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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
6943:
探偵 [×]
2024-10-26 21:21:23
…っ……フィリップ…俺もお前が世界の誰よりも一番好きだ。お前は俺の一部で、俺の世界の中心だ
(昨夜あれだけ相手を翻弄し言葉でも体でも散々相手の思考を乱したはずなのに相手からの言葉でこうも立場は逆転してしまう。楽しげに笑う姿に胸は華やぐが同時に赤い顔を見せられなくて肩口に顔を隠す、すると後頭部を優しく撫でられて一気に体の力は抜けてゆっくりと息を吐いた。宣戦布告をしたはずなのにすっかり余裕を取り戻した相手は耳元で囁きそこを擽って小さく体が跳ねる。今度はこちらが文句を言おうとするもその前に強く抱きしめられれば言葉は引っ込む、そして相手の想いの乗った言葉をきけばさらに胸は大輪の花でも咲いたように華やいでこちらからも強く相手を抱き締めた。そして溢れるままの想いを口にする、相手と少なくない時間を過ごしたはずだが日に日に相手への想いは増すばかりだ。肩口から顔を上げ目線を交える、言葉だけでは胸に抱える想いは到底足りなくて顔を近づけると言葉にできない分短く口付けを送って)
6944:
検索 [×]
2024-10-26 21:52:56
…っ、ああ。…ん、…今日はこうしてずっと君と一緒に居ても良いかい?
(肩口に顔を隠した相手に耳元で囁けば小さく体が跳ねてすっかり昨夜とは逆の立場だ。ぎゅっと相手を抱き締めてその存在を強く感じながら溢れる想いを口にすれば相手からも腕に力が込められて心が満たされる最高の好意の言葉が返ってきて短く相槌を打つ。どんな要因やイレギュラーがあろうとも自分と相手が共にいることさえ変わらなければどうにかなるはずだ。顔が上がった相手と目が合って顔が近付くと自然な形で唇を重ねる。昨夜と違って短く穏やかなものだが胸を幸せで満たすには十分な触れ合いだ。こちらからも短くキスを送ってから少しだけ離れ、至近距離のまま相手を見つめると今日はこのままずっとくっついて相手と共に居たいと甘えるようにお願いして)
6945:
探偵 [×]
2024-10-26 22:19:40
…、…もちろんだ。俺も今日はこのままがいい、お互い独り占めだな
(短く口付けを送れば相手からも同じものが送られて自然と口角が上がる、昨夜のような息も絶え絶えになるようなものもこんな穏やかな口付けも胸を幸福で満たすという意味ではまるで変わりない。それも口付けを交わす人間が相手だからだ。互いに欠かすことのできない相棒で恋人、相手さえいればどんな状況でさえ幸せな時間になるだろう。至近距離で見つめられたまま今日一日このままでとオネダリされれば締まりない笑みを浮かべて頷き返す、こんな可愛い恋人のお願いを聞かないわけがない。額を合わせるようにしてさらに相手と触れ合う箇所を増やして視線を交える。相手と共有した倦怠感を感じながらゆっくりと至福の吐息を吐き出して)
(/お世話になっております!そろそろ区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。いつもは探偵が振り回される側ですので二人に分裂した探偵で思いっきり検索くんを困らせてやろうと思ったのですが、検索くんのリアクションがあまりに可愛くて、分裂したどちらの探偵も大切にしている姿に背後までノックアウトされていました。続けざまに甘い展開になってしまったのですが途中からどうしても二人の探偵で検索くんを挟みたくなってしまい、その後の甘い時間も検索くんがめちゃくちゃに可愛くて背後までドキドキしてしまいました。事後の穏やかで幸せな時間までとても楽しむことが出来ました。今回もありがとうございます!
この後ですが日常や穏やかなお話が続きましたので事件っぽいお話が出来ればと考えておりまして、検索くんの元同級生を名乗る子が接触してくる話や人をぬいぐるみか人形に変えてしまうメモリのお話など思いついていたのですが、検索様は何かやりたいお話などありますでしょうか?)
6946:
検索 [×]
2024-10-26 23:05:43
…そうだね。…安心したら、また眠くなってきた
(今日はこのまま一緒に居たいと願うと締まりのない笑みと共に肯定の返事がされる。昨夜だけでなく今日も相手とずっと一緒に居られるなんてどんなに幸せなことだろう。こつんと額を合わせて更に触れる面積が増える。お互いの気持ちを共有して安心出来る愛おしい相手の体温を感じればまだ体力を回復し切れない体に再び眠気がやってきて拙い口調で呟く。今が何時か分からないがこの幸せのままもう一眠りくらいしても良いだろう。腕に力を込め軽く擦り寄ると微睡みの中で相手を見つめ「…しょうたろう、おやすみ」と昨日言えなかった就寝の挨拶を交わすとゆっくり瞼を閉じて穏やかな眠りに落ちていき)
(/こちらこそお世話になっております。また続けて甘い展開に誘導する形になってしまったかもしれないと少し心配していたのですが受け入れて貰っていたようで安心しました。性格の分離した二人の探偵君が検索を取り合おうと対抗し合う姿に終始胸を掴まれていて徐々にエスカレートしていく様子にドキドキしながら返事をさせて頂きました。感情的な赤探偵君も冷静ながら執着深い青探偵君もどちらも素敵で二人に目一杯愛でて貰って存分に蕩けた検索になったことも含め本当に幸せで最高の時間でした。その後の話も甘く幸せでとても楽しかったです。今回もありがとうございました!
ご意見ありがとうございます。こちらも次は事件っぽい話かなと思ってました。是非是非どちらもやりたいお話で前者は色々と今後に繋がりそうな内容で少し設定を詰めてからする方が面白そうだと感じましたので先に後者のお話をするのはいかがでしょうか。嫌いな人やムカつく人物を可愛らしいぬいぐるみにしてしまう犯人でも逆に大好きになったからこそ人形にして手元に置いておきたいのが目的でも面白そうです。探偵様が流れややりたい事について考えていることがありましたら教えてください!)
6947:
探偵 [×]
2024-10-27 00:05:59
___連続失踪事件、か
(二人で深く深く堕ちて目覚めてからもたっぷりと互いを独占する穏やかな時間をガレージで過ごした。相手が寝息を立ててからこちらも釣られて寝てしまいそうになったが何とか所長に連絡しなければならないことを思い出して休みを確保することができた。そこからはこちらも眠りに落ちて再び意識を浮上させてからもいつも通りの休日を相手と過ごすことなった。そんな日から一週間程、この街の風は新たな事件を鳴,海.探.偵.事.務.所へと運んできた。事務所の扉を叩いたのはジンさんで相変わらず突っかかってくる隣のマッキーと軽く睨み合った後に捜査協力を要請される。ここのところ風.都で失踪事件が相次いでいるらしい、ピアニストにバレリーナなど芸術方面の人間が多いかと思いきや普通の小学生に駄菓子屋の店番をしているおばあちゃんまで失踪した人間は一貫性がなく幅広い。同一犯かも定かではないがここ三日でこれほどの人間がいなくなるのは異常だという判断のようだ。失踪者の名前と顔写真を貰い『なにか分かったら連絡くれ』と託されジンさんとマッキーは事務所を後にする。改めてテーブルの上に置かれた失踪者達の写真をみる、警察で彼らの繋がりが思いつかないとなれば二人の探偵の出番だろう。相手の方に目を向けると「まずは被害者の行動範囲から探ってみるか」と声を掛けて)
(/前者のお話の方は組織にも宗教団体にも繋げられるお話かなと思いますしシリアスめになるかと思いますのでじっくりやるためにもまずは後者からといたしましょう!悩んだのですがここは思いっきりギャグに振ってしまう感じで美しい、好ましいと思ったものを人形に変えてしまう犯人の方向でいかがでしょうか?どちらか一方が人形にされてしまってもう一方の肩に乗りながら調査するのも楽しいかなと!ひとまず導入らしきものを置いておきますのでいい感じに乗っていただければと思います。)
6948:
検索 [×]
2024-10-27 02:06:38
ああ、警察がお手上げということは聞き込みもある程度済んでいるのだろう。 ならば地.球,の.本.棚でアテをつけようか
(何よりも大切で安心出来る相手の傍という居場所に辿り着いて心地良いまま眠りに落ちる。それから目が覚めてからも約束通り二人で離れずに満たされた一日を過ごした。そうして体を動かそうとしては刻み込まれた痕から甘い痺れを感じて意識して慌てて誤魔化そうとしたり一人ガレージで思い出して思考を乱されたり色々あったものの一週間もすれば薄れていつも通りの日常が帰ってきた。そんな事務所に今日は依頼人ではなく刃.野.刑事達がやってきた。いつものやりとりがあった後、なにやら物騒かつ普通ではない事件の概要が聞こえてくれば興味を持って自らも傍によって話を聞く。年齢や性別、職業や居住地に関係がなく連続性かつ大量の失踪者は確かに普通では起こり得ない現象だ。当然の如く相手は捜査協力を受け資料を貰って二人は帰っていく。相手の呼び掛けに短く返事をしながら失踪者達の写真を見るがやはり要素はバラバラだ。既に警察が当たっているということはすぐに見られるプロフィールや近所の聞き込みでは分からない部分が捜査の鍵になるのだろう。ならばまずは捜査のアタリを付けようと提案して資料と共にガレージに降りる。失踪者の名前が分かっていればある程度の情報には当たれる。本棚を開いて失踪者の名前を片っ端から入れて検索してみれば数冊の本に絞られる。その内の一つを手に取ってから現実に戻ってくると目を通して「どうやら失踪者は皆、人を手助けしたり頼りになったりと好感の持てる人物のようだ」と内容を明かす。そして風.都.のとある区域の地図を正確に書き記し失踪者達が利用していた学校や会場、病院などを書いていく。そして失踪者達が普段使っていたであろう経路も書き記すと全ての線が通る部分を丸で印をつけながら「そして彼らは皆通学や通勤、通院などの関係でその辺の通りを使っているらしい。もしかしたらこの辺に何かあるのかもしれない」と告げて)
(/是非是非そうしましょう。そして今回の内容も把握しました。一方が人形にされてしまうのも面白そうなので犯人or怪人に接触したタイミングで食らって更にカオスなことにしてしまいたいです!導入の方に乗らせて貰いましたのでよろしくお願いします/こちら蹴りでお願いします)
6949:
探偵 [×]
2024-10-27 09:19:29
…流石だぜフィリップ。そこは住宅街のなかにあるデカめの交差点だ。失踪事件が起こってんのはここで間違いねぇな
(相手に視線を向ければ早速相手は検索をするようだ、何も伝えずとも考えることは同じらしい。警察の調べで分かる範囲よりもさらに根深い所で失踪者はなんらかの共通点を持っているかもしれない、そういう調べ物は相手の得意中の得意だ。共にガレージへと降りると相手はホワイトボードの前にたって地,球.の.本.棚.へと入る、相手の隣に立ち検索結果が出るのを静かに待った。やがて相手は目を開けて結果を読み上げる、どうやら失踪者は皆他人に手を差し伸べられるような善良な人間らしい。誰かに攫われるいわれのある人物ではなさそうで恨みの線は消えた。さらに相手は追加の検索結果をホワイトボードへと書き込んでいく、途中でそれが風.都の地図だと気づきそれぞれのルートが記載されていくと無意識に口角はあがった。相手が書き記したのは住宅街にある交差点、そこそこ大きく人の往来も多い。朝の通勤通学ラッシュ時には老若男女様々な人が行き交う場所だ、不特定多数の善良な人間が攫われたという状況とも一致する。ここまで情報が分かれば次は足で稼ぐ番だ。「よし、そこいくか」と声をかけた後ニヤリと笑みを浮かべれば「ここにいりゃ色々思い出しちまうだろうし、お前も行くか?」と先日の夜のことを持ち出しながら揶揄い混じりに聞いて)
6950:
検索 [×]
2024-10-27 10:52:49
ここに絞って調査をすれば何か手がかりが得られるはずだ。な、何言ってるんだい! それとは関係ないけど、現場は是非見ておきたい。
(検索結果から住宅街の地図を書いて居住地ではなく普段生活する上で通る場所に注目して共通点を見出して見せると相手の口角があがる。そこそこ大きな交差点で多くの人が通るという相手の解説があれば余計合点が行く。ここ犯行が行われたのか、それとも何か失踪する原因があるかは分からないが少なくともこの場所に絞って情報を深く集めれば何かしら新たな気づきがあるはずだ。調べるべき場所にアタリを付いた所でペンにフタをして振り返ると相手もやる気のようで声がかかる。それに頷こうとした所でその顔が先程とは違う意味でにやりと笑みが浮かんで先日のことを持ち出されるとその瞬間を思い出し、一瞬目を見開いてから声をあげる。ようやく体に刻まれた跡が見えなくなったと思ったらこれだ、思わず過剰反応してしまったがこれでは相手の思う壺だと咳払いをすると関係ないと前置きしてからついて行くと伝え「行くよ、翔太郎」と急かしながら階段を上がって事務所を後にした。道中も何か気づくあることがあるかもしれないと今日は歩きで現場に向かう。相手が大きめの交差点というだけあって通勤通学の時間は過ぎていても常に人の往来がある。辺りを観察しながら「これだけ常に人がいるとここで大胆に誘拐などは難しいだろうね」と素直な意見を述べて)
6951:
探偵 [×]
2024-10-27 14:37:37
お前が顔赤くしちまう前に行くか。___あぁ、ここで攫ったら人目に付きすぎる。監視カメラも多いしな
(あえてあの夜のことを思い出させるような発言をすれば相手は案の定声をあげている、動く度に痕が疼いていることもガレージにいる時不意に変な顔になっていることも知っている身としてはどうしてもそこをつついてやりたくなってしまった。話を強制的に事件に戻されると軽く返事をしてから階段をあがり探偵の魂たるハットを被って現場へと向かった。相手が見つけ出した住宅街の交差点へとたどり着くとまずは周辺の様子を探るように辺りを見回す、人の往来も多く周囲は大きなマンションやら店に囲まれ常に人の目がある状態だ。相手の言うようにこの場で人を攫うのには無理があるだろう。これまでの被害者も失踪として届け出は出ているが誰かに攫われたという話はない、となると別の要因があるはずだ。頭を悩ませ周囲を見ていたところで視界に高齢の女性が目に入る。シルバーカーに加えて大きな買い物袋を持っているようだがその重みの分動きはゆっくりで交差点の前にくると困ったようにキョロキョロとしている、あの速度では信号を渡りきれないと思ったのだろう。相手に「悪い、ちょっと待っててくれ」と声をかければ女性の元へと近寄る、手伝いが必要かと声をかければ女性は嬉しそうな顔をして買い物袋を代わりに持った。荷物が軽くなれば多少歩くスピードも上がって次に信号が青になったところで女性の歩行に合わせて横断歩道を渡る。その間に自分が探偵をやっていることを話したり明日に孫が来るから買い込み過ぎたことを聞きながら横断歩道を渡れば買い物袋を女性に返して軽く挨拶を交わしてから見送った。次の信号のタイミングで相手のもとに戻ってくると「悪い、待たせたな。怪しいヤツいたか?」と声をかけて)
6952:
検索 [×]
2024-10-27 16:00:55
となるとどうやって…、ああ。 __ いや、特に目立った人物は…
(ここが犯行現場ではないのはほぼ確定だがそうなるとやはり原因が分からない。だが失踪者の情報ではここを通ったであろう時間の前後に行方が分からなくなっていてこの場所が関わっているのは間違いないだろう。何か手がかりがないかと考えを巡らせていると相手が交差点の前でキョロキョロしている高齢の女性に気付く。どうやら困っているらしい様子に助けに行くようで声を掛けられると相槌を打って相手を見送る。買い物袋を代わりに持って上げて一緒に横断歩道を渡る姿は何とも相手らしいが、ふと相手の行動が今までの失踪者のもう一つの条件である善良な行動であることに気付く。そうであるならば何か起こるかもしれないと注意深く辺りをみていれば身なりの良い女性が日傘を差して近くの公園から出てきた。夏ならともかくこの時期には珍しいと気に止めていると相手が高齢の女性を送り届けてからこちらに戻ってくる。特に何も無かったと返事をしようとした所で日傘の女性が相手に『すみません、ちょっと良いですか』と話しかける。他に自分や別の通行人が居たのに相手に話しかけたことに引っ掛かりを覚えつつ女性は手元のチラシのようなものを見せ『この展示をしている美.術.館に行きたいのですが道が分からなくて…良かったら行き方を教えて貰えませんか』と相手に尋ねる。横から覗き見ると世界から集めた美しい人形の展示について告知した紙でその美術館はここからでは行き方が少し複雑だったはずだ。道に迷ったのかと思う一方美術館に行くにはやけに荷物が多いように見えて相手に軽く目配せすると「荷物、重たくないですか」と問いかけて)
6953:
探偵 [×]
2024-10-27 18:48:13
どうしましたかお嬢さん?…こんな展示会いつの間に……なら俺達がその荷物持ちますよ。任せてください、俺達が美術館まで案内…エスコートします
(この交差点が事件の起点なのは間違いないのだが次の一歩の検討がつかない。ひとまず目の前で困っているおばあさんを助けて相手のもとに帰ってくると相手の返事が終わる前に女性に話しかけられた。こんな時期にも日傘を差すとは余程肌が弱いのだろうか。彼女の身なりから淑女の空気を感じ取るといつにも増してハードボイルドな探偵を気取って返事をする。どうやら美術館までの道が分からないようでチラシを見せられる、直近で人形の展示会があるとは知らなかったが確かにここへ行くのは順路が複雑だ。返事をしようとすると目配せを受け相手が彼女の荷物について問いかける。すると女性は日傘の下から相手をギッと強く睨みつけて『そう思うだけなんですね』と驚くほど冷たい声色で冷徹に言い放った。その気迫に一瞬呆気にとられ空気が冷たくなるが、直ぐにその空気を変えようと荷物を持って美術館まで案内することを申し出る。すると彼女は途端に優しく品のいい笑顔を浮かべて『本当ですか?助かります。よろしくお願いします』と丁寧に返事をしてくれた。あの一瞬が幻のようにも思える笑みに思わず相手の方を見つつ荷物を受け取ると相手とそれぞれ手分けして持つ。美術館の位置ならバッチリだ、わざわざエスコートという言葉を使ってさらにハードボイルド探偵らしくあろうとしながら彼女を先導するように歩き始めて)
6954:
検索 [×]
2024-10-27 19:37:50
っ、…ああ、すみません。……、…!翔太郎、この人形失踪者にそっくりだ、ッ!
(困っている人がいれば助けるのが相手の性格で日傘の女性の困り事を引き受ける。勿論それに異論はないのだがまるで公園内で待ち構えていたように相手に声をかけたのが妙に引っ掛かる。その疑問を直接女性にぶつけると人が違うように鋭い目でこちらを睨み付けてきて冷たい非難の言葉を浴びせられる。その気迫に押され固まってしまっていたが相手がすぐさま案内を申し出ると途端優しく柔らかな物腰で返事をしていてその変わりように目を瞬かせていた。相手によって荷物を分けられてやっと素に戻って軽い謝罪を挟むがやはり違和感は拭われるどころかますます増した。こちらの態度は気に入らなかったのか女性は相手の案内を受け二人が前を進み自分がその後ろを歩くような並び方で歩き始める。人形が好きだと世間話をしながら進む女性と相手の様子を見ながらやはり気になるのはこの荷物だ。美術館に行くのに相手と自分で2つに分かれるくらいの大荷物を持っていくのは不自然だろう。少し歩いて分かりにくい箇所でもある高架下を通る所で女性が相手との世間話に意識が向いているのを見ればこっそりそのバッグの中を覗く。そこには数体のリアルな人形がそれぞれ丁寧に箱に納められている。それだけならばそういう嗜好だと理解出来るがその顔が刃.野.刑事が持ってきた失踪者達の顔にそっくりであれば驚いてカバンを地面に落としてしまう。その音に振り返った彼女がさっきと同じ般若のような顔をしたのを見ればこの女性が全ての原因だと悟って前を歩く相手へと叫ぶ。だが彼女は『貴方は私のコレクションに相応しくないわ、彼だけね』と話すと日傘で自分と相手の姿を隠してしまい高架下の薄暗い中で取り出したメモリを首元に突き刺して)
6955:
探偵 [×]
2024-10-27 21:17:29
え?人形…?ッ!!
(突然人が変わったように冷たくなった彼女には驚いたものだが今並んで歩いて世間話をする分には特に変わった様子はない、人形好きの淑女といったところだ。彼女の話を並んで聞き相手が少し後ろに歩いて来ているのを確認しながら美術館への道を進む、熱心に話す彼女に相槌をうっていれば相手の方からどサリと音が聞こえて思わず振り返る。相手が落としたバッグからは『いてっ』『助けて!!』と誰かの声が響き渡った。相手が叫ぶ内容をすぐには処理は出来なかったがその声色から緊急事態であるのは察知する、しかし彼女の日傘で視界が遮られ相手の姿が見えなくなってそれ以上の情報共有は許されなかった。コレクションという不可解な言葉に彼女の方に目を向ければメモリを首元に差しているところでスっと肝が冷える。交差点近くの公園から出てきて今しがたお婆さんの手伝いをしたこちらに一直線に向かってきて親切を求めた彼女、その彼女の体にメモリが飲み込まれているのをみれば一連の失踪事件の犯人が彼女であると悟った。彼女の体はみるみる変化してまるで一級品のドールのような見た目のド.ー,パ.ン,トへと変わる、無機質な瞳に息を飲みながらも咄嗟に飛び退いた。だが怪物の方が早い、『私の作る善人だけがいる世界に私のにコレクションとして招待するわ!』と狂気混じりの嬉々とした声が響くと怪物から赤色の布が飛び出してこちらの体を覆う。一瞬視界が途切れたと思った直後飛び退いていた体が地面を転がるがカタカタと木製ものの音がした。状況を理解できないまま顔をあげれば怪物は見上げるほどに巨大になっていて絶句してしまう。こちらをみた怪物は『あぁなんてこと!美しいあなたに土がついてしまったわ…すぐに綺麗にしてあげるわね』とこちらへと手を伸ばしてきて慌てて立ち上がり逃げ始めるも彼女の手はこちらを掴もうと伸びてきていて)
6956:
検索 [×]
2024-10-27 22:02:26
翔太郎! っ、 翔太郎に何をした!
(落としたバッグからは複数の人の声がして一瞬そちらに意識が向かう。その全てが繋がった途端背筋が冷えて叫びながら相手に駆け寄ろうとするが日傘で遮られてその奥で見えている女性の足がド.ー.パ.ン.トに変化したのが分かった。咄嗟にス.タ.ッ.グ.フ.ォ.ンをライブモードにして放つと同時に相手の体に赤い布が巻かれる、日傘を退かした時には視界の高さに相手の姿は無く目の前から消えてしまったのだと認識すると頭が真っ白になって息が止まった。だがその原因は明らかで何故か地面に手を伸ばそうとしている怪物にス.タ.ッ.グ.フ.ォ.ンで攻撃を加えて生身のまま詰め寄る。すると無機質で考えの読めない瞳がこちらを向いて『私のとっておきのコレクションにするのよ!』と嬉々とした声で言われ、コレクションという響きにますます怒りを募らせていると『邪魔しないで!』整ったドールのような腕が振るわれ地面を転がってしまう。再び怪物は地面に手を伸ばそうとするがその手をどこからともなく現れたファングが食らいつき妨害する。怪物は一旦相手の回収を諦め自分達が落としたカバンを拾いに行く。まるで大切な物を扱う様な手つきでそのカバンを抱いて『傷はついてないかしら、いちどおうちに帰ってお化粧し直さないと』と中の人形に話しかけては再び布を出現させその場から消えてしまった。目の前で起きたことと相手が消えてしまったことに冷静でいられなくあれば地面の存在には気付かずに「…翔太郎、一体何処に消えてしまったんだい…」と後悔と焦りの籠った声で呟いて)
6957:
探偵 [×]
2024-10-28 07:44:22
っ、なんだ…?な、…っ、フィリップ!……おい、フィリップ!こっち、…
(突然見上げるほど巨大化したド.ー.パ.ン.トに言葉を失い迫る手から逃れようとしたが間に合わない、万事休すかと思った直後に巨大な何かが彼女の手を吹き飛ばして事なきを得る。何事かと周囲を見回せばまたも絶句してしまった。そこに居たのは見上げるほどの大きさになった相棒で相手までおかしくなったのかと一瞬思考が混乱する。しかし相手が生身でド.ー.パ.ン.トへと向かっていくのが見えれば思わず名前を叫んで駆け寄ろうとするがこの体の大きさでは全く相手に追いつくことが出来ない。そこでようやく自分の周囲にあるもの全てが巨大化したのだと気がつく、この場合変化したのは怪物や相手ではなく自分だろう。どうやら体が手のひらサイズにまで縮んでしまったようだ。その間に彼女は二人が落とした荷物を回収し何やらブツブツ呟いたあとに布を纏って消えてしまう。危機は去ったが緊急事態は全く終わっていない、相手はこちらの存在に気がついていないようで周囲を見回している。もしこのままどこかへ行ってしまえばきっと追いつけない、この体躯では相手とはぐれるのは致命的だろう。危機感を覚えると相手の方に走りながらめいっぱい叫んで手を大きく振る。しかしその途中で違和感に気がつく、目の前で振る手をよく見ればその手には切れ目が入り木目調になっていれば思わず立ち止まり自分の手を見てしまう。自由には動くが指が触れ合う度に擦れる音は完全に木のそれで「なんだこれ!!」と思わず叫んでしまった。小さく縮んだ体は木製へと変化し来ている服は見た目はそのままだが着せ替えしやすいようにマジックテープで止める形式に変化している、頬の赤みが強調され瞳は象徴的に紫色に染まりすっかり精巧な人形になってしまっていた。相手がカバンの中で見かけた精巧な人形と同じ状態になってしまっているようで呆然と自分の手を見つめることしか出来なくて)
6958:
検索 [×]
2024-10-28 11:16:09
ひとまず事務所に戻って検索…、? …もしかして、翔太郎かい?
(ド.ー.パ.ン.トを取り逃したということもあるが何より相手が行方不明になってしまった動揺の方が強い。あの妙な布のような能力で連れ去られたのなら一旦今見た光景をキーワードに検索するべきかと口に手をやりながら必死に考えを巡らせていれば下の方から妙な音が聞こえて視線を地面の方にやる。そこには彼女が残していったのであろう木製の人形が立っていた。まるで生きているかのように腕の関節を動かして手を見ているような仕草をしているのも異様だが何より相棒そっくりの服装をしていて惹かれるようにその場にしゃがみ込む。そっと掌の中に収め自分の胸辺りの高さまで持ち上げてじーっとその姿を観察する、瞳には宝石のような紫色が埋め込まれ頬の赤みなどデフォルメされている所も多く見られるが髪型や髪、服装からしても相棒そっくりだ。試しに優しく頬のあたりを触れてみるが手触りからして材質は木のようで繊細に作られた体は簡単に壊れてしまいそうだ。。あり得ない現象ではあるが女性の言っていた内容、そして失踪者の姿にそっくりな人形を持っていたことを思い出すと一つ浮かんだ考えを確かめるように問いかけて)
6959:
探偵 [×]
2024-10-28 12:28:28
ぬぁっ?!…っ、もしかしても何も正真正銘俺だ、ろ…
(自らの体がありえないサイズと材質になりしかし自由に動ける事に頭はパニックになって呆然としていたが巨大な何かが近くにやってきてそのまま体が宙へ浮くと思わず声を挙げる。動きが止まって顔をあげれば目の前いっぱいに相手の姿が広がっていて呆気に取られてしまった。至近距離で見つめて相手を視界いっぱいに収めることはよくあるが今は視界いっぱいどころかはみ出していて慣れぬスケール感に言葉を失っていた。呆然としていると相手の指が優しく頬へと触れる、きちんと触れられた感覚はあるようだ。相手だからこそ乱暴に触れられないと分かっていて安心して手の中に収まっていられるが、これが他人だったら巨大な手で握りつぶされる可能性もあるわけでその時を想像しただけでも寒気がする。相手の問いかけには困惑混じりに答えようとするがその前に相手の瞳のなかに自分の姿が写っているのに気がついて体を乗り出し瞳を鏡替わりに覗き込む。そこで自分の瞳が宝石になり多少デフォルメされた姿になっているのに気がつくと「なんだこれ!!」と再び叫ぶことになった。思わず自分の頬に手を添えてみるとカランと木製のもの同士がぶつかる音がして頬も硬い、相手の瞳に写った姿と相手が叫んだ言葉が繋がってスっと体温が下がっていくのを感じると「もしかして俺、人形になってんのか?」と問いかけて)
6960:
検索 [×]
2024-10-28 14:07:57
…ああ、可愛らしい人形になってしまったようだね。恐らくあのメモリは人を人形にしてしまう能力だ。さっきのように人に道案内をさせて不意に能力を使って人形化、小さくなってしまえば持ち運びも容易でカバンにも隠してしまえる。これが今回の失踪事件の手口だろう
(人形になった相手を持ち上げると間の抜けた声があがっていて高さを合わせる為にも手のひらの上に乗せる。言葉を失う相手の頬を撫でると慣れた柔らかさや温もりはなくて木製の固さが伝わってくる、変化はしているが間違いなく相棒そのものだ。困惑交じりに言葉を返されるが慌てて目の方に近づいてきて覗き込まれる。そこでようやく自分の姿に気付いたようで見慣れたようなリアクションを取る相手の問いに素直に頷いた。相手が人形になってしまうという異常事態ではあるが犯人の手口は掴めた。先ほどの相手同様に親切に道案内に応じた人を場所と日傘の死角で人形にしては『コレクション』のために持ちかえっているのだろう。今までの疑問点が解消される一連の推理を口にするが相手が手のひらサイズになったのが物珍しくて観察するような視線を送り続ける。事態の解決のため「君も含め失踪者を元に戻す為にもコレクションされている場所を探さなくては」と次の方針を決めながらもその目にはすっかり興味や物珍しさに対する光に輝いてついその身体をつんつんと軽くつついてみて)
6961:
探偵 [×]
2024-10-28 17:29:49
っ、可愛らしいは余計だろ!…あぁ、彼女は自分が作る世界に善人だけを招くって言ってたが、それが人形にして攫うって事だったってわけか。彼女は俺を探してるはずだ、なら、…おい、
(人形になってしまったのは事実だが余計な一言がついていればとりあえずツッこんでおく。とはいえ見た目は完全に玩具屋で売っている人形だ、キラキラの目に可愛らしいフォルムはハードボイルドから程遠い。もっとカッコイイ人形にしてくれれば良かったのだがこれも彼女の好みなのだろうか。だがこれで真相はほぼ掴んだと言える、相手の推察に同意するよう頷いていたが傍にいる巨大な相手の顔はじっとこちらを見つめていてそれに気づかないフリをして返事をした。人形にされた直後彼女がこちらに手を伸ばしたのをみるに自分もコレクションのひとつのはず、自分は彼女が作る世界とやらに招待される側できっと彼女はそれに執着するはずだ。真面目な返答をしようとするものの相手の目は相変わらずこちらを向いていてしかも好奇心で煌めいている、話している途中で体をつつかれると思わずその指を両手で抱えて静止した。こちらに触れる手を止めるのも元の体では片手ひとつで足りるが今は全身を使って止めなければならない。確かに緊急事態のはずなのに相変わらずな相手に呆れるようにため息をつく、だが体からはやはりコツコツと本来の人体からは出ない音がしていてマジックテープ式になったジャケットを音を立てて剥がし、さらにシャツ部分もベリという音と共に捲ると布の下からは木製の体が出てきて「ほんとに人形だな…」とペイントされた体のラインも含め複雑な顔で自分の体を観察しており)
6962:
検索 [×]
2024-10-28 18:13:38
何とも悪趣味な能力の使い方だ。…その体では容易に逃げることは出来ないし朽ちることもない、そして不要になれば処分出来るという算段だろう。 君を探しに来た彼女を捕らえたい所だけど…どうやって探そうか。
(相手から不満そうな声が上がるがその可愛らしい姿も女性の好みなのだろう。好ましいと思った人物を無理やり人形にしてしまって自分のモノにする、失踪者の数を思えばそれなりの人が人形にされていそうでその手口や考えを悪趣味と称した。こちらが指先でつついてみると相手はそれを両手どころか腕で抱えるような形で止める。その姿は何とも可愛らしくてつい表情は緩むがこれでは二人で一人の探偵業に支障が出てしまう。相手がため息をついて着せ替え人形のような作りの服を剥がしてその布の下を見る。どうやらそこも人形らしい体のようで複雑な顔をする相手に人形化させた目的を推察する。彼女は人形を大切に扱っているように見えたがこの体ではちょっとしたことでいつ壊れても可笑しくない。人形にされたであろう他の失踪者のためにも相手を手に乗せたまま立ち上がり行動を起こそうとするがあの交差点ぐらいしかアテは無く、また人形になった相手をどう一緒に捜査するか悩むと意見を求めるように視線向け)
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