑みが浮かんでそれだけで幸せな心地に包ま
れた。浮かれた心のままにテーブルの下で足をくっつければこちらの足が相手に挟まれて口元はさらにニヤけてしまう、先程の続きで友達という言葉を出かけるがチラリと周囲を見て思い直せば正真正銘カップルとしてのデートだからこそだと口にしていた。こちらが差し出したソーダのゼリーは不思議な食感らしく、感想を聞いて気になっていれば相手はゼリーとシャーベットを組み合わせてこちらへと差し出してきて緩んだ口元のままスプーンを口に含んだ。相手の言った通り炭酸が入ったぷるぷるなのにシュワシュワなゼリーとさっぱりとした味のパイナップルシャーベットが良くあって味を噛み締めるように軽く目を閉じていた。その後はプリンにオレンジを乗せた全く違う組み合わせを試したり棒状のお菓子にクリームをたっぷりつけて食べたりとそれぞれの組み合わせを楽しんで、気がつけば半分以上は互いに食べさせあいながらパフェを食べ進めていって)


9258: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-31 19:22:49

…あれだけ大きかったのに案外食べられるものだね。
(すっかり気を抜いてパフェを食べていれば口元は緩むばかりで心も弾む。その中でハッキリと自分達のことをカップルと称する言葉が聞こえると目をきらきらさせ強く頷いていた。ますますデートだと意識することになれば浮かれて水色と黄色の組み合わせをした一口を差し出す。それを口にした相手から好意的な感想が聞こえてくれば無邪気な笑みを浮かべていた。そうしてお互いに新しい組み合わせを見つけては感想を呟き、お互いに食べさせあったりしていればあれだけ大きかったパフェもどんどん無くなっていき、残り一口分になってしまった。食べ切ってしまうのは惜しいものの残しておいたマンゴーと器の側面についた生クリームを綺麗にスプーンにすくい取ると「最後の一口は君に捧げよう」と笑みと共に少し気取った言い回しをしながらまた相手の口元に差し出して)

9259: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-31 20:18:29


二人なら余裕だったな。…なんだよ俺のマネか?なら遠慮なく、ん…
(こちらが周囲が浮かれているのをいい事にカップルだと口にしたり二人の色を宿した爽やかなひと口を食べる度にこちらをみる相手の顔に笑顔が灯って、その度に胸が温かくなる。冷たいパフェを食べながらいつの間にかどっぷり二人の世界に浸っていればあっという間にグラスの中身は減っていった。最初に画面で見た時は食べ切れるものなのだろうかと疑ったものだが美味しい上に爽やかな味が多く二人で難なく食べきれてしまった。相手がスプーンでグラスに残った最後のマンゴーとクリームをすくいあげれば少々気取った言い方と共にこちらへと差し出してくる、小さく笑って揶揄うようなことを言いつつお言葉に甘えて最後のひと口をいただいた。グラスに残っていたシロップ類をたっぷり纏いさらにクリームも乗っていれば「特別甘いな」と感想を言いながら口元は緩みきっている。グラスの中は完全に空になって「美味かったな」と余韻に浸りながら最後のアイスコーヒーも飲み干して)


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ID:415c83bff 2025-07-31 23:15:24

特別な一口だからね。ああ、評判につられてきて正解のお店だった。
(最後の一口を少々気取って差し出すと相手は小さく笑ってそれを口にする。相手の感想に様々な想いや味が乗った一口だったと無邪気に笑いつつ二人で完食した大きなパフェのグラスを見つめる。これだけ大きかったが爽やかな味に加えて中身も様々で飽きることなく食べ進めることが出来た。きっかけはテレビ番組だったがあの時飛び出して食べに来て良かったと胸を張って言えるスイーツだった。甘いものを満足行くまで食べることが出来てご機嫌のまま頷いているとタイミングを伺っていた店員が近付いてくる。その手には封筒があって『こちら先程お撮りした写真です。本日のお二人の笑顔、記念にお持ちくださいね』と言いながら手渡してくれた。カップルと同じ扱いなことに今更ながら少し羞恥を覚えるも店員が去っていったタイミングで封を切ってみると先程二人で並んで撮った写真とそれぞれにパフェを食べさせている所の写真が紙製の簡易フォトフレームに差し込まれていた。まだ吹っ切れてなかったときで恥ずかしそうにしてる顔だが見るからに幸せそうで「確かに良い記念になりそうだ」と微笑んで)


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