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相乗りで何処までも 【 〆 】/9117


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自分のトピックを作る
7586: 検索 [×]
2025-01-08 23:30:06

ああ、外の明かりと蛍光灯では見え方がしばしば変わる事があるけどどちらも綺麗な色だ。 時計のプレゼントには同じ時を刻みたいとか離れていても一緒という意味が込められているそうだよ。
(二人で手を繋いでいつもの家に帰ってくる。これでクリスマスデートは終わってしまったが贈られた想いも物も手元に残っていて上着をしまうとつい視線は腕時計に向かう。より見えやすいように手を掲げて時計を見ては笑みを浮かべていると背後から近付いてくる気配と共に後ろから抱きしめられた。上着が無くなった分相手の体温をより直接感じるようになると軽く体重を預けるように身を傾けながら相手の言葉に肯定を示す。装飾品や服は外と家の中では受ける印象が変わることも多いがこの時計は依然自分を示すメモリの色と共に存在を示していて口角が吊り上がる。相手も気に入った上での贈り物だったようで首元に擦り寄られながら告げられた言葉にくすっと笑うとその頭を軽く撫でながらプレゼントについて調べた時に得た情報を共有する。時計の贈り物は時間に関しての意味合いが強いようでちらりと相手の顔を覗くと「相乗りしてる僕達にピッタリだね」と嬉しそうに笑って告げ)


7587: 探偵 [×]
2025-01-09 07:54:35


そうなのか?…あぁ、俺達の思ってる事そのままだ
(相手を後ろから抱き締めて一緒に今日贈った時計を眺める、上着を纏わなくなった分二人の体はより近づいて温まり切っていない体はまだひんやりとしていた。体温を共有していると軽く体重が預けられてしっかりとその体を抱きしめたまま相手の視線は文字盤の深緑へと注がれる、受ける光の色が変わっても変わらず相手の腕に映える緑は綺麗で心底これを選んで良かったと思えた。軽く頭を撫でられて相手の手に擦り寄っている間に腕時計を贈る意味を教えられる、意識して選んだわけではなかったが同じ時を刻みたいという想いも離れていても一緒だという想いも何度も互いに願ってきたもので、交わしてきた約束だ。こちらを覗く相手に軽く頷きながら同意する、偶然にもより強く相乗りを誓った二人に相応しい贈り物になったようだ。視線があえば引き寄せられるように唇を軽く重ねてそこの柔らかさを享受する、そこでもう一つ今日の思い出の品があるのを思い出すと抱き締めた体が離れないようにめいっぱい手を伸ばして脇に置いていた袋を手にとると「こいつも飾らなきゃな」と中からスノードームを取り出して)


7588: 検索 [×]
2025-01-09 11:44:09

大切にするよ。…ああ、今日の大切な思い出だ。
(顔を覗かせる相手の頭を軽く撫でながら腕時計を贈る意味を説明すればそこまでは考えていなかったようで感心したような反応がされる。閉じこもって自分だけの世界で過ごすのではなくこの街で同じ時間を歩むのに必要な物、常に身に着けるだろう時計が相手から贈られたことに改めて幸せを?みしめていた。自分の想いを伝えながらその送り主に視線を送ると目が合って再び顔を近づけて軽い口づけを交わす。そっと離れたあとも軽く擦り寄っていると相手がこちらを抱きしめたままテーブルの上の袋に手を伸ばす。ほんの僅かな時間と距離すらあけたくないという相手の態度に思わずくすくす笑いながら袋を手に取り、中身を取り出す様子を見つめる。あの後スケートをしたりイルミネーションを見たりと色々したが本体は壊れることなく、二人の雪だるまの上に綺麗な雪を降らせていて表情が緩んだ。これも今日を示す大事な思い出の一つだ。手の中に収めて暫し雪が降る様子を見つめていたが部屋の中をきょろきょろを見渡すと相手の腕を掴んで離さないまま数歩移動して相談していたようにベッドの近くの棚の上に置いてみる。それだけで一気に部屋の中が冬っぽく彩られると「これならいつでも二人の雪だるまを鑑賞できそうだ」と無邪気に笑って)


7589: 探偵 [×]
2025-01-09 12:31:03


……そうだな。この位置なら部屋の何処からでも見れそうだ
(ただ相手と目があったからとそれだけの理由で軽く口付けを交わす、特別な理由がなくたって恋人だけの行為ができることに胸を満たされながら擦り寄る相手の心地を堪能していた。なるべく体を離さないようにスノードームを手にすると相手は小さく笑っていて相手の体の前でスノードームを取り出し手渡す、接着に問題はなかったようで二人で作った二つの雪だるまが煌めく雪の中に仲良く並んでいてまた相手と共に暫くそれを眺めていた。やがて相手が腕を掴んで移動を始める、相手の歩幅に合わせて棚の傍までやってくると予定通り棚の上にスノードームが置かれた。二人を模した二つの雪だるまが収められたそれは棚の上に置いたことで部屋のどこからでも見える位置にあっていつでもこの最高のクリスマスデートを思い出せそうだ。スノードームがこの部屋に加われば後に考えることは相手だけ、後ろから抱き締めたまま後頭部に軽く擦り寄りつつ「そろそろ風呂はいって体温めてきたらどうだ?」と提案して)


7590: 検索 [×]
2025-01-09 14:29:59

ああ、後で撮った写真も整理しなければ。…そうだね、今日は体も使ったし後はゆっくり過ごしたい
(二人で棚の前まで移動してきてスノードームを飾る。相手の言う通り何処からでも見れる位置に置いたことで見る度に今日のことを思い出すだろう。思えば最初に来た時よりも随分自分のものや二人の思い出の物も増えてきて相手の家から二人の家になったことに自然と笑みが浮かんだ。スノードームと同じく二人で撮った写真も後で整理しておこうと口にしていると相手が後頭部に擦り寄ってきて風呂に入ることを促される。大分外の冷たさは無くなってきているがこの後ゆっくり過ごすことを考えても先にやる事を済ませてしまった方が良さそうだ。同意するように頷くと相手の腕の中で体の向きを変えて向かい合うような形になる。少し温まった相手の頬に手を添えるとまた短くキスを落とした。今日だけでも何度もキスをしたことに子供のように笑うと「じゃあ先に入ってくるから待っててくれ」と伝えて少々名残惜しいが腕を解いて脱衣所に向かう。貰った腕時計も外して大事に取って置き、服を脱いで中へと入る。長時間外にいた体にはシャワーの温かさが身に染みて安堵の息を吐いて温まりながら髪と身体を洗う。泡を洗い流して浴室を後にすると相手の色の寝巻に着替え、軽く髪を拭きながら「上がったよ」と声を掛けて)

7591: 探偵 [×]
2025-01-09 17:48:13


あぁ。アイススケートで結構体力使ってるはずだしな、あとはゆっくりしようぜ
(スノードームも無事定位置を見つけてまたひとつ部屋に彩りが加わる、大騒ぎしながら撮った写真も大切に保管しておかなければ。風呂に入るように促せば相手から同意の返事が返ってくる、慣れないアイススケートでめいっぱい氷の上を滑ってなんだかんだ言いながら歩き回ったのだからそこそこ体力は使っているはずだ。明日のためにもこの後の時間はゆっくりと過ごした方がいいだろう。相手を浴室へと見送って残っていた片付けを済ますとふと視界に今日着ていったジャケットが目に入る。引き寄せられるようにそこへ近づくと胸ポケットから今日貰ったプレゼント、名刺入れを取り出した。ハードボイルド探偵に相応しい大人っぽさの中にメモリと同じ紫と金が入っていて何よりお気に入りは中を開けた時に見える深緑色だ、きっとこの名刺入れを開ける度にいつでも相手が傍にいるのだと実感することが出来るだろう。その中に差し込まれた相手の名刺をそっとなぞる、これもどこかに保存しなければならないが暫くはこの名刺入れの中に居て欲しかった。そうやってプレゼントを眺めていると相手が風呂から上がってきて「おかえり」と声を掛ける、相手が纏う色はこの名刺入れと同じく紫色で自然と口角を上げていて)


7592: 検索 [×]
2025-01-09 19:48:51

ただいま。…すっかり僕達の周りはこの色で溢れるようになったね。
(風呂から上がってリビングにやってくると相手はハンガーにかけたジャケットの前に居てその手には今日贈った名刺入れがあった。そして相手の視線が自分の着ている寝巻きに注がれたのに気付くとその意味に気付いてこちらも口角が上がった。おかえりに対応した言葉を向けながら相手に近付くと緩くその体に抱き着く。風呂上がりのぽかぽかした体温を分け合いながら視線を名刺入れに向ける。この寝間着も名刺入れもそうだが箸からキーケースまでいつの間にか生活の中で自分達を表す色を沢山この部屋に置いたり持つようになった。色とお互いが結び付いている事に喜びの声を弾ませると「君も早く僕の色に染まりたまえ」とじっと相手を見つめて)

7593: 探偵 [×]
2025-01-09 20:11:08


確かにそうだ、これもそのひとつだな。……あぁ入ってくる
(自分に贈られた名刺入れと相手が纏う色と、そのどちらもが同じ色であるのが嬉しくてつい幸せを噛み締めてしまった。その間に相手は近づいてきて緩く抱き締められるとこちらからも腕を回す、相手の体温は風呂によってすっかり暖かくなっていてその心地良さに吐息をついた。相手の言うように二人を示す色はこの家を、そして日常を至る所で彩っていて二人で一人を表すものになっている。日常の中に当たり前にこの二色が溢れているのが相手と一緒にいるのだと強く感じさせてくれる。弾む声にこちらも頷きながら答えていると今度はこちらが風呂に入るよう促された。つい名刺入れを見入ってしまったがせっかく目の前に相手がいるのだから二人だけの時間を存分に過ごしたい。こちらを見つめる相手に軽く口付けを送ってから一旦腕を解く、名刺入れを内ポケットへ仕舞えば風呂場へと向かった。温かいシャワーを浴びれば僅かに残っていた冬の空気さえ流れていって全身が温かくなる。体を洗い終えて相手の色の寝間着を纏ってバスタオルで髪を拭きながらリビングへ戻ると「待たせたな」と声をかけて)


7594: 検索 [×]
2025-01-09 20:57:43

…おかえり。せっかくだからコーヒーの代わりにクリスマスマーケットで見たホットチョコレートを入れてみたんだ。勿論飲むだろう?
(身の回りに溢れた自分達の色を見ていると相手の服も早くお揃いの自分の色に染めたくなってじっと見つめながら風呂に入るように促す。すると軽く口付けがされて直ぐに了承の返事がされると満足そうに笑みが浮かぶ。「行ってらっしゃい」と言って相手を見送ると髪を拭くのはそこそこに何かほっとするものを飲みたい気分だ。いつものようにコーヒーを入れても良いのだがクリスマスマーケットの中に気になるメニューがあったのを思い出すと台所に向かった。キッチンの前に立ち地.球.の.本,棚に入ってその飲み物、ホットチョコレートについて調べてみる。作り方を調べると思ったより簡単そうで早速棚からお揃いのマグカップを出してくると小鍋で牛乳を温める。軽く沸騰するくらい熱すると火を止めて探し出してきた板チョコを割り入れて溶かした。そのタイミングで風呂場から相手が上がってくる音がすればマグカップに出来たホットチョコレートを入れてから相手を迎えに行く。リビングにやって来た相手は自分の色の寝間着を纏っていて自然と笑みが浮かぶ、そしてテーブルに並ぶ二つのマグカップを指差すと自信たっぷりな様子で尋ねながら手を引いて移動して)

7595: 探偵 [×]
2025-01-09 21:49:09


…、…すげぇ良い匂い……もちろんだ。ありがとよ、フィリップ
(髪を拭きながら戻ってきたリビングで一番最初に感じたのは先程までなかった匂いで甘い香りが鼻腔を擽ると体が温まったのも相まってさらに体の力が抜けていく。こちらにやってきた相手はお揃いであり相手の色でもある寝間着姿に満足そうに笑う、そしてホットチョコレートをいれたのだと指さされた方を見てようやく匂いの正体が分かればパッと顔を明るくさせた。特別でしっかりと寒い日を過ごした後にはピッタリの飲み物だろう。自信たっぷりにこちらの回答を待たずに相手は手を引き始める、もちろん答えは相手の想像通りのものだ。テーブルまでやってくるとより一層甘いチョコレートの香りが辺りを漂っていてこちらの表情まで溶けてしまう、せっかくならと二人分の椅子を並べるようにしてから左側へと座った。相手が隣に座ればいつか夢の国で買った思い出の品であるマグカップを手に取る、こちらが風呂をあがるのにあわせて作ってくれたのかマグカップはホカホカでそんな心遣いにさえ嬉しくなってしまう。相手の方を見てから「じゃあ、いただきます」と口にしてから早速一口ホットチョコレートを飲んでみる。温かい体にさらに甘くて温かい心地がじわりと全身に行き渡っていくと思わず目を閉じてその味に浸りながらホッと息をついて「あったけぇ…」としみじみ呟いて)


7596: 検索 [×]
2025-01-09 22:27:39

もう少しクリスマス気分を楽しみたいからね。…じゃあ僕も、…甘くて美味しい…
(お揃いの寝間着でそれぞれの色を纏った所でホットチョコレートを入れたことを告げると相手の顔がぱっと明るくなる。デート自体は終わってしまったがまだクリスマスの余韻に浸るというのも悪くないはずだ。返事を聞かぬままその手を引いてテーブルの方に移動すると特別な時のように椅子が並べられて微笑みながらその右側に座った。お揃いのマグカップを両手で包み込むように持つと甘い香りと温かさが広がってほっと一息ついた。先に相手がこちらを向いてからホットチョコレートを飲む。分かりやすく目を閉じてその温かさと甘味を味わっているのが分かれば自然とこちらまで表情が緩んだ。早速自分も火傷しないように軽く冷ましてからマグカップに口を付ける。チョコとミルクの優しい甘さとほっとするような温かさが広がって想像以上に今の状況にピッタリのドリンクになれば幼く笑ってさらに1口分飲みながら「クリスマスにピッタリだ」と呟いて)


7597: 探偵 [×]
2025-01-09 23:02:21


クリスマスマーケットで見つけてたのか。…あぁ、今日だけ特別ないい甘さ具合だ
(クリスマスという単語が出てきてホットチョコレートを選んだ理由に合点がいくと口元に弧を描く、きっと最初にマーケットを見て回った時に見つけていたのだろう。クリスマスの夜を過ごすのには最高のお供だ。相手のホットチョコレートを飲めば温かさと甘さが相まって風呂でほぐれた体はさらに緩まっていく。リラックスするようにゆっくりと呼吸するが様々な温かさに包まれていれば唯一足りない相手の温もりも欲しくなってしまう。相手が一口飲んでいる間に二人の間を詰めるように体を寄せてまた一口ホットチョコレートを飲む、相手が用意してくれたものというそれだけで嬉しい温かさに浸って身も心も解されていく。普段はハードボイルドな探偵であり半熟という言葉と甘いという言葉は厳禁だがすっかりホットチョコレートによって溶かされた脳内では素直にいつもは口にしない単語を言葉にしていて相手の方に体を傾けながら軽く擦り寄った。そうすればより相手の体温を感じることが出来て「このままじゃ溶けちまいそうだ」と冗談めかしていって)


7598: 検索 [×]
2025-01-10 00:23:37

…ふふ、今日は最高のデートに連れて行ってくれたからそのお礼も兼ねてだ。…溶けてしまっても構わないよ?ここには君と二人きりだからね。
(ふとした思い付きから作ったホットチョコレートだったが予想以上のリラックス効果に身も心もほぐれていく。更に1口マグカップを傾けていると相手が更に身体を寄せてきて口元に笑みが浮かぶ。ハードボイルドを第一に考える相手に表面上は断る態度を取られる可能性も考えてはいたがすっかりその建前も溶けているようで甘さを肯定しながら擦り寄られると何とも可愛らしい仕草に気は緩んで自然と手が伸びてその頭を軽く撫でる。体が傾いてくっつくようになればお互いの体温を共有するようになって心地好い温かさを感じるようになる。今日一日色々な下見や準備から計画立てなども含め最高のデートプランを考えてくれたお礼と労いだと告げていると冗談めいた言葉が聞こえてきて笑いを零す。ゆるゆると相手の頭を撫で続けながら口角を上げ、その言葉を肯定してしまうと相手の顔を覗き込んでそのまま軽く口付ける。お互いに飲んだ後だからかその唇からチョコの風味を感じると「今日の中で一番甘いキスだ」と無邪気に微笑んで)


7599: 探偵 [×]
2025-01-10 07:56:04



…へへ、……フィリップが喜んでくれたんなら俺も嬉しい。…お前の前なら溶けちまっていいか
(体の内も外もホットチョコレートの温かさと甘さに包まれてすっかり体のネジは緩まっていき相手にくっつき体を傾ける、すると手が伸びてきて頭を撫でられた。暖かで柔らかな手つきにさらに体の力は抜けていって幼い笑みを漏らす、軽く相手に体重を預けていると今日のデートのお礼なのだと言われて口元が緩んだ。相手に喜んでもらえるようにと考えた計画を最高だと言われてしまえば幸せこの上ない。緩んだ口で心のままを伝えていると相手がこちらを覗き込んで目が合う、頭を撫でられ甘やかされるスイッチが入ってしまい冗談めかしていった言葉さえ肯定されてしまえばもっと相手に甘えたくなってしまった。そのまま顔が寄れば自然と目を閉じて口付けを交わす。二人きりの空間で交わす口付けはホットチョコレートのおかげでいつもより温かくて甘い、口付けの余韻に浸りながら自らももっと甘えたいのだと言外に添えて緩みきった笑みを見せた。無邪気に笑う顔を見ていればもっと甘いキスをしたくなってしまってホットチョコレートを一口飲んで唇に甘さを纏わせてから直ぐに顔を寄せて再び唇を重ねる。先程今日一番甘いキスだといった言葉を塗り替えるように軽く下唇を食むようにして唇に残ったホットチョコレートを塗り込むようにしてからそっと口を僅かに離して「これで今日一番が塗り替えられたな」と楽しげに告げて)


7600: 検索 [×]
2025-01-10 11:22:37

…ん、…確かに一番甘いね
(今日一日スマートにエスコートしてもらったお礼も含め頭を撫でてみれば幼い笑い声が聞こえてきた。ここからは自分が甘やかす番だと声を掛け、覗き込んだ顔に口づけを送ると外でした物よりも甘くて温かい。ほっとするようなキスの味に微笑みを浮かべると相手からも更に甘えることを望む言葉と共に緩み切った笑みが向けられて愛おしさが募る。その目を見つめながらまた頭を撫でるのを再開していると相手はホットチョコレートを更に口にする。薄らと唇に膜が張った状態で顔が寄せられてまた口づけを交わすと確かなチョコの風味を感じた。それだけでなく、下唇を食むような動きでお互いの唇が擦り合わされると先ほどよりもはっきりとその特別な甘味と温もりを感じることになって小さく息を零す。やがて少しだけ顔が離れるとこれが今日一番だと子供のように得意げに言う物だから更に相手の想いは溢れてその味を確かめるようにもう一度唇を重ね舌先で舐め取るように表面を擽ってみる。深追いはせずにすぐに唇を離すと素知らぬ顔で肯定の返事をして)

7601: 探偵 [×]
2025-01-10 12:29:31


…っ、……
(今しがたされた一番甘いキスをさらに上回ろうと下唇にホットチョコレートを塗りこめば相手の口端から吐息が漏れる、それが頬を掠めると緩やかな温かさとは違うものが熱を持った気がした。目論見通りより甘いキスを終えて得意げな顔をしていれば再び唇が重なる、そして僅かに残る甘ささえ拭われるように舌先が唇を擽ると体が小さく跳ねた。唇とは違う生暖かい感触に自然と口が開く、しかし舌はそれ以上深入りせずに離れていってしまった。こちらに素知らぬ顔が向くと消化不良の物足りなさに思わず寂しげな顔をしてしまう、しかし直後自分がこの先を望んでいるのだと自覚してしまうと顔に熱が上がってきて目が泳いだ。だがすっかり緩んだこの心身では一度願ったものを我慢できる状態になくて再びホットチョコレートを一口飲む、口内は再び温かい甘さに満たされて体を相手の方に向けるとジッとその瞳を見つめる。そして「口の中の方が、もっと甘ぇから…中まで、入って欲しい」と一瞬目を泳がせながらも深い口付けを望んで)


7602: 検索 [×]
2025-01-10 14:55:46

…翔太郎? それは確かに味わってみなければ、…、……
(もう一度こちらからキスをしてその表面を舌先で擽ってみるとその身体は小さく跳ねた。何事もなかったかのように離れてみると先ほどまで無邪気に喜んでいた顔は何処か物足りなさそうな寂しげな表情が浮かんで、その次に赤く染まっていけば分かりやすい反応の変化に思わず口角が上がりそうになる。わざとそれに気づかない振りをして探るように相手の名前を呼べば相手は再びホットチョコレートを口にする。そして自分の方を向いたかと思えば先ほどとは少し様子の違う瞳がこちらを覗く。そして恥ずかしそうに目が一瞬泳ぎながらも更に深い口づけを望まれると無意識に口元は緩み、それらしい事を言いながら後頭部に手を添えるとそのまま唇を重ねる。さきほどと同じように唇に舌を這わして少し焦らすように表面の味を確かめてから薄く開いた隙間に舌を差し入れる。温かく甘い味を求めるように舌を動かして頬の内側や上顎、相手の舌の表面を愛でている内に小さな水音が弾けるようになって)

7603: 探偵 [×]
2025-01-10 18:45:57


…っ、……ん………は、…
(口の中を甘いホットチョコレートでいっぱいに満たして先程よりも甘いからと理由を作り深いキスを望むと相手の口角が上がって撫でていた手が後頭部へと添えられる、自らより深みへ進む選択をしたことに多少羞恥を覚えていると相手がこちらへと寄っていよいよだと妙に緊張してしまえば体が強ばった。しかし口を薄く開けていたにも関わらず相手はまた唇の表面をなぞるだけで望むものとは違う感触に焦らされているとも分からず眉を下げる、また離れていってしまうのではないかと気持ちが逸れば咄嗟に腕を伸ばして相手の寝間着を掴んだ。しかし直後に薄く開けた隙間に舌が入り込んでくるとようやく望んだものが与えられて幸福と舌の温かさでクラりと脳内がまた溶けていき腕を伸ばして相手の腰に緩く抱きつく。口の中に残るホットチョコレートを全て食すように舌が動かされて口内を這う、こちらも甘さを相手に分け与えるように舌の側面や裏側を舌先で擽って絡ませて、そうしているうちにホットチョコレートに変わってどちらのものとも分からない唾液が口内を満たし始める。ホットチョコレートとは違う相手の味とも言える甘さが口内へと広がっていく、自分の中が相手に満たされていくような感覚に思わず口元に弧を描くと唾液をさらに求めるように相手の舌と自分の舌とを擦り合わせていれば二人の間で弾ける水音は次第に大きく明確なものになっていって)


7604: 検索 [×]
2025-01-10 19:27:09

……ン、……ぁ、は…
(後頭部に手を添えて唇の表面だけを舐めていれば急かすように寝間着を掴まれる。その様子と薄く開かれた唇に誘われるまま舌を差し入れると緩く抱きつかれたのが分かった。相手の口内に広がるチョコの味を求めるように舌を動かしていれば相手からも舌が伸ばされて表面を擽ったり絡み付いたりする。その相手をしたり時には逃げるように他の箇所に舌を這わせて口内を好きに愛でていく。だんだんと口内に残るホットチョコレートは無くなっていくはずなのに代わりに口内と舌は唾液で濡れて、そこが甘く感じるようになる。いつの間にか添えていた後頭部の手は位置を固定するように相手を押さえて触れる相手の舌に軽く吸い付く。穏やかな空気に包まれていた部屋には淫らな水音が響くようになり、さらに舌を差し込んでわざと大げさに相手の口内で動かせば一際大きな音が弾けた。軽く舌を絡めてから僅かに唇を離すと銀の糸が二人を繋いでいて、息を少々乱しながらも色付いた目で相手を見つめて「翔太郎の方が甘い気がする」と呟いて)


7605: 探偵 [×]
2025-01-10 20:17:04


……ぁ…ン、……、ァ……なら、…もっと、欲しくねぇか?…俺も、フィリップの甘いのが欲しい
(口内へ招き入れた舌は好き勝手に動いてチョコの甘さを共有しようと絡ませるのに時折相手の舌はこちらから逃げていってこのまま離れてしまうのではないかと口端から寂しげな吐息を漏らす、逃げられれば余計に繋ぎ止めたくなってしまうものでより深く相手がこちらへ侵入できるように口を開けながら必死に舌を追いかけていた。いつの間にか頭は固定されて口内のものが奪い去られると淫らな音が鼓膜を揺らして脳内まで響き渡りクラクラと思考が揺れた。唇が離れると切なげな声を漏らして相手を見つめる、穏やかなホットチョコレートの温かさと相手の体温に包まれていたはずがいつの間にか劣情が混じる熱が腹の底に蠢き始めている。焦らされ逃げられたせいか相手を求める気持ちが駆り立てられてしまってこれで終わりだと言われれば到底我慢することなど出来なくなってしまった。二人の間で繋がる銀の糸を舌をわざと大きく出して見せつけるようにして舐めとる、熱で蕩けかけた瞳を向けながら相手を誘うような言葉をかけた。しかし溢れる気持ちはそれだけではなくて結局自分の望みまで口にして縋るように相手に回す腕に力を込めると「移動しねぇか?」と相手を見つめながら誘い)


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