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相乗りで何処までも 【 〆 】/9126


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自分のトピックを作る
8358: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-10 12:28:58


なっ、やめろ!落ち着け!
(深部にある核心に踏み込もうとした瞬間に背後から怒号に近い声で名前が呼ばれて慌てて振り返ると同じ顔の二人が地面に転がっていて目を見開く。ひとりがひとりに馬乗りになっていて掴みかかっている、相棒にクローン体が襲いかかったというところだろうか。だが底冷えするような声と殺気立った威圧は過去こちらが幼くなってしまった時にみた覚えがあって自然と相棒を引き剥がすのと同じ対応で、相手の体を無理やり引っ張りあげると右手で相手の肩に手を掛けて冷静になるように叫ぶ。だが直後、『だめだ翔太郎!』と反対側から声が聞こえて左の手を取られる。そちらの方を向けば去っていこうとする相棒を引き留めるように不安の入り交じった顔の相棒がいて動揺して瞳を揺らしてしまった。『そいつがいきなり襲いかかってきたんだ!離れないと危ない!』と必死に叫ぶ声は間違いなく相棒のものだ。だが左右の手、どちら側を見ても相棒がいる。他のクローンは知能的に幼なかったが今はそのどちらもが相棒と同じ口調と思考回路で話している。冷静さを取り戻すようにゆっくりと呼吸すると「つまり、どっちかか俺達を襲おうとしてるってことか」と現状を口にする。片方は間違いなく相棒だろうがもう片方は相棒に成りすましこちらへ接近している敵意を持ったクローンということになる。だが見た目がそっくりの二人では判断がつかなくて様子を伺うように左右の同じ顔を交互に見て)


8359: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-10 15:05:28

っ、翔太郎の首に手をかけようとした君が言うのかい。 …それなら簡単だよ、翔太郎。ドライバーを装着すれば僕の腰にだけ同じものが現れて君とダブルの繋がりを持っているのが分かるはずだ
(クローンを地面に倒して制圧する。自分の居場所を横取りされたこともそうだが何より相手に危害を加えようとしたのなら許してはおけない。自分のクローンであれば尚更歯止めは効かずにさらに力を加えようとするがその前に相手によって引き剥がされる。相手の静止で少し冷静さを取り戻すがクローンが言葉を挟み相手の手を掴んだまま自分が本物だと主張する様を見れば苛立ちは募り低い声で先程しようとしたことを告発する。今まで出会ったクローンより随分と利口のようだが今は自分達に害なす敵だ。相手は自分達の区別がつかないようだが簡単にわかる方法が一つある。幾ら外見や生体組織がそっくりだったとしても二人だけの特別な繋がりは決して真似が出来るものではない。相手と二人で一人で繋がれるのは自分だけなのだから。2人の繋がりを示すドライバーを使用することを提案するとクローンの表情に焦りのようなものが浮かんでそれをじっと冷やかな目で睨み付けていて)

8360: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-10 19:22:57


……試すまでもねぇな。お前は何のために、っ…!
(左右の相棒を交互に見る、これまで容易に識別できたのに知性も振る舞いもまるで同じに見える。どちらの手を取るべきか考えていると右隣にいる方がもう一方がこちらに手をかけようとしていたと告げて思わず反対を見る、左隣の方は必死に首を振っていたが相手がごく簡単でクローンには決して真似できない自分達だけの確認方法を提示した。これを提案した時点でもう決まったようなものだったが左隣の方が焦りを滲ませればもう確かめる必要もないだろう。警戒の目を左隣の方に、クローンの方へと向ければ掴まれた手を解こうとする。しかしその手は離されなくて、それどころか尋常ではない力で握られると思わず苦痛で顔を歪める。直後『バレちゃった』と無邪気な声と共に思いっきり体を押されてしまうと相手諸共地面へと倒されてしまった。異様な怪力にこの施設にくるきっかけとなった個体を思い出す、最初に見たあのクローンが相手に最も近い413番ということだろうか。相手そっくりの個体は無邪気な笑みを浮かべたままこちらの背を向け奥へと走り出す、慌てて起き上がり相手の腕を掴んで引っ張りあげると「追いかけるぞ!」と叫んで)


8361: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-10 20:32:07

観念したまえ。なっ…、っ…ああ!
(姿も振る舞いも真似をして自分に成りすましたつもりらしいが自分達だけの確認方法を提示すればクローンは焦り顔をみせる。それで相手も判別が着いたようでクローンの方に警戒を向けるのをみれば安堵を覚えて強気に言葉を向けた。相手がその動機を追求するもクローンが強く力を込めて苦痛の表情を見せる相手を見れば引き剥がそうと近付く。だが今の状況には似合わない無邪気な声が聞こえたかと思えば相手を強くそれに巻き込まれる形で地面に倒れてしまう。クローンは楽しそうな笑みを浮かべながら背を向け去っていこうとしていて相手に引っ張られる形で立ち上がると強く応えてその後を追いかけて奥に進む。一番奥深くであろう薄暗い空間に踏み込むと一気にその場所の照明が点灯してその姿を表す。そこは今まで見た空間で一番広く、何より自分と同じ姿のクローンが筒状のカプセルの中に入った物が大量に並べられていて「は、」と小さく声が漏れた。繋がったコードを伝って淡い緑の光が流れていて並べられたディスプレイに実験結果と思わしきデータが絶えず更新されていく。ここがクローンの生産所であり根源たる場所に固まっていると『連れて来たよ、ご主人様!』と先程のクローンの声が聞こえそちらを見る。そこには今の相手と同じく白衣を着た研究員にクローンが満面の笑みで抱き着き、その頭を『良くやったな』と頭を撫でる異様な光景が広がっていて)

8362: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-10 21:38:57


お前がフィリップのクローンを……ッ、……何処までこいつをコケにしたら気が済むんだ。フィリップは道具じゃねぇ!ただの人間で、俺の最高の相棒だ!
(研究所の最奥へ踏み込むと一斉に明かりが点る、そこにはカプセル状の装置が並んでいて中には相手と同じ顔が、クローンが眠っていた。今まさに相手と同じ姿形の体が作られそこに地.球,の.記.憶が無理やりねじ込まれているといった所か。自分と同じ顔が生成されているという異様な場所に相手は固まっている、こんな場所を見せられて正気ではいられないだろう。相手の肩に手を添えて自分の存在を伝えながら奥の方を見やる。そこには先程の個体とご主人様と呼ばれた研究員がいた。この施設の根幹たる装置を操作しているところをみるにここを仕切っている人物だろう。クローンだと分かっているのに相手と同じ顔の男が全く知らない他人に頭を撫でられているのをみればまた怒りが湧き上がる。無意識のうちに低い声で研究員へと話しかければ『クルーズ船を襲撃したのも君達だよね?いやぁそのうちのひとりが本物の運,命.の.子だなんで思わなかったなぁ』とこちらの質問を無視して軽々しい口調で話しかけられた。雑にクローン個体の頭を撫でながら『こっち戻っておいでよ。君さえ戻ってくればこれもいらないし。生体部品さえあればメモリ簡単に作れちゃうから楽なんだよねぇ』と雑談のように会話が続けられれば怒りで血が巡りすぎて長く息を吐き出した。相手を道具としか見ていない発言も、クローンの命を軽々しく扱う言動も全てが許せない。こちらが叫ぶも研究員は面倒そうにこちらを見ている、研究員に詰めよろうと動き出せば『やれ』と一言命令が下されてクローンがこちらへと向かってきて)


8363: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-11 02:11:08

…ッ、僕はもう君たちに利用される部品じゃないし、そんな存在をこれ以上もう作らせない。…っ、翔太郎、とにかく変身、わっ
(事前に自分のクローンが量産されていることは容易に想像が出来たが実際にその光景を目の当たりにすれば異様な光景に固まる。肩に相手の手が触れて少しだけ冷静になるが先程強い敵意で相手を手にかけようとしたクローンが研究員に懐き頭を撫でられていればまた目を見開いた。堂々としている様子や根幹にいる辺りここを指揮する立場の人間なのだろうが相手の問いにも場違いの軽々しい口調で話しかけられる。自分の素性は明かしていないつもりだったが運,命.の.子というワードが出てくれば小さく肩を跳ねさせ警戒態勢に入る。ただ手を動かしているだけの動作でクローンを撫でながら生体部品として戻ってくるように誘われると何処までも目的を果たすための道具としか見ていないことに怒りが募る。感情が自分の中で渦巻いてどうしようもない所を相手が代わりに叫んでくれて少し救われたような気分となった。こちらからも利用されるだけの都合のいい道具ではないと突き付けるが何処吹く風で面倒くさそうな顔をする。もう話を通じる存在ではなく先に施設を潰してしまおうと考えるが研究員が短く指示するとクローンがこちらに襲いかかってくる。例の怪力で攻撃されればひとたまりもなく、大きく振りかぶった拳を避けながら身の安全とこの場所破壊し尽くす為にも変身を持ちかける。だがメモリを構えようとした所で背後に気配と足音を感じて振り返ろうとすると何者かに抱きしめられる。それは先程部屋で見たクローン達で『つっかまえた!』と無邪気な声が聞こえて来ると共に複数人で身動きを封じられ体が持ち上げられると嫌な予感と焦りを感じて強く抵抗して)

8364: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-11 07:39:13


っ、フィリップッ!おい、止めろ!!ぐ、…
(ここまでくればもう変装の必要もないだろうと鬱陶しい白衣を脱ぎ捨ててこちらへ襲いかかってきた個体と相対する、例のメモリで怪力になっているであろう攻撃を生身で受けては一溜りもなくこちらへ突っ込んできたクローンを相手と離れる形で避けた。変身を呼びかけられるとドライバーを取り出そうとするがその前に相手から声があがってそちらを見る。そこには先程の部屋にいたクローン達に捕まり持ち上げられた相手の姿があって思わず名前を呼んだ。それにちらほらと相手を持ち上げたクローン達が反応する、静止を叫べば白衣は来ていなくとも先程出会ったこちらのことは覚えているのか少し戸惑いの表情を見せた。相手の元に走り出そうとするがその前に怪力の個体がこちらへと一気に距離を詰めてきて反応が遅れる、既に拳を振りかざしているのが見えれば咄嗟に腕でガードするが拳が左腕にめり込むとミシリと嫌な音が体の中で響いた。思わず苦悶の声を上げて地面を転がる、その間に研究員が『さっさとしろ』とクローン達に呼びかけると彼らは相手を持ち上げ移動してそのままクローンを培養するカプセルの中へと入れてしまった。顔を持ち上げた時にはガチャンとロックの音が鳴り響いて「フィリップ!」とまた名前を叫ぶことしかできなくて)


8365: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-11 11:44:51

離、せ! っ、翔太郎…!このままじゃマズイ…
(不意打ちで複数体のクローンに体を押さえられ捕まるとそのまま体が持ち上がる。一体一体はそうでもないが全力で腕と足を動かして一時的に拘束を振り払ってもすぐに別の手がこちらを捕らえて身動きが取れない。相手の必死な声が聞こえる、その名前にクローン達は先程のことを思い出してか反応し戸惑いの表情を見せた。言われるがまま動いていた所に全く違う光景や価値観にぶつかって困惑する光景は身に覚えがある。もしかしたら、と考えが浮かぶがそれが形となる前にこちらに向かってきていた相手が怪力のクローンの拳を腕で受け止めてしまっていて苦悶の声と共に地面に転がってしまうとそれも吹き飛んで相手の名前を叫んだ。だがそちらに気を取られている内に並んでいたカプセルの元に辿り着いていて空いている所に無理やり押し込められる。直後ガチャンと厳重なロックの音が響き閉じ込められたのだと悟った。思いっきりその壁を叩いてみるがびくともせず上部や下部を見ても中から開くことを想定していない、実験動物を閉じ込めるだけの場所だ。研究員がキーボードから何かを操作するとカプセルに接続された機械が作動し始めて自分の体が検索をする時と近い形で緑の淡い光を発するようになる。研究員は『やっぱり本物はガラクタと大違いだ』と興奮しながらまた何かを打ち込むとその光は上部に吸い込まれるようになり、自分の一部が引き剥がされるような強い苦痛が走って声を上げる。無理やり搾り取られるような強い衝動から逃れるために暴れて壁に手や身体をぶつけてもそれが止むことはなく、その音と対照的に心底楽しそうな声と笑い声でデータを確認する研究員との間を運んだクローン達はおろおろと視線を向けていて)

8366: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-11 12:36:45


くそ、やめろっつってんだろ!フィリップッ!!、ッ!ガっ……
(全身が、特に左腕が痛む。だがここで動かなければ目的を果たせない、下手すれば相手さえ失ってしまう。そんな焦りも虚しくクローン達は相手をカプセルの中に押し込めてしまった。やがて相手の体から先程クローンから漏れだした光であり本棚で見た緑色の光が溢れ出して研究員が手元のキーボードを操作すると緑の光が勢いよく上部へと吸い込まれ同時に相手から苦痛の声があがった。きっとあれで地.球.の.記,憶を無理やり吸い取っているのだろう。悲痛な声を上げながら狭いガラスの中で暴れる相手に肝が冷えて、だが同時に高笑いする研究員には怒りが湧き上がる。苦しむ相手の姿しか見えなくなれば無我夢中でカプセルへと駆け寄って相手の名前を呼びながらガラスを殴り、扉をこじ開けようとする。だが人間の力ではビクともしなくてそれならばと上部にある太いケーブルを引っ張り抜くか引きちぎるかしようとするがそれも外れる気配はなかった。それならばとガジェットを取り出そうとするがその前に『壊しちゃダメだよ?』と楽しげな相手の声が聞こえて同時に襟首を掴まれる。背後に怪力のクローンが迫っていたのだ。そのまま軽い動作で思いっきり後ろに投げ飛ばされてしまえば束の間の浮遊感のあと全身に強い衝撃が走って肺から無理やり空気が押し出される。どうやら投げ飛ばされて壁に激突したらしい。脳が揺れたのか視界にはいるあらゆる物が二重に見えて直後地面に突っ伏すように倒れる。無理やり顔を上げるが装置は止まっていない、脳の揺れはまだ収まらずに立ち上がれずにいた。なんとか相手へ目線を向けていれば『しょーたろ…』とひとりのクローンが呟く。それを皮切りにおろおろとしていたクローン達は相手とこちらを何度か交互に見て、やがてひとりが研究員の元へと歩き出した。それに続いてひとり、またひとりと歩き出しやがて全員が研究員の方へと向かう。『何か用?』と怪訝そうな顔を浮かべた研究員にクローンが『僕に痛いことしないで』と一言告げる。その言葉に初めて驚いた顔を見せた研究員だったがその後もクローン達は『それ止めて』『優しく頭撫でて』『しょーたろみたいにして』と次々口にしながら研究員を押さえようとして)


8367: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-11 14:40:30

ぐっ…ッ、しょうたろっ!!こ、のっ…、!っは…、翔太郎のために、この扉も開けてくれるかい
(機械が作動して無理やり地.球.の.記.憶への繋がりがこじ開けられて吸い取られていく。悲痛な声をあげながら悶えていると外からも必死な声が聞こえて顔を向ける。すぐそばに相手が来ていて自分も痛みを覚えながら近づき必死に触れようとするが厚いガラスに阻まれてそれも適わない。すぐそこに居るのに近づけなくて相手がガラスやケーブルに力を加えても壊れなかった。こちらからも何とか壊そうとするが相手の背後にあの怪力のクローンが迫ってくるのが見えれば相手の名前を叫ぶ。だがその時には遅くて襟首を掴まれ背後に勢いよく投げ飛ばされて思わず息をのんだ。ここからでも聞こえる程大きく壁にぶつかった音が響くと相手の受けたダメージに体の芯が冷える。変身後ならともかく生身に受けるには甚大な衝撃で早く相手の元に行かなくてはならないのに強くガラスを殴っても壊れてくれなかった。更にあのクローンが相手に近づこうとして居れば相手を失う恐怖に震えているとおろおろとしていたクローンが相手の名前を呼ぶ。そして二人を交互に見てから研究員の元に向かうと自分の意見とも思える言葉を告げて目を見開く。他のクローン達もそれに続き各々自らの望みや希望を口にする。研究員が押さえ込まれている中その内の一人が『いつもこうやって…』と思い出すような素振りでキーボードを操作すると上部の機械が止まった。苦痛もなくなって息を吐くがすぐに彼らの方を向けば相手の名前を出して扉の開錠を頼むとこくこく頷いてキーボードが操作される。その間研究員は『お前ら邪魔だ、やめろ!俺のいうことが聞けないのか』と叫んでいるがクローン達は従わず話を聞いてくれない研究員をじっと見つめている。やがてガチャンという音とともにロックが解除されて一人のクローン、あの時地図を書いてくれた個体が扉を開けてくれる。無理やり記憶を吸い取られたダメージは残っているがそれ以上に動かなくてはならない理由しかなくてカプセルから出てくると「ありがとう、本当に助かった」と彼らに礼を伝えてから「翔太郎!」と叫びながら相手の元に走り寄って)


8368: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-11 18:21:09


…、…あいつら……大丈夫だ、ちょっとフラついちまっただけでどうってことねぇ
(揺れで定まらない視界の中顔をあげるとクローン達が研究員の方へ詰め寄るのが見える、やがて妨害するようにその体を押さえつけ始めると驚きの声を零していた。さらには機器を操作して相手をカプセルから出すのをみれば彼らがこちらの味方をしてくれているのだと確信する、初めてモノではない扱いを受けて大切にされるという感情を知ったのかもしれない。相手がこちらへと駆け寄って来る、その頃には視界の揺れもだいぶマシになって地面に手をつき、相手の肩に手をついてゆっくりと立ち上がった。全身は痛むがそれを上回る怒りとやらなければならないことが目の前に広がっていてへばっている場合ではない、相手の方を見れば不敵な笑みを見せて正面を睨む。クローン達が研究員に群がる中であの怪力の個体だけが馬鹿にしたように他の彼らを鼻で笑ったあと『みんな後で本を抜かれちゃうね。じゃあ僕がご主人様を独り占めだ』と無邪気に、しかし敵意を含ませて笑う。その顔が相手と瓜二つであればやはり心中は複雑だがあの様子ではあの個体はまだご主人様である研究員の命令に従ってこちらに敵対する気でいるらしい。痛みを吐き出すように軽く息をついてドライバーを腰へと据えて相手と意識を共有する、紫のメモリを構えると「いくぜ相棒、これで終わらせる」と声をかけてメモリを起動させて)


8369: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-11 19:18:34

帰ったら即手当してベッド行きだからね。…っ、ああ。この悪夢はさっさと終わらせてしまおう。 変身!
(自らの意思を持って研究員に反逆するクローンに助けてもらい相手の元に駆け寄る。随分とダメージを受けたのだろう相手を支えながら一緒に立ち上がった。どう考えても大丈夫ではない状態だが今の相手に何を言っても引く事がないのは分かりきっていて解決した後の処遇について話をしながら相手の横に並ぶ。変わらず無邪気に、それでいて敵意を滲ませながら笑うクローンはあのままあの場所に居るか相棒ではない違う人に出会った時の自分の姿なのかもしれない。研究員は詰め寄ってくるクローン達を『邪魔だ!』と力の限り振り払い、突き飛ばしてから『そいつらを痛め付けたらとっておきのご褒美をやるよ』とクローンに指示を飛ばす。当たり前のことを求めて床に転がされたクローン達も搾取されモノのように扱われていても喜んで行動してしまう個体もここで止めなければ。自分の腰にもドライバーが現れ意識を共有すると緑のメモリを構えスロットにセットする。二色のメモリを使って変身を果たせば奥深く淀んだこの部屋に風が巻き起こった。それを見るとクローンも透明のメモリを使って怪物へと変化していく。相手の体はかなりダメージを受けている、ならば短期決戦にすべきで間合いを詰められないようメモリを赤と銀に変えると迫り来る怪物に熱々のシャフトを叩きつけて)


8370: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-11 20:06:28


変身ッ!そいつの体と一緒にお前らは安全な所に避難してくれ!
(何事もなく立ち上がって見せたつもりだったがこちらの体にそこそこのダメージが入っていることは意識を共有しなくてもお見通しらしい。ドライバーを腰に据えて二つのメモリを挿入して起動する、息の詰まるような薄暗い空間に風.都.の風が吹いて二色の装甲を纏った。目の前の個体もメモリを使って怪物へと変化する、相手があの夜のような悪魔の笑みを浮かべて異形の姿に変わっていくのはやはり心臓に悪かった。奥にいた研究員はクローン達を突き飛ばしていて相変わらずのモノ扱いにまた怒りの炎が揺らめく、彼らがここに居ればいつまたモノ扱いされて使い捨てられるか分からない。それに向こうが真に欲している相手の体を奪われるのもマズくて床に転がさられたクローン達に相手と共にここを離れるように言った。クローン達は口々に『分かった!』と口にして意識が抜けおちた相手の体を先程のように担ぎ上げてこの場を離れていく、彼らを守るように立ち塞がって相手と意志を合わせればメモリを赤と銀へと変えた。装甲を纏っているとはいえあの怪力をこれ以上受けるのは体に悪い、間合いを詰めさせないようにシャフトを振るって時折炎を纏わせダメージを叩き込む。怪物は唸るような声をあげるがシャフトを腕で無理やり受け止めると同時にこちらを心配するように『左腕が痛そうだね、翔太郎』と相手の声でいつもの様に優しく語りかけてくる。先程受けた拳のせいで左腕が痛むのは事実で更にそこに相手の声が加われば動揺させられてしまって無意識に左腕を引いてしまう。そうやってできた僅かな隙を敵は見逃さず更にそこを壊そうと左肩に思いっきり拳を打ち込まれてしまった。骨まで響くような痛みに「が、ァ…」と今度はこちらを呻き声を出し後ろへよろめきながらもシャフトを薙いで敵との間合いを取って)


8371: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-11 20:51:27

っ、翔太郎!! 君、急いで入口の扉を開けてきてくれるかい、今すぐにだ
(変身して怪物と対峙しながら相手が意識を失った自分の身を避難させるように指示する。クローン達は元気に返事をして移動させていくのを見届けながらメモリを切り替え中距離を保ちながらシャフトを振るう。確実にダメージは入っているが怪物はこの場に似合わない優しい声で相手を心配すり言葉をかけ左側から動揺が伝わってくる。無意識に左腕を引いて出来た隙にさらなる拳が左肩に命中すると激しい痛みが走った。弱点に追い打ちをかけるような攻撃に思わず相手の名を叫んでシャフトを間合いを取りつつ相手の左腕を庇うようにして立つ。これ以上攻撃を受けたらマズイ、やはり相手の体を使うべきでは無いがここが奥まった場所にあることに加え閉鎖空間であればファングの侵入経路はない。こちらの体も万全ではないがそれに頼らざるを得ない状況であれば体を運び終えて様子を窺っていたクローンの一人にこの施設の初めの扉を開けてくるように強く指示を出す。強く頷く去っていくのを見れば再び怪物の方を見る。今の状況では向こうの方が有利だ、どうするべきかと悩んでいればその背後にクローンを製造する機械が目に入る。ここは彼らのフィールドであるが逆を返せば守らなくてはならない場所でもある。あのクローンが自分と同じようにあの研究員や研究員のモノを守りたいのだと仮定すれば「翔太郎、作戦変更だ。先に装置の方から片付けるよ」と声を掛け左側を青のメモリに変えマグナムを構える。それをクローンの入ったカプセルの方に向けると研究員と怪物の顔色が変わり、引き金を引いて炸裂弾を放つと怪物は『ご主人様の大事な場所っ!』と言いながら庇う為か自ら当たりに行き)


8372: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-11 22:34:42


了解だ!…っ、…いい加減にしろ!今の聞こえなかったのか!お前がいくら体張ったってご主人様はお前のことを全然大切にしてねぇんだぞ!目ぇ覚ませ!!
(左腕が集中的に攻撃され焼け落ちそうなほど痛む、だが相手の安全面とファングがここに来れないことを考えてもこのまま勝ち切るしか道は無い。あの怪力をどうすべきかと考えているうちに相手の思考が流れ込んでくる、相手の体もクローンもこの場から去って守りながら戦う必要はなくなって寧ろその立場にあるのは向こうの方だ。相手の作戦にこちらも逆転の機運を見ると相手がこちらを窺っていた個体に入口を確保するよう頼んで退路を開く、息を合わせて左側のメモリを変えるとマグナムを構えてカプセルに向けて炸裂弾を放った。すると怪物は今までで一番必死な声色で叫んで自ら弾へと当たりにいく、相手と同じ声色の悲痛な声は嫌に耳に響いた。しかしその奥で研究員が『あーだめだ!独りじゃ壁が足りないよ。その装置壊させるなよ!』と叫んでいて怒りで吐き出す息が震える。ここまできても奴はクローンを吐いて捨てるほどのモノにしか見ていない、そんな扱いなのに未だご主人様と奴を慕おうとする怪物にも腹が立った。きっと次の弾を放っても怪物は、中身が相手と同じ顔の男は自ら攻撃に当たりにいくだろう。長距離の利点を捨てるように地面に転がる怪物に近づけば馬乗りになって右腕でその体を押さえつける、これ以上自ら被弾させないために、だ。怒りの声で呼びかけるが怪物は『うるさいうるさい!』とまるで駄々をこねるように叫ぶ。ダメージを受けた怪物は力は弱まっているものの拘束から抜けようと暴れてこちらの体を殴る蹴るしてくる。それを力で押さえつけながら燃えるように痛む左腕を無理やりあげると次々と炸裂弾を放ってカプセルを破壊していった。下にいる怪物が『やめて!』と悲痛に叫ぶのを無視してカプセルを壊し切る、最後にクローン装置の根幹であろう先程研究員が操作していた機体に銃口を向けると「これで最後だ!」と叫んでクローン装置を破壊し尽くして)


8373: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-12 00:42:34

…すまない、だけどこれで君も奴から解放されるはずだ。
(怪物自身ではなくそれが大切にしているものに標的を決め炸裂弾を放つ。すると怪物はそこに飛び込んできて攻撃が当たる。クローンの悲痛な声が響く中、研究員は相変わらず身勝手な指示を飛ばしている。何処までも便利なモノかそれ以下にしか思ってない態度に怒りは募るが相手が長距離武器であるにも関わらず怪物に近付いてその体に馬乗りになった。自ら攻撃を受ける距離に入って行く事に困惑するも共有する意識でその考えが伝わってくれば自分を負傷させた存在にも相変わらずだと思いつつ右腕で体を押さえて言葉が届くようにする。聞きたくないとばかりに駄々をこね、拘束を逃れるために暴れる手や足がぶつけられると体が痛むが逃す訳にはいかない。押さえ込んだままマグナムで炸裂弾を放てばあの頑丈なカプセルも壊れて悲痛な声があがる。先程よりもずっと子供っぽく懇願するクローンをちらりと見てから心臓部となる機体に銃口を向け弾を命中させると大きな爆発を起こして装置は跡形もなく破壊された。これでもう苦しむ存在が生まれることは無い。それと同時に怪物の抵抗の手は止まって力が抜けたように落ちるとその姿も元の人間の姿に戻っていく。非道なクローンの製造所だとしてもクローン達の小さく狭い世界と価値観にとって大切なものを破壊したのには変わりない。啜り泣くような姿は自分と同じ顔でありながら酷く幼く見えてぽつぽつと謝罪と慰めの言葉をかける。一方で研究員の男は装置を全て破壊されるのを見ると苛立ちを込めた声を上げ『こいつらは倒せないし装置も守れないしでせっかく期待してやってたのに、この約立たずが!』とクローンになじるような罵声を浴びせるのを聞けば「それが自分に尽くしてくれた者への言葉かい?」とこちらも苛立ちが隠せずにいて)



8374: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-12 08:10:49


……そもそも俺の相棒のクローンを作ってたってのが気に入らねぇが、あいつらを良いように使って挙句役立たずだと?…そんなの許されるはずがねぇ、お前には必ず罪を数えてもらう
(この研究所の根幹であるクローン装置を破壊し尽くすと押さえつけていた怪物の体が溶けて中から相手と同じ顔の人間が出てくる。あれだけ悪意のある顔をしていたのに言いつけを守れなかった子供のように啜り泣くのを見れば相手が慰めの言葉をかける間に手を伸ばして優しく数度頭を撫でてから頬を伝った涙を親指の腹で拭った。だがこの光景を見ても研究員は相変わらずの言い草で静かな怒りが湧き上がる、ゆっくりと立ち上がると体が軋むが痛みよりも怒りが上回って赤い複眼の下から研究員を睨みつけた。そして左手を持ち上げ研究員を指差す、相棒の尊厳を踏み躙ったことも風.都,を嬉々として泣かせようとしていることも、この街の探偵として許すことはできない。だが研究員は『こうなったら…このままで終わると思うなよ?』と苛立ちのままに透明のメモリを取り出す、但し中には淡い緑色の光が見えてそれを自らの肩に突き刺した。メモリを突き刺した部分が異様に盛り上がり先程の怪力のド,ー,パ,ン,トになるつもりかと身構える、しかし肩の変異は中途半端なところで止まり他の箇所にも異形は現れるが完全には変化しなかった。中途半端に怪物の姿が入り交じった所で研究員は苦悶の声で叫び暴れ始めて『あああああ痛い!!くそ!全然ダメじゃないか!こんなもの作りやがって!お前達のせいだ!お前達が出来損ないだから!!』とクローン達を責めるように叫ぶ。強く奥歯を噛み締めていると自ら壁に頭や腕をぶつけて暴れていた研究員の背後にあった壁が崩れ落ちる、その向こうにはデータベースらしき機器が見えて「一気にぶっ飛ばす必要がありそうだな」とマグナムを軽く振り)


8375: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-12 12:29:42

他人をモノのように扱って自分はその後ろでふんずり返ってだけでいい物が出来る訳がないだろう。ああ、終わらせるよ翔太郎。
(ここまで健気に体を張って尽くしてくれるのに研究員はそれすら役立たずだと一蹴する。左側から強い怒りが伝わってくるが自分もそれは同じだ。左手で罪を数えるべき人物に指を突きつけるが研究員は苛立ちのままクローンが使っていた透明のメモリを取り出す。だがその中には淡い緑の光が閉じ込められていて肩に刺すとすぐさまそこが盛り上がるが変化が起こすのは中途半端な箇所だけで完全に変化しきることはない。怪物になりきる事が出来ずにその毒素を人間の体で受けて苦悶の声で暴れるがそれは先程自分が受けたものであり、今まで何体ものクローンが受けた苦痛だ。自業自得だと非難するように言葉を叫び、研究員がぶつかった壁の後ろにデータベースの機械が見えれば強く頷きながらメモリを装填したをマグナムを構える。マ.キ.シ.マ.ム.ド.ラ.イ.ブを発動させ赤い光弾を複数射出し、怪物となった研究員と背後の機械に命中させる。高温の炎が燃やし尽くしてしまえはデータの抽出はもう難しいだろう。研究員の体からメモリが排出されたが不完全な物を使ったせいか体に変異が残ったままで後遺症に呻き声をあげている。これでひとまずは目的を果たしたと安堵の息をつくが急にけたたましい警報音が鳴り響く。「な、何事だい」と困惑の声をあげると地面に転がったままのクローンが『前にご主人様が、ここには機密保持の為の装置があるって言ってたから多分それだと思う…』と告げて)

8376: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-12 15:17:24


っ、…あいつここを跡形もなく消し飛ばす気か?最後まで好き勝手やりやがって!いくぞ、
(中途半端にド.ー,パ,ン,ト.化し苦しみ悶えながらなおクローン達への罵倒を続ける研究員にひとつの銃口を向け二人分の怒りを乗せてマ.キ.シ,マ,ム.ド,ラ.イブを放つ。あのクルーズ船でみたプレゼンからこの研究所を歩いている間に二人で溜め込んだ怒りを全て詰め込んで燃えるように熱い光弾を放てば、光弾が研究員と壁の向こうに見えたデータベースを破壊し尽くしてゆっくりと息を吐いた。だが直後に警報音が鳴り響くと思わず周囲を見る、相手と共に困惑していれば床に転がったままのクローンがこの音の正体を告げた。おあつらえ向きにカウントダウンのような音が響いてくれば何をする気かは聞かなくとも分かる、どうやらあの身勝手な男は身内である組織の人間にすら欠片ほどの研究結果も与えたくないらしい。となればここから直ぐに出た方がいいだろう。だが一直線に出口には向かわず床に転がったままの個体に近づいていけば彼はキョトンとした顔でこちらを見た。腕を掴んで声をかければ『僕らはそもそもこの研究所内に発せられていた特殊な磁場の中でなければ体を保てないから長時間離れる事は…』と難しいことを言い出したがそれを無視して腕を引っ張り上げようとする。しかし戦闘中で忘れていた体中の痛みが思い出したように駆け巡るとまともに引っ張り起こすことさえ出来ずにその場に崩れ落ちそうになる。だが地面に着く前に腕を掴んでいた彼に逆に支えられてしまうと予想外のことに意識が呼び起こされて彼の方を見た。肩を貸すように体勢が変われば『行くよ』とぶっきらぼうに言われてそのまま出口へ向かって歩き始めて)


8377: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-12 16:46:48

っ、…少しの間、翔太郎を頼むよ。
(悪夢のような光景の元凶を消し飛ばしたが一息つく暇もなく警報音が鳴り響く。クローンがその正体を告げてカウントダウンがされるとその用意周到さと執着に仮面の下で眉を顰めた。このままでは自分たち諸共破壊されてしまう。早く出なければと思うが何とも相手らしい思考が流れてくればクローンの元に向かって腕を掴む。本人は意味が分からないと言った声でここ以外では長く形を保てないと返事をする。クローンを自分の手元に置く為の細工にまた気分が悪くなるが気にせず相手が腕を引こうとすると痛みが走った。崩れ落ちそうになった体をクローンが支え肩を持たれる形で歩き始める。その姿に先程までの敵意はなく、ぶっきらぼうなことを言う横顔を見れば彼に相棒を託すように声を掛けてからドライバーを閉じた。意識が元の体に戻すと運んでくれたクローン達が自分の顔を覗き込んでいた所で少々びっくりしたが運んでくれた礼を言いながら起き上がる。待機させたリ.ボ.ル.ギ.ャ.リ,ーを入口まで来るように呼び出すようにしてからクローン達に「翔太郎を入口まで運ぶの手伝ってくれるかい?」とお願いすると彼らの目は輝いて『うん!』と元気な返事がされて皆で生産所への道を急いだ。皆を引き連れて相手の元に戻ってきて「君は翔太郎を主に持ち上げて、君達はそれを支えてくれ。そして君達はあの研究員を入口まで引っ張ってきて欲しい、死に逃げなんてさせない」とそれぞれに指示を飛ばすと二組に分かれて素直に従ってくれる。有無を言わさず相手をクローン達に丁寧に持ち上げさせ、カウントダウンも迫りつつあれば「急ぐよ」と声掛け、吹き抜けに設置された階段を上がりあの部屋を抜けて入口の方に向かって)


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