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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
8307:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-04 07:53:13
え?あー明日、…いや、明後日の、夜までには帰る
(アラームが鳴り響き相手の眉が下がればこちらから顔を寄せてほんの少しの猶予の中で短く口付けを送れば互いに名残惜しさが滲んだ視線が交わる、絡まった指は解けてしまったが世界は暗転しなくてどうやらまだこの時間は続いているようだ。上手くいきそうな予感に安心したような、しかし相手と離れなくてはならないのが寂しいような、複雑に入り交じった気持ちを抱えてしまって次に集中しようとこれからの手筈を思い出す。相手との時間に集中していたがここからは探偵としての仕事の時間、やっと掴んだ機会を逃すわけにはいかない。そうやって意識を次へ飛ばしていたせいで相手の質問には咄嗟に答えるものの見積もりが甘くて悪い方向に訂正を加えてしまう。一周目のループの時に伝えた内容なのにスムーズに返事ができなかった。だが丸二日相手に会えないと自ら口に出せば寂しさが顔に滲んでしまって無理やり笑みを作ってそれを誤魔化す、気持ちを整えるように軽く息を吐くと相手と目線を交えて別れの言葉を告げようとして)
8308:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-04 11:41:38
…そっか、なかなか大変な依頼のようだ。じゃあ、……。
(絡めていた手を解いてこの場を立ち去るために立ち上がる。二人で桜を見てシェイクも味わって恋人としてデートを楽しむことが出来て足りなかった部分はある程度満たされたが相手と離れるとなるとやはり寂しさが募る。次に会える時間を確認するためにも依頼の進捗を聞けば明日と答えられるもすぐに今の状況を考え込むような素振りのあとまた一日伸びた日にちを告げられる。さっきまでは大丈夫だと思えたのに具体的な丸二日と日時が提示されるとまた寂しさが噴きあがる。それを誤魔化すように客観的な感想を口にしながら相手の顔を見ればそこには寂しさが滲んでいて同じ気持ちなのだと察した。我慢しなければ、と思うもののぐらりと思考は揺れて相手と目を合わせて別れの言葉を告げようとするが『頑張ってくれ』の言葉が続かなければまた世界が暗転した。___アラームが鳴ってこの時間の終わりを告げる。だが相手はすぐに離れていかなくてまた短く唇が重なった。それに少し驚くものの心を満たすものにじっと相手を見つめていて)
8309:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-04 12:34:51
___……そうきたか。……なぁフィリップ、多分今度会えるのは明後日になる。だから、その……頼みがあるんだ
(この後の依頼のため相手に別れの言葉を言おうとする、相手からもきっと同じ言葉が出ようとしたが途中で切れてしまった。きっとそこでまた相手が言葉を飲み込んだのだと分かった瞬間に世界は暗転した。___アラームが鳴っている、自分はまだベンチに座っていて指は絡まったまま、そっと相手との口付けの後に離れていくところだった。またも時間がループした事に目を瞬かせて驚くも今までと違って随分と近い時間だ、つまりここまでは満足していたらしい。残る問題はこの後の数分、別れ際だけということだろう。ループするのは困るのだが相手と離れなくても良くなったことに多少安心している自分がいる、それだけ相手と離れ難くなってしまっているのだろう。ちらりと周囲を見回す、相変わらず公園には二人きりで他人の目はなさそうだ。相手と、そしてこちらが抱える寂しさを埋めなければきっとその時間からは進めない。だが屋外で自らの願いを伝えるのは憚られて目が泳ぐ、これも二人のためなのだと言い聞かせてまずはまた暫く会えないことを伝えた。そしてもごもごもと言葉を詰まらせてから繋いでいない方の手を軽く広げると「お前のこと、その...充電していいか?」と頼みを伝えるとチラリと相手の方を見て)
8310:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-04 14:06:37
…ああ。……頼み?…もちろん、僕も充電したい。
(相手をじっと見つめていればその目が瞬いて若干驚いたようにも見える表情を浮かべる。こちらも不思議そうな反応を見せていると相手はちらりと周囲を見たかと思えばその目が泳いで二日間会えない事が告げられる。ある程度分かっていたとはいえ具体的な日付が明らかになるとまた寂しさが募った。離れたくないと無意識につながっている方の手に力を込めているともごもごと歯切れ悪く言葉が続いて伏せていた視線を相手に戻した。そこで頼みというワードが出てくると目をぱちりと瞬かせていたが手が広げられて遠慮がちに充電を頼まれると嬉しさと愛おしさが湧いて素直な自らの望みを伝え、距離を詰めてその身体にぎゅっと抱き着いた。繋いでいた手や軽く触れた唇だけでなく全身で相手を感じれば思わず安堵の息をついた。こうやってくっついていればまた離れがたくなってしまうのだが慣れ親しんだ体温と抱きしめている分相手と顔を合わせずに済む体勢、そしてループの件で自分の心情がバレていていざとすればやり直せるという条件が揃っていれば「…翔太郎、その…もう一個だけわがまま言っていいかい?」と小さく声を掛けて)
8311:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-04 18:34:20
……、…フィリップ……ん、なんだよ?
(このループを早く抜け出さなければならないような、このまま相手との時間をずっと過ごしていたいような、正しい方は分かりきっているのに気持ちは揺れ動いて寂しさを埋めるための充電を頼む。子供じみた頼みかとも思ったが相手からも同じ望みが告げられると口元は緩んでこちらへ抱き着いてきて相手に腕を回してこちらからも強く抱き締めた。長らく触れていなかった相手の体温と匂い、全身の感触を久しぶりに感じて相手とほぼ同時にゆっくりと息を吐き出してただ相手の名前を呼ぶ。次に会える二日後は果てしなく遠い時間だがこの温もりに帰ってくるために頑張ることができる。相手を抱きしめる心地に浸っていると今度は相手からわがままという名の頼み事を申し入れられる。相手が望むものならば当然与えたい、今は特にその気持ちが強い。なにせ何度も同じ時間を繰り返して相手を満足させている最中なのだから。抱き合って顔は見えないがその代わりに相手に軽く擦り寄って「今ならお前のわがままなんでも聞いてやるよ」と続きを促して)
8312:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-04 21:50:13
…なら君が今から行く依頼、僕も手伝っても良いかい?
(充電と称して更にくっつくことを望まれると喜んで相手を抱き着く。相手からも腕が回されて強く抱き締められるとその体温や匂いを強く感じて息を吐いた。その状態で名前を呼ばれるとまた満たされる物があって最後の怖がりすら解けていく。そうなれば自らの望みにも素直になって伺うように声を掛けると当然のように受け入れるような対応がされる。言ってもいいのかと思う迷いすら相手が擦り寄ってきて、続きを促されると溶けていった。軽く腕に力を込めるとずっと考えていた望みを口にする。今がどれだけ満たされていてもきっと離れてしまえば寂しく物足りなくなってしまうだろう。普段別行動しても気にならないのは同じ事件や依頼をこなしているからで相手だけが一人、探偵としてずっと動いている事に不安に近い感情を抱いたのかもしれない。相手の邪魔になる可能性や既に取り組んでいた依頼に対して口を挟むタイミングが無かったのもあって言い出せなかったが一緒にやりたいと宣告して「僕は明日やる事も無いし、そしたら早く終わるかもしれないし…」とさらにその理由を重ねていき)
8313:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-04 22:40:38
え、……そうだな、お前と一緒なら俺だけよりも早くカタをつけられる
(どんな願いでも叶えるつもりで続きの言葉を促すと予想だにしない答えが返ってきて思わず動きを止めた。てっきり帰ってきてからまたデートに行く約束か思いっきり甘やかす約束が、そんな類のものだと思っていたが同行を申し出るとは思わなかった。だが確かにこの後一緒に仕事へ出かければ相手と離れずに済む、ひとりで事足りる依頼のうえ足を動かす仕事となればこちらの担当で当然相手とは別行動だと思っていたがそこにこだわる必要なんてない。むしろ有事の際に相手がいた方が動きやすいだろう、幸い今回はメモリの気配も組織の気配もなく相手がターゲットになることはない。繰り返す時間のその中で相手を満足させきることを考えていたがその必要はなかったのだ、というよりこんな短い時間でお互いに満足できるはずがないというのが答えかもしれない。上半身を少しだけ離して相手と目を合わせる、丸二日かかる予定の仕事も相手とならきっともっと早くに終わらせられるだろう。そうすれば二人で過ごす時間はもっと早くにまたやってくる。こんな当たり前の答えにたどり着くまでに随分と苦労したものだと思わず笑みを浮かべながら「それに、俺達は二人で一人の探偵だからな」と二人だけのキーワードを口にして)
8314:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-05 00:11:50
…翔太郎、…ああ、その通りだ。
(こちらが一緒に依頼をこなしたいと言うワガママを口にすれば相手の動きが止まる。やはり出過ぎた行為だったかと落ち込みかけたが前向きな肯定の返事がされると思わず相手の名前を零した。少しだけ上半身が離れていくと相手と顔を合わせて視線が重なる。相手が帰ってくるのを一人で待つだけの時間の始まりは受け入れたくないが二人で依頼に取り組み始めるのを示すならば悪くない。そしたらきっともっと早く二人の時間をまた手に入れられるはずなのだから。相手もきっと似たようなことを考えているはずで二人だけのキーワードが告げられるとこちらもありのままの笑みが浮かんだ。もう寂しさも名残惜しさは微塵もなくスッキリとした気持ちとなれば「さっさと依頼を終わらせる為にもうちょっと充電しておこう」と意味合いすら変わった充電をする為にまた腕に軽く力を込めて抱き締めて)
8316:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-05 08:39:37
こっからは尾行して違法賭博の現場に乗り込まなきゃならねぇからな。しっかり充電しておかねぇと
(互いの寂しさを解消するためには一緒にいればいい、至極シンプルな答えにたどり着いたが相手と離れなくて済むと思ったこの心が安心や嬉しさに溢れているのだからどうしようもない。いつもの自分達の在り方を、二人だけのキーワードを口にすれば相手には自然な笑みが浮かんでこちらも無意識に口角を上げる。二人でいくならばもう少し時間もある、相手からまた抱き締められるとこちらも相手の肩口に顔を埋めてしっかりとこれからの活力を充電する。相手はもう言葉を飲み込むことはなくて視界は明瞭なままだ、軽く笑うと「もう時間を戻す必要はなさそうだな」と揶揄うように言って)
8317:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-05 10:24:49
ん…、君と一緒なら戻る理由なんて無いからね。
(時を戻すことも我慢することもなく一緒に依頼に取り組みという第三の方法を選ぶことにすれば問題点は全て解決する。ようやくいつも通りに戻ったことに自然と笑みが浮かんでまた相手を抱きしめた。依頼の内容は大まかには把握していて危険かもしれない場に踏み込むなら十分と充電して気持ちを切り替えるべきだ。そんな大義名分のまま相手を抱きしめていると揶揄う言葉をかけられる。心残りがなければ時が戻ることも無く、二人にとって初めての時刻を迎える事が出来れば少々照れ臭そうにも笑って言葉を返した。暫くそうやって相手を抱き締めていたがそろそろ時間だろう。何回もループに巻き込んで肝心の依頼をこなせ無かったという事態になったら困る。ゆっくりと腕を解いて相手と向き合うと「じゃあ行こうか、翔太郎」と相棒に声をかけて)
(/いつもお世話になっております!そろそろ区切りが良いかなと思いお声がけさせて頂きました。ループ物という事で検索のワガママを爆発させて何回も時を戻させて貰いましたがその度に何とかしようとしたり満足させようとしてくれる探偵君の行動が嬉しくて楽しい時間でした。ループの解決策は話を組み立てる段階から考えていた物だったので上手く噛み合ってくれて良かったです。恋人らしい時間も過ごすことが出来て充実した時間になりました、今回もありがとうございました!
次の話ですがシリアスでも今まで出た話のどれかでも楽しめるかなと思うのですが探偵様のご希望などはありますか?)
8318:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-05 13:40:54
違いねぇな。……あぁ。とっとと終わらせて俺達の家に帰ろうぜ、フィリップ
(これまでは祈るように二人の時間の終わりを迎えて結局はループすることを繰り返していたがもうループは起きないだろうと確信を持って言える、それは相手は当然のことながらこちらにも心残りが無いからだろう。揶揄う言葉を送れば少々照れくさそうな言葉が返されてそこからも相手に心残りがないことがよく分かった。ゆっくりと腕が解かれていくとこちらも腕を解く、そして声を掛けられるとこちらも相棒に声をかけハットの位置を調整してからベンチを立ち上がって)
(/こちらこそお世話になっております。ループものということで敢えて煮え切らない場面が多くヤキモキするのを楽しみながら同じ時間を楽しく過ごさせていただきました!次にどうしようか考えながら徐々に距離が近づいていく二人がとても可愛らしかったです。こちらもループを終わらせるなら二人で依頼に行く選択肢をする、だと思っておりましたのでまた検索様との趣味趣向の相性の良さを実感したお話でもありました……今回もありがとうございました!
次のお話ですが幸せな空気が続きましたのでここはシリアスに振るのはいかがでしょう?この前のクルーズ船の続きをするか探偵が大怪我してしまうお話かどちらかが良いかなと思うのですが検索様はいかがですか?)
8319:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-05 14:35:44
(/区切りが良さそうですので一旦こちらだけで失礼します。どちらもめちゃくちゃやりたくて悩む所なのですがもし宜しければ贅沢にクルーズ船の続き→その潜入捜査中や撤退する際に探偵君が大怪我をする→入院看病、という流れになる長編にするのはいかがでしょうか。もしくは続きは別の機会にして今の違法賭博の流れでその依頼遂行中orループさせるメモリの所有者に会って何だかんだの要因で大怪我という流れもアリかと考えております。物理的な怪我ならば入院、メモリによる怪我なら自宅療養かなとも考えておりますが何か探偵様の希望はございますか。)
8320:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-05 14:58:05
(/こちらも一旦背後だけで失礼します。それではぜひぜひ潜入調査からの探偵が大怪我する流れでお願いします!クライマックスが派手に出来そうですのでぜひそんな長編でお願いします。検索様に抵抗がなければ苦味くんみたいにクローンがメモリでド,ー,パ.ン,ト化したり変身したりするのもいいかななんて思っています。そこで大立ち回りして戦闘による怪我をして理由をつけられず自宅療養する、なんて流れはいかがでしょう?また始まり方ですが船で見つけた情報から検索によって特定するか苦味くんみたいに検索くんに似た人物が外れの市街地で暴れてる、みたいな始まりかたも面白いかなと思っています。バラバラと願望を書いてみましたが検索様のご希望などありますか?)
8321:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-05 17:25:21
(/それではそんな感じで普段よりスリル多めに潜入捜査にする回にいたしましょう。流れについても把握しました、この辺はその時のノリも合わせていつもの様に好きなように動かせられたらと思います。メモリの使用にも抵抗はありませんし、せっかくのクローンですので普段は検索がしない事やさせない描写とかも盛っちゃって大丈夫です…!それでは探偵君の単独行動中に苦味くん的な感じで好き勝手するクローンを目撃するor刃,野.刑事から連絡が入る→ニセモノだと気付き軽く戦う→撤退の指示を受けたクローンを追って研究所へ、検索も合流的な流れはいかがでしょうか?個人的にはクローンと分かってても検索と同じ顔の人物に攻撃出来ない探偵君とそれを分かった立ち回りをする個体が居るだとか最後にプリン君のように研究所を破壊みたいな派手なことが出来ればと思っております…!)
8322:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-05 18:39:11
……は?な、フィリップ?!お前なにやってんだよ!
(何度も同じ時間を繰り返してようやく互いの寂しさを埋めた後、二人で依頼人の旦那を尾行し違法賭博をしている場所を突き止める。室内に潜入して会話を盗み聞きし参加している人間の交友関係からひとりずつ名前を特定していった。ひとりであればある程度情報を収集してあとは更なる調査か相手の検索のために事務所に持ち帰るかするところだが一緒に相手が潜入していたためその場で全員の素性を洗い出し、さらには相手とガジェットとで連携してその場にいる人間を一網打尽にすることができた。ひとりであればここまでスムーズに事は運ばなかっただろう。そこからジンさんを呼んで後始末をしてもらえば二日かかると思っていた仕事は一日もかからずに終わってしまって改めて二人で乗り込んで良かったと相手に伝えておいた。奥さんには残念な結果を伝える事になったがこれからまた二人で歩んでいくと答えを聞いてあとは本人達に任せることにした。その後は相手に会えなかった分を存分に埋め合わせる時間を取って互いの匂いに染まる時間を過ごすこととなった。そんな日から一週間ほど、日課であるパトロールで街を歩いて比較的平和な日々が続いていればたまにはと風.都.の端に位置する閑静な区画を進んでいた。山間に近い道を歩いていると派手な物音と怒号が聞こえて眉を顰める。急いで音の方向へ向かえばたこ焼き屋の露店が無茶苦茶に破壊され店員が暴れる男を止めようとしているところだった。だがその姿には覚えがあって動きが止まる、かつてあの島でみた着る以外の目的のない白い服、そして背格好。嬉々として露店を壊しながら止めようとした店員を突き飛ばしたところで男と目が合って絶句してしまった。そこに居たのはどこからどうみても相棒の姿で我に帰ると叫ぶように声をかけながらその男に詰め寄って)
(/ではクローンにはいろいろとやらせてしまいましょう!流れも考えていただきありがとうございます。また緊張感のある派手な展開になりそうですので好きな展開たくさんもりこんでしまいましょう。そして探偵がクローンと分かっていても攻撃できない、みたいなことはぜひぜひやりたいと思っていたので入れちゃいましょう!クローンにも手が出せなくてボロボロになっていく探偵とか是非やってみたいです。それではそれとなく初回回しましたのでいつも通り好き勝手やりつつ楽しくやっていきましょう!/何も無ければこちら蹴りで大丈夫です!)
8323:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-05 20:43:55
『だれ? 良いから邪魔しないでよ!』
(相手と寂しさを埋め合わせ充電もした後、仕事モードに切り替えると早速依頼に取り組んだ。二人でいれば得たワードからその場で情報を絞り、役割分担で制圧することも出来て思った通り予想よりも早く仕事をおわらせることが出来た。その空いた日にちを休みにして貰って十分にお互いを満喫した日から一週間ほど。相手がパトロールに出掛けている間、刃.野刑事達が事務所にやってきてクルーズ船での調査結果の進捗を届けにきてくれた。やはりあのクルーズ船は組織の息が掛かっていたものであり、構成員の中に気になる証言をする者が居たらしい。極秘とされる捜査資料のコピーを受け取ると相手が帰ってくるまでに要領を纏めておこうと目を通し始めた。_一方その頃、男は目に付いた露店に近付くと机に置いて合った物を薙ぎ倒す。更に柱の1つを蹴り飛ばすと簡単に折れて屋根が傾いた。それに対して店員が止めに来たのを振り払うように突き飛ばすとその方向に別の人間が居て目を向ける。目が合うもすぐに関心が薄れるとまた破壊活動を行おうとするが相手が近付いてくるとあからさまに苛立った反応を見せる。その表情も口調も検索とは似ても似つかわない物で相手も突き飛ばすと熱々の鉄板を掴んで地面に放り投げ)
8324:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-05 21:48:48
なッ、?!……どうなってやがん、だ……まさか、
(たこ焼き屋の露店は机の上にあったものが力の限りなぎ倒され柱までひん曲がっていて目も当てられない状況だ。それを嬉々として行っているのが様子のおかしい相手となればますます頭は混乱してひとまず相手を止めようと近づく。だが男は相棒とはまるで違う口調で苛立ちを見せてこちらを突き飛ばした、動作としては軽いもののはずだったのに体は簡単に吹き飛ばされて地面を転がる。信じられない力に唖然としているとさらに男は高温のはずの鉄板を素手で掴んでいてまたも言葉を失ってしまった。姿は相棒のはずなのにその行動はまるで別人のようだ、と考えたところで過去の記憶が呼び起こされる。あのクルーズ船に乗り込んだ時にみたプレゼン、相手のクローンを作り出している話を思い出す。まさか目の前の相手に姿だけ似ている男がそれだということだろうか。男は目につくままに破壊行動を繰り返していて鉄板を無理やり捻りあげている、そして男が次に狙いを定めたのは腰を抜かして動けないでいる店員でそれに気がつくと立ち上がりながら走り出した。片腕を掴んで「何してんだ!」と叫んでこちらに意識を向けさせ振り向きざまを拳で撃ち抜く、男はこちらの思惑通りに動いて攻撃する絶好のチャンスが巡ってきたというのに目の前にいるのはやはり大切な人の顔で拳を振り抜くことなどできなかった。一瞬キョトンとした顔を浮かべるのがますます心臓に悪くてなんとか動きだけでも止めようともう片方の腕も掴んで「やめろっつってんだろ!」と叫び)
8325:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-05 23:38:09
『ッ、うるさいなぁ…』
(邪魔なものを振り払い男は目につくままに露店を破壊していくがそれでは満足が行かないようで腰を抜かした店員に狙いを定める。一歩一歩近付くと店員は怯えた声をあげ、男は楽しそうな笑みで更に距離を詰める。だがまたも相手が声を上げ、腕を引かれると力のままに振り向くが相手は拳を握ったままピタリと止まった。静止した相手が何がしたいのか分からずキョトンと小首を傾げ、また店員に対して近付こうとする。両腕を掴まれると動きづらくなり目的が達成出来なくなると癇癪を起こすように声を上げ軽い動作で相手を振り払って地面に転がす。だが視線は相手に向けたままで少し悩む仕草をすると『テストならキミでもいっか』と狙いを相手に変えて近付いていく。すぐそばまで寄れば露店に行った時と同じように楽しそうに蹴りを加えようとして)
8326:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-06 19:19:56
だァっ?!…くそ、なんであんな怪力なんだよ……っ、!
(目の前の男は顔こそ相棒でも中身はまるで違う、その正体の答えまで検討がついているのひ大切な人の顔が目の前にあれば暴漢と同じ対応は取れなかった。両腕を掴んで動きを阻止しようとするも軽い動作で振り払われてしまってまた簡単に地面は転がる。悪態をついている間に男は不穏な言葉を口にした。その意味を考える前に男はこちらへと近寄ってきて蹴りを加える、本能的に危険を感じれば咄嗟にその場を転がって蹴りを避けてその勢いで立ち上がると体勢を持ち直す。きっとまだあれは本気じゃないのだろうが、思いっきり蹴られでもすればきっと生身の体では耐えられない。頭が混乱する中で相棒の顔の男はこちらに敵意を向けている。様々な憶測が脳内で飛び交う中でまずは冷静になるのと目の前の男が相棒ではないのを確かめるために懐からドライバーを取り出した。腰に据えて相乗り相手と意識を繋げると「フィリップ!」と唯一無二であるはずの相手を呼んで)
8327:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-06 20:13:34
なんだい、翔太郎。…っ!、もしかしてそれは僕のクローン体かい?
(渡された捜査資料を読み込みガレージのホワイトボードに内容を纏めていると腰部にドライバーが現れて相手と意識を共有する。名前を呼ばれて返事をする間に相手の視界や思考が伝わってきてそこで起きていることに驚いた反応を見せる。髪の長さや服装の違いはあれど見た目はまるっきり自分と同じだ。そしてその光景と貰った捜査資料の内容が一致していれば『刃.野刑事から貰った捜査資料にあのクルーズ船の研究員の供述があったのだが、どうやら彼らはメモリ開発に不適切だった素体を他研究に流用しているらしい。恐らく奴はそれだろう』と新たに得た情報を共有する。蹴りを避けられた男は急に好奇心を宿したような無邪気な笑顔を浮かべると『ねぇ、ボクの遊び相手になってよ』と告げ懐から中の基盤が見える透明のメモリを取り出すと何の躊躇もなく服を捲った自分の腹に刺して怪物の姿に変化していき)
8328:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-06 22:39:04
、やっぱお前じゃねぇよな……クローン作ってさらに実験台にしてんのかよ。…な、メモリまで!
(混乱する頭を整理するためにも相棒と意識を共有する、分かっていたことではあるのだが目の前の男にドライバーは現れなくて心底安心した。同時にこちらの情報が相手に流れ込んだようで向こうは向こうで驚愕している、クルーズ船で発表を聞いた時も信じられない内容だったが目の前に相手と同じ顔のクローンがいても狐に摘まれているようだ。そこでさらにジンさんからの情報が共有されれば今度はゆっくりと怒りの感情が湧いてくる。クローンを作ってそれをまるで物のように扱っていると嬉々として語っていた時だって腹立たしかったが、地.球.の,本.棚にアクセスできなかったクローンを【不適切】なんて呼称することも、実験台として【流用】しているなんて言葉も許せなかった。きっとあの異様な怪力もその別の研究の一環なのだろう。男と目が合う、その状態で好奇心を煌めかせて無邪気な笑みが浮かべられるとどうしても大切な存在を感じてしまって動きが鈍る。男は相手そっくりな顔で笑いながらメモリを取り出し何の躊躇もなく腹に差す、淀みないその動きにまた相手がメモリを使ったのかと錯覚してしまって体の動きを止めた。迫る怪物の動きをまた避ける、ド,ー.パ,ン.ト相手ならば対抗手段はひとつしかなくて紫のメモリを取り出すが怪物から聞こえる声は相手の声そのもので起動のボタンを押せないでいて)
8329:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-06 23:32:31
っ、最早何でもアリだね…。翔太郎、君が躊躇する気持ちも分かるけど街の為に奴を倒すよ。
(事前に話は聞いていたものの自分と同じ顔や体格の実物を見るのはやはり不気味でなんとも言えない不快感がある。実験や運用の目的を考えると目の前のクローンはその流用された別の実験用の個体なのだろう。相手と目を合わせた男は試作品のようなメモリを取りだして腹に突き刺す。みるみるうちに怪物の姿に変化した男は自分の声帯でやる気を見せている。メモリの存在と相手から伝わってくる思考に眉を顰めつつ愚痴をこぼす。ド.ー.パ.ン.トになったのなら尚更対処しなければならない対象だが相手からは依然躊躇の思考が伝わってくる。笑いながら繰り出される攻撃を避けメモリを構えても起動する気配が無ければ強く相手の名前を呼んで本物はこっちだと呼び掛ける。この街の為だと相手が大切にしている事を思い出させるように呼びかけると起動した疾風のメモリを装填し、相手のドライバーに転送させて)
8330:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-07 07:50:15
あぁ、分かってる。…変身ッ!
(実際に目の前で相手のクローンを目にして実験台にされ怒りは湧くのに、それとは別に相手と同じ顔と声がこちらに向けられるとどうしても走り出す足が止まってしまう。メモリを取り出し躊躇していると相棒がこちらの名前を強く呼んで意識が引き戻された。目の前にいるのはあくまでもクローンで大切な相棒は今意識を共有している人物だ、それに怪物になったのなら自分達が止めなければならない。余計な考えを振り払うように返事をすればこちらもメモリを起動して相手のメモリと共に挿入すればドライバーを開いて装甲を纏った。向こうの攻撃はパワーはあるものの単純なもので受け流してこちらの拳を叩き込めばダメージを与えられる、怪物の攻撃を受けなければこちらのものだ。避けるのと受け流すのを挟みつつこちらの拳を次々に叩き込んで怪物を追い詰めていって)
8331:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-07 11:09:24
恐らくあのメモリは身体能力を底上げするだめの能力のようだ。
(共有した状態で相手の名前を強く呼ぶと意識を取り戻したのが分かった。返事がされるとそのまま二つのメモリがセットされて変身を果たす。すかさず怪物はこちらに攻撃してくるがその動作は単純なものでかなり読みやすい類のものだ。それを受け流して拳を叩き込むことを繰り返していれば段々とダメージが蓄積していっていることが分かった。その他に特殊な能力も見られなければそのメモリの効能について分析しつつ更に拳を叩きこむ。怪物がよろめき膝をついたタイミングで「一気に決めるよ、翔太郎」と声をかけマ.キ.シ.マ.ム.ド.ラ.イ.ブを発動させる。風の力で高く飛び上がっていつものように二連撃を決めようとするが突然男はドーパント化を解除して検索の姿になると無防備にこちらを見上げて)
8332:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-07 12:30:19
あれが怪力の源ってことか。あぁ!……ッ、!
(戦闘しながら相手が解析を進めていく、どうやら常人離れした怪力はあのメモリから得ているらしい。となればメ.モ.リ.ブ.レ.イ.クしてしまえばあの怪力もなくなるという事だろう。制圧するのは容易く膝を着いたタイミングで最後の一撃を決めようと相手から声が掛かって返事をする。風と共に体が舞い上がるとそのまま必殺の二連撃を叩き込もうとした。しかしその直前、男はド.ー,パ,ン.ト.化を解除してこちらを静かに見上げる。相棒の姿そっくりの男は無防備でなんの感情もなくこちらの攻撃を甘んじて受けようとする。怪物として対峙している間ならば忘れられた中身が顕になってこちらを見つめていれば途端に決心が揺らいだ。中身は違うと分かっているのに大切な相棒へと攻撃を加えようとしていると脳が錯覚して迷いが生じる。体は男に向かっていって蹴りが加えられようとした直前にこちらの独断でドライバーを閉じてしまった。結果男の横に降り立つだけとなって迷ってしまった自分に対しての怒りをぶつけるように男に掴みかかれば「お前の負けだ。これ以上ふざけた真似は止めろ」と言葉で男を止めようとして)
8333:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-07 16:23:31
なっ、ッ…僕もそっち行くから引き留めておいてくれ
(相手と息を合わせて必殺の二連撃を叩き込もうとした瞬間男は変身を解いて生身となる。クローンならばこのまま倒しても良いのだが自分と同じ顔であればやはり動揺する。それは相手も同じようで気持ちが大きく乱れると息も合わなくなる。さらに相手がドライバーを閉じてしまうと驚愕に声を上げるが強制的に相手の体から意識が追い出されてガレージの元の体で目を覚ました。勝手に変身を解いてしまったことに抗議の声を上げようとしたがまだ共有したままの意識では相手の戸惑いや怒りが伝わってきて口を閉ざす。どうしても甘くなってしまう相手に代わり自分も現場に向かう事に決めればそれを一方的に決めてからガレージを後にした。一方相手に掴みかかられた男は相変わらず首を傾げ感情のこもっていない目で相手を見つめる。だが男からピピっと短い電子音が鳴るとまた相手の腕を掴んで突き飛ばしてからポケットの中から小型の通信機のようなものを取り出して誰かに対して現状報告を始める。ちらりと相手を見てまた一言二言、発信先の人物とやり取りしてから通信を切ると『ご主人様に呼ばれたから、またね』とだけ告げ何処かに向かおうとして)
8334:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-07 18:03:40
ダメだっ!おい、フィリップ!…っ、
(相手と全く顔が同じ男を前に変身を解除すると相手からは抗議の感情が流れ込んでくる、だが迷いは晴れなくて結局は男に掴みかかった。しかし男はあの夜に出会った時の相手と同じように感情のない顔でこちらを見てくる、その間に相手からこちらへ合流すると声が流れ込んでくると即座にノーを出した。おそらくこれから組織の研究施設に乗り込むことになる、しかも相手を道具としかみなしておらずクローンまで作る連中だ。相手が、本物の運.命.の.子がいると知られれば狙われるのは間違いない。止めようとするがその前に相手は事務所を飛び出してしまう、静止の言葉を叫んだところで男から電子音が鳴って再び地面へと転がされてしまった。痛みに顔を歪めていれば男はご主人様の呼び出しに応じて何処かへ移動し始める。ご主人様と呼ばせていることは腹立たしいがその言い草から推測するにクローンを作っている奴の所に戻るのだろう。追いかけたい所だか既にこちらに向かっている相手をそのままにしておくわけにもいかない。ここで迷っている時間もなくて決断するとドライバーを通じて「俺はこのまま奴を追う。お前はドライバーを頼りに追いかけて来てくれ」と呼びかけた。意識を繋いだままであれば万が一相手に何かあっても直ぐに感知することが出来る、相手の事を気にかけつつ少し間を置いてクローンの後を追い始めて)
8335:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-07 19:46:58
翔太郎。…ここが彼が向かった場所、恐らくクローンを含めた研究所だろうね。ここに来る途中、コンビニを通りかかったけどあのクルーズ船で見たレシートの店だった。
(逸る気持ちのままバイクに乗り込むと相手の元に急ぐ。制止が呼び掛けられるのを感じるが自分がこういう時言うことを聞かないのは分かっているだろう。自分と同じ顔のクローンに攻撃が出来ないのならこの先も躊躇してしまう可能性がある。それは当然隙を生む事になり、危険な行為であるならば本物の自分が側にいてサポートするまでだ。そして相手から立ち去ったらしい男を追いかけることを伝えられると「分かった」と返してバイクを走らせた。尾行にも気付かずに検索の姿をした男はさらに深い山道の方に進んでいき、やがてぽつんと立っている寂れた建物の中に入っていく。交通量の少ない道を選んでかなりのスピードで飛ばすと風.都.の端には比較的早く着いて相手の後ろ姿が見えてくれば声を掛けた。目的地に着くとバイクから降りて相手の横に並びながら建物を見上げる。クローンがここに入っていったのもそうだが以前研究員のものらしい財布のレシートを貰った店が丁度ここに来るまでの道のりにあったことを伝えた。思わぬ形でその居場所に突き止めたがわざわざクローンを外に出すリスクを犯してまで違う研究も始めたのなら止めなくてはならない。左隣の方を見れば「当然行くだろう?」と相棒の意思を確認して)
8336:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-07 21:00:45
そうか、ならここで間違いなさそうだな。……ほんとはお前を連れて行きたくねぇけど、ここまで来ちまってるしな。……それに俺一人じゃ冷静でいられねぇかもしれねぇし…よし、いくぜ相棒
(相手と意識を共有したまま男を追いかけていけば周囲はだんだんと木々が増えてきて人里離れていく、なかなかのスピードで進んでいく男を追いかけるのは骨が折れたが途中相手が追いつけば軽く手を挙げてバイクへと乗り込みさらに追跡を続ける。やがてたどり着いたのは山間にポツンと立った建物だった。かつてクルーズ船で見かけた研究員らしき男のレシートからある程度地域は絞れていたがここにくる道中に例のコンビニがあるとなればここはその男が足繁く通っている場所、つまり探していた研究所のはずだ。右隣にいる相手がこちらの意思を確認する、正直こんな危険な場所に相手を連れ込みたくは無い。相手のことを喉から手が出るほど欲しクローンを生み出すなんて事までしでかした連中だ、あげく不適合個体を他の研究に流用だなんて醜悪にも程がある。ひとりでなんとかしたいところだがここまで来た相手が引き下がるとは思えない。それにあのクローンひとりにしたって攻撃を躊躇してしまったのだ、この中にはどれだけの数のクローンがいるのか分からないことを考えれば戸惑いも怒りも、どれだけ自分の動きを鈍らせるのか想像もできない。後者の方が大きい理由なのはさておき、右隣をみれば気合いを入れるように声をかける、いつも通りここからは一蓮托生だ。まずは侵入経路を探すために周囲を見回す、ちょうど裏手に空いた窓を見つければ「あそこから侵入するぞ」と声をかけて移動して)
8337:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-07 22:02:46
こういう時こそ二人で一人だろう? …ああ、…人の気配が全くしない。もっと奥だろうか
(相手と合流して建物の前に立つ。今まで得た情報を統合すればここが研究所のはずだ。相手に意志を確認するように問うと仕方無いという対応が取られるが自分のクローンに対して冷静でいられなかった自覚はあるようで最後には覚悟を決めたように声が掛けられる。結局は二人で行動することが最善手であるのは今までのことで実証済だ。いつもの言葉を投げかけつつ万が一の事を考えバイクはリ,ボ,ル.ギ.ャ.リ.ーに回収して貰って近くに待機するように設定しておく。逃走手段を確保した所で周囲の散策をはじめる。裏手の方に回った所で相手が空いた窓を見付けると相手の声に頷いてそこから中へと入った。そのまま中を静かに見て回るがかつんと寂れた建物の中で二人の足音が響くが一向に人の気配が感じられない。偶然通りかかった人や心霊スポット目的で入ってくる人の事を考えれば本拠地はもっと知っている人でなくては入らない場所にあるはずだ。その勘に従ってさらに奥に進んでいくと薄暗い地下への階段を見つけた。階段の上には封鎖するように乱雑に物が置かれて使われていないように思えるがよく見ると他と比べて埃が無くて最近誰かが通ったような痕跡がある。静かに階段を降りて角を曲がると最新のセキュリティを搭載した厳重な扉が現れ「当たりだ」と呟く。セキュリティの内容を確認してみると高性能の生体認証で他の手段で解除出来る取っ掛りは見当たらない。早速躓いたかと渋い顔をするが彼が戻ってくるように言われたことを思い出すと「…クローン体が通れるなら多分その元の僕もいけるはず」と呟きながら掌をかざす。静脈がスキャンされた後ピピッと短い電子音が鳴り、狙い通りロックの解除音が響くと思わず相手の方を見て)
8338:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-08 07:56:37
まさに秘密の研究施設って感じだな。…、…ここにある研究全部、根こそぎ止めてやる
(危険はあるものの自分達は二人で一人の探偵だ、だからこそ今までも様々な困難に打ち勝ってきているわけできっと今回も二人でいることに意味があるはずだ。逃走の準備を整えてから建物内へと侵入する、一見ただの寂れた廃墟で人気もなかったが地下への階段を見つけて下っていけば建物に似合わない厳重な扉が現れる。この周辺だけ埃が綺麗になっているのをみるに頻繁に人が出入りしているのだろう、複数の研究員が毎日コンビニで昼食を買ってここに来るくらいの頻度で、だ。生体認証による電子ロックとなればこちらができることはなく相手頼りだ、いつもならば検索から解除方法を探るところだが相手は呟きをこぼした後に自らの掌をかざす。すると扉はあっさりと解錠の音を出して思わずこちらからも相手を見てしまった。今の相手がすんなりと生体認証のロックを外せるほどにクローンは相手と遺伝子レベルで生き写しという事だろう。相変わらず神経を逆撫でする場所で怒りを滲ませた呟きをこぼしたあとにそっと扉を開いて中へと侵入した。中はだだっ広い空間になっていてそこら中に何かしらの機械やらモニターやらが置かれて電子音や光を発している。ひとまずそれらの裏手に回って周囲を観察した。どうやらざっと見たあたりクローン自体を作る機械は置いていないようだが、中には以前別の研究所で見かけたデータベースらしきものもある。それらの機械に据え付けられたモニターの多くには人間の形に『P’』と添えられたものが映し出されていた。あれが相手のクローンを表すものだとすればあらゆる研究に流用されているというのは間違いないようで「見れば見るほど気分悪ぃな」とまた怒りを滲ませていて)
8339:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-08 10:59:48
ああ、その為にも慎重に動こう。…更新日時を見る限りついさっき更新されたデータもある、つまり現在進行形でこの奥で研究が行われているはずだ。…っ!
(もしかしたらという仮定の話で手のひらをかざしてみるとすんなりと解除されてしまって相手と目を合わせる。これで侵入出来ることになったのは良いが裏返せば今の自分と遜色のないほど完璧なコピーを作る技術力があり、実際に何体を作っているという事でもあり薄ら寒いものを覚えた。それは相手も同じようで怒りの滲ませた呟きが聞こえてくるとその方針には賛成を示しつつ落ち着かせるように声を掛けた。中に入るとだだっ広い空間が現れて並べられた機械やモニターが休むことなく作動しているようだった。この場所の情報を得るためにモニターを覗き込んでみると人型のシルエットと同じアルファベットと識別番号と思わしき数字が割り当てられていてその後に並んだ数字などを見ても実験の進捗を表したものだろう。そしてその最終更新の日時を見ればほんの数十分程前の時刻を示していてそれを指さしながら今も中で研究が行われているであろうことを告げる。現行犯を抑えるチャンスではあるが同時に研究員やもしかしたら多数のクローン体を相手にしなければならない可能性に緊張が募る。そうしていると自分達が入ってきた扉のロックがまた解除される音が響くとぴくりと体を硬くする。さらに近づいてくる足音が聞こえると相手の手を引いて装置の裏に身を隠した。様子を伺っていると白い服の一部を黒焦げにして片手は痛々しい火傷を負った状態のクローン体が中に入ってきた。恐らく先ほど自分達が対峙したものとは別の個体だろう。クローンは無表情で迷う様子もなく更に奥の方に歩いていくのが見えれば相手に視線を向け「あの個体を追いかけてみるのはどうだい?」と提案して)
8340:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-08 12:35:28
ここがクルーズ船にいたヤツらの最新施設ってことか。…っ、……あぁ、クローンの出処を見つけねぇと
(周囲を警戒して進みながら稼働している機械を相手が観察する、どうやら周囲の機械は絶賛稼働中で、すなわち相手のクローンを使った実験が今まさにここで行われている証拠だった。あの時の発表の様子を思えば全てが上手くいっているようではなさそうだったが、いつ街を泣かせる研究成果を出してもおかしくない状況だろう。この場所をどうするべきかと考えていた矢先、入ってきた扉が開く音がすればこちらもピタリと動きを止める。まだ全容を把握出来ていないのに見つかるのはマズイ、相手に連れられて機械の影へと隠れる。様子を伺っているとやがて相手とそっくりの姿が、すなわちクローンが現れてその有様に絶句してしまった。服ごと焼かれてしまった片手は見るからに痛々しく、しかし当のクローンはそれを気にする様子もなく歩いていく。ここでは命の扱いがあまりにも軽々しい、それが相手とそっくりのクローンとなればさらに怒りは湧いた。血が激しく巡るのを感じていれば相手に声をかけられいくらか冷静さを取り戻す、この研究所を止めるには根幹の実験、つまりクローン実験を止めなければならない。あの個体を追うのに同意すると足音を忍ばせ奥へと進んでいく。やがてクローンはとある扉を開けて中へと入っていった。研究所の雰囲気に似合わぬ爽やかな若緑色の扉に眉を顰めるとその扉へと近づきそっと開ける、扉の隙間からは楽しげな声が聞こえてきてもう少し扉を開けると中の様子を覗き込んだ。その先に広がっていた空間に絶句する、中には複数人の人がいたのだ。ただしそれは全て相手のクローンだった。薄暗い照明の中は幼稚園のようにカラフルに装飾されていてある個体は積み木をし、ある個体は玩具の車を走らせている。中でも人気なのは壁に備えられたホワイトボードで数人がそこに向かって何かを夢中で書き殴っている。さらにその個体の中に時折足を引きずっていたり片目に包帯を巻いていたりと明らかな負傷を負っている者もいた。悪夢よりも酷い悪夢のような光景に息をするのも忘れそうになる、こんなもの相手に見せられるわけがない。慌てて相手の肩を掴んで静止すると「お前は見ない方がいい」と短く言って)
8341:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-08 14:49:00
え、…分かった。…っ、また誰か来る
(ここで行われている研究の全てを潰す為には根幹であるデータベースや装置を破壊する必要がある。これだけ高い技術で多数のクローンを製造・管理するには莫大な資金がかかるはずでそれだけ組織の中でも力を入れている研究なのだろう。クルーズ船の件で少なくとも何者かがあの場を潰したことが組織に知れ渡っている以上厳重な警戒が敷かれている可能性が高い。ならば闇雲に当たるよりも入ってきたクローンの行き先を追うことを提案すれば相手もそれに乗ってきて足音を立てないようにしながら後を追った。クローンは奥に進んで若緑色の扉の中に入っていく、相手からそっと扉を開けると楽し気な声や無邪気な笑い声が複数聞こえてきて眉を顰めた。相手が更に覗き込むと急に固まって動かなくなってしまってこちらからは中の様子は伺えない。自分も見ようと更に踏み込もうとした瞬間に相手がこちらの肩を掴むと短く制止が伝えられる。驚いたように声を上げるも相手の並々ならぬ様子に部屋の中の有様が何となく想像ついてしまえばここは素直に相手の言う事を聞くことにした。その間も子供の様なはしゃぐ声や幼い笑い声が聞こえて行われているであろう研究内容とのギャップに頭痛すらし始める。そうしているとその部屋に繋がっている別の入り口から足音が聞こえてきた。相手と共に咄嗟に身を屈めるとクローン達が一斉に『ご主人様!』と呼んでその足音の主、恐らく研究員だろうと思われる人物に駆け寄っていくのが聞こえてくる。おかしい状況のはずだが研究員は動じることなく子供に向けるように応対をしながら『あれ、413は?開錠記録を見る限り全員揃ってるはずだが…まあいいか』と零していてまたピクリと身を固めた。やはり出入りの履歴は残るようで自分達の侵入がバレるのも時間の問題かもしれない。研究員は返ってこない個体に対しては若干不審を抱いた者の特に気にも留めないのか『289と324、検査するぞ』と告げると該当の個体と思われるクローンが元気よく返事をしていて)
8342:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-08 17:45:09
あんまり時間かけてられねぇみたいだな…こっちの部屋にクローン装置がねぇってことは部屋の向こうにあんのか?
(この研究施設の全てを破壊しなければここで作り出される悪い風を全て断つことはできないのだろうがそうなれば相手のクローンを全て倒さなければならない事になる。そんなことが自分に出来るのだろうかと迷ううちに部屋の向こうで別の扉が空いた音がして相手の声で次々とご主人様と呼ぶ声が聞こえて鳥肌が立った。クローンにそう呼ばせていることもさることながら相手の声でそうそう聞かない言葉を聞かされるのに虫唾が走った。だがそこで開錠記録の話が出れば相手と共に固まる、相手が誰かの代わりに入場したことは向こうも把握しているらしい。そもそも番号でクローンを呼んでいることも腹立たしいが、本物である相手が413番と認識されたならその413番とやらは限りなく相手に近い存在ということになる。あの研究発表では完璧なクローンは出来ていないと言っていた、実際先程部屋の中を覗いた限りあまり考えたくはないが相手ほどの知能を持った個体はいなかった。まるで子供のような振る舞いかもっと幼い赤子のような動きをしている個体もいたが外で出会った奴の事を考えればどこまで相手に近づいているのかは未知数だ。先程の研究員が『じゃあ324は奥の方へ。289は僕と一緒に前と同じことしようか』と声をかけてひとりの個体を連れ立ってこちらへとやってくる足音が聞こえてくる。音を立てないように扉の外へ出ると「フィリップ、このままじゃ自由に動けねぇ。お前にあの格好させたくねぇが…あいつら二人の服奪って研究員とクローンになりすますのはどうだ?」と伺うように声をかけ)
8343:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-08 20:45:40
…恐らくはそうだね、この研究の要なら最深部に有ると見た方が自然だ。 僕の事は気にしないで良い、ならその作戦で行こうか。
(複数の自分の声で悪趣味な呼ばせ方をしていることに気分は害されるが自分達の侵入に気付いたかもしれない発言がされるとピタリと固まった。直ぐに大騒ぎになる訳ではなさそうだが時間をかける訳にはいかないのは確かだ。息を潜めながら部屋の中の様子を伺いつつ相手の言葉に同意を示す。研究の機密性や重大さを考えても心臓部でもあるクローンの装置や管理はさらに奥の場所にあるだろう。問題はどうやってそこに踏み込むかでどうするべきか悩んでいると研究員は呼んだ個体を連れてこちらにやってこようとする。咄嗟に扉から離れて距離をとると相手から作戦が共有される。その言葉の端々にあの夜のような事を思い出させたくないといった相手の気遣いが感じられて意識して笑みを見せると心配しなくても良いと声をかけておく。あの時の自分と今は違う、それを証明するように作戦に賛成を示すと他の個体に犯行がバレないように相手の手を引いてもう少し離れた曲がり角の壁の裏に隠れる。狙い通り研究員と289と呼ばれた個体が扉から出てくる。『ご主人様、今日は何するのー?』と無邪気に問いかけるクローンはやはり見た目は自分と同じだが以前メモリの効果で精神が幼くなった時のように中身が釣り合っていない。先程の反応を見る限り相手に自分と同じ顔は出来ないと考え「僕がクローンの方をやるから君は研究員の方を頼む」と小声で声をかけるとその時を待つ。ちょうど自分たちの真横に踏み込んだタイミングで相手と目を合わせると一気に襲いかかり首の後ろを狙って分かりやすく目を見開くクローン体を床に沈めて)
8344:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-08 21:53:49
気分悪くなったら直ぐに言えよ。服さえ奪えればクローンのフリできるしな
(この虫唾が走る空間で相手にあの夜と同じ格好をさせることも他のクローンと同じ格好をさせることもあまり気分が良いものでは無かったがこの施設の心臓部に迅速に入り込むには現状変装が一番手っ取り早い。相手からは少々固い笑みが返されると無理はしないようにと相手の肩に手をかける。それに敵地の真っ只中ではあるがクローンと同じ格好をしてしまえば相手はこの施設にいてもおかしくない姿になる、精神衛生上はよくないが服装だけ整えてしまえば狙われる危険性も減ってどこかで休んでいても問題はなさそうだ。そうやって相手を気遣いつつ扉から少し離れると研究員と289と呼ばれた個体がやってくる、幼い相手の声は相変わらず体に悪くて相手から研究員の方を担当するように言われれば素直に従った。相手と目を合わせタイミングを合わせるとこちらは研究員へと襲いかかる、腕で首を絞めあげると意識を奪い去った。相手の方も問題なく意識を奪えたようで二人分の体を物陰へと引きずり込む。ジャケットの上から研究員が来ていた白衣とIDカードらしきものが入ったホルダーを奪って首から下げてついでに端末を手の中に収めれば研究員の完成だ。相手の着替えを待ちつつ「さっきの部屋ん中通ることになりそうだが…大丈夫そうか?」と問いかける。相手に中の様子は見せていないが奥の部屋に行くにはあの悪夢のような部屋を通るしかなく、相手の反応を待っていて)
8345:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-09 00:28:09
…よし、これで直ぐにバレることは無いだろう。…心配し過ぎだよ、翔太郎。僕は問題無いから彼らが目を覚ます前に行こう
(問題無いと返事をすれば肩に手をかけられる、心配してくれているようだが相手の言う通りこのまま正体を隠してこそこそと潜んで行動するよりも変装した方がリスクは低くなるはずだ。そうして壁に身を隠して機会を窺う、隣に来たタイミングを狙って二人で襲いかかりどちらも意識を奪うことに成功する。そのまま物陰に引き摺り込むとクローンの着ている白い服を拝借して早速着替える、最後に髪を留めていたクリップを外して目に軽くかかるように下ろすと始まりの夜と同じような姿へとなった。これでパッと見はクローンに紛れる事が出来るだろう。相手の方を見ればこちらも研究員の格好になっていて問題無さそうだ。違和感のないように軽く身なりを崩していると相手にこれから通るルートと様子を窺われる。実際に中の様子は見てないが相手がこんな反応をするならは相当のものだろう。だがある程度予想が出来る上ここで研究を止めなければ被害は広がる一方だ。さっきから気遣ってばかりの相手に軽く笑って見せ改めて大丈夫だと伝えると移動するように促して二人で並んで若緑色の扉の前に立つ。相手にアイコンタクトを取ってからそっと中に踏み込むと自分と同じ姿の人物が複数人幼児後退したような遊びをしていて目を見開く。その中の何人かは痛々しく負傷していて幼い笑い声と噛み合わない様子に強い衝撃を受けた、思わず足が止まってしまっていると床で玩具の車で遊んでいた片目が包帯で見えないクローンがこちらに気付くと『ご主人様!』と声を上げ立ち上がり、その声で他の個体も気付くと無邪気な笑みのまま『ご主人様!』『ねぇねぇ、あそぼ!』と相手に近付いてきてその異様な光景に気持ち悪さを抱くと顔を顰め顔色も悪くなっていき)
8346:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-09 07:53:49
っ、…あー悪い、俺はやることが……フィリップ?おい、大丈夫か?やっぱお前にここは負担がデカすぎる。先にここを出て…
(あの部屋に相手が入るのは負担が大きすぎるのは目に見えていて、しかし奥へと進まなければ核心へとは至れない。再度問いかけるが相手は笑ってみせる、だが不安は拭えなくて何かあれば先に外に出すことも検討しなければと考えを巡らせていた。変装も完了して若緑色の扉の前に立つ、幸い289と呼ばれた個体に外傷はなく髪型を崩した相手は見た目では区別がつかない。あの夜を思い出す格好にやはり複雑な心境だがそうも言っていられず部屋の中へと入った。一歩足を踏みいれれば相手と同じ顔の多くの人間が見た目不相応の遊びをしている、やはり異様な光景だ。上手く呼吸できずにいるとひとりがこちらをご主人様と呼ぶ、白衣を来ている人間は誰彼構わずご主人様らしい。無邪気な笑みにはどうしても心が揺らぐがこれだけ集まればやはり不気味というものだ。適当に返事をしていれば右隣から声が聞こえないのに気がつきそちらを見ると相手の顔は真っ青になっている。やはりこの光景はみせるべきではなかった。慌てて相手の元に近寄ると頬に手を当て名前を呼ぶ。相手はここが限界だ、生体認証を使えば出ることだって容易なのだから一旦離脱すべきだろう。そうやって相手を気遣っていれば周囲のクローン達はポカンとこちらを見ている。だが一斉に目を輝かせると『フィリップって呼んだ!』とこちらに叫んで驚いた顔でそちらを見てしまった。クローン達はよりこちらへと興味を持ったのか『僕もフィリップって呼んで!』『僕も!僕も!』『僕足が痛いの!』と一斉に構われる事を望んで四方から手が伸びてくると好き勝手に引っ張られて相手から引き剥がされてしまった。どうやら名前を呼ばれることもご主人様に心配されることも彼らが望んでいたことらしい。クローンが受けている扱いの片鱗をみればまた心が痛むが同じ格好をしている人間が多くいるこの空間で相手と離れるのはまずくて「フィリップ!」と名前を呼ぶ。だがそれにも『はーい!』『僕のこと?』と周囲のクローンが反応して囲まれてしまえば相手を見失ってしまって)
8347:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-09 11:43:27
…、大丈夫だから。…っ、翔太郎!
(目の前に広がる光景は異様そのもので思わず足が止まる。きっと作られたばかりで外の世界を知らずに言われたままここで過ごしているのだろう。大きなケガをしても最低限の処置だけで放置されて狭い部屋の中で管理されて過ごす姿はかつての自分とも重なってまたあの時に戻ってしまったような錯覚に陥る。視野も狭くなって血の気も遠のいていると頬に手を添えられ名前を呼ばれることで漸く正気を取り戻した。相手の姿が視界に入れば今は相棒もいる探偵であることを思い出すがこの光景の衝撃はそう和らぐものでもない。だが目的の為にも大丈夫だと言い聞かせるように返事をしていると辺りの様子が変わったことに気付く。クローンたちは驚いたような表情をしていたかと思えばその瞳に輝きを増して相手に名前を呼ばれることに興奮を示し自分も構ってほしいとばかりに一斉に強請りはじめる。その数量に押されて相手と引き離されてしまうと思わず声をあげるがクローン達は相手の呼ぶ名前に反応したり『ご主人様ってしょうたろうっていうの?』『しょーたろ!』とこちらの呼ぶ真似をし始めて完全に紛れてしまう。フィリップという自分だけの特別な名前が奪われそうになって胸が痛むが相手はクローン達に囲まれてしまって近づけそうにない。無理やり押し退けるべきかと考えていると他の個体と違いホワイトボードに向かい字を書き続けているクローンに気付く。ホワイトボードは大抵落書きのような絵や簡単なひらがな程度の箇所が多いがこの個体はちゃんと漢字を使って文章を書いていて知能が高いのが伺える。気になってじっと見ていれば目が合って『なに』と同じ顔で短く問われた。今だ相手の周りにはクローンが囲っていて穏便に離すににしろ無理やり押し切るにしろこの先の情報は知っておきたい。ならばここでの情報源はここに居るクローン達の記憶や知識で「君達…僕達が生まれて最初に見た場所ってこの施設の何処か覚えているかい?」と問いかけるとキョトンとした顔をされる。疑いというよりも戸惑いといった表情であれば自分自身に分身であることを踏まえ「知りたいことがあるんだ、だから教えてほしい」と未知への興味と頼りにするような声をかけると目の前の彼は自分の文字を消してマップのような物を書き始めて)
8348:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-09 12:36:06
、分かった!分かったから順番だっ!!
(相手の声にぐるりと囲まれ強請られたり名前を呼ばれたりで頭は混乱しっぱなしだ、四方から大切な人の声は聞こえてくるがどの方向を向いても相手と同じ顔がいて良い夢なのか悪い夢なのか分からない。だがここで腕をしっちゃかめっちゃかに引っ張られては相手の元にいけそうにもなく、周囲にいるクローンを落ち着かせるように叫ぶ。するとご主人様の言うことは聞くのか一旦騒ぎは落ち着いた。だが期待の眼差しは止まず参っているとクローン達の中から外れた二人を見つける。歩き方や振る舞いからしてあれが自分の相棒だろう、そして何やらこの騒動に加わっていない個体に話しかけている。情報収集をしているのだろうと踏むとそれならばこちらもできることをやるまでだと気持ちを切り替える。ひとまず近くにいたひとりの頭を撫でる、少々気が引けるものの精神が幼い分すぐ満足気な笑顔を浮かべるのはやはり体に悪い。その後順番に頭を撫でたり名前を呼んだりしながらクローン達と言葉を交わす、だがそれも聞いていてあまり気持ちのいいものではなくて地.球,の,本,棚にアクセスできなくて怒られただとかメモリを挿したら上手く変身できなかくて腕が爛れただとか、痛いのを我慢したのだとか、ここで行われている実験の片鱗を垣間見るものだった。話を聞きながら頭を撫でたり褒めたり心配したり、そんなことをするだけで彼らは随分と満足そうな顔をして普段の扱いの酷さにまた怒りを募らせていく。そうして話しているうちに『しょーたろ、』とか細い声が聞こえて振り向く、そこには熱でもあるのかぼんやりとした顔の個体がいて今にも倒れそうになっていれば慌ててその体を支えた。だが支えた体は冷たくて「おい、大丈夫か?」と声をかけると腕の中の個体は静かに微笑んでふわりと淡い緑色の光を放つ。それに驚いている間に緑色の光は宙へと霧散して腕の中にいたはずの体はまるで砂のように崩れ落ちてしまうと思わず「フィリップ!」と叫んでしまった。腕の中にいたのはクローンなのに本物の相手を失ってしまった錯覚に陥って動けずにいると背後で別の個体が『209の本が抜けちゃった』と呟いて思わずそちらを見て)
8349:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-09 16:25:30
…なるほど、この部屋を経由して実験場に繋がっている訳か。ありがとう、っ…!もしかして君も本を持っているのかい?
(頭が痛くなるような状況だがこの先に進む為にも情報収集を図るべきだろう。他の者には群れない個体に話しかけてこの施設の内情について教えて貰う。この部屋を中心に手前には自分達が通ってきたモニターや機械の並ぶ部屋が書かれて向かい側には通路が続いて彼らが目覚めた場所や眠っている場所、検査する場所が続いているらしい。つまり自分達が潰さなくてはいけない場所はやはりこの奥だ。彼のおかげでこの研究所の状況が掴めると何と無しにその頭を撫でる、すると他に興味無さそうな面が一瞬驚いたような動揺を見せその後僅かに目が細められる。褒められることに慣れてないような態度にまた過去の自分が重なって何とも言えない気持ちとなった。そうしているとまた部屋の空気が変わったように感じられて視線を向ける。そこには相手にもたれかかるようなクローン体がいて弱弱しい姿を見せたかと思えば淡い緑色の光を放って霧散してしまった。通常ではあり得ない現象、それでいて見慣れた緑の淡い光と別の個体が零した呟きが聞こえてくればすべてが繋がった。確かめるために地図を聞いた個体にも本について問えばこくりと深い頷きが返ってきた。周りの個体が今の現象を当然と思っている様子なら尚更信憑性は増して他の個体をかき分けて相手の元に向かう。そしてちらりとクローン体を見ながら「…多分彼らはただのクローン体じゃなくて地.球.の.本.棚の記憶を無理矢理この場所に留めておくための依り代だ。僕がいつも本に記憶を一時的に移して読んでいることを人体を介して行っているようだけど、そうすれば当然、その器には過度な負荷がかかる」と推測を口にする。もしこの推測が正しいのなら彼らに降られた番号はクローン体を管理するための識別番号ですらなく担当させた記憶や本に対する管理番号だ。こうやって接していれば自我も感じられるのに徹底してモノかそれ以下の管理をしている組織に対して「相当地.球.の記.憶にご執心のようだ」と軽蔑もにじませた呟きを零して)
8350:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-09 17:46:00
、…お前らにとって、これが日常なのか?……つまりこいつらは地,球,の.記.憶の入れ物として作られて、上手く記憶を扱えない奴は別の実験に回してたってことか?ふざけやがって!
(確かに腕の中にいたはずの相手そっくりの男は緑の光と砂とに霧散してしまってこの腕から零れ落ちていく、何も出来ずに失ってしまった喪失感に苛まれていると背後で別の個体が呟きを零した。だがそれ以上は何もない、ごく当たり前のことと言わんばかりに目の前のことを処理して動揺するでも恐怖するでもない。その理由に思い至ると怒りと困惑が入り交じった声で問いかける、この場所ではこうやって当たり前に誰かの命が消えている。それに答える人間はいなくて代わりに相手がやってくればクローンに隠された答えをこちらへと共有した。クローンに負荷がかかることを知っているならば使い捨てる事が前提なのだろう、さらに上手くいかなかったものは他の研究に流用しているのだ。まるでモノのように。周囲を見ればそこらに痛々しく包帯を巻いている相手と同じ姿の人間が見える、地,球.の.記,憶を得るために、新しいメモリを得るために、ここまで命を、取り分け相手の存在を踏み躙るとは。怒りは怒髪天を衝く勢いだが頭は妙に澄んでいる、ホワイトボードの方をみれば相手はこの施設の地図情報を得たようで、となれればもう目的地まで一直線だ。相手の方に向きなおれば「全部終わらせるぞフィリップ」と声をかけて奥の扉へと進んでいく。険しい顔で奥へと向かうがその途中で『ご主人様行ってらっしゃい!』と幼い相手の声が聞こえてくれば思わず立ち止まってしまう。全て終わらせるならば彼らを消す選択をすることになる、ちらりと後ろを振り返ってせめてもと軽く手を振ると軽く息を吐いてから扉に手をかけて)
8351:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-09 19:26:08
……ああ、それが僕達が出来る唯一のことだ。
(相手の元に訪れて予想される彼らが作られた理由について共有すれば相手はますます怒りを募らせていく。もしもあの日自分が鳴.海.荘.吉の、相手の手を取ってあの施設を逃げ出さなかったらこのクローン達は生まれなかったかもしれない。自分が居たからこそ彼らが生まれてしまったのだと罪悪感にも襲われるがならばそれを根から止めるのが自分達の役割だろう。相手から声を掛けられると深く頷く、クローン達も何かを察したのか先程のように声を上げることは無かったが扉の前に立つとその内の一人が無邪気な声を掛けてくる。それに合わせて他の個体も同じ言葉を次々に投げかけてくる。きっと彼らは自分達がクローンを消す選択を取る為に奥に行く事を知らない、それを説明することも出来なくてせめて記憶にだけでも存在を覚えておこうと振り返って眺めると覚悟を決めて扉の奥へと進んでいった。それから関係ない道をスルーしながら廊下を進んでいくと入口にあったものよりもさらに開けた空間に出てくる。空間はさらに地下へと続いていて吹き抜けのようになった場所からこっそり下を除くと複数の研究員が機材を操作したりモニターを眺めたりしている。さらに少し奥を見てみるとクローン体に電極のようなものを沢山取り付け淡い緑の光を発しながら苦しそうな声をあげる様子を検査している研究員の姿もあって「恐らくここが本拠地だろうね」と呟き)
8352:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-09 20:15:54
とりあえずあいつらが邪魔だな
(相手と同じ姿形のクローン達が次々に見送りの言葉を無邪気にかけてくる、きっと彼らと会うのはこれで最後になるだろう。最後に頭を撫でて名前を呼んだ記憶が少しでも慰めになればいいのだが。彼らがこれ以上酷い目に合わないためにもここにある全てを消し去る必要がある。怒りと覚悟を抱えて相手の案内のもと迷うことなく奥へと進んでいく、やがて広い吹き抜けの空間に出ると息を潜めて下を覗き込んだ。そこには複数人の研究員がいてちらほらと相手と同じ姿のクローンが何かの機械にかけられているのが見える、今すぐ堪忍袋の緒が切れてしまいそうだったがなんとかそれを飲み込んだ。全てを壊すにしてもまずはここの研究員に静かにしてもらわなければならない。研究員達の体躯をみるに戦闘に特化しているようには見えず奇襲をかければ簡単に意識を奪えそうだ。となれば彼らの目を引くものが必要で相手の方をみれば「フィリップ、クローンのフリして奴らの気を引いてくれねぇか?俺は後ろからいく」と小声で作戦を共有する。相手を囮にするようなことはあまりしたくないのだが幸いこの格好ならば部屋から出てしまった個体だと勘違いしてくれることだろう。それにここは上階だ、研究員達が相手に到達する前に全員の意識を奪う時間は十分ある。「頼んだぜ」と後を任せると少しだけ離れ 隙を見てス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.のワイヤーを使って静かに研究エリアへと降りていく。地面に足をつけて物陰に潜めば相手の方を見て合図を送って)
8353:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-09 20:58:28
この人数なら何とか出来そうだけど…ああ、分かった。任せてくれ
(ひとまず目的の場所に辿り着くことは出来たが問題はここからだ。確実に潰すためにも邪魔になるものは押さえ込んでおきたいがここが建物の奥底であることを思えば慎重な行動が求められる。見た限りそこまで研究員の数は居なくて二人ならば何とかなるかと考えていると相手から小声で作戦が共有される。変装したとはいえ今の姿では相手は仲間では無いことはすぐにバレてしまうだろうが自分はクローンの元ということもあってそっくりで囮にはピッタリだろう、即座に頷いて得意げに言葉を返すと配置に着くまで身を隠しておく。相手がス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.を使って下へ降りていき物陰に潜むと合図が送られる。こんな研究をしている者にこの呼び方はしたくないのだが作戦の為だと割り切ると無邪気な子供が研究員達を覗き込むように顔を見せると『ご主人様ー!』と声を掛けた。すると研究員達は皆こちらを向いて少し驚いた反応を示し『誰だ最後に管理してた奴』『自発的に動くなんてナンバー入りの奴だろ』『余計な傷が着く前に捕まえてこい』など声が上がって狙い通り研究員の数人が近付いてくる。相手に意識が行かないようにわざと身を乗り出して危険なフリをしながら奴らを引き寄せていて)
8354:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-09 21:43:29
……っ、……よし、あとは…
(物陰に潜んで相手が気を引くのを待つ、合図を送れば相手はクローン体のフリをして研究員達を呼びつけた。本物である相手がご主人様なんて言葉を使うのには少々抵抗があったがこれもここを綺麗に片付けるためだ。何事かと研究員達はわらわらと一箇所に集まってきて相手を見上げている、絶好のチャンスと言えよう。足音を忍ばせ研究員達の背後へと迫る、しかしその瞬間近くにあった機械から何かが漏れ出す音が響いた。一瞬そちらに気を取られるとどうやら近くにあった冷却用の液体が漏れだしたのか勢いよく何かが吹き出してさながらスモークのように辺りが霧がかった。上階にいる相手から下のスペースが見えなくなるほどに煙が満たされるが視界が悪くなるのはむしろ好都合で視界の悪さに紛れて確実に研究員をひとりずつ仕留めて意識を奪っていく。想定よりも容易に事を成し遂げてしまえばあとは機械類を破壊しクローン装置を止めるだけだ。霧の中で一息ついていると『翔太郎』といつもの調子で声を掛けられる。どうやら霧に紛れて相棒も下へ降りてきていたようだ。無事に合流を果たすと『こっちだ』と案内に従って機械類の合間を抜けていく。一方でその少し後に霧が晴れた頃には相手の視界には倒れた研究員しか映らず探偵の姿は何処にもなくて)
8355:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-09 22:14:41
…煙?……、えっ、翔太郎? …っ、翔太郎!
(クローンと同じ呼び方をすれば研究員達はこちらを向く。あとは注意を引きながら様子を見て自分も参戦しようとクローンのフリを続ける。だが急に機械の方から煙のような物が出てきて下層を覆っていく。徐々に視界が遮られていく間も相手の交戦する音や研究員が床に倒れる音がすれば相手が目くらましに何かしたのだろうと考えていたが完全にその姿が見えなくなってしまうと徐々に不安が募っていく。やがて何も音がしなくなっても下から合図や声が聞こえてこなくて嫌な予感を覚える。室内が一定の汚染を確認して換気装置が働いたのか段々と霧が晴れていくがそこには倒れた研究員ばかりで相手の姿はなく困惑した声をあげる。妙な焦りと不安を覚え、慌てて研究スペースまで降りてくるがそこから見ても相手の姿は無い。声を出す暇もないまま気絶させられて連れて行かれたのか、それとも何かメモリの影響を受けたのか様々な可能性が浮かんでパニックを起こしかけながら相手の名前を叫んで無我夢中でその姿を探して)
8356:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-10 07:52:54
ん…?あぁ、…
(相棒の誘導に従って奥へと進んでいく、しかし肝心のクローン装置はかなり奥にあるのか機械の合間を縫ってさらに深くへと進んでいった。その間に見かける装置には時折稼働中のものもあって装置内であったりケーブルに繋がれたり、何らかの形でクローンが機械に掛けられていた。もう研究員が伸びているなら実験を続ける理由もないだろうと通り道で見掛けた機械を片っ端から停止させていく。パネル操作で問答無用で中止を押していけば項垂れていたり苦悶の表情を浮かべていた個体はいくらかマシな顔つきになっていった。しかし相棒はこちらの様子も気にせずどんどん奥へと進んでいく。置いていかれないように早足で近寄ろうとした所で背後から声が聞こえた。それは間違いなく相手の声で思わず立ち止まる。だが直後『翔太郎早く』と相棒から急かされれば短く返事をして早足で奥へと進んだ。やがて相棒は立ち止まる、どうやらさらに奥のスペースがあってそこにこの施設の核が、つまりクローンを作る装置があるようだ。「この奥か」と呟きながらさらに奥へと進もうとしたところで相棒がゆっくりと背後から近づきこちらの首に手を伸ばそうとしていていて)
8357:
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ID:415c83bff 2025-04-10 09:52:38
こっちも道がある、まさか……ッ、翔太郎! させる、か!
(探しても探しても相手の姿が見付からない。ますます焦りが募って行くがこういう時こそ冷静でなければ探偵は勤まらない。意識的に深呼吸をして気を落ち着かせてからまた辺りを見る。時間はさほど経ってない、ならばまだこの建物内だとアタリをつけると機械に隠れて見えなかったが別の道があった。そちらに進んでいくと他のものに比べて電源が切られたものや作動しなくなったものがあって相手が停止していったものだと察する。ある程度自由に動ける状態で尚且つ一目では分からないルートを通れた理由を考えると同じ顔のクローンの存在を思い出して背筋が冷えた。もしクローンが自分として相手に接触したとしたら直ぐにはきっと気付けない。もしそれがご主人様とされる研究員の命令だとしたら、とまで考えれば再び駆け出した。道中装置に入れられた個体を見つけ相手の服装を元に「今ご主人様がどこかに行かなかったかい?」と問いかけ指さした方向に急ぐ。やがて曲がった先に相手の背中と並んだクローンの姿があれば大きな声を上げる。それだけでも許せない光景であったがクローンが後ろに立ち相手の首に手をかけようとしていれば腹底の怒りが一気に燃え上がってそれしか見えなくなると地面を蹴る。全速力で近づきクローンの襟首を掴むと思いっきり引っ張って相手から引き剥がす。そのまま地面に引き摺り倒すと上に乗って「それだけは許さない」と底冷えした声で威圧をして)
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