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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
7795:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-01 16:04:10
じゃあ、お前は!!ジンさんをすぐ助けられたのにずっと時限爆弾の横に放置し続けたのか?!俺があの倉庫でアキコの時限爆弾解除するためにジ.ャ.マ.トと戦ってる時も妨害してたのか?!アキコの命がかかってたんだぞ!!
(明確な答えとそれを否定したい心がせめぎ合っている、自分で口にした答え以外ありようがないのに相手に縋るように事実を問いかければ相手はこちらを見ないままその問いを肯定しあっさり蔓が切られると爆弾であるマンゴーは萎んでいった。カウントダウンが止まり気が抜けたのかジンさんはその場で気を失ってしまう、いくら場馴れしているといってもこんなに長い時間命の危機に晒されたのだから当然だ。耳にはクリアの声もナビゲーターの声も聞こえてこない、このゲームで相手が行った事に対して再び怒りに火がついて声を張り上げ叫ぶ。この街に住む仲間である人を、そして何よりも事務所で共に事件に挑む所長を、命の恐怖に晒したのだ。それが必ず解決出来るものだと確信しているものでも今は昔の相手を見ている気になって相手が人の心をなんとも思っていないように見えた。こちらの怒りの声を断ち切るように視界が白に染まる、相手から返事を得られないまま次の瞬間にはあの神殿のような空間に相手と英寿と共に立っていた。まだ言いたいことはあるのにナビゲーターが近づいてきて『それでは皆さん、デ.ザ.ス.タ.ーだと思う方に投票してください』と粛々とゲームを進行する。こんな時にでもオーディエンスを楽しませることが優先かと体が動き出しそうになると『落ち着け』と英寿が一言発して、そこでようやく体が止まると『このゲームは感情的になった奴から負けていく』と言われれば目を軽く伏せた後にゆっくりと呼吸をして)
7796:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-01 16:53:47
っ……。…ナビゲーター、投票の前に何個か確認したいことがある。 一つ目は今脱落した二人がデ.ザ.ス.タ,ーの可能性はあるのか、二つ目は改めてだけどデ.ザ.神はこのゲームで勝ち残った仮.面.ラ,イ.ダ.ーのことを指すって解釈で良かったかい?
(ゲームクリアを知らせるアナウンスを聞いても動けずに入れば背後から再びこちらを非難する叫び声が浴びせられる。その内容はもっともで反論の余地なんてない。命や怪我に関わるような致命的なことが起こらないようにしていたといってもただの言い訳にしかならないがデ.ザ,ス.タ.ー役としては今ここで謝罪することも出来ない。唇を噛み締めていれば目の前が白く染まって例の空間に転送される。今回は一時間という猶予もなくナビゲーターが投票を呼びかけてくる、ちらりと見た相手はまだ怒りに染まっていて英寿に宥められていた。それらを横目に見ながらナビゲーターに声を掛けると淡々とした口調で質問をする。前者は白々しい確認事項だが重要なのは後者だ。ナビゲーターは『今回のゲームにつきましては御三方の中にデ.ザ.ス,ターの方が居ます。その為今回デ.ザ.ス.ターを指名出来なければ自動的に勝利が確定します。またデ.ザ.ス.タ.ーはフィリップ様の説明通りこのゲームを勝ち抜いた仮.面.ラ,イ.ダ.ーに与えられる称号です』と返答する。オーディエンスがいる場でそれが聞けたならやる事は一つだ。「わかった、ありがとう」と返してから軽く息を吐いて気持ちを落ち着かせるとジッと相手の方に目を向け「僕はこのゲーム中、デ.ザ.ス.ターが妨害行為をする所を見たんだ。…デ.ザ.ス.タ.ーは翔太郎、君だろう?」と先程とは一転相手が裏切り者だと主張して)
7797:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-01 17:47:59
……は?……お前、ほんとにどうしちまったんだよ!お前もニタリに取引持ちかけられたのか?本気でこのままなんの対策もなくデ.ザ.神になる気かよ?!俺達はこのままじゃ二人揃って風.都.に帰れなくなんだぞ!なんでそこまでデ.ザ,ス.タ,ーの役割を全う出来んだよ!!
(英寿に声をかけられいくらか冷静になったもののやはり心がついて行かない、これまでの相乗りの日々から遥か後方に遠ざかってしまった相手には何度手を伸ばしても届かないような、そんな気分だった。そんな心境を気にもせず相手はナビゲーターに質問をする、白々しく景和か祢音がデ.ザ.ス.ターだったか聞く相手にまた言いようのない怒りが渦巻いて思考を支配する。その間に相手はもうひとつ質問をしていてナビゲーターが質問に答えている、その答えを英寿は静かに聞いていた。拳と奥歯に無意識に力が篭っていると不意に相手の目線がこちらへと向く、目線を合わせるが相変わらず何を考えているか分からない。そんな相手から出てきた言葉はこちらをデ.ザ.ス,タ.ーだと告発する言葉で一瞬時が止まった。間の抜けた声を出すのがやっとだったが、溜まりに溜まった怒りが再び脳天へと到達すると再び相手に掴みかかる。今の相手はどう考えたっておかしい、何を考えているのか分からない。相手を睨み叫んでいると自分達の横で英寿が余裕風を吹かせて鼻で笑う、今の状態ではそれさえも癪で「ンだよ!」と叫ぶと相変わらず余裕綽々で『いい演技だな』と二人共に目を向けながら言い)
7798:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-01 22:16:36
…さっきから何を言っているのか分からないな。僕はあらゆる手を尽くしてでもこのゲームに勝ってドライバーも街の平和も取り戻すだけだ。
(サポーターやオーディエンスの話に乗れば娯楽に飢えた彼らは自分達を早々悪いことにはしないだろう。だがそれは後退しながらの現状維持であり、自分達が望むものでは無い。ナビゲーターからの回答を得て相手と目を合わせると相手をデ.ザ.ス.タ.ーだと告発する。時が止まったような反応の後、相手は頭に血を上らせて再び自分の胸倉を掴む。相手からすれば探偵の使命を忘れ運営やサポーターに良いように使われているように見えているのかもしれない。だけど今はそれで良い。こちらを睨みつけながら感情のままに叫ばれると少々大袈裟に眉を顰め馬鹿にしたような言い方で相手の言葉を一蹴する。そうして睨み合う自分達に対して英寿は余裕綽々な表情でこちらを見ている。今までのデ.ザ.神になった経験などを踏まえればある程度自分の考えに察しがつけられているのかもしれない。ならば英寿にもこの流れに乗ってもらうまでだ。改めて自分の目的を明かすと「君だって目的は同じだろう。その為にもデ.ザ.ス.タ.ーをこの場から追放して二人になるようにゲームを進めるべきだ」と意見を変えない意志を示して)
7799:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-02 09:32:08
……あぁ同意見だ。俺は、この投票でデ.ザ.ス.タ,ーが残って直ぐにデ.ザ,神にさせるわけにはいかねぇし、ここで落ちてニタリの思い通りにさせるわけにもいかねぇ。そして…お前がデ,ザ.ス.タ.ーだって導き出した答えを曲げるわけにもいかねぇ
(風の街を愛しているから平和を守りたい、それは同じ目的のはずなのに何故か相手と歯車が噛み合わない。胸ぐらを掴んで叫んでみるもその瞳からはやはり何も読み取れない。これまで共同生活を送る中で相手に疑念を抱くことはあったがその時の方がまだ相手に心の感じ取れたのに今はそれすらも演技だったように思える、ニタリに洗脳されでもしたのではないかと飛躍した考えが浮かんだ。相手の態度は変わることがない、あの夜と同じ不気味で何を考えているのか見えずこちらを鼻で笑っている。だが相手がデ.ザ.ス.タ.ーだと見抜いたあの時から答えは変えられない、胸ぐらを掴んでいた手を離すとゆっくりと深呼吸してから自分の立場を確かめるように口に出しながら端末を取り出した。端末には投票画面が写っている、退場が即ち願いを失う事だと分かっていても自らの足で、自らの意思で、進まなければきっと何かは掴めない。【投票完了】を押す、無意識に吐き出した息は震えていた。一連のやり取りを見てた英寿は『ここは乗ってやるか』と気取った声で言いながら端末を操作する、暫くもしないうちにナビゲーターが『投票結果が出ました』と相変わらず場にそぐわない明るい声で宣言して)
7800:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-02 10:31:00
…残念だけど僕はここまでのようだね。
(相手をじっと見つめて自分達が成すべきことを告げると相手も意思が変わらないことを告げる。本心では無い対立だが真に目的を果たすためにも今はこのままで良い。そうして相手もやるべき事を決めたのか掴んでいた手が解かれ、端末を取り出したのを見ればこちらも端末から投票を済ませる。それを見ていた英寿も変わらずの余裕さで端末を操作していた。そうしてすべての投票が出揃うとナビゲーターは明るい声で宣言して空中に投票結果を示す画面が表示される。そこに三人の名前があって自分の名前の隣に雰囲気に見合わないSE共に星が一つ表示された。その隣に二つ目が並び、続けて三つ目と全ての星が自分の名前に集まった。どうやら英寿は本当にこちらの意向を汲んで乗ってくれたらしく、ちらりそちらを見れば目が合って意味ありげに笑みを返された。ナビゲーターがにこりと笑うと『皆様の投票によりフィリップ様が脱落となります。そして見事フィリップ様はジ.ャ.マ.トの味方をするデ.ザ.ス.タ.ーでした』とそれぞれの結果を発表した。投票の結果がこちらに集まったことに残念がる言葉を紡ぐが思った通りの流れにその表情には穏やかな笑みが浮かぶ。相手の方を向けば「流石僕の相棒の推理だ」と相手の行動を褒める言葉を送って)
7801:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-02 12:30:02
…は?…お前、なんで自分に。さっき俺をデ.ザ.ス.タ.ーだって言ったばっかじゃねぇか!何考えてんだよ!俺はお前の相棒なのに…全然お前のことが分かんねぇ…
(未だ相手が何を考えて何が起こっているのかは分からない、しかし自分の立場だけはハッキリしていて進むべき道だけが決まっている。そこに踏み出す事を決めると三人の名前が宙に浮かんだモニターに並べられる。そしてひとつ、またひとつと相手の名前の横に星が点って、最後のひとつさえも相手の名前の横に星がつくとまた間の抜けた声を出すしかなかった。先程相手は自分がデ.ザ.ス,タ,ーだと告発したばかりなのに自分自身に投票したのだ、となると英寿がどちらに入れようと自分が相手に投票を投じた時点でデ.ザ.ス,タ.ーとして排除されるのが確実になっていたことになる。相手は投票結果を承知していてしかしその顔には穏やかな笑みが浮かんでいる、それはいつも相手にしていて欲しい表情なのにやはり相手が何を考えているのか分からなかった。縋るような声を出しながら今度は相手の両肩に手を置いて顔を付き合わせる、目の前に相棒はいるのに自分だけ置いてけぼりにされて相手は遙か後方から今度は遙か彼方へと先へ行ってしまっていつもの位置である隣にいる気がしなかった。だがもう結果は決まってしまった、弱々しい声と共に項垂れると相手の体が光始めて「フィリップ!」とその名前を呼ぶことしか出来なくて)
7802:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-02 13:35:55
僕の想いは変わらないって昨日も言っただろう? それに目的を果たすにはこうするしか無かったんだ。
(三票ともが自分の名前の横に並び、脱落する人が決まれば相手が声を上げる。サポーター達は自分がデ.ザ,ス.タ,ーとして動いてゲームを盛り上げろと言ったが勝ち残れとは言わなかった。ならばここでしがらみのある自分よりが相手が残った方が好都合だろう。さっきはあれだけ糾弾するような様子だったのに今は縋るように両肩を掴まれる。本当は全てを共有して目的だって明かしたいが運営達に先手を読まれて対策を打たれては彼らの思い通りに動いた意味が無い。後は自分の頼れる相棒が自分の残した道からその結論に辿り着いてくれるかどうかだ。結果が確定したなら、と項垂れる相手の頬に軽く手を添えると漸く相手の相棒として目を合わせる。そして昨夜伝えた言葉を思い出させるように穏やかな声を掛ける。小さく笑っていれば自分の体が道長の時と同じく淡く光り始めた、そろそろタイムリミットらしい。するりとその頬を撫で「僕が消えても僕の想いは君の元にある、僕たちはいつまでも二人で一人だ」と最後の言葉を送ると体はデータのように崩れ仄かに光る緑の粒子を纏って消える。直後【Retire】とこのゲームから脱落した音声が辺りに響き)
7803:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-02 18:23:24
っ、フィリップ……そうか。昨日のあれはそういう…あの言葉だけ信じてりゃ良かったのに、俺は……待っ、フィリップ!!
(相手に裏切られたと思った途端にいつもの笑みを向けられる、相手がデ.ザ.ス.タ.ーだと確信したその瞬間から思考は濁流に飲まれっぱなしで上手く頭が回らない。いつも隣にいた相手がいなくなって自分の居場所さえ見失ってしまった気分だった。そんな中でゲームの進行だけは続いて相手の脱落が決まる、せめてと肩に手を置くがやはり相手のことが分からない。混濁の中で相手の手が頬に添えられて、それは暗闇に差す一筋の光のようにこちらを強く惹き付けて目線があう、そして昨日の夜に伝えられた事を改めて相手の口から聞けばその言葉の意味を知った。あの言葉を標にしておけば良かったのに目の前の光景にだけ囚われて相手に酷い態度を取ってしまった、相手はきっと悩みながらあんな行動を取ることしか出来なかったのだと今なら分かるのにもう遅い。謝罪の言葉を伝えようとするもその前に相手の体は光に包まれる、まるで最期の言葉のようにいつものキーワードを伝えられるもこちらが言いたいことは何も言えないまま相手の体は光となって消えてしまった。両肩に置いていた手がすり抜け落ちる、その勢いを支える気力もなくてその場にガクリと膝をついて項垂れた。もっと相手のことを考えてやるべきだったのに、相手のことが分からなくなったと思い込んでただ喚いていただけだった。震える息を吐き出すもナビゲーターはにこやかな笑顔のまま『デ.ザ,ス.タ.ーであるフィリップ様が脱落したため、最終決戦は浮.世,英,寿様と左.翔,太.郎.様にて行います。最終決戦は直接対決。ライダー同士で戦っていただき、勝った方がデ.ザ,神となります!』と説明がされるがまるで耳には入ってこない。こちらの様子をみた英寿は鼻で笑いながら『こんな腑抜けた奴と戦わせる気か?』と煽るように言って)
7804:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-02 20:06:07
(その事態を解決するキーワードを相手に伝えると呆気なくその体は光となって消える。そうして2人とナビゲーターだけがその場所に残された。ナビゲーターは変わらずの笑みで最終決戦の内容を告げるが相手は膝を着いて項垂れたままだ。英寿が鼻で笑っても相手がそのままであれば『俺の不戦勝でも良いがそれじゃオーディエンスも満足しないだろ』とナビゲーターに話を続ける。運営としてもデ.ザ,ス.タ,ーのルールで盛り上がったゲームの決着がこの様子では困るのか対処を悩むような仕草を見せる。そこに再び英寿が「ならあの優勝報酬を先にコイツに与えてみたらどうだ。1体1で戦うならそれくらいがちょうど良いハンデだ」と相変わらず余裕綽々な表情で解決策を提案する。そして相手の方を見ると『お前はこの勝負に乗るか?』とその意志を尋ねて)
7805:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-03 07:51:20
……、…そうか。俺はお前の相棒だってのに、こんなことにも気づかねぇで……そうだ。俺達は二人で一人なんだ
(相手と共にいつも通り風.都.へ帰るためにここまで進んで来たというのに相手に怒りをぶつけたまま謝罪も言えずに消滅してしまった。これが希望の残る道だと信じて歩いたのに相手がいなければその足を踏み出すこともできなくて崩れ落ちたまま項垂れる。その間に何やら英寿はナビゲーターと、と言うよりは運営と交渉している。今回のゲームは相手の目論見通り大いに盛り上がりを見せているようで神殿を囲うように次々と目のような機械が宙へと現れると『そうだ!浮.世,英,寿の言う通りこいつ本来の力で戦わせろ!』だとか『英寿様に華々しい勝利を飾ってもらいたいの!そのままじゃダメよ!』だとか、オーディエンスの勝手な声が響いている。酷い雑音に耳を塞ぎたくなるが英寿に呼びかけられてようやく思考が追いついた。とはいえダ.ブ.ル.ド.ラ.イ.バ.ーは相手がいなければ変身さえもできないもので、とまで考えたところでこれまでの相手の発言が一本の線に繋がって息を吹き返したように大きく呼吸をする。顔をあげて英寿をみればこちらの意志を宿した表情にまたスカした笑みを浮かべていた。相手と、そして英寿が示してくれた勝ち筋に乗らないわけにはいかない、「あぁ」と力強く返事をすればオーディエンスが湧く声が聞こえた。『それではこちらをどうぞ』とボックスに入ったダ.ブ,ル.ド,ラ.イ.バ.ーを差し出されるとドライバーとメモリを手に取った。目の前に相手はいない、しかし自分の存在が消えかけた時にもこのドライバーは相手と自分とを繋げてくれた。ならば今回も、いや何時でも、二人を一人にしてくれるはずだ。ドライバーを腰に据えればベルトが巻かれ装着される、メモリを構えると「戻ってこい!フィリップ!」と相棒の名前を呼んで)
7806:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-03 11:11:21
__…呼んだかい、翔太郎。
(オーディエンスの興奮したような歓声が上がる中相手がドライバーを受け取る。相手が今までのバックルの代わりにダ.ブ.ル.ド.ラ.イ.バ.ーを腰に宛てがうとベルトが巻き付く。そして切札のメモリを構え相手の声で名前を呼ばれるとその声に応えるように右のスロットに緑の淡い発光を伴って疾風のメモリが何処からともかく出現する。それが差し込まれると二人で意識を共有出来るようになって右側から相手に返事をした。この前と同じだ、二人がこの地球上に存在している限り自分達はドライバーで繋がることが出来る。意識を共有する事が出来たのならサポーター達に提示されて言えなかった情報もその時の感情や考えも即座にお互いに伝わる、無理矢理引き離されていた二人を隔てる壁が無くなったも同然だ。自分が消えたことに悲しんでいた相手の感情が伝わってくれば必要な段階だったとはいえ心が痛む。だがそれ以上にもう取り繕う必要もなく相手と並び立てたことに安堵と嬉しさが募って「これでやっといつも通りだ」と声を弾ませた。一方その様子を見ていたオーディエンスは未知の出来事にざわめいていたがその中の一つの目から『ちょっと!そいつはさっき退場した奴じゃない、復活するなんてルール違反よ!』と抗議の声があがって
7807:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-03 12:34:14
ちゃんといるみてぇだな、相棒。変身ッ!……散々高みの見物してたくせに知らねぇのか?俺達は二人で一人の仮.面.ラ.イ.ダ.ー.だ
(相棒の名前を呼べば狙い通り疾風のメモリがドライバーにあらわれる、それと共に相手の意識が流れ込んできてその声が聞こえれば口端を上げた。切札のメモリも挿入しドライバーを起動させ風が渦巻く中で装甲を纏う、ようやくいつもの変身を果たせば確かに右隣に相手の存在を感じた。これまで無理やり隔てられていたものは全て取っ払われてこれまでの事を一気に共有する。その中にはデ,ザ.ス,タ,ーとしてこちらを裏切らざるを得なかった苦悩も含まれていて胸が痛い、後で償いはするとして今は相手が見出してくれた二人で勝つ道筋をつき進まなければならない。いつも通りだと弾んだ声で言う相手に仮面の下でまた笑みを浮かべていればオーディエンスから抗議の声があがる、その声は聞き覚えがあるもので少々大袈裟に顔の横で左手をキザったくひらりと降ると自分達を指し示す唯一無二の言葉を突きつけてやる。自分達は正真正銘デ.ザ,イ,ア,グ,ラ,ン.プ.リに参加する仮.面.ラ,イ,ダ.ーだ、他の参加者と少々違う趣があるだけで。それに今なら相手と思考を共有してルール違反だと言われる筋合いがないのも分かる、「それなら参加者に嘘の情報を教えたり、予め誰がデ.ザ.ス.タ.ーか知ってんのはルール違反じゃねぇのか?」と言い返してやれば周囲のオーディエンスからはざわめきが起こり始めて)
7808:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-03 14:56:28
そういうことだ、ちゃんと事前にナビゲーターにも確認はしただろう?
(二人で相談した時に相手が言っていた通りこのドライバーがすべての状況をひっくり返す鍵だった。ドライバーを引っ張り出す為に話に乗ってくれた英寿にも感謝しつつ普段通りに戻った事を喜んでいれば抗議の声が上がるが相手は二人のキーワードを口にしてこちらも口角を上げた。デ.ザ.神には一人しかなれず必ず脱落してしまう片方は街への想いを無くしてしまうこともゲームを盛り上げなければ街を荒らされるという心配も全てを解決する自分達だけの唯一無二の手だ。事前にデ.ザ.神の指す意味を聞いていたのだから反則とは言わせない。更に相手がルール違反を指摘すれば周囲にざわめきが広がる。自分達にもサポーターがついていたなら他の参加者にもサポーターあるいは応援している人がいるはずだ、そこの人たちを煽るように「そもそもデュオ戦の時点で経験者4人と僕達が組むようになっていたのも今思えば出来過ぎている。僕をデ.ザ.ス.タ.ー役にしたのも含め一部のサポーターの意見を優遇したような進行だ、それは公平なゲームと言えるのかい?」と言葉を続けると更にざわめきは広がり運営への不満が時々混じるようになる。このままゲームが進行出来なくなって中止になれば良いとその様子を見ていたが『サポーターの方のこちらへの侵入は禁止です!お待ちください!』とナビゲーターの声が聞こえてそちらに視線を向ける。そこには制止を振り切って怒りや不機嫌さを隠さない表情のニタリとゾクルが乗り込んで来た。『せっかく私が追い求めた最高の孤独の美しさが見られそうなところだったのに余計な事を…』と最初に接した時とは大違いの苛立ちを含んだ目をニタリに向けられると眉を顰め「僕は君の思い通りにはならない」と反抗を示して)
7809:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-03 17:36:24
悪いなお嬢さん、俺は風.都.でこいつと一緒に探偵やるのに忙しいんだ。デザグラに参加するのはこれっきりにさせてもらうぜ
(ダ.ブ.ル.ド.ラ,イ.バ,ーを取り戻しいつものように歩調が揃えばそれこそ何だって出来る、こちらが一部のサポーターのルール違反を指摘すればさらに相手が情報を重ねて周囲のざわめきは大きくなりオーディエンスが味方につく空気を感じる。そんな中でナビゲーターの慌てた声が聞こえてそちらを振り返ればニタリとゾクルが立っていた。二人が内通していたことを思えばそもそも今回のゲームの開催地からある程度の進行まで予め決められたものだったのだろう、そんなゲームはあの二人を喜ばせるだけのもので相手の言うように公平なゲームとは言えない。ニタリは相手に盛大にイラついているようだ、二人で一人のこの姿はニタリが勝手に相手に求める理想像から最も離れた姿だろう。それに対して相手が反抗的な態度をとればゾクルは『ねぇ、あなたのデ.ザ.ス.タ.ー最高だったわよ?翔太郎が膝をつく所なんか思わず立ち上がっちゃったわ。あなた達は浮.世.英.寿.に並ぶデ.ザ.グ.ラのスターになれる。だから、ね?次のゲームも参加するでしょ?』と焦ったように問いかけてくる。きっとお気に入りの玩具が無くなることを危惧してだろう、代わりにあくまでもハードボイルドな探偵らしくニヒルに返事をすればゾクルも苛立ちを隠さなくなった。ゾクルは手元に銃型のデバイスを構えると『こんなルール違反がいるようなゲームは即刻中止よ、私が制裁してあげる』と怪しげに笑う。同じくニタリもデバイスを構えれば突然視界は白くなって次の瞬間にはだだっ広い倉庫へと転送された。周囲にオーディエンス用のカメラが浮かぶ中『お知らせします。今回の最終決戦はデ.ザ.グ.ラを妨害する乱入者の討伐に変更します。最終的にオーディエンスの指示をより集めた方がデ.ザ.神.です!』と高らかに宣言される。どうやらこの状況を利用して運営はあのサポーター二人に責任を全て押し付けるらしい、なんとも白々しい行為だが目の前の二人は止まる様子もなさそうだ。ゾクルが『変身』という言葉と共にトリガーを引けばその体は光に包まれてどぎついピンク色の装甲に身長より大きな鎌を持った姿へと変わる。一方で英寿は『面白い事になったな』と楽しげに笑えば白黒二つのバックルを取り出しギ.ー.ツへと変身して)
7810:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-03 19:13:49
全てをゲームとして片付けようとしているのは気に入らないけどこれに勝てば全てが解決だ。それに君とも勝負を付けたかった所だし。行くよ、翔太郎
(もうサポーター達の好きには動かないと意思表示をすればニタリの顔は歪む。ゾクルは機嫌を伺うように問いかけてくれば相手が地に足をつけて余裕を見せるハードボイルドらしく返事をするとその顔に分かりやすく苛立ちが浮かんだ。解決策が見え相手が隣に居るならもう彼らの脅しや言葉も気にする必要はない。こちらが思い通りにならない事を察すれば2人は銃の形をしたデバイスを構えたかと思うと辺りが真っ白に染まった後、倉庫のような場所に転送された。それからナビゲーターが高らかに最終決戦の変更を宣言する。乱入者扱いになったゾクルはデバイスを使い大きな鎌を持った特徴的なピンクの装甲を身に付ける、続けてニタリが『変身』と呟きトリガーを引くともはや人の形から逸脱して大きな黒い鴉のような姿へと変化した。運営が招いた不手際を白々しく参加者に対処させる所はどうかと思うが今まで好き勝手やってくれたサポーター相手ならこちらも戦いやすい。状況をまとめながら隣を見れば楽しげに笑う英寿が変身をしていて今度は二人で一人として彼に勝負を持ち掛ける。きっと二人なら何でもできる、気合いの入った声で左の相棒に声を掛けると早速彼らの元に駆け出す。まずは手始めにゾクルの方に拳をぶつけると特にバリアなどがある訳でもなく手応えが返ってくる。続けざまに拳を打ち込んでいれば彼女は大振りに鎌を振り回して相手と息のあったタイミングでギリギリに回避する。「中距離にはこちらも長物で行こうか」と提案するとメモリを赤と銀に変える、ボディの色もそれに倣って変わりシャフトを取り出すとオーディエンス用のカメラから驚きと完成のような声が聞こえ、調子を良くすると鎌の振りを捌きながら攻撃を仕掛け)
7811:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-03 20:25:40
散々振り回された分お返ししてやるぜ。もちろんだ、フィリップ!……っ、あぁ!
(二人が見つけ出した答えが目の前に見えている、あとは相手の隣に並んでこの道を突き進むだけだ。サポーター二人が乱入者と設定され討伐対象となる、ゾクルは人型だがニタリは巨大な鴉へと変わっていて自分達が知っている変身とはまた随分と違うものだ。これも未来の技術というものなのだろうがダブルの力が負けているとは思えない。相手は英寿に勝負を持ちかける、右隣から伝わる自信に自然とこちらも自信が湧いて仮面の下でニヒルに笑い相手の呼び掛けに答えた。早速ギ.ー,ツと共に走り出しゾクルへと攻撃を仕掛ける、大鎌を巧みに操り攻撃してくるが懐に入り込み相手と息を合わせて拳を打ち込み攻撃を回避すればなんの問題にもならない。相手の呼び掛けに答えてメモリを変えてシャフトを手にする、オーディエンスのどよめきの中、長物同士がぶつかるが最大火力のヒートの力には及ばない。大鎌を弾き飛ばしてその勢いでゾクルの体まで吹っ飛ばせば背後から羽ばたきの音が聞こえて後ろを振り返る、そこにはこちらを狙うニタリがいて羽をクナイのように次々と飛ばしてきた。シャフトを振り回してそれに応戦していると背後でゾクルが呻く声が聞こえる、またこちらへ襲いかかられれば厄介な事になるがその前にこちらの背後に英寿が立ってマグナムでゾクルに追撃を加える。ついでこちらが攻撃を凌ぐうちに英寿はニタリにも弾丸を打ち込んで羽攻撃に隙が出来た、こうなればやることはひとつで「今度はこいつだ!」とドライバーのメモリを黄色と青色へと変える。シャフトからこちらもマグナムに持ち変えてニタリに追尾する光弾を次々に打ち込んでいけばオーディエンスはさらに湧いた。暫く逃げ回っていたニタリだったが光弾はどこまでもターゲットを追いかけ遂にはゾクルの近くに落ちてしまう、勝機を見い出せば「さぁ仕上げだ!」と気合いの乗った声をあげて)
7812:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-02-03 21:08:57
ああ、ト.リ.ガ.ー.フ.ル.バ.ー.ス.ト!!
(シャフトの高火力で大鎌を弾き飛ばし上空からのニタリの攻撃を弾いていると英寿が後ろに回って追撃を加える。慣れた銃捌きでニタリにもマグナムの弾を当てると羽の一部が損傷し攻撃が一旦止む。そうなれば考えることは同じで今度は遠距離が得意な二色にメモリを入れ替え、マグナムに持ち変えるとこちらからも光弾をお見舞いする。逃げる方向を誘導するような英寿の威嚇射撃のサポートもあって追尾する光弾はニタリの体に命中し、そのままゾクルの近くに落ちた。相手の気合いの乗った声に応えるように声を上げるとマグナムにメモリを装填してマ.キ.シ,マ.ム.ド.ラ.イ.ブを発動させる、狙いを定めていれば英寿の方もマグナムにバックルをセットして構える。息を合わせるように二人で叫べば英寿もタイミングを合わせ、変幻自在に曲がる青と黄色の多数の光弾と赤いエネルギー弾が二人に命中し大きく爆発を起こした。炎と煙が去った後変身が解除された二人がボロボロの姿で床に転がっていたがその姿にはノイズのようなものが走っている。『なんで私が古代人なんかに…!』なとど声をあげる二人の元にナビゲーターが向かうと『お二人方はゲームの進行に著しい損害を与えるような妨害行為を行った為サポーターとしての資格を剥奪し、未来永劫デ.ザ.イ.ア.グ.ラ.ン.プ.リへの関与を禁止いたします』と宣言がされる。その対応に慌てた様子だったが容赦なくその体は薄くなっていき、最後に恨み言のようなことを言いながら消えてしまった。その末路を見ていればナビゲーターはくるりとこちらを向いてにこりと『乱入者の討伐おめでとうございます、それではデ.ザ.神を決めるためオーディエンスによる投票をさせていただきます。皆様、今回のデ.ザ.神に相応しいと思う方に投票をお願いします』とこちらとオーディエンスに呼びかける。自分達ならではの方法で勝つことが出来たが英寿のサポートも見事だった、二人の今後がこの投票で決まると思うと落ち着かなくてじれったさを覚えながら結果が出るのを待ち)
7813:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-02-03 21:46:04
風.都の仮.面.ラ.イ.ダ.ーを知らなかったのが運の尽きだな
(英寿のサポートもありニタリとゾクルは一箇所にまとめられて地面に附している、この好機に相手へ声をかければ同じく気合いの乗った声が返ってきて共有される意識のまま二人で息を合わせてマ.キ.シ.マ.ム.ド.ラ.イ,ブを発動させた。英寿も同じく大技を構えて相手と共に声を上げて変幻自在の一撃を放てば英寿が放った赤い弾と共にニタリとゾクルの装甲に致命的なダメージを与えた。装甲が剥がれ悔しそうな二人にナビゲーターが永久追放を言い渡せば『待って!そんなのイヤっ!』と二人はそれぞれ悪足掻きを口にしていたが結局はそのまま消えていってしまう。晴れて勝利したわけだが問題はここからだ。自分達が進んできた道は間違いなく正しいがここで優勝しなければ意味が無い、優勝できなければ一番最悪の事態が訪れる。オーディエンスに投票が呼びかけられ少しの後『只今の時間で投票を締め切ります。結果は、こちらです!』と宙に浮かんだモニターに結果発表の文字が並ぶ。その下に狐のマークとダブルのマークが表示されるとそれぞれの票数が円グラフに沿って膨らんでいく、半分を過ぎても互いの面積は同じように伸びて最終的には残り10%付近を残して止まった。焦らすような時間の後最後の円グラフが埋まる。二つの面積は僅か1%の差でダブルが勝っていて思わず左拳を掲げながら「よしっ!」と叫んでしまい)
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ID:415c83bff 2025-02-03 23:45:50
やった、僕達がデ.ザ.神だ!
(無事に勝利することは出来たがここからは自分達の手に及ばない投票を待つ時間だ。緊張しながら待っていればナビゲーターがモニターに結果発表として票数のグラフを写す。それぞれの色で塗られているが半分を過ぎても同じようなスピードで互角の結果が続く、てっぺんに近い10パーセントを残して止まると焦らすように沈黙が続く。そして最後は1パーセントの僅差で自分たちの色が上回っていればこちらも声を上げた。横に並んでいればハイタッチでも出来たが一つの体ではそれぞれ左右で喜びを噛み締めていた。長い道のりを得て漸く手に入れた勝利の味に浸っていたところでふと変身を解いていた英寿の方をみれば『まさか本当に勝つとはな』と相変わらず余裕そうな笑みを浮かべている。もしかしたらこうなることが最初から分かっていたのかもしれないと感じられるくらいのオーラを纏っていれば「僕と翔太郎が揃っていればできないことは無いからね」とこちらも得意げな言葉を送っておいた。それぞれの結果を読み上げたナビゲーターは『よって今回のデ.ザ.神は左.翔.太.郎,様とフ.ィリップ様の仮.面.ラ.イ.ダ.ー.ダ,ブ.ルです!』と改めて結果を発表する。勝敗が決まったからか再び視界が白くなると元の神殿のような所に戻ってきていて足元には退場したはずの自分の体が寝転んでいた。試しに変身を解くとその体に意識が戻っておきあがる。そうして改めて相手の横に並び立つと目を合わせ笑みを浮かべた。ナビゲーターは最初に願いを書いたカードを持ってくると『それではお二人の理想の世界を実現させましょう』と語る。するとどこからとも無く鐘の音が聞こえ始め)
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