TOP >
1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
8500:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-25 17:29:56
そうだな、この街のことならなんでも把握しとかねぇと…あ、……ったく
(春の陽気を纏う風が窓から吹き込んできて手元に弁当屋のチラシがあるとなればもう次に相手が言い出すことは分かっている、こちらの気持ちも同じだ。相手がそれらしい言い訳を口にすればこちらもそれに乗るように返事をする、実際今後お世話になる可能性も高くこの街に新しく来た人なら歓迎をしたいし顔見知りなら開店を祝いたい。この街の探偵として実地調査は必須だろう。ハードボイルドな探偵らしく気取った声で返事をしていたが相手はその前に動き出していたようでいつの間にかひとりで喋ってしまっていたようだ、よっぽどあの店のお弁当に興味を惹かれたらしい。呆れるように言うもその口元は緩んでいて軽く事務所を片付けてからハットを頭に乗せて事務所を出る、【CLOSE】の表示を出すと外へと繰り出した。チラシを頼りに歩けば数分もしないうちに店へとたどり着き中へと入る、お昼には少し早い時間のおかげか店内には様々な種類の弁当が陳列されていて良い匂いが店内に充満していた。彩り豊かな見た目に次々と目を奪われてしまって「どれも美味そうだな」と目移りしながら弁当を眺めていて)
8501:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-25 20:30:20
ここか。…ああ、これだけあると悩んでしまうね。
(今日のお昼は外でお弁当と決まれば少しも待てなくてさっさと準備を始めてしまう。相手がハットを被ったのを見れば事務所を一旦締めてから外に飛び出した。相手の案内で地図通りに進むと新しい空気のする目的の店に辿り着いて中に入った。明るい店内には様々な種類のお弁当が並んでいて出来たてのPOPが添えてある。チラシにあった通り彩り豊かな弁当が一堂に並んでいれば誰も気になるものばかりで相手の言葉に頷いていた。この中で一つ決めなくては、と悩んで一番目立つ場所に季節のお弁当という表示を見つける。チラシの中でも一番大きく目立っていた弁当を手に取るとそこに書いてある文字を読み上げて「たけのこ、というのは春の食材なのかい?」と初めて見聞きする食材について相手に尋ねて)
8502:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-25 21:21:33
ん?あぁ今が旬の野菜だな。…たけのこって他のに例えようのない食材だな……ま、この時期美味いのは確かだ
(どの弁当も美味しそうだが唐揚げ弁当や鮭弁当などの定番ラインナップはこれからいくらでもお世話になる機会があるだろう。となれば狙い目は季節限定のお弁当だ、せっかく外で食べるなら弁当もこの季節を感じられるものがいい。相手も狙いをつけたのは同じ季節のお弁当コーナーでひとつの弁当を手に取る、中身を見つめながら質問がされると頷いて答えた。たけのこは一年中野菜コーナーに並んでいる定番のラインナップではなく相手にとっては初めてだったかと一緒に弁当を覗き込む。続いてたけのこについて説明しようとするがその味も食感も他の何物とも似つかなくて動きが止まってしまう、なんとか言語化しようとするが見つからず雑な締めくくり方をしていおいた。旬の野菜だけあってたけのこは他の季節のお弁当にも入っていて「煮付けも美味いしあとは炊き込みご飯も美味いな。お、この天ぷらも美味そうだな」とたけのこについて説明しているはずが興味を引かれるとこちらもお弁当を手に取って)
8503:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-25 22:14:33
例えようのない食材…興味深いねぇ…。ならば僕はこれにしようかな。それはなんだい?
(初めて見る食材について問えば旬の野菜だと返される。何か近い食感の物を考えているようだが候補が見つからないようで、唯一無二の食材で美味しいと聞けば更に興味がそそられて興奮した笑みを浮かべた。旬の食材とだけあって色々な弁当に副菜として入っているようだが手にしたお弁当はたけのこをメインにご飯が炊き込みご飯になっていて初めて食べるにはピッタリのチョイスだろう。上機嫌にそのままこれを買うことに決め宣言をすると今度は相手が買うものに注視する。たけのこの調理法を語っていたが天ぷらというワードに惹かれると相手の選んだ弁当を興味津々に覗き込んで)
8504:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-25 22:58:03
俺のはたけのことかの天ぷらとちらし寿司が入ってるやつだ。せっかくならこれにするかな
(たけのこを上手く言葉で表現することは出来なかったが俄然相手の興味を引いたようで好奇心を輝かせた笑みを浮かべている、そのまま弁当が決定されると今度は目線がこちらの弁当へと向いた。同じくたけのこが入った弁当だがこちらは天ぷらと彩り豊かなちらし寿司が入った弁当だ。蓮根の酢漬けや錦糸玉子で飾られた弁当は見るだけでも春を感じる色合いだ。せっかく興味を持って手に取ったのだからと購入を決める。二人分の弁当の代金を払って袋に詰めてもらえば店を出た。あとはこれを何処で食べるかだが春先であることと弁当の彩りを見ていい場所を思いつけば「フィリップ、どうせなら春らしい所に弁当食いに行かねぇか?」と提案して)
8505:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-25 23:16:05
おぉ…春らしい彩りだね。なら今日のお弁当はこれで決定だ
(自分の弁当が決まると相手のものも気になってきて相手の選んだ中身を確認する。メインのおかずは天ぷらでご飯は豪華なちらし寿司で周りのおかずも含めて彩り豊かだ。自炊で作ったり外食ではあまり見かけないチョイスに感心した声をこぼした。他にもきになる物はあるがまた利用する機会もあるはずだと考えるとそれぞれをレジに運んで会計をした。袋に詰めてもらうとひっくり返さないように抱えながら店を出た。肝心のお弁当は手に入ったが何処で食べるかと悩んでいると相手が何処か得意げに提案を持ちかける。春といえば桜だがもう先日の雨で大分散ってしまったと聞いている。だがこの街に相手の言うことに間違いはなくて「行きたい!連れて行ってくれ、翔太郎」と素直な興味を示すとその案内について行って)
8506:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-26 08:56:36
任せとけ、なら出発だ
(こちらが弁当を食べる場所をぼかして伝えてみれば相手はその内容を聞く前に承諾する、全幅の信頼に胸が擽ったいような嬉しいような悪くない気分を抱えると特別な弁当を携えて移動を始めた。桜は散ってしまい木々は新緑に染まる頃合いだが十分暖かくなったこの季節ではそろそろ花が咲き始める、弁当と同じく彩りを感じるならばとたどり着いたのは植物園だ。同じ考えを持っているのか人はそれなりにいて園の入口では鮮やかな濃いピンク色をしたツツジの花が出迎えてくれる。以前夏の匂いを求めて公園に併設された植物庭園に行ったことがあるがあの時よりも規模が大きくまた季節が違っていて既に火がついている相手の好奇心を満たすにはちょうど良い所だろう。微かに花の匂いが漂ってくれば「ここなら春を存分に楽しめるだろ?」と何処か得意げに言って)
8507:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-26 12:20:25
ここは…、花だ!ああ、今の季節にはピッタリな場所だね。
(相手が案内してくれる春らしい場所に期待を膨らませながら移動を開始する。通ったことの無い道を進むと大きな門があってその周りをピンクの花が彩っていて思わず駆け寄った。街中でも見かける花ではあるがこうも綺麗に並んでいると圧巻だ。風.都.という街について調べた時この施設の概要は見た事がある。入口でこれならば中はもっと色々な花があるだろうと無邪気な好奇心を表情に滲ませると相手の問いかけに元気に答えて声を弾ませた。相手の腕を引くと入口で入園券を買って早速中に入った。まず出迎えたのはカラフルな花があってオレンジ、黄色、白の花が風に揺れる姿に感嘆の声をあげる。そばに寄って花の説明が書いてあるプレートを確認すると「ポピーと言うのか、……」と唇をなぞりなから呟くと検索モードに入ろうとして)
8508:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-26 14:07:28
ちょうど今なら色んな花が咲、……ちょ、待て待て!ここで検索すんな!
(どうやら相手はこの場所が気に入ったようで顔に浮かぶ好奇心はさらに煌めきを増している、こちらが返事をする前に腕を引かれるとその勢いのままに入園券を買って入場ゲートをくぐった。入口のツツジも見事だったがゲートの先はさらに色とりどりの花が周囲を囲っていて思わず目を奪われる。相手も感嘆の声をあげて花壇の傍に近寄っていけばその左隣にならんで一緒に眺める。ポピーの小さな花が様々な色で並んでいるのをみれば春を感じるのにはピッタリで話しかけながら相手の方を向く、しかしそこには未知の花を前に早速検索を始めようとしている相手がいて慌てて肩を掴んで止めた。花壇の前で迷惑になってしまうのはもちろんだがこの調子ではお昼時を通り越して閉園まで検索を繰り返すことになってしまう。相手を無理やりこちらへ向かせると「検索は帰ってからにしろ!」とまるで子供に言い聞かせるように言って)
8509:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-26 15:42:22
っ、…仕方ないな。詳しいことは帰ってから調べてみることにしよう。今日の主目的はお弁当を食べることだからね。
(植物園の中に入って最初に目に入ったのはカラフルな小さな花で興味惹かれるまま近づいて行く。初めて見るそれに好奇心が擽られるといつものようにブツブツと呟きながらより詳しく知る為に地.球.の.本.棚に入ろうとする。だが意識を完全に向こうに持っていく寸前に肩を掴まれると集中が中断される。ぐいっと相手の方を向くようになると焦ったような顔で子供に言い聞かせるような言い方をされる。更に手元の2人で買ったお弁当にも目が行くと天秤はそちらに傾いて少々不満そうにしながらも検索を諦めた。せっかく作りたてならばその適した間に食べた方が良いだろう。その代わりにバ.ッ.ド.シ.ョ.ッ.トを取り出すと「記録だけしておこう」と呟いて後から見返せるようにポピーの写真を何枚か撮影する。色とりどりの花を写真に収めて満足そうにするとふと隣に立つ相手にも意識が向かう。記録、という言葉に今まで撮ってきた写真の数々を思い出すと無言で相手の方にカメラを向け無防備な姿を一枚、写真に収めて)
8510:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-26 17:53:48
危ねぇ……ん…?あ、おい!勝手に撮んなよ!
(相手の目線を強制的にこちらに向かせて検索を静止すれば不満そうにしているもののなんとか地.球,の,本.棚に入るのを阻止できて一息つきながら肩から手を外す。一度検索を開始して知識の暴走特急状態になってしまえば何が起こるか全く予想がつかない、せっかく買ったお弁当も夕飯になってしまうところだった。こちらが安堵している横で相手はバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を取り出し撮影を始める、あれならばひとまず平和な時間を過ごせそうだ。しかし帰ってから検索しろと言ったもののこの植物園にある花全部となれば相当な時間がかかるに違いなく依頼で検索が必要な時と当たらないよう今のうちに祈っておいた。そうやって考え事をしているうちにいつの間にかレンズがこちらへ向いてシャッターが切られると思わず声をあげる、写真にはぼんやり考え事をしている姿が写っているに違いない。素早くカメラを取ってしまうと「こういうのはちゃんとカッコイイ顔で写んなきゃな」と言えば花と二人が写るような画角で素早く構えて相手の準備を待たずにこちらはしっかりキメ顔をしてシャッターを切って)
8511:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-26 19:39:58
これも大事な記録、だろう? あ! なんのこと…!
(好奇心のまま検索するのは諦めるとして後で見返せるように資料だけは確保する。だがなんとなしに相手が視界に入れば良い事を思いついて相手の方を向いてシャッターを切った。何の意識もしていない自然体の姿を収めることが出来れば自然と口元が緩んだ。だが相手に写真を撮ったことがバレてしまうと抗議の声が上がる。これも今日の大事な写真だと主張するものの素早くガジェットが取り上げられると声を上げた。それを取り返そうとするがその前に相手が得意げに語りかけてきて困惑しているしている間に二人が映るような形で写真が撮られてしまった。目を見開いて驚きつつカメラを覗き込んで写真を確認するとキメ顔の相手とは対照的に間抜けな面の自分が映っていてその差に思わず「撮る時は先に言いたまえ!」と文句の言葉を向ける。これでは納得がいかなくて相手の横に並ぶと「もう一枚ちゃんとしたヤツを撮ったらおあいこってことにしてあげよう」と遠回しにツーショットを望んで)
8512:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-27 17:36:37
お前が言うなよ!ったく、……ここで平和的解決しといた方が後々良さそうだな
(考え事をしている最中というなんとも間抜けな写真を撮られてしまい素早くバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を取り上げれば今度は相手から声があがる、植物園の記録を残すのは結構だがこちらが写真に写るのならばハードボイルドな姿でなければ。お返しとばかりに手に持ったバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を素早く操作して今度は相手の間の抜けた写真を収めると今度は向こうが慌てる番だ。一緒に覗いた写真はキメ顔のこちらの横に不意打ちを食らった相手の顔が並んでいてとても満足のいく仕上がりだ。相手からは当然抗議の声があがるがそれはこちらのセリフでもありまたもやツッコミながら叫ぶこととなる。こうして二人とも間の抜けた写真が撮られたわけだが相手の提案には素直に頷く、このままでは隙のある顔を互いに狙いあって植物園に集中することが出来なくなりそうだ。それに恋人が望むツーショットなら当然応えてやりたい。こちらからも少し体を寄せるとカメラを構える、今度は互いに準備が整うのを待ってから「撮るぞ」と声をかけてシャッターを切り)
8513:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-27 19:45:10
…うん、良い感じだ。初めてこの場所に来た記念だね。
(油断している所を狙えばそれぞれ間の抜けた顔の写真が出来てしまった。相手からツッコミが入るものの相手から消すように言われなければ自然と口元が緩む。これだって大事な記録ではあるのだがそれを置いてもちゃんとした記念写真は欲しい。相手にもう1枚撮ることを提案すれば素直にそれに乗ってきて早速画角を整える。相手の横に並んで写真を撮るためにいつもより近付いた距離となると相手の構えたカメラの方を向く。ポピーの花が入るように位置を微調整してから相手の掛け声に合わせてそちらを向いて笑みを浮かべた。無事にシャッターがきられると写真を確認する。色とりどりの花を背に二人で並んで自然な笑みを浮かべているものであれば満足そうに呟きを零した。これもまた良い思い出になるに違いない。また相手と初めてを経験したことに声を弾ませつつガジェットをしまうと「それで何処でお弁当が食べられるんだい?」と広そうな公園内の行き先を問いかけ)
8514:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-27 21:37:58
あぁ、記録も記念も残しとかねぇと。そうだな…ベンチの多い噴水回りか眺めの良いウッドデッキか、あとは温室内にも休憩スペースがあったはすだ
(今度は不意打ちなしでのツーショットを撮影する、色とりどりのポピーをバックに二人で並んで撮られた写真は立派な今日の記念だ。相手の自然体を収めた間の抜けた写真だって欲しいものではあるがせっかくこんなに花が咲いている場所に来ているのならあとで見返してこの時を思い出せるものも欲しい。それに隙を伺いあうより花々に囲まれながら相手と春の陽気をゆっくり楽しむ方がきっといい。相手との【初めて】の写真がまた増えた事に口元を緩ませつつ行き先を問われれば記憶を巡るように顎に手を当てる。脳内で候補をいくつかピックアップしながらちらりと園内マップをみて良さそうな場所を三つほどあげる。何処も自然を感じるには良い場所だが「賑やかなとこがいいなら噴水、静かで森の中がいいならウッドデッキ、花に囲まれるなら温室ってとこだな」とさらに情報を付け加え「どこが気になる?」と問いかけて)
8515:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-28 11:28:41
なるほど、悩む所だけど…せっかくなら花に囲まれながら食べるのはどうだい? 温室っていうのも気になるし
(二人のちゃんとしたツーショットを撮影して今日の記念になる写真を残せたところでひとまずの行き先を尋ねる。せっかく来たならば良い所でお弁当も食べたい所だ。相手に良い所を尋ねると少し悩んでから候補が幾つかあがって近くの園内マップの元に行くとその説明を聞いた。どれも魅力を感じる所ではあるが他の公園やキャンプ場などでは体験できない、この植物園ならではを考えるならばやはり綺麗な花は外せない。他で見られない分きっと特別なお昼ご飯になるはずだ。更に温室という言葉の響きも興味を引くには十分で好奇心を滲ませながら行き先を決めた。マップを見る限り温室は奥の方にあるらしい、相手に視線を戻すと「じゃあ温室に向かいながら他の花も見て回ろう」と提案して歩き始めて)
8516:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-28 12:55:58
なら決まりだな。おぅ、行くか
(三つほど昼食場所の候補を出して選ばれたのは温室だ、せっかく花を見に来たのだから花を存分に楽しめる良いチョイスだろう。視線があうと移動がてら他の場所も見て回ることになって返事をしながら歩き出した。今一番見頃でメインとなる場所をあえて避けるルートを選んで温室を目指し歩いていく、爽やかな陽気のもと沢山の花壇と花が並んでいれば花と土の香りとが辺りを覆って歩いているだけでも何処となく非日常感がある。一度大きな通路を挟んでポピーの花壇は途切れるが次に見えてきたのは広い範囲に広がるチューリップ畑だった。ピンクや白、定番の赤に黄色など様々な色がストライプになるように並んでいるが奥の方に一際目立つ赤の一団があって目を惹かれる。視線の先にあったのは赤いチューリップで作られた巨大なハートの形でおあつらえ向きに写真スポットが作られていれば目を瞬かせた後に様子を窺うように相手の方を見て)
8517:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-28 14:14:30
いつもと違う景色を見るだけでも新鮮なものだね。…チューリップだ!
(場所が決まれば早速温室に向かって歩き出す。ルートは幾つかあるようだが相手は何か考えがあるのか大回りするような道を選んでいて少々首を傾げながらもそれに従った。緑豊かでポピーの花が彩っている道にテンションは上がって素直な感想を口をする。そうしていると大きな通路で区切られた次のエリアにはまた違う花が咲いていた。これは以前街の中でも見たことがある花でまたはしゃぐように声をあげた。だがここまで大きな花畑は見た事が無く、更に模様になるように植えているのか綺麗なストライプ柄になっている。イルミネーションは光での表現だったが花の色でも模様が作れるのかと素直に感心していれば相手から視線を感じて顔を向ける。窺うようにこちらを見ている様子と目が合うがその意図は読み取れない。何と無しに相手が先ほど見ていたであろう方向に目を向ければ奥に赤いチューリップによってハート形に作られた場所を見つける。理由が分かれば自然と口角が上がるが敢えて気付かない振りをすると「どうしたんだい、翔太郎」と悪戯っぽく問いかけて)
8518:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-28 19:10:02
色ごとにまとまってて綺麗だよな。……あーなんだ……せっかく撮影スポットあるし、撮るか?
(チューリップ畑を目の前にはしゃぐ相手を横目に早々にこの花畑のメイン要素に気がついてしまって動きが固くなる。出来ればこのまま通り過ぎたいところだがあれだけ大きく畑に横たわっている赤いハートに気が付かなかった、というのは無理がありすぎる。隣の様子を伺えば相手はこちらの視線に気がついたのか逆にこちらの様子を伺ってくるがその口調と小悪魔な笑みを見るに相手もあの並びには気がついていることだろう。ハードボイルドな探偵としてはあんなカップルのために作られたような撮影場所で浮かれて写真を撮るだなんて許されることではない。だが先程記念として写真を撮ろうと言ったばかりの手前撮影スポットを素通りするのはおかしいだろう。それに、多少恥ずかしくとも相手との思い出が増えるのは悪くないことだ。一度少し高台になっている撮影場所を見てから相手へと再び目線を戻して「チューリップ綺麗だしな」とあえてハート形には触れずに誘って)
8519:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-28 20:20:39
…本当だ、綺麗な赤いチューリップだね。ああ、もちろん。行こう、翔太郎。
(その内容を知っておきながらとぼけたように問いかけると相手は口にするのが恥ずかしいのか言い淀んでいてますます口元はにやけていく。本当にスルーしたければ適当な事を言えば良いのに躊躇ってしまうのがハーフボイルドの所以だろう。ぎこちなくも撮影スポットのことが告げられると相手の視線を追うような形で撮影場所を見て白々しく今気付いたと言う反応を示す。そして分かりやすい言い訳と共にフォトスポットに誘ってくる姿が愛おしくて思わず柔らかな笑みが零れた。直ぐに頷くと周囲にあまり人が居ないのをいいことに相手の手を取ってそちらの方向に向かって歩き出した。少し高台になったところにやってくるとチューリップによって作られたハートのオブジェクトがあり、背景には先ほど見ていたチューリップ畑が映るような構図になっている。本物のチューリップで作られたオブジェクトを軽く観察してから上機嫌のままハートの裏に二人で入ると全体が映るようにバ.ッ.ド.シ.ョ.ッ.トを空に飛ばす。さっきの写真も良かったがせっかくなら恋人らしい写真も欲しくて「じゃあ撮るよ」と言いながら相手に更にくっついてみて)
8520:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-28 21:21:31
絶対気づいてただ、ろっ……、…おぅ
(自分からストレートにチューリップで出来たハートの撮影スポットを使おうだなんて言える訳がなくてあくまでもチューリップ畑を撮るために高台へ行こうと誘う、すると相手は今しがた撮影スポットに気がついたかのようの大袈裟な振る舞いをした。楽しげな中に柔らかな笑みも浮かんでいるのを見るにこちらの反応を楽しんでいるに違いない、小声で文句を口にするが最後まで言い切る前に手が繋がると言葉を詰まらせてしまう。平日のお昼前となれば人は少なくて周囲には誰も居ないが不意打ちに先程とはまた違った間の抜けた顔になってしまう。連れられるままに本物のチューリップで出来た真っ赤なハートの元へやってくると裏側へと回る、バ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.が飛ばされて合図が送られると相手はさらにこちらへとくっついてきて身を固めてしまった。人がいないとはいえ白昼堂々と恋人だとアピールするような写真を撮るなんて羞恥でどうにかなりそうだ。だが先程から相手に良いように振り回されっぱなしで少しくらいは相手も動揺させてしまいたい。恋人らしい写真を撮るというのならそちらに振り切るかとシャッターが切られる直前に覚悟を決めて、しかし咄嗟に体は動ききらなくて、結局こめかみに口付けるという中途半端な形で写真に収まって)
8521:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-28 22:54:39
…へ、…!?…仕返しのつもりかい?
(小声で聞こえてくる文句の言葉もスルーして、相手の手を引き目的の場所に向かう。繋がった手とちらりと覗いた相手の顔には動揺が分かりやすく感じられてまた気分が上がっていくばかりだ。真っ赤なハートの場所にたどり着くと裏側に回って写真を撮る準備をする。全体が映る場所にバ.ッ,
ト.シ.ョ.ッ.トが浮かんだのを見るとさりげなく相手にくっついた。すると分かりやすく相手が固まったのが分かってますます笑みが浮かんでしまう。このまま堂々と恋人としての写真を取ろうとシャッターを切る合図を送ってその時を待っていたが不意に相手が近付く気配がしたかと思えばこめかみに何かが触れる。柔らかな感触に視線を向ければこちらにキスを落とす相手の姿があって時間差で何をされているかを理解すると声にならない声をあげて驚く。遅れて羞恥がやってきたタイミングでシャッターが切られてしまって、きっと動揺しきった顔が映っただろう。すぐに相手の方を向くと困ったような顔を向けて文句の言葉を向けて)
8522:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-29 07:56:02
…………
(覚悟は決まったのに行動は中途半端になってしまってこめかみにキスを落とすがそれでも相手には十分効果があって今度は隣から間の抜けた声が聞こえてくる、その直後にフラッシュが光るとすぐに顔を離した。あれならばなかなかいいタイミングで写真が撮れたことだろう。相手はすぐさまこちらへ向くと文句を言うのに困った顔を浮かべている、そのギャップがどうにも胸を擽ってしまって口元がニヤけそうになるのを必死に抑えた。相手がとぼけた分の仕返しとしてはこれで十分な気がするが目の前に動揺する恋人の姿があれば胸は高鳴ってしまう。まだ周囲に人はいない、愛おしさとちょっとした悪戯心が勝ってしまうと相手に見えない位置でバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.に再び合図を送る。そしてこちらに文句を言うその顔に再び寄ると何も言わないまま軽く口付けた。赤いチューリップのハートの中で口付けを交わす決定的な瞬間がカメラに収められるとすぐに顔を離して「そうだ」と遅れて返事をし)
8523:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-29 09:31:37
…ちょっと、聞いてるのかい!しょうた、ッ!
(単にくっついた恋人としての距離感の写真を撮るつもりが不意打ちでこめかみにキスされると慌てて間の抜けた顔を晒してしまう。そのまま写真を撮られてしまって記録として残ってしまったのが分かれば急にされた驚きや写真に撮られた恥ずかしさ、一方相手から野外にも関わらずキスされた嬉しさが混ざって怒りに振り切れない困った顔で文句をつけた。だが相手はにやけそうな表情を浮かべるばかりで何も言わない。それが余計羞恥を煽るとじーっと見つめながらまた声をあげた。そうしていれば相手の出した合図にも気づかず、相手の名前を呼びかけようとした所で更に近付いてきて唇が重ねられてまた目を見開く。直後シャッターが切られる音がしてこの姿も写真に撮られたのだと分かれば更に顔が赤くなって「…いつものハードボイルドはどうしたんだい」と照れ隠しの言葉向けて)
8524:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-29 10:15:01
恋人にスマートな対応するのはハードボイルドだろ?
(一度思いついてしまったちょっとした悪戯は途中で止められるわけもなく相手がまたも文句を飛ばしてこようとも関係なかった。こちらへ飛んでくる文句と名前を呼ぶ声を丸ごと受け止めるように唇を重ねると目を瞑っていても相手が動揺したのが分かって遂には口元をニヤケさせてしまった。唇を離してみれば相手の顔は真っ赤に染まっていて目論見が成功したことにやはり口元の笑みは止まらない。文句の勢いすら萎んだ姿はやはり愛おしくて照れ隠しで投げられた言葉にはいつものキメ顔と気取った口調で返事をしておいた。実際にスマートだったかはさておき相手の可愛らしい姿も見れて満足すれば「チューリップと同じ色になっちまったし、早いとこ弁当たべて落ち着いた方が良さそうだな」と言いながらもハートと同じ真っ赤な頬をつついて遊んでいて)
8525:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-29 14:27:11
…、そうしよう。歩いてお腹空いたからね。
(平然を保っていた相手もこちらの動揺を感じてか口元をニヤケさせて楽しそうな顔と目が合った。こちらが文句をつけても何処吹く風でいつもの様に気取った態度をとられますます恥ずかしくなってしまった。ここで何を返してもただの負け惜しみになってしまうだろう。本来の目的以上の誰にも見せられない写真になってしまったが逆に言えば自分達だけの特別な記念が撮れた訳だ。それは喜ばしい事でもあってこれ以上は何も言わないまま相手の言葉に頷いた。だがちょっぴり仕返ししたい気持ちもあればこちらの頬で遊ぶ相手の手を取って軽くその甲にキスを落としてからそれらしい理由付けをしておいた。再び相手の手を取って立ち上がるとチューリップのエリアを抜けて温室の方向に向かって歩き始め)
8526:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-29 16:06:11
…、…あぁ、とっとと腹ごしらえしちまおう
(春の陽気と花の匂いに唆されて随分と浮ついたことをしてしまったが無理やりハードボイルドだったことにしておいて相手の頬をつつく、だが弁当屋から植物園へと歩いてきてそろそろ腹のすき具合的にも時間的にも持ってきたお弁当を開ける頃合いだろう。相手からも同意がなされて移動を始めようとするがその前に再び手が取られる、不思議そうな顔で見つめていたがそのまま手の甲に口付けられると胸が擽ったいような、囁かなお返しをする相手が愛おしいような、浮かれた気分に拍車がかかりそうで照れくさそうに目線を泳がせた。人がいないなら良いだろうと手を繋いだまま温室へと歩き始める、ガーベラやフリージアに囲まれた道を通り抜けるとやがてガラス張りの温室へとたどり着いた。扉を開けて中に入ると春の陽気よりも一段暖かな空間が広がっていて花の匂いもより強く香ってくる。季節の花から熱帯、高山植物まであらゆる場所に生きる植物が揃っているようだが目的は花と共に弁当を食べることで「花に囲まれてるベンチを探さねぇとな」と中を歩き出して)
8527:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-30 00:25:50
ここが温室…植物の為に外より高い温度と適切な湿度を保っているようだね。ああ、回りながら探してみよう。
(ひとまず移動と言うことで話は纏まったがこのままで終わらせてしまうのも悔しくてその手を取って軽くキスをすれば照れくさそうに目を泳がせていて狙った通りの反応に気持ちも和らいだ。周りに人がいないことを良い事にその手を繋いだまま温室へと向かった。途中綺麗な花の花壇の横を通ってまたその名前を記憶しながら辿り着いたのはガラス張りの温室で興味深そうに中へと入った。一段と暖かく特有の匂いも感じると肌身で外とは空気が変わったのを感じる。温度を管理できるように頑丈な扉などを見ながら素直な感想を口にした。知らない物ばかりが詰まっているこの場所に好奇心は擽られるばかりで直ぐにでも駆け出したいがつないだ手がそれを引き止める。そして相手から声がかかると頷いて中を歩き始めた。中に設置されたスローブの周りには普段街では見られない植物が植えられている。そこを進んでいくと熱帯のエリアに入って綺麗なピンクの花が見えてきた。少し開けたような場所で、ブーゲンビリアと書かれたプレートのある花が柱に巻きついたツタから垂れ下がり他にも様々な熱帯の花が咲いている。外で見た花とはまた違う色鮮やかに見蕩れるとちょうど休憩スペースのように設けられたベンチを見つけ「ここはどうだい?」と問いかけて)
8528:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-30 07:52:56
見て回るのは弁当食ってからな。……あぁ、そうしようぜ。街で見かけねぇ花ばっかで見てて楽しそうだ
(温室の中を歩いていけば風.都.にはない植物の展示が多く別の世界を切り取ってきたような空間に相手でなくても興味が惹かれてしまう。繋がる手は今にも離れて駆け出していきそうだが何とか我慢しているのも伺えて知識欲が爆発しそうな様子にまた口元は緩んだ。その場で検索しない限りは自由に見て回ってもいいのだがその前に昼食を済まさなければ相手は食事も忘れて温室を駆け回ってしまいそうだ。スロープを通り抜け少し開けた場所に出れば普段見かけるのよりも大きく花の色も派手なものが多いエリアにやってくる、掲げられた看板によれば熱帯エリアのようだ。鮮やかなピンク色の花が垂れかかる柱に子供の背丈くらいある葉など見ていて飽きなさそうだ。そんな中にあるベンチで昼食を提案されると直ぐ様承諾して二人でそちらへと向かう。隣に並んで座ればブーゲンビリアをはじめエクメアだとかアンゲロニアだとか知らない名前の花が周囲を囲んでいて何とも鮮やかな色の中にいる。暖かな空間で買ったばかりの弁当と付属のお茶を相手へと渡せば「早速食うか」と声を掛けながら弁当の蓋を開けて)
8529:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-30 10:16:24
ああ、美味しそうだ。じゃあ早速…いただきます。
(今にも飛び出してしまいそうな知識欲にしっかりと釘を刺されるが相手も何処か楽しそうだ。まずはここに来た一番の目的を達成するために温室の中を進んで丁度良さそうな休憩スペースを見つけると相手を誘う。快諾が帰ってくると早速ベンチに隣り合って座ると視線は低くなってより花の中に居るという没入感は強くなる。別の世界や空間に来てしまったようなワクワク感を覚えながら相手から弁当とお茶を受け取り相手と共に蓋を開けた。お店でも見たが空腹ではより一層美味しそうに見えて声を弾ませながら手を合わせると早速一番の売りであるタケノコご飯を口にする。ふわりとご飯の出汁の香りと味がまず先に来て次にたけのこのシャキとしつつも柔らかい食感と特有の甘味と旨味が口に広がって僅かに目を見開く。初めて味わう風味豊かなその味にすぐに相手の方を見れば「凄く美味しいよ、翔太郎」と興奮気味にその驚きと感動を共有しようとして)
8530:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-30 12:25:03
いただきます。……だろ?こっちも食ってみろよ、フィリップ
(周囲を見知らぬ花で囲まれたベンチで二人並んで弁当の蓋を開ける、花の香りの中に二人分の弁当の香りが広がると食欲がそそられて一気に腹が空いてくる。相手と共に手を合わせると箸を手に取るが隣から聞こえる声は弾んで好奇心が全く隠せていなくて思わず相手の動向を見守ってしまう。一番メインであるタケノコご飯を口へと運んだ相手は噛んだ瞬間に目を見開いている、美味しかったのだろうと思っていたが直ぐ様顔はこちらへ向いて感想を勢いよく伝えられると思わず小さく笑ってしまった。よっぽど気に入ったのを全身で伝えてくる相手が愛おしくて口元にはまったく締まりがなくて食べる事さえ忘れて目を奪われてしまう。相手の【初めて】を見守る瞬間はやはり心擽られるものだ、もっとその顔が見たくなってしまえばまだ口を付けていない弁当からタケノコの天ぷらを一つ箸で取り出して相手の方へと差し出して)
8531:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-30 14:25:44
香りも良くて確かにこれは春の味覚だね。…良いのかい? じゃあ遠慮なく…
(初めて食べたたけのこだったが良い歯ごたえとご飯との相性は抜群で出汁の風味も相まって春の風味を感じられるような料理だ。その感動を相手にも伝えたくて興奮気味にその感想を共有すると相手は柔らかに微笑んだ。色鮮やかな温室の中で相手に問われるとこくこくと頷いて同意を示して今の季節にピッタリなご飯だと小さな笑みを浮かべた。そうしていると相手が自分の弁当から天ぷらみらいなものを取って差し出してくる。まだ相手は食べていないのに、という気持ちが浮かんで伺うように相手を見ていたが差し出された天ぷらは美味しそうでその欲の方が上回ると顔を近づけて口に含んだ。外側の薄い衣の中にあるたけのこは炊き込みご飯よりも歯ごたえがしっかりしていてその甘みが更に際立っているように感じる。同じ食材でも感じ方の違う事に驚いたような反応を示すと「こっちもたけのこ自体の旨味が感じられて美味しい!同じ食材なのに調理法でここまで変わる物なんだね…」と上機嫌かつご機嫌に感想を口にすると「君も食べ比べしたまえ」と自分の弁当差し出して反応を待ち望んで)
8532:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-30 17:36:40
たけのこ気に入ったみてぇだな。…なら遠慮なく
(何よりも先に相手がたけのこを楽しむ姿を見たくて天ぷらを差し出す、少々戸惑ったようだったが口の中にたけのこが消えていけば相手は目を輝かせて驚いたり機嫌よくこちらに感想を伝えて来たりと大騒ぎだ。相手が発する眩しい声も反応も全てから目を離せなくてずっとその姿を観察してしまう、春らしいものをと選んだ弁当だったがいい選択だったようでこれだけでもうお釣りが来そうだった。今度は相手から食べ比べを勧められお弁当を差し出される、相手と何かを共有するのだってこの胸を満たすものであればまずはたけのこご飯に箸を伸ばした。口に運ぶとしっかりとした出汁とそれに負けないたけのこの風味がご飯に染み渡っていて口の中に幸せな味わいがふわりと広がる、次にたけのこの天ぷらを食べればシャキッとしたいい食感と共に独自の旨味が広がってたけのこ単体の味をしっかりと味わうことが出来る仕上がりだ。どちらも満足気な顔をしながら飲み込むと「ご飯の方はたけのこの香りが鼻に抜けてくし天ぷらは食感良いし、どっちも美味いな!」と感想を口にする。二人の手元にある二つの弁当を順に見たあと「食べ比べ出来る二つにしといて良かったな」と口元をすっかり緩ませながら言って)
8533:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-30 20:12:32
ああ、噛み締めるほど味が出てくる不思議な食べ物だ。…だろう?二人で食べる特権だね。
(炊き込みご飯と天ぷら、二種類の料理の違いやその美味しさを相手に伝えれば今度は自分の感じだものを相手にも味わって欲しくて弁当を差し出す。まずは炊き込みご飯に箸が伸びてホッコリと広がる風味を味わって、その次に天ぷらを食べて満足気な顔で食べている。その表情からも相手が美味しいと感じていることは伝わってきて心を満たす物は何倍へも膨れ上がる。相手の味の感想を聞けば何故か自分が得意げに声を掛けていて二種類の春の味覚に声を弾ませていた。それぞれ自由に好きな物を選んだが相手の言う通り同じ食材でその違いを比べることが出来るベストなチョイスだっただろう。これも二人で食べること出来ることでご機嫌に笑いながらも別のおかずを挟んでからまた炊き込みご飯を口にした。ちらりと視線を周りにやると熱帯植物特有の原色に近い色の花が咲き誇っている。クローンの研究所を潰して負った怪我の回復に専念して、完治したと思ったらその間に溜まっていた仕事の整理に追われて昼にゆっくり外で過ごす機会は少なかった。その分その景色が新鮮に見えると花達を見ながら「たまにはこうやって外で食べるのも良いね」と相手の方を見て)
8534:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-30 21:04:27
あぁ、お前と居るからこその特権だ……そうだな、最近慌ただしかったしたまにはこういう時間も取らねぇと
(相手はついさっきたけのこを初めて食べたはずなのだが何故かこちらの感想に対して得意げな顔を浮かべていてそんな無邪気さにまた口元は緩んで弧を描く。特段意識したわけではなかったが二種類のたけのこを味わえるのもこの弁当を選んだおかげ、もっと言えば相手と一緒に昼食を食べているおかげだ。ご機嫌にそのことを口にする相手にこちらも同じ言葉を重ねて二人でいることの幸せを噛み締めながらちらし寿司の方に手を付けて口へと運ぶ。様々な具材が乗せられ食感と味が噛む度に違うそれを楽しんで飲み込んだ所で相手の声が聞こえてきてこちらも視線を向ける、確かにあの研究所に乗り込んでからここ最近までメモリ関連の依頼はなかったもののなんだかんだとあの日の事を引きずってぎこちなかったり忙しなかったりと日々を過ごしてきた。相手と出会う前はおやっさんに早く追いつく為に毎日ガムシャラに動いていたが今となっては相手との時間の大切さも居心地のよさも知ってなくてはならないものになっている。周囲には誰も居らず漂う花の香りだけが二人を囲んでいるとなれば簡単に心は浮かれてしまって顔を寄せてコツンと額同士を合わせれば「今日はこの花の匂いでお揃いになりそうだな」と呟いて)
8535:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-30 22:07:58
なら今日はちょっとしたデートも兼ねている事にしようか。……そうだね、今日だけの特別なお揃いだ、
(筍の美味しさを、お昼ご飯を食べる時間を相手と共有しながら食事を進めていく。いつものようにお互いの物を交換すれば単純に味わえる料理の種類も二倍だ。一緒に入っていた卵焼きや豚肉巻きを食べながらこの時間を過ごしている幸せを噛み締めていれば相手と目が合って同意がなされる。二人でいればどんな時でもかけがえの無い時間ではあるが、ただ心のままに肩肘張らずに過ごせるこの時間はまた違った意味で特別なものだ。少し調子に乗って今の時間にデートと言うワードを用いながらくすくす笑っていると相手が近付いてくる気配がして箸を置きそちらに意識を向ける。相手が近付いてコツンと額が重なると視界は相手でいっぱいになるがいつもと違うのは花の香りが漂っていることだろう。このまま過ごせば相手の言う通り服や紙に着いた香りを二人でお持ち帰りすることになる、普段と違う匂いでも相手と一緒ならば特別の一つで小さく笑いながらそれを告げた。再び目を合わせると「花を見に来たのに君の事ばかり見てしまいそうだ」と困ったように、だけど何処か弾む声で呟いて)
8536:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-30 23:17:50
…、…それだと本格的なデートになっちまうじゃねぇか
(今は探偵の仕事の途中で気晴らしに外へ昼食を食べにきただけのはずなのだが相手によってデートという言葉が加わると「だな」と同意の返事をする、周囲に人が居らず二人だけの時間を過ごして相手だけにしか見せられない探偵ではない自分で過ごしているのだからこの時間はほぼデートだろう。そんな思いがあるからこそ花の匂いに浮かされるままに額をくっつける、温室という閉じられた空間でこんな近くに花があれば服も髪もいつもと違う香りを纏うことになるだろうがそれも同じならば相手の言うように特別なお揃いだ。ごく近い距離で目が合えば視界は相手で埋めつくされている、そんな状態で相手が困ったように、しかし本質は浮かれたように周囲を包む香りのような甘い事を言えば照れ隠しで笑みを浮かべた。だが愛おしい相手の視線の全てがこちらに向けられているのは幸せでしかない、戒めるような事を言うもこちらの声も弾んでしまっていてはどうしようもなかった。結局はこの距離では満足出来なくてさらに顔を近づけるとゆっくりと唇を重ねて)
8537:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-01 00:03:42
それじゃあ駄目かい?
(初めは息抜きのつもりだったが二人でお弁当を買って初めて来る場所で食べるのは立派なデートだ。相手から同意がされて周囲に人が居なければ自然と距離も縮まる。周囲の花の香りを感じながら額を合わせると視界は相手でいっぱいになると周りの花が色々な意味で見えなくなる。それを告げると相手は照れ隠しを浮かべる。宥めるようなことを言いながら弾む声を聞けばそれを止める物は無くて軽く目を細めるとさらに調子に乗ったように問いかけていた。そうして戯れていれば相手の顔が寄ってきてゆっくりと唇が重なる。自然と瞼を閉じれば触れる唇の柔らかさと温度と共に花の香りが鼻腔をくすぐる。そこに混ざる相手の匂いも吸い込むように深く呼吸しながらもキスを続けた。やがてゆっくりと唇を離すと「桜に続いてこの匂いでも君のこと思い出せそうだね」と悪戯に微笑んで)
8538:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-01 07:48:34
あぁ、花の匂いとお前もすっかり結びついちまったな
(最初こそ探偵業の合間の息抜きだったはずが今や二人きりの時間になっていてこの空間には相手と自分と花しかない。口だけでは仕事の途中だと最後の一歩を踏み止まるようなことを言うが実際成り立っていないようなもので、相手がその一線を軽く飛び越えるように問いかけてくるとどうしようもなくこの胸を掴んで肯定の笑みが浮かんでいた。溢れる気持ちのままに唇を重ねれば目を閉じて柔らかな感触を存分に堪能する、相手の真似をしてゆっくりと深呼吸すれば周囲に咲く花の匂いと相手の匂いが入り交じって幸福と共に脳を埋めつくした。やがてゆっくりと唇が離れる、悪戯に微笑む姿にまた胸は掴まれ高鳴って五感を通して相手の存在が刻まれたことを告げる。正直もっと相手に近づきたいのだが今は昼食中でそれは叶わない、気持ちがさらに膨らんでしまうという意味でも弁当に意識を戻さなければ。代わりにさらに体を寄せてピタリと寄り添うと「ま、この花の匂いを嗅げるのここくらいだろうけどな」と冗談めかして言った後ちらし寿司を口へと運んで)
8539:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-01 09:25:49
それは残念だ、急に立ち止まって顔を赤くする君がまた見られると思ったのに。
(普段ならば屋外でこんな事はしないだろうが久々のデートとも呼べる外出に初めての場所で二人きりとなれば気分も上がる物で心が求めるままに口づけを交わした。周りを花に包まれてその香りも少し高い体温もまるごと記憶に刻む。やがてゆっくりと離れて悪戯っぽい言葉をかけると相手もそれを肯定して小さく笑った。だがこのままエスカレートするには色々と問題でその代わりに相手が身体を寄せてくっついてくれば口元を緩めて近すぎる距離のまま食事を再開した。桜と違って熱帯の植物は街中には咲いていなくて記憶と結びつこうともここに来なければ思い出すことはないかもしれない。それを残念がるように呟きを零しつつ楽しそうに揶揄いの言葉をかけていた。相手の体温を感じながら炊き込みご飯や一緒に入っていたおかずを食べていく。中には初めて食べる料理もあって箸で掴んで観察してから口にして分析するような感想を呟くこともあった、そうして食べ進めながらお弁当の魅力に気付くとまだ食べて終わってもないにも関わらず「今度は自分達で弁当を作って何処かに食べに行くのもいいかもしれないね」と提案して)
8540:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-01 12:58:13
なっ、?!街の花と結びついちまったら、外出られなくなんだろ……そうだな、バイク走らせて見晴らし良い場所で手作り弁当食うとかな
(普通以上の近さで相手とくっつきながら食事を再開する、しかし直後相手から揶揄いの言葉が飛んでくれば思わず声を挙げて固まってしまった。むせなかったのは幸いと言えよう。今や桜の香りと相手とは深く結びついていて強い匂いが鼻腔を擽るとあの日を丸ごと思い出してしまう程だ。満開の桜の傍を通る度に大なり小なり体を固めてしまうのに風.都.の花全てに適用されてしまえば普段の移動中でさえままならなくなってしまうに違いない。勢いよくそれを叫ぼうとするものの言っていて恥ずかしくなってくれば言葉尻にいくにつれ勢いは萎んでいった。軽く咳払いして場をリセットして食事を進めていく、椎茸や蓮根の天ぷらも食べつつまたちらし寿司を口に運んでいると今度は弁当を作ろうと相手から提案される。これまで二人でいろいろと作ってきたが作ったものを持ち出すのもまた良いデートになりそうだ。花の匂いも相まって想像しただけで気分は上がってしまえば「唐揚げとか春巻きとか…変わり種作んのもいいよな」と思いを馳せていて)
8541:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-01 15:23:55
いいね、それ。一緒に何にするか決めて作るのも良いしバレンタインのチョコみたいに担当や種類を決めて移動した先で発表っていうのも楽しそうだ
(軽い気持ちで揶揄いの言葉をかけると相手は身を固めて分かりやすい反応を示す。桜の香りのことを思い出したのか声を張り上げ、だけどもだんだんと尻つぼみになっていく勢いにまた口元がにやけて仕方ない。相手がこの街で探偵をすることが出来なくなるのはこちらの望みではない。だがふとした瞬間に思い出してほしい気持ちは確かで「ならば別の方法でも考えておこう」といたずらっ子な口調で声を弾ませていた。相手の反応に満足しつつ弁当も堪能していれば次の機会への意欲も湧いてきて提案をする。すると相手も話に乗ってきて具体的な案が出てくれば表情を綻ばせた。お弁当ならば山でも海でも公園でもどこでも食べることが出来る、そして相手から出てきた食べ物も美味しそうであれば賛同を示して一緒に作るのもお互いの為におかずを何品か作って持ち寄るのも楽しそうだと提案する。そうなると今日みたいに仕事の合間では難しいかもしれないがデートの一プランとしてはアリだろう。作る候補を幾つか勉強しておいた方が良いかもしれないと思いを馳せつつ箸を動かしていればあっという間に食べ終えてしまって「ごちそうさまでした」と手合わせ)
8542:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-01 18:20:23
お、いいな。中身が分かんねぇ方が食べる時の楽しみも増えるし。……ご馳走様でした。あー美味かった
(相手を考えない日などないのだが四六時中強く考えるようになってしまっては何も出来ないダメ人間になってしまいそうだ、相手は何やらまた悪戯な笑みを浮かべていて相手のいう方法とやらを知るのが怖いような何処かで楽しみにしているような気もしつつお弁当を食べ進めていく。一緒に弁当を作るのも楽しいだろうが蓋を開けた時まで何が入っているか分からないのも手作り弁当の魅力のひとつだ、それぞれ担当を分ければその楽しみも味わうことが出来そうでなにより相手が何を選んで作るのか考えただけでも楽しみになる。デートプランのひとつとして弁当作りを頭に刻みながら相手とほぼ同じタイミングで弁当を食べ終わってこちらも手を合わせる、空になった二人分の弁当を回収して袋へとしまった。弁当を食べるという目的も達成すればこのベンチにいる理由は無くなってしまったのだが周囲に他の人の気配がなく非日常的な空間となればもう少し食後の余韻を楽しみたくて手を取って緩く指を絡めて繋ぐ、軽く相手の方へ体重を預けながら「いい昼飯の時間だったな」と感想を口にし)
8543:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-01 19:35:19
ああ、春の味覚も味わえたし良い気分だ。
(話している間にただの思いつきであったアイデアがだんだん形になっていって気分も上がっていく。今回は中身が分かっているものを買ったが相手の言う通りに開けるまでのサプライズ、それも相手の手作りとなればさらに楽しみになるに違いない。緩んだ口元で「なら今度そうしよう」と話をまとめながらお弁当を食べ終えた。相手とほぼ同じタイミングで手を合わせると相手が空の箱を回収してくれて礼を言う。二種類の筍という初めての味覚を体験して普段は並ばないようなおかずも食べることが出来て心も体も満たされお茶を飲んで一息ついた。ご飯を食べ終えたのだから釘をさされていた条件はクリアして温室を見て回っても良いのだが今はそんな気にならない。それは相手も同じようで自然と指を絡めるように繋がって体を寄せ合った。更に体重を預けるようにすると花の香りの中にある相手の匂いを感じ取って「こういう時間を定期的に取っても良いかもしれないね」と小さく笑って)
8544:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-01 20:16:01
そうだな……ただお前と一緒にいる、贅沢な時間だ
(お弁当を食べ終わっても互いに直ぐ動く気はなくて二人の間で手が繋がり互いに体重を預け合う。温室は外と空気が遮断されているおかげで余計な音が聞こえなくて温室の何処かで流れている水の音が微かに響いてくるだけだ、あとは暖かな空気といつもより強く香る花の匂い以外は何も無い。相手から小さく呟きが聞こえてくると同意して軽く頷く。先日の研究所の件も然りだが自分達の日常はいつ崩れるか分からない、一緒に暮らして相手といる時間は日々確保されているのだがそれ以上にこうやってただただ同じ時を過ごす時間があったってバチは当たらないだろう。寄り添うように座って暫く無言の時間が流れる、ただただ相手の存在を感じて時を刻むだけで何ものにも変えられない幸福が胸を満たしていた。浮かされるままに顔を動かして相手の髪に口付けを落としてみる、お揃いのシャンプーの匂い、相手独自の匂いに加えて表面にはフローラルな匂いが香っていて「しっかり花の匂いがついてるみてぇだな」と楽しそうに言って)
8545:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-01 20:34:26
…本当だ。君からも同じ匂いがする。今日限定かもしれないから覚えておこう
(外であるのに温室の中は余計な音も空気も無くて二人だけの空間のようだ。そこで二人でくっついてその存在を確かめ合う。一緒に居るなんて今や当たり前の事だが大切で幸せな時間であることに変わりは無い。言葉はなくともその時間は共有出来て軽く目を瞑っていれば相手が動く気配がして感じられない場所、恐らく髪にキスが落とされたのだと分かって胸に暖かいものが満ちる。匂いを確かめるような仕草を感じれば擽ったくもなるがその温室の匂いが付いていると知れば自分も確かめたくなって相手の髪に鼻先を埋める。普段の香りに混じって確かにフローラルな香りが混ざっていれば小さく笑ってお揃いの香りだと告げた。同じ場所に居た証拠でこれを一緒に事務所に持ち帰るのだと思えば心も弾む。だが次第に薄れることを思うと今が一番強くその特別を感じられるはずで今日の出来事と一緒に記憶する為に深く息を吸って匂いを確かめていた。そうしてまた何も語らなくても良い静かな時間を過ごしていたが遠くで扉が開くような音がした。恐らく他の入場客が入ってきたのだろう。スローブがあってすぐには来ないだろうが二人きりの時間も一旦ここまでだ。名残惜しくもあるがそっと体を離すと「そろそろ行こうか」と声をかけて)
8546:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-01 20:52:53
あぁ、今日だけの特別なお揃いだからな
(このベンチに座って相手とゆっくりとした時間を過ごす間ずっと熱帯の花々に囲まれていたおかげで相手の髪にはすっかりここら辺に咲く花の匂いが移っている、相手からも確かめるように鼻先が髪に埋まれば少々擽ったくて口元に笑みを浮かべた。どうやらこちらの髪にも匂いはついているらしい。しっかりと記憶する為にと相手がさらに深く息を吸えばやはり擽ったくて軽く身を捩って擦り寄る、こちらも相手が纏った花の匂いをたっぷりと吸い込んでこの匂いと相手の存在を深く結びつけで自分の中に刻んでおいた。寄り添ったままなんでも無い相手との時間を過ごしていたが温室内に誰かが入ってきた音が響く、どうやら二人きりの空間は終わりのようで「だな」と返事をすれば名残惜しくも体を離してベンチを立ち上がった。近くに人がいなければいいだろうと手は繋いだまま温室内を軽く見て回る、元々は先に弁当を食べてから中を見て回る約束だった。食虫植物やサボテンばかりが集められたコーナーも見て回りつつ「最後にメインのとこを見とかねぇとな」と期待を持たせるような言い方をして)
8547:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-01 23:55:38
メイン? 何か有名なものでもあるのかい?
(お互いに移った特別な匂いを確かめあっていれば擽ったそうに、それでいて嬉しそうな笑みが零れる。このままずっと居たい所だったが遠くから扉が開く音がすれば名残惜しくも体を離してベンチから立ち上がった。手も離そうとしたが構わないというように繋いだままで引かれると一瞬驚くも伝わってくる相手の想いに心は暖かくなって軽く握り返しながら温室内を見て回り始める。人の大きなほどある葉をつける植物や身近な食べ物でもあるバナナやカカオの木、そして普段お世話になっているコーヒーの実があったりして興味深く、または相手と驚きと感動を共有しながら見て回る。そしてサボテンや食虫植物といった珍しい植物に好奇心を宿した目を向けながら観察していた。そうして粗方は順路通りに見て回って未知の植物との出会いに満足していたが相手からメインというワードが出てくるとぴくっと反応を示す。今まで見たものだけでも十分な情報量だったが更にそれを上回るものがあるらしい。そう聞けば余計期待が煽られて前のめりに問いかけると「早く見たい!」と子供みたいに急かして)
8548:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-02 09:31:03
この時期だけの特別だ。なら、見に行くか
(温室を巡る間、当然相手は好奇心を爆発させていて植物の前に掲げられたプレートを読んだりカメラを構えたりと忙しそうにしている。その様子を隣で眺めて相手が【初めて】を経験するのを見守っていた。やがて温室を一回りして出入口へと戻ってくれば敢えて避けていた取っておきの存在をチラつかせて相手の期待を煽る。途端に相手は目を輝かせて急かされてしまえば素直な反応にまた小さく笑ってしまった。それならば早速と歩き始めて温室を出る、そのまま植物園の中を歩いていった。途中噴水広場や薔薇の庭園など広いスペースに出てそこに咲く花もそこそこに観察しつつ歩みを進めていく。そうして植物園の一番広い花畑へとたどり着けば相手の方を見て「これがこの植物園のメインだ」と声をかける。そこには広々とした空間が広がっていて一面に綺麗な淡い青色の花が咲いている。軽く風が吹けばゆらりと花々は揺れて「ネモフィラっていう花だ」と解説を加えて)
8549:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-02 10:14:51
……! 綺麗な青色だ…、ネモフィラ……
(メインでありこの時期だけと煽られるとますますその実態が気になってそわそわする。大きな花なのかそれともチューリップ以上に色とりどりなのかと様々な想像が膨らんで居ても立っても居られずその手を引いて温室を後にした。この街の風を浴びながら案内されるまま植物園の中を歩く、途中噴水や薔薇園もあって立ち寄って鑑賞したりもしたがなかなか現れないメインの方が気になって落ち着きが無かった。そうして進んでいくと小さな丘のようなものが見えてくる。促されるまま軽く登ってその先を見下ろすとこれまで見た中で一番の広さの花畑があってそこに淡い青色の小さな花が咲いていれば幻想的なその風景に思わず息を飲んだ。軽く風が吹いて花々が一斉に揺れると波打つ海のようで青空とはまた違う美しさに心が動くまま感想を呟いた。そうして目の前の景色に目を奪われていると相手から解説が加わってその名前を口ずさむ。一般的に暖色の多い花の中で淡い青色は特別なものに思えて心惹かれると「近くでも見てみたい」と手を引いてネモフィラの元に向かって)
8550:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-02 11:16:56
花畑なのに海が広がってるみたいだろ?…おぅ
(ずっとソワソワとしている相手を横目に口元を緩ませつつ植物園を進み、やがて小さな丘を登った。すると眼下にはネモフィラ畑が広がっていて相手が息を飲むのが分かればまた笑みを浮かべて共に一面に広がる青を眺める。花の色では珍しい青色が並ぶがその中に白が混じるおかげで風に揺れる度に水面が揺れて輝いているように見えて何処か幻想的だ。溢れ出るように呟かれた感想に思わず繋がる手に力が篭って少々もったいぶってここを最後にして良かったと内心思う、近くで観察したいと言われれば手を引かれるままに畑の中へと歩き出した。通路を歩けば周囲を澄んだ青に囲まれ優しい花の香りが鼻腔を擽る中でしゃがみこむと近くでネモフィラを観察する。小ぶりな花は真ん中だけが丸く白くて周囲は海や青空を写したような色だ、指先で軽く花びらに触れながら「青色の花なんて珍しいよな」とこちらも素直な感想を口にし)
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle