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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
8538:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-01 07:48:34
あぁ、花の匂いとお前もすっかり結びついちまったな
(最初こそ探偵業の合間の息抜きだったはずが今や二人きりの時間になっていてこの空間には相手と自分と花しかない。口だけでは仕事の途中だと最後の一歩を踏み止まるようなことを言うが実際成り立っていないようなもので、相手がその一線を軽く飛び越えるように問いかけてくるとどうしようもなくこの胸を掴んで肯定の笑みが浮かんでいた。溢れる気持ちのままに唇を重ねれば目を閉じて柔らかな感触を存分に堪能する、相手の真似をしてゆっくりと深呼吸すれば周囲に咲く花の匂いと相手の匂いが入り交じって幸福と共に脳を埋めつくした。やがてゆっくりと唇が離れる、悪戯に微笑む姿にまた胸は掴まれ高鳴って五感を通して相手の存在が刻まれたことを告げる。正直もっと相手に近づきたいのだが今は昼食中でそれは叶わない、気持ちがさらに膨らんでしまうという意味でも弁当に意識を戻さなければ。代わりにさらに体を寄せてピタリと寄り添うと「ま、この花の匂いを嗅げるのここくらいだろうけどな」と冗談めかして言った後ちらし寿司を口へと運んで)
8539:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-01 09:25:49
それは残念だ、急に立ち止まって顔を赤くする君がまた見られると思ったのに。
(普段ならば屋外でこんな事はしないだろうが久々のデートとも呼べる外出に初めての場所で二人きりとなれば気分も上がる物で心が求めるままに口づけを交わした。周りを花に包まれてその香りも少し高い体温もまるごと記憶に刻む。やがてゆっくりと離れて悪戯っぽい言葉をかけると相手もそれを肯定して小さく笑った。だがこのままエスカレートするには色々と問題でその代わりに相手が身体を寄せてくっついてくれば口元を緩めて近すぎる距離のまま食事を再開した。桜と違って熱帯の植物は街中には咲いていなくて記憶と結びつこうともここに来なければ思い出すことはないかもしれない。それを残念がるように呟きを零しつつ楽しそうに揶揄いの言葉をかけていた。相手の体温を感じながら炊き込みご飯や一緒に入っていたおかずを食べていく。中には初めて食べる料理もあって箸で掴んで観察してから口にして分析するような感想を呟くこともあった、そうして食べ進めながらお弁当の魅力に気付くとまだ食べて終わってもないにも関わらず「今度は自分達で弁当を作って何処かに食べに行くのもいいかもしれないね」と提案して)
8540:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-01 12:58:13
なっ、?!街の花と結びついちまったら、外出られなくなんだろ……そうだな、バイク走らせて見晴らし良い場所で手作り弁当食うとかな
(普通以上の近さで相手とくっつきながら食事を再開する、しかし直後相手から揶揄いの言葉が飛んでくれば思わず声を挙げて固まってしまった。むせなかったのは幸いと言えよう。今や桜の香りと相手とは深く結びついていて強い匂いが鼻腔を擽るとあの日を丸ごと思い出してしまう程だ。満開の桜の傍を通る度に大なり小なり体を固めてしまうのに風.都.の花全てに適用されてしまえば普段の移動中でさえままならなくなってしまうに違いない。勢いよくそれを叫ぼうとするものの言っていて恥ずかしくなってくれば言葉尻にいくにつれ勢いは萎んでいった。軽く咳払いして場をリセットして食事を進めていく、椎茸や蓮根の天ぷらも食べつつまたちらし寿司を口に運んでいると今度は弁当を作ろうと相手から提案される。これまで二人でいろいろと作ってきたが作ったものを持ち出すのもまた良いデートになりそうだ。花の匂いも相まって想像しただけで気分は上がってしまえば「唐揚げとか春巻きとか…変わり種作んのもいいよな」と思いを馳せていて)
8541:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-01 15:23:55
いいね、それ。一緒に何にするか決めて作るのも良いしバレンタインのチョコみたいに担当や種類を決めて移動した先で発表っていうのも楽しそうだ
(軽い気持ちで揶揄いの言葉をかけると相手は身を固めて分かりやすい反応を示す。桜の香りのことを思い出したのか声を張り上げ、だけどもだんだんと尻つぼみになっていく勢いにまた口元がにやけて仕方ない。相手がこの街で探偵をすることが出来なくなるのはこちらの望みではない。だがふとした瞬間に思い出してほしい気持ちは確かで「ならば別の方法でも考えておこう」といたずらっ子な口調で声を弾ませていた。相手の反応に満足しつつ弁当も堪能していれば次の機会への意欲も湧いてきて提案をする。すると相手も話に乗ってきて具体的な案が出てくれば表情を綻ばせた。お弁当ならば山でも海でも公園でもどこでも食べることが出来る、そして相手から出てきた食べ物も美味しそうであれば賛同を示して一緒に作るのもお互いの為におかずを何品か作って持ち寄るのも楽しそうだと提案する。そうなると今日みたいに仕事の合間では難しいかもしれないがデートの一プランとしてはアリだろう。作る候補を幾つか勉強しておいた方が良いかもしれないと思いを馳せつつ箸を動かしていればあっという間に食べ終えてしまって「ごちそうさまでした」と手合わせ)
8542:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-01 18:20:23
お、いいな。中身が分かんねぇ方が食べる時の楽しみも増えるし。……ご馳走様でした。あー美味かった
(相手を考えない日などないのだが四六時中強く考えるようになってしまっては何も出来ないダメ人間になってしまいそうだ、相手は何やらまた悪戯な笑みを浮かべていて相手のいう方法とやらを知るのが怖いような何処かで楽しみにしているような気もしつつお弁当を食べ進めていく。一緒に弁当を作るのも楽しいだろうが蓋を開けた時まで何が入っているか分からないのも手作り弁当の魅力のひとつだ、それぞれ担当を分ければその楽しみも味わうことが出来そうでなにより相手が何を選んで作るのか考えただけでも楽しみになる。デートプランのひとつとして弁当作りを頭に刻みながら相手とほぼ同じタイミングで弁当を食べ終わってこちらも手を合わせる、空になった二人分の弁当を回収して袋へとしまった。弁当を食べるという目的も達成すればこのベンチにいる理由は無くなってしまったのだが周囲に他の人の気配がなく非日常的な空間となればもう少し食後の余韻を楽しみたくて手を取って緩く指を絡めて繋ぐ、軽く相手の方へ体重を預けながら「いい昼飯の時間だったな」と感想を口にし)
8543:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-01 19:35:19
ああ、春の味覚も味わえたし良い気分だ。
(話している間にただの思いつきであったアイデアがだんだん形になっていって気分も上がっていく。今回は中身が分かっているものを買ったが相手の言う通りに開けるまでのサプライズ、それも相手の手作りとなればさらに楽しみになるに違いない。緩んだ口元で「なら今度そうしよう」と話をまとめながらお弁当を食べ終えた。相手とほぼ同じタイミングで手を合わせると相手が空の箱を回収してくれて礼を言う。二種類の筍という初めての味覚を体験して普段は並ばないようなおかずも食べることが出来て心も体も満たされお茶を飲んで一息ついた。ご飯を食べ終えたのだから釘をさされていた条件はクリアして温室を見て回っても良いのだが今はそんな気にならない。それは相手も同じようで自然と指を絡めるように繋がって体を寄せ合った。更に体重を預けるようにすると花の香りの中にある相手の匂いを感じ取って「こういう時間を定期的に取っても良いかもしれないね」と小さく笑って)
8544:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-01 20:16:01
そうだな……ただお前と一緒にいる、贅沢な時間だ
(お弁当を食べ終わっても互いに直ぐ動く気はなくて二人の間で手が繋がり互いに体重を預け合う。温室は外と空気が遮断されているおかげで余計な音が聞こえなくて温室の何処かで流れている水の音が微かに響いてくるだけだ、あとは暖かな空気といつもより強く香る花の匂い以外は何も無い。相手から小さく呟きが聞こえてくると同意して軽く頷く。先日の研究所の件も然りだが自分達の日常はいつ崩れるか分からない、一緒に暮らして相手といる時間は日々確保されているのだがそれ以上にこうやってただただ同じ時を過ごす時間があったってバチは当たらないだろう。寄り添うように座って暫く無言の時間が流れる、ただただ相手の存在を感じて時を刻むだけで何ものにも変えられない幸福が胸を満たしていた。浮かされるままに顔を動かして相手の髪に口付けを落としてみる、お揃いのシャンプーの匂い、相手独自の匂いに加えて表面にはフローラルな匂いが香っていて「しっかり花の匂いがついてるみてぇだな」と楽しそうに言って)
8545:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-01 20:34:26
…本当だ。君からも同じ匂いがする。今日限定かもしれないから覚えておこう
(外であるのに温室の中は余計な音も空気も無くて二人だけの空間のようだ。そこで二人でくっついてその存在を確かめ合う。一緒に居るなんて今や当たり前の事だが大切で幸せな時間であることに変わりは無い。言葉はなくともその時間は共有出来て軽く目を瞑っていれば相手が動く気配がして感じられない場所、恐らく髪にキスが落とされたのだと分かって胸に暖かいものが満ちる。匂いを確かめるような仕草を感じれば擽ったくもなるがその温室の匂いが付いていると知れば自分も確かめたくなって相手の髪に鼻先を埋める。普段の香りに混じって確かにフローラルな香りが混ざっていれば小さく笑ってお揃いの香りだと告げた。同じ場所に居た証拠でこれを一緒に事務所に持ち帰るのだと思えば心も弾む。だが次第に薄れることを思うと今が一番強くその特別を感じられるはずで今日の出来事と一緒に記憶する為に深く息を吸って匂いを確かめていた。そうしてまた何も語らなくても良い静かな時間を過ごしていたが遠くで扉が開くような音がした。恐らく他の入場客が入ってきたのだろう。スローブがあってすぐには来ないだろうが二人きりの時間も一旦ここまでだ。名残惜しくもあるがそっと体を離すと「そろそろ行こうか」と声をかけて)
8546:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-01 20:52:53
あぁ、今日だけの特別なお揃いだからな
(このベンチに座って相手とゆっくりとした時間を過ごす間ずっと熱帯の花々に囲まれていたおかげで相手の髪にはすっかりここら辺に咲く花の匂いが移っている、相手からも確かめるように鼻先が髪に埋まれば少々擽ったくて口元に笑みを浮かべた。どうやらこちらの髪にも匂いはついているらしい。しっかりと記憶する為にと相手がさらに深く息を吸えばやはり擽ったくて軽く身を捩って擦り寄る、こちらも相手が纏った花の匂いをたっぷりと吸い込んでこの匂いと相手の存在を深く結びつけで自分の中に刻んでおいた。寄り添ったままなんでも無い相手との時間を過ごしていたが温室内に誰かが入ってきた音が響く、どうやら二人きりの空間は終わりのようで「だな」と返事をすれば名残惜しくも体を離してベンチを立ち上がった。近くに人がいなければいいだろうと手は繋いだまま温室内を軽く見て回る、元々は先に弁当を食べてから中を見て回る約束だった。食虫植物やサボテンばかりが集められたコーナーも見て回りつつ「最後にメインのとこを見とかねぇとな」と期待を持たせるような言い方をして)
8547:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-01 23:55:38
メイン? 何か有名なものでもあるのかい?
(お互いに移った特別な匂いを確かめあっていれば擽ったそうに、それでいて嬉しそうな笑みが零れる。このままずっと居たい所だったが遠くから扉が開く音がすれば名残惜しくも体を離してベンチから立ち上がった。手も離そうとしたが構わないというように繋いだままで引かれると一瞬驚くも伝わってくる相手の想いに心は暖かくなって軽く握り返しながら温室内を見て回り始める。人の大きなほどある葉をつける植物や身近な食べ物でもあるバナナやカカオの木、そして普段お世話になっているコーヒーの実があったりして興味深く、または相手と驚きと感動を共有しながら見て回る。そしてサボテンや食虫植物といった珍しい植物に好奇心を宿した目を向けながら観察していた。そうして粗方は順路通りに見て回って未知の植物との出会いに満足していたが相手からメインというワードが出てくるとぴくっと反応を示す。今まで見たものだけでも十分な情報量だったが更にそれを上回るものがあるらしい。そう聞けば余計期待が煽られて前のめりに問いかけると「早く見たい!」と子供みたいに急かして)
8548:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-02 09:31:03
この時期だけの特別だ。なら、見に行くか
(温室を巡る間、当然相手は好奇心を爆発させていて植物の前に掲げられたプレートを読んだりカメラを構えたりと忙しそうにしている。その様子を隣で眺めて相手が【初めて】を経験するのを見守っていた。やがて温室を一回りして出入口へと戻ってくれば敢えて避けていた取っておきの存在をチラつかせて相手の期待を煽る。途端に相手は目を輝かせて急かされてしまえば素直な反応にまた小さく笑ってしまった。それならば早速と歩き始めて温室を出る、そのまま植物園の中を歩いていった。途中噴水広場や薔薇の庭園など広いスペースに出てそこに咲く花もそこそこに観察しつつ歩みを進めていく。そうして植物園の一番広い花畑へとたどり着けば相手の方を見て「これがこの植物園のメインだ」と声をかける。そこには広々とした空間が広がっていて一面に綺麗な淡い青色の花が咲いている。軽く風が吹けばゆらりと花々は揺れて「ネモフィラっていう花だ」と解説を加えて)
8549:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-02 10:14:51
……! 綺麗な青色だ…、ネモフィラ……
(メインでありこの時期だけと煽られるとますますその実態が気になってそわそわする。大きな花なのかそれともチューリップ以上に色とりどりなのかと様々な想像が膨らんで居ても立っても居られずその手を引いて温室を後にした。この街の風を浴びながら案内されるまま植物園の中を歩く、途中噴水や薔薇園もあって立ち寄って鑑賞したりもしたがなかなか現れないメインの方が気になって落ち着きが無かった。そうして進んでいくと小さな丘のようなものが見えてくる。促されるまま軽く登ってその先を見下ろすとこれまで見た中で一番の広さの花畑があってそこに淡い青色の小さな花が咲いていれば幻想的なその風景に思わず息を飲んだ。軽く風が吹いて花々が一斉に揺れると波打つ海のようで青空とはまた違う美しさに心が動くまま感想を呟いた。そうして目の前の景色に目を奪われていると相手から解説が加わってその名前を口ずさむ。一般的に暖色の多い花の中で淡い青色は特別なものに思えて心惹かれると「近くでも見てみたい」と手を引いてネモフィラの元に向かって)
8550:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-02 11:16:56
花畑なのに海が広がってるみたいだろ?…おぅ
(ずっとソワソワとしている相手を横目に口元を緩ませつつ植物園を進み、やがて小さな丘を登った。すると眼下にはネモフィラ畑が広がっていて相手が息を飲むのが分かればまた笑みを浮かべて共に一面に広がる青を眺める。花の色では珍しい青色が並ぶがその中に白が混じるおかげで風に揺れる度に水面が揺れて輝いているように見えて何処か幻想的だ。溢れ出るように呟かれた感想に思わず繋がる手に力が篭って少々もったいぶってここを最後にして良かったと内心思う、近くで観察したいと言われれば手を引かれるままに畑の中へと歩き出した。通路を歩けば周囲を澄んだ青に囲まれ優しい花の香りが鼻腔を擽る中でしゃがみこむと近くでネモフィラを観察する。小ぶりな花は真ん中だけが丸く白くて周囲は海や青空を写したような色だ、指先で軽く花びらに触れながら「青色の花なんて珍しいよな」とこちらも素直な感想を口にし)
8551:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-02 15:34:31
青色の色素は限られた条件下でしか現れないから遺伝子的にも残っているのが珍しいらしいよ。例えば遺伝子工学で作られた青いバラは「奇跡」とか「神の祝福」という花言葉があるみたいだし
(眼下に広がる青色の花の海に目を奪われていたが相手から手を握られると二人でこの幻想的な景色を近くで見たいという感情が湧いた。その手を引いて少々早歩きで丘を降りてネモフィラの元に向かうとこの景色を作り出している花の小ささと奥の方まで広がっている青色がよくよく分かってまた気分が上がる。しゃがみこんでネモフィラを観察すると小ぶりながらも生き生きとした色で咲いている花にまた感心を寄せ以前調べた知識を口にしていた。青色の色素はその発現条件からしても持っている個体は少なく希少性が高い。薔薇の例を出しつつその珍しさを語っていたが花畑の間に細い道を見つけると好奇心のまま立ち上がる。どうやら花畑の間を通れるようになっているようで「せっかくなら花の海を横断してみないかい?」とその手を引いて花の中に入っていき)
8552:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-02 17:11:45
へぇ、そうなのか。ならネモフィラはその限られた条件を生き抜いたわけか。案外タフなのかもな。…あぁ、そうするか
(二人でしゃがんで小さな青い花を観察する、相手曰く青色の花そのものが理屈あって珍しいものらしい。一時期世間を賑わせていた青い薔薇も大層な花言葉を持っていて、しかしそちらは人間の手に作られたものらしく自然の中で青色を持つようになったネモフィラは植物の中でも飛び抜けて珍しいのだろう。可憐な見た目をしているが生き抜いてきた環境はかなり特殊に違いない。勝手に原産地に思いを馳せつつ花を見ていたが突然相手が立ち上がって釣られてこちらも立ち上がる、どうやら花畑の中を通り抜けられる通路を見つけたようですぐに相手からの提案に乗った。手を引かれてネモフィラの海へと入っていく、周囲一帯青色に染まった風景はなんとも爽やかだ。空にも薄い雲しかなく青空が広がっていれば「上も下も一面青色だ」と感想を口にして緩やかな風が二人の間を吹き抜けていくとその心地良さに思わず深呼吸して)
8553:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-02 20:12:30
…っ、…二人だけで別世界に来たみたいだね。
(青い花について説明すれば感心するような言葉が聞こえてくる。儚く見える小さな花だが相手の言う通り生存競争で生き抜いてきたタフな植物なのかもしれない。そんな話をしながら特別な道を見つけると相手の手を取ってその入口に向かう。細い道に踏み込むと左右どちらもネモフィラに囲まれて幻想的な世界に迷い込んだみたいだ。相手が空を見上げるのに合わせて空を仰ぐと綺麗な青空が広がっていて心地良い風が吹き抜ける。視線を戻すとネモフィラの中で深呼吸している相手がいてその非日常な光景に強く胸を掴まれた。気付けば思った事を口にしていて繋いでいた手を強く引いた。引き寄せた相手を腕の中に閉じ込めてしまった所で自分のしている行動に気付いて「…その、何か君を確かめたくなってしまって」ともごもごと言い訳口にして)
8554:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-02 22:22:22
あぁ、ッ……なんだよ、俺が風に攫われるとか思ったのか?
(天地の境が曖昧になるような晴れ渡る空と一面に広がるネモフィラの中でこの街の風が吹いてそこにふわりと花の甘い香りが混じれば周囲の空気を取り込むように深呼吸をした。風は良く知るもののはずなのに目の前に広がる景色はまるで別世界のようで相手の言葉に同意していたが、直後腕を強く引かれて相手の中に閉じ込められてしまった。目を見開き驚いて直後戸惑うように相手の方に視線だけ向けるが相手自身も自分の行動に戸惑っているようで衝動的な行動なのだと理解する。こちらからも腕を回して抱きしめて少々茶化すように言うがこちらの存在を確かに相手に伝えるように強く抱き締め軽く擦り寄る。相手に求められたことが嬉しくて、しかしそれならばもっと深くこの存在を刻み込みたくて「お前に抱き締められてないとネモフィラの海に溶けちまったりしてな」とこの腕から抜け落ちることをチラつかせてみて)
8555:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-02 23:52:05
風に攫われるというか、この青に溶けていきそうだったから……っ、ダメだ!
(何かの衝動に押される形で相手を引き寄せて腕の中に閉じ込める。そうしてその体温を感じてやっと何をしているかを認識して戸惑いを見せる。腕の中にいる相手も当然困惑していて自分は何を焦っているのかと肩の力を抜く。相手から茶化すような声を掛けられるが相手からも抱きしめられて擦り寄られると確かな存在を感じられたことに安堵して息が零れた。少し冷静さを取り戻して辺りを見れば何事も無かったようにネモフィラが風に揺れている。天地の境が曖昧になるような幻想的な景色はこの世の物では無いと一瞬感じてしまって大切な相手の色ごと飲み込まれてしまうと思ったのかもしれない。単なる気の所為で動いてしまったことを恥じるようにポツポツとその理由を述べていたが相手から抜け落ちる可能性を提示されると目を見開いてまた感情のまま叫ぶとほんの少しも零れ落とさず自分の元に掴まえておくようにギュッと加減の効かない強さでその体を抱き締めて)
8556:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-03 10:40:36
…、……なら、この青を見た時は俺が溶けちまわないようにいつもこうやってくれよ
(上も下も一面の青に包まれたこの場所で風に包まれそれこそ風景の一部になってしまいそうだとは思ったが相手はそれ以上のことを思ったらしい、ポツポツと耳元で呟かれる言葉は嬉しいのにもっとと欲が滲んで敢えて溶けてしまう可能性を囁いた。すると相手は焦ったように叫んでこちらを力の限り抱き締めてくる、少々痛みを感じるほどに捕まえられるがそれは相手から向けられる独占欲や執着と同義で相手がそれほど自分を想ってくれていることに薄暗さが混じる優越感が胸に満たされた。こちらからもそっと抱き寄せ大丈夫だと伝えるように背中をポンポンと優しく撫でる、同時にこの青と自分の存在を結びつけるような言葉を囁いた。ネモフィラの花を見た時に相手がこちらのことを、少しばかりの焦燥感に駆られて思い出すように。さらに自分の存在と澄んだ青が結びつくように風が二人を包んでネモフィラが揺れる音が響いた瞬間を見計らってこめかみにひとつ口付けを落として)
8557:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-03 15:00:18
…やる、君の存在は奪わせないから。…、今度は僕が君に刻まれてしまったね。
(幻想的で綺麗であるはずの風景は妙に不安を掻き立て大切な相手を腕に閉じ込めた。自分でも困惑するような衝動だったが更に消える可能性を提示されると迷いも吹き飛んでその体を強く強く抱き締めた。人が溶けてしまうなんて有り得ないはずなのに珍しいネモフィラの花の上では心を掻き乱されてしまった。腕に力を込めて居ると背中を撫でられ相手の存在を再確認して小さく息を着いた。そんな状態でこの青と相手と今感じた焦燥感が結び付くように囁かれると思惑通りしっかりと脳裏に刻まれてまた腕に力を込めて誓いを口にした。風が吹いてネモフィラが揺れる音と香りが立つ、また相手が溶けてしまう不安が浮かび上がった所でこめかみにキスが落とされると溶けて消えた。代わりに相手の愛おしさが湧くと少し困ったように、それでいて嬉しそうに相手の存在が刻まれたと語ると後頭部に軽く手を回して唇を重ねて)
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