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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
8578:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-06 20:13:05
おぅ、…おかえりフィリップ
(女子高生二人に相手を取られるようにしてひとりになり事務所への道を歩く。あの二人ならば自分達のことは熟知しているというか、知られすぎて筒抜けというか、何も隠すことがないので相手は気兼ねなく相談できるのだろうがそれはそれであの三人が何を話しているのか気が気ではなくてソワソワしたまま先に事務所へとたどり着いた。所長には依頼料を明日喫茶店で受け取る事を伝えたがこちらからの説明では所長も不思議な顔をするばかりで『わざわざ喫茶店でなんて物好きね』なんて首を傾げるだけだった。その後事務作業をして相手を待つが時計の長針は何周もして余計に落ち着きはなくなり作業も捗らなかった。ようやく事務所の扉が開いて相手が入ってくると奥のデスクから飛び出しいの一番に相手へと近づく。別れた時と真逆でえらく上機嫌な相手に少々面食らいながら「あの二人と良い話出来たか?」と何を話していたか探るように問いかけて)
8579:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-06 20:40:19
ああ、色々相談とか話に付き合って貰ったよ。さっきは大人気ない態度を取って悪かったね。
(明日の予定も決まって別れた時とは打って変わってご機嫌で事務所に戻ってくる。扉を開けて中に入ると相手が奥のデスクから近づいてくるのが見えればその作戦を思い出して思わず小さく笑ってしまいながらも相手の言葉に頷く。相手とは二人で一人なのだが逆に相手に関わること、特に恋愛方面のモヤモヤなどは彼女達の方が相談しやすいことが多い。途中思った以上に話が弾んでしまって長くなったが問題ないことを告げると別れる前の冷たい態度についても謝罪の言葉を普段の調子で述べる。そして相手の方を見れば「彼女から連絡は来たかい?」と日時と場所を確認しようとして)
8580:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-07 07:45:31
……そうか。いや、俺も安請け合いしちまって悪かった。さっき連絡があってな、昼過ぎに川沿いのカフェで待ち合わせってことになった
(どうやら相手は本当に機嫌が治っているらしくこちらを見れば小さく笑いまでしている、女子高生二人には感謝するしかない。反面三人で何を話したのか気になって仕方がないが軽く探りを入れるも無難な答えが返ってくる、相手がこちらに言えない悩みを相談したのだから内容を聞き出そうとするのはご法度だろう。それに相手はこちらへ謝罪していて軽く首を振りながらこちらも同じく謝罪を伝えた。明日こちらが下手を打たなければ同じ轍は踏まないだろうと思いつつ明日の予定を伝える。彼女が指定してきたのは眺めの良いテラス席のあるカフェでオシャレなフルーツケーキを出すので有名だ。いわゆるカップルに人気なカフェなのだが「依頼料渡すだけにしちゃ大層なカフェに呼び出されちまってな、下手な格好じゃいけねぇ」と相変わらず彼女の意図には気が付かないままで)
8581:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-07 10:32:22
…ふぅん、じゃあ僕も気合いを入れなくては。
(具体的な内容は作戦に関わることなので明かさずに謝罪を伝えれば相手からも似たような返事がされる。これでわだかまりはなくなっただろうと彼女から連絡が来たかと尋ねるとその日時と場所が伝えられる。詳しい店は知らないが川沿いと言えばオシャレな店が立ち並ぶエリアだ。まさにデートとも呼べる場所とやる気を見せるような相手の態度にまた不満の籠った相槌が零れてしまうが彼女がその気ならばこちらも迎え撃つまでだ。明日の作戦実行に向けやる気を見せた呟きを零した。それから仕事を終えると家に帰る。普段よりも長くお風呂に入って二人に言われた事前準備を済ませ早めに布団に入っていつもよりくっつくように眠りに着いた。そして翌朝早めに起きて準備を済ませると事務所に出勤する。朝にやっておくべきことや依頼の整理をすませたところでちらりと時計を見ると奥のデスクに座る相手の元に行き「少し出かけてくるよ」と声をかけて)
8582:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-07 12:26:45
え、お前ひとりでか?ダメに決まってんだろ、ひとりの時になんかあったらどうすんだよ。それに午後からは彼女との約束もあるし、何処行く気だ?
(明日の待ち合わせ時間と場所を伝えそれなりの格好が必要であるのを伝えたが何やら相手からは意味深な返事をされる、気合いを入れているように見えてしまったかと焦ったが相手はどこかやる気にも溢れていて意図が読めない。一体あの二人に何を吹き込まれたのかと少々不安になりながらもその後の時間を過ごした。あとはいつも通りに共に家に帰るがいつもより入浴時間が長かったり、かと思えばしっかりくっついて寝たりと相変わらず相手の考えていることは読めず、せめてもと相手をしっかりと抱き寄せて眠りについた。そして翌日、こちらもいつも通り依頼の報告書を書いていたところだったが相手から何処かへ出かけると声をかけられると思わず目を瞬かせる。いつもならば行きたいところがあるとお願いされるか連れ出されるかだがひとりで外出するなんて言われた機会はほとんどない。相手は狙われている身でもあるのを考えれば外で誰かに会わない限りはひとりで外をフラフラさせられない。依頼人の彼女との約束も持ち出しつつ立ち上がるとデスクを回って相手の方へ近寄って)
8583:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-07 15:12:54
えっと…クイーンとエリザベスの所だよ。昨日相談に乗ったからお返しに少し付き合ってと言われたんだ。
(作戦の準備にかかる時間も考えてそろそろ行く頃かと相手に声を掛けると驚いたような声を上がった。そして外出を反対する旨の返事がされると戸惑ってしまった。完全に浮かれていて考慮していなかったが自分一人だけが外に出掛ける機会は滅多に無く普段も禁止に近い処置が取られている。こちらに近づいてくる相手にどう切り抜けるかと視線を迷わせていたが良い嘘が思いつかずに結局は素直な行き先を告げる。肝心の何をするかは伏せておくが相談の延長で二人の元に行くのは嘘ではない。相手も誰かと一緒ならば安心だろうとその理由も告げ「何かあったらすぐに連絡するし約束の時間までにはちゃんとカフェには行くよ」と心配する必要は無いと言葉を続けて)
8584:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-07 17:17:06
…あいつらんとこか……なら、まぁ大丈夫か…引き止めて悪かった、気をつけて行ってこいよ。でもなんかあったらすぐ連絡してくれ
(なるべく外出の制限はしたくないのだが相手ひとりで出歩くとなれば話は別だ、どこに組織の手が潜んでいるか分からない現状では不用意にひとりでこの街を歩かせるわけにはいかない。だが行先として女子高生二人の名前があがれば語気も萎んでしまう、昨日沈んでいた相手をあれだけ元気にしてくれたのだからお返しに相手が付き合うのもそれを見送るのも道理というものだろう。あえてこちらを誘わなかったのは相手がまだ三人で話したいことがあるからかもしれない、無理やり着いていけばあの二人からまた非難の目を向けられそうだ。何を話していたのか未だに気になるもののここは行くべきではないだろうと相手を送り出すことを決める。二人の縄張りを考えれば合流するのはきっと近くだ、ひとりでいる時間が少ないのならば万が一でも対応できる。念の為にこちらからも釘を刺すようなことを言ったあと「ならカフェで合流な、あの二人に振り回されて遅れんなよ」と少々茶化すように言って)
8585:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-07 19:12:25
分かってるよ。じゃあ、また後で。
(出かけて女子高生二人と会うと伝えると相手の語気が弱くなる。昨日のこともあって少々歯切れ悪くしているが納得する理由にはなったようだ。ちゃっかり釘が刺されると小さく笑いつつ相手の顔を見る。次に会った時には既に作戦が決行されているだろう。その時の相手の反応が楽しみになればつい笑顔と声を弾ませて事務所を後にした。その足で向かったのは二人から指定された小さなスタジオだ。以前お世話になった事があるらしく頼んで借りてきてくれたらしい。やけにテンションの高い二人と合流すると早速準備を始める。といっても殆ど二人任せでまずは手渡された服一式に着替えることになった。以前女装した時はガッツリロリータに寄った服だったが今回はふわっとしたラベンダーのシフォンブラウスにアイボリーのハイウエストスカートで普段着っぽいものだ。だが袖口がリボンで結んであったり首元がボウタイ風、スカートも膝丈で左側に足が見えるようなスリットがあったりと女の子らしさの詰まった服装になっている。着替え終わると可愛いの声の後に席に案内されメイクと髪のセットが同時に始まった。クイーンの担当するメイクはセミマットに仕上げた肌にピンクベージュ系のアイシャドウと長めに強調したまつ毛でテーマは綺麗なお嬢様らしい。一方以前使ったショコラブラウンのウィッグを被るとエリザベスによって編み込みのハーフアップが施されていく。完成したサイドにパールのヘアピンとラベンダーのリボンが結ばれると大人びた印象となった。二人がはしゃぎながら女の子を作り上げていく様を鏡越しに感心したように見つめていて)
8586:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-07 19:46:34
___すみません、待たせちゃいましたか?
(見送る事を決めた後も相手は随分ご機嫌な様子で笑顔も足取りも軽やかで「おぅ」と見送る言葉の後そのまま出ていってしまった。後でいろいろ言われそうな気もするが相手があそこまで機嫌がいいのなら二人には後日感謝を伝えなければならなさそうだ。その後はデスクへと戻って報告書を仕上げ軽く昼食を取ってまた事務作業をしていれば彼女との約束の時間が近づいてくる。相手がいる手前あまりそれらしい格好は控えるべきなのだろうがあんなオシャレなカフェにカッチリしすぎた服でも目立ってしまうだろう。シャツは控えめな淡いブルーにし上から黒のベストを着てからネクタイを白に、ハットをギンガムチェックにすることで少々遊び心を入れておいた。準備を整えて所長に後を任せて事務所を後にする、脳内の地図をたどり角を曲がった所で指定された店にたどり着いた。曲がったすぐのところで『左さん!』と嬉しそうな声で名前を呼ばれる、そこには依頼人の彼女がいた。全体をレースで覆われた白いワンピースの布地には淡く花々が描かれていてこの春を思わせるような色合いだ、ちょうどそよ風が拭くとレースがふわりと柔らかく風になびく。可愛らしいワンピースと共に首元に光る一粒のパールが彼女をグッと大人っぽくしていて昨日よりも格段に清楚で大人の女性な雰囲気に思わず目を奪われてしまった。しかし直ぐに昨日の相手の顔が頭をよぎると軽く頭を振って声をかける、彼女はじっとこちらを見つめたまま『いえ、私が早く来すぎてしまって…』と返事をしているがこんな所を知人に見られればまたややこしいことになってしまう。周囲を見回しながら「そろそろ相棒が来るはずなんですが…」と相手を探して)
8587:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-07 20:46:23
__ …翔太郎、お待たせ
(様変わりした姿に感心を寄せていたがそろそろ仕上げだ。あまり違いすぎても別人だと思ってしまうというクイーンの意見から前髪はいつもと同じ向きに流れを作って耳掛けの具合すら調整される。小さなイヤリングとほんのり桜とムスクの香りがベースの香水を首筋につけてもらったら完成だ。その仕上がりに自分よりも二人の方が盛り上がっていて完璧だの理想のお嬢様だの褒め言葉が告げられる。女性の二人から見ても問題ないのなら作戦にもピッタリだろう。エリザベスの声がけで三人で写真を撮ったり男を落とすコツのレクチャーを受けたりしていれば設定したアラームが鳴る。そろそろ時間のようだ。綺麗に見えるらしいイチオシストッキングにヒールの高すぎないベージュのパンプスを履くと「2人ともありがとう」と改めてお礼を伝えた。『フィリップの為だからね!』『良かったらまた飾らせて』と返す二人に頼もしさを覚えつつ遅刻したら心象は悪いだろうとまた今度お礼をする旨を告げスタジオを後にした。残された二人が顔を見合わせニヤリと笑ったのには気付かなかったが。普段とは違う靴で歩きにくいせいで少々時間はかかったが指定された店が見えてきた。近付くと事務所を出る前とは違った服の相手と自分と同じく気合いの入った服装をした依頼人の後ろ姿が見えた。やはり彼女はその気だ。でも自分も女子高生二人が施してくれた最高の姿なのを思い出し、2人に会う前に数度深呼吸をして気合いを入れると靴の音を鳴らしながら近付き、ちょっぴり高めにした声で話しかけて)
8588:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-07 21:31:16
おぅ、遅か…………………
(待ち合わせの時間にはまだ少々時間があって彼女と談笑しながら相手を待つ、見つけた犬は変わらず元気だとかいつもは犬探しよりも猫探しの方が多いだとか他愛もない話をするがその度に彼女は鈴のように笑って必要以上に口元が緩みそうになるのを必死に引っ張り上げていた。早く来てくれと願っていれば聞き慣れない高い靴の音と共に背後から相手の声が聞こえてくる、若干違和感を抱きながらも少々高めの声にまだ上機嫌なのかと安心しながら彼女に背を向け振り返った。しかしそこにいたのは事務所で別れた時とはまるで別人のような相手の姿で目を見開いてそのままフリーズしてしまう、正確には見蕩れてしまった。街の風に揺れるふわりとしたシフォンブラウスはこちらの色で淡いアイボリーのハイウェストスカートと合わさるとそれこそ一輪の花のように見える。甘めな仕上がりだがスリットから覗く足が全体を引き締めるように大人っぽくてかつてのロリータ服とはまた違うちょっと背伸びしたお嬢様のような仕上がりだ。口をポカンと開けたまま目を離せずにいるとふわりと風が吹く、その風は相手が纏った香水をこちらまで運んでその中に桜の香りが混じっていれば様々な場面や思考が頭の中で渋滞を起こして爆発し一気に顔を赤くした。慌てて口に手を当てて顔色を誤魔化そうとするが無駄な抵抗だ、本来ならば女装していることに突っ込むところだがそんな余裕はまるでなかった。こちらが動けないうちに背後にいた彼女は黙っていられなくなったのか『すみません、左さんはこれから私と約束があるんですけど』と口を挟んできて)
8589:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-07 21:54:08
…ビックリした?
(気持ちを落ち着かせてから話しかけると相手が振り向く。そしてその目が見開かれて固まってしまったのを見れば悪戯が成功したような気分で思わず笑みが零れた。口は情けなくポカンと空いていて、だけどこちらを見ているのがよく分かる。更に穏やかな風が吹いたかと思えば相手は顔を赤くしてから口元を覆っていて二人だけが分かるその理由を察すれば相手にだけ聞こえる声で得意げに問いかけた。そうして相手の反応に満足していたのだが背後にいた彼女が黙っていられなくなったのか口を挟んでくる。昨日多少は一緒に行動したがこちらが相棒だとは気付いていないらしい。ならば幸いだと違う人のフリをすることに決めると穏やかな笑みを意識して浮かべ「依頼料の受け取りですよね?それならばあまり時間もかからないと思うのでご一緒して良いですか?」と柔らかくも物知り顔で牽制するように問いかける。彼女視点では見知らぬ人が今日の約束のことを知っていることに驚いて『何でそれを…』と零していて)
8590:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-07 22:08:53
……、…いや、こいつ……彼女も探偵事務所の人間で昨日あなたとのこと話したら一緒に行くってきかなくて
(いつもとは全く違う雰囲気の相手を目の前に自分の心身に深く刻まれた桜の香りが鼻腔を擽れば
もうまともでは居られなくて相手以外目に入らなくなってしまう、こちらを見て満足気に、そして悪戯に囁くその姿さえ胸を貫き口をパクパクさせるだけでまともに返事も出来なかった。しかし背後から依頼人の声が聞こえるとハッと意識を取り戻す、なんとか顔の赤みを引っ込めつつ彼女にあまり顔を向けないようにしながら事情を説明する。といっても昨日の相手と今目の前にいる人間が同じだというのは何となく言いづらくて適当にお茶を濁した紹介をしておいた。しかし今度は彼女がそれに黙っていられないようであからさまにムッとした表情をして次に何かを察したようにジッと相手の方を見る、その意図を測りかねていると彼女はこちらへ一歩近づいて『一緒にいてもいいですけど、あくまでも今日は私と左さんとの約束の時間なので。邪魔しないでくださいね』とどこか牽制するような口調で返事をしていた。こちらが「邪魔?」と彼女の発言を理解できずにいると『さ、いきましょう』という言葉と共に腕を取られてしまいそのまま店内へと連れて行かれてしまって)
8591:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-07 22:24:59
…今日じゃなくて今、の間違いでは?…あ!
(牽制するような形で同行を申し出ると彼女は動揺していたが相手が少々濁したような紹介をすればムッとした表情に変わる。嘘は言っていないし今のでこちらのスタンスには気付いたはずだ。こちらもジッと見つめ返していれば少々強い口調で返事がされるが今は引け目を感じない姿をしている分素直に思ったことが口から出て煽るように言葉をかけた。当の相手は状況が分からないっていう反応をしているがそんな相手を押し切るように腕を取って中に入っていけば思わず声を上げて後ろをついて行く。触るなと言いたい所だが今はお嬢様のような格好なのだ、今から思い知らせれば良いと意気込みつつ3人が案内されたのは窓際のテーブル席だ。彼女は『ここ、景色が良いんで座りましょう!』と告げて窓際の席に自分と相手を向かい合うように座らせる。もし自分が同行しなければこの状態で二人で話すことになったのかもしれない。そうはさせないとすかさず相手の隣の席に座ると普通よりも少しだけ距離を詰めた。店員がメニュー表を持ってくると「どれにしようか」と言いながら自然とコーヒーのページを開いて相手の方に見せて)
8592:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-07 22:50:35
…、…あぁ、ありがとよ。なら俺は…
(彼女が語気を強めたかと思えば相手は煽るような言葉を返していて益々混乱しながら左右の二人の顔を見る、一体今何が起ころうとしているのか。訳の分からないまま店内へと連れていかれて訳の分からないまま席へと着く、彼女は正面に座ってニコリと微笑むがすかさず相手が隣へと座った。さらに相手は椅子をずらして距離が縮まり思わず相手の方を見てしまう、その反応に彼女はまた何か言いたげな顔をしていた。妙な状況になったものだが眺めのいい場所であるのは確かでカップル人気が高いのも頷ける場所だ、少々冷静になったところで相手からメニューを差し出されると礼を言いながら何を注文するのか選ぼうとした。しかしそれを正面から見ていた彼女は相手が当たり前のようにコーヒーのページを差し出しこちらが文句を言わず選び出したその阿吽の呼吸にショックを受けた顔をして直後自分の椅子を持ち上げる。思わず彼女の方を見るとラウンドテーブルの形に従い彼女は移動してきて相手と反対側の隣へと座った。円形のテーブルに等分に配置されているはずの椅子は今や三つ固まっていて両隣りを女性と恋人に挟まれている状態だ。ようやく自分が男性からみてかなり羨ましい状況なのではと思った矢先にメニューのページが捲られてしまい『左さん!ここはフルーツケーキとそれに合わせた紅茶のセットが人気なんです。コーヒーは他でも飲めますし、こっちにしませんか?』とこの店ならではのメニューを勧めてきた。いつもならばコーヒーにするところだが周囲の客をみても殆どの人がケーキと紅茶のセットを頼んでいる、「たまには甘いのも悪くねぇかもな」と興味を示すと彼女は下調べが功を奏したと言わんばかりに相手に自慢げな顔を向けていて)
8593:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-07 23:39:21
…、…っ! まあぼ、…翔太郎は私が入れるコーヒーがいつでも飲める訳だしこっちの方が良いかもしれないね
(普段のペースに巻き込んでしまおうと相手にメニューを開いて見せるとその奥の彼女がショックを受けた顔をしている。自分の方が相手のことを知っているのだと自慢げな気持ちになったが直後彼女が椅子を持ち上げて相手のもう片方の隣に移動してきて目を見開いた。隣は自分の特権なのに、という独占欲で胸が痛くなるが更に彼女は別のページにある紅茶セットを紹介していてそれに対して相手が興味を示してしまう。ちらりとこちらを見た相手は勝ち誇ったような顔をしていて思わず眉を潜めてムッとした顔をする。対抗するように言葉を紡ごうとして思わず【僕】と言いかけたが気持ちを落ち着かせようと一呼吸置いてから普段は自分が入れたコーヒーを飲んでいるのだとアピールしつつ彼女の案に賛同しておいた。セット売りしているだけあって紅茶も定番のダージリンなどからフレーバーティーまで数多く揃っている。どんな種類があるのかと内容を見ていたがその隣にあるクリームソーダに目が留まる。底に淡い青色のシロップが溜まって徐々にグラデーションになっていてたっぷりとアイスの乗っているそれはとても美味しそうだ。だが紅茶セットに二人が興味を持った手前別のメニューにすると共通の話題に乗れなくなる。それは避けたくて渋々そこから目を逸らして「アッサムにしようかな」と紅茶を決めようとして)
8594:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-08 07:53:05
……あー…やっぱ飲み物はこの水出しのアイスコーヒーってのにするかな、普段飲めねぇし。だからお前も好きなもの頼めよ
(両隣りに挟まれようやく二人の間で何やら火花が走っているのを察し始める、依頼人の彼女はこちらがケーキセットに興味を示すとわざわざ相手に視線を向けていて、対して相手がいつもコーヒーをいれていることをチラつかせると彼女はキュッと悔しそうに手を握っている。困惑したままどうすべきか迷っていると相手の視線が一瞬メニューの上で止まった、隣のページに視線を移動するとそこにはクリームソーダがあって相手が何を考えているのか察した。だが相手は重い動きで視線をケーキセットへと戻して紅茶を選んだ。どういう経緯かは置いておきお洒落なカフェに可愛らしい格好をしてきた相手にこんな顔はさせられない。かといって隣にいる彼女を蔑ろにするわけにもいかず改めて選んだのは相手が家でいれることが出来ないコーヒーだ。だがそれでも彼女は紅茶セットから離れたこちらにまたショックを受けているようで動きを止めてしまう、慌てて彼女の方を向き「俺この店は初めてで、だからオススメのケーキ教えてください」と問いかければ瞬時にその顔はパァっと明るくなってグッとこちらに近寄ってくる。腕同士が微かに触れ合う距離に必死に反応しないようしていれば『それならこのイチゴのタルトがオススメです』と勧められ余計なことを口走る前に「ならそれにするかな」と答えれば『じゃあ私もそれで!』と足早に注文が決まってしまい)
8595:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-08 12:07:30
え、…じゃあこれにしようかな。…なら注文しようか。
(クリームソーダが気になるもののここに来た理由を思い出すと二人と一緒にすべきだろう。どの紅茶にするかと選んでいれば急に相手は紅茶セットではなくアイスコーヒーを選んでいて目を瞬かせる。だがそれが自分が選びやすいようにという配慮だと気付けば表情がぱぁっと明るくなって、だけど無邪気になり過ぎないように咳払いしてからクリームソーダをチョイスした。自分が勧めた紅茶セットを選ばないことにショックを受ける彼女だったが相手がおすすめのケーキを尋ねると分かりやすく笑顔を浮かべた。更に接近する彼女にまた眉を寄せてしまうが相手と同じケーキを選ぶのを見れば僅かに口角が上がった。注文が決まるとまた若干高めに作った声で店員を呼んでそれぞれ彼女は紅茶にイチゴのタルト、相手はアイスコーヒーにイチゴのタルト、そして自分はクリームソーダと名物のフルーツケーキを頼む。店員が去っていくと自分の番とばかりに彼女が相手の方を向いて『左さんはお休みの日とか何されているんですか?』と話を振る。席の関係で相手が彼女の方を向くと顔が見えなくなるのが寂しくてテーブルの下で相手と靴をくっつけて存在を示すようにシャツの裾を軽く握って)
8596:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-08 12:29:52
…っ……え、あー……服買いに行くことが多いな。気に入ってるブランドがあって
(こちらがアイスコーヒーを選べば相手は途端に顔を明るくさせて口元が緩みそうになる、普段とは違う服装に化粧もしているのか顔の眩しさはいつもより増していてつい見入ってしまいそうだ。だが直ぐに彼女から声がかかって勢いのまま注文するケーキが決まってしまえば相手がいつもより高い声で店員を呼んで注文をする、声色さえ変えているところに愛おしささえ感じてしまうのだが依頼人がいる手前それこそデレデレは出来ない。口元を結び直していると彼女から他愛ない質問をされる、彼女の方を見て答えようとしたがその前にコツンと靴が当たって意識を取られ直後シャツの裾を握られるとそのいじらしさにまた体を固めてしまった。寂しさと存在をアピールする仕草にすっかり動揺してしまうと何とかしどろもどろにならないように質問に答える。彼女は『ウ.ィ,ン.ド,ス,ケ,ー.ル,ですよね。あそこの帽子選ぶなんてお洒落だなって思ってたんです』と楽しそうに褒めるものの視線はチラリと相手の方を向いた。そこで相手がシャツの裾を掴んでいるのをみるとはっきりと嫉妬を浮かべた顔をする、そして直後こちらの腕を掴むと『ちょっと!邪魔しないでって言ったじゃないですか!今日は私と左さんのデートなんですよ?!』と叫びながら腕を引っ張られる。彼女にされるがままになりながら「デート?!依頼料の受け渡しじゃ、」と今更なことを言っていれば隣のテーブルから『あーぁ、二人とも可愛いのに肝心のデート相手があれじゃねぇ?』『たっくさんアピールしてくれてるのに』と聞き慣れた声が聞こえればハッとそちらに視線を向ける。そこにいたのは今朝相手に会っていたはずの女子高生二人で訳の分からない状況に「何してんだよお前ら!」と叫ぶしかなくて)
8597:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-08 14:41:35
……、!クイーンにエリザベス!まさかついて来たのかい?
(注文を終えて彼女が相手に話しかける、それに割って入るのも大人げないと思ってやめるが二人の世界になってしまうのも嫌で靴をくっつけシャツの裾を握って存在をアピールする。すると相手は身を硬くしてしどろもどろに応えるようになって自分を意識していることにまた機嫌は良くなった。だがそれを不審に思ったのか彼女は少し覗き込むようにこちらを見てくる。そして裾を握ったのを見れば我慢できなくなったのか怒りに近い感情で叫びながら相手の腕を引く。だがそこで漸く相手はこの状況がデートであることに気付いたようで今の今までただの受け渡しだと思っていたことに彼女は驚きの、こちらは呆れに近い視線を向けた。その騒ぎに更に隣のテーブルから見知った声が聞こえ自分もそちらを向けばついさっき別れたばかりの二人が居てこちらまで驚いてしまった。女子高校はその反応に楽しそうに『だって翔ちゃんが超鈍感だってフィリ…じゃなかったその子に聞いたから気になって』『想像以上だったけどね。気付いてないの翔ちゃんぐらいだよ』と好き勝手言っている。新たな乱入者に彼女は警戒して女子高校を見ていてエリザベスが軽く誤解を解くように話している中クイーンが相手の元にやってくると内緒話のような小さな声で『うちらプロデュースのフィリップ君、どう?』と自慢げに問いかけて)
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