TOP > 1対1のなりきりチャット

相乗りで何処までも 【 〆 】/9228


最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
9160: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-17 19:05:58


…何言ってんだ。忘れてんだからどんな内容かなんてまだわかんねぇだろ。家族も、…親友もいるかもしんねぇし
(相手が理屈を超えてでも欲した過去は結局偽りで探るように問いかければその瞳は揺れる、当然だが簡単に割り切れるものでもないだろう。少しだけ相手はこちらを向くが目線は合わない。心の痛みを庇うように相手は自分の過去に否定的な見解を連ねる、その声は掠れていて痛みや消失感に耐えているのは一目瞭然だ。相手の言葉にゆっくりと首を振る、相手がいた場所は確かに最悪だったがだからといって相手が最悪であるわけではない。過去も全て含めてだ。両親がいて兄弟がいて暖かい家族に囲まれていたかもしれない、何処かの学校に通って幼馴染や、健人と康介のような親友がいたかもしれない。そうやって相手の過去を肯定しようとするが【親友】というキーワードには胸の奥がじわりと痛む。誰かとの特別な関係を表す言葉のひとつ、相棒で恋人である相手とは親友という言葉は相応しくなくて、だがそれはそこが空席であることを示す。相手も知らない誰かがその席に座っていたかもしれないと意味の無い想像をして意味もなく胸が苦しくなって、馬鹿馬鹿しいと目線が落ちる。そうやって歩いていると相手が突然立ち止まって振り返る、すると謝罪が告げられて一瞬動きを止めた。どう言葉を伝えようかと考えながら相手に近づき肩に手を置くと「俺も過去同じようなことしたんだからお互い様だろ?」と無理やり笑みを浮かべる。軽く視線を惑わせたあとに「…それに、お前が記憶を取り戻した時のこと考える機会にもなったしな」と感情を抑えた口調で言えばまた小さく笑みを向けて)


9161: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-17 20:02:40

…そうかもしれないけど、……翔太郎?
(自分の過去なんて知っても仕方ないと自分に言い聞かせるもののその強がりはきっと相手にはバレてしまっているだろう。その証拠に相手から慰めのような過去を肯定する言葉が告げられてまた瞳が揺れる。一度それらしい形を見た分知る事の出来なかった喪失に胸は痛みながらあの時相手の忠告を聞かなかったことを振り返って謝罪すると肩に手を置かれる。そして向けられる言葉は普段に近いのにその笑みは何処かぎこちない。更に視線を迷わせながら自嘲的にも見える顔で言葉を紡ぐのを見れば思わず名前を呼んでしまった。そしてそこに籠る温度の低さに漸くその理由の察しがついた。自分が記憶を取り戻した後の相手の不安を。肩に置かれた相手の手を取って軽く繋ぐように握ると迷っているその目をじっと見つめ「…ねぇ、翔太郎。僕の名前呼んで、今の僕の名前を」とねだって)


9162: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-17 20:34:20


…、……今回は嘘だったがこの街でお前のこと知ってる奴がきっといるはずだ。お前の見た目から考えりゃ今回みたいに高校生くらいの奴をあたってけば知り合いが見つかるかもしんねぇ。お前があの施設にいたってことはこの街と縁がある可能性も高いだろ?
(今日みたものは全て嘘だった、だが別の誰かとああやって時を刻んでいた可能性は十分にある。感情を抑えて穏やかに話すが相手はこちらの名前を呼んで肩に掛けていた手を取って繋ぐ、そして名前を呼ぶよう強請られると瞳が揺れた。相手を見つめて大切な人の名前を呼ぼうとする、しかしその瞬間に相手がライトと呼ばれて嬉しそうにしている顔を思い出して、喉が震えれば声を出すことは出来なかった。相手は今まで欠片も手に入れることが出来なかった自分の過去を取り戻せると余計な期待を抱かされて手酷く裏切られたのだ、助け出すこちらがしっかりしていなければ。再び目を合わせると繋がれた手を強く握る、そして相手の過去を調べることを持ちかけた。これまで相手のことを隠す必要があって大々的には探せなかったが、相手が街を出歩くようになって顔見知りも増えてきた今なら極小さな範囲で捜索をしても問題はないだろう。相手の過去が分からなければ今回のような患いから相手は一生自由になれない。未だに名前は呼べないまま声が震えないように気をつけながら「こんなこと起こる前にもっと早くこうすりゃ良かったな」とまた軽く、無意識のうちに自嘲気味に笑って)


9163: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-17 21:13:11

……え、……なん、で…
(想像していなかった過去を知ったその先のこと。それでも自分が自分であることは変わらないはずでそれを確かめたくてずっと2人きりの時には呼ばれてなかった名前を相手の声で呼んで欲しいと強請る。その瞳が揺れるのを見て呼ばれるのを待っていたがいつまで経っても名前が呼ばれることはない。眉が下がって伺うように相手を見ていれば目が合った相手が予想だにしないことを提案してきて困惑の声が零れる。今まで相手が自分の過去について気にしないような態度をとってくれたことはあれど積極的に探そうと言い出したことは無かった。今回だって過去を知ったとしても戻ってくるのはここのつもりだったのに、相手から言われると自分を過去の繋がりに戻そうとしているように思えて強い不安に襲われた。手は繋がっているのに上手くその意図を読み取ることが出来なくて喉の奥に言葉が詰まる。自嘲気味な笑みを見れば薄らと視界に水の膜が張り始めてそれを隠すように顔を伏せると「…要らない、僕には君がいればそれで良い」と震える声で零しながら強く手を握って)


9164: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-17 21:54:16


な、…に言ってんだよ。さっきも言っただろ?お前には家族も親友も、もしかしたら……中学で付き合ってた奴だっているかもしれねぇし、自分のこと知るのは悪いことじゃねぇって。もしろくでもねぇ親だったら俺がぶっ飛ばしてやるしな
(自分はフィリップの家族で相棒で恋人だ、だが記憶を失う前の相手にとってはそうではないかもしれない。誰にも譲りたくないその椅子には過去誰かが座っていたのかもしれない。それを今回思い知った気がした。それならば、自分が相手の過去を思い出す時の枷になってはいけないだろう。実際今回の件で半分は感情的に動いていたのだ、もし健人が本当に相手にとっての親友ならこちらはそれを邪魔したことになる。結果的に全部嘘だったが今回のように攫われる要因になるのなら過去のことだって探った方がいい。それなのに相手の瞳には薄らと膜が貼って顔を俯かせてしまう、聞こえてきたのは自分にとってあまりにも都合のいい言葉で一瞬息を飲んだ。だが感情を飲み込むと努めて明るい声で過去を探ることは悪いことでは無いと語りかける、本心を隠しているせいで喋るスピードはいつもより早い。今自分がいる特別な位置さえ誰かがいた可能性を口にする時はさすがに言葉に詰まったがそれだって存在する可能性だ。相手の不安を取り除こうと話すが相変わらず捲し立てるようなスピードで両手でこちらを掴む手を包むと「お前だって過去のこと知りたいから健人んとこ行ったんだろ?」と半ば同意を強制するように問いかけて)


9165: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-17 22:49:40

っ…、確かに僕は自分の過去を知りたかった。でも今更過去を知ったってどうにもならないって分かったんだ。…変に何かを知って、色んな物が変わって今まで生きてきたフィリップという存在が僕じゃなくなる方が怖い
(あの時言い合っていた時とは丸っきり真逆の立場で今のままが良いと答えると相手の動きが固まった。戸惑う声の後作り物のような明るい声が捲し立てるように聞こえてくる。両手で手を包み迫ってくる姿は痛々しくもあってそっと握り返すとぽつぽつと思ったことを口にする。相手の言う通り彼の元に行くことを選んだのは過去を知りたかったからだ。でももし本当に彼が親友だったらという仮定のように今までの経緯や出生を知ることになればそれが良いことにしろ悪いことにしろ自分という存在や居場所が大きく変わってしまうのは避けられない。その結果が今こうして起きている相手との関係の変化なら尚更そんな物欲しくなんてなかった。信じようとした彼に裏切られたこと、何よりも大切な相手に今の自分を否定されたような気になって感情がいつも以上に制御出来なくなるのが分かる。相手に掴まれた手が小さく震えて「…それとも君は僕が記憶を取り戻して、元いた場所に戻って欲しい? 今の、何の記憶を持ってない僕じゃ不十分かい」と静かに問いかけて)


9166: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-17 23:24:44


…別に変わったって、いいじゃねぇか。大切な人を思い出すことは悪いことじゃ、……ンなわけあるかよ…今のお前が居てくれりゃ、俺は十分なんだ…
(これが正しい道のはずだ、失われた相手の過去を取り戻すというたったそれだけのことだ。両手を包んで問いかけるが相手からそっと握り返されてゆっくりと相手の気持ちが伝えられる。互いに昨日とはまるで逆のことを口にしてその内容はやはりこちらにとって都合が良い。知らない過去を知ればその人が変わってしまうのは当然だ、それを今回のことで思い知らされたのだ。それさえ肯定しようとするが気持ちの伴わない言葉は微かに震えてしまっている、こちらが相手の変化を望んでいないのを自白するのと同じだ。そのまま言葉を続けようとするがその前にこちらを掴む相手の手が震えているのに気がついて口を噤む、そして問いかけられた言葉には暫く間を置いてゆっくりと否定の言葉を口にした。震える手を見つめる、吐き出した息はこちらも震えていて深呼吸をした後に「歯止めが効かなくなりそうで怖ぇんだよ」とポツリと本音を零した。無理に明るい声を出すのをやめて心の奥底の感情を引っ張りだすようにゆっくりとした口調になると「健人のことだけで俺はあんなに動揺しちまって、もしお前の過去がもっと分かってその時にお前の隣に大切な存在がいるのを知ったら……俺は、…その事実をお前に隠すかもしれない」と抑え込んでいた言葉を吐き出した。親友という立ち位置の人間だけでも許せなかったのにそれ以上の人が相手に居たらきっと耐えられない、相手の特別は自分だけであって欲しい。そんな願いを持っている以上、相手の過去を知った時に自分だけの牢に閉じ込めてしまうような、そんな薄暗い手段を使ってしまうかもしれない。包み込んだ手を強く握りながら「そんなことしちまう前に、お前の口から過去が知りたいって聞きたかったんだ」と自白するように言って)


9167: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-18 00:48:04

…、……翔太郎。…それでも良いよ、もしこれから先何かしらで記憶を取り戻したりする事があっても君に出会った今の僕が全てだから、…君が側に居てくれさえすればそれで良いんだ。
(こちらの言葉に相手は正しい言葉を口にするがその声は僅かに震えている。その言葉を遮るように震える手で相手を握って本当の気持ちを問いかけると暫く沈黙が続いたあと静かに否定の返事がされた。それからはゆっくりと気持ちを吐き出すようにぽつりぽつりと言葉が紡がれていく。恐らく昨日からずっと抱いていた想いで、自分の為に押さえ込んでくれていた深い所の感情だ。手を強く握られながら罪の告白のような言葉を聞き終えると小さく名前を呼んだ。決意を固めるように長く息を吐くと相手の薄暗い気持ちすら受け入れ肯定する言葉を静かに告げる。記憶を取り戻したい気持ちがゼロになった訳ではない、だが思い出したところでそこに相手がいないのならば何の意味もない。今の関係や状況が変化してしまうのなら尚更だ。相手と共に一緒にここにいる時間以上に大事なことはきっとない。深く依存と執着じみた言葉をぽつぽつと祈りを込めるように呟きまた繋いだ手に力を込める。伏せていた顔を上げて膜の張って揺れる瞳を向けると「今の僕が良いって言って」と縋るような声でまたお願いをして)

9168: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-18 07:46:12


…、………っ、フィリップ
(いつもクールでハードボイルドな男でいたいのに恋人が変わっていくのを応援もできないなんて、引き留めようとするなんて、ましてや阻止しようとするなんて、感情に流されるにも程がある。自分がそうなってしまう前に相手の願いを聞いて覚悟を決めようと思ったのに相手からそれすら受け入れることを告げられて瞳を大きく揺らす、吐き出す息は明確に震えた。相手を無理やり自分のもとに縛り付けるような手段なのに、こちら以外何も目に入っていない言葉にどうしようもなく心は満たされた。相手の顔があがる、そこには涙に膜を張る相手がいて再び過去ではなく今の自分を求めるよう強請られる。そこまでされてしまえば相手の可能性を潰してはいけないと踏みとどまっていたものは全て崩れ去って、ようやく相手の名前を、この世で一番愛おしくて特別な相棒で恋人の名前を呼ぶことが出来た。一度崩れてしまえばもう気持ちは止まらなくて繋がった手を軽く引きながら一歩踏み出すと相手を抱き締める。背中と後頭部に手を添えて大切なものを決して逃がさないように腕の中に閉じ込めながら「俺にはお前しか、フィリップしか要らねぇんだ。今のお前がいい。理屈っぽくて検索バカで頑固で、俺の相棒で、恋人のお前がいい。ずっと隣にいてくれフィリップ」と強く抱き締めながら押し込めていた気持ちを全て吐き出して)


9169: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-18 11:41:20

…翔太郎、…っ、ずっと傍にいるよ。今ここで君の隣に立って一緒に生きていくのが何よりも幸せだから
(告げられた本音に対してこちらからも過去の記憶よりも今と相手が良い、それしか要らないと告げると相手の瞳が大きく揺れる。今の自分を求めるようにお願いするとずっと欲しかった相手の声で今の名前が呼ばれる。彼に呼ばれたライトという名前よりも信者達の祈りの声よりもずっと頭に響いて強く感情が揺さぶられ目の奥が熱くなった。応えるように名前を呼ぶと手を引かれ近づいて来た相手にぎゅっと強く抱きしめられる。痛いと思う程の力加減が今は幸せで強く求められる言葉はここにフィリップとして居ても良いのだと感じさせてこちらからも腕を回して強く抱き着いた。不透明で何があったかも分からない過去を無暗に探るよりも今こうして必要としてくれて大切に思ってくれている今の方が幸せなのだと誓うように相手に告げる。丸一日触れなかった体温を感じて軽く擦り寄りながらその場で深く呼吸をして「君以外に特別で大切な人なんて要らない」と全てを委ねるような薄暗く熱のこもった言葉を口にして)


9170: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-18 12:30:19


フィリップ……健人がお前の親友だって言い出した時、すげぇ焦ったんだ。お前の特別は俺だけだって思ってたから、誰かがお前の隣に居るのが許せなかった。…お前にそういう人が元々居たなら身を引くべきかと思ったんだが……できそうにねぇな
(ようやく相手に全てをさらけ出せば相手の声はよりこちらに響くようになる、相手の声でこちらの名前を呼ばれるのになによりの幸せを感じれば街中だというのに相手を抱き締めるのを我慢できなかった。相手の腕が背中に回されて強く抱き締められる、痛いほどのそれはこちらへの執着にも思えて決して綺麗ではないその感情さえこちらへ向けられているのが嬉しかった。言葉でも他の全てよりもこちらを選ぶことを伝えられてどうしようもなく心は満たされてしまう。擦り寄る相手に安堵の吐息を溢れさせながらこちらの黒い感情をポツポツと話し始める。高校生相手に大人気ないと理性は言うのに全く制御は効かなかった。首元に顔を埋めると「一生俺のものでいてくれフィリップ。俺の特別も全部お前にやるから。お前抜きじゃもうまともにいられねぇ。お前とじゃねぇと幸せに生きていけねぇんだ」と相手を縛り付ける呪いにも似た言葉を伝えて)


9171: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-18 14:08:13

出来なくていいよ、…もとより僕の体も心もぜんぶ君の物だ。今の僕は君によって作られたものだし、これから先も変わらず君と共にある。
(相手を強く強く抱きしめながらきっと正しくは無くて深い執着にも似た言葉で相手が一番だと告げる。自分の居場所を確かめながら擦り寄っていれば小さく息を吐いた後、ずっと抱いていたのであろう本音が零されていく。かつていたかもしなかった親友という立場さえ相手は許せなかったらしい。だが身を引くという選択肢が取れなかったと聞けば無意識に口角が上がって肯定してしまう。首元に顔が埋められて聞こえてきたのは深く絡みつくような依存の言葉で恐ろしいと思う以上に相手に特別を全て与えられ、深く求められているのが嬉しくて仕方ない。きっと無事に離れられる段階はとっくに過ぎている。今の自分もこれからの自分も相手によって形作られているのだと語りながらまた腕に力を込めてから顔を上げ、目を合わせると「…早く家に帰ろう、翔太郎。今日は君に沢山名前を呼んで欲しい気分なんだ」と小さく笑みを浮かべ甘えるようにお願いして)

9172: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-18 18:18:49


…、…俺も、これからの全ての時間お前の隣にいる。…お易い御用だぜ、フィリップ。俺も早くお前だけとの時間が欲しい
(どうしようもない執着や独占欲を孕んだ言葉を相手に伝えるもそれさえ肯定されてしまえば無理やり足掻こうとしていた気概さえ消えて無くなってしまう、今の相手を作ったのもこちらだと言われてしまえば元が記憶喪失だった分その言葉は余計に罪深いものに思えて、しかし頭から爪先、心の隅々までがこちらで染まっているのだと思えば胸の黒い部分まで満たされてゆっくりと息を吐き出した。相手と同じようにきっとこちらもあの夜、事務所に帰ってきてから相手によって形作られてきた。今更そこから外れることなんてできない、相手と道が分かたれればどうなるかはよく知っていて自ら離別を選んだとしても結末はきっと同じだ。相手の顔が上がるのを感じてこちらも顔を上げる、相手に求められることが、名前を呼んで欲しいと強請られることが今は一段と嬉しい。もう愛しい人の名前を呼ぶことに躊躇などしなかった。飾りではない心からの笑みを浮かべて名前を呼ぶと相手の手をとって軽く繋ぎ歩き始める、二人のルールで言えばこれも違反なのだが誰かに見られなければ良いだろう。だが人気のない道を通って遠回りする気持ちの余裕もない、今は相手が居なかった時間を早く埋めたかった。結局最短ルートを歩きながらいつでも繋いだ手を隠せるように身を寄せて家への道を歩いた。幸い誰かに出会うこともなく二人の空間へたどり着く、昨日はひとりだった二人の家に相手がいることがまた特別に嬉しくて玄関をくぐって直ぐに相手の方を振り返ると「おかえりフィリップ」と声を掛け)

(/背後から失礼します。二人が再び歩み寄ってめちゃくちゃいい所なのですが本日この後から明後日の夜までの間お返事がかなり遅くなります。お待たせしてしまって申し訳ないのですが、隙間時間を見つけてお返事させていただきますのでお待ちいただけれ幸いです。よろしくお願いします/こちら蹴りで大丈夫です!)


9173: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-18 20:13:42

ただいま、翔太郎。
(未来のことについて何度も話した事があったがあるかもしれない特別な関係の人物の存在で揺らいだ分、その約束は深く結びつくような物に変わっていた。過去の自分や別人、また彼らの教祖として扱われていた分自分の名を呼んで求めてほしいとねだるとさっきまでのぎこちない物ではない本物の笑みが浮かんでその手を取られた。呼ばれる名前と相手からも二人になりたいと言われると自然と笑みが浮かんで「なら行こう」と繋いだ手を握り返しながら歩くのを再開した。本来ならば人通りの少ない通り道を選ぶか距離をとるのに相手はそのどちらも行う様子がない。寧ろ身を寄せるようになっていれば本来は不味いはずなのに幸せで仕方なかった。昨日ガレージに引き篭って帰らなかった分、2人の家にやっと帰ってきたような感覚があってそわそわしながら鍵を開けた。ドアを開けて中に入ると出迎えの言葉を言われ、ぱぁっと表情を明るくしてそれに応える言葉を返す。相手の手を引いて急かすようにリビングに向かい、荷物やハットを各自片付ける。そのまま振り返り「…もう良いよね?」と問いかけると返事がされる前にまた相手に抱き着いてその存在を確かめるように擦り寄って)


9174: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-18 22:33:22


あぁ、……やっと戻ってきた
(二人の空間に足を踏み入れた瞬間に帰宅の挨拶をすれば相手の顔は途端に明るくなる、眩いその笑顔はいつも見ているはずなのにいつ見ても愛おしくて胸を暖かくする。もう家の中にいるのに手を引かれるまま早足でリビングに向かい一通りの片付けを済ませて相手の方へと向く、ちょうど相手もこちらへと振り返ってそわそわとした顔のまま問いかけられるとそのいじらしさに思わず笑いつつ軽く頷いた。しかしそれを言い切るまえに相手が腕の中に飛び込んできてしっかりと抱き留める、昨日はこの部屋になかった相手の体温を全身で感じてゆっくりと息を吐いた。擦り寄る相手に擽ったさを覚えるがそれさえも今は愛おしい、この手から抜け出してそのまま何処か遠い所へ行ってしまうのかと、あるいは手放さなければならないかもと思った何よりも大切なものを取り戻すことができて心底安心していた。相手の輪郭を確かめるように背中を大きく撫でる、こちらへ擦り寄る頬の柔らかささえ確かめたくなればそこへ軽く口付けを落として)


9175: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-18 23:49:12

…ん、お返しだ。
(足早にリビングに移動して片付けだけ済ませると漸くと言ったように相手に抱き着く。その体は相手の両腕でしっかりと受け止められて、更に背中が撫でられて体温をより感じるようになると表情を緩めた。やはりここは何物にも代えがたい場所で何処の誰がやってこようともこれ以上の安心感や幸せはないはずだ。猫のように軽く擦り寄っていれば相手の顔が近付いてきてほっぺたにキスが落ちる。その柔らかさに心地よさそうに目を細めると自らも顔を寄せてお揃いを作るように相手の頬に口付けた。顔を離して悪戯が成功したように微笑むとまた腕に力を込める。そうして無事に二人だけの場所に戻ってきて一段落すれば謝罪はしたがまだお礼を伝えてないことを思い出してじっと相手を見つめ「あの場所に助けに来てくれてありがとう、翔太郎」と感謝を伝えて)



9176: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-19 19:23:26


…お前を取り戻すためなら俺は何だってしてやるよ
(何よりも大切な相手を抱き締めながら心のままに頬へ口付ける、たった一日しか空いていないのに随分と久しぶりに思えるその感触に浸っていれば相手からも頬に口付けが落とされてまた違う感触に浸るようにゆっくり息を吐いて余計な力を抜いていく。顔が離れたのを感じて目線を交えれば悪戯な笑みがそこには浮かんでいて胸を心地よく擽られていた。一時の間相手から見つめられると礼を告げられてこちらも笑みを浮かべる。相手が危ない場所に連れられて行った時点で何を賭しても助け出すことは決めていた、危うささえ含んだ言葉をあっさりと言ってのけると唇にごく軽い口付けを落とした。もっと相手の存在と輪郭を感じたいのだが退院したての相手からはいつもとは違う香りがしてようやく取り戻せた相手のそんな些細な違いさえ今は我慢できない。こちらからも回す腕に力を込めながら「早く風呂はいって同じ匂いになろうぜ、フィリップ」と急かすように言って)



9177: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-19 22:33:55


僕と同じ悪魔になってくれるそうだからね。…ああ、そうしようか。
(お互い頬にキスを送りあって恋人という大切な関係を確かめ合うと自然と口元に笑みが浮かぶ。その状態で礼を伝えると相手も緩く微笑んで強く執着を感じさせる言葉の後軽く唇が重なった。きっと相手の何だっては比喩表現ではなくて本気の奴だ。ふとあの装置から解放されて頭がまだぼんやりしていた時に聞こえてきた言葉を思い出す。信者達の罵りに対して返した言葉だったかもしれないがあの場所で悪魔だと罵ってきた相手が同じ場所まで落ちてきてくれたようで薄暗い感情ながらも嬉しそうに目を細めながらその事を告げる。そのまま相手を見つめていると風呂に入る事が提案され、その理由が同じ匂いになることであれば声を弾ませながら頷く。だがそこまで行くのも離れたくなくて体から相手の腕に抱きつき直すとそのまま風呂場に向かった。脱衣場までやってくると「先に入ってくるかい?それとも一緒に入る?」と楽しそうに問いかけて)



9178: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-20 22:25:39


ここまで来といて別ってのはありえねぇだろ。一緒に入ろうぜ、フィリップ
(普段は相手が自称する悪魔という呼び名、それをあの信者達からは自分の方が呼ばれていて、立場が逆転したようでいて、しかし相手と同じ位置にいるのが何処と無く嬉しい。そんな薄暗さだって互いに丸ごと受け入れているのだから二人にとってはなんら問題のないことだ、言葉に似合わぬ笑みを浮かべる相手にこちらも肯定の意味で口角をあげていた。より相手の存在を確かめるために余計なものを洗い流すことを提案すると腕が解かれて途端に物足りなくなるが直後相手が腕に抱きついて小さく笑ってしまう、そのまま脱衣所にやってくると相手はあえてこちらに二択を提示してまた笑ってしまった。別で入るならリビングで送り出せばいい、それをしなかった時点でもう答えは決まっている。何より今は片時も相手と離れたくない。恋人の名前を添えながら一緒に入ることを持ちかけるとほんの少しの間だけ二人の体を離してそれぞれ服を脱いでいく。風呂の準備が出来れば再び手を取って浴室に移動して「病み上がりだし俺が洗ってやるよ」と楽しげに言いながらシャワーを手にして)


9179: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-21 00:34:01

ああ、その方がはやく目的が達成出来る。…ならお願いしようかな
(相手の腕に抱き着いて短い脱衣場までの距離を歩く。到達した所でどうするかを尋ねたが実質一択のようなもので相手が笑うのを見ればこちらも悪戯っぽい笑みを浮かべる。分かりきったことでもつい相手の言葉として聞きたくなってしまうのだから仕方ない。声を弾ませて返事をすると一時的に体を離して服を脱いだ。いつの間にかひとつになっていたクリップを外し終えるとまた手を取られて一緒に浴室へと入る。今朝神社に向かう前に風呂に入ったが家と事務所では置いているシャンプーなどは違っていてそこに更にあの施設の香りや病院っぽい匂いが混ざっていれば普段とは違う香りになってしまっている。それを今はリセットして相手とお揃いにしたくて相手の提案を素直に受け入れ、風呂の椅子に座ると相手に背中を見せ「任せたよ」と言いながら身を委ねて)

最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle