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相乗りで何処までも 【 〆 】/5799


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自分のトピックを作る
5717: 検索 [×]
2024-06-17 10:54:12

ああ、もちろん。君のかねてからのリクエストだから用意もバッチリだ。
(特別なカレーを味わう満足感と幸せに浸っていれば周りは暗く静かな時間が訪れる。以前の囲炉裏もそうだが薄暗い中にある焚き火には特別惹かれるものがあってランタンの灯りも相まって二人だけの世界に来たようだ。まったりとした時間を過ごしていると相手からの視線を感じてそちらを見る。ぼんやりと照らされた相手からやりたい事のお供としてコーヒーをお願いされると以前のやり取りを思い出して笑みと共に承諾する。普段は大して荷物は持って歩くことは無いが今回はキャンプを充実させるために荷物は多めだ。その一環を担うコーヒーの道具一式を取り出してくるとまずは貸し出されたケトルに水を入れてたき火にかける。お湯を沸かす間、小型のミルで持ってきたコーヒー豆を挽くと辺りにスパイスに負けないぐらい芳醇な香りが漂って無意識に息を吸った。ドリッパーにフィルターをセットしている内にお湯が沸いて少し冷ましてから湯通し、それから挽いた豆を入れて一杯ずつコーヒーを抽出していく。手間でいえばもっと手軽な方法もあったがやはり特別な日には最高に美味しい物を飲んでほしくて殆ど自宅と同じ手順だ。いつもと違う場所で馴染みのある香りを感じながら二杯目を入れつつふと相手の発言が気になれば「夜にやりたいことってなんだい?」と問いかけて)

5718: 探偵 [×]
2024-06-17 12:33:52


あぁ、頼んだぜ。……良い香りだ……夜で焚き火っていやこれだ
(キャンプに行く話をした際にねだっていた相手がいれてくれるコーヒー、それを飲みたいと伝えれば相手の顔には笑みが浮かぶ。そして次々に道具が出てくると野外でのコーヒー抽出が始まった。カレーの匂いも落ち着き木が燃える匂いが微かに漂う中で相手がコーヒーミルを回せば周囲に一気にその香りが広がった。馴染みのある匂いだがそれは何度嗅いだってリラックスできるものでこの暗闇の中ではさらに体の力が抜けてしまいそうだ。相手が手際よくコーヒーをいれるのを傍から眺める、出来上がりを心待ちにするようにジッと豆の上にお湯が注がれるのを眺めていたが、不意にこちらのやりたい事の内容を聞かれると小さく笑う。今度はこちらが荷物の方へと近づいて中からひとつの袋を取り出した。袋の中身はコロコロと膨らんでいるマシュマロで「夜空の下でこいつを焚き火で焼きながら食うってのもクールでいいだろ?」と得意げな顔を浮かべる。相手がコーヒーをいれる間に二人分の椅子を焚き火の傍へと置くと使っていない竹串にそれぞれマシュマロを刺す。コーヒーを受け取る代わりにマシュマロを手渡して「ここでお前のコーヒーを飲む時に一緒に食べるならこれが良いと思ってな」と飾らない本音も口にしていて)


5719: 検索 [×]
2024-06-17 15:33:04

今日は色んな香りを楽しむ一日かもしれない。…あ、僕もそれは検索のときに出てきて気になっていた食べ方だ。この場所でコーヒーのお供としてはピッタリなチョイスだね。
(相手から漂ってくる香りに対する呟きが聞こえてくれば口元が緩む。ここでは周りに自然がある分緑の香りや木が燃える匂い、美味しそうな食事の匂いなどをストレートに感じることが出来ている。それはコーヒーも同じことで香りを楽しみながら手際よく抽出しながら相手のやりたい事について聞けば今度は相手が荷物の方に何かを取りに行く。戻ってきた手にはキャンプについて調べた時の検索結果として気になっていたマシュマロの袋が握られていて軽く目を開き声を零す。どうやら考えることは一緒のようだ。入れ終わったコーヒーを手にたき火の前に移動した相手の元に向かえばその片方と交換で竹串に刺さったマシュマロを受け取る。白くてふわふわしたマシュマロを焼くのがクールかといわれると疑問は残るがコーヒーと合うように選んでくれたのが嬉しくて声を弾ませながら賛成の意を示す。同時に良いことを思いつくと一旦コーヒーとマシュマロを置いて一旦荷物を取りに行く。「これは後からのお楽しみだ」と言って相手の隣の椅子に座ると早速竹串をマシュマロをたき火に近づける。良い距離感を探しながら焦げないように串を回して表面を炙っていきながら「焼いたマシュマロは食べたことがないから食感が楽しみだ」と期待を口にして)

5720: 探偵 [×]
2024-06-17 20:58:29


なんだお前も気になってたのか?なら持ってきて正解だったな。夜空の下でコーヒーとマシュマロなんて旅人っぽいだろ?
(満を持してマシュマロの袋を取り出せば相手は目を開いた後に自分も気になっていたものだと返事が返ってくる。どうやら焚き火で焼くマシュマロは相手の検索でもヒットしていたようだ。偶然にも同じものに興味を持っていたことに喜びを感じつつコーヒーを礼と共に受け取ると焚き火の前に座る。焚き火の光だけを頼りに夜空の元でゆったりとした夜の時間を過ごすだなんて探偵とはまた違った方面でクールでハードボイルドだろう。相手は椅子に座る前に何かを取りに行っていて、何かを問う前にマシュマロへと話題が流れてしまった。相手があえて今言及しないというのなら後々のお楽しみにとっておくとしよう。こちらも竹串に刺したマシュマロを焦がしてしまわないようにしながら火へと近づける。クルクル回していると真っ白だった表面には薄らときつね色が着いてきて、それが全体に渡ったところで火からあげると早速一口食べてみる。ふわふわ食感だったはずのマシュマロは焼けた表面とトロッとした中身とに別れていて一層甘い味が口の中に広がった。いつもとは違いまさに蕩ける甘さを味わった後に相手がいれてくれたコーヒーを飲む、今度はその甘さを優しく緩和するような苦味と旨みが広がって思わず至福の吐息を吐き出した。マシュマロが焼ける匂いとコーヒーの香りに包まれれば「この夜にピッタリのコーヒーだな」と相手の方を見やって笑みを向けて)


5721: 検索 [×]
2024-06-17 22:12:25

旅人か、確かに普段通りの生活をしていれば焚き火をしてこうやってまったりする事もないだろうね。んー、新食感の甘さでコーヒーがよく合う。ふふ、お気に召したのなら何よりだ
(興味を持ったものが同じであることに嬉しく感じていながら焚き火の前に座って竹串に刺したマシュマロを焼いていく。今の状態を旅人だと例えられるとぴんと来なかったが日常を送っていればわざわざ焚き火を起こすこともわざわざ外でコーヒーとマシュマロを食べることなんて無いだろう。外界から切り離された場所であるだけの道具で過ごすのは確かにカッコイイかもしれない。所謂ロマンという物に浸っていればマシュマロを火に近付け過ぎて少し焦げてしまった所もあるが全体的に良い感じに色が変わると火からあげて相手と共に一口齧る。外は焦げ目のおかげでカリッとしていてその中から溶けたようなマシュマロが出てきてゆっくりと口を離すとお餅のように伸びる。口の中が甘さでいっぱいになった所にコーヒーを飲むと中和するような苦味と旨みを感じて自然と口角があがる。ふと隣を見れば自分の入れたコーヒーを飲んで笑みを浮かべる相手が居て胸が幸せに満たされた。ここまで喜んでくれるのなら手間をかけた甲斐があるものだろう。ふわふわと満たされる暖かい気持ちのまま椅子を更に近付けて相手にぴたりくっつくように寄り添うとマシュマロを幸せそうに口にする。そのまま一つ目を食べ終えてしまうともう一つ食べようと思うがその前に荷物から持ってきたクラッカーとチョコを取り出してきて「この焼いたマシュマロとチョコをクラッカーで挟んだら美味しいと思わないかい?」と子供みたいな笑みを見せながら相手に提案して)


5722: 探偵 [×]
2024-06-17 23:06:31


あぁ、こうやってゆっくりする時間にはお前のコーヒーがなきゃな。…お、いいな!コーヒーがもっと美味く飲めそうだ
(自分達だけの秘密基地を作り上げ普段は出ることの無い夜空の下で思う存分過ごす、ジンさんがキャンプには男のロマンが詰まっていると妙に儚げな顔で言っていたがまさにこれがその感覚なのだろう。相手と共にマシュマロを食べればこちらが一口で食べてしまったのに対して相手はマシュマロを伸ばしていて思わず笑ってしまった。目の前に温かな焚き火があり手元には相手がいれてくれた香り高いコーヒーがある、わざわざ道具一式を持ってきて手間をかけていれられた一杯はその味以上に胸を幸せで満たしてならない。相手が二人の椅子を更に近づけてピタリと体が寄り添う、こちらからも後頭部に軽く擦り寄ると心のままに髪に軽く口付けを落とした。相手のコーヒーをまた楽しもうとマシュマロを準備していると相手は傍らからクラッカーとチョコを取り出し、ここにマシュマロを挟むことを提案する。さらに一段甘さが広がりそうなそれは同じく一段とこのコーヒーの美味さを引き立ててくれることだろう。早速試してみようとコーヒーを一旦置いてマシュマロを二つ分用意すれば両手で焚き火へとそれらを近づける。しかし二つ同時に焼けばどうしても意識は偏ってしまうもので片方のマシュマロに火がついてしまい思わず「うぉっ?!」と声が出た。慌てて吹き消している間に二つともトロリと溶け始めてしまって「やべ、フィリップ頼む!」と慌てた様子であとを託して)


5723: 検索 [×]
2024-06-18 00:10:38

おやつとして持ってきたものだけどマシュマロを挟めば北米のスモアっていうデザートになるはずだ。…え、そんな、待っ、!
(相手に更に近付いて寄り添うと相手からも擦り寄ってきて、髪にキスされたように見えるとますます口元が緩んでしまう。この幸せな時間に更なる甘さを添えようと二つを見せながらとっておきのアイデアを提案すれば好感触な返事が返ってくる。元々はコーヒーのお供か単なる甘味として持ってきた物だがマシュマロを焼く食べ方を調べた際に出てきた単語を思い出した。軽くスモアの存在を説明しながらマシュマロは相手に任せてそれぞれの封を開けていく。といっても作り方は簡単ですぐに挟めるようにクラッカーを2枚ずつ用意して片側にはチョコも乗せて焼いたマシュマロを載せるだけだ。あとはそれぞれ作ろうと声をかけようとするもその前に相手の焼いていたマシュマロの片方が燃えていて目を見開く。相手が吹き消そうとするがマシュマロが竹串から溶け落ちそうだ。相手の声に急かされて慌ててマシュマロを受け止めるようにクラッカーをその下に差し出す。何とか地面に落ちる前に伸びるマシュマロを受け止め、余熱で一緒に置いたチョコが溶けていく。何とか落ちるのは阻止できたようで一息つきつつもう一枚のクラッカーを上から重ねると「ギリギリ完成だ」と片方を相手に差し出して)

5724: 探偵 [×]
2024-06-18 07:52:33


あぶね……ナイスキャッチだ、フィリップ。よし、いただきます
(相手がチョコとクラッカーを用意してくれている間に一気に二つのマシュマロを焼こうとしたが火が燃え上がって静かな夜は一気に騒然とする。溶け落ちそうになったマシュマロだったが相手が何とかキャッチして事無きを得た。一安心していると良く焼かれて熱せられたマシュマロはその分よくチョコを溶かしているようで2枚のクラッカーに挟まれたマシュマロとチョコが間から蕩けて少量はみ出しているのがみえた。騒々しいながらも二人の連携プレイで出来上がったスモアを相手から受け取る、クラッカー越しにじんわりと温かさを感じながら一口齧り付いた。クラッカーが割れる音の後に溶けたマシュマロとチョコがはみ出してくると一気に口のなかに甘さが広がる、そのまま咀嚼しようとしたが溶けたマシュマロはよく伸びて口との間に白い糸が伸びるとしばらくそれを落とさないようにスモアを様々な角度に動かして食べる時まで忙しなかった。だがマシュマロより一層甘くなったスモアを食べて一口コーヒーを飲むと先程よりも深い苦味のある味がより体に染み渡って、無意識のうちに口元を緩ませながら「最高の組み合わせだ」と息を吐きながら呟いていて)


5725: 検索 [×]
2024-06-18 11:14:12

何だかお餅みたいだ。じゃあ僕も熱い内に…、ん、クラッカーのしょっぱさがアクセントになって一層美味しく感じるよ、幸せの味だ。
(なんとか溶け落ちそうなマシュマロを救済しスモアを完成させて相手に手渡す。相手が一口噛り付くとクラッカーの割れる良い音がして柔らかそうなマシュマロとチョコが見えた。一旦口を離そうとして溶けたマシュマロが伸びて悪戦苦闘するのを見ればくすくす笑って感想を告げつつ自分もスモアに噛り付いた。程よい硬さのクラッカーが割れると中から柔らかいマシュマロの食感を感じてチョコと一緒に甘味が広がる。単体の時と比べてクラッカーの塩味がアクセントになって更に甘さを引き立てていてきらりと目を輝かせる。食感や温度、それぞれ違う甘味と塩味が相性ばっちりで伸びるマシュマロを何とか咀嚼して飲み込むと感想を呟きつつ口元を緩ませる。自信作のコーヒーを飲むと至福の息が零れて同意するようにこちらも頷くと相手が持つ食べかけのスモアに視線を向け「翔太郎、そっちも食べたい」と同じはずの物を強請って待つように口を開けて)

5726: 探偵 [×]
2024-06-18 12:27:34


あぁ、外でこんなに美味いもん食べて良い時間過ごせるなんてな……、…しょうがねぇな、ほらよ
(こちらに続いてスモアを食べた相手の瞳はまた輝きを見せている、どうやらこちらも気に入ったようだ。モゴモゴと口を動かして溶けだしたマシュマロとチョコと食感の良いクラッカーとを咀嚼する姿に微笑ましさを感じつつその様子を見守っていた。焚き火を前に二人でくっつく所までは囲炉裏と変わらないがこうやって外気に振れながら何も無い場所で手作りのひと時の幸せを味わうのは他では得られない体験があって、ジンさんがキャンプにハマるのも分かる気がする。温かいうちにもう一口を齧ろうとしたところで相手はこちらのスモアを所望してきて動きを止める。二人が持つスモアは全く同じで、強いて言うならマシュマロの焼き加減が違うだけだ。だがそれでもこちらのものを望むのは中身ではない他の理由があるからで、そのオネダリに自然と口角はあがっていく。ピタリと寄り添った所から更に体をちかづけるように寄せると文句の言葉を言いつつ口元を緩ませて相手の口元に自分のスモアを差し出して)


5727: 検索 [×]
2024-06-18 15:22:52

あーん、…ん、こっちも甘くてコーヒーにピッタリの味だね。
(夜になって少しずつ辺りの温度は下がり始めたが目の前のたき火とコーヒーと相手と過ごす時間のおかげでずっと温かく感じられている。スモアの甘さとそれに合うコーヒーを味わっていれば自らも少し甘えたくなってしまって隣にいる状態で相手のモノをおねだりすればその動きが止まる。いつものように別の味という訳ではなく中身は丸っきり同じだが何を望んでいるのかは伝わったようで口角が上がったままスモアが差し出され、近くなった距離感のまま齧りつくとやはりクラッカーの食感とマシュマロチョコの甘味が口に広がってご機嫌な笑みを見せる。味わうように咀嚼してゆっくりと離れるとまたマシュマロが伸びてしまって途中で千切れたそれと唇についたチョコを舌で舐め取りながら感想を告げる。まったく同じものであるはずなのにこちらの方が美味しく感じられて一旦コーヒーを間に挟んでから再び顔を近づけると次の一口で相手のスモアを全て食べきってしまって)

5728: 探偵 [×]
2024-06-18 18:38:37


何言ってんだ、お前が持ってるのと同じだろ。…あ……、…ここも甘いが、俺はお前が持ってるそれも欲しい
(二人でピタリと寄り添ったまま相手の口元へこちらのスモアを差し出せば相手はそのまま齧り付いてご満悦なのか笑みが浮かぶ。まるで餌付けのような行為に傍にいる相手を見つめていれば唇にまとわりついていたマシュマロの白とチョコの黒が舌で舐め取られて思わずその動きをじっと見つめてしまう。揶揄うようなことを言うも胸の内は先程の仕草で妙に擽られていて、その間に相手はコーヒーを飲んで唇は綺麗になりさらに手元にあった最後のスモアも食べられてしまって思わず声が出た。スモアはコーヒーのお供として抜群だが綺麗に食べるのは難しいものだ、再び相手の唇に白と黒とがつけば思わずそれを見つめてしまう。相手の舌がそれを綺麗にする前に、あるいはコーヒーで押し流されてしまう前に、相手の顎に手を添えこちらを向かせるとそのまま唇を重ねた。ゆっくり唇を擦りつけ舌の表面を広く使って相手の唇に残る甘いもの全て奪いとってしまう。文句を言われる前に顔を離せば満足気にニヤリと笑って何事もなかったような顔で相手が手に持つスモアを指さして)


5729: 検索 [×]
2024-06-18 20:28:19

実際はそうなんだけれど君の手から食べる方が美味しく感じるんだ。…な、にッ、……、…これかい?
(相手の言う通り自分の手元にある物と相手のスモアは材料も作り方も同じで大きな差はない。他の事であれば自分が同じだと冷静に言い放つ側だろうが相手から貰う物に関しては不思議と美味しさが増すように感じる。それが相手が好きだからこその感情であることを知っていれば堂々とその事を話していた。またその特別を味わう為に許可を得ず最後の一口も食べてしまうと相手から声が上がる。それも気にせず味わっていると不意に顎に手が添えられ相手の方を向かされる。目があった相手が妙に熱心にこちらを見つめていることに気付いた時には顔が近付いていて唇が重なって目を見開く。動けない中表面を擦り付け唇に乗った甘い部分を奪い取るように舌が動くと肩がぴくりと跳ねる。全面が拭い取られ満足気な顔で離れていく相手に薄ら赤くなった顔で文句を言おうとするが上手く出てこない。当の本人は何事も無かったように自分の手にあるスモアを所望してくれば今の状態を隠そうとこちらも平常を装って手元のスモアを見せては「好きなだけ食べたまえ」と相手の口元に軽く押し付けて)


5730: 探偵 [×]
2024-06-18 22:48:19


なら、遠慮なく…
(相手の舌にまとわりついた甘く蕩けた物資を全て奪い取れば密着した相手の体が跳ねるのが良く伝わって、胸は少々薄暗い満足感で満たされて楽しげな笑みを浮かべていた。唇を離したその顔は焚き火に照らされた以上に赤くなっていて思わずニヤけそうになるのを噛み殺す。文句を言う間もなかった相手はこちらにスモアを差し出してくるも感情が乗ったのかスモアが唇に押し付けられて今度は思わず笑ってしまった。好きなだけ食べていいと許可が得られたのなら遠慮なくスモアに齧り付く、こちらの唇も例に漏れずマシュマロとチョコが着いてしまい軽く舌で舐めとってからコーヒーを飲む。先程自分で食べた時よりも相手のものを食べているという事実と、ついでに相手の動揺した表情を見れた満足感でさらにスモアとコーヒーが美味しく感じられる。相手の手に残ったスモアはそこそこ小さくなっていてこちらも最後のひとかけを食べようと口を近づける、その瞬間に蕩けてあふれたチョコが相手の指先についているのが視界に入った。こうなってしまえば巡る思考は同じで残りのスモアを口に含むと同時に相手の指先についたチョコを軽く吸い付きながら奪ってしまう。口の中で咀嚼すれば味以上の甘さが口のなかに広がって「確かにお前の手から食べる方が美味く感じるな」としたり顔を浮かべていて)


5731: 検索 [×]
2024-06-19 00:25:26

……っ、スモアはその美味しさからもっと欲しいと言われていた事が語源らしいよ。 ひゃ、っ、そういう意味じゃない!
(相手がこちらの反応に面白がっているのが伝わってきて恥ずかしくなると文句の代わりにその口元にスモアを押し付ける。このまま交換する流れにしてしまおうと相手が食べるのを見守っていたが一口齧って唇に着いたマシュマロとチョコを舐め取るのを見ると先程の行為を連想させて思わず目が泳ぐ。動揺したのがバレないように視線をそれとなく逸らしながらスモアに関する雑談を挟む。普段はあまり甘い物を食べない相手がここまで食べていることからも間違ってはなさそうだ。時間が経てば少しずつ動揺は収まってきて最後の一欠片を食べる相手に視線を戻す。そのまま顔が近付いてストアを口に含む所までは良かったが指先まで咥え込まれると予想もしなかった行為と生暖かさに変な声をあげてしまう。大きく目を見開いて固まってしまってその間に指先を吸われ味わうような仕草が見えると顔を更に赤くして文句の声をあげる。相手のしたり顔を見るのもこの顔を見せるのも出来なくなれば向かい合うように密着して相手の肩口に額乗せ、「指まで食べて良いとは言ってない…」と抗議の意味を含めてぐりぐり押し付け)

5732: 探偵 [×]
2024-06-19 07:50:33


しょうがねぇだろ?スモアは『もっと欲しい』ってのが語源なんだから
(こちらがスモアに齧り付いていると明らかにその視線は揺らいでいて先程の甘い口付けの事をしっかり意識してしまっている相手にまた口元がニヤけそうになってしまう。相手の雑談を聞きつつ指先のチョコごとスモアを奪い取ってしまえば相手からはひっくり返った声が聞こえて、こちらも遂に笑みを零してしまった。その顔はこの暗がりの中でも明確に真っ赤に染まっていて胸が擽られる、文句が飛んでくるも素知らぬ振りをしようとした相手をこれだけ乱すことが出来た満足感の方が大きくてニヤケ顔は止まらなかった。先程の雑談を逆手にとって仕方がないと自分の行いを正当化しつつコーヒーを飲んでいると相手がこちらの肩口にくっつき感情をぶつけるようにグリグリと額を押し付ける。子供っぽい仕草に笑みは止まらなくて慰めるように頭を撫でてやるも「チョコがついてたからもったいないと思ってな」と全く反省の色を見せる気配はなくて)


5733: 検索 [×]
2024-06-19 10:37:53

だからといって舐め取る必要は無いだろう…、
(思っても見ない行動にこちらは強く動揺しているのに当の本人は満足げな顔でコーヒーを飲んでいる。全く悪びれる様子もなく余裕そうな態度の相手に余計煽られると赤くなった顔を隠すようにぐりぐり額を押し付ける。相手の言っていることは行動をするきっかけであってわざわざ咥える理由ではないと不貞腐れたように主張するが相手の手が頭を撫でるとその心地良さに条件反射的に身体から力が抜けていく。徐々に乱れた心が落ち着いてくればもっと触れていたいという方に天秤が傾いていき、空いた手を緩く背中に回して抱きしめる形を取る。そのまま少しの間くっついていたが顔を上げて頬に手を添えながら至近距離で相手を見つめる。舐め取られた方の指で相手の唇に添えてゆっくりとなぞりながら「沢山つまみ食いしたからもうここは満足そうだね」と冗談っぽくも告げて)


5734: 探偵 [×]
2024-06-19 17:21:25


……、…何言ってんだ、今日の分にはまだまだ足りてねぇよ
(相手の顔はこちらの肩口に埋まって隠されてしまっているが焚き火が照らし出す耳はしっかり赤くて今その顔がどんな状況か手に取るように分かる。恥ずかしさを隠すための文句は止まらなくてそれを小さく笑いながら宥めるように頭を撫で続けていればだんだんと相手の力が抜けていくのが伝わってきた。散々乱してしまったがせっかくリラックスできる時間なのだからまたそちらへ舵を切ったほうがいいだろう、こちらの体へ腕が回されると顔を埋めたままの相手に軽く擦り寄る。不意に相手が顔をあげて視線を交えれば頬に手を添えられて軽く目を開く、そのまま先程舐め取った指が自ら差し出されて唇をなぞると思わず息を飲んだ。そのままこちらを煽るように、お預けとも取れる発言が聞こえれば片側の口角をあげる、こんなにくっついて間近で顔を付き合わせておきながら何も無しなんてありえない。相手と触れ合うのは何度しても充分にならないのが厄介だが幸せな点で、唇をなぞる指を軽く甘噛みした後にさらに体を乗り出すと今度は直ぐには離れないよう緩慢な動きで口付けを送って)



5735: 検索 [×]
2024-06-19 18:33:30

……ん、…君とのキスは甘くはないけど何よりも幸せだ。
(擦り寄ってきた相手と至近距離で顔を突き合わせ、手を添えるとその目が軽く開かれた。先程の仕返しとばかりにゆっくりと唇をなぞると息を飲んだような動きをしたのが分かって溜飲が下がっていく。冗談っぽく言葉を投げかけるとニヤリと笑って物足りないという返事が返ってきて思った通りの答えにこちらも目を細めた。お互いにくっついたまま、指先が甘噛みされたのを合図に更に近付いて緩慢な動作で唇が重なると目を閉じてその感覚に集中する。静かな夜空の下、ぱちぱちと焚き火の燃える音と時折風の吹く音と涼しさだけを感じながら柔らかい唇の感触に浸る。世界で二人だけになってしまったような錯覚を覚えながらも暫く口付けを交わし、やがてゆっくりと離れていくと緩く笑って感想を告げる。もう一度短く唇に触れるとまたくっつくようにぎゅっと相手を抱き締めて)

5736: 探偵 [×]
2024-06-19 21:00:01


同感だ……すっかり暗くなっちまったな
(夜空の下で街の喧騒も聞こえず風の街の匂いもせず、ただただ静寂と薪が燃える音だけに包まれて二人唇を重ねる。相手の体温と焚き火からの熱を感じながら柔らかな感触を堪能する、もうとっくにそこは甘くはなかったが二人を包む空気はマシュマロの焼かれた匂いも相まって充分に甘い。このままもっと奥深くを探ればまたあの甘さを手に入れられるのではないかとじわりと胸が揺れるが、それをゆっくりと引っ込めてそのまま唇を離す。間近にある相手の顔には笑みが宿っていてこちらも同じく小さく笑みを浮かべる。直後短いキスが落ちて擽ったさを感じていると強く抱き締められてこちらからも腕を回して同じくその体を抱き締めた。視界から相手が外れてしまい改めて周囲を見れば日が落ち真っ暗になってしまったことに気がつく、この周辺は焚き火とランタンで照らされているがそこから外れた場所はすっかり暗く何があるのかさえも分からない状態だ。こうやって相手とくっついているのも悪くないが今日のために持ってきたもうひとつの取っておきを思い出すと顔を上げて目線を交わす、その顔に自然と笑みを浮かべながら「そろそろ火花が綺麗に映える時間じゃねぇか?」と確信を避けた言い方で問いかけて)


5737: 検索 [×]
2024-06-19 21:31:54

ああ、…!確かにそろそろ真っ暗なだけじゃなくて綺麗な輝きが見たい気分だ。
(お互いに腕を回して相手と共にいる幸せを噛み締めていたが気付けば辺りは真っ暗になっている。日が長くなってきたとはいえ落ちてしまえば当然夜がやってくる。そんな中で二人で身を寄せていたが相手が動く気配がすればこちらも顔を上げて目を合わせる。そして楽しげな笑みと共に勿体ぶった言い方で問われると直ぐに何を示しているのか分かってぱっと笑みを浮かべる。相手に合わせるように名言を避ける形で同意を示すと興味はすぐさまそちらに向いて腕を解いて椅子から立ち上がった。とっておきの楽しみを十分楽しむ為にも暗い中ランタンの灯りを持って調理に使った道具などを炊事場に片付けに行き、その帰りにバケツに水を貯めてテントサイトに戻ってくる。諸々の片付けと準備を終えると弾むような足取りで荷物の方に向かい、昨日二人でどれにするか悩んで決めた花火のセットを持ってくると「いよいよこれを使う時が来たね」と目を輝かせながら相手に見せて)


5738: 探偵 [×]
2024-06-19 22:49:02


ならやることはひとつだな
(こちらが何とは言わない言い方をすれば相手からも同じような返事が返ってきて、だが頭に思い浮かべているものは同じだろう。こちらも立ち上がるとお楽しみのためにまずは片付けを手早く終わらせる。調理器具を綺麗にして水入りのバケツを持って帰ってくれば準備は万端だ。焚き火の火もそこそこ燃え尽きていて周囲にある光はランタンくらいなもので火花を散らせるにはピッタリな環境だろう。相手が荷物の方へと向かい戻ってくるとその手には散々悩んで決めた花火セットが握られていて口角をあげる。量も種類も二人でやるには十分な量あって、相手の『初めて』の体験を大いに彩ってくれるだろう。付属されていた平たいロウソクを地面に起きライターで火を灯して着火源にする。セットの封を切るとまずはタンダードな手持ち花火であるススキ花火を取り出してひとつを相手に手渡した。遊びとはいえ火を伴う以上は気をつけて扱わなければならない、「こっちの細い方が持ち手で、端っこに火を付けると一気に火花が飛び出すんだ」と解説を挟むと、最初の一本は相手に体験してもらおうとその様子を見守って)


5739: 検索 [×]
2024-06-20 00:24:41

まさかあの大きな花火と同じものが手に持って出来るとは思わなかったよ。…分かった、ならこっちを火に近付けて…、着いた!わあ…凄い!綺麗だ、翔太郎!
(花火セットを見せると相手もこちらに負けじと口角が上がる。花火は自分にとってはあの夏祭りの日に見た特別な光景を指す言葉だった分手軽に手元で出来る花火があると知った時は驚いたものだ。相手がロウソクを立てて準備するのを眺めつつ花火への期待は高まっていくばかりで興奮しながら強い興味を含んだ言葉を告げる。相手にまず手渡されたのは細長い棒のようなもので細い部分と紙のような物が巻きついた部分がある。間近で観察しながら相手の説明を受け使い方を大体把握すると早速ロウソクの火に花火のひらひらした紙の部分をかざす。すると火が移って少しするとシューという音と共に火薬に火がついて前方に向かって白っぽい輝きを見せながら火花が落ちていく。暗い中に映える特別な光に興奮したように声をあげて無邪気にはしゃぐと相手の名前を呼んでその輝きを相手にも見せようとして)

5740: 探偵 [×]
2024-06-20 07:52:54


…だろ?じゃあ俺も…
(相手が花火の先端をロウソクの火に近づければ花火の先端が煌めく、直後花火の先からは白い光がキラキラと飛び出していく。それに相手は無邪気な笑みを見せていて花火の煌めきに負けないくらいに輝く瞳に暫し目を奪われると、一拍置いてから返事を返した。花火を楽しむ相手の姿は『初めて』の思い出としても記憶に根付くだろうが、無邪気に笑って自分の名前を呼ぶ姿も含め夏の思い出として強く心に焼き付く事だろう。こちらも相手と同じ花火を手にすると相手の隣へと並んで未だ火花を出し続けている相手の花火にこちらの花火の先端をくっつける。すると火が移ってこちらの分も音を立てながら青い光を発し始めて「色はランダムみてぇだな」と二つの光を見つめながら言い)


5741: 検索 [×]
2024-06-20 10:06:03

なるほど、そうやって火を貰えばいいのか。青も綺麗だね、
(大きな花火は見たことがあってその原理も十分に理解しているが実物として自分の手元で輝く光に目を奪われると子供のようにはしゃいで相手に見せる。相手も同じ形状の花火を手にすると隣に並んで自分の花火に先端をくっつける。一瞬その意図が読めずキョトンとするが着火した相手の花火から青い光が飛び出すようになると花火ならではの火の貰い方に口元が緩んだ。真っ暗な中に輝く白と青の光は綺麗でずっと見ていられる。円を描くように手を動かすと当然花火の白い光も同じように動き、残像が残って文字を書いているように見えるのが何だか面白い。だが燃焼と共に花火が短くなっていきついに消えてしまえば「あ、」と声を零すが水の入ったバケツに入れてからもう一本同じものを手にして戻ってくると先ほど相手がしたように先端をくっつけて火を貰う。今度の花火は黄色の光を発し始めて「ル.ナ.ト.リ.ガーの完成だ」と言いながら光を交わるように動かしてみて)


5742: 探偵 [×]
2024-06-20 12:34:01


良いおすそ分けだろ?…あぁ、俺達の色だ
(お互いの花火をくっ付けて火を貰えば相手の口元が緩むのが分かる、花火中によくやる行為だが恋人である相手とでは幸せの共有のようにも思えて手に持つ花火のように胸が煌めく気がする。相手が円状に花火を動かすのを何となく目で追って、はしゃいでいる相手を見守っていたが先に火がついた相手の花火は火花が出なくなって終わりを迎える。今度はこちらの花火から相手の花火へと火を移せば、手持ち花火からは黄色の光が飛び出した。この色の組み合わせならば二人とも考えることは同じで変幻自在の絶対必中フォームの名が出ればこちらも口角があがる。二人を示す色の光が交わるようにこちらも花火を動かしていたが今度はこちらの花火が終わってしまった。次なる花火を持ち出して相手の分から火を貰うと紫の火花が飛び出してくる。自分のメインメモリの色に「これならルナジョ、…」と言いかけるも、手持ち花火から出る色を見ているうちにそれがピンク色に見えてきて眉をひそめて火花を見つめる。紫と言われれば紫で、ピンクと言われればピンクのその色合いに思わず相手の方をみると「これル.ナ.ジ.ョ..ー.カ.ーなのか?」と聞いてしまって)


5743: 検索 [×]
2024-06-20 14:15:57

まさかこんな所で見かけるとはね。…微妙なラインだけど紫といえば紫だね、それとも君が新しくピーチのメモリでも持ってみるかい?
(一つのロウソクの火から順番に繋いでいく手順は想いや幸せを伝えあっているようにも感じられて胸は暖かくなっていく。相手から貰った火で黄色と青色が揃えば視線を合わせお互いに微笑む。ランダムな色の中で馴染みある自分達の色を揃ったのが嬉しくて小さく笑いながら感想を呟く。やがて相手の花火も終わってしまってまたこちらから火を分けると紫色っぽい光が出てくる。相手が二つの色で成り立つフォームを言いかけるが眉をひそめて少し考えた後こちらに審議を持ち掛けてくる。改めてその色を見れば紫ではあるが切札メモリの落ち着いた深い色ではなく赤っぽい紫で少しピンクっぽい気もする。一応問題はないといった回答はするが別の解決策として相手が新たにこの色に当てはまるようなメモリを持つことを冗談半分に提案しておいた。そんな会話をしていればこちらの花火が終わってしまって新しいものを取りに行く。同じような形で更に長く少し太いものを隣に見つけると早速手に取って相手に火を移して貰う。さっきの花火と同様赤い火花が飛び出して「ヒ.ー.ト.ジ.ョ.ー.カーだ」と口にするもこちらは明確に橙、黄、紫と色が変わっていって「凄い、綺麗な変色反応だ!」と声を弾ませて)

5744: 探偵 [×]
2024-06-20 18:20:40


桃でどうやって戦うんだよ!……流石にこんだけのメモリは使えねぇな
(自分の手持ち花火から発せられている火花は相変わらず紫と呼ぶべきか微妙なラインにあって相手の意見を聞いてみれば同じく微妙なラインであると同じ言葉が返ってくる。こうなれば言い張った者勝ちかと思ったが相手がピンク色の存在しないメモリの名前を口にだせば思わずツッコんでしまう。桃ができることと言えば果汁を出すか種を投げつけるくらいだろうか、いずれにせよ戦闘向きでないのは明らかでこの火花の色は紫だと言い張っておいたほうが都合が良さそうだ。やがて相手の花火の火花がつきて次の分を持ってくる、似た形だかどうやらこれまでのものとは違うようだ。早速火を移せば相手の花火は赤色に輝きだしてまたも二人の色が揃えば感嘆の声をあげる。しかし直後色が変わって次々と火花の色が変わっていく。どうやら一本のうちで様々な色の火花になるタイプだったらしい。次々と変わる色にメモリに掛けた冗談を飛ばしていると手元の花火は燃え尽きてしまった。バケツに花火を入れたあとに次の花火を取り出そうとセットの方へ近づく、比較的和やかに花火の時間を過ごしているがそろそろ刺激が欲しいところだ。目当てのものを見つけだすと暗がりでほくそ笑んで相手のもとへは行かずわざわざロウソクの方へと近づく。しゃがみこんで円形のそれの先端に火が着いたのを確認すれば「フィリップ!」と相手の気を引くように名前を呼んで二人の間にそれを放り投げる。途端に火のついたそれ、ネズミ花火はバチバチという音と共に高速回転するとそこら中を好き勝手走り始めて)


5745: 検索 [×]
2024-06-20 21:19:47

ああ、頭がパニックになりそうだ。 何か良いものでもあっ、た…うわっ、え、なんだいこれは
(いつもの調子のツッコミを受けつつ次に火をつけた花火は次々色が変わっていって驚くと共に興奮を見せる。相手がメモリに絡めた冗談を言えばこれだけの数を入れ替えながら戦う所を想像して話に乗っかりつつ笑みを零した。手元にある分色の変化がよく分かって相手の花火が燃え尽きて次の物を取りに行く間も黄緑や青に変わっていく花火に目を奪われていた。さっきのように直ぐに戻ってこない相手が自分の名前を呼べば何か面白いものを見つけたのかと問いかけながら顔を向ける。だが近くに足元に放り込まれたのは火のついた小さな輪っかで固まっている内に激しい火花を上げながら回転し始めるとビックリして飛び退く。それだけでなく回転しながら移動してくると焦り困惑した声をあげながら逃げ、最後に大きな音を立てて破裂するとぴくっと肩を跳ねさせ素直なリアクションを見せて)

5746: 探偵 [×]
2024-06-20 23:07:18


良いリアクションだ。これはネズミ花火って言って回転しながら予測不可能な動きするんだ。なかなかスリルあるだろ?
(相手の注意を引くためだけに名前を呼ぶだけ呼んでネズミ花火を放てば相手は見事に飛び退いて思わず笑ってしまった。運が悪いことにネズミ花火は相手に近づいて行って慌てて逃げる様にひとりで笑い声をあげる、最後のオマケで弾けるような音がなればようやく事が終わったと理解したのか困惑した顔がこちらへと向いて楽しげな笑みは止まらなかった。新たなネズミ花火を持って相手の方へと近づけばタネを明かすようにその形状を見せる。基本はその場で回転するだけだが何かのきっかけがあれば好き勝手な方向に高速で移動し始めるそれは騒ぐのには持ってこいの花火だろう。さらにスリルを増やそうと手には二つのネズミ花火があって再び火を付けると適当な場所に放り投げる、直ぐに二つの光輪が回転し始めしばらくはその場に留まっていたが不意に二つのネズミ花火が同時にこちらへと迫ってくると思わず「え、」と間抜けな声が出た。止まる様子のないネズミ花火に流石に焦りを感じて逃げ始めると「なんで二つともこっちくんだよ!」と自ら撒いた種にも関わらず叫んでいて)


5747: 検索 [×]
2024-06-20 23:54:33

ビックリした…、設置して襲ってくる花火なんて初めてだ。え、
(なんの説明もなしに火花を散らしながら輪っかが近づいてくれば慌てたような声を上げて逃げる。弾けるような音を最後に何も反応しなくなれば終わったことを悟るもこれを仕掛けた犯人は楽しそうに笑っていて文句を込めた視線を送る。無事に終わったことに息を吐いていると近づいてくる相手からタネを明かされその手元を見る。ネズミ花火と呼ばれる物の構造を観る限り吹き出す火花で回転させ、その際にバランスを崩すとその方向に移動し始めるという仕掛けだろうが相手の言う通り動きは予測不能でランダム性やスリルが十分にある花火だ。さっきの手持ち花火とは違う性質を持つ存在に関心を寄せているとその下にはもう一つネズミ花火があって二つに着火されると目を開いて焦った声が出た。地面に放たれた花火は先程と同様火花を散らしながら回転しはじめるがそのどちらともが相手に向かい始めると思わず噴き出してしまう。先程の余裕そうに仕掛けてきた面は何処へやら叫びながら逃げる様子に笑い声をあげて「自業自得だ」と告げておいた。やがて相手の近くで二つの花火が弾けると今度はこちらが相手の反応に満足した表情を見せる。なかなか面白そうな花火も入っていることが分かればセットの方に近づいて中でもそこそこ存在感を示していた吹き出し花火を手に取ると「つぎはこれにしよう!」と相手に呼び掛けて)

5748: 探偵 [×]
2024-06-21 07:48:32


…二つ同時に火つけたらもっと好き勝手動くと思ったのになんでどっちも同じ方向に走ってくんだよ……
(こちらを追いかけるように動き始めたネズミ花火に最初こそ笑顔で逃げていたものの何度振り返っても二つのネズミ花火はこちらを追尾するように迫ってきて最後には必死の形相で花火から逃げていた。立場が逆転してしまいこちらをみて笑う相手を恨めしく思いながら暗闇の中を走ると背後で終わりの合図でもある弾けた音が二回聞こえてようやく足を止めた。上がった息を整えながら二人で騒ぐ予定がこっちだけが逃げる結果になってしまい思わず愚痴を零してしまう。ようやく息も整ってきた所で相手が次の花火を選んだのか声を掛けられる、振り返った先で相手が持っていたのは吹き出し花火だ。ネズミ花火とはまた違った派手さを持つそれに「お、いいな!」と返事をすれば適当な場所の地面を靴で簡単にならす。相手から吹き出し花火を受け取ればある程度平らになった地面にコケないように置き、ライターで導火線に火を付ける。すぐさま導火線はシューと音を立てながら短くなっていって「フィリップ離れろ!」と弾んだ声で退避するように叫んで)


5749: 検索 [×]
2024-06-21 10:19:09

君がネズミ花火に好かれているようで何よりだ。こっちも手に持たず地面に置くタイプなんだね、…ああ!
(先ほどは突然のことに訳も分からず逃げていたが今回放ったネズミ花火は追尾機能を疑うぐらい相手を追っていて必死に逃げるさまをくすくすと笑う。確かにこれは見ていて面白いかもしれない。最後に弾けた音がして追尾が終わると息を切らした相手に揶揄う言葉を投げかけていた。次にこちらが手にした吹き出し花火に良い反応が返ってくれば慣れているであろう相手に渡して使い方を見守る。こちらも設置型のようでならした地面の上に置くと導火線に相手が火をつける。爆弾のように短くなっていく導火線にワクワクしながら相手と共に走ってその場から離れる。十分に距離を取ってから振り返ると火が花火本体に到達し一気に火花が噴きあがる。自分達の身長かそれ以上の所まで勢いよく火花があがり、上の方でぱちぱち弾けたりして派手に辺りを照らすと「おお…凄く綺麗だ!」と興奮した声をあげて)


5750: 探偵 [×]
2024-06-21 12:36:17


おぉ!やっぱ花火は派手な方がテンションあがるな
(こちらの合図と共に吹き出し花火から離れれば十分距離を取った所で派手な音と共に火花が吹き上がる。二人の身長以上に吹き上がる火花を相手の隣で見上げながら、次々変わる火花の色や賑やかな音に楽しげな笑みを見せていた。吹き出し花火は直ぐに火薬が尽きないのもいい所で、今度は花火大会で使われるような煌めく閃光を放ち初めてさらにテンションはあがっていく。ちらりと相手をみれば相変わらずその瞳を輝かせながら興奮している様子で無邪気にはしゃぐその姿にまた胸をくすぐられる、この花火だけでもここに来た甲斐があったと言えてしまうくらいの喜びようだ。未だ派手に色とりどりの光を放ち続ける花火を前に相手の腰へと腕を回せば「二人っきりの花火大会も悪くねぇな」と相手に笑いかけ)


5751: 検索 [×]
2024-06-21 15:34:02

そうだね、これくらい派手なのを街中でしようとするのはなかなか難しいだろうしこれもキャンプならではの体験だ。…ああ、綺麗な物も好きな物も独り占めできる
(吹きあがる花火は花火大会の時に見たものとはまた違った派手さと輝きがあってテンション高く見上げる。相手もこの光景に興奮しているようで素直なリアクションにますます口元が緩んだ。さっきまでのススキ花火ならともかくこうやって高く吹きあがる花火は安全面などから街の中で出来る場所を探すのは難しいように思う。こうやって暗い中好き勝手に花火が出来るのも都市部から遠く離れたキャンプ場の特権だろう。色とりどりの花火を見つめていれば腰に腕が回ってその距離が近づく。相手の目には花火の光を反射してきらきら煌めいていてその美しさに思わず見惚れそうになる。二人っきりの花火大会というワードに胸が華やぐと浮ついた心のまま短くキスを落として上機嫌に微笑んで寄り添い、クライマックスとばかりに更に閃光を増した花火を見つめていて)


5752: 探偵 [×]
2024-06-21 17:39:03


最近はどこも花火禁止だからな、風.都でしたらジンさんが飛んで来ちまう。……、違いねぇ
(吹き出し花火は派手な音と煌めく閃光と共に大量の煙も発していてこのキャンプ場だからこそはしゃいでいられるが街中では決してできない代物だ。公園でこれをやろうものなら警察が飛んでくるだろう、ジンさんからは高校以来のクドクドとした説教が入るかもしれない。そんな冗談を飛ばしながら相手へと寄り添えば相手の顔がこちらへと向く、煌めく花火を前にしても相手の顔がこちらへと向くのならば視線を交わしたくなるもので相手の方を見て目を合わせた。そのタイミングで独占欲をチラつかせた言葉と共に短いキスが降ってくればいやでも口角はあがる。相手もこの経験も景色も、この場にある煌めくもの全てが今は自分のもので相手と共有しているのだ。吹き出し花火はクライマックスを迎えて一層派手な閃光を散らしながらゆっくりと火花が収縮して終わりを迎える。熱くないのを確認してから筒を水入りのバケツへと入れれば、暫くは残りの花火を楽しんでいた。そうしているうちに袋の中身はみるみる減って残りは一種類となる、それを取り出せば「花火の締めくくりにはこれがねぇとな」と線香花火を相手の方に見せて)


5753: 検索 [×]
2024-06-21 23:39:33

_…これは線香花火と言われる種類の物だね。今までの中で一番シンプルで細い構造の花火だ…やろう、翔太郎
(ここでだからこそ出来る花火を楽しんで短くキスを送るとその口角は満足気にあがる。煌めく閃光も大切な人との思い出も2人だけのものにしてしまいながら吹き出し花火を見つめていた。やがて火薬が切れて終わりを迎えると水入りバケツに入れて残りの花火を楽しむ。贅沢に2本同時に点火したり何色になるか予想したりしながら遊んでいれば袋の中身は減っていって最後の一種類となった。相手が取り出したのは一際細くてシンプルなつくりのもので以前の検索結果から名前をあげてみる。存在こそ知っていたが見るのは初めてで花火の締めくくりであるのも初めて知った。姿を確認していたが興味が上回って相手に声をかけるとその1つを受け取って立てたロウソクの元にしゃがみこむ。向きを教えて貰って持つとその先端にひをかざし、燃え移ったのを確認すると火元から離して様子を見守る。先端の火はゆっくりと球状にまとまっていきパチパチと火花が散るようになると不思議とその小さな輝きに目を奪わせて「…綺麗だ、」と零して)

5754: 探偵 [×]
2024-06-22 10:10:24


流石にこいつは知ってたか。……あぁ。他のに比べて派手さはねぇけど、ずっと見てたくなる光なんだよな…
(袋を見せれば相手はその存在を知っていたようだ、花火の代表格であるこれの名前はさすがに知っていたらしい。相手に数本花火を渡すと着火部分等を教えて早速実践に移る、相手と共にしゃがみこむとまずは火が灯る様子を見守った。一瞬先端が燃え上がり火の玉のようなものが出来上がるとやがてパチパチと小さな火花が飛び散りだす。他の花火とは趣の違うその光は何となく心を穏やかにさせて儚げに見える。こちらの分も火を付けて二つの線香花火が並ぶと小さな球が微かに光るなか控えめな音と共に閃光が弾けては消えて、先程の吹き出し花火とは違い静かで穏やかな気持ちでその光を見つめていた。もう少し安定した体勢を取ろうと僅かに体を動かす、すると衝撃に弱い線香花火は球部分がポトリと落ちてしまい思わず「あ、」と声を漏らして)


5755: 検索 [×]
2024-06-22 14:09:09

花火の締めくくりになる理由もわかる気がするよ。…あ。…とても繊細みたいだね、長く灯すのは難しそうだ。
(先端で火の玉を作ってぱちぱちと小さな火花が飛び散っては消える様子はなんとなく目が離せなくてずっと見つめてしまう。相手の言う通り派手さや変色がある訳では無いが見守りたくなる気持ちは共感が出来て最後に残していた理由も理解が出来た。そうして二人して並んで見つめていたが相手が姿勢を変えようと動いた途端火の灯った球の部分が落ちてしまう。呆気ない終わり方に驚いていると無意識に手を動かしてしまったのかこちらの球部分も地面に落ちてしまって声を漏らした。作りが簡素でシンプルな分衝撃に弱いようだ。最後まで見守るにはいかに動かず揺らさないかが重要そうだろう。難易度の高さを感じていたがふと良い事を思いついて新しい線香花火の一本を持つと「どちらが長くこの線香花火を保っていられるか勝負しないかい?」と持ち掛けて)

5756: 探偵 [×]
2024-06-22 19:08:58


あ、…燃え尽きるまで見守んのなかなか難しいんだよな。…お、それも線香花火の定番なんだ。いいぜ、その勝負乗った
(こちらの火球が落ちて思わず声をあげればこちらに気を取られたのか相手の火球も落ちてしまいまたも声を漏らす。ちょっとした衝撃で終わってしまうところも線香花火の儚さを形作る要素かもしれない。何かを摘んだまま一定の姿勢を保つのはなかなか気力と体力がいるもので最後まで火が消えるのを見届けるのは案外難しいものだ。そんな性質もあってどちらが長く線香花火を保っていられるかはよく勝負のネタになるものだが相手からまさにその勝負を持ちかけられるとニヤリと笑みを浮かべる。こちらも新しい一本を取り出すと火球が落ちにくいように呪いの意味も込めて線香花火が真っ直ぐになるように軽く伸ばす。相手も準備は万端なようで、線香花火を構えると「いくぜフィリップ…せーのっ」と合図と共に線香花火の先端に火を灯して)


5757: 検索 [×]
2024-06-22 21:54:25

そうこなくては。要は動かさなければ良いのだろう? せーの、
(予想以上に脆い一面を知れば相手に勝負を持ちかける。どうやらこの勝負も線香花火をする時のお約束のようで相手がにやりと笑って乗ってくればこちらもやる気を見せる。今ので大体落ちる要因は掴めたはずで肝心なのはいかに同じ姿勢で持って揺れや衝撃を与えないかということだろう。得意げな様子で注意することを纏めていれば相手も準備が整って線香花火を構える。相手の合図に合わせて先端に火を付けると球が出来る前に自分の目の前に持ってきてポジションを構えた。先程と同じく球が出来ると火薬が燃えては小さな火花が散って静かに光を放つ。落とさない為にも黙り込んでその様子を見守っていたがこういう時に限って軟風が吹き始めると慌ててもう片方の手で風を遮って火を守ろうとして)

5758: 探偵 [×]
2024-06-23 23:15:17


やることは単純だが忍耐力が試されるよな。…、…いい風邪よけだ
(線香花火を長く保つためには相手の言う通り究極動かなければ良いのだが、それをずっと続けなければならないのはなかなか骨が折れるものだ。線香花火となれば自然としゃがんだ姿勢になるもので基本的には自分との戦いだろう。二人同時に火をつけて最初こそ儚げに散って小さな音を発する線香花火を黙って眺めていた。しかし静寂な時間が流れていた森の中に不意に緩やかに風が吹いてくる、何も無ければ気持ち良いと言えるものだが今この時では線香花火の天敵だ。肝を冷やしていると相手は線香花火に手をかざして風邪よけを作っている。それを見れば悪巧みを思いつき小さく口角を上げるとゆっくり慎重に相手の線香花火の横に自分の分も持っていった。こうすればこちらの分はほとんど姿勢を変えることなく風から守られることになっ余裕のある顔を向けてニヤリと笑い)


5759: 検索 [×]
2024-06-24 00:22:04

な、狡いだろうそれは、っ……
(二人で静かに花火を眺めていたが不意に吹いた風から先端で弾ける小さな火花を守る為に手で壁を作る。ただずっと同じ姿勢で居れば良いという訳でもなさそうだ。ひとまずほっとしていると相手が花火を持った手をこちらに近付いて横並びになったのを目撃して思わず声を上げる。こちらの作った風除けにタダ乗りするような行動に文句と共に相手の方を見るがその動きに火球は揺れると慌てて声を噤んで静止する。何とか落とさずに済んだが今度はずっとしゃがんでいる足が痺れてくる。これでは長期戦が難しそうだと考えると逆に相手が落としてしまうよう揺さぶりを掛けようと「花火といえば想いを伝えあったり膝枕したり色々思い出があるね」と相手が動揺しそうな話題を振ってみて)

5760: 探偵 [×]
2024-06-24 07:52:34


賢い戦略だろ?…え、いやまぁ……そうだ、な…こう……いろいろ、…思い出が……
(相手が線香花火を守るのに便乗するように隣へ線香花火を持っていけば隣から文句が飛んでくるも、そうやって動いたことで火球があわや落ちそうになって慌てる相手を見ればニヤケそうになって必死に笑みを噛み殺す。ちょうど良い風よけがあったので利用したまでだとすました顔をしつつ、文句を言う姿に可愛げを感じながら必死に線香花火を落とさないようにしている姿を見つめていた。しかし不意に相手が花火の思い出を話題に出すと最初こそ意図が分からず目を瞬かせる。しかし例として挙げられた思い出はこの平常心でどれもまともに言葉にできないものばかりで徐々に目が泳ぎ始めた。突然花火の話を振った意図にようやく気づくも、他にもいろいろと思い出があるはずなのに相手が先に挙げられた事で頭がいっぱいになってしまって、どうにか言葉を発しようとするも思い出せば思い出すほど先程のすました顔はなりを潜めて心は落ち着かなくなってしまった。まんまと相手の術中にはめられてしまうと今度はこちらが文句を言おうと相手の方を見る。そうすればしゃがんで固まっていた体は無意識に動いてしまったようで、線香花火を持つ手を動かしてしまった。直後隣合っていた二つの火球がくっついてしまって「あ、」と声が出る。火球は直ぐに溶け合いひとつの球になってしまって「これじゃ勝負にならねぇな」と思わず笑ってしまい)


5761: 検索 [×]
2024-06-24 10:53:01

何かと花火には縁があるね。…あ、
(相手が自分の守りに便乗するならばこちらもそれらしい戦術を取ろうと花火の思い出を話として振る。最初こそ何のことか分かっていないようだったが例に挙げた場面の付随するあれこれを思い出したのか目が泳ぎ始める。先ほどまでの澄ました顔は崩れ歯切れの悪い返事が続く、狙い通り相手の動揺を誘う事が出来ればこちらは小さく笑って何ともない口ぶりで言葉を返した。落ち着かなくなるとその分体もじっとしていられないだろうと勝ちを確信していたが予想通り相手は手を動かしたものの落ちずに二人の球がくっつくとほぼ同じタイミングで声を零す。くっついた火球は一つとなって存在感を増してぱちぱちと火花を散らしていて、まさかの結末に相手と顔を見合わせ笑うと「ああ、…でもある意味僕達らしい決着だ。ここからは協力プレイと行こうか」と告げる。花火本体を揺らさないように相手と横に並びくっついては二人の線香花火を穏やかな表情で見守って)


5762: 探偵 [×]
2024-06-24 12:33:34


だな、俺達は競い合うより協力する方が性に合ってる
(どちらの火球が長く持つかの勝負のはずが二つが一つになってしまいもはや勝敗がつかなくなってしまって相手と顔を見合わせて笑ってしまう。先程よりも大きな球になった線香花火を見つめながら今度は相手と共に火球を落とさないように意識を集中させた。静寂の中相手と隣に並んでいればドライバーを介さずともその動きは何となく分かって、二つの持ち手を離さないようにしながら先程よりも大きい火球から弾ける火花と音とを静かに眺めていた。やがて火花は落ち着きを見せて弾けなくなり、最後には球が萎んで赤い光さえ無くなってしまう。どうやら火球を落とさず最後までやり切ることが出来たようだ。ひとりでやってもなかなか線香花火を最後まで持たせる事は難しいが、ひとつになった線香花火を二人でやり切れたのも隣にいるのが相手だからだろう。火球が落ちることなく消えた線香花火から相手の方へと目を移せば「俺達の勝利ってとこだな」と冗談めかして言い)


5763: 検索 [×]
2024-06-24 14:55:14

…ああ、花火の締めくくりとしては最高の結果だ。二人だけの花火も楽しかったね
(予想外の出来事ではあったが二人で並んで一つとなった線香花火の火球を静かに見つめる。お互いが支え合うような形でバランスを保てば綺麗な火の華を見せていた球は落ち着きを見せ、最後には火薬が切れて煙となって消えてしまった。勝負はつかなかったが一人でも難しいであろうミッションを二人で達成できた満足感の方が強くて相手と目が合うと得意げな表情と声を返した。打ち上げ花火とはまた違った充実感と全てやり終えてしまった寂しさを感じながらロウソクの火を消すとたちまち辺りはまた真っ暗になった。これでひとまず夜にやりたいと決めていたことは終わりなはずだ。痺れた足を伸ばすように立ち上がると施設の設備を思い出して「花火の片づけをしたらシャワーだけ浴びてきてあとはのんびり過ごそうか」と提案して)


5764: 探偵 [×]
2024-06-24 17:16:52


…、同感だ。だな、テントも全然使ってねぇし、ゆっくりしようぜ
(最後の線香花火が穏やかな時間と共に終わって着火用のロウソクを消せば周りにある明かりはランタンだけになってしまった。あれだけ派手な音が響いていたのに辺りは今やすっかり森の静寂に包まれて相手と自分が発する音以外は木々の揺らめきと虫の鳴き声しか聞こえない。相手がしみじみとしつつも先程の自分と同じ感想を零せば、じわりと愛おしさが胸に滲んで軽く頬へと口付けて、こちらも立ち上がるとしゃがんで固まってしまった足を伸ばした。あとの時間は寝るのに向けて準備を整えつつゆっくりとした時間を過ごすだけだ。寝心地を確かめたっきりのテントもそろそろ活用してやらなければならない。同意するよう頷くと管理小屋の隣に設けられたシャワーを浴びるため必要なものを諸々用意し、ランタンを片手に持つと当たり前のように相手と手を繋いで夜の道を歩き始めて)


5765: 検索 [×]
2024-06-24 19:02:38

…これだけ真っ暗で静かだと別世界に来たみたいだ。…あれだね、
(相手から頬に口付けを受けると口元を緩めつつ立ち上がって寝る為の準備を整えることにする。今までやりたい事を詰め込んだようなものだがゆっくりする時間を楽しむのもキャンプの醍醐味だろう。持っていくものを一つに纏めると当たり前のように手が繋がれて管理小屋近くに向かう。所々にある電灯以外の灯りは相手の持つランタンしか無くて人影もない。外でここまで他人の存在を感じないのは初めてで無意識に手に力を込めながら辺りを見渡し思ったことを口にする。物珍しい夜の自然の中を進んでいくと管理小屋の灯りが見えてきてその隣に目的地である建物が見えた。近付いて表の説明を見る限り何室かシャワー室があって硬貨を入れると一定時間温水が出てくる仕組みのようだ。仕様を理解すると「終わったらここで待っておくというので良いかい?」とシャワーを浴びたあとの集合場所を決めて)

5766: 探偵 [×]
2024-06-24 19:36:48


あぁ、こんだけ周りが静かだとほんとに世界から俺達だけが取り残されたみたいだよな……
(相手と並んで暗い森の中を歩く。いつもはそこらで感じる人の営みは全く感じられない、ただの林道となれば尚更周りに人気を感じられなくてまるで世界に二人ぼっちになってしまった気分だ。相手の方から強く手を握られるとこちらの存在をより伝えようと相手の手を包むように握り返してランタンの光を頼りに道を進んで行った。やがて管理小屋の灯りが見えてきてシャワールームが見えてくる。こんな山奥では温水も貴重だろう、手早く体を洗う必要がありそうだ。仕様を理解してから相手と再びここで合流するよう声を掛けられると「あぁ」と短く返事をして壁で区切られた個室へと入っていった。山の中にいて涼しかったとはいえある程度汗はかいていたらしく温水を浴びると体がさっぱりとする。体を洗うとやがて温水が止まってタオルで体についた水分を拭った。今日はシャワー後も外を歩くことを考えジャージ姿だ、タオルで頭を拭きながら外へ出て合流場所へ行くと相手が出てくるのを待って)


5767: 検索 [×]
2024-06-24 20:28:18

…ただいま、やっぱりシャワーだけでも浴びるとさっぱりするね。…いつもの寝巻きじゃなくて良かったのかい?
(非日常が続く空間の物珍しさを感じつつ目的地に着くと相手と別れて隣の個室に入る。キャンプと聞いて風呂が無い可能性も考えていたが暖かいお湯を浴びると気づかぬうちに溜まっていた汗や疲れが流れていくようで小さく息を吐いた。持ってきたシャンプーなどを使っていつもより手早く体と髪を洗っていく。一人でいれば何となく今日したことを振り返る時間にもなって楽しかったことを噛み締めていれば最後に流す途中で制限時間を迎えて急にただの水に戻る、なんて事も起きたが興奮で火照っていた体には丁度良かったかもしれない。体を拭いてTシャツにジャージというラフな格好で首にタオルを掛けて出てくると先にあがった相手の姿があって声を掛ける。外に出てくると穏やかな風が吹いていて風呂上がりには涼しい気候だ。シャワーを浴びた感想を告げつつ相手の服に目をやると昨日キャンプの荷物を詰めた時の会話を思い出し、日頃着ているお揃いの寝巻きでないことをからかい混じりに問いかけ)


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