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相乗りで何処までも 【 〆 】/5710


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自分のトピックを作る
5461: 探偵 [×]
2024-05-16 07:45:18


なら、今日はいつもよりも名前を呼んでやらねぇと…、……俺も好きだ、フィリップ
(こちらから相手の名前を呼んだだけでその口元には笑みが浮かぶ、今日相手が大いに不安を感じてその後もっと安心させるようにすると誓った以上相手がこれを安心するというのなら、そして何より自分が呼ぶ声に相手が呼応するのが堪らなく幸福なのだから、何度でもその名前を呼びたい。相手と一緒の時間が多いからというだけでなく恋人の名前を呼ぶのが好きなのだから、間違いなくこの声で一番呼ぶのはフィリップという名前だろう。その愛しい名前で相手を呼ぶ、相手からもその声で自分の名前を呼ばれると胸が満ち足りていく。口付けを送って再び目を合わせれば短くも確かに幸せな一言が聞こえてふわりと小さな笑みが浮かぶ、弧を描いたままの口には相手からの口付けが送られて一層笑みを深めていた。相手とくっついてしまえば離れる気が全く起きなくて相手の身体を支えたままお互いの頬をくっ付けて軽く擦り寄ると「全然ここから動ける気がしねぇな、フィリップ」と困ったような、しかし幸せそうな声で呟いて)


5462: 検索 [×]
2024-05-16 10:30:31

そうしてくれ。、…ふふ、知ってる。 …ああ、ずっとこのままでいたくなってしまって困り者だ。
(依頼を遂行するときもピンチの時もこうやって二人きりの時も一日で何度も名前を呼ばれてその度に自分と相手がここに居るのだと実感して胸は華やぐ。今はその声色が普段より甘く感じるのだから尚更もっと自分の名前を呼ばれたいと思う。こちらからも名前を呼び返せば嬉しそうな表情が視界に映って幸せな心地に包まれて心が思うままに言葉と口づけを送る。仲良さそうな彼女を目の前にして一時は揺らぎもしたが今は相手も自分と同じ気持ちを持っていると信じることが出来て悪戯な笑みを見せながら自信たっぷりに返答をした。相手に体重を預けていれば更に頬同士がくっついて全身で相手の温もりを感じることになる。さっさと風呂に入ってやることを済ませてから同じことをすればいいと理屈は分かっているのだがどうにも離れがたい。こちらからも擦り寄って腕に軽く力を込めながらも「この状態で寝てしまおうか」と冗談半分に口にして)

5463: 探偵 [×]
2024-05-16 12:33:55


、なんだよそれ……明日の朝に風呂入ればいいか
(相手と同じ好意の言葉を返せば自信たっぷりの表情と言葉が返ってくる。当然その答えは正解なのだが、こちらの好意を確信しこちらの想いが伝わっているのもそれを受け止め幸せそうにしているのも嬉しくて、つい口がニヤケてしまいそうになる。それを誤魔化すように素っ気ない返事をしつつ相手の体を抱き締め擦り寄って表情を隠していた。座っている姿勢で考えうる限り体を寄せあっていれば離れるどころかもっと相手に近づきたいと願う自分がいて、そんな時にこのまま離れない選択肢を与えられると気持ちが揺れる。だがこれ以上相手から離れられるかと自分に問えば即座に否定の答えが浮かんで、それを自覚した時にはもう返事は決まってしまった。再び頬を擦り寄せながら相手の冗談交じりの提案に乗っかることを決める。言い訳を口にしつつ頭を撫でて相手も同じ返事をするようにと誘導する、朝少しだけ早く起きさえすれば相手の傍から離れずに済むのだ。一度そちらに思考が傾いてしまえばもう後戻りすることは出来なくて、椅子から立ち上がり相手の肩と膝下に手を差し入れると相手の体を横抱きで持ち上げて「もうそれでいいだろ?」と規定事項をわざわざ問いかけ聞いて)


5464: 検索 [×]
2024-05-16 14:59:31

…え、本気かい? わ、…ああ。今は、君と離れたくない
(ドライバーがなくともこれだけ近くに居てその表情の変化も声色も体温も傍にあれば相手の考えていることを読み取るのも容易だ。相手から大切にされている自覚を告げればそっけない態度とは裏腹に抱きしめられて照れ隠しのように擦り寄ってきて思わず笑い声が零れた。そうして幸せな時間に浸っていればますます離れがたくなるもので冗談交じりの提案を呟く。それだけ思考も緩くなっていたのだが頭を撫でられながらその案と乗っかるような返事がされると目を丸くして困惑したように問う。このまま傍に居たいがまた明日も仕事があって何処かで折り合いをつけなければ、と思っていたのにそれを踏み倒すような発言に嬉しさ半分迷い半分の目を向ける。そうしていれば相手が先に立ち上がって慣れたように脇と膝裏に手が差し入れられ体が宙に浮いた。あとは移動するだけといった状態で相手に確認が取られる。今日ずっと相手に触れて甘やかされていれば与えられる居心地の良さと自分の望みに抗えなくて目を合わせると自らの望みを伝えた。相手の首に軽く腕を回して落ちないようにくっつくと「後のことは全部明日の僕達に任せてしまおう」とくすくすと笑いながら告げ、心の思うままに近くの相手の頬に触れるだけのキスを落として)

5465: 探偵 [×]
2024-05-16 17:20:56


今日はお前の言うことが絶対だからな、仕方ねぇ
(相手が冗談で発した提案をこちらが承諾してしまえばもう止められるものなど何も無い。本来やらなければならない事も一日くらい翌日の朝に回したって問題ないだろう。それよりも今はこのまま二人で時間を過ごしたい。先に踏ん切りがついたのはこちらで相手は戸惑っていた様子だったが、相手の体を持ち上げてしまえばすぐにその迷いは無くなってこちらと同じ望みが告げられ小さく笑みを浮かべる。相手の腕がこちらへと回されさらに二人の体がくっつくと頬にキスが落ちる、今すぐにでも返したい気分だがどうせならもっと近づいてしまいたい。こちらが最後の決断をしたというのにあくまでも相手の願いだったからと責任を向こうにやりつつ二人の体をくっつけたままベッドへと移動する。相手の体をそっとベッド上へ置くと直ぐ様隣へと寝転んで腕を相手の背中へと回した。軽く引き寄せれば座っていた時よりも遥かに接触面積は大きくなる。より相手の体温を感じながら頬を親指でゆっくりと愛でるように撫でて「フィリップ、」とまた名前を呼ぶと軽く唇を重ねて)


5466: 検索 [×]
2024-05-16 20:47:00

僕だけの特別待遇という訳だ。…さっきよりくっ付けるね。…翔太郎、
(自分も同じ気持ちだと伝えて相手に抱きつくと相手にまた笑みが浮かぶ。触れるだけのキスを落とせば相手が自分に責任を押し付けてくるがそれも気にならないぐらいご機嫌で小さく笑みを零しながら更に相手にくっついた。自分だけの甘い対応に幸せと優越感を覚えながら椅子からベッドまでの距離でさえ離れることなく運ばれていき、目的地に到着すればそっと下ろされる。奥に詰めると直ぐに相手か横に寝転がってどちらとも言わずに腕を回して抱き着いた。横になった分全身で相手と接することが出来れば口元が緩む。その状態で頬を指で優しく撫でられるとまた心地よさそうに目を細める。名前を呼ばれるとこちらも愛おしい相手の名前を紡いで視線を向ける。それと同時に顔が近付いて唇が重なる。暖かく柔らかな感覚に無意識に力が抜けて暫く触れ合わせるだけのキスを続ける。僅かに唇を離して視界いっぱいに相手を映すと愛おしさが込み上げてきて「翔太郎」とまた名前を呼んで誘われるように唇を重ねると離れていかないように腕に力を込め、相手の存在を強く感じようとして)

5467: 探偵 [×]
2024-05-17 07:52:28


あぁ、さっきよりもずっとあったけぇ……
(ゆっくりと柔らかな頬を撫でてやれば心地良さそうに相手は目を細めている、こちらの動きに幸せそうに応えてくれるのが堪らなく嬉しくて相手に触れる手は止められそうにない。相手がこちらの名前を呼ぶ声が鼓膜を揺らしてその余韻に浸りながら短い口付けを何度も交わす、ふわふわとした多幸感に満ちた心地に体も思考も相手の方にだけ向いて腕の中にある体温を感じていた。唇が離れるも互いの距離を離すつもりはなくて瞳には相手しか映っていない、再び名前を呼ばれるとただただ胸には幸せが広がってこちらからも「フィリップ」と名前を呼んでまた唇を重ねた。柔らかな感触は何度でも味わいたくなってしまう。背中に腕を回しもう片腕で相手の頭をかかえるようにして全身で相手を包み込みその頭をゆっくりと撫でる。大切なものをたっぷりと愛でるように毛流れに沿って撫でたり指を通したりしながら「お前は俺にとって一番大切で、何ものにも変えられねぇ存在だ。だから、絶対にここから離さねぇ」と想いを口にすれば包み込んだ相手の体を強く抱き締めて)


5468: 検索 [×]
2024-05-17 10:42:51

…ん、僕も何があろうともこの場所を手放すつもりは微塵もない。唯一無二の特別な存在で君が居るから僕はここに居る。…だから誰かの為だとしても自分が犠牲になろうとしたり僕を手放そうとしたら例え君でも許さないよ
(更に強く相手の温かさを感じながら頬を撫でられ何度も触れるだけの口づけを交わせば脱力して与えられる幸せに身を任せる。唇を離しても顔は息遣いまで感じるぐらい近いままでその目を見つめたまま相手の声が鼓膜を揺らせば普段より緩い表情で笑みを浮かべた。また唇が重なって今度はもう片方の腕に頭部を包み込まれて相手の中に閉じ込められる。その状態でゆっくりと慈しむように手が動いて心地良い動きが伝わってくれば安心したように息を吐き出されて自然と目が閉じていく。一番近い場所で自分が大切だと想いを伝えられるとくすぐったくも幸せで口角を上げて抱きしめられていた。だがほんの少しだけまだ消化しきれていない引っ掛かりを覚えるとぽつぽつと相手に対する自分の想いを口にする。彼女に選択を迫られた時相手は男達を解放する代わりに身を差し出す選択肢を検討していた。実際は自分が遮って事なきを得たが、もしそちらを選んでいたらと考えれば背筋が冷たくなる。守るべき物が目の前にあればそういう選択をしがちな性格であるのを知っているからこそ言っておきたくて一旦顔を上げて相手を真剣な視線で見つめるときつめの言葉で釘を刺す。逃げてしまわないように相手を抱き寄せ「君に何かあったら後追いするだろうからそのつもりで覚悟したまえ」と打って変わって浮かべた悪戯な笑みに似合わない物騒な発言をかましてみせて)


5469: 探偵 [×]
2024-05-17 12:38:00


え、…今日のは別に俺がすぐ死ぬってわけじゃ……ったく、痛いとこ突きやがって……
(相手を抱え込み何度も繰り返し相手の頭を撫でる、そうしてやれば相手は息を吐き出して体からはさらに力が抜けていくのが分かる。自分の特別な場所に相手が居続けることを告げられ優越感や独占欲といった幸福が満たされて、胸には体温とまた別の温かさが広がっていく。それに身を任せて目を閉じそろそろ寝ようかと言うところで相手の言葉が続いて驚きながら目を開ける。確かに今日自分か操られた男達かで天秤にかけられたが、それは男達の命が自分の存在かで命を差し出したわけではない。だが相手が引っかかっていることはそういう事ではないのは薄ら分かっていて無意識のうちに目線を逸らして言い訳を並べようとする。だがそうやって逃げようとするこちらを相手は抱き寄せて反射的に目線は相手の方へと戻る、そこで何かあれば後追いすると告げられると目を見開いて瞳が揺れた。元より最期まで一緒だという約束だが改めて強い口調で揺るぎない意志を見せられるとそれが薄暗いものであろうとどうにも心を鷲掴みにされてしまう。困ったような顔を浮かべ顔を隠すように相手の首元に顔を埋める、今でも根底ではいざという時にはそんな選択を取ってしまう自覚はあるが相手も後追いするのは困る。額をぐりぐりと押し付けながら「……命だけは賭けないようにする」と最低限のラインを守ると口にして)


5470: 検索 [×]
2024-05-17 14:06:30

こうでもしないと君は人の言う事聞かないから。…まあ今はそれで良いとしよう。
(相手の目が閉じかけているのを邪魔するのは悪い気がするが恐らく今言わなかったら伝わらないだろう。詳細は言っていないがどの出来事の事を指しているのかは分かったようで何やら言い訳を並べようとするのを若干眉を寄せながらじっと見つめた。自分が何か言いたいのか分かっているはずだ。それを改めて伝えるためにも逸らされた視線を引き戻してこちらの覚悟を見せればその目が見開かれて動揺に揺れた。困ったように表情が変わって首元に顔が埋められる。超がつくほどお人好しで甘い相手が簡単にその傾向を辞められるとは思っていない。ならば相手が一番大切だと語る自分の身を人質に取るまでだ。彼女の方を信じて話を聞いて貰えなかった事を蒸し返すように不満げな口調で更に言葉を続けながらも今度はこちらが相手の頭を優しく撫で始める。ぐりぐりと額を押し付けるような幼い行為と共に相手の宣言が聞こえてくると小さく息を吐いてわしゃわしゃと髪を撫でた。そもそもそういった選択をしてほしくはないのだが最悪な事態を避け少しでも躊躇してくれるようになるなら妥協点だ。心配や独占欲などが混ざり合ったこの想いが少しでも伝わるように優しく頭を撫で続けながら「君が僕を大切にしてるように僕も君が大切で必要な存在なんだ。もう翔太郎は君だけの物じゃなくて僕の物でもあるのだから君自身も大切にしてほしい。…分かってくれるかい?」と語りかけて)


5471: 探偵 [×]
2024-05-17 18:39:11


っ、まぁ……そう、だな…俺はお前のだから………今度から、俺の事考える時にお前の事も考えるようにする
(逆の立場になった時相手が自分を犠牲や身代わりにすると言い出せば全力で阻止することは目に見えていて、だからこそこちらがそれをするのは許して欲しいなんて我儘にも程があってどうしようもできない。今日まさに相手が止めなければ迷わずその選択を取っていたのだから言い訳もなにもなくて、不満の籠った声には消えそうなほど小さな声で返事をするしかなかった。どうしようもない我儘をぶつけるように顔を埋めれば今度は相手から頭を撫でられて堂々巡りをしていた思考が和らいで軽く息を吐く。せめて相手の前から消えてなくなることは無いようにと宣言すれば、それこそ子供にするように乱暴に撫でられて擽ったさに小さく笑みを浮かべながらまた相手へと擦り寄った。この世で一番大切なものを関節的にとはいえ消してしまうなんて許されない。頭を撫でられながら相手の想いを静かに聞く。相手から大切だと言われるのはいつだって心地良いが、今は自分は相手のものなのだという独占を示す言葉が胸へと刺さる。大切な人の大切なものならば大事にしなければならない、相手を大切にするために自分をもっと大切にしなければならないようだ。もうひとつ相手に約束をしながら強く抱きつく、どこか子供っぽい言い方になってしまったが頭を撫でられているのだから仕方がないと自分の中で言い訳をした。埋めていた顔を再び相手の顔の正面へと移動させ至近距離で見つめ合うと「俺も、フィリップのことが大切だからな」と名前を交えながら言うと小さく笑みを見せて)


5472: 検索 [×]
2024-05-17 20:22:09

…ああ、そうしてくれ。僕はいつも通り君が隣に立ってくれて幸せそうに笑っているのが一番嬉しい。
(こちらの告げた事に返す言葉がないのか小さな声が聞こえてくる。甘やかすように頭を撫でていれば擦り寄ってくる相手を軽く抱きしめて背中に回している方の手でも優しく撫でる。相手は自分の一番大切な物であって、相手にも自分自身のことを大事にして欲しいと想いを伝えればどうやら響いたようで何処か幼い言い方でもう一つの約束がされる。その内容を聞くと口元に笑みが浮かんで柔らかな声で返事を返す。この約束が自分とは違う意味で突っ走りがちな相手をこの隣という位置に固定する楔になれば良い。一番自分が求めることは相手がいつも通りに隣に居てくれることなのだと改めて伝えていれば相手の顔が上がって顔を突き合わせる。至近距離で見つめ合ったまま自分の名前と想いを伝えられると温かい物が満ちて締まりのない笑みを見せながら「翔太郎、好きだよ」と純粋な想いを伝えた。そして心が赴くままに顔を近付けると軽く唇を重ねて)

5473: 探偵 [×]
2024-05-17 20:58:55


…そうか。そうだよな……俺もお前が世界で一番誰よりも好きだ、フィリップ
(こちらがもうひとつ約束を告れば相手からは隣に立って笑っていることを望まれる、それはそのまま自分が相手に望むことであって噛み締めるように数度頷いていた。間近で想いを伝えれば相手の口は特別緩くなってこちらの笑みも締まりのないものへと崩れていく。こちらの名前を呼ぶ声とシンプルでいて確かな好意の言葉を受け取るとはにかんでしまって、そのままの口で唇を重ねた。相手を甘やかすはずがすっかり甘やかされてしまって、思い出したように再び相手の頭をゆっくりと撫でる。視界いっぱいに相手を映しながらこちらからもいつもより甘い言葉を送って、名前を呼んだ後に軽く口付けを落とした。そのままより相手の体温を感じられるように額同士をくっつけると目を閉じて「今日はいい夢見れそうか?」と問いかけて)


5474: 検索 [×]
2024-05-17 21:39:52

…ふふ、その言葉も嬉しいね。 …ん、心残りも無くなったし幸せな夢が見られそうだ。
(結局何だかんだ結論は一つに落ち着いてシンプルかつ純粋な好意の言葉を告げればその表情がはにかんだのが見えた。軽くキスを交わすと思い出したかのように頭を撫でられて甘ったるい言葉と名前が送られる。相手からも顔が近付いて唇が重なると多幸感を覚えて穏やかな笑い声が零れた。たっぷり甘やかされて唯一の心残りもちゃんと伝えることが出来れば気も幾らか抜けて額の温かさを感じれると相手を抱き寄せた。身体的にも精神的にも疲れていればあっという間に眠気がやってきて相手の問いに答える声も芯が失いつつある。もうこのまま寝てしまおうと相手の背中を優しく撫でてから目を閉じる。相手を抱き寄せて良いポジションを探すように軽く擦り寄ってから「…おやすみ、翔太郎」と告げて)

(/いつもお世話になっております!そろそろ頃合かなと思いましてお声掛け致しました。事件の後の2人きりの時間でしたがいつもより特段甘やかせて貰ってとても幸せで充実した時間を過ごすことが出来ました!好物の話から調理風景や終始くっついた状態での会話まで探偵君と日常的な甘いやり取りともう一つ大切な約束を結ぶ事が出来て本当に良かったです、今回もありがとうございました。
次のお話ですがいかがしましょうか。二人の甘い時間も取れたので次はどんな話でも良いかなと思うのですがご希望などございますでしょうか。)

5475: 探偵 [×]
2024-05-17 22:12:56


なら良かった。……幸せな夢みろよ、フィリップ。おやすみ
(額を合わせれば抱き寄せられさらに二人の体は密着する。穏やかで暖かで心地良い体温を感じながら問かければ、既に緩くなっている言葉で返事が返ってきた。依頼を解決するのに散々不安にさせてしまったが、どうやら二人の時間がその不安を上回ったらしい。相手をめいっぱい甘やかすことができた証拠でもあるだろう。相手の手が背中を撫でてゆっくりと息を吐き出すと共に脱力する。柔らかく暖かい手のひらが背中を撫でればすぐに睡魔がやってくる。こちらからも相手を抱き寄せ擦り寄ってきた相手にピタリと頬を寄り添わせると、世界で一番大切な存在を感じながら眠りへと落ちていって)

(/こちらこそお世話になっております!シリアスな空気になったからこそたっぷりと甘い二人だけの時間を過ごすことが出来て終始穏やかで幸せなお話にできました。一度くっついて離れられなくなってしまう二人が可愛くて、お互いに大切に想いあってあることも確かめることができましたし、とても心温まりました。こちらこそありがとうございました!
この後ですがこちらもどんなお話でもいいかなと思っておりまして、この流れで探偵に女の影がチラつくギャグっぽいお話をするのでもキャンプにいくお話でももっと他のお話でも良いかなと思っておりますが、検索様のご希望はいかがでしょうか?)


5476: 検索 [×]
2024-05-17 22:37:44


(/一旦こちらだけで失礼します。めちゃくちゃキャンプは気になっているのですがもう少し夏頃で手持ち花火とかも一緒にやりたいなと個人的願望があるのでもう少し楽しみに取っておいても良いでしょうか…!その他の話としては今まで出たのに加えて出ると噂の心霊スポットに調査しに行く話、五円玉を紐で揺らすようななんちゃって催眠術にかかる話、某ドラマアイデアで追い詰められた犯人にトラックや冷凍車の荷台に閉じ込められる話なんかが浮かんだのですが気になる物やその他のご希望などございますか?)


5477: 探偵 [×]
2024-05-17 23:29:07


幽霊の調査ぁ?
(幼馴染に罪を数えさせ互いの大切さを確かめあった日から一週間程、大きな事件が起こるでもなく風.都には穏やかな風が吹いていたがその中で奇妙な依頼が舞い込んできた。真っ青な顔で事務所にやってきたのは大学生くらいの男で気を落ち着かせるようコーヒーを勧めながらソファに座らせて所長と話を聞く。なんでも彼は自称インフルエンサーと言うやつで風都の外れにある有名な心霊スポットに撮影にいったらしい。そこで奇妙な体験をし自分は呪われているかもしれないと気に病んでいるようだ。そこで彼は何を思ったか、本当に幽霊がいるかどうか確認しないと呪われている気がして夜も眠れないが自分で再び心霊スポットに行くのは怖くていけず、結果この事務所に幽霊がいるかどうかの調査を依頼しにきたというのだ。思わず間の抜けた声を出してしまうと彼は『お願いします!お金ならいくらでも払います!』と本気で頭を下げてくる。心霊スポットの調査なんて探偵の仕事だろうかと迷っていると所長に脇をこずかれる。所長が目線でさした先をみれば大学の名前が入ったバッグがあって『あの大学、めちゃくちゃお金持ちが集まる大学よ!依頼料がっぽり貰えるわ!』と耳打ちされると呆れたようにため息をついて)


(/手持ち花火いいですね!ぜひやりたいのでキャンプは季節ものとしてとっておきましょう。そして沢山アイディア出していただきありがとうございます!どれもやりたいものばかりなのですが、ここは心霊スポットを調査しにいくお話でいかがでしょう?ちょっと季節先取りですが二人で騒げるお話ができればと思います。その他のお話もぜひ今後やらせていただきたいです…!ひとまずそれらしく導入おいておきますので、いい感じに改変などして続けていただければ幸いです。今回もよろしくお願いします!)


5478: 検索 [×]
2024-05-18 00:06:42

幽霊に接触できるスポットがあるなんて初耳だ。それに幽霊が実際にいるのだとしたらどういった存在なのかとても興味がある。翔太郎、君が幽霊に接触してその存在を解き明かす為にもこの依頼は受けるべきだ
(相手の幼馴染の欲望を阻止してたっぷり甘やかして甘やかされた日から一週間程。穏やかな気候に合わせて街も平和なようだったが今回の依頼人はそんな春の陽気に似合わない真っ青な顔をしてこの事務所を訪れた。彼の対応は2人に任せて奥のスツールに腰を掛けて近日の依頼をまとめたHOKOKUSYOのローマ字を読んでいたが興味惹かれるワードに思わず反応を示す。今まで夢の国に出かけた時のアトラクションやお化け屋敷などでフィクションの幽霊については体験したが実際の物については触れたことがない。非科学的な存在ではあるがこの街ではメモリがある以上全てが嘘だとも言いきれないはずだ。所長が何やら耳打ちをしてそれでも決めかねている相手の横にやってくればすっかり幽霊の存在に興味惹かれたようで好奇心に瞳を輝かせながら依頼を受けることを勧める。だがその口調は相手一人で調査に行く前提のもので「君なら一通りみて回ってくるぐらい余裕だろう?」と更に煽てるように問いかけ)

5479: 探偵 [×]
2024-05-18 11:39:20


お前もかよ……あのな、幽霊なんているわけ、いった!!……ンなわけねぇだろ!!あ゛ーー分かった分かった!依頼受けてやる!でもお前も一緒だフィリップ!!
(幽霊騒動に金の亡者が近づいてくるとは世も末な状況で、どうやって帰ってもらおうかと考えていたところで相手が隣にやって来る。幽霊なんて非科学的だとか言い出すのかと思えば現実は真逆ですっかり幽霊に心奪われているのかキラキラとした好奇心を目に宿している。完全に自分の好奇心のために依頼を受けるべきだと進言する相手にさらに呆れたようなため息をついた。話を聞く限り彼は遊び半分で心霊スポットなるところにいったはずだ、いい具合にお灸が据えられているのなら手出しも無用だろう。そこで根本的なところを突くように幽霊の存在を否定しようとしたところで所長様のスリッパが飛んできて思わず仰け反った。どうやら相手という味方を得てもう依頼を受ける気満々であるらしい。文句を口にする前に『翔太郎くん怖いの?』とニヤケ顔で聞いてくるものだから思わず言い返し、なぜかそれに乗っかるように『怖いこと苦手なのにすみません』と彼が乗ってくるものだからとうとう我慢が効かなくなった。叫び声を挙げたあとに依頼を受けると返事をする、ただし相手も道ずれだ。幽霊に興味を示しているのにこちらだけで行くなんて筋が通らない。「幽霊に興味があるからお前も依頼を受けるべきだって言ったんだ。ならお前自身が幽霊を確かめなきゃいけねぇだろ?」と煽るようにニヤリと笑って)


5480: 検索 [×]
2024-05-18 13:34:06

えっ、いや…現地の様子は君が調べてメ.モ.リ,ガ.ジ.ェ.ッ.トで情報を得られたら十分だし、外に出て組織の人間に見つかったら危険じゃないか
(幽霊という興味深い存在の調査の機会がやってくれば乗り気で依頼を着けるように提案する。相手は幽霊の存在を否定しようとするが所長がにやけ顔で相手を煽っていれば自分も横に並んでからかうような目を向ける。そこに依頼人の無自覚な追撃が決まれば相手は叫び声をあげて依頼を受けることが決まった。思い通りの展開になればどうやって検証をして貰うかご機嫌に検討しようとしたがその前に相手に同行を命じられて思わず声をあげる。普段の調査なら興味が湧けば喜んで着いていく所だが今回は少し話が違う。例のマンションやお化け屋敷が誇張されたフィクションであるのは理解しているがもし本当に似たような事があるのなら、と考えると尻込みする。思わず目が泳いでしまうがそれを悟られないように自分が直接赴いて調べる必要はないのだと主張する。更に普段相手から外出を禁じられている言い分を自ら持ち出してどうにか一緒に行くことを回避できないか試みて)


5481: 探偵 [×]
2024-05-18 15:07:25


何言ってんだ、こいつが依頼してんのは現地調査なんだから現地の心霊スポットに行かなきゃ意味ねぇだろ?百聞は一見にしかずってやつだ。それにこの心霊スポットは普通人が来るとこじゃねぇからお前を追っかけてるやつらなんかいねぇよ
(相手も所長もひとりで調査に行かせてこちらの様子を高みの見物する気だったようだがそうはいかない。特に相手は幽霊に興味を持っていると発言したのだから尚更だ。連れていくと宣言してやれば相手の目はあからさまに泳いで内心ほくそ笑む、フィクションの幽霊はそこそこ体験しているはずだが、その経験もあってどうやら幽霊は恐ろしいものだという認識を持っているようだ。それならば尚のこと連れていかなければ、暗い場所をひとりで歩くだけなんてつまらないだろう。それに彼が教えてくれた場所は風.都.を少し離れた場所でさすがにそこはこちらの頭の中にもない未知の土地だ。誰も寄り付かない場所ならば逆に安全、といったところだろう。それでも踏ん切りがつかない相手にはさらにニヤリと笑みを向け「もしかして怖いのかフィリップ?臆病なら仕方ねぇ俺がひとりで行ってやろうか?」とさらに煽りつつ余裕な態度をみせて)


5482: 検索 [×]
2024-05-18 16:31:50

…それもそうだけど、…っ、怖い訳ないだろう。 仕方ない、そんなに君が僕に着いてきて欲しいなら相棒として一緒に行ってあげよう
(何とかこの事務所に残る理由を並べて説得を試みたのだが現地調査ならばその足で現場に行かないとならないという地獄真っ当な意見に言葉を詰まらせる。場所的にも人が寄り付くことは無い所らしく相手も一緒となれば外に出れない理由にはならない。歯切れ悪く言葉を探していたが更に相手はニヤリと笑ってこちらを煽ることを告げられると反射的に否定の言葉を返してしまう。他に逃げ道が無くなってしまえば受け入れるしかなく、溜息をつく仕草をすれば“あくまで相手が強請るから仕方なく”という態度で同行を了承する。幽霊といっても所詮死者の魂が具現化したりした存在であり日頃からド.ー.パ.ン.トに立ち向かう自分達の脅威ではないだろう。密かに自分にそう言い聞かせながら方針が決まると『僕が行った時は夜の10時ぐらいだったので同じぐらいの時間に行って調査をお願いします』とちゃっかり夜の時間を指定されてしまって一瞬身を固める。外が明るい内に見て回るという案は出す前に却下されてしまった。依頼遂行に関する手続きや段取りが決まり『報告待ってます』という依頼人を事務所から見送ると「…それでいつ行くんだい?」と相手に視線をやって)

5483: 探偵 [×]
2024-05-18 23:57:26


なら、決まりだな。…あぁ心強いぜ。なんせ、何が出るか分かんねぇところだしな
(怖いのかと煽ってやれば相手は面白いほど簡単にそれを否定してますます自ら逃げ道を無くしていく。普段は理論派の相手に言いくるめられることが多いが今回はこちらのペースのようだ。あくまでもこちらのお願いを受けるという形で話を進めようとする相手にまだニヤケ顔は止まらず、敢えてそれを受け入れつつも不安を煽る言葉を返しておいた。その後依頼の詳細な打ち合わせが進む、夜の時間を指定してくるのもなかなかにちゃっかりしているなと内心思いつつ、その後の事務的なやり取りも終わり男を送り出した。こちらを見て何時やるのかなんて聞く及び腰な相手にまた笑いそうになっているとこちらの代わりに『何言ってるのフィリップくん!そんなの今日に決まっているでしょ!』といつもより多い依頼料の約束を取り付けた所長が鼻息を荒らげて代わりに返事をする。お得意様が見つかってご機嫌なようだ。「アキコが言うなら仕方がねぇな」と芝居がかった調子で返事をして今日の夜に調査をすることが決定し「日が落ちたらバイク乗って出発だ。懐中電灯用意しとかねぇと」と余裕の表情で方針を固めて)


5484: 検索 [×]
2024-05-19 14:15:25

何か直接的な被害がある訳でもないし別に今日じゃなくても…、…分かったよ、それまでその場所について下調べしておこう。
(相手の為に、という形で同行に了承したが何やら不安を煽ることを言われると一瞬固まってしまった。その後依頼人との打ち合わせも終わり依頼の進め方としていつ行くようにするかと聞けば調子の良さそうな所長に今日の実行だと命じられて若干顔を顰めてしまう。話を聞く限りは緊急性や誰かに被害が出ている訳でも無くいつ行ってもいいはずだ。今日となればあと数時間で向かうことになる訳でその心構えや準備が出来ていなければ後日にするように提案するが相手も所長に賛同してしまえば多数決で方針が決まってしまった。何処か楽しげにも見える様子で準備を口にする相手をじっと見てしまいながらあくまで平気なフリをして返事をすると下調べの為にガレージに向かった。その実態を知れば怖いと思うことは無いだろうと心霊スポットについて地.球.の.本.棚で調べてみたが過去に事故が起きて複数人が死亡したことや心霊現象としてどんな事が観測されたかなどの記載を見てしまってますます不安が煽られてしまう。思わず検索を中断していつも通り過ごして気を紛らわせることにした。時は流れて日が暮れた頃に事務所スペースに上がってくるがいよいよ出発となると落ち着かないようにそわそわしてしまう。『私そろそろ帰るから依頼の方宜しくね』と所長が逃げるように帰るのを見送るとゆらゆら視線を揺らしてから相手の方を見て「…そろそろ行くのかい?」と尋ね)

5485: 探偵 [×]
2024-05-19 18:32:41


(/お世話になっております。本日なのですがこの後お返事できそうなさそうなのでご連絡させていただきました……本体のみからのご連絡で申し訳ないです。いよいよ心霊スポット突入という良いところですが、今しばらくお待ちいただければ幸いです。/こちら蹴りで大丈夫です)

5486: 探偵 [×]
2024-05-20 07:47:28


あぁ、いい頃合いだな。……心配すんな、あぁいう心霊スポットは大抵雰囲気に飲まれて怖いと思っちまうだけだ。お祭りのお化け屋敷と変わんねぇよ
(相手は話を進める間も体を固めたり顔を引き攣ったりと中々に忙しなく表情を変えていて正直面白かったのだが、あえてそこには触れずにいつも通りに話を進めていく。途中何かを訴えるようにじっとこちらを見ていた気もするが気づかないフリをしておいた。いよいよ日も落ちて出発の時になると所長はそそくさと事務所を出ていってしまう、どうやら所長は所長で怖いものは苦手らしい。依頼を押し付けていく姿に思わず呆れてため息をついて相手をみれば、こっちはこっちで落ち着かない様子で視線をゆらゆら揺らしている。これ以上怖がらせたっていいのだが流石に不安にさせすぎるのも考えものだ。相手の肩に手を置くと所詮は勘違いの代物なのだと安心させるように言う。幽霊なんているはずがない、本当にいるならきっとそれはメモリだなんだのせいだろう。安心させるように声をかけるも連れていかないという選択はせずにハットを頭へ乗せると「よし、幽霊がほんとにいるか確かめにいこうぜ」と声をかけ相手の手を取る。事務所の扉から階段の下までという短い時間だが過剰に怖がらないようにと手を繋いだまま夜の風.都.へと出ていくと、バイクの元へ歩み寄りヘルメットを相手へ差し出して)


5487: 検索 [×]
2024-05-20 10:51:28

…分かってるよ、君も居ることだしさくっと行って調査も終わらせてしまおう。
(不安が顔にも出ていたのか肩に手を置かれて安心させるような言葉が告げられる。確かに心霊スポットという前提があって夜の薄暗さも相まって悪い方向に想像するからこそ怖く感じるのだろう。相手が例に挙げた夏祭りのお化け屋敷も二人で散々叫んだり怖がったりした気もするが。相手がハットを被って自分の手を取る。その温もりに少し肩の力も抜けると軽く握り返しながら依頼に対して前向きな姿勢を見せた。そのまま階段を降りてバイクの元に向かえばヘルメットを受け取って相手の後ろに乗り込む。夜間に二人でバイクに乗ることは珍しい方でちょっと特別感を覚えると相手の腰に抱き着いて街の中心から離れていく徐々に変わっていく景色を眺めていた。流石に街の外れで夜間の道となれば相手も自信があまりないようで検索結果と現在の位置情報から進むべき道を確かめて進んでいった。やがて人の気配はおろか電灯が一つもない道になり嫌な静けさの中走っていればぽつんと目的の建物が見えてきて「翔太郎、あの建物だ」と相手に知らせる。近くにバイクを停めて降り、持ってきた懐中電灯で入り口の辺りを照らすがいかにもと言った廃墟にしか見えない。無意識にいつもより相手と距離を詰めて隣に立ちながら「30年前ぐらいに廃業したホテルらしいけど…なかなか雰囲気があるね」とぽつり呟いて)

(/昨日はこちらも夜返信が難しそうだったので反応出来なくて申し訳ないです。お互い色々あると思うのでいつも通り余裕のあるタイミングでそれぞれ返信をしてやり取り続けさせて貰えたらと思います。いよいよ心霊スポット内なので存分に怖がったり出来たらと思います/こちら蹴りでお願いします)



5488: 探偵 [×]
2024-05-20 12:32:39


あぁ、心霊スポットって言われるのも分かるな
(相手が怖がるのを面白がって見たいと言えば見たいのだが怖がりすぎてトラウマものになっては困る。それに暗いとはいえ様子を見に行くだけだ、これほど簡単な依頼もないだろう。そうやって楽観的思考のもとバイクを走らせ依頼人が指定した場所へと向かう。風.都ならばどこになにがあるか網羅しているが流石にその外となれば話は別だ。後ろに乗る相手の存在を感じつつ相手の検索と依頼人からの情報を頼りに道を進んでいけばようやく目的地である心霊スポットへとたどり着いた。周囲になにもない場所にポツンと建てられたホテルは何年も手入れされていないのが分かる程には汚れている、バイクのライトが無ければその存在さえ見逃してしまいそうだ。バイクを停めてホテルだというその建物の前に立てばその雰囲気に余裕の表情も少々強ばって、緊張感の纏った声で返事をする。だが立ち止まっていても始まらない。いつもより相手が近くにいることに気づく余裕もなく、むしろその距離感の方が安心を感じながらガラス張りになっている扉に手をかけた。どうやら鍵はかかっていないらしい、ロビーに入り懐中電灯で足元を照らせば床のホコリの中に複数人の足跡があって確かに依頼人達はここに来たようだ。目の前の空間はどうやらホテルのロビーらしく嫌になるほど静まり返っている。懐中電灯で照らしながら周囲を見回していれば、突然背後で窓ガラスガタガタと音を鳴らして思わず「うわっ?!」と声を挙げて)


5489: 検索 [×]
2024-05-20 15:11:17

流石に建物が崩落することは無いだろうけど人の手が入っていないなら気を付けて中に入った方が良さそうだ。わっ!?…建付けが悪いところに風が吹いただけみたいだ。
(いかにもといった佇まいの建物を目の前にすれば相手も圧倒されているのかその表情は妙に硬い。幽霊の存在の有無を差し置いてもこのひんやりとした空気は人を緊張させるには十分だ。老朽化した建物はすぐに崩れそうな程ではないが整備されていない以上何があるか分からない。現実的な警戒を呼び掛けると相手に続いて中へと入っていく。構造的にもホテルのロビーらしき場所は急に人がいなくなったみたいにインテリアもそのままで自分達の足音がやけに響く。依頼人達や他にも来た人がいるのか若干荒れた痕跡や足跡などもあった。光源が手元の懐中電灯と外から微かに差し込む月明かり程度しかないことも不安を煽るが珍しい場所の探索への好奇心も両立してあらゆる所を見渡していた。だが突然背後からガタガタと音がすれば肩が跳ねて咄嗟に近くにいた相手に身を寄せる。同時にそちらを懐中電灯で照らすが特に異常は見られずに外の木の枝が揺れている様子から単なる風のせいだと冷静を装った口調で推測を口にした。だが跳ね上がった心拍はなかなか落ち着かないままで「その、はぐれない為にこうしててもいいかい?」とあくまで迷子にならない為だと建前を言いながら傍に寄った相手の手を取りそっと握りながらお願いして)


5490: 探偵 [×]
2024-05-20 17:39:22


…ったく、初っ端から脅かしてくれんな……ん?あぁ、このホテルではぐれちまったら合流できそうにねぇしな
(ロビーは人の気配がなく静まり返っているが人がいた痕跡はあって、それが余計に『ここになにか居るのでは』という思考を掻き立てられる。そんな思考が過ぎるなか薄暗い空間を懐中電灯の頼りない光で照らしていれば突然の大きな音には当然の如く大きな声が出る、隣の相手へ思わず近寄れば相手もこちらへ移動してきて肩を寄せ合う形になった。音の方を振り返ってみればただ立て付けの悪い窓ガラスが風で揺れただけのようで相手の冷静な解説を聞けば長く息を吐く。それでも心臓が収まらないでいると相手から声がかけられる、相手の方を見たところで手が繋がれた。異様な空気に囲まれたここで感じるいつもの柔らかさはいつもの数倍は心強くてこちらからも手を握り返す。既に廃墟となったここでは何が崩れてくるか分からず咄嗟に行動できるよう手を繋いでいた方がいい、それに山奥とはいえホテルの敷地はそこそこあってはぐれてしまえばもう一度合流するのは骨が折れそうだ。半分ほどは言い訳で半分は心細かったのが本音なのはさておき、懐中電灯であたりを照らしていれば案内図を見つけて相手に目で合図してからそちらへ近づく。元ホテルとあって建物内にはレストランやプールなど様々な施設が揃っている、本来は避暑地として人気のホテルだったのかもしれない。地図を頭の中に入れたあと「とりあえずレストランとか行ってみるか?」と声をかけ)


5491: 検索 [×]
2024-05-20 19:10:08

じゃあこのまま進もうか。…結構広いね。ああ、順番に回って行こう。…ここか、中は意外と綺麗みたいだ
(もっともらしいことを言いながら手を繋ぐと相手からも握り返されてその存在を強く感じるようになる。異様な状況の中ではいつも通りの温度と柔らかさがとても頼りがいがあった。相手からもそれらしい返事で了承されるともう一度強く握ってから奥に進んでいく。相手が照らした壁には案内図のような物があって合図を受けると詳しく見ようと近づいた。前に自分達が泊まったのはビジネスホテルだったがこのホテルはレストランやプール、大浴場などが揃っていてかなり充実した施設だったようだ。素直な感想を零しつつ相手がここから一番近いレストランに行くことを提案してくれば頷いてそちらに向かうことにした。廊下を進んでいくと古びたレストランの看板のついた場所に辿り着く。相手の手を引いて恐る恐る中に入ってみると古びた机と椅子が並んでいて奥には厨房のような施設も見えた。まるで今も使われているような規則的な配置に不気味さを覚えながらゆっくりと進む。半分程進んだところで後ろから静かな部屋に椅子を引くような音がして反射的に振り向いた。そこには二人席があってテーブルに備えられた椅子が他の椅子よりも少しだけ下げられていれば冷たいものを感じながら「…君が動かしたりしたかい?」と恐る恐る尋ねて)


5492: 探偵 [×]
2024-05-20 20:08:21


物がそのまんま置いてあるのがなかなか不気味だな……っ!…ここにきてそんなタチの悪ぃことしねぇよ
(それぞれの施設の場所を確認したところで相手と手を繋いだままレストランへと移動する。相変わらず埃っぽく所々壁が禿げているが装飾品が多く飾られていて当時はそれなりに立派なホテルだったことが伺える。その分廊下に飾られ月光に照らされる絵画は不気味ではあったが。レストランへとやってきてゆっくりと中へと足を踏み入れていく、相変わらずつい先程まで営業していたかのように椅子やテーブルが並んでいて人気がないのに人の痕跡があるのが不気味さを引き立てていた。思わず素直にその事を口にしながら相手と共に歩いていると少し離れた場所から椅子を引く音が聞こえて思わず振り返った。だが当然そこには誰もいない、しかしその音の痕跡かのように後ろに引かれた椅子があって背筋が冷えた。相手の問いに当然違うと答える、こちらが怖がらせるようなことをしなくてもここは十分に不気味だ。だが二人が音を聞いたのならば気の所為ではない、不可解な現象に眉をひそめていれば今度は奇妙で不快な音が奥の厨房から微かに聞こえてくる。金属同士を擦り合わせる鈍い音、その音がキッチンから聞こえてくれば自ずと二本の包丁を擦り合わせるイメージが浮かんだ。嫌な音に相手の方をチラリと見ると「これお前にも聞こえてんのか?」と自分の気の所為ではないことを確かめようとして)


5493: 検索 [×]
2024-05-20 21:19:14

…まあこうして手を繋いでいては君には不可能だ。…聞こえてる。 翔太郎、やっぱりここ…っ!!
(まるで自分達を客を見なして着席を促すように椅子が引かれていて息を飲んだ。綺麗に椅子の位置が整頓されていたのをちゃんと確認したからこそ明確に位置の変わった椅子に背筋が冷えていく。念の為に相手の仕業かと問いかけたがそもそも手を繋いだ状態では二つの椅子を同時に引くのは不可能だ。ならば何故、ということを考えれば必然的に幽霊というワードが浮かんだ。無意識に相手の手を強く握っていると厨房の方から自然発生ではありえない金属を擦り合わせるような妙な音が聞こえてきて懐中電灯でそちらを照らすが勿論人影などない。相手から視線を受けると自分の気の所為でないことに視線を落ち着かないように揺らしながら頷く。心拍数も上がって動揺しきった状態では非科学的な幽霊の存在を信じてしまいそうになって、相手に依頼人の言う通りここに居るのではないかと口にしようとする。それと同時に開けて入ってきたレストランの入口の扉が突然閉まる音がすると声にならない悲鳴をあげて思わず相手の腕に抱きついて)


5494: 探偵 [×]
2024-05-20 22:28:30


……気の所為じゃねぇってことか。……っ!、落ち着けフィリップ。場の雰囲気に飲まれて過敏になってるだけだ。それにメモリの可能性だって、
(まるで二人を招き入れるように引かれた椅子、当然手を繋いだ状態では動かせず同様に相手も椅子を引くことは不可能だ。奇妙な現象に拍車をかけるように不快な金属音が鳴り響きさらに不安を煽る、どうやらその音も幻聴ではないらしい。嫌でも緊張感が高まる中相手は動揺しながら幽霊の存在を肯定する言葉を口にしようとする、その間包丁を擦り合わせる音がだんだん大きく、すなわち近づいてきていて嫌でも心臓は早くなり体が震えそうになった。不穏な空気が蔓延したところで突然レストランの入り口扉が二人を閉じ込めるように音を立てて閉まって一瞬息が止まる。こちらへ抱きつく相手を庇うように反対の腕を向こうの体に回しながら周囲を見回すが当然なにもいない。だが金属音だけは音が大きくなり続けていて今にもキッチンから包丁を持った誰かが出てきそうだ。だが幽霊なんて有り得ない、恐怖に飲まれる前に相手と目を合わせるともっとも可能性のある単語を口にする。大学生に吹き込まれたせいで幽霊の単語がチラつくが風の街でおこる奇妙な現象はだいたいがメモリのせいだ。だがその単語を出した瞬間、金属音はピタリも止んでしまい静寂が場を支配して思わず相手をこちらへ抱き寄せて)


5495: 検索 [×]
2024-05-20 23:36:22

…っ、…メモリ、…消えた?
(異様な環境の中、奇妙なことが立て続けに起こるとすっかりその場の空気に飲み込まれそうになっている。金属を擦り合わせる音が段々大きくこちらに近づいて来るように感じる中扉が閉じる大きな音が響けば思わず目を瞑ってすぐ側の相手の腕に抱きつく。もう片方の腕が体に回されて一瞬安心するも金属音は止まるどころか近づいてくるばかりで更に身を縮こまらせていた。怖いという本能的な感情に支配されそうになるが相棒に名前を呼ばれると恐る恐る目を開いて相手を見る。そしてこの状況を説明する最も現実的なワードが出てきて同じ言葉を繰り返す。依頼人の話とそれらしい状況から幽霊の仕業だと決めつけそうになったが確かに何かしらのメモリの能力なら同じ現象を起こせそうだ。違う可能性が示されて少し頭が冷えた所で今の話を聞いていたかのようにピタリと金属音が止んだ。同時に相手に抱き寄せられ数秒大人しくしているとその場に張り詰めていた気配のような物が去っていったのが不思議と分かった。ぽつりと言葉を零して抱きついていた力を緩めると「…本当に幽霊なのかメモリ使用者かはまだ分からないけど、意思のある何者かが居るのは間違いないと思う」とこちらの見解を示して)

5496: 探偵 [×]
2024-05-21 07:47:21


あぁ、なにかの気配がしやがる。害のねぇやつだといいんだが……
(恐怖で目を瞑り動けなくなっている相手の名前を呼べばゆっくりとその目が開かれこちらを向く。正直メモリの名前を口に出したのも自分が恐怖から逃れるための理由付けでしかないのだが、現実に奇妙なことが起こっている以上メモリの可能性がゼロとは言いきれないだろう。幽霊だなんて未知なる恐怖もタネを理解すればなんてことはない。そう自分に言い聞かせるように言えば相手も頭が冷えたようで強ばった表情は和らいだが、代わりに金属音が止んで警戒するように周囲をみる。だがそれ以上の変化はなく、何かがいるような気配がすっと引いていくのを感じると眉をひそめた。ゆっくりと腕の力を緩めて改めて懐中電灯で周りを照らすがこれ以上の変化はなさそうだ。何かの気配を感じたのならばその正体を確かめる必要がある、それが幽霊にしろ他の何かにしろメモリの可能性があるなら尚更だ。そうなれば先程の気配を追いかけなければならない、体が強ばりそうになってゆっくり息を吐き出すと「このまま帰るわけにはいかねぇ。この現象の正体を突き止めねぇと」と真っ直ぐ相手を見ながら言い)


5497: 検索 [×]
2024-05-21 09:59:40

…そうだね、依頼のこともあるしこの心霊現象的な物を二人で解明しよう。ここにはもう居ないみたいだし別の場所に行ってみようか
(相手も何かの気配を感じ取ったようで眉をひそめている。その正体と目的は未だ分からないがこの場所に踏み込んできた自分達に接触しようとしているのは間違いない。メモリ使用者の可能性があるのなら街の外にメモリが持ち出されているという危機すべき状況であり依頼のことも合わせて調査しなければならないだろう。この奇妙なことにも原因があると考えることが出来るようになれば大分思考も冷静さを取り戻してきた。分からないならばとことん調べるのが自分の性分だ。まだ少し躊躇はあるものの真っすぐ目を合わせて相棒が宣言すればその目に探偵としての意志と当初の動機だった幽霊への好奇心を携えて返事をした。ゆっくり相手の腕から離れて手を繋いだ状態に戻る。気配と異常な現象が無くなったことからその存在はここは居ないだろうと考えれば他の場所を探すことを提案し、相手の手を引いてレストランを後にした。廊下に戻ってくると二階へと続く階段と更に先に進む道に分かれる。その先にある施設を案内図から思い出すと「水辺には霊的存在が寄り付きやすいらしいし先にプールの方行ってみるかい?」と提案して)


5498: 探偵 [×]
2024-05-21 12:41:26


あぁ謎があるなら解明するのが探偵の勤めだ。__ここもなかなかの雰囲気だな
(こちらが真っ直ぐ見つめて探偵として調査をするように言えば相手はいつもの調子を取り戻す、幽霊という単語を冗談めかして言えるならこの先の調査にも支障はないだろう。抱き締めていた腕を解いて手を繋ぎなおし再び移動を始める、ここから気配がなくなった以上こちらに接触する何かは既に移動したと考えるのが妥当だ。まだ調べていない二階へとあがり、次の目的地が決まれば短く同意の返事を返して目的地へと向かった。プールへとたどり着き水辺のスペースへと入れば月光が強くなり先程より明るくなる、どうやら元は天井がガラス張りになっているプールだったようだがそのガラスが無くなり吹きっさらしになっているようだ。お陰でプール内には雨が降り注いで薄緑色の水が溜まっている。相手が言うように霊的なものが水辺に集まりやすいなら何かがここにいる可能性は高い、しかし周囲を見回しても気配はなかった。ゆっくり足を進めてプールの縁までやってくる、何気なく目線を下にやったところで自分の姿が薄らと水面に写った。その瞬間、水中に黒い影が見えて自分の鏡像をかき消して思わず「え、」と声が出て身を固める。直後、月が流されてきた雲に隠れたのか月光が一気になくなり周囲は暗闇に包まれた。思わず相手の方に寄りながら「どうやらここにいるみてぇだな」と呟くように言って)


5499: 検索 [×]
2024-05-21 15:03:41

ここがプール…かなり長い間雨風に晒されているせいで他の場所よりも劣化が酷いみたいだ。…翔太郎?っ…ああ。 少し会話を試みてみようか
(二階へとあがりプールとプレートの掲げられたエリアに足を踏み込む。元々は屋内の施設だったようだが天井を覆っていたらしいガラスは無くなっていて時折風が通り月明かりがぼんやりと辺りを照らしている。先ほどとは違った意味で雰囲気のある場所を慎重に見て回る。今まで見た何処よりも床や壁の劣化が激しく、雨水などが溜まったせいかプールの中はお世辞にも綺麗とは言えない状態だ。先ほどの存在が居ないか辺りを見ていると相手が立ち止まって驚いたような声をあげて思わず視線を向ける。次の瞬間この場所を照らしていた月光が消えて辺りの物が暗闇に包まれる。それと同時にさっき感じたような気配を微かに感じると近づいてきた相手の手を無意識に強く握りながら相槌を打つ。だが目的を考えるなら今が好機でもある。好奇心からその存在に対するコミュニケーションを提案すると早速「僕たちは噂を聞いてやってきただけでこの場所や君に危害を加えるつもりはない。もし君がここに居るなら何か合図してくれないかい?」と辺りを照らしながらこの空間に話しかけてみる。少し静寂が続くも手元の懐中電灯の光が返事をするかのように突如消えたり光ったりを繰り返すと「翔太郎、どうやら会話の意図が通じるようだ!」と興味深そうに目を輝かせながら告げて)

5500: 探偵 [×]
2024-05-21 17:32:13


はァ?!会話?!……っ、…お前、なんでこれは平気なんだよ……
(外気に晒され他よりも劣化が酷いこの場所はレストランよりかは生気はないものの、僅かな光を反射する薄緑色の水面のせいでこれはこれで不気味さが漂っている。そこに一層の暗闇が訪れ何かの気配が増せば相手に身を寄せ繋いだ手は強く握られる。先程のような事が起こるのではと警戒していたが相手はその何かと会話を試みるらしく思わず声を挙げた。場に似合わない大声は天井だけ開いているせいで変に反響して辺りへと響き渡る。先程目を瞑るほど怖がっていた様子とは大違いの相手を見守っていれば相手はそこに何かがいるのが前提で語り始めた。それもなかなか奇妙な光景だったがまるで返事の代わりと言わんばかりに懐中電灯の光がチラつくとすっと背中が冷たくなる。確かにこの場に何かが居るような反応なのに今の相手は好奇心の方が勝っているらしくこちらに輝く目を向けている。こちらとしてはレストランの出来事とそう変わらない怪奇なのだが好奇心へと舵を切った相手に物怖じはないらしい。だがここで踏みとどまっていては探偵の責務は果たせない、軽く息を吐くと「ならお前は俺達に危害を加える気はあんのか?」と問いかけた。するとまた暫くの静寂のあとに周囲から誰かがクスクスと笑う声が反響して聞こえてきてまた息を飲んで固まる。四方から聞こえてくる声に「どっちの意味だよこれ」と理解不能な怪異に腰が引けていて)


5501: 検索 [×]
2024-05-21 18:14:10

さっきのはこちらを脅かしに来ていたけど今のは単なるコミュニケーションだからね。…対話に応じてくれる辺りそこまでの脅威は感じられないけど、何だか僕たちの反応で遊ばれているようだ。……君の正体はなんだい?
(会話を試みる事を伝えると相手が大声をあげる。それを横目にそこにいる存在に話しかけるとそれらしい反応が返ってきて怖さよりも興味への興奮が勝っていた。相手のツッコミに対して一方的に怖がらせて来るのと呼びかけに応じてくれたのでは話が違うのだといつもの調子で返答した。だが会話が出来ると分かったのか今度は相手から質問を投げかける。それに対して少しの間の静寂の後、四方から複数の笑い声が聞こえてきて流石に気味の悪さを覚える。こちらの問いかけに応じてくれる意思を感じられるがレストランでの行為といい怖がらせて面白がっているような印象を受けた。腰の引けた相手の背中に手を添えて大丈夫だと伝えながらその正体に踏み込むように問いかけると突然窓の外から強い風が吹いて入ってきた方と逆側の扉が開いた。まるで誘導されているような出来事に「…行ってみようか」と相手に声をかけて)

5502: 探偵 [×]
2024-05-21 18:45:52


コミュニケーションならいいのかよ……ただの悪戯好きだといいんだけどな……あぁ、行くか
(相手の問いかけに対する反応はただの返事だったが、こちらの問いかけの答えはその意図が見えずに恐怖心がジワジワと湧き上がってくる。それを止めるように相手の手が背中へと添えられると軽く息を吐いて恐怖に飲まれようとした気持ちを立て直した。一方的ではなく双方向のコミュニケーションが取れているのは事実で話し合う余地はありそうだがまだ無害とは言いきれない。幽霊とおぼしき何かの精神がただの子供であるのを願っていると相手がその正体へと踏み込むような質問をして無意識に息を飲む。すると窓から突風が吹き込み音を立てながら奥にある扉が開いて、また悲鳴が出かかったが何とかそれを飲み込んで繋がった手を強く握るに留める。正体を知りたければあの扉の先に来いということだろう。探偵としてしてこの依頼を解決するためにはあそこに行くしかない、相手に頷き返すと手を繋いだままプールの奥にある扉をくぐった。二人が中へ入ると当然のように勝手に開いた扉が勝手に音を立てて閉まって思わず「だァ?!」と変な声を出しながら体が跳ねる。どうやら扉の先は従業員用の通路らしく客が入るスペースとは違い窓のないここは一切の光がなく懐中電灯の光だけが道を照らしている。完全な暗闇の中頼れるものは相手だけだ、「勘弁してくれよ」と愚痴るように呟くと真っ暗な通路を歩き始めて)


5503: 検索 [×]
2024-05-21 20:00:05

こっちも真っ暗みたい、ッ、…君の声の方が大きくないかい。
(正体も姿も見えない存在に翻弄されながら突風で扉が開くと強く手が握られる。こちらの言葉を理解して奥に招くように物や風を操る様子はやはり不思議で怖さよりも興味が掻き立てられる。相手からの同意を得られて開いた扉から奥を覗くとこれまで以上に真っ暗闇だ。扉を超えて通路に入ったところで突然背後の扉が閉まって驚くもののこれ以上に隣で変な声をあげる相手に肩が跳ねた。怪奇現象は割と慣れたが急に驚かされるのはどれが原因でも苦手かもしれない。思わずぽつり指摘しながら先に進むが先程とは逆で相手が何処か怖がるように愚痴っぽく呟くのを聞けば一旦手を離して指を絡めるようにして繋ぎ直した。更にお互いに距離を詰めてくっついたままの状態で進み、リネン室や必要な物を置いておくような倉庫らしき部屋の横を通り過ぎると一つの扉に辿り着いた。懐中電灯が再びパチパチと二回点滅すればここだろうと相手に目配せしてからそっと扉を開ける。そこそこ広い部屋だが照らして軽く見る限りは特徴的な物は見られない。中に入っていくと足元で紙のような物を踏んだ音がしてそちらを照らす。切り取られた紙片のようで拾いあげて内容を確認するとこのホテルの廃業を伝達するような古いチラシで相手に見せつつ「どうしてこんな物が落ちて…」と疑問を口にして)

5504: 探偵 [×]
2024-05-22 07:56:02


今のは仕方ねぇだろ!…ったく普通にコミュニケーション取りやがって……廃業のお知らせ?…っ、
(真っ暗闇な空間に入れられ大きな音で扉が閉まれば分かっていたとしても声を我慢することはできなかった。ここまで精神を追い込まれることをされているのだから叫び声のひとつくらい許して欲しいものだが、相手はすっかりこの空間に慣れたのかこちらより余裕のある様子で声の大きさを指摘されると同じ声量で叫びながら返事をする。その大声は真っ暗闇の中を反響するように響いて、どこまでも続くようにも思える通路にまた寒気を覚えた。こちらに接触する何かに敵意がないとは言えない状況に緊張感を解かずにいると相手が指を絡めるように手を繋ぎなおす、より強く相手の存在を感じられるようになれば高まっていた心拍数も少しは和らいでこちらからも軽く握り返せば懐中電灯を頼りに通路を歩いていった。やがてひとつの扉の前で懐中電灯が明滅する、当たり前のように見えない何かと意思疎通出来ている奇妙な状況にやはり愚痴るように呟きながら扉をくぐった。中はこれといった特徴のない部屋だ、使われていなかった倉庫だろうかと考えていると相手が足元に落ちていた紙を拾い上げる。内容はここの廃業を伝えるもので見えない何かの意図が掴めず眉をひそめていると、後ろでカチリと音が響いた。おそらくこの部屋の扉に鍵が掛けられたのだろう。直後、突然どこからともかく音楽が流れ始める。ホテルの館内に流れているようなクラッシック音楽だが、その音は古びたレコードを無理やりかけているようにガビガビの音声で音も時折飛んでいる。思わず相手の方に寄りながら「どうなってんだよ…」と呟くしかなくて)


5505: 検索 [×]
2024-05-22 10:54:57

っ、まさか鍵まで…。…今のは、
(繋ぎ直した手にお互い力を込めて頼れる存在が居ることを強く意識しながら扉の前に立つ。返事のように灯りが点滅するのに愚痴る相手を宥めつつ部屋の中に入るが特に異常は見られない。拾い上げた廃業のお知らせの紙を見ていると背後から施錠されたような音が響いて振り返る。ドアノブに手を掛けるも予想通り鍵でもかかったように開かなくて閉じ込められた現状に焦りを零す。更に不安を煽るようにガビガビで一部不協和音になっているクラシック音楽が流れ始めて心拍が早くなっていくのを相手に身を寄せて落ち着いて周囲を観察しようとする。するとその他にも周囲に捨ててあった紙片が突然宙に浮かび始める。有り得ないはずの現象に目を見開くと今度は『なんで皆居なくなっちゃったの』と酷く寂しげな声が何処からか聞こえた。それから何かが八つ当たりでもするように備え付けられた窓はガタガタと震え、二人の懐中電灯が点いたり消えたりを繰り返す。先ほどまで無かった攻撃性に手を握って様子を伺っていれば部屋の中心に半透明の何かしらの輪郭が現れ、その上部の辺りに見覚えのある長方形の物体がちらりと見えると「っ!翔太郎、アレってもしかしてメモリじゃ」とその方向を指さして)

5506: 探偵 [×]
2024-05-22 12:39:17


なっ?!、俺達を客として閉じ込める気かよ……あれが元凶か!
(真っ暗闇な空間に閉じ込められ不協和音の音楽がなり響けば焦りと恐怖を駆り立てられてどちらからともなく身を寄せあい周囲の様子を観察する。そのうち周囲に散らばっていたチラシが風もないはずなのに舞い始め、聞こえるはずのない寂しげな声に心臓が痛いほど跳ねた。先程まではなかつた敵意を向けられているのを感じると恐怖心を押さえつけながら臨戦態勢を取る。だが部屋の中心に薄ぼんやりとした半透明の影が見えてまた声を上げそうになって体が跳ねる、まさに幽霊のビジュアルのそれに腰が引けてしまいそうだ。だが相手がその上部にメモリを見つければ心は恐怖心から一気に探偵の責務へと塗り変わる、しっかりと目を開いて指さされた場所をみれば確かにそこにはメモリが浮かんでいた。メモリが見えているということはド,ー.パ.ン.トではないはずだが、どういう理屈でこんな現象が起きているのかは分からない。だがひとつ確実なのはあれを使えばどんな形にせよ本人が傷つくことになるということだ。震えそうになる体を相手と繋いだ手を強く握ることで押さえつけて一歩前へと出る。先程から気配を感じていた何かを真っ直ぐ見ると「お前の正体がどんなのだろうと、そのメモリはお前を不幸にしかしねぇ。だから、今すぐ捨ててくれ」とその見えない何かと対話を試みようとして)


5507: 検索 [×]
2024-05-22 14:35:20

客……、え、駄目だ動けないっ。……悠馬くん?
(相手が咄嗟に口にした『客』というワードとあの寂しげな声が引っかかる。わざわざここまで案内した理由を考えていれば敵意が向けられ半透明のシルエットに見覚えのあるメモリが浮かんでいてどうやら相手にも同じものが見えているらしい。既に使用済なのか偶然拾ったものなのか分からないが持っていて碌なことにならないのは確かだ。繋いだままの手を強く握られて相手が一歩気配の方に歩み寄る。生身の人間と同じく真っ直ぐな視線と声で対話を試みているが『嫌だ、これがあればまた皆と…!』とつんざくような声で拒否されてしまう。こうなれば無理やりでもあのメモリを回収しなければと思った矢先、そのメモリが淡く光って踏み出そうとした足が突然動かなくなる。まるで金縛りにでもあったように動きを制限されると焦りと不安が一気に募って唯一動く口と目線で打開策を必死に考える。その間にゆらゆらと気配は近づいてきて『なんで皆帰っちゃったの』とまた小さな声が聞こえた。その口調と今までの気配の行動を考えればこのホテルに関する記載に出てくるワードが思い当たって頭に浮かぶままその名前を呼ぶ。するとその気配は大きく揺らいだように感じた。今までにない反応に確信に近い物を得ると「…このホテルの廃業が決まる数か月前、オーナーの一人息子が同じくホテルに来ていた客の子供と遊んでいる時に不慮の事故で命を落としている。彼は父親が営業するこのホテルが好きで良く手伝いをしていて元気で悪戯好きだったらしい」と相手にその情報を共有して)



5508: 探偵 [×]
2024-05-22 16:58:49


な、…悠馬くん?…幽霊とメモリが共鳴しちまったってことか
(メモリを見てしまった以上風.都の探偵として見過ごすことはできない、メモリを手放すように人間ではないものに語りかけるが何かはメモリに固執しているようで精神をえぐるような叫び声が返ってきた。メモリを無理やり引き剥がすためス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.を構えようとした所で体の動きが強制的に止まる、どうやら金縛りを使われたらしい。これでは変身することもできず強まる敵意に焦りを感じていると相手が誰かの名前を口にする。その単語を繰り返している間に目の前の半透明な何かが動揺するように揺らぐのが見えた。どうやら相手の推理通り目の前の何かはその悠馬くんらしい、それを認めるのは幽霊を認めるのと同義だが今はそんなことを気にしている場合ではなかった。相手の検索結果から考えれば目の前の悠馬くんは今も泣いていることになる、大好きな父親のホテルでひとりぼっちで寂しい思いをしているのだ。ここは少々風.都.から外れているが目の前で泣いている子供を見捨てられるはずが無い、やることはひとつだ。にやりと悪戯好きの幽霊にこちらも悪戯心を宿した笑みを向ければ「なら悠馬、俺達とこのホテルで遊ばねぇか?」と誘いかけて)


5509: 検索 [×]
2024-05-22 19:23:03

霊的存在がメモリを使用した例は見たことが無いけど内部の記憶を引き出すことが出来れば能力が使えるはずだ。…え、霊と遊ぶのかい。
(客として自分達を招いて時折悪戯しようとする仕草や先程の寂しそうな声から一番条件に当てはまる名前を口にすると目の前の存在が動揺したように揺らいだ。今までの超常現象についてもメモリが共鳴していたからとなれば説明がついて相手の言葉に同意を示す。これで当初の依頼内容であった幽霊の存在の有無は確かめられたようなものだが一人でこの暗いホテルで来るはずの無い客を待っている彼をそのままにしておくのは躊躇われた。メモリの事もありどうするべきか考えていれば相手が彼を遊びに誘っていて目を丸くする。この話を聞けば相手は放っておけないとは相手の思わぬ発想に困惑する声を上げるがそれを聞いた不透明な存在は更に大きく揺れる。攻撃的な行為は無くなり何処か迷ったような静寂の後、承諾を示すように身体の動きを制限していた金縛りが解けた。それにも驚くが彼に実体が無い以上メモリを回収するのは難しいことを考えれば望みを叶えて満足して貰うというのは悪くない手だと気付く。更に話を進めようと「遊ぶと言ってもなにするんだい?」と相手に問いかけて)

5510: 探偵 [×]
2024-05-22 21:33:49


最後にもう一回このホテルで遊ぶのも悪くねぇだろ?それなら…
(相手が幽霊とコミュニケーションを取り出したのもなかなかの状況だったが、こちらはさらにその上を行くような提案をする。当然相手からは困惑する声があがるがこっちは大まじめだ。友達と遊んでいる時に亡くなりさらには人が居なくなったのなら最大の心残りはこの大好きなホテルで遊んでいる途中だった事だろう。それに子供の霊なら尚更実力行使で終わらせる選択肢は取れない。変身して無理やりメ.モ.リ.ブ.レ.イ.ク.をすることだって出来そうだが相も変わらず選択するのはハーフボイルドな道だ。その事に本人は気づかないまま向こうの反応を待っていると体の拘束が解ける、どうやら乗ってくれるらしい。遊びの種類を決めようとした所で懐中電灯が楽しげにチカチカと明滅して『鬼ごっこがいい!僕が逃げるから追っかけてきて!』と幽霊のくせに明るい声が聞こえてくる。良い反応に口角をあげると「望むところだ。ただし俺達を傷つけんのはナシだからな」と釘をさせばクスクスと少々不気味な笑い声のあとに『痛いことはナシだね』と返事が返ってくる。半透明の何か、悠馬の霊はその場で揺らめいたあとにこちらへ近づいて二人の体をすり抜けそのまま扉さえすり抜けていく、直後に鍵が開く音と『鬼ごっこスタートだ!』と声が聞こえると相手の方をちらりと見てから「望むとこだ」と気合いを入れれば扉を開けて)


5511: 検索 [×]
2024-05-23 00:00:31

ここは君のホームでもあるし子ども相手でも容赦はしないよ。
(彼の背景を知ればそれに寄り添って一番その人の為になる選択をする。事務所では霊なんて居るわけないと断言していた気がするが今は大した問題でも無いのだろう。まったくもっていつもの相棒らしい行動ではあるが金縛りは解けさっきとは違う楽しそうな彼の声が聞こえてくれば思わずため息を着くもその口元は緩んでいる。彼が提案したのは子供らしい鬼ごっこで自分達が鬼役らしい。相手が最低限のルールを取り付けると彼は少し不気味に笑って素直な返事をしてくる。実体のない幽霊との鬼ごっこなど初めてで勝手などは分からないが一緒に遊ぶって行為が重要なのだろう。やる気を煽るように好戦的な発言を向ければ顔も見えないのにその表情が無邪気な笑みが浮かんだ気がして自分たちの体をすり抜け、扉の外へと逃げていく。鍵を開く音を合図に鬼ごっこが始まると相手と目を合わせ扉から廊下に出た。明かりのある状態の人間相手ならば2対1なら迷わず手分けをすることを選ぶが建物内は相変わらず暗くて追いかける時も一緒に行動したほうが良さそうだ。とはいえ足音がない人物を追いかけるのは難しくどの方向に逃げたのか辺りを見渡すと三階へと続く階段の方から『こっちだよー!』と無邪気な声が聞こえる。相手を手を繋いだまま階段を登って声が聞こえた方の扉を開けると客室の続くエリアに出てくる。その廊下の奥にゆらゆらと揺れる半透明の存在を見つけると「あっちだ、翔太郎」と伝えそちらに走り出して)

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