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相乗りで何処までも 【 〆 】/5814


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自分のトピックを作る
1801: 探偵 [×]
2023-03-04 13:46:16


ま、結局は出たとこ勝負だな。犯人がこれまでと手口を変えてないことを祈るしかねぇ。それじゃあ……任務開始だ
(インカムの通信も良好、相手も自分も事前の確認を済ませばジンさんに目配せして問題ないことを伝える。繰り返し警察に暗号を送り付け遂には爆弾の傍へ相手を手招きしてきたこの事件の本人は自己顕示欲が強く好戦的な人物に違いない。暗号を挑戦状として相手に叩きつけてくるのであればきっと今までの傾向は変えてこないだろう。自分の流儀だ美学だを掲げて、それをもってこちらを打ち倒そうと虎視眈々とあの会場に潜んでいるに違いない。ジンさんから招待状を受け取るとこちらからも相手に視線を向ける。ハードボイルドな探偵に相応しく不適な笑みを浮かべながら招待状をひらりと振ったあと、相手と共に会場へと入っていった。ひとまずは招待客としてパーティー会場へと入る。中にはいくつもの円卓が用意され煌びやかな衣服を纏った人が談笑したり、グラスを傾けていたりと各々の時間を過ごしている。その中にはテレビで見たことのある著名人も混じっていて「お偉いさん」が居ることに多少なりとも緊張感を覚えていた。今日のパーティーはチャリティーオークションが開催される予定で、壇上にはオークション対象である身の丈程ありそうな壺、精巧なガラス細工、金の額縁に収められた巨大な絵などいかにもな作品が並んでいて、談笑の中にはどれが狙い目かを話す声も聞こえてきた。会場の片隅にある二人の席にたどり着くもののあまりにもかけ離れた世界に「すげぇ雰囲気だ…」と呟くしかなく)


1802: 検索 [×]
2023-03-04 16:00:26

_…ああ、こんな機会でもないと参加することは滅多にないだろうね。 指定された時刻はあの品物のオークションが行われている最中だ。 それまでに裏で爆弾を解除して何事も無くこのパーティが終わるのが理想的だが…。 ひとまずパーティが始まったら二手に分かれて爆弾を探すって流れで良いかい?
(受け取った招待状で中に入る。それなりのドレスコードがある時点である程度予想はしていたが煌びやかな衣装と会場を彩る装飾はどれも高級な印象を受け、談笑している人々も品のある感じだ。壇上には今回のメインイベントでもあるオークションの品物と思われる数々が並んでいてそのどれもが美術館にあっても不思議では無い。ひとまず用意された二人の席につくが非日常的な空間に緊張を伺える相手と同様落ち着かないように呟く。このまま雰囲気に圧倒されていても仕方ない。改めて今からの流れを整理する。爆発するとされる爆弾のタイムリミットは丁度オークションの終盤と思われる時間だ。あの高級そうな品々とお偉いさん諸共ということだろう。それまでに爆弾を見つけて解除する必要がある。速やかに爆弾を解除して何事も無かった様にオークションとパーティが続けられるのが理想だがこればかりは実物や手こずり具合をみないとわからない。必要によっては警察に参加者の避難をお願いすることも視野に入れておかなくてはならない。パーティの流れとしては初めにこのパーティの主による挨拶の後軽食が振る舞われ参加者同士で交流をはかり、その後にオークションという流れだったはずだ。何事も爆弾を見つけないと話は始まらずこれからの行動を確認するように問いかけ)

1803: 探偵 [×]
2023-03-04 16:36:49


本物の参加者として来る事はなさそうだな。__あぁ、今は人の出入りもあるがパーティーが始まっちまえば参加者の注目はステージ上に集まる。そっからオークションが終わるまでに俺達で爆弾を解除して無事にこのパーティーを終わらせる。
(ジンさんの軍資金によってそれなりに見た目を整えたはずだが周囲にいる本物達は高級な服や装飾品を当然のように身につけていて飛び交う話題も全くついていけないものばかりだ。住む世界が違うとはまさにこの事かと思いつつ、妙に落ち着かない体を軽く息を吐き出して宥める。この後のことを確認されれば問題ないと頷いた。何よりもまず爆弾を見つけなければ暗号解読も爆弾解除もない。今はこの会場前のロビーや通路にも人がいて動き回れば不審に思われるだろうがパーティーが始まれば参加者はこの会場に集まり注目もステージ上へと向くはず。男二人が歩き回っていても目立たないはずだ。スタートとゴール、そしてタイムリミットを確認したところでまもなくパーティーが開始するとアナウンスが流れた。程なくして会場が薄暗くなり主催者がステージ上に登壇する。お決まりの挨拶から始まり開催にあたっての各所への感謝の言葉が始まればこの会場にいる全員の注目はステージへと向けられていた。長々と続けられる挨拶の最中相手へと目を向けると「行動開始だ」と小さな声で告げ、静かに席を立って)


1804: 検索 [×]
2023-03-04 17:59:09

ああ、それが僕たちのやることだ。 ___ じゃあ僕は壇上の裏側や関係者の控え室辺りを探ってみるよ。それらしい物を見つけたら直ぐに連絡する。
(普段の生活ではあまり関わることの無さそうな人達ではあるがこの街の人であることには変わりない。爆発を必ず阻止して彼らの平和な日々を守ることこそが自分達の仕事だろうと改めて決意を固めていた。やがてパーティの始まる時刻となり、主催者が壇上へとあがる。そこそこ有名な人のようで会場の注目はステージに注がれている中、相手の視線と声がけを受けるとこくりと頷くだけして席を立ってひとまずロビーの方に出る。動きやすいように端の席を手配してくれたおかげで問題なく会場を抜けることが出来た。安堵したのも束の間いよいよ爆発へのカウントダウンが始まったと思えば多少緊張を覚えつつも打ち合わせ通り目星をつけていた行き先を告げる。文化ホールは演奏会や舞台として利用されることもあり裏の準備する為のスペースは図面を見る限りそこそこあった。人通りが少なく多少工具が置いてあっても不思議では無い場所としてはもってこいだろう。インカムの様子を今一度確かめると早る気持ちのまま舞台裏の方に向かいそれらしいものが無いか探りを開始して)

1805: 探偵 [×]
2023-03-04 19:07:51


それなら俺は従業員が使うエリアの方を見てくる。なんか見つけたらすぐ連絡する
(薄暗い会場を静かに移動し明るいロビーへと帰ってくれば予定通り二手へと別れる。相手が舞台裏へと向かうならばこちらは裏方が使う場所をと目星を付ける。爆弾は誰かに見つかってはいけないがその脅威を与える対象がいる場所でなければ意味がない。そのために工具箱にカモフラージュされているはずだ。時間の猶予はあまりない、軽く息を吐き出して気持ちを整えたあとにインカムに指を添えながらなにかあれば直ぐに連絡を取ると声をかけあって相手と別れた。建物内の地図はある程度頭に入れていてまずは従業員が使う通路への扉をくぐる。いかにもパーティー参加者な格好をしている人物が従業員用通路を歩いていて驚かれはしたが、堂々としていれば関係者だと思われたらしく特に止められることも無かった。少し歩けば警備室が見えて中では数人の警備員が休憩中だ、彼らにも爆弾の事は教えられておらずいつも通り交代で巡回をしているのだろう。そのままそこを通り過ぎようとした所で目を見開く。部屋の片隅、落し物はここへと書かれたボックスの中にジンさんがいつも暗号が書かれた紙と共に持っていた封筒が入れられていたからだ。思わず部屋に入ってその封筒を手に取る。中身を取り出せばこれまで見た暗号と同じような奇妙な絵がそこには描かれていた。暗号を見つけたと一瞬喜んだものの、あまりにもあっさりと見つかってしまったことに不安が胸を過ぎる。わざわざこんな大規模なパーティー会場に爆弾をしかけたのに、こんなあっさりと見つかってしまう所に暗号を置いたのは何故なのだろうか。犯人は挑戦的な人物だと思っていたのに。違和感に眉をひそめつつもインカム越しに「フィリップ、暗号が見つかった」と報告して)


1806: 検索 [×]
2023-03-04 20:22:56


本当かい? こちらも工具箱みたいな物を発見した。 とりあえず中を確認して…っ! …翔太郎、爆弾だ。 だけど今までと違う…、四桁の数字を入れる所とは別に4色の妙なコードが巻きついているよ。
(相手と別れて今しがた注目を集めているであろう舞台の裏へと向かう。関係者以外立ち入り禁止と書かれたドアを開ければ中は薄暗く大きな機械が置かれていた。不審な物がないか周りに目を配りながら進むとスタッフが見慣れない人物の侵入に止めようと近付いてくる。だが幸い話が通じている人物のようでこちらで用意して貰った招待状と刃.野刑事の名前を出せばパーティを邪魔しないという条件の元直ぐに裏に入ることを許してくれた。舞台袖に音を立てないように近付くと壇上ではオークションの準備がされていてもうすぐ始める旨を司会者が伝えている。ここはスタッフを含め人の出入りが多いためかそれらしい物はない。場所を改めようと立ち去ろうとしたが上手の二階部分に部屋らしき物を見つけた。何となく気になり狭い階段を使いその部屋に向かうと入口には「音響調整室」の文字。ドアノブに手をかけると鍵はかかっておらずゆっくりとそこを開けると様々な音響を司るであろう音響設備の中央にぽつんと場違いな工具箱のような箱が置かれている。そのタイミングでインカムから相手の暗号を見つけたと言う声が聞こえてくる。爆弾らしきものと暗号を素早く見つけたのに感じるのは妙な違和感だ。ひとまずこちらの状況もインカム越しに伝えつつも工具箱を開く。中に入っているのは目的の爆弾だ。だが刃.野刑事に見せてもらった今までの物とは異なり、爆弾は更に大型かつカウントダウンを刻むデジタル時計の横の数字を入力するパネルの他にいかにもな四色の配線が巻きついている。ご丁寧にニッパーも共に添えられていて何をさせようとしているかは明らかだ。思わず詰まった息を逃がすように軽く一息ついた後に冷静を心掛けながらその状況を伝えた。更に複雑化した解除への道に焦る気持ちはありながらもまずは分かりそうな数字から解決しようと「舞台裏二階の音響調整室に着てくれるかい?」と声をかけて)

1807: 探偵 [×]
2023-03-04 21:25:17


な、工具箱も見つかったのか?こんな簡単に……やけにあっさり見つかるわけだ。分かった、すぐ行くから下手に触るなよ
(こちらが暗号を見つけたと報告すれば相手の方では爆弾と思しき箱が見つかったようで思わず声を挙げる。本来は喜ぶべきところなのかもしれない。どこにあるかも分からない爆弾と暗号を見つけるのに一番時間がかかるだろうと踏んでいたからだ。だが、ある程度あたりを付けていたとはいえここまで簡単に見つかるのは妙だ。固唾を飲んで相手の次の一言を待っていると、予想通りそれは爆弾だったようだ。だがそれが今までとは違うパターンの爆弾だと聞けば思わず息を飲む。犯人にとって本番は爆弾を探す所ではない、爆弾を解除させる所だ。しかも解除方法は今までと違うサプライズ付き、犯人は爆弾を解除されない自信があるようだ。嫌な予感が的中したことに胸のざわめきを覚えつつ相手と爆弾が待つ舞台裏の音響調整室へと急いだ。相手と同じく招待状とジンさんの名前を出して裏手へ入り真っ直ぐと階段を登って部屋へと入る。そこには相手と不気味に文字盤を光らせる爆弾とがあって、じわりと冷や汗が滲んだ。これまでとは違うパターンを持った爆弾、解除出来なければ舞台裏を忙しなく動くスタッフや出演者、そしてなにより自分たちは確実に木っ端微塵だろう。「待たせたな」と声をかけて相手の隣に並んで立つ。舞台上ではオークションが開始され賑やかな声が聞こえてきて、それとは対象的なこのヒンヤリとした部屋で軽く息を吐いて気持ちを整える。まずはと封筒から暗号の書かれた紙を取り出す、いつもと同じならばこれを解けば4桁の数字が分かるはずだ。「頼んだぜ相棒」と紙を差し出して」)


1808: 検索 [×]
2023-03-04 22:39:12

…分かった。 ___ 翔太郎、例の爆弾がコレだ。 ああ、直ぐに解いてみるよ。君は刃.野刑事に報告と今までのケースの中で何か手掛かりがないか聞いてみてくれ。
(人目につかない場所とはいえあっさり見つかった暗号と爆弾。その嫌な予感は当たるもので今までにないパターンの登場にどうしても気持ちが焦る。ひとまず相手に来てもらうように告げてから触らないように爆弾を観察する。四色の配線はぐるりと本体を一周して間違いなく点火装置に繋がっている。恐らくタイムリミットを迎えればこの配線を通って点火装置が起動し火薬に点火、そうなればこの規模の爆弾ならステージ近くにいる人は諸共吹き飛ぶことだろう。知識があるからこそ具体的に想像のつく被害にじわりと恐怖が滲む。ネガティブな方向に思考が持っていかれかけたが慌ただしく階段を登ってくる音の後相手の顔を見れば少しばかり冷静さを取り戻すことが出来た。見つけた爆弾を指さして状況を共有する。相手の手に持つ封筒は見慣れたもので差し出された紙に書いてある暗号もパッと見はいつもと似たような物だ。それを受け取ると相手に報告と手掛かりの聴取を頼み、自分は手元の紙を凝視しながら暗号の解読に集中する。書かれている絵の意味を理解するのは比較的簡単だったがそれが示す要素が複雑で数字を導き出すのは少々難儀だ。よっぽど解かせたくないか解けない自信があるのだろう。だが今日はこの髪型を整えてくれた分も含め相棒と刃.野刑事の期待に応えなくてはならない自分のプライドもある。眉を寄せ難しい顔をしながらも持ち込んだペンで書き込んだりと頭の中を整理し、数分後「8982だ」と導き出した4桁を相手に告げ)

1809: 探偵 [×]
2023-03-04 23:55:18


分かった。お前は暗号の方に集中してくれ
(嫌でも時間は迫ってくる、やれる事からやるしかないと暗号を相棒に託して爆弾と向き合った。4桁の数字を入力するためであろうパネルに4本の配線、ニッパーが置いてあればやるべきことは明白だが想定外の事にはやはり緊張感が高まる。爆弾の状況を確認したあとジンさんへと連絡を取った。目の前にある爆弾の様相を伝えると間違いなくこれまでのものと同一なのだが、配線とニッパーなんてものは入っていなかったらしい。ジンさんと情報を共有した所で相手は暗号を解いたようだ。たった数分で答えを導き出すとはさすが相棒、「8982だな」と4桁の数字を繰り返すとパネルにその数字を打ち込みエンターボタンを押す。するとカウントダウンを刻むタイマーの上に光る二つの赤いランプのうち一つが消えた。「よし、正解みてぇだ」と番号が正しかったことを相手に伝えるがタイマーはやはり止まらない、もうひとつのランプを消す必要がありそうだ。犯人は暗号を解読できる人間が直接この場に来ることを見越して二つの暗号を仕込んだのだろう。そうなるともうひとつの暗号があるはずだ。封筒を探しに行くべきか迷うが暗号を解かせ失敗させる事が犯人の目的ならば封筒探しに時間をかけさせることはしないだろう。もう一度封筒の中身を覗く、逆さにしても中身はもう空っぽだ。次に相手が手にしていた暗号の描かれた紙をもう一度見直す。表面には解ける気がしない数奇な模様と相手が書き込んだメモらしきものがある。こちらはもう解決済みだと裏を返して手が止まった。裏面は白紙ではあるのだがその紙の縁が全て金色に塗られていて「なんだこれ…」と思わず呟いて)


1810: 検索 [×]
2023-03-05 07:57:28

…やはりこちらも何とかしないと解除は出来ないのか。 ……ほんとだ、単なる白紙ではないってことはこれが解除のヒントだろうね。…金色、端、囲い…
(何とか4桁の数字を導き出し伝えると相手がそれをパネルに打ち込む。その正解を示すように赤いランプの片方の光は消えるがカウントダウンは止まらない。想像していたとはいえいつもならこれだけで終わっていた事に更なる過程があると思えば溜息が溢れた。わざわざ設定した数字を爆弾の語呂合わせにする辺りよっぽど失敗かタイムアウトを願われているらしい。だが犯人の性格上、ただ運任せに切らせると言うよりもこちらも暗号の一部である可能性は高い。ならばもう一つ封筒があるのが自然だと申し出て再び探しに行くことを提案しようとするがその前に相手が声をあげる。視線を向けると手にしているのは先程解いたばかりの暗号の紙、その裏側をよく見てみると縁が金色に塗られている。今までの暗号にこんなことはなかった。となればこれ自体が暗号と捉えるのが自然だ。裏紙を見ながら関連しそうなワードをぶつぶつ呟くが要素が少なすぎてピンとくる手掛かりがなかなか得られない。「…なにか思いつくことはあるかい?」と相手にも問いかけてみて)

1811: 探偵 [×]
2023-03-05 12:41:55


……バクハツ、か。ふざけたパスコードだぜ。金色の、囲い………そういやつい最近、長方形が金色で囲われてるのを見たな。フィリップ、あれが暗号だ
(爆弾に取り付けられたパネルには入力された数字が未だ浮かんでいて、それが語呂合わせになっていることに気がつくと思わず眉を顰める。今までの方法で通用した暗号をわざわざこんな番号にするなんてやはりこちらを挑発しているとしか思えない。オークションは進み目の前の爆弾に取り付けられたタイマーも刻一刻とその数字を減らしている。犯人の思惑に乗らぬよう湧き上がった苛立ちをため息に変えて吐き出しながら、暗号が書かれた紙に目を向ける。白紙の周りに金色の縁、これが暗号を示す鍵であるならばこの金色にも何かしらの意味があるはずだ。相手の呟く言葉をこちらも繰り返してみる。再び眉を顰めつつ遠目から紙を見た時、会場の情景が脳内でフラッシュバックした。音響調整室からはステージの様子をモニタリングするためにいくつかモニターが設置されていて、そのモニターに映る会場の方では今もチャリティーオークションで盛り上がりをみせていた。そこに映ったものを見て確信を持てば小さく笑って、相手に声をかけモニターの方を指さす。そこには今まさにオークションにかけられている巨大な絵画が映っていて、金の額縁に囲われたその絵画には幾何学模様が描かれていて)


1812: 検索 [×]
2023-03-05 14:51:53

本当かい? …金色の額縁!なるほど、これ自体は暗号ではなく、暗号の場所を示していた訳だね。ナイスだ、翔太郎。あとはアレを解読すれば……、【去年この街で一番高い所にあった色を答えよ】と書いてある。 この街で高いと言えば風.都.タワーだけども当てはまりそうな色はないよ。 それに去年と区切られてるのも気になる点だ
(わざわざ自分の頭脳や知恵を見せびらかす為に沢山の人を巻き込む場所に爆弾を設置してそれを解読させようとする。その犯人ならこうして自分達が慌てふためく様子を何処かで監視していてもおかしくない。だが犯人の居場所を突き止めるよりも今は爆弾の解除が最優先だ。暫く紙を眺めていたが何も思いつかない。減っていくタイマーは既に10分を切ろうとしていて焦りからさらに思考がまとまらないでいた。そんな中相手が何かを思いついたように呟きモニターを指さす。隣に並びモニターに写った金色の額縁を見るとこの紙の意味に気付き相手と顔を見合わせて声をあげる。ずっとあの紙自体が答えを導く暗号だと固執して考え込んでいたがそうではなく暗号の場所を示す手掛かりだったのだ。自分には思い至らなかった着目点に称賛の言葉を送ると今度は自分の番だとばかりにモニターを見つめる。幸い巨大な絵のおかげで幾何学模様はよく見えて少し思考を巡らせた後に出来上がった文字を読み上げる。暗号は解けた、だがそれと配線の色と結び付かずに口元に手を触れながらも考え込む。この街で一番高い所と聞いて最初に思いつく建物には配線にある赤や黄という色は無い。それに今年と区切られ【高い所にあった】という言い回しは今はそれが存在しないようにも聞こえる。会場でもこの絵画の番が来たのか「作者は夏頃に空を見上げて作成されて…」と説明が読み上げられる。去年、夏、一番高い色。並んだ単語を頭の中で整理していると「……花火?」と思い浮かんだままの単語を口にして)


1813: 探偵 [×]
2023-03-05 18:01:55


暗号自体にも謎解きを仕掛けてくるとは嫌な野郎だぜ。……一番高い所…それだフィリップ!夏祭りの花火!一番最後に一番デカくて一番高いとこで開いた花火は……緑色だ
(どうやら相手もモニターに浮かぶ暗号の意味を理解したようで不敵な笑みを浮かべる。暗号入りの封筒がもうひとつあると思い込み、ここを出ていればそれこそ犯人の思う壷だっただろう。それにあの絵画が暗号ならば舞台裏のここに爆弾が仕掛けられた意味も分かる。絵画自体が暗号である以上あれを描いた作者が犯人ということだ。出演者として舞台裏に控える事もあるはずで、きっとこの場に相応しくない二人の男が音響調整室に入っていくのを何処かから見ていた事だろう。そしてタイマーの残りが10分を切り、この部屋を楽しげに見ているに違いない。だがそれもここまでだ。相手は瞬く間に暗号を解いてみせて更なる問題が出てくれば頭を捻る。この街で一番高いのが風.都.タ.ワ.ーというのはこちらも同じ考えだが、特徴的な色はついていない。確実に減っていくタイマーに急かされるようで焦りを覚えながら考えを巡らせていたが、相手が呟いた言葉に思わず声をあげる。思い出深い夏祭り、そこで風.都.タ.ワ.ーと共にみた花火は確かにタワーよりも高い位置にあった。そしてその中でも一層大きく高い場所で爆ぜた光、一番最後に空を彩ったこの街を象徴する風を表した色、緑色だ。タイマーは5分を切ってもう猶予はない。早速ニッパーを手に取り配線を切ろうとするがそこで手が止まる。相手の導き出した答えに間違いは無いはずだ。しかし4桁の番号とは違いこれは犯人が初めて仕掛けてきたトラップ、本当に正解が用意されているのだろうかと嫌な考えが一瞬よぎってしまったのだ。じわりと嫌な汗が頬に滲む。減っていくタイマーを前に動きを止めたままじっと配線を見下ろしていて)


1814: 検索 [×]
2023-03-05 19:59:34

ああ、最後に上がって一番大きかったのは緑色の花火だったと僕も覚えている。 …翔太郎。 大丈夫、僕たち二人で導き出した答えだ。
(解いた暗号の中身は問題文であり、この答えこそ切るべき配線の色を表している。連想ゲーム的に呟いた単語に相手が反応をして考えてみれば確かに条件に合う。強く印象に残っている夏祭りの花火、そして最後に見たのは相手の言う通り緑色だったはずだと同意を示す。ようやく答えにたどり着いた時には5分を切っていてもう後がない。正確な色を検索で調べる時間もなくてお互いの記憶を信じるしかない。相手がニッパーを手にして緑の配線の元に近づける。だがそこで相手の手は止まってしまって緊迫したように視線は伏せられたままだ。ここで間違った物を切ってしまえば即座に発火装置が起動し、少なくとも爆弾を前にしている自分達は助かることはないだろう。それに壇上にいる出演者やスタッフも無事では済まない。そのプレッシャーは相当な物であるのは今しがた感じてはいるし、そもそも自分の推理が絶対に正しいという確証はない。だからこそ落ち着かせるように息を吐くと自分の左手をニッパーを持つ相手の手に重ねて名前を呼ぶ。この役目も責任も相手だけに背負わせる訳にはいかない。しっかりと相手の瞳を見つめ、限りなくいつも通りの澄ました顔で【二人の答え】だと強調するように伝える。時間は残り1分を切っている。少しだけ握った手に力を込めると「一緒に切ろう、翔太郎」と声を掛けて)

1815: 探偵 [×]
2023-03-05 22:48:52


、フィリップ……あぁ、俺たち二人で乗り越えられない事なんてねぇんだ。今回も間違ってない。いくぞフィリップ
(時間は迫るのに体が動かせないまま爆弾と睨み合う。タイマーを凝視していたせいで隣に来た相手には気が付かなくて、ニッパーを持つ手に相手の手が重なると驚いたように隣を見た。そこにあったのはいつも通り自信たっぷりで澄まし顔を浮かべる相手の姿。相手も周囲を巻き込む死と隣合わせのこの状況に重圧や恐怖を感じているはずなのに、努めていつもの顔を向けてくれる。そして改めてこれが【二人の答え】だと言われると自分の中の芯が奮い立つ気がした。あらゆる可能性は存在し、死とは紙一重だ。だがこの緑色のコードを切るという答えは紛れもなく自分達二人で導き出したもの。二人でしかたどり着けなかった答えだ。ここまでの道筋が間違っていたはずがない。目の前の重圧よりも二人の答えを信じる気持ちが優れば、相手と交わしていた目線に力強く覚悟と自信とが宿る。これで大丈夫だと改めて頷くと緑色のコードの方へと目をやった。相棒に声をかける、タイマーはもう10秒を切っている。変身こそしていないが二人で息を合わせてニッパーを握り込んだ。パチンッという音が周囲に響く。だがその後に続く音も閃光もない。目線を少し上にあげればひとつ残っていた赤いランプは消えてカウントダウンのタイマーは残り数秒を残して止まっており)


1816: 検索 [×]
2023-03-06 12:37:06

ああ。 __…爆発してない? やったよ、翔太郎! 解除成功だ!
(相手の瞳にいつもの自信と覚悟が戻る。二人ならば何だって出来るとこれまで何度も口にした言葉は自分達のやるべき事を再確認し勇気をくれるとっておきの合言葉だ。二人してコードに目をやれば相槌を返せば無意識に息が合って同じタイミングでニッパーを握り込む。パチンっという音と共に本能的に目を瞑ってしまったが衝撃も熱も訪れずに恐る恐る瞼を開く。緑色の配線は切断されていてカウントダウンも残り数秒の所で表示が止まっている。部屋に設置された時計の秒針が進む音と今正にあの絵画が競り落とされた歓声が会場から聞こえてくれば解除が成功したのだとじわじわと実感が湧いてくる。自然と相手の方に顔を向けると遅れて死ぬかもしれなかった恐怖と二人で成し遂げた歓喜が押し寄せてきてニッパーから手を離すと勢いのまま相手に抱き着く。この温もりが失われずに済んだ、この街の人を守ることが出来た。その安堵と嬉しさの声をあげながらも腕に力を込めては「本当に良かった……」と小さく本音こぼして)

1817: 探偵 [×]
2023-03-06 15:50:13


止ま……、っしゃあ!俺達の勝ちだ!…ったくヒヤヒヤさせやがって、迷惑な犯人だ。こっからはジンさんの出番だな
(配線は切り予告された時刻は過ぎているはずだが痛みも熱さもない。極度の緊張に晒されていたせいか暫く状況が飲めずにいると、重なる手の先にいるはずの相手の方へ顔を向けた。その瞬間に相手の体がこちらに飛び込んできて思わず抱きとめる。そこでようやく爆弾が無事に解除出来たのだと実感すれば、こちらも喜びの雄叫びを挙げた。間近に感じる相手の体を強く抱き返す、二人で導き出した答えが間違っていなかったことへの達成感とこの場に居る人と相手とを守ることが出来た安堵とで胸がいっぱいだった。しばらくこうして喜びを分かち合いたいがその前にやるべき事がある。あの絵画の作者、すなわち犯人はきっと二人が爆弾を解除できない方にかけてこの場から離れつつ爆発を確認できる位置にいる、つまり会場周辺に潜んでいるはずだ。今頃爆発が起こらず慌てふためいている頃だろう。犯人が動揺しているうちに捕まえなければと少し体を離してジンさんに連絡を取るとジンさん含め周囲に待機してくれていた警察官で犯人を取り押さえにかかってくれるらしい。パーティーは無事にオークションを終え歓談の時間といったところだ。華やかに、そして賑やかに人々が交流する声が聞こえて思わず顔を綻ばせる。テーブルに用意されているであろう食事に手を付けられないのは残念だが今はジンさんと合流した方が良さそうだ。腕の中にい大切なものを抱きながら「とりあえず外出るか」と声をかけて)


1818: 検索 [×]
2023-03-06 18:19:35

わざわざオークションに出品していたのだから人物の特定も容易なはずだ。 そうだね、依頼の報告をしに行こう。
(会場ではオークションも無事に終幕したようで歓談が始まり賑やかな声が聞こえてくる。これこそが自分達の守り抜いた平和だ。刃.野刑事に爆弾を解除した旨と犯人の手がかりであるオークションの出品の件を告げると通信を切った。きっと犯人は解除出来ないと踏んで挑発の為にわざわざ足の付くオークションへの出品を行ったのだろう。その行為が今や犯人の足取りを掴む手掛かりになるとは皮肉な話だ。ひとまず一段落すれば歓喜や緊張も落ち着いてきてゆっくりと相手から離れる。今回の立役者の1人である刃.野刑事と合流して報告をした方が良いだろう。今一度爆弾が完全に止まっているのを確認してから階段を降りて舞台裏を抜けロビーへと戻る。そこで丁度刃.野刑事達と鉢合わせると他の警察官は証拠を抑える為か舞台裏へと向かっていく。「よくやったな」という労いの言葉と共にたった今犯人が取り押さえられた報告を受ける。 どうやら犯人は風.都.の名門大学の大学生でどれだけ自分の頭脳が凄いかを見せびらかしたかったらしい。お互いの状況を共有すると徐々に依頼を成し遂げた実感が湧いてきて「二人で成し遂げた結果だ」と隣の相手を見遣りながら得意げに笑って)

1819: 探偵 [×]
2023-03-06 19:25:06


___ま、俺達にかかればこんなもんだな。これで一件落着だ。
(歓喜をひとしきり共有した後に二人の体が離れ、ジンさんと合流するため音響調整室を出てロビーへと向かう。顔を合わせて一番に労いの言葉をかけてくれるジンさんに、こちらからも相手をちらりと見た後探偵らしくニヒルな笑みで余裕たっぷりにこれが当然だと答える。最後の配線を切る時に躊躇してしまったのは相手しか知らぬところだ。犯人も無事捕まり依頼の完遂度で言えば完璧だ。三人で安堵の表情を浮かべているとジンさんから「依頼料はそのスーツ一式でいいだろ」なんて告げられ和やかな顔を一変させ顔を引き攣らせるが、すぐに冗談だと言われ表情は再び笑顔に戻る。古くから世話になっているジンさんに少しでも恩を返せた事にどこか嬉しさを感じていて)


(/お世話になっております!そろそろ区切りかなと思いましてお声がけさせていただきました。上記は蹴っていただいても大丈夫です!
二人で爆弾を解除するという事だけしか決めてない見切り発車な状態で始めてしまいましたが、上手いこと話を広げていただいたり補足していただいたりしてこちらも最後までどう話が転ぶか分からずとても楽しませていただきました!今回もありがとうございました。
この後ですがこのまま珍しい格好で何かしてもいいですし、場面を切り替えてしまっても良いかなと思うのですがいかがでしょう?)


1820: 検索 [×]
2023-03-06 20:34:03


__…翔太郎、せっかく刃.野刑事が依頼料を弾んでくれた訳だしたまには贅沢もどうだい?
(爆弾は解除され犯人も捕まり文句なしの結果だ。昔からの付き合いを感じられる二人のやり取りを眺めながらも改めて依頼料の入った封筒を受け取るが明らかに相場よりも厚い。二人して刃.野刑事に目を遣るが「それで美味しい物でも食ってこい」とだけ言って捜査に戻っていく姿は流石相棒か慕う大人といったところだ。しっかりと礼を伝えてから文化ホールを後にする。行きはタクシーで来たが帰りは特に用がない為歩きだ。首元の一番上のシャツのボタンを外して多少楽な格好になりながらも受け取った封筒を思い出せば期待の目と共に贅沢を持ち掛けて)


(/こちらこそお世話になっております! 二人で依頼に挑み爆弾解除する流れもドキドキできてとても楽しかったです。うまい具合に要素も拾っていただいて二人だからこそ成し遂げた事件として充実した時間でした、ありがとうございます!
ひとまず上記ではその帰りといった流れで返させて貰ったのですがまたご飯とかの流れになっちゃうかなとも思うので全く違う場面に切り替えてしまっても良いかなとも思っております。ちょっと遅いですが大雪が降って雪遊びするだとか何かしらがきっかけで大きめの喧嘩するなどが何となく思いつくのですが探偵様のやりたい展開がありましたらお聞かせください!)



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