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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
101:
探偵 [×]
2022-08-11 01:15:31
おかしいだろいろいろ……!ぁ、な……じゅん、ばんが…、恋人同士ってのは好きになって、一緒に居たいとか、…そういう、気持ちの積み重ねでなるもん、だ……顔が赤いのはお前のせいだろ!
(恋人になるのは嫌ではないが実際なるかはまた話が別。というよりいろいろな過程をすっ飛ばしている気がする。叫んだ勢いのままいつもの調子に戻れるかと思いきや、スイッチが入った相棒はそう簡単にはいかない。今度は両手で顔を包まれ固定されてしまった。こうなると視界には相手の顔だけしか入らなくて、まるでその手の中に閉じ込められてしまった気分になる。添えられた手が熱い、だが自分の頬のほうがより熱い気がする。顔を包まれ熱がこもって頭の思考回路は溶けてしまいそうだった。そんな中でなんとか恋人の定義を言葉を探りつつ教える。こんな話をするだけで恥ずかしいのに、体は密着して動揺を隠すこともできず、しかも手の中に閉じ込められ逃げられない。相変わらずしどろもどろで答えつつ八つ当たりするようにまた叫んでおいた。相手の体を突き飛ばしてしまえばこの時間は終わる。だがそれはそれで相棒との関係にひびが入ってしまう、それは望むところではなくて、ならばいっそ抱き合うくらいならギリギリ許されるようにも思う。だがこれは決して他人に見せられない行為で、そうとなるとやはり秘事となるわけで、不埒な行為になるような気もする。考えれば考えるほど答えはまとまらないままで、ただ心臓だけが早鐘のようになり続け)
102:
検索 [×]
2022-08-11 02:08:53
順番、……つまり、まだ恋人同士になるのは早いってことかい? ならば仕方ないね、恋人については後から調べるとして今日は我慢することにしよう。 ぼくのせいって抱き着くことしかしていないはずだが…
(先程からしきりに相棒が口にする順番という言葉。真っ赤にした相手がしどろもどろに説明する言葉を受けてまた一つ考えを巡らす。好きだとか一緒に居たいという気持ちは十分あるが、積み重ねと言われると微妙な状況だ。ここで過ごすようになってからはまだ短いし濃密とはいえ知らないことも多い。今触れる相棒の頬の熱さも真っ赤になった顔も今日初めて知った物。そう思えば確かに知らないことはまだ沢山ある。相棒の説明を単純に共に過ごす時間だと解釈すれば確かめるように問いかけ。その解釈であれば相棒の反応もある程度は納得がいってアッサリと添えていた手を引っ込めていつもの距離感に戻る、恋人というのはなかなか条件が厳しいようだ。それについてもあとからその事を調べようと言う呟き、相棒の葛藤など知ってか知らずか検証は終わりだ。とはいえ顔の赤みが自分のせいと言われるとつい反応してしまい、何故自分のせいなのかと手を口許に当てながら考えるがその原因について思い当たる節がないという態度で呟き)
103:
探偵 [×]
2022-08-11 03:01:29
いや早いっていうか、心の準備…いや違うな。……フィリップ、お前の気持ちが正しい形かはとりあえず置いといてお前の考えはわかった。でもまだまだ俺はお前のことを知らねぇし、自分の気持ちとも向き合えてねぇし……だから、もっとお前との時間がほしい。
(ようやく相手の手から開放されひとまずは心を落ち着かせるため何度も深呼吸をした。相棒のスイッチの入り方はやはり分からない。このまま繰り返し抱きつかれたらそのまま気持ちが流されてしまいそうで怖かった。そのときにふと思い至る。相棒に抱きつかれ突き放せないのに、恋人だなんて甘い言葉に乗れないのは、おそらく怖いからだ。恋人になれば今の関係の終わりを迎えさらに深く入り込んで引き返せなくなる、そんな自覚があるから次の一歩を踏み出せずにいるのだ。今まで誰かと深く絆を持った経験は少ない、だからこそこの相棒と恋人になったとき、どうなるか自分でもわからないのだ。その深みへの一歩を相手に流されるまま自分の気持ちも分からずに踏み込むのは不誠実で終わりある道な気がする。深く落ちるのが分かっているからこそ、覚悟を決めて進まなければならない。ようやく自分の気持ちに整理がついて、そうなると妙に冷静さを取り戻した。きっと踏み出せば引き返せないところまで行ってしまう、だからこそ相棒にも落ちるときはその気持ちを理解しておいて欲しい。軽く身なりを整え相棒をまっすぐ見つめる、先程までの情けない顔ではなく、いくらか誠実な表情で。そして今の思いを自ら噛みしめるようにしながら伝え)
104:
検索 [×]
2022-08-11 11:09:00
…、分かった。ぼくも今日きみについて初めて知った一面が幾つかあった。そして出来ることならきみの全てを知りたいと思っている。 これからも宜しく頼むよ、翔太郎
(いつもは騒がしかったり情けなかったり残念なところが多い相棒だけど、決めるところはちゃんと決める男なのだ。先程までしどろもどろだった言葉は芯を持って真っ直ぐした眼差しと共に告げられる。それは真剣そのものでちゃんと自分と向き合おうとしてくれている。こういう所がきっと自分が好ましいと思っている相棒の部分だ。相手の言葉を真摯に受け止めると一つ相槌を打ち。今日だけでも初めて知った相手の一面は色々ある。恐らくまだまだ知らないことだってあるだろうし、今知っている相手の情報はごく一部に過ぎないかもしれない。知りたい。検索をし終えたらどうでも良くなるような物とは違って、いつまでも自分の興味を引き続ける唯一の固有名詞のことを。こちらからも見つめ返すと自分の中の考えを共有するように言葉にする。相棒との時間が欲しいと思うのは自分も同じだ。だから改めて相手との繋がりを確かめるように、初めて会った時と同じく二人の間に手を伸ばせば相棒の名前を呼んで)
105:
探偵 [×]
2022-08-11 13:44:16
ん、まぁ……お前にそう言ってもらえるのも悪くねぇな。俺も一度言ったことは曲げねぇから。こっちこそ、よろしくなフィリップ。
(やはり正面切って言われる言葉は照れくさい。いつもなら「知りたい」なんて言われたら笑って誤魔化すところだが、先程自分の気持ちにケジメをつけた手前すぐにいつもの態度には戻れない。それでも恥ずかしいものは恥ずかしくて頭をかきつつ顔をそらして返事をしておいた。相手は大切な存在だ、頼れる相棒で隣にいると楽しい時間が流れる。それ以上を求めるのかどうか、近いうちに決断しなければ。男の仕事の8割は決断だというのに、その答えを先送りさせた自分はやはり半熟なのかと考えがよぎるも、この決断だけは丁寧に決めたいとも思う。何より大切な存在との関係なのだから。いつかのように差し出された手を握り返す。ここからまた新たな関係の始まりなのかもしれないと予感しつつこちらも相手の名前を呼んで)
106:
検索 [×]
2022-08-11 14:15:34
きみは変な所で頑固だからね、期待しているよ。 …アキちゃんが今日はこれで終業といっていたけど、翔太郎も帰るかい?
(恥ずかしいのか顔を逸らしながら言う姿はいつものものだ。こちらの探究心や好奇心を否定せずに受け入れて貰うのは素直に嬉しい。胸の鼓動や不自然な感情の動きもなくなっていつも通りに戻ってくれば少し揶揄うような事を告げながらも握られた手を此方からももう一度握り返して手を離す。あの時手を取ってくれたからこそ始まった相手との関係。それがこれからも続いていくことを予感する行動に思わず笑みが零れた。さて、一番気になっていた疑問も経過観察と決まればこれ以上固執する理由も無くまた新たな検索を始めようと本を開く。今日は沢山検索したいワードを知ることが出来た。外で見かけた謎の乗り物や衣類、スーパーで見かけた食材、2人で袋を持つことの意味、野菜の切り方、大阪の食文化。相棒を知るという意味では好きなものを検索するのも悪くない。そうやって思案するがふと帰り際所長が言っていた言葉を思い出し、これからの相棒の行動尋ね)
107:
探偵 [×]
2022-08-11 15:36:27
アキコはそんなこと言ってたがまだ日も落ちてねぇしなぁ。俺は探偵以外やることなんてねぇし、もう少しここにいる。お前はどうする?
(散々大騒ぎしながらお好み焼きを作ったがそれでもまだ日中と言える時間帯。依頼人がくる可能性もあるし、何より自室に帰ってすることもない。自室はあくまで寝泊まりするだけの場所、自分の魂はここにある。とはいえ今ら依頼もない。読みかけのハードボイルド小説を読むか、珈琲の淹れ方を研究するか、それかとちらりと今は自分のデスクとなっている元おやっさんのデスクをみやる。数度しか見たことないがおやっさんは何か考えるときあそこでウィスキーを飲んでいた。相手とのことをじっくり考えるなら、それを真似てみてもいいかもしれない。ひとまず今すぐ帰ることはないと返事をすると、同じ話題を相手に振ってみて)
108:
検索 [×]
2022-08-11 16:35:27
そうか。んー…今日過ごす中で気になったワードを検索しようとも思ったが…、そうだ、事務所の整理でもしよう。ホットプレートみたいに新たな掘り出し物が見つかるかもしれない
(相棒がまだここで過ごすと聞けば簡単に相槌を返す。頭に浮かべたワードを検索しようとは思ったが、一度始めればのめり込んで周りが見えなくなる自分の癖は分かっている。先程相棒との時間を過ごしたいと言ったばかりでせっかくの時間を検索に当てるのは勿体無い。今はそれ程優先度は高くないし、また相棒が帰ってからでも始めれば良いのだ。だがそうなると今から何をするかが悩みどころだ。趣味というものも無いしと考えていれば今日ホットプレートを取りだしたガラクタの山を思い出した。普段何気なく過ごしているこの事務所も初めて見る物もあるかもしれないし、ついでに掃除をすれば相棒も過ごしやすくなる。ナイスアイデアだとばかりに声を上げ持っていた本をテーブルに置けば部屋の片隅に向かい)
109:
探偵 [×]
2022-08-11 18:24:12
はは、そこの整理か……とりあえずもらったもんはそこに積み重ねてたからなぁ。俺が忘れてるのもありそうだな。
(部屋の片隅へ向かう相手に思わず苦笑が漏れる。お世辞にも整理していたとは言えない依頼料代わりの品々、傍から見ればガラクタの山はもう手をつけるのも諦めている節がある。とりあえず遠目からその場所を眺めてみるが、積まれているのが何が何やら、正直覚えていなかった。だが物珍しいものが埋もれているのも確かで、相棒の知識欲を満たすには丁度いいかしれないなど考えて)
(/お世話になっております!探偵が勇み足で踏み込んだ関係はお預けでしたがドキドキした時間を過ごせて楽しかったです…!現在その場の雰囲気で返信しているのですが、何かやりたい展開などありますでしょうか?もし探偵が帰ったほうが都合がよさそうであれば帰りますし、このまま話広げていくのでも大丈夫です!)
110:
検索 [×]
2022-08-11 19:11:04
好意で貰った分があるとはいえ凄い量だ。きみがどれだけ依頼人に甘いかよく分かるね。…面白いものがあるのを期待しよう。
(改めて見れば山と言っていいほどの量が積んである。中には依頼料にプラスアルファで貰ったものもあるのだろうが大方は依頼料の代わりに貰ったもので、つまりその分相棒はこれで構わないと了承してきたのだろう。事務所の経営が、といつも騒いでいる所長が見れば説教でも始まりそうだ。相棒の甘さを改めて実感しながらもまずは1番上に入った箱を手に取り中を開けるなどして整理兼面白い物探しを始めて)
(/お世話になっております。序盤だからこそ出来るやり取りでこちらこそ楽しんでさせて頂きました!検索が探偵君を振り回してばっかですが仲の良い2人が見れてとても良かったです。先程ロル内でウイスキーという単語が出ましたので整理しているのを見ながら探偵君は一人色々考え込んでいるとお酒が進んでしまって酔っ払う…みたいな展開でも楽しそうかなとは思いました。今日の話はこれで終わりにして新しく展開始めるのもアリですので探偵様も何かやりたい展開ありましたらお聞かせください!)
111:
探偵 [×]
2022-08-11 19:47:52
な、うるせっ!街の人にはそれぞれ事情があんだよ事情が。それじゃ俺はデスクにいる。
(甘いと言われるとその通りでしかないため、論理的な反論はできず、ただ叫ぶしかない。物ばかりもらっては事務所が立ち行かなくなるのは分かってはいるが、それよりも街を泣かせる奴を排除するのが優先だ。謝礼品が積み上がっている場所は狭く2人並ぶには窮屈、ひとまず片付けは相棒に任せてデスクへと向かった。事務所を引き継いだ時同時に引き継ぐことになったデスク、自分のものとおやっさんのものが混在する机だが、その中のおやっさんのもののひとつが飲みかけのウィスキーボトルだった。あれを飲んでるときおやっさんには他人を寄せ付けないオーラがあって、いつも何処か遠くを見つめていた気がする。今は二人ともいつも通り振る舞ってはいるが、先程の答えといつか向き合わなければならない時がくる。その時のために自分の考えを整理しようと決めた。ずっと使っていなかったロックグラスに大きめの氷をひとつ入れる。そしてデスクに座りボトルを取り出すとグラスの半分ほどそれを注いでみた。アルコールを飲める年齢だが探偵業まっしぐらだったせいでこれまで酒を飲んだことはほぼない。この液体の味もまったく知らず、しばらくグラスとにらめっこしていたが、やがてグッと一口それを飲み込んでみた。途端にガツンと頭が揺さぶられるような衝撃、だが次に鼻にぬける木の香りがあってなんとも独特な味わいだ。これを飲みながら考え事なんて出来るんだろうかと考えつつ、また一口今度はチビと飲んでみて)
(/是非そのような展開でお願いします!探偵はかっこつけなので強制的に本音を引き出したいと思ってウィスキーのくだり入れてました。荷物整理の手伝いしたほうがいいのか迷ってお声がけしたのですが考えが同じで良かったです。それでは探偵には慣れないお酒で酩酊状態になってもらいます!/こちら蹴り可です!)
112:
検索 [×]
2022-08-11 20:28:10
何ともきみらしいね。ああ、何かあったら声掛けるよ。____ 翔太郎見てくれ、チェスというテーブルゲームを見つけた
(どうやら本人も自覚はあるらしい。この相棒は自分のことよりも他人のことを優先する。本当に困っているのなら無償でも引き受けるだろう。だからこそこの山は相棒の甘さと優しさの象徴みたいなものだ。そこに非難の意図はなくただの感想として呟いた。デスクに戻っていく相手を素直に見送れば作業を再開する。大体は謎の人形だとか明らかに偽物の骨董品、壊れかけたカメラなど正にガラクタという物だったが相棒の仕事の成果だと思えばゴミに捨てる気にもなれず、外からでも分かるようにしたり1箇所に纏めたりしながら整理を続ける。相棒はこれだけ多くの依頼をこなして、そして例えガラクタだろうと物を貰うほど街の人に愛されているのだろう。ふとデスクの方を見れば何かを飲んでいるようだがここからはよく見えない。だが報告書を書くわけでも小説を読むわけでもなくデスクで静かしている相棒は大抵何か考え事をしていて話しかけても曖昧な返事しか帰って来ないことが多いとこれまでの経験上で知っている。だから気になるものの声はかけずに整理を続けることにした。それから少し経ち半分程片付けた所で出てきた箱には何やら形の違う駒のようなものと格子状の板が入っていた。説明書を見る限りどうやらテーブルゲームのようだ。ようやく使えそうな物を見つければその箱をもって相棒のデスクに向かい報告しようとして)
113:
探偵 [×]
2022-08-11 21:32:21
____あぁ、そういやあったな……そんなの。
(窓の方を眺めながらまた一口飲み慣れないウィスキーを口にする。カランと氷がグラスの中で小気味良い音を立てて揺れた。アルコールのせいで体がふわりと浮いた妙な心地になる。だがそんなリラックスした状態だからこそ頭が解れて次々言葉が浮かんできた。荷物を整理する相棒の姿を横目でみやる。相棒は大切な存在だ、それは間違いない。それは今まで相手がおやっさんの置土産だからと思っていたが、今日ようやくそうではない可能性に気がついた。一緒に何かをして笑って思い出を作る。きっとそれは世間では当たり前のことだが、ただ探偵を目指し走っていた自分にとって、知り合いは多くとも誰かと深く関わった機会が少ない自分にとって、それはとても貴重で手放したくない行為だ。再び視線をもとに戻してまた一口、ぐらりと思考が揺れる。もしも、あいつとの相乗りが終わったらどうなるのだろう。例えば自分よりももっと相性のいい奴が現れて、あいつとのダブルが自分ではなくなったら。「だめだ」と考えるよりも先に言葉が出る。そして胸になにかが刺さるような苦しみに襲われた。街を守る力がなくなるからだとか、そんなちゃちな理由ではない。隣から相棒が消えてしまうのが、耐えられないと心の底から思った。こんなにも相棒への気持ちが膨らんでいたことに自分でさえ驚く。いつの間に、こんなに気持ちが膨らんでいたのだろうか。視界が心地よく揺れる、同時に奥底に潜んでいた相棒への執着が溢れ出す。ほぼ無意識のうちまた一口グラスの液体を飲み込むと、相棒の声が聞こえてきた。ゆらりとそちらへ目を向ける、グラスをデスクに置くと覚束ない足取りで立ち上がりそのまま近づいていき)
114:
検索 [×]
2022-08-11 22:08:07
せっかくだし今から二人で、……翔太郎?
(チェスというゲームはどうやら1体1の対戦ゲームらしい。色々な駒があるがどうやら全部揃っているようでルールさえ覚えれば出来そうだ。お好み焼きの勝負は結局つかなかったし今度こそ決着をつけようという想いとせっかく一緒に居るのだから話したいという気持ちで持ってきたのだが一緒にやろう、と誘いをかける前に違和感に気付いて言葉が途切れた。まずは今まで嗅いだことのないような独特の匂い。木や煙のような匂いに混じるアルコール臭。相手の座るデスクの上には見慣れない琥珀色の液体があって凡そそれがお酒と呼ばれる種類の物だと察しはついた。次に動き方。どちらかというと俊敏な動きをする方の相棒だが視界に移る彼は気怠げというか全体的にゆっくりだ。そこにはいつもの情けない面でもキメる時のかっこいい面でもない知らない顔の相棒がいて、思わず様子を窺うように名前を呼ぶ。動揺している隙に相棒は立ち上がったかと思えば此方に近付いてくるがその足元は覚束無い。とりあえず手に持っていた箱をデスクに置くと転ばないように支えようと1歩近付き肩に触れようとして)
115:
探偵 [×]
2022-08-11 22:29:32
、……フィリップ。お前、いつまで俺と一緒に居てくれる?
(視界は揺れて思考も霧がかっている。だが、だからこそ今目の前にいる相棒のことにしか思考が及ばなかった。自分の責任と罪と意地と、背負い込んで置かなければならないものに今は考えは及ばない。こちらの肩を支えようとする相手に手を伸ばすとつい数時間前に経験した熱を求めて片方を頬に添える。そしてもう片方は自然と腰へと添えた。まだ知ったばかりの相手の感触、幸せな時間、それをもし手放すことになったら?いつもなら笑って送り出せたかもしれない。だが全てを取っ払った奥底ではそれを絶対に拒絶する自分がいる。親指の腹で頬をなぞってその感触を確かめ、額を合わせて目を瞑る。相手のことなんて考えている余裕もない。そして口をついて出た言葉は、なんとも情けない質問だった。酒によって呂律も怪しいなか弱々しい口調でそう問いかけて)
116:
検索 [×]
2022-08-11 23:11:25
ッ…、本当に、どうしたんだい? …は。…悪魔に相乗りすると言ったのはきみだろう。ぼくはきみの、翔太郎の相棒だ、ずっと一緒にいる。
(明らかにいつもと違う相棒の姿に気を取られていると相手の手が頬に触れ、数時間ぶりに密着した。予想もしていなかった行動に思わず目を見開いて身体も固まってしまった。またどくどくと心臓が脈打つのを感じながらもそれよりも先程はこの行為は良くないと言った相棒の方が気になって一度気持ちを落ち着かせるように息を吐いてから心配そうに尋ねる。至近距離で見つめる相棒の瞳はゆらゆらと揺れて、そこから感情を読み取ることが出来ない。動けないまま何かを確かめるように頬をなぞられると額をこつんと当てて目を閉じてしまった。視界には相棒だけしか映らなくなってしまってまるで二人だけの世界に迷い込んだようで訳が分からない。そんな困惑の中でも少しでも相棒の様子を知る手がかりを得ようと耳をすませている時に聞こえてきた弱弱しい問いかけにガツンと頭を殴られたようで思わず小さな言葉が漏れた。いつまで? てっきり相棒との繋がりは永遠に続くものだと思っていたのに勝手に有限のように言われて言葉は分かってもその意味を一瞬脳は読み込むのを止めてしまった。相棒と共に過ごさない未来など考えたこともない。だけど相棒は絶対にこの手の冗談を言うタイプではない。いつもは大人っぽく振る舞う相棒は今は迷子の子供のように思えて思わず背中に腕を回して安心させる方法が分からないなりに抱きしめてみる。色んな感情が昂ってはいるが自分だけでもいつも通りの会話になるよう心掛けて言葉を紡ぐ。ずっと相棒から離れることはないと想いを込めながら名前を呼べば約束を誓うように告げて)
117:
探偵 [×]
2022-08-12 00:15:58
そうじゃねぇ。ダブルの相棒としてじゃなくて、俺とお前とって意味だ。……なぁフィリップ、俺はお前と離れたくない。俺たちの関係がどう変わろうと、一緒にいたい。お前には俺の隣に居てほしい…
(アルコールで夢心地の中、だからこそ心からの願望が溢れる。相棒の座だって本当は譲りたくないが、もしその関係が終わったとして、相棒の肩書が取れたとして、それでも隣にいてほしい。相手は理論的だ、変身の相手ではなくなった時ここにいる意味がないと出ていく可能性だってある。求めている繋がりはそれじゃない。互いがどんな立場になろうとも共に歩んでいる存在でいてほしい。一度漏れ出した本音はとめどなく溢れていく。腰に回した手に力が入って、声色は泣き言を言うようだ。背中に添えられた手が暖かい、この手がずっと離れないでいてほしい。怖いと怖気づいていたが心はとっくに相手に囚われていたようで、その形を確かめるように今度は頬同士を触れさせて)
118:
検索 [×]
2022-08-12 01:47:02
…きみが何を勘違いしているか分からないが、ぼくはきみから離れるつもりはない。ダブルじゃなくても探偵でなくなっても、きみが左.翔.太.郎である限り、ぼくの居場所はココだ。…ぼくもきみの隣に居たい
(相棒としても個人間の話だとしても同じ事なのだから相棒が何を心配して怖がっているのか分からない。あの時、手を取ってくれた瞬間から共にいるのは息をするのと同じくらい当たり前のことなのだ。腰に回された手にも力が入り更に密着すればより相棒の微細な動きすら感じられる。何かに縋るように告げられる言葉の一つ一つを静かに受け止める。下手したらこのまま溶けて消えてしまいそうな相棒を繋ぎ止めるようにぽんぽんと背中を撫でながら口を開く。変身出来ることも共に探偵業をしてることだってそばに居る理由の一つではあるが、それは相手だからこそ。相棒の人間性に惚れ込んでそばに居たいと思うのだ。言い聞かせるような口調でその事を告げていたが触れる熱と相手の声にいつも通りでいようと思う取り繕いも解けていき、段々と噛み締めるように言葉を紡いでいく。そしてゆっくりと顔を少し離せば自らの心情を吐露して)
119:
探偵 [×]
2022-08-12 03:11:04
フィリップ……お前もそう思ってくれてるなら嬉しい。でも、俺は……それだけじゃ足りない。俺はお前が欲しい。この耳も、髪も、頬も、目も、鼻も、口も……俺に、くれるか?
(何度も背中を叩かれてまるであやされているようだが、それが心底心地よいのだからどうしょうもない。ふわふわと宙に浮いているような思考の中、相手と目が合う。相手の口から自分の名前が出るとじわりと胸が暖かくなって、確かに傍にいることが分かる。そしてきっと、これからもそばに居る。相手の言葉を受け止め思わずふにゃりと緩く笑った。同じ君持ちで嬉しいのと共に心底安心したからだろう。だがそこで終わらないほど厄介な感情を自分が抱え込んでいるのは分かっていた。傍に居てもいいと、その願いが叶えられた今、次にはより深い欲望が湧き上がった。当然それを抑える理性など今の思考回路にはない。弱々しく懇願する目が欲望に負けて渇望する目に変わる。今触れている相手の腰、頬。だがそれだけじゃ物足りない。すべてを自分の腕の中に閉じ込めておきたい。一度口にしてしまった欲望はさらに歯止めが効かなくなって、言葉に出したのと同じ順に耳、髪、頬と順に指をすべらせていく。そして最後に唇の湾曲に沿って親指の腹を滑らせると、最後だけはまた懇願するように相手へと問いかけて)
120:
検索 [×]
2022-08-12 09:59:32
やっぱりきみは笑っていた方が似合う。…、まるで悪魔の契約のようだね。 きみが傍にいてくれるなら、ぼくの全ては翔太郎にあげよう。 …その代わりきみもぼくの物にしていいかい?
(ふにゃりと笑った顔を見ればじわじわと満たされる物がある。表情豊かでコロコロと変わるのも相棒の魅力ではあるが、やはり彼には可能な限り笑っていて欲しいと思う。今の相棒はいつもと違うというか妙に素直な気がする。いつもはカッコつけや大人、忘れ形見といった二人を区別する一線があって側にいても立ち入らせてくれない領域があった。あの琥珀色の液体のせいか相棒の本音を聞くことが出来ているのは単純に嬉しい。だからこそ、次に呟かれた言葉は予想外の物で呆気にとられてしまう。順番に指でなぞられるのはそれこそ顔のパーツの全てで擽ったさと共に触れられた場所が熱を帯びていく錯覚がする。身勝手な所有欲。だけどいつもは他の人を優先する相棒が自分にはワガママな欲をぶつけてくれるのは悪くない気分だ。寧ろ喜ばしいとも思ってしまった。初めて会った時に持ちかけた物よりも深く結びついてしまう契約だと呟きながらも相手を見つめる。あの施設にいた自分は死んでいるようなものだった。そこから助け出してくれて名前をつけてくれて一人の人間として命をくれたのは彼の師匠と相棒だ。ならばこの命は相棒のものと言っても過言ではないだろう。緩く笑ってこの身を相手に捧げると告げる。だけど自分も相棒のことを独り占めしたいという無自覚だった欲が心の底から芽を出してしまった。自分の知らない外で相棒が誰かのものになるのは嫌だ。あのガラクタを貰うくらい街の人に愛されているとしてもその1番は自分が良い。自覚してしまえばじわじわと心を蝕んでいき、相棒を閉じ込めるようにもう片方の手も腰に回せば恐る恐るこちらからも問い掛けて)
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