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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
9072:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-07 22:09:28
…お前迷子じゃねぇのかよ……まぁ詳しいけどよ
(危険な森に入ることは阻止できたもののランドセルを掴んだ小学生は目をパチパチさせたあとに妙に冷静な返事をしている、てっきり暴れ出すかと思ったがこちらが少々面食らってしまった。その後も辺りを見回して明らかにこの場所が何処か分かっていないのに一切取り乱す様子はなくこちらを見あげてくる。見た目の割に大人びている空気になんとなく気味悪さを覚えながら答えには自信を滲ませる、ここを知っているのだって毎日パトロールしているからこそだ。人気のない森なんて奇妙な場所で一切動揺しない小学生に出来心が働けばしゃがんで目を合わせて「ここら辺はな、もうすぐ蛇とかイタチが出る時間になるんだ。ひょっとしたらクマに森ん中に連れさらわれちまうかも」と脅かすようなことを言って)
9073:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-08 06:44:34
なら安心だ。 蛇にイタチにクマ…! 図鑑でしか見た事ないし本物が見れるなら見てみたい!
(見知らぬ土地ではあるが目の前の相手は何処か自慢げに詳しいと返事がされると小さく頷く。いざとなれば方角さえ教えて貰えば家に辿り着けるはずだ、一切警戒心の無い様子で相手を見上げていると相手はしゃがみこんで目の高さが合う。脅すようなことを言われるがそこに出てきた動物はまだ実物を見たことの無いものばかりできらきらと興味で目が輝いていく。後先を一切考えずにむしろ見てみたいと回答すると「ここで待っていたら会えるのかい?」と無邪気に質問を重ねて)
9074:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-08 07:46:31
いや怖がれよ!ってかいねぇよ蛇もイタチも熊も!変なヤツだな……
(妙なヤツの化けの皮でも剥がしてやろうと脅かすようなことを言ってみれば何故かその瞳はさらに輝いて、あろうことか会ってみたいと言い出して唖然とする。化けの皮を剥ぐつもりがさらに違う方向へ行き始めて思わずツッコミを入れてしまった。そもそも適当に並べた嘘なのだから危ない生き物はここら辺にはいない、またため息をつきながら訝しげな目で相手を見ていた。このまま立ち去ったっていいのだがこの勢いでは自分の嘘を信じてここに居座ってしまいそうだ、余計なことをしたと内心思いつつ「だから、お前迷子じゃねぇのかよ」と再び尋ねて)
9075:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-08 11:33:30
え、…嘘をついたのかい?迷子じゃない、来た道を戻れば元の道に…、……
(街の中では見ることのできない生物のラインナップに瞳を輝かせて興味を覗かせる。ならば蝶からその生物に切り替え、宿題でもしながら待っていようとしていると居るといった相手から居ないと言われ目を丸くする。そしてすぐに嘘をつかれたのだと分かれば分かりやすく表情を不満げに変えじーっと非難するような視線を送る。目の前の相手は中学生か高校生のように見えるが姉達ともまた違ってあまり周りに居ないような恰好や口調をしている。興味深く見ていたが再び迷子か問われると子供扱いされたような気分できっぱり違うと言い張る。その証拠に今通った道を引き返せば良いと主張しながら入り口の方に振り返るが整備されていない道はどれも似たような光景が広がっていて更に蝶に夢中になっていたのもあって何処から来たのか分からない。言葉も途中で途切れてしまったが迷子だと認めたくもなくて「…歩いていれば着くはずだし」と小声で呟いて)
9076:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-08 12:28:32
ちょっと揶揄っただけだろ?……お前みたいなおぼっちゃまがこんな森ん中の道分かるわけねぇだろ
(ネタばらしをすれば相手はあからさまに驚いた表情をして怒ったようにこちらを見つめてくる、ようやく小学生っぽいリアクションを見れたことに満足気にしながらただの冗談だと開き直って弁明もしなかった。今の状況を確認するのも兼ねて再び迷子なのかと問えば否定の言葉が帰ってくる、しかし振り返った相手は既に道を見失っていて語気は萎み不安が見え隠れしていた。その様子に今日ここへ来るまでのイライラも相まって少々意地の悪い言い方をしながら盛大にため息をついた。誰もいない場所としてここを選んだはずなのにまさかこんな小学生がいるなんて思わず「せっかくハードボイルド修行しようと思ったのに…」と愚痴るように呟いて)
9077:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-08 15:12:18
そんなことない、ちゃんと地図さえあれば分かるし…。…はーどぼいるど修行?
(相手が揶揄ってくれば分かりやすく不満を露わにしながらも迷子ということも認めずに冷静な態度を取ろうとする。だが振り返った初めの道がどれかだったかも覚えていなければその語気は萎む。道中蝶を追って何度か角を曲がった記憶が薄らあれば猶更だ。そんな自分を見透かしてか意地悪な言い方をされるとむきになって大丈夫だと告げるもそれも地図がある前提の話で後半はもごもごと言葉を濁していた。一方相手は大きなため息をついたかと思えば未知のワードを口にしていてまた好奇心センサーがぴこんと反応を示す。音だけをなぞるように聞き返すと「君もここで何かする予定だったのかい?」と大きな目で相手を見つめて)
9078:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-08 17:24:35
ここに地図ねぇだろ、ったく……俺が探偵になるための修行だ。最高にかっこよくてこの街を守る探偵になるためにはハードボイルドにならなくちゃいけねぇんだ
(相手は相変わらずひとりで帰れると豪語しているがそれも条件付きだ、当然この森の中に地図なんかない。相手が着ている制服からみるに学校はここからそこそこの距離にある、その学校が有名な私立の学校となれば家との距離は未知数で帰れる可能性は極めて低い。小学生相手に正論をツッコミながらまたため息をついていたがこちらが思わずこぼした言葉に相手が反応する。先程まで森に向けていた好奇心の目がこちらに向けられていて思わず目を瞬かせた。何でも興味を持つ子供だな、なんて思いながらここに来た目的を語る。一度話始めればおやっさんのことが頭に過ぎって段々と興奮気味な口調になってくると何故か自慢するように探偵になる条件を告げて「俺がもっとハードボイルドになればおやっさんも俺を探偵として認めてくれるはずだ…」と焦りのこもった言葉を口にし)
9079:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-08 18:49:25
この街を守る探偵…? ……なら僕がその修行手伝ってあげるよ!
(ツッコミが入るものの今は関心が相手の言葉に移って好奇心を宿した目を向ける。探偵という職業は本で知っている、それにこの街にも探偵が居るのだと学校の誰かが言っていたような気がする。そこにかっこいいやハードボイルドという単語がつくが何よりこの街を守ると聞けば更に食いついた。父親を始めとして家族みんなこの街に関する仕事や生活をしていてこの風.都.が好きだ。そんな街を守るための存在と聞けば相手の語り口も相まって尊敬するような目を向ける。だが相手は焦ったような言葉を聞くにそのおやっさんと言う人物に認められるために修行をしに来たらしい。その具体的な内容は分からないが優しいのか意地悪なのか分からない相手に興味惹かれたと共にちょうど今ぴったりな状況であれば自らのその修行の手伝いを得意げに申し出る。「お礼は帰りに道を教えてくれれば良いから!」とサラッと言いつつ期待の目を向けていて)
9080:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-08 20:27:57
はァ?…ちゃっかり道案内頼んでんじゃねぇか。修行手伝うって言ってもなぁ、お前ハードボイルドって意味分かってんのかよ
(探偵のことを、というよりはおやっさんのことを語り始めるとどうにも熱くなってしまう、どれだけ不貞腐れて理不尽だと思っても憧れの気持ちは常にそれらを上回っていた。この街の涙を拭っているおやっさんの話をすれば相手は更に食いついて気分はあがる、どうやらこんな小学生にもおやっさんの魅力は伝わるらしい。真実はただの興味関心であるのはさておき、相手は何故か得意げに修行の手伝いを申し出て思わず変な声を出してしまった。直後に道案内を条件として出されると本音はそっちかと思わず愚痴るようにツッコんでしまうが、相手がこちらの言うことを聞かないのは薄々分かってきていて断る言葉は出ない。修行の手伝いはギリギリありがたいとしてもおやっさんを見たことがない相手がハードボイルドの何たるかを分かっているとは思えない、自分も上っ面らしか分かっていないのはさておき「この風都で一番かっこいいって意味なんだぞ?想像できるか?」と問いかけて)
9081:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-08 22:51:03
だって君は今更僕を放っておけるような人では無さそうだし。…ということは父さんよりもかっこいいんだ、…
(修行の手伝いを申し出てその代わりに道案内を頼むとツッコミが入るが対価としては悪くないはずだ。それに見た目に反して見知らぬ自分に話しかけて引き留め、今もこうして会話を続けてるのだからそれ程悪い人ではないと思う。街を守る探偵を目指していることもあって自分を見捨てる事は無いだろうと自ら堂々と口にしていた。ひとまず受け入れられたように見えるが相手はハードボイルドについて訝しげに聞いてくる。言葉の響は分からないがニュアンス的にかっこいい大人をさすようなワードだろうか。続けて風.都.一かっこいいと聞けば身の回りでまず浮かぶのは父親の顔だがそれ以上となるとピンと来ない。僅かに首を傾げると「例えばどういうところ?」と素朴な疑問を投げかけて)
9082:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-08 23:18:09
な、…ま、俺は将来の探偵だからな。…当たり前だろ?おやっさんはこの風都で間違いなく一番かっこいい男だ。どこ、か。そうだな…まず低くて渋い声だろ。あと悪いヤツをぶちのめせる格闘、それになんたってかっこいい帽子だ
(渋々このボンボン小学生に付き合っているはずなのだが相手はこちらが目の前の小学生を放ってはおかないとあっけらかんと言い放って、対してこちらは固まってしまう。お前に何が分かるんだと叫びたくなるがこの街の困っている人という意味では相手も該当する、軽く咳払いをしてから探偵になるならば当然の行為だと無理やり理由をつけておいた。ハードボイルドの意味をざっくり説明すれば相手はいの一番に父親の名前をあげる、どうやら相手にとっては一番かっこいい存在らしい。親にそういう感情を抱くのかは自分には分からなくて即座におやっさんの方がかっこいいのだと何故か自慢げに答えていた。具体的にかっこいい部分を問われれば幾つものワードが頭に浮かんで順番に並べていく。特にかっこいいのはもちろんあの帽子だ、頭に手を添えて帽子を目深に被る仕草をしてみせると「こんな風に目元を隠すんだぜ?かっこいいだろ?」とやさり何処か得意げに言って)
9083:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-09 11:30:55
…へぇ、小説のキャラクターのような人だね。君がそこまで言うなら是非見てみたい
(こちらの発言に相手は固まるもののどうやら目標である探偵になるためという形で道案内を受け入れられることになった。これで家には帰れそうだと密かに安堵する一方相手の拘るはーどぼいるどが気になって問いかけると興奮気味にその意味が伝えられる。こちらが父親の存在を出したのに対して相手はおやっさんという人物が一番だと主張する。その要素を尋ねると出てきたのは声や身体能力など確かに魅力的だと思うような箇所ばかりで素直に頷き一目見てみたいと告げるが帽子と聞けば目を瞬かせる。得意げに帽子を被るような仕草をされるが実物が無くてはカッコいいのか正直判断がつかない。何とも微妙そうな顔で相手を見つつ「それがカッコいいのかは分からないけど…なら君はその帽子を被らないの?」と純粋な疑問を口にして)
9084:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-09 12:29:45
だろ?おやっさんはハードボイルドな探偵そのものだからな。…、……だって俺は、探偵じゃねぇから
(こちらがハードボイルドとは何たるか、おやっさんのかっこいい点をあげていけば小説の登場人物のようだと言われさらに目を興奮で輝かせる、会いたいなんて言われれば尚更だ。あんなに体の芯から震えるほどの男気を感じたことなんて今までなかったのだ、服装からして見るからに住む世界の違う相手だがきっとこの小学生にもおやっさんのカッコ良さは伝わるだろう。その象徴たる帽子の存在を教えて被る真似事をしてみるがそれに対しては微妙な顔をされて何故帽子を被っていないのかと言われれば一瞬固まり、そしてバツが悪そうに目線を泳がせた。最高にかっこいいおやっさんが被る最高にかっこいい帽子、それは探偵の魂が宿るものらしくきちんと触らせてもらったことがない。それはすなわちおやっさんにまだ認められていないことを意味していて、また軽くため息をつけば不貞腐れるように地面にあぐらをかいて座った。明後日の方向を見ながら「おやっさんが俺を探偵にしてくれねぇんだ。だから修行に来てんだよ。…やっぱもっと実績がねぇとだめか?帰り道に見回ってるだけじゃ足んねぇか…」とブツブツ言い始めて)
9085:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-09 15:30:07
…そういうものなんだ。…君はまだ未成年だろう?だからまだ早いと思うけど……なら、一緒に何か探そう!
(相手は興奮していく一方でそのはーどぼいるど探偵に強い憧れを持っていることは伝わってくるがイマイチその帽子の魅力は伝わってこない。そこまで好きならば何故真似しないのかと純粋な疑問をぶつけると相手の視線は泳いでぽつぽつとその理由が明かされる。どうやらその帽子は探偵でないと被る物ができないものらしい。不思議な決まりに驚いていると相手はその場にあぐらをかいて立っている自分と目の高さが同じか少しこちらが高いぐらいになった。認めて貰えないと不貞腐れる相手はどう見ても大人ではない子供でそれが原因ではないかとストレートにぶつけるがブツブツと呟く姿を見る限りそれだけでは納得しそうに見えない。少し悩んでから再び一緒に足りない何かを探そうと相手に提案すると背負っていたランドセルを地面に置いて中からノートを取り出す。筆箱から鉛筆も取り出してくると“たんていにひつようなモノ”と一番上に書いてから先ほど相手が言っていたカッコいい点を順番に書いていく。書き終わった物を見ると暫し悩んでから「一番簡単に出来そうなのは強くなること、かな?」といつの間にか作戦会議を始めていて)
9086:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-09 17:44:58
な、探偵に年齢なんて関係ねぇだろ!、探す?……お前も人のこと放っておけねぇじゃねぇか
(相手にあの帽子を被れない理由を話していれば先日またおやっさんに弟子にしないと宣言されたこと、ついでに面談で探偵になれるわけが無いと鼻で笑われたことが蘇ってつい愚痴るようにまだ探偵という土俵にさえ立てていないことを口にする。すると相手から最も痛いところを突かれて声を挙げた、しかし直後に一緒に探そうと言われるとそのワードの意味が分からず目を瞬かせる。こちらを置いてきぼりにして相手はランドセルを降ろすとノートを広げて文字を書き始めた。どうやら探偵になるための作戦会議を開いてくれるようでまた目を瞬かせてしまう。だがこれまで探偵になると言って止められることはあっても寄り添って応援されることはなくて胸に暖かな気持ちが湧き上がってくる。思わず小さく笑うとノートに文字が書かれていくのを眺めながら相手もこちらに負けず劣らずお人好しだと呟いていた。ノートに箇条書きにされた項目は先程の自分の発言を簡潔にまとめたものでかなり分かりやすい、流石は有名私立校の生徒だと内心関心しつつ最初に提案されたのは強くなること、だ。危ない犯人と対峙することだってあるのを考えれば強くなるのは確かに必須項目で「ならやっぱり夜も見回りするようにすっか。そしたら悪いヤツらにいっぱい会うだろうし、そいつらと戦ったら強くなれるよな!」と強くなる方法を提案して)
9087:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-09 19:51:11
君の修行に付き合うっていう約束でしょ? うーん、でも喧嘩は危険だし子供の力だと大人の力には体の作りでは勝てない事も多いよ。だから例えばスマートに動けるようになる、とか?
(ノートを広げて今から話し合う作戦を書いていく、さっきよりも柔らかくなったように感じる声で突っ込まれると道案内の代わりに申し出た提案を持ち出してきて得意げな笑みを浮かべた。箇条書きで相手の言っていた条件を纏め、眺めながら一番やり方のわかりやすい強くなる事を口にしてみると相手がそれに乗ってくる。こちらは地道に体を鍛えるみたいなことを想像していたが相手が出したのは夜に出歩いて悪いやつと戦うという内容で普段は聞かないような話に少し驚く。確かに経験は積めるのかもしれないが学校でも家でも夜に出歩くのは危ないことだと教えられている。それは相手の歳でも変わらないはずで夜に出歩いているのが大人だと思えば敵わない可能性もある。冷静にその危険を告げながら顎に手をやって悩むと代案としてスマートさを提案する、「力任せじゃなくて作戦で勝つってのもカッコイイと思う!」と無邪気に言葉を続けて)
9088:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-09 23:06:51
でも実戦積むのが一番……スマートか。確かにおやっさんが戦ってる時全然無駄がなかったし冷静だったな。スマート……
(腕っ節を強くするためには何よりも実戦経験を積むのが一番のはずだ、今まで喧嘩は少なくない回数やって来て大人にだって勝てることはあるがまだまだ成長期の体では相手の言う通り体格差で勝てないことだってある。早く実績を作りたいのも相まってパトロールの時間を増やすのが一番だと押し切ろうとするものの、かっこいいという言葉を聞けば口が止まった。強さといえば腕っ節をまず想像したがおやっさんはただ腕力が強いだけではなかった。怪物相手にも怯まず的確に攻撃も防御もして街の人を救ってみせたのだ、相手の言う通り作戦で勝つというのもクールでハードボイルドらしいかもしれない。だが単純に腕力を使えばいい腕っ節とは違い作戦ありきのスマートな戦い方というのは直ぐには想像出来なくて「スマートな戦いってどうやったら身につけられんだ?作戦っつっても殴っちまえば同じだし、殴りながら冷静に考えるってのが難しくねぇか?」またグルグルと思考を巡らせ始めて)
9089:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-10 00:07:41
戦い方はよく分からないけど弱いところを狙うとか? 全部に
全力を出すよりちょっとずつを沢山にした方がこうりつてきだと思う…!
(さらに強くなる方法として実戦経験の話になるがこちらが力任せよりスマートな戦い方の可能性を提示すると相手は早速検討を始めてくれる。会話が成立して年上の相手が頼ってくれることに心が弾みつつ相手の悩む声を聞けばこちらも頭を動かした。家でも外でも戦いになるようなことに参加したことがない。だから喧嘩や暴力といった行為に馴染みがなくて全くピンとこないものの必死に考えると弱点を狙う方法を提案してみる。闇雲に全てに全力で当っていくよりも少ない力でその分沢山の相手を倒せるかもしれない。両親の仕事や食卓で聞いたことのあるワードを真似てそれっぽく返事をしていたがふと相手の胸ポケットに入っている小さな箱のようなものが気になって「なんだいこれ」と興味を示して)
9090:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-10 07:46:46
弱いところか…ってことは戦いながら弱いところを見つけなきゃならねぇんだよな?そんな冷静なこと俺に……え、あ、いや、これは……
(スマートに戦うというのはかなり探偵っぽいが肝心のそのやり方が分からず頭を捻る。どうやったらおやっさんのようにかっこよく戦えるのだろうと考えていればまた相手からアドバイスが出される。全てに全力ではなく弱い所にちょっとをたくさんがこうりつてき、喋り方は見た目相応のそれだが言うことはわりと最もな気がする。今は全力で押し切って勝てることもあるが体力切れで結果的に負けそうになったことがあるのを考えれば効率的に戦う、というのはいいキーワードだ。となればその効率的のために弱点を見つける必要があるわけだがその冷静さが自分にはない。鍛えるべきはそこだろうかと考えた矢先に相手が何かに興味を示したようで問いかけられる、その目は胸ポケットに向いていてそこにあるものを思いだすと慌てて手でそこを覆って隠した。まさか小学生に見せるわけにもいかず「その、…これは探偵になるための特別な訓練道具だ。特訓用だ!特訓用!」と無理やり言い訳をひねり出して)
9091:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-10 10:00:56
特別な訓練道具…!ということはそれを使ったら探偵に近づけるんだ、僕も使ってみたい!
(以前聞いたことのあるワードを元に案を出してみれば相手からは好意的な反応が返ってくる、一回り上に見える相手が対等に話を聞いてくれて頼りにしてくれるのが嬉しくて得意げになりながら作戦をノートに記入していた。だが相手の方に目を向けた途端、胸ポケットの膨らみが気になって指を指す。すると相手は急に慌てだして手でそこを覆って隠す、そして言葉を濁したかと思えば回答がされるが特別なものと聞けば途端目を輝かせて食いつく。大きさとしては相手の掌に納まるぐらいに見えるがそんな小型で何かを特訓することが出来るなんて興味深くて仕方ない。これまでの探偵
としての話に関連するものと分かれば感心したような表情を見せつつそれがタバコとは微塵も思っていない顔で相手の腕を掴むと子供のように強請って)
9092:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-10 12:23:29
な、…だ、だめだ!これは、その……子供は使っちゃダメなやつで、お前にはまだ早いし、第一お前は探偵希望じゃ、
(相手と話すのにすっかり夢中で気が付かなかったが胸ポケットからはタバコの箱が見えていてあろうことかそこに目をつけられる、なんとか誤魔化そうとするもののどうやら相手には逆効果だったようだ。相手の瞳はますます輝いてあろうことか使いたいと言われてしまえば直ぐさま首を振った。だがやはり相手はそれだけで引きさがろうとしない、こちらの腕を掴まれれば軽く身を捩ってその手から逃れようとしつつ苦しい言い訳を重ねて相手から白い箱を引き離そうとする。だが相手を避けようとした勢いでポケットから箱が飛び出してしまうと思わず「あ、」と声が出た。軽くひしゃげた白い箱とライターが飛び出せば慌てて回収するものの、ここで動揺していてはハードボイルドから遠のいてしまうと思えば「これは俺用の訓練道具だ。ハードボイルドなヤツしか使っちゃいけねぇんだよ」と若干焦りつつも何処か得意げに言い切って)
9093:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-10 15:14:13
君だって子供じゃないか、じゃあ見るだけでいいから!…あ、……今のタバコじゃないのかい?
(秘密の物と聞けばますます興味惹かれて相手の腕を掴む。子供は使ってはいけないというのなら相手だって対象で理由としては不適切だ。的確にそのことを指摘しつつやるのは駄目というのならその姿を見るのでもいいからと引き下がって掴んだ手を引っ張っていると相手が身を捩った反動でポケットの中身が飛び出す。地面に落ちた白い箱とライターはすぐに回収されてしまうが相手の動揺とその組み合わせで大体の推測は立つ。実物は初めて見たが大人しか吸ってはいけないとされている煙草だ。未だに誤魔化そうとしている相手に対してその正体を言い当ててみせると「これは大人じゃないと使ったら駄目なはずだけど」と煙草を持った手首を掴みながら子供らしい純粋な目でじーっと見つめて)
9094:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-10 17:45:55
少なくともお前より大人だろ!…それ、は……探偵になるために必要なんだから良いだろ
(ポケットから転がり落ちてしまったタバコの箱を急いで拾い上げて誤魔化そうとしてみるがあの一瞬でその正体はバレてしまったらしい。見事に正体を見破られてしまい言葉を詰まらせているうちに再度腕を掴まれてしまった。純粋な目で見つめられるとバツが悪くて目線を逸らす、これが自分に不相応であるのは重々承知だがおやっさんに認められる可能性のあることは何でもやらなければ。これが大人の象徴だというのなら尚更吸えるようにならなければいけないだろう。それが悪いことだという認識は十分にあって手を広げて隠していたタバコの箱を顕にすると「こうでもしなきゃ早く探偵になれねぇし」と呟くもその言葉には迷いも混じっていて)
9095:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-10 18:48:21
…駄目だよ、こんな方法じゃ君の憧れの探偵にはなれないと思う。
(その真意を探るように腕を掴まえてじっと見つめると相手は目線を逸らしてしまう。詳しくは知らないがこれが大人だけに許された体に悪いものは知っている。さっきまで探偵とその憧れのおやっさんの話をする時は興奮気味でその瞳は輝いていたのにいまは悪いことをしている時みたいに伏せられてしまっている。迷いを見せる目の動きに相手からしても不本意な手段なのだと感じとればその道に進んで欲しくないと何故か強く心が動く。それが伝わるように小さな手で相手の手首をまたぎゅっと握って再び制止の声をかけた。「急いで何かしようとすると転んで怪我してしまうから、ゆっくり一緒に歩こう?」とじっと相手を見ながら自分の言葉を伝えて)
9096:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-10 19:16:22
っ、…でもそれじゃいつおやっさんに認めて貰えるか……、…一緒に…
(偶然にも手に入れた大人の象徴、これこそが探偵になるための、ハードボイルドな男になるための大きな一歩になると思ったが同時にそれが悪いことだというのは理解していた。自分の中の迷いを引きずり出すように相手がこちらの手を握りハッキリと否定の言葉をかける、その強い意志に思わず目を合わせてしまった。そして告げられたのは子供っぽい言い回しだがこちらに寄り添うような言葉で固まってしまう、こんなにも誰かが隣に居てくれた記憶はなくて、胸にじわりと広がった言葉を無意識に繰り返していた。また迷うように目線が泳いだが直後小さく笑う、自分の中で結論は簡単に出てしまった。相手の方を再び向けば「確かにこれを吸うよりお前の道案内して一緒に帰った方がよっぽど探偵に近づけそうだ」と笑みを向けて)
9097:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-10 20:37:16
うん、僕もその方が良いと思う。僕がそのおやっさんにあったら君のこと沢山アピールしておくから!
(まだこれだけの間しか会話をしていないのに相手が違う道に進むのを止めたくて相手の手を握って制止の言葉を掛ける。更に違う一緒に進む方法を拙い言葉で告げるとついには固まってしまった。変なことを言ったかと眉が下がるが相手の視線が迷うように揺れたあと小さく笑ってタバコを辞める意志を伝えられるとぱぁっと顔を明るくする。自分の言葉で変わってくれたのが嬉しくて何度も頷いて肯定した。相手の心配をカバーするように自分からそのおやっさんに出会ったら相手が探偵になれるように褒めておくと無邪気な笑みを浮かべながら宣言をする。そしてもう少し近付くと頑張って背伸びをしながら相手の頭の近くに手を伸ばし真似事のようにそこを撫でようとして)
9098:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-10 23:03:50
あぁ、俺はかっこいい探偵だってアピールしといてくれ。…、……なんで小学生に子供扱いされなきゃなんねぇんだよ!
(偶然煙草を手にしたことでこれを吸わなければと思い込んでいたがより探偵らしいのは煙草を吸う事ではなくてこの街の人を助けることだろう。そんな単純なことに気がつけたのは相手のお陰で【一緒に】という言葉がまだ心に暖かく残っていた。こちらの言葉に相手は子供らしく無邪気に笑ってこういうところは年相応だと楽しげに笑う、段々と名前も知らない小学生に対して笑ってくれていたら嬉しいという感情が芽生え始めていた。その矢先に相手がさらに近づいてきて手がこちらへと伸ばされる、動きを目で追っているとその手は頭の上に向かおうとしていた。誰かに頭を撫でられた記憶なんかなくて一瞬このまま身を任せてしまおうかと思うが直前でプライドの方が勝ってしまってその手を避ける慌てて立ち上がり照れ隠しも込めて叫んでいた。ズボンについた土埃を軽く払ったあと「お礼に道案内するんだろ?」と言いながら手を繋ごうと差し出して)
9099:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-11 00:27:00
だって母さんも姉さんもちゃんと出来たらこうやって褒めてくれるから君にもした方が良いかなって。…うん!
(ずっと不機嫌だったり不貞腐れていた相手の顔には笑みが浮かんで、そうしてみるとやっぱり年上だが幼くも見えた。すると自然と手を伸ばして相手の頭に触れようとする。だがそれが叶う前に相手が立ち上がってしまうと「あ、」と声を零した。自分がちゃんと出来た時や喜んで貰えた時なんかは家族にこうして頭を撫でて貰う時がある。だからタバコじゃない選択肢を取った相手を褒めたかったのだが相手には拒否されてしまった。撫でることが出来なかったことに分かりやすくシュンとしてその理由を語っていたが立ち上がった相手に手を差し出されて最初にした約束を持ち出されるとまた表情が明るくなってその手を取った。元気に返事をして家からすぐの建物の名前を告げて「場所、分かるかい?」と反応伺い)
9100:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-11 07:51:06
俺にはそういうのいらねぇんだよ。ったく……当然だ。風.都.は俺の庭だからな
(この街に愛されているお陰で親がいなくて寂しいと強く思うことはないのだが誰かに寄り添われて一緒に居てくれると言われる経験はほとんど無くて、頭を撫でられるなんてことは記憶の中にない。直前で思い直してその手を避ければ相手は分かりやすく悲しそうな顔をするが誰も見ていない場所だとしても恥ずかしいにもほどがある。それに、あれを受け入れてしまえばここで偶然会っただけでのこの小学生のことを永遠に忘れられなくなりそうな予感がして、心に深く入り込む前に止めた面もあった。手を差し出せば途端にその顔は明るくなって、簡単に変わる表情にまた小さく笑いながら自信満々に答えると手を引いて歩き始めた。服装から分かっていたことだが相手が家の近くだというその建物は高級住宅街にあって「分かってたけど、思え相当良いとこの家だよな?」と相手の服装を眺めながら言い)
9101:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-11 11:28:26
さすが未来の探偵さんだ。…そうかい?確かに家は少し広いと思うけど
(要らないと突っぱねられてしまうとしゅんとはしてしまうもこういうのは無理やりするものではないと手を引っ込める。その代わりに帰るために手を差し出されるとその表情をきらきらと輝かせて、使っていたノートや鉛筆をランドセルにしまうとご機嫌にその手を取った。近くの場所を告げると自信満々に分かると返答されてまた憧れの目を向け【探偵さん】と呼ぶ。そうして何処かも分からない森の入り口から歩き始めると相手は迷いなく進んでいく、その道中自分の恰好を見ながら問いかけられるもあまり自覚がなければきょとんと首を傾げながら言葉を返す。生まれた時からその環境にいるせいかピンとはこないが家についてはそうかもしれないと頷く。それが風.都でも随一の豪邸であることは露知らず「でも直ぐに危険だって言ってこういう森とかに連れて行ってくれないんだ」と不満を口にして)
9102:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-11 12:28:48
ってことは相当デカいんだろうな……さっきの様子見てたら当然だろ。子供がひとりで来るとこじゃねぇぞ、ここ
(帰り支度が整った相手の手を取って目印の建物を聞けば直ぐに歩き始める、風.都の中で知らない場所など自分には存在しない。そうすれば相手からは探偵と呼ばれてしまって憧れの呼び名に無意識に繋ぐ手に少し力が籠って「だろ?」と得意げに返事をしていた。山を降りていく道を歩きながら相手のことを聞いてみれば案の定良いとこのお坊ちゃんなのは間違いなさそうで【少し広い】と称する家についてきっと目を見張るほどの邸宅なのだろうと想像しつつ道を進む、聞けば誰しもが知っている豪邸だとは思うまい。そうやって歩いていると相手からは不自由だと不満が溢れるが出会った時のことを思い出すと当然だろうとバッサリ切り返す、あんな危なっかしいところをみれば誰しもがひとりにしては行けないと思うはずだ。こちらの話はしたが相手の話はあまり聞いていないことを思い出して「だいたいなんであんなとこいたんだよ?」と底なし沼に突っ込もうとしていた理由を聞いて)
9103:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-11 13:58:21
君までそんなこと言うのかい? まあ道には迷ってしまったけど僕は平気なのに…。オオムラサキを追ってたんだよ、オオムラサキはこの辺りは絶滅危惧に近いぐらい滅多に見られない蝶でオスは綺麗な青紫色の羽をもっているんだ。成虫は三週間ぐらいしか生きられないし生息地も限られているから見つけたのはなかなかレアでね、僕も図鑑では見たことがあったけど実物を見るのは初めてだったから!
(つなぐ手に力が籠ってそのぬくもりを感じながら帰り道を歩く。相当デカいがどの程度なのかは分からないが小さくないのは確かだ。普段身の回りにいるのは家族とその使用人か同じ学校の人、先生だからそういう意味では相手のような人とこうして話すのは珍しいかもしれない。不思議な気持ちになりながら不満を零すとハッキリと断言されてしまってむっと不機嫌そうな目を向ける。帰り道が分からなくなっているのは事実で強くは言えないものの大丈夫なのに今度はこちらが子ども扱いに不満を零す。そうしていると相手からあの場所に居た理由を聞かれて追っていた蝶の名前をあげる。そのめずらしさや特徴を相手にも共有したいという思いが高まると早口で捲りたてるようにオオムラサキの凄さを相手に説明する。その間楽しそうに表情も煌めいて「君もちょっとは見えただろう!」と興奮気味に問いかけ)
9104:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-11 17:20:29
迷子を大丈夫とは言わねぇだろ。…オオムラ、……いや森に突っ込んでくお前止めるのに必死で蝶なんて見る余裕ねぇよ。そんなに蝶が好き、…いや、さっき蛇とイタチとクマにも同じリアクションだったよな…?
(はっきり心配されて当然だと言いきれば相手はあからさまに不機嫌な顔をこちらへ向ける、だが現在進行形で迷子でこちらがいなければ帰れない状態を大丈夫とは決して言わないだろう。同じように子供扱いされ不満に思っている事は棚に上げまたもバッサリとツッコミを入れていた。そもそもあそこにいた理由を問えば相手の口からは聞き慣れない単語が飛び出しそれを繰り返そうとする、しかしその前に怒涛の勢いで追っていた蝶の説明が始まれば呆気に取られてただ相手を見ていることしか出来なかった。魅力を伝えようとするためかその表情は眩しいくらいに煌めくが早口すぎて正直半分も頭に入ってこない。相手に問いかけられようやく意識を取り戻すも青紫色の蝶よりも危険な道に突っ込んで行く小学生を止めるのに必死で蝶に気づいてもいなかった。アクセルフルスロットル状態になった相手によっぽどその蝶が好きなのかと思うが、思い返せば相手は他の動物にも同じくらいの興味を示していて「…もしかしてお前、興味ある事に対して全部そんな感じなのか?」と恐る恐る聞いて)
9105:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-11 20:21:35
え、こんなに貴重なのに。…まあ、そうだね。気になることは全部知っておきたいタイプかも
(相手にキッパリと言われて不満そうにはするもそうなった経緯を聞かれるとテンション高く追っていた蝶の説明を捲り立てる。この街で見るには珍しい蝶を相手も見ただろうと意気揚々に問いかけるが見てないと言われてしまうと何でというように目を瞬かせていた。勿体ないという感情が先行してそこに付随する言葉は聞いていなかったが相手は迷うように何かをもごもご言っていたかと思うとこちらを向いて興味を向いた後のことを問われる。深く考えたことはなかったが確かに気になったことには全力で取り組んでいる気がする。こくこくと頷くと「この前は水族館に一日中居たよ!」と楽しげに報告して)
9106:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-11 22:24:05
全部ってお前……あの勢いだと全部の解説パネルの前で止まりそうだな
(相手は命の危機に瀕していたというのに相変わらず蝶の方が大事なようで信じられないというように目を瞬かせている、珍しい蝶より道無き森へ突っ込んでいく小学生の方がより珍しいのだから仕方がないだろう。出会った時はもちろん探偵の話をしている時もそうだったがどうにも相手は何にでも興味を爆発させるタイプらしい、一応自覚はあるらしく相手の言う全部知っておきたいのその【全部】の範囲がきっとこちらの想像を遥かに超えるものなのだろう。楽しげに水族館に一日いた事を報告されると冗談めかしてその時の様子を想像して揶揄うように言うが、ふと真顔になって思い直すと「…マジで全部のパネル見てねぇよな?」と確認するように問いかけて)
9107:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-11 22:53:18
…え、だってパネルは見るために設置されているだろう? 水槽の中にも色んな魚が居て何時間あっても足りないぐらいだよ。
(何も知らない人に自分の話をするというのも珍しくてついついご機嫌に話を進める、興味のあるものは全て知りたいと告げると驚きと呆れが混ざったような反応がされる。水族館の解説パネルについて冗談めかした後真顔で問われるがこちらとしては本で調べずともその生物の情報と実物が並んでいるのだから目を通さない理由がない。何を当然のことを、といった態度で首を傾げ全部を見て回ってそれでも一日中では足りなかったといった様子で水族館に言った時の感想を述べていた。そうして話していると段々と人気のある所に近付いてくる、隣の相手を見ると「だからもし魚のこととかで分からないことがあったら僕に聞いても良いよ」と張った胸を叩いて得意げに自分の知識を提供すると言い出して)
9108:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-12 08:17:39
なんつーか、お前の親御さんもなかなか大変そうだな。…それで全部覚えてんのもすげぇけど。俺が街のこと教えてやる代わりに魚のこと教えてくれ
(冗談で言ったことが冗談ではないような気がして相手に確認してみれば相手はさも当然と言ったように文字通り全てを見て回ったのだと宣言されまた呆然としてしまう。きっと水族館に行った日にはオオムラサキを追いかけたあのテンションで一日中水族館を駆け回ってはパネルの前で長時間立って対象を観察するのを繰り返しているのだろう。なかなか長い一日だったであろうことを想像していれば相手はこちらを向いて得意げな顔をしている、こういうところはやはり子供っぽくて小さく笑みを向けた。先程のことを思えばきっと水族館で得た知識をちゃんと覚えているのだろう、これから探偵になったときにもしかしたら魚の知識が必要になることもあるかもしれない。そんな話をしていればやがて指定された建物へとたどり着いて手を繋いだままの相手をみると「ここから家までは分かるか?」と聞いて)
9109:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-12 09:35:52
ああ、もちろん。他にも覚えた事があったら色んなこと教えてあげるよ。うん、大丈夫…
(相手は何やら呆然としている様子だが新しいことを知ることやそれを確かめることは何よりも好きだ。両親もそれを暖かく見守ってくれるタイプなのも良かったかもしれない。その分ちゃんと頭には知識として残っていて相手が必要になればそれを提供すると告げると相手も笑ってくれた。他にも気になることは沢山あってこれからも知識は増えていくだろう、それが相手が探偵になった時に役立つのなら自分も嬉しくて自慢げに宣言していた。そうしていると自分の指定した建物に辿り着く。ここから家は近くで大丈夫だと告げていると複数の足音が近づいてきて『お坊ちゃま!』『探しましたよ!』と見慣れた使用人がやってくる。おそらくなかなか帰ってこない自分を探しに来たのだろう。「ごめん、帰り道に見つけた蝶を探してたら……」と零すとまたもやれやれといった態度がされる。『こちらの方は?』と相手について聞かれて「その…迷子になった僕をここまで案内してくれたんだ」と白状すると使用人達は相手の方を向いて『お坊ちゃまがご迷惑をかけました。ご親切ありがとうございます』と頭を下げていて)
9110:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-12 10:29:23
そりゃ頼もしいな。…、……想像以上にお坊ちゃんじゃねぇか
(こちらはこの街のことについては誰にも負けない知識を持っていると自負しているがその他に関しては相手の方が圧倒的に知識が多そうだ。探偵になって難しい事件にあたって何かの知識が必要になった時、相手の存在はとても頼りになる気がした。あの山の中で言われた一緒に、という言葉が過ぎる。あの時は探偵になる為に、という名目だったが探偵になってからも一緒にいれば二人でたくさんの事が出来る気さえする。そういう関係をなんと呼ぶべきか、考えていた矢先に目的地へとたどり着いて途端に複数の大人が取り囲まれて目を丸くする。どうやら彼らは使用人と呼ばれる類の人達のようだ、散々お坊ちゃまだとは思っていたがどうやら想像を遥かに超えて相手は由緒正しい家の生まれらしい。つまり、相手と自分は生きていく世界が違うようだ。あの山で頭を撫でられそうになった時のことがフラッシュバックする、あの時大人しく撫でられていれば永遠にその光景は胸に焼き付いただろうが、あの時あの手を避けて正解だった。きっと使用人に取り囲まれる様な相手とはこの先二度と会うことは出来ないのだから。頭を下げる使用人に「いえ、俺も帰り道だったんで」と適当なことを言うと繋いでいた手を離して少し離れる、大人に囲まれもう近づけない相手の方を見ると軽く手をあげて「じゃあな」と声を掛けるがその表情は何処か曇っていて)
9111:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-12 11:58:08
…? 案内してくれてありがとう、凄く楽しかった!
(家の近くのまでくれば使用人に囲まれて心配だったと告げられる。見知った顔を見て安心するがこの事は多分家族みんなに伝えられてしまうはずで夜ご飯のときに小言を言われてしまいそうだ。使用人の1人が相手に謝罪と感謝を伝える、すると先程までの自分へとは違う口調で返事をして繋いでいた手が離れていく。失った体温に寂しいと感じてしまうがもう繋いでおく理由はない。その顔がどこか曇っているように見えるがその理由は分からなくて僅かに首を傾げるもお別れとなれば無邪気な笑顔でお礼と一緒に過ごした時間の感想を伝える。自分の身の周りには居ないタイプの人間でコロコロと変わる表情は見ていて飽きることはなかった。また会って話したいという気持ちは高まって「僕の力が必要になったら呼んでね」と無邪気に告げると「またね!」と次回への期待を滲ませながら手をブンブンと振って)
9112:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-12 12:37:00
おぅ、俺も楽しかったぜ。また、…
(繋がっていた手を離して簡単な別れの言葉と共に手を振る、すると相手は相変わらず無邪気な笑顔のままこちらへと手を振った。住む世界が違う相手が次の機会を願う言葉を掛けてくる、せめて言葉だけでもとこちらも同じ言葉を言おうとした。しかし相手の傍にいた支配人がこちらを見て顔を引き攣らせる、その目線はタバコの箱が入った胸ポケットに注がれていた。好き勝手に着崩した制服姿にタバコまで持っているとなればお坊ちゃんに近づけてはいけない人物と判断されたのか使用人は無意識に相手の手を引いてこちらから少しでも距離を取らせようとする。思わず動揺で瞳を揺らすがそれも今の自分ならば仕方がないだろう。せめて最後にまた軽く笑って手を振ったあと、背を向けてその場を去っていく。奇妙な場所で出会った奇妙な小学生、でも一緒に探偵になると言ってくれた初めての人だった。自分の中で深く記憶に刻まれてしまう前に軽く息を吐いて未練を外に押し流していく、今は早くおやっさんに追いつく為に前を向く方が大事だ。それでも相手の名前を聞かなかったことを少々後悔しつつあのノートに踊った文字を思い出して「…まずは冷静に喧嘩できるようにならねぇと」と特訓内容を決めれば無意識にまた小さく笑みを浮かべていて)
(/お世話になっております!そろそろ区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。過去二人がニアピンしていたお話でしたが未来の関係を思わせる描写をたくさん散りばめられてより二人が運命的に出会った感じに出来てとても楽しかったです。探偵の記憶に残ってはいけないので素っ気なかったり態度が煮えきらなかったりともどかしいところもありましたがそれでも一緒にというキーワードを出していただいたのがとても嬉しかったです。一気に時間軸飛んじゃいますが本編が終わり検索くんが自分の出生を知った時間であの時出会ったのが検索くんだったと判明するお話もいつかやれればいいなと思いました…!今回もありがとうございました!
この後の展開ですがどのような雰囲気にいたしましょう?平和なお話が続きましたので前から挙げさせていただいてる検索くんの同級生だったと言う子が尋ねてくる話、検索くんが消失するかもな周りのお話、その他ピリッとしたことが出来ればと思うのですが検索様はいかがでしょうか?)
9113:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-12 14:00:45
(早く帰ることを促すように使用人に手を引かれるもののお別れの挨拶をして相手と別れる。相手との時間はありのままの自分を受けいれてくれるような特別なものだった。使用人から小言は左から右へと流れていきご機嫌のまま家に帰る。その途中「…そういえば名前聞いてなかった」と零す、あんなに話したのに自己紹介すらしていなかった。だけど彼は探偵を目指すと言っていた、おやっさんという人物が居るとも。ならこの街の探偵を当たればいつかは会えるのかなと考えれば笑みは深まってまた話せることの期待を抱きながら邸宅に帰宅して)
(/こちらこそお世話になっております。2人の幼い頃をしつつちょっぴり今と繋がっているような話も出来てとても楽しかったです。家族が好きな右や未来を思わせる描写がある一方、2人それぞれの出来事が無ければ今の相棒同士にはなっていないという妙な交わらなさも大好きなのでよい塩梅に出来て良かったです。出生を知った時に思い出すっていうのも是非是非やりたいですね、今回もありがとうございました!
それでは検索の同級生が尋ねてくる話はいかがでしょうか。右だった頃の同級生でちょっと過去開示兼シリアスでも良いですし、研究所で一緒に実験を受けていた子とかでも面白そうですが探偵様の考えている設定やシチュなどありましたらお聞かせください!)
9114:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-12 15:33:50
(/一旦こちらだけで失礼します!それでは検索くんの同級生が尋ねてくるお話にいたしましょう。
こちらの考えていた筋書きとしては検索くんの同級生というのは全くの嘘で宗教団体に所属している親に言われて検索くんに近づいてきた、みたいな内容にしようかと思っていました。研究所で一緒に実験を受けていた、というのは前にあげていただいた検索くんの代わりにされそうになっている子を助けにいく話に取っておきたいという気持ちもありまして…検索くんの過去開示をするなら本当に同級生だったけど途中で口止めのために記憶消されるor意識を奪われるみたいな感じになるかなと思います。全然まとまっていなくて申し訳ないのですが、検索様は同級生が本物か偽物か含め、やりたい展開などはありますでしょうか?)
9115:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-12 19:34:47
(/自分も最初はそんな感じで罠前提で考えていたのでそんなかんじにいたしましょう!宗教組織の中でも幹部的な感じの人物の子供で同級生みたいな感じで接触してくるって感じでしょうか。フィリップ呼びは不自然だと思うのでライト呼びだけ開示させて貰って、最初は怪しむものの自分の記憶を取り戻したい+同世代で話が合うことで心を開く→家に招かれて行ってみたら宗教団体だったor探偵君がその前にそれとなく調べたら宗教団体の関与の可能性が浮上して友達を信じようとする検索とちょっと対立……みたいな流れが何となく浮かびました。嘘だとしても初めて検索の過去を知っている人物になるのでちょっぴり二人のいざこざや不安が煽られてしまうような話にしても良いかなと思うのですが探偵様はいかがでしょうか。)
9116:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-12 20:20:09
(/では偽りの同級生の方針でいきましょう!そうですね、教祖として検索くんを取り戻したい教団が搦手を使って検索くんに迫ってきたイメージです。今更気づいたんですが検索くんが泉に落ちたの5歳だったんで小学生検索くんと中学生探偵って出会えない時間軸でしたね…間違って10歳で落ちたものだと思ってました。どちらにせよ検索くんの過去は現在の二人にとっては分からないものですので、中学生時代の同級生を名乗って現れる、みたいな感じでどうでしょうか。過去のことが絡んでちょっとギスギスする二人はぜひやってみたいので、同級生がきて次の日にお家にお呼ばれするも探偵が不審な金の動きに気づいて検索くんを止めようとする、みたいな感じで軽く言い合いになり、検索くんは振り切って家にいくがそこは宗教団体の巣窟で探偵が助けに突入する、みたいな流れでいかがでしょう?)
9117:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-12 21:56:12
……え、…人違いじゃないのかい?
(マダムとの食事会に参加し酔いと熱に溺れた痕跡を体に残しながら出勤した日から一週間ほど。オルゴールの件は上手い具合に話が進み、依頼人は念願だったオルゴールを譲って貰っただけでなくマダムとアンティーク仲間になったようで今度二人でお茶会をするようになったようだ。また食事に行きましょうとの誘いに曖昧な笑みで返事をして所長に羨ましがるような目線を向けられたりもしたが無事に依頼も解決しその後も平和な日々を過ごしていた。段々と暑くなってきたせいか相手も早めにパトロールを切り上げ事務仕事を、自分もパラパラと本に目を通していると事務所のドアがノックされる。だが自分達が返事や開けに行く前に扉が開くと自分と同じくらいの歳の男性が事務所に入ってきて中を見渡す。普段の依頼人とは違う仕草に手が止まっていると彼と目が合って、その顔が明るくなったと思うと『ライト!やっぱりここに居たのか!』とこちらに近づいてきて目を瞬かせる。見知らぬ人が身に覚えがないが何かと縁のある名前で近付いてくればどうしていいか固まってしまって)
(/年齢に関してはこう上手い事先程の話があった形で進めて行きましょう…!是非是非そんな感じでお金の動きだったり中学生時代の思い出話に辻褄が合わないとかに気付いた探偵君と過去を知りたい+友達らしいその子を信じたい検索で軽い言い合いさせちゃいましょう。ひとまずそれらしく始めてみるので何か事前に打ち合わせしておきたいことなどが無ければ上手い具合に乗って頂けたらと思います!)
9118:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-13 11:56:21
ん?…ライト?なんだお前あの時の高校のヤツじゃねぇな……何の用だ?
(アルコールと熱に存分に溺れた日から一週間ほど、無事に依頼人とマダムを引き合せることは出来たものの本能に任せ過ぎた体にはそこら中に痕が残っていて小さな動作をする度に複数箇所がその存在を主張し常に相手を傍に感じる幸せなような恥ずかしいような、そんな時間を過ごしていた。そうして暑い夏の日々を過ごしていれば事務所の扉がノックされる、奥のデスクで作業をしていたところから立ち上がると訪問者を迎えようと軽く服を整えた。声をかけようとしたがその前に扉が開かれ、しかも相手を見つけて知らない名前で呼び始めれば目を丸くさせるしかなかった。相手も同じようなリアクションを取っているのを見るにどうやら自分が知らない相手の知り合いでもないらしい。二人に近づきながら声をかける、ライトというのはかつて相手が高校に潜入する時に使った名前だが彼が着ているのはあの時の高校の制服ではない。言い方は悪いがもっと金持ちの集まる私立のお坊ちゃま学校の制服だ。妙に相手と近い距離につこうとする彼を大人気なく軽く睨むように見ると事務所に来た目的を問う、すると彼は『なんでって、ライトに会いに来たんだよ!中学卒業してから会おうって言ってたのに全然連絡取れなかったから』と相手に笑みを向けてまた目を丸くする。相手は記憶喪失の身で出会う以前のことは全く分からない、 もし彼の言うことが本当ならば彼は相手すら知らない過去を知っていることになる。呆気に取られていると彼はこちらへ向いて『すみません勝手に入ってきて。俺、三浦健人って言います』と軽く頭を下げたあとまた相手に向き直り『久しぶりだな!』と嬉しそうに言って)
(/そうですね、そこはふわっとさせておくことにいたしましょう...!検索くんの過去に関わる話ですし、過去を知る人が現れたことでちょっと焦る探偵とかも出来ればいいかなと思っております。では今回もよろしくお願いします!/こちら蹴りでお願いします!)
9119:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-13 13:51:59
もしかして、僕のことを知っている…?…あ、えっと…実は過去にちょっとした事故があって前の記憶が無いんだ。だから君の事も正直分からないんだけど、知り合いかい?
(見慣れない制服を着て知らないはずの名前で親しく呼んでくる彼に目を丸くしていると相手が傍によって来る。そして要件を聞けば中学卒業という言葉が出てきて覚えのないワードと親しい者に向けられる表情から一つの可能性が浮かんだ。二人で固まっていると彼は相手に向かって自己紹介をするがやはりその名前に覚えがない。嬉しそうに話しかけてくる彼にどうしていいか分からず一度相手に視線を向けるも自分の過去を知っているとすればずっと求めていたもので何としても手に入れたい情報だ。少々苦しいが過去に事故があって記憶が無いことを明かし、自分達が知り合いかと尋ねると露骨に彼の顔が悲しそうに歪み『そうか…だから連絡が…』と呟く。だがガバッと顔が上がると『…忘れられたのは寂しいけどその言い方とか表情とかライトのままだ。俺達は同じクラスメイトで親友だったんだぜ』と笑顔で告げられる。やはり過去の自分のことを知っている人物で更に関係が深かったと知れば「親友…」と同じ言葉を繰り返す。まさか自分の知らなかった過去に仲の良かった人が居たなんて。『一緒に登下校したり、弁当食べたりしたよな』と懐かしむように言われるとますます関心が増してもっと過去の自分との事を知りたくなる。正確には依頼人ではないが記憶を知る絶好のチャンスに「翔太郎、ちょっと奥で彼の話を聞いても良いかい?」と興味に輝く表情を向けて)
9120:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-13 16:07:48
フィリップの……あぁ、構わねぇぜ。俺はデスクの方にいるからゆっくり話してけよ
(相手にはやはり健人の記憶はないらしい、一度こちらを見た相手だったがそれらしく記憶喪失になっていることを告げれば健人は悲しんでる。しかしすぐに彼は表情を切り替えて再会を喜び相手のことを親友と呼ぶ。そうやって相手を特別な呼び名で呼ぶことに、そして誰も知らない相手の過去を知っていることに、胸の奥底が僅かにザワついた。出会った当初こそ相手は自分の興味のあるものにしか反応せず人情なんて持ち合わせていなかったが今は違う、その証拠に相手は健人の言葉を食い入るように聞いていてその瞳も彼に向きっぱなしだ。きっと今まで手に入れようの無かった過去の情報をどうしても手に入れたいと考えているのだろう。あの島で出会う前の時間、記憶を失う前の空白の時間が埋められるなら喜ぶべきことだ。しかしどうにも心が落ち着かない、それが自分だけの特別な場所が誰かに奪われるかもしれないという不安なのには目を瞑って、興味を宿らせた瞳でこちらを向く相手に小さく笑みを浮かべ頷く。喪失した過去の自分にも好奇心を爆発させているようだ。健人は『ライトが忘れたんだったら俺が全部教えてやるよ!』と意気込んでいる。過去の親友と再会するという場面で自分がいると水を差してしまうだろう、と強く自分に言い聞かせると「俺はデスクの方にいるから二人でゆっくり話せよ」と相手の肩を軽く叩いて健人のことを託す。自分はキッチンの方に引っ込んでストックしてあったアイスコーヒーを二人分用意するとテーブルへと運んですぐにその場を離れてデスクへと移動し)
9121:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-13 17:26:11
ありがとう、翔太郎。それで他にどういう事をしていたんだい?
(地.球,の.本.棚で調べることの出来ない自分の過去、そして何よりそんな自分と親友だったと言う彼に興味惹かれて直ぐにその話に食い付いた。その間相手が不安を抱えていることなど知らず彼と話しても良いかと尋ねると小さな笑みと共に快諾が降りて思わず笑みをみせた。相手が気遣うように二人にしてくれると彼を呼んで向かい合うように席に座る、そこにアイスコーヒーを用意してくれると上機嫌にお礼を伝えてから早速彼の話に耳を傾けた。彼の話によると1年生の時に同じクラスになって2年生も同じだったらしい、偶然席が近かったことをきっかけに話すようになって仲良くなって行ったらしい。小テストの時は自分が彼に勉強を教えて、昼休憩は自分たちの席や中庭でお弁当や購買で買ったパンを食べる。以前夢の中で相棒と学生としての時間を過ごしたがまさにそんな感じかもしれない。どれも身に覚えのない話だが彼が楽しそうに話すものだから本当にあったかもしれないと思えてくる。すっかりライトと呼ばれるのにも慣れて「たしかに今の話を聞いていると健人ならしそうだ」と砕けた返し方になっていた。その話の流れで『ライトは今ここでアルバイトしてるのか?』と聞かれ「アルバイトというか僕も探偵をやってるんだ、翔太郎と二人で1人の探偵だ」と自慢げに告げると『へぇ…』と僅かに彼の目が細まって)
9122:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-13 19:43:04
…………そいつはフィリップだろ
(アイスコーヒーを出したあと二人きりの空間にするためにその場を離れるがやはりもやもやは晴れない、歳上ならそれくらい弁えるべきだろうと言い聞かせるも心はその理屈に全くついていけていなかった。とはいえ事務所内は狭く二人の会話は丸聞こえで書き物をする振りをしながら耳をそば立ててしまう、どうやら二人は年単位での仲らしく中学時代の最初から共に過ごす間柄だったらしい。一緒に宿題をして昼飯を食べて登下校も同じとなれば相当の仲だったのだろう。過去夢の中で相手と共に学生時代を過ごした記憶が塗りつぶされていくようで上手く息ができない、それらは真っ赤な嘘なのだから本物の記憶に塗りつぶされてしまうのも当然なのだが。話の中で相手はいつも自分が呼ぶ名前とは違う名前で呼ばれてそれを嬉々として受け入れている。自分の知っている相手が少しずつ覆い隠されていくような感覚に思わず自分にしか聞こえない声で呟きをこぼしていた。せっかくここを尋ねてきてくれた元同級生なのに邪険に思うとは失礼だ、相手の記憶の手がかりも持っているのにと軽く頭を振って思考を追い出していた。そんな探偵を他所に健人は相手との思い出話に夢中なようで『ライトなら探偵としても優秀なんだろうなぁ、足も早いし。ほら、運動会の時毎回リレーでアンカー走ってたから今も足早いんだろ?』とまた相手の記憶にない思い出を語っていて)
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