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相乗りで何処までも 【 〆 】/7246


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自分のトピックを作る
81: 探偵 [×]
2022-08-07 18:00:17


そうしといてくれ。アイツが来るのはこれが出来てからで十分だ。別にいいだろ!美味いもんができりゃそれでいい。そう、それだ!トッピングさえしちまえば割れてるの分かんねぇし見た目も良くなるだろ。さ、次はお前の番だぜフィリップ。
(お好み焼きを作ってやいやい横から口出しされるのも面倒だが悪口を云っていたとやいやいされるのも面倒だ。せっかく平穏な時間を謳歌しているのだから、勝負の審判をするまでは触らぬ神に祟りなしというやつだろう。だがその勝負も暗礁に乗り上げてしまう。相棒の言うとおりひっくり返すところを考えていなかったのは図星だが、それを認めるのは負けを認めるのも同じような気がする。なけなしで入れられたフォローに便乗すると、まさにそれを考えていたところだと人差し指を向けた。バラけてしまった2つの欠片をぎゅぎゅっと押し付け無理やり引っ付ける。割れた2つはくっつきそうに無いが、なんとか丸い形を保っていた。これでよしと上からポンポンとヘラでお好み焼きを叩くと、お手並み拝見だと今度は相手の方をみやり)


82: 検索 [×]
2022-08-07 18:46:18



確かに今回の勝負の場合は結果が全てだ。ああ、リカバリー力やトッピングのセンスも求められる勝負になるね。…本に書いてあった事と翔太郎の結果を合わせてみると高さは最小限、具材が散らばる前に素早く手首の動きで返す…。…せーの、
(所長様に頭の上がらない様子ではあるが直ぐに調子が良くなるのも相棒だ。今回の審査では完成品の味や見た目で評価されるため、調理過程の是非は問われない。つまり相棒の言う通り最終的に美味しく好ましいお好み焼きを作れば勝ちなのだ。きっと今言われて気付いたであろうことは触れずに丸く修正されたお好み焼きを見ながらも言葉告げて。ここまで色々言ったが今度は自分の本だ。検索結果から上手いひっくり返し方は検索済みだし既に目の前で一例があってその方法を口にしながら纏める。文章上やイメージ上は完璧なシミュレーションは済んでいるが実際に行うとなるとかなり緊張してきた。お好み焼きの下にヘラを差し込むがなかなか決意がつかずそのままの体勢で何度もイメージトレーニングを行う。それから覚悟を決めれば小さく息を吐いて掛け声をすると生地を持ち上げて手前にひっくり返す。シンプルな具材だけということもあって空中分解せずに的確に引っくり返す事が出来たが長い時間ひっくり返すことが出来なかった為か焦げ目が強くついてしまった。だが本人はそんなことは目も入らず上手くひっくり返せたことに感激しては「見てくれ翔太郎!上手くひっくり返すことが出来た!」ときらきらした笑顔で相棒と喜びを分かち合おうとし)



83: 探偵 [×]
2022-08-08 10:37:26


そういうこった。最終的にアキコが美味いって言や良いんだからな。さてお手並み拝見………ぁ、…ハハハッ!だな!フィリップ。ひっくり返す点じゃお前が一歩リードだ。だが、最後まで勝負は分からないぜ?その焦げ分を取り返せるかどうかが勝負の分かれ目になりそうだな。
(勝敗はただお好み焼きの美味さで決まる。その他の要因である所長の機嫌を排除できてとりあえずは安心だ。どうやら作業工程も検索済みのようで先程のこちらの敗因も合わせて相棒は小難しく動きを解説している。ヘラを構えていよいよひっくり返すかと思えば底でも固まったまま。普段なら口を出すところだが、異様な集中力になんとなく声をかけられずにいるとついに相手が行動にでる。シミュレーション通りだったのかキレイに最小限の動きでひっくり返されたお好み焼きは丸い形を保ったままだった。しかし長く熱せられた分お好み焼きは黒く焦げてしまっていて思わず声を漏らす。理論どおりいかずにいじけるかと思って相手の方をみると、そこには満面の笑みがあって思わず面食らってしまった。相手が集中していたのは上手くひっくり返せるかどうか、確かにその点だけ見れば成功ではある。いつもの調査ならその一点集中の視点に突っ込むところだが、今は先に笑い声が出てしまった。いつもはスかしてクールを気取ってるのに、こんなに全身全霊で喜びを伝えられるとこっちも笑顔になってしまう。こんな相棒を見る機会は初めてだ。同時に胸に幸福感が満ちる。その笑顔が輝くように見えた。そう思ううちに焦げを指摘するよりもうまく返せたことを褒めていて、よくやったと肩を叩く。だが勝負は勝負だ。焦げたことを軽く指摘してやりつつソースを手に取り仕上げのトッピングに入り)


84: 検索 [×]
2022-08-08 12:34:42


ああ、お好み焼きに相応しい綺麗な真ん丸だ。…あ、確かに少し焦げ付いてしまった。 だが、ぼくにはまだチーズが残っているからね。多少の苦味もアクセントだ。
(目の前には綺麗に円を保ったお好み焼き。初めての挑戦で未知の体験が狙い通り上手くいったことへの満足感に口角が上がりきったままだ。それに勝負であるのに此方を称えてくれる相棒の手が優しくて全身が暖かい物が満ちていくのがわかる。そんな喜びに浸っていたが相手の指摘で漸くそのお好み焼きに焦げが目立つことに気付いて小さく声を上げる。ひっくり返すことに集中してしまって火加減のことは思考の外だった。そこで完璧でなかったことに若干テンションは下がってしまったが欠点があったのは相棒も同じ。相手の言う通りここから立て直せばいいのだ。相棒の普段の言動の真似をして得意げに宣言してみると残っていたスライスチーズを焦げ目を隠すように生地に乗せる。追いチーズという物らしい。その上にソースをかけて全体に伸ばし、鰹節と青のりをパラパラと掛けてやれば本で見たお好み焼きの姿になり「出来た…!」と満足そうに呟いて)



85: 探偵 [×]
2022-08-08 23:04:41


料理は見た目も大事だが最後にはモノを言うのは味だぜ?俺のはソースとマヨネーズで……完成だ!アキコには連絡入れとくとして……先に俺たちだけで食べてみるか?
(相棒が生意気にも得意げな顔をしたのをみて、こちらも負けじとキメ顔でそれらしい返事をしておく。チーズと調味料で整えられた向こうのお好み焼きは一見完璧に見えるが、焦げ目に多少難あり。一方こちらは形こそ歪んだ円形で真ん中に妙な亀裂も入っているが焼き加減は完璧だ。肉オンリーのお好み焼きに余計な調味料は不要、あいてソースとマヨネーズのみを格子状にかけて自分の分を完成させた。あとは審判員がジャッジを下すのみ。その審判員に向けてお好み焼きがあるから帰ってこいと連絡を入れておく。おそらく「私聞いてない!」と言いながら帰ってくることだろう。しかしこれの主目的は相棒に食事をさせること、忘れかけていたが。味見も兼ねて先に食べてしまおうと皿と箸とを棚から引っ張り出し)


86: 検索 [×]
2022-08-08 23:54:13


味も負けるつもりはないよ。見た目はどちらも美味しそうだ、どうせならアキちゃんには誰がどれを作ったのか言わないで審査して貰うのはどうだい? そうだね、出来たてが食べられるのが作った人の特権だ
(焦げはあれどチーズとキムチという本にも書いてある人気の組み合わせならば味も問題ないはずだ。相棒の肉オンリーのお好み焼きの味についてはデータがない為、そのポテンシャル次第といったところだろうか。二つ並んだお好み焼きは形や乗ってるものは違えどどちらも美味しそうに見える。大きな失敗をしなくてよかった。所長に連絡を入れたのを横目で見ればせっかくならの作成者を伏せて公平な状態で審査してもらう事を提案して。あとは彼女を来るのを待つだけだが相棒の言葉に空腹だったことを思い出す。相手との勝負も大事だがお好み焼きがどんな食感でどんな味がするのかを知るのも研究の一つ。事務所内に漂う香ばしいソースの匂いも相まって意識すれば食欲も湧いてきて相手の意見に賛成して。いつもよりご機嫌そうに簡単にテーブルの上を片付けて食事するスペースを作れば、自分の分のお好み焼きを6等分くらいにして皿に盛り)



87: 探偵 [×]
2022-08-09 21:31:20


そりゃいい提案だ。勝負はお好み焼きだけで決めてもらわねぇとだからな。それじゃ俺も切って……とりあえずお前のから食べるか。
(相棒からありがたい提案がされると即座に採用する。あの所長様ならこちらが作ったというだけでマイナスのバイアスがかかる可能性は大いにあるのだ。どちらがどっちを作ったか大体察しがつくような気がするのはひとまず置いておくとしよう。こちらのハードボイルドお好み焼きも同じく6等分にきる。もともと歪に半分に割れていたせいでやはり歪に6等分されてしまったが、食べられるのなら問題ないだろう。まずは審査の前に試食会だ。先に皿に切り分けられた相棒のお好み焼きを手元に引き寄せると箸で適当な大きさに切って一口食べる。確かに生地の焦げはあるがトッピングの相性は言うまでもなく抜群で思わず「美味ぇな」と口にしてしまった。ソースの量も適切でキムチの辛味とチーズのまろやかさが口の中に広がり、ぐんぐんと箸が進む味で)


88: 検索 [×]
2022-08-09 22:08:15


具材のセレクトで察しはつきそうだけどね。…うん、キムチの辛さとチーズの味の相性が良い。流石人気ランキング上位なだけある組み合わせだ。キャベツの大きさも問題ない。美味しいね。…さて、次はきみの自信作に挑戦しよう
(手堅い組み合わせと肉だけで勝負した個性的なお好み焼き。見た目だけではどちらの物か分からないだろうが具材を知れば何となくわかってしまいそうだ。それでも第一印象を平等にするという意味合いでは悪くないだろう。そう思いながらも先ずはちゃんと美味しいのか確かめなければ。皿に盛ったお好み焼きを一口大に切って口に運ぶ。よく本にあがっていた組み合わせなだけあって辛みとチーズのまろやかさはベストマッチでお互いを高めあっている。自分が切ったキャベツも食べる上で支障がない大きさで良い感触と甘味を引き出している。これがお好み焼きというものかと研究するように味の感想を呟き。隣にいる相棒にも好評の様で美味しいと言われると自然と口元は緩み何だか擽ったい。これが料理をする楽しさという物なのだろうか。皿に取った分を食べ終われば今度は相手のものを試食だ。こちらはデータにない味、6等分にされた1つを中のソーセージを落とさないように皿に取り分ける。これまた1口分に切って口に運ぶ。見た目の通り肉の味がガツンと来るがキャベツとソースのおかげがそこまで油っこくはない。もっと悲惨な味を想像していたのか僅かに目を見開くも今一度咀嚼して、素直に褒め言葉を口にして。)
…思った通りのジャンキーな味だが悪くは無いね。今みたいにお腹が空いた時に食べたい味だ、美味しい。



89: 探偵 [×]
2022-08-09 23:59:49


キャベツはお前のお手柄だな、フィリップ。いい感じに具材を一体化させてる。ま、その切り方を教えたのは俺……、さて次は俺のはっと……うん、やっぱ美味いな!それぞれ美味いんだから合わせて不味くなるわけねぇんだよ。
(トッピングでの勝負だったがそもそもの生地が美味くなければ話は進まない。キャベツを細く均等にきった相棒の功績は大きいだろう。切ったのは相手だが教えたのは自分……と考えが至ったところでそのときにあった一時の光景がフラッシュバックした。近すぎる距離感と僅かに髪に触れた手、一気にあの時の感覚に戻りそうになったのを慌てて頭を振って払った。とりあえずは目の前のものに集中しようと、次は自分の作ったお好み焼きに手を付ける。具材が多いせいで少々バラけやすいが、腹にはめいっぱい溜まりそうな味だ。空っぽの腹にはよく効くだろう。相棒の方を見やると反応は上々で「だろ?」と自然と笑みが浮かぶ。互いに作ったものを一緒に食べる、文にすると照れくさいが今間違いなく楽しい時間を過ごせているのだからそれで良しとすることにして)


(/お世話になっております。お話の流れ的にはこのあと所長を呼んで勝負、という感じになっていますが、3人でわちゃわちゃするの大変そうかなという考えもありまして、ロルで早めのテンポで話を進め場面転換するのはいかがでしょうか?もちろん勝敗つく大事なとこですし、このままじっくりやってもいいかなと思ってます!)


90: 検索 [×]
2022-08-10 01:44:45


ああ、きみの教え方が上手かったおかげだ。もっと混沌とした味かと思ったけど意外と纏まっているね。沢山は食べられそうにないからこうして分けて食べるのに適している。
(相棒に褒められるのは嬉しいような恥ずかしいような何とも落ち着かない気分だ。だが今回キャベツを上手く切れたのは相手の教え方のおかげだろう。いつもの得意げな様子を今日は肯定するように視線を向け、何故か言葉が詰まった姿に一瞬不思議そうにするが気の所為だと流して。初めはあまり理解の及ばないチョイスだったが実際に味わってみれば相手か食べたがるのも分かるような味だ。きっと自分だけでは定番の組み合わせばかりに目が行き、この未知の組み合わせをしたお好み焼きには巡り会うことは無かっただろう。これだけ肉々しいと1人1枚食べるのはキツいだろうがこうして分け合って食べるのならこうしたチョイスもアリだ。買ってきた物を食べるともまた違った食卓の形に自然とこちらも笑顔になる。また1口と食べていれば丁度所長が事務所の扉を開き、この光景に驚く彼女に経緯説明と審査をお願いして)

(/こちらこそお世話になっております。そうですね、多分長くなっちゃうのでサクサクと終わらせちゃいましょう。所長を誘わなかったから両成敗でもどちらか勝敗を決めても有り得そうなので結果等はお任せしても大丈夫ですか? 所長が帰ってから後回しにした件について触れられたらなと考えております!)



91: 探偵 [×]
2022-08-10 09:14:40


ま、正直俺もここまで纏まるとは思ってなかったけどな。さてと、審査員のおでましだ。
(とりあえず肉をいれればハードボイルドだろうと選んだ様々な種類の肉だったが、それぞれの主張を楽しむお好み焼きになるとばかり思っていた。しかし蓋を開ければ案外それぞれが程よいアクセント程度で一体になっていて想像以上に美味い。それにしても誰かと食卓を囲むことがこんなにも幸せだと思うなんて、想像したこともなかった。これまでの食卓に人がいなかったわけじゃない。それでも今ここで、自分の居場所であるここで相棒と共に食卓を囲んでいることが、今までで一番幸せに思えた。それを噛みしめるようにまた一口相手が作ったお好み焼きを頬張る。そこそこ腹も空いていてあっという間に二切れ食べ終えたところで所長様がやってきた。相棒から説明を受けてやはり第一声は「私聞いてない!」だった。とりあえず憤る所長を宥めそれぞれのお好み焼きを皿にもって審判の時が始まった。2つの皿を眺めた所長だったがすぐに眉間に皺がよる。そして次に口から出たのは勝ち負けではなく「どちらも不合格」だった。思わず「はぁ?!」と声を挙げる。所長様曰く、そもそもお好み焼きはケーキカットではなく格子状に切りヘラで食べるものだと解説が入る。一応味もと食べ始めるとお好み焼きには豚肉とイカがマストだとか、キムチは既に邪道だとか、ソーセージは論外だとか、そもそも私を誘っていない時点で不合格だとか好き勝手に総評が始まったので、ムキになり言い合いが始まった。あとはいつも通り、うるさい応酬が続き、だがその間に所長はちゃっかり自分のお好み焼きを食べきったのである。お好み焼きを完食し満足したのか、今日は依頼がなさそうだから帰ると一言残して所長は事務所をあとにした。予想通り嵐のように過ぎ去っていった存在にヤレヤレとため息をつくしかなくて)

(/ありがとうございます!それでは互いに不合格ということで一気に所長の審判部分やらせていただきました。ここからまた駆け引きが始まると思いますので楽しみにしております…!あと某所の書き込み、まさかあんな早くに見つけてくださるとは思わず……恥ずかしいやらなんやらですが、改めましてこれからもよろしくお願いします。/こちら蹴り可です!)


92: 検索 [×]
2022-08-10 10:42:27


アキちゃんが大阪人ということを考慮に入れるべきだったね。勝負はつかなかったがお好み焼きのことは良く理解することが出来た。…今からは後回しした謎の解決に当たるとしよう
(所長が来てからは嵐のようだった。どちらの味も見た目も悪くないと思ったのだが所長にとっては前提条件から評価対象外だったらしい。関東と関西では食べ方や文化が異なるというのは既に閲覧済だったが目の当たりにすると実に興味深い。隣で騒がしく意義を申し立てる相棒とは反対に「単なる切り方でも地域差が出るなんて面白い食文化だ」と感心したり言い争うのを見ながらちゃっかりお好み焼きを食べたりといつもの調子で過ごしていた。この賑やかさもこの事務所ならではで、これからもここで過ごしたいと思うには十分だった。そんな騒がしいやり取りも終わり、実質的な事務所の終業を告げて去っていく彼女を手を振って見送るとまた相棒と二人きりに戻る。勝負はつかなかったものの胸は充実感に満ちていてその表情は朝よりも明るい。食べる人によって評価が変わるといった当たり前のことを実感しながらも今日の経験を頭の中に纏めた。そこでお好み焼きへの興味は途切れ、ずっと頭に残った件を移る。相棒の方を向き近付けばその第一段階として両方の手をそれぞれ取り握ってみて)

(/展開纏めありがとうございます!毎回サクサクと描写しながら進めて頂くので本当に助かっております。きっと楽しい部分だと思いますのでじっくりやって行きましょう! 某所はほんと偶然で縁を信じたくなりますね。こちらこそ改めてよろしくお願いいたします!/蹴り可能です。)



93: 探偵 [×]
2022-08-10 11:42:28


ったく……あいつ時々妙に大阪に拘る時あるよな。別に美味けりゃいいだろ。ま、お前の検索意欲が満たされたならそれで、……後回しの件って、お好み焼きは検索終わったんじゃねぇのか?
(お好み焼きが絡む時点で何かしらうるさくなるだろうとは思っていたが、まさかあれほどの大騒ぎになるとは思わなかった。あれだけ言うなら今度は所長にお好み焼きを作ってもらわなければ気がすまない。ひとまず嵐もさり、だがこのまま家に帰るのには早いので事務所でゆっくり過ごすか、なんて考えていた矢先相棒の思わぬ宣言にギクリと体を一瞬固める。上手く誤魔化しお好み焼きに興味を反らせて万事解決かと思っていたのに、まさかまだ興味を失っていなかったとは。大抵一気に検索してすぐに興味は終わりを迎えるのに。検証が必要なのが仇となったか。その場から逃げる前に両手を掴まれその願いも叶わなくなった。だが両手を繋ぐくらいなんだと言うのだ。相棒と顔を突き合わせたことなら何度かある、別に珍しいことじゃない。だが本能的にこれは避けなければならない話題な気がして答えをしりつつすっとぼけて、結局は耐えられずに相手から目をそらし)


94: 検索 [×]
2022-08-10 12:31:54



今度はアキちゃんに大阪のお好み焼きと、あとたこ焼きという物を作って貰おう。お好み焼きはもう十分だ。キャベツを切った時の不自然なきみとぼくの体温上昇、心拍の増加…。鍵は身体の接触だと思ったのだが、…変化はないね。ならば先程の様にもっと密着してみよう。
(彼女にとって大阪は生まれ育った場所で故郷だ。故郷には思い入れが強くなる傾向があるらしい。自分には記憶が無くて本当の故郷は分からないが、フィリップとしての故郷はきっとこの事務所に違いない。そんなことを考えながら彼女の大阪料理について今度披露して貰おうと言葉にして。議題はあの時感じた初めての感覚。いつもの検索と違ってキーワードがない為その時の状況から検証するしかない。饒舌に疑問点とそれに対する推理を述べてみながらも手を握っているが先程のような大きな変化はない。この程度の距離感なら既に経験済だからだろうか。相手の視線の動きなど気にならず、涼しい顔で結果を呟いては思案する。ならば次だと更に距離を詰めれば身体を密着させるように抱き着いてみて)



95: 探偵 [×]
2022-08-10 15:30:11


え、お前も……?___は?ちょ、……なぁフィリップ…こういうのはその、俺達がやっちゃいけないっていうか……ハグなら挨拶代わりにするけどな!ハグなら!こう抱き合って、すぐ離れるなら欧米式挨拶だ、うん
(どうやら引く気はないらしい。だめだ、完全にスイッチが入っている。だがその中でひっかかる言葉があった。こちらが焦って体が熱くなってしまったのは認めているし、向こうにそれがバレていたのまでは分かる。しかし相棒も体温上昇があったとはどういうことだ?何かに動揺したということか?疑問符が頭に続々と浮かびあがっていると、また相手は予想だにしない行動に出る。あの時と同じように二人の体が密着した。短く声を出すのが精一杯で、また体が固まってしまう。だがここで動揺したら形無しだろう。奥歯を噛み締め必死にいつも通りを保とうとする。ここは年上として、そして知識に偏りがある男の相棒として、正しくこの行為のことを教えてやらなければ。軽々しくやるものではないし、外でやりだしたら困る。だがいざ説明しようとするとやはり口調はしどろもどろで締まりがなく説得力も薄い。結局は色恋方面から話題を逸らし挨拶ということにしてしまおうと、相手の背中を軽くポンポンと叩いてそれっぽくし)


96: 検索 [×]
2022-08-10 16:22:39


でもさっきはきみの方からしてきたろう? …なるほど、一種のコミュニケーションツールという訳か。 だが検証の為にも暫くくっ付いておくべきだ。
(相棒がなにやら言っているようだが気にせず身体を密着させる。先程は背後からだったから完全な再現とは言わないが接している面積は同じくらいだろう。急だった為か抱きしめた身体は強ばっているような気もする。美人の依頼者に急に手を握られた時も似たような反応をしていたから恥ずかしがっているのだろう。しどろもどろな言葉を単なる照れ隠しだと判断すればキャベツを切る時の接触のことを平然とした態度で指摘する。そして相棒の言葉からこの行為が挨拶代わりと知れば感心したように声を上げた。今すぐにその『ハグ』について検索したい気持ちに駆られたが今はこの検証の方が優先だ。挨拶ならば尚更問題はないと離れまいと擦り寄り。今まで暖かいものには多く触れてきたが、相棒から伝わってくる体温は居心地が良い。ぽんぽんと背中を叩かれるのも相まって何処か懐かしい物を感じると無意識に腕に力込めて)



97: 探偵 [×]
2022-08-10 20:51:36


な、あれはその、事故だ事故。切り方教えるためにやっただけで……っ、あのなフィリップ。こう、こんなに長く抱き合うのはその……もう挨拶じゃなくて……こ、恋人同士でする、もんだ。だからこれ以上は……
(確かにあの時は自分からあろうことかバックハグをしてしまったわけだが、主目的は調理法を教えるため。だとしてもあそこで後ろから手を添えるなんて我ながらどうかしていたと思うが、やってしまったのだから仕方がない。今この瞬間は相棒がおかしな距離間なのだが、そもそもあのときの自分も相棒との距離間がおかしくなっていたのだ。あんなこと他人にそうそう出来ないと自覚はあるが、どうにも相手には出来てしまう。それほど相棒がすでに特別な存在になっていることに改めて自分で打ちのめされたような気がした。加えてこちらに回された腕にはさらに力が込められて、反射的にまた体を強張らせる。とうとうこの時間ではハグとして済ませられない。これは相棒の情操教育のためと自分に言い聞かすも、やはりそちらの方面の話は否応なしに羞恥心が湧き上がる。ハードボイルドから程遠いが経験がないのだから仕方がない。意を決してこの好意の意味を説明するが、緊張して背中を叩いていた手で相手の服をくしゃりと掴んでしまった。結果的にこちらからも相手に抱きつく力を強めつつ、羞恥に伴って段々と顔と体が熱くなってきて)


98: 検索 [×]
2022-08-10 21:31:37



確かに効率的な教え方ではあるけども、……。 恋人同士。…翔太郎は、嫌かい?
(確かにあの教え方は力加減だとか具体的な切り方を教えるには適した方法だったと思う。現に直ぐに切り方を理解した訳だから合理的だとは思うけども例えば依頼者が同じような状況で相棒に同じ方法で教えられたとしたら。そのことを想像すると胸がチクチクするような不愉快な感覚に襲われて口を噤んでしまう。相棒のしどろもどろな説明を聴きながらも引っかかった言葉を口にする。コイビト。検索したことは無いけれど若.菜.姫のラジオでもよく聞く単語だから何となくの意味はわかる。好きな人、一番愛おしい人、一番大切な人。自分と相手は仲間で相棒ではあるけれども決して恋人ではない。だからこういう行為は良くない。極めて分かりやすく論理的な結論であるのにそれが面白くない。そうであるならば自分よりも力のある相棒なら突き放すことが出来るはずなのに逆に背中に回された手には力が込められている。加えてあの時と同じ体温の上昇も感じられた。分からない。分からないけどもこの状況を手放すのは何か嫌で、優しい相棒ならきっと拒絶しないことを見越して耳元に近い所で狡い言い方をして)



99: 探偵 [×]
2022-08-10 22:34:42


え?……………俺は…、そりゃ、嫌じゃねぇ、けど………待て待て待て!おかしい!順番がおかしいだろ!
(耳元で囁かれた言葉に一瞬視界が、それか世界が揺らいだ気がした。状況が理解できず頭がショートする。同時に体温と顔の温度は最高潮に上がって、きっと頬は真っ赤に染まっている。今相手は何を言った?どういう意図で?恋人に?相棒と?相棒ではなく?違う関係に?それが嫌かと聞かれた?そもそも色恋沙汰はカラキシなのに、予想だにしない人物から予想だにしないことを言われてパニックの渦中に放り投げられてしまった。そんなところでまともな思考が働くはずもなく、言葉の意図だとか状況だとか、すべてを無視して素直に相棒の問いに答えた。もし仮に、相棒が恋人なんて存在になったとして、それが嫌かと聞かれればそんなことはない。だがそれは即ち相手を相棒ではなく恋人と思っているのと同義かと言われるとそうじゃない。まだ自分は相棒という一線を超えてはいけないと思っているのだ。今はまだ。ようやく自分の答えのおかしさに気がついて慌てて相手の顔をみる。それが相棒に真っ赤に染まった顔を晒す行為だとは気が付かないまま、そもそも恋人の定義すら怪しい相手を止めようと叫んで)


100: 検索 [×]
2022-08-10 23:07:54



なら問題解決だ。…何かおかしい所でもあるのかい? それに、先程みたいに顔が赤い
(こうやって相棒と抱きしめ合うのは居心地が良い。だがそれが恋人同士の行為であるならば相棒と恋人というものになれば続けることが出来る。幸い相棒も嫌ではないと言うのだからこれで万事解決だ。当の相棒がパニックの渦中にいることも知らずに抱きしめたまま状態観察を続けようとした所で慌てたような声が聞こえてきて思わず身体を少しだけ離す。自分の中では完璧な理論のはずだが、どうやら相手にとっては疑問点があるらしい。その意見を伺おうとした相棒の顔は先程と同じく真っ赤に染まっていて、またどくんと鼓動が跳ねた、相棒の表情が関係しているのは分かったがそれが何故かまでを判断する材料は自分には無かった。少し間が空いて相棒のいう可笑しい点を尋ねて。同時に相手が顔を赤くしている原因と自らがそれに心を乱す理由が知りたくて今度は顔を伏せてしまわないように両手を頬に添えて見つめ)



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