TOP > 1対1のなりきりチャット

相乗りで何処までも 【 〆 】/9239


最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
9120: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-13 16:07:48


フィリップの……あぁ、構わねぇぜ。俺はデスクの方にいるからゆっくり話してけよ
(相手にはやはり健人の記憶はないらしい、一度こちらを見た相手だったがそれらしく記憶喪失になっていることを告げれば健人は悲しんでる。しかしすぐに彼は表情を切り替えて再会を喜び相手のことを親友と呼ぶ。そうやって相手を特別な呼び名で呼ぶことに、そして誰も知らない相手の過去を知っていることに、胸の奥底が僅かにザワついた。出会った当初こそ相手は自分の興味のあるものにしか反応せず人情なんて持ち合わせていなかったが今は違う、その証拠に相手は健人の言葉を食い入るように聞いていてその瞳も彼に向きっぱなしだ。きっと今まで手に入れようの無かった過去の情報をどうしても手に入れたいと考えているのだろう。あの島で出会う前の時間、記憶を失う前の空白の時間が埋められるなら喜ぶべきことだ。しかしどうにも心が落ち着かない、それが自分だけの特別な場所が誰かに奪われるかもしれないという不安なのには目を瞑って、興味を宿らせた瞳でこちらを向く相手に小さく笑みを浮かべ頷く。喪失した過去の自分にも好奇心を爆発させているようだ。健人は『ライトが忘れたんだったら俺が全部教えてやるよ!』と意気込んでいる。過去の親友と再会するという場面で自分がいると水を差してしまうだろう、と強く自分に言い聞かせると「俺はデスクの方にいるから二人でゆっくり話せよ」と相手の肩を軽く叩いて健人のことを託す。自分はキッチンの方に引っ込んでストックしてあったアイスコーヒーを二人分用意するとテーブルへと運んですぐにその場を離れてデスクへと移動し)


9121: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-13 17:26:11

ありがとう、翔太郎。それで他にどういう事をしていたんだい?
(地.球,の.本.棚で調べることの出来ない自分の過去、そして何よりそんな自分と親友だったと言う彼に興味惹かれて直ぐにその話に食い付いた。その間相手が不安を抱えていることなど知らず彼と話しても良いかと尋ねると小さな笑みと共に快諾が降りて思わず笑みをみせた。相手が気遣うように二人にしてくれると彼を呼んで向かい合うように席に座る、そこにアイスコーヒーを用意してくれると上機嫌にお礼を伝えてから早速彼の話に耳を傾けた。彼の話によると1年生の時に同じクラスになって2年生も同じだったらしい、偶然席が近かったことをきっかけに話すようになって仲良くなって行ったらしい。小テストの時は自分が彼に勉強を教えて、昼休憩は自分たちの席や中庭でお弁当や購買で買ったパンを食べる。以前夢の中で相棒と学生としての時間を過ごしたがまさにそんな感じかもしれない。どれも身に覚えのない話だが彼が楽しそうに話すものだから本当にあったかもしれないと思えてくる。すっかりライトと呼ばれるのにも慣れて「たしかに今の話を聞いていると健人ならしそうだ」と砕けた返し方になっていた。その話の流れで『ライトは今ここでアルバイトしてるのか?』と聞かれ「アルバイトというか僕も探偵をやってるんだ、翔太郎と二人で1人の探偵だ」と自慢げに告げると『へぇ…』と僅かに彼の目が細まって)

9122: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-13 19:43:04


…………そいつはフィリップだろ
(アイスコーヒーを出したあと二人きりの空間にするためにその場を離れるがやはりもやもやは晴れない、歳上ならそれくらい弁えるべきだろうと言い聞かせるも心はその理屈に全くついていけていなかった。とはいえ事務所内は狭く二人の会話は丸聞こえで書き物をする振りをしながら耳をそば立ててしまう、どうやら二人は年単位での仲らしく中学時代の最初から共に過ごす間柄だったらしい。一緒に宿題をして昼飯を食べて登下校も同じとなれば相当の仲だったのだろう。過去夢の中で相手と共に学生時代を過ごした記憶が塗りつぶされていくようで上手く息ができない、それらは真っ赤な嘘なのだから本物の記憶に塗りつぶされてしまうのも当然なのだが。話の中で相手はいつも自分が呼ぶ名前とは違う名前で呼ばれてそれを嬉々として受け入れている。自分の知っている相手が少しずつ覆い隠されていくような感覚に思わず自分にしか聞こえない声で呟きをこぼしていた。せっかくここを尋ねてきてくれた元同級生なのに邪険に思うとは失礼だ、相手の記憶の手がかりも持っているのにと軽く頭を振って思考を追い出していた。そんな探偵を他所に健人は相手との思い出話に夢中なようで『ライトなら探偵としても優秀なんだろうなぁ、足も早いし。ほら、運動会の時毎回リレーでアンカー走ってたから今も足早いんだろ?』とまた相手の記憶にない思い出を語っていて)


9123: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-13 21:52:42

そうなのかな、今はあまり足が早い自覚はないけど……。
(彼が知っている過去の自分はどれも覚えがないがまさに青春といった学生生活を送っていたようだ。休憩時間や登下校の時も一緒に過ごしていたのなら確かに親友と言える。そんな存在のことを忘れていたことに申し訳なさが募るも自分の知らなかった過去を取り戻せたようでいつも以上に話に食いついていた。その間デスクで相手が呟きを零してるのなど知る由もなかった。今の自分の立場を説明していると再び彼が自分の知らない過去を明かしてくれるが足が早いという評価にはピンと来ない。寧ろ相棒と逃げたり追いかけたりする際はスタミナ切れを含め足を引っ張っている気がするが神体のの高い相棒と比べるからそうであって同世代ならば良い勝負をするのだろうか。僅かに首を傾げつつ返事をしていると『そうだ、良かったら明日うちに来ないか?ライトと一緒に撮った写真とかもアルバムにあるはずだしもっと話がしたい』と提案がされる。今は彼の話だけでまだ話半分のような感じだが実際の過去の自分が映った写真を見たらもっと実感が湧くかもしれない。既に彼に対して警戒心も解けていると「行ってみたい!」とすぐに返事をして)


9124: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-14 07:56:39


…、……待てフィリップ。もう少し健人からお前の話を聞いた方がいいんじゃねぇか?せっかくここまで来てくれたんだしな
(自分の気持ちを抑えながら二人の話を聞いていれば信じ難い過去が出てきて耳を疑い適当な文字を書いていた手が止まる。相手が毎回リレーのアンカーを任されるほど足が早いとは思えない、ここにきて一年ほど完全な引きこもりで安楽椅子探偵をしていた関係で体力は落ちたのかもしれないが足の速さはどう考えても平均的で数年前まではトップを走っていたようには思えない。健人は確かに自分の思い出話をしているようだがその矛盾になんとも違和感を覚えた。そうしている間に健人は相手を家へと誘っていて、相手が早々に承諾するのとほぼ同時にデスクから立ち上がっていた。無意識に大股になりながら二人の元に近づいて相手の隣にくればいつもの呼び名を呼んで制止させる、そして彼からの話をもう少し聞きたいと警戒心を顕にしながら告げた。小さな違和感だが組織に狙われる存在である相手をそう易々と事務所から出す訳にはいかない。表情は穏やかに、しかし声はどこか含みを持たせながら「さっき2年まではクラスが一緒って言ってたが3年の時はどうだったんだ?ずっと一緒だったのかよ」と聞いてみれば健人はこちらの圧に押されたのか体を少し引きながら『いや、3年の時にはもうライトはいなくなっちゃって…』と口走り目を鋭くさせると「こいつと会うのは卒業以来だったんじゃねぇのか?」と素早く矛盾を指摘して)


9125: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-14 11:56:43

…翔太郎?…そっか、同じクラスじゃないなら確かに話す機会は減ってしまっただろうね。
(自分がリレーのアンカーをしていたと聞けば驚いたものの知らない過去の一面だと思えば引き込まれるものがある。彼の持っている過去の自分の写真を見たいという気持ちともっとその話を聞きたいという好奇心から家への誘いを二つ返事で了承する。その返事ににこにこと表情を明るく彼を見ればこちらまで自然と笑みを浮かべていたが急に相棒が隣に来て制止を呼び掛けてくる。いつもの呼び名に反応を示すように顔を向ければ穏やかな表情に警戒心や疑いの感情が感じられて思わずその名前を呼んだ。相手が突然三年生の時の話を振ると彼の回答が若干曖昧な物になる、それを素早く指摘する相手だったが『居なくなったってのは三年でライトとはクラスが別れたってことでそれからはお互い受験勉強があったからあまり話さなかったけど…でも時々気晴らしに遊びに行ったし卒業式の時には一緒に写真撮ったよな』と彼が答える。その記憶も勿論ないが理由としては何もおかしくない。そして何よりここまで来てくれた親友の彼を信じたい気持ちの方が上回ると自然と彼の方を庇うような言葉を告げていた。それを聞いて彼の表情には安堵が浮かび『ああ、だからこうしてまたライトと会う事が出来て良かった』と言われまた相手を除いて穏やかな空気に戻りつつあって)


9126: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-14 12:36:29


…なるほどな。俺もフィリップの過去には興味がある。例えば…
(健人が話すことはどれも本当の思い出のように聞こえるが彼の口から出た以外の思い出を聞いてみれば声に揺らぎが生じる、素早くそれを指摘したがなんだかんだと理由を付けて正当な返事になってしまった。相手もそれで納得しているようだがつい最近のことをこうも曖昧に答えるだろうか。疑念は膨らんでいくばかりで、それが嫉妬も絡んでいるからなのには目を瞑って、二人の間に再び和やかな空気が流れ始めたのを割って入るように話へと加わる。相変わらず顔は何とかいつも通りを保っているが声はいつもより低くなって「卒業してバラバラってことは二人は違う高校に行ったんだよな?こいつはどの高校に行ったんだ」と問いをなげ『それは、教えてくれなくて…』とまた曖昧な返事が返ってくる。健人をじっと探るように見つめたまま「親友なのにか?ならこいつの家は?親友なら行ったことあるだろ?」だとか「こいつは3年の時何組だったんだ?」だとか矢継ぎ早に質問すれば段々と問いかけは尋問じみてきて健人も上手く答えられないのが続いた。ますます疑惑が膨らんだ所で「そもそもお前はどうやって連絡の取れねぇフィリップを見つけたんだ?」と更に質問を重ねるが健人は顔色を悪くして黙り込んでしまって)


9127: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-14 14:08:33

っ、翔太郎! そんな尋問のように質問を続けたら健人が委縮してしまって当然だろう。さっきからちょっと様子がおかしいよ、
(相手からの妙な指摘はあったものの二年間一緒に過ごして卒業の時も写真を撮るくらいなら相当仲が良かったのだろう。緊張も解けて再び彼の話を聞こうとするがその前に相手が割って入ってきて不機嫌とも取れる低い声で進路について問う。それに彼が曖昧な答えをするとじっと見つめたまま続けざまに質問を投げかける。その様はまるで普段犯人に向ける尋問のようで彼が顔色が悪くなったのにも関わらず辞めない様子を見れば声を張り上げ、相手と彼の間に割り込む。普段はそんなことは無いがこうして目の前に立つ相手は目つきが悪くなっていて威圧感がある。低い声がそれを助長していれば単なる高校生ではビビってしまっても仕方のない話だ。フェアではない質問の仕方が見ていられず彼を庇うように相手を咎める言葉をぶつける。だがその感情には少し覚えがあって以前相手が幼馴染と話している時二人だけの空気になって入っていけないことが不満で似たような態度を取ったことがある。それとおおよそ似たようなものかもしれないが自分にとっては過去を知るための唯一の手掛かりだ。じっと相手を見ながら「君が今の状況が面白くないのは分かるけど僕は昔の自分がどんな人物だったか知りたいんだ」と強く主張して)

9128: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-14 17:51:54


様子がおかしいのはこいつだろ。…っ、…お前は俺が感情に任せてこんなことしてるって言いてぇのかよ!
(健人に質問を突きつければ突きつけるほど次々に綻びが出てきて疑惑は膨らんでいく。最近は二人で出歩くことも増えたがそれでも相手の外出は少ない、それなのになぜ健人は相手を見つけたのか、外で見かけたのならなぜその場で声をかけなかったのか、なぜ相手がこの事務所にいることを知っているのか。疑念を止められずにいれば見かねた相手が制止してくるがまるで彼を庇うような立ち位置に胸の奥がまた歪んでその返事も低い声を出してしまう。やはり目の前の彼への疑惑は止まらなかったが、相手から自分が面白く思っていないことを指摘されて片眉がピクリと動いた。半分は正真正銘の疑惑だったがもう半分は相手を取られた嫉妬なのは自覚があって、押さえ込んでいた反動で言葉に反して思わず感情的に声を荒らげてしまう。だが健人の様子を見るにもう都合の悪いことは黙りを決め込む気だろう、ゆっくりと息を吐き出すと「頭冷やしてくる。」とぶっきらぼうに言って相手の方を振り返りもせずにその場を離れると帽子を手に取り目深に被って事務所を出てしまった。扉を閉めた所でまたゆっくりと呼吸をする、健人は怪しいが相手に直接手をくだそうという気配は感じられない。話した限りはごく普通の高校生だ。だが発言に怪しい点が多すぎて信用出来ないのは確かで二人きりで野放しにはしておけない。バ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トを起動させると「あの二人の会話記録しといてくれ」と頼んで空へと放ち開けっ放しの窓から事務所へと侵入させる。ス.タ,ッ.グ.フ.ォ.ンで映像が送られてきているのを確認してから街へと歩き出して)


9129: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-14 19:44:16

どう見ても感情的にはなっているだろう、…っ、翔太郎!
(質問を続けざまに突き付けてくる相手の前に出てきて制止を呼びかけるとまた苛立ちを感じさせるような低い声で返事がされる。その原因を推測し面白くないからだろうと問うと相手は図星かのように一瞬黙り込んだ後、分かりやすく声を荒らげた。そういう所だと主張してじっと見ていると相手はぶっきらぼうに言い捨てこちらを一目もくれずハットを被って離れていく。思わず相手の名前を呼んで後を追おうとするもその背中が拒絶しているように見え、躊躇っているうちに事務所を出ていき扉が閉まってしまった。呆然としていると『ライト、…その俺のせいで怒らせたかな』と不安げな彼の声が聞こえて振り向く。今の自分からしたらさっき会ったばかりではあるがこんな彼が嘘をついて何かを企んでいるとはあまり思えない。彼の元に戻ってくると「すまない、変な所を見せて。まだ完全にとは言えないけど僕は健人のこと信じているから」と告げる。彼の目が一瞬揺れ『ああ、ありがとう』と返答され『俺達も一回あんな感じで喧嘩したことあったんだよな』と話が続く。相手のことは気になるものの少しすれば帰ってくるだろうと考え、また彼の話に食い付いて聞き)


9130: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-14 21:19:14


…………
(勢いよく飛び出したものの結局は相手のことが気になってしまって適当な道を歩きながらス.タ,ッ.グ.フ.ォ.ン,で二人の様子を盗み見る、そこにはまるで自分がいなかったのと同じように楽しそうに会話する二人の姿があってすぐさま画面をオフにした。ひとりになれば段々と頭も冷えてきて健人の言動を整理し始める。彼は確かに高校生で相手に危害を加える様子はなく思い出を語る時もおかしな様子はなかった、だが健人が語らなかった部分を突いてやると途端に言葉はあやふやになる。健人が相手と同級生というのが真っ赤な嘘ならばあそこまで自然に昔話を語れるだろうか、それに徹頭徹尾嘘なのだとしたら全てボロが出るか全くボロが出ないかに偏るはずなのに健人の反応はかなり中途半端に思える。この違和感を解かない限り相手を納得させるような材料は出てこなさそうだ。そうやって無意識に相手と健人を引き離そうとするために行動しているのには気が付かず「まずはあいつの高校を探るか」と情報収集を決める。本人がダメならこういう時こそ足で稼ぐものだろう。相手には【健人が帰った頃に帰る】と一行だけメッセージを送って健人の周辺を探るために風の街をまた一歩進んでいき)


9131: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-14 22:11:12

…どうかしたのかい?
(こちらをス.タ,ッ.グ.フ.ォ.ン,が監視している事など微塵も考えることなく彼と会話を続ける。自分との思い出を聞くために終始聞き役に回っていたが語られる話は嘘をついている時特有の焦りや無駄な説明が無くてやはり相手の思い過ごしではないかと考えるようになっていた。ちらりとス.タ.ッ.グ.フ.ォ,ンを確認すると相手からメッセージが入っていて、彼と顔を合わせたくないとも取れる内容に少し胸は痛むが短く了承の返事をしておいた。それからまた色々な話をしていると彼の携帯が鳴る。一言挟んで携帯を確認した彼はその内容を確認して慌てて返信を打っている。頃合いを見て声をかけると『あー、そろそろ親が家に帰ってこいってさ』と説明がされる。時計を見ると確かに程々の時間が経っていた。『それで明日うちに来てくれるんだよな?』って再度確認され、一瞬止めに来た相棒の顔が脳裏に浮かぶ。だが過去の自分のことを知りたいという気持ちは止められずに「ああ、もちろん。お邪魔させてもらうよ」と返事をしていた。それに彼は何故か安堵したような笑みを見せて集合時間と集合場所を教えて貰う。集合場所は家で無くてキョトンとするもどうやら彼の家は奥まった所にあるらしく迷わないように分かりやすい所から一緒に案内してくれるらしい。話が纏まり入口まで見送ろうとした所で彼が急に立ち止まり、軽く抱きついてくると突然のことに身を固める。意味が分からないでいたが『…俺、ライトにまた会えて良かった』と言う声はとても大切な物を見つけた時のような嬉しさが滲んでいて悪い物とは思えなかった。柔軟剤の匂いなのか安心するような甘い香りを感じながら動けないでいると『あ、悪い。たまにこういうのやってたからさ』と彼は腕を解いて照れ笑いを浮かべる。もしかしたらこれも過去の自分が今までやっていたスキンシップなのかもしれない。「ちょっとびっくりしたけど僕も健人が来てくれてよかった」と告げ「じゃあまた明日」と手を振りながら彼を見送って)


9132: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-14 23:13:35


手っ取り早く手に入れられるのはここまでか…
(健人と同じ制服をきた生徒に礼を言ってから別れひとりになってから呟く、制服から学校を割り出すのは簡単で同じ学年の生徒を見つけ出して話を聞いてみたが確かに三浦健人は存在している人物で確かにあの高校に通っているらしい。その後健人の周辺を調べて分かったことを整理しながらス.タ.ッ,グ.フ.ォ,ン.を取り出し記録された事務所の映像をチェックする、飛ばし飛ばし見ていくが健人に怪しい動きはなく健人から語られる話はなんら問題がない。それを楽しそうに聞く相手が、ライトと呼ばれる度に笑顔をうかべる相手の姿が、胸をジリジリと削るようだった。ハードボイルドな探偵はどんな時でもクールで感情に流されないものだろうと今一度自分に言い聞かせていれば通知音が鳴る、どうやら健人が帰るらしい。ライブの映像に切り替えるとちょうど相手が健人を見送っているところで、直後健人が相手に抱きつくのをみれば頭が真っ白になった。道の真ん中に突っ立って事務所からの映像を見たくもないのに食い入るように見つめてしまう。本当に相手と健人が親友だったのなら久々の再会であれくらいはやるだろうと理屈をひねり出す頭と相手は自分のものなのにと衝動に任せて叫びそうになる心が全く釣り合いを取れなくて酸素を必死に取り込むように短い息を繰り返した。事務所に相手ひとりになったのを見ればドッと嫉妬という名の血が頭に立ち上る、一方で短い時間ではあったが調査の結果を相手に伝えなければと事務所に急いだ。ノックもせずに扉を開けて努めて冷静にいようとするがそのひとつひとつの動作は何処か乱暴だ、相手の方をチラリと見ると帰宅の挨拶もせず「それで、自称親友との再会はどうだった?」とトゲのある言い方で相手に問いかけて)


9133: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-15 00:02:34

…あ、おかえり。……なんだい、その言い方は。…別に普通に君が居なくても楽しく話をしていたけど。
(突然の抱擁には驚いたものの親友と呼ばれる関係ならばこれくらいは普通なのかもしれないと一人で納得しながら離れていく彼を見る。『じゃあまた明日な、ライト!』といつかあったかもしれない言葉で去っていく彼を見届けると扉が閉まって一人となった。まさかこんな所で自分の過去を知る人に会えるとは思わなかったがどうやら充実した生活を送っていたようだ。彼の話が正しいなら中学を卒業した後のどこかのタイミングで連れ去られるなどして記憶が消されたのだろう、それを実行した組織には怒りが湧くもののもしあのまま普通に生きていればこの場所に居ることも無かったかもしれない。そういえば彼が帰ったのなら相手が帰ってくるだろうかアイスコーヒーのグラスを洗って片付けるタイミングで荒々しい足音が聞こえてきた。投げやりにドアが開かれて入ってきた相手にいつもの出迎えの声をかけるもそれに返答はなくデスクの方にやってくる。その態度にむっとなったがさらに棘のある言い方をされるとこちらも眉を僅かに寄せて文句を口にする。帰ってきて早々彼を馬鹿にするような言い草をされると売り言葉に買い言葉でつい二人で楽しく会話をしていたとツンとした態度で言い返して)

9134: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-15 07:44:24


…、……そんなにライトって呼ばれるのがお気に入りなのか?お互い抱き合うくらいに
(ここからは調査結果を共有するため冷静に話し合わなければならないのに先程の映像が脳にこびりついて離れない、それに引っ張られて相手が健人と楽しそうに話す姿やライトと呼ばれて嬉しそうに笑う表情が余計に胸を締め付けた。結果その歪みは態度に出てしまって嫌味な言い方をすれば相手からも尖った声で返事が返ってくる、わざわざ自分がいなくてもとつけられたあたり相手も怒っているのだろうがどうしてもそれが自分を排除するための言葉に聞こえて眉間に皺を寄せた。行儀悪くデスクに腰を預けて敢えていつもの呼び方でない名前を口にしながら軽く手招きをするとバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ,トを手元に呼び寄せる、相手の目の前でギ.ジ.メ.モ,リを抜けば二人の言動を監視していたと宣言するようなものだろう。さらに口でも最後のやり取りを突きつけてやるがそれは自らの傷を抉るのと同じで奥歯を噛み締めながら目線を落とした。こんな話をしている場合ではないのに相手が進んでフィリップから離れライトであるのを望んでいるように見えてしまって「明日あいつん家いくのは断ったんだよな?」とイラつきを隠さずに聞いて)


9135: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-15 11:24:43

…っ、全部見てたんだ。……何て答えても君はそのデータを確認するんだから今、僕の口から教える必要あるかい?
(楽しかった時間が一転、相手が帰ってくると全身から不機嫌なことが感じられて事務所内がぴりっと空気が張りつめる。お互いに尖った言葉をぶつけているとわざと彼に呼ばれていた名前で呼ばれじっと目に鋭さを増す。相手が合図を送ると全く気付いていなかった頭上からバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ,トが降りてきて目を見開く。恐らく事務所を出る前に監視を指示していたのだろう。それはつまり相手は彼を疑ったままで同時に自分のことを一切信頼していなかった証拠のように思えてしまう。更に当てつけのように最後のやり取りを突き付けられると彼との関係を茶化されたような感じがして返答する声はつい棘のこもった低い物になってしまった。さらにイラついた声で明日の予定を聞かれると瞳を僅かに揺らす、だが断るのが前提の聞き方で到底自分を信じているように見えない今の相手に素直に伝える気になれなくてその手元のギ.ジ.メ.モ,リに視線をやると嫌味な言い方で返してはその場を去ろうとして)

9136: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-15 12:27:30


あいつがお前を攫う可能性だってあっただろ。……待て、外に出てる間に健人の周りを調べてきた
(バ.ッ.ト.シ,ョ.ッ,トを手元に呼び寄せると相手は目を丸くする、ずっと監視されていたことには気づいていなかったのだろう。それほどまでに彼との会話に夢中になっていたと思えば自分で盗み聞きしておいて勝手に胸が傷んでいる。相手からはトゲのある言葉が返ってくるが正当な理由だとこちらも素っ気なく返す、その理由も半分ほどにしか満たないが。明日のことを問うが相手は答えもせずにその場を去ろうとする、それが何よりの答えであれば軽く息を吐いた。だがこのままでは明日相手は健人のもとへ行ってしまう、それはマズイ。自分の心境という意味でも調査の結果という意味でも。何処かへ行こうとする相手を呼び止めて相手に数歩だけ近づく、事務所にはキツイ匂いの柔軟剤のような甘ったるい香りが残っていてそれが健人がいた証拠だと思えば心が乱される。必死に息を吐いて感情を沈めながらひとりでいる間に調査をしていたことを告げる、何故か口からは相手の名前が出てこなかった。そしてさらに相手を怒らせるのを分かっていながらも「あいつんとこに行くのは止めとけ。軽く調べただけだが不穏な動きがある」となるべく事実だけを伝えるように淡々とした口調で伝えて)


9137: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-15 14:11:33


…、……その不穏な動きって?
(監視をつけていた事を咎めると相手は自分が攫う可能性を提示する。だがあんなに過去の話を楽しそうにする彼がそんなことをするとは思えないし、攫うのが目的ならもっと体格の良い大人や複数人で及ぶはずだ。彼を信じたい気持ちと自分にとっての過去を知れる機会を逃したくないという気持ちが重なって意固地になっていた。遠回しにどんな選択を取ったかと伝えながらガレージにでも戻ろうとするがその前に相手に呼び止められ独自に彼の調査をしていたことを明かされるとその動きを止める。やはり相手が彼を疑っているのだと分かれば落ち着かず、更に彼の所に行くのを止められると反射的に反発したい気持ちに駆られる。だが相手が調査をしたのならば探偵として何かを掴んでいる可能性はある、気持ちは半ば固まってはいるが判断はそれからでもいいかもしれないと気になるワードに耳を傾け、振り返らないまま静かな声でその内容を尋ねて)

9138: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-07-15 17:39:21


三浦健人は確かに高校生で在籍は確認できた。あいつ自身に怪しい点はねぇ。問題があるのは親の方だ。職業不明だが妙に羽振りが良く、頑なに自分達の職業は明かさねぇ。なのに1体1の誘いをやたらしてくるから保護者からは気味悪がられてる状況だ
(健人の家に行くのに反対すれば相手は動きを止める、調査の内容を問いかけられるのをみるに一応聞く気はあるようだ。振り返らないままの背中に向かい距離は詰めないまま外に出ている間に集めてきた情報を話した。調査で彼自身に怪しい所は見つけられなかったが家族には不審な点がある。相手が行く場所がその家ならば止めるのは道理だろう。だが同時にこの短い時間では決定的な証拠は掴みきれていなかった。三浦健人という人物に感じる違和感、それを解き明かすには至っていない。だが相手は組織から狙われる身だ、どこからどんな形でその手が伸びてくるかは分からない。気持ちを整えるように軽く息をはくも「お前の身が少しでも危険に晒される可能性があるなら俺はお前を行かせられねぇ。そいつの家族が怪しいってんなら尚更家になんか行かせられねぇ。だから行くな」と話しているうちに熱が籠って最後には強い口調で反対の言葉を放って)


9139: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-07-15 19:31:34

……、調査結果は分かった。だけどそれは君が窺った見方をするからそう見えるだけじゃないかい?
(相手に背を向けたまま調査内容を聞く。相手は彼の学校周りを調べていたようで本人では無く親の怪しいところを述べていく。だが探偵の仕事をしていればあまり公に出来ない仕事をしている依頼人や訳アリの人に出会う事もある。相手の語る話はどれも怪しく見えるだけで決定的な証拠は無い。畳み掛けるように熱の籠った口調で反対の言葉を告げられるが、普段は何ともない口調が今はこちらの自由を奪おうとしているように感じられ相手の方を振り返りじっと静かな目を合わせた。そしてその内容が相手の色眼鏡によるものではないかと指摘する。先程声を荒らげたのも彼が気に入らないのも嫉妬以上に相手は自分に記憶を取り戻して欲しくないではと思えてしまって相棒の調査結果として受け入れることが出来ない 。幾らか視線を揺らしたあと相手に戻すと「健人は僕にまた会えて良かったとうれしそうに言っていた。…だから僕は彼を信じたい」と告げて)

最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle