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相乗りで何処までも 【 〆 】/9160


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自分のトピックを作る
7996: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-26 22:09:22


そうだな、大勢の中じゃ二人で連携も取りにくいし廊下で待ち伏せすっか
(じわじわと犯行予告時間が近づく中自分達の待機場所を相談する、犯人が確実に現れるのはエッグの元だがそれは盗まれる瀬戸際に居合わせることになる、自分達が怪盗の知らない切り札であるならば全体を見渡せて尚且つ相手との連携が取りやすい廊下にすべきだろうと相手に同意して頷いた。早速移動を開始した所で一人の男とすれ違う、これまで数多くすれ違ってきた一人のはずなのに言葉にならない何か、即ち探偵の勘が違和感を訴えていた。どうやら相手もそれは同じようで肩を叩かれて相手と目を合わせる、相手の視線は先程の男へと向いていてこちらもチラリと視線を男の方に向けた。違和感の正体は無線機の配線で他の人間には見られないような飛び出し方をしている、本来隠すべきものが丸見えとはまるで急いで無線機を装着したようなあとだ。「あとチェックしてないのはここの展示室だったよな」と相手と打ち合わせをするフリをしながら会話を続けつつ目配せしてから先程すれ違った男のあとをつけはじめて)


7997: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-27 00:39:56

…その前に下見を済ませてしまおう。ああ、特に異常はないみたいだけど…
(待機場所を決めるがすれ違った男のことが気になって反対方向に行く彼に悟られないように相手と目を合わせる。どうやら相手も何かを察したような表情で男に視線を送る。意識しなければ気付かないような配線の乱れだが日が落ちる前から警備に当たっている人物が誰にも指摘されずにあのままということは考えにくい。何処かに潜入する時に変装するのは探偵も怪盗も同じだ、まだ見る場所があるフリをしながら方向を切り替え男の後を追う。男は辺りを警戒しながら展示スペースを進んでいきその動きに迷いは無い。展示スペースを進んで立ち入り禁止のポールを抜け職員などが利用する関係者用の控え室の中に消えていけば目を瞬かせる。まだ確証はないがこのまま一旦取り押さえてみるべきだと考えていると突然館内の電気で全て落ちて窓が封鎖された辺りは真っ暗闇に包まれる。「停電!?」と思わず声を上げるがすぐ側を何がが通り過ぎた気配を感じると「翔太郎、やっぱり怪盗だ!」と伝えながら彼を追いかけようとする。しかし真っ暗では方向や物の配置が掴めずに近くの壁にぶつかって)

7998: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-27 07:47:27


なんでこんなとこに……ッ!落ち着けフィリップ!とにかく奴を追うぞ!
(見回りのフリをしつつ男を追えば人気のない場所へと移動していきついには関係者扉の向こうに消えてしまう、怪しい人物をそのままにしておけず相手の方を見て扉の中へ突入しようとするがその前に突然館内の明かりが落ちた。非常電源もついていないのか一気に暗闇に包まれその間に何かが横を駆け抜ける音がする、どうやら扉に消えた男が怪盗だったらしい。つまり予告時間の前から怪盗は館内に潜んでいたのだ。慌てて走り出して壁にぶつかる相手の腕を掴んで冷静になるよう言うとバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.を取り出しライブモードにして道を照らしてもらう、あまり広範囲を明るくすることは出来ないがそれでも遠くの方で黒い服に身を包んだ誰かが走り抜けていくのが微かに見えて相手の背中を叩くと後を追い始めた。怪盗は真っ直ぐとエッグのある部屋に向かっていく、「待てっ!」と叫んでみるも動じる素振りはなかった。やがて部屋の前の廊下に差し掛かり角を曲がって怪盗は視界から消えてしまう、あとを追いかけたが直後館内の明かりがついた。だが廊下にはもう怪盗はおらず部屋の中からざわめきが聞こえると相手と共に中へと入る、相変わらず警備体制はバッチリでまだ部屋の中央にエッグはあるようだが周囲の人間は動揺していた。互いに顔を見合わせながら『今のはなんだったんだ?』『まだエッグはあるな』『盗みは失敗したのか?』とざわめきが起こる中『もう犯行予告時間は過ぎてるのに』と誰かが呟いた後に二人の背後で『もしかしてあのエッグは偽物で中身は入れ替えられているんじゃ…』と呟きが部屋に響く。部屋が一気に不安に包まれ何人かがエッグに近づいていく、しかし後ろを振り返ってもそこには誰もいなくて先程の呟きをした人物は見当たらない。壁に視線を走らせると部屋の豪華な装飾に紛れて小型のスピーカーを見つければ息を詰まらせる、先程のは誰かの呟きではなくてこの場を誘導する声だ。慌ててケースの方を振り返るが不安に駆られた人々は既にエッグを厳重に保管したケースを開けているところで「罠だ!ケースを締めろ!」と叫ぶことしか出来なくて)


7999: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-27 11:08:30

っ!翔太郎、僕が奴の動きを妨害するから君は真っすぐ追いかけてくれ。
(怪盗は犯行時刻に外部から侵入してくるという思い込みがあったせいでその前から侵入している可能性を考えてはいなかった。真っ暗闇の中走って壁にぶつかっていれば相手から腕を掴まれバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.トで辺りが照らされる。これで行動範囲くらいは確認出来るようになったがその奥に黒い人影が見えると相手の声掛けに「ああ!」と応じて走り出した。男の走るスピードは早く廊下の角を曲がった時にはその姿は見えなくなっていた。直後電気が復旧したのか辺りに明かりは戻ったが男の姿はなく代わりに中が騒がしい声が聞こえてきた。相手とともに中に入れば停電騒ぎでそれぞれ顔を見合ってざわめきを起こしている、そんな中背後で誰かが既にエッグが入れ替えられている可能性を提示するがこの部屋に入ってきたばかりの自分たちの後ろに誰かがいる訳がない。その目的を察したところで相手が叫ぶが不安に駆られた人たちには届かなくて防犯機能を切ってケースが開けられてしまった。次の瞬間警備員の一人がいち早く腕を伸ばしてエッグを掠めとる、それは先程自分達が追いかけていた人物で他の者も『こいつが怪盗ヴェントだ!』と声を上げる。素性を隠す為かその顔には目元を隠す仮面をつけていて近くの柱にワイヤーの様なものを伸ばして大きく飛び上がる。華麗な動きで自分達の後ろに着地すると煙幕のようなものを投げてきて中央の扉から逃走をはかる。視界が遮られる前に追いかける形で部屋を飛び出すと相手に指示を飛ばす。敢えて装飾品や彫像のある展示スペースのほうに移りこちらに逃げ込んでこないようにしながらス.タ.ッ.グ.フ.ォ.ンをライブモードにする。大きく距離を稼ごうと再びワイヤーを伸ばした怪盗に対してス.タ.ッ.グ.フ.ォ.ンを飛ばして天井の梁に巻き付けた金具を攻撃させ、解こうとする姿勢を向けると怪盗は舌打ちしながらワイヤーの使用を諦め絵画のスペースを駆け抜けていき)


8000: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-27 12:31:06


あぁ!頼んだぜフィリップ!
(停電からの一連の流れが怪盗の企みだと気づいたが時すでに遅く、エッグのケースが開けられるとその瞬間に一人の男がエッグをかっさらってしまう。顔は仮面で隠しているが背格好からして先程の男であいつが怪盗で間違いないだろう。直ぐさま周辺にいた警察官が怪盗を取り抑えようとするが相手が冗談で言っていた通り天井の梁にフックを引っ掛けて空へと逃走すると驚愕してしまった。怪盗は自分達のすぐ後ろに降り立つがこちらが手を出す前に煙幕を使われてしまう、だがここで逃がすわけにもいかなくて煙が充満する前に相手と共に走り出した。相手は逃げ込まれてはマズイ装飾品の展示スペースへの道を塞ぎながら指示を飛ばす、追いかけっこならこちらの出番だろう。怪盗はフックを使い更に距離を稼ごうとするがその前に相手が放ったス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.に妨害されて地上を走らざるを得なくなる。こちらも全速力で追いかけるが向こうもなかなかに速い、それでも相手のス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.の妨害もあってジリジリと距離を詰めて少々広いスペースに出たところで追いつくと「逃がすかよ!」と叫びながらその腕を掴もうとする。しかしこちらの手は躱されてしまって向こうの拳が飛んでくれば咄嗟にそれを避けた。拳を交えるのだってこちらの得意分野でこちらも対抗してストレートを叩き込もうとするが今度は向こうがこちらの攻撃を躱す、こちらの無骨な身の振りに対して怪盗は柔術の心得でもあるのか流れるようにこちらの攻撃をいなして的確に一発を叩き込んでくる。実力は互角か、エッグを持ちながら対抗していることを思えば向こうの方が上かもしれない。しばらく攻防が続いたあと僅かに距離が空いて一瞬出来た隙に左腕につけたス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.を怪盗に構える、だが同時に向こうもワイヤーフックの発射装置をこちらへと向ければ互いに動けず硬直状態に陥って一瞬の静寂が展示スペースに流れて)

(/背後から失礼します!今回のお話が始まった時からもうそろそろだなと思っておりましたが、またひとつ検索様と大きな区切りを迎えられた事心からとてもとても嬉しく、またここまで続けてくださっていることに深く感謝いたします。今回のお話がまさにですが、テーマだけしか決めていなくとも検索様とお話しているうちにどんどん話が膨らんで、やりたいことが増えて、お話が始まればまた展開が膨らんでいってと、お話を二人で楽しんで作り上げていくこの時間が本当に大好きです。これも検索様と趣味趣向があっているからだと思いますので、常々検索様と出会えて良かったと噛み締めております。先日やった狐くんのお話然りですがこれからも好きなことや、やりたいこと惜しげも無く盛り込んでやり取りしていければ幸いです。これからもどうぞよろしくお願いします!)


8001: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-27 14:45:19

……っ、諦めたまえっ、あ!
(二つ返事でそれぞれの担当を決めると相手が追い付けるように妨害とサポート役に回る。大きく距離を稼がれるワイヤーフックの使用を咄嗟に妨害して怪盗を地上に押し留めるようにする。狭く長い展示スペースから大きく開けた場所に差し掛かると相手が怪盗に腕を伸ばす。だがその手はあっけなく躱され今度は拳のぶつけ合いが始まる。相手はそこそこ腕が立つはずだがそれを身軽にいなす姿を見れば身体能力の高さに驚きつつ攻防が続いている間にこちらは距離を稼いで怪盗の反対側に回り込む。二人で挟み撃ちするような状況になれば再びス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ンに援護の指示を送ってから向かい合って腕を構え合う二人にこっそり近づいていく。怪盗の背後に回って向こうの相手に視線で合図を送ってから抑え込もうと足を踏み出したタイミングで怪盗はこちらに的確な回し蹴りを打ち込んできて咄嗟に防御体勢を取る。だが意識は確実にこちらを向いてス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ンが怪盗の手首を襲うと隙が生まれ相手からの援護もあれば怪盗は体勢を崩す。そのまままずはエッグの奪還を狙うが怪盗も当然抵抗して争っている内に二人の手から弾き飛ばされた。エッグは少し離れた柔らかな絨毯の上に着地して壊れることは無かったがその衝撃で蓋部分が本体から分離する。その中からは表面が金継ぎされたメモリが出てきて「何で中にメモリが、」と思わず目を見開く。そうして動揺している隙に怪盗が自分達を振り払ってエッグではなくメモリを回収して再び逃走を図ると「考えるのは後だ、追いかけるよ」と相手に声を掛けて動き出して)

(/毎回キリの良い数字が近づいてくるとそわそわしてきますがまた八千という大台を探偵様と迎えられたこと、こちらも大変嬉しく思っております。本当に言って貰っている通りで大体の方向性だけ決めてその場のノリで話が膨らんでいく様がとても楽しく、過去のやり取りと繋がりが出来たり自分の中だけで考えていた展開をテレパシーのように探偵様に実現させて貰ったりと毎回驚きやドキドキ、嬉しさを感じながらお返事させて貰っています。他の作品を見たりするときもこの展開を探偵様とやってみたいと考えることも多くて本当に探偵様とやりとりするこの時間が大好きです!既にかなり探偵様に甘えて好きなことを盛り込んでやりとりさせて頂いてますが変わらず色々やりたい事を詰め込んでお互いのペースでまたお話を続けさせて貰えたら嬉しいです。こちらこそこれからもよろしくお願いします!)


8002: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-27 18:29:01


、フィリップっ!な、……あいつ、最初からメモリが狙いだったのか?!
(怪盗と睨み合いになり互いに一歩も動けなくなるなか相手が背後から怪盗へと忍び寄る、相手の存在がバレないように目線を動かさないようにしていたが相手が近づいたタイミングで怪盗は回し蹴りを放った。相手への直撃を避けるため咄嗟に怪盗の腕を掴んで思いっきり引くと蹴りは外れてエッグを持った手もおざなりになる、その隙をついてス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.が怪盗の手首を強打するとついにエッグは手を離れようとした。相手が咄嗟に手を伸ばすのと怪盗が再びエッグを掴むのはほぼ同時でこちらも相手の援護をしようとするがその前にエッグは二人の手から零れ落ちた。名前の通り卵のようにエッグは二つに割れる、その中から見慣れたものが出てくれば驚きで目を見開いた。金継ぎされた見た事のないメモリであるのも驚いたが怪盗はエッグを無視してメモリを掴むと言葉にならない声を出してしまう、怪盗の狙いは最初からメモリだったようだ。何故あそこにメモリが入っていると知っていたのか、そもそも何故メモリがエッグの中に入っていたのか、様々な疑問が渦巻くが今は怪盗が優先だ。相手の呼び掛けに「あぁ!」と答えて後を追う、頭の中に館内の地図を描きス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.に指示を出して脱出ルートを塞いでいけばやがて先程のような関係者扉の前にたどり着いた。だが扉は防犯も兼ねて重く開けているうちにこちらが怪盗にたどり着ける、それを察したのか怪盗はこちらへと振り返り意を決したようにメモリを見つめた。その動きにメモリを使用しているのだと察しがつけば「やめろ!」と叫ぶ。だが怪盗はしばらくメモリを見つめた後『何も感じねぇ…これも俺の運命じゃないみたいだな』と訳知りな様子にまた言葉を詰まらせて)


8003: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-27 19:30:43

…運命?君は一体何を探して、…っ、しまった
(エッグ自体ではなく中から出たメモリを掴んで逃げる怪盗に浮かぶ疑問を尽きないがまずは怪盗を捕まえることが優先だろう。相手に声をかけ再び追跡を行なう。厄介な方に逃げてしまわないように行方を防ぎつつ、怪盗を追いかけていく。やがて関係者扉の前まで追い詰めるがそれが分かると怪盗は意を決したようにこちらを振り返りメモリを見つめる。その仕草に嫌な予感を覚えて相手は止めるために声をあげるが怪盗は暫くそれを見つめ軽く握り込むだけでぽつりと何処か寂しそうにも呟いた。【運命】というワードが気になってその意図を尋ねようとするがその前に『これは俺が探している物では無さそうだからお返しするよ』と告げれば大きく腕を振って手元の物を雑にこちらに投げてくる。今の話を聞いた上でものを投げられると反射的に意識はそれに移って、少々後ろに下がってそれをキャッチする。だが手元にあったのはメモリではなく光沢のある包装がされたガムだった。驚いたのと同じタイミングで扉が開く音がしてそちらに視線を向ければメモリを持ったままの怪盗が唯一見える口端を吊り上げながら扉をくぐり走り去る所だった。慌てて追いかけるがこちら側は関係者用として警備があまり割かれていない場所だ。封鎖されていない窓を解き放つと怪盗はこちらを向いて『またね、探偵君達』と告げれば枠を乗り越え数メートル下の併設された庭園の茂みに躊躇無く飛び降りていて)

8004: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-27 20:20:03


っ、……クソッ!やられた!
(怪盗はメモリを握りしめそのまま使用してしまうかと思ったが呟きと共に止まってしまう、そしてメモリが相手の方に投げられると思わずそちらを目線でおって怪盗から目を逸らしてしまった。相手が不安定な態勢でキャッチしたものがメモリではなくガムだと認識したと同時に扉が開く音がする、慌ててあとを追いかけ力いっぱい扉を開いて抜けるが既に窓は開け放たれていてキザな言葉と共に怪盗はそこから飛び降りてしまった。そこそこの高さのはずだが覗き込んだ先には庭園の茂みがあって怪盗はあれをクッション代わりに無事地面に着地した事だろう。周囲に目を走らせるが庭園の暗がりに隠れてもう怪盗は見当たらない、思わず窓枠を叩きながら悪態をついた。エッグが盗まれたかと思えばそこからメモリが出てきて怪盗はメモリの方を盗んで行った。つまり怪盗の目的はメモリの方でエッグの中にメモリが入っていたのを知っていたことになる。悔しいがあの怪盗を今からはもう追えない、怒りを鎮めるように息を吐き出せば「あいつはまた今度だ。それよりもこの街を泣かせるもんが出てきたんならエッグのことを調べなきゃならねぇ」と方針を口にすると相手の方をむく。警察はまだ怪盗を探しているだろうが逃げたと伝えればここはお開きになってしまう、それならばこの混乱に乗じてメモリのことを調べた方がいい。窓枠から離れると「さっきのエッグもうちょっと詳しく調べてみようぜ」と戻ることを提案し)


8005: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-27 20:48:37


…単身でアレだけ堂々と犯行をやってのけるとは、中々捕まらないのも納得だ。…そうだね、単なる金目的の怪盗では無いみたいだし
(まんまと手品のような手口に騙され追いかけた時には窓は空いていてキザな台詞と共に脱出されてしまった。あの身体能力では今から追いかけても捕まえることは難しいだろう。最初の停電から不安を誘うような仕込み、そして2人がかりでも取り逃してしまうほどの能力の高さで犯行を生身でやり遂げた。その手口のあざやかさと計画の綿密さに悔しさと感心を寄せていたが相手から次の方針が共有されると頷く。本人は取り逃してしまったが気になることは幾つも出来た。それを確かめるために来た道を戻って怪盗と対峙した場所に向かう。怪盗を追いかける為に放置したエッグはそのまま絨毯の上に割れた状態で転がっていてその場にしゃがみこんではそっと観察してみる。こうして見てみればエッグの中にはちょうどメモリ1本分が収納出来るくらいのスペースがあってまるでメモリを仕舞う為に作られたようにも見える。じっくりと何か手がかりが無いか相手とともに調べてみながら「あの様子では怪盗は初めからこの中にメモリが入っていると知っていたのだろうけど、そうなると寄贈主の龍川もメモリの事を知っていたのだろうか」と浮かんだ疑問を口にして)

8006: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-27 21:49:36


あいつ自体は追えねぇが今ある謎を解きゃきっとあいつに繋がるはずだ
(元々この美術館に忍び込んで警備に紛れていたことといいあの小型のスピーカーといい、怪盗ヴェントは相当手の込んだやり方で今回の盗みをやってのけた。手間をかける分執着が感じられるがそれが向いていたのはメモリの方、しかし怪盗はメモリを手にして残念そうにしていた。特定のメモリを探しているのかもしれないが今はこれ以上考えても答えはでない、ならば別方向から攻める方がいいだろう。相手とエッグの元に戻ってくれば一緒にしゃがんで中身を観察する、そこにはさもメモリを入れてくださいと言わんばかりのスペースがあいていた。寄贈品といえど美術館側だって受け入れるものは精査するはずだ、あの館長が手を抜いた仕事をするとは思えない。となると本物にあとから加工がされてメモリを仕込むスペースを作ったのだろうか。観察をしていれば相手が寄贈主の龍川とメモリの関係に言及する、たまたま買った美術品に実はメモリが仕込まれていたという可能性がなくはないのだろうが龍川がメモリと関与しているかを調べる方法がある。立ち上がって相手の方を見ると「フィリップ、検索を頼む」と声をかける。龍川は過去もうひとつ美術品を盗まれている、それも怪盗が狙ったならばその狙いは美術品ではなかった可能性が高いが証拠がない。それならば残りから証拠を見つけ出すまでだ、「この美術館にエッグの他に龍川か、これまで怪盗に盗まれた美術品の所有者が寄贈したものがないか調べてくれ」と頼んで)


8007: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-27 22:53:23

分かった、調べてみよう。……あった。龍川ではないけど二回目に置時計を盗まれた人物が寄贈している絵画があるようだ。
(二人で怪盗の残したエッグを確認する。ここにメモリが入っていたのは間違いないが問題はいつどこから入っていたのか、そして怪盗の目的が何なのか、だ。相手が立ち上がるのに合わせてこちらもしゃがむのをやめると検索が頼まれる。今持っている情報から何か知りたい事を引っ張ってくるのは自分の得意分野だ。その場で軽く腕を開き目を閉じて地,球
.の.本.棚の中に入る。相手から提示されたワードを順番に入力していくと本棚が移動して、やがて一冊の本に絞られた。それを持って現実世界に戻ってくると中身の情報を確認していく、その中にこの美術館の名前を見つけると声を上げた。龍川の物では無かったが以前あの怪盗に盗まれた人物の寄贈品がまだここには一つあるようだ。本を片手に展示スペースを進んでいくと美しい朝の湖畔が描かれた目的の絵画を見つけ「これだ」と相手に告げる。本来は館長などの許可がいるのだろうがこれも目的の為だ。そっと壁から外してみるとある違和感に気づいて「他のものに比べて額縁が厚くないかい?」と相手の方を見ながら意見伝え)



8008: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-28 07:50:40


あぁ、ちょうどメモリが入りそうなくらいの厚さだな
(相手に検索を頼んでワードを伝えると程なくして結果が出てくる、幸いにも美術品を盗まれた人物の寄贈品が他にあるようで無意識に口角があがった。これで証拠を掴めるかもしれない。相手の誘導に従い絵画の展示スペースに移動すると目的の絵画を見つける、確かに脇に添えてあるプレートには見覚えのある名前が刻まれていた。場が混乱しているうちに謎を解明しなければきっとあのメモリの件は闇に紛れてしまう、心の中で館長に謝りつつ絵画を壁から外した。近くで見ればすぐその違和感には気づいて相手がそれを指摘すれば同意するよう頷く、推理は少しずつ確信へと近づいていた。絵画を裏返して額縁の留め具を外すと当て板をそっと外す、するとキャンバスと板の間に先程と同じように金継ぎしているメモリが出てきて「どうやら考えは間違ってねぇようだな」と呟きながらメモリを取り出した。繋がりのないように見えた盗品達は全て特定の数人が寄贈した美術品だ、メモリを見つめながら「龍川や怪盗の被害にあった人が寄贈した美術品の中にはメモリが隠されてんだ。それを怪盗ヴェントは知ってる」と導き出された答えを口にする。だがメモリを隠すように細工するのもこうやって複数メモリを用意するのも個人で出来ることではない、あくまでも龍川達はメモリをばら撒く役割だ。となればその大元がいるはず。再び相手の方を見ると「フィリップ、もう一回検索頼む。キーワードは龍川含む怪盗の被害にあった美術商の名前と奴らがこれまで美術品を取引したとこだ。そこに共通点がありゃ、きっとそこがメモリの出処に違いねぇ」と再び検索を頼んで)


8009: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-28 10:50:40

…やはり今までお宝が盗まれた人物とメモリ、そしてあの怪盗は何かしらで繋がっているようだね。…ああ、今度は範囲を少し広げて探ってみよう。
(真実を突き詰める為に絵画を壁から外してみると表で見るだけでは感じなかった違和感に気付く。相手も同じ事を思ったようで絵画を裏返して当て板を外すとちょうどその妙な隙間に金継ぎされたメモリが埋め込まれていて小さく息を飲んだ。怪盗の被害者になった人物の寄贈品の二つに偶然メモリが隠されていたという可能性は考えにくい。ならば今までの盗品にもメモリが隠されていて怪盗はその情報を何処からか手に入れて盗んでいたと考えた方が自然だろう。点同士が線で結ばれていくのを感じながら相手がこちらを向く。そして追加の検索が頼まれると強く頷いて再び地.球.の.本.棚に入る。警察から情報提供を受けた怪盗の被害者の名前を順番に入れていくが全員が美術に関わる仕事か趣味を持っていれば当然行動範囲は重なるところが多い。どう絞るべきかと考えた所で美術品及びメモリの取引があったならそれに合わせ多額の金品の移動が発生する事を思い出す。そういった情報も地.球.の.本,棚なら筒抜けで資産に大きな変動があった前後に絞って再度検索してみると一冊の本がヒットした。それを持って現実世界に戻り中身を確認しては「被害にあった人達の資産に大きく変動があった日の前後に絞って行動履歴検索してみると共通している場所が一つだけあった。…彼らは皆とあるクルーズ船に乗っているようだ」と相手に告げる。そのクルーズ船について調べてみると更に興味深い記述を見つけて「風.都.周辺の小島を巡りながらディナーを楽しむと称しているけど完全会員制でその他は招待された人しか参加する事が出来ない。また出港する場所も少々奥まった殆ど利用者の居ない港らしい。…美術品を買い求める場所としては不自然だね」と情報を共有して)

8010: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-28 12:29:47


良い調子だぜフィリップ。つまりそのクルーズ船のツアーを主催した奴が元締でクルーズツアーはその実メモリ入り美術品の売買の場ってことか。普段は美術館や展示場に置いときゃ誰にも触られねぇしセキュリティに守られる、しかも万が一家を探られても手元にメモリはねぇ。誰かが購入する時も美術品として購入するからメモリの足はつかねぇ。なかなか手が込んでるじゃねぇか
(相手に検索を頼み結果を待つ、暫し待った後に相手が目を開けて本へと目線を移せば良好な結果が得られたのだろうとまた口角があがる。相手はこちらのキーワードにさらに資産移動の情報を足して答えへとたどり着いたらしい、クルーズ船でのディナーツアーがあったことを聞けばそれぞれの点の繋がりはより強固なものになる。閉鎖的で選ばれた者のみが参加出来るツアーで密かにメモリを組み込んだ美術品を買い付けそれをあくまでも美術品として売ることで警察の目を誤魔化しこの街にメモリをばら撒く、綿密に売買ルートが考えられていること、またあくまでも美術品として売買することからそれなりに高額であることを考えればこの金継ぎのメモリはかなり価値のある希少なものなのだろう。そしてきっと強力な力を秘めている。これだけ念入りなルートで売買するようなメモリを作っている奴らは一体何者なのだろうか。怪盗との関係も気になるところだがそろそろ証拠も十分だろう、このまま警備態勢が解かれてこの場が解散になっては困る。相手の方を見れば「ジンさんにこのメモリを届けて過去にクルーズ船に乗ったメモリの売人を捕まえなきゃな」と自信を滲ませた笑みと共に言って)


8011: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-28 15:44:56

今の推理通りなら大事になるのに加え盗まれる可能性が高くなった龍川が慌ててエッグを手元に戻したかったことにも説明がつく。…ああ、まずはその第一歩だ
(こちらが得た情報を伝えると相手が推理を組み立てていく。美術品ならば高値の金品が動いても不自然ではなく見つかっても誤魔化しがきく。更に美術館などに寄贈することでセキュリティと保存環境を良好に保ちながら自らの手元に保持しなくても済むという売人にとっては有難い環境だった訳だ。おおよそ相手の語った推理はこちらが考えていた事と同じで先程の龍川の態度にも納得がいく。そこまで手間をかけて入手したメモリが奪われる事もそうだが何より警察にメモリの存在がバレるのを避けたかったのだろう。それだけ貴重な、もしくは強力なメモリをこの街に流通させる訳にはいかない。秘密裏に動いていることを考えればその元締めごと根絶させるべきだがその為にもまずは取っ掛かりが必要だ。相手の言葉に頷くと刃.野.刑事を探すことにした。指示を出していた刃.野.刑事とくっついてきた真.倉.刑.事に今起きたことと自分達の推理を共有する。美術品にメモリが隠されていたことに二人は驚いていたがこれだけ手を込んだ取引を行う闇を理解したようで『警察の方でも調べておく』と言いながら眉間に皺を寄せていた。怪盗を逃がしてしまったと分かり警備体勢を解くために指示を飛ばそうとする刃.野.刑.事に「ちょっと待ってくれ、今の話から恐らく売人たちはかなり警戒心が高いことのだろう。メモリの存在を警察が知ったと伝われば突然雲隠れする可能性だってある。だからまず当事者の情報を手に入れる為にも龍川を押さえるのはどうだい?」と提案する。あの時は苛立ったように出ていったが彼は自分のエッグがどうなったか気になって仕方ないはずだ、なかなか警察がこの美術館から出ていかなければ気になってこの現場に見に来る可能性が高い。「もしもそのクルーズ船に侵入調査する必要が出てくれば誰かに招待して貰わなければならないからね」と言葉を添えながら相手に視線をやって)

8012: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-28 19:10:38


…そうだな。ここで龍川やメモリ入りの美術品を買ってた奴を一斉に捕まえることもできるが、根元から絶たなきゃ意味がねぇ。そのためにも龍川はあくまでも監視下に置いて次のクルーズツアーが組まれるのを待った方がいい。奴らの根城まで食い込まなきゃきっと怪盗も捕まえられねぇ
(ある程度推理が固まると相手と共にジンさんの元に向かう、途中でエッグを拾って現物を見せながら事の次第を説明した。ただの怪盗騒ぎからメモリ犯罪に繋がったことにジンさんとマッキーはは驚いていて早速警備態勢を解いて龍川を捕まえる方に舵を切ろうとするが相手がそれを止める。ここで龍川含め売人を捕まえるのは簡単だがこの事件の根源はメモリをばら撒いた奴ら、つまりクルーズツアーを企画した奴らにある。そこを潰さなければ真にこの街の涙を拭ったとは言えないだろう。こちらに視線を向ける相手に頷いて同意するとジンさんを説得するようにそちらを見る。この事件の上辺だけをさらって解決だなんて言う気は無い、元締を潰さなければ意味がないのだ。それはつまり敵の懐へさらに踏み込む危険な行為をするのだと宣言しているのと同じで文句を言っているマッキーを差し置いてジンさんはこちらを止めようとする。だがその前に警備も解かれず怪盗も捕まえたと知らせがないことに痺れを切らしたのか数人の警備員に止められながら『私のエッグはどうなったんだ!』龍川が乗り込んでくる。相変わらず機嫌な悪そうな彼に「エッグならここだぜ」と気取って差し出すと彼は乱暴にエッグをこちらの手から取り上げた。そしていの一番にエッグを開ける、やはり彼が大切なのはエッグ自身ではない。空になっている中身に驚愕している龍川に「どうした?エッグは無事だぜ?」とどこか煽るように言って)


8013: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-28 19:53:43

…それとも何か重要な物でも入っていたのかい?
(さらに深く元締の根城に向かう意気込みを見せれば刃.野.刑事はそれを止めようとする。本来ならば警察に任せておくべき事案なのかもしれないがこの街の探偵としては見過ごせない事態なのだ。どうにか納得して貰おうと考えていると入口の辺りが急に騒がしくなってそちらに目を向ける。そこにはちょうど話題の中心でもあった龍川が美術館に乗り込んできたところだった。エッグは何処かと騒ぎ立てる彼に相手がその本体を差し出す。龍川は相手の手からエッグをひったくると安心したり外見の傷を確認したりする前にいの一番に中身を確認しだした。空であることに驚愕する彼に相手が問いかけるがイラついたような焦ったような何とも言えない顔をしている。彼からして見たら一番大切なメモリを盗られてしまっているが美術品としてメモリの存在を隠して預けていた以上警察の前ではその事を決して言えないといった状態だ。更にこちらが畳み掛けるように問いかけるとその顔はハッとなって睨む様にこちらを見てくる。ちらりと刃.野.刑事の方を見ればわざとらしくよそ見をしていて分かりやすい心遣いに感謝しつつ彼の肩を軽く掴むと柱の影に連れていく。そして微笑を浮かべると「君の探している中身なら怪盗が取っていったよ、そして僕達は君がとあるクルーズ船でこのエッグを買い求めたのも知っている。…そこでだ、僕達とちょっとした取引をしないかい?」と時折刃.野.刑事の方を見ていつでも警察に突き出せるといったポーズを取りながら話し合いを持ちかけて)

8014: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-28 20:51:16


俺達の要求は簡単だ、次にそのクルーズ船に乗り込む時に俺達を中に引き入れてくれ。これ以上このエッグを用意した奴らにメモリが取られた事がバレんのはマズイだろ?ノコノコ盗まれたなんて報告したらそろそろお前が危ないんじゃねぇか?
(こちらが煽るように問いかけた後相手が畳み掛けるように中身のことを問いかければ、龍川はエッグの中身について探偵が勘づいていることに気がついたらしくこちらを睨みつけてくる。ジンさんはというとここを見ないフリしてくれるらしくわざとらしく視線を逸らしているのをみれば笑ってしまいそうになった。相手と共に龍川の肩を掴んで柱の影に連れていく、微笑みながら脅しをかけて悪魔の取引を持ちかけるのはなんとも相手らしくて口角が上がりそうになるのを必死に抑える。龍川がこちらを黙って見ているのを交渉の余地ありと解釈するとこちらから取引条件を持ち出す、龍川はすぐさま拒否の言葉を口にしようとするがその前に龍川自身の身が危ないのだと諭した。既に怪盗に美術品をいくつか盗まれていることを思えば元締の堪忍袋の緒が切れるのも時間の問題だろう、そして同時にメモリの販路を確保するため近々またクルーズディナーが行われるのだって予想がつく。迷いが見える龍川に「このままでいるより警察の監視下にいる方が安全だ。それに俺達が元締を潰せばお前は制裁を受けるのを恐れる日々から抜け出せる。悪い話じゃねぇだろ?」とさらに背中を押すように言い)


8015: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-28 22:36:34


協力してくれたら多少は罪も軽くなるだろうね
(探偵には警察のような組織力や権力はないが個人だからこその強みがある。柱の影に連れ込んで取引を持ち掛けると龍川は黙り込んだ。思う所があるような反応に早速相手が取引条件を持ちだす、拒否しようとする龍川に今の状況を教えれば彼の目が動揺に揺れた。まだ怪盗騒ぎは一般市民には大々的に報道されている訳では無いがこれだけ連続して行われていれば元締の耳にも入っている可能性がある。そうなれば何度も盗まれてメモリの存在を暴かれかねない状況を作った人物は良くて追放、メモリ犯罪に手を染めている者の性格を考えれば粛正だって考えられる。相手がその話をすればその表情に恐怖が滲んだのが分かった。そこに飴を差し出すように龍川のメリットを提示する相手の交渉術に尊敬と感心を抱きつつ、警察への情報提供という点でも罪が軽くなる可能性を提示した。暫し迷っていた龍川だったが観念したように『……分かった』と頷いたのを見れば相手の方を見て軽い笑みを見せる。これで次の段階に繋がったはずだ。「協力感謝するよ」と彼に告げればよそ見していた刃.野.刑事に声を掛け、龍川を監視して欲しい旨を伝えて)



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