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相乗りで何処までも 【 〆 】/5811


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自分のトピックを作る
5743: 検索 [×]
2024-06-20 14:15:57

まさかこんな所で見かけるとはね。…微妙なラインだけど紫といえば紫だね、それとも君が新しくピーチのメモリでも持ってみるかい?
(一つのロウソクの火から順番に繋いでいく手順は想いや幸せを伝えあっているようにも感じられて胸は暖かくなっていく。相手から貰った火で黄色と青色が揃えば視線を合わせお互いに微笑む。ランダムな色の中で馴染みある自分達の色を揃ったのが嬉しくて小さく笑いながら感想を呟く。やがて相手の花火も終わってしまってまたこちらから火を分けると紫色っぽい光が出てくる。相手が二つの色で成り立つフォームを言いかけるが眉をひそめて少し考えた後こちらに審議を持ち掛けてくる。改めてその色を見れば紫ではあるが切札メモリの落ち着いた深い色ではなく赤っぽい紫で少しピンクっぽい気もする。一応問題はないといった回答はするが別の解決策として相手が新たにこの色に当てはまるようなメモリを持つことを冗談半分に提案しておいた。そんな会話をしていればこちらの花火が終わってしまって新しいものを取りに行く。同じような形で更に長く少し太いものを隣に見つけると早速手に取って相手に火を移して貰う。さっきの花火と同様赤い火花が飛び出して「ヒ.ー.ト.ジ.ョ.ー.カーだ」と口にするもこちらは明確に橙、黄、紫と色が変わっていって「凄い、綺麗な変色反応だ!」と声を弾ませて)

5744: 探偵 [×]
2024-06-20 18:20:40


桃でどうやって戦うんだよ!……流石にこんだけのメモリは使えねぇな
(自分の手持ち花火から発せられている火花は相変わらず紫と呼ぶべきか微妙なラインにあって相手の意見を聞いてみれば同じく微妙なラインであると同じ言葉が返ってくる。こうなれば言い張った者勝ちかと思ったが相手がピンク色の存在しないメモリの名前を口にだせば思わずツッコんでしまう。桃ができることと言えば果汁を出すか種を投げつけるくらいだろうか、いずれにせよ戦闘向きでないのは明らかでこの火花の色は紫だと言い張っておいたほうが都合が良さそうだ。やがて相手の花火の火花がつきて次の分を持ってくる、似た形だかどうやらこれまでのものとは違うようだ。早速火を移せば相手の花火は赤色に輝きだしてまたも二人の色が揃えば感嘆の声をあげる。しかし直後色が変わって次々と火花の色が変わっていく。どうやら一本のうちで様々な色の火花になるタイプだったらしい。次々と変わる色にメモリに掛けた冗談を飛ばしていると手元の花火は燃え尽きてしまった。バケツに花火を入れたあとに次の花火を取り出そうとセットの方へ近づく、比較的和やかに花火の時間を過ごしているがそろそろ刺激が欲しいところだ。目当てのものを見つけだすと暗がりでほくそ笑んで相手のもとへは行かずわざわざロウソクの方へと近づく。しゃがみこんで円形のそれの先端に火が着いたのを確認すれば「フィリップ!」と相手の気を引くように名前を呼んで二人の間にそれを放り投げる。途端に火のついたそれ、ネズミ花火はバチバチという音と共に高速回転するとそこら中を好き勝手走り始めて)


5745: 検索 [×]
2024-06-20 21:19:47

ああ、頭がパニックになりそうだ。 何か良いものでもあっ、た…うわっ、え、なんだいこれは
(いつもの調子のツッコミを受けつつ次に火をつけた花火は次々色が変わっていって驚くと共に興奮を見せる。相手がメモリに絡めた冗談を言えばこれだけの数を入れ替えながら戦う所を想像して話に乗っかりつつ笑みを零した。手元にある分色の変化がよく分かって相手の花火が燃え尽きて次の物を取りに行く間も黄緑や青に変わっていく花火に目を奪われていた。さっきのように直ぐに戻ってこない相手が自分の名前を呼べば何か面白いものを見つけたのかと問いかけながら顔を向ける。だが近くに足元に放り込まれたのは火のついた小さな輪っかで固まっている内に激しい火花を上げながら回転し始めるとビックリして飛び退く。それだけでなく回転しながら移動してくると焦り困惑した声をあげながら逃げ、最後に大きな音を立てて破裂するとぴくっと肩を跳ねさせ素直なリアクションを見せて)

5746: 探偵 [×]
2024-06-20 23:07:18


良いリアクションだ。これはネズミ花火って言って回転しながら予測不可能な動きするんだ。なかなかスリルあるだろ?
(相手の注意を引くためだけに名前を呼ぶだけ呼んでネズミ花火を放てば相手は見事に飛び退いて思わず笑ってしまった。運が悪いことにネズミ花火は相手に近づいて行って慌てて逃げる様にひとりで笑い声をあげる、最後のオマケで弾けるような音がなればようやく事が終わったと理解したのか困惑した顔がこちらへと向いて楽しげな笑みは止まらなかった。新たなネズミ花火を持って相手の方へと近づけばタネを明かすようにその形状を見せる。基本はその場で回転するだけだが何かのきっかけがあれば好き勝手な方向に高速で移動し始めるそれは騒ぐのには持ってこいの花火だろう。さらにスリルを増やそうと手には二つのネズミ花火があって再び火を付けると適当な場所に放り投げる、直ぐに二つの光輪が回転し始めしばらくはその場に留まっていたが不意に二つのネズミ花火が同時にこちらへと迫ってくると思わず「え、」と間抜けな声が出た。止まる様子のないネズミ花火に流石に焦りを感じて逃げ始めると「なんで二つともこっちくんだよ!」と自ら撒いた種にも関わらず叫んでいて)


5747: 検索 [×]
2024-06-20 23:54:33

ビックリした…、設置して襲ってくる花火なんて初めてだ。え、
(なんの説明もなしに火花を散らしながら輪っかが近づいてくれば慌てたような声を上げて逃げる。弾けるような音を最後に何も反応しなくなれば終わったことを悟るもこれを仕掛けた犯人は楽しそうに笑っていて文句を込めた視線を送る。無事に終わったことに息を吐いていると近づいてくる相手からタネを明かされその手元を見る。ネズミ花火と呼ばれる物の構造を観る限り吹き出す火花で回転させ、その際にバランスを崩すとその方向に移動し始めるという仕掛けだろうが相手の言う通り動きは予測不能でランダム性やスリルが十分にある花火だ。さっきの手持ち花火とは違う性質を持つ存在に関心を寄せているとその下にはもう一つネズミ花火があって二つに着火されると目を開いて焦った声が出た。地面に放たれた花火は先程と同様火花を散らしながら回転しはじめるがそのどちらともが相手に向かい始めると思わず噴き出してしまう。先程の余裕そうに仕掛けてきた面は何処へやら叫びながら逃げる様子に笑い声をあげて「自業自得だ」と告げておいた。やがて相手の近くで二つの花火が弾けると今度はこちらが相手の反応に満足した表情を見せる。なかなか面白そうな花火も入っていることが分かればセットの方に近づいて中でもそこそこ存在感を示していた吹き出し花火を手に取ると「つぎはこれにしよう!」と相手に呼び掛けて)

5748: 探偵 [×]
2024-06-21 07:48:32


…二つ同時に火つけたらもっと好き勝手動くと思ったのになんでどっちも同じ方向に走ってくんだよ……
(こちらを追いかけるように動き始めたネズミ花火に最初こそ笑顔で逃げていたものの何度振り返っても二つのネズミ花火はこちらを追尾するように迫ってきて最後には必死の形相で花火から逃げていた。立場が逆転してしまいこちらをみて笑う相手を恨めしく思いながら暗闇の中を走ると背後で終わりの合図でもある弾けた音が二回聞こえてようやく足を止めた。上がった息を整えながら二人で騒ぐ予定がこっちだけが逃げる結果になってしまい思わず愚痴を零してしまう。ようやく息も整ってきた所で相手が次の花火を選んだのか声を掛けられる、振り返った先で相手が持っていたのは吹き出し花火だ。ネズミ花火とはまた違った派手さを持つそれに「お、いいな!」と返事をすれば適当な場所の地面を靴で簡単にならす。相手から吹き出し花火を受け取ればある程度平らになった地面にコケないように置き、ライターで導火線に火を付ける。すぐさま導火線はシューと音を立てながら短くなっていって「フィリップ離れろ!」と弾んだ声で退避するように叫んで)


5749: 検索 [×]
2024-06-21 10:19:09

君がネズミ花火に好かれているようで何よりだ。こっちも手に持たず地面に置くタイプなんだね、…ああ!
(先ほどは突然のことに訳も分からず逃げていたが今回放ったネズミ花火は追尾機能を疑うぐらい相手を追っていて必死に逃げるさまをくすくすと笑う。確かにこれは見ていて面白いかもしれない。最後に弾けた音がして追尾が終わると息を切らした相手に揶揄う言葉を投げかけていた。次にこちらが手にした吹き出し花火に良い反応が返ってくれば慣れているであろう相手に渡して使い方を見守る。こちらも設置型のようでならした地面の上に置くと導火線に相手が火をつける。爆弾のように短くなっていく導火線にワクワクしながら相手と共に走ってその場から離れる。十分に距離を取ってから振り返ると火が花火本体に到達し一気に火花が噴きあがる。自分達の身長かそれ以上の所まで勢いよく火花があがり、上の方でぱちぱち弾けたりして派手に辺りを照らすと「おお…凄く綺麗だ!」と興奮した声をあげて)


5750: 探偵 [×]
2024-06-21 12:36:17


おぉ!やっぱ花火は派手な方がテンションあがるな
(こちらの合図と共に吹き出し花火から離れれば十分距離を取った所で派手な音と共に火花が吹き上がる。二人の身長以上に吹き上がる火花を相手の隣で見上げながら、次々変わる火花の色や賑やかな音に楽しげな笑みを見せていた。吹き出し花火は直ぐに火薬が尽きないのもいい所で、今度は花火大会で使われるような煌めく閃光を放ち初めてさらにテンションはあがっていく。ちらりと相手をみれば相変わらずその瞳を輝かせながら興奮している様子で無邪気にはしゃぐその姿にまた胸をくすぐられる、この花火だけでもここに来た甲斐があったと言えてしまうくらいの喜びようだ。未だ派手に色とりどりの光を放ち続ける花火を前に相手の腰へと腕を回せば「二人っきりの花火大会も悪くねぇな」と相手に笑いかけ)


5751: 検索 [×]
2024-06-21 15:34:02

そうだね、これくらい派手なのを街中でしようとするのはなかなか難しいだろうしこれもキャンプならではの体験だ。…ああ、綺麗な物も好きな物も独り占めできる
(吹きあがる花火は花火大会の時に見たものとはまた違った派手さと輝きがあってテンション高く見上げる。相手もこの光景に興奮しているようで素直なリアクションにますます口元が緩んだ。さっきまでのススキ花火ならともかくこうやって高く吹きあがる花火は安全面などから街の中で出来る場所を探すのは難しいように思う。こうやって暗い中好き勝手に花火が出来るのも都市部から遠く離れたキャンプ場の特権だろう。色とりどりの花火を見つめていれば腰に腕が回ってその距離が近づく。相手の目には花火の光を反射してきらきら煌めいていてその美しさに思わず見惚れそうになる。二人っきりの花火大会というワードに胸が華やぐと浮ついた心のまま短くキスを落として上機嫌に微笑んで寄り添い、クライマックスとばかりに更に閃光を増した花火を見つめていて)


5752: 探偵 [×]
2024-06-21 17:39:03


最近はどこも花火禁止だからな、風.都でしたらジンさんが飛んで来ちまう。……、違いねぇ
(吹き出し花火は派手な音と煌めく閃光と共に大量の煙も発していてこのキャンプ場だからこそはしゃいでいられるが街中では決してできない代物だ。公園でこれをやろうものなら警察が飛んでくるだろう、ジンさんからは高校以来のクドクドとした説教が入るかもしれない。そんな冗談を飛ばしながら相手へと寄り添えば相手の顔がこちらへと向く、煌めく花火を前にしても相手の顔がこちらへと向くのならば視線を交わしたくなるもので相手の方を見て目を合わせた。そのタイミングで独占欲をチラつかせた言葉と共に短いキスが降ってくればいやでも口角はあがる。相手もこの経験も景色も、この場にある煌めくもの全てが今は自分のもので相手と共有しているのだ。吹き出し花火はクライマックスを迎えて一層派手な閃光を散らしながらゆっくりと火花が収縮して終わりを迎える。熱くないのを確認してから筒を水入りのバケツへと入れれば、暫くは残りの花火を楽しんでいた。そうしているうちに袋の中身はみるみる減って残りは一種類となる、それを取り出せば「花火の締めくくりにはこれがねぇとな」と線香花火を相手の方に見せて)


5753: 検索 [×]
2024-06-21 23:39:33

_…これは線香花火と言われる種類の物だね。今までの中で一番シンプルで細い構造の花火だ…やろう、翔太郎
(ここでだからこそ出来る花火を楽しんで短くキスを送るとその口角は満足気にあがる。煌めく閃光も大切な人との思い出も2人だけのものにしてしまいながら吹き出し花火を見つめていた。やがて火薬が切れて終わりを迎えると水入りバケツに入れて残りの花火を楽しむ。贅沢に2本同時に点火したり何色になるか予想したりしながら遊んでいれば袋の中身は減っていって最後の一種類となった。相手が取り出したのは一際細くてシンプルなつくりのもので以前の検索結果から名前をあげてみる。存在こそ知っていたが見るのは初めてで花火の締めくくりであるのも初めて知った。姿を確認していたが興味が上回って相手に声をかけるとその1つを受け取って立てたロウソクの元にしゃがみこむ。向きを教えて貰って持つとその先端にひをかざし、燃え移ったのを確認すると火元から離して様子を見守る。先端の火はゆっくりと球状にまとまっていきパチパチと火花が散るようになると不思議とその小さな輝きに目を奪わせて「…綺麗だ、」と零して)

5754: 探偵 [×]
2024-06-22 10:10:24


流石にこいつは知ってたか。……あぁ。他のに比べて派手さはねぇけど、ずっと見てたくなる光なんだよな…
(袋を見せれば相手はその存在を知っていたようだ、花火の代表格であるこれの名前はさすがに知っていたらしい。相手に数本花火を渡すと着火部分等を教えて早速実践に移る、相手と共にしゃがみこむとまずは火が灯る様子を見守った。一瞬先端が燃え上がり火の玉のようなものが出来上がるとやがてパチパチと小さな火花が飛び散りだす。他の花火とは趣の違うその光は何となく心を穏やかにさせて儚げに見える。こちらの分も火を付けて二つの線香花火が並ぶと小さな球が微かに光るなか控えめな音と共に閃光が弾けては消えて、先程の吹き出し花火とは違い静かで穏やかな気持ちでその光を見つめていた。もう少し安定した体勢を取ろうと僅かに体を動かす、すると衝撃に弱い線香花火は球部分がポトリと落ちてしまい思わず「あ、」と声を漏らして)


5755: 検索 [×]
2024-06-22 14:09:09

花火の締めくくりになる理由もわかる気がするよ。…あ。…とても繊細みたいだね、長く灯すのは難しそうだ。
(先端で火の玉を作ってぱちぱちと小さな火花が飛び散っては消える様子はなんとなく目が離せなくてずっと見つめてしまう。相手の言う通り派手さや変色がある訳では無いが見守りたくなる気持ちは共感が出来て最後に残していた理由も理解が出来た。そうして二人して並んで見つめていたが相手が姿勢を変えようと動いた途端火の灯った球の部分が落ちてしまう。呆気ない終わり方に驚いていると無意識に手を動かしてしまったのかこちらの球部分も地面に落ちてしまって声を漏らした。作りが簡素でシンプルな分衝撃に弱いようだ。最後まで見守るにはいかに動かず揺らさないかが重要そうだろう。難易度の高さを感じていたがふと良い事を思いついて新しい線香花火の一本を持つと「どちらが長くこの線香花火を保っていられるか勝負しないかい?」と持ち掛けて)

5756: 探偵 [×]
2024-06-22 19:08:58


あ、…燃え尽きるまで見守んのなかなか難しいんだよな。…お、それも線香花火の定番なんだ。いいぜ、その勝負乗った
(こちらの火球が落ちて思わず声をあげればこちらに気を取られたのか相手の火球も落ちてしまいまたも声を漏らす。ちょっとした衝撃で終わってしまうところも線香花火の儚さを形作る要素かもしれない。何かを摘んだまま一定の姿勢を保つのはなかなか気力と体力がいるもので最後まで火が消えるのを見届けるのは案外難しいものだ。そんな性質もあってどちらが長く線香花火を保っていられるかはよく勝負のネタになるものだが相手からまさにその勝負を持ちかけられるとニヤリと笑みを浮かべる。こちらも新しい一本を取り出すと火球が落ちにくいように呪いの意味も込めて線香花火が真っ直ぐになるように軽く伸ばす。相手も準備は万端なようで、線香花火を構えると「いくぜフィリップ…せーのっ」と合図と共に線香花火の先端に火を灯して)


5757: 検索 [×]
2024-06-22 21:54:25

そうこなくては。要は動かさなければ良いのだろう? せーの、
(予想以上に脆い一面を知れば相手に勝負を持ちかける。どうやらこの勝負も線香花火をする時のお約束のようで相手がにやりと笑って乗ってくればこちらもやる気を見せる。今ので大体落ちる要因は掴めたはずで肝心なのはいかに同じ姿勢で持って揺れや衝撃を与えないかということだろう。得意げな様子で注意することを纏めていれば相手も準備が整って線香花火を構える。相手の合図に合わせて先端に火を付けると球が出来る前に自分の目の前に持ってきてポジションを構えた。先程と同じく球が出来ると火薬が燃えては小さな火花が散って静かに光を放つ。落とさない為にも黙り込んでその様子を見守っていたがこういう時に限って軟風が吹き始めると慌ててもう片方の手で風を遮って火を守ろうとして)

5758: 探偵 [×]
2024-06-23 23:15:17


やることは単純だが忍耐力が試されるよな。…、…いい風邪よけだ
(線香花火を長く保つためには相手の言う通り究極動かなければ良いのだが、それをずっと続けなければならないのはなかなか骨が折れるものだ。線香花火となれば自然としゃがんだ姿勢になるもので基本的には自分との戦いだろう。二人同時に火をつけて最初こそ儚げに散って小さな音を発する線香花火を黙って眺めていた。しかし静寂な時間が流れていた森の中に不意に緩やかに風が吹いてくる、何も無ければ気持ち良いと言えるものだが今この時では線香花火の天敵だ。肝を冷やしていると相手は線香花火に手をかざして風邪よけを作っている。それを見れば悪巧みを思いつき小さく口角を上げるとゆっくり慎重に相手の線香花火の横に自分の分も持っていった。こうすればこちらの分はほとんど姿勢を変えることなく風から守られることになっ余裕のある顔を向けてニヤリと笑い)


5759: 検索 [×]
2024-06-24 00:22:04

な、狡いだろうそれは、っ……
(二人で静かに花火を眺めていたが不意に吹いた風から先端で弾ける小さな火花を守る為に手で壁を作る。ただずっと同じ姿勢で居れば良いという訳でもなさそうだ。ひとまずほっとしていると相手が花火を持った手をこちらに近付いて横並びになったのを目撃して思わず声を上げる。こちらの作った風除けにタダ乗りするような行動に文句と共に相手の方を見るがその動きに火球は揺れると慌てて声を噤んで静止する。何とか落とさずに済んだが今度はずっとしゃがんでいる足が痺れてくる。これでは長期戦が難しそうだと考えると逆に相手が落としてしまうよう揺さぶりを掛けようと「花火といえば想いを伝えあったり膝枕したり色々思い出があるね」と相手が動揺しそうな話題を振ってみて)

5760: 探偵 [×]
2024-06-24 07:52:34


賢い戦略だろ?…え、いやまぁ……そうだ、な…こう……いろいろ、…思い出が……
(相手が線香花火を守るのに便乗するように隣へ線香花火を持っていけば隣から文句が飛んでくるも、そうやって動いたことで火球があわや落ちそうになって慌てる相手を見ればニヤケそうになって必死に笑みを噛み殺す。ちょうど良い風よけがあったので利用したまでだとすました顔をしつつ、文句を言う姿に可愛げを感じながら必死に線香花火を落とさないようにしている姿を見つめていた。しかし不意に相手が花火の思い出を話題に出すと最初こそ意図が分からず目を瞬かせる。しかし例として挙げられた思い出はこの平常心でどれもまともに言葉にできないものばかりで徐々に目が泳ぎ始めた。突然花火の話を振った意図にようやく気づくも、他にもいろいろと思い出があるはずなのに相手が先に挙げられた事で頭がいっぱいになってしまって、どうにか言葉を発しようとするも思い出せば思い出すほど先程のすました顔はなりを潜めて心は落ち着かなくなってしまった。まんまと相手の術中にはめられてしまうと今度はこちらが文句を言おうと相手の方を見る。そうすればしゃがんで固まっていた体は無意識に動いてしまったようで、線香花火を持つ手を動かしてしまった。直後隣合っていた二つの火球がくっついてしまって「あ、」と声が出る。火球は直ぐに溶け合いひとつの球になってしまって「これじゃ勝負にならねぇな」と思わず笑ってしまい)


5761: 検索 [×]
2024-06-24 10:53:01

何かと花火には縁があるね。…あ、
(相手が自分の守りに便乗するならばこちらもそれらしい戦術を取ろうと花火の思い出を話として振る。最初こそ何のことか分かっていないようだったが例に挙げた場面の付随するあれこれを思い出したのか目が泳ぎ始める。先ほどまでの澄ました顔は崩れ歯切れの悪い返事が続く、狙い通り相手の動揺を誘う事が出来ればこちらは小さく笑って何ともない口ぶりで言葉を返した。落ち着かなくなるとその分体もじっとしていられないだろうと勝ちを確信していたが予想通り相手は手を動かしたものの落ちずに二人の球がくっつくとほぼ同じタイミングで声を零す。くっついた火球は一つとなって存在感を増してぱちぱちと火花を散らしていて、まさかの結末に相手と顔を見合わせ笑うと「ああ、…でもある意味僕達らしい決着だ。ここからは協力プレイと行こうか」と告げる。花火本体を揺らさないように相手と横に並びくっついては二人の線香花火を穏やかな表情で見守って)


5762: 探偵 [×]
2024-06-24 12:33:34


だな、俺達は競い合うより協力する方が性に合ってる
(どちらの火球が長く持つかの勝負のはずが二つが一つになってしまいもはや勝敗がつかなくなってしまって相手と顔を見合わせて笑ってしまう。先程よりも大きな球になった線香花火を見つめながら今度は相手と共に火球を落とさないように意識を集中させた。静寂の中相手と隣に並んでいればドライバーを介さずともその動きは何となく分かって、二つの持ち手を離さないようにしながら先程よりも大きい火球から弾ける火花と音とを静かに眺めていた。やがて火花は落ち着きを見せて弾けなくなり、最後には球が萎んで赤い光さえ無くなってしまう。どうやら火球を落とさず最後までやり切ることが出来たようだ。ひとりでやってもなかなか線香花火を最後まで持たせる事は難しいが、ひとつになった線香花火を二人でやり切れたのも隣にいるのが相手だからだろう。火球が落ちることなく消えた線香花火から相手の方へと目を移せば「俺達の勝利ってとこだな」と冗談めかして言い)


5763: 検索 [×]
2024-06-24 14:55:14

…ああ、花火の締めくくりとしては最高の結果だ。二人だけの花火も楽しかったね
(予想外の出来事ではあったが二人で並んで一つとなった線香花火の火球を静かに見つめる。お互いが支え合うような形でバランスを保てば綺麗な火の華を見せていた球は落ち着きを見せ、最後には火薬が切れて煙となって消えてしまった。勝負はつかなかったが一人でも難しいであろうミッションを二人で達成できた満足感の方が強くて相手と目が合うと得意げな表情と声を返した。打ち上げ花火とはまた違った充実感と全てやり終えてしまった寂しさを感じながらロウソクの火を消すとたちまち辺りはまた真っ暗になった。これでひとまず夜にやりたいと決めていたことは終わりなはずだ。痺れた足を伸ばすように立ち上がると施設の設備を思い出して「花火の片づけをしたらシャワーだけ浴びてきてあとはのんびり過ごそうか」と提案して)


5764: 探偵 [×]
2024-06-24 17:16:52


…、同感だ。だな、テントも全然使ってねぇし、ゆっくりしようぜ
(最後の線香花火が穏やかな時間と共に終わって着火用のロウソクを消せば周りにある明かりはランタンだけになってしまった。あれだけ派手な音が響いていたのに辺りは今やすっかり森の静寂に包まれて相手と自分が発する音以外は木々の揺らめきと虫の鳴き声しか聞こえない。相手がしみじみとしつつも先程の自分と同じ感想を零せば、じわりと愛おしさが胸に滲んで軽く頬へと口付けて、こちらも立ち上がるとしゃがんで固まってしまった足を伸ばした。あとの時間は寝るのに向けて準備を整えつつゆっくりとした時間を過ごすだけだ。寝心地を確かめたっきりのテントもそろそろ活用してやらなければならない。同意するよう頷くと管理小屋の隣に設けられたシャワーを浴びるため必要なものを諸々用意し、ランタンを片手に持つと当たり前のように相手と手を繋いで夜の道を歩き始めて)


5765: 検索 [×]
2024-06-24 19:02:38

…これだけ真っ暗で静かだと別世界に来たみたいだ。…あれだね、
(相手から頬に口付けを受けると口元を緩めつつ立ち上がって寝る為の準備を整えることにする。今までやりたい事を詰め込んだようなものだがゆっくりする時間を楽しむのもキャンプの醍醐味だろう。持っていくものを一つに纏めると当たり前のように手が繋がれて管理小屋近くに向かう。所々にある電灯以外の灯りは相手の持つランタンしか無くて人影もない。外でここまで他人の存在を感じないのは初めてで無意識に手に力を込めながら辺りを見渡し思ったことを口にする。物珍しい夜の自然の中を進んでいくと管理小屋の灯りが見えてきてその隣に目的地である建物が見えた。近付いて表の説明を見る限り何室かシャワー室があって硬貨を入れると一定時間温水が出てくる仕組みのようだ。仕様を理解すると「終わったらここで待っておくというので良いかい?」とシャワーを浴びたあとの集合場所を決めて)

5766: 探偵 [×]
2024-06-24 19:36:48


あぁ、こんだけ周りが静かだとほんとに世界から俺達だけが取り残されたみたいだよな……
(相手と並んで暗い森の中を歩く。いつもはそこらで感じる人の営みは全く感じられない、ただの林道となれば尚更周りに人気を感じられなくてまるで世界に二人ぼっちになってしまった気分だ。相手の方から強く手を握られるとこちらの存在をより伝えようと相手の手を包むように握り返してランタンの光を頼りに道を進んで行った。やがて管理小屋の灯りが見えてきてシャワールームが見えてくる。こんな山奥では温水も貴重だろう、手早く体を洗う必要がありそうだ。仕様を理解してから相手と再びここで合流するよう声を掛けられると「あぁ」と短く返事をして壁で区切られた個室へと入っていった。山の中にいて涼しかったとはいえある程度汗はかいていたらしく温水を浴びると体がさっぱりとする。体を洗うとやがて温水が止まってタオルで体についた水分を拭った。今日はシャワー後も外を歩くことを考えジャージ姿だ、タオルで頭を拭きながら外へ出て合流場所へ行くと相手が出てくるのを待って)


5767: 検索 [×]
2024-06-24 20:28:18

…ただいま、やっぱりシャワーだけでも浴びるとさっぱりするね。…いつもの寝巻きじゃなくて良かったのかい?
(非日常が続く空間の物珍しさを感じつつ目的地に着くと相手と別れて隣の個室に入る。キャンプと聞いて風呂が無い可能性も考えていたが暖かいお湯を浴びると気づかぬうちに溜まっていた汗や疲れが流れていくようで小さく息を吐いた。持ってきたシャンプーなどを使っていつもより手早く体と髪を洗っていく。一人でいれば何となく今日したことを振り返る時間にもなって楽しかったことを噛み締めていれば最後に流す途中で制限時間を迎えて急にただの水に戻る、なんて事も起きたが興奮で火照っていた体には丁度良かったかもしれない。体を拭いてTシャツにジャージというラフな格好で首にタオルを掛けて出てくると先にあがった相手の姿があって声を掛ける。外に出てくると穏やかな風が吹いていて風呂上がりには涼しい気候だ。シャワーを浴びた感想を告げつつ相手の服に目をやると昨日キャンプの荷物を詰めた時の会話を思い出し、日頃着ているお揃いの寝巻きでないことをからかい混じりに問いかけ)


5768: 探偵 [×]
2024-06-24 21:32:04


、あんなモコモコなの外で着れねぇだろ。それに汚れちまったら困るし…
(タオルで髪をなんとなく拭いて乾かしながら頭上に広がる夜空を眺める。風.都とはまた違った空を見上げながらこの非日常の空間で相手と共に過ごした時間に思いを馳せていると程なくして体を洗い終えた相手が出てきた。相手もこちらと同じく今日はラフな格好であまり見ない系統の服に思わず口元が緩む。湯上りの風に吹かれていれば相手が寝巻きについて揶揄うように言及してきて思わず声を詰まらせた。いつもの寝間着を荷物に詰めようとした相手に外で過ごすことを考えクローゼットで眠っていたジャージを提案したのはこちらだが、同時にいつものお揃いではないのに少々寂しさを感じたのも確かだ。だがあの手触りのいい寝間着は明らかに外ですごすのに向いていない。荷造りの時と同じ言い訳をしつつチラリと相手の方をみる、外で過ごすことと相手が着ている服のことを思えば「お前が俺のジャージ着てるなら文句ねぇしな…」と呟くように言い、言ってからもろもろ恥ずかしくなって逃げるようにその場から勝手に歩き出し)


5769: 検索 [×]
2024-06-24 23:02:52

…へぇ、そんな理由だったとは。ならこの格好に異論は無い。 あ、翔太郎…!
(あまり着ることのない類の服を着て穏やかな風に吹かれながらも本来自分が持ってこようとしていた服について触れると相手が声を詰まらせる。その時に聞いたのはモコモコの材質は外で着るのに適さないという理由で外を出歩く時の格好を気にしたものかと思っていたが汚さない為と聞くと僅かに目を見開く。そこに込められた思いをなんとなく感じ取れば口角は上がって声を弾ませた。今身に付けているのは相手から借りたジャージで、色は違えども自分のモノを身につけていれば良いと呟きに愛おしさを覚えるとこの服にも愛着が湧いて満足そうな反応を見せる。一方で言っていて恥ずかしくなったのか一人歩き始めた相手の後を追いかけるとその手を掴んで来た時と同じ様に繋ぐ。「はぐれたらどうするんだい、」と文句を言いつつその口調は楽しげで夜風を感じながらテントサイトに戻ってきて)

5770: 探偵 [×]
2024-06-25 07:53:12


追いついたからいいだろ
(いつもの寝間着を回避した理由を口にすれば相手の声が弾むのが分かって、まるでこちらの心理を見透かすような声色にますます恥ずかしさは募る。こんな外でお揃いの寝間着で並んで歩くのが恥ずかしいというのもあるが二人で買った特別で大切なお揃いをダメにしたくないというのが本音だ。代わりにと話題に出したジャージの方もうっかり本音を口から滑らせた形になってそそくさと歩き出す。追いついてきた相手は文句を言いながらも上機嫌に手を繋いでいる、当然本気で置いていく気はないのだから言い訳するように、恥ずかしさを隠すためぶっきらぼうな返事をしていた。テントサイトに戻ってくればあとは就寝までの時間を過ごすだけだろう、周囲の片付けは済んでいてやらなければならないことはない。ランタンを相手との間に掲げつつ「もうテント入っちまうか?」と問いかけて)


5771: 検索 [×]
2024-06-25 09:26:12


そうだね、やり残したことはないしテントでゴロゴロしよう。
(そそくさと去っていく相手に並んでテントの方に戻る。本気で置いていくつもりがないと分かっているからこそ口元は緩みっぱなしでぶっきらぼうな返事をする相手と繋いだ手を揺らすようなご機嫌さで林道を歩いていた。やがて二人で立てたテントが見えてきて到着を果たす。相手にこれからの予定を問われ、やりたいと思っていたことは粗方終わっていればテントに入ることに頷いて一旦手を離した。洗面道具を片付けると早速靴を脱いでテントの中に入る。ランタンを天井のフックに吊り下げるとテント内も温かな光に照らされて十分活動出来る空間となった。まだ眠くはないがすぐに寝られるように荷物を端っこに纏めていれば今日一度も使っていないバ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トを見つけ「今日は色々やることに夢中で写真を撮るのをすっかり忘れていた…」と少し残念そうにも呟いて)


5772: 探偵 [×]
2024-06-25 12:29:59


そうすっか
(二人でテントへ帰る間も相手は二人で繋いだ手を気ままに揺らしていて、分かりやすく上機嫌な相手に胸を擽られながらテントへとたどり着く。相手にやり残しがないかも込めて問いかければテントへ入る選択がされて二人で中へと入った。ランタンを天井からかければそこそこテント内も明るくゆっくりと過ごすのにも問題なさそうだ。軽く荷物を整理していれば相手は何かを荷物から取り出していて目線を向ける、その手に握られていたのはバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.で相手の呟きで今日一度も使っていないことをこちらも思い出した。自分達でやることが多く写真を撮る事まで頭が回っていなかったが、残念そうな呟きを聞けばその気持ちを晴らしてやりたくなってしまう。バ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を相手の手から取ってしまうと「なら、今からたっぷり撮らねぇとな」と笑みを向ける。今日の思い出は記憶にしか残らないがそれならば今からでも写真を増やせばいい、それにまだ明日の朝の時間だってある。思いついたのならと早速バ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を構えるといつもとは違う寝間着を着て非日常な空間であるテント内にいる相手の姿を一枚写真に収めて)


5773: 検索 [×]
2024-06-25 14:03:47

え、…ふふ、確かにそうだね。せっかくなら二人で撮ろう、翔太郎
(今までどこへ行ったり何かをしたりした時は決まってその思い出を残す写真を撮ってきたが今日は完全に忘れていた。それは普段やることのないキャンプやバーベキューの設営に集中したり二人の時間を十分に満喫したりしたからこそではあるのだが記憶だけでなく記録にも残したかったという気持ちがふと過ぎった。だが今更時間が戻る訳でもなく明日はちゃんと写真に残すようにしようと考えているとバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.トを取られて目を瞬かせる。当の相手は笑みを浮かべてバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.トを構えたかと思えば固まったままの自分を写真に撮られてしまった。相手の出した答えは至極シンプルで、だが一番自分が求めていることだ。緩く笑みを零して相手の案に賛成すれば自分が相手の側に寄って隣に並ぶ。カメラの面を自分達の方に向けてテントの背景と二人の服が見えるような画角を探し、良い所が見つかれば左手でピースを作り「はい、ポーズ」と言いながらシャッターを切って)


5774: 探偵 [×]
2024-06-25 17:39:03


そうしようぜ。……ここでしか撮れねぇ写真だ
(相手がこちらの行動に追いつく前に写真を撮ってやれば画角の中の相手は随分惚けた顔をしていて、いつもと違う格好でいつもと違う背景と共に写真に収まっていてなかなか貴重な一枚となる。直後相手の顔には笑みが浮かんで胸の内がじわりと暖かくなった。写真のことを思い出さなかったのはそれだけこのキャンプ場での出来事に夢中になっていたということ、ならば明日は勝手を知った分もう少し余裕も出るはずで写真を撮る機会も出てくるだろう。相手が隣に来て一緒に撮ることを提案されれば即座に賛成して相手が構えたバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.の方を見る。相手に合わせこちらも右手でピースを作ればシャッターが切られた。写真を確認してみるとお互い見慣れない服を着て少々薄暗いテントの中で同じポーズを取っている、ここでしか撮れないどころか今しか撮れない写真に満足気に笑みを浮かべた。相手の暗い顔が晴れたのが何よりも嬉しくて心のまま直ぐ傍にいる相手の頬に軽く口付けると「明日は料理してるとことかも撮らねぇとな」と期待を口にしていて)


5775: 検索 [×]
2024-06-25 19:02:41

ああ、楽しかったのが伝わってくる写真だね。…ん、まだ明日もやることがいっぱいだ。
(相手と横に並んでポーズを取りながらシャッターを切る。一緒に画面を覗き込んでみると薄暗いテントの中でラフな格好で映る2人の姿があって相手と共に笑みを見せる。今日行ったバーベキューや花火なんかの様子は写っていないが一日目が充実した時間であることが伝わってくるような表情だ。すっかり憂いは晴れて満足げにバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.トに見ていれば頬に柔らかな感覚がした。視線をやれば笑みを見せながら相手は明日への期待を寄せていて、こちらからも寄り掛かるように身を預けて同調の返事をした。外は相変わらず静かでランタンの光だけが照らすテント内は秘密基地に潜んでいる気分だ。「楽しみで眠れないかもしれない」とくすくす笑いながらちらり相手の方を見て)

5776: 探偵 [×]
2024-06-25 19:30:58


それじゃ明日寝不足になっちまうだろ。…けど、もうちょっとこの夜を過ごしたい気分だ
(心のままに口付けを送れば相手がこちらに寄りかかってきて腰に腕を回してその体を引き寄せる。外で焚き火をしたり暗い道を歩いている時にもこの世で二人っきりのような感覚を覚えたが、この狭いテントで灯りひとつの下身を寄せあっている今も同じような気分になる。それはすなわちただただ相手の存在を感じ浸れる時間でもあってゆっくりと脱力するように息を吐いた。明日が楽しみで眠れないなんて子供のようなことを言う相手に緩くツッコミを入れるがもう少しこの秘密基地での時間を過ごしたい気持ちもある。ふとテントの窓部分、メッシュ生地になっている箇所へ目を向ければ真っ暗な森とその上に輝く星空が見える。風.都とはまた違ったこの空をゆっくり眺めたい気持ちに駆られれば「なぁフィリップ。ランタンの光消して寝転がって星見ねぇか?」と誘いかけて)


5777: 検索 [×]
2024-06-25 20:27:56

だろう?このまま寝てしまうのは勿体無い。…、良いアイデアだ!天体観測もキャンプの楽しみ方の一つのようだからね。
(相手に寄りかかると腰に腕が回されて2人の体が更にくっつく。相手が脱力するように息を吐くのを感じながらも明日への期待に胸を踊らせていると相手から緩いツッコミが入る。その後続いた言葉に乗っかるようにまだ寝たくないと主張し、何かやることがないかと考えていると相手から今の状況にピッタリのお誘いがかかってきらり目を輝かせると賛成を示す。キャンプの楽しみ方として星を見る事が挙げられていたのを思い出すとその事に触れながら早速吊るしていたランタンの光を消した。途端辺りは真っ暗になって殆ど見えなくなる。次第に目が暗闇に慣れてぼんやりと見えるようになると敷いたマットの上に寝転がる。メッシュの窓から空を見ると山の中である分街で見るよりも星空が綺麗に見えて「山の中だから星も多く見えるね」と興奮気味に感想を呟いて)

5778: 探偵 [×]
2024-06-25 23:04:53


……真っ暗だな。…あぁ、風.都.の空と同じはずなのに違って見える
(この夜の過ごし方として星空を見るのを提案すれば相手の目がその星々と同じように輝くのが見えて思わず笑ってしまう。じっくりと夜空を眺めるのもそうそうない機会で寝転がりながら星空を眺めるのもキャンプならではの事だろう。早速相手がランタンを消せば途端にテント内は外と同じく暗闇に包まれる。しかし段々と目が慣れてくると星空の明るさが分かるようになってきた。相手と並んでマットの上に寝転がりピタリとくっつくと同じく窓から星空を見上げる。寝転がることで森の闇は視界からなくなり明るい星空をよく眺めることができる、風の街よりも空気が澄んでいるおかげかいつもより星の数は断然多くて改めて眺めた空に暫く見入ってしまった。多くの星が輝く分強い輝きはより見つけやすくて「織姫と彦星もよく見えんな」と夏の星座である二つの名
をあげて)


5779: 検索 [×]
2024-06-25 23:47:17

高度があって空気が澄んでいるってこともあるけど周囲に明かりがないから小さな星も見えやすいのだろうね。…ああ、ベガとアルタイルのことか。デネブも加えると夏の大三角と言われるくらい見付けやすくて有名な星だからね
(ふたり並んで寝転がって夏の夜空を見上げる。地上と違って空は多少離れようとも景色は変わらないはずだが何気なく街で見る夜空より格段に星の数も明るさも違って見える。この真っ暗さが最高の観測条件なのだろうと理由を推測しながら以前調べた星の知識と照らし合わせて空を見つめていた。相手が織姫と彦星の名前をあげて一瞬キョトンとするが一等星の和名として同じ物があったのを思い出すと納得したように頷く。多数の星の中でも特に輝いているその二つの間に街ではあまり見る事が出来ない星の集まりが観測出来ればその場所を指さしながら「あの間が七夕の話に出てくる天の川と呼ばれる星たちだ」と説明して)

5780: 探偵 [×]
2024-06-26 07:51:22


…ほんとだ。こう見るとほんとに二人の間に流れる川みてぇだ
(こちらが七夕に因んだ名前を口にすると相手は一瞬間を置いてからどの星について言及しているかを理解する。相手は星の正式名称の方を覚えていたらしく、そんなところも相手らしいと小さく笑った。夏の大三角自体は風.都でも見ることができるがこんなに星々に囲まれているのは相手の言うように山の上にきたからこそだろう。星の解説を挟みながら相手が夜空を指さして、体を寄せるとその指がさす先を目で辿る。相手が指さしたのは天の川だ、薄ぼんやりとしたモヤのような光と小さな星々がベガとアルタイルの間に横たわっている。あの淡い光の塊も風.都,では見られないもので暫くその様子を眺めていたが、ふと七夕の物語が頭をよぎると「あんなに近くにいるのに川で分断されて年に一回しか会えねぇってのも酷い話だよな」と近くて遠い二つの星を見上げていて)


5781: 検索 [×]
2024-06-26 10:12:13


地球から見ると近い様に見えるけど二つの星は約15光年離れているから実際は年に一度というのも不可能に近い話だ。
(空を指さすと相手が更に身を寄せて一緒にその星空を観測する。二つの星の間には更に遠くにある星達が集まった銀河系が帯状に広がっていてその名の通り空を横切る川のようだ。滅多に見られない淡い光の輝きに目を奪われていれば相手が天の川にまつわる七夕の話を口にする。七夕の話は様々あるが川を挟んだ二人は年に一度、七夕の日にだけ会えるといった部分はどれも共通している。だが天文学的に考えれば二つの星は距離はかなり離れていてお互いが光の速さで向かったとしても八年近くはかかる計算だ。昔話に現実的観点を持ち出して指摘しながらふと自分に置き換えて考えるとちらりと横に並ぶ相手に視線を向け「年に一回か…、僕なら耐えられないかもしれない」と素直な思いを零して)

5782: 探偵 [×]
2024-06-26 12:31:32


、そこは童話なんだから真面目に答えるなよ……あぁ、同感だ。すぐそこに見えてんのに会えねぇなんてありえねぇ
(相手と並んで寝転がりハードボイルドには有るまじき天の川に纏わる恋物語を思い起こしながら夜空を眺める。七夕の物語に思いを馳せていると相手から現実的な解説が入って思わずツッコんでしまった。そこは物語の都合でどうとでもなる部分だろう。自分の知っている話では恋にうつつを抜かしすぎた二人への罰で年に一度しか会えないようになる筋書きだったはずだが、それでも愛しい人と年に一度しか会えないのは今の自分では耐えられない状況だ。そんな飛躍した考え事をしていると相手からも同じ考えの言葉が聞こえてきて思わずそちらを見る。星空を見上げて織姫と彦星を自分達と重ねるなんてなんともロマンチストだが、それよりも相手も同じ考えである事の方が嬉しかった。同意する返事をして再び目線を星空へ戻す、物語の都合もあるのだろうが自分達で七夕の物語を置き換えるなら自分がやる事は決まっていて「俺なら無理やり川を越えてでもお前に会いに行くな」とぼんやりと広がる天の川を見つめながら口にして)


5783: 検索 [×]
2024-06-26 14:49:51

なんとも君らしい解決策だ。…まあでも、僕も決まりなんて破って君の元に行く方法を考えるだろうね。
(昔話に対して現実的な話をすれば予想通りツッコミが入るがもし同じ状況に置かれたらという話には同じ思いなのだと返事がされる。必ず年に一度は会えると考えれば幾らかマシなのかもしれないが大切な人とずっと居る幸せを知った今では耐え難い状況だろう。星に目線を戻した相手が何とも強引な解決策を口にしていてその光景を想像すると思わず笑ってしまう。二人を阻む川となれば大運河のような物だと思われるが相手ならばボロボロになりながらも渡ってきそうだ。そして恐らく自分自身も決まりや仕事を放り出して、どんな手段を取ってでも相手の元に行く方法を探すだろう。似た者同士の回答にくすくす笑いながら相手の手を手さぐりに探すと指を絡めるように繋いで二人の間で握りしめる。相手の温もりを感じながら「こうして隣に居るのが当たり前になっているから一週間でも参ってしまいそうだ」とぽつり零して)


5784: 探偵 [×]
2024-06-26 19:33:55


お前はあらゆる手を使って川を越えてきそうだな。……前に一週間すれ違って話せなかっただけでも限界だっただろ?
(二人の間を運河が隔てているのなら自分はきっと無茶な手を使ってでも川を渡っていくだろう。相手からも似た答えが返ってくれば嫌でも口元は緩む、指が絡まるように繋がった手をこちらからも握り返せば同じように笑いながら返事をした。こちらが考えるよりも先に行動して川に突っ込んでいくのに対して相手は反則級のあらゆる手を検索し考えて川に向かっていくに違いない、きっと出会うのは運河の真ん中だろう。そんな想像を広げていれば相手から呟きが聞こえてくる、心から漏れ出したようなその言葉にじわりと胸が暖かくなると体の向きを相手の方へと向けて、繋がってない方の手で緩くその体を包み込む。かつて織姫と彦星と似たような状況になったことがあったがたった一週間で二人とも根を上げていた、正確にはもっと前からとっくに限界を超えていたように思う。相手の体に回す手に無意識に力を込める、星と月の光だけが差し込むテントの中で相手を見つめながら「出来ることなら一秒も離れたくねぇな」とつい本音を漏らしてしまえば軽く体を乗り出して短いキスを相手へと送って)


5785: 検索 [×]
2024-06-26 20:19:47

そんな事もあったね、あの時よりも今の方が我慢が効かなそうだ。…、少なくとも明日までは何にも邪魔されずにずっと一緒だよ
(離れて会えなくなってしまったのならお互い取る手段は違っていてもやる事はきっと同じで、織姫と彦星のように決められた日だけ会うなんて出来やしないだろう。年に一度なんかよりずっと少ない日でも難しそうだと零すと相手の体がこちらを向いて、それに合わせてこちらも向かい合うように体の向きを変えた。ぼんやりと窓から差し込む月明かりが相手を照らす。以前依頼が立て込んでなかなか会えなかった1週間のことを話題に出されると懐かしくて口元が緩む。あの時も十分寂しかったが更に長い時間を相手と過ごして深く結びついた今の方が耐えきれないかもしれない。軽く擦り寄りながらそんな弱音を吐いていれば相手と目が合って告げられた言葉に幸せが満ちる。近付く顔に身を委ねて軽いキスを交わすとその頬に手を添えて優しく微笑んだ。探偵の仕事をしている以上ずっと一緒という訳にはいかないが休日ならばその望みも叶えることが出来る。それを証明するようにも「翔太郎」と名前を呼んで今度はこちらから近付いて少し長めのキスを交わして)

5786: 探偵 [×]
2024-06-26 21:11:20


あぁ、今なら無理やり会う時間作るだろうな。……、…ならこの秘密基地の中でお前を独り占めって事だ
(年に一度しか会えないのもそれはそれでロマンチックな話で強い繋がりなのかもしれないが自分達の性には合わないらしい。昔話をすれば今の方がより我慢が効かないだろうと言われ小さく笑う、あの時だって相手に会えずに気が気ではなかったが今この状態から一週間会えないとなればきっと耐えられないだろう。それこそ天の川をボロボロになりながら渡るように、多少の無茶をしてでも相手と会う時間を作るに決まっている。七夕の物語と違い片時も離れ難いのも見方によっては難儀な話なのだろうが、それが二人にとっての幸せなのだからどうしようも無い。今この時のことを言えばこのキャンプ場にいる間は間違いなく片時も離れることなく相手と過ごすことができるわけで、それを約束するように口付けを交わすと暫くその柔らかさを堪能する。ゆっくりと離れた後に繋がった手を再び強く握ると「フィリップ、」と恋人の名前を呼んで身をさらに乗り出す。愛しい人にその愛しさを伝えるように頬と顎、首筋、耳朶と順に緩慢な動きで口付けを落としていき)


5787: 検索 [×]
2024-06-26 22:30:20

本当に出来てしまいそうなのが君の怖い所だ。…ん、そういうことになるね、君の望み通りだろう?
(探偵という性質上困っている人や舞い込んできた依頼を優先しなければならないが相手は無理やりにでもその全てを解決して自分の元に帰ってくる所が想像出来て嬉しい半面ボロボロにならないよう気を配る必要がありそうだ。勿論そんな状況にならないのが一番ではあるが。そんな心配が要らないのがこの休日で、二人の時間を確かめ合うように口付けを交わしてゆっくりと離れる。繋がった手を強く握られながら独占欲が感じ取れる言葉が告げられると自然と口角が上がってご機嫌に肯定の返事をする。二人だけの場所で自分の名前を呼ばれ、見えている頬や顎、首などに優しく順番にキスが落とされていくとふわふわとした幸せな心地に包まれる。こちらからももう片方の手を背中に回してもっと、と強請るように軽く抱き寄せながら「ちょっと擽ったい」と幼い笑い声を零す。更に一番近い場所にある相手の頬に軽く口付けては「好きだよ、」と頭に浮かんだままの行為を伝えて)


5788: 探偵 [×]
2024-06-26 22:56:33


あぁ、今晩はお前の傍にずっといられる。……俺も。お前のこと好きだ、フィリップ
(おとぎ話から始まった相手への募る想いは独占欲として滲み出てそれを肯定する返事がされてしまえばより一層この心を幸せと安堵で満たしていく。もはや欠かすことのできない相手という存在を今日眠るまでこの腕の中に納めていられる喜びに浸りながら溢れる想いのままに恋人を愛でる。幾度も口付けを落とせば強請るように抱き寄せられて擽ったそうに笑う相手にこちらも胸が擽られて想いはさらに溢れていく。相手からも頬に口付けを受けて好意の言葉を受け取れば、その短い一言に込められた想いがただただ嬉しくて愛おしさはさらに膨れていく。同じ言葉を返してまた名前を呼んで再び相手の顎へと口付けを落とす。暫くは素肌が見える場所へ唇を触れさせていたが段々とそれだけでは物足りなくなって、もっと相手を慈しみたいと心が疼きだす。その心はすぐに行動へと現れて触れさせるだけだった唇はそこを食むような動きへと変わっていった。柔らかな頬、骨ばった顎、張りのある首筋と順に食していくと特別柔らかい耳朶を唇で挟み込む。そのまま何度か唇を動かしたあと、不意に舌先で耳の縁をなぞってみて)


5789: 検索 [×]
2024-06-27 00:15:25

ん…、知ってる。 ……、っ、翔太郎?
(街から離れて山の中に立てたこのテント内は正に二人きりの秘密基地で他に邪魔する物や人は無い。その中で相手に抱きしめられて愛でるように口付けが何度もおとされると胸は暖かい物で満ちて口元が緩む。お返しに頬へとキスと想いを送ると相手の表情がまた和らいだように見えて更にくっつくように足先を絡める。同じ言葉を名前と共に告げられると胸が華やぐのを感じながら自信たっぷりに目を細めて返事をする。また腕に力を込めているとまた顎に唇が触れて、見える範囲に次々に落とされる口付けを嬉しそうに受け入れていた。だがただ触れるだけの動きだった物に食むようなものが混ざり始めると顔を埋める相手に視線を向ける。首筋を柔らかい唇が食むと普段はしない感覚に小さく肩が跳ねる。何となく愛でるだけでは違うものを感じて様子を伺うように名前を呼ぶが耳朶を唇で挟み込まれると思わず頭が動く。今までと違う物が滲み出して来そうな気配を抑えていると不意に唇とも違う生暖かい感覚が走って「ひっ、な、に…」と困惑混じりの声を零して)

5790: 探偵 [×]
2024-06-27 07:52:03


……なんだよ、どうした?
(こちらから好意の言葉を紡げば相手からは自信満々の返事が返ってきて、しかし嬉しそうに目を細める姿に胸を強く握られる感覚に襲われる。その後に胸に広がる幸せのままに口付けを落とし、溢れるまま食すように唇を動かせば相手の体が跳ねるのが分かった。その動きに今度は腹の奥底が擽られて悪戯心ともうひとつ別のものがじわりと滲み出てくる。柔らかな肉のひとつ、耳朶を食むと逃げるように頭は動いて、追いかけ擽るように舌先でなぞれば相手の声の中に違う色のものが僅かに混ざって腹底がゾクリと揺れた。だがあくまでもこれは相手への好意や想いを示す行為、とぼけたフリをしてなんでもないだろうとでも言いたげに問いかける。だがその言葉も相手の耳元へと囁くもので吐息をわざとそこへと吹きかけた。繋がっていた手を最後に一度強く握ってから解くと逃げていこうとした頭を捕らえるように、建前上は後頭部を包み込むように手のひらを添えて、再び耳朶へとキスを落とす。一番相手の匂いが香り立つ耳裏へと口付け舌先を僅かに出してそこを擽ると、再び耳朶を口の中へと含んで今度は明確にねぶるように軽く吸い付きながら舌先をそこへと這わせていって)


5791: 検索 [×]
2024-06-27 10:39:07

っ、ん、わざとやっているだろう…。…、ぁっ、んん……、
(相手から愛でられるような口づけに幸せを感じていたが今までとは質の違う刺激が加わると敏感に反応してしまう。意図を探るように短く問いかけるが耳元で惚けた囁き声と共に息が吹きかけられるとまた小さく体が震えて薄ら耳が赤くなっていく。分かっていない訳が無い行動に拗ねたように文句を口にしている間に握られた手が解かれ、そのまま後頭部に添えられると動きが制限されることになる。その状態で再び耳朶にキスが落とされ相手しか許さない耳裏を舌で擽られると上擦った声が零れた。いつもより暗く静かな空間にはその声がやけに響いたように聞こえて恥ずかしさに熱が上るとこれ以上漏れ出ないように慌てて口を噤む。だがそんなことを気にしない相手の唇は耳朶を口に含んでしまって吸い付くような音を微かに立てながら舌が這うとくぐもった声をあげながら体は跳ねあがって素直な反応を見せて)


5792: 探偵 [×]
2024-06-27 12:34:22


……何の話だ?
(耳に向かって囁くと寄り添う体が震えてすぐ側にある耳が赤く染まり先程よりも熱を放つようになってほくそ笑む。文句を言う相手にまだ素知らぬ振りを続けつつあらゆる所に降らせていたキスを耳とその周辺に集中させると相手の口からは上擦った声が溢れてまたゾクリと胸の内が疼いた気がした。都会の喧騒が聞こえない静寂なこの場所で相手の声は小さくともよく響く、相手もそれを自覚したのか口を噤むのをみるとさらに悪戯心は煽られて粘度の高い熱がゆっくりと頭をもたげ始めた。必死に声を漏らさぬようにする姿に小さく笑うと上半身を持ち上げて相手に覆い被さる、後頭部を抱える手の親指でゆっくりとそこを撫でながら「テントの中とはいえ布一枚向こうは外だもんな」とここがいつもとは違う誰が来るかも分からない外の空間であることを意識させる。そうやって囁いておきながら再び耳へと口を近付ける、あえて音を出さないように数度そこへ口付けてから唇の間から舌を覗かせて耳の縁と凸凹と、その形をなぞるよう静かにゆっくりと舌先を這わせていく。時折舌の表面全体で緩慢な動作で舐め上げる動作を交えながら愛しい恋人の耳を愛でていた。月明かりの下、相手の耳が十分濡れてきたところで不意に耳の縁に歯を立て甘噛みして)


5793: 検索 [×]
2024-06-27 15:13:33

そうやって、耳ばかり…ッ、!…、……ん、ぅ…、っあ、
(思いを伝えるだけの行為ではないのは明らかなのに相手は素知らぬ顔を続けていて徐々に追い詰められていくような気分だ。何処か上機嫌に覆いかぶさってきた相手を見上げ、軽く睨み付けて更に文句を続けていたが後頭部を撫でられながら今の状況を指摘されると目を見開いて動きを止める。立派に自立したテントではあるがメッシュ生地の窓も含めて防音性は皆無に等しいだろう。これまで他の利用客とは会っていないが同じ敷地内に居るなら通りかかる可能性もゼロではない。野外に近い環境であることを意識させられた状態で再び耳にキスが落とされる。何度か口づけが落とされた後、その舌がゆっくりと縁や凹凸をなぞり始めて小さく肩が跳ねる。決して強い刺激ではないがぞわぞわと浸食してくるような感覚が絶えず続いて発する熱と移される熱が蓄積していく。変に動いて気を抜けばまた声が出てしまいそうで眉を寄せ口を噤むことで何とか堪えていたが十分に呼吸が出来ない分、息が上がって吐息も増える。無意識に相手のジャージを掴んでされるがままになっている中、不意打ちで耳の縁に硬い歯が立てられるとぴくっとまた体が跳ねて甘い声が溢れ)


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