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相乗りで何処までも 【 〆 】/7292


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自分のトピックを作る
681: 検索 [×]
2022-10-25 10:48:50


ああ、神様にはぼく達の頑張りを見守ってもらう事にしよう。そんなイベントがあるなら確かに人々に深く根付いている文化だろうね。…そうなるとぼくにとってはこれが初詣になりそうだ
(合言葉のようなフレーズがまた相手の口から出て暖かな気持ちになる。背負った罪もそれを清算する道も全て2人のものだ。この手で成し遂げなければ意味が無い。それに罰当たりかもしれないが神様よりも相棒の方がよっぽど信用が置ける。神様には二人の決意とその行動を見守って貰うくらいがちょうど良いのかもしれない。得意げにニヤリと笑って改めてスタンスを示すことにした。自分の言葉と視線に促されて初詣の説明がされる。どうやら初詣とは夏祭りと同じく年明けの季節の行事にも近い物のようだ。そのような慣習が昔からあるなら存在も自然な物で見知らぬ間に作法が身についていても不思議では無い。相棒の言葉を借りるなら1年間の決意表明をする場でもあるのだろう。感心したように相槌を打っているとふとしたことに気づく。今は年明けから大分季節は過ぎてしまったが最初に神社にお参りするという条件は満たしている。記憶が無い以上断言は出来ないがフィリップとしては神社に参るのは初めてで正真正銘これが初詣と言えるだろう。初めての神社に初詣の意味合いも重なればより貴重な体験に思えてこの気づきを目を輝かせながら相棒にも共有する。となればこのお参りは失敗する訳にはいかない。手を引いて階段を登りきって賽銭箱の前に立つと「これにも作法があるのかい?」と隣の相棒に視線向け)


682: 探偵 [×]
2022-10-25 12:36:46


そうだな。随分遅い初詣になっちまったけど、今年最初ってのは間違いねぇし。当然参拝にも順番がある。まずは賽銭箱にお金を納める。金額は決まってねぇがご縁がありますようにって五円玉を験担ぎで入れたりすんな。で、この縄を揺らして鈴を鳴らしてから二礼二拍手一礼ってのをする。言葉通り二回お辞儀して、二回手を叩いて、そんで自分の願い事を心の中で言って、最後に一礼して終わりだ。俺の真似してりゃ問題ねぇが、大丈夫そうか?
(風.都,にも神社はあるがまだ相棒と訪れたことは無かった。確かにこの参拝が正真正銘今年最初のお参り、目を輝かせてそれを報告する相棒に、またひとつ初めての体験だとこちらにも笑顔が浮かぶ。いろいろ特殊な事情持ちの相棒だ、正月からは遠く離れてしまっているがこれが初詣でも許して貰えるだろう。相棒により一層気合いが入ったところで、教えるこちらにも気合いが入る。せっかく初めてのお参りで初詣なのだ、心残りなくこの初めてを経験させてやりたい。参拝の手順を聞かれると待ってましたとばかりに口角があがる。そして一旦繋いでいた手を離すと身振り手振りを加えて参拝の手順を説明した。これもいつの間にか覚えていた儀式の一環、ゆっくりと説明はしたもののその工程は多い。二回連続で礼をする機会なんて普通生活していて早々にないことだ。初めてのお参りだし周囲に人は居なくて時間をかけても問題ないだろう、ゆっくりと一緒にやれば相棒にだって出来るはずだ。財布を探るとちょうど五円玉が2枚眠っていて、取り出すとひとつを相手に差し出して)


683: 検索 [×]
2022-10-25 16:48:17

ちゃんとした意味の初詣はまた来年だ。……おおよその順序と方法は理解した。だが若干不安もあるから分からなくなったらきみの真似をすることにするよ。ありがとう。
(相棒からこれが初詣の認定を受けると期待は高まるばかり。だが年明けに皆が行うと言う本来の時期の初詣とこれはまた違う物。ちゃっかりの来年の年始を初詣の予定で埋めておくことにする。説明を乞うとまた相棒の口角が得意げにあがってレクチャーが始まる。お参りのメインイベントなだけあってその行程は多い。一言も逃さぬように集中して間に相槌を適度に打ちながらも話を聞いていた。最後の一礼についての説明が終われば頭の中で行程を纏めながらも問いに応える。ちゃんと理解したつもりではあるが、実践になると不都合が起きると言うのも良くあることだ。基本的には相棒の真似をして動こうと決め、差し出された五円玉を受け取る。五円玉とご縁を掛けるなんて言葉遊びが好きな日本らしい文化だ。方法が分かれば早速実践だろう。賽銭箱の方に向き直り最初の行程を思い出して硬貨を軽く投げる。音を立てて賽銭箱に落ちていくのを確認すると次は鈴緒を両手で握って軽く上下に揺らして鈴を鳴らす。そこまでした所で次にやることが一瞬頭から飛んでしまい動き確認するように隣を見て)


684: 探偵 [×]
2022-10-25 18:25:38


なら正月は風.都.の神社で初詣だな。こういうのは習うより慣れろだしゆっくりやりゃいい。……あとは二礼して二回手を叩いて願い事だ。
(やはり相棒の好奇心は止められなかったらしい。年始の予定が早々に埋まると仕方がないと笑いながらこちらのスケジュールも埋めておく。こうやって静かに参拝するのもいいものだが、まだ寒い空気の中で人々が行列を成して参拝を今か今かと待ち望む雰囲気もまた人々の言葉にならない期待が溢れていていいものだ。それに地元の神社となれば風の街を案内する良い機会にもなるだろう。そうとなれば次の初詣に向けてという意味でも、今回の初詣はしっかり成功させて手順を覚えてもらわなければならない。最初は順調なようで賽銭が投げ入れられ鈴緒を振る姿を見ると、こちらも続いて賽銭を納めて鈴を鳴らす。小気味よい音が聞こえたところでここからがまた癖のある手順だ。ちらりと隣を見ると予想通り相棒の目はこちらに向いていて、噛み砕いた言い方でこの後の動作を説明する。鳥居を通った時と同じくらいの角度で二度ゆっくり礼をすると、パンパンッとよく響く音で二回手を叩く。そして両手を合わせたまま目を瞑った。自分が願うもの、誓うもの、望むもの、それらはハッキリとしていて、心の内で願いを唱えると、最後に目を開け一礼して)


685: 検索 [×]
2022-10-25 21:25:53

そうだったね、………。おそらくこれで完璧だ。
(狙い通り年始の予定が埋まることになった。風.都.の神社についても気になるし他にも人がいる状態で参拝となればまた空気が違ってくるだろう。その時の練習という訳では無いが今日作法を覚えておけばスムーズにこなすことが出来るだろう。鈴を鳴らすところまでやったが、ふと止まってしまった所を相棒に気付かれてしまった。少し恥ずかしそうにしつつも改めて動作を教えてもらえば思い出して相棒に続いて2回同じくらいの角度で礼をした。手を叩く仕草も真似て二回行えば手を合わせたまま目を閉じる。肝心な作法ばかりに気を取られて肝心の願い事について決めるのを忘れていた。方向性についてはとっくに決まっているが神様に伝えるという観点からすれば言い回しやどこに焦点を当てるのかも重要になるような気がする。あまりに抽象的なものもピンポイントすぎる物も良くないだろう。色々悩んだ末1つに願いを絞れば改めて心の中で強く唱えてから目を開ける。最後に忘れずに一礼して参拝を終えると相棒にやりきった表情を向け)


686: 探偵 [×]
2022-10-25 23:11:09


あぁ完璧だ。……ちなみに何をお願いしたんだ?
(自分の願い事を終えて相棒の方に目を向ければ勝手が分からないせいもあって、まだ目を閉じて願い事の最中だ。相棒が参拝して願い事を唱えている初めての姿、その風景を脳に記憶する時間は十分にあって、見慣れぬ地のさらに人気のない神社で静かに手を合わせる姿はどこか神秘的にも写った。ようやく相棒の目が開いて忘れずに一礼してからこちらに達成感溢れる笑みが向けられる。満足気な相棒にこちらも上出来だと頷くと、再び手を取って階段を降りた。階段を降りる間、相棒がお参りする横顔を思い出しつつ、閉じた瞼の中で何を考えていたのかと思いを馳せる。理論的な相手が神様なんて非論理的で不確かな存在に向ける願い、最後の運を手助けしてもらうとは言っていたが、どんな言葉としてお願いとしたのか興味がある。たった今唱えたお願いの内容を聞くなんて野暮な事ではあるが、相手の思考の中身を覗いてみたくなって目線を向けつつ問うてみて)


687: 検索 [×]
2022-10-26 00:24:28


これで次の初詣の時はスムーズに出来るはずだ。…色々悩んだけれど、きみが大きな怪我や病気をしませんようにってお願いしたよ。その他のことは何とかできても突然の事故などの発生や病は対策の仕様がないからね。
(途中相棒からの助言はあれど何とかお参りを成し遂げることが出来た。実践してみれば次の初詣は真似をせずに行うことが出来るだろう。相手の頷きに安心すると再び手を繋いで階段を降りていく。その最中視線と共に先程心の中で唱えた願い事の内容について問われる。自分の中だけの物として唱えた内容で多少恥ずかしくはあるが特別隠すようなものではなく目を合わせると素直にその内容を明かす。初めに浮かんだのは勿論相棒の傍に居ることであるが、それは願わなくとも自分の意志でできる事だ。他にも事務所に依頼人が適度に来ることや早く組織の足取りを掴めるようになど色々と浮かんで、最終的には相棒の身の安全と健康を祈ることにした。これからやるべき事とやりたい事をする為には共にいることが必須で心身共に健康的でなくてはならない。外回り担当で変身後もボディ担当の相棒なら尚更だ。万全の準備や調査をしていても探偵の仕事には急展開や想定外のトラブルは付き物ではあり、いつ何があるか分からない。だからこそ自分のフォロー出来ない領域について神様に相棒の味方になって貰えるように願いを込めたのだ。事象を説明するような口調で願いに込めた意味も告げたがこうなると相棒の願いも気になってきて「きみは何を願ったんだい?」とこちらからも質問して)


688: 探偵 [×]
2022-10-26 07:53:16


、…………馬鹿野郎、自分の願い事なのに俺に使って……俺はお前と年寄りになるまで一緒に風都を守れますようにって……これじゃお前になんのご利益もねぇじゃねぇか!
(相棒の願い事を聞いた瞬間驚きで目を丸くしてそのまま固まってしまう。神様という人知を超えるとされる存在に何でも願っても良いなら何を願うのか、その答えがフィリップ自身の事ではなくこちらの身を案じるものだなんて想像だにしなかった。固まった体の胸から花が開花するように嬉しさだとか喜びだとかそんな温かな気持ちが溢れ出して、繋いでいた手にじわじわと力が入りそこをより固く結ぶ。それは相手から特大な花束を貰ったようでもあって、恥ずかしさと嬉しさがごちゃ混ぜになって口はニヤケそうなのに目は焦っている。チグハグな表情を隠すためハットに手を添え目深に被ると、自身の願いを聞かれて罰が悪そうな顔を浮かべる。こちらの願いは決意表明が半分、内容は昨日口にしたことをまとめたものだ。そこには相棒の身の安全も当然含まれてはいるのだが、あらゆるものをひっくるめたこちらの願いと相棒の願いとではどうにも不釣り合いだ。それに相手の想いが籠ったこの花束を自分からも相手に送りたい。どうしたものかと目を泳がせたところで社務所が目に入った。そこであるものを思い出すと「フィリップ、こっち来てくれるか?」とその場所へと手を引いて行こうとして)


689: 検索 [×]
2022-10-26 09:55:32


二人で歩んで行く中で一番可能性のありそうな懸念を除いたまでさ。きみの隣にいる今が既に幸せだからね。 …やっぱり願う方向性は同じのようだ。…?ああ、構わない
(願い事を明かすと相手は硬直してしまった。何か間違った事を祈ったと思ったが、握られた手に力が入り口元にニヤケそうに動くのを見るとどうやら思い過ごしの様だ。言葉だけ見れば相手のことだけを願ったように見えるが、あくまで最終的な願いを叶える為の要素の1つだ。昨日誓い合った通りずっと風.都.で街を守りながら共に過ごすという願いが万が一叶わなくなると想定した場合、可能性が大きいのは動けなくなる程の怪我や病気だろう。つまり、相棒の健康こそがこれからを考える上で一番大切な要素である。それに何かと無茶をする相手が傷付くのを見たくないというのもある。相棒の右側に立って事件を解決したりデートしたりする現在が幸せであるのだから望むのは現状維持だ。そう説明していると相棒は深くハットを被りこんでしまう。だがそれが照れ隠しであるのは分かり切っていて柔らかな笑みとともにその様子を窺っていた。何処か罰が悪そうに相手の願いも明かされ、それが二人の遠い将来までを望むものだと分かれば胸の奥底から暖かな喜びが溢れてきて更に口元が緩む。言い方は違えど神様に願う方向性は同じだ。心を満たす幸せに手を握り返しつつ満足していると手を引かれ何処かに向かい始める。一瞬不思議そうにするも了承してその手について行く。向かう先は本殿よりも小さいが同じ木材が使われた建物で表には不思議な形の小物や矢に似た形のもの、五角形に近い木の板など見たことの無いものが並んでいる。それらを興味深そうに観察しながらも「ここに何かあるのかい?」と視線向け)


690: 探偵 [×]
2022-10-26 11:29:36


そう聞きゃお前らしい願い事だな。俺もお前の隣に居たいってのは変わらねぇけど…こう、俺が満足できねぇ。____ここは社務所っていって、いろいろ売ってるとこだ……
(確かにこれから共に歩んでいくなかでその関係が崩れてしまう時がくるとしたら、一番可能性が高いのはこちらの体が動かなくなる事だろう。無茶をする自覚はあるし、変身すれば不意の攻撃を受けるのもこの体。相手が関わることのできないもっとも運任せな要素が自分の健康というのは確かにロジカルな答えだ。だが今や相棒がそんな理詰めだけで答えを出していないことは知っている。未だ心は華やかに明るい、このまま自分だけがこの気持ちを受け取るのは不公平だ。自分だって相手を特大に想っていると伝えたい。社務所にやってくると案の定相棒からの質問が飛んでくる。それにきちんと答えてやりたいところだが今は一刻も早く目的を達成させたいのと、その時に説明をすれば良いと思うのとで、返事は簡単なものに留めておいた。カウンターの上に並べられた様々な品々、キーホルダーから置物などある中で今必要なものはお守りだ。その種類も様々で健康祈願から無病息災までいろいろあどれにしようかと悩むものの、自分の願いは結局たったひとつには絞りきれない。結局は「お守り」とだけ書かれたシンプルな藤色のものを選ぶと中で待機していた巫女さんに代金を渡してそのお守りを受け取る。相棒の方に向き直ると「ちょっと待っとけよ」と一言いったあと、両手の中にお守りを閉じ込めるようにして手を組み目を閉じて黙ると真剣な顔を浮かべていて)


691: 検索 [×]
2022-10-26 16:39:41


だろう? 翔太郎にはお爺さんになる時まで一緒に居て貰わないと困るからね。…翔太郎が? ___ へぇ、見慣れない物ばかりだ。…?、分かった。
(自分らしいと言われると顔が綻ぶ。理論的でもあり自分の想いも織り込んだ理想的にも近い内容だろう。再び旅行に出かける為にも共に街を守るためにも、そして恋人と末永く共にいる為にも欠かせない要素だ。どちらにも結果的にはご利益がある内容だと思うのだが相棒にとっては何処か不服な様でキョトンとしながらも連れられた場所に向かう。社務所という名前と簡単な説明は教えてもらったが何処か相手の様子は忙しない。上部にある恐らくここに売ってある物の名前と説明に目を通しながらも相手の行動を見守っていた。カウンターに並べられた品の中から藤色の何かを手に取って中の人に手渡している。どうやら神社の人なのか見慣れない服装をしていてその事についても尋ねたくなったが何だか口が挟みにくい雰囲気だ。声を掛けられ一応返事と共に頷くものの未だ相手が何をするか検討がつかない。すると相手が買ったものを手の間に挟んで祈るように指を絡めたかと思えば目を閉じて何やら念を込めるような仕草をした。あまり馴染みのない行為に困惑しながらも言われた通り大人しく相手の次の行動を待って)


692: 探偵 [×]
2022-10-26 18:35:07


____フィリップ。これはお守っつって、この神社の神様の力が宿ってるもんだ。これを持ってるとこの神社の神様にいつでも護られる。これに俺の願いも込めといた。お前が怪我しませんようにとか、厄介なもんが近づきませんようにとか、幸せでありますようにとか、とにかく思いつくだけ詰め込んどいたから……これをずっと持っといてくれ。普通のお守りよりかは効果強いだろ、多分。
(暫くしてゆっくり目を開けると目の前の相手と目線を合わす。相棒はいったいこちらが何を始めたのか分からないといった様子で困惑しているようだ。馴染みのない場所で説明もなしにこんなことをすれば当然だろう。相手の名前を呼んでから、組んでいた手を開いて藤色のお守りを見せる。まずはこれの説明からだ。神社であればどこにでも売っているお守り、所有者を加護するそれは定番のお土産で、人から人へ送るのも一般的だ。人へと送る場合、それは送り主から渡す相手への祈りが込められている。相手がどうあって欲しいか無意識に願ってお守りを選んでいる。そして自分は本来無意識で注がれる願いを、今相手の目の前で明確にこのお守りへと注ぎ込んだ。参拝で願ったものと同じくたったひとつに願いを絞りきれなくて結果的に全て列挙する形になってしまったが、その分自分の念だとか想いだとかは込められたはずだ。相手の手の甲にこちらの手を添え、掌を上に向けさせながらすくい上げるようにして二人の手を持ち上げる。そしてその掌の上にお守りを置いてもう一方の手も重ねた。元より根拠のない神秘的なものに、さらに形を持たない願いを込めたところで何にもならないかもしれない。だが今はこの胸に溢れた想いを伝えたくて、そして何より相手がいつまでも隣で笑顔であって欲しくて、これを思いついたのだった。この神社の力と自分の願いとがきっと相棒を良い方向に導いてくれるはずだ。相棒の手を包む両手にまた自然と力が篭もる。しかし遅れて照れくささがやって来て最後は言葉を濁すように声を小さくしていて)


693: 検索 [×]
2022-10-26 22:09:20


……ありがとう、翔太郎。肌身離さず持つことにするよ、ずっと大切にする。他の何よりも信頼が置けるぼくを守ってくれるお守りだ。…せっかくなら、ぼくからもお守りを送らせてくれないかい?
(少しして目を開けた相手に名前を呼ばれ目線を合わせる。相手のメインメモリの色と同系色のお守りを見せられてその説明を受ける。どうやらこれは神社で授けられる力を宿した縁起物のようなものらしい。お参りとは違う願いの形に感心したように眺めていたがそこに相棒の願いも篭っていると聞くとパチリと目を瞬かせた。先程の行為がその為のものであると判断するまでそれ程時間は要さない。加えて込められた願いはどれも自分のことを思ってくれるもので心の中が幸せで色付くようだった。喜びで動けないでいる自分の手のひらにお守りが置かれて相手の手で包み込まれる。この小さな物に相手の想いと願いが込められていると思えば何よりも尊い物に感じられて、これがあれば何があっても大丈夫だと根拠もなしに信じられる力を持っているようだった。力を込めて包み込まれる手もお守りとしてまとめきれない願いを込めてくれた想いも照れくさそうに小さくなっていく声も何もかも愛おしくて大切で、そしてそこまで想ってくれてるのが嬉しくてどうしようも無かった。包み込まれている手を軽く握って心からの感謝の言葉を伝える。今この瞬間からこれはいつどこに行く時にも手離したくないお守りでもあり世界で一つだけの大切な宝物だ。手元と相手の目を交互に見ながらも精一杯この嬉しさを伝えようと言葉を紡いで笑顔を見せる。温かいもので胸が満ちればこの想いが込められた物を自分も相棒に形として送りたくなってくる。手を優しく握ったまま今度は自分もお守りを送りたいと目を見ながらお願いしてみて)


694: 探偵 [×]
2022-10-27 00:44:46


___あぁ。お守りってのは身につけてないと効果ねぇし、別行動しててもそれが俺の代わりに隣に居るから、大切に持っててくれ。俺のがお返しのつもりだったが……そうだな、お前からのお守りが欲しい。
(こちらの両手に閉じ込めた手が軽く握り返されると気恥ずかしくなって泳ぎそうになった目が真っ直ぐと相棒へと釘付けになる。感謝を伝える表情も言葉も節々から相手の喜びが感じられて、送った側のはずなのにこちらの胸もまた華やかに満たされていた。ゆっくりと両の手を開いて手を離す。そこには相棒の手の中に収まる送ったばかりのお守りがあって、その光景を見るだけで幸せというものを実感できていた。お守りの効果にはなんの根拠もない、だが二人初めての旅行で偶然訪れた神社、そこでありったけの願いを込めたこのお守りは必ず相棒を護ってくれると確信できる。捜査中では別行動することだって多い、その間でも相棒の左隣に自分が居られるように、いつでも、いつまでも藤色のお守りを持っていて欲しかった。元々は相手の想いのお返しにとお守りを送ったのだが、自分もと申し出を受けると人差し指で頬をかく。こういう時思わず照れ隠しでハードボイルド論を持ち出して要らないといってしまいそうになるが、今は素直に相棒がどんなお守りを自分のために選んでくれるのか興味がある。普段ストレートに何かを強請ることは少ないのだが、目を見つめ返しながら心のままにお守りが欲しいと願って)


695: 検索 [×]
2022-10-27 11:54:57


ある意味これがきみの分身って訳だね。…大事に持ち歩くよ、ありがとう。 分かった、ちょっと待っててくれ。__ ぼくもきみが大きな怪我をしない事や致命的なピンチに巻き込まれないこと、風.都.の探偵としていつまでも親しまれて活動できる事とか思いつく限りの願いを込めたつもりだ。 …これをきみに持っていて欲しい
(ゆっくりと相手の手が離れていき手のひらに藤色のお守りが残る。相棒の沢山の願いと想いが込められた唯一無二のものだ。大切に両手で握るとそこからパワーが伝わってくるような気もする。相手の言う通り別行動で離れている時も側にいて見守り、力をくれる事だろう。軽く握りしめると今一度相手の方を見てお礼を伝えた。無くさないようにズボンのポケットに入れる。自分も送りたいと申した所相棒からも素直にお願いされて口元が緩む。お返しというのもあるが、自分も相棒を護る物を形として送りたい。早速カウンターに向かいどれを送るか悩み始める。常に持ち歩くならばジャケットのシルエットが崩れないものが良いだろうと考えて若葉色で透明なフィルムに包まれた薄いシンプルな物をチョイスした。お金を巫女に納めお守りを受けると相手の元に戻ってきて自分も想いや願いを込めようと手の間に挟み握り締めながら目を閉じる。神様へのお参りとは違ってここでは一つに絞る必要はないだろう。思ったままに相手への願いをこのお守りに閉じ込める様に集中する。やがて瞼を開けると目を合わせて込めた願いの一例を述べながら相手の手のひらを上に向けさせ、そこにお守りを乗せる。若葉を揺らす風のようにいざと言う時は相棒を助けて守ってくれる存在になりますようにという思いも込めた。真っ直ぐに相手を見つめながら想いを託すように告げて)


696: 探偵 [×]
2022-10-27 18:47:30


これでいつも一緒だな。____ありがとう、フィリップ。どんな時も肌身離さずお前だと思って持っとく。お前の色のお守りだしな。 ……大切にする。
(藤色のお守りが相手の両手で握られる。大切そうに小さなお守りを抱える姿からはやはり煌めく感情が溢れていて、こちらにまでその感情が伝染してくるようだ。お守りがポケットへと仕舞われる、相棒が一番そばである隣で笑って幸せであれば自分だって間違いなく幸せだ。想いを託したお守りに心の中でよろしく頼むと今一度祈りを送っておいた。次は相手の番だ。相棒はカウンターに並べられたお守りからひとつを選ぶと、それを手にこちらへと戻ってくる。手にしていたのは若葉色のお守り、こちらが選んだのと同じくメインメモリと同じ色だ。そして目の前で手を組んで目を閉じる。意味が分からないままこれを見ても少々驚くくらいだろうが、何をしているのかはっきり分かるこちらとしては今まさに相手が自分のことを願っているのだと思うとなんとも気恥しい。だがその姿はお参りの時と同じくどこか神秘的で愛おしくて、目を逸らすことはできなかった。やがて相手の目が開いて手を取られる。目線を交わしたまま、自分への願いへと耳を傾けた。どれもこちらへの想いが溢れた願い、そしてこれから歩む道を守り後押ししてくれるものだ。上に重なっている相手の手に自分のものも重ねると優しく力を込める。相棒の想いが籠ったお守り、世界で唯一ひとつしかない相手のありったけの願いが込められた自分を護ってくれるお守りだ。相棒の願いによってお守りは何処へ行こうとも必ず共にあって欲しい宝物となった。その事実をより深く刻むようにゆっくり呼吸したあと、こちらも真っ直ぐ相手を見つめたまま誓うように言葉を送って)


697: 検索 [×]
2022-10-27 20:13:32


ああ。別行動する時はこのお守りがきみを護ってくれるはずさ。 思わぬ所で二人の良いお土産が出来たみたいだ。…もしかしたらさっきの猫はぼく達をここに招くためにきみのハットを奪ったのかもしれないね
(相手の手に握られた若葉色のお守り。今でも神様だとか祈りの効果を完全に信じた訳では無い。それでも人の想いは時に不可能を可能にしたり、大きな力を持ったりする事を事務所に来てから学んだのだ。相棒のことを思う想いと願いをありったけ注いだこのお守りだってきっと何か力を与えたり彼を護ってくれたりするだろう。触れる相手の手に若干力が入る。それが本当にこの贈り物を嬉しく思ってくれているように感じられてこちらまで心が暖かくなるようだ。真っ直ぐと向けられる視線に応えながらも今一度お守りと相手の手を共に握ってしっかりと念を送ってから手を離す。当初の予定には無かったが、神社での祈りを経験してお互いの思いが込められたお守りを渡し合うことが出来た。風.都.に帰っても肌身離さず持ち歩く大事なお守りであり、ある意味これもお土産の一つであるだろう。ご機嫌にそれを告げながらもふとここに来るきっかけを思い出す。急な突風と相棒のハットを咥えて逃げた猫、どれも偶然の重なりではあるが祈りの場を経験した今では何処と無く招かれたようにも感じられた。お守りを入れたポケットに手を添えながらその考えを口にしてみて)


698: 探偵 [×]
2022-10-27 21:17:18


二日目早々ハット盗られてどうなっちまうかと思ったけど、良い思い出とお土産いっぺんに手に入っちまった。白い動物は神の使いって言われてるし、ほんとに招かれたのかもしんねぇ。俺達、この街に歓迎されてたみたいだな。
(こちらを包む手がしっかりと握られてそっと離れていく。最後にまた願いを込められたであろう若葉色のお守りへと目線を移した。相手の願いと想いがいっぱいに籠ったお守り、その想いの一部を受け取るようにお守りを持つ手を胸に当てる。こちらから送った藤色のお守りが相手を護るように、このお守りもきっと自分を護り正しい方向に走らせてくれる。ゆっくり手のひらを開くと、ジャケットの裏ポケットへとお守りをしまった。薄く透明なフィルムに入れられた若葉色のお守りはするりとポケットへと入って、心臓に近い位置へと収まる。出だしこそどうなるかと思われた旅行二日目だったが、どう転ぶか分からないのもまた旅行というものだ。二人で初めてのお参りをし、またひとつ自分達の形で想いを送りあって、宝物まで出来てしまった。そのきっかけとなった猫に話題が及ぶと同意するよう頷く。全てのきっかけはあの猫だ。ハットをとられなければガイドブックにも載っていないこの神社にはたどり着けなかっただろう。こちらもこの神社の雰囲気故か、招かれたという言葉に納得してしまう。そうだとすればこの街の神様に喚ばれたようなもので、こんなにも思い出深い経験を境内でしたのだから、きっと自分達は良く思われているのだろう。このお守りだって、ある意味本殿に祀られている神様がくれたものかもしれない。風.都.の他に大切な街ができてしまったようだ、お守りがある胸元に手を添えながらこちらの考えを伝えつつ笑いかけていて)


699: 検索 [×]
2022-10-27 23:45:30


神の使いか、確かにそんな風格の猫だったよ。そうだと良いな、昨日と今日でぼくもこの街が好きになったみたいだ。 また将来お金を貯めて来ないとね
(渡したお守りがジャケットの胸ポケットに仕舞われる。狙い通り薄い形を選んだのもあってハードボイルドとしての外見を崩さないで済みそうだ。昨日つけた跡と同じく心臓に近い位置に納まったお守りはきっと相棒を守ってくれるだろう。これからも自分の送ったものを持ち歩いてくれると思えば自然と笑みが浮かぶ。神社に訪れるきっかけとなった猫。相手も同じ考えのようであの猫が神の使いと聞くと妙に納得してしまう。あの綺麗な白い毛並みは普通の野良猫のそれでもなかった。本当に招かれたのだとすれば相手の言う通り、自分達のことをよく思って歓迎してくれたのかもしれない。自分だって昨日今日で大分この街に愛着が湧いている。相手が笑うのを見ればこちらからも口元に柔らかく笑みを浮かべてここから見える街の景色に目を向ける。勿論自分たちの住むのは風.都.ではあるが、この街だって良いものだ。初めての旅行先以上の意味合いを持つこの場所にまた将来訪れたいと強く感じて相手に目線を戻すとこれからの目標として告げた。そのまま神社の静かな空気を感じていたが時間に余裕を持つためにもそろそろ中心街には戻った方が良さそうだ。胸に添えられた手を取り軽く握ると「そろそろ行くかい?」と問いかけて)



700: 探偵 [×]
2022-10-28 08:17:50


あぁ俺もすっかりこの街に愛着が湧いちまった。次に来る時はあの旅館だけじゃなくてここにも挨拶に来ねぇとな。___そうしようぜ、アキコのお土産ちゃんと選んでやらないといけねぇし。
(相手につられて街の方へと目を向ける。まだ旅の途中だがこの二日間で山ほどの思い出や約束がこの街で生まれていて、もうただの観光地とは片付けることができなくなるほどにこの街に対する情が湧いてしまっていた。どれも忘れがたい相手との大切な思い出が詰まった街だ。それは相棒も同じようで、同じく目線を戻すと昨日の約束を再度結ぶようにしっかりと頷く。この街の神様が好意的に思ってくれているのなら、またここへと招かれるかもしれない。そのためにも風.都.でしっかりと探偵をやらなければ。そしてその探偵業に欠かせない所長のご機嫌とりも、巡り巡ってここへ戻ってくるためには必要な仕事。この後予定されているお土産選びだってここへ再び訪れるための第一歩だろう。手を取られると自然と握り返す。風.都.ではあんなに人前では恥ずかしいと思っていた手を繋ぐことも、この街ではすっかりこれがデフォルトだ。来た道を戻り鳥居をくぐったところで思い出したように顔をあげると「別れの挨拶もしとかなきゃな」と本殿の方へ振り返り一礼してみせて)


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