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相乗りで何処までも 【 〆 】/7586


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自分のトピックを作る
7526: 探偵 [×]
2024-12-29 00:10:15


別に悪いことなんてしてねぇだろ?……俺も、お前の事が好きだ
(相手を教えるために滑っていた先程と相手を捕まえるために滑る今では当然スピードは異なる、相手は慣れてそれなりに滑れるようになってはいたがこれも経験の差というものだ。トップスピードで迫るこちらに相手は困惑の声をあげるが後ろを振り返った時点でもう逃げられる状況ではなくなる、片腕で相手をガッチリと捕まえ冷たい手袋を押し当てれば狙い通り声がひっくり返った。だがあれだけ好き勝手にやられておいてお返しがこれだけでは物足りない、相手が変な声をあげたことによって数人の視線が二人へと向けられる。周囲の人々にとってははしゃいでいる男二人がいるくらいのものだろう、その視線が集まる状況で相手にだけ聞こえる声でこちらから好意の言葉を伝えると同時に人差し指でまるで体の芯をなぞるように下腹部から鳩尾にかけてスっと素肌を撫であげる。周囲の目線ではバレないように指を動かしたが素肌の相手には今の動きが明確に伝わっていることだろう。軽く耳元で笑った後にようやく腕を離すと素知らぬ顔で相手の隣へと滑ってきて顔を向けて)


7527: 検索 [×]
2024-12-29 09:52:06

…へ、ッん!?、何するんだい…
(ガッツリと相手に捕まえられて冷たい感触が素肌に触れると変な声をあげてしまう。同時に視線が集まるのも感じるがアイススケートをして温まった体に急に冷たさを感じたのだから不可抗力だろう。だがそんな仕打ちを受けたのに相手の腕が離される兆しは無く、怒っているよりも楽しそうな様子を相手から感じると嫌な予感は募る。その状態で真っ直ぐな好意が伝えられるとぱちりと瞬きした後、嬉しさと共に照れがのぼってくる、それだけでなく服の下で素肌を冷たい手が撫でるとその温度差となぞられている感覚に一気に熱は上がってまた変な声をあげてしまう。傍目でも分かるくらい顔を赤くしながら漸く解放されると軽く顔を背けながら文句を口にして)

7528: 探偵 [×]
2024-12-29 13:47:55


そりゃまぁ、さっきのお返しってやつだ
(冷たいプレゼントのあとに好意の言葉と擽るように素肌をなぞってやれば、またも狙い通りに相手は裏返った声を出す。しっかり抱きしめた体からはその動揺がよく伝わって好意の言葉という意味でも羞恥の意味でも存分にお返しをすることが出来て漸く腕を解いた。相手は先程の自分よりも遥かに顔を真っ赤にしていて顔を背けるも耳まで赤ければその動揺っぷりがよく分かるというものでいじらしい姿に口角は上がりっぱなしだ。文句にはまた素知らぬ顔をして返事をしつつ相手の手を再び取る。可愛らしい姿だが他人の目にはあまり晒したくないもの、先程のように相手の手を引き滑り出すと受ける風で相手の顔の赤みを冷やそうと暫くリンクの流れにそって二人で滑っていて)


7529: 検索 [×]
2024-12-29 15:15:29

これだけ滑ると体もポカポカしてくるね、
(冷たさもそうだが好意の言葉と素肌をなぞるような動きを浮けると一気に熱が上がって解放されると直ぐに顔を背けた。やられたことは自分とほぼ同じで正にやり返されたという状態なのだが顔の赤さは収まりそうにない。素知らぬ顔をされながら固まっていると手を取られて視線を向ける。そのまま手を引かれ滑り出すとその意図を察して強くその手を握り返し、リンクの中を滑った。そうしていれば顔の熱も収まって気分も上向いてきて、慣れてきても手は繋いだまま何周もリンクを一緒に回った。そこそこ滑った所で一度リンクの端に止まって相手の方を向く。何周もすれば素肌を触られて冷えたのが無かったように体は暖かくなっている。その感想を伝えていると荷物として預けていなかったバ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トの存在を思い出して懐から取り出す。「せっかくならリンクの中で撮るのはどうだい?」と提案しながら相手の横に並んで)



7530: 探偵 [×]
2024-12-29 21:59:46


なかなかいい運動になるだろ?…あぁ、せっかくならリンクが写るように撮ろうぜ
(再び相手の補助という名目で手を引きリンクの流れに従い滑っていると相手の赤くなりすぎた頬と、ついでにこちらの顔に登っていた熱とがひんやりとした空気に冷まされて顔色は通常のものへと戻っていく。とはいえ滑っていれば常に動いて無意識にバランスを取っているもので先程の衝動的な熱とは異なるスポーツをして体が温まるポカポカした心地に包まれる。一度リンクの端に寄れば相手も同じ感想だったようで頷きながら返事をしていた。すると相手はバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を取り出して写真を撮ろうと持ちかけてくる、今日の思い出の品が増えるのならば当然歓迎だ。背景にリンクが写るような位置で相手の左隣へとやって来る、右手でピースサインを作れば相手の方へと寄せて「ポーズはいつもので良いだろ?」と上機嫌に問いかけて)


7531: 検索 [×]
2024-12-29 23:32:21

そうしようか。ああ、お馴染みのポーズで行こう
(十分に動いた実感と相手と過ごす時間への充実感を覚えながら一度止まると更に思い出にする為写真の撮影を持ちかける。すると好意的な返事がされて口元が緩む。せっかくならばこの場所であることが分かるように斜め上辺りから撮るべきだろう。角度を調整していると相手が左隣にやってくる。そして右手でピースサインを作って【いつもの】と言われるとすっかり自分達の定番となったポーズに笑みが零れて声を弾ませながらこちらも左手でピースサインを作る。この場所ならではの手袋をしたまま2人のVの指先を合わせてダブルの形を作ると更に距離を詰めて画角に入るようにしてから「じゃあ撮るよ、はいポーズ」と掛け声をして最高のタイミングでシャッターを切って)



7532: 探偵 [×]
2024-12-30 10:00:01


よし、…バッチリみてぇだな
(二人で恋人の時間の写真を撮るとなればポーズはいつものやつに決まっている。明言はしなくとも相手にはこちらが何を言っているのかすぐに伝わる、ドライバーがなくたって自分達ならば以心伝心だ。相手もピースサインを作れば二人の指が触れ合ってダブルの形になる、カメラが構えられるとレンズに向かって笑みを向けた。シャッターがきられて二人で写真を確認すれば画角もポーズもバッチリだ、二人がつける手袋で今まさにスケートを楽しんでいることが分かってこのリンク上の出来事を思い出せる写真になるだろう。体が温まる程に滑って写真も収めて、ついでにちょっとした意趣返しも済ませたとなれば地面が恋しくなる頃だ。相手の方を向けば「そろそろ喉渇かねぇか?」と次の目的地を匂わせながら問いかけて)


7533: 検索 [×]
2024-12-30 10:52:04

誰が見ても完璧なアイススケートデートだね。確かにそろそろ休憩したい気分だ、最後に一周してから終わろう!
(シャッターが切られて並んで写真を確認すると二人で楽しそうにアイススケートを楽しむ姿が映っていて満足げに笑みが浮かぶ。経験だけでなく、記録としてもバッチリ今のことが残る事だろう。保存されたことを確認した所で相手から次の行方を匂わすようなことを問われると同意を示す。このままスケートを続けても良いのだが普段あまり動かない体では明日に響きそうでこれくらいがちょうど良いだろう。だが名残惜しいと思うのも事実で最後に締めの一周を言い出せば相手の手を取って滑り出した。そうして最後の一周を楽しむとリンクから二人で上がる、また歩幅小さく歩きつつロッカーの元にやってきて固く結んだ靴紐を解いて地面に足を下ろすと解放感が一気に襲ってきて「やっと地面に足が着いたような気分だ」と小さく笑って)

7534: 探偵 [×]
2024-12-30 13:10:52


なら、とびきり大回りしようぜ
(次の場所へ移動しようと持ちかけてみると同意の返事がされて締めの一周をすることになる、当然のように手を繋いでリンクのなるべく外側を滑ってできる限り長く氷上を堪能したあとリンクからあがった。再び二人でベンチへと向かってスケート靴を脱ぐとキツく縛られた靴紐から解放され細いブレードの上ではなく地面にしっかり足が着くようになって解放的な気分になる、相手も同じようで軽く足を動かしストレッチしながら「滑ってるときは気づかねぇもんだな」とこちらも笑みを浮かべた。軽快に滑ってはいたがなかなかの運動になっていたことだろう。となれば水分補給が必要な頃合いだ。ベンチから立ち上がると氷上と歩き方が違う分少々違和感を覚える、こちらがいつも通りだったはずなのに不思議な心地を覚えながらロッカーから荷物を取り出しまた歩き始めた。地面を歩くことを思い出しながら足が向く先は公園の外だ。「あの短い時間であれだけしっかり滑れるようになるなんて大したもんだぜフィリップ」と感想を口にしていれば程なくして喫茶店へとたどり着いた。入口の木の扉は年季が入っていて手書きのメニューが掲げられている、レトロな雰囲気を醸し出しているその店を前に相手の方をみると「次はここだ」と声をかけて扉を開けて)


7535: 検索 [×]
2024-12-30 20:38:46

今度は君が歩き方が不自然だ。君の教え方のおかげだよ、転んでも君なら受け止めてくれると思ったから。 …ここかい?雰囲気のあるお店だね
(大回りしてスケートを終えると靴紐を解いて地面に足をつける。ガッツリ固定されて普段使わない筋肉を使ったのか今は普通に立っている方が妙な感じでペタペタその場で足踏みなどしていた。靴を履き替えて荷物を取り出すとスケート場を後にするが少々不自然な相手の歩き方を見ればクスクスと笑う。そのまま会場を後にすると相手は公園を離れていく、それについていきながらスケートの上達具合を褒められると相手のおかげだと返す。慣れない環境で慣れない動きに挑戦出来たのは相手が側にいてくれて何かあれば助けてくれると確信していたからだろう。だからこそ相手の見本を見て最初からそれらしく動くのに躊躇いがなかった。それに早く上達して相手と一緒に滑りたいと思った結果かもしれない。ちらりと隣の相手を見ながら語っていれば喫茶店のような場所で相手の足が止まる。木製のドアと手描きのボードは年季が感じられて長年営業しているのがすぐに分かる。独特の雰囲気に感心しながら相手が慣れたように中に入るのを見れば慌ててその後ろを追いかける。ドアチャイムの音に老夫婦らしき店員がこちらを向いて席に案内してくれる。角の静かな空間に通され席に座るとキョロキョロと雰囲気のある内装を見ながら「君はここに来たことがあるのかい?」と問いかけ)


7536: 探偵 [×]
2024-12-31 09:50:12


良い店だろ?俺のクラスメイトがバイトしてたから何回か来たことあるんだ
(一度全力疾走したせいか足がすっかりスケート靴に馴染んでいて普通に歩くことに逆に違和感を覚えていると相手からツッコミが入り「お前も同じじゃねぇか」とツッコミ返しながら道を進む、最初こそスケートに対して不安がっていた相手だったが逃走を図るまでには自由に滑れるようになって二人で騒がしい思い出も出来て何よりだ。それもこちらのおかげだと言われると照れ隠しに小さく笑いながら返事をしていた。そうやって感想を言い合いながらたどり着いたのは老舗の喫茶店だ、店長に声を掛けられると軽く挨拶を交わして奥の席へと案内される。うっすらとコーヒーの香りが漂い緩やかな時間が流れる空間は何十年も前から時が止まっているようなレトロな印象だ。相手に問われれば顔見知りの店だと答える、クラスメイトと話し込んだ事もあり昔から通っていた店だ。そしてここはデートと聞いて相手が気に入りそうな場所として真っ先に思い浮かんだ店だ、メニュー表を手に取り該当ページを開けると「お前ならこれを気に入るんじゃねぇかと思ってな」と相手へ見せる。そこに載っていたのは手書きのクリームソーダで透明のグラスに緑色のジュース、その上にこんもりとアイスクリームが乗りさらにちょこんとさくらんぼが乗せられたものが描かれている。純喫茶で出される昔ながらのクリームソーダ、といったところか。相手にクリームソーダのページを見せたまま「これが俺のオススメだ」と相手にメニュー表差し出し)


7537: 検索 [×]
2024-12-31 10:33:36

へぇ、道理で顔馴染みなのか。…!クリームソーダだ! これが飲みたい、翔太郎
(店内に入れば相手は店長と軽い会話をしていて顔馴染みなのが伺える。その由来を聞けば学生時代のクラスメイトと聞いて納得がいく。改めて相手の親交の広さを感じながら案内された席に座る。雰囲気のある店内を見ていると相手が期待を煽る言葉と共にメニュー表を差し出してくる。開かれたページにあったのは手描きのイラストのクリームソーダで、温かみのあるテイストで緑色のメロンソーダにアイス、さくらんぼが描かれていれば興味と食欲をそそるには十分すぎるものだ。メニューのレイアウト的にもこの店の名物のようなものらしく、自分が気に入るものを的確にチョイスされていることに嬉しさと擽ったさが募る。好物を前にして分かりやすく目をきらきらさせてそのワードを口にすると直ぐにこれが良いのだと意志を表明して)

7538: 探偵 [×]
2024-12-31 11:10:29


こういう店でゆっくりクリームソーダを飲むのも悪くねぇと思ってな。よし、なら俺はここのオリジナルブレンドにすっかな
(相手にここの名物でありこの店にきたお目当てのものを見せると期待通り相手の目は輝いてこちらの口角も上向きになる。遊園地やプールなどの売店で販売されているものを飲んだことは何度かあるが喫茶店のクリームソーダとなれば話は別だ。レトロな純喫茶の昔ながらのものとなればクリームソーダ好きの相手の好奇心を刺激するにはバッチリだろう。だが同時に相手はコーヒーに興味があることも存分に分かっている、昔馴染みのマスターがいれるこの店オリジナルブレンドのコーヒーを味わって欲しくてこちらはコーヒーを注文することにした。奥さんを呼んで注文を伝ると程なくして注文の品がやってくる、相手の目の前にはメニュー表通りの澄んだ緑色をしたクリームソーダが置かれた。今までみたどのクリームソーダよりも澄んだ色をしアイスクリームは濃厚そうでたっぷりと緑色の上に乗っている、さくらんぼは喫茶店で飲むからこその特別感を演出していて「王道のクリームソーダって感じたろ?」と感想を窺い)


7539: 検索 [×]
2024-12-31 13:58:57

こっちも気になるね、ふふ、楽しみだ。…おお、宝石みたいなクリームソーダだ!
(相手におすすめされた通りクリームソーダに心惹かれて飲みたいと意志を表明すると相手の口角があがった。既に今からやってくるクリームソーダにワクワクしていると相手はもう一つの名物らしいオリジナルブレンドをチョイスする。老舗の喫茶店ならばコーヒーだって美味しいだろう。注文を済ませ去っていく後ろ姿を見ると期待に声を弾ませていた。程なくして注文したドリンクが運ばれてくる、シンプルなグラスの中に澄んだ緑色のメロンソーダは氷の光の反射も相まってキラキラと輝いてその上には真ん丸なアイスクリームが乗っている。イラスト通りのものが運ばれてきたことにテンションも上がって無邪気にはしゃぐ。相手に聞かれこくこくと頷くと様々な角度からクリームソーダを観察する。しっかりと視覚情報を取り入れた所で差し込まれたストローからメロンソーダを飲むとしゅわしゅわとサッパリとした甘さが広がって自然と満足げな笑みが浮かんで)


7540: 探偵 [×]
2024-12-31 15:03:20


気に入ったなら何よりだ
(相手の目の前に好物でありこの店とっておきでもあるクリームソーダが運ばれてくると相手の瞳はグラスに負けず劣らずキラキラと煌めいて思わず見入ってしまう。無邪気にはしゃぐくらいには気に入ったようでこの店を選んで良かったと嬉しさと擽ったさが同時に胸を満たして、クリームソーダを観察する相手をじっと見つめて観察してしまった。続いてこちらのコーヒーが運ばれてきて目の前に置かれるが相変わらず目線は相手から外すことはできず、相手はクリームソーダを一口飲み込む。爽やかで甘いサイダーの味が広がったのかその顔には満足気な笑みが浮かんでいて、これ程喜んでくれるならばこちらまで満ち足りるというものだ。かつて何度か味わったお気に入りのクリームソーダを相手が口にしている事に喜びを覚えつつコーヒーを口にする、酸味が少々強い大人っぽい味は学生時代にこれを飲めなければハードボイルドではないと何とか飲めるようになった懐かしい味だ。クリームソーダにはもうひとつ主役がいてそれは相手の好物でもある、相変わらず相手を見つめながら「上に乗ってるアイスクリームもマスターがこだわってんだ。それもめちゃくちゃ美味いんだぜ?」とどこか得意げに話して)


7541: 検索 [×]
2024-12-31 19:07:01

これかい?…ん、美味しい! 手作りなのかな、バニラビーンズがたっぷりだ。
(キラキラと宝石のように輝くクリームソーダの彩りに目を惹かれていれば相手から観察されている事も気付けない。いつまでも見ていたい仕上がりだが溶けてしまう前の今でしか味わえない物もある。ストローからメロンソーダを飲むと満足げに笑みが浮かぶ。一方相手は優雅にオリジナルブレンドのコーヒーを口にしていて何とも至福の時間だ。メロンソーダ部分を味わっているとその上のアイスクリームを勧められる。マスターこだわりの、と聞けば俄然興味がそそられ早速崩してしまわないように注意しなから側面の辺りをすくって口にした。途端滑らかな口当たりの濃厚なバニラの味がすれば直ぐに相手の方を見て感想を伝える。市販品ではあまりない濃厚さでこだわりの、というくらいならば手作りの可能性もある。メロンソーダとはまた違う甘味を感じると自然と笑みが浮かんで今度は下部の溶けかけのところも食べてみる。こちらも十分美味しくてメロンソーダとの相性バッチリだ。この味ならば相手の飲んでいるコーヒーにも合うはずだと直ぐに考えが浮かぶと更に一口分すくって「これはそのコーヒーとも合うはずだ」と言いながら何の躊躇も無しに相手の口元に運んで)



7542: 探偵 [×]
2024-12-31 20:43:32


売ってるのとは全然違ぇだろ?……、…ん、…何回もこの店来たことあっけど、アイスとコーヒーを一緒に食ったのは始めてだ。…お前がいるおかげだな
(バニラアイスはマスターの店のが風.都.で一番美味いだなんて騒いだ事もあったがその感想に違わず相手も満足したようで一口食べた後にすぐ煌めく瞳がこちらへと向いた。愛するこの街で自分が好きになったものを今相手が目を輝かせながら食べていることが思い出を共有しているようで何とも嬉しい。溶けかけのアイスを味わう相手から相変わらず目を離せないでいると相手がメロンソーダを纏った溶けかけのアイスをこちらへと差し出してきて目を瞬かせる。ここのマスターとその奥さんとは古い知り合いだ、思わずチラリと二人の様子を窺ってしまうが奥まった席のお陰で人目はない。それならば問題ないだろうと多少照れくさそうにしつつも相手が差し出した一口を身を乗り出して受け取った。爽やかなソーダに濃厚なアイスの味が口いっぱいに広がる、そこへ苦味の引き立つコーヒーを飲めば二つの味が調和して思わず吐息を吐いた。これまでそれぞれを単体で頼むことはあっても同時に口にしたことはない、特にハードボイルドを強く意識しだしてからはクリームソーダなんてご無沙汰だ。この組み合わせを味わえたのも相手と一緒にここへ来たからこそ、相変わらず照れくさいが先程から相手に見蕩れっぱなしの心は普段言わない言葉までも口にさせてしまって誤魔化すように頬をかくと「お前も一緒に飲んでみろよ」とこちらのコーヒーを相手に差し出し、一拍迷うように置いてからスプーンを取ると同じく溶けかけのアイスをすくいとって相手へと差し出して)

(/いつもお世話になっております!もう一度くらいお返事できそうな気もしますがタイミングもありますので今のうちに……本年も大変お世話になりました。この一年でまた日常からシリアスなものまで思い出深いお話がたくさん検索様とできたこと、とても感謝しております。まだまだ趣味全開のお話も残しておりますので来年もお互いのペースで楽しくやりとりしていきましょう。それでは良いお年を!)


7543: 検索 [×]
2024-12-31 21:16:08

そうなのかい? ああ、二人で訪れたからこその味だ。
(スプーンですくったクリームソーダの一番美味しい所を相手に差し出すとその目が瞬く。何かを確認する動きでここが一応外であるのを思い出すがこの味を相手と共有したいのだから仕方ない。相手は少々照れくさそうにしつつも身を乗り出してアイスを口にする。感想を聞かぬともその緩んだ顔と吐息を聞けば美味しく感じているのは直ぐに分かってこちらも口元が弧を描く。そして一緒に食べたことが無いと聞けばキョトンとするも二人でこの店を訪れてそれぞれ注文して、こうやって分け合う関係でなくては味わえないものだと気付く。それを自分のおかげだとストレートに語る姿を見れば相手の初めてのきっかけになれたことに心は暖かくなった。そして当然のように交換する為にコーヒーが差し出され、今度は相手がクリームソーダのアイスをすくって差し出してくればふにゃりと笑いながら身を乗り出し、アイスを口にする。そのままコーヒーを飲むとちょっぴり酸味の目立つ芳醇な苦味とバニラアイスのまろやかさがマッチして「最高に美味しい特別な味だね」とご機嫌に感想を述べて)

(/こちらこそいつもお世話になっております。そして本年もお世話になりました。今年も探偵様のおかげで様々な話をする事が出来てとても充実した一年でありました。こうやって年の瀬にご挨拶をしてまた新しい一年を探偵様と迎えられること大変嬉しく思っております。探偵様とならばやりたい話も着きませんので来年も2人のペースで続けさせて貰えたら、と思います。よろしくお願いします。)



7544: 探偵 [×]
2024-12-31 22:42:44


あぁ、違いねぇ。お前のおかげでまたひとつこの店の魅力に気づけた
(これまで何度かこの店に訪れたことはあったもののクリームソーダとコーヒーを同時に味わうにはこの店に二人以上で訪れなければならない。加えて連れ立ったもう一人とは互いのものを交換できる仲でなければいけないわけで、つまるところ相手以外にそんな人間はいなかった。相手の好物がそろう喫茶店だからと選んだ場所だったが新たな発見ができるだなんて思いもしなかった。この味も当然相手と共有したいものでアイスをすくったスプーンを差し出すと相手の目はアイスにも負けないくらいに蕩けてこちらの一口を頬張った。相手はすかさずコーヒーを飲む、その味は十分満足するものだったようでご機嫌な様子にこちらの口元も緩んでしまっていた。相変わらず相手からは目を離せない、「そのコーヒーもここのマスターのオリジナルブレンドだ」と補足を加えつつ溶けかけたアイスをもうひとすくいいただくとまた相手の手元からカップを取ってコーヒーを飲み、今しか味わえない心地を存分に楽しんでいて)


7545: 検索 [×]
2025-01-01 12:34:44

君が連れてきてくれたおかげだよ。ならここだけの特別な味だね。
(以前自分が案内した洋食屋の組み合わせのように二人で来店してそれぞれ分け合うからこそ新たな組み合わせの発見もある。相手が差し出してくれたアイスを頬張ってコーヒーを飲むとバッチリな組み合わせに口元が緩んだ。この味が味わえるのも自分が好きだろうからと馴染みの店に連れてきてくれたからだろう。更にコーヒーがこの店だけのオリジナルブレンドだと知ればますます特別感は増して上機嫌に笑った。更に相手がアイスとコーヒーの組み合わせを味わっていればその姿をじっと観察していた。そうしてアイスが溶けかけた部分のクリームソーダを飲んだりコーヒーと交互に飲み合ったりブレンドの配合を当てようとしたりして時間を過ごした。ゆったりとした時間を過ごす中、クリームソーダがあと少しとなったところで大切に取っておいたさくらんぼを口にすると甘酸っぱい味が広がった。純喫茶ならではの味を楽しみながらふとさっきも見たメニュー表を開く、そこにはクリームソーダ以外のメニューもあって興味深く見ながら「クリームソーダがこれだけ美味しいなら別のメニューも気になるね…」と呟いて)

(/あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。)



7546: 探偵 [×]
2025-01-01 15:47:35


他のメニューか?ケーキは奥さんがここのオリジナルブレンドに合わせて作ってるって自慢してたな。あとはスフレパンケーキも雑誌で紹介されてたはずだ
(この店だけの特別な味で、さらには相手といるからこそ味わえる組み合わせの味を二人でゆっくりと味わいながらゆったりとした時間を過ごす。相手は終盤まで大切にさくらんぼを取っていて赤い実を口に含むとまた目を細めていて最後までクリームソーダを楽しむ相手に存分に心を掴まれながらその様子を見守っていた。終盤になったところで相手は他のものも気になるのか再びメニュー表を手に取る、当然純喫茶であるここのメニューは看板商品だけに留まらない。相手が捲った先のページはデザートを紹介している場所でいつか奥さんと交わした会話を思い出しつつ解説を挟む。他にも相手がページを捲るのに合わせてオリジナルブレンド以外の様々な種類のコーヒーが乗ったページやサンドイッチ等の軽食のページなどにコメントを挟んでいって)

(/あけましておめでとうございます!こちらこそ本年もどうぞよろしくお願いいたします。)


7547: 検索 [×]
2025-01-01 17:25:33


ケーキにスフレパンケーキ…! 翔太郎、次も絶対また来よう!
(クリームソーダの醍醐味を味わって幸せそうにしながらも他のメニューが気になるとメニュー表を開く。今回は看板メニューと呼ばれるものをチョイスしたがページを捲ると軽食からスイーツまで様々な種類のものが並んでいる。その一つ一つに解説が挟まるのがその全てが興味をそそられるもので目を輝かせた。オリジナルブレンドのコーヒーとクリームソーダがこれだけ綺麗で美味しいのだから他の物も十分期待出来るだろう。色々な解説を聞いた時には期待は最高潮に高まって相手の方を向くとまだ店内に居るにも関わらず次の機会を所望して)



7548: 探偵 [×]
2025-01-01 21:12:32


そうだな。俺も全部食べたわけじゃねぇし、また来ようぜ
(相手がページを捲るのに合わせてそれぞれ解説していけば相手の瞳は再び輝き出す、今日はこちらのおすすめとしてクリームソーダをいの一番に推したがこの喫茶店の魅力はまだまだこれだけではない。相手の期待値はうなぎ登りのようでもう次の機会を所望されれば思わず笑ってしまう、だがこちらが古くから馴染みにしている店を相手が気に入ってくれるなら何よりというものだ。調査の合間やまたデートでも相手と二人でここを訪れる機会はこれからもたくさんある、相手が望んでくれるのならば尚更その機会は多くなるだろう。こちらも頷いて同意したあとにチラリと時計を見やる、ゆっくりとした時間を過ごしている間に日はすっかり落ちていて空はもう暗くなりかけている。そろそろ良い頃合いだろう。相手の方に目線を戻すと「そろそろ出て公園のほう戻るか」と声をかけて)


7549: 検索 [×]
2025-01-02 13:03:18

ああ、約束だ。…そうしようか、
(相手からの解説にテンションが上がって次の機会を所望すれば相手が笑いを零す。今注文することも考えたがまた何回でもこの場所に来ることは出来るのだから楽しみは後にとっておいた方が良いだろう。相手がこちらの意見に同意してまた来ることを告げれば深く頷いて約束だと告げておいた。そうしてクリームソーダを最後まで啜って飲み終えたところで相手が視線を明後日の方に向ける。それを追うと窓の外はいつの間にか暗くなりかけているようだ。予想以上にのんびりしていたことに驚きつつ店を出るように相手に言われると賛成の意志を示す。席を立って会計をしてくれる老夫婦に「ご馳走様でした、美味しかったです」と告げ、店を後にする。公園へと続く道を歩きながら「良いお店だったね」とご機嫌に告げて)

7550: 探偵 [×]
2025-01-02 14:16:14


あの店どれも美味いからな、また顔出そうぜ
(頃合いを見計らって相手に店を出ようと持ちかける、会計を終えると相手は老夫婦に挨拶をしていてまた一つ自分の好きな街と自分の好きな人が繋がったことに嬉しさを覚えつつ「また来ます」とこちらも声をかけて店を出る。右隣をご機嫌に歩く相手にこちらも呼応するように笑みを浮かべながら元来た道を戻った。公園の入口に差し掛かると道の脇にずらりと植えられた木々は電飾によって輝きを纏っていて「クリスマスマーケットが本領発揮すんのは夜だからな」とまた期待を煽るようなことを言いながら光のトンネルを抜けていく。やがて視界が開ければ再びクリスマスマーケットへとたどり着く、しかし日が落ちたそこは赤白緑の電飾や店頭の光、何より中央にあるクリスマスツリーで昼間よりも輝いていて)


7551: 検索 [×]
2025-01-02 16:54:38

ああ、昼とはまた雰囲気が変わったみたいだね。…っ、綺麗だ。
(またあの店を訪れる声がけに「もちろん」と答えながら公園へと続く道を歩く。入口までやってくると木々に巻き付けられた電飾が光を放っていて先程訪れた時とは印象が変わっていた。周りの空気も少しずつ冷たくなって暗くなっていく中でこれからが本領発揮と言われるとますます期待は高まっていき、わくわくしながら光のトンネルの中を抜けて行く。視界が開けると昼にも見たクリスマスツリーがより煌びやかに輝いて輝きを放っていると思わず立ち止まってその光に目を奪われていた。また夜になったからか昼よりも人が多くなっていて賑わっている。クリスマスツリー以外にも周囲にはイルミネーションの飾りなんかもあってさりげなくその手を取ると「また見て回ろう」と声を掛けて歩き始め)

7552: 探偵 [×]
2025-01-03 10:00:46


…、……だろ?あぁ、そうしようぜ
(日が落ちて木々に飾り付けられた装飾がキラキラと一際輝きを放つ中、その木々を背景にするクリスマスマーケットはより沢山の色の輝きを纏って煌めいていてこの場所全体が宝石箱のようだ。戻ってきたところで相手が立ち止まり思わず向こうの方をみる、周囲の装飾が放つ煌めきは相手の瞳の中で反射して瞳を彩っていて、その瞳のまま相手が一言呟くとさらに相手の瞳自信の輝きが加わってより目が離せない美しさを放つ。その瞳に魅入られるように見つめたまま短く返事をしながら無意識に笑みを浮かべていた。何をいうでもなく手が取られてこちらも手を握り返す、この輝きの中では誰も自分達を気にはかけないだろう。マーケットを歩き出せば売り物のオーナメントやスノードームは光を受けてより輝きを放つようになっていて飲食店は日が落ちて気温が落ちたからかふわりと美味しそうな匂いと共に湯気が沸き立っている。昼間よりも活気溢れる中を歩きながら中央のクリスマスツリーへとやって来る、定番ソングが流れるなか電飾が輝く姿は昼間見た時よりも断然綺麗だ。相手の方をみると「こいつの前でも写真撮らねぇか?」と持ちかけて)


7553: 検索 [×]
2025-01-03 16:06:02

やっぱり夜の方がクリスマスの雰囲気があって良いね。…ああ、せっかくなら撮ろう!
(今のこの賑わいの中ならば他人に関心が向いたりしないだろうとその手を取ると相手が握り返してくれた。確かな温もりと力強さを感じると口角が上がって上機嫌でマーケットの中を歩き出す。お店の光やオーナメントは輝きを放っていて飲食店もより活気を増している。昼間でも十分にクリスマスの雰囲気を感じられたが夜になって暗くなったからの方がより一層それらしくなった。やはりクリスマスパーティやイルミネーションなどのイメージからも本番は夜だろう。そんな事を話しながら歩いているとクリスマスツリーの前にやってくる、暗い中でもキラキラと電飾が輝いていて一番上で光る星が一等星のようだ。相手から視線を受けてそちらを向くと写真撮影を持ちかけられて笑顔で了承する。丁度撮影スポットにもなっていた所のようで早速相手の右隣に並んで構図を考える。後ろのツリーを納めようとするとそこそこくっつく必要があり、更に距離を詰めながら「ポーズはさっきと一緒で良いかい?」と問いかけ)

7554: 探偵 [×]
2025-01-03 17:56:45


……いや、夜だしな…フィリップ、こっちだ
(日はすっかり落ちて空は暗くなっているがクリスマスマーケットはより一層煌びやかになっていて、中でもクリスマスツリーは昼間とは違い幻想的な輝きを放っている。多くの人が同じことを考えるようで周囲にはカメラを構えている人も多い、写真を撮ろうと声をかけた場所は数ある撮影スポットの近くだったらしい。相手からポーズの相談を受ける、もちろん先程と同じだっていいのだがこの誰もが浮かれている幻想的な雰囲気の中で手を繋いでいればもっと恋人らしい写真を撮りたくなってしまう。相手に声をかければ軽く手を引きながら少しだけ移動する、撮影スポットということもあり巨大なプレゼントが積まれているオブジェが二つあってその間に入れば周囲からの視線がほとんど外れる。一旦手を解いてバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を構えると相手と再び先程と同じくらい、もう少し近く寄れば周囲へと目線を走らせた。そして誰の視線も向いていないのを確認すると「撮るぞ」とそのタイミングを見計らうように言って相手の頭に手を添えると軽くこちらへと傾けさせる。こちらも顔を傾け寄せれば互いの顔を寄せれば二人の距離はより近くになってその瞬間にシャッターを切る。先程よりもより近くてくっついた写真が出来上がったがこのまま長くいるわけにもいかず直ぐに頭を離すと「いい写真になったんじゃねぇか?」と素知らぬ顔で声をかけ)


7555: 検索 [×]
2025-01-03 22:48:00


え、あぁ。…確かにこっちの方がデートらしいね。…!本当だ、なかなかイケメンに写ってる。
(当然クリスマスマーケットの象徴でもあるこの場所で写真を撮ることには当然賛成だ。さりげなく距離を詰めてくっついた状態でポーズの相談をしていたが夜だからと言われると目を瞬かせる。相手には何か考えがあるようで案内されるように手を引かれると大人しく着いて言った。そうして向かったのは巨大なプレゼントボックスのオブジェの元で中に入ってしまえば辺りからほとんど見えなくなる。ようやく意図に気付くと口元がニヤけてデートにピッタリだと称しながら立ち位置を調整してカメラの方を向く。さっきよりも近い恋人としての距離だが声を掛けられると共に頭を支えられお互いに寄り添うような近い状態でシャッターを切られた。一瞬遅れてこの距離での恋人らしい写真が撮れた嬉しさと恥ずかしさと動揺が襲ってきた。だが相手が直ぐに顔を離してしまうと少々寂しいという我儘を覚えて周りに人が居ないのをいいことにすぐに相手の腰に腕を回して引き寄せ、再度顔を寄せながら写真を確認する。2人の恋人らしい写真へそれらしい褒め言葉を言いながら「せっかくならもう一枚どうだい?」と提案する。有無を言わせないまま再びバ.ッ.ト.シ.ョ,ッ.トを構えると頬がくっつきそうなほど近づいた自然体の写真を合図を出さずにパシャリと撮影して)



7556: 探偵 [×]
2025-01-04 22:31:41


(/お世話になっております。ご連絡遅くなってしまい大変申し訳ありません。本日中のお返事ができそうになく、明日お返事させていただきますので今しばらくお待ちいただければ幸いです。デートのいい所で申し訳ないです…)

7557: 探偵 [×]
2025-01-05 11:29:19


だろ?っ、…お、れはいつでもイケメ、え?…ッ!?
(この幻想的な光の中でどうしてももっと恋人らしい写真を撮りたくなってしまえば周囲の一瞬の隙をついて二人の頭を寄せて今日一番くっついた写真を撮る。何の説明もなくくっついたおかげで相手には動揺が見えて小さなサプライズが成功したとほくそ笑んでいた。しかし元の距離に戻ったのに相手は腰に腕を回して引き寄せられて不意打ちで再び距離が縮まると目を見開く。オブジェに挟まれているおかげで腰に回された腕は周囲から見えないだろうが外気が寒いせいか妙に相手の暖かい腕を意識してしまう。写真を確認する距離も先程撮影したときと大して変わらなくてなんとか返事をしようとするも相手は止まることなくもう一枚写真を提案されて、聞き返すために顔をあげるとあってあまりの顔の近さに心臓が跳ねてしまった。だが相手は既にカメラを構えている、慌てて視線をカメラの方に向けると焦っていたせいか相手に寄らなければと意識が向いて結果的に自ら互いの頬をくっ付けてしまった。新たに加わった柔らかく暖かい感触に完全に動揺してしまうとその瞬間がシャッターによって切り取られる。慌ただしく進行していった二枚目の写真に「お前、…撮る時言えよ!」と羞恥を誤魔化すように叫びながらそのままの距離で相手の方を見て)


(/大変お待たせいたしました。本日もまだお返事頻度不安定なのですが、明日からはいつも通りのペースで返せると思います!引き続きよろしくお願いします/こちら蹴りでお願いします)


7558: 検索 [×]
2025-01-05 16:10:55

これも良い感じに撮れたみたいだ。 だってこういう自然体の写真は不意打ちを狙ってこそだろう?
(腰を引き寄せてくっついたまま写真を確認してその流れでもう一枚撮影することを提案すれば顔を上げた相手が動揺したのが分かった。その反応に口元が緩んでしまいそうになりながらカメラを構えてそちらを向く。相手も慌てて目線を向けようとするがその勢いが余ってか二人の方がくっついた。言い訳のしようがない距離感にこちらも少し驚くも横目で見た相手の反応を見れば口角を上げながらシャッターを切った。距離感はそのままに写真を確認すればさっきのよりも更に近い状態でキメきれずに動揺した相手とにやけてしまっている自分の姿があって思わずくすくすと笑って感想を零す。一方で隣の相手から文句の言葉が上がるとご機嫌にそれらしい理由を口にする。二つのプレゼントのオブジェクトの間でこういうやり取りが出来ているのが幸せで思わず相手の頬を軽く摘みながら「キメていないこっちの君の写真も欲しかったし」と調子よく、悪びれる様子もなく言葉続けて)

(/こちらも返事出来ない時間帯が多かったのでお気にならさず!同じく明日からはいつも通りのペースに戻ると思いますのでよろしくお願いします/蹴りでお願いします)



7559: 探偵 [×]
2025-01-05 17:16:10


自然体ってこういう事じゃねぇだろ!ったく……、…これで終わりじゃねぇからな
(周囲の人に気づかれないよう一瞬の隙を狙ったというのに相手の体は離れる事がなくずっとくっついたままだ、人々の目がクリスマスツリーに奪われているのが幸いといったところだろう。恋人の距離のまま存分に動揺した瞬間を相手とくっつきながら収められてしまえば文句のひとつも叫んでしまう、写真を確認すればこちらはしっかり焦った顔をしていてカッコ良さからは程遠く相手といえばこちらの様子ににやけている状況だ。しかし相手は全く悪びれる様子はなくてご機嫌にこちらの頬を摘んでいる。煌めくプレゼントボックスに囲まれて相手がご機嫌なのは大変良い事だが良いようにされてばかりではいられない。それに、こうやってずっとくっついていれば少しずつその願望は大きくなってしまうものだ。摘んでいる相手の手を止めるように取る、そしてその手を引き寄せると指に軽く口付けた。ただ唇を当てるだけでは物足りなくて軽く食むような動作も交えて口付けを施すと相手と目を合わせてまだ終わっていないと宣言しておく。いくら物陰に隠れているといってもここで出来るのはここまでだ。そのまま手を繋ぐとちらりと公園の時計を確認して「そろそろ移動すっか」と遅れてやってきた羞恥を誤魔化すように言いながら手を取ってまた歩き出して)


7560: 検索 [×]
2025-01-05 18:31:55

君の反応が良いからつい、…っ!あぁ…。
(それらしい言い訳をしていれば相手からツッコミが入る。ちょっとした仕返しという意味もあったが自分の行動でコロコロと表情や反応を変える相手を見ているのが面白いという面の方が大きい。一枚はちゃんとした二人の写真を撮ったのだから二枚目は好きに撮っても構わないだろう。そうやって笑いを零しながら文句を言う相手の頬を触っているとその手を取られる。そして見せられるようにキスが落とされると思わず目を瞬かせる、それだけに留まらず指を食むような動作をされると目を見開いて固まってしまった、そして相手がこちらを向く。目が合ったまま宣言を受けると顔に熱が登って曖昧に返事するしか出来なかった。そのまま取られていた手を握られ移動を開始する、オブジェクトの間から抜け出して撮影スポットを後にした。夜になって辺りは更に暗く寒くなってきた、手を引かれるまま相手の横を歩くが時計を見ていたのを思い出すと「今から何かあるのかい?」と期待を滲ませた声で問いかけ)


7561: 探偵 [×]
2025-01-06 07:47:50


時間ピッタリにいきてぇとこがあんだ。その為に、これに乗る
(散々好きに翻弄された意趣返しにまっすぐ見つめたまま指に口付けを落としてやれば相手に動揺が見て取れて気持ちを立て直して小さく笑う、そのまま手を引いて移動を始めてしまえば浮き沈みしていた動揺も落ち着いてきた。来た時よりもだいぶ暗く寒くなってきた空気の中最初こそ電飾で彩られた道を歩いていたが不意に飾りも何も無い、道すらもない場所へと入っていく。暗がりの中で時間を気にしていたことを指摘されると何とはハッキリ言わずにまた期待を持たせるような言い方で返事を曖昧にした。その返事の頃合いにちょうど目的地へとたどり着く、目の前にあるのはこの公園の倉庫で裏手に回ったところにはハ.ー,ド.タ,ー.ビ,ュ.ラ,ーが待機していた。ここで二人で乗り込む予定だがチラリとまた時計を確認してまだ時間に余裕があるのを確認すると口角をあげる。先程これで終わりではないと宣言したばかりだ、忘れないうちに精算は済まさなければならない。不意に繋がった相手の手を引いてその体を寄せるとそのまま背中に腕を回し抱きしめる、この暗がりならば人目などありはしない。再び相手をまっすぐと見つめれば「さっきの続きをしとかなきゃな」とスカした声で言うとそのまま唇を重ねる。先程の指と同じように触れさせた後にそこを食むような動きを重ねて柔らかな感触を刻み込んで)


7562: 検索 [×]
2025-01-06 10:11:09

空を経由するならばとっておきの場所が期待できそうだ。っわ、…続き?ン…
(手を引かれるままついていくと段々と電飾で彩られた広場から離れていき、辺りも暗くなっていく。相手の案内なのだから道に迷ったということは無いだろうが行き先は読めない。道とも呼べない場所を歩き始めるとつい問いかけるが相手は更にもったいぶった言い方をする。そうして何かの建物の裏側にやってくるがそこにあったのはハ.ー,ド.タ,ー.ビ,ュ.ラ,ーだ。以前自分も同じ手段を取ったが時間指定かつ、歩きでもバイクでもない方法で行く場所となればよっぽど特別な場所なのだろう。予測は立たないものの自分達ならではの行き方に期待を寄せて声を弾ませていると相手が手元の時計を確認する。何か気になる物の楽しみにしておこうと思った矢先繋いでいた手を急に引かれると思わず声を上げてしまう。そのまま相手の腕の中に納まると顔をあげる、先ほどと同じくらいの至近距離で続きと言われ、その意味に思い当たった所で唇が重なった。悪戯の為に軽く触れるような物でなく、食むような仕草と共に柔らかな感触が伝わってくれば小さく息が零れた。ちらりと相手を見る、屋外でありながらそこは暖かくて自らも腕を回して相手を抱きしめると自らも軽く唇を軽く擦り合わせてお互いを感じ合うようなキスを続けて)

7563: 探偵 [×]
2025-01-06 12:26:30


……ん、…、……フィリップ、
(自分達だけが行ける空という場所、そこへ飛び立つ前に忘れないうちに先程の意趣返しの続きとして唇を重ねる。といってもそれは建前で二人でずっと恋人の距離でいて写真撮影の時により二人だけの距離になってしまえば先を知っている身としてはこれ以上を求めてしまうというものだ。周囲は暗がりで人影は一切ない、それならばもっと深く相手との距離を詰めたって問題ないはずだ。先程相手が撮影した時と同じく相手を他所に唇を重ねてそこを食めば冷たい素肌に熱い吐息があたってクラりと脳内を揺らした。互いに唇を擦り合わせだんだんと滑りが良くなるそこの感触に集中しながら時折吐息を漏らす。だがこれは意趣返しの意味もある、不意に動きを止めて相手の名前を呼び意識をこちらへ向けさせると後頭部に手を添えて緩んだ口の間に舌を一気にねじ込んだ。程よく湿ったそこをわざと音を立てるように掻き回した後相手が動き出す前に舌を引き抜く、後頭部に手を添えたまま至近距離で見つめると「そろそろ時間だし、これ以上はまた今度だな」とあえて行為を止めるとすました顔で小さく笑みを浮かべて)


7564: 検索 [×]
2025-01-06 14:08:42

…ん、…翔太郎?、ッん!?ぁ…君の方がよっぽど悪戯好きじゃないか……、…
(クリスマスの煌びやかな光から離れて暗闇に二人きり、そんな状態で抱き寄せられて唇を重ねてしまえば意識はそちらに流されていく。ただ重ねるよりも深く、唇を擦り合わせて濡らして恋人だけの柔らかな心地を堪能して夢中になっていれば相手の吐息が肌の表面を擽る。無意識に腕に力を込めてキスを続けていると不意に相手の動きが止まる、続けて名前を呼ばれると何かあったのかと顔を向け名前を呼び返す。その瞬間後頭部が押さえられて薄く開いていた唇の間に舌が割り込んできて目を見開く。驚きで固まった口内を舌が好きに動いて響いた水音がやけに大きく感じられると困惑の声を上げるとともに一気に顔に熱が集まる。ただ触れるよりも数段踏み込んだ行為に動揺している間に相手の舌は引き抜かれ唇も離れて行く。それに寂しげな声が出てしまったことにまた羞恥が募りつつじっと相手を見つめる。さっきは相手が顔を赤くしていたというのに今は随分とご機嫌なのが隠し切れない顔をしている。悔しそうに文句を口にするがそれだけでは収まりがつかなくて自ら顔を寄せるともう一度軽く唇を重ねてからその下唇を甘噛みしてやる、そのまま離れると一瞬得意げな顔を見せたのち「ほら、とっておきの所に連れて行ってくれるんだろう?」と無理やり話を切り上げ相手をハ.ー.ド.タ.ー.ビ.ュ.ラーに乗せ火照った顔を隠すようにその後ろに乗り込んで)

7565: 探偵 [×]
2025-01-06 17:35:28


ッ、…ンっ…おい!…ったく人の事言えねぇだろ……しっかり掴まっとけよ
(こちらは散々振り回されたのだから同じくらい翻弄しても良いだろうと勝手に口内へと侵入する。寒い中で特別暖かく感じるそこにもっと踏みいりたくなってしまうが何とか気持ちを収めて舌を引っ込めた。しかし口を離した瞬間に相手は顔を赤くさせながら切なげな声を漏らしていて脳内を激しく揺さぶる、もっと掻き乱してしまいたい衝動を満足気な顔で隠してこの場を切り上げようとした。しかし相手の顔が再び近づいて唇が重なりさらに唇が甘噛みされる、衝動を押し込めていた体は必要以上に反応してしまって甘い痺れが脳内を走ると今度はこちらの口から上擦った声が漏れだした。人目がないとはいえ外で色の乗った声を出してしまいまた顔には熱が昇る、しかし相手は逃げるように体を離して何も言えぬままハ.ー.ド,タ,ー,ビ,ュ,ラ.ーに乗せられてしまった。文句のひとつでも飛ばしあわよくば上がり始めた熱をもっとぶつけたくなってしまうがそれでは今日の計画が台無しだ、今は小さく文句を言うだけに留めるとハンドルを握って落ちないようにと声をかける。ハットを一旦外して落ちないようにした後エンジンをスタートさせて一気に空へと舞い上がった。公園の上空へとたどり着けば先程のクリスマスマーケットを上から眺めることが出来る、宝石のような煌めきを見下ろしながらハ,ー,ド,タ,ー,ビ,ュ,ラ,ーを風,都,タ,ワ,ーの方へと飛ばして)


7566: 検索 [×]
2025-01-06 20:03:07

ああ、任せた。…この高さから見てもイルミネーションが綺麗だね。
(その場を切り上げようとした相手を引き留め、仕返しとばかりに下唇に甘く噛み付くと上擦った声が聞こえてきた。暗闇の中で秘事のように行った行為と響いた音にぞくりと何処かが震えたが気付かぬフリをしてそのまま機体の上に相手を乗せた。文句を言う相手のそのうしろに自らも乗って腰あたりに腕を回すとやれやれとばかりに相手が準備を始める。今夜今から空を飛ぼうとしている人達など自分達くらいだろう。落ちないように、と声が掛かると調子良く返事をして更に相手にぎゅっと抱き着いた。エンジンがかかって動き出すと一気に風.都の空に飛び立った。あっという間に高度の高い所に到達し、真下には先程まで居たクリスマスマーケットが広がる。他の場所もイルミネーションをしている所もあるようで街中がキラキラと宝石箱のように輝いているようだ。やがてハ,ー,ド,タ,ー,ビ,ュ,ラ,ーは風.都.タ.ワ.ーに近づいて行く。その分辺りの風は強くなって寒くなってきたが相手にくっつき、肩から顔を出しながら「同じ高さから見る風.都.タ.ワ,ーというのも物珍しいね」と感想を口にして)

7567: 探偵 [×]
2025-01-06 21:07:09


上から見るイルミネーションってのも悪くねぇな。……あぁ、このまま風.都.タ,ワ.ーに着けるぞ
(二人で機体に乗り込んで冬の空へと舞い上がる、夜の風は一際冷たいが今だけは我慢だ。眼下には愛すべき街が広がっている、普段の夜景よりも各所にイルミネーションが設置された風の街はいつにも増して輝いていてこちらへと抱きつく相手の腕の温かさを感じながら輝く風.都.を眺めていた。そのうち機体は夜闇に静かに立つ真っ暗な風.都.タ,ワ,ーへと近づいていく、こうやってタワーを真横から見るのは滅多になくそれこそ前回相手が考えてくれたデートの時以来だ。肩から顔を出す相手の頭をぽんぽんと軽く撫でてからこの街の象徴へと機体を近づける、やがて機体は優雅に回る風車のすぐ下へと滑り込んだ。小さなスペースに鉄塔だけが上に伸びているそこへ降り立つと機体を端へと止めて「到着だ」と声をかける。先に降りると足元も覚束無い暗がりの中で相手の手を取って移動しスペースの中心、ちょうど鉄塔の真下へとやってきて「ここにお前を連れてきたかったんだ」とようやく目的地を明かして)


7568: 検索 [×]
2025-01-06 22:32:14

…、それは確かに特別な場所だ。
(自分達だけが見れる空からの景色を楽しみながら辺りを見渡す。自分が連れてきた時とはまた違う夜景で顔を覗かせると頭が軽く撫でられた。だがわざわざここに来た割には風,都.タワーはイルミネーションなどで飾られている訳でも無くただそこに静かに立っているだけだ。行先が読めないでいるとこのままタワーに着けると聞いて少し驚く。どうやら風.都.タ.ワ.ーを見に来たのではなく、そこが目的地らしい。ある意味自分達しか来れない所だと納得しつつ機体は下に潜り込んで小さなスペースで止まった。辺りには足元を照らす明かりすらなくて戸惑っていると先に降りた相手に手を取られて続けて機体から降りる。そのまま少し移動して鉄塔の真下にやってくる。そこでようやくここが目的地だと明かされるが見た所何か特別な景色や物がある訳では無い。辺りを観察するように見ながら「確かに他に誰かが来れる場所でもないし、この街の象徴の場所ではあるけど…君が連れてくるような何かがあるようには見えないよ」とイマイチピンと来ていないような素直な反応を見せて)

7569: 探偵 [×]
2025-01-07 07:47:28


確かに、これじゃただの薄暗い場所だよな。でも……3…2…1…、
(相手の手を取り薄暗い鉄塔の真下へとやってくる、二人っきりの空間ではあるがただの薄暗いスペースに相手はどこか戸惑っているようだ。確かに移動はしたもののこのままでは先程の倉庫裏と大した違いはないだろう。それを認めるように返事をしつつ再び時計を確認する。どうやら時間ピッタリの様だ。減っていく秒数に合わせてカウントダウンをしていく、そして0になった瞬間、周囲の鉄塔が眩く輝き始めた。二人をぐるりと囲うように鉄塔に施された電飾が煌めいて光が波打つような演出のあと、その光の波は上へと伝搬していって遂には風.都.タ,ワ.ーの羽根へと広がり頭上が一気に明るくなった。今度は周囲が緑色の光に包まれまた波打ちながら登っていくとタワーの羽根を緑色に変える、その後も様々な色と演出を交えながら自分達の周りと風.都.タ.ワ.ーは煌めき続けた。暫くその光に目を奪われた後に相手の方へ目線を戻して「風.都.タ.ワ.ーのイルミネーション見るなら特等席がいいと思ってな」とようやくここに来た目的を明かしつつ手を強く握ると「ここからの景色をお前と見たかったんだ」と心の内を伝えて)


7570: 検索 [×]
2025-01-07 10:54:36

でも…? …っ!…綺麗だ。
(薄暗いスペースでここに来た理由が読めずに戸惑いの感情を見せていれば相手は肯定を示す。その表情から何か用意しているのは明らかで期待を持たせるような言葉とカウントダウンに何となく繋いでいた手に力を込めた。相手がいうカウントダウンがゼロになった瞬間、鉄塔に巻き付けられた電飾に一気に光が灯った。まるで生きて波打っているかのように次々に光が宿って色がついて上部へと広がっていく。その景色に圧倒されて何も言えないでいると今度は辺りにだけあった緑光が上まで伝わってその街の象徴であるタワーの羽根部分を染め上げて輝きながらゆっくりと回る。壮大で綺麗なイルミネーションの一番近いところ、或いはその中に自分達が居ることに心が震えると段々と変わっていく風.都.タ.ワーの景色を目に焼き付けながらぽつりとありのままの感想が零れた。そのまま目を奪われていたが視線を感じて手を強く握られると顔を相手の方に向ける。相手はこの街のことを良く知っていてクリスマスも何度もここで過ごしているはずだ。そんな相手が選んだこの景色は風.都の中で一番の景色なのだろう。それを見る為の自分達だけの特等席を用意してくれて一緒に見たかったと言われると胸は感動や嬉しさでいっぱいになって「こんな景色初めて見たよ。…翔太郎、風.都.一綺麗で幸せだ」と無邪気に微笑んで)

7571: 探偵 [×]
2025-01-07 12:26:43


……お前がそう言ってくれるなら何よりだ。……、…
(カウントダウンがゼロになった瞬間に薄暗かった周囲は一気に眩い光に包まれる、チラリと相手の方をみれば食い入るように登り広がっていく光を眺めて夢中になっていてポツリと呟く言葉が聞こえれば胸が暖かくなるのが分かった。この景色を相手と見たかったのだと伝えればその顔には無邪気な笑みが浮かぶ、その瞬間に心から今日相手と共にここへきて良かったと気持ちが華やいでこちらにも笑みが浮かんだ。イルミネーションの光は止むことがなく二人を包み込む、光の波の中に二人ではいって目の前には微笑む相手がいる。この胸に溢れる幸せは止むことがなくて少しでもこれが伝わるようにと相手の正面に立てば背中へ腕を回して抱き締める、そして眩い光の中で相手と口付けを交わした。先程のような悪戯なものではなく相手へと想いを伝える口付け、暫くの間唇を重ねたあとゆっくりと離してその瞳を見つめる。揺れる光が相手の瞳に反射してその輝きに魅入られるようだった。上半身を少しだけ離すと内ポケットに手を入れる、そして細長い箱を取り出すと「メリークリスマス、フィリップ」と相手へ差し出して)


7572: 検索 [×]
2025-01-07 14:41:05

……翔太郎、ん…。…、随分と準備が良いみたいだね
(特等席で次々に移り変わる光の波を目に焼き付けながらもここに連れてきてくれた相手に感想を伝えるとその顔が柔らかく微笑んだ。現実離れしたこの空間では美しい景色も含めて二人だけの世界に来てしまったかのようだ。胸が温かいものでいっぱいになっていると相手が正面にやってきて抱きしめられる。こちらからも背中に腕を回すとどちらともなく顔が近づいて唇が重なった。以前クリスマスについて調べた際ヤドリギの下でキスをすると幸せになれるという言い伝えが一瞬脳裏に浮かんだが自分達にはこちらの方がピッタリだろう。十分にその感触と相手からの好意のようなものを受け取り、確かめたところでゆっくりとその唇を離す。こちらをまっすぐと見つめる相手の瞳にはきらきらと周囲の光を反射して何よりも綺麗で愛おしく思えた。軽く擦り寄るような仕草をしていると相手が内ポケットを探って細長い箱のようなものを取り出すと思わず目を見張る。だがすぐにそれがクリスマスプレゼントだと分かれば破顔して子供のような笑みを見せながら箱を受け取った。包装されたプレゼントは持ってみても大きな特徴がある訳でもなく、中身が気になると「ここで開けてみてもいいかい?」と楽しみが隠し切れない声色で問いかけて)

7573: 探偵 [×]
2025-01-07 18:03:57


そりゃ特別なクリスマスデートだしな。…あぁ、開けてみてくれ
(相手を抱き締め見つめ合えばどちらからともなく唇が重なる、奪い去る口付けだって好きなのだがこうやって想いが通いあう口付けも何度だって交わしたい。再び目線を合わせて相手がこちらへと擦り寄る感触に口元を緩ませながら細長い箱を差し出す、今日この日に相手に渡すために用意したクリスマスプレゼントだ。リボンに包まれた箱を見た相手はとびきりの笑顔になってこちらにまでその喜びが伝わってくるようで、楽しみが溢れ出すその反応を一時も逃さないように見つめ続ける。気持ちが浮つくままにキザっぽく返事をするものの直ぐに照れくさくなってしまって思わず自分で笑ってしまう。相手の子供っぽい笑みは止まらなくて中身が気になるようでこの場で蓋を開けるように促す、リボンが解け蓋がなくなったその箱の中には腕時計が収められていた。相手は個性的な服装を好んでいて腕につける時計もそれに負けないくらいに個性的だ、そのバランスも加味して銀色の縁に濃い深緑色の文字盤、茶色の革ベルトは通常よりも太めのもので存在感のある腕時計を選んだ。煌めく光の中で同じく時計もその光を反射して輝いていて「なぁ、それつけてみてくれねぇか?」と願いを口にして)


7574: 検索 [×]
2025-01-07 19:54:47

…これは、時計? 今着けているのに全体のデザインは似ているけど文字盤が僕の色だ。…ああ、
(普段はツッコミを入れるキザっぽい言葉すら今は気にならないほど貰ったプレゼントに舞い上がって宝物のようにそれを見つめる。中身が気になって開けて良いかと問えば了承の返事がされてリボンを丁寧に解いてそっと箱を開けた。中には見慣れない腕時計が収まっていて感嘆の声と共に目を輝かせると心が動くままにそっと取り出してみる。良く依頼人や街の人がしているような細身のデザインやスタイリッシュな物では無く、太めの茶色の革ベルトの上に存在感のある文字盤が配置されている個性的なデザインだ。貰った時から着けている今手首にある物と大まかな雰囲気は似ているが自分のメインメモリ本体と端子の深緑と銀色がより映える配色とデザインになっていて一気に心が奪われる。選び抜かれたであろうことが伺える拘りに声を弾ませていると相手が早速装着するように促す。勿論それに承諾すると今の時計を外して貰った時計を身につける。ベルトを締めて位置を調整してみると思った以上にしっくりとそこに収まって周囲の光を反射して輝いているようにも見えた。相手の方を向くと文字盤が見えるように手首を自分の前に持ってきながら軽くポーズを取ると「どうだい?」と既に誇らしげな笑みで見せて)

7575: 探偵 [×]
2025-01-07 21:13:44


散々迷ったけど、その文字盤が買う決め手だったんだ。……すげぇよく似合ってる
(自分が選んだプレゼントを最初に相手が見る瞬間はいつだって緊張するものだが腕時計を目にした相手は目を輝かせて直ぐさま時計を取り出していてその興奮具合がよく分かれば思わずニヤけてしまう。相手は直ぐに文字盤がメインメモリの色であることに気がついて拘った部分を気に入ってくれた様子にまた胸は華やいでしまう、理想的な文字盤の色に縁が端子と同じ銀色だったこれを見つけた時は心が踊ったものだ。時計を選ぶにあたって一番心を掴んだ文字盤のことに触れつつ時計を着けるようにお願いすると相手は早速今つけているものを外してプレゼントしたばかりのそれを身につける。狙い通り相手の個性的なファッションに埋もれない太いベルトは存在感ばっちりで満足気に笑みを浮かべるが、それ以上に相手がどこか誇らしげにプレゼントした時計をこちらへと見せているのが嬉しくて幸せで、プレゼントを喜んで身につけてくれていることが何より幸福だった。再び相手の背中へとしっかり腕を回して抱き締めると「そいつをお前がつけて事務所にいく日が楽しみだ」と期待を寄せれば大切な人に大切だと伝えるように強く抱き締めて周りの輝きに背中を押され「愛してるぜ、フィリップ」と飾らない言葉を口にして)


7576: 検索 [×]
2025-01-07 22:46:14

今日から共に過ごす時も離れていても検索してる時もずっとこの時計と一緒だ。…僕も愛してる、最高のプレゼントをありがとう、翔太郎
(自分が最初に目についてこの時計を気に入った所が相手が選んだ決め手だと聞けば同じ事を考えているのが分かって自然と口角があがる。促されて早速身に付けてみれば手元でばっちり存在感を示しながら今の格好に馴染んでいる。正真正銘自分のモノになったような気がして相手からも褒められると誇らしげに時計を見せた。無邪気に喜んでいれば相手の腕が回されて期待の言葉と共に抱きしめられる。この時計は相手の言う通りこれから事務所に行く時は勿論何処に行く時も身につけるだろう。別々の得意分野で捜査して離れる時や地.球,の.本.棚にアクセスする時も相手がくれたこの時計が相手と気持ちを繋いでくれると思えば悪くない。弾んだ気持ちを伝えていれば相手と目が合う、そして最上級の言葉が送られるとこちらも自然と笑みが浮かんで感謝を伝えた。そうして再びぎゅっと抱きしめていたがふと顔を上げると「あ、…君の後だと少々インパクトに欠けるけど僕もプレゼント用意してるんだ」と話を切り出す。ポケットを探って小さめの紺色のプレゼントの箱を取り出すとそのまま相手に差し出す。「アクセサリーとかマフラーとも悩んだけど君がこの街の人に手を差し伸べる時に二人で居るにはこれが一番かと思ってね」と説明を添える箱の中身は黒の本革素材の名刺入れだ。アクセントとして入っている紫の革と糸のラインやゴールドの金具が切札メモリを感じさせるがポケット部分の裏地には自分のメモリの色でもある深緑が忍ばせてあるのもポイントだ。街の中で事務所を紹介したり探偵である事を名乗ったりする時、必ず使う名刺とそれを入れる名刺入れはその人と自分達を繋ぐ重要なツールだ。今まで相手だけで行われていたそれに相棒として自分も関わりたいと思って選んだ名刺入れを見ながら「アキちゃんに言って名刺も新調して貰ったんだ」と数枚入れておいた名刺を指さして)

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