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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
8919:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-06-17 15:44:01
…、……うん、僕の居場所は君の隣でこれまでもこれからも変わらない。…もう大丈夫だ、ありがとう翔太郎
(呼吸が落ち着いていけば思考の余地が生まれ相手も酷く動揺しているのが分かると早くいつも通りにならなくてはという気持ちが焦って頭を撫でながら冷静さを取り戻したような口調で話しかける。だがその狙いに反して相手の表情は曇ったままでぽつりと呟きが聞こえてくると軽く腕が引き寄せられると両腕の中に納まった。促されるまま相手に身を預けるような形になると強張っていた体から力が抜ける。全身で相手の存在を感じながら何があっても相手にとって自分が大切な存在なのだと伝えられると押し込めようとしていた不安もゆっくりと溶けていき、自らも腕を回して抱き着いて小さく頷いた。自分の居場所はここなのだと宣言をするとまた長くゆっくりと息を吐いて代わりに相手の熱や匂いを感じ取る。大切で信じるべき相棒は今こうして抱きしめてくれている相手だと強く思い直すことが出来ると顔を上げて目を合わせる、顔色もマシになって強がりではない大丈夫とお礼を伝えると今交わした言葉を確かめるように短く口づけを交わす。そのままゆっくりと離れると「鏡の前の人型の存在の動きを見る限りカウントの変わったエリアには来れないんだと思う。だからまた似たような物が現れたら即座に逃げよう」と方針を提案して)
8920:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-17 17:23:12
あぁ、それで間違いねぇよ。…そうだな。モタモタしてたら今回みたいに失敗のカウントにされちまうし、早く抜けるためにもおかしいと思ったらすぐ道を引き返そうぜ
(この世界で一番大切なものを腕の中に閉じ込めて決してひとりにしないことを誓う、こちらに凭れかからせた体は余計な力が抜けて今度は無理をしてではなく自然とこちらに腕が回された。相手の頭をゆっくりと撫でていれば自分の居場所を取り戻した相手は顔をあげる。こちらも相手と目線を交えれば大きく頷く、もうその顔は強ばっていなくていつもの顔が浮かんでいればこちらもいつも通りの笑みを見せた。相手の顔が近づいて自然と目を閉じれば短い口付けを交わす、こんな場所であっても互いに特別だと想いを送られることに心は一段と軽くなってこちらからも短く口付けを送った。いつもの自分達に戻ったのならあとはここを抜けるだけ、相手から異変を見つけたら即座に逃げることを提案され頷く。ドライバーが無力化されていることを考えても恐らくここでは異変に対して力では対抗できない。あくまでもルール通りにここを抜けるしかないのだろう。8.番.出,口,を目指すため相手の手を取ると再び通路を歩き出した。角を曲がってまた長い通路へ出れば人影が見えて身構える、しかしそれは見慣れたシルエットで「アキコ?」と思わず声に出してしまった。紛うことなき所長が『翔太郎くーん!フィリップくーん!!』とこちらを呼んでいる。これまでに居なかったという意味では異変なのだが所長もここに迷い込んでしまった可能性も捨てきれずに慎重に近づいていく。ご機嫌な所長様は『もーやっとみつけたよー』といつも通りの口調で話しかけてきた。だが次の瞬間所長の腰に見慣れたドライバーが現れて思わず「は?」と間の抜けた声を出してしまう。そして『変身!』と楽しげな声のあとにドライバーには【な.に.わの.美.少.女.仮.面】と文字が浮かんで目の前にはオレンジとピンクの見たことの無いダブルの姿が現れた。ポカンと呆気にとられてしまい「あれって異変だよな?」と思わず相手に確認を取っている間にアキコのダブルは両手に【なんでやねん】と書かれたスリッパを構え高らかに笑いながらこちらへと走ってきて)
8921:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-06-17 19:46:09
よし、行こうか。…アキちゃん? 異変だよ、異変!
(相手と暫くくっついていれば不安や陰りも消えていき、短い口付けを送り合う。何処にいようとも自分達が特別なのだと強く思うことが出来て普段通りに戻るとこれからの方針を共有する。今度こそその異様な空間を脱出しようと意気込んで立ち上がると再び手を繋いで歩き始めた。0番出口となった案内板の横を通り角を曲がると奥に人影が見えた、警戒しながらよく見てみるとそれは所長様で思わず相手と共に声を上げた。さっきすぐに引き返すと約束したばかりだがいつも通りにこちらを呼ぶ姿を見れば直ぐに逃げ出せるように身構えながら観察を続けることにする、)通路の中ほどまで所長が近付いてくると何故かその腰にダ.ブ.ル.ド.ラ.イ.バ.ーが現れ目の前で見たことの無い色のダブルに変身してしまう。有り得ない光景にバグったのか相手が尋ねてくるもスリッパを持ったダブルが高らかに笑いながら迫ってくれば引き返すべき異変だと思わず叫ぶ。『いくわよー!』と駆け寄ってくる所長に捕まればきっとまたゼロからやり直しだ。繋いだ手を引いて「逃げるよ!」と来た道へと走り出す。スリッパを構え一気に距離を詰めてくる所長ならびにダブルだったが角を曲がると突如その足音は消えて案内板に【1番出口】の文字が表示されていた。追ってきてないことが分かれば足を止め「もはや何でもありだね…」とため息をついて)
8922:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-17 20:23:04
…だよな?、やべっ!
(先程は精神を抉られるような怪異だったに今こちらへ向かって走ってきているのはふざけたキャッチフレーズと共に変身し見た事のない色のダブルになった所長でそのギャップに呆然としてしまった。あんなもの異変というより高熱の時にみる悪い夢だろう。思わず相手に当たり前の質問をしてしまって焦った返事には半笑いで答えてしまった。だが異変となれば先程のように捕まってしまえばカウントがゼロに戻されてしまうかもしれない、繋がった手を引かれて正気を取り戻すと相手と共に来た道を走り抜けた。角を曲がればピタリと足音もあの高笑いも消えてため息をつく、無事にひとつ進んだようだが通る度に現れる異変は違っていて「あぁ…異変にレパートリーなんか持たすんじゃねぇよ」と誰に対してでもない、強いて言うならこの状況に対してツッコミを入れていた。精神的にやられるのもキツイがこうやって追いかけ回されるのも体力がじわりと削られていく、特にこちらよりも体力がない相手の様子には気を配った方が良さそうだ。息を整えてから再び手を取って通路を進む、今回の通路にはなにも見受けられず角を曲がった先の案内板に【2番出口】の表記があれば相手に目配せしてから次の通路へと進んで)
8923:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-06-17 21:33:14
なにか起きても起きなくてもつい身構えてしまうね…、……ここも何も無い?……いや、異変アリだね
(ダブルに追いかけられるという異変でしかない状態から必死に逃げて角を曲がると二人で溜息をつく。最初は妙な光景が広がっているばかりだったが段々と追跡してきたり自分たちの記憶を反映したのか精神的に追い詰められられる異変になってきていて心が休まらない。次に進んだ通路は何も異変はなくて通り過ぎることでカウントが増えたが何も起きないとなにか見落としているのではないかと慎重になってそれはそれで肩に力が入ってしまう。そんな感想を口にしながら相手の目配せを受け次の通路に進む、そこには人影はなく壁のポスターや扉、蛍光灯などにも変化は無い。見落としのないように自然と自分が右側、相手が左側を主に見るように分担して探すがやはり何も無い。2連続で異変なしなのだろうかと若干不思議そうにしながら相手の方をみるとその頭に犬の耳が生えていて思わず固まる。いつかのようにぴくっと動くその耳とついでに背後で動くしっぽに目を奪われて黙り込んでいたが先程の言葉を撤回すると共に自然と手が伸びて毛並みの綺麗な耳を撫で始める。人の体に突如犬耳としっぽが生えるなんて明確な異変だ、すぐに引き返すべきだが心地よい感触に手を止められそうに無く、自らの頭と背にも猫耳としっぽが生え楽しそうに揺れていることには気付かぬまま撫で続けて)
8924:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-17 22:43:02
あぁこのまま進んで…ん?な、…お前にも異変ありだけどな
(異変はなく先に進むを選択し正解はするものの相手の言う通り異変がないはないで二人の選択はあっているのかと疑心暗鬼が襲いきてしまう、「どっちにしろ神経すり減っちまうな」とまた愚痴を零しながら先へと進んだ。角を曲がり新たな通路へ入るがこちらも一見異変は見当たらない、いつの間にか自然とそれぞれ役割分担をして通路を進むが目立った異変はない、相手が固まっているのに気が付かず改めてポスター類や点字ブロックをチェックするが問題はなさそうだった。大丈夫だと返事をしようとするがその前に相手の手がこちらへ伸びてくる、その手は自分の頭の上へと伸ばされたが直後相手に掴まれているという感覚が伝わってきて覚えのある感触に嫌な予感がした。相手の方をみれば案の定猫の耳としっぽが生えていて過去メモリの能力に巻き込まれた姿に言葉を無くしてしまう、やはり少しずつこの通路で起こる怪異は自分達の記憶由来のものへと変化しているらしい。異変が見つかったのだから引き返すべきなのだが相手がご機嫌にしっぽを揺らしながらこちらの耳を触っているのが妙に嬉しくなってしまう、あの時と同じで思考がより犬っぽくなってしまっているのかもしれない。なんとか揶揄うような口調を意識するが誤魔化しきれない衝動が体をうずうずとさせて不意に相手のしっぽを手に取ると付け根から先端へ手を滑らせスルリと撫で上げてやって)
8925:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-06-18 00:17:19
…ほんとだ。全部こういう異変なら助かるの、にゃっ!?、っ…何で感覚まで一緒なんだい
(すぐさまこの通路の異変には気付くが以前の記憶が蘇ると我慢出来なくなってその毛並みの良い耳に手を伸ばす。触り心地の良さに表情を緩め撫で続けていると相手の視線が自分の頭の少し上を向いて固まる。頭上のものはここからは見えないものの視界の端に何かが映ってそれを追うと自分に繋がっている猫のしっぽだった。二人でメモリの効果を浴びてしまった出来事を思い出すような異変に張り詰めていた緊張を解いて笑みを見せる。さらに遭遇する異変がこれくらい分かりやすくて可愛らしい物なら良いのに、と思ったことを口にしようとするがその前に擽ったさを何倍にもしたような感覚が走って変な声を出しながら飛び跳ねた。すぐに相手が自分のしっぽを滑らせたからなのが分かればじっと視線を向けるがそれこそ猫らしい声を出してしまった羞恥が溢れると感覚共有するところまで真似ていることに一人文句をつける。腹いせに相手の頭と犬耳をくしゃくしゃと雑に撫でて)
8926:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-18 07:40:38
すっかり猫じゃねぇか、異変に飲まれてんぞ。やっぱ俺達の記憶から異変が、っ……
(ここまで気を張り詰めるか逃げ回るかのどちらかの異変だったがこうも分かりやすく害のないものとなれば一気に気が抜けてしまう、脱力しすぎてしまうのはやはりあの時の記憶由来かもしれない。ゆらゆら揺れる猫のしっぽに我慢できず手を出せば相手は本当の猫のように鳴き声をあげて思わず笑ってしまう、見た目も相まって可愛らしさが増していれば簡単に心臓は跳ねてしまった。抗議する目が向けられるがすました顔で返事をしつつ怪異について思ったことを口にする、しかしその途中で頭が雑に撫でられてしまった。だが大振りであっても頭を撫でられるのはいつも以上に心地よく直ぐに後ろにあるしっぽを無意識にブンブンと大きく振ってしまう、相手への親愛はあの時と同じく直ぐに膨れ上がってしまって衝動を抑えられなくなれば「フィリップ、」と大好きな人の名前と共に相手に抱き着いた。相変わらずしっぽは大きく振られたままもっとと強請るようにそれこそ犬の如く頬をペロリと舐めるが直後まんまと異変に飲まれていることに「あ、」と声を漏らしてじわりと顔を赤くさせていて)
8927:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-06-18 11:43:15
君だってこの前みたいに犬っぽくなってるじゃないか。…っ、……
(普段では絶対に出さないような声をあげてしまうと一気に恥ずかしくなってじっと相手を見つめる。明らかに以前の騒動をトレースしたような異変の仕様に文句を口にしていたが楽しそうに笑うあ家が視界に入るとその頭を耳ごと大雑把に撫でて誤魔化すことにした。普段なら髪が崩れるなどの文句が出てくるところだが相手はすぐに心地よさそうにして背後の尻尾をブンブンと大きく振る。全身で喜びを表現するような態度に自然と口元を緩めていたが名前を呼ばれるとぎゅっと抱きしめられて相手こそ異変に飲まれていると弾む口調で指摘する。よしよしとそのまま愛でていたが不意に頬を舐められるとぴくっと反応を示してしまう、ビックリして相手を見れば当人も小さく声を洩らしてじわじわとその顔を赤くしている。その姿にどうしようもない愛おしさが湧いてくるとニヤリと口角を上げて両手で赤くなった顔を捕まえるとそこを軽く親指の腹などで撫でながら「かわいいワンちゃんだね?」と揶揄う言葉掛けて)
8928:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-18 12:25:49
せめてカッコイイって言えよ……
(普段でも頭を撫でられるというのは特別な行為だが精神が犬に引っ張られた状態ではそれが特別に特別嬉しくて簡単に心のままに動いてしまう。相手に揶揄われるのも気にせず抱き付いていたが無意識のうちに頬を舐めてしまえば相手の顔は驚きで固まってしまった。こちらも制御できないままに動いた体に驚いたり恥ずかしかったりとでゆっくり顔は赤くなった。顔を背けて誤魔化そうとするがその前に両手で顔を固定されてしまうと赤く染まった顔を相手に晒すこととなる。ハードボイルドな男に似合わない耳としっぽが生えさらに可愛いなんてもっと似合わないことを言われてしまうがしっぽが揺れるのは全く止まらなくて反論する言葉も弱々しい。親指の腹で赤くなった頬を撫でられるとやはり至上の喜びを覚えてしっぽを振る速度はさらに早くなりまったく締まりのない笑顔を相手に向けてしまう。今正体不明の怪異に巻き込まれていることなど頭から抜けてしまって相手がいい反応を見せていたしっぽの付け根あたりを擽るように撫でたり軽くポンポンと叩いてやったりしてこちらからも親愛を伝える。目がトロンと溶け出した矢先、相手が触れていた探偵の顔が突如毛深くなる。しっぽと同じ金色の毛が顔を覆って鼻が前へと突き出るようになりみるみる間にその顔はゴールデンレトリバーそのものになってしまった。さらなる異変に自らは気が付かないまま「フィリップ」と嬉しそうに名前を呼べば犬そのものの舌で相手の猫の耳をグルーミングするように舐め始めて)
8929:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-06-18 15:15:07
その尻尾の振りようでは無理な話だね。…んん、…しょうた、ろう…!? ちょっと待って、ストップだ、ン…
(相手の顎や頬に沿えるような形で捕まえると赤くなった顔が良く見える。そんな姿をかわいいと称すれば不満そうな言葉が帰ってくるが背後に尻尾は絶えず振られているままで全く説得力がない。更に頬を優しく撫でてみると締まりのない笑みが浮かんでますます懐いている犬の様な反応に笑みが浮かんだ。手は不思議と離れることなく相手を撫で続けていたが相手がまた尻尾の付け根あたりを撫でたり叩いたりするとしっぽをぴくっと揺らして甘えたような声を零す。あの時のように相手に愛でられるのが気持ちよくて目を細めながら名前を呼んでいたが相手の目が気持ちよさそうに蕩けた途端に触れていた人の肌としての頬に金色の毛が覆って目を見開く。その変化は止まらずに顔を覆い尽くして骨格すら犬のものになってしまう、そこでようやく今が怪異現象に巻き込まれている途中なのを思い出すと一旦冷静な思考をしようとする。だが相手は自分の変化に気付かないのか嬉しそうにまた近づいてきて人の物より長くザラザラした舌で猫の耳を舐められるとぴくっと耳と体が震えた。このまま引き返さなくては更に変化が進んで初めからになる可能性が高い。相手の肩に手を置いて引き剥がそうとするがその手にネコらしい肉球が出来ていて目を瞬かせる、このままではまずいと焦りが募るが相手の行動はますます動物らしいものになっていて力で勝てる気がしない。必死に考えを巡らせると「翔太郎、向こうの角を曲がるまで僕と競争しないかい?」と引き返す道に進む勝負を持ち掛けて)
8930:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-18 17:44:16
ん、…フィリップ……競走…?いいぜ!俺が一番だ!
(相手に頭を撫でられ愛でられるのが嬉しくて、同時に相手を愛でれば甘えるような声が出て益々相手から離れられなくなる。甘えるように名前を呼ばれればさらに顔は締まりなく蕩けて文字通り形が変わってしまえば犬のそれへと変化してしまった。そんなことには気が付かずにただ相手を愛でたい気持ちが膨れ上がってしまって名前を呼びながら猫の耳をたっぷりとグルーミングする。何故か相手はこちらの肩に手を置いていてその手は猫のようになり顔さえも猫のそれのように変化していくが相手がより可愛らしくなったのならそれでいいともうまともな思考は動いていなくて相手の耳を毛流れを整えるようにザリザリと何度も舐めていた。しかし不意に相手から競争を持ちかけられると動きを止めて相手と目を合わせるとどうしてそんなことをするのか分からず不思議そうな顔を向ける。しかし相手と一緒に競争なんてなんとも魅力的な言葉だ、すっかり精神が犬に寄ってしまった今では一緒に遊んでくれることすら特別に嬉しくてしっぽがパタパタと揺れた。気持ちが高まり過ぎてしまえばスタートの合図すら待てなくて勝手に走り出してしまう、競争だと言われたのに相手の手を握ったまま思いっきり引っ張ると二人でそのまま曲がり角を駆け抜けた。その瞬間に高揚しきっていた気持ちが一気に冷静になる、ただ走るだけにあんなに興奮していたことに困惑しているその顔は元に戻っていた。ようやく事態を把握すれば傍にあった壁に手をついて項垂れる、案内板は無事に【3番出口】になっていたが「違う角度から精神攻撃しかけてんじゃねぇよ…」と思わず嘆いていて)
8931:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-06-18 18:47:01
ゴールは向こうだ。じゃあスタ…んにゃっ!?ま、引っ張り過ぎ…っ!
(自らの手も猫のものに変わってしまって耳をたっぷりと隙のないようにグルーミングされると何物にも代えがたい心地良さが満たして全てを投げ出して甘えてしまいたくなる、蕩けそうになるも何とか気持ちを持ち直してこれ以上甘やかされるよりここから動く手段として競走を持ちかけた。最初は不思議そうにしていたが走るという犬の本能を刺激出来たのかパタパタと楽しそうにしっぽを振って前向きな返事がされる。ゴールを引き返す方の曲がり角に決めて指さすと早速スタートの合図をだすがその前に相手が走り出してしまう。更にはこちらの手を握ったままで強引に引っ張られるとまた変
な声が出る。強引な仕草に抗議の声を上げるも相手は気にせず走り続け一気に角を曲がる。だがそこでぽんっと相手の犬耳としっぽは消えてしまって、相手の足も止まる。ちらりと背後を見れば自分のしっぽも消えていて案内板の数字が増えた辺り異変はリセットされたのだろう。ひとまず一安心だが先程まで喜びを全身に表していた相手は壁に手をついて嘆いている。その変わりように思わず笑ってしまうと「パッと見で分かりやすいしまた同じ異変が起きないだろうか」と楽しそうに口にしていて)
8932:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-18 20:29:36
あんな異変二度と起こってたまるか!次だ次!
(相手がまたも猫のような声を上げれば本能のままに動く体はさらにテンションが上がってしまって楽しいという気持ちだけを溢れさせて相手の腕を引っ張って通路を走り抜けた。その分正気に戻った時の反動はそこそこあって項垂れていると相手は嬉々としてまた同じ異変を引きたいと言い出して思わずツッコんでしまう。これまで起こった異変のことを考えれば分かりやすく対処もしやすかったが自分が制御できなくなってしまうのは困る。相手に頭を撫でられ制御不能に片足を突っ込んでいた身としてはもう二度とごめんな異変だ。先程までのことを振り払うように叫んでから次の通路へと進んだ。異変は直ぐに見つかる、本来奥へ向かって真っ直ぐ伸びているはずの点字ブロックやタイルの境目、蛍光灯の位置などが全て無理やり捻ったように捻じ曲げられているのだ。なんとも奇妙な光景に「ここも異変ありだな」と言ってすぐに引き返そうとする。しかし直後激しい頭痛が襲いきて苦痛に顔を歪めて叫ぶと頭を抱えたままその場に崩れ落ちた。何かに脳を無理やり弄られるような感覚に呻き声をあげていれば探偵の体にノイズが走り始める、そして存在が揺らぐように体がチラつき始めると探偵に似て非なる存在が本来の探偵と時折入れ替わるようにして現れる。それはいつか時空が歪んだ時に相手が見た相棒を無くした探偵で、頭を抱えながら『フィリップ…』と弱々しく呟いていて)
8933:
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ID:415c83bff 2025-06-18 23:33:49
それは残念。 …ああ、すぐに戻ろう…翔太郎! 大丈夫かい、…え、
(見分けるのが簡単である事とまた可愛らしい犬になるような異変があれば良いと思ったままを口にすると直ぐにツッコミが入る。よっぽど恥ずかしかったようで叫ぶ姿にくすくすと笑いながら思ってもないことを告げて次の通路に向かった。角を曲がった所でブロックの境目や蛍光灯の位置などがめちゃくちゃな光景が広がっていて足を止める。これまでの中でも一番分かりやすい異変に頷き引き返そうとするが突然相手が頭を押さえて苦しみ出して苦痛に表情を歪める姿に背筋が冷える。思わず名前を叫んで自分もしゃがんで支えるように背中に腕を回しながら様子を伺う、まさか先程とは違う形で相手に干渉する物だろうかと嫌な想像が浮かんで不安に駆られながら必死に声をかける。すると呻き声をあげる相手の体にノイズが走り始めデータが書き換わるようにチラついたり姿が乱れる。その光景は初めてではなくて固まってしまっていると一際大きく乱れてかつて相棒を無くしてハードボイルドに徹するしか無かった違う世界線の相手の姿になる。こけた頬に微かに香る煙草の匂いはあの時と全く同じだ。有り得ないはずの人物に本来は引き返すべきなのに「…翔太郎? …なんで君が、」とことばを零しながら腕に力を込め探偵を見つめて)
8934:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-19 07:50:28
『ぐっ、…ぁ……フィ、リップ…?、フィリップ!……なんで、』
(激しい頭痛に苛まれ記憶が混濁し意識さえ霧散しそうになる。床に突っ伏し痛みに耐えていたが同時に意識が飛ぶような感覚があった。その意識が飛んだ瞬間に捻じ曲げられた先にいた探偵が入れ替わるようにしてその場に現れる、同じく頭痛に苛まれているようで過去起きたのと似たような現象だった。別世界の探偵は相手の声に反応し顔を上げて目を合わせるとその瞳を揺らした。目の前にいるはずのないものを見つけたような反応をしながら相手の腕を掴む。縋るようなのにその力はかなり強い、痕が出来るのも構わない力で相手を逃がさないようにしながらやはり縋るような目を相手に向けて呼吸の間は短い。その瞳にはゆっくりと水の膜が張って『なんで、俺を置いていった?俺はお前がいれば他になにも要らねぇのに…お前さえいればそれでいいのに、せっかくお前が戻ってきたのに!』とあの時とは違う結末を叫びながらさらに腕を掴む手には力が籠って)
8935:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-06-19 11:03:52
っ、何を言って…ッ痛、い……翔太郎、落ち着いて!
(激しい痛みに苦しそうに悶える相手を見ていられずに必死に声を掛けるとその姿はいつの日か見た冷たく荒れてしまった相棒の姿に変わっていた。名前を呼ぶと相手の顔が上がってこちらを捕らえた途端に瞳が揺れる。次の瞬間縋るように、そして逃がさないように腕を掴まれてその迫力に圧倒される。呼吸は浅く薄く涙の膜が張った姿はあの時見たよりもずっと限界に近い様に見え、縋るように叫ばれる言葉が胸に突き刺さる。だがあの時は協力して相手にとっての相棒を救って笑顔で別れたはずだ、なのに目の前の相手はその結末とは違う話をしている。ますます掴まれる手に力が籠って骨が折られそうと思ってしまう程の痛みに顔を歪め苦痛の声を上げる。間違いなく目の前の相手はこの空間が起こした異常だが大切な人と同じ顔をした人を突き飛ばすことなど出来なくて相手の腕をこちらからも掴むと正気に戻そうとする。じっと相手を見つめ「僕は君を置いていかない」と言葉続けて)
8936:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-19 12:15:00
『……なら俺の隣に居てくれよ……お前が死んで、なんとか一人でやってきたのに、お前が戻ってきて……また居なくなるなんておかしいだろ!!』
(別世界の探偵は相手をこの場に留めようと常人以上の力で相手の腕を掴み感情のままに叫び続ける。一方的に相手へ感情をぶつけるだけで相手の言葉を聞く気はないようだった。痛みで顔が歪むのも気にせず相手に縋る探偵はゆっくりとさらに変化して、頬はよりコケて目が陥没したようになり、顎には無精髭さえ生えて髪は荒れ放題になっていく。相手がいない世界を突き進んた先の姿へと変わっていくが相手を掴む腕の力はより強いものへとなっていく。相手の言葉を聞いて希望を見出したのか探偵はさらに相手へ迫るように近づいて必死を通り越し狂気を宿した瞳を相手に向ける。相手を取り込むようにゆっくりともう片方の腕を背中側へ回して『俺を置いていかねぇんだろ?お前さえいればほかの全てはどうだっていい。俺と一緒にずっとここに居てくれるんだよな?』とさらに迫るような事を言って)
8937:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-06-19 13:53:39
…っ! …違う、君が求めるべきなのは僕じゃなくて君の相棒だろう。…だから翔太郎、一緒に行こう
(相手の言葉が一方的にぶつけるようなもので感情が爆発して冷静さは残っていない。腕に手を添えて置いていかないことを告げるがその頬はますますこけて普段手入れの欠かさない髭や髪も伸びきって見ていられない姿になって目を見開く。そんな状態で更に相手が迫ってきて自分だけを映すような怖い目をしながら背中に腕が回されて必死な形相で求めてくる姿を見れば胸が押し潰されるような苦しみを感じるがそれはあの時自分達が選び取った道ではない。自らも軽く相手の背中に手を回してなだめるように撫でながら執着の先は自分で無くて相手と並び立っていた相棒だと諭す。変異の一種だとしても自分の喪失でここまで変わってしまった事に眉を下げつつまた視線を合わせる。自分達がやることはここで立ち止まる事でなく進んでいくことだ。引き返せば異変も消える、改めて相手の名前を呼ぶと腕に手を添え力を緩めるように促しながら一緒に進むことを誘って)
8938:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-19 17:30:51
『……俺の相棒はお前だろ?…やっぱり俺を置いていく気か?俺にはお前しかいない、お前しかいらないんだよ!!お前が一緒に居てくれねぇってなら、いっそ……』
(相手の手が異なる探偵の背中に回るがそれは余計に探偵の期待を増幅させて頬がコケすぎてギョロりと浮き立った目が相手だけを捉えている。この場を支配する怪異を宿したような姿になるがそれでも元となっているのは探偵の姿だった。相手が探偵の背中を撫でればその瞳は揺れる、しかし相手から相棒は自分ではないと言われると目を見開いたあとにそこに僅かに残っていた光さえ失われた。こちらの手を外すためか相手の手が添えられる、それが自分から逃げようとしている姿に見えて探偵は頑なにその手を離さなかった。怒号に近い叫び声を上げながら相手の肩に手をかけると激しく揺さぶる、探偵にはもはや狂気しかやどっていなくて相手を引き止める思考以外全てを放棄していた。瞳が激しく揺れるなか探偵が望むのは二人でこの場に残ること、出した結論は飛躍したもので探偵は相手の足を掴むと無理な方向へ曲げてそこを破壊しようとした。しかし次の瞬間、またも体にノイズが走る。同時に探偵の体は固まって相手へ危害を加える手も止まった。ノイズの間別世界の探偵の顔は揺れ、代わりに歯を食いしばった相手の相棒たる探偵が出てくる、「させるかよ…」と絞り出すように言ったあと「フィリップ!先に走れ!こいつは俺が止める!」と叫ぶが直後また激しい頭痛が襲ったのか頭を抱えて床に突っ伏して)
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