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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
9340:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-13 15:35:38
へぇ、そんな能力が有るんだね。 え、…今までの話からするに半妖になるって事は半分死者に近い体になるんじゃ…
(指さされた方に進んでいるとまた突然真横からこえが聞こえてきてそちらを向けば依頼人の男が居て驚いてしまった。言い忘れていた事と聞き耳を傾けるとメモリ使用者が怨念の籠った場所を巡ってる事が伝えられる。同じ怪異同士ならばその怨念を感じ取れるという情報には感心した声を上げるも当然自分達には認識出来なければ参考にはならない。男が同行してくれればさっきの口ぶりからしてその気は無いのだろう。その解決法を相手が問うと予想外の答えが返ってきて思わず絶句する。これまでの話からするに怪異は死者のことを指すなら半妖は半分死者の状態、死にかけに近い形になってしまうことだ。恐る恐る尋ねてみると『ああ、そういうことじゃな』と男は頷く。この件は勿論解決するつもりだがもし戻る事が無かったら、と考えれば決め切る事が出来ずに「流石にそれはリスクが高いだろう、」と意見告げながらちらと相手を見て)
9341:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-13 20:15:30
……依頼人を信じるのが探偵ってもんだ。人間じゃねぇ奴を追いかけるならこっちもそれなりじゃねぇとな
(依頼人が半妖なんて信じ難いワードを出して驚愕していると相手がさらにその意味を明確化させる。半分怪異になるということは半分人間でなくなるということ、それはすなわち半分死人になることを意味する。生と死の状態が曖昧になるということだろう。説明を聞けば確かにリスクは高くて『そこら辺は上手くやるから安心せぇ。それとも儂を信用しとらんのか?』とまた呑気な声が聞こえてくるがその間に思考を巡らせる。怪異なんていう存在も曖昧な奴らを相手取るのだ、対抗する手段を増やすのは得策だろう。それに予めターゲットが来る場所が分かれば被害を未然に防げるはずだ。決意が固まると依頼人の方へ向き直って「俺を半妖にしてくれ」と進言する。こちらの思い切りのよさに依頼人は関心したようだったがチラリと相手を見ると『そうじゃな、そっちのは帰れなくなりそうじゃしの』と意味深なことを言ってその意味を聞く前に『ほい』と軽い言葉と共に指が鳴らされた。次の瞬間にボンッという音と共に煙に包まれる、なんとも言えない香りのするそれに咳き込みながら「ンだよこれ…」と煙を手で払った。煙が晴れて手元が現れた瞬間に息を飲む、そこには自分の左手が、骨だけになってしまった手があって「だあああ!!!」と叫んでしまった。そうやって叫ぶ顔の左目の部分もぽっかり穴が空いて眼球が無くなってしまっている。こちらの混乱など何処吹く風の依頼人は『おーどうやら餓者髑髏の半妖になったようじゃの。お主と何かしらの縁があるのかもそれんのぉ』と呑気に言っていて)
(/いつもお世話になっております!既にお返事が不定期になっておりますが、これからの夜の時間からお盆が開けるまでに掛けて背後がバタバタとしておりお返事できない日があるかもしれません。お返事が遅くなってしまうかと思いますが、お待ちいただければ幸いです。把握のほどよろしくお願いいたします。)
9342:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-13 23:39:55
っ、翔太郎! しょうた、…えっ、…その姿、
(これからの調査において使用者が巡るという怨念の強い場所を探す必要があるがその為にどちらが半妖になるなんてやはりリスクが高過ぎる。他の方法が無いかと考えていたが男の呑気な声に対して勝手にその役目を引き受けると相手が言い出せば目を見開いて思わず名前を叫ぶ。相手もリスクは十分に承知のはずだ、その覚悟を決める思い切りの良さについていけずもう一度考え直すように伝えようとするがその前に男は意味深なことを言った後指を鳴らす。直後相手の体が煙に包まれると背中が一気に冷えてまた名前を叫びながら手を伸ばす、煙が晴れた時にはダブルのように体の左側だけ骨だけとなった明らかに異常な姿になっていて大きく目を見開いた。右側の人間の部分があるから何とか相棒が変化したのだと分かるが声を聞かなければ立派な怪異だ。男の呑気な声を聞いて直ぐに浮かんだのはあの時少しだけしか見ることの叶わなかった鳴.海,荘.吉の仮.面.ラ.イ.ダ.ーとしての姿だ。あれも確か髑髏のメモリだった。ぽつりと呟きを零すと同時に相手も向こう側の存在になってしまった気がして思わず捕まえようと腕を伸ばす。骨になった左側の肩に触れるとひんやりと冷たい気配がして手がすり抜ける、冷や汗が伝いながら右側の人間として存在に触れてやっと生暖かい存在に当たっている実感があって無意識にそこをグッと掴んだ。まだ相手は自分の隣にいる、それを確かめて小さく息を吐いていると依頼人の男は相変わらず呑気に『その体なら儂のいう怨念の気を感じとることが出来るじゃろ。期待しておるぞ』と言い残しまた冷たい風とともに去っていった。再び相手に視線を戻すと大丈夫だろうと分かっていながらも「その体になって何か変化とかないかい?」と心配そうに訪ね)
(/日頃よりお世話になっております。返信頻度について承知いたしました。こちらもかなり不定期になってしまいそうなのでいつも通り返せるタイミングでお互いのペースで進めていきましょう。楽しくなって行くところですので引き続き宜しくお願いします/こちら蹴りで大丈夫です。)
9343:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-16 06:50:25
餓者髑髏、か…なっ、透けた?!…心配すんなフィリップ、感覚はいつも通り…いやそれ以上だな
(骨だけになった自分の左手に相手と共に驚愕していれば依頼人から縁のある半妖になったのだと言われすぐに思い浮かんだのはおやっさんの姿だった。あの日に変身していたスカルも確か生と死が曖昧になっている存在だったはず。半妖というリスクを背負ったとはいえその縁がおやっさんとなれば心強い。そこでふと、死人が生き返るならば、その人物がこの地に縁があるならば、とひとつの可能性が頭をよぎってそれに思考が奪われそうになった。しかし相手がこちらへと近づいてきて意識を取り戻す、こちらに触れようと手が伸ばされるがその手はこちらに当たることなくすり抜けてしまってまた驚きの声が出た。相手を感じることすら出来ないことにスっと肝が冷えるが直後右肩に無事手が触れて安堵の息が漏れる。文字通りの半妖になったのは間違いがなさそうだ。依頼人がまた呑気な言葉を置いてさったあと不安そうな瞳がこちらを向いて軽く笑みを浮かべると右手で相手の頭をポンポンと軽く撫でる、気が気ではないだろうが対抗手段としてはこの上ないだろう。それに依頼人の言っていた怨念というのもなんとなく分かる気がする、嫌悪感を抱くような嫌な空気だ。今すぐ動くべきだろうがやはり左手のこれは目立つ、 大部分は服で隠れているがあとは風が吹き抜ける感覚がする左目部分だろうか。バイク用の手袋をして骨を隠し、前髪を無理やり引っ張って左目を隠せばパッと見違和感は無いはずだ。準備を整えると改めて相手の方へ向き直って「あいつが言ってた怨念ってのがよく分かるぜ。ひとまず繁華街を抜けてすぐの交差点がここから一番近い。いくぞフィリップ」と気合いを入れながら声をかけ)
(/結局2日も空いてしまいまして申し訳ありませんでした。大変お待たせしました。今日以降はもう少し時間が取れそうですのでお返事できそうです。ここからまた盛り上がる展開ですし、シリアスなとこも入れながら楽しんでいきましょう!/こちら蹴りで大丈夫です)
9344:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-16 12:48:49
…ああ、リスクを負ったからには早く解決して元に戻して貰おう。……ココかい? っ、!
(相手の半分が人間でないものになってしまった衝撃は強く反射的にその肩を掴む。その不安が表情にも滲み出てしまっていたのか相手の右手が伸びてきて頭を撫でるとちゃんと存在を感じられることに少しだけ安心したように息を吐いた。なってしまったことは仕方無いし自分達が出来ることは無駄にならないようにこの事件を解決することだろう。こくりと頷いて気持ちを整え直すと相手は何かを感知したような素振りを見せた、恐らく怨念を感じ取っているのだろう。そして手袋を着用して前髪を整えるとパッと見は普通に見える。相手の声かけに頷き、相手が気配を感じ取った交差点に向かった。交差点には最近交通事故があったのか情報提供を求める看板とその下に花束やお供え物が添えてある。相手にここで合ってるかと確認していると横断歩道の向かい側から『や、やめてくれ!』と悲痛の声が上がる。慌ててそちらに目を向けると男が腰を抜かして何かに怯えるように後退りしている。ここからでも分かるほど冷たい空気が伝わってきて直ぐに駆け寄りたいがそこに続く横断歩道は赤信号で目の前を車が通り過ぎて渡れそうにない。男が怯える先に邪悪なオーラが揺らいで人の形になっていれば「もしかしてアレが依頼人の言っていたメモリ所持者…!」と声を上げ)
9345:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-16 18:52:50
そのはず…ッ、…あぁ、間違いねぇ。させるかよ!
(怨霊を感じ取った場所へと急げば恨み辛みが積み重なった原因を思い出す、そこはつい最近交通事故があって犯人はまだ見つかっていないのだ。気配と状況からしてここで間違いない、頷き答えていると交差点の向こうから悲痛な叫び声が聞こえてきて反射的にそちらを見る。そこには人のような何かがあってその恨みの強さに一瞬息が詰まる、同時に体の右半分が左同様冷たくなって思わず自分の体を見た。このままでは何の罪もない人の魂が抜かれてしまう、意を決すると軽く息を吸って次に息を止めた。すると左半身に広がる冷たさが右半分にも伝わる、息を止め死に近づくことでさらに怪異に近づくと全身が骨と化した。スーツが型崩れした状態で車が行き交う交差点に走り出す、構わず車は走ってくるが鉄の塊は体をすり抜けていった。横断歩道を走り切り息を吸えば再び半身だけが骨になってその勢いのまま人間ではないなにかに、メモリの使用者に殴りかかろうとした。しかしその前に別の影が割り込んできて攻撃を阻まれてしまう、そちらへ目を移せば和菓子の店主に嫌がらせをし5年前に死んだはずの男がいて目を見開いた。そのまま組み合いになると動けなくなってしまう、その間に人間の形の何かは怯えた男に手を翳す。すると使用者の心臓あたりで何かが光り同時に『Trade』とウ.ィ.ス,パ,ー,ボ,イ.スが響いた。途端に男から青白い何かが無理やり引き抜かれて地面に広がる恨みの塊へと注がれる、黒い塊はぐにゃぐにゃと異様な動きをした後に人型となり最後には交通事故で死んだはずの男になれば驚愕の顔を浮かべるしかなくて)
9346:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-17 00:07:03
っ、翔太郎!…っ、これが蘇り…、返したまえ!
(近付こうにも交通量のある道路を渡ることが出来ずに焦りだけが募っていると相手が叫びその体が普通だった右半身も骨になっていく。全身が怪異となってしまった体に目を見開いて固まっていると相手は交差点へと飛び出していく。そこでようやく思考も回るようになって思わず叫ぶが怪異となった体は車をはすり抜け向こう側に到達した。それから車の往来が激しくなり相手の居る所でなにか起きているのか分からなくなる。漸く信号が変わって先が見えるようになった時には相手はモヤが少しかかったような男と組み合っているのが分かったが人の感覚では相手が見るものよりぼやけたように見える。なにか起きているのは明らかで急いで横断歩道を走って渡る間ウ.ィ.ス,パ,ー,ボ,イ.スが聞こえる、たどり着いた時にはこちらの目には怯えていた男が急に意識を失ったように倒れ顔の血の気が失せた顔をしている事とその傍らでモヤと共に人型を形成して行く様子が映り異常なその様子に一歩引いてしまう。だが今までの光景を見ていれば魂を奪い取って移植したのは明らかで方法は分からないが作られた方の男に飛びかかるもあっさりとその体をすり抜けてしまう。それだけでなく『えっと、こうか?』と言いながらその男がこちらにてを伸ばしてくると今度は実体として触れている感覚があってそのまま押されると「うわっ」と声を上げながら体をふらつかせる。蘇った事に感動したような男に対して相手と組合をしていた準優勝の男は『俺たちは魂を手に入れて蘇ったんだ、この力があれば今生きているヤツらに復讐が出来る…!』と怪異だけが聞こえる声で話を持ちかけていて)
9347:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-17 17:26:28
っ、フィリップ!…復讐なんてさせるかよ、いくぜフィリップ!
(こちらが和菓子屋の方と硬直状態になっている間に男の魂が抜かれて新たに怨霊が蘇ってしまう、驚いて動けない間に車の流れが止まり相手が蘇った男へと掴みかかった。しかし相手の手はすり抜けてしまって、それどころか蘇った男からは相手に触れられるらしく相手の体が押されてフラつくと組み合っていた腕を振り払って相手の元に駆け寄りその体を支えた。やはり人間の体で怨念に立ち向かうのは難しいらしい。依頼人から与えられたこの力を上手く使う方が良さそうだ。怨霊の言葉はこちらにはハッキリと聞こえる、やはり恨みを積もらせた怨霊をそのままにはしておけない。人間である相手には触れられなかったが半妖であるこの体ならば触れることはできた。ならば方法はひとつ。この体を使って相手と共に戦う、つまりはいつも通りだ。相手に声を掛けてベルトを腰にあてがい意識を共有する、メモリ使用者はこちらに対抗手段があると察したようで『どうやってその姿に…』と一人呟いていた。だが直ぐに『俺にはお前らの相手をしている時間はない。黄泉人!そいつらを止めておけ!』と指示が与えられた。名前と指示を受けた元怨霊の二人の周りにさらに周囲の怨念が引き寄せられて人間から妖怪に似たおぞましい姿へと形を変えていく、さらに力をつけた黄泉人と呼ばれた怨霊を前に紫のメモリを起動させるとドライバーへと挿入して)
9348:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-18 00:04:49
ああ、変身! …君の体がベースならきっとダメージは入るはずだ
(怨霊に掴みかかるがやはりと言うべきかすり抜けてしまい、逆に向こうからは触れられてしまってその厄介さが身に染みる。ふらついた所を支えられて礼と共に視線を向けると相手はドライバーを取りだして腰に宛てがう。どうやら今の体でも問題なくベルトが現れて自分の腰にも同じものが現れると軽く笑みを浮かべると同時にはっきりと見えるようになった怨霊を見据えメモリを構える。メモリ使用者は怨霊達に指示を与えて奥に消えていこうとする、この件を解決するにはあのメモリを破壊しなければならないだろう。その為にも黄泉人と呼ばれおぞましい姿となった彼らを止めようとドライバーにメモリを挿入して意識を転送しいつものように変身を果たした。相手と二人で一人になったおかげで自分も怨念と呼ばれる類を感じられるようになり、彼らの声もはっきり聞こえる。推測を口にしながら早速拳を作り黄泉人に打ち込むと今度は確かな手応えがあった。だが傷ついた場所は周りの怨念を取り込んで直ぐに修復してしまって「なっ」と声を上げる。この場所の怨念が強いとなれば無限に回復されてしまう可能性が浮かぶと「長期戦は不利だ、どうにか一気に片付けてしまうしかない」とこちらのメモリを疾風から炎に変え、高温を纏った拳で打開策を試みて)
9349:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-18 07:50:20
なっ、…あぁ、お熱いのでいくぜ!
(ドライバーを介して相手の意識がこちらの体に流れ込んできて装甲を纏い変身を果たす、どうやら相手は怨霊をしっかりと感知出来ていなかったようだがこの姿であれば問題ないらしい。これも半妖の体をベースに変身しているおかげだろう。ならばと早速拳を振れば確かな手応えを感じて仮面の下でニヒルな笑みを浮かべた。しかし直後怨念によって傷は修復されてしまい相手と共に驚愕する、怨念が形を作ったものならば怨念で修復が可能なのも納得だ。そうとなれば相手と考えることは同じで気合いの乗った声で返事をすれば右半身を赤色へと変える、炎を纏った拳を黄泉人に叩き込めば『ぎゃあああ』と金属音のような耳障りな叫び声が響いた。どうやら先程の拳よりも聞いているらしい、傷ついた箇所も治りが遅く「このまま成仏させてやるよ!」とさらに気合いの乗った声で炎拳を連続で叩き込めば全身を炎で包み込まれた黄泉人は金切り声と共に霧散してしまった。どうやら黄泉人は炎に弱いようだ、もう一人の黄泉人もこちらへ襲いかかってくるが炎の拳の前では為す術はないらしく連続ラッシュを叩き込んでやれば耳障りな叫び声と共に炎に包まれ消えてしまった。一息ついていれば黄泉人がいた場所から青白い何かが飛び出しそれが先程魂を抜かれて倒れていた男へと入っていく。すると男は軽く咳き込んで体勢を変えた。まだ眠っているようだが無事魂は元に戻せたようで「黄泉人が居なくなりゃ倒れた人を起こせそうだな」と少々安堵しながら言い)
9350:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-18 11:07:03
そうだね、だけどあのメモリ使用者を何とかしなければいたちごっこのままだ。他に怨念が集まっている場所はあるかい?…えっ、
(周囲の怨念を取り込んで回復をする様子に相手と揃って驚愕するがならばその前に倒しきるまでだ。浄化に火を使う宗教があるのを思い出し、右半分を赤色に変えて拳を打ち込むと先ほどよりも確かな手ごたえを感じて口角が上がった。調子の良い相手に合わせて連続で打ち込めば金切り声と共に霧散し、もう一体も同じくあっという間に倒すことが出来た。黄泉人がいた場所から魂のようなものが飛び出し、倒れていた男に入っていくと軽くせき込み生きている人間の動きとなる。左から伝わってくる安堵の感情に同意しつつ元に戻す手段は分かったとはいえ根本を絶たなければ被害者は増える一方だ。早くメモリ自体を壊すためのあの使用者の次なる場所を探そうとした所で共有している相手の意識が一瞬ひんやりと冷たさのようなものを感じる。今までにない感覚に戸惑いの声を上げていると強制的に変身が解除されて意識が弾き出された。慌てて目を開けた時には自分の体に戻っていてドライバーも腰から消えていた。相手の方を見るとさっきよりも骨ばった部分が増えているような気がして「…もしかして君が怪異に近づく分、変身できる時間が短くなるんじゃ…」と浮かんだ懸念をぽつり呟いて)
9351:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-18 12:38:01
え、……変身できてるのは人間の部分ってことか……くそ、あいつ大丈夫っつってたくせに。どっちにしろ時間との戦いだ。この先にある橋の下から嫌な気配がする、いくぜフィリップ
(ひとまず被害者を元に戻せることは分かったが相手の言うように根本を絶たなければこの事件は終わらない。頷き次の場所を探ろうとした瞬間、ドライバーを動かしていないのに相手の意識が体から抜け出していって目を見開く。意識を取り戻した相手の体の方を向けば、こちらが怪異に近づいたせいで制限がかかっているのではと推測が伝えられてスっと肝が冷える感覚がした。同時に首に涼しい風が通り抜けて思わずそこに手を当てる、スーツから出ている首部分に肉はなくて骨だけになっているのに気がつくと脳内がザワついた。思わず依頼人に対して悪態をつく、気配を探るだけならば問題ないのかもしれないが息を止めて一時的に透けたり黄泉人と接触する度に怪異に近づいているのかもしれない。思わぬ制限に焦りは募るが時間勝負であるのはこれまでと変わらない、依頼人の友だという使用者を早く止めなければ被害者が増えるだけだ。床に横たわったままの相手にまだ実態のある右手を差し出して引っ張り起こす、次の場所を共有すると共に走り出した。繁華街を離れて人気のない道を走りスロープを下って橋の下にやってくれば例の使用者を見つける、周囲にはそこでたむろしていたであろう高校生が5人ほどいて次々に地面に倒れていった。無理やり引き抜かれた魂は1ヶ所に集まって怨念を纏ってまた人型へと変化する、しかし5人が倒れたのに対して現れた黄泉人は一人だけで眉を顰めた。効率は悪いのにメモリの輝きを宿した影は『いいぞ…力が増してる』と高揚を宿して呟いていて)
9352:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-18 14:16:05
…奪い取った魂の数によって強さとかできることが強化されるのか、それとも死んでからの年数や現世への未練で必要となる代償が違うのか…どちらにしろあの魂も元に戻さないと
(長く続かない変身とあの時感じた冷たさ、そして体の変化を繋ぎ合わせるとやはり先ほどの行動で怪異に近づいていると推理する方が妥当だ。もっとこの症状が近づいていったら、と悪い方向にばかり考えが及んで背筋が冷たくなるが目の前に手を差し出されると振り切るように頭を振ってからその手を取り立ち上がる。こくりと相手の言葉に頷いて嫌な予感がするという橋の下に急いだ。現場に着くと例の使用者と既に魂を抜かれた高校生たちが地面に突っ伏していた。複数のモヤのようなものが集まって一つとなり人型を形成するが先程と違って五人分で一人の姿にしかならない。その分図体が大きなモヤになっていればその理屈に推測を重ねる、結局答えははっきりとせずまたあの魂を元に戻そうとメモリを構える。だが無理に変身することが相手の怪異化に近づくかもと考えてしまうと変身が躊躇われてしまう、その隙をつくように黄泉人が大きく腕を振るってくると咄嗟に後ろに下がって何とかその攻撃を回避する。体が大きい分予備動作が大きく比較的動きは読みやすい、そしてその奥で使用人がまた去ろうとしているのが見えると「僕がこの黄泉人を引き付けているから君はあの使用人に接触してくれるかい」と相手に提案して)
9353:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-18 18:26:13
あぁ、何らかの法則があるはずだ。……なっ、フィリップ!…無茶すんじゃねぇぞ!
(最初に見かけた時は2人、先程は1人、そして今は5人、魂を奪われた人数はバラバラだが現れた黄泉人は1人だ。相手の推測に耳を傾け頷く、怨霊を蘇らせる為に必要な魂は何らかの法則で決まっているのだろう。ひとまず高校生達の魂を取り戻そうと再びドライバーを装着しようとする、しかし相手はメモリを構えたものの起動することはなくてその隙をついて黄泉人が襲いかかって思わず名前を叫んだ。慌てて相手に近づこうとするが犯人に接触するように言われて動きを止める。あの調子では攻撃を食らうことは無いだろう、また犯人に逃げられてはずっと堂々巡りだ。相手に声を掛けてから駆け出すとその場を去ろうとしている人の形をしたものへと近づきその腕を左手で掴んだ。驚いた顔をした犯人はこちらの腕を振りほどこうとするが右手を追加しその動きを抑え込む、顔を付き合わせると「捕まえたぜ。お前は何のためにこんなことやってんだ?」と鋭い目を向けて問いかける。しかし犯人は『俺にはお前に構ってる時間はない!』と一蹴されてしまった。逃げられないよう手の力を強めていると力比べではこちらに分があるようで犯人は苛立ちを顕にすれば『くそ、こんな奇妙な力どこで』と苦々しい顔を浮かべる。じっと怨念で揺らぐ顔を見つめながら「…これならお前の友達って奴から貰ったぜ?」と情報を与えてみる。すると怨霊は『は?』と驚愕の声をあげてあまりにショックなのか瞳と存在自体をわなわなと揺らしていて)
9354:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-18 19:32:06
分かってるよ。 随分と動きづらい格好になったみたいだね?
(黄泉人の方を引き受けると一旦メモリは仕舞って攻撃パターンを読むのに集中する。大振りな攻撃はやはり読みやすく的確に回避をしながら観察に務める。『俺にはやる事があるんだ!邪魔をするな!』と叫びながら怪異は腕を振るうがやはり五人の魂を取り入れているのに動いているのは一人の人格のように感じられる。更に情報を得ようと煽りながら応戦していると相手が犯人の腕を掴まえているのが見えた。犯人は相手が友達というワードを出すと露骨に動揺して瞳と存在をわなわなと揺らす、『まさかアイツが?……そんなはずが無い』とブツブツ呟くあいだも存在が揺れていて、同じ頃対峙していた黄泉人からもモヤが出て来て目を見開いた。やはり犯人と黄泉人には繋がりがあるようだ。だが犯人は相手の前で唇を噛み締め『っ…お前達にも、アイツにも邪魔されてたまるか!』と声を上げると纏っていた怨念を更に強くして相手の腕を勢い良く振り払って)
9355:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-18 20:38:13
黄泉人もメモリの能力の一部ってとこか。…ッ?!
(依頼人が犯人のことを語る時の雰囲気に引っかかるところがあって犯人自身にもその存在を、そしてこちらに加担していることを伝えてみる。すると案の定犯人は動揺し始めて内心ほくそ笑んだ。同時に相手が対峙する黄泉人の存在が揺らいだのを見てニヒルに笑う、大元さえ叩いてしまえば全て解決できるのもこれで立証できた。あとはいつもと同じくメモリの摘出と破壊だが犯人はさらに怨念を纏ったかと思うと今までとは比べ物にならない力で手を振り払われてしまった。受身を取りながら後退すると犯人は怨念を揺らめかせながら冷たい視線をこちらへ向けて『…俺は必ずアイツを取り戻してみせる。例えアイツが、相棒が望まなくてもな!』と声を挙げて一瞬動きを止めてしまう。依頼人と犯人とがただならぬ関係であるのは感じていたが、まさかその間柄を自分達と同じ言葉で語るとは思わなかった。犯人は感情を昂らせ同時に冷たく激しい怨念が周囲に集まり吹き荒れる。相手と対峙していた黄泉人はその怨念にあてられさらに筋力を増加させると先程の黄泉人と同じように妖怪に似た姿へと形を変えた。そこでようやく記憶と姿が結び付けば「そいつ、10年前にここで殺された八百長レスラーだ!」と正体を言い当てる。言葉にされることで黄泉人は恨みを思い出したのか先程よりも早く重く腕を振るい始めて相手を抱えて地面へと転がった。黄泉人を睨むため顔を上げれば首までだった骨部分は左頬にまで侵食していて頬が物理的に無くなっている、さらに怪異化が進んでいるのに薄々は気づいているものの「フィリップ、まずは奴を止めるぞ」とドライバーを腰にあてがって)
9356:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-19 00:03:01
相棒…、…ッ、翔太郎、その顔…! …ああ、行くよ
(黄泉人の存在が揺らぎメモリを何とかすれば今回の件が解決することは分かったが相手は振り払われてしまって犯人を自分でも分かるほど冷たい怨念をたぎらせていく。実体を持った犯人が決意を固めるように告げるがその中に【相棒】というワードがあれば思わず固まり同じ言葉を口にする。ならば共に戦に参加した相棒を甦らせるというのが彼の望みなのだろうか。思わぬ共通点と動機に思考を奪われていると黄泉人が更に禍々しい姿になったことにも気付けずさらに考え込んでしまう。そのせいで攻撃の素振りに一瞬反応が遅れてしまうが相手に抱えられることで何とか回避する。気を抜いた反省と感謝を相手に伝えようとした所で相手が首元だけでなく頬までもが骨だけになって妖怪に近付いてしまっているのを見れば大きく瞳を揺らして相手の名前を叫ぶ。やはり人ならざる者に近付くのは避けられないらしい。ますます焦りや絶望感が募る中、変身を提案されるとさっきの懸念が過ぎるが倒さなければ更に被害が出る。覚悟を決めたように返事をしてメモリを挿入すると再びダブルに変身した。早速メモリを赤と銀に変えると早速シャフトで連続で攻撃を打ち込む。手応えはあるが筋力を増強しているせいか先程のように瞬殺とは行かず、高熱の攻撃を加えながら「多分彼らは生きてる時の記憶とか恨みで動いてる。さっきみたいに感情を揺さぶれば力が弱まるかもしれない」と推測と相手の知っているレスラーの情報を伺ってみて)
9357:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-19 08:35:33
感情か、なら…流石八百長でしか勝てなかった野郎だぜ。ファンを悲しませてんじゃねぇよ!
(犯人と黄泉人は密接に関わっているらしく、また怨念も敵型を強化する要因になるようだ。相手を抱えて攻撃を回避しまずは邪魔な黄泉人を倒そうと提案するが相手はこちらを見て驚愕して言葉を失っている、顔の左側の冷たさが増しているのはどうやら気のせいではないらしい。大丈夫だと返事をする代わりに背中を軽く叩くとこちらもメモリを起動させて変身を果たした。浄化の炎を宿したシャフトを構えると攻撃を加えるが見た目通りのタフさに押し切ることが出来ない。力負けする懸念が頭をよぎるが相手から感情と存在が結びついている推測が伝えられると相棒の考えに乗ることにする。記憶を呼び起こし、落ちぶれ橋の下で静かに亡くなっていたというこのレスラーの情報を引っ張りだしてくる、そして黄泉人の拳を弾いたタイミングで怒りを買うような言葉を言い放った。途端に黄泉人を覆っていた黒いものがぶわりと大きく膨らんだかと思うと『何も知らない癖に!勝手なことを言うな!あいつのせい!あいつのせいなのに!!』と怒りを撒き散らしながら周囲の怨念をさらに取り込み始める。しかしその分強固さは揺らいだようで「いまだ!」と叫ぶと同時に炎を纏ったシャフトを振りぬいて)
9358:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-19 11:18:15
…よし、これで彼らも大丈夫だ。このまま変身が切れる前に奴を…!
(今までの傾向を見るに恨みや未練が存在に大きく影響を与えているようだが逆に言えば感情を揺さぶれば勝ち目はある。黄泉人の元を知っている相手にそれを伝え何か動揺させる言葉をぶつけるように頼むと相手は早速攻撃を弾いたタイミングで怒りを煽る言葉を投げかける。するとて黄泉人は露骨に怒りを露わにするが怨念を取り込む仕草に隙が生まれる。すかさずシャフトを思いっきりぶつけると呻き声をあげながらその身体が仰け反った。再び固められない内に連続でシャフトを打ち込み、転がった所に渾身の一撃を叩きつけると黄泉人の体は蒸散し、その中から5つの魂が飛び出した。それぞれが高校生の体に戻っていきぴくっと体が震えたのを確認すれば安堵するように一息ついた。だが先ほどの事を思えばまたすぐに変身が解除される可能性は強い。幸いまだ逃げていない犯人の方を見るとシャフトを構え直してからそちらに走って迫る。屈強な黄泉人が倒され焦った犯人は攻撃の構えを取るも『ふっ、いい所に体があるな』と呟き怨念のこもった霊体になると意識を転送して抜け殻となっている検索の体に向かって行く。「っ、まずい!」と声を上げてシャフトを伸ばすも退けるには遅く、霊体が体の中に入ってしまうとゆっくりと目を開き検索の体が起き上がって)
9359:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-19 12:24:20
な、マジかよっ?!
(黄泉人の隙を作り連続で炎を纏ったシャフトを叩き込み最後に渾身の一撃を加えると金切り声と共に黄泉人は霧散する、無事魂も高校生の元に戻ったようで何よりだ。あとは犯人との決着を付けるだけ、相手と息を合わせてメ.モ,リ.ブ.レ,イ,クするために走り出す。しかし犯人は不吉な呟きの後にその体を再び怨霊に変換する、そしてあろうことが相手の体の方へと向かっていって思わず声を挙げた。シャフトは既のところで届かず霊体は相手の体に入り込みゆっくりと動き出す、隣にまだ相手の意識はあるのに体だけが動き出すありえない光景に唖然とするしかなかった。犯人が入った相手の体は見た事のない邪悪な笑みを浮かべながら『なんだ?妙に馴染みがいいな。これなら完全にこの体をいただくことも出来そうだ』と上機嫌にいいながら生身の体を隅々まで見渡している。相手の体を勝手に扱うことに怒りを覚えるものの攻撃を加えれば当然相手の体にダメージが通る、それだけは絶対に避けなければ。仮面の下で苦々しい顔をすれば「お前の体を傷つけずにメモリだけを壊さねぇと」とシャフトを強く握るも相手のことを思って動けないでいて)
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