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相乗りで何処までも 【 〆 】/6583


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自分のトピックを作る
6527: 検索 [×]
2024-09-13 22:54:17


君が飛び出して行った時はどうしようかと思ったよ。…、君の相棒ならば当然の事をしたまでだ。
(ただ相手を迎えに行って帰ってくるだけのはずが終始バタバタしていた気がする。ようやく一息つける状態になり相手に話を振れば小さく笑いながら返事がされる。取り残された子犬を見つけて助けたいと思うのは相手らしいことではあるが急に隣から飛び出して川の方に突き進んでいくのだから心臓に悪い。恐らく一人でも同じ行動を取ることが容易に想像出来るからこそこちらが手を貸して負担を分けたくなるのだろう。やれやれと言葉を零していると相手と目が合う。そしてストレートに感謝を重ねられると目を軽く開いた後、妙に照れ臭くなって視線を泳がせながら相棒なら当然だと返事をした。出会ったばかりなら相手を迎えに行ったりはせず、川に飛び込んで行っても岸で傘を差したまま帰ってくるのを待っただろう。相手にすっかり絆されていることを再確認するようで落ち着かないままホットミルクに口をつけて飲んでしまう。視線を窓の外にやると「服や靴も乾かないだろうし、今日は事務所に泊まろうか」と提案して)

6528: 探偵 [×]
2024-09-13 23:22:49


あぁ、さすが俺の相棒だ。…そうだな、せっかくシャワーも浴びたし今日はこのままここで泊まろうぜ
(相手は呆れた口調で返事をしているがその言葉の中には他の感情が混ざっているのは十分に伝わってくる。それらも含めて感謝を伝えると真正面からの言葉は恥ずかしかったのか目をそらされてしまった。だが女子高生二人に指摘された通りこちらを迎えに来てくれたそれだけで十分こちらを想ってくれての行為だろう、きっちりとお礼を伝えなければ男が廃るというものだ。さらに褒め言葉を重ねつつホットミルクを飲み終える、相手から事務所に泊まる提案をされれば直ぐ様頷いた。雨はまだ弱まりそうにない、あれだけ雨に打たれたのだがら今日はもうこれ以上濡れるのは勘弁だ。そうとなればここで夕飯をとることになるわけだが冷蔵庫に食材の類はない、もう雨に濡れたくないからここに泊まるのであれば外に買いに行くのも本末転倒だろう。となれば備蓄の食料を使うのがよさそうだ。事務所から出る気がないのを示すようにニヤリと笑うと「なら今日の晩飯はカップ麺だな」と提案して)


6529: 検索 [×]
2024-09-14 00:04:59

…すっかり事務所の方が泊まる場所になったね。 ああ、そうしよう。とりあえずお湯を沸かして…どれが良い?
(雨はまだ止みそうにない。また雨に濡れる可能性や疲れなども考えて今日は事務所で一夜を明かす提案をすれば直ぐに相手もそれに同意する。その発言を聞いていつの間にか事務所で一夜を過ごす方がイレギュラーで泊まるというワードを使うようになったのに気付けば嬉しさと若干の照れ臭さ混じりに呟いた。ここに泊まるのに決定したのは良いが問題は今日の夜ご飯だろう。近所に買いに行くというでも無くはないが、と考えたところで相手が備蓄のカップ麺を食べることを提案してくればこちらも小さく笑って賛成を示す。最近はあまり食べる機会は減ったがこのちょっとした非日常感を楽しむには良いチョイスだろう。色々騒動があったせいで既にお腹がすいていて飲み終えたカップをテーブルに行くと早速簡易キッチンでお湯を沸かし始める。続いて備蓄品のある戸棚を開いてカップ麺を出してくるがその中でも幾つか味やメーカーなどで違いがあるようだ。パッケージを見比べながらあはどれにするかと尋ねて)

6530: 探偵 [×]
2024-09-14 07:58:24


…もうあそこは俺達の家だからな。……そうだな…なら俺はこの赤いきつねうどんのだ
(相手がここに泊まる方が珍しいことだと照れくさそうに呟けば思わず口元が緩む、ずっと相手はこの事務所のガレージで大半の時間を過ごしていたが時を重ね自分が一人暮らししていた部屋は二人の帰る場所となった。時の流れを感じてポツリと呟くもこちらも照れくさくなって飲み終わった二人分のカップをキッチンの洗い場へと持っていくことで場をリセットすることにした。相手がお湯をセットしてくれている間にサッとコップを洗い相手と共にキッチンの戸棚を覗き込む、定番品をいろいろと並べているものだが二人で過ごすようになって以降家で何かを作って食べる機会の方が圧倒的に多くなってカップ麺を食べるのも久しぶりだ。ちょっとしたお泊まり会気分にテンションも少々高くなりつつどれにしようかといくつか手に取っては戻すを繰り返した後に赤いパッケージのものを選び出した。お湯を入れたあとの待機時間を確認しつつ「こういうカップ麺の油揚げって妙に美味いんだよな」とパッケージを相手に見せて)


6531: 検索 [×]
2024-09-14 09:27:24

なら今日はちょっとしたお泊まり会だ。 じゃあ僕は緑の蕎麦にしようかな。 たまに食べるからというのもあるけど出汁を良く吸うから美味しく感じるのだろうね。
(すっかり認識が変わったことを呟けば相手から同意の呟きが聞こえる。今でも忙しい時は事務所で寝食をすることもあるがやはりあの家が帰る場所であり、過ごす場所になったようだ。簡易キッチンの方に向かってお湯を沸かすと戸棚からカップ麺を何にするか選ぶ。最近ではあまり食べる機会もなくなった食事に同じくテンションが上がってお泊まり会だと称しつつ相手が赤いパッケージのものを選ぶのを見れば?として宣伝されている緑の天ぷら蕎麦の物を手に取る。蓋を開けて粉末スープや天ぷらを取り出しつつ、相手がパッケージを見せてくると以前食べた感想と推察を口にした。ちょうどお湯も湧くと準備をしたカップの中に線のところまで注いでいき、ついでに準備の終わった相手の物にもお湯を注いで蓋を閉めて)

6532: 探偵 [×]
2024-09-14 13:16:31


そっちの天ぷらも最初はサクサクでだんだん出汁が染みて食感が変化して美味いけど、今日はこっちの気分だ。…お、ありがとよ
(どうやら相手も考えることは同じらしい、今日はすっかり『珍しい』という分類になってしまった事務所で泊まるという行為を存分に味わえそうだ。相手はこちらと対になるよう宣伝されている緑の蕎麦を選んでそれぞれ準備を始める。天ぷらそばも捨てがたいものがあるが、今日は雨と川ですっかり体温も体力も奪われてしまったので中まで出汁がじわりと染みている油揚げの方があっている。お湯を入れてくれた相手に礼を言った後スツールの傍に置かれた椅子を簡易キッチンのカウンターまで持ってくる、今日は特別な日だいつもとは違う場所で食べたって誰にも文句は言われない。暫くして規定の時間が経ったのを確認して蓋を剥がすと周囲には一気に出汁の香りが広がって思わずその空気を吸い込んだ。相手も蓋を剥がすのを待って「よし食うか」と声をかけて)


6533: 検索 [×]
2024-09-14 15:08:50

まあ気になったらいつもみたいに交換すれば良い。 じゃあ早速いただきます。
(それぞれのカップにお湯を注ぐと相手が簡易キッチンの所に椅子を持ってきてくれる。普段ならばお行儀が悪いと怒られてしまいそうではあるが今日はそれを指摘する人もいない。更なる特別感を覚えながら油揚げや天ぷらも当たり前のように交換する選択肢を口にして出来上がりを待つ。規定の時間が経って蓋を剥がす、美味しそうな匂いを嗅ぐとお腹が空いてきた。声掛けに頷き、後乗せ天ぷらを載せてから手を合わせて食事の挨拶を述べると早速割り箸を割って蕎麦を啜る。暖かい出汁と程よい硬さになった麺は疲れた体に染み渡って思わず息が零れた。後乗せした天ぷらもサクサクで「疲れた体に染み渡る温かさだ…」と噛み締めるように呟いて)

6534: 探偵 [×]
2024-09-14 15:55:38


そうするか。よし、いただきます。……あぁ。カップ麺はジャンクなのも美味いけど、今日は出汁が体に馴染むぜ
(キッチンの周囲は一気にいい香りに包まれて冷やされ疲れた体は途端に空腹を訴え始めた。相手と共に手を合わせると早速割り箸を割っていの一番に揚げへとかぶりつく、中からじわりと出汁が染みだし甘めの揚げと調和して満足度の高い味だ。うどんを啜ればその温かさと優しい出汁の味がさらに体へと染み渡っていく、相手が零した呟きに同意するよう頷くとじわりとした温かさにこちらも相手とほぼ同時に息をついた。カップ麺といえばガツンと腹に溜まるようなものもあるが雨に散々打たれた今日の体にはこちらの方があっているだろう。お互いの疲労具合はなかなかのもののようで揃って出汁でホッコリしている様子に「今日はしっかり体休めた方が良さそうだな」と笑いながら口にし)


6535: 検索 [×]
2024-09-14 20:43:52

これが手軽に食べられるなんて文明の利器だ。ああ、食べ終わったら今日は早めに寝てしまおうか。__ ごちそうさまでした、
(決め手になったと言う通りいの一番にお揚げにかぶりつくのを見れば小さく笑う。ホットミルクと同じくらいその温かさと出汁の味が染み渡って疲れた体を癒す。これだけのクオリティの物を一から作るとしたらかなりの手間がかかるはずで手軽にこの味を楽しめることに感心の感想を零す。お互い相当疲れているのか息をつくのもほぼ同時でこれからの予定の提案に素直に頷いていた。いつものように時折カップ麺を交換しながら食べ進めていき、最後に残していたひたひたの天ぷらを食べてしまうと手を合わせて箸を置く。突然の雨ではあったが事務所に泊まることになり、珍しい場所でカップ麺を食べる非日常感に満足感は募るばかりだ。未だ外は雨が打ち付ける音がするが「美味しかったね」と相手に無邪気な笑みを見せていて)


6536: 探偵 [×]
2024-09-14 21:47:09


ごちそうさまでした。…あぁ、お泊まり会なら特別な飯じゃなくっちゃな
(相手はカップ麺の偉大さに感謝していて少々大袈裟な表現に小さく笑う、だが疲れた体で手軽に温かい出汁の効いたものを食べられるのが有難いことに変わりはなくて同意するよう頷いていた。その後はいつも通りカップ麺を交換して出汁の染み始めた天ぷらを一口もらったり、逆にうどんを相手が食べたりと味を共有しながら食べ進め、あっという間に食べ終わるとこちらも箸を置いて手を合わせる。無邪気な笑みを見せる相手にこちらも口元が綻ぶと思わず相手の頭を撫でてしまった。あとは寝るのに向けて体勢を整えるだけだ、シャワー後にまたスーツに着替えてしまったので「とりあえず寝間着に着替えるか」と声をかけると事務所で使っていたものを引っ張りだす、紫でシルク生地のそれに腕を通すと「これ着んのも久しぶりだな」といつもとは色も手触りも違うものを見下ろして)


6537: 検索 [×]
2024-09-14 22:29:36

…ん。 確かにこっちで寝るにしても仮眠でそのまま寝る事が多かったからね。……、…寝ようか。
(特別なご飯も終えてその感想を伝えると相手の口元が綻んで頭が撫でられた。小さな幸せを共有出来るのが嬉しくてその手に軽く擦り寄りながら小さく返事をした。一度元の服を着たが寝るならば寝巻きに着替えるべきだろう。忙しくて事務所に泊まる時は睡眠もそこそこでいつもの服のままで寝たりすることも多くこっちに置いている寝間着を使うのは久しぶりだ。自分もいつの日か買い出しに出掛けた時に買ったお好み焼きのTシャツとモスグリーンのハーフパンツを取り出してくる。お揃いの寝間着を買ったタイミングで事務所用の寝間着として持ってきたもので懐かしさを覚えながらそれに着替える。全て着替えたタイミングで相手の方を見るが相手も以前見たことがある紫でシルク生地の寝巻きに袖を通している。いつもと違う姿に思わず違和感を持ってしまって何度もお互いの寝間着を見比べる、お互いの色を纏うことなく材質やデザインも違う服を着ていていつものようにお揃いでないことにどうしても物足りなさを覚えてしまって無意識に眉尻が下がった。だがそれを口に出すのは子供っぽく思えて寝る方に意識と話を向けると先に簡易ベッドに寝転がってから「翔太郎」と相手を呼んで)


6538: 探偵 [×]
2024-09-14 22:47:49


ん…?せっかく珍しい寝間着なのにお前はご不満みたいだな
(久しぶりの寝間着に腕を通す、自分を示す色である紫を纏っているはずなのに寝間着でこの色となるとどうにもしっくりこない。それほど寝る時には相手の色を纏うのが当然になってしまっているようで何も口にしていないのに照れくささを感じてしまった。相手の方もまた懐かしい寝間着を身に纏う、相手と一緒に住むようになって相手の寝間着として初めて買ったものだ。緩いデザインに思わず小さく笑っていたが相手はどこか落ち着きない様子で互いの寝間着を交互にみてその後眉を下げる、どうやらこちらが感じた違和感は相手の中では不満にまで膨れ上がってしまったようだ。相手がそれを誤魔化そうとしている所も含めて可愛らしいワガママに思わず笑ってしまいそうになるのをなんとか噛み殺しつつ平静を装ってこちらを招く相手にこちらも何食わぬ顔で近づいて同じく簡易ベッドにあがった。いつも二人で寝転がれば同じ材質で互いの色が並ぶはずなのに今日は色も手触りもバラバラだ。相手が不満を抱えているのをみればなんだかこちらも物足りなくなってくる、それを誤魔化すように相手の頬を親指の腹で撫でると揶揄うように話しかけ「よっぽど俺とお揃いがいいみたいだな」とさらに追い討ちをかけて)


6539: 検索 [×]
2024-09-14 23:17:19

っ、別に不満ではない、けど…。…お揃いの嬉しさを教えたのは君だろう
(こちらが感じた不満や物足りなさを隠すように先に簡易ベッドに寝転んだのに近付いてくる相手は何処と無く笑みを噛み殺しているようにも見えて自分の感情を読み取られている事を悟る。相手が横に寝転がればいつもと同じ状況なのに目に入るのは普段と違う寝巻きでやはり子供っぽいワガママが湧き出てしまう。相手の手が伸びてきて親指で頬を撫でられながら揶揄うような言葉を掛けられると咄嗟に視線を泳がせて反論するが事実であればどうにも歯切れは悪くなる。それは相手も分かっているだろうに更に追い打ちをかけるような言葉を向けられるとむすっとした表情をしてから相手の背中に腕を回してその体を抱き寄せる。そのまま相手の胸元にぐりぐり額を押し付けながらぽつりと呟いて)


6540: 探偵 [×]
2024-09-14 23:42:47


そうだったな。……俺もお前からお揃いの良さを教えてもらったんだった。お前としか出来ない特別なことだからな
(こちらの予想は当たったらしく相手は目を泳がせて反論の言葉も弱々しい、だが揶揄い過ぎたらしく不満気な顔を向けられるとわざとらしく笑みを浮かべて誤魔化しておいた。相手がこちらへと抱きつき胸元に額を押し付けられる、子供っぽくて可愛らしい抗議に結局口元は緩んでしまって宥めるように背中をポンポンと撫でながらもう片方の腕で相手の頭を包み込み髪に頬を寄せた。それこそお揃いのものなんていかにもカップルがやる行為で恥ずかしいとさえ思っていた。しかし今やちょっとしたものでも相手と揃いのものにしたくなる、そんな事が出来るのは互いに互いの特別な席に座っていないと出来ないことをよく知っているからだ。相手との特別な繋がりを形にできるもの、その中でも互いの色を纏う寝間着はよりその繋がりを強く感じる事が出来るものだ。今日はどうしでもお揃いにはなれない、相変わらず背中を撫でながらその代わりにと「ならこの事務所で使うものも今度買いにいくか?」と提案してみて)


6541: 検索 [×]
2024-09-15 00:15:46

……うん、買いに行きたい。
(わざとらしい笑みを見せる相手に全てを見透かされているのが恥ずかしくもあり嬉しくもあって顔を隠すようにぐりぐりと額を押し付ける。宥めるように背中を撫でられて髪に擦り寄られていると子供扱いされている気分になるがそれ以上に相手に甘やかされて足りない部分が満たされていく心地がする。こちらからも腕に力を込めて抱きついていればお揃いが自分とだけの特別なことだと話がされる。お揃いが無くとも互いに大切な存在であることは変わりは無いがその繋がりを物として認識出来る幸せを知った以上、色々なものをお揃いにしたくなってしまう。探偵から離れて恋人として過ごす時間なら尚更だ。消化不良な気持ちを抱えていると背中を撫でられながら事務所内でもお揃いになるように買い出しに行く提案がされて思わず顔を胸元から上げる。それは即ち相手もお揃いを望んでくれているということでもあり、嬉しさが満ちると気付けば素直な気持ちを口にしていた。これからは事務所内でもお揃いになることになったが今がこの状態であることには変わりない。その隙間を埋めるように再びぎゅっと抱きしめると「今日はこれで我慢することにしよう」と更に擦り寄っていて)


6542: 探偵 [×]
2024-09-15 00:40:56


なら次の休みの行き先は決まりだな。流石に目につくもんは買えねぇけど、寝間着とか歯ブラシとか、あとはスリッパも良いかもな
(こちらから買い出しを提案してみれば相手の顔があがる。明確には言わなかったが当然買い揃えるものはお揃いにするつもりだ、相手も当然その意図を察していて感情の乗った肯定の返事が返ってくると今度は自然な笑みを浮かべた。相手と恋人として過ごす時間は際限なく相手を求めてしまう、それがお揃いという形になって現れてまた昇華されるわけだがそれが揃わないだけでこうも物足りなくなってしまうとは思わなかった。とはいえ依頼人もくるこの事務所で日中使うようなものはお揃いにすることは出来ない、依頼人に変な気を使わせるわけにもいかず何より所長の居心地が悪くなっては困る。となれば二人でこうやって泊まる時に使うものを買い揃えるのが良さそうだ。いくつか候補をあげているうちに相手が再びこちらを抱きしめる、こちらからも回した腕に力を込めたあと「フィリップ、」とその名前を呼んで顎に軽く手を添えてこちらを向かせるとゆっくりと唇を重ねて)


6543: 検索 [×]
2024-09-15 08:15:19

……ああ、僕達だけが分かるものがあれば良い。…翔太郎、
(早速お揃いの物を買いに行く日が決まれば口元が緩む。相手も同じ事を思ってくれているのが何より嬉しかった。とはいえここは職場でもあり自宅と違って他の人の出入りもある場所だ。もしかしたら事務所を閉めた後でも緊急性の高い依頼が舞い込んでくる可能性だってある。だから相手の言う通りパッと見で分かるような物を望むつもりはないが自分達がお揃いだと分かる特別な物が欲しい。自宅だけでなく事務所にもお揃いが増える予感に心は弾み、候補をあげていく相手に抱き着く。相手からも力が込められ、名前を呼ばれて促されるまま相手の方を向くとその名前を呼んで近づいてくる気配に瞼を閉じる。やがて柔らかな唇が重なると足りなかった物が埋まっていく心地がして暫しその幸せに浸る。一旦唇を離してみるも一度その幸せを知れば抗えずに再び距離を縮めてまたキスをして)

6544: 探偵 [×]
2024-09-15 09:57:22


あぁ、なんたって俺達だけの特別だからな
(買い揃えるものの候補をあげていけば腕の中の相手がますます上機嫌になっていくのが分かる、お揃いであるのが自分達にだけ分かればいいと口にする相手に独占欲を擽られれば口角はあがってさらにそれを煽るような言葉を口にしていた。家でふんだんにお揃いがある状況も良いが事務所で二人だけが分かる範囲にだけあるお揃いもより特別感があって良いものになりそうだ。事務所内でこっそりお揃いにするのもこの簡易ベッドで相手を腕の中に閉じ込めることが出来るのも自分だけの特権だ、こちらから口付けを送れば向こうからも応えるように口付けが返ってくる。柔らかい感触に何物にも変えられない心地良さを感じて後頭部をゆっくり撫でてやりながら僅かに唇を離して至近距離で見つめる。視界いっぱいに相手を収めた時に端に映る光景も今日はいつもと違って「このベッドでお前と寝るのも久しぶりだな」といつもと違う寝心地といつも通りの抱き心地を楽しんでいて)


6545: 検索 [×]
2024-09-15 14:08:14

良い響きだ。…そうだね、いつもより少し狭いけどこうやってくっついてしまえば問題ない。
(相手が更に独占欲を擽るように特別と話せばそこに込められた意味に心は満たされる。また深く相手と繋がりを持てることに口角をあげながら口付けを送り合う。後頭部を撫でられると心地良さに力は抜けて僅かに唇が離れていくとゆっくりと目を開く。そこには当然のことながら相手の姿があって目が合う、視界いっぱいに相手の顔があるのも抱いた体温や抱き心地も普段と一緒だが違う所もあって不思議な気分だ。普段のシングルベッドに比べると簡易ベッドは狭いが身を寄せ合って寝る自分達にとっては大した問題でもないだろう、ふと一番最初にここに寝転がって眠った夜を思い出すとすっかり慣れ親しんだ事に小さく笑みを零し軽く後頭部を撫でながら「…寝られそうかい?」と問いかけ)

6546: 探偵 [×]
2024-09-15 16:05:24


いつもと違うベッドでお前はいつもと違う匂いだがよく寝れそうだ。お前が隣にいりゃ何処ででもよく寝れる
(簡易ベッドは家のベッドよりもさらに手狭だがいつもお互い身を寄せあって眠るのだから問題はない、相手も意見は同じようで更にくっつくように腕に力を込める。傍にある相手の体からは微かにシャンプーの香りが漂ってくるがそれもいつもとは違う香りだ。だが纏っている匂いはこちらも同じ、いつもとは違うがお揃いならば良しとしておく。寝る環境は違っても相手がいるのならばなんら問題はない、相手こそが自分のいる場所なのだから。頭を撫でられるとその心地良さに思わず目を閉じて口元を緩める、こちらからも背中をゆっくりと撫でて柔らかくて温かい時間に浸った。窓の外では相変わらず雨が降っている、その音も今は聞き心地の良い音になっていて自然と瞼が閉じた。近くに相手の気配を感じながらもう一度口付けると「おやすみ、フィリップ」と静かに呟いて)

(/お世話になっております。そろそろ区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。二人で相合傘して恋人らしい時間から、探偵としてのハプニングを経てまた二人きりで恋人としての時間を過ごせて穏やかな幸せに浸れる時間でした。久しぶりの事務所でのお泊まりで次の約束が出来ましたしお買い物いくのがとても楽しみです!今回もありがとうございました。
次のお話ですがいかがしましょう?最近は順番にどのような系統のお話もやってきたので、日常でも事件でもどちらでもいいなと迷っておりまして…このままお買い物に行くでも事件系統のお話でも良いかなと思っておりますが、検索様はいかがでしょうか?)


6547: 検索 [×]
2024-09-15 18:37:23

そっか、……ん…おやすみ、翔太郎。
(普段と違う部分も何個かある状況ではあるが重要なのは相手と共に寝るということだ。腕に力が込められて更に距離が近付いてその体温と匂いを感じるようになると安心して力が抜けた。相手もまた自分が隣でいれば良いのだと返事がされると口元に笑みが浮かんで柔らかな声で返事をしてその頭をゆるゆると撫でた。あんなにびしょ濡れになった原因の雨音も今は心地よく聞こえて穏やかな空気が事務所を満たす。安心出来る環境になれば疲れも相まって一気に眠気がやってきた。ぼんやりとした目で相手を見ていると顔が近付いてきて唇が重なる。それを合図に瞼が重くなれば更に腕に力を込め、相手の名前と同じ言葉を呟けば大切な存在を感じながら眠りについて)

(/こちらこそお世話になっております。雨の中迎えに行く、とだけ決めて始めた話でしたが相合傘から子犬の救助でびしょ濡れになって事務所で着替えたりと色々話が展開していって毎回返信を楽しみにしておりました。時間の流れと変化を感じつつ次の約束も出来てとても充実した時間でした、今回もありがとうございました!
次の話ですが日常回では今回約束したお買い物や眠れなくてちょっと夜遊びする話、季節物だと依頼で関わった高校生に誘われて学園祭や体育祭を見に行く話、事件だと匿名でメモリ取引の情報提供があってその現場を張り込みして押さえるか誘き寄せる罠で危機を切り抜ける話、なんてものが浮かびましたが何か探偵様の希望などはありますか?)



6548: 探偵 [×]
2024-09-15 21:51:23


ん…?なんだこれ
(二人で雨の日にちょっとしたお泊まり会をした日から一週間ほど、激しい雨がなかったかのように翌日は青空が晴れ渡り、その後も天気は安定して晴れのままだ。少々蒸し暑ささえ感じる気候の中でいつも通りの事務所での時間を過ごしていれば扉をノックする音が聞こえる。この時間であれば郵便だろう、声をかけて扉をあければ案の定配達員がいていくつか封筒を受け取った。依頼解決のお礼らしき手紙から支払いの請求書まで見たいものと見たくないものが混在していたが、その中で探偵事務所の宛名だけが書かれたごくシンプルな封筒を見つける。差出人や封筒の雰囲気でどんな内容かは大体予想がつくものだがこれにはなんの気配がない。眉をひそめながら封筒の封を破いて中身を取り出し)


(/たくさん候補だしていただいてありがとうございます!こちらも騒がしい話なら所長がデートらしきものに出かけるのを尾行する話、事件なお話なら魂が人形に取られる話なんかを考えておりました。いろいろ悩みどころなのですが、ピリッとしたお話でメモリ取引の現場にいくお話でいかがでしょうか?その他のお話も是非順番にやっていきたいです。特に学園祭にお邪魔する話はじっくりやらせていただければなと!
ひとまずそれらしい導入置いておきますので、上手く乗っていただいたり不都合あれば改変してください!今回も好きな展開どんどんいれて楽しんでいきましよう!/何も無ければこちら蹴りで大丈夫です!)


6549: 検索 [×]
2024-09-15 23:16:33

…何かあったのかい?
(雨の日に事務所に泊まった日から一週間程、大雨が嘘だったかのように次の日から風.都.は快晴が続き秋に入るには少し暑いような日が続いていた。ガレージで本を読んでいたがキリの良いタイミングで事務所スペースに戻って来ると相手が受け取った手紙や封筒を確認している所だった。それだけならば特に気に止める必要はないが不審そうな声が聞こえて来れば気になって相手の傍に寄る。相手の手には表には何も記載のない封筒があって中身が伺えそうにない。何か異様なことは確かで隣で開封するのを見ていると一枚の写真と手紙が添えられているようだ。手紙には印刷された文字で『風宮パーキングの地下二階にて今夜、ガ.イ.ア.メ,モ.リの取引予定。この取引が成立すればまた多数の被害者が増える』と書かれていて写真には何処からか盗撮したような画角と画質でジュラルミンケースにメモリを詰めている黒服の姿が映っていた。加えてそのメモリに見覚えがあれば僅かに目を見開き「…翔太郎、多分だけどこのメモリ、一時期威力を高める研究をしてた時のプロトタイプだ。」と言葉を添えて)

6550: 探偵 [×]
2024-09-16 08:14:01


メモリ取引現場の告発文ってところだが…差出人もねぇし…、つまり普通は出回ってねぇ代物ってことか。……なら放ってはおけねぇな
(どこか異質な雰囲気を放つ封筒を訝しげに見ているとガレージからちょうど相手があがってきてこちらの様子に気がついたのか隣へとやってくる。二人で見守りながら封筒を開けると中には写真と印刷された文章が入っている、内容は今夜メモリの取引が行われることを知らせる文章で目を見開いた。だが文面には取引がある事だけを記しているだけでどうして欲しいのかは書いてはいない。助けを求める文面にも挑発にもみえる文面だ。言外に含まれた意味を考えあぐねていると相手からメモリがプロトタイプであることを教えられる、メモリはただでさえ危険なものだがそこからさらに改造したものとなれば危険度は跳ね上がるだろう。罠である可能性は少なくないがプロトタイプメモリがその場に現れるならこの街の探偵として確かめる必要がある。軽く息を吐くと「俺は今晩風宮パーキングに行ってくるからなんかあった時は頼む」と相手に告げて)


6551: 検索 [×]
2024-09-16 08:56:28

何かあった時ってなんだい、…僕もついて行く。
(届けられた手紙にはメモリ取引の告発文が書いてあった。関係者が良心の呵責に耐え兼ねて助けを求めに来たのか自分達を呼び出す罠なのかは分からないが末端では存在すら知らないプロトタイプメモリに関わる立場の人物が何かを起こそうとしているのは間違いない。相手もこちらの言葉でただの悪戯ではないと理解したのだろう、軽く息を吐いて放っておけないと述べたのには賛成だがその後続いた言葉に眉をひそめた。相変わらず一人で乗り込むつもりであることもそうだが何かあった時って言い方が引っかかって思わず低い声で問い詰める。現場を張るならば一人の方が身軽でやりやすいのも分からなくもないが組織が絡んでいる可能性があるならば話は別だ、それにこういう時こそ二人で一人であるべきなのに。じっと相手を見つめると逃がさないようにと体も動いて相手の手首を掴んでからこちらの意志を伝えて)


6552: 探偵 [×]
2024-09-16 09:37:08


そりゃ変身するような時……フィリップ、取引現場は駐車場の地下二階だ。敵に囲まれたら簡単に逃げられねぇ。お前も分かってんだろ。もしお前を誘き出す罠だったらどうすんだよ
(当然のようにひとりで行こうとしたがどうやら相手はそれを許せないらしい、低い声の問いかけに取り繕うような返事をするが手首を掴まれてしまい言葉が途切れる。この手紙は純粋に取引を止めて欲しいのかもしれないし、組織の中でも一部の人間しか知らないようなメモリを餌にする輩なら相手の重要性を知っていて真の狙いが相手だという可能性もある。どちらにせよ地下なんて閉じられた空間に行くなんて危険なこと相手にはさせられない。だがお互いに片方が欠けた時ダメになってしまうことは良く知っている、もう自分達はひとりでは生きていけない関係だ。未来の相手の姿を思い出せば強く否定することもできず、「どう転ぶか分かんねぇとこに行く気なのか?」と探るような目線と共に問いかけて)


6553: 検索 [×]
2024-09-16 19:35:16

君がこの現場に行く時点で危険性は一緒だろう。…行くよ、閉じられた場所ということは逆に僕達もその現場や関わる上位の関係者の身柄や情報を押さえるチャンスだ。
(その行方を遮るようにも相手の手首を掴むとその言葉は途切れる。相手が今回の件の危険性をあげるが相手が行ったとしても条件は同じだ。普段から相手は自分のことは大切に思ってくれたり過保護な部分があるが同時に自分を蔑ろにしている所がある。自分なら構わないという思考が透けて見える態度に不満を表にしながら同じ事だと返した。探るような目線を受けると真っ直ぐに見つめ返しながら力強く返事をする。メモリ取引を阻止する為というのもあるがそんな立場の人物がいる場ならば組織に関する情報や運が良ければ身柄を押さえることが出来るかもしれない。街の平和のために時には受け身ではなく強気の行動が必要だろうと説明すれば「違うかい?」と相手をじっと見つめて問いかけ)


6554: 探偵 [×]
2024-09-16 21:07:34


お前の危険性が……分かった。だが絶対に無茶はすんな。危なくなったら力づくでも退くからな。……俺達二人が生きて帰るのが絶対条件だ
(自分ひとりで行くことで相手を危険から遠ざける事ができると言おうとするがそれが通用しないことは重々承知している、それが二人にとって悪手であることもだ。踏ん切りがつかずに相手の意志を確認するも当然のように相手の返事は変わらない、逆に取引現場に現れる人間から情報を聞き出すチャンスだと理屈を重ねられればようやく決心がついて頷いた。真っ直ぐな目線を受けこちらもそこから逃げずに目を合わせれば釘を刺すように忠告を口にする。二人して危険に満ちた場所へ飛び込んでいくがそれで片方を失った未来の姿を二度も見てきたのだ、あの結末だけには絶対させない。二人で行くことが決まれば夜までの時間ガジェットを整備したり、あえていつもの時間を過ごして精神を整える。やがて日が落ちて約束の時間が近づいてくれば気合いを入れるようにひとつ息を吐いたあとに探偵の魂たるハットを目深に被って「いくぞフィリップ」と相手に声をかけて)


6555: 検索 [×]
2024-09-16 21:41:04

分かってるよ、ちゃんと二人でここに戻ってくる。 __…まだ来ていないようだね。
(自分を巻き込むことに踏ん切りがつかない様子だったが真っ直ぐと見つめて意思が変わらないことを示すと漸く相手が折れた。危険ならば尚更、一緒に行動して二人で一人の体制で挑まなくてはならないはずだ。相手から釘が刺された内容に深く頷いてこの事務所に帰ってくる事を誓う。それからはガジェットの整備をしたり現場の地図を検索して頭に入れておくなどして時間を過ごす。やがて日が落ちて夜が近付いてくれば本を閉じるのを合図に立ち上がって「ああ、」と返事をしては事務所を後にした。バイクでパーキングに向かい、現場に辿り着くと一階の端の目立たない場所に停めておく。脱出のことを考えれば地下に持って行きたいがバイクがあることで自分たちの存在がバレるのは避けたい。街の中心から少し離れていることもあって一階の駐車スペースもそんなに埋まってはいない。併設された階段で今回の取引場所である地下二階に向かうと更に車と人気は無くなり足音さえ少し反響していた。数台車はあるが特に怪しい様子は無い、手紙には今夜とだけ書かれて時間の指定が無ければ張り込む事になるだろうと考え「翔太郎、こっちに隠れよう」と車の影になる場所に誘って)


6556: 探偵 [×]
2024-09-16 22:14:55


先回りできたなら何よりだ。……っ!
(相乗りでバイクを飛ばして目的地へと向かう、あれが善意の手紙で組織の関係者を捕まえられれば御の字、こちらを誘き寄せるための罠ならば返り討ちにしてやるまでだ。人目につかないようにバイクを一階に停めて階段を静かに降りる、地下空間はどれだけ足音に気をつけても小さな音さえよく響いてしまって慎重に移動した。やがて目的地である地下二階へとたどり着く、相手の誘導に従い車の影に隠れるがまだ敵の気配はない。先に潜めたのならば上出来だろう。暫く周囲の様子を伺っていると一台の車が駐車スペースへと入ってきて相手を庇うように覆いかぶさりハットを目深に被る、相手の鮮やかな服は影では目立ってしまうがこちらの黒いスーツならばいくらかマシだろう。息を潜めて車の動向を見守ればやがて二人ほどの人間が車から降りてきた。ひとりはジュラルミンケースを持っていて「あの手紙が正しいならあいつらが組織の人間みてぇだな」と極小さな声で言い)


6557: 検索 [×]
2024-09-16 23:38:55

…そうだね、ここで取引が行われるというのは本当のようだ。ならばそろそろ取引相手が…、!
(相手と共に車の影に隠れて様子を窺う。あれだけ足音が聞こえるならここに来た人物もすぐに分かるだろう。暫くそのまま見張っていると一台の車が入ってくる音がして体を固めるのと同時に相手がこちらに覆い被さる。角度的に見えづらい場所だが念には念ということだろう。息を潜めて動向を見守っていると車の中から二人出てくる。その一人は写真に映っていたであろうジェラルミンケースを持っていて相手の言葉に頷く。どうやら取引が行われるというあの内容は事実だったようだ、問題はその取引相手といかにメモリの譲渡を阻止するかでありその策を考えていると新たにもう一台の車が二階の駐車スペースに入ってきた。近くに停車してそこから降りてきた人物を見て目を見開く、降りてきた数人はかつて闇オークションに乗り込んだ時に見た仮面とスーツを身につけていて因縁のある人達であることに思わず声を上げそうになるのを何とか堪える。相手を実験体として操ってこの街を泣かせようとした男だ、相手を取り戻してから音沙汰が無いと思っていたがまさかここで会う事になるとは。仮面の男と組織の人が対面すると何処か親しげな様子で話し始めている。その内容も以前取引したメモリの効果を賞賛したりするものであれば「っ、まだ研究を続けて…」とあの時のことを思い出しては衝動的に影から飛び出そうとして)


6558: 探偵 [×]
2024-09-17 08:34:55


…おいっ!……、…
(メモリを持つ組織の人間が到着して程なくもう一台車が入ってくる、息を潜めて様子を窺っていると中から出てきたのは見覚えのある容姿の人間で目を見開いた。闇オークションを開いていた一派、そして何より自分を実験体にしてドライバーを開発していた奴らだ。あの時研究装置らしきものは破壊したはずだったがまだ活動は続けていたらしい。操られ愛する街を破壊し最後には相手の命までも奪おうとしてしまった過去が蘇って無意識のうちに拳を強く握る。まだドライバーの研究を続けているのなら絶対に阻止しなければならない。奇しくも取引現場にいる全員に因縁がある、こんなものを見てしまえば止める以外の選択肢はなくなってしまった。親しげに話す様子からもう何度かメモリの取引が行われているのだろう、湧き上がる怒りに奥歯を噛んでいると相手も同じく怒りを覚えていたらしく呟きが漏れる。そのまま飛び出そうとしたのを慌てて捕まえたが足音はこの駐車場によく響いて『誰だ!』とひとりの男が叫ぶ。こうなればもう潜んでいられるのは時間の問題だ、腕を捕まえたままの相手の方をみると「フィリップ、あの人数ならやれる。あいつらを野放しにするわけにはいかねぇ。全員捕まえるぞ。」と力の籠った声で言った。まだ向こうはこちらの位置は特定できていない、ならばまずは逃走手段を奪うべきだろう。ス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.を取り出しライブモードにすると地を這うように飛ばせて取引現場へと近づける、そして車のタイヤをひとつパンクさせた。大きな音に今度はそちらへと注目が集まる、もう一台の車もタイヤをパンクさせれば逃走手段を奪うと同時に場を混乱させて)


6559: 検索 [×]
2024-09-17 11:20:15

…っ、ああ。ここで捕まえられたら新たな被害も防ぐことが出来る。僕が囮になって注目を集めるからその隙に制圧してくれ
(相手を実験体にしたというだけでも許せない人達だが未だに活動を続けまたあのような事態を企んでいるとなれば怒りが募る。何とかしなければという一心で無鉄砲に飛び出そうとしたところを腕を掴まれて正気を取り戻すが慌てた分足音がやけに響いてそれに気づいた男が声を挙げると身を固める。やらかしてしまった後悔が募るが相手が力強くやるべきことを共有すれば深く頷いて決意を固める。まだこちらの居場所は割れていない。相手がス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ンで彼らの車のタイヤをパンクさせていくのを見るといつものように役割分担で囮役を買って出てライブモードにしたバ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トを放ちながら車の影から飛び出した。先にメモリを持っている方を押さえようと組織の奴らの背後に回りながら正面にはバ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トを向かわせて目前でフラッシュを焚いた。目が眩んだ所をまずは一人頸動脈を狙って手刀を打ち込むことで気絶を誘う。更にジェラルミンケースを持った男に飛び掛かって箱を男の手から離させるとそれを遠くに投げ飛ばしてから突然のことに驚く奴らに向かって「やあ、久しぶりだね」とわざと顔を見せるように声を掛ければ『お前はあの時の…!』『まさか運.命.の.子!』と注目がこちらに集まって)


6560: 探偵 [×]
2024-09-17 12:36:53

な、待てお前が囮なんて…おいっ!、クソっ
(こちらの存在が知られてしまった以上は一気に畳み掛けてこの場を制圧するしかない、メモリが取引されているのもあの一派がまだ動いているのを考えても逃げる選択肢はなかった。こちらがタイヤをパンクさせ場を混乱させる、混乱に乗じて敵のもとに行こうとするがその前に相手が囮役を買ってでてこちらの返事も聞かずに飛び出してしまった。危険な役割を負って出ていく相手を止める間もなく思わず悪態をつく、こういうのは自分の役目だろうと叫びたくなるがせっかく相手が作ってくれたチャンスを無駄にするわけにはいかない。それに組織の人間がいるならば相手を殺すことはないだろう、あとは相手を奪われないよう立ち回るだけだ。相手に注目が集まった隙に移動して仮面を被った奴らの背後へと回る、静かに距離を詰めていくと少しだけ離れていたひとりに不意打ちで拳を振り抜いた。しかしその拳は顎に当たることなく手のひらで止められてしまう、死角から襲ったはずなのに防御されて目を丸くしていると男がゆっくりと後ろを向いた。仮面の男は『おやおや実験体くんではないか。もう一度私たちの実験に協力してくれるのかな?』と嫌な笑みを浮かべる、人並み以上の腕力に眉を潜めていれば視界の端に何かが見えて男の腰を見た。そこにはかつて自分が付けられたドライバーがあって『君のお陰で改良型が出来たんだ』と嬉々としてこちらへ報告してくる。仮面の下の瞳が黄色く光ったかと思うとこちらの腕を掴む手に人間以上の力が入って思わず痛みに声を上げる、拳を握り潰されそうな感覚に耐えながら「まだそんなおもちゃ作ってんのかよ」と冷や汗をかきながら鼻で笑ってみせて)


6561: 検索 [×]
2024-09-17 16:51:40

っ、翔太郎!! 邪魔をするな、っファング!!…っく…
(二手に分かれるならば顔が割れていて注目を引く自分が飛び出して相手がその腕っぷしで制圧していく方が利口だ。相手の制止を振り切って飛び出して組織側の男を制圧していく。取引に使われるメモリを引き剥がして注目を集めながらもう片方の男が懐からメモリを取り出そうとしたのを見ればすかさず手首に蹴りを入れて叩き落とした。一時的にもこちらを無力化できれば相手はどうかと視線を向ける。そこには拳を受け止められた相手が居て目を見開いた。男は見覚えのある嫌な笑みを浮かべていてその瞳が黄色く光ったと思えばその手は相手の腕を折るような勢いでめり込むのが見え痛みに苦しむ声が聞こえれば思わず名前を叫んで地面を蹴る。男の腰回りにあの時見たドライバーがあることに気付けば嫌な記憶がフラッシュバックして息が詰まる。またあのドライバーに相手を傷つけさせるわけにはいかない、それだけが思考を支配して視野が狭くなると一直線に相手の元に向かうが屈強な別の男が立ち塞がって行く手を遮る。それを押し退けて進もうとするも上手く行かなかったが聞き覚えのある咆哮が遠くから聞こえると頼りになる恐竜の名を呼ぶ。閃光のような白い牙が相手を掴む男の腕に襲い掛かりそれを払う為に男の手に込める力が緩まったのが見えた。だがほぼ同じタイミングで肩を掴まれ、腹に膝蹴りが入れられてしまって苦痛の声が吐き出された。辛うじて急所は避けたものの守りの薄い場所への一撃に膝は崩れ落ちてしまい、痛みに耐えながら男達を睨んで)

6562: 探偵 [×]
2024-09-17 19:32:06


っ、!……フィリップっ!!
(固く握っているはずの拳が砕かれそうな感覚に苦痛の顔を浮かべる、こちらが身動きが取れない間に相手はこちらへと駆け出すが大柄の男に行く手を阻まれてしまう。直後ファングがこちらを掴む男の手を攻撃して力が緩んだ先に拘束から抜け出すが、今度は相手が先程の男に膝蹴りを入れられていて思わず叫んでしまう。相手がその場に崩れ落ちると肝が冷える感覚と最上級の怒りが胸を支配した。だが『これ以上動くな!』と仮面の男に叫ばれると身動きが取れなくなってしまう、どうやら今の短いやりとりで互いが互いのウィークポイントだと知れてしまったらしい。静かに仮面の男に目を向けると『運.命.の.子.を殺しはしないが痛めつけるくらいは許されるだろう?』とまた嫌な笑みを浮かべていて奥歯を噛む。組織側の人間もどうやら同じ意見で口を挟む様子はない。相手の前に立ちはだかる屈強な男が相手の首根っこを掴んで無理やり立たせる、それだけでも怒りは更に煮えたぎるが『実験体、ジュラルミンケースの中身を取ってこい』と命令が下る。こちらをいつまでも命令に従う傀儡だと思っているのは耐え難いが相手を盾にされている以上は逆らいようがなかった。返事をしないまま静かに歩いていき相手が弾き飛ばしたジュラルミンケースの傍にしゃがむと金具を外して開ける、中に入っていたのはあの写真に写っていたプロトタイプのメモリでそこには『Locust』とあの時と同じ文字が刻まれていた。因縁の文字に思わず大きく息を吐き出すと男のもとに戻りメモリを差し出して)



6563: 検索 [×]
2024-09-17 20:41:34

っ…、何をするつもりだい。…!相変わらず趣味が悪いね
(防御すること無く腹に打ち込まれた蹴りのダメージはなかなか引くことがなく崩れ落ちたまま動けなくなる。頭上から嫌なやり取りをするのが聞こえてきて、その企みに抗うために立ち上がろうとするがその前に首根っこを掴まれ無理やり引っ張るようにして立たされる。人質に取ったような形をしながら相手を実験体と呼び取引の中身を取りに行くように命令するのを聞けばそちらを強く睨み付けた。今すぐにもこの手を振りほどいてやりたいが体型から見てもその差は歴然で自分の力だけでは再び取り押さえられてしまうだろう。今は機会を伺うべきだ。命令を受けた相手が静かに中身を取りに行くのを仮面があっても分かるくらいニヤニヤと待っている男に声をかけるが返事はない。組織側からも好奇に近い視線が送られていることに苛立ちつつ相手が持ってきたメモリの文字が見えると目を見開いて思わず悪態をつく。よっぽどこの能力に執着しているようだ。『良く言われるよ』と軽口を叩きながらメモリを手にした男はこちらに近付いてきてコネクタ部を首元に押し付けてきて体を強ばらせる。今はひやりとした金属の触感がするだけだが、もし今メモリが起動したらたちまち体内に飲み込まれていくだろう。プロトタイプを直刺しなどすればどうなるかは想像に難くない。メモリの危険性が分かってるからの脅しに奥歯を噛みしめつつ『実験体、隠してるもの全部床に置け』と新たに相手に命令を下していて)

6564: 探偵 [×]
2024-09-17 21:33:14


ッ!やめろッ!!そいつに手ぇだすな!!……お前らに従ってやるからメモリをはずぜ。運.命.の.子がまともじゃなくなんのはそいつらも困るだろ
(因縁のメモリを仮面の男に手渡せば相手の嫌味にも動じず男はこちらを離れ相手へと近づく、そしてあろう事か相手の首へメモリを押し付けて息を飲んだ。あの状況でメモリが起動されれば相手はド.ー,パ.ント.に成り果てる、しかも生,体.コ,ネ,ク.タなしでは毒素の回りも早く命に関わることになるだろう。反射的に叫ぶがそれを意に介せず男はこちらに再び命令をくだす。憎しみと怒りに飲まれそうになるのを荒い息を吐き出してなんとか抑えながら睨みつけるのが精一杯だった。だが相手を失うのは組織の人間としては避けたいはずだ、そちらへ話を振ってみると今度は組織側は険しい表情を浮かべていて仮面の男の動向をじっと見つめている。同じメモリを扱う集団でも一枚岩とはいかないようだ。だが相手が人質に取られた状況ではどちらにせよ下手なことは出来ない。懐からダ,ブ.ル.ド,ラ.,イ.バ,ーと三本のメモリを取り出しゆっくり近づき男へ差し出す。こちらの言いなりであるのに仮面の男はやはり上機嫌で『それでいい。それに実験体の言う通りだ。これを使うのに相応しい人間は運,命,の,子じゃない』と上機嫌に言ったかと思えば、男は懐から自分が腰に付けているのと同じ例のドライバーを取り出してこちらの腰へとあてがった。途端に脳内に電撃が走ったように激しい頭痛が襲い来る、ドライバーに備わる洗脳機能が発動したらしい。手に持っていたダ.ブ.ル.ド.ラ,イ.バ,ーとメモリは床へと落ちて代わりに『Locust』のメモリを握らされた。『変身しろ!』と命令が下りその声は頭の中に響くが必死に抗う、獣のように雄叫びを上げながら手を振るとその手の中にあの時と同じく触角のようなブレードが現れてそれを手当り次第に振り回し暴れ始めて)


6565: 検索 [×]
2024-09-17 22:51:42

ッ、翔太郎!! っ、二度も同じ目には合わせない…!
(どうにかこの状況を打開しないとならないが押し当てられたメモリと相手の叫び声が冷静さを削っていく。使われる可能性が限りなく低くても自分がこの状態である以上相手は下手に動けないだろう。その性格が分かっているからこそ歯痒く相手が男の言うことを聞いてドライバーとメモリを差し出すと男は上機嫌な様子でこちらから離れて相手の元に向かう。そしてそれを受け取ることなく見覚えのあるドライバーを相手の腰に宛てがって目を大きく見開いた。あの時の再現の様に腰に巻きついて痛みに苦しむ姿を見れば声を張り上げて反射的に駆け寄ろうとするが後ろの男に強く首を掴まれ動きを制される。必死に手を伸ばしても届くことなくメモリが握らされ変身を命令されると更に相手は獣のように雄叫びをあげて、その手にあの時と同じブレードが表れると息を飲んだ。また相手と対峙した記憶がフラッシュバックする、加えて今は一人で戦う想定など微塵もしてない為ロ.ス.ト.ド
ラ.イ.バ. ーは事務所に置いてきている。つまり本格的に変身してしまえば止める手段も抵抗することも出来ない。ブレードを振り回して手当たり次第に暴れ始めると仮面の男は軽やかに距離をとる。次に一番近い自分達の方に近付いてきたタイミングで背後の男の拘束が一瞬緩まるとその一瞬の隙を狙って思いっきり片足で蹴り飛ばして脱出をはかる。続いて相手のブレードをスレスレの所で避けて一旦距離をとると事務所でした約束を思い出して決意を固める。あの時も相手はメモリの力にずっと抵抗していた、ならば今回も相棒自身に呼びかけるしかないだろうとブレードの当たるギリギリの距離をキープしながら「翔太郎、戻ってきてくれ!」と強く叫んで呼びかけていて)

6566: 探偵 [×]
2024-09-18 08:09:58


ガああッ!…ぐ、…あ、が……だあああああ!!!……
(意識が混濁して周囲の風景が歪む、また何かに意識を抑え込まれようとして必死に抗うが、一方でその意志は周囲のあらゆるものを破壊しようとする動きに変換されて無差別にブレードを振り回す。意識を飲み込まれてはあの時の二の舞だ、もう二度とこの街も相手のことも傷つけたくない。瞳が仮面の男と同じ黄色に光って男の命令が脳内に鳴り響く、プロトタイプメモリを握った手が震えて根性で起動しようとする何かの意志に対抗していた。その瞬間に相手の声が聞こえてくる、その声は他のどんな雑音よりも大きくはっきりと聞こえて一瞬動きが止まった。先日も自分の立場が奪われ意識が書き換えられようとした時に相手との繋がりがメモリの力に打ち勝った、今回だって相棒が傍にいて互いに手を取り合っていればこの繋がりが切れることはない。無理やり体を動かして相手の方を見る、それは狙いを定めたかのような動きでもあって仮面の男は満足気に笑っていた。こちらが暴れるのに乗じて男はダ.ブ.ル.ド.ラ,イ.バ.ーの元へと近づき手を伸ばそうとする、その瞬間に相手とは違う別の何かに呼ばれたような気がした。後ろを振り返らずともその位置が分かる、自分から決して零れ落ちないものがこちらの手元に戻りたがっている気がした。この体を縛るものを振り切るように雄叫びと共に大きく後ろに手を振って無理やりプロトタイプメモリをこの手から投げ捨てる、同時にス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.のワイヤーを発射すると男が拾おうとしていたダ.ブ.ル.ド.ラ.イ.バ.ーとメモリを掠め取った。脳内は未だに混濁して周囲の景色は歪む、だがその中で相手の姿だけははっきり見えて無理やり足を動かすと倒れ込むようにして相手の腰にドライバーを押し当てた。相手の腰にドライバーが装着される、同時にこちらの腰は例のドライバーを弾き飛ばすようにしてダ.ブ.ル,ド,ラ,イ.バ.ーが現れた。途端に洗脳から抜け出すとガクリとその場に膝をつくも「お前の声…よく聞こえたぜ、フィリップ」と荒い息を吐きながら顔をあげニヒルに笑ってみせる。仮面の男は無理やりドライバーを外されて額に青筋をつくると投げ捨てられた『Locust』メモリを手にして『使えない実験体め!』と忌々しげに叫んで自らのドライバーに装填して)


6567: 検索 [×]
2024-09-18 10:36:37

、翔太郎…! 君なら戻ってくると信じていたよ。おかえり、翔太郎。 疲れている時に悪いけどこのままでは気持ちの納まりがつかなくて、いつものように半分力貸してくれるかい?
(獣の様な呻き声をあげながら支配に抗おうとする姿に胸は痛くなる。もう二度とあの姿は見たくないしその手で何かを傷つけさせてはいけない。無我夢中で相手に呼びかけるとその動きが一瞬止まる。そして目線の重なった相手の目に黄色以外の確かな相棒の瞳の色が見えるとそこに勝機を見出して応えるように名前を呼んだ。なかなか支配が上手くいかない理由が自分にあると察したのか屈強な男が再びこちらを捕らえようとする。その腕にすかさずファングが襲いかかり相手がライブモードにしていたス.タ.ッ.グ.フ.ォ.ンの追撃を受け怯んだ所を突き飛ばす。それと同時に相手がス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.クのワイヤーでドライバーとメモリを回収するのを見れば無意識に口角があがる。相手が重い足取りでこちらに近づき、倒れ込んでくれば慌ててそれを受け止める。その動きでこちらにドライバーが宛がわれてると腰に巻き付き、そして無理やりつけられたドライバーを弾き飛ばして同じものが相手の腰に現れる。意識が相手と共有されるようになれば膝をついた相手を支えつつニヒルな笑みにこちらも安堵の表情を浮かべながら名前を呼んだ。あの時はメモリの影響を受けた時に自分は居なかったが二人が揃っていれば何度だって連れ戻せる。その安堵に浸っていたが仮面の男は怒りを露わにして相手が投げ飛ばしたメモリを拾う。そしてドライバーに装填して忌まわしきあの姿より更に禍々しい姿へと変身を果たした。だがその中身が相手でないならば遠慮も恐怖もない。大切な相棒も今も尚実験体呼ばわりしてまたも支配しようとした事に静かに深い怒りが燃えていれば冷たい目で奴らを睨み手元にファングを招きながら相手に尋ねて)

6568: 探偵 [×]
2024-09-18 12:29:10


問題ねぇ、ちょっとフラついただけだ。それに俺もあいつらに罪を数えさせねぇと我慢ならねぇんだ。半分力貸すぜ、相棒___変身ッ!
(混濁して深い場所へ引き込まれようとしていた意識はドライバー越しに相手と繋がったことで一気に引き上げられる。焦点が結んだ視界で見上げるとこちらを支えてくれる相棒の姿があって今度は卑劣な洗脳に打ち勝ったのだと確信した。相手との繋がりが決して他人に切れないものだと証明されこの胸を奮い立たせる、その間に仮面の男はあの時変身させられた姿よりもさらに禍々しい装甲を纏ってこちらへ怒りを向けている。だが怒りの感情を抱えているのはこちらも同じだ、ドライバー越しに相手の憤怒が伝わればクールな笑みを浮かべて立ち上がり相手の隣に並び立つ。こちらもここで逃げる選択肢はない、相手を傷つけ果てにはメモリを使おうとした奴らをタダで済ませるわけにはいかず胸のうちには静かに怒りの炎が燃えている。相手がファングを手元に呼び寄せる、こちらは紫のメモリを構えて起動するとドライバーに装填し、意識ごと相手の体の方へと流れこんだ。あのドライバーが再び開発されていることもプロトタイプのメモリの製造が続いていることもどちらも見逃すことは出来ない。相手と共に右手を突きつければ「さ,ぁ,、.お,前.の.罪.を,数,え,ろ,!」と決めゼリフを投げかけて)


6569: 検索 [×]
2024-09-18 14:43:04

さ,ぁ,、.お,前.の.罪.を,数,え,ろ,! 中身が翔太郎でないなら手加減する必要もあるまい
(二人の意識がドライバー越しに繋がってより強く相手の存在を感じるようになる。仮面の男のいう改良品の能力を打ち破った事に勝ち誇る気持ちもあるがそれ以上に仮面の男達に対する怒りの方が強い。相手もそれは同じようで二人の考えや怒りが一つになるのを感じながら並び立つ。転送されてきた切札のメモリを差し込み変形したファングを装填してからドライバーを開く。二人で一人の姿へとなれば相手と共に右手を突き付け声を揃えて罪を数えさせる言葉を投げかけた。男は唸り声に近い声をあげながら両手にブレードを出現させてこちらに襲い掛かってくる。それを息があったタイミングで躱してはセイバーで切りつけ応戦する。あの時は変身者が相棒でなかなか攻撃に踏み込めず防戦一方だったが奴が変身しているならば容赦無用だろう。昂った怒りの感情がファングの凶暴性で増幅されて普段より荒っぽく食らいつくような攻撃を畳みかけていくが隣に相手の存在を感じれば完全に飲み込まれることは無い。ふとその奥で組織側の者達がパンクした車を置いて立ち去ろうとしているのが見えればバ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トに追跡を指示する。飛んでいくのを見届けた所で男がブレードを振り下ろして来ればそれごとセイバーで切り裂いて更に攻撃を加えていき)


6570: 探偵 [×]
2024-09-18 18:55:34


あぁ、元よりあんなドライバー作ってる奴らに手ぇ抜く必要ねぇぜ
(二人で一人の姿になりセリフも決まると男が両手にブレードを携えこちらへ向かってくる。だが片側の力しか出せないロ.ス.ト.ド,ラ.イ,バ,ーの変身では拮抗する力でも二人で一人の力、ましてや牙と切札を宿したこの力の前では敵ではない。さらに二人共怒りのボルテージは最高潮で負ける要素など微塵もなかった、プロトタイプメモリを使用したところで所詮は量産型といった所だろう。黒い装甲に応戦していると組織側の人間がこの場から逃走を図る、どこかに連絡を取っているあたり仲間に足を用意してもらっているのだろう。どうやらもたもたしている暇はなさそうだ、「フィリップ、とっととこいつを仕留めて奴らを追うぞ」と声をかける。仮面の男は自分達の量産型ドライバーがプロトタイプメモリを使っても全く歯が立たず敵の眼中にさえ入っていないことにご立腹らしい。再び二本のブレードで斬りかかってくるが一本のセイバーで振り払うだけで十分だ。続けてセイバーを思いっきり振ればブレードが真っ二つに裂ける、驚愕する男に最後の一撃を決めてやる時のようだ。タ,ク.テ.ィ.カ.ル,ホ.ー.ン.を操作しマ.キ.シ.マ.ム.ド.ラ.イ.ブを発動する、軽く飛び上がると回し蹴りの要領で腰にあるドライバーに向かってセイバーを叩き込んだ。吹き飛んだ仮面の男は後ろに控えていた男達を巻き込んで吹き飛び、同時にドライバーとその中に装填されていたメモリが砕け散る。この場にいる全員が床に伸びたのをみると「こっちは片付いたな」と息をついて)


6571: 検索 [×]
2024-09-18 19:28:02

ああ、彼らは後で警察に身柄を回収して貰うことにしよう。一階でバイクを回収して追うよ。
(交戦しながら逃走をはかる組織側の人間を見れば次の動きを共有する。誰だけ有利に立ち回っていたのに一方的にやられて眼中にもないことが分かって男は腹を立てるがマ.キ.シ.マ.ム.ド.ラ.イ.ブを発動してから回し蹴りと共に強い一撃をドライバーに叩き込めば白い閃光が走り男は吹き飛んだ。周りの人物を巻き込んで床に沈むとドライバーとメモリは粉々に砕け散ってその衝撃で床に伸びたようだ。念の為に相手が装着させられていたドライバーも更に踏み潰して使えなくして漸く安堵の息をついた。これで最悪の事態は免れた。左側からも同じ意識を感じると方針を固めながら変身を解く。意識の戻った相手の元に向かい手を差し伸べて立ち上がるのを手助けするとバ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トに追跡させている組織側の人間を追うように声を掛けて移動を開始する。急いで一階へと戻るとス.タ.ッ.グ.フ.ォ.ンに受けとった位置情報を頼りにバイクを走らせる。移動の足を拾ったのかかなりの速度で離れていくがガジェットの性能を見くびって貰っては困る。相手の後ろで指示をしながら走っていればやがて位置情報がとある場所で動かなくなり「翔太郎、そこを左だ」と声を掛けながら人気のない倉庫のような場所にたどり着いて)

6572: 探偵 [×]
2024-09-18 20:01:57


あぁ、あいつらも逃がすわけにはいかねぇ
(必殺の一撃が決まりご自慢のドライバーとプロトタイプメモリを破壊し決着をつける、自分が装着された分も壊してしまえば向こうの戦力はなくなった。量産型ドライバーがどれほどの数作られているかは分からないが仮面の男達全員が持っていなかったあたりまだそこまでの生産力はないのかもしれない。変身を解除すれば相手の手をとり立ち上がる、念の為仮面の男達をス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.で縛り上げておき逃げたもう片方を追うよう声を掛けられると力強く頷いてバイクの元へと向かった。相手を後ろに乗せてバイクを飛ばす、指示通りに走らせていたがバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.は途中で逃走の足が止まったことを知らせてくる。自分達のアジトにでも帰ったのだろうか、どちらにせよまだまだ油断ならない状況だ。相手の指示に従い道を左に曲がれば人気のない倉庫へとたどり着く、バ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.が上空を飛んでいるのをみつければここが奴らが逃げ込んだ場所で間違いなさそうだ。バイクを止めると「慎重にいくぞ」と相手に声をかけてゆっくりと倉庫へと近づいていき)


6573: 検索 [×]
2024-09-18 21:28:47

…誰も居ない。 だけど確かにここにいるはず…少し調べてみよう。
(仮面の男達を拘束してからパーキングを後にする。危機を脱したのだからこのまま帰るという選択肢もあったがこの街をこれからも守って行く為には組織の情報を得ることが不可欠だ。位置情報を追ってたどり着いたのは人気のない倉庫で隅の方にバイクを停めて相手と共に降りた。何も無ければ通り過ぎてしまうような場所でバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を回収すると相手の言葉に頷いて慎重に倉庫に近付いていく。倉庫のシャッターは人が通れるぐらいに空いていて相手に目配せして警戒しながら入ってみるが中は雑多に工具や小さなコンテナがあるばかりで人のいる気配は無い。もしかして違う所に居るのかと呟きをこぼすがふと外からみた大きさに比べて倉庫内の面積が狭いように感じた。物は試しだとバ.ッ.ト,
シ.ョ.ッ,トに解析音波を放出させその反響音を検出、分析してみると外壁に見えるものの奥に空間があるのが分かった。恐る恐るそこに近付き手で押してみると壁だった場所が奥へと動き「隠し扉だ…!」と驚きつつ開いてみると秘密の空間が現れ地下へと続く階段が存在した。なんとも古風な仕掛けに感心しつつゆっくり階段を降りていくとその下の空間から『…でした。ですが同じ場所に運.命.の.子.が居ました』と誰かに報告するような声が聞こえてきて)

6574: 探偵 [×]
2024-09-18 22:20:09


……流石だなフィリップ
(足音を潜ませ倉庫の中へと入っていく、メモリの研究設備が並んでいたり組織の人間がいるのかと思ったが中身はごく普通の倉庫で眉を顰める。一見怪しい場所はないが少なくともあの地下駐車場にいた奴らはここに来ているはずだ。注意深く周囲を見て回っていたが不意に相手がバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.に指示を出して倉庫内を調べ始める、程なくして相手は外見と中身で空間に差があることを導き出した。相手が触れた壁は動いて隠し扉が現れる、きっと奴らはこの奥だろう。相棒を労うように肩を叩いたあと相手と共に階段を降りた。慎重に足を進めていると奥から人の声が聞こえてくる、相手に目配せしてその場に止まると耳をすませたがはっきりと会話の内容は聞こえない。だがなんらかの報告ではあるようで、もしかしたらジュラルミンケースを持っていた人間よりもさらに上の立場の人間がいるのかもしれない。さらにゆっくりと足音を忍ばせ階段を降りていけば中の様子を探ろうと耳をすませて)


6575: 検索 [×]
2024-09-18 23:04:21

……、っ……
(カモフラージュを見破って隠し扉の奥に入っていけば相手に労いの言葉をかけられる。腕っぷしでは勝てないがこういう事は自分の担当分野だろう。ゆっくり階段を降りてくると人の声が聞こえて一旦動きを止める。所々のワードは聞き取れるが全体の内容は分からず、さらにその内容を知るため慎重に階段を降りた。部屋の入口に身を寄せ耳をすませると『…そう。やっぱりあの手紙で来たのね』と冷たい印象を受ける女性の声が聞こえた。その声には遠い何処かで聞いたような覚えがあってそれを思い出そうとするとズキンと頭痛が走って思わず頭を押さえる。その痛みに眉をひそめていると『あの子のことはこっちで何とかするわ。貴方達は引き続きメモリの研究と販売を進めなさい』とまた女性が話したかと思えば通信が途切れたような音がした。どうやら通話か何かで上の立場の人と連絡をしていたらしい。女性の声が聞こえなくなると痛みも和らぎ、ちらりと中をのぞけばやはり研究設備のようなものが立ち並ぶ。その奥から研究員らしき人物がやってきて『例のプロトタイプ、複製段階に入りました』と報告する手元には先程破壊したばかりの『Locust』のメモリが二本あり、「まさかあのメモリを増やすつもりじゃ」と小さく呟き思わず目を見開いて)


6576: 探偵 [×]
2024-09-19 07:47:51


…っ、大丈夫か?……あっちはドライバーでこっちはメモリ量産か。ここも叩いとかねぇと
(耳をすませると中から聞こえてきたのは女性の声だ、その声に聞き覚えがあるような気がして記憶を辿るが突然相手が頭を押さえて慌てて肩に手を置き小さく声をかける。その間に通信が終わって相手の様子も元に戻ったがなんとも言えぬ引っ掛かりだけが胸に残った。相手と共に中の様子を伺えば設備と研究員がおあつらえ向きに揃っている、どうやらここが先程の奴らの根城のようだ。奥からやってきた研究員が『Locust』メモリを持っているのを見れば目を見開き、無意識のうちに拳を握る。どうやらあのドライバーはこちらにも知れ渡り共同開発されていたらしい、枝分かれした組織が繋がりを持つとはこのまま野放しにすれば確実にこの街に危害が及ぶ。そもそも他のメモリを作り販売もしているのなら見逃せない、できればこの施設を破壊してしまいたいところだ。相手に目配せすれば「奥にいくぞ」と声をかける。研究員達の目を盗んで内部へ侵入すると設備の裏に隠れて様子を伺い)


6577: 検索 [×]
2024-09-19 10:21:03

…ああ、少し頭痛がしただけだ。 …メモリを複製しているなら何処かに地.球.の.記.憶を保存しているデータベースがあるはずだ。それを破壊するのと諸々に必要な電力を断ち切ってしまえばこの場所でのメモリの製造を中止に追い込むことが出来ると思う。
(突然の痛みに頭を押さえていれば小さく相手から声がかかる、今までメモリで封じられた記憶を思い出そうとしていた時に似た痛みに困惑を見せるも通信が終わるとそれも引いていった。あの場所に居た時かそれともその前の記憶なのだろうかと考えていると研究員の手元を見て目を見開く。単なるメモリの売買の取引だと思っていたが仮面の男が余分にドライバーを持っていた件も考えれば実際は開発結果の交換会でもあったのかもしれない。密かに進んでいた研究に焦りを覚えつつ相手から視線と声を受けると小さく頷いて音を立てないようにしながら内部に侵入する。設備は整っているが比較的小規模な研究施設だ。問題はどうやってここを使用不能にするかでしらみつぶしに全てを壊すのが確実だがここは彼らの根城で人の数でも地下という場所でも一度存在がバレたらからなり不利な状況だ。少ない手数で打撃を与える方法として一つ目の浮かぶのはメモリに内包する記憶データの消去だろう。加えて生産やデータの転送、その他の全ての作業に必要な電力を急に断ち切ってしまえば研究は出来ずに中にはショートを起こす機械も出てくるだろう。施設に居た記憶を活かしてその知識を共有し、辺りを見渡して更の方に巨大なサーバーらしきものを見つけると「恐らくあれがデータベースだ」と相手に教えるように指さして)

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