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相乗りで何処までも 【 〆 】/5869


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自分のトピックを作る
5806: 探偵 [×]
2024-06-29 09:12:57


ん、……まぁ、昨日はいろいろとあったしな…特に寝る前に
(いつもの目覚めとは違い風が通り抜け周囲で木々が揺れる音が響く中、いつも通り相手が傍にいて挨拶を交わす。いつもと違う環境のせいか直ぐに体を動かすほど覚醒はできなくて微睡みを揺蕩う感覚に浸りながら目の前の相手を見つめる。そのまま頬を撫でられると無意識に口角はあがってこちらに触れる手に擦り寄った。相手はこちらを観察するようにジッと見つめている、スッキリと体が起きないのは昨日の特別な体験と寝心地の違う寝床が大半の要因だろうが、昨夜の寝際に相手が甘く乱れた姿を思い出すと少々茶化すように返事をしつつ掌の暖かさに浸っていて)


5807: 検索 [×]
2024-06-29 10:02:43

っ、それはもう終わったことだろう…。
(お互いに挨拶を交わして目を合わせるものの完全に覚醒していないようで微睡む相手に手を伸ばす。そんな状態で頬を撫でる手に嬉しそうに擦り寄る姿は愛おしくて求められるまま撫で続ける。時計が無くて今が何時かは分からないが定刻より過ぎているのは間違いなく、こうしてダラダラ出来るのも休日の特権だろう。その幸せを噛み締めていたが起きられない理由として昨夜の出来事を挙げられると手の動きを止めて固まる。最中は熱に浮かされ余計な思考をする余裕はないのだが終わった後に思い返せばとても冷静にはいられない言動ばかりで薄ら顔を赤くしながら目を泳がせる。茶化すように言う相手に文句を口にしてその頬をぷに、と軽く摘んだ。このまま相手と過ごしても悪くは無いがキャンプ二日目は返却時間という終わりが決まっていてここで過ごせるのはそれまでだ。せっかくならキャンプらしいことをそろそろ始めた方が良いだろうと考えると「…眠たいなら眠気を覚ます朝のコーヒーは要るかい?」と問いかけて)

5808: 探偵 [×]
2024-06-29 11:32:15


…耳の後ろには気をつけろよ
(ふわふわと微睡みながら昨日の夜のことを揶揄ってやると相手は分かりやすく動きを止めてだんだんとその頬が赤色に染まっていく。こちらもいろいろな言動をしていたはずだがこういうものは恥ずかしがった方が負けなのだ、微睡みながらも楽しそうに笑みを浮かべていると頬がつままれる。囁かな抵抗に上機嫌な顔を浮かべつつさらに悪戯心が働けば余計な一言を付け加えておいた。そうやっていつもとは違いダラダラウダウダとした朝を過ごしていると相手からコーヒーという単語が出て寝ぼけた眼が開いて反応を見せる。昨晩の夜空を見上げながら飲むコーヒーも良かったが、まだ朝の涼しい爽やかな時間に飲むコーヒーもまたここでしか経験できない特別なものだろう。眠気覚ましも兼ねて「あぁ、いれてほしい」と返事をしながら相手の体を一度ギュッと抱きしめてから離れて体を起こす。入口のジッパーを開けて外に出れば澄んだ空気と柔らかな朝日が出迎えてくれて、思わず伸びをひとつしていて)


5809: 検索 [×]
2024-06-29 12:19:49

、っ…君が付けた癖に。 …ん、了解した。
(昨夜を思い出させるような発言につい反応してしまえば相手の顔はますます楽しそうものに変わって文句を着けるようにその頬を摘む。じ、と相手を見つめていたが更に深く刻まれた所有痕について告げられるとその場所が付けられた時の熱を発した気がして瞳が揺れる。他人事のような口ぶりに相手のせいだと主張するが警戒しておいた方が良いのは間違いないだろう。これ以上深く突っ込めば墓穴を掘りそうで起きるための動機としてコーヒーの話題を振ると相手の目が興味を持ったように開かれる。ぎゅっと抱きしめられながら要望されると柔らかく微笑んで自らの体を起こした。軽く整えてから相手に続いてテントの外に出ると朝の涼やかな風と陽の光が出迎えて思わず深く息を吸った。目が覚めてすぐ陽の光を浴びると言うのも悪くない。リクエストを叶えるため朝は少し楽をしてキャンプ用ガスコンロで水を温めつつ慣れた様子でコーヒーを入れる準備を始めて)

5810: 探偵 [×]
2024-06-29 13:11:59


待ってるだけってのもなんだし、俺は朝食の食材取ってくる
(余計な一言を付け加えれば相手の動揺はさらに加速して瞳が揺れるのが分かる、寝ぼけていなければ腹の底が擽られてしまいそうだ。上機嫌なままテントを抜け出して伸びをしていると相手はこの澄んだ空気を取り込むように深呼吸をしている、起きて直ぐに外の爽やかな空気を堪能できるのもキャンプのいい所だろう。早速相手はコーヒーをいれる準備を始めコンロで水を沸かし始める。まだまだコーヒーの腕は相手に及ばず、そもそもキャンプで相手の特別なコーヒーを飲みたいとリクエストしていたこともあってここは手出し無用だろう。となれば自分のやれることは朝食を取りにいくことだ。相手に声をかけるとコーヒーを任せて管理小屋へと歩き始める。小屋につくと壁にかけられた時計を見ていつもの朝にしては少々遅めの時間に随分ゆっくり眠っていたのだと実感してまたじわりと幸福が滲んだ。食材が入った箱を受け取れば道を戻ってきて自分達のテントへとたどり着き)


5811: 検索 [×]
2024-06-29 15:45:53

ああ、任せた。 __ おかえり、コーヒーも丁度入った所だ
(何とか気を取り直して外の空気を吸うとコーヒーを入れる準備を始める。手間を少なく作る方法は幾つもあるが特別な朝にはとっておきのコーヒーを飲んでもらいたいと思う。相手が食材を申し出てくれて、そちらは相手に任せることにした。相手が管理小屋に行っている間、コーヒー豆を中挽きにしてセットし、沸いて少し冷ましたお湯でゆっくり抽出していく。朝に合うスッキリした味わいにする為にも豆の量の量は少なめにしてお湯も一回少ない回数で注いで抽出する。こうしてその時の気分で入れ方を変えられるのも自分でいれるメリットだ。そうして2杯目を入れたところでちょうど相手が帰ってきて、2つのコップをテーブルに並べてから相手を出迎える。近付いて手元の箱の中身を覗き込みながら「これが朝食かい?」と尋ねて)



5812: 探偵 [×]
2024-06-30 10:28:23


……今日のも良い匂いだな…あぁ、今朝は手作りホットドッグだとよ
(食材を持ってテントへと帰ってくればすぐに香り高いコーヒーの匂いが鼻腔を擽って、思わずその場に立ち止まりゆっくりと深呼吸してその香りを体内に取り込む。この爽やかな朝に似合いの爽やかな匂いだ。こちらの持つ箱を覗き込む相手にその中身を見せ受け取った時の説明そのままを相手に伝える、中身はコッペパンに太めのソーセージにレタス、ケチャップやマスタードなどで自分達で好きに作っていいホットドッグだ。焼いたりと軽い調理工程が必要になりそうで、まずは完全に目を覚ますためにも相手のいれてくれたコーヒーを飲むのが良さそうだ。テーブルの前に二つの椅子をくっつけて並べると左側へと座る。早速コップを手に取って一口飲むと目覚めの一杯に相応しく爽やかな香りと適度な苦味が広がって軽く息を吐いた。昨日の一杯とは違い体にストンと入っていくような味わいに「朝にピッタリのコーヒーだ」と口角をあげながら相手の方をみて)


5813: 検索 [×]
2024-06-30 11:41:05

なるほど、これも美味しそうだ。朝だからスッキリ軽めの仕上がりにしてみたんだ。…それでこれはさっき思い付いたんだけど…、
(帰ってきて早々コーヒーの匂いを立ち止まって嗅ぐ相手にくすくす笑いつつその箱を覗き込むとホットドッグのセットが入っているようだった。具材を自分達で焼いて挟んで作るのはシンプルだが美味しいに違いない。期待を寄せつつ相手が椅子を移動させるのを見ると先程ふと思い付いた物を手に取ってからその右隣に並んだ。コーヒーを口にした相手はリラックスしたように軽く息を吐いてこちらを向く。こちらがこだわった部分に気づいてくれたのが嬉しくてご機嫌に今日の入れ方を説明しては自分もコーヒーに口をつける。スッキリとしたストレートな味わいが広がって目論見通りの味わいに口元が緩む。だが今回はこれだけではなくて、思い付きだと話しながら試しに相手のコップに一つ、こちらのコップに2つ、昨夜使って残ったマシュマロを浮かべてみせる。マシュマロはコーヒーの熱でしゅわしゅわと溶けて表面に雲のように浮かぶ。砂糖よりも優しい甘味はコーヒーにも合うはずで「マシュマロコーヒーだ!」と得意げな顔を見せて)

5814: 探偵 [×]
2024-06-30 12:38:10


あぁ、おかげで良い気分で目が覚めたぜ。…ん?…お、いいアイディアだな!
(早速相手のいれたてコーヒーを堪能し感想を右隣へと伝えると相手からは上機嫌な返事が返ってくる。朝一番の柔らかな陽の下で澄んだ空気の中美味しいコーヒーを飲むなんてここでしかできない経験で、そのコーヒーがこのシチュエーションと自分のために相手がいれてくれたものとなればこれほど幸せで贅沢なものはない。こちらも上機嫌な笑みを向けて感想を伝えていれば、相手は何かを取り出して様子を見守る。するとコーヒーには白い雲のようなマシュマロがふわりと浮かんでマシュマロコーヒーになると得意げな相手にこちらも好意的な反応をみせた。マシュマロはコーヒーの熱でじわじわと溶けていって軽くコップを振って中を混ぜてから一口飲んだ。するとスッキリとしたコーヒーに絶妙な優しい甘さが加わってさらに体に染み渡るような味わいに「あー…すげぇ美味い」と脱力するように息を吐く。コーヒーを飲んだ際にマシュマロが混ざりきらなかったのか口の上に白いヒゲを作っているのに気が付かず緩みきった顔でコーヒーを堪能していて)


5815: 検索 [×]
2024-06-30 13:50:32

ちょっとした味の変化にもなるし、マシュマロの有効活用だ。…、マシュマロの、可愛いヒゲが出来ているよ
(透き通った黒いコーヒーの上に白いマシュマロが浮かんでその様子を相手に見せると好意的な反応が返ってくる。軽く振って程よく混ぜてから相手が口にすると脱力するように息を吐くのを見てまた口角があがる。甘いものが得意でない相手に少し心配だったがマシュマロの甘みは良い塩梅だったようだ。また新たなコーヒーの組み合わせを発見してご機嫌になりながら倍の量のマシュマロを入れてさらにモコモコしてい自分のコーヒーを飲む。朝の頭に染み渡るような優しい甘さにほっこりしながら隣を見れば緩みきった相手の口の上にはマシュマロの白いヒゲが出来ていて思わず笑いが零れた。このまま放置しても良いのだがかっこいいハードボイルド探偵の為に楽しそうに指摘しながら人差し指で溶けたマシュマロを拭う。そのまま指についた物を舐めとるとコーヒー風味の優しいマシュマロの味が広がって「甘くて美味しいね」と笑みを見せて)

5816: 探偵 [×]
2024-06-30 15:26:59


ん?…あ……ハードボイルドな俺には白いヒゲなんていらねぇからな
(相手のコーヒーをゆっくりと楽しんでいると隣から笑い声が聞こえてきてなんの事か分からず白いヒゲをつけたまま不思議そうな顔を向ける。そのまま指が伸びてきてマシュマロが着いていることを指摘されると状況を理解して言葉が詰まってしまった。そのまま指についたマシュマロを舐めて笑う相手の姿に恥ずかしさを覚えて頬を人差し指でかく、カップを揺らすだけにしたせいでマシュマロが上手く溶けていなかったようだ。なんとか体裁を取り戻そうとひとまずハードボイルドという単語を出してその場の空気を誤魔化しながら脇に置かれていたフォークを手に取るとコップの中を良くかき混ぜる。ふわふわと浮かんでいた白色はコーヒーの中に溶けてしまったがこれで再びマシュマロが口につくことはないだろう。よく混ぜたコーヒーを飲めば先程よりも甘さが均等に広がってこのスッキリした味わいを邪魔しないものになっている。またリラックスするよう一息ついた後に「これ飲んだら朝飯作って、あとは片付けだからやり残しのねぇようにしねぇと」とこれからの予定を口にし)


5817: 検索 [×]
2024-06-30 17:02:39

そうかい? 似合っていたと思うけど。 …ああ、一泊二日と聞いた時は長いと思っていたけど案外あっという間だ。
(白いヒゲについて指摘すると言葉をつまらせ恥ずかしそうにする。やはり気付いてなかったようだ。いつものようにハードボイルドという単語が出てくるが本当にハードボイルドならそもそもフワフワとしたマシュマロの乗ったコーヒーを嬉しそうに受けとったりはしないだろう。マシュマロのように甘い相手の反応に口元に笑みを浮かべるとからかい混じりにヒゲの着いた姿を褒めておいた。甘さの加わったコーヒーを口にしながら空を見上げる。この時間に外でまったりする事など殆ど無くて街より涼やかな気候で降り注ぐ太陽の光の温かさを実感する。キャンプの計画を聞いた時はゆったりとした時間を満喫出来ると思ったが楽しい時間はあっという間でここに居られるのも残り僅かだ。何処か寂しげに感想を告げると「君は何かやりの越したことはないかい?」と目を向け問いかけ)

5818: 探偵 [×]
2024-06-30 18:08:28


初めての事ばっかだったし、ほんとあっという間だったな。……そうだな、せっかくだし展望台行かねぇか?ハンモックがあったとこの奥にあっただろ?
(朝のゆっくりとした時間をまだ柔らかい朝日と森を吹き抜ける風と相手の特別なコーヒーと共に過ごしながら今日の予定について話を振る。昨日は気ままに過ごしつつも濃い時間を過ごしたが今日はタイムリミットが決まっている分ある程度計画的に動いた方がいいだろう。またコーヒーを一口すすりつつやり残しを聞かれると少し考えた後にまだ未知にしたままのエリアがあることを思い出す。相手と共に風に揺られた休憩スポットの奥に階段を登っていく展望台があったはずだ。あの時はハンモックを利用するだけだったがせっかくならこのキャンプ場を隅々まで体験しておきたい。こちらの要望を伝えれば「お前の方はどうだ?」と同じことを聞き返して)


5819: 検索 [×]
2024-06-30 20:04:16

…ああ、確か更に上へと登る階段があったね。この辺りを一番高い所が一望するのも楽しそうだ。僕は焼きマシュマロや花火も出来たし特にやり残した事は無いかな
(充実した時間ほど早く過ぎ去ってしまうものでこれからの予定を立てていく。相手にやり残したことを聞けば少し考えた後、展望台の名が上がる。昨日訪れたハンモックの場所の更に奥に階段があったのを思い出すと好意的な反応を示す。チェックアウト後もまだ昼頃であることを考えると自然をもう一度感じながらこの山を一望するというのも悪くない。今度はこちらにやり残しを聞かれるがキャンプについて調べてやりたいと考えていた事は昨日殆ど体験出来ていて今も特に浮かばなければ問題無いと返す。コーヒーに口を付け、浮かんだマシュマロ混じりの一番甘い部分を飲み干すと「さて、最後のキャンプ飯を作ろうか」と声を掛けながら立ち上がり箱から材料を出して準備初めて)

5820: 探偵 [×]
2024-06-30 21:25:39


あぁ、いい朝飯作って締めくくりとしようぜ。最後の一回くらい俺が火起こしすっかな
(相手の方はやり残しも無いらしく、ならばこの旅の最後の締めくくりは展望台になりそうだ。計画を終えたところで早速朝食であるホットドッグの準備に取り掛かる。最後もきっちり炭火を使いたいところで昨日は効率的な相手に火起こしを任せたが最後の一度くらいは役目を交換したっていいだろう。張り切った様子で言いながら腕まくりをすると早速炭を箱から取り出す。といっても焼くのはパンとソーセージくらいでそこまで大掛かりな火は必要ないはずだ。バーベキューコンロに少なめの炭を置けば着火剤をセットして火をつける。といってもこちらは風の通り具合をある程度確保しても最適解ではない。そういう時に役立つのがこちらの体力で最初に渡されたキャンプセットの中に入っていた団扇を取り出すと一気に風を送り込むように勢いよく団扇で火元を仰いで火を広げようとし)


5821: 検索 [×]
2024-06-30 22:22:00

じゃあお願いするよ。…おお、ちゃんと広がっているみたいだね。
(今後の予定が決まると早速準備に取り掛かる。昨日は自分が火を起こしていたが今日はその役割を相手が名乗り出ると小さく笑って相手に任せることにした。といっても具材はシンプルでテーブルにレタスやケチャップなどをバイキング形式で取れるように置くと相手の様子を見に行く。少なめな炭をある程度風が通るように配置すると火がつけられる。最初は着火剤にだけ火がついていたが相手が団扇で勢いよく風を送ると酸素を得た火は激しく燃え上がり炭にも広がっていく。ある意味最適解の火の起こし方に小さく笑いつつ、他の火にも順調に広がったのを確認するとその上に網を置く。切れ目の入ったパンとソーセージを並べると「焦がさないように見守らなくては」と火の加減を見ながら見守って)


5822: 探偵 [×]
2024-06-30 23:24:01


……、よし!これで十分だろ。最後のメシが焦げ臭くならないようにしねぇとな
(相手に食材の方を任せて一心に団扇を振り続ける。十分すぎる風を受けて少量の炭には直ぐに火が着き酸素を取り込むように呼吸してから着火を確認した。正直必要以上に風を送っていたような気もするが早めに火がついたのなら問題ないだろう。その間に相手はテーブルの上に具材やらを広げていて準備万端といったところだ。早速パンとソーセージが焼かれ始めると、パンからは香ばしい匂い、ソーセージからはパチパチと油が爆ぜる音が聞こえてくる。最後のキャンプ飯ならば完璧なものを作らねば、ソーセージが爆ぜる音が大きくなったところでパンと共にひっくり返せば良いきつね色の焼き目がついていて見るからに美味そうだ。反対側も同じく香ばしく焼き上げると皿を取ってきて焼きたてのパンと隣にソーセージを並べる。あとはテーブルの具材で仕上げるだけだ、相手に片方の皿を渡しながら「どれにするか悩んじまうな」とテーブルに並んだ食材を見つめていて)


5823: 検索 [×]
2024-07-01 00:25:56

流石完璧な焼き色だ、…ありがとう。 僕はシンプルなやつにしようかな
(少々団扇の風に勢いがあって火力は出ているものの位置を調整すればさほど問題ではない火加減だ。パンとソーセージを焼き始めるが特にソーセージは普段スーパーで買うような小さく多く入っているような物では無くボリュームがある一本のお高そうな見た目をしてることもあって油の弾ける音に期待は高まっていく。相手がひっくり返すとちょうど良い焼き目が現れて匂いと共に食欲がそそられる。反対側も焼いてお皿に移され、相手から渡されるとお礼を伝えてからテーブルに向かう。相手が悩む横でこちらはもう何にするかは決まっていてパンの切れ目を開いてレタスを入れ込むとその上にメインのソーセージを挟む。更にスライスチーズを軽く割いてから乗せると余熱で良い具合に溶けていき、その上からケチャップと少しのマスタードをかけると「美味しそうだ」と満足そうに呟いて)

5824: 探偵 [×]
2024-07-01 07:47:51


まぁでもそんなアレンジってほどのことは…あ、
(焼きたてで良いきつね色に染まったパンとソーセージを持ち相手と並んで食材と睨めっこする。といっても相手はもう何にするか決まっていたようで早速ホットドッグを作り始めていた。メインのソーセージが少々お高めの立派なもので挟む具材もレタスくらいとなれば大胆なアレンジは思いつかない。こちらも相手と同じようにレタスを入れ込みソーセージを挟む、ケチャップをかけたあとはマスタードと相手と同じものにしようとしたところでもうひとつ調味料があることを思い出した。整理した時にテーブル端に置いていたキャンプ専用だというスパイスを持ってくるとマスタードの代わりにホットドッグへとかける。ちょっとした一捻りだがよりキャンプ飯っぽくなっただろう。二人分のホットドッグが出来上がると再び椅子へと座って手を合わせてから一口齧り付く。ホクホクのパンにパリッと皮が焼け食べ応えのあるソーセージに甘辛いケチャップとスパイスとが混ざりあって、その味を堪能するように唸りつつ咀嚼していて)


5825: 検索 [×]
2024-07-01 11:01:48


ソーセージも肉の一種だからそのスパイスも合うだろうね。…いただきます。
(最初から目星をつけていた食材を挟み込むとホットドッグが完成してその出来栄えに満足していると相手も悩みながら作り始めている。ケチャップをかける所までは殆ど同じだが何かを思い出したように何かを取りに行って、戻ってきた手に握られていたのは昨日バーベキューの際に使っていたスパイスだ。昨日使った時もがつんとした辛さは肉に合っていたから美味しいに違いない。それぞれのホットドッグが出来た所で椅子に戻って手を合わせると早速一口噛り付いた。良い具合に焦げ目がついたパンと肉汁溢れるソーセージは食べ応え抜群でレタスのみずみずしさとチーズのまろやかさも合わさって空腹だった体に染み渡る味だ。焦げ目のおかげで香ばしさも一緒に感じられると美味しさに唸る相手に目を向けて「贅沢な朝ごはんだね」とご機嫌に話しかけながら大きく口を開けて更に一口頬張って)


5826: 探偵 [×]
2024-07-01 12:27:42


だろ?思い出して正解だ。……あぁ、ソーセージは食べ応えあるしパンも良い感じに焼けて美味いし、文句なしのキャンプ飯締めくくりだな
(二人並んでホットドッグに齧り付けば双方からソーセージが割れるパキッという音と焼けたパンが崩れる小気味よい音が聞こえてきて静かな山奥ではよくその音が響く。パンもソーセージもそこそこ大きさがあってひとつだけでも十分ボリューミーだ、スパイスをかけたのもあって朝にしては少々刺激的であるもののここでしか味わえないものに舌鼓を打つ。相手の方をみれば同じくご満悦な様子だ、相手の方はマスタードにさらにチーズが加わっていて伸びるそれは見るからに美味しそうだ。相手が大口を開けて齧る様子を隣で思わず見入ってしまう、食に関心がなかったのが嘘のようにご機嫌に食べる姿はなんとも可愛らしい。ふと昨日の夜の会話を思い出すと後ろ手でこっそりス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.を操作してあるものを持ってきてもらう。こちらもホットドッグを食べて素知らぬ振りをしながら手元に待望のものがやってくると、相手がまた大口でホットドッグにかぶりついた瞬間を狙いバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を構えて写真を撮って)


5827: 検索 [×]
2024-07-01 16:03:12

三食とも野外ならではの食事でどれも美味しかったから帰ったら体重が増えていそうだ。…ん、!…、隠し撮りはズルくないかい?
(用意された三食とも家で作ろうと思えば作れなくもないメニューではあるが開けた場所で青空の下、炭火で焼き上げた料理はどれも特別な味がして胃と心を満たす。ホットドッグも炭火の風味のついた焼き目や温かな日差しを浴びながら食べるからこそずっと美味しく感じられる。そのせいかいつもより食欲が増している自覚はあってまったりすと動かなかった時間が長かったことも合わせて体重について冗談交じりに心配を零す。二人並んでキャンプ飯の締めくくりであるホットドッグを大切に味わう。その味を堪能していれば相手がこっそり何かをしているのにも気づかず中心部の一番美味しい所を大口を開けてかぶりついた。その直後シャッターが落ちるような音がして視線を向けると相手がバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.トを構えていて思わず目を開く。また写真の存在を忘れる所だった。すぐに何か言おうとするも口の中はホットドッグでいっぱいで何回も咀嚼して飲み込んでから文句を言うがその口元は緩い。せっかくならば相手の姿も写真に収めたくて「僕も撮りたい」と強請るとバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を手に取る。だが同じ条件の隠し撮りが出来ないことに少し悩み、ぱっと表情を明るくすると相手に向けバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を構えたまま自分のホットドッグをその口元に差し出して)

5828: 探偵 [×]
2024-07-01 18:41:17


昨日もっと写真撮ろうって話してただろ?……な、…おい待てズルいだろそれ!
(相手がホットドッグで最も美味い部分を満を持して上機嫌に大口でかぶりつく瞬間にシャッターを切る。狙い通りの決定的な瞬間が撮れたようで画面に収まった相手の顔はなんとも幸せそうだ。相手は流石にシャッターの音で何があったか気がついたようで、ベストショットが撮れたにも関わらず何か言いたげにこちらをみる。しかし大口で食べた分なかなか喋り出すことができずに必死で咀嚼する姿を小さく笑いながら見守る。予想通り口から出てきたのは文句だったがその口元は緩んでいて悪い気はしていないようだ。こちらも昨夜の会話を持ち出しつつバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を相手へと渡した。といってもこちらは不意打ちを撮られる心配もなく無難なポーズにしようかと思った矢先に相手は顔を明るくさせて目を瞬かせる。直後相手のホットドッグが差し出されるとその意図を察して一瞬言葉を詰まらせ直後叫ぶようにツッこんだ。これでは相手のものを食べさせてもらっている決定的な瞬間を自ら進んで残すという事で、慣れた行為とはいえ写真で永遠に残るとなれば話は別だ。しばらく抗議するように見つめてみるもこの顔をした相手が引っ込まないのはよくよく知っていて、軽く息を吐いて目線を逸らす。結局は相手の望みを叶えたくなってしまうのが惚れた弱みといったところだろう。観念したようにホットドッグへ目線を戻すとおずおずと口を近づけ、チラリと相手を見てからホットドッグへと齧りついて)


5829: 検索 [×]
2024-07-01 19:59:51

キャンプでの食事風景、というジャンルでは大きく離れてはないだろう? ほら、翔太郎。
(完全に気の抜いた状態で思うがままホットドッグにかぶりつく姿を撮られたのは少々恥ずかしいものがある。この場所で相手と共に食べたからこそありのままの姿を見せられているのだろう。今度はこちらの番だとバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を受け取って、頭に浮かんだアイデアを叶えようとホットドッグを差し出すと分かりやすく言葉を詰まらせたのち、叫ぶようにツッコまれる。恐らく何を撮りたいのか伝わったのだろう。楽しげにクスクスと笑いながら撮る目的は変わらないと主張する。抗議するようにこちらを見てくる相手と目を逸らさず見つめ合いながらこっそり指を動かして録画を始める。そのまま見ていると観念したように視線が逸らされて、手元のホットドッグの方に向かう。さらに促すように弾んだ声で名前を呼ぶとおずおずと口が近付いてちらりこちらを向いて齧りつく。その瞬間を捉えるように撮影も同時にするとすっかり見慣れた、だけど愛おしい姿を収める事が出来て口元ににっこりと笑みが浮かべると「良い物が撮れた」と嬉しそうに呟いて)


5830: 探偵 [×]
2024-07-01 20:31:51


絶対こっちの方が恥ずかしいだろ……美味いけど
(キャンプでの食事という大きなくくりは同じにしても不意打ちを狙ったのとカメラがあるのが分かって齧り付くのとでは意味が大きく違う。抵抗を試みるも相手の期待がのった目がこちらに向いてしまえば断ることなどできない。余計な思考を働かせているせいで録画ボタンが押されていることなど露知らずホットドッグの方へと近づいて、ご機嫌にこちらの名前を呼ばれるともう抗いようがなかった。相手のホットドッグへと齧りつき咀嚼する、王道ながらもチーズのコクとマヨネーズの辛さがソーセージとしっかり合っていて美味いのだが変に心は落ち着かなくて味に集中することはできない。撮り終えたはずなのに未だこちらに向くレンズを不思議そうにちらりと見やってから「…誰にも見せんなよ、それ」と釘を刺すように相手を見ながら言い)


5831: 検索 [×]
2024-07-01 21:17:31

見せる訳ないだろう、僕だけの宝物だ。
(声をあげて抵抗をするもののこちらがお願いすれば最終的にはやってくれるのが相手の良い所であり甘い所で恋人とのキャンプデートにピッタリな所を記録に残すことが出来れば口元は緩みっぱなしだ。こっそり食べている所も撮り続けていると画面越しに相手と目が合ってデータについて釘が刺される。言われずとも他の誰かにこの特別な相手を見せるつもりなど微塵もない。録画を切ってバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.トを膝元に下ろすとハッキリとした口調でそのつもりは無いと伝え、独占欲混じりに宝物だと告げた。ガジェットを使うのは主に自分達だけで勝手に写真や録画を見られる可能性は殆ど無いだろうが帰ったらデータの整理などをした方が良さそうだ。撮りたいものを撮る事が出来るとバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.トをライブモードにして空に放ち、適宜自分たちの様子を撮って貰うことにする。「やっぱり君は僕に甘いね」と調子の良いことを言いながら自分のホットドッグを口にして)


5832: 探偵 [×]
2024-07-01 21:52:21


ならいいけどよ……っ、……
(齧った瞬間のみならず咀嚼して更には他人にデータを見せないよう告げる恋人に甘い姿まで撮られていることに気付かぬままホットドッグを食べ進める。当然の如く自分だけのものだとハッキリ宣言する相手の姿には安堵よりも嬉しさが勝っていることは口にせずにまたぶっきらぼうな返事をしていた。バ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.の中身はそうそう人に見られることは無いだろうが天敵は所長様だろう。気まぐれかわがままでバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を使いたいと言い出す前にこの旅の写真は二人だけにしか見れない形にしておいた方が良さそうだ。バ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.が空に羽ばたき始めて自動で写真を撮るよう相手が指示を出す、これならばより鮮明に思い出を残すことができそうで撮影は任せることにする。さらにホットドッグを食べ進めていると相手からハードボイルド探偵としては許されない言葉が飛んできて思わず言葉と動きを止める。だが先程撮った写真のことを思えばひとつも言い訳ができず不満げに向こうをみるがもう相手はホットドッグに夢中なようだ。このまましてやられて終わるのも少々納得がいかなくて不意に相手の耳を隠す髪を軽くかきあげる、そのまま耳元に口を持っていけば「お前にだけな、」と囁いた。ついでに甘やかした証である耳裏にある所有痕に軽く口付けを落とすと逃げるように身を引いて明後日の方向を向き)


5833: 検索 [×]
2024-07-02 00:31:16

帰ったら今までの分を含めて何処かに保存しておこうか。……え、ッ!? ーーっ!
(他の人に見せるつもりは無いと返すと今度は照れ隠しを含んだ返事がされてまた口元がニヤつく。容量としてはまだまだ余裕あるが今まで撮ったぶんも含めて何処かに纏めてデータを移すというのも考えても良いかもしれない。お腹もわがままも満たされて上機嫌になると声を弾ませながら帰ってからの作業について考えていた。こういうことが許されるのも相手が優しく自分に甘いからで思ったままを口にすると左隣の相手の動きが止まった。ちらり覗き見た相手は何か言いたげだったが思い当たる節は沢山あるのか何も言えず不満気な様子と目が合うとこちらは勝ち誇ったような笑みを見せた。そうして足をゆらゆらと揺らしそうになりそうなぐらいご機嫌にホットドッグの最後の一口を食べる。完全に油断していて髪に触れられるまで相手の接近に気付かず、そのまま軽くかきあげられると困惑の声をこぼす。その顔はさらに近く、耳元まで近付いて特別感の籠った言葉を囁かされると肩が跳ねて体を固くする。それだけでなく耳裏の所有痕にキスが落とされると言葉にならない声をあげて目を見開く。すぐに相手の体は退いて明後日の方向を向くが今の衝撃を直ぐに処理しきれずにわなわなと震えた後「い、今のこそズルい奴だろう!」と文句を投げかける。その間にもバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.は当たりを飛んで撮影中のランプの点灯が見えると「これは撮らなくて良いってば」と慌てた様子を見せ)

5834: 探偵 [×]
2024-07-02 07:46:00


…ククッ……良い写真が撮れてそうだな、アキコに見られる前にどっかに移しとかねぇと
(今にも歌い出しそうに上機嫌な相手にただただ事実と体に残る痕とを思い出させてやれば相手は言葉さえも出せずに震え出してしまって、明後日の方向を見つつ横目で様子を伺えば思わず笑い声を出してしまう。先程まで饒舌に喋っていたのに簡単に思考やら感情やらが制御出来なくなってしまっている姿になんとも言えぬ優越感を覚えていた。これこそ自分だけが相手にできること、相手にしかしないことだろう。相手は漸くこちらへ文句を投げてきて顔を戻すが何処吹く風で楽しげに相手を見つめる、直後この様子を終始撮影していたであろうバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を相手が慌てて静止しようとしていてその様子も高みの見物をしながら微笑ましく見守っていた。これでしてやられた分はしっかり返すことが出来て爽快な気分だ、最初しかけたのはこちらだということは棚にあげてホットドッグの最後のひときれを食べ終わると呑気に伸びをし「さて片付けるか」と満足気に空を見上げて)


5835: 検索 [×]
2024-07-02 10:08:23

っ…訂正だ。君は僕に甘いけどとんだ悪戯好きのようだ。…ああ、少し名残惜しいけど片付けるまでがキャンプだからね
(相手の仕返しは見事に決まり大きく動揺しながら文句を言えば余裕そうな面で、もしくは楽しそうな目が向けられる。自由に撮影を任せたバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.トは恐らく今の瞬間も捉えたはずで捕まえてデータをどうにかしようとするが空を羽ばたいていればそれも難しかった。さっき自分が楽しく揶揄っていたように相手もこの様子を見てご機嫌なのを見ればむっとした表情で相手を見つめ先ほどの発言を訂正しておいた。変に抗議して先ほどの写真の削除を求められるのは避けたいところで仕方なくお互い様として消すのは諦めて椅子に座り直した。相手もホットドッグを食べ終えて伸びをしながら片づけが提案される。この穏やかな時間が終わってしまうのは惜しいが借りた物はちゃんと返さないとならないだろう。このまま座っているとだらけてしまいそうで気合を入れるように立ち上がり「僕はこの炭の処理とコンロの片づけとかするから君はテントの片づけを始めて貰っていいかい?」と役割分担を決めて)


5836: 探偵 [×]
2024-07-02 12:28:44


悪戯好きのお前に言われるのは光栄だな。…よし、任せとけ
(相手はなかなかバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を捕まえられずにその様子を小さく笑いながら見守る、いつもの様に呼び寄せればいいものを相当焦っているようだ。良い写真も撮れたところで片付けを提案すれば相手は気合いを入れるように立ち上がって作業を分担する。こちらもこれまでのテンポに飲まれてダラダラとしてしまわないように両膝に手を置いて立ち上がると胸を叩いてテントの片付けを任された。立てる時は二人で力を合わせたものだがそれを崩すとなると一人だけでも十分な仕事量でマットを片付けフライシートを片付けと立てた時とは逆の手順をたどり、着いた汚れを軽くはらいながら畳んでいく。相手も担当の片付けをしているがその間もバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.が気ままに飛び回って写真を撮っていて思わず口角があがる、片付けの場面ではあるが十分この旅を思い出す写真が撮れているだろう。二人だけならばああいう使い方も覚えておいて損は無さそうだ。テントを元のバッグに全てしまい終えるとテーブル周りにあったものを捨てるものと洗って返すものへと選別しテーブルさえ片付けてしまえば「あとは洗うもん洗って管理小屋に返却したら終わりだな」と周囲を確認しつつ言い)


5837: 検索 [×]
2024-07-02 15:10:58

…よし、こんな感じかな。じゃあこれらを洗いに行こうか。
(作業の分担を行ってそれぞれの片づけを始める。火のついた炭を昨日の花火と同じく水の張ったバケツに一つ一つ入れていき鎮火を試みる。同時に捨てるものを集めるゴミ袋を設置して使い捨ての食器などを入れ、着火剤など細々したものは別の箱に入れてまとめておく。そうしている間にも秘密基地であったテントが相手の手で片付けられていって撤収が進んでいく。その間もバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.が飛び回って写真を撮っていてこれもちょっと変わった思い出になるだろう。炭の消火が終わりコンロに残った灰を集めてから濡れ布巾で拭いて脚部分を折りたたんで収納する。その他椅子なども片付けると広場は来た時とほぼ同じに戻った。あとは網や調理器具などを洗うのみで相手の言葉に頷くと持ってきた荷物も持って炊事所に向かう。炊事場には同じく片付けをする家族連れや刃.野.刑.事に近い年代の男性なども居て他に利用客が居たことに多少驚いてしまう。ゴミ袋と灰をそれぞれ指定された場所に捨ててから一角の流しを借りて調理器具を洗いながら「刃.野.刑.事が言っていた通りキャンプは人気なんだね」と素直な感想零して)

5838: 探偵 [×]
2024-07-02 18:32:15


ここはテントサイトが確保されて人の目気にしなくていいけど、人気のとこはテントを立てる場所も取り合いなくらい混んでるってジンさんが言ってたな
(テントの片付けが終わり二人の秘密基地はあっという間になくなって相手の方も順調に片付けを進めていたのかコンロ等火まわりの物もすっかりなくなってしまい、テントサイトは更地へと戻ってしまって少々寂しさを覚える。あとは炊事場だとこちらも返却物や洗い物を持って移動を始めた。炊事場にはこれまで会わなかった他の利用客がいてこれほどの人数がキャンプ場にいた事に少々驚いてしまう。広いキャンプ場で宿泊人数を絞っているからこそこれまで他人と会うことはなかったが、チェックアウトに向けての行動は皆同じせいで初めて鉢合わせることになったのだろう。相手の隣で網を金たわしで擦って焦げを落としつつ相手の呟きに同意するように頷く。ここは人に会わなくて快適だったが閑古鳥が鳴いているわけではないらしい。ジンさんから聞いた話をしつつ改めてここを教えてくれたジンさんに礼を言わなければと内心思っていた。網を洗い終え軽く振って水気を切ると「ゆっくりするならここくらいのスペースが欲しいな」と零しつつ所定の位置へ網を戻して)


5839: 検索 [×]
2024-07-02 18:59:15

へぇ、知り合い同士なら多少人数が多くても楽しそうではあるけど自然を楽しむという意味合いからは少し離れてしまいそうだ。…僕もこっちの方が好みかな、君と過ごすのに人目を気にしなくて良いし。
(昨日は誰とも合わず広いキャンプ場を独り占めするような気分だったがちゃんとほかの利用客も別の場所でキャンプをしていたようだ。調理器具や火バサミを洗いながら相手から他のキャンプ場のことを聞いて相槌を打つ。例えば情報屋の皆とキャンプという状況ならば人数は多くとも皆でワイワイして賑やかに過ごせそうだが赤の他人ならば気を遣う必要が出てくるだろう。テントが所狭しと立てられている光景を想像するとその窮屈さに苦笑いする。そういう意味ではここは一組ごとのスペースが確保されていて快適だったように思う。泡を洗い流しながら相手の言葉に賛成する。ある程度他から隔離されていなければハードボイルドにこだわる恋人の無邪気な表情や近い距離感での接触は見られなかったはずだから。さらりとそんな事を言いながらカゴのようなところに纏めて割り当てられた番号の箇所に返却物を置くと「あとはメインのテントとか返しに行ってから展望台に行こう」と声掛けて)

5840: 探偵 [×]
2024-07-02 19:54:38


同感だ。せっかく二人で過ごすなら、こ……二人っきりの方が良い
(知り合いを集めて大掛かりなキャンプをするのもそれはそれで楽しいことは山ほどあるのだろうが、久しぶりの遠出で風の街からも離れているとなると相手のことだけを考える空間の方がいい。そういう意味で周りに自然と自分達のテントしかないここは最高の場所だったと言えるだろう。昨夜は煽るために口にしたがそれこそ近くに他のテントが立っている場所では誰に何を聞かれるか分からない状況になってしまう、周囲の目を気にしなくても良いという意味でもすっかりここがお気に入りの場所だ。水場を軽く整理しながらこれまでの空気感のまま何気なく相手の言葉に同意しつつ会話を進め、つい『恋人』というワードを言いそうになってしまい慌てて口を噤む。無難な言葉をなんとか口にするもやはり左,翔,太,郎でいるためには周囲に相手以外はいない方が良さそうだ。洗い物も終わって相手の言葉に頷き答えるとテントサイトへ戻る、残ったのはいくつかの備品とテント一式だけですっかり綺麗になったテントサイトを振り返ってから管理小屋へと向かった。諸々の返却と手続きが終わり晴れてチェックアウトとなる、このまま帰る人もいるのだろうが最後の締めくくりの場所へ行くために相手の方を見ると「やっぱり二人っきりの方がいいな」と改めて口にしながら手を取り繋いで、展望台の方へと歩き始めて)


5841: 検索 [×]
2024-07-02 21:08:22


ああ、こうやって歩けるのも二人きりの特権だ。…意外と高い所にあるんだね。
(洗い終わった物を整理していると相手の言葉が不自然に止まって目を向ける。慌てた様子からどんなキーワードを言おうとしたのか容易に想像が出来てにやりと口角があがる。そもそもその後訂正した二人っきりという言葉だって聞く人が聞けば引っ掛かるワードだろうにそれに気づかない相手が愛おしくて突っ込まないことにしといた。そうして片付けを終えテントサイトに荷物を取りに行ってから管理小屋に向かう。名残惜しい気持ちはあるがまたやりたくなればお休みを貰って来ることが出来る距離感だ。管理小屋で返却とチェックアウトを済ませると相手から声が掛かって手が取られる。こちらからも手を握り返しながらルールの適応外だからこそ出来ることに笑みを見せながら昨日通った道を歩く。自然の道を進み昨日利用した休憩所の横を通ると展望台へと続く階段が現れる。だかそれは想定よりも高く長く続いていて花見の時と同じく多少逃げ腰の反応を示すが相手のリクエストなら行かない選択肢はない。覚悟を決めて「行こうか」と声をかけ一段一段登っていく。木のおかげで日陰になっているのが幸いで時折吹く風を感じながら繋がった手を強く握りながら八割程まで進んで「あと、少し…!」と呟きながら足を進めて)

5842: 探偵 [×]
2024-07-03 07:53:10


登りがいのある階段だな。あぁ、いくぜ
(やるべき事を終えてあとはこの旅の締めくくりだ、同じ時間に同じ目的を持っていたからこそ炊事場では他の人と鉢合わせたがそうでなければ人に会うことは滅多になくてまた二人きりの空間となる。となれば二人だけの時間に許された事が出来るわけで、手を繋ぎながら木々の間を進んだ。森の中を吹く涼やかな風を感じながらハンモックの横を通り抜けて展望台の下へとやってくると階段を見上げる、思った以上に高さのある場所らしくここからゴールは見えない。一瞬たじろいだ相手をこっそりと盗み見て小さく笑っていたが、ここまできて、そして最後のやり残しとして挙げていた展望台を回避する選択肢はないらしく、気合いの乗った声にこちらも力強く答えて階段を登っていった。階段は整備されているものの段数が多ければそれなりに体力がいるもので相手もそこそこバテ始めている。強く握られた手をこちらからも握り返して軽く引くようにしながら階段を踏みしめていく。やがて階段の先に空が広がり「フィリップもうすぐだ」と声を掛けて最後の段を登り切った。階段の先は小さな広場になっていて周囲は森に囲まれ日陰もあり涼しい、しかしその木々の間の景色からはこのキャンプ場を見下ろすことができ、周辺に広がる山々が一望できて遠くにはゆったりと回る風.都.タ.ワ.ーを見ることができて)


5843: 検索 [×]
2024-07-03 09:43:19

ああ、…おお、思った以上の絶景だね。 翔太郎、風.都.タ.ワ.ーが見えるよ!
(あと数段という階段を登りながら相手に声を掛けられ、返事をしながら最後の段に足を掛ける。そこから登りきると展望台として小さな広場になっていて下にあったキャンプ場やこの辺りの山々を一望できるつくりになっている。涼やかな風を浴びながら目の前に広がる光景に圧倒されていたがその奥の方に見慣れた建造物が見えてバテ気味なのも忘れ、相手の手を引いて手すりの場所まで駆けだす。一番端っこの手すりの前までやってくるとその建造物が風.都.タ.ワ.ーである確信が持つことが出来て指を指しながらテンション高く相手に伝える。この二日間街から離れているからこその良さを十分楽しんだがやはり自分が過ごしたいのはあの風の吹く街だ。この場所からも見える街のシンボルに無意識に口角が上がりつつ夏を感じる青々とした自然に「ここまで登った甲斐のある景色だ」と声を弾ませて)


5844: 探偵 [×]
2024-07-03 12:33:08


結構遠くまで見渡せんな。…、……あぁ、俺達の街の象徴だ。…ここにもいい風が吹いてやがる
(階段を上がりきって木々の間から見える風景に既に圧倒されていたが、相手から突然手を引かれると若干躓きながらも無邪気なその顔に無意識に口角があがる。そのまま端にあった手すりまでやってくると相手は遠景に見えていた風,都,のシンボルを指さしている、少々遠出をしているこの地で風.都.タ,ワ.,ーを見つけて無邪気にはしゃぐ姿に相手があそこを自分の街だと思ってくれているのを強く感じてますます笑みは深まった。繋いでいた手を一旦解いてその腰へと回す、木々のざわめきと共にいつもとは違う匂いを纏った風が二人の間を駆け抜けるとゆっくりそれを吸い込むように深呼吸をした。この角度から風.都,タ.ワ.ーを見られるのもここだけだ、同時にキャンプ場も眼下に広がっているならやることはひとつでバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を取り出す。「写真撮ろうぜ」といつもは相手が持って撮ることが多い所を自分がレンズを向けて持つも画角が上手く決まらずにしばらくバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を上下左右にふらふらと動かしていて)


5845: 検索 [×]
2024-07-03 13:53:30

…ん、この景色も風も今は僕たちが独り占めだ。 いいね、…この位置とかどうだい?
(ここまで離れていてもその姿から街のシンボルを判別できることが妙に嬉しい。旅行に出かけたりしても風に吹かれてゆっくりと回る姿を見るだけでほっとするような存在で、相手と同じように自分達の住む街に愛着を持っていることが実感できて口元が緩む。手が解かれて腰に回されると更に距離が近づいて相手とくっつく。高い所で木のざわめきと共に感じる風は街のものとは少し変わっているが心地良いものだ。ゆっくりとした時間に浸っていると相手から写真を撮ることを提案されて二つ返事のその誘いに乗る。手すりを背中にして並ぶような形で撮影されるのを待つ。だが相手はこだわりがあるのか中々画角が決められない様子であれば更に相手に顔を寄せて距離を詰めるとバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を持つ相手の反対側の端に手を添えて二人と景色が揃うような場所に位置を誘導する。森とキャンプ場、遠くに小さく見える風.都.タ,ワ.ーと自分達が綺麗に映る場所を見つけると提案しながらそっと手を離して相手に撮影を任してはレンズに向かってありのままの笑みを見せて)


5846: 探偵 [×]
2024-07-03 18:36:33


っ、……あぁ、このまま撮るぞ
(二人きりの展望台でこの空間と眺望さえ二人だけのものにしたのならばその記録も残したくなるものでバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を構える。だが不慣れなのと全てを上手く収めたい欲とでなかなか画角を決められなくて眉間に皺を寄せながら格闘していた。画面に夢中になっていたせいで相手が不意に近づくのに気が付かなくて一瞬身を固めて目だけで相手を見やる。そのまま相手はカメラに手を添えて角度を調整する、すると眼下に広がるキャンプ場と雄大な森と遠景の風.都.タ.ワ.ーと自分が撮りたかったもの全てが綺麗に収まった。その中で相手が自然な笑みを浮かべていると画面に移るその光景に暫し目を奪われてしまう。心からこのままを切り取りたいと思う風景がカメラの中にあって、ふと我に返ると尚更早くシャッターを切らなければと声をかける。こちらも自然な笑みを浮かべてボタンを押す、シャッターが切られて自分が求めていた場面を残すことができれば満足気に画面を見ながら「良い写真だ」と笑みを浮かべていて)


5847: 検索 [×]
2024-07-03 19:46:20

任せた。…、この2日間の締めくくりにピッタリな写真だね。
(ここから見えるすべてのものを写真に収めようと手を添えて角度と向きを調整する。ここから見える景色と2人の姿が綺麗に映るところを見付けるとシャッターは相手にまかせてレンズを見つめる。何処か気を取られている様子だったが相手もカメラの方を見て二人で並んだ状態でシャッターが切られた。相手が確認する画面をこちらも覗き込むと自然な笑みを浮かべる二人の後ろに二日間楽しんだキャンプ場と自然、そしてその奥に自分達の守る街の姿が綺麗に映っていて同じく口角をあげて写真の出来栄えを喜ぶ。これも大切な思い出の写真になるに違いない。画面から相手に視線を移すと「また自然に囲まれて2人きりになりたくなったらココに来よう」と気が早く次を期待するような言葉を投げかけて)

5848: 探偵 [×]
2024-07-03 20:13:06


あぁ、また風.都.と違う風を浴びたくなったら来ようぜ
(最高の一枚を写真に収めまさに締めくくりに相応しい思い出が出来上がった。相手がこちらを向く気配がしてこちらからも視線を交える、相手から早くも次の機会の話が出れば小さく笑って頷きながら約束を交わした。これでこのキャンプ場でやりたいことは全て終えて思い残しはなくなる、時間的にもそろそろ帰らねばならないだろう。風の街に帰る前にこの二人きりの空間を最後まで堪能するべく見つめあった状態から体を前へと動かす、腕を回して相手を抱き寄せると唇を重ねた。爽やかな風と木漏れ日を浴びながらその柔らかさを堪能するとゆっくりと唇を離して「帰るか」と声をかけて)


5849: 検索 [×]
2024-07-03 20:47:06

…ん。 ああ、…キャンプは終わってしまったけどまだお休みだし、のんびり帰ろう
(まだ終わったばかりだというのにまたこの場所に訪れたい気持ちは高まって、相手に次の機会を持ちかけると良い返事がされる。また一つ訪れたいと思う思い出の地が出来た所で目を合わせていれば相手が一歩前に踏み出して腰にあった手が背中に回される。何をするのか直ぐに分かって自らも緩く腕を回してから唇を重ねる。木漏れ日の中で風を浴びながらするキスは胸を幸せでいっぱいにして思わず腕に力が籠る。やがてゆっくりと唇が重ねていくがもう少しだけこうしていたくてこつんと額同士を合わせた。そろそろ頃合ではあるがまだ一日としては寝るまで時間がある。まだ続くお休みの日を大切にする為にゆっくり帰ることを提案して、そっと腕を解き代わりに手を繋ぐ。もう一度ここからの景色を視界に収めると来た道を戻るように階段を下っていき)

(/いつもお世話になっております!そろそろキャンプも区切りかなと思ってお声掛けさせて頂きました。2日目もキャンプらしくも甘く二人の時間が過ごせてとても楽しかったです。終始距離感が近くてからかいあったり美味しい物を食べて楽しそうにしたりするのも長期の話の良い所だと思っているので2人で大満喫の時間が過ごせて本当に良かったです。今回もありがとうございました!
キャンプがそこそこ長かったので少しサクッとした話でもテイストの違うシリアス系の話でも良いかなと考えているのですが探偵様はいかがでしょうか。)

5850: 探偵 [×]
2024-07-03 21:22:03


そうだな、家に帰って寝るまでは休みの日を日を堪能しようぜ
(こちらが動けば相手は何をしようとしたいるのか察したのか腕が体へと回される、ドライバーがなくとも心が通じあっている事実に唇を重ねながら口角が上がった。唇が離れてもお互いの額を合わせてもう少しだけこの時間に浸る、風の街には戻るが探偵に戻るのはもう少し先だ。明日の朝まではまだ相手と恋人の時間を過ごすことが出来るだろう。再び手を繋いで登ってきた階段を降りていく、あっという間に森の中へと戻ってくると木々を抜けて管理小屋までたどり着いた。昨日ぶりの愛車に跨り相手を後ろへと乗せると、エンジンをスタートさせて愛すべき風.都.へとバイクを走らせて)


(/こちらこそお世話になっております!久々の二人のお泊まりな話でしたが終始手探りで本当にキャンプするような感覚になりつつここでしか出来ないことを二人きりで存分に楽しむことができ、二人の時間に浸ったりたっぷり甘い時間を堪能したりと二人きりだからこそできる充実した時間を過ごすことができました。こちらこそありがとうございました!
次の展開ですがゆったりした二人の時間をたっぷり過ごせましたのでシリアス寄りな事件のお話ができればと思っています。今のところ探偵の立ち位置や記憶が少しずつ奪われていくお話や前に検索くんを教祖にしようとした宗教団体に何故かおわれている少女を助ける話なんかが浮かんでいるのですが検索様はいかがでしょう?)


5851: 検索 [×]
2024-07-03 21:56:32


(/一旦こちらだけで失礼します。アイデアの提案ありがとうございます。こちらも検索がデータの異常で幽霊のように半透明になってしまう話なんかが浮かびましたが宗教団体に追われる少女の話はいかがでしょうか。居なくなった検索の代わりをさせられそうになっていたりと色々シリアスに出来る要素は多いのでもし考えている要素などがありましたら教えてください。また探偵君の立ち位置や記憶が奪われそうになる話も徐々に相棒の枠に違う人が入り込んだり自分の居ないIFの世界なんかが出来そうですので是非後ほどやりましょう!

5852: 探偵 [×]
2024-07-03 22:54:19


___今日で三人目だ…しかもどんどん酷くなってやがる
(自然の中で二人きりの空間を存分に楽しんだ旅から一週間程、風.都.には山と違って少々不穏な風が吹き始めていた。始まりは怪力男が現れた、というウ.ォ.ッ.チ.ャ.マ,ン,の噂話からだった。建物の壁を破壊しただとかバイクを持ち上げただとかやや胡散臭い話だったがその話の締めくくりが『最後には突然死んじゃったらしいよ』だったのがどこか気になっていた。その後今度は自販機を持ち上げたあとに斬り裂いたという男が大暴れした後に事切れたらしく、似たような事件が立て続けに起きたことでジンさんから協力を仰がれたのが昨日。そして本日パトロールを強化していた最中に遭遇した女は車を軽々と持ち上げている最中でただただ驚愕するしかなかった。ド.ー,パ.ン.トになってはいないが体の血管が所々浮き出ていて尋常ではないのは確かで、しばらく暴れたあとにまるで電源が切れたように女性は事切れてしまい、それを周囲の人を逃がしながらただただ見ていることしか出来なかった。異様な事態に事務所に帰ってくると真っ先に相手へと情報を共有する。メモリが関わってはいそうだが今までとは全く違うパターンに頭を捻りながらスツールへと腰掛けていて

(/では今回は教団に追われている少々を助けるお話としましょう!検索くん代わりにされてしまうというのはすごく良いアイディアですね…!是非そんな感じでいきましょう。イメージとしましては教団が教祖代わりになる人間を手当り次第に実験して探しており、適合者がある少女で…といった感じです。
探偵の立ち位置が奪われる話やあげてくださった検索くんが幽霊みたいになってしまう話もぜひ後ほどやりましょう!
それではそれらしく導入回しましたのでいい感じにのっちゃってください!久々にかっこいい二人が見れそうな予感ですので今回もよろしくお願いします!/こちら蹴りでも大丈夫です!)


5853: 検索 [×]
2024-07-03 23:50:47

君の目で確認してもド.ー,パ.ン.トでは無かったのだろう? メモリか近しい物で強い暗示か命令を掛けられているのか、…それとも人体実験か何かをされていたのか。どちらにしろ恐らく同じ原因が関わっていて嫌な予感がするのは確かだ。
(自然の中を二人で楽しんでから一週間ほど、人の行き交うこの街では妙な異変が起こっていた。噂話から始まった怪力男の件は警察の耳にも入り同様の事件が起こったことで刃.野
.刑.事から捜査協力が持ちかけられた。提供された資料からどれも皆数日前から二週間程前から突然行方をくらました人物の犯行であり、筋肉の強い損傷や骨折などかなり身体に負荷のかかった状態であることが分かった。それが本来の体のリミッターを超えた使い方をした結果であろうことも。そしてついさっき相棒もその姿を目撃したようで聞いた話は今までの件と似通っている。この街ではド.ー,パ.ン.トを真っ先に疑うものだが相手の目ではその傾向もメモリも見られなかったらしい。関連する情報を本を開いて目を通しながら推理していくかどれも確証はない。立て続けに起きた三件と徐々に悪化していく被害に眉を寄せながら関連性を見出すと「その女性に何か特徴は無かったかい?うわ言を言っていたとか変な傷跡があったとか」と接触した女性についてさらに尋ねて)

5854: 探偵 [×]
2024-07-04 07:48:27


あぁ、俺の探偵の勘もこの件はメモリが無関係じゃねぇって言ってる。…特徴か。パッと見た時には血管が浮き出てたってのと、あとは皮膚が黒く変色してるとこがいくつかあったってとこだな……
(今までこの街で異常事態といえばメモリ関連でその力を使う時には必ずド.ー.パ.ン.ト.と化していたが今回は全く異なるパターンで頭を捻るばかりだ。だが人を狂わせこの街を泣かせるあの所業がメモリ、ひいては組織とは無関係とは言いきれない。相手も同じことを思っていたらしく頷きながら答える、メモリによって凶暴化しているのか何かの実験の弊害か、どちらにせよ今は確信を持てる材料はない。今日目撃したばかりの暴れていた女性について記憶を辿ってみるも異常なのは確かなのだが自分ではそこから何かヒントを得られるわけではなく可能な限り特徴を伝えていく。その最中に事務所には扉を叩く音が響いた。一時会話を中断させると「どうぞ」と言いながら出入口扉へと近づく、扉が開かれ中に入ってきたのは一人の女性だった。控えめな色のワンピースにブランドもののバッグ、大きめの色つきメガネに品のあるブレスレットを付けた彼女は一言で言えば綺麗なお姉さんで思わず一瞬見蕩れてしまった。いつもより早足で来訪者に近づけば「ご依頼ですか、お嬢さん」といつもの気取った調子で話しかける。だがいざ近づいてみると彼女はかなり強く香水を付けているらしく一瞬たじろいでしまう、それを顔に出さないようにしながらクールな仕草で彼女を依頼人用のソファへと案内して)


5855: 検索 [×]
2024-07-04 11:02:08

血管と皮膚の変色…。……?
(直接メモリを刺している訳にないにしろ関連しているという考えは相手も同意見らしい。どちらにしろ放っておけば被害が拡大するのは間違いない案件だ。更なる情報を得ようと相手に異変を尋ねるが直接的なヒントは得られない。ただ何が外部から人体に明らかな変化を起こすほどの何かを施しているのは確かだ。その二つを引き起こす原因について考えを巡らせていたが事務所にノック音が響くと扉の方に顔を向ける。相手が招くとワンピースを着て上品な印象を受ける女性が中に入ってきた。一瞬相手の顔が見惚れたように緩み早足で出迎えるのを見れば思わず呆れたような視線を送るがこれもまあ見慣れた光景だ。何も言わない彼女を相手がソファーに案内するが自分の横を通る際かなりキツイ香水の香りの裏に何処かで嗅いだことのある香りがして思わず目線で彼女を追う。何かの記憶に結びついている香りであるはずなのに思い出せなくて眉を寄せるがそれを探るためにも彼女に向かい合うように座った相手の隣に立ってこちらも聞く姿勢を向ける。彼女は落ち着いているように見えるがメガネの奥の瞳は警戒するような動きをしていて『…ここの探偵さんにお願いしたらガ.イ.ア.メ.モ.リの被害から助けてくれるって本当ですか』と探るようにも縋るようにも相手に問いかけて)

5856: 探偵 [×]
2024-07-04 12:36:43


っ、…どこでそんな話を……メモリに関わらず困っている人がいたら助けるのが俺達探偵です。もちろんあなたのお困り事も
(彼女の正面へと座るも相変わらず香水の香りがキツイ、まともに嗅いでいれば頭痛でも起こしそうだ。だがその中に種類の違う香りが僅かに混じっている気がして一瞬動きを止める。しかしよく嗅ごうにも強い香水に邪魔されてしまってそれ以上探ることはできなかった。ひとまず香水の件はおいておき依頼内容を聞いてみればどこか恐る恐るといった様子で話を切り出され、そのなかにガ.イ.ア.メ.モ.リ,という単語が入っていれば驚いて思わず目を開いてしまう。不可思議な事が起こって困っているという依頼は多々あるが直接メモリの名前を出されるのはほぼ無い事だ。その存在を知っているというだけでこちらも警戒してしまう、さらにこの事務所とメモリとが深く関わっていることを知られるのもまずい。あまり明確な答えは返さずに曖昧に濁しながら続きを促すと彼女は一枚の写真を取り出した。そこに写っているのは高校生くらいの女の子で『私の妹を探して欲しいんです。そのガ,イ.ア.メ.モ.リというものに関わっているらしくて…』と写真を受け取りながら依頼内容を伝えられる。いろいろと疑問が残る部分はあるが困っているというのならこの街の探偵として助けないわけにはいかない。ジンさんからの協力依頼もあるがどちらも街を歩き回るという意味で同じならば同時に調査をすることもできるだろう。ハードボイルドな探偵らしくニヒルな笑みを浮かべれば「もちろんです、お嬢さん。この依頼引き受けますよ」と気取った調子で返事をして)


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