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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
8596:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-08 12:29:52
…っ……え、あー……服買いに行くことが多いな。気に入ってるブランドがあって
(こちらがアイスコーヒーを選べば相手は途端に顔を明るくさせて口元が緩みそうになる、普段とは違う服装に化粧もしているのか顔の眩しさはいつもより増していてつい見入ってしまいそうだ。だが直ぐに彼女から声がかかって勢いのまま注文するケーキが決まってしまえば相手がいつもより高い声で店員を呼んで注文をする、声色さえ変えているところに愛おしささえ感じてしまうのだが依頼人がいる手前それこそデレデレは出来ない。口元を結び直していると彼女から他愛ない質問をされる、彼女の方を見て答えようとしたがその前にコツンと靴が当たって意識を取られ直後シャツの裾を握られるとそのいじらしさにまた体を固めてしまった。寂しさと存在をアピールする仕草にすっかり動揺してしまうと何とかしどろもどろにならないように質問に答える。彼女は『ウ.ィ,ン.ド,ス,ケ,ー.ル,ですよね。あそこの帽子選ぶなんてお洒落だなって思ってたんです』と楽しそうに褒めるものの視線はチラリと相手の方を向いた。そこで相手がシャツの裾を掴んでいるのをみるとはっきりと嫉妬を浮かべた顔をする、そして直後こちらの腕を掴むと『ちょっと!邪魔しないでって言ったじゃないですか!今日は私と左さんのデートなんですよ?!』と叫びながら腕を引っ張られる。彼女にされるがままになりながら「デート?!依頼料の受け渡しじゃ、」と今更なことを言っていれば隣のテーブルから『あーぁ、二人とも可愛いのに肝心のデート相手があれじゃねぇ?』『たっくさんアピールしてくれてるのに』と聞き慣れた声が聞こえればハッとそちらに視線を向ける。そこにいたのは今朝相手に会っていたはずの女子高生二人で訳の分からない状況に「何してんだよお前ら!」と叫ぶしかなくて)
8597:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-08 14:41:35
……、!クイーンにエリザベス!まさかついて来たのかい?
(注文を終えて彼女が相手に話しかける、それに割って入るのも大人げないと思ってやめるが二人の世界になってしまうのも嫌で靴をくっつけシャツの裾を握って存在をアピールする。すると相手は身を硬くしてしどろもどろに応えるようになって自分を意識していることにまた機嫌は良くなった。だがそれを不審に思ったのか彼女は少し覗き込むようにこちらを見てくる。そして裾を握ったのを見れば我慢できなくなったのか怒りに近い感情で叫びながら相手の腕を引く。だがそこで漸く相手はこの状況がデートであることに気付いたようで今の今までただの受け渡しだと思っていたことに彼女は驚きの、こちらは呆れに近い視線を向けた。その騒ぎに更に隣のテーブルから見知った声が聞こえ自分もそちらを向けばついさっき別れたばかりの二人が居てこちらまで驚いてしまった。女子高校はその反応に楽しそうに『だって翔ちゃんが超鈍感だってフィリ…じゃなかったその子に聞いたから気になって』『想像以上だったけどね。気付いてないの翔ちゃんぐらいだよ』と好き勝手言っている。新たな乱入者に彼女は警戒して女子高校を見ていてエリザベスが軽く誤解を解くように話している中クイーンが相手の元にやってくると内緒話のような小さな声で『うちらプロデュースのフィリップ君、どう?』と自慢げに問いかけて)
8598:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-08 17:59:45
ぐっ、……な、この格好お前らのせいかよっ!
(急に腕を引っ張られるやらこちらの発言に彼女は驚き相手は呆れて違う種の冷たい目線を向けられるやら極めつけに恐らく冒頭から女子高生二人に見られていたことを知り脳内は大混乱だ。相手があれだけ怒っていたのはこれがデートであるのを理解していたからだと漸く理解する、追い討ちをかけるように二人に好き勝手言われてしまえばぐぅのねも出ない。こちらがこの混沌に動けずにいるとクイーンが自慢げに相手をプロデュースしたのだと耳打ちしてきてまたもや叫んでしまう、つまり依頼人の彼女に対抗してこの格好をするのを提案したのはこの二人と言うことだ。頭が痛くなってくる状況だが彼女のモヤモヤはまだ晴れていなかったようで『あなた達二人が左さんのこと何とも思ってないのは分かりましたけどあなたは違いますよね!?』と相手をジッと見つめる。この状況を整理しなければいけないのだがそんな暇もなく『あなたがどれだけ左さんのこと好きか知りませんけど、私の方が絶対好きですし私が彼女になります!』と高らかに宣言されて急で予想外な展開に「えっ?!」とまた間抜けな声をあげるしかできない。堂々たる宣言を聞いた女子高生二人二人はなぜか『おー』と感心していてい相手の方をみると『で、どうでるの?』と煽るように問いかけて)
8599:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-08 19:22:43
…っ、僕の方が圧倒的に翔太郎のことが好きだし、世界の誰よりも理解している。この想いは君なんかに負ける訳がない
(エリザベスが彼女に話す間相手の方を見てみるとクイーンと話しているようだった。そして恐らく二人によって作られた事が明かされたのか叫ぶ声が聞こえてきた。そうして騒がしくしていたのだが彼女がこちらを向くと強い口調と視線をこちらに向けてくる。平然と応じていたが自分の方が相手が好きで彼女になると宣言されるとぶちっと何かが切れた。それだけは何があっても譲れないことで女子高生二人の煽る言葉も相まってじっと強く彼女を睨むと思いの丈をありのままぶつけた。一人称や口調を偽るのも忘れて相手に対する気持ちは1番なのだと主張すればますます彼女はヒートアップして『なら今からどっちが左さんを惹き付けられるかデート勝負にしましょう!左さんに惚れられた方の勝ちです!』と勝負を持ち掛けてきた。既に恋人である事を明かすという手段は頭には無く女子高生二人もざわざわする中「分かった。その勝負乗るよ」と応えると二人で一斉に相手を見て『左さんも良いですよね』「翔太郎もそれで良いかい?」という声が揃って)
8600:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-08 21:35:23
ちょ、お前……え、ぁ、はい
(依頼人の彼女に想いをぶつけられたのも完全に予想外なのと散々騒いだせいで周囲の客の注目を集めてしまってなかなか恥ずかしかったが直後相手が堂々と想いを叫ぶと一気に顔に熱が上がりそうになってしまった。止めたいところだが相手と彼女の間に激しい火花が散っていると割って入ることもできずに呆然と二人を見てしまう、対して女子高生二人は『さすが!』だとか『世界ときたか』などと相変わらず煽るように感心していた。煽る人間に対抗する二人が揃えばもう誰にも止められないようで彼女が勝負を仕掛けると思わずそちらの方を見る、直後相手が勝負を受けることを宣言すると今度は相手の方を見た。あれよあれよと勝負が決まってしまったが惚れさせた方が勝ちというのならもう結果は出てしまっている、それを伝えるべきかと思った矢先に二人が同時にこちらへ向いて同時に同意を迫られると勢いに負けて肯定の返事をするしかなかった。ただただ振り回されるだけの状態に呆然としていたがその様子を見ていた女子高生二人がニヤリと笑みを浮かべる、そして『いいじゃん、どっちが【彼女】に相応しいか私達が見届け人してあげる』『翔ちゃん鈍感だからちゃんと解説してあげないとだしね』と勝負に立ち会うだなんて言い出して「余計なことすんな!」と叫ぶしかなかった。勝負だと大体的なことになりさらには立会人などいれば益々二人はヒートアップしてしまう、無理やりこの場を解散させようとしたが虚しくもその前に店員が三人分の飲み物とケーキを運んできて逃げ場を失ってしまい)
8601:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-08 22:16:53
…綺麗な青色だ。…まずは溶けてしまう前に一口食べよう
(彼女に特別なポジションを取られてしまうと思えば冷静な判断が出来なくなって煽られるまま彼女の勝負に乗ることになった。ここでいかに自分が相手の事が大切で一番であることを知らしめたくて思わず息を揃えて相手に同意を迫ることになった。相手から肯定が得られるとまた彼女の方を見てバチバチと火花を散らす。騒がしい二人と相手を他所にまずは何を仕掛けるかと悩んでいれば店員がやってきて飲み物とケーキが運ばれてくる。それぞれの前に並んだ所で『じゃあ喫茶店デートってことでスタート!』とエリザベスが楽しそうに仕切り始めた。早速彼女は相手の方を向くと『見てください、左さん。ここのいちごタルト、大きな苺が沢山乗ってるんです。一緒に食べましょう!』と目の前のお揃いのケーキを見ながら嬉しそうに告げる。一方自分の目の前には別のフルーツタルトと青空のようなグラデーションのクリームソーダがあって勝負でありながら目を密かにキラキラさせながら観察する。二人のことは気になるがまずは目の前のこれを味わいたいと言う好奇心の方が勝るとスプーンでソーダとアイスをすくって口に運ぶ。ひんやりした濃厚なアイスとソーダのしゅわしゅわ感に表情を綻ばせていると『同じ物を食べようとする彼女とまずは自分の元に来た物を味わう彼女って感じだね』とクイーンの解説が挟まって)
8602:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-08 22:58:11
あぁ、苺がぎっしり乗ってて美味そうだ。……
(あえなく始まってしまったデート勝負に未だついていけてないのだが左右の二人はバチバチに火花を散らしているし女子高生二人は楽しそうにこちらを見ているし、なんなら周囲の人も面白いものが見れそうだと何となく視線がこちらに向いていて逃げ場などどこにも無い。そうこうしているうちに三人の前に飲み物とケーキが並び早速彼女がこちらへと声を掛けてくる、依頼人だと思っていた彼女がこちらに明確に好意があるとなれば多少どぎまぎしてしまいそうだが心は既に決まっているのだ。下手にここでデレデレすれば相手を怒らせるだけでなく立会人の二人にも延々と怒られそうだ。だが食べ物に罪はなくツヤツヤに輝く苺が並んだタルトはなかなか美味そうで早速食べようかとも思ったがあれだけ対抗心を燃やしていた相手の方から呟きが聞こえてくればそちらを見る、そこには目を輝かせながら美味しそうにクリームソーダを頬張る相手がいた。あれだけ彼女にタンカを切っていたのに大好物を目の前に我慢できなかったらしい、思わず呆れと愛しさが入り交じった笑みを浮かべれば『おっと、どうやら自由奔放な彼女が有利のようです!』とエリザベスから解説が入って「解説すんな!」とすかさずツッコんでおいた。だが劣勢となった彼女が黙っているはずもなく腕をつつかれる感覚に今度は彼女の方を見る。すると振り向いたその先に何かがあってそのまま口の中に入れられる、当然中に入ってきたのは苺のタルトだ。図らずもタルトを口に運ばれてしまったわけだが彼女は『ふふ、びっくりしました?』と楽しげに笑っていて不覚にも心臓が鼓動を強く打ってしまうと誤魔化すように何度も頷いていて)
8603:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-08 23:21:42
…、……翔太郎、私もそのいちごタルト気になる
(勝負ではあるがいざ目の前にやってきたクリームソーダの見た目に目を奪われてしまうと溶けてしまうと勿体ないからと理由をつけてアイス部分を口に運ぶ。一番美味しいちょうど境界のところの味に柔らかく笑みを浮かべて更にソーダ部分もグラデーションを崩さないように飲んでいたが流石に気になって相手の様子を見る。すると彼女が相手を振り向かせたかと思えばタルトを差し出していて目を見開く。彼女が楽しそうに笑って相手も照れたような、満更でもないような反応をしているのを見るとぎゅっと胸が掴まれたような苦しさに襲われた。ムスッとして拗ねたくもなってしまうが見ているだけでは負けてしまうかもしれないのだ。今度はこちらが相手の腕を軽く掴んで軽く引っ張りながら少し不満気な声で相手の名前を呼ぶ。こちらを向いた相手を二人からのアドバイス通り少し上目遣いで見つめるとお皿に乗ったいちごのタルトを指差した。そして「味見したいな」と控えめに要望を伝えると期待するように見つめながら口を開いて待ち)
8604:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-09 07:51:11
ん?…ッ、……おぅ……美味いか?
(不意打ちを食らってしまい何とか苺タルトを飲み込んだ矢先今度は相手側から不満気な声で呼ばれて腕を掴まれる、放っておきすぎたかと直ぐに相手の方を見ればそこには上目遣いでこちらを見つめる相手がいて心臓が先程の数倍は強く跳ねた。いつもより可愛らしさに磨きがかかった服装と化粧で求められるように見つめられると敢えてこの仕草をしているとしても直ぐにでも願いを叶えたくなる。それなのに発する言葉は控えめで、でもこちらに向けて口を開けて急かす姿は愛おしくて別の欲求さえ湧き上がりそうだ。だがここは屋外どころか人前であげく女子高生二人の目の前だ。期待の目でこちらを見つめる二人の視線を痛々しいほど浴びながら顔の熱を必死に引っ込め短く返事をするのがやっとだった。堅苦しい動きで自分のタルトをひとかけ取ると開きっぱなしの相手の口の中に入れる、ぶっきらぼうな声になってしまったが鼓動が相手に聞こえてしまうのではないかと思うほど心臓は暴れていた。それを実況席から眺めていた立会人は『キャー!』『可愛いオネダリに翔ちゃんはタジタジ!これは効いているようです!』と実況されてますます恥ずかしい。体を固めていると今度は彼女が服の裾を引っ張ってきて咄嗟にそちらをみる、先程から振り回されっぱなしで気が気では無い。だが彼女は先程の不意打ちが嘘のようにただ微笑むと『ここの水出しコーヒーもタルトにあってとっても美味しいですよ?飲んでみてください』と勧められて口を付ける、先程から息つく暇も無かったがホッと一息をついて「美味いですね」と思わず自然な笑みを浮かべながら返事をした。直後『これは!あえて翔ちゃんを一息つかせるための引き算の攻め!』『上手い!そして意外とあざとい!』と高らかな実況が入って楽しげな二人を恨めしそうに睨んでいて)
8605:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-09 11:06:16
……ん、君がくれたから特別美味しい。………クイーンとエリザベスも食べるかい?
(相手の腕を掴んで味見をお願いすればその顔が仄かに赤くなったのが分かった。意識してくれていることに心は弾みつつじっと見つめていれば堅苦しい動きでタルトが運ばれてくる。フォークの先を口にすればイチゴのみずみずしさとタルトのバターの風味と硬さがマッチしていてとても美味しいがそれ以上に相手がくれたのが嬉しくて無邪気な笑みを見せながら感想を告げた。女子高校二人の実況に照れくささはあるものの充実感を覚えていたがまた彼女が相手の服の裾を引っ張るとすぐにそちらを向いてしまった。このままではきっとお互いに振り向かせての繰り返しで勝負がつかない。何か決定的なことをしなくてはと考えながら自分のフルーツケーキを口にする。柔らかな生地と甘さ控えめで舌触りの良いクリーム、そしてイチゴだけでなく他のフルーツも一緒に味わえる贅沢な味で彼女がお勧めしたのも頷ける美味しさだ。いつものようにこの美味しさを相手とも共有したくなって相手の方を見るがそこにはコーヒーを勧められて自然な笑みを浮かべる姿があってまた胸がざわついた。勝負とはいえチヤホヤされ過ぎじゃないかと文句が口に出掛けて表情を硬くして居れば実況していた二人と目が合った。二人への感謝の気持ちとちょっとした拗ねた気持ちから相手ではなく二人を誘えば一瞬目を瞬かせたもののすぐに意図を理解してくれて『食べる食べる!』とエリザベスを筆頭にこちらにやってきた。フォークを持ってこようとするエリザベスに「このままで良いよ」と自分のフォークで一口分取って差し出しそのまま食べさせて)
8606:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-09 12:33:09
あー、いや……、…だめだ
(ガチガチのまま相手にタルトを差し出せば無邪気な礼を言われてしまって心音はさらに加速していく、そんな中で一息つくよう促す彼女の提案は有難くて落ち着きを取り戻す。少し冷静になれたところで相手は何故か女子高生を呼んでいる、あの二人がこっそりフルーツケーキをねだったのだろうか。彼女はこれを好機とみたのか視線が逃げて行かないようにこちらのシャツの裾を持ったまま彼女が使っていたフォークでタルトをひとかけすくい上げ『はい、どうぞ』と差し出してくる。流石に間接キスはマズイだろうと目線を泳がせたところでようやく隣の様子が目に入る。そこには自分のフォークでエリザベスにケーキを食べさせようとする相手の姿があった。途端に全身が冷える感覚がする、相手が使ったフォークに他の誰かが口を付けるなんて許されるはずがない。思考が回る前に体が動いていて素早く相手の手首を掴んで止めて低い声を出してしまう。その瞬間にこのテーブルを囲っていた人間とついでに周囲にいた客がシンと黙ってしまって刹那の間沈黙が流れた。直後自分が何をしたか理解するとまた動けなくなってしまいそうだがこれだけは他人に譲れない。掴んだ腕をこちらに引き寄せるとフォークの先に乗っていたケーキを食べてしまった。それを傍で見ていた女子高生二人はゆっくりとニヤついた笑みを浮かべて『二人にケーキを差し出されて』『翔ちゃんがひとつを選んだってことは…?』と続きを促される、というか煽られる。この場で一番楽しんでいるのは間違いなく二人だろうと文句を言いたいのを抑えつつ相手に体ごと向き直る。周囲の視線が集まる中なのはこの上なく恥ずかしいが、気合いを入れるように息を吐いた後「どうやら俺は……お前に惚れてるみてぇだ」と後も先も変わらない結論を伝えて)
8607:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-09 13:49:48
…翔太郎?…、…僕も君のことが好きだよ、翔太郎の恋人は僕が良い。
(相手のことは彼女が完全に捕まえていてなかなかつけ入る隙がない。それに自然な笑みを向ける相手にちょっぴり当て付けの意味も込めて二人を呼ぶと一口大にケーキを切り分けてエリザベスに差し出した。二人にならばこれくらい構わないだろうと喜ぶ顔を見ていたがふと気配がしたかと思えば手首を掴まれて動きが制される。低い声が聞こえてそちらを見れば彼女の元に居たはずの相手が居て思わず目を瞬かせた。相手の奥には呆然とした彼女がいて周りも含めその場に沈黙が流れたが掴んだ手が引かれるとフォークの先のケーキは相手の口の中に消えていった。本当にしたかったことが目の前で実現して、喜びや他の人の前でされた動揺などで固まっているとケーキを食べるはずだった二人がにやにやと相手を煽る。相手がこちらを向いて覚悟を決めるように息を吐いた後、この勝負の結論を告げられて瞳が揺れた。それはずっと欲しかった結果で真っ直ぐな視線を向け安心したような素の笑顔を見せると思ったままの言葉を返した。すると女子高校二人が『おー』だの『ちゃんと言えるじゃん』だのはやし立て周囲からも小さな拍手が聞こえてくれば急に羞恥が襲ってきて薄ら顔を赤くする。一方依頼人の彼女はその光景を見て悔しそうにしながらも『負けちゃいましたね』と呟き何とか笑顔を作ろうとしていて)
8608:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-09 17:39:52
ッ、…おぅ……
(ずっとどっちつかずの態度をとってしまったが過程がどうであろうと出てくる答えはいつも同じで変わることはない、明確に相手を選んだ以上この勝負を長引かせる必要もないだろう。相手に向かって変わることのない想いを伝えれば相手が素の笑顔を見せる、どんなに着飾っても変わらないこちらの好きな表情につられるようにして口元を緩ませた。すると相手からはもっと直接的な言葉が告げられて結局は固まってしまう、女子高生二人どころか一般客までいる状況でこんなストレートなことを言われるとは思わなくて短く返事をするのがやっとだった。そういう相手も頬を赤くしていていつもより数倍増しで可愛らしい仕草はやはり心身を満たすのに猛毒だ。周囲の人々に祝福される中彼女が寂しげに呟いていて今度は彼女の方へと向き直る、彼女がこちらを想ってくれていたのは十分すぎるほど伝わってきたのだから今からでも誠実に対応しなければ。泣き出しそうな目を真っ直ぐ見つめると「あなたの気持ちに気づけなくてすみませんでした。それに、俺達もともと付き合ってたんです。だから気持ちには応えられなかったんです。言うのが遅くなってしまってすみません」と頭を下げた。それを聞けば彼女は瞳に薄らと膜を張るがぐっと堪えるように口を固く結んで『左さんとあなたは口にしなくても通じあってるなって思ってたんですけど、そういう事だったんですね。やっと分かりました』と無理やり明るい声を出す。そして椅子から立ち上がって相手の元にいくと『好きになっただけの私が言うのも変ですけど、左さんのことよろしくお願いします』と握手のため手を差し出して)
8609:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-09 18:24:19
…ああ、もちろん。僕の方も色々キツイこと言ってごめん。君にもきっと縁があるよ。
(想いを伝え合ってお互い顔が薄ら赤くなった。だが向こうから彼女の寂しげな声が聞こえて相手が振り向く。相手との想いを確認するという事は彼女は選ばないと告げることだ。相手が彼女と向き合い真摯に言葉を伝えるとその瞳は涙で潤み始める。だが気丈に明るい声を出して応じるとこちらにやってきて握手を求めるように手が差し出される。自らも手を伸ばして軽く手を重ねると強く頷いてさっきまでの態度を謝罪した。優しく微笑むと彼女は改めて相手の元に行き『これ、依頼料と今日のお代です。本当にありがとうございました。左さんに会えて良かったです!』と可愛らしい封筒を差し出しながらまた一礼するとカバンを取って涙を隠すように去っていった。好きな人と想いを通じ会えなかった悲しみは想像に余りあるがそれでも相手を渡す訳には行かなくて引き留めるように腕を掴むと「選んでくれて嬉しかった」と告げて)
8610:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-09 19:37:41
…、……心配しなくても答えは変わらねぇよ
(こちらが頭を下げたあと彼女は涙を堪えて返事をしてこちらが何かを言う前に立ち上がると相手に握手を求める、成り行きとはいえバトルにまで発展したが和解出来て何よりだ。そして可愛らしい封筒に入った依頼料が渡される、これも考えて選んだものなのだろうかと思えば少々胸が傷んでついに涙が溢れそうになったところで駆け出していく彼女に思わず立ち上がりそうになってしまう。だがその前に相手に腕を掴まれ動きを止める、自分は変わらず相手を選んだ以上彼女を追いかけたってさらに傷つけることになるだけだ。それに今は何よりも大切な人に変わらず大切だと伝える事の方が大事だろう。相手の方に再び向き直るとこちらの想いを伝える、相変わらず人前でストレートな言葉は気恥ずかしくて濁した言い方をした。だがその言葉もしっかりと周囲の人、というより女子高生二人に聞かれていると『遠回りしすぎでしょ』だとか『ってか翔ちゃん鈍感すぎ』だとか散々なことを言われてしまった。しかしこんな騒動になってしまったのはもちろん鈍感だったこちらも悪いが散々外野から煽った二人もそれなりに悪いはずで「ってかお前ら!こいつにいらねぇこと吹き込んだり立会人になるとか好き勝手やりやがって!お前らだけ楽しんでんじゃねぇか!」と叫ぶも二人はまるで意に介せず『はいはい』『残りのタルト貰おー』と全く相手にされなくて深々とため息をついた。その流れで相手の方をみれば「二人からみっちり指導受けたみたいだな」と勘弁してくれと言わんばかりに息を吐いて)
8611:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-09 20:21:48
…うん。…そうだね、君を夢中にさせたいと言ったら大人びたお嬢さんの中に素の一面を覗かせる格好をしたらイチコロだって教えてくれたし。
(彼女を追いかけそうになる相手を掴んで制すると止まってこちらを向く。心配が表に出てたのか改めて想いを伝えられると足りなかった部分が埋まる心地がして自然と笑みが浮かんだ。そんな二人の様子を間近で見た女子高生二人は早速相手にからかい茶化し始めてそれに対してまた相手が叫ぶのをくすくす笑いながら見ていた。良い物が見れて二人は満足したのかスイーツタイムを始めていて溜息をついた相手がこちらを向いた。やれやれといった態度の相手に楽しそうな口調で肯定すると軽く手を開いて着ている服を見せながらコンセプトを説明する。相手の色を纏いながら上品なテイストの中に甘さと隙、そして元の自分らしさを見え隠れさせるのが狙い撃ちするコツらしい。その効果は抜群のようだったがせっかくならその反応を見たくてぐいっと顔を近付けると「…ねえ、この格好可愛い?」とまた上目遣いに問いかけて)
8612:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-09 20:51:28
ぐ、……あいつら余計なこと吹き込みやがって……へッ?ぁ?………
(女子高生二人はどちらが彼女に相応しいかバトルが決着しすっかり興味がタルトの方へ移っている、食べさせられはしたがこちらの分のタルトはまだ口をつけていなくてなんだかんだ世話になった分のお返しとして彼女の分に加え自分の分のタルトも渡しておいた。そろそろ種明かしをしてもらおうと相手に話しかければ楽しそうにこちらへ服を見せてくる。女子高生二人がアドバイスしたというこちらのツボは見事に的を得ていてまたもぐうの音も出ない、彼女に少なからず心が動いたのも大人な雰囲気を纏っていたからだが相手はそこにこちらの色を加えいつも通りに振舞っていたのだからノックダウンさせられるのも必然というものだ。更にため息をつきながら改めて相手の服を観察していれば不意に相手が近づいてくる、強制的に目を奪われたその隙にいつもより格段に可愛らしい格好でわざとだと分かっていても懇願するような上目遣いで見つめられながら問いかけられてしまえば心音は早くなるを通り越して止まってしまいそうで息を飲むと同時に一気に顔が真っ赤になった。返事をする前にオーバーヒートを起こしてしまえば鳴き声に近い音を発して思いっきり動揺する、暫く口をパクパクと動かしたがぐっと固く結んで形を取り戻したあと「…かわいい」となんとかボソリと呟いて)
8613:
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ID:415c83bff 2025-05-09 21:34:55
…ふふ、ならば作戦大成功だ。
(どうやらターゲッティングは成功していたようでこちらの提示したコンセプトに相手は言葉を詰まらせた。悔しそうに呟く相手が見れただけでもこの二日間三人で作戦を立てて実行した甲斐が有るというものだ。まさか現地にまで観戦しに来るとは思わなかったけど。相手が隣にいることを確かめられた安心と相手が意識してくれるのが嬉しくて一気に距離を詰めて甘く問いかけてみればその動きは止まって息を飲んだような仕草をしたかと思えば苺のように顔が真っ赤になってしまった。さらに言葉になっていない鳴き声のようなものすら聞こえてくれば思わず噴き出してしまってニヤけた口元を軽く隠しながら見つめ続ける。ここまで動揺した相手を見られるのは久しぶりで暫くその様を見ていたが遂に可愛いというワードを引き出すことが出来れば満足そうな表情で成功を告げてゆっくりと離れた。相手を魅了出来たことにすっかり心は満たされたがふとテーブルを見れば自分の頼んだクリームソーダのアイスがこの間に大分溶けてしまっている。いちごタルトはクイーンとエリザベスが食べているとなればやることは1つで近くを通った店員に「すみません、ストローもう1本貰えませんか」と頼む。直ぐに用意してくれた店員にお礼を言い自分の分の反対側に差し込むと「溶けたら勿体ないから君も飲むのを手伝いたまえ」と促しながら自分の分のストローに口をつけて)
8614:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-09 22:18:29
はァっ?!ンなもんやるわけ、
(惚れた弱みを持っている相手といつも何かと先を読まれる女子高生情報屋が組んでしまえばこちらが対抗できるはずもない、簡単にノックアウトさせられてしまえば何とか返事をするもののそれを見て相手は楽しそうに笑いながら満足気な顔をするのだからそこから目を離せるはずもない。相手は満足したのかゆっくり離れていって、そこに少々寂しさは募るものの深呼吸をして無理やり平常心を取り戻していた。さらに落ち着こうとアイスコーヒーを飲む、大騒ぎしたせいで氷がそこそこ溶けてしまってコーヒーは薄くなってしまった。本来の美味しさから遠のいてしまいまたため息が出そうになったところで相手は何やら店員にストローを頼んでいる、新たなストローがクリームソーダに増えたかと思えば一緒に飲むように言われてまた変な声で叫んでしまった。この店では恋人同士だと堂々と宣言してはいるがひとつのソーダを二人で一緒に飲むだなんてカップルだと見せつけているようなものだ。即座に断ろうとするがすかさず『あれー?翔ちゃんそんなことしていいの?』『今回散々迷惑かけたんだから可愛い恋人のお願いくらい聞いてあげたほうがいいんじゃない?』と情報屋の二人から横槍が入って正論を掲げられればやはり反論の余地はなかった。溜まった感情を吐き出すように息をつくと「分かったよ、」とぶっきらぼうに言う、だがこのままいいようにされっぱなしなのは気に食わない。一緒にクリームソーダを飲むためという名目で椅子を軽く持ち上げて二人の距離を縮める、そのまま顔を近づけストローに口をつけるが同時にテーブルの下で相手の手を取り、そのまま指を絡めて逃がさないようにギュッと握った。散々見せつけておいてこっそりとするのも今更だが他人に見せたくないのは事実でクリームソーダを飲みながら繋がった手をスリと親指の腹で軽く撫でて)
8615:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-10 08:51:43
やった、じゃあ君はこっちだ。…!……君も満更でもないじゃないか、
(また一つアイデアが浮かんで店員にストローを頼んでいる間相手の方を見ればアイスコーヒーを飲んでいるようだ。だが氷が溶けてしまっては本来の美味しさを楽しめないはずで2本目のストローを差して相手を誘うと反対の声が上がった。だがすかさず二人からの援護が入りこちらからも「この格好なら構わないだろう?」と追撃すれば観念したように了承がされてつい口角があがった。無邪気に声を弾ませてストローの振り分けをしていると相手が椅子を持って近付いてくる。二人でストローを咥えるとその距離はかなり近くなって正にカップルといった状態だ。だが不意にテーブルの下で手を取られると一瞬体を固めて相手の方を見る、さらに指同士を絡めるように繋がると秘め事をしている感は強まって視線が揺れ動く。相手がソーダ部分を飲んでいるのを見れば自分もとりあえず飲み始めてみるも軽く撫でられるような動作がされるとまた小さく体を反応させてしまう。顔が赤くなって行きそうなのを感じながら相手にだけ聞こえる声で文句を付けては繋いだ手を握り返した。対抗するような形で軽く強弱を付けながら握っていたがアイスが解けた部分を集中して飲むとまた淡い青色の本体が現れてそれを見ながら「この前見たネモフィラみたいな色だね」と告げて)
8616:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-10 09:43:48
今なら構わねぇんだろ?……なら、このまま溶けてなくなっちまわねぇようにしっかり握っといて貰わねぇとな
(女子高生達にも煽られ相手とひとつのグラスから二つのストローでクリームソーダを飲むことになると表向きにはソーダを一緒に飲んで裏ではこっそり相手と手を繋ぐ。今日は散々振り回されてこちらから仕掛けてくると思っていなかったのか相手はこちらを見て直後その視線が動揺で揺らげばつい口元を緩めてしまった。この特別な格好でまだ見れていなかった表情を視界に収めさらに追撃するように指で撫でれば相手は小さく反応を示して胸は大いに擽られてしまう。ここが店内ではなく二人きりだったら迷いなくもっと相手に近づいたことだろう。こちらに小さく文句を言う相手に今度はこちらが楽しげな笑みを浮かべてまたソーダを飲んでいた。溶けたアイスが少なくなってくるとグラスの中は淡い青色に染まる、その色には覚えがあって相手から花の名前を出される。ちらりと女子高生二人をみればどうやらタルトやら自分達やらを撮影するのに夢中でこちらに視線は向いていない、その隙を狙うように相手に体を寄せた。軽く凭れかかるくらいになるまで密着すると互いの腕さえピタリとくっ付けて、しかし敢えて繋いだては力を緩めていく、そしてあの時のことを思い出させるように相手にだけ聞こえる声で耳元で囁いて)
8617:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-10 10:46:45
…っ、離さないよ。それにこの場所は僕だけのものだから誰にも譲らない
(さっきまで思いっきり動揺していたのに吹っ切れたのかテーブルの下で手が繋がれる。撫でられた手に反応してしまえば相手は楽しげな笑みを浮かべて早速立場が逆転しかけている事に少々不満げな態度を見せていた。溶けたアイス部分を飲むと淡い青色はネモフィラ、まだ残っているアイスは空に浮かぶ雲のようにも見えて思ったことを口にすると相手もグラスを覗き込む。そうすると何故か相手が更に近付いてきて腕がピタリとくっつく、だが絡まっていた手は解かれかけて耳元であの時の約束が囁かれるとぴくりと肩を跳ねさせてから離さないようにぎゅっと力強くその手を捕まえて握りしめる。至近距離で相手を見つめながらずっと燻っていた苛立ちや嫉妬は独占欲という形に変換されて静かな決意として言葉を紡いだ。そしてまた微笑むともう片方の手で髪を耳に掛ける仕草をしながら「今日は君の彼女だからね」と悪戯っぽく告げて)
8618:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-10 12:28:24
心配すんな、俺の右隣には誰にも座らせねぇよ。…、…違いねぇ
(あのネモフィラ畑を思わせるクリームソーダを前に溶けていくよう錯覚させるため繋がった手を離そうとすると相手が強くこちらの手を掴んでそれだけで薄暗い部分ごと満たされてしまう。至近距離で見つめる相手の瞳には強い決意という名の独占欲が滲んでいて我慢出来ずに口角をあげてしまった。誰かが手をこまねいたとしても自分の右隣に座らせるのはたったひとりしかいない。相手がそこを誰にも譲らないようにこちらも誰にも明け渡さないし、相手の左隣を誰かに譲る気もない。そうやって顔を付き合わせていたが不意に相手の表情は柔らかな笑みに変わってその変化だけでも目を奪われてしまう、髪を耳にかける姿さえ今日は数倍増しに輝いていて見えて悪戯っぽい笑みを向けられると心臓の高鳴りと共に破顔してしまった。やはり今日の相手の破壊力は桁違いのようだ。そうやって見つめあっていると少し離れたところでパシャリと嫌な音が聞こえて素早くそちらを向く、そこにはカメラのレンズを向けるクイーンがいて隣でエリザベスが『お店の中なのに近すぎ!あーいいなー私も彼氏とラブラブしたいー!』と我儘を叫びクイーンは『この写真あとで送っとくね』と相手に話しかけていて慌てて相手から椅子ごと離れて通常の距離に戻れば「バカ!消せ!!」と二人に向かって叫んでいて)
8619:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-10 15:53:56
ああ、撮ったやつは全部送ってくれ。
(仄暗い独占欲を込めて相手の特別な席は自分のモノであると告げると相手の口角が上がる。これだけはお互いに決して譲れない事でそれを主張する為に今日の格好をしたのだ。見せ付けるように耳に髪を掛けると更に視線が集まるのを感じてこちらの口元も緩んだ。そうして二人だけの世界に入り込んでいると少し遠くからシャッター音がした。そちらを向くとクイーンがカメラをこちらに向けていてエリザベスが羨ましがっていた。今の写真を送ってくれると聞けば有難く全部欲しいと答えるも相手は距離を取って騒いでいてカオスな状況だった。相手の叫び声も気にもせずタルトも食べ終わったのもあって『じゃあ私たちはお邪魔にならない内に帰ろうかな』とクイーンが告げる。ご機嫌な二人は『フィリップ君、今度服を返す時に今日の感想聞くから』『ごゆっくりー』とだけ言い残して喫茶店を出て行った。きっと一番この場を楽しんでいただろう二人が嵐のように居なくなれば視線を相手の元に戻して何かを期待するように「二人きりだね?」と囁いて)
8620:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-10 17:29:26
おい!ったく……っ…そうだな、
(女子高生二人の隙を狙って相手に近づいたつもりだったが夢中になりすぎてすっかりその動向に気を配るのを忘れていた。至近距離で見つめ合うところを見られたどころか写真にまで収められてしまえば消すよう叫ぶが相手がちゃっかり写真を要求していればツッコミを入れるしかなかった。こちらのことを一切気にせず二人は自分達のペースでタルトを食べ終えてそのまま席を立つ、こちらは軽く手を振るだけで挨拶を済ませるが後日それとなく礼は伝えなければならなさそうだ。ようやく嵐が過ぎされば相手がこちらを向いて期待の言葉と目を向ける。近場でこちらの様子を伺う二人はもうおらず周囲の客も各々のことに集中していてもう注目は外れている。そして今相手は相手の格好をしていなくてあくまでも【彼女】なのだ。それならばいつものルールから少し逸脱したっていいはずだろう。再び椅子を寄せるとテーブルの下でそっと相手の手をとって指を絡めて繋ぐ、改めて口にするのは恥ずかしいのだが相手から貰った分を相手にも返したい。真っ直ぐとその目を見つめると「俺もお前の事が好きだ。これまでも、これからも、俺の恋人はお前だけだ」と口に出来ていなかったストレートな言葉を伝えて)
8621:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-10 19:46:20
…うん、僕も彼女に張り合ってこんな格好してしまうくらいには君の事が好きみたいだ。君が魅了されているのは僕が良い
(嵐のように去っていった彼女達は一番楽しんでいた気がするが色々とお世話になったのも事実だ。二人のこの案が無ければ今もモヤモヤしていたかもしれない。後日またお礼しなければと思いつつ今度は相手を期待を込めた目で見ていると相手がまた椅子を持って近付いてくる。更にこちらの手を持ってまた指を絡めるように繋がれると他の席にも居る恋人のようでつい口元が緩んだ。距離も近くなって見つめ合うと濁すことの無い真っ直ぐな想いが伝えられた。ちゃんと言葉にして自分だけだと伝えられると嬉しそうに目を細め、軽く手を握り返しながらこちらからも同じ言葉を送る。ふと反対の手でフォークを取ってフルーツケーキを1口大に切り分けて乗せると「改めて僕とデート、してくれるかい?」と問いかけながらそれを差し出して)
8622:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-10 21:01:11
俺のためにこれだけ気合い入れてくれる恋人なんてお前の他にいねぇな。…あぁ、喜んで
(店内ではあるがようやく二人きりとなって人前であるのをある程度は気にしなくてよくなればまだ伝えていなかった直接的な言葉を送る。いつもより着飾った相手には嬉しそうな笑みが灯ってこちらの胸を暖かく満たす、繋がった手が握り返されて返事がされれば少々照れくさそうに、しかし嬉しそうに笑みを浮かべた。こちらが鈍感だったとはいえ好意を持つ女性に対抗するためにこちらのツボを確実に押さえた女装をする人間なんて後にも先にも相手しかいない。それだけ相手に想われて奪われたくないと独占欲が向けられてしまえばこの心はまた相手に惹かれてしまう。手を繋いだままケーキが差し出され改めてデートを申し込まれる、少々気取った顔を作ると同じく気取った返事をしてからフルーツケーキを口の中へと運んだ。甘さの引き立つ果実と控えめに主張するスポンジ生地がよくあっている。相手が持つフォークを今度はこちらが手に取るとひとかけ分をすくい上げて相手の方へとまた差し出して)
(/お世話になっております!そろそろ区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。探偵がチヤホヤされながら振り回される話でしたが探偵を振り向かせるために検索くんがあの手この手でとっても可愛らしくアピールするのが本当に愛らしく背後共々ノックダウンしながらお返事させていただきました。女子高生二人を入れることで大袈裟に大騒ぎしながらも検索くんと探偵が唯一無二で両想いであるのを改めて確認できたお話になりました…今回もありがとうございます!
この後ですが、このまま女装した検索くんともう少しデートを楽しむのも良いですし場面を切り替えて新しくお話を始めてしまってもいいかなと思うのですが検索様はいかがでしょうか?)
8623:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-11 00:20:33
(/こちらこそお世話になっております。どちらにするか悩んだ為一旦こちらだけで失礼します。女子高生二人も巻き込んで騒がしくも探偵君が振り回されるお話が出来てとても楽しかったです。本当はもっとデート勝負をするつもりだったのですが探偵君に好意を向ける依頼人に背後共々ヤキモチを妬いて早めに切り上げてしまいました…!ですがその分二人の強い繋がりを感じることが出来て賑やかな一時でした。今回もありがとうございました!
この後についてはこちらも悩んでおりまして続きなら今の格好をいい事に外でもイチャついて探偵君を振り回すデート、話を切り替えるならソラちゃんとのおままごとか過去の子供探偵君との話が気になっているのですがいかがでしょうか?)
8624:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-11 10:24:36
(/それではせっかくなのでこのままデートをするのはいかがでしょうか?こちらもお散歩しながらデート勝負の続きみたいなのを考えていたのですが二人きりになった後の方が今の検索くんにも集中できるのでもう少し特別な姿のデートを楽しませていただければなと!つきましてはこのまま続きをお願いしてもよろしいでしょうか??)
8625:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-11 11:14:44
世界で一番、だからね。…ん、美味しい。
(わざわざ早く二人と合流して準備した服のことに言及すれば相手に照れくさそうな笑みが浮かぶ。大変ではあったが相手の視線や関心が集められるのなら安いものだ。彼女に啖呵切ったワードを口にしながら繋がった手はそのままにケーキを差し出しながらデートに誘う。それに対して少々カッコつけた返事がされると緩んだ笑みを浮かんで繋いだ手にも力が籠った。今度は相手がフォークを手にしてケーキが差し出される、当たり前のように行われたその行為が擽ったくて顔を近付けるとケーキごと口に含んだ。同じケーキであるのに相手に食べさせて貰ったというだけで何倍にも美味しく感じられると幸せそうに微笑んで感想を伝えた。そうして交代交代に食べさせ合っていれば1つしかないケーキはあっという間に無くなってしまって「君に食べさせて貰うのが一番甘くて美味しいみたいだ」と無邪気に告げて)
(/ならば続きと致しましょう!周りをあまり気にしなくて良い分普段とちょっと違うデートを楽しめたらと思います。引き続きよろしくお願いします/こちら蹴りでお願いします。)
8626:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-11 12:05:11
そう言われるといくらでも食べさせたくなっちまうな。よし、そろそろ出るか
(こちらが当たり前のようにフォークでケーキを差し出せば相手はそれを当たり前のように口に含んでまた口元が緩む、お互いにケーキを食べさせあうなんて甘すぎる行為を人目のある店の中でやるなんて普段では考えられない行動だが自分のために時間をかけて用意してくれたこの格好の前では相手をより大切に甘やかしたくなってしまってその思いは羞恥を遥かに上回っていた。やがてケーキが無くなれば無邪気な笑みが向いてこちらもそれをあっさりと肯定してしまう、今なら相手の願いを何でも叶えてしまいそうな危機感とそれでも良いと思える甘美な毒を脳内に感じながら声をかけて店を出る。依頼人の彼女が帰った以上もう相手がこの格好をする意味はないのだがもう少しこの姿の相手との時間が欲しい、それに今しがたデートを宣言されたばかりだ。ひとまずは川沿いの道を歩きつつ「公園の方にでも行くか」と定番のデートコースを提案し)
8627:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-11 13:53:21
そうしようか。…今日の服、少し気合い入れたのかい?
(普段ならしないであろう食べさせ合いは心を満たすばかりでつい表情も緩む。あっという間無くなってしまったケーキについて一番美味しいと告げると肯定の返事がされてまた気分が舞い上がってしまった。食べ終わったところで相手から声が掛かって会計を済ませて店を出る。その間何人かの人に見られた気がするが特に何も言われずにこの格好も問題ないようだ。デートコースが提示されると弾む声で賛成を示して二人で川沿いを歩き始める。ちらっと相手の方を見れば朝見た服とは違っていてカジュアルながらも青白黒でまとめられた格好になっている。相手のカッコ良さが引き出される一方彼女に会うためにこれを選んだのかと思えばまたヤキモチが顔を出して複雑な表情を浮かべる。だが今日はそれすら上書きしようと思う気持ちに駆られると更に距離を詰め腕に抱き着くような形でくっついてみて)
8628:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-11 18:39:10
え、あーいや…気合いっつーか、彼女から店の名前聞いたときお洒落な場所ってのは知ってたから雰囲気に合わせただけだ。ハードボイルドな探偵としてTPOを弁えなきゃいけねぇだろ?
(二人で川沿いを歩き始める、いつもならば人目が無いことを気にしながら歩くものだが相手が相手に見えないからこそ少し近くを歩いていたって問題はない。そう思っていた矢先に相手との距離がさらに縮まり最後には腕に抱きつかれてしまった。外ではありえない距離に思わず相手を見たがこの体勢では自然と上目遣いになっていて目を見開く、やはりこの角度の相手は心臓に悪い。格好に関しては嘘偽りなく答えたが結果的には相手と同じくデートに臨む気合いのいれた格好になっていたとようやく自覚する。彼女との約束のためにこの服を着てはしまったが結果的には良かったかもしれないと冷静に考えつつ一方でいつもとは違う距離に心音は少しずつ早くなっていく。キザったく返事をするもののチラチラと相手の方へ目線をやってしまって動揺を誤魔化すように「お前の気合いには負けるけどな」と視線を無理やり服の方へずらして)
8629:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-11 19:27:41
…確かにそれもそうだね。 案は二人に出して貰ったんだけどこの色とかスタイルは僕が決めたんだ。…君を狙い撃ちしようと思って
(思い切って相手の腕に抱き着くような形でくっついてみれば見開かれた目がこちらを向いて思わずほくそ笑んだ。軽く見上げる様な形で今の服装について聞いていたが相手が彼女に合わせてではなく場所に合わせた結果だと知れば抱いた嫉妬も溶けて安心したようにまたぎゅっと抱き着いた。口調こそいつもの様に気取っているが目線はチラチラと自分の顔や服に彷徨っていて動揺しているのがよく分かる。段々とその様子が面白くなってくると今着ている服は自分がおおよそを選んだ物だと明かす。女性の普段着については分からずに二人に教えて貰うばかりだったが大まかな方針が決まってからはブラウスの色やスカートの丈の長さなどは自分が決めた。普段とは違う柔らかい生地でリボンのある服を相手の腕に押し当てながら相手にだけ聞こえる声で囁いてみて)
8630:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-11 20:21:23
…、そうか……ッ?!ばッ、お前!わざとやってんだろ!
(彼女の誘いがデートであると気づいていなかったのだから服装も彼女ためでは全くなかったのだがそれを聞いて安心したのか相手はさらに腕に強く抱きついている、相手の安堵や喜びが伝わってくるようで冷静でいたいのにずっと心臓がうるさい。相手の服装に触れてみれば情報屋二人からアドバイスはあったものなほとんどは相手が決めたのだと言われてまた心臓が跳ねる、自分の色であるラベンダーを選んだのも少し大人っぽくスリットのある膝丈のスカートを選んだのも相手と言うことだ。あの二人からの入れ知恵があったとはいえ見事にこちらの心を掴む大人っぽくも可愛らしい格好をこちらのために選んでくれた事実に嬉しさやら恥ずかしさやらが混じって、血の巡りが早くなりすぎた体は完全に浮き足立っている。そんな状態でこちらが抱いた気持ちを相手から囁かれれば体を固めて動揺で瞳を思いっきり揺らしてしまう、さらには普段の服装にはない柔らかな生地が腕を撫でれば心臓の奥の奥が擽られたようで頬を真っ赤に染めてしまった。咄嗟に文句を言うも離れる気はない、頭は混乱状態だが外であることを気にする必要がない今だからこそ出来ることをしたくて掴まれているのとは反対の手でこちらにくっつく相手の頬に手を添えると「見事に撃ち抜かれちまった」と赤い顔のままボソリと呟いて)
8631:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-12 00:13:20
何のことだい? …ふふ、君のことは僕が一番よく分かっているからね
(相手の反応が面白くて、それ以上に相手が意識してくれているのが嬉しくてその腕にきゅっと抱き着いた。見上げるように覗き見れば薄らと顔は赤くて更に囁いてみせると分かりやすく体を固めていて思わずくすくすと笑い声が零れた。調子に乗ってこの服を意識させるように胸元のボウタイリボンなどを腕に押し付けるとその頬は真っ赤に染まっていく。相手から文句の声が上がるが振りほどく気配は無ければしらばくれるような態度を取りながら相手を見つめていた。そうしていると反対側の手が頬に添えられて顔が僅かに上がる。真っ赤になった顔でぽつりと零された言葉にまた口元が緩んで得意げな顔で【一番】だと告げた。普段ならば人が通るような外でこんな距離感では居られないがこの格好ならばそれが許される。今は寧ろ相手には大切な人が居るのだと見せつけたい気持ちもあれば添えられた手に軽く擦り寄りながら「翔太郎」と呼んで)
8632:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-12 07:45:35
ちがいねぇな……っ、…フィリップ……
(こちらが文句をつけるも相手は何処吹く風で、だがその表情をみれば全てわざとしているのは間違いがない。胸の違う所まで擽られそうになりながらふらふらと落ち着かない目線を固定するためにも相手の頬に手を添えた。普段は許されない距離で観念したように呟けば得意げな笑みがこちらに向く、その表情はどうしようもなく胸を掴まれて今度は目線が外せなくなってしまった。いつもよりトーンアップした肌に瞳は甘く強調されて一度目線が捕らえられれば逃れられない、以前は相手が自ら研究して化粧をしていたが少しテイストが違うのはあの二人にやってもらったからだろうか。視線を奪われたままでいると相手がこちらの手に擦り寄ってその仕草だけで脳にガツンと殴られたような衝撃が走る、いつも以上の刺激に頭は揺さぶられて呼応するようにこちらも名前を呼んだ。どうしようもなく目を奪われ脳を揺さぶられれば望むことはひとつで半分は相手にちょっとした仕返しをしたい気分、もう半分はこれまでずっと我慢してきた相手に触れたい気持ちとで体は動いて顔を寄せれば頬を添えたまま軽く唇を重ねて)
8633:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-12 11:33:31
……え、ン……、随分と大胆だね?
(普段よりも随分近い距離で頬に手を添えられていれば自然と目も合わせることになる。目を奪われるという表現が適切なぐらい相手から熱い視線を注がれていれば鼓動も早くなっていく。それ以上に愛おしさが湧いてくると触れる手に軽く擦り寄って自らの存在を伝えた。相手からも名前が呼び返されると今隣にいるのが自分だと実感できてご機嫌に目を細めた。ふと相手が近づいてくる、流石に外であるのだから何処かで止まるだろうと思って傍観していたのだがその気配が無ければ困惑の声を零す。やがて言い訳できないほど近づいて唇が重なると一瞬驚いたように目を瞬かせるがその心地良さに小さく息を洩らした。ゆっくりと離れて行くが誰でも見られるようなこの場所でキスをしたという事実が恥ずかしくて、嬉しくて薄ら顔を赤くしながら茶化すような言葉を向けて)
8634:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-12 12:30:56
…ちょうど人もいなかったし、今なら見られても言い訳きくし……ずっと出来なかったしな
(いつもとは違う格好の相手を前に普段のルールが緩まればなし崩し的に理性も緩んでしまうもので近すぎる距離のまま短く唇を重ねる、最も距離が近づけば桜の香りが鼻腔を擽ってまた脳内が揺れた。唇を離して間近で相手をみればその頬は僅かに赤く染まっていて思わず親指の腹で軽くそこを撫でる、普段ならば決して許されない行為だがいくつか理由を並べ最後に本音を小さく口にして恥ずかしさを誤魔化すように頬から手を離した。しかし腕にくっつく相手はそのままにして公園の方へ進む、公園に近づくにつれて人気が増えてくるが今は離れる必要もなくてそのまま歩みを進めた。公園の入口が見えてきてちらりと相手を見て流石にくっつきすぎかと思考が過ぎれば「あー、手でも繋ぐか?このままがいいならそれでもいいけどよ」と決めきれない口調で問いかけ)
8635:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-12 13:58:24
…そうだね、僕もそうしたかった。 __ ならその中間にしよう、…これなら動きやすい
(ゆっくり唇が離れていくがそれでも距離は近い。心が動くままにキスをしたのが照れくさくて薄ら顔を赤く染めていれば親指で撫でられて心地よさにまた肩の力が抜けた。何個か理由が述べられるが最後に恐らく最も要素の大きいであろう理由が述べられると小さく笑って同じ気持ちだと答えた。頬から手は離れて行くが抱き着いた腕については何も言われずにまた歩くのを再開する。相手にくっついている分少し歩きづらいのだがゆっくりとした速度で川沿いの景色を見ながら進んでいれば目的地の公園に辿り着いた。そこで一旦止まって相手の視線がこちらを向く。可能なことならこのままくっついていたいが今まで歩いてきた道と違って他の人がとどまっていたり人気も多かったりする場所だ。少し悩んでから一旦腕を組んでいたのを解くと代わりに相手の手を取ってテーブルの下でやっていたようにお互いの指を絡ませて繋ぐ。少し力を込めてその手を見せると恋人としての距離は保ったまま公園の中に入った。先ほどのおしゃれな店が立ち並ぶエリアの近くだからか今まで訪れた他の公園に比べて子供達よりも大人の利用が多いようだ。観察するように辺りを見ながら「落ち着いた空間だね」と感想を零して)
8636:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-12 17:27:23
…、そうだな……子供用の遊具は奥の方にあるからここは人も、少なめ……
(共に抱く燻っていた気持ちを昇華してくっついたまま川沿いの道を進んでいく、人通りが増えてピッタリとくっついている事に後から恥ずかしさも襲ってくれば手を繋ぐ方を提案してみた。すると腕から手は離れるもののあの店でこっそりとしたように指が絡まって繋ぎ直される、少し力を込めて見せられると確かに相手の存在を感じると同時に人のいるところで恋人らしく手を繋いでいるのだと自覚して早口気味に返事をしていた。そのまま手を繋いで公園へと入っていく、街中にあるものより広いこの公園は子供達が遊ぶ遊具のエリアはあるものの遊歩道や広場も設けられていてゆっくりとした時間が過ごせる場所だ。自分達と同じくカップルで来ている人も多く人通りはそこそこといったところだろう。この場所の解説をしていたものの周囲にいる恋人達はそれぞれが自分達に夢中なようである二人は一緒に写真をとり、ある二人はくっついてベンチに座っていてとそれぞれの時間を過ごしている。そして自分達も彼らと同じくカップルとしてこの場にいるのだと思えば慣れない事に鼓動は早いままで段々言葉が覚束なくなると顔が赤くなるのを抑えるように口元に手をあてて「なんつーか…人前で手繋いでるの、慣れねぇな」と呟いて)
8637:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-12 20:05:31
…確かに普段は隠しているからね、でも今日は遠慮しなくて良いはずだ。
(ただ繋ぐだけではなく指を絡ませるように繋ぐと早口気味に返事がされる。それにまた機嫌を良くしながら公園の中に入っていった。中は広い空間が広がっていてゆったりとした時間が流れている。皆が思い思いに過ごしていて恐らくカップルと思わしき2人組も多く見受けられる。辺りを見ながら相手の解説を聞いていたがその口調は段々と覚束無いものになっていて、視線をそちらに向ける。口元を隠しながら呟かれた言葉は繋いだ手を意識させるもので軽く握りながら薄ら口角が上がる。旅行や遊園地など街の外を除けば人目のある場所で手を繋ぐことはほとんど無い。こうして堂々と手を繋いでいられるのもこの格好ならではだろう。弾む声で言葉を返していれば綺麗な芝生が敷かれたエリアを見つける。相手の手を引いて近付いてみると良く整備されていて大きな木で木陰が出来ている場所もある。「ここで一息つくのはどうだい?」と提案しながらその場に座ろうとして)
8638:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-12 20:49:28
だな、ずっと歩きっぱなしだったし
(相手と堂々と手を繋げるのは常にルール外の場所、つまり風.都,の外だったが今はそのルールを掻い潜っているような状況だ、見慣れた街で陽の光の下相手と手を繋いでいるのは新鮮すぎて心がまったく落ち着かない。明日には女子高生以外の情報屋にも『翔ちゃんに彼女ができた!』と騒がれてもおかしくない状況だ。その時のことはまた明日以降の自分に任せるとして相手の方に集中する、こちらの呟きにはさらにその繋がりを強めるように手が握られて嬉しいやら恥ずかしいやらでやはり浮き足立っていた。芝生のあるエリアにやってくれば綺麗に緑のはえる木陰に移動して相手からは座ると同時に休憩を提案される、今日は何かと相手が急かすような場面が多くてその小さな仕草さえ可愛いと思ってしまうほどに今は重症だ。引っ張られるようにして隣に座る、芝生に足を投げ出せば相手の足元が良く見えていつものブーツではなくベージュのパンプスが目に入った。いつもより小さくて丸く見えるそのシルエットに「履きなれねぇ靴で足痛めてねぇか?」と様子を伺うようにそこを覗き見て)
8639:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-12 21:31:17
今の所は平気だ、少し疲れたのはあるけど。
(何処と無く先程から浮ついていて普段とは違う状況で相手と一緒に居られるのが嬉しくて仕方無い。その想いはもっと近付きたいというワガママに変わっていい場所を見付けると相手の手を引いて芝生のエリアに移動する。整備された緑の上に相手を引っ張るようにして座るとずっとあった緊張から解けたようで軽く息を着いた。。地面に座るというのもなかなか普段やらないことで低い所からの景色に新鮮さを感じていると相手の視線が靴に向かう。普段とは違うパンプスの調子を聞かれると平気だと答える。歩きやすいようにヒールが低めでローファーにも近いデザインの物を選んでくれたおかげだ。とはいえ少し歩き疲れたのも事実で力を抜くように足を伸ばすとスリットからストッキング越しの肌が覗くようになる。そんなことも知らずに更にくっつきたいと言う欲が出てくると軽く相手に寄りかかってみて「たまには芝生に座るのも新鮮だ」と微笑んで)
8640:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-12 22:29:56
なら、ここでゆっくり休憩、ッ……え、ぁ…あぁ……
(よく整備された芝生の上に座れば柔らかな座り心地で木陰で強い日差しのない中穏やかに風が吹けば休憩場所としてはピッタリだ。慣れない状況にずっと浮き足立っていた体は風に吹かれた事で少々冷やされて落ち着きを取り戻し見慣れない相手の靴を気にかける余裕もできた。どうやら特に問題はないらしくそこらへんも女子高生二人が計算してくれていたのだろう、靴擦れ等起こしてないのなら良いだろうと思った矢先相手が軽く足を伸ばしてその拍子にスカートのスリットがはらりとズレて脚が顕になる。そういう構造なのだがどうしてもスカートの中が見えているような感覚に陥れば胸が強く鼓動を打って一緒に体まで飛び上がってしまいになる。目線が吸い込まれそうになるが偶然以上に見つめるのは邪なものでしかない。無理やり目線を上げるが既にまた顔は赤くなっていた。だが相手は足元の状況に気づいていないようでこちらへ寄りかかってきてさらに心臓は煩くなる、相手の足を見ないよう努めるがこの状況では他の誰かがこのあられも無い姿を見てしまうかもしれない。そう思えば行動は早くて素早くベストを脱ぐと相手のスカートの上に被せるように置いて「スカート履きなれてねぇんだから気をつけろよ!…誰かに見られたらどうすんだよ」と独占欲を滲ませながらぶっきらぼうに、しかし顔は赤いままで言い)
8641:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-13 00:11:45
…翔太郎? え、…ああ、普段の服装のつもりでいたよ。ありがとう
(自然豊かな場所で腰を落ち着かせることが出来て少し体から力を抜く。珍しい靴の話をしながら足を伸ばしていると相手の返事が急にしどろもどろな物になる。少々不思議に思いながらも軽く寄りかかると相手の存在をさらに感じるようになって更に体重を預けた。だがその体は妙に熱くてまた黙り込んで居ることに気付くと相手に声をかける。すると相手が突然ベストを脱ぎ始めて目を瞬かせる。そうしてキョトンとしていればスカートの上に被せられてぶっきらぼうな言葉を聞けば漸くその理由に思い立つ。どうやら座った分スカートがスリット部分から肌が見えるようになっていたようだ。意識をしない状況だと普段の服装と同じ行動をしがちで完全にスカートだった事が頭から抜けていた。スマートに、それでいて顔を赤くし独占欲を見せながらも気遣ってくれた相手に鼓動は早くなっていくとお礼の言葉を告げ一応周りに誰もこちらに注目してる人が居ないことを確認してからそっと頬にキスを落として)
8642:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-13 07:42:11
ったく、スカートなのは良いけどなんでスリット入ってんのにしたんだよ。それもあいつらの、ッ?!
(なんとか紳士的にスカートの隙間から見えた脚を隠すことが出来たが鼓動はまったく収まらない、邪な気持ちが浮かんで来る度に沈めつついると相手は最初こそキョトンとした顔をしていたが事態を説明されて礼が言われればその表情の変化にさえ血の巡りは早くなってしまって目を泳がせる。こちらに寄りかかる相手の腰に腕を回してそれとなく支えるが何となくその動きもぎこちない、落ち着きを取り戻すために喋り出すも妙に早口で動揺しているのなんてバレバレだろう。そうやって気を落ち着けるのに必死だったが不意に相手が近づいてきて極優しい口付けが頬に落ちると目を見開いたまま瞳を揺らして固まってしまう。至近距離まで近づいた相手からは桜の香りがふわりと鼻腔を擽って木陰の中にいれば頭上に桜が咲いている錯覚さえ起こした。そこまでイメージが結びついてしまえばオーバーヒートを起こすのは簡単で顔から首まで真っ赤になってしまう。勢いよく相手の方を向くと「口で言え口で!」と叫ぶしかなくて)
8643:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-13 11:12:28
あの時みたいに顔が真っ赤だ。こういう感謝は行動でも取った方が良いだろう。…何なら膝枕もするかい?
(スカートの隙間も相手のベストで隠されて普段ならば文句を言うであろう女の子扱いもそれだけ意識している証明のようで心が弾む。相手が腰に腕を回してさらに密着するようになるがその動きも文句をつけるような早口もぎこちなくて思わず笑みが零れた。そんな相手が愛おしくて、それともう少し悪戯したくもなってそっと頬にキスを落とした。すると目が見開かれたまま相手の動きがガチガチに固まる。時間差でその顔や首が真っ赤になっていけばいつの日か見たような姿に揶揄うような言葉を投げかけながらくすくすと笑う。強く文句をつけられるが照れ隠しなのだと分かっていれば怖くも何ともない。あくまで自分なりの感謝の気持ちなのだと明かしつつ更に調子に乗ると相手にだけ見えるようにベストを捲って自らの太腿をぽんぽんと叩きながらお誘いをかけて)
8644:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-13 12:28:13
誰のせいだと思ってんだよ……、…………する
(今日の相手の姿を見てからずっと心臓は休まらないが頭から爪先まで真っ赤になっているのではと錯覚するくらいには全身が熱い、それもこれもこの場所と香りと座り方と、つまりは相手のせいだ。文句を叫んでみるも相手にはまったく効いていないようでこちらを見て笑っている、いつもと同じはずなのに鈴の音でも聞こえて来そうなほど可愛らしい笑い声にまた脳が揺さぶられた。感謝は口でも行動でも示されれば嬉しいものだが既に許容範囲を超えている、そんな状況で相手がベストを捲って膝枕を誘ってくればまた固まってしまった。隠したはずの場所が顕になったことも人通りがそこそこある公園でカップルらしいことをするのも心を激しく揺さぶるが招かれたそこの誘惑にはまったく逆らえなくて心臓を少々長めの時間を使ってなんとか落ち着けてから返事をした。一旦体を離してから横になる、そのまま相手の膝に頭を乗せた。後頭部に当たる布はいつもよりずっと柔らかくて化粧と香水も相まっていつもと違う香りに包まれる。膝枕してもらう相手は同じはずなのに「なんか、いつもより柔らけぇな…」と思わず呟いてしまうと後から恥ずかしくなって目線を逸らして)
8645:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-13 15:16:24
じゃあおいで。…肉体は変化していないはずだけど、気持ちの問題かな。
(普段ハードボイルドを気取ろうとしている相手が終始動揺しているのが面白くてついついもっと翻弄したくなってしまう。ブツブツと文句を言っていた相手だったがベストの位置をずらして膝枕に誘ってみるとまたもや動きを停止させてしまった。二人きりの時しかしない恋人らしい行為だがこの芝生の上で外の風を浴びながら出来るのは今ぐらいだろう。様子を伺うようにじっと見つめていれば暫し黙り込んだ後賛同の声が聞こえてきて口元が緩んだ。犬でも呼ぶように柔らかく声をかけると相手は一旦離れてから頭を膝に乗せる。相手を見下ろすような体勢になると自然と手を相手の頭に乗せてゆっくりとその箇所を撫でていく。そんな中相手の呟きが聞こえてくれば服以外の体は変わってないと告げつつ逸らした目線を追いかけるように顔を覗き込んだ。ハットも没収して傍らに置くと柔らかな髪ごと手で撫でて愛でながら「翔太郎」と何と無しに名前呼んで)
8646:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-13 17:59:44
まぁ、そうかもな……、……フィリップ…
(普段ならば犬扱いすんなとツッコむようなワードでもいつもより柔らかな空気を放つ相手が柔らかな声で言えば誘われるように体を横たえてしまう。いつもとは違う匂いといつも通りの体温に包まれながら相手を見上げていると手が頭に添えられて自然と息を吐けば体の力は抜けていく。思わず漏れてしまった言葉に視線を逸らしたのに相手はこちらを覗き込んできてそんな悪戯な姿にも心擽られて見上げる目線はもう相手から離せなくなってしまった。探偵の魂たるハットが外されてしまえば相手の膝の上にいるのはただの左.翔,太.郎でまた頭を撫でられれば直に相手の体温を感じてさらに体の力は抜けていく。相手を見上げれば後ろでは木の葉が生い茂っていてその間から漏れ出す木漏れ日が相手の背後でキラキラと煌めいている、いつもより煌めく相手をより煌めかせる風景に見蕩れるようにただ相手を見つめて呼応するように名前を呼んだ。頭を撫でられれば暴発していた心音も落ち着いて代わりにもっと相手と体温を共有したくなる、もう片方の手を取るとこちらの胸元に置いて軽く握って心地良さに揺られれば無意識のうちに相手の膝に擦り寄って)
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