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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
6743:
探偵 [×]
2024-10-07 07:48:58
…、……あそこに宝箱あるな
(手を繋いだまま二人で迷路を進んでいく、今までとは違う歩き方に特大に嬉しいのにそれ以上にこの気持ちをどう処理していいのか分からなくて思考が落ち着かず同じくらいに心臓が早い。相手のことをいろいろと考えてしまうが相手から手が繋がれてこちらが握り返して、そのまま繋がっていることがただひとつ事実としてここにある。相棒ではしないこの距離を相手も望んでいるのだろうか、このままでいたいと相手も願ってくれているだろうかと迷路を進みながら考えるのは相手の事だけだった。道を覚えながら迷路を進んでいけばやがて出口へとたどり着く、自然と相手はこちらへと向いてようやく目があった。顔を合わせたもののお互いどこかぎこちなくて落ち着かない、今までならこのタイミングで気まずさに負けて手を離していただろう。だがこの迷路を進む短い間でこの手を離したくないという思いはさらに強くなって逃げ出してしまいそうになる気持ちを抑え改めて相手の手を握る、その目を見つめたまま強く離れてしまわないように。だが見つめ続けるのはさすがに恥ずかしすぎて目を泳がせればその先に宝箱が見えて相手に何か言われる前に手を引いてそちらへと近づく、迷いの森を抜けた報酬としてヒントが書かれたしおりを手に入れ「これでここもクリアたな」といつも通りの会話を続けるがその手は繋がれたままで)
6744:
検索 [×]
2024-10-07 10:42:52
…、本当だ。これで3つ目であと一つだね。
(相手と目を合わせると思わず固まってより一層何も言葉が出なくなる。嬉しいや照れ臭い、もしかしたらと膨らむ気持ちでいっぱいになって逃げたくもなってしまうがそれを引き留めるように再度手を握られると瞳を揺らす。自分もこの繋がりを無くしたい訳ではない、寧ろずっと繋がりたい気持ちが強くて目を泳がせるのを見ればこちらからも強く手を握り返した。そうしていると相手が宝箱を見つけたようでそちらに近づく、箱を空ければ森を抜けた報酬なのかヒントの栞が入っていてクリアしたことを今までと同じくクリアしたことを称え合うが手は繋がれたままでこの短い間での変化を強く感じていた。宝の地図をみれば残るヒントは1つ、本来ならばクライマックスに向けてテンションが上がっていく所だが今は終わるのが惜しいと思ってしまっている。それを意識しないように言葉を返しながら先に進む。今度は川のエリアで再び青いシートの上に岩や流木を模した足場が設置している。シチュエーションに倣いその上に乗るが手を繋いでいる状態では距離が空くと動きづらく必然的に二つの足場のギリギリ端に乗るか一つの足場に二人で乗ることになる。それにまた落ち着かなくなりつつ、このエリアは二択問題の正解の方に進んでいく仕組みのようで少し先には4つの箱がある。あの中のどれか一つに栞が入っているのだろう。『この巨大迷路は2-2の出し物である。〇は右、×は左』という一問目には「ここは2-4だから正解は×だ」と口にしながら手を引いて左側の足場に進んで)
6745:
探偵 [×]
2024-10-07 12:37:45
そうだな。次の問題は……左が正解だな
(この繋がりが途切れないように手を強く握り返すと相手の瞳が揺れるのが分かる、それが決して拒絶でないのは明白でこのまま全てを取っ払って、すっ飛ばして、相手の手を引いて腕の中に閉じ込めてしまいたい衝動に駆られる。しかし今回は羞恥の方が勝って目を逸らす、直後相手からも手が離れていかないよう強く握られると心臓が強く跳ねた。心臓がずっと痛くて煩くて、しかしこの迷路という誰もいない空間だからこそ手が繋がっていることを思えばこの状態がずっと続けばと願ってしまう。とはいえ立ち止まっているわけにもいかずに最後のヒントを手に入れるために川のエリアへとやってきた。装飾された通りに足場をたどり進む、律儀に足場だけを歩く必要も、ずっと手を繋いでいる必要もないのだが今はこの手を離す選択肢は思い浮かびもしなかった。ひとつめの問題が提示されて相手が答えを導くと手を引かれて次の足場へと移る、小さな岩を模したそこは二人で乗れば先程の行き止まりと同じくピタリとくっつく距離になった。布越しに当たる相手の体は先程よりも確実に熱くなっていて戸惑いと嬉しさとで脳内が掻き乱される、自分も同じくらいに熱を持っていることなど気づく余裕もなかった。上手く息ができるのさえ怪しくなって急いで次の問題へと目を向ける、内容は『宝へのヒントは3つだ。〇は右、×は左』で答えを導き出す。左側への足場は少々離れていてしかも小さい岩だ、ひとりならば難なく渡れるだろうが手を繋いで二人でいるなら少々難しい。先に足を目一杯伸ばして繋がった手をその場に残しながら飛び移ると相手の方を見る、手は相変わらず繋がったままで「転けそうになったら支えてやるから飛び移ってこい」とぶっきらぼうに言うと目を泳がせて)
6746:
検索 [×]
2024-10-07 14:24:01
…!分かった、…じゃあ行くよ。
(川のエリアに踏み入れて問いに対して答えを導いていく。問題の難易度は低いものだが代わりにその足場は小さかったり不安定なものになっているようだ。第一問を解いて提示された選択肢の方に進み、相手も後から同じ足場に乗ると落ちないように二人の体はぴたりとくっつく形になり触れる高い体温と匂いを感じるようになる。お互いに意識しているのは丸わかりなのに言葉にしないで進んでいくこの時間が助かるような焦れったいような相反する気持ちが混在してずっと思考はまとまらない。だがここから離れるという選択肢だけは既に無くて次の問題に目を向ける。ヒントの数は4つで左の足場を見ればここから少々離れていて今いる場所より小さな岩があった。本来は一人ずつ通る設計の道で流石にこれは難しいのではないかと疑念を抱いたところで相手が手を繋いだまま足を目一杯伸ばして目的の足場に飛び移る。相手の足だけで足場のスペースのおおよそは埋まってはいるがギリギリに寄って自分が飛び移るスペースを相手が開けてくれてぶっきらぼうにも声が掛けられると難しくてもその声に応えて隣に行きたくなった。相手が支えてくれるならばきっと出来るはずだ。ちらりと目を泳がせる相手に視線を向けてから意を決したように声を掛けると繋がった手を頼りに同じ足場に飛び移る。空けてくれたスペースに何とか片足は乗って着地を果たすも岩を再現した段差と傾斜に足を滑らせ「っ、翔太郎」と焦った声をあげながら体は傾いていき、咄嗟に相手に縋るように繋いだ手を強く握ってもう片方の手も相手の服を掴もうとして)
6747:
探偵 [×]
2024-10-07 17:46:35
っ、あぶね、……、…
(次の行き先は狭い足場でしかも軽く飛び移る必要がある、手を離してひとりずつ渡れば何の問題もないのに敢えて手を繋いだまま二人で進もうとする。互いにこれが非効率的なのは分かっているはずなのに決して手を離そうと言葉にはしない、そんなもどかしいような嬉しいような擽ったいが浮遊感が止まらない時間を過ごしていた。そして手を繋いだままこちらへ飛び移るように相手へ声をかける、これが半分以上相手とくっつくための口実なのは向こうも分かっているだろう。そして相手がこちらへ飛び移ってくるが上手くバランスが取れずに体が傾いていく、声をあげると咄嗟に繋いでいた手を引き寄せて背中へと腕を回すとこちらへ抱き寄せしっかりと捕まえてバランスを取った。気がつけば狭い足場の上で相手と抱き合う形になってぶわりと顔に熱が上がるのが分かる。心臓は相変わらず煩いが抱き寄せる相手の心音も同じくらい強く早い事に気がつくと思わず相手を抱きしめる腕に力が入ってしまう。二人でここを渡ろうとすればくっつくことになるのは分かっていた、そこまでは確信犯だが先程行き止まりでぶつかった時の近さをあっさりと超えてしまって顔を真っ赤にして固まってしまった。だが無言で抱き合うのもそれはそれで耐えられる気はしなくて「…大丈夫か?」と声をかけるのが精一杯で)
6748:
検索 [×]
2024-10-07 19:19:02
…っ、大丈夫、だけど…どきどきして落ち着かない…
(相手に促されるまま相手の待つ足場に飛び移るもバランスを崩してしまう。周りに誰も居らず足場から落ちても何かデメリットや危険がある訳でも無いのに落ちたくないという一心で相手の名前を呼んで手を強く握るとその繋がりを引き寄せられる。同時に背中に腕が回って全身で抱き寄せられ、こちらも縋るように相手の体を掴むと何とか足場に戻ることが出来た。だが落ちないように、落とさないように動けば自然と抱き合うような形になっていてそれを意識した途端耳の端まで赤く染まっていく。さっきよりもお互いに腕を回している分くっついている面積は増えてその体温も息遣いすら感じることが出来てしまう。今まで一番近い距離感で落ちそうになる危機は去ったのにお互い腕を解く気配も無くて寧ろその力を込められて強く相手を感じる。その状態で固まり声を掛けられるとバランスに関しては問題無いと告げるがそれ以上に今はキャパオーバーを迎えていてちらりと相手の方を見るとまた鼓動は早まってしまう。どうしようもなく赤くなった顔を隠すように肩口に顔を埋め、弱ったように本音を小さな声で零して)
6749:
探偵 [×]
2024-10-07 20:06:37
ッ、……そう、だな…でも、俺は……、…あ……
(相手との関係は確かに相棒のままのはずなのに一度腕の中に閉じ込めてしまえばそこから一歩も動きたくなくなってしまう。今二人で迷路にいることも学校にいることも文化祭に参加していることも、全てを忘れてただ相手の存在だけを感じたまま狭い足場の上で身を寄せあっていた。赤い顔のまま相手の方をまともに見れずにいるとこちらをチラリと見る気配があったあとに肩口に顔が埋まって、弱々しくもこちらを頼るようなあるいは縋るような仕草にまた強く胸を掴まれて一瞬まともに息すら出来なくなってしまった。反射的に相手へと回す腕に力が篭ってなんとか酸素を確保するように荒く呼吸する。小さく呟かれた言葉に一度は同意する、しかし本音は違った。心臓が激しく鼓動し慣れない距離にはまったく落ち着かない、だが出来ればこのまま動かずに相手を抱きしめていたかった。それを口にしようとした所で自分達が来た方角から子供の声が聞こえてくる、おそらく後続のグループだろう。さすがにこの姿を見られるのはマズイ、咄嗟に腕を離して体を退くも狭い足場である岩から足が外れてしまった。気がついたときには今まで気をつけて入らなかった川を模したビニールシートの上に立っていて思わず声が漏れる。あれだけ離れがたかった距離も一度離れてしまえば羞恥が勝って思わず顔を明後日の方へと向ける。後ろに追いつかれるのもこの状態ではいろいろと厄介で「とっとと渡りきるか」と呟くように言って)
6750:
検索 [×]
2024-10-07 20:56:27
……あ、…そうだね、あと少しだ。
(相手とは離れたくは無いが思考はずっとパニック状態でそんな顔を隠すように肩口に顔を埋めたがよくよく考えれば更に相手に縋るような体勢だ。そう思えば動けなくなってしまって相手が固まる仕草や荒く呼吸するのを触れ合う体で感じ取っていた。こちらの言葉に相手は肯定の返事がされるもその続きを言おうとするのが聞こえるとゆっくりと顔をあげる。だがそのタイミングで背後から後続らしい子供の声が聞こえて腕が離れていけば寂しさに襲われるも相手が岩から足が外れてビニールシートに足がついてしまえば同じように声を零した。そして今が巨大迷路に挑戦している事を思い出して相手が顔を逸らすのを見れば客観視した羞恥が襲いかかってきた。一度外界の様子を認識すると異常だった距離感では居られず離れた体と共に手も解いた。いつもの相棒の場所にどうしようもない物足りなさを覚えるが小さく息を吐いて衣類を整えると何とか普段通りの口ぶりを意識して元のゲームに意識を戻そうとする。落ちてしまった相手の代わりに三問目も今まで渡った岩の数の問題の当たりの方に進み目の前の箱を開くと最後の栞を手に入れることが出来た。「いよいよお宝探しだ」と未だ目が合わせられないまま告げ、先に進むと最後に遺跡のようなエリアにたどり着く。遺跡の中には王冠や宝箱、金塊や宝石などのお宝らしいオブジェが色々あってこの中の一つが本物のお宝らしい。1つ目と二つ目の栞にある『重過ぎる物はニセモノ』『手で持てるサイズ』から「重しで作られたっぽいこの金塊やあの大きな棺は違うみたいだ」と候補を絞っていき)
6751:
探偵 [×]
2024-10-07 21:49:40
いよいよクライマックスだな。…残り二つのヒントは…
(全てのことを忘れて相手だけを感じながら熱い体を抱きしめる、頭は全く冷静でなくパニックなのにここから一歩も動きたくないという矛盾を抱えていた。しかし二人の世界にのめり込んでいた所に声が聞こえてきて今の自分達の状況を思い出し体を離す、ずっと繋がっていた手さえ離れてしまえば激しい鼓動の代わりに胸が痛むほどの寂しさが襲いきた。それ以上に羞恥に苛まれて相手をまともに見ることさえできなかったが思考だけはグルグルとトップスピードで回り続ける、望んでいた距離が自分の想いを伝える前に叶ってしまって嬉しいやら慌てるやらで全く落ち着かない。しかし一時的なものだったとしても、あの心地は確かに手に入れたいもので相手と居たい距離だった。そして相手がこちらの肩口へと顔を埋めたのを思い出すと鼓動が一段と早くなる、あの距離から相手は離れるどころかさらに近づいていた事実にほぼ確信に近い期待を抱いてしまっている。冷静になれと、焦るなと自分に言い聞かせながらなるべく平静を装って返事をすれば先へと進んで無事ヒントを手に入れると最後のエリアへと進んだ。未だお互いにまともに顔を見ることはできないまま上っ面の会話だけが進む、この迷路で色々なことが起きすぎて早くここから抜け出さなければ冷静さは取り戻せない。相手が栞に書かれたヒントを読み上げ正解を絞っていく、残り二つのヒントは『宝石に惑わされないこと』『丸い形がホンモノ』で、となれば王冠や大粒の指輪は候補から外れそうだ。宝石がついておらず綺麗な丸の形となれば「これか…?」と腕輪を手にして)
6752:
検索 [×]
2024-10-07 22:50:02
至極シンプルなデザインだけど他に条件に当てはまる物は無さそうだ。 持って行ってみよう。
(相手と離れて手も解いても尚その気持ちはなかなか落ち着くことは無いが同時にもっとと求める気持ちもあって上手く考えが纏まらない。相手が言いかけた言葉は何だったのか、もしかしてと募る想いはあるがどちらにしろ聞くのは今ではないだろう。早る気持ちを抑えて最後のエリアに進んで栞のヒントからお宝を探していく。相手が残り二つのヒントを読み上げてその条件に当てはまるのを考えると残ったのはシンプルな腕輪だ。他の煌びやかな宝石や貴金属とは違いパッと見ではそれほど高価な印象を受けないが他の物は皆条件から外れてしまう。二人で出した答えをこの腕輪に決めると鑑定所と称された出口に向かう。待ち構えていた学生にこれがお宝だと腕輪を差し出すと『では鑑定してみましょう』とそれらしい言葉と共に虫眼鏡を取り出して鑑定の仕草を始める。こういうロールプレイも凝っていると関心していると『なるほどなるほど…ではこちらがお宝か発表します』ともったいぶった言い方をされ、相手とならば合っているであろうと思うものの少し緊張してくる。『こちらの腕輪は…古代文明のお宝の腕輪です、おめでとうございます!』と正解が発表されると二人で掴み取った結果に純粋な喜びが湧き上がり「無事にクリアだ、翔太郎!」と嬉しそうな笑みを見せ)
6753:
探偵 [×]
2024-10-07 23:22:15
よし!流石は……流石は俺の相棒だ
(未だ気持ちは落ち着かないものの締めくくりの謎を目の前に集中しないわけにもいかない。エリア内にはそれらしい豪華な物も置いてあるが4つのヒントに当てはまるのはシンプルな腕輪だけだ。導き出した答えと共に鑑定所へと向かう、鑑定士のそれらしい文言に先程とは違う緊張感があるが二人で共に掴んだ答えならば間違いではいないはずだ。勿体ぶった言い方をされつつ答えが発表されると思わずガッツポーズをしてしまう、笑みを浮かべて相手の方をみれば向こうにも笑顔が浮かんでいてさらに気持ちは高まった。その勢いのままにいつも通り、ごく自然に、お決まりの言葉を言おうとするが一瞬詰まってしまう。誰にも見られない迷路の中で相棒以上の距離でいたことを思い出していつもの言葉さえ矛盾してしまうのではと考えが過ぎる、だが今はまだこの呼び方の方が正しいだろうとまた悶々と考えてしまいそうになる思考を振り切ると相手を相棒だと称した。その関係は変わることはない、これからもずっとそうだろう。問題はそれ以上を積み重ねるかどうかだ。鑑定所を抜けて廊下へと出れば文化祭の喧騒の中に二人で並ぶことになる、その中では当然あの夢のような距離ではいられない。結局はまた相手のことを考え出してしまいそうになって迷路を踏破する以上のことが起こりすぎていろいろと気を落ち着けるためにも「ちょっくら休憩すっか」と提案し)
6754:
検索 [×]
2024-10-08 00:17:14
…ああ、そうしようか。中庭の模擬店で何か買って過ごすか展示スペースに行くか、…いつもみたいに屋上に行くっていう手もあるね。
(二人が導き出した答えが正解だと分かれば落ち着かない気持ちも一旦は忘れて顔を見合わせ笑みを見せる。相手からも無邪気なガッツポーズと笑みが返ってきて満足感は高い。その流れに任せて相手がいつものフレーズを言おうとするがその言葉が途切れる。その後に続くであろう相棒という関係性に相応しくなかった距離感のことを考えているのだろうか。だが今は明確に踏み越えた訳では無い。相手もそう判断したのかお馴染みのフレーズが告げられると安堵とまた言いようのない感情が募った。巨大迷路をクリアして廊下に出てくると人々賑わう文化祭の空気の中にまた戻ってきて隣に並ぶ。こうやっていつも通りに戻れば先程のことが夢だったのかもしれないとさえ思えてくるが僅かに触れた体温の高さを覚えていた。そんな中相手から休憩の提案をされると素直に頷く。休憩ならばどこか座って気を落ち着かせられる場所が良いだろうと行き先として露店的な形で模擬店が並ぶ中庭、写真部や書道部などの作品が並ぶ展示スペース兼休憩室の特殊教室の候補をあげ、最後にぽつりと普段二人で使い、今日も人の立ち入ることのないであろう屋上の存在を何気なく候補として呟くとちらりと相手の様子伺って)
6755:
探偵 [×]
2024-10-08 07:50:45
……なら、中庭でなんか買って屋上いくか
(二人きりの空間でいつものラインを飛び越えた場所に行ってしまい平静を装っているものの未だに心は落ち着かない。早いところいつもの空気に戻るために休憩を提案したが、相手から屋上の選択肢が出るとまた一瞬固まってしまう。屋上は自分達しか知らない場所、決して人が入ってこない二人きりに慣れる秘密のサボり場だ。そこを候補に挙げられると相手が迷路の時と同じく二人きりになるのを望んでいるのかとまた淡い期待が胸に募る、相手と抱き合ったあの瞬間の熱を必死に冷まそうとしていたがその必要はないのだろうかとまた思考が揺らいだ。考えすぎで脳内がショートしてしまう前に模擬店に行って買い物をしてから二人きりの場所へ行くことを提案する。せっかくならば文化祭特有のものを買ってそれをゆっくり堪能するのが良いだろう。ようやく相手の方を見て行こうと目で合図すれば中庭へ向かって歩き始める、パンフレットを開いて模擬店のページを開けば「スムージーとかタピオカとか、あとはソーダフロートもあんな」と浮ついた心を必死に抑えながら普通の会話を続けて)
6756:
検索 [×]
2024-10-08 10:29:01
、それが良さそうだ。いろいろ種類はあるみたいだけど…このソーダフロートにしようかな
(休憩する場所として幾つか候補をあげるがその中で人が入ってこない二人の秘密の場所を口にすれば相手の動きが固まった。文化祭の賑わいで人が多い場所では十分に休めないだろうとか今日は風が気持ちよさそうだからと屋上をあげた言い訳は色々浮かぶがあの迷路の中と同じように二人きりの時間を延長したいという想いが一番強かった。きっとそんな御粗末な取り繕いも相手にはバレているだろうがその上でどんな反応が返ってくるか様子を伺っていると中庭に寄ってから屋上に行く提案がされて嬉しさや羞恥がこみ上げた。勿論その案に乗っかる返事をしながら合図を受けて中庭へと移動を開始して相手が開くパンフレットを覗き込む。室内の教室を使うものはコンセプトをしっかりとした店が多いが模擬店がガッツリ飲食物の味や種類で勝負の所が多い。気になる物を確認していると涼し気なソーダにアイスの乗ったソーダフロートのイラストに妙に惹かれてそれにすることにした。階段を降りて中庭に向かうと模擬店の並ぶ通りは校舎内よりも一段と人が多くて本物の祭りのような状態だ。店にも行列が出来ている所も多く分かれた方が効率的だと考えれば「それぞれ欲しい物を買ったらここに集合にしようか」と提案して)
6757:
探偵 [×]
2024-10-08 12:36:48
あぁ、そうしようぜ
(中庭に寄ってから屋上へ行くことを提案すると当然のように受け入れられて心臓は早鐘をうって落ち着かない、相手から提案されたことではあるがこれから二人きりの場所に行くのだと思えば嬉しいような緊張するような様々な考えが脳内で渦巻いた。パンフレットを広げれば相手はソーダフロートに興味を引かれたようだ、二人で別れて買い出しに行くよう提案されると頷いて模擬店の方へと歩いていく。相手と一緒ならともかくひとりでは可愛らしく宣伝されている飲み物を買う気にはなれず結局はペットボトルのコーラでも買おうかとフラフラと歩く。その間隣にすら相手がいないことに強い寂しさを覚えて無意識に目線が下向きになった。先程まであんなに近くに居たのにとまた考えが巡る、早いところ目的のものを買って帰ろうと中庭の端にある自販機に向かおうとした。しかしその途中で『あ、左!』と声を掛けられそちらの方を向く。どうやら隣のクラスの連中らしく表の看板にはタピオカの文字が並んでいる。こちらへ呼びかける一群の中には先程自分達の喫茶店で写真を撮りたいと声をかけてきた女子もいて彼女は隣のクラスメイトに背中をつつかれている。意図を察して「買わねぇぞ」と言うも冷たいだの売上が厳しいだの空気読めだの散々言われてしまい結局は購入する流れになってしまう。彼女がおずおずと差し出すタピオカミルクティーなる全くハードボイルドでないものを受け取ると彼女は直ぐにこちらから目を逸らしてしまった。その動作には何処と無く覚えがあって脳裏にまた相手のことが浮かぶと顔に出てしまう前にそそくさとその場を離れる。結局は不本意な飲み物を持たされ集合場所へと戻ってきて)
6758:
検索 [×]
2024-10-08 14:14:20
……君にしてはなかなか珍しいチョイスだね
(屋上に持って行くものを買いに行くため一旦解散してそれぞれ行動する。自分が目をつけていたソーダフロートの店はその涼やかな見た目から人気のようでそこそこの人が並んでいるようだ。その最後尾に並んで順番を待つが一人では特にやる事もなく相手といればこの間も話が盛り上がったのではないかと考えが巡る。一旦落ち着くために別行動を提案したのにすぐに相手のことを考えてしまうのだからどうしようもない。頭を軽く振って他にもある出店の品揃えや調理風景の方に意識を向ける。そうしていれば自分の番がやってきて綺麗な青色が映えるソーダフロートを注文する。透明なカップに青色のソーダが注がれてまん丸のバニラアイスが浮かぶ姿は何とも綺麗で人気なのも頷ける見た目だ。スプーンのついたストローをさして貰い商品を受け取ると集合場所に戻ろうとした所で隣の店の冷やしパインというワードと並べられた串刺しのパインに足を止める。理由は明確には分からないもののその黄色に心惹かれると心が動くまま店先に赴いて冷やしパインを購入した。ソーダフロートの青色と冷やしパインの黄色が揃うとしっくりきて両手にそれぞれ持ったまま集合場所に向かう。近づくと既に相手が先に到着していたがその手元には見慣れないものがあり、パンフレットにあったタピオカミルクティーなるものであると気づくとハードボイルド探偵を気取る相手にしては物珍しいと驚き交じりで声を掛けて)
6759:
探偵 [×]
2024-10-08 18:05:43
隣のクラスの奴らに無理やり売りつけられたんだよ、ったく……お前の方はなかなかトロピカルだな
(片手にハードボイルドに似つかわしくない飲み物を手に待っている間も右隣がポッカリと空いているとずっと落ち着かない。かつては学校にほとんど行かずひとりでパトロールもしていたというのにいつの間にか相手が隣にいるようになって今や居なければ物足りなくなって、現在は隣にいない事に苦しささえ覚えている。なるべくいつも通りに相手を待っていたいのに無意識のうちに何度も周囲を見回して相手を探していた。ようやく集合場所に現れた相手の両手には青いソーダフロートと予定になかったパイナップルが収まっていてあまりにも涼やかな組み合わせに思わず笑ってしまう。特に決まっているわけではないのにその青と黄色の組み合わせが自分達を表しているような気がした。一方で相手はこちらが甘ったるい流行りの飲み物を手にしていて驚きの顔を浮かべる、分かりきっていたことだがあまりにも自分のイメージとは合わないのだろう。ため息混じりにこれの訳を説明すると当の店舗をチラリと見やる、無理やり売りつけられたのならこちらの店に来いと約束を取り付けるべきだったかもしれない。必要なものが揃えばここにいる必要もない、二人きりの空間へ行くことが出来る。なるべく何気なく「よし、屋上いくか」と声をかけるも胸は浮ついて落ち着かないままで)
6760:
検索 [×]
2024-10-08 18:59:52
なるほど、そういうことか。…、ちょうど冷たい物が食べたい気分だったからね。…ああ。
(両手に買ったものを持って集合場所に現れると相手に笑われてしまう。そこまで変な組み合わせではないはずだが代わりに相手の持つタピオカミルクティのことを指摘するとため息混じりにその理由が説明される。声を掛けられて断り切れなかったのだろうと容易に想像がついて小さく笑いながら納得を示す。だが相手が見た店先にさっき写真の撮影を頼んだ女子生徒が混じっていれば何か接触があったのではないかと変に勘繰ってしまいそうになる。一瞬間が空くもソーダフロートとパインを買った理由を説明して、相手から屋上に行く声掛けがされると二人きりの場所に行くという事実にまた鼓動が早くなっていきそうだった。応えるように返事をしてから相手に続いて校内に入る。階段を登っていけば文化祭の賑わいの中を突っ切ることになるがさらに進んで展示や模擬店をしていない最上階に着けば人は殆どいない。そこからいつものように屋上に続く扉を開いて外に出れば二人だけの場所に着いた。その事を意識すればまた動けなくなりそうで普段の定位置にドリンクなどを持って座り「文化祭の様子を眺められる特等席だね」と何気なさを装いながら声を掛けて)
6761:
探偵 [×]
2024-10-08 20:29:07
……あぁ、いい笑顔してやがる
(クラスでの飲食店や出し物は下の階に集中していて上の階は展示の方が多く階段を上るにつれて人気はなくなってくる、本来行けないはずの屋上前の踊り場となれば当然人はおらず、屋上にでればそこは二人きりの空間となった。天井はなく空が広がり眼下には学校が広がる開放的なスペースのはずなのに相手と二人きりというその一点だけで先程の迷路のことが頭をよぎって体を硬くする。ひとまずいつもの定位置である相手の左隣へと座る、あくまでもいつもの距離感、すなわち隣には座るが体は接触しない位置だ。これが平日ならば運動部がトレーニングする姿やとっくに始まっている体育の授業を眺めるところだが今日目の前に広がっているのは文化祭の光景だ。いつもより笑顔が溢れる光景を見ればその瞬間だけは緊張も解けて行き交う人々を見つめながら笑みを浮かべる。この街の人が笑っている事ほど良いものはない。学校行事なんて面倒なだけで相手と一緒にいる以外に楽しみなんてないと思っていたがどうやらそうでもないらしい。文化祭を眺めながらタピオカミルクティーを啜ってるみる、甘いミルクティーの中に時折丸いモチのようなタピオカが混ざってきて噛んでみるも「こいつ自体にあんまり味はねぇな」とカップの底に沈んだ黒い丸を眺めて)
6762:
検索 [×]
2024-10-08 20:59:18
確かタピオカ自体はキャッサバと呼ばれるイモのでんぷん質を加工したものだからあくまで食感を重視した食べ物なんだろう。甘いミルクティーに入れるのも飲み物の味でカバーする為だろうね
(こちらが座れば相手も定位置の左隣に座る、いつもの距離感だ。何処も混んでいる文化祭の中で広々と使えて文化祭を楽しむ皆の姿を見られるのは間違いなく特等席と言えるだろう。ここから見える人々の幸せそうな景色よりそれを見て同じように嬉しそうに笑う相手の横顔をこっそり見ながら冷やしパインに齧り付く。さっぱりとした甘みと冷たさが口に広がって家で出てくるフルーツよりも美味しく感じられた。続いて移動の時間でソーダフロートのアイスが少し溶けてソーダと混ざり合った所をストローで飲んでいれば相手もミルクティーを啜る。巷では大流行しているようだが飲んだことが無く興味は惹かれるもののまた間接キスになると思えば躊躇われて相手の呟きに以前調べた情報を説明する形で返す。あれだけくっついて熱されていた体も時間が経って大分落ち着いていてアイスを一口分すくって口にすればこちらもまたひんやりした甘みに「幸せの味だ」と口元緩めながら呟いて)
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