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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
9680:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-08 18:42:57
ヒナさん。こんな無理やりな形で会うことになっちまってすまねぇ。でも、最初にハッキリさせとくが俺達はヒナさんの味方だ。凛さんからヒナさんが心配だって依頼を受けて俺達は、
(玉座の前に立てば裁判の傍聴人という名のトランプ兵や従者が広間を埋め尽くす、その中に相手の姿を見つければ目配せして小さく笑う。これで準備は整った。早速裁判が始まり女王兼裁判長となった彼女が怒りのままに供述をする、といってもそれはほぼ命令だ。彼女の言葉の後、途端に体はピタリと動かなくなり自ら首を差し出すように勝手に顔が上を向く。このままでは死刑まっしぐらだがこちらには相棒がいる、良いタイミングで相手が口を挟んで彼女を女王様ではなく本名で呼ぶと途端に体の拘束が緩んである程度自由に動けるようになった。どうやら相手の読みは当たっているらしい、きっと彼女がこの世界に入り込めば入り込むほど仮想の世界は輪郭をよりハッキリとさせ彼女の思うままになるようだ。つまりここから彼女を連れ出すにはまず彼女が女王ではなく相澤ヒナであることを思い出させる必要がある。相手から会話のパスを受ければこちらもニヤリと不敵に笑う、そして彼女の目を真っ直ぐと見つめた。女王とトランプ兵ではなくこの街の人と探偵という立場で彼女に語りかける、そして友人からの依頼でこの場に来たことを伝えようとした。しかし依頼人の名前を出した途端、彼女はカッと目を見開くと『凛…?!今凛って言ったの?!あの子が私の心配?嘘に決まってるでしょ!!』と声を張り上げ激怒した。玉座の肘置きを何度も叩くと『やはりお前は死刑だ!死刑!!首を跳ねろ!今すぐに!!』と叫べばまた体が重くなりその場に立っていられなくなれば膝をついて)
9681:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-08 21:59:08
っ、嘘なんかじゃない、彼女は暫く連絡が来ない君のことを心配していた。…君のことをちゃんと見ている友人だよ
(半ば賭けに近かったがやはり彼女の精神が命令の力に、そしてこの世界に繋がっている。ならば女王様という役から彼女を引きはがそうと声をかけ、相手にバトンタッチする。相手は味方であることを強調して伝えると少しばかり彼女のこわばりが解けたように見えるが依頼人の名前を出した途端その目が大きく見開かれる。なにかのトリガーになったのか声を張り上げ激怒すると叫ぶように命令を飛ばし、相手は膝をついてしまう。このままでは相手が本当に首がはねられてしまうと二人の間に立って相手の言葉を補強する。依頼人は間違いなく彼女のことを心配している、わざわざ自分たちのような探偵に依頼するまで、だ。そのことを熱心に伝え、さきほど木の上から聞いた言葉を思い出すと【彼女自体を見ている】というワードを使って友人だと伝える。すると彼女の瞳が揺らいで『嘘よ……だって何も連絡くれなかった。仕事疲れているならまた今度にしようって離れていったのに!』とぶつぶつと言葉を零していくがその間に目の周りの亀裂はだんだんと広がっていく。「なっ」と声をあげている内に彼女が『そんなわけない!!!』と叫んだかと思えば亀裂に沿って顔の半分ほどが怪物の、ド.ー.パ.ン.トのものに変化していって)
9682:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-09 08:06:21
なっ?!あのままじゃド.ー,パ.ン.トに……じゃあこいつらはヒナさんを見てくれてんのか?!違うだろ?こいつらは意のままに動くかもしんねぇけど、それはヒナさんを見てるからじゃない!女王様の命令だから従ってるだけだ!ヒナさんのこと見てんのは凛さんだ!
(こちらが依頼人の名前を出せば彼女は激しく怒りを顕にする、彼女の叫びはきっと彼女の本音の裏返しだろう。相手がそれを突くように依頼人が間違いのない友人だと諭せば彼女の動きが一瞬止まる、誰からも見られていないという不安や不満がきっと彼女をこの世界に留まらせている。しかし彼女はまた怒号をあげて相手の言葉を拒絶する、すると目の周りに入っていた亀裂はますます広がって彼女の怒りと共に顔が半分怪人のそれへと変化して思わず言葉を失った。いつもとは違う手順だがこのままではメモリを使った時と同じくド.ー.パ,ン.トになってしまうのは確実だ、それに普段とは違い彼女は恐らく毒素がかなり体に蓄積された状態でその体で怪人化してしまえば事態は悪化するに違いなかった。無理やり顔を上げると必死に叫ぶ、ここでは誰もが彼女に従うが彼女の欲求を満たすことはないだろう、彼女は怒りと苦しみに苛まれているのか両手で頭を押さえながら『でも!!あの子の隣にいるといつも惨めなの!凛はなんでも出来るから!だから影で私は凛に比べて情けないって絶対言われてる!!あの子が…大好きで憎いの!!』とまた叫んで怪人の顔が過去の顔をさらに覆う、だが彼女は自分達の言葉で揺らいでいるのか体の拘束はかなり緩くなった。その隙をついてかけ出すと被告人席を飛び出し相手を追い越して彼女の前に躍り出て「ヒナさんのその叫びを凛さんに伝えたことはあんのかよ?!」とこちらも叫べば『え、?』と戸惑いの言葉と共に彼女の動きが止まって)
9683:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-09 11:43:24
彼女は君が以前より距離を取るようになったって寂しがっていたよ。だけど今でも積極的に色んな事に連れ出してくれて一緒に過ごすのが楽しい一番の親友だとも言っていた。…君の変化に一番に気付いたのは彼女だ、なら話してみる価値はあると思わないかい?
(まるで彼女の感情に応ずるように顔の半分がド.ー,パ.ン.トのものに変化していく。長くここに居る分完全に変化してしまえばメモリから引き剥がすのは容易ではないはずだ。相手が彼女の命令に抗って必死に叫ぶと彼女は両手で頭を抑えて苦しむように叫ぶ。更に怪物化は加速しているが裏を返せばそれだけ彼女の心に響いている証拠だ。相手が命令の拘束から抜け出して依頼人とのことを突き付けるとその動きは止まる。すかさずこちらも依頼を受けた時の表情や言動から彼女を大切に思っている事、一度その叫びをぶつけてみればいいことを気持ちの乗った声でぶつければ彼女の顔には更に戸惑いが浮かび女王を象徴する冠の存在が揺らぐ。このまま押し切ればこの世界は崩れると確信を持つが不意に周囲で傍観していたトランプ兵に黒いモヤモヤが浮かび上がりトランプをモチーフにしたようなマ.ス.カ.レ.イ.ド・ド.ー.パ.ントに変化する。その様子に目を見開くも「多分奴らはこのまま彼女をド.ー,パ.ン.トにしてしまうのが目的だ。その前に倒すよ、翔太郎」と叫ぶといつの間にか持っていた疾風のメモリを構えてから相手を見て)
9684:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-09 12:26:51
あぁ、ヒナさんには凛さんにもう一回会って貰わなくちゃならねぇからな。__変身っ!
(彼女を女王様から依頼人の友人へと引き戻すために面と向かって依頼人と再び向き合うべきだと叫べば彼女の動きが止まる、相手がこちらの叫びを後押しするよう冷静に依頼人の様子や言葉を伝えれば女王の象徴である冠が揺らぎ始めた。このまま彼女が依頼人ともう一度話すことを望めばきっとこの世界の女王様という立場から脱却できるはずだ。しかしそれを良しとしないのか周囲にいたトランプ兵達が一斉にマ,ス.カ,レ.イ,ド,ド,ー,パ,ン.トへと変化する、どうやら奴らはこの世界から彼女がいなくなると困るらしい。その目的は当然彼女をド.ー.パ.ン,トにするためだろう。声をかける相手の方をみればいつの間にかその手には疾風のメモリが構えられている、こちらの手の中にもいつの間にかドライバーと切札のメモリが収まっていた。相手の左隣に並んでハードボイルドな探偵らしくクールでニヒルな笑みを浮かべれば腰にドライバーを宛てがいメモリを起動させる、相手のメモリと意識がこちらの体に流れ込んでくるのを感じてから自らもメモリを装填してドライバーを開けば風と共に装甲を纏った。彼女をド,ー,パ,ン.トにするための物語を続けるため怪人が襲ってくる、それを拳と蹴りである程度牽制したあと「トランプみてぇに数だけ揃えやがって。なら…!」とこちら側のメモリを交換して鈍い銀色の装甲を纏う。シャフトを構えると一気に薙ぎ払って敵の数を減らしていって)
9685:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-09 15:01:42
よし、じゃあ今度はこれだ!
(疾風のメモリを構えて相手の方を見ればニヒルな笑みが浮かぶ。いつもよりファンタジーな格好だが二人で横に並んでドライバーにメモリを装填すれば意識とともに相手の元に転送されて変身を果たした。早速怪人が襲ってくるがトランプ兵がモチーフなだけあって数が多い。すかさず銀色のメモリとシャフトに変更して薙ぎ払うとそれほど強くないのか簡単に消えていった。あっという間に数が減ると今度は裁判場にいたうさぎと何処からともなく現れた帽子屋が屈強な怪物へと変化する。それほどまでにこの物語を壊されたくないようだが今度はこちらのメモリを赤色に変えシャフトに高熱を灯すと重たい一撃を食らわせ倒していく。床に転がった怪物たちはもやのような物になって消え、残るは彼女一人だけだ。だが彼女は頭を押さえ苦しそうな声をあげる。顔の大半がド,ー,パ,ン.トのものへと変化していこうとしていたがその右耳近くの辺りに一際きらりと輝く髪飾りを見つける。そこにはSNSで見た黄色の石が嵌めこまれていて「翔太郎、あれ!もしかしてあの石を壊せば彼女を取り戻せるんじゃ」と推測を口にして)
9686:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-09 18:17:12
っ、あの石か!
(シャフトを振ればトランプ兵だった怪人は霧散していく、このままこの世界を壊されるのがマズいと思ったのかウサギと帽子屋が現れて他のよりも屈強な怪人に変化すると「ンなのありかよっ!?」と思わずツッこんでしまった。それならばこちらの火力を上げるまでのこと、右半分を赤色に変えて相性のいい高火力な攻撃を叩き込めば簡単に怪人はモヤとなって消えていった。残るは彼女だけ、毒素に苦しむ彼女をどう救えば良いのか彼女を観察すると相手が右耳近くに光る髪飾りを見つけた。そこにはSNSにあげていた黄色の綺麗な石が光っている、彼女があの石を見つめたことで扉が開きこの世界が作り出されたのならこの世界の起源はきっとあの石だろう。相棒の読みはあたっている、そう確信して彼女へと近づいた。錯乱する彼女は『近寄らないで!』と声を荒らげてこちらを叩こうとするがその手をそっと止めて仮面の下でニヒルに笑うと「失礼、お嬢さん」とキザな言葉と共にそっと彼女の髪飾りを外す。そして後ろへ振り返り軽くそれを宙へ放り投げるとシャフトを思いっきり振り抜き髪飾りをあの石ごと叩き壊した。高い音が響き渡り石が砕け散る、その瞬間に彼女は叫び声をあげてふらりと体から力が抜けた。彼女の体を素早く受け止める、痛みから解放されたのか彼女はぼんやりとこちらを見あげていてその顔のド.ー.パ.ン.ト化していた部分がゆっくりと崩れて元の顔に戻り、顔に入っていた亀裂は塞がって元のそれへと戻っていく。これでもう彼女が怪人になることはないだろうと変身を解除した。同時に不思議の国自体が震え始める、きっと石を失って世界が崩壊を始めたのだろう。彼女の方を見ると「さ、こんなところとっとと抜け出して凛さんとのお茶会にいかねぇと」とまたキザったらしいことを言えば彼女を横抱きにする、相手が起き上がったのを確認すれば目配せして「走るぞフィリップ!」と声を掛けて)
9687:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-09 21:21:36
ああ、出口はあそこだ!
(変化していく彼女の顔の中で一際きれいに輝く石、あれが原因だろうと推測をくちにすれば相手はそれを信じてそっと髪飾りを外す、彼女は石を取り返そうと腕を伸ばすがその前に相手が髪飾りを放り投げシャフトで思い切り叩き壊した。その瞬間彼女が悲鳴をあげるも受け止めたその顔からは亀裂がきれいに塞がって元の顔に戻っていった。やはりあの石がメモリのようなものだったのだろう。変身を解除して意識をもとの体に戻したところで不思議の国の世界が地震でも起きたかのように大きく揺れる。自分が起き上がるのと同時に相手が彼女を横抱きにして声をかけられると庭園の出入り口の部分に黄色の扉が現れるのを見つけそちらを指さしながら走り出した。世界が崩れるような揺れを感じながら出口に向かえば扉はかってに開き視界が光に包まれた。光が収まって目を開いたときには自分たちが入ってきたときと同じ路地裏に出ていた。後ろを振り返ってもあの扉はもう消えていて「どうやら帰ってきたみたいだね」と安堵の息を零した。彼女の様子を伺おうとしたところで道の先から『ヒナっ!』と声が聞こえる。そこにいたのは依頼人の姿で相手に抱えられた彼女を見るなり走って近づいてきて心配そうな顔を向けていて)
9688:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-09 22:11:09
あぁ…ヒナさんも無事みてぇだな。…、凛さん!
(彼女を女王たらしめ全てが彼女の思いのままになり彼女を侵食する世界を作り出していた石が砕けて世界は崩壊し始める、彼女を抱えて相手と共に走り出せば相手が庭園の先にあの黄色く光る扉を見つけた。入口があれならば出口もあれだろう、迷いなく扉の中に飛び込めば一瞬視界は白に染まり、次の瞬間には元の路地裏へと戻ってきていた。無事に彼女をあの世界から連れ戻しド.ー.パ.ン.ト.化も防ぐことが出来て何よりだ。安堵の息を吐いていると依頼人がこちらへと駆けてくる、大方ウ,ォ.ッ.チ.ャ,マ,ンに自分達の行き先を聞いて来たのだろう。彼女を心配そうに覗き込む依頼人をみれば自分達の言葉が間違っていなかったのを確信して彼女の方を見る、彼女の瞳は依頼人を見つめて暫くゆれてやがてこちらを向いて下ろして欲しいと目配せを受けた。どうやら彼女に身体へのダメージは無いらしい、そっと彼女を地面に下ろせば依頼人を不安そうな目で見つめる。その様子を依頼人は優しい笑みで見守って『本当に、ヒナが無事で良かった』と穏やかに口にした。その言葉をキッカケにヒナさんはワナワナと震え始めてやがて大きな声で泣き出してしまう。突然の事に焦りそうになってしまうが依頼人が直ぐに彼女のことを抱きしめていた。そこから彼女は支離滅裂に今までの不安や寂しさを依頼人にぶちまける、同じく依頼人も寂しがったこと煮え切らない態度に苛立ったこと嫌われたのかもしれいないと不安だったことを包み隠さず彼女へと伝えて、しかし最後に『でもね、私にとってヒナは一番の友達なのは変わらないから!いつもヒナが頑張ってるのも背伸びしてるのも苦しんでるのも、それでも頑張ってるのも知ってるから!』と誰よりも傍にいることを伝えれば、彼女は涙でぐちゃぐちゃの顔のまま大きく頷いていて)
9689:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-10 00:00:41
…どうやらもう大丈夫そうだね。
(依頼人が駆け寄ってくれば心配そうに彼女の顔を覗き込んでいる。彼女の願いで相手の腕から降ろすと依頼人が恐る恐る声をかけ、ようやく感情を爆発させるように泣き出した。そこからは彼女はずっとため込んでいた感情をぶちまけて、依頼人もまた遠慮して踏み込めなかった本音を包み隠さず伝えていた。やがて彼女が一番だと依頼人が伝え彼女が大きくうなずくと少し遠くで一緒に見ていた相手にこそっと呟いた。命令で従わせるわけでもなく、本当の自分を見てくれる友人がそばにいると気づいたのならもうあのような事態になることもないだろう。泣きじゃくっていた彼女を落ち着かせた依頼人がこちらを向くと『お二人とも、ヒナを見つけてくださってありがとうございます』と深く頭を下げた。その顔は事務所で見るものより見るからに明るいものになっていてこの顔を見るだけでも依頼を受けた甲斐があるというものだ。軽く微笑んで「大切な親友と仲直りできたようで何よりだ」と伝えれば二人は照れ臭そうに笑っていた。どうやら二人は今から休みのようで久しぶりに遊びに行く予定を決めたそうで彼女の方も立ち上がると女王様だった面影を感じさせない顔で『あ、あの…ありがとうございました!』とお礼を伝えてくれて)
9690:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-10 07:49:16
これでヒナさんが女王様になる理由はなくなったな。…いえこれが俺達探偵の仕事ですから。凛さんと楽しんできて下さい
(それぞれ踏み込めなかった部分に踏み込んでそれでも一番大切だと言い合う二人は間違いなく親友だ、命令を下し周囲に誰も並び立つことのない女王とは違う。相手がこそりと呟いた言葉にこちらも小さく笑みを浮かべながら返事をする、もう彼女があの世界を望むこともないだろう。依頼人と彼女が順に礼を言ってくれてこちらはこの街の探偵らしく返事をしておく、大粒の涙のあとに特大の笑顔が見れたのだから間違いなくこの街の涙を拭えたはずだ。その後二人は互いに笑い合いながら二人の時間を過ごすためにこの場を去って行く、依頼は無事に達成出来たがそこにはまだ多くの謎が残っていた。行き止まりになっている方を振り返ると「あの石、結局なんだったんだろうな。あの光とド.ー,パ,ン.ト化してるのを見るに間違いなくメモリに関連するもんだが…メモリを新しい形にしたのか?」と推測を口にしながら周囲に目をやって痕跡を探してみるが目立ったものはない、石は壊してしまいそれ自体を調べることもできず「石の持ち主の願望を叶える世界を作り出してた、んだよな?」と状況を整理し)
9691:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-10 11:11:02
…これはあくまで推測だけど、メモリにはそれぞれ適合率って物があるだろう? 大半はその人の生まれ持った素質で左右するんだけど、あの場所では後天的に適合率を上げメモリの力をより引き出す為の研究も行われていた。そこで一番効果が強かったのが使用者の精神に過大な負荷をかけて何か一点だけに強い欲望を抱かせることだったんだ。…だけどそんなことをすればメモリの毒素が回って廃人化する、だからあの研究は中止になったはずだけど…
(何度も礼を行ってくれる彼女達を見送って路地に二人だけが残される。あの様子ならば二人の間で足りなかった時間や気持ちもすぐに埋まっていくだろう。依頼としては一件落着だが相手が今回の件について謎を口にする。あの異常な空間からメモリが関わっているのは間違いないだろうが今まで見た被害や現象とは全く異なるものだった。石は壊してしまったが徐々に亀裂の入っていく彼女やその時の状況を考えるとあの場所で気まぐれに覗いた研究データを思い出して推測と前置きしてから一つの可能性を説明する。無理やり強い欲望を引き出すことでメモリの適合率を上げる研究、数値だけを見れば成功と言えるがメモリの能力が強くなった分使用者の体がそれに耐えきれず利用価値がないということで研究は凍結したはずだった。顎に手をやり考えを巡らせながら相手の方を見れば「…もしあの石に遅効性や慢性毒のメモリと同じ効果があって人体に直接刺すことなく作用するなら持ち主を理想の世界に閉じ込め、じっくりと欲望や願望を抱かせてから無理やり強力なド.ー.パ.ン.トにしてしまうというのも可能かもしれない」と嫌な可能性を提示して)
9692:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-10 12:42:54
強い欲望…ヒナさんの欲望、願いを増長させるために都合のいい世界を作り出してそこで彼女を強力なド.ー.パ,ン,トに変えちまおうってことか?ふざけやがって…!
(メモリとは似て非なる石について疑問を口にすると、相手が過去の記憶を掘り起こして凍結された研究について情報を共有する。強い欲望を無理やり増長させる、というのは今回の現象とも一致している、それがメモリの適合率をあげること、即ち強力なド.ー.パ.ン.トを生み出すためのものとなれば組織が開発に注力するのも辻褄があう。つまりあの石は使用してすぐに怪人にならない代わりに理想の世界に閉じ込められ長い時間かけて毒素に侵され、無理やり欲望を増長した挙句に強力な怪人を生み出す装置ということなのだろう。人間を異形の存在へじっくりと作り変える手法に思わず悪態をつく、こんなもなの尊厳を踏み躙られるどころの話ではない。強く拳を握って怒りを顕にしながら扉があったほうを睨む、甘い夢を見せられてそのままだった場合を考えれば目を伏せる、「もしヒナさんがあのまま誰かに命令して服従させたいって欲望をもっと膨らませてド,ー,パ.ン.トになっちまってたら…」と回避した未来を思う。遅効性の毒素が回りきった体に異常な精神状態、そこにド.ー.パ,ン,ト化が加わった時、果たしていつも通りメモリブレイクが出来るのだろうか。嫌な予感を振り払うように首をふると「まだ街にはあの石が溢れてやがる、早く回収しねぇと」と逸る気持ちを溢れさせながら言い)
9693:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-10 13:52:15
…完全にメモリの力に飲み込まれてしまえば本人の自我も薄くなるはずだ。そんな状態なら回収して詳しくデータを取ることも出来るし人を従わせるようなメモリを使えば手頃かつ強力な手駒や戦闘員として使う事も出来るだろうね。
(過去の研究を見た記憶から可能性を繋ぎ合わせてみただけだがそれなりに筋が通っている、誰しも抱くことのある欲望を利用して強力な怪物を生み出すシステムの流れを推測ながらも口にすれば相手は怒りを露わにして感情のこもった声で悪態をつく。今回は自分達の行動で何とか友人の存在を思い出し救い出すことが出来たがもしあのまま介入がなければ彼女はずっとあの世界の中に居ただろう。完全にメモリに支配されてしまえば使用者の自我や思考も殆ど無くなり組織の好きに使われる可能性だってある。体内にメモリが飲み込まれていない状態では現在の方法でメ.モ.リ.ブ.レ.イ.クが出来るかどうかも断言は正直難して眉をひそめた。相手も同じことを考えたのか首を振って他にも散らばった石の話題に触れると「…そうだね、新たに受け取らない事と現在持っていればすぐに捨てたり壊すように情報屋の彼らにも話を回してもらうことにしよう。彼女もSNSに写真をあげてからすぐには取り込まれることはなかった。ならば何かしらのきっかけであの扉が開く、と考えた方が良さそうだ」とこちらも頷き次の方針と考察を固める。その一方相手が酷く焦っているように見えれば相手の肩に手を置いて「僕達で次の被害も防ごう」と声を掛けて)
9694:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-10 18:58:33
ド.ー.パ.ン.ト製造機でも作ったつもりかよ…あいつらには後で連絡しておく。…あぁ、あの石は片っ端から壊さねぇとな
(あの石について相手がさらに考察を進めていく、強力な怪人を作るだけでなく組織の傀儡にされてしまうなんて許せるはずがない。メモリのように即座に怪人化しない代わりに一度怪人化させてしまえば強力で従順な戦闘員を手に入れ組織をさらに強化することが出来てしまうなんて。しかもその石は情報屋が簡単に情報をキャッチできるレベルで広まってしまっている、ド.ー,パ,ン.トならば派手に暴れて噂が立つものだがこれは街中に扉が開くだけで怪人化は静かに進行するのも厄介だ。考えれば考えるほど嫌な状況であの石のせいでこれまで以上の人が泣いてしまうのではと焦りを覚える、今すぐにやるべきことはとにかくやらなければ。そうやって焦燥感を覚えていたが相手の手が肩に乗れば視線をそちらへ向ける、そして相棒の方を見た。あの石がこの街に悪い風をもたらすならば自分達がやることはひとつ、それは今までと変わらないもので冷静さを取り戻せば軽く頷いた。相手のいうように石を手にして即座にあの扉が開くわけではない、この場所にいたときの彼女も何処か魅入られるような石を見つめていたのを考えると何か条件があるのだろう。この街を泣かせないためにはいつも通り相手と、そして街の仲間を頼ればいい。軽く息を吐くと「今日のところは一旦事務所に帰って依頼のこととあの石のことと纏めとくか」と声をかけて)
(/お世話になっております!カ,オ.ワな最初のお話でしたが不思議の国に振り回されつつも手探りで謎を探っていくような初期っぽいお話が出来て大変面白かったです!カ.オ.ワの設定とダブルの世界観を検索様が見事に繋いでいただいたおかげでめちゃくちゃいい設定になりましたね…!時間をかけてド.ー.パ.ン,ト化する
理由を適合率の強制増幅に繋げるのはほんと見事でした。これでより現実離れした設定も出来ますし一度完全に怪人化してしまうシリアスなお話もやりたいですね!今回もとても楽しかったです。ありがとうございました!
この後のお話ですがいかがいたしましょう?前に出していただいた中ですと探偵が行きたい場所にいくお話で雰囲気のいい珈琲店に探偵が行きたいと言い出すお話、検索くんをガレージに閉じ込めたIFルート、あとは探偵が構ってもらえなくて拗ねる話、あたりが良いかなと思ったのですが検索様はいかがでしょうか?)
9695:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-10 21:03:38
そうだね、僕も少し調べたいことが出来たしまずは情報収集だ。
(相手の肩に手を置けば焦って伏せられていた顔が上がってこちらを向く。もちろんあの石の被害は防がなくてはならないが焦りすぎてもばててしまうだけだ。きっと次も今回のように何とか防ぐことが出来るだろう。そう信じてまた肩をぽんぽんと叩くと相手の顔には冷静さが戻っていて一旦事務所に戻ることを提案されると同意するように頷いた。元通りに戻った服で相手の右隣に並ぶと新たな決意を抱いて事務所へと道を歩き始めて)
(/こちらこそお世話になっております!不思議の国のアリスの世界でにぎやかに、だけどシリアス寄りにわからないなりの彼女を救おうとするような話が出来てとても楽しかったです。以前IFの初めての夜の時の探偵君の境遇が何となくつながって他作品の色んな要素を取り込みながら今後も広げていけるような設定にさせてもらいました。試作品という形でまるっきり違う方向性にも出来ますし色々な話に繋げられる基盤となった意味でもとてもよかった話だと思います。こちらこそありがとうございました!!
次のお話ですが今回がちょいシリアスの事件系だったので探偵が行きたい場所にいく話はいかがでしょうか。雰囲気のある場所でちょっと大人ぶる時間が出来そうです)
9696:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-10 22:26:51
___っ!これは…!!
(不思議の国に迷い込み女王様を救い出すと同時に組織の新たな脅威を知った日から一週間ほど、あの後ヒナさんと凛さんは頻繁に連絡を取り合うようになったらしく早々に旅行の計画まで立てて今度出発するらしい。一度ぎくしゃくしても確かに積み上げた絆は消えないものだと微笑ましく思いながら、同時に情報屋の面々にはあの石の事について共有しておいた。詳しいところまでは言えなかったが街を脅かす存在であること、石を見つけるか光る扉が発生していたら直ぐに知らせて欲しいことを伝えておいた。もし石を見つけたり渡されても手に取らないよう周知もしてくれるようでこれで少しでも被害拡大の抑制になるだろう。石のことを調べながら過ごしていたが今日は依頼人もおらずソファにリラックスして座りながら雑誌を捲っていた。風.都の最新トレンドを押さえるのに持ってこいな内容を読み進めていた矢先、ひとつの特集ページで手を止める。そこには珈琲店が紹介されていて内装はレトロでシック、渋い雰囲気だが何よりも直感的に【おやっさんが居そう】と感じたのだ。それは即ちハードボイルドな男に似合う喫茶店ということで雑誌を持ったまま相手に近づくと「見ろよフィリップ、この喫茶店!いかにも俺みたいなハードボイルドな男がいそうな店じゃねぇか?!」と興奮気味に話しかけて)
(/それでは探偵が行きたい店にいくお話にしましょう!何事も形から入る探偵ですので騒がしくも大人っぽく頑張る時間に出来そうです。それではそれらしく始めておきましたのでいつも通りいい感じに乗っていただければ!今回もよろしくお願いします。/こちら蹴りで大丈夫です)
9697:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-11 01:44:53
…なんだい。…風.都.にこんな店があるんだね。
(最悪な事態を防げたとはいえあの石には謎が多い。帰ってきて早速情報屋に石についての警告を流し、情報が集まるようにして地.球.の.本.棚でも何か正体が分からないかと検索してみたがキーワード不足で絞り着ることが出来なかった。ブームが過ぎたのか、それとも情報屋達が上手くやってくれたのかSNSで石を貰ったという投稿が少なくなった頃、依頼人が朝から来ない事務所で奥のスツールに座りながら本を読んでいると相手に急に名前を呼ばれ顔を上げる。妙に興奮気味な様子に不思議そうな顔をしつつ見せられた雑誌に視線移せば落ち着いた空気で積み重ねた年季を感じさせるような珈琲屋の写真が乗っていて興味を示すように添えられた文や写真に目を通す。喫茶店を始めとする店が多く立ち並ぶエリアから外れた所にあるようでまさに知る人ぞ知ると言った店だろう。続いた言葉にツッコミを入れようとしたがいつもとは逆のような光景だと感じれば「確かに普段行くような喫茶店よりも落ち着いたかっこいい大人が利用するようなお店に見えるね」と同意しながら様子を伺ってみて)
9698:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-11 08:44:43
だろ?!なんつーかおやっさんが通ってそうな店だよな!
(まさに青天の霹靂と言うべきか、こんなにもハードボイルドな男が似合うカフェがこの風.都,に存在しているとは知らなかった。よく雑誌を見てみればオープン自体は最近のようで、つまりはこの店の店主は拘ってこの雰囲気を作り出していることになる。年季の入ったカフェももちろん良いのだが雑誌に添えられた【拘りの空間】という文字に益々惹かれてしまって興奮度はあがっていく。一方相手は雑誌に目線を走らせ多少なり興味を持ってはいるようだ、いつものようにハーフボイルドだとツッコミが返ってこないのに気が付かないままこちらが目を輝かせながら改めて雑誌を見る。もちろんひとりで行ってもいいのだが今や相手と何もかもを共有するのが当たり前になっている。しかしこちらの要望で相手を誘う機会は滅多になくて、自分の要望を伝え慣れていない身では「あー…」と一時口ごもった。喫茶店に行くということは即ちデートという意味も持つだろう、軽く目線を迷わせながら頬をかいて気持ちを誤魔化しつつ「…一緒に行ってくれねぇか?」とボソリと頼んで)
9699:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-11 11:24:21
……良いよ、いつも僕の要望を聞いて貰ってるし今日は君に付き合ってあげよう。
(相手は話しているうちに段々と興奮が増していき雑誌に向けられる期待も分かりやすく増えていく。その姿は全くハードボイルドではないのだが指摘するのも野暮というものだろう。相手のテンションが高まっていくのを見守っていると相手が口ごもって視線が迷うのが見えた。まるっきりいつもと逆である事に口角を上がるのを感じながら敢えてこちらから何も言わずに相手を見つめる。そのまま待っているとポつりとさっきまでとは違う声量で頼まれ、その仕草に口端が吊り上がっていくのが分かる。ニヤニヤしてしまいそうなのを堪えつつ付き合うと言葉を返せば「なら今日はとびっきりキメて行かないとね」とからかい混じりに続けた。本を閉じて軽く準備だけしてくると相手が支度を済ませるのを待ってから「じゃあ行こうか」と声をかけ事務所を後にして)
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