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相乗りで何処までも 【 〆 】/9063


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自分のトピックを作る
8598: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-08 17:59:45


ぐっ、……な、この格好お前らのせいかよっ!
(急に腕を引っ張られるやらこちらの発言に彼女は驚き相手は呆れて違う種の冷たい目線を向けられるやら極めつけに恐らく冒頭から女子高生二人に見られていたことを知り脳内は大混乱だ。相手があれだけ怒っていたのはこれがデートであるのを理解していたからだと漸く理解する、追い討ちをかけるように二人に好き勝手言われてしまえばぐぅのねも出ない。こちらがこの混沌に動けずにいるとクイーンが自慢げに相手をプロデュースしたのだと耳打ちしてきてまたもや叫んでしまう、つまり依頼人の彼女に対抗してこの格好をするのを提案したのはこの二人と言うことだ。頭が痛くなってくる状況だが彼女のモヤモヤはまだ晴れていなかったようで『あなた達二人が左さんのこと何とも思ってないのは分かりましたけどあなたは違いますよね!?』と相手をジッと見つめる。この状況を整理しなければいけないのだがそんな暇もなく『あなたがどれだけ左さんのこと好きか知りませんけど、私の方が絶対好きですし私が彼女になります!』と高らかに宣言されて急で予想外な展開に「えっ?!」とまた間抜けな声をあげるしかできない。堂々たる宣言を聞いた女子高生二人二人はなぜか『おー』と感心していてい相手の方をみると『で、どうでるの?』と煽るように問いかけて)


8599: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-08 19:22:43

…っ、僕の方が圧倒的に翔太郎のことが好きだし、世界の誰よりも理解している。この想いは君なんかに負ける訳がない
(エリザベスが彼女に話す間相手の方を見てみるとクイーンと話しているようだった。そして恐らく二人によって作られた事が明かされたのか叫ぶ声が聞こえてきた。そうして騒がしくしていたのだが彼女がこちらを向くと強い口調と視線をこちらに向けてくる。平然と応じていたが自分の方が相手が好きで彼女になると宣言されるとぶちっと何かが切れた。それだけは何があっても譲れないことで女子高生二人の煽る言葉も相まってじっと強く彼女を睨むと思いの丈をありのままぶつけた。一人称や口調を偽るのも忘れて相手に対する気持ちは1番なのだと主張すればますます彼女はヒートアップして『なら今からどっちが左さんを惹き付けられるかデート勝負にしましょう!左さんに惚れられた方の勝ちです!』と勝負を持ち掛けてきた。既に恋人である事を明かすという手段は頭には無く女子高生二人もざわざわする中「分かった。その勝負乗るよ」と応えると二人で一斉に相手を見て『左さんも良いですよね』「翔太郎もそれで良いかい?」という声が揃って)

8600: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-08 21:35:23


ちょ、お前……え、ぁ、はい
(依頼人の彼女に想いをぶつけられたのも完全に予想外なのと散々騒いだせいで周囲の客の注目を集めてしまってなかなか恥ずかしかったが直後相手が堂々と想いを叫ぶと一気に顔に熱が上がりそうになってしまった。止めたいところだが相手と彼女の間に激しい火花が散っていると割って入ることもできずに呆然と二人を見てしまう、対して女子高生二人は『さすが!』だとか『世界ときたか』などと相変わらず煽るように感心していた。煽る人間に対抗する二人が揃えばもう誰にも止められないようで彼女が勝負を仕掛けると思わずそちらの方を見る、直後相手が勝負を受けることを宣言すると今度は相手の方を見た。あれよあれよと勝負が決まってしまったが惚れさせた方が勝ちというのならもう結果は出てしまっている、それを伝えるべきかと思った矢先に二人が同時にこちらへ向いて同時に同意を迫られると勢いに負けて肯定の返事をするしかなかった。ただただ振り回されるだけの状態に呆然としていたがその様子を見ていた女子高生二人がニヤリと笑みを浮かべる、そして『いいじゃん、どっちが【彼女】に相応しいか私達が見届け人してあげる』『翔ちゃん鈍感だからちゃんと解説してあげないとだしね』と勝負に立ち会うだなんて言い出して「余計なことすんな!」と叫ぶしかなかった。勝負だと大体的なことになりさらには立会人などいれば益々二人はヒートアップしてしまう、無理やりこの場を解散させようとしたが虚しくもその前に店員が三人分の飲み物とケーキを運んできて逃げ場を失ってしまい)


8601: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-08 22:16:53

…綺麗な青色だ。…まずは溶けてしまう前に一口食べよう
(彼女に特別なポジションを取られてしまうと思えば冷静な判断が出来なくなって煽られるまま彼女の勝負に乗ることになった。ここでいかに自分が相手の事が大切で一番であることを知らしめたくて思わず息を揃えて相手に同意を迫ることになった。相手から肯定が得られるとまた彼女の方を見てバチバチと火花を散らす。騒がしい二人と相手を他所にまずは何を仕掛けるかと悩んでいれば店員がやってきて飲み物とケーキが運ばれてくる。それぞれの前に並んだ所で『じゃあ喫茶店デートってことでスタート!』とエリザベスが楽しそうに仕切り始めた。早速彼女は相手の方を向くと『見てください、左さん。ここのいちごタルト、大きな苺が沢山乗ってるんです。一緒に食べましょう!』と目の前のお揃いのケーキを見ながら嬉しそうに告げる。一方自分の目の前には別のフルーツタルトと青空のようなグラデーションのクリームソーダがあって勝負でありながら目を密かにキラキラさせながら観察する。二人のことは気になるがまずは目の前のこれを味わいたいと言う好奇心の方が勝るとスプーンでソーダとアイスをすくって口に運ぶ。ひんやりした濃厚なアイスとソーダのしゅわしゅわ感に表情を綻ばせていると『同じ物を食べようとする彼女とまずは自分の元に来た物を味わう彼女って感じだね』とクイーンの解説が挟まって)

8602: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-08 22:58:11


あぁ、苺がぎっしり乗ってて美味そうだ。……
(あえなく始まってしまったデート勝負に未だついていけてないのだが左右の二人はバチバチに火花を散らしているし女子高生二人は楽しそうにこちらを見ているし、なんなら周囲の人も面白いものが見れそうだと何となく視線がこちらに向いていて逃げ場などどこにも無い。そうこうしているうちに三人の前に飲み物とケーキが並び早速彼女がこちらへと声を掛けてくる、依頼人だと思っていた彼女がこちらに明確に好意があるとなれば多少どぎまぎしてしまいそうだが心は既に決まっているのだ。下手にここでデレデレすれば相手を怒らせるだけでなく立会人の二人にも延々と怒られそうだ。だが食べ物に罪はなくツヤツヤに輝く苺が並んだタルトはなかなか美味そうで早速食べようかとも思ったがあれだけ対抗心を燃やしていた相手の方から呟きが聞こえてくればそちらを見る、そこには目を輝かせながら美味しそうにクリームソーダを頬張る相手がいた。あれだけ彼女にタンカを切っていたのに大好物を目の前に我慢できなかったらしい、思わず呆れと愛しさが入り交じった笑みを浮かべれば『おっと、どうやら自由奔放な彼女が有利のようです!』とエリザベスから解説が入って「解説すんな!」とすかさずツッコんでおいた。だが劣勢となった彼女が黙っているはずもなく腕をつつかれる感覚に今度は彼女の方を見る。すると振り向いたその先に何かがあってそのまま口の中に入れられる、当然中に入ってきたのは苺のタルトだ。図らずもタルトを口に運ばれてしまったわけだが彼女は『ふふ、びっくりしました?』と楽しげに笑っていて不覚にも心臓が鼓動を強く打ってしまうと誤魔化すように何度も頷いていて)


8603: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-08 23:21:42

…、……翔太郎、私もそのいちごタルト気になる
(勝負ではあるがいざ目の前にやってきたクリームソーダの見た目に目を奪われてしまうと溶けてしまうと勿体ないからと理由をつけてアイス部分を口に運ぶ。一番美味しいちょうど境界のところの味に柔らかく笑みを浮かべて更にソーダ部分もグラデーションを崩さないように飲んでいたが流石に気になって相手の様子を見る。すると彼女が相手を振り向かせたかと思えばタルトを差し出していて目を見開く。彼女が楽しそうに笑って相手も照れたような、満更でもないような反応をしているのを見るとぎゅっと胸が掴まれたような苦しさに襲われた。ムスッとして拗ねたくもなってしまうが見ているだけでは負けてしまうかもしれないのだ。今度はこちらが相手の腕を軽く掴んで軽く引っ張りながら少し不満気な声で相手の名前を呼ぶ。こちらを向いた相手を二人からのアドバイス通り少し上目遣いで見つめるとお皿に乗ったいちごのタルトを指差した。そして「味見したいな」と控えめに要望を伝えると期待するように見つめながら口を開いて待ち)

8604: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-09 07:51:11


ん?…ッ、……おぅ……美味いか?
(不意打ちを食らってしまい何とか苺タルトを飲み込んだ矢先今度は相手側から不満気な声で呼ばれて腕を掴まれる、放っておきすぎたかと直ぐに相手の方を見ればそこには上目遣いでこちらを見つめる相手がいて心臓が先程の数倍は強く跳ねた。いつもより可愛らしさに磨きがかかった服装と化粧で求められるように見つめられると敢えてこの仕草をしているとしても直ぐにでも願いを叶えたくなる。それなのに発する言葉は控えめで、でもこちらに向けて口を開けて急かす姿は愛おしくて別の欲求さえ湧き上がりそうだ。だがここは屋外どころか人前であげく女子高生二人の目の前だ。期待の目でこちらを見つめる二人の視線を痛々しいほど浴びながら顔の熱を必死に引っ込め短く返事をするのがやっとだった。堅苦しい動きで自分のタルトをひとかけ取ると開きっぱなしの相手の口の中に入れる、ぶっきらぼうな声になってしまったが鼓動が相手に聞こえてしまうのではないかと思うほど心臓は暴れていた。それを実況席から眺めていた立会人は『キャー!』『可愛いオネダリに翔ちゃんはタジタジ!これは効いているようです!』と実況されてますます恥ずかしい。体を固めていると今度は彼女が服の裾を引っ張ってきて咄嗟にそちらをみる、先程から振り回されっぱなしで気が気では無い。だが彼女は先程の不意打ちが嘘のようにただ微笑むと『ここの水出しコーヒーもタルトにあってとっても美味しいですよ?飲んでみてください』と勧められて口を付ける、先程から息つく暇も無かったがホッと一息をついて「美味いですね」と思わず自然な笑みを浮かべながら返事をした。直後『これは!あえて翔ちゃんを一息つかせるための引き算の攻め!』『上手い!そして意外とあざとい!』と高らかな実況が入って楽しげな二人を恨めしそうに睨んでいて)


8605: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-09 11:06:16

……ん、君がくれたから特別美味しい。………クイーンとエリザベスも食べるかい?
(相手の腕を掴んで味見をお願いすればその顔が仄かに赤くなったのが分かった。意識してくれていることに心は弾みつつじっと見つめていれば堅苦しい動きでタルトが運ばれてくる。フォークの先を口にすればイチゴのみずみずしさとタルトのバターの風味と硬さがマッチしていてとても美味しいがそれ以上に相手がくれたのが嬉しくて無邪気な笑みを見せながら感想を告げた。女子高校二人の実況に照れくささはあるものの充実感を覚えていたがまた彼女が相手の服の裾を引っ張るとすぐにそちらを向いてしまった。このままではきっとお互いに振り向かせての繰り返しで勝負がつかない。何か決定的なことをしなくてはと考えながら自分のフルーツケーキを口にする。柔らかな生地と甘さ控えめで舌触りの良いクリーム、そしてイチゴだけでなく他のフルーツも一緒に味わえる贅沢な味で彼女がお勧めしたのも頷ける美味しさだ。いつものようにこの美味しさを相手とも共有したくなって相手の方を見るがそこにはコーヒーを勧められて自然な笑みを浮かべる姿があってまた胸がざわついた。勝負とはいえチヤホヤされ過ぎじゃないかと文句が口に出掛けて表情を硬くして居れば実況していた二人と目が合った。二人への感謝の気持ちとちょっとした拗ねた気持ちから相手ではなく二人を誘えば一瞬目を瞬かせたもののすぐに意図を理解してくれて『食べる食べる!』とエリザベスを筆頭にこちらにやってきた。フォークを持ってこようとするエリザベスに「このままで良いよ」と自分のフォークで一口分取って差し出しそのまま食べさせて)

8606: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-09 12:33:09


あー、いや……、…だめだ
(ガチガチのまま相手にタルトを差し出せば無邪気な礼を言われてしまって心音はさらに加速していく、そんな中で一息つくよう促す彼女の提案は有難くて落ち着きを取り戻す。少し冷静になれたところで相手は何故か女子高生を呼んでいる、あの二人がこっそりフルーツケーキをねだったのだろうか。彼女はこれを好機とみたのか視線が逃げて行かないようにこちらのシャツの裾を持ったまま彼女が使っていたフォークでタルトをひとかけすくい上げ『はい、どうぞ』と差し出してくる。流石に間接キスはマズイだろうと目線を泳がせたところでようやく隣の様子が目に入る。そこには自分のフォークでエリザベスにケーキを食べさせようとする相手の姿があった。途端に全身が冷える感覚がする、相手が使ったフォークに他の誰かが口を付けるなんて許されるはずがない。思考が回る前に体が動いていて素早く相手の手首を掴んで止めて低い声を出してしまう。その瞬間にこのテーブルを囲っていた人間とついでに周囲にいた客がシンと黙ってしまって刹那の間沈黙が流れた。直後自分が何をしたか理解するとまた動けなくなってしまいそうだがこれだけは他人に譲れない。掴んだ腕をこちらに引き寄せるとフォークの先に乗っていたケーキを食べてしまった。それを傍で見ていた女子高生二人はゆっくりとニヤついた笑みを浮かべて『二人にケーキを差し出されて』『翔ちゃんがひとつを選んだってことは…?』と続きを促される、というか煽られる。この場で一番楽しんでいるのは間違いなく二人だろうと文句を言いたいのを抑えつつ相手に体ごと向き直る。周囲の視線が集まる中なのはこの上なく恥ずかしいが、気合いを入れるように息を吐いた後「どうやら俺は……お前に惚れてるみてぇだ」と後も先も変わらない結論を伝えて)


8607: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-09 13:49:48

…翔太郎?…、…僕も君のことが好きだよ、翔太郎の恋人は僕が良い。
(相手のことは彼女が完全に捕まえていてなかなかつけ入る隙がない。それに自然な笑みを向ける相手にちょっぴり当て付けの意味も込めて二人を呼ぶと一口大にケーキを切り分けてエリザベスに差し出した。二人にならばこれくらい構わないだろうと喜ぶ顔を見ていたがふと気配がしたかと思えば手首を掴まれて動きが制される。低い声が聞こえてそちらを見れば彼女の元に居たはずの相手が居て思わず目を瞬かせた。相手の奥には呆然とした彼女がいて周りも含めその場に沈黙が流れたが掴んだ手が引かれるとフォークの先のケーキは相手の口の中に消えていった。本当にしたかったことが目の前で実現して、喜びや他の人の前でされた動揺などで固まっているとケーキを食べるはずだった二人がにやにやと相手を煽る。相手がこちらを向いて覚悟を決めるように息を吐いた後、この勝負の結論を告げられて瞳が揺れた。それはずっと欲しかった結果で真っ直ぐな視線を向け安心したような素の笑顔を見せると思ったままの言葉を返した。すると女子高校二人が『おー』だの『ちゃんと言えるじゃん』だのはやし立て周囲からも小さな拍手が聞こえてくれば急に羞恥が襲ってきて薄ら顔を赤くする。一方依頼人の彼女はその光景を見て悔しそうにしながらも『負けちゃいましたね』と呟き何とか笑顔を作ろうとしていて)


8608: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-09 17:39:52


ッ、…おぅ……
(ずっとどっちつかずの態度をとってしまったが過程がどうであろうと出てくる答えはいつも同じで変わることはない、明確に相手を選んだ以上この勝負を長引かせる必要もないだろう。相手に向かって変わることのない想いを伝えれば相手が素の笑顔を見せる、どんなに着飾っても変わらないこちらの好きな表情につられるようにして口元を緩ませた。すると相手からはもっと直接的な言葉が告げられて結局は固まってしまう、女子高生二人どころか一般客までいる状況でこんなストレートなことを言われるとは思わなくて短く返事をするのがやっとだった。そういう相手も頬を赤くしていていつもより数倍増しで可愛らしい仕草はやはり心身を満たすのに猛毒だ。周囲の人々に祝福される中彼女が寂しげに呟いていて今度は彼女の方へと向き直る、彼女がこちらを想ってくれていたのは十分すぎるほど伝わってきたのだから今からでも誠実に対応しなければ。泣き出しそうな目を真っ直ぐ見つめると「あなたの気持ちに気づけなくてすみませんでした。それに、俺達もともと付き合ってたんです。だから気持ちには応えられなかったんです。言うのが遅くなってしまってすみません」と頭を下げた。それを聞けば彼女は瞳に薄らと膜を張るがぐっと堪えるように口を固く結んで『左さんとあなたは口にしなくても通じあってるなって思ってたんですけど、そういう事だったんですね。やっと分かりました』と無理やり明るい声を出す。そして椅子から立ち上がって相手の元にいくと『好きになっただけの私が言うのも変ですけど、左さんのことよろしくお願いします』と握手のため手を差し出して)


8609: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-09 18:24:19

…ああ、もちろん。僕の方も色々キツイこと言ってごめん。君にもきっと縁があるよ。
(想いを伝え合ってお互い顔が薄ら赤くなった。だが向こうから彼女の寂しげな声が聞こえて相手が振り向く。相手との想いを確認するという事は彼女は選ばないと告げることだ。相手が彼女と向き合い真摯に言葉を伝えるとその瞳は涙で潤み始める。だが気丈に明るい声を出して応じるとこちらにやってきて握手を求めるように手が差し出される。自らも手を伸ばして軽く手を重ねると強く頷いてさっきまでの態度を謝罪した。優しく微笑むと彼女は改めて相手の元に行き『これ、依頼料と今日のお代です。本当にありがとうございました。左さんに会えて良かったです!』と可愛らしい封筒を差し出しながらまた一礼するとカバンを取って涙を隠すように去っていった。好きな人と想いを通じ会えなかった悲しみは想像に余りあるがそれでも相手を渡す訳には行かなくて引き留めるように腕を掴むと「選んでくれて嬉しかった」と告げて)

8610: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-09 19:37:41


…、……心配しなくても答えは変わらねぇよ
(こちらが頭を下げたあと彼女は涙を堪えて返事をしてこちらが何かを言う前に立ち上がると相手に握手を求める、成り行きとはいえバトルにまで発展したが和解出来て何よりだ。そして可愛らしい封筒に入った依頼料が渡される、これも考えて選んだものなのだろうかと思えば少々胸が傷んでついに涙が溢れそうになったところで駆け出していく彼女に思わず立ち上がりそうになってしまう。だがその前に相手に腕を掴まれ動きを止める、自分は変わらず相手を選んだ以上彼女を追いかけたってさらに傷つけることになるだけだ。それに今は何よりも大切な人に変わらず大切だと伝える事の方が大事だろう。相手の方に再び向き直るとこちらの想いを伝える、相変わらず人前でストレートな言葉は気恥ずかしくて濁した言い方をした。だがその言葉もしっかりと周囲の人、というより女子高生二人に聞かれていると『遠回りしすぎでしょ』だとか『ってか翔ちゃん鈍感すぎ』だとか散々なことを言われてしまった。しかしこんな騒動になってしまったのはもちろん鈍感だったこちらも悪いが散々外野から煽った二人もそれなりに悪いはずで「ってかお前ら!こいつにいらねぇこと吹き込んだり立会人になるとか好き勝手やりやがって!お前らだけ楽しんでんじゃねぇか!」と叫ぶも二人はまるで意に介せず『はいはい』『残りのタルト貰おー』と全く相手にされなくて深々とため息をついた。その流れで相手の方をみれば「二人からみっちり指導受けたみたいだな」と勘弁してくれと言わんばかりに息を吐いて)


8611: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-09 20:21:48

…うん。…そうだね、君を夢中にさせたいと言ったら大人びたお嬢さんの中に素の一面を覗かせる格好をしたらイチコロだって教えてくれたし。
(彼女を追いかけそうになる相手を掴んで制すると止まってこちらを向く。心配が表に出てたのか改めて想いを伝えられると足りなかった部分が埋まる心地がして自然と笑みが浮かんだ。そんな二人の様子を間近で見た女子高生二人は早速相手にからかい茶化し始めてそれに対してまた相手が叫ぶのをくすくす笑いながら見ていた。良い物が見れて二人は満足したのかスイーツタイムを始めていて溜息をついた相手がこちらを向いた。やれやれといった態度の相手に楽しそうな口調で肯定すると軽く手を開いて着ている服を見せながらコンセプトを説明する。相手の色を纏いながら上品なテイストの中に甘さと隙、そして元の自分らしさを見え隠れさせるのが狙い撃ちするコツらしい。その効果は抜群のようだったがせっかくならその反応を見たくてぐいっと顔を近付けると「…ねえ、この格好可愛い?」とまた上目遣いに問いかけて)

8612: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-09 20:51:28


ぐ、……あいつら余計なこと吹き込みやがって……へッ?ぁ?………
(女子高生二人はどちらが彼女に相応しいかバトルが決着しすっかり興味がタルトの方へ移っている、食べさせられはしたがこちらの分のタルトはまだ口をつけていなくてなんだかんだ世話になった分のお返しとして彼女の分に加え自分の分のタルトも渡しておいた。そろそろ種明かしをしてもらおうと相手に話しかければ楽しそうにこちらへ服を見せてくる。女子高生二人がアドバイスしたというこちらのツボは見事に的を得ていてまたもぐうの音も出ない、彼女に少なからず心が動いたのも大人な雰囲気を纏っていたからだが相手はそこにこちらの色を加えいつも通りに振舞っていたのだからノックダウンさせられるのも必然というものだ。更にため息をつきながら改めて相手の服を観察していれば不意に相手が近づいてくる、強制的に目を奪われたその隙にいつもより格段に可愛らしい格好でわざとだと分かっていても懇願するような上目遣いで見つめられながら問いかけられてしまえば心音は早くなるを通り越して止まってしまいそうで息を飲むと同時に一気に顔が真っ赤になった。返事をする前にオーバーヒートを起こしてしまえば鳴き声に近い音を発して思いっきり動揺する、暫く口をパクパクと動かしたがぐっと固く結んで形を取り戻したあと「…かわいい」となんとかボソリと呟いて)


8613: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-09 21:34:55

…ふふ、ならば作戦大成功だ。
(どうやらターゲッティングは成功していたようでこちらの提示したコンセプトに相手は言葉を詰まらせた。悔しそうに呟く相手が見れただけでもこの二日間三人で作戦を立てて実行した甲斐が有るというものだ。まさか現地にまで観戦しに来るとは思わなかったけど。相手が隣にいることを確かめられた安心と相手が意識してくれるのが嬉しくて一気に距離を詰めて甘く問いかけてみればその動きは止まって息を飲んだような仕草をしたかと思えば苺のように顔が真っ赤になってしまった。さらに言葉になっていない鳴き声のようなものすら聞こえてくれば思わず噴き出してしまってニヤけた口元を軽く隠しながら見つめ続ける。ここまで動揺した相手を見られるのは久しぶりで暫くその様を見ていたが遂に可愛いというワードを引き出すことが出来れば満足そうな表情で成功を告げてゆっくりと離れた。相手を魅了出来たことにすっかり心は満たされたがふとテーブルを見れば自分の頼んだクリームソーダのアイスがこの間に大分溶けてしまっている。いちごタルトはクイーンとエリザベスが食べているとなればやることは1つで近くを通った店員に「すみません、ストローもう1本貰えませんか」と頼む。直ぐに用意してくれた店員にお礼を言い自分の分の反対側に差し込むと「溶けたら勿体ないから君も飲むのを手伝いたまえ」と促しながら自分の分のストローに口をつけて)

8614: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-09 22:18:29


はァっ?!ンなもんやるわけ、
(惚れた弱みを持っている相手といつも何かと先を読まれる女子高生情報屋が組んでしまえばこちらが対抗できるはずもない、簡単にノックアウトさせられてしまえば何とか返事をするもののそれを見て相手は楽しそうに笑いながら満足気な顔をするのだからそこから目を離せるはずもない。相手は満足したのかゆっくり離れていって、そこに少々寂しさは募るものの深呼吸をして無理やり平常心を取り戻していた。さらに落ち着こうとアイスコーヒーを飲む、大騒ぎしたせいで氷がそこそこ溶けてしまってコーヒーは薄くなってしまった。本来の美味しさから遠のいてしまいまたため息が出そうになったところで相手は何やら店員にストローを頼んでいる、新たなストローがクリームソーダに増えたかと思えば一緒に飲むように言われてまた変な声で叫んでしまった。この店では恋人同士だと堂々と宣言してはいるがひとつのソーダを二人で一緒に飲むだなんてカップルだと見せつけているようなものだ。即座に断ろうとするがすかさず『あれー?翔ちゃんそんなことしていいの?』『今回散々迷惑かけたんだから可愛い恋人のお願いくらい聞いてあげたほうがいいんじゃない?』と情報屋の二人から横槍が入って正論を掲げられればやはり反論の余地はなかった。溜まった感情を吐き出すように息をつくと「分かったよ、」とぶっきらぼうに言う、だがこのままいいようにされっぱなしなのは気に食わない。一緒にクリームソーダを飲むためという名目で椅子を軽く持ち上げて二人の距離を縮める、そのまま顔を近づけストローに口をつけるが同時にテーブルの下で相手の手を取り、そのまま指を絡めて逃がさないようにギュッと握った。散々見せつけておいてこっそりとするのも今更だが他人に見せたくないのは事実でクリームソーダを飲みながら繋がった手をスリと親指の腹で軽く撫でて)


8615: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-10 08:51:43

やった、じゃあ君はこっちだ。…!……君も満更でもないじゃないか、
(また一つアイデアが浮かんで店員にストローを頼んでいる間相手の方を見ればアイスコーヒーを飲んでいるようだ。だが氷が溶けてしまっては本来の美味しさを楽しめないはずで2本目のストローを差して相手を誘うと反対の声が上がった。だがすかさず二人からの援護が入りこちらからも「この格好なら構わないだろう?」と追撃すれば観念したように了承がされてつい口角があがった。無邪気に声を弾ませてストローの振り分けをしていると相手が椅子を持って近付いてくる。二人でストローを咥えるとその距離はかなり近くなって正にカップルといった状態だ。だが不意にテーブルの下で手を取られると一瞬体を固めて相手の方を見る、さらに指同士を絡めるように繋がると秘め事をしている感は強まって視線が揺れ動く。相手がソーダ部分を飲んでいるのを見れば自分もとりあえず飲み始めてみるも軽く撫でられるような動作がされるとまた小さく体を反応させてしまう。顔が赤くなって行きそうなのを感じながら相手にだけ聞こえる声で文句を付けては繋いだ手を握り返した。対抗するような形で軽く強弱を付けながら握っていたがアイスが解けた部分を集中して飲むとまた淡い青色の本体が現れてそれを見ながら「この前見たネモフィラみたいな色だね」と告げて)

8616: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-10 09:43:48


今なら構わねぇんだろ?……なら、このまま溶けてなくなっちまわねぇようにしっかり握っといて貰わねぇとな
(女子高生達にも煽られ相手とひとつのグラスから二つのストローでクリームソーダを飲むことになると表向きにはソーダを一緒に飲んで裏ではこっそり相手と手を繋ぐ。今日は散々振り回されてこちらから仕掛けてくると思っていなかったのか相手はこちらを見て直後その視線が動揺で揺らげばつい口元を緩めてしまった。この特別な格好でまだ見れていなかった表情を視界に収めさらに追撃するように指で撫でれば相手は小さく反応を示して胸は大いに擽られてしまう。ここが店内ではなく二人きりだったら迷いなくもっと相手に近づいたことだろう。こちらに小さく文句を言う相手に今度はこちらが楽しげな笑みを浮かべてまたソーダを飲んでいた。溶けたアイスが少なくなってくるとグラスの中は淡い青色に染まる、その色には覚えがあって相手から花の名前を出される。ちらりと女子高生二人をみればどうやらタルトやら自分達やらを撮影するのに夢中でこちらに視線は向いていない、その隙を狙うように相手に体を寄せた。軽く凭れかかるくらいになるまで密着すると互いの腕さえピタリとくっ付けて、しかし敢えて繋いだては力を緩めていく、そしてあの時のことを思い出させるように相手にだけ聞こえる声で耳元で囁いて)


8617: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-10 10:46:45

…っ、離さないよ。それにこの場所は僕だけのものだから誰にも譲らない
(さっきまで思いっきり動揺していたのに吹っ切れたのかテーブルの下で手が繋がれる。撫でられた手に反応してしまえば相手は楽しげな笑みを浮かべて早速立場が逆転しかけている事に少々不満げな態度を見せていた。溶けたアイス部分を飲むと淡い青色はネモフィラ、まだ残っているアイスは空に浮かぶ雲のようにも見えて思ったことを口にすると相手もグラスを覗き込む。そうすると何故か相手が更に近付いてきて腕がピタリとくっつく、だが絡まっていた手は解かれかけて耳元であの時の約束が囁かれるとぴくりと肩を跳ねさせてから離さないようにぎゅっと力強くその手を捕まえて握りしめる。至近距離で相手を見つめながらずっと燻っていた苛立ちや嫉妬は独占欲という形に変換されて静かな決意として言葉を紡いだ。そしてまた微笑むともう片方の手で髪を耳に掛ける仕草をしながら「今日は君の彼女だからね」と悪戯っぽく告げて)

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